「戦国期、『武士のうそを武略という』などといわれて騙すことが政略とされたが、
しかしそれは相手が敵国であるばあいに成立した。
豊臣家は敵でなかった。家康にとっても諸大名にとっても、旧主家であった。
それをほろぼそうというのも、江戸政権の基礎をかためる上でやむえないことであったかもしれないが、
しかし家康はそのやり方を選ぶべきであった。かれが後世、
悪人然とした印象を庶民に植えつけてしまったのは、
この時期のやり方が、政略でも戦略でもなく、
単なる犯罪計画で、かれ一人がそれを樹て、実行したところにあるであろう。」
『城塞』より
前スレ
司馬遼太郎をあれこれ語る 26巻目
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1260185052/
ウルトラマンの子供はウルトラ○ンコ
>>4 ウルトラマンコスモスというのが実際にあったぞ
先に言っておくがここは隔離スレだ
まともな司馬の話がしたいなら
>>5に行ってくれ
よく考えたら家康にとって豊臣家は主君と言えないのでは
それよか、織田家を乗っ取った秀吉の方が悪い
昭和元禄以降の人間だからか、東日本の人間だからか、
はたまた司馬と感性が隔絶してるのか、
"家康の悪人然とした印象"がイミフ
大阪の立川文庫の真田十勇士で敵役だっただけでしょ
それをあたかも、日本全体の庶民が家康を嫌っていたかの様に書く司馬という男は………
>>10 関西出身の人間だと家康を嫌いなのかもね
俺も司馬の家康嫌いには「何故ここまで?」と疑問だった
嫌いと言うより、徳川幕府が封建主義で日本の発展を遅らせたという
変な思想を信じてたんだろ
途中でその考えがあまりに稚拙で破綻したから、方向転換したんで分かり辛くなってるだけだよ
うーん、思想ねえ・・
この人の場合、家康に関しては一貫して否定的な立場だからそういうもの信じていたのかな・・
>>12 自分は藤沢周平の信長嫌いが理解し辛いけど司馬さんの家康嫌いは理解し易いぞ
「城塞」だけで言えば、善悪と言うよりほとんど最後に幸村に追いかけれる
以外は家康の思い通りにことが運ぶことの方が変に思った
リアルな政治の世界であんなにパーフェクトに個人の思い通りに物事が進むことが有るかよと思ったけど
>>15 逆じゃね?
信長は俺も好きじゃない
最近で言えばブッシュみたいなもんだろ
>>17 藤沢のそれって信長当人にとっては身勝手な話だけどな
大坂夏の陣での徳川側の史料は大本営発表と変わらない代物だからな
まあ、秀吉が織田家を滅ぼさなかったし、家康自身も関ヶ原の前の前田家のように、
主君の母親を人質に差し出せば、許した前例もあるから、初めから豊臣家を滅ぼす気では
無かったと考える方が自然だと思うけど
司馬遼が家康嫌いていうのはどうもピンとこないわ
主役に抜擢してるし普通に描かれてんじゃん
>>21 家康は家康の目線で悪い事やりまくりだからじゃないの?
>>24 >22だけど>23とは別人だよ
司馬さんって家康を初代将軍になる男だけあって出来る男だとは認めていても
他の作家みたいに英雄の中の英雄として描く気持ちにはなれなかったんだろうな
だから徹底的にワルに描いたと自分は勝手に考えてる
>>24 自演がそんなに気になるなら文芸書籍サロンの板に行けって
だれも止めないから
>>26 >27みたいな奴には何言っても通じないよ
ちなみに自分は>25
家康は作品ごとにその時々で都合良く書き分けられてるキャラだと思う
ワルはワルでも「関ヶ原」と「城塞」では魅力の有無なんかがまったく違う
「覇王の家」での家康もそれまでとは断絶があるキャラだし
「城塞」の時は講談にでも出てくるような腹黒の敵役が欲しくて家康をあんなキャラにしてる
「坂の上の雲」もそうだけど、あくまで娯楽小説を書こうとして盛り上げるために
事実をねじ曲げてる所は多いよ
アチキは前スレの最後の方で「自作自演乙」書き込みまくりやんしたが
人様に迷惑書けたくないから、自分のレスにしかしてないでありんすww
今やってるのは昔から居る、謎のヒッキーだぞよwwww
>>29 意図的に事実を捻じ曲げてるとはとても思えないんだけどな
ただ単にその時資料が無かったり、見落としてたことから生じてたんじゃないの?
司馬遼のばあい家康の性格は時がくるまではじっと雌伏してその時が来たら一気にことを起こす
結果腹黒でどの作品も統一されてると思うけどなぁ
別に史実を書き残そうとしてるわけじゃないから
初心者にこういう勘違いしている人が多いけど
「国盗り物語」の信長なんかは母親に愛されなかった息子という設定にする為に
「信長公記」とかにある土田御前が生母を採用しただけだしな
(信長の生母は小嶋御前という説もある)
読む側がアホだから、いつまでもこういう人が絶えないね
燃えよ剣で
司馬遼は薩摩長州が甲州街道にのぼって激突
土方を神奈川に走らせてそこで江原素六と対面させたかったみたいなんだけど
なんかの資料でその場に江原はいないことが確定してるため
あきらめざるを得なかったとなんかで読んだ記憶がある。
司馬さんの作品がきっかけで歴史好きになった人の中には
作品の中で描かれていたことが本当かどうかを自分で確かめる人もいるけどね
そりゃいるだろね
「いるけどね」(キリッ
とか言われても「はい」としか言えないけど
家康は大阪出身の作者だから、自分の子供の頃の娯楽で見たり聞いたりしたそのままで
悪役と思い込んでるだけだという気がする
あんまり大作家だから何か深い理由があって、みたいなことはないんではないの?
>>38 引用文のこと?
確かに文章の言い回しというか、言いくるめ方が上手いから、無防備に読むと
なるほどねえと、思ってしまうんだが、よく読むと全然、筋が通ってない内容だよな
司馬はこういう事が非常に多い
司馬の一番好かれる理由は文章の上手さ、わかりやすさにあるよな
よく読むと「?」ってのはある
引用文以外に、たとえば?
城塞のお夏のウザさは異常
読者サービスで書かされてる感ありあり
書かされてるんじゃなくてあれが司馬の書く女の限界
女に執着あるタイプなら
あの嫁は選ばない
この人の私生活というか家族関係は滅茶苦茶だからな
天才にはつきもののある種の破綻かな
>>47 まぁ司馬さんの息子さんのほうは小学校の校長先生してる訳だし
そつなく生きれたら作家として大成出来なかったかもな
家庭的に苦労した人だもんな
若い頃から親を養わないといけなかったんだし
他人にはうかがい知れない事情があってもおかしくない
再婚の話とか、子供に対する話とか聞くと、この人は人間としてのある種の思いやりが
すっぽりと抜けているようだね
ワザと意地悪くやっているとかじゃなくて、ホントに他者の感情が読めない部分が
あったんじゃないのかな
コミュニケーション能力は低そうではある
大抵の会話場面が、結局はお互いが好き勝手言うだけで終わることが多い
西郷が理解できないとか言って、珍説まで持ち出してやたら騒ぐのも
自分と世間のギャップを気にし過ぎてのことじゃないの?
あと主人公は同じ様なキャラが多いよね
何でもかんでも誰にも相談せず、一人で決めて実行するキャラ
坂の上の雲と世に棲む日日ってどっちが面白いんですか
聞いてどうすんの?
竜馬がゆくで竜馬が脱藩したせいでお姉さんの一人が死ぬ話嘘らしいな
ダマサレタ
そうなの?
本当なら司馬もガセネタつかまされたんじゃ?
よく知らないけど、あそこで自害は暗いから
書きたくて書いたとも思われないんだが・・・
騙されたとか、ガセネタとか、お前等なんか勘違いしてるわ
相撲好きでモンゴル好きの司馬遼が生きてたら
ドルジの件についてどうコメントしてただろうか
司馬は相撲に八百長はあり得ないとか
トンデモなこと言ってたなぁw
実は姉の栄は竜馬が十代半ばには既に死んでいた
だから竜馬の脱藩で死ななければならなかったというのは間違い
まあ、昭和63年に分かったことらしいから司馬がウソついてたわけでも無いんだけど
プロレスはどっちが勝つかは最初に決めておくけど
始まってから終わるまでは即興でやるから面白い
今の相撲は年に15試合×6場所で90も立会いがある
その上120キロ以上の体重の相撲取りがぶつかり合うと実質1トン近い衝撃があるそうだ
八百長でなきゃ半年で全員体壊して廃業だわいな
八百長って言っても、場所前の稽古なんかで調子を比べてから強い方が用心で金を払うんだから
実際に戦った時と結果は変わらないしな
最近やめた横綱は八百長断った相手をコテンパンにノしていた
結局真剣勝負しろとか叫ぶ方がタダの世間知らずなの
おまいらエラソーに相撲語るからには
飯嶋和一『雷電本紀』は読んだんだろうな
相撲を取ったこともない人間が相撲を語れる不思議
けど、小説家も同じ様なものか・・・
お前だって小説も書いたこと無いのに語ってるだろ
(…2ちゃんねるへの書き込みなら自分も経験あるぞ!)
そして住人たちは、互いのレスを語り合い続けたのでした
メデタシメデタシ
>>63 舞の海に息子(好きな作品は竜馬がゆく)を抱っこして貰った事はあるがな
竜馬がゆくの最初のころは剣道しててスポーツ小説っぽかった
正直あの小説でその辺りだけは好き
その後の革命ゴッコは正直気色悪かった
面白いのは大久保の畳の話くらいか
ところでどうして「龍馬がゆく」でなく「竜馬がゆく」なんだ?
"坂本竜馬"と"福田定一"の画数を数えてみ
同じだべ
この話題振ってる奴、毎回同じなんだろうな
このスレ3分の2は過去スレからのコピペだもんな
つーかなんでその昔のネタが一番食いつきがいいんだw
全然画数違うぞ
数えて損した
「街道をゆく」の表紙って、空のような変な表紙にリニューアルしたかと思えば、
再び最初の風景写真をアレンジしたタイプに戻ったのね
空のやつはよほど不評だったんだろうなあ
街道をゆくてどんな感じのエッセーなんだ?
他の司馬エッセーと大きな違いや特徴てある?
街道の話題はこのスレでは禁句なんだぜ
まあ、絶対現地取材に行ってるくらいで、別に他のエッセイと比べて優れてるって訳ではないな
オチらしいオチがない時も多いし、ただ内容は多彩なんで自分は色々な日本語表現を知る勉強で読んだ
もしも後に、私の仕事で残るものがあるとするならば、
それは『街道をゆく』かも知れない。
作家・司馬遼太郎は生前、そう語ったことがあったという。
全然具体性の無い、ハッタリそのもの
高知に行った時には少しだけ役に立ったな
おれはむしろ「他の司馬エッセー」がだめだ
学者になろうとしてるのか、妙に糞真面目で面白くないよな
たしかにエッセイ読んで、自分が別に司馬遼太郎読んで勉強したい訳でない事に気づいた
対談は好きなんだけど
88 :
無名草子さん:2010/02/08(月) 17:24:25
作家人生の後半で短篇書かなくなって、ああいう歴史読み物書くようになって
話に切れが無くなっていった
ただ他の作家でも長く現役でいられた作家は事実重視に変わっていくから
それも仕方がないという気がする
89 :
無名草子さん:2010/02/12(金) 12:12:20
命日age
つ 菜の花
91 :
無名草子さん:2010/02/12(金) 15:04:56
今日が命日か。
講演録が一番好き
講演録は読みやすくていいね、後の方の巻になると話のネタが被るけど
93 :
無名草子さん:2010/02/14(日) 09:42:25
司馬先生の言葉に「人間にとって、その人生は作品である」というものがありますが
この言葉の出典を探しています
書名を知っている方がいたら教えていただけないでしょうか?
『バレンタインの釣り人』
つーか大した台詞じゃねーな
あんまり使わない方がいいんじゃね?
96 :
無名草子さん:2010/02/14(日) 10:09:39
>>93 出典は失念いたしましたが、「フランス人は人生を舞台に見立てている」といった常套句のもじり、いな、
むしろ常套句そのものであるのかなと思います
「司馬先生の言葉」などと持ち上げては、ひいきの引き倒しではありませんか?
この頃司馬に厳しいなw
でも司馬信者はなんでも司馬が創作したと思い込む悪い癖があるからな
よっぽど他の書物を読んでいないのだろう
司馬に厳しいというより、全肯定全否定のどっちかのレスが多いんで
それの逆の意見を、つい書き込んでしまう
最近はいきなり司馬を批判する書き込みがないんで、別にかばう気にならない
100 :
旭川の自称美女:2010/02/14(日) 14:46:44
先ほど、ウィキペディアの『世に棲む日日』の項目にドラマ欄を作りました。是非読んでください。
読んだ
ウィキは結構長編作品でも編集中が多いな
102 :
無名草子さん:2010/02/16(火) 20:20:41
自分にとって司馬作品ほど再読に耐え得る本は無いのですが、
みなさんは何度も読むほどの作品ってありますか?
別に司馬に限らず参考に教えてください。
>>102 「花神」は辛い事あった時に読んで
「ようし、頑張るぞ!」と心の栄養剤にしている
戦う司書と恋する爆弾
戦う司書と雷の愚者
戦う司書と黒蟻の迷宮
戦う司書と神の石剣
戦う司書と追想の魔女
戦う司書と荒縄の姫君
戦う司書と虚言者の宴
戦う司書と終章の獣
戦う司書と絶望の魔王
戦う司書と世界の力
>>102 そういう質問やめろや
際限なくスレに関係ない話が続くぞ
106 :
無名草子さん:2010/02/16(火) 21:23:46
眠狂四郎無頼控
眠狂四郎独歩行
眠狂四郎殺法帖
眠狂四郎異端状
眠狂四郎孤剣五十三次
眠狂四郎虚無日誌
眠狂四郎無情控
逆に胡蝶の夢は伊之助の世間との摩擦や関寛斎の晩年の自殺が余りにも救われない気がして
どうしても再読する気になれなかったが、こないだ読んでみた・・・まあ普通に面白く読めたわ
胡蝶の夢と菜の花の沖は、一巻さえ凌げば後は楽だね
主人公をいじめにかかるくだりは何度読んでも辛い
好村兼一著・行くのか武蔵
縄田一男氏、絶賛!『好村版「宮本武蔵」』の登場は、掛け値なし、剣豪小説の一つの事件といえよう』
剣道八段、パリ滞在の大型新人が描く傑作長篇!
あなたは今まで誰も見たことのない巌流島の目撃者となる!
記念館に行かないと見られないのは不便だな
会員制ウェブを立ち上げて、ネットでも見られるようにして欲しい
料金は記念館入場料と同額の月額400円ならおk
街道をゆくで、アウシュビッツのナチの下士官扱いされた小諸城の食堂の店員が気の毒だから困るw
後で市の偉い人とかからめちゃくちゃ怒られたんじゃないか
117 :
無名草子さん:2010/03/07(日) 22:41:04
今、義経読み終わったんだけど。これどうなの?
なんかジャンプの打ち切り漫画みたい。最後まで書けば良いのに。
あと前半伏線はってた那須与一とかなんだったの?結局出てこなかったし。
やっぱ司馬は幕末の小説家なのかね。ところどころ盛り上がるんだけど
義経は肝心な所が駄目だった気がする。
結局小説家というより歴史の資料を発表してますって感じだよね。司馬って。
118 :
無名草子さん:2010/03/07(日) 23:48:35
>>117 義経と頼朝をあれほど的確に書き分けた小説はない。
なんかそれまでの二人の関係や人間像って妙に情緒的にボカされて
よくわからなかったんだよな。
お涙ちょうだい系や日本人なら分かるだろ的な共通感覚を前提としたものばかりでさ。
司馬は人間の本質を的確に掴んでカテゴリ分けする天才だということがよく分かる名作だと思うな。
119 :
無名草子さん:2010/03/08(月) 08:20:38
そうかな?すごい違和感あったんだよねあの解釈。
まるで板東人は全員同じ考えでみたいな感じが。
それと頼朝と政子あたりが意地汚くてそこあたりは読んでて不快だったな
後小説としてアレだけ伏線はった那須与一と平泉をカットするのはどうなん?
司馬作品は結構読んでるが結局最後はみんな一緒な気がする。
なんかもっとハッピーエンドで終わる小説ないの?
そんなに熱心に釣られても、はいその通りでございますとしか言いようがないけど。
多分、あなたは司馬遼太郎を読むには大人になりすぎてるんだよ。
今なら、歴史学者の本でも一般人に読みやすい本が沢山あるから
そういうの読むか、ラノベみたいなハッピーエンドしかない本を読むかどっちかにしたら?
>ラノベみたいなハッピーエンドしかない本
無知だな
義経が頼朝殺して鎌倉幕府の将軍になってハッピーエンドか。
ハッピーエンドに近いのなら「功名が辻」があるだろが
>>123 意地悪だな君w
ハッピーエンドで終わってる司馬小説なんて、新史太閤記と風神の門ぐらいじゃないか
基本、司馬は非業に死ぬヒーローが好きだし
司馬に限らず、昔の娯楽小説はあまりハッピーエンドってないよ
126 :
119:2010/03/08(月) 19:46:26
今まで読んだのでは燃えよ剣がハッピーエンドっぽい気がする。主人公の願いがかなったわけだから。
後はどうなんだろう?いろいろ読んだけどあんま話の内容が頭に入らない事が多いんだよな。
司馬小説って要らない情報が多すぎて。文中に
竜馬が行く 国取物語 世に住む日々 11番目の志士 項羽と劉邦
関が原 城塞
あたりは読んでるんだけど似た印象なんだよな。
燃えよ剣が気に入ったのなら単純にフィクションとしての完成度が気になるんだと思う。
海外文学とか読んだら?日本の文学と違ってエンターテイメント性も高いよ。
いや、そもそも彼は文学に向かない
129 :
119:2010/03/09(火) 00:12:57
なんかな、ハッピーエンドじゃないにしても最後に盛り上がりを求めてしまうというか、
義経なんてアレで終わるんなら壇ノ浦で終わらせてほしかったぐらい。
まとめると、「じゃあ自分で書けよ」ですね
やはり和みますな。
司馬遼太郎の歴史小説は単純化して言うと西部劇や七人の侍みたいな、前半に登場人物の紹介をして
後半に派手なアクションの山場を作る構成で、それが済んだらさっとエンディング。
しかし実際の作品がグダグダになってしまうのは小説の目的がそこにある訳ではなく、当時の人の考えや政治情勢を書こうとすることに
重きを置いていて、客引きの部分と主題が分裂しているから。
燃えよ剣は他の作品と違って、新撰組の外部の情勢を意識的に排除しているからまとまりが良い。
133 :
119:2010/03/09(火) 22:05:07
あんま本とか読まないから評価が分からないんだけど
司馬ってそういう批評家とかの評価ってどうなの?この文体は評価得てるの?
「八百屋できゅうりを買った」
ってだけなのに
「八百屋。 余談だがこの主人駿河の出身で幼い頃両親が離婚している。
余談続く。その後出世し明治に伯爵。」
みたいなのはどうなの?
もうお前が分からないよ・・・
>>133 自分はそういう司馬流の文の書き方が面白くて好きなんだが
136 :
無名草子さん:2010/03/09(火) 23:28:36
>>133 評価は知らんが、あの文体って苦労の末作り出された意図的なものらしいね。
あの式だと定型的な文では表現できないものでも、文体はそのままでごく自然に言えるし
政治から風俗なんでもOKな万能ナイフだと思う。
137 :
119:2010/03/09(火) 23:42:21
>>136 万能なんだろうけど。義経の前には「真説宮本武蔵」みたんだが
この武蔵は小説じゃなくて武蔵がどんな人間だったかみたいな考察なんだが
やってる事は一緒だもんな。
あと書いてるうちに思ったんだけど「義経」ってさイラないこと多かった割りに
頼朝と景時のその後を書いてないんだよな。絶対必要だと思うんだけど・
平家も木曽も義経も栄華は短かったが頼朝だって短いわけだし。
個人的には最後は落馬で終わらせて欲しかった。
138 :
無名草子さん:2010/03/10(水) 07:20:51
>>137 司馬に限らずどの小説もそうだが作者がその主題に必要だと思えば書くし、
必要ないと思えば書かないででしょ。
あなたは司馬に何を期待してるのか分からんが、武蔵だろうが空海だろうがどれもあの伝だよ。
俺はあれが好きで読んでる。
日本に小説が紹介されて100年足らず、今から40年以上前の小説なんだから
あちこちに上手く行ってない部分があってもしょうがない。
欧米の昔の小説も初期の日本文学もあんなもんだよ。
逆にミステリなんかでよく、海外作品の上辺だけを真似た小説が高い評価をされているけど
アラがなくまとまっているだけで、現実の世界と接点もないし、気色悪くて仕方がない。
近代小説・娯楽部門の世界的古典であるデュマの三銃士だって
さぁ始まったと思ったら終わっちゃうんだよなw
小説の不満をここに叩きつけていったい何になるんだろうな
もっと色々な本を読んで自分に合う作家を捜せばいいんじゃないか
口をあけると文句しか出てこない年寄りに何を言っても無駄です
143 :
無名草子さん:2010/03/10(水) 18:54:53
>>139 ん?日本には昔から小説あるでしょ?源氏物語とか
小説にならんの?
新選組血風録読んで、もう40年くらい前の作品だろ
でもうなづけるとこものすごい多かった
後から入ってきたのに威張ってるヤツは評判悪いとかw
現代に普通に通じる
145 :
無名草子さん:2010/03/11(木) 21:44:27
司馬のオリジナルでも読んでみようと思って
風の武士
買ってみたんだけど出来はどうなのかな?話題にならないんで
内容は戦前からある角田喜久雄風の伝奇小説に近いけど、主人公のキャラが現代的
大体もう買ったんだから読むしかないだろw。カマッテちゃん
もしそれが気に入ったなら、司馬遼太郎より柴田錬三郎の方が好みに合ってる
147 :
無名草子さん:2010/03/11(木) 22:22:36
オレ、司馬伝奇好きなんだよなあ。
出来ればずっと梟、風神路線で行って欲しかったと思ってる。
明らかに伝奇的な物語のときの方が文章が冴えてるっていうか、乗ってる感じがする。
例えば後年の翔ぶが如くなんか、ああでもないこうでもない、いややっぱりこうかも、って感じで
思考の過程をそのまま小説化しているよね。
それも司馬節ではあるんだけど、小説としての切れ味が弱くなる。
その点、伝奇物や短編の語り口は実に鮮やかだと思う。
伝奇小説書いてた頃無茶苦茶売れてなかったんじゃなかったっけ
確か大河になって人気が出たはず
それと伝奇小説が衰退したのは、吉川英治や山岡荘八、社会派ミステリの隆盛が原因だから、
司馬が史実を重視した作品を書いたから伝奇小説が衰退したという馬鹿評論家の発言は大嘘
↑馬鹿
縄田一男先生乙w
2chって人が多いようにみえてもスレによっては数人しかいないんだろうな
このスレで何回も同じようなレスをみた
初心者です、みたいな書き込みも毎回同じヤツが書いてるしな
こっちもネタが無いんで、分かってて騙された振りして返事をしているw
そもそもこのスレ、時期により書き込みの多寡はあっても、人が多くみえたことはない
154 :
無名草子さん:2010/03/14(日) 15:09:44
司馬の書いた推理小説とか読みたかったな。なんか書いてないんだろうか。
あの文体で。
155 :
無名草子さん:2010/03/14(日) 22:45:19
司馬の推理小説はだめでしょ。
なんせ書きながら構成自体を考えるタイプだから。
司馬の何が読みたかったって、世界通史、日本通史だなあ。
例えば陳の「中国の歴史」のようなもの。
これはわかりやすい自演だ
151=154=156
大体「豚と薔薇」の話だろ
もう聞き飽きた
さすがにこれほど過疎ってるスレッドで自作自演がないか監視している人間もそうとう気色悪いぞ
ここまで全て俺の自演
なんてな
無理にでもレス数を稼いでスレを伸ばさないといけないと思ってる人がいるようだ
165 :
無名草子さん:2010/03/15(月) 17:13:19
そんなやつおらんやろw
スレを伸ばしたいというよりカマッテちゃんの病気なんでしょ
別に2ちゃんで人と会話したけりゃ、賑わってるところへ行けばいいのに
小説家なら東野圭吾や伊坂なんとかのスレッドとか
やっぱ、変なのが張り付いて、イチャモン言う相手を待ってるよ
俺もウンザリするから書き込みやめちゃったんだけど
なんでそんなにこのスレッドを監視するのが好きなの?
それより、自分から書き込みしようと思わないの
>>167って変な多量の外部リンクで、ここからまともな住人を追い出したヤツだろ
こいつのせいでここは廃墟になったのに、やっぱ性格のねじ曲がったヤツは凄いね
文章の特徴がまったく同じ
こういう自演する奴がすごく気持ち悪いね
154 名前:無名草子さん[] 投稿日:2010/03/14(日) 15:09:44
司馬の書いた推理小説とか読みたかったな。なんか書いてないんだろうか。
あの文体で。
155 名前:無名草子さん[] 投稿日:2010/03/14(日) 22:45:19
司馬の推理小説はだめでしょ。
なんせ書きながら構成自体を考えるタイプだから。
司馬の何が読みたかったって、世界通史、日本通史だなあ。
例えば陳の「中国の歴史」のようなもの。
ID表示のない板で、何をやっとるんかいなw
君たち司馬作品を読んで、何事も学習してないんじゃないかね?
171 :
無名草子さん:2010/03/15(月) 19:39:40
おーい、おれとあんたの文章が似てるらしいぞ
気が合うのかもよ。
一緒に記念館でもいくかい?
ID表示なくてもバレバレだよ
なんでこんな気持ち悪い事するのかわからない
173 :
154:2010/03/16(火) 01:03:21
自演ではないんだけどね。文体もなにもこんな短い文章なら
似てもくるでしょ。
最後に 。 が付いてるぐらいで同じだと思ったのかな?
みんなで協力して二代目司馬遼太郎になろうぜ
>>173 バレバレだから
なんども自己弁護しないでいいよ
気持ち悪いし
176 :
無名草子さん:2010/03/16(火) 13:34:03
もし三国志を書いたなら、だれを狂言回しにしたろう
一応その辺は毎回工夫してたから
普通の人はみんな逃げちゃったから全然話が広がらないな
日本の戦国時代だと藤堂高虎とかが最近は注目度が高い
179 :
無名草子さん:2010/03/16(火) 18:25:38
常元
そこは「項羽と劉邦」と同じ様に書くでしょ
とくに、同姓の司馬一族に関してはかなりkwsk分析しそうだ
話を広げようもない糞ツマランことを書いてまでスレを伸ばしたいのだろうか?
やっぱ、変なのが張り付いて、イチャモン言う相手を待ってるよ
俺もウンザリするから書き込みやめちゃったんだけど
なんでそんなにこのスレッドを監視するのが好きなの?
それより、自分から書き込みしようと思わないの
曹操が主人公だと対袁紹戦くらいであっさり終わりそう
184 :
無名草子さん:2010/03/16(火) 19:11:38
この人に三国志は無理だと思う。
無理かもしれないけど、理由を言わないと話が膨らまない
やっぱ、変なのが張り付いて、イチャモン言う相手を待ってるよ
俺もウンザリするから書き込みやめちゃったんだけど
なんでそんなにこのスレッドを監視するのが好きなの?
それより、自分から書き込みしようと思わないの
187 :
無名草子さん:2010/03/16(火) 19:32:07
>>184 脇役の余談みたいのを三国志でやったら収集付かないと思う。
日本の話じゃないから基礎知識なんかも説明しながらやらないといけないし。
孫権の話をしてるのに気づいたら邪馬台国の話になってそうだわ。
社会の変革期に興味がある人だから
三国志にはそもそも関心なさそう
他のスレで三国志を書きたいって陳舜臣に語っていたとあったぞ
無いものの話を空想で語られてもね
やっぱ、変なのが張り付いて、イチャモン言う相手を待ってるよ
俺もウンザリするから書き込みやめちゃったんだけど
なんでそんなにこのスレッドを監視するのが好きなの?
それより、自分から書き込みしようと思わないの
見えない敵と戦ってるのか
一種のノイローゼかな
一日中スレにいて
>>191こんなコピペ貼ってるんだものな
強迫神経症じゃないのか?
特に書くことも無いのに無理にでも何か話題を探して書かなきゃいけない
障害に苦しんでるように思えるな
やっぱ、変なのが張り付いて、イチャモン言う相手を待ってるよ
俺もウンザリするから書き込みやめちゃったんだけど
なんでそんなにこのスレッドを監視するのが好きなの?
それより、自分から書き込みしようと思わないの
>>180 司馬はペンネームだから、そこまでやるかどうか自分には判らんな
自分が気にいらないレスにはコピペで報復
やっぱ、変なのが張り付いて、イチャモン言う相手を待ってるよ
俺もウンザリするから書き込みやめちゃったんだけど
なんでそんなにこのスレッドを監視するのが好きなの?
それより、自分から書き込みしようと思わないの
まあ自己愛の強い、独り善がりの人間は、自分がおかしいとか、間違っているなどは、思いもよらないことなのだろう。
そのかわりプライドを傷つけられると、強い攻撃性を発揮するな。
200 :
無名草子さん:2010/03/16(火) 22:22:11
吉川英治への対抗意識から武藏の時のように劉備や孔明に肩入れせずに
冷静に分析しつつ、なんだかんだで結局は孫権一族マンセーな流れに。
大体その書き込みオレのが元だろ
相変わらず人を陥れることばかりたくらんでいるなw
孫権は長生きだからあんまり好きじゃなさそう
それと最近の史実重視の三国志じゃあ赤壁の戦いはどうしても盛り上がらんから
やっぱりカントの戦いがクライマックスでその後はエッセイ風であっさり終わるのが司馬遼太郎流でしょ
有りもしない物の話しを妄想で延々と語る症状は何ていう病気?
やっぱ、変なのが張り付いて、イチャモン言う相手を待ってるよ
俺もウンザリするから書き込みやめちゃったんだけど
なんでそんなにこのスレッドを監視するのが好きなの?
それより、自分から書き込みしようと思わないの
よく分かんないけど、203って自分がキチガイだって自覚があるの?
206 :
205:2010/03/17(水) 12:36:18
結局このスレッドって自演のオッサンと別に引きこもりが張り付いて
他の人間が書き込むのを邪魔しているの?
207 :
205:2010/03/17(水) 12:41:01
必死だね
引きこもりで頭が悪くてだれも相手にしてくれない生活って楽しいんだろうなw
そういえば北方水滸伝スレで、ありもしない俺流改訂版北方水滸伝の妄想を延々書きつづけている病人がいるな
ヒッキーは他の人がチョー親切なネタ振りをしてくれても、バカ過ぎて全くレスをつけられないジャン
お前がスレの進行に加われないのは、頭が非常に悪いのが原因だよ
ヒトのせいにするな
誰が誰に対してレスしてるんだ?
独り言のオンパレードは切ないぞ〜
>>211 今までの書き込みから、ここで荒らしをやっているヤツが、多分こんなヤツだと推測して攻撃しているの
だから攻撃された本人以外には、何を言ってるのか分からないかもしれないけど
実際、変な書き込みが急になくなったところを見ると、荒らしが引きこもりで凄いバカという
推測は当たっているんでしょ
なぜ妄想で語るのか?
やっぱり自分でいいネタ振りしてると思ってたんだw
平日の昼間から、煽り合いをしているニート同士でも、罵る時は“ニート”なんだな。
ちょっと感心した。
217 :
無名草子さん:2010/03/17(水) 21:26:08
梟の城って映画でみて意味わからなかったんだが
原作は面白いの?
>>217 最初に読んだ時に「石川五右衛門ってこうやって誕生したのか!」という展開は
自分の予想を遥かに凌いでいて超面白かった
219 :
無名草子さん:2010/03/17(水) 22:20:02
やっぱ、変なのが張り付いて、イチャモン言う相手を待ってるよ
俺もウンザリするから書き込みやめちゃったんだけど
なんでそんなにこのスレッドを監視するのが好きなの?
それより、自分から書き込みしようと思わないの
風神の門は霧隠れ才蔵だよ
普通のレスは自分が気になることを人に尋ねるためにするが
ここのレスはアホに先輩面させてをいい気分にさせるためにするww
さすがに梟の城を誉めるヤツは初めて見たわ
言ってることも、ただのネタバレだしな
>>223 198 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 01:24:01
俺は「風神の門」や「梟の城」が好物だな。
忍の生き様がたまらん。
199 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 01:40:54
うん、確かにその通り。
これぞ男の生き方・・・自分の「仕事」を追求する姿、ってとこだな。
両方とも、大衆文学とは云え、ほとんど純文学的雰囲気の作品。
「風神・・・」「梟・・・」のハナシね。
769 名前:無名草子さん[] 投稿日:2009/05/21(木) 01:59:19
>>755 司馬風「真田十勇士」が「風神の門」だな。
あれ以上書くと漫画になるから書けなかったんだろうな。
忍者物でも、司馬さんが書くと「梟の城」という極めてリアリティの有る読み物になる。
真田幸村そのものは、「城塞」での描かれ方が最高だ。
幸村を隣人のように、こんなに身近に感じさせてくれる小説は、ほかには知らない。
「十勇士」も現実性をもって出てくるし。
その点、池波正太郎の「真田十勇士」なんて、まるで子供だましのライトノベルだ。
同じ奴が何回も同じ事書き込んでるんだな
池波正太郎が「真田十勇士」を登場させてる作品を書いているなんて初めて聞いたわ
読んでみたいからその作品名教えてwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
大体前の二つは自演じゃん。そのころからやっているのか
そんな深夜に初期作品好きが、たまたまいるわけないだろ
実際には読んだことがないのがバレバレだな
司馬が偉いと言いたいためだけに他者を貶めてるのか
スレの雰囲気をぐちゃぐちゃにしたいが為に、だろ
梟の城の初読の感想を書いたの自分なんだけどな
どういう訳か未読の人が勘違いしてたね
たぶん「真田太平記」と言いたかったんだろう
それでもその中に真田十勇士なんか出てこないから
読んだことも無いのに批評してるのがばれてるね
まあここまでくれば、ただの悪口なんだろう
一方を持ち上げて一方を貶めないとものが言えない
可哀相な人だね
司馬は在日や朝鮮人に甘すぎだろ
変なことしてるやつらには、お前らおかしいぞと、
素直に言ったほうがいいんだよ
誰か司馬遼太郎記念館に行ったことある人いたらどんなかんじか教えて欲しいm( )m
こちら東北在住なんで時間とお金の関係で記念館がションボリな出来ならきついんで・・・
誰かよろしくっす。
234 :
無名草子さん:2010/03/19(金) 22:27:17
坂の上の雲、四巻まで読んだけど乃木と伊地知への描写は恨みと言うか怨念
じみたものさえ感じる…
235 :
無名草子さん:2010/03/19(金) 22:58:53
昔の月刊文藝春秋読んでるんだけど司馬が寄稿した所だけが文章のオーラが違いすぎて
他の論文がかわいそうになってくる。
司馬の随筆だけ読んでたら分からなかったけど雑誌でのあの突出の仕方ってやっぱ凄いわ。
リアルタイムで読みたかったなあ。
山本夏彦disってんのかゴルァ
237 :
無名草子さん:2010/03/20(土) 00:29:26
「司馬遼太郎の風景」図書館で借りて読んでます。
アマゾンでちょっと調べたんですけど、もう中古品しか手に入らないんですね。
稀に見る面白い本だと思うんだけど。。。ちょっと残念。
でもDVDが近所の図書館で全部揃ってました。
>山本夏彦disってんのかゴルァ
いい年してバカ?
やっぱ、変なのが張り付いて、イチャモン言う相手を待ってるよ
俺もウンザリするから書き込みやめちゃったんだけど
なんでそんなにこのスレッドを監視するのが好きなの?
それより、自分から書き込みしようと思わないの
>>235 君まだいるの?
769 名前:無名草子さん[] 投稿日:2009/05/21(木) 01:59:19
>>755 司馬風「真田十勇士」が「風神の門」だな。
あれ以上書くと漫画になるから書けなかったんだろうな。
忍者物でも、司馬さんが書くと「梟の城」という極めてリアリティの有る読み物になる。
真田幸村そのものは、「城塞」での描かれ方が最高だ。
幸村を隣人のように、こんなに身近に感じさせてくれる小説は、ほかには知らない。
「十勇士」も現実性をもって出てくるし。
その点、池波正太郎の「真田十勇士」なんて、まるで子供だましのライトノベルだ。
このスレ実は10人もいないよ
百合カマ之助って、よく考えると趣深い名前だよね
いや、別に
なんか自演臭が漂ってきた
そうだな
いや、それはおかしいだろ
自演じゃないに
>>242 多分 自演だって言ってる輩と、自演だって言われて
る輩の二人だけだろ
>>248 第三者として訊くんだけど、で、お前はそのどちらの輩なの
自演と言われている方は本人と俺もいるから最低二人
自演と騒いでいる方は文芸書籍サロンの「今日読んだ司馬作品スレ」に押しかけたとき
IDが2つあったからこれまた最低二人。普通にレスを読んでも自演認定厨は二人はいると思う
この合計四人がなかなかしつこくこのスレに執着して離れない
251 :
250:2010/03/20(土) 16:36:31
この自演認定厨というのがで、オッサンの俺のことをなぜか主婦扱いして
セクハラ臭い脂ぎった気色悪いレスを書いて、俺をゾッとさせていた
多分変質者だろう
252 :
無名草子さん:2010/03/20(土) 16:57:42
坂の上の雲のスレはドラマのほうしか無いですか?
自演認定厨がなんなのかよくわからんが、いちいちそんな事をここで騒ぎ立てるのが
迷惑行為ってわかるよな?
いや、このスレッドで行われた、男性の男性に対するセクハラ行為を、皆に説明しているだけなので
全然スレ違いの話じゃないよ
よそのスレッドの話なら迷惑行為だがな
それと、たかがセクハラについて1レス書き込んだだけでなんで怒ってんのwwwww
ひょっとしてあんたがセクハラさんwwwwww
恥知らず最強か
自演が嫌な人間はID出る文芸サロン板に移住したんじゃなかったか?
27巻目がもう一つ立ったような気がするんだが?
歴史【司馬遼太郎作品を読もう】小説
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1268808903/ 1 名前:この名無しがすごい![sage] 投稿日:2010/03/17(水) 15:55:03 ID:AXGTx25u
戦後の歴史小説家を代表する作家司馬遼太郎の作品を語りましょう。
あまり過疎るのは寂しいので、他の作家の話題も一応OKです。
2 名前:この名無しがすごい![sage] 投稿日:2010/03/17(水) 16:11:02 ID:AXGTx25u
司馬作品に限らないが最近の文庫のフォントは細く薄くて、字が少ないのになぜか疲れる
4 名前:この名無しがすごい![sage] 投稿日:2010/03/17(水) 16:15:08 ID:AXGTx25u
ちなみに、あのスレに知らせる必要はありません。
その方が楽しいはずです。
5 名前:この名無しがすごい![sage] 投稿日:2010/03/17(水) 16:24:15 ID:AXGTx25u
いきなり司馬の話じゃないけど、北方水滸伝って結局面白の?
ウチに文庫の6巻まで買ってあるんだけど、最初が結構暗いから
手つかずのままなんだよね
7 名前:この名無しがすごい![] 投稿日:2010/03/17(水) 16:50:03 ID:AXGTx25u
北方謙三の文体は一人称に近い、扱う時間の短い作品むけだから
それを外れると?なところが出てくる
9 名前:この名無しがすごい![sage] 投稿日:2010/03/17(水) 21:52:35 ID:AXGTx25u
三国志は吉川英治のが結局一番だな
あんまり深く人物像を書かれてなくて話がサクサク進むから読みやすい
258 :
無名草子さん:2010/03/20(土) 23:18:07
司馬センセ、『人斬り以蔵』で岡田以蔵辞世の句について一切触れていない
のがなんだかなあと。技巧も何もないけど、それゆえ純粋に心情だけを吐露
した幕末の名句だと思うんですが。
あくまで以蔵を人面獣心として描くためだったんだろうなあとは思うけど
なぜ、粘着荒らしの多いこのスレをageるのか理解に苦しむ
2ch歴が短い?
構ってほしいんだよ
>>259 ageると荒らしが来るとか昔の通念じゃん
2ちゃんは久しぶり?
それにageるとスレ一覧から荒らしを呼び込みやすいとか
既にいる粘着荒らしには関係ないじゃん
馬鹿?
結局、誰もまともな書き込みをしないのであった
すでに結論は出たな
司馬遼太郎を読むと人格最低の馬鹿になるからやめとけ
次スレのテンプレに入れとけ
馬鹿が読んで自分が賢くなったと勘違いするから、人を小ばかにしたようなレスをするようになる
司馬の小説って結局天才の自分を分かってくれない世間が悪いみたいな
ルサンチマンの塊だよね
?
ただのオタクだという説も有力だ
そんなに本を読んだにしては異常に自説というものが無く、俗説にも傾きやすい
それはわかるな
ただ文章はかなり上手いよ
そうか?
具体的いうとどの文章だ?
やっぱ、変なのが張り付いて、イチャモン言う相手を待ってるよ
俺もウンザリするから書き込みやめちゃったんだけど
なんでそんなにこのスレッドを監視するのが好きなの?
それより、自分から書き込みしようと思わないの
全体的に
どういう事を言いたいのかが明瞭でわかりやすい
その言いたいことに賛同するのかは別問題だが
司馬の欠点として、子供にでも分かることしか書いていないということがある
大人になって子供の頃に読んだ小説を読み返したら、新発見が全く無かった
それだけ大人の知恵が無い
西郷、乃木を理解できないのなんていうのがその典型
原作の史記を読んでから、項羽と劉邦を読むと、クドクドとした不必要な説明が
加わって切れ味が悪くなっているだけだ。
それと司馬が考えたオリジナルなエピソードがこれまた最悪で、
それがあるキャラは全員ただの日本のチンピラにしか見えない。
司馬を読んで感じる登場人物に対するリアリティは、歴史上の登場人物を現代社会に
居ていそうな人間として書いてあることにあるが、一方でその時代に居たであろう人格を表現する力はない。
チラ裏の書き込みばっかだなぁ・・・
そりゃここの自称スレリーダーが子持ちの主婦と聞いて異常な興奮を示す変質者だと言いたいのか?
>>273 >>274 言いたい事はわかる
>大人になって子供の頃に読んだ小説を読み返したら、新発見が全く無かった
>それだけ大人の知恵が無い
これはホントにそうだよね
>>261 ageたら荒らしが増えるなんて言ってねーよ。バーカ。
ただ単に荒れているスレッドでは、ワザワザageる人間は煽りと思われて相手にして貰えにくいって言ってるだけよ。
その前の坂の上の雲スレの場所を尋ねたレスもスルーされてるしな。それに結局、そのレスもスルーされてるだろ。
まあ、俺の言ってることは偏差値にして28くらいは必要なので、お前には難しくて何を言ってるのか分からないと思うが。
いいよなバカは。人が書いたレスを理解しなくても、好き勝手に悪口が言えて。ホント池沼って羨ましいぜ。
必死だね
280 :
無名草子さん:2010/03/21(日) 12:14:27
涙拭けよ
逆上しなんとか言い返そうとしたが、なにも思いつかない池沼君。
素直に「馬鹿」って言えばいいんだよ。君はそれしか日本語知らないんだから。
>>273 >それだけ大人の知恵が無い
ここにいる読者もそうだよね
場をわきまえないでケンカばかりしてる
影響受けてるんだろうな
まあ、俺もいきなり書き込みした時から、自演認定厨に何十回も人格攻撃されたから、その仕返しに来てるだけだしな
自作自演のオッサンも俺になりすまして、よく他のヤツに嫌がらせをしている
いつまでも昔の事にこだわってないで大人になれば?
大部分の人間は自作自演なんてどうでもいいんだが?
その仕返しとやらでどれだけ他人が迷惑こうむってると思ってるの?
俺から騒いだことはないよ
最近のレスを見ても、自作自演とそれを見て大騒ぎしている認定厨が荒らしているだけ
コピペ爆撃も、自演のオッサンの仕業だしな
おれは、たまに自演認定厨をイジるだけ
意味不明なレスの大部分は自演のオッサンがバラまいているし、そっちに言えば
誰が書き込んでるかなんて分かるわけ無いだろ
ぜんぶ君の憶測じゃないか
マジでキチガイレベルだな
アホか、おれはここや他のスレで自演のオッサンと普通に会話したこと結構あるんだよ
そこで情報仕入れているの
妄想もここまで来ると凄いな
ちなみに自演のオッサンの常駐スレは北方水滸伝スレ
明らかに同じ人間が一日何十レスと自作自演の多量連続投稿をしているぞ
取り上げる作品も同時期に司馬の歳月とか年齢も両方47才と自分で言っているとか
共通点も異常に多い
まじめな話、このスレッドを立ち上げた
>>1の引用文からすでに異様なワケ
犯罪計画が云々と、まともな司馬ファンがスレッドの冒頭に引用する筈もない文章が使われている
虚心に読んで、なんかおかしいと思わない?
つまりここは初めから、荒らしが荒らし目的で立てたスレ、または基地外の隔離用のスレなのよ
少し前に自作自演が嫌なら文サロに行けばいいという意見があったけど、自作自演と騒いでいるヤツは
あくまで人を攻撃するのが目的なんで、ID表示がある文サロでは人の書き込みを自作自演と攻撃できない
つまり、嫌がらせをするという自分の目的が果たせない
だから、文サロに行く訳がない
文サロに行くとしたら、まともな人間の方がここの基地外たちに迷惑かけられないように行くのが適当でしょう
逆にしようとしても無駄なエネルギーを費やす上に、同類と見なされるだけ
完全に被害妄想、誇大妄想の人間がいるな。
ここまで完璧に病気なのは、2chでも珍しい。
大体
>>291は必死にこちらが狂人だと力説しているけど、最近のこのスレでいえば
街道をゆくの感想とアップローダーの画像リンクを毎日多量に貼り続けたヤツの異常性には全然敵わないだろう
あいつが今でもここに張り付いてさらに悪賢くなって嫌がらせを続けていると言えば
まだ半年足らず前の話しだし、大抵の人間が納得すると思うが
もう誰もが同じ敵にみえるんだな
>>294 ちなみにあなたこのスレに来始めてどのくらい?
街道の書き込みが続いたときどう思った?
296 :
無名草子さん:2010/03/21(日) 22:25:48
司馬遼太郎を語れ
何言ってるのか意味不明
街道氏ね
299 :
無名草子さん:2010/03/21(日) 23:25:52
死ね云う奴が死ね
本人もこのスレに来ていないし、街道馬鹿のことなんてこのスレの住人はみんな忘れた筈なのに
なんで「街道氏ね」で怒る人間がいるの?
普通ならイミフで終わりの筈じゃないwww
ヤツが市ねばこのスレが平穏になることは分かった。
祈ることは罪にはならんよな。
レスを読むと自演バカは異常な司馬マンセーなんだよね
おかげで司馬を誉めるレスを見るとそれだけでムカつくし
司馬をけなすレスを見かけるとそれだけでうれしくなる
他人の言葉に左右されてないで自分で読んで自分の頭で考えた方がいいよ
精神障害があるみたいだから無理なのかな?
>>301 人を呪わば穴二つってな
まあ2chごときで精神の平衡狂わされるぐらいの人間は
一生心の牢獄から出てこないで祈ってればいいよ
305 :
無名草子さん:2010/03/22(月) 11:49:42
精神障害云う奴が精神障害
子供の口げんかレベルの反応しかできないね
>>306 >子供の口げんかレベルの反応しかできないね
自己紹介乙
そんな事してる暇があるなら司馬作品を読めよ
>>308 >そんな事してる暇があるなら司馬作品を読めよ
お前がな
>そんな事してる暇があるなら司馬作品を読めよ
バカ信者?
バカ信者釣られ杉wwwwwwwwwwwwww
>>311 こいつがいつもの荒らしているヤツか
なんでキモいことばっかりしてるの?
>>314 2ちゃん脳だからだろ
DQNとか今どき恥ずかしくて使わねーし
ついに本物の荒らしが釣られて素顔を現したな
2ちゃん語と馬鹿しか言えないヤツがずっと荒らしているとは思ってたんだけど
朝もコピペで荒らしてるしニート?
ハイハイ、自演乙
正体がばれてごまかすのに必死
>>319 こいつあせって自演認定厨なことまでゲロってやんの
やっぱ最近のこいつが荒らしだわ
言葉のチョイスのセンスが完全に一致するため以上同一人物による連続書き込みと認定します
自演
精神障害
子供の口げんかレベル
自己紹介乙
お前がな
信者
DQN
釣れました
キモい
被害妄想癖
2ちゃん脳
ニート
必死
脳内に自分にとって都合の良いストーリーを作り上げ
必死になって他者にアピールする姿の悲しさ
321が反応早すぎて漏れてしまいました
さすが「自演」は早いですね(苦笑)
では「厨」を追加したいと思います
>>323 自演乙って言ったからいつもの精神障害のヤツだなと思っただけなんだけど
まあ、池沼の2ちゃん脳なら仕方がないか
前スレにいたまともな連中は他のスレに引っ越してるから
ここにはたま〜にしかレスしないぞ
>>323 歴史物に活路を見出す前の司馬の懊悩ですねわかります
他のスレもあまり活発じゃないけどね
まあ確かに、気狂いの荒らしがへばり付いているスレに固執していれば自分がヤバいな
そろそろ逃げないと池沼が伝染る
つーわけで今日が最後だ
気狂いども市ね
人の言うことは妄想と言いつつニートや自演認定厨、荒らしとだろという指摘はまったく否定できない精神障害者
今スレでも下のように平日の昼間から自演認定しているから
自演認定池沼がニートだという推測は当たっていると思う
夜も自演認定はしているから深夜業でもなさそう
仕事でも学生でも11時頃に休憩はまずありえない
24 :無名草子さん:2010/02/04(木) 11:25:23
>>22-23 27巻初自演乙
27 :無名草子さん:2010/02/04(木) 11:44:03
>>25-26 連投乙
他にもこんなのもある
同じく平日で時間帯も近いことから考えて同一人物の可能性が高い
つまりコピペ爆撃もこいつが犯人
203 :無名草子さん:2010/03/17(水) 10:56:03
有りもしない物の話しを妄想で延々と語る症状は何ていう病気?
204 :無名草子さん:2010/03/17(水) 11:04:32
やっぱ、変なのが張り付いて、イチャモン言う相手を待ってるよ
俺もウンザリするから書き込みやめちゃったんだけど
なんでそんなにこのスレッドを監視するのが好きなの?
それより、自分から書き込みしようと思わないの
なるほど、つまり犯人は無職で2ちゃん用語しか使えない小卒程度の知能を持つひきこもり
親も見放して早く○んで欲しがっているようだと
以前から確かに、平日の午前中でも自演認定は多かった
定年退職後の老人などなら2ちゃん語だけしか使えないということもあるまい
なんという完璧な推理だ。間違いない!!
そいつは絶対ひきこもりで人間のクズだ!!!!!!!
つーか、あえて騒がず逃げ出しただけでそんなのはみんな知ってたよ
内心ではヒッキーうぜーと思いながらも、いい大人は基地外相手にして
自分の精神を乱して日常生活に差し障りがあっちゃいかんのよ
と精神障害のニートが三連休中ずっとスレに張り付いて自分の妄想を披露してます
ひさびさにきたんだがすげー荒れてるな
もう現実に同じヤツがマッチポンプで自演と自演認定繰り替えしているか
マッチポンプでないが二人の引きこもりが自演と自演認定をやっているかのどちらかじゃん
>>336 基地外がここと北方水滸伝スレ両方で自演を続けているから暴露してやってんの
>>338 余計なお世話だから消えて
誰もそんなことに興味ないから
言われなくても消えるけど、最近の一連の荒らしは俺じゃなくてその自演野郎だよ
基地外に関わると、自分もおかしくなるのが分かったから、今日でもうこのスレと関わりを絶つから、
最後に全部ぶちまけてるだけ
341 :
無名草子さん:2010/03/22(月) 19:22:04
項羽と劉邦のつまらない司馬遼太郎オリジナルエピソードって何?
史記見たことないので教えて。
342 :
無名草子さん:2010/03/22(月) 20:49:49
召平がウンコする時に鼻の穴にナッツを詰めていた とか
司馬さんの小説は、歴史の勝者になれなかった一方の人物を
徹底的に小人物に書いているよね。
何か人生の役に立ちそうで、おもしろく読んでもらえるだろう、というところかな。
代表的なのが、
家康に対する三成
大久保に対する江藤新平
その他として、
頼朝に対する義経
道三に対する頼芸
信長に対する義元
信長に対する勝頼
秀吉に対する光秀
秀吉に対する勝家
家康に対する淀君・大坂方
幸村・後藤に対する大野
中央政府に対する西郷軍
大山に対するクロパトキン
東郷に対するロジェストウェンスキー
劉邦に対する項羽
勝者を描こうとすると敗者も書かなきゃ行けないだけだろ
歴史の勝者だけを描いても退屈でしょ
三成・江藤は主役だしそんなこたぁないだろ
天下の大勢に抵抗して義に殉じた人物として書いてると思う
あと光秀(国盗り物語)や項羽もそんなでもない
>>344-346 やっぱ、変なのが張り付いて、イチャモン言う相手を待ってるよ
俺もウンザリするから書き込みやめちゃったんだけど
なんでそんなにこのスレッドを監視するのが好きなの?
それより、自分から書き込みしようと思わないの
343は釣りだろw
普通に関ヶ原読んでて「家康と比べて三成は徹底的に小物に描かれている」とか思うか?
あるいは読んでない人間が適当に書いてるとしか思えん
349 :
無名草子さん:2010/03/23(火) 21:05:31
そうだな。そこあたりはうまかったと思う。おれは関が原読んで
家康嫌いになったし。三成はかなり格好良くかかれてたと思う。
けどまあそれって史実の三成が格好いいだけであって司馬は特になにもしてないんだよな。
たとえばさ国取物語だっけ?光秀が最後の方で信長は自分より秀吉に期待してる
みたいに思う場面があるんだけどその後に信長が部下に出した手紙かなんかには
部下のなかでは光秀、秀吉が群を抜いてるみたいな事かいてあって光秀を一番に書いてるのに
司馬は「ここでは光秀を一番最初に書いてる」ってだけでスルーしてるんだよね。
お前の今までの小説が間違ってた事になるじゃねーかとおもっちゃったし。
>>348 343は23巻目360〔2009/03/02(月) 14:47:42〕のコピペ
344は23巻目361〔2009/03/02(月) 17:27:00〕のコピペ
家にあった坂の上の雲面白かった
乃木があんな無能だったってのがショック
乃木から指揮権うばって軽々203高地落とした児玉△
まあ小説上のことですけどねw
乃木が讃えられている理由は人格面や大将らしい振る舞いのことが大きい
記憶もおぼろげな幼稚園時代に今思えば、NHKの大河だったんだよな。
国取物語の光秀の死に様で泣き叫んだものだ。
乃木はただのアスペ。
356 :
無名草子さん:2010/03/25(木) 21:15:44
国盗物語買ってきた
読んでみよう
ねねって小説とか映画とかドラマとかだと秀吉没後は淀殿と対立し家康と仲良しで
関ヶ原では東軍支持なのが定番だけど実際はどうも違うらしいね
津本陽の小説なんかでもただ漫然と情報が羅列してあって全体として何が起こっているのか
全く分からない。その上瞬間瞬間の魅力もない。読んでる人のこと全く考えていなんだろうね
なんか他人のオナニーをずっと見せられている様に気分になる
調べるのが好きな作家には、そういうのが多い。
辞書を読むのが趣味の俺にとっては、そういう本もそれなりに面白いんだが。
>>359でオナニーの話が出たからというわけではないが、いま牛黄加持を読んでいる。
童貞小説の最高峰。高校生のときに初めて読んで、バカ受けした記憶がある。
>>358 北政所は身内や側近の殆どが西軍についているし、三成とも関わりが深い。
三成が武断派七将に襲撃されたとき三成を助けた一人だし、関ヶ原後三成の娘を養女に迎えてる。
史実からすると三成は北政所と親しいが淀殿とは特に親しくはない。
北政所と淀殿が不仲というのも史実では確認されてない、関ヶ原では協力してるし大阪の陣でも北政所は大阪城に入ろうとしてた。
北政所が東軍支持ってのは徳川家が作りだしたんだろう。
秀吉の正室で若い頃から苦労を共にしており内助の功の代表的人物であるねねが
家康支持というお墨付きを出していた、なら権力の正当化に役立つからね。
363 :
無名草子さん:2010/03/27(土) 14:09:59
連続自安価乙w
やっぱ、変なのが張り付いて、イチャモン言う相手を待ってるよ
俺もウンザリするから書き込みやめちゃったんだけど
なんでそんなにこのスレッドを監視するのが好きなの?
それより、自分から書き込みしようと思わないの
スレを監視してる奴を監視するお前みたいのも出てくるしな
ねねが茶々や三成と険悪で家康と親密なのは物語では定番だからなあ
>>362で書かれてるようなねね像で描かれてる作品なんかあるの?
精神障害の人スレを去るとか言ってたけどなかなか去らないね
精神障害だからかな?
369 :
無名草子さん:2010/03/27(土) 18:52:57
>>367 そういう新説を描いた作品を出してほしいよな
370 :
無名草子さん:2010/03/27(土) 20:34:57
>>359 津本の武道系のは好きだな。
鬼の冠とか薩南示現流とか津本でないとあの臨場感は出せなかったと思う。
津本陽は小説じゃなくて史伝を書けば良かったのにな
「史伝 坂本竜馬」みたいな題名でさ
津本もだけど結局司馬遼太郎亡き後、好きになる作家が歴史物では現れなかった
だれか頑張ってくれ〜〜
何回も同じこと言わんでもいいって
月一ぐらいで同じこと言ってるな
>>359 小説を通してお勉強したい、って時にはいいんだが、話自体の面白さが無いよね。
初期はこうでもなかった気がするんだけど、下天は夢か、あたりからその傾向が強くなってしまったかな、
>>373 司馬さんが亡くなった前後の時期に、他の時代小説の大家も、ばたばた亡くなってしまったからな。
ほんと、いいのがいねえ。
「牛黄加持」の冒頭に、こういう文章が出てくる。
“ことしは例年よりも秋の暮れるのが早いらしく、すわっていても、板敷のすき間から冷えびえと
したものが立ちのぼってくるようであった”
この感覚を覚えていて、すっと書けるようじゃないと、いい歴史作家にはなれないのかもしれんな。
エアコンの効いた部屋で、乾燥するからといって加湿器を使っているようでは、こういう文章は書けない。
>小説を通してお勉強したい
司馬史観と馬鹿にされるわけだな
725 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:2009/02/16(月) 16:20:03
時代ものの舞台脚本を書いて、それなりの賞を貰ったんだけど、
審査員の先生(文壇でも著名な人だよ)から
歴史の通説通りの結末で少しがっかりした・・・と、講評を貰った。
実地に足を運んだり地元図書館でも資料をあさり、色々と調査もしたけど
(舞台脚本ということもあり)、それらにもだいぶ目をつぶり
歴史ヲタでもある自分としては精一杯の虚構を加えて書いたんだけど
それでもまだ起伏が甘いそうだった。
娯楽性の高い舞台作品の例なのでこことはスレ違いかもしれないけど。
217 名前:日本@名無史さん 投稿日:2009/02/09(月) 23:51:02
本能寺の変は謀略と陰謀があればあるほど批評家の点数が高くなる。
馬鹿くせぇよなあw
218 名前:214 投稿日:2009/02/12(木) 23:23:23
ついでにもう一つ。
自分の知人で時代小説を書いてK談社からすでにハードカバーを
4冊だしている人がいるんだけど(今のところ会社員と兼業)、
そのデビュー時、ヒロインの女性(勿論、実在)の行動を
かなーりぶっ飛んだ創作に書き直せとの指示があり
結局、デビューしたい新人でもあるし、編集の意向を飲んだというよ。
その作家さんは各種の公募でも最終選考に残ってた力のある人だし
資料収集にも熱心だし、実地にも足を運んで臨場感を大事にし
膨大な歴史資料と格闘している人だったけど
いざ執筆→刊行となるとヒロインをどこでもドア的に動かさないと
やはりデビューできなかったんだよね。
実際と創作の垣根は作家や読者個人で高さも様々だろうけどね。
史実に忠実といっても(例だけど)阿井景子の女性人物ものなんて
起伏がなくて退屈なだけだもんな。
ああいうもの困る。
宮城谷 昌光、陳 舜臣などは好きな歴史小説家だけどな。
自慰やオナニーという言葉を使うと罪悪感を感じるが、陽根を磨刮するというと、
おごそかな行為をしているような気分になりますね。
そうか。よかったね。
383 :
無名草子さん:2010/03/28(日) 19:24:48
今一番売れてる佐伯泰英はどうよ?
司馬というより池波路線かもしれんが。
>>380 街道をゆくで、中国の旅に同行した陳舜臣が、林則徐の墓参をした話はグッときた。
若い作家も、こういうことしているのだろうか?
宮城谷はちょっと説教臭いから数年前に読むのを止めちゃった
陳舜臣や北方謙三は三国志や水滸伝だけがお薦め
巷で高評価の飯島和一は、力があるのは分かるんだが面白さに繋がってない
「のぼうの城」の和田竜は、読後感は爽やかだが細部の荒さが目立つ
他には、酒見賢一の「泣き虫弱虫諸葛孔明」が面白かった、笑えるしお薦め
これから「トクチョンガカン(徳川家康)」でも読もうと思う
徳川家康
中国ですごい人気らしいね。私は最初の二巻ぐらいで挫折したけど
ところでトクチョンガカンてハングル読み?
「徳川家康」はちゃんとドラマがえがかれてるから他言語に約しても
おもしろさを損なわいで伝わるからな
義朗は、醍醐寺の一院で不犯の生涯を終えた。「一院」という曖昧な言い方をするときは、
フィクションであることが多いな。
藤原得子が何者かわからない人にとっては、何がなんだか理解できない短篇だろうな。
もっとも得子を知っている読者にとっても、保元の乱と時期が離れすぎていて、単なる
義朗の自慰の物語にしか見えない。
物語中の牛黄加持によって生まれた体仁親王がのちの近衛天皇なんだが、近衛天皇を
即位させるとき、崇徳天皇に譲位を迫った。ところが近衛天皇が若死にし、その皇位継承
をめぐる鳥羽院(得子の亭主)と崇徳院の確執が保元の乱につながってゆく。
ここまでくると知っている人は多い。しかし、牛黄加持の時期と離れすぎている。
どうして保延三年(1137)という時期を選び、そこに義朗という架空の人物を登場させ、藤原
得子の幼馴染にしたのか、よくわからんな。
左大臣源俊房の別業に得子がしばしば来ていたという設定になっているが、得子の母方の
実家が源俊房なんだ。嘘は書いていない。ここまで調べて自慰の小説を書きたかったのかなあ?
391 :
無名草子さん:2010/03/29(月) 00:30:13
>>390 美福門院が絶世の美女と伝えられているからじゃないの?
保元の乱の頃(1153年)になると、美貌の美福門院もババアになっているから、
義朗も彼女を玉女(スリネタの意)にはしないと思うよ。
街道さん、おかえりなさい
しかし、作品の中では、蘇海という義朗の兄弟子が、「日野ノ里の物売り女を
妻(スリネタの意)にしているのか?」と真面目に訊いている。その女は55歳だ。
冗談で言っているみたいじゃないから、僧侶たちは、55歳の女でも、
妻(スリネタの意)にすることがあったんじゃないのかな?それが普通だった。
>>385 勝手に人の書き込みを自分の書き込みのように貼るな、ボケ
半藤一利の書いた、『清張さんと司馬さん−昭和の巨人を語る』読んだ。
面白かった。
セイチョーさんの執筆は地を這うような、司馬さんは天高く飛んだ鳥が下界を見下ろすような
て合ってるかなーって。で、半藤さんは
筆者が「余談だが」と顔出しして無理がないのが司馬さんの文体、書き方であるというてんのや。
浅学のわしはな、国盗物語の、道三編までの「筆者」の顔出しまでは
なんか邪魔くさいうか、不自然で
信長編から、こなれてきたなって思うんやけど、どう?
また清張アンチが来るぞw
397 :
無名草子さん:2010/03/29(月) 11:59:29
清張は自著の評判をとても気にするが、司馬は全く気にしないとか。
対照的で面白いね。
えー?半藤さんは、どっちもほめてるのにぃ。
資料よく読んでると思うけどそれについて深く考察は出来ないようだな
コレクターというか、引用するのが楽しくてそこで止まっちゃってるな
まあいつまでたっても青臭い書生っていうか
人間観察も表面上しか見れてないかなとは思う
悪い意味でオタクかな
坂の上の雲のドラマだけど
日中戦争のシーン短すぎなのはいただけなくね?
>>400-401 うーむ・・確かに学生時代にはやたらと面白く感じたんだけどな
少しなりとも社会を知ってから読み返すと何なんだろう?味わい深さが足りないと言うか・・
404 :
無名草子さん:2010/04/01(木) 07:20:13
司馬よりも人間観察が深い作家って例えば誰?
読み比べてみたい。
>>403 歳取ってから読み返すと新たな発見があったり、アレはそういう事を言っていたのかと理解できる作家もいるんだけどな
確かに司馬さんはそういうのは薄い
国民作家というのは誰でも読めるということだからね
内容に深みを求められると厳しい
40歳過ぎて読み始めておもしろさにハマってるわけなんだが
408 :
無名草子さん:2010/04/01(木) 19:46:59
読みやすく分かりやすい表現を内容の浅さと思ってはいないか?
何度も再読しないと理解出来ないのは文章力に問題ありだろ。
司馬はその点、一度読んで分かりにくい文章はほとんどない。
司馬遼太郎は文句なしに文章がうまいよな
わざと簡素な文章にしてるよな、あれ
内容はまあ、方向性の問題じゃね?深い浅いの問題じゃなくてさ
竜馬が行く、燃えよ剣、世に棲む日日、酔って候、大阪侍、馬上少年過ぐ、新撰組血風録を読んだ
次は「峠」か「花神」どっちにするか迷ってるんだがどうしたものか?
福沢諭吉のサルにでもわかる文章の話を
何度も書いたり喋ったりしてるから、そういう意識はあるんだろうね
項羽と劉邦読んでるんだけど、
これはどんな感じで読めぱいいんだろ。
普通にストーリーを追って読むべきなのかな。
>>410 花神→峠の方が良いと思う。
司馬の文章は上手いかどうかはともかく、めちゃめちゃ読みやすい。
個人的な相性や慣れの問題かもしれんが。
項羽と劉邦は、元ネタの史記の中の色んな人の個々に独立した伝記を
わりとそのままのテイストを残しつつ、一つの小説の流れに構成してる感じがするね。
だから自分はストーリーというよりはキャラ個々について色々興味関心をもって読んでた。
項羽と劉邦にかぎらず、司馬は歴史上の人物のキャラやその状況での役割を
わかりやすく見せるのがうまいね
だから歴史好きになってしまう
>>410 大阪侍は意外な良い短編集だったな
関西出身司馬だけに、大阪人が生き生きと描かれていた
司馬遼太郎の小説が面白くて9割ほど読みましたが、
司馬遼太郎の次に読むべき時代小説や普通の小説ってありますでしょうか?
何かオススメがあればお願いします。
>>412 要は、人を束ねるリーダーとは?ってことじゃないの。
その視点で各キャラクター(主に2人)を比べて見てたけど。
他の司馬作品でもよく出てくるテーマだが。
419 :
無名草子さん:2010/04/02(金) 13:36:21
>>417 とりあえず司馬が書いてないところを補完する意味でで山岡荘八「小説太平洋戦争」はどうだろう。
姫野カオルコが絶賛してたわ、
此の人
ググるってこと知らんか?
項羽と劉邦ちょっと読んだけど
得意なシチュエーションが
イマイチ分からなかった。
俺にはおまいの意図がわからない
428 :
無名草子さん:2010/04/09(金) 22:45:35
司馬の小説で戊辰戦争をメインに書いてるのってある?
竜馬がゆくじゃ戊辰前だし、飛ぶがごとくだと戊辰後あたりから始まっちゃうし。
メインではないが、一番詳しいのは
「最後の将軍」じゃないかな
燃えよ剣、峠、花神あたりじゃね
峠は知らんが
燃えよ剣と花神は戊辰戦争をメインに書いてるとは言い難いな
峠は北越戦争のみだな。かなりラストのほうだけど。
結局ないんだろ
434 :
無名草子さん:2010/04/10(土) 22:37:35
薩長から見た戊辰戦争が知りたいんだよな。
西郷、桂、大村益次郎
あたりがなにをしてたのかとか詳しく知りたい。
スレの選択も問いの立て方も間違うてるがな
相手して損したで
死ねやボケ
花神一択
むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをゆかいに
ゆかいなことをまじめに書くこと
すっかり村上春樹に水をあけられたな
439 :
無名草子さん:2010/04/20(火) 23:21:55
昔読んだ11番目の志士読み直してるんだけど
これ面白いね。他の作品に比べてテンポいいし。
昔呼んだときは史実だと思ってよんだからなんとも思わなかったけど
創作だと知って読みと文章が馬鹿みたいだな。
「こうなると実は筆者でさえこの天才的な刺客の心情はわからない」
11番目の志士上巻からの引用ね
お前の筆しだいだろって思っちゃうわ。面白いからいいんだけど。
そういうの結構あるけど、史実っぽい雰囲気を出す文のテクニックだと思うよ。
司馬さんの文体は、さし向いの読者に語りかけてくるていの文体だ。
つねに他人のまえで考え、語りかけてくる姿勢で書いている。
これは対談の姿勢だね。
そこに司馬作品の面白さがある。
播磨灘物語、今読んでるがオモロイね。
司馬らしくていい
こないだ読んだ風神の門は個人的にはややハズレだった
あの手だったら梟の城のほうがよかったな
「胡蝶の夢」と「峠」ってどっちが面白い?
いずれ両方読むつもりではいるんだが
峠の方が読み易くて面白い。
胡蝶の夢を推したい
446 :
無名草子さん:2010/04/21(水) 21:48:43
コチョの夢もおもろいけど、峠もおもろいわ。
両方読んでみてよ
どっちも司馬作品の中では下のほう
他のから読みなよ
>>443ですが
どっちも下の方かw
だが「竜馬がゆく」「世に棲む日日」「燃えよ剣」「新撰組血風録」「花神」
「酔って候」「幕末」その他短編集すでに読んでしまったわけで
断然、峠だろ
代表作のひとつ
花神あたりよりよほど上
空海の風景読んだらエエがな。
人に背中を押してもらわないと本を選べない人は全部読みなさい
いやだから数年かけても全部読む予定なんだが次はどうするかと思って聞いているんだよ
アマゾンのレビューじゃ峠のほうが胡蝶の夢よりもいいからさ
アマゾンのレビューを気にしてる時点で
人に背中を押してもらわないと本を選べない人なんだなと
>第17回松本清張賞(日本文学振興会主催)の選考会が21日、東京都内で開かれ、
>大阪府東大阪市の村木嵐(らん)さん(42)の「マルガリータ」に決まった。村木さんは女性。
>晩年の司馬遼太郎さんの自宅で働き、現在は司馬遼太郎記念財団理事長で
>司馬さんの妻・福田みどりさんの個人秘書。
>賞金500万円。贈呈式は6月18日午後6時から東京・内幸町の帝国ホテルで。
松本清張賞とかすげえ内輪感
目移りするからレビュー見たり聞いたりするんだ
そのくらいいいだろ
俺は峠は読んでなくて胡蝶は呼んだ。
胡蝶は自分としてはけっこう面白かったので、おすすめ。
時代の移り変わりを身分制度とあわせて語っているのと
人物のキャラ立ちがいいので、いい作品だと思うけどね。
峠がもっといいというなら、それはそれで楽しみ。
456 :
無名草子さん:2010/04/23(金) 13:14:09
>>453 やっぱ、変なのが張り付いて、イチャモン言う相手を待ってるよ
俺もウンザリするから書き込みやめちゃったんだけど
なんでそんなにこのスレッドを監視するのが好きなの?
それより、自分から書き込みしようと思わないの
>>447 峠も胡蝶の夢も下のほうならいったい上は何?
関ヶ原とか?
458 :
無名草子さん:2010/04/26(月) 18:29:00
今11番目の志士読み直してるんだけど
昔読んだ時は気づかなかったけど。これ同じことの繰り返しばかりだな。
なんか主人公が無茶やって危なくなったら後ろの戸が開いて
こっちにこいみたいに助けてもらうのが3.4回も続いちゃった。
まだ上巻までしか読み返してないんだけど。司馬は自分で物語を
作る事が不得手だったのかな。11番目の志士は面白いけど
構造段階であまりうまい作品ではないと思う。
ていうか同人誌なんだよね。これ。「幕末同人誌おれならこう描く」
俺の作ったスーパーキャラを幕末のあの有名人たちと
戦わせてみたいな感じ。面白いんだけどね。
やっぱり峠借りてくるか
今年のGWは「胡蝶の夢」と乱歩全集を読破することに決めた
461 :
無名草子さん:2010/04/27(火) 20:43:06
「人は、その才質や技能というほんのわずかな突起物に引きずられて、
思わぬ世間歩きをさせられてしまう」
という抜き書きが『人間というもの』にあったのですが、
出典が載っていませんでした。この出典が分かる方いらっしゃいませんでしょうか。
462 :
無名草子さん:2010/04/27(火) 20:46:44
あげ
峠借りてきたが面白えぇぇぇぇぇぇ
443で聞いてた人?
やっぱ面白いだろ?
40代半ばで筆がのりまくってる時期だからね
胡蝶の夢は後期だから重いんだよな
俺は胡蝶おもしろかったよ。
自分が人付き合いへただから、伊之助のキャラも面白かったし、
身分制度の崩壊と明治維新をつなげているのも面白かった。
なにしろ、伊之助に着目するところがいいよな。
>>116 亀レスだが、俺もあのエッセイを読んで逆に小諸に行ったらその食堂を探して
行ってみたくなったwww。(あのへんは車で通過するばっかりで立ち寄った事は無い)。
467 :
無名草子さん:2010/05/02(日) 15:12:41
司馬さんと柳田國男さんの文体が似てることに気付いた
ストーリーは面白いと思うんだが、文体が平易かつ断定的で把握しやすいからこそ
俺は司馬の文章が駄目なんだな…。
ただドラマじゃなくて、歴史的視点で書いてるなと思った
いま箱根の坂を読み始めてるんだけど、
この応仁の乱のころはまだ武士と農民が分離していないとかってことを
さらりと書いていく。
時代を俯瞰して見ているのがいいんだろうな。
(上から目線ってわけじゃなく)
吉川英治の太平記を読んだけど、あの場合、
鎌倉末期の時代目線で書いているだけで、そういう視点はなかった。
それが悪いってわけじゃなくて、司馬が面白いんじゃないかな。
あまり読書量が多くないので、他にもそういう作家がいれば教えて欲しい。
胡蝶の夢も、欧米人との接触のなかで身分制度が崩れていくとともに
封建制度が崩れていくっていうのを俯瞰した視点で見ているから面白かった。
文章は相性があるから、どれがいいとか悪いということではなく
合わなければ仕方ないよね
自分は司馬や吉川の文には引き込まれるけど池波が苦手
内容はいいんだけどテンション高いというか・・・
台詞が多い小説が苦手だ
だから司馬や吉村や宮城谷みたいな、説明的な描写の多い小説が好き
速読にはもってこいだが、俺の心には残らんというか
二回読み直せばいい感じ
473 :
無名草子さん:2010/05/11(火) 23:52:53
高校生なんですが「司馬史観」と言って読んでる自分に説教垂れてくる友達(?)が嫌です。
ただ面白い小説と思って読んでいるだけなのに、マジになって語ってくる人には困ってます。
だが司馬史観を真に受けて歴史を話す者はもっとウザイ
特に龍馬厨とは会話にならない
司馬史観に限らず、歴史について熱く語るヤツって日常ではウザイ。
司馬史観ってネトウヨ用語だろw
東急クオリティ的な経緯でそうなったな
>>476 電車だとか、自分が左程興味を持てない話を延々とする奴はもっとウザい
まあ美人ならどんな話でも取り敢えず聞いちゃうけどね
>>480 怪しげな宗教の勧誘だったらお断りだな
それに司馬さんみたいに祇園で舞妓さんと遊ぶわ
482 :
無名草子さん:2010/05/19(水) 18:13:54
483 :
無名草子さん:2010/05/20(木) 18:51:07
>>383 佐伯泰英と云うよりは藤沢修平先生だよ
まんま用心棒日月抄シリーズ
海坂藩もどきだし
トブガゴトク、やっと9巻にたどりついた。
西南戦争が始まってから、読み進めるのがつらい。
>>484 坂の上の雲みたいにサラサラと読めないよね
飛ぶが如く今ちょっと読み返してみたら
いきなり川路が脱糞しそうてw
つかみ上手いな
大河がアレなので、竜馬がゆくを読み直してる
ところで、
お田鶴さま、お冴、さな子、おりょう、誰が一番好き?
俺は…お田鶴さまだな。
年下のお転婆美人も捨てがたいけど、
おしとやかで賢いのにキュートな年上。で姫で病弱って
どんだけ最高だよ
何言ってんだ、馬鹿
>>487 ここに名前が挙がってないが乙女さんに萌える
俺はさな子。ツンデレって言葉すら知らなかった中坊の俺には衝撃的すぎた。
一晩くらい抱いてやれよ>竜馬
492 :
無名草子さん:2010/05/23(日) 21:51:55
お田鶴さまはマグロっぽい、お冴は病気が心配、さな子は後が重い、おりょうこそセフレに最適。
493 :
無名草子さん:2010/05/24(月) 01:54:14
副島系列の民間研究員によると、
司馬遼太郎は、ロックフェラーサントリー経由の戦前日本をおとしめて
戦後の日本人をマインドコントロールするために持ち上げられた工作員って
ことになっているんだよね。
確かに、司馬遼太郎は偏っていて虚構で日本をおとしめている作品だらけ。
494 :
無名草子さん:2010/05/24(月) 04:11:07
この人、ほんとに日本のために犠牲になったような偉人を
辱めるようなこと描いて、実は売国奴だったような人間を
英雄みたいに描いてる。
あと、なぜか在日の有名人がやたら
司馬遼太郎の愛読者であることをテレビでアピってるのも気になる。
495 :
無名草子さん:2010/05/24(月) 06:22:38
どうやってあの実は偏屈で我の強い小説家に意図的な話を書かせたというのか。
金のために何でもやるような人じゃないし。
どうやらマインドコントロールされてる名無しが居るな
過疎スレに来る名無しはレベルが低い
>>494 歴史上の人物が英雄なのか売国奴なのかなんて、
時代によって見方も違えば、立場によってももちろん違う
第二次大戦を肯定したい連中からすれば
もちろん迷惑な作家かもしれんよね
どうして、こういう見方もあればああいう見方もあると考えられないのか
坂の上の雲だと軍人ではない子規の立場から戦争を捉えた記述もあるのにな
司馬遼太郎賞も辞退者続出してるし、
元々司馬は、同業者やインテリ層からの評価は低い
学のない”国民”には大人気だが
相馬野馬追い (そうまのまおい
嘉津良比[祭] (かつらい
八戸三社[大祭] (はちのへさんしゃ
愛宕神社[例大祭] (あたごじんじゃ)
秋田竿燈[祭] (あきたかんとう
八尾曳山[祭] (やつおひきやま
修正鬼会 (しゅじょうおにえ
西都原古墳[祭り] (さいとばるこふん
郡上踊り (ぐじょうおどり
裸押合[大祭] (はだかおしあい
「峠」を読んで面白いと思ったがそのあとに「関ヶ原」を読んだら「峠」は霞んだ
司馬作品のなかであんまり話題にならないけど、
箱根の坂ってけっこう面白いね
タイトルが地味ってのもあるかもしれんが
>>504 前もあがってたな。冒頭の(名前忘れた)アンちゃんが只の脇役だったというw
でも大団円ハッピーエンドでいいよね。
菜の花の沖は金兵衛が嵌められて高田屋潰された話で手放しで喜べないけど
箱根〜は秀吉に後北条が滅ぼされる話はそんなに触れてないから喜べる。
「関ヶ原」で石田三成が合戦当日下痢だったというのは史実?創作?
実家に行ったら去年亡くなった父が読んでいた「翔ぶが如く」の文庫本10巻セットがあったんで貰ってきた
20年ほど前の大河ドラマになった時に売られたヤツなんで字小さいから読みにくいがそれでも読んでいる
509 :
無名草子さん:2010/06/01(火) 23:27:09
11番目の志士 読み終わった。前に一度読んでたんだけど
改めて読んでも面白かったな。
これまだ続けられたような気もするな。その後の天堂晋助もみたかった。
坂本竜馬倒したりしちゃえば良かったのに。物語の中で。
ところでこれタイトルの11番目って天堂のこと?なんで11番目なの?
1番から10番までの志士は誰なの?
>>494 「故郷忘じがたく候」 に関して在日朝鮮人とのただならぬ関係を暴いていたものがあったが・・
どうなんだろ?
この人の小説は読みやすくて面白いけど、確かに不当に貶められてる人も多い気がするな
小説の筋立て上、仕方ないことかもしれないけど
そういうことがあるからイマイチ好きになれない
俺も翔ぶが如く読書中。西郷がルソーとかトクヴィルを知ってればなぁとつくづく思う
512 :
無名草子さん:2010/06/15(火) 09:00:15
最近司馬さんの小説を読み始めました
竜馬や燃えよ剣とかとても面白いんだけど、藤兵衛とか七里とかのオリジナルキャラのあたりが眠くなってしかたないですが、ああいうのも含めて司馬さんは人気があったの?
個人的には編集者仕事しろって言いたいくらいで
「司馬先生、こんないもしないオリキャラ書いて原稿水増ししないで早く本編行きましょうよ」とか言ってくれたら燃えよ剣は一冊で済んだんじゃないかと思うとやるせない気分
絶対編集に陰で水増しの遼とか言われてたと思う
まあそれはそうと、次は峠と花神のどっち読もうかな
ああ、でも人気がある作家の場合だと編集の立場では水増しはありがたいのかな?
たとえば、箱根の坂とか水増しをなくすと
小説としてなりたたなくなるだろうな
515 :
無名草子さん:2010/06/15(火) 12:37:01
まぁ、そんなにフィクションが不要というなら、
歴史年表を眺めているのがいいんじゃない?
竜馬が行く読んでるんだが、お田鶴さまが可愛すぎる。
昔の人ってホントにこんな感じだったのかなー。
義経(上)(下)読んだ。
かなりいい出来だと思った。終わり方のほうが駆け足すぎるのが難点。奥州なしかよ。
弁慶の立ち往生なしかよ。
時代分析はいいね。ついでに、武蔵坊弁慶、源義経(村上元三)、平家も併読して読んだ。
司馬がやっぱり心理描写が一番多いんだな。対立原因の分析もいい。
司馬遼太郎の時代小説が本当に好きだけど、多少、中国文化に必要以上におもねるところが
最近読みかえして気になった。ただでさえ中国プッシュが鬱陶しい昨今だから。
最近読んだ、箱根の坂、胡蝶の夢とかそうなんだけど
時代が移り変わっていくときの意味を意識して書いているところが面白いんだよね
箱根の坂だと、当時は武士と農民があまり区別がないとか、
農業の生産力があがったため、守護地頭の時代が崩れて国人たちの時代になるとか、
そういうところが歴史ファンを作ってきた司馬の面白いところなんだと思う
義経読んだ
頼朝の落書き笑ったわ。良くそんな文書が残ってたもんだ。
短篇集借りてきて「ある不倫」読んだ
異色だね
司馬遼太郎記念館は面白かった。司馬さんの自宅の書斎も見れるし、ファンなら行かないと。
東大阪市です。
城塞(上中下)借りてきて1ヶ月かけて読んだ
が文庫本じゃなく単行本なんだよ近所の図書館
しかも字超小さいし、2段になってる
ダレてダレてやっとの思いで終わりそうなんだが、そのせいでイマイチだと感じた
普通に文庫本でスイスイ読んだら面白いのか?関ヶ原は名作だと思ったが
>>523 面白かったけど、関ヶ原と違って徳川がリンチするような内容だからな
やっぱり関ヶ原の方が盛り上がって面白かったと思う
詳しくは忘れちゃったけど、
淀殿のヒステリーっぷりとか
大阪側のいたらなさが面白かったような希ガス
短篇全集借りてきて読んでるんだがほんの一握り現代ものも書いているんだね
昭和30年代いまさらながら時代を感じさせる
木賃宿30円てw
私たちは自らの歴史を、
ロックフェラーによる余計な
宣伝広告(プロパガンダ)の
フィルターを通さずに見つめ、
互いに思索を深め合い可能な限り真実に
近くなるように捕らえていくべきだと思う。
司馬遼太郎は開高健と並び、
いわゆる「サントリー文化人」と呼ばれる。
ロックフェラー財団と提携し、
巧みなプロパガンダ(PRエージェンシー)戦略をもって
日本国内で大きな影響力を
振るうことになったサントリー財団が育てた、
日本人文化人・知識人有識者集団の、
代表的人物である。
司馬遼太郎はサントリー文化人としての、
ロックフェラーの意向に従った日本管理
(大東亜戦争時代との意識の切り離し)
のための偏った記述を、
最後まで忠実に続けた。
528 :
無名草子さん:2010/07/06(火) 00:11:08
>>527 だからソースも無いのに妄想書くなって、、、
529 :
無名草子さん:2010/07/09(金) 08:24:50
まあマスコミとよく結託した作家ではあったな
利用したのか、されたのか知らないが
>>529 利用したのが正解だろ。元々新聞記者なんだし
ロックフェラーとか出してるところを見ると副島隆彦にかぶれたのが一人いるような気がする。
小室直樹の弟子らしいので自分も本を買おうかと思ったが『人類の月面着陸は無かったろう論』とか書いてるし
なんかトンデモっぽいのでやめた。
かわりに図書館で「仕組まれた昭和史」というのを借りてきたが小林よしのりの「ゴー宣」からかなり手法パクってるな。
司馬史観を普及させたほうが都合がいい人が多いんだろうな
>>527もまったくのでたらめとは思えない
NHKでの取上げられ方とかね
なんか次から次へとキチガイに粘着されてんなこのスレ
534 :
無名草子さん:2010/07/09(金) 22:56:33
司馬の性格からして御用作家は無理。
おどしすかしの効く人じゃないよ、へそ曲がりだし。
それだけ司馬に嫉妬してる老人が多いんだろう
小説は小説、それ以上の何物でもない
>>535 確かに嫉妬に使われている女の二文字を男に変えたくなる時があるわ
司馬の小説は面白い。
ネトウヨがどうわめこうが、これからも読みつがれていくよ
司馬さんの作品は面白いよ
後は個人の好みだけど
あの人は大衆作家なのに
文体のせいで?
学者、識者のごとく権威づけられ崇められるのは
故人にとっても不幸な気がする
>>538 スノッブが学者のように持ち上げたがる構造はよく判る
学者っぽい表現使っているだけなんだけどね
540 :
無名草子さん:2010/07/14(水) 21:34:20
今話題の岩崎弥太郎がででくる作品教えて。
おーい竜馬
543 :
無名草子さん:2010/07/15(木) 08:37:08
それ以外でってことだろ
本宮ひろ志の漫画
左翼爺のスレw
>>546 司馬さんの作品だと「竜馬がゆく」しか出て来てないしな
山内容堂、岡田以蔵、吉田東洋は短編の主役だったな
慶応長崎事件は?
スノッブ(笑)が云々より、読者が無理して知識や教養のあるフリをしたがる
って言ったほうが、よほど当しっくりくるな
>>549 後藤の大借金の尻拭いの代わりに亀山社中を引き継いだ、
そのせいで元海援隊士からいじめられまくった、みたいな話だっけ?
「十一番目の志士」借りてきて読んでるんだが、架空の人物が主役だから期待してなかったんだが面白いな
少なくとも「峠」「花神」よりも好きだ
ゾクゾクする
最後をもうちょっと工夫して欲しかったな
伊藤・井上に飼い犬扱いされたことを自嘲するのではなく、
鳥羽伏見に参戦して戦死、ぐらいの華々しい死に様を迎えて欲しかった
大河ドラマ「花神」だと確か戦意を失くした敵残兵を庇って死ぬんだよな、天堂晋助
>>549 供述の矛盾から隊士の嘘を見破ったり、
土下座すればすむ場合は気軽に土下座したり、
弥太郎が結構目立つ作品だね
誰か岩崎弥太郎のウィキペディアにそれ書いておいて
S「あんなの、僕の創作や!」
559 :
無名草子さん:2010/07/18(日) 10:00:40
マジレスすると最高傑作は関が原
低学歴のオッサンが好きだよね
明治最高昭和最悪みたいな単純な史観だし
ヒーロー中心でアナール学派的な社会史的視点がないのも痛いよね
まあ、高学歴で趣味のいいインテリ好みの作家ではないよね
2chに書き込みする奴が高学歴で趣味のいいインテリなワケあるかwww
>>560 その手の中傷は飽きた
ところどころはあってるけど
563 :
無名草子さん:2010/07/19(月) 01:28:07
いまどき学歴がどうとか言ってる馬鹿がいるんだねw
565 :
無名草子さん:2010/07/19(月) 08:55:13
竜馬がゆく、翔ぶが如く、花神、燃えよ剣、坂のの上の雲を読みたいと思っていますが
どのような順番で読めば良いのでしょうか?
あと他にこれは読んでおけという作品があったら教えてください
>>564 いや学歴は大事だぞ?
どさくさにまぎれて自分の低学歴が免除されるかのようなレスはするな
>>565 一番最初は「燃えよ剣」がお勧め。長くないので読みやすい
>>565 竜馬がゆく、燃えよ剣、花神、坂の上の雲、翔ぶが如く
の順をおすすめする
竜馬がゆくを最初に読んでおけば、幕末の歴史の流れが
だいたい掴めるはず
戦国ものなら国盗り物語、関ヶ原、功名が辻、風神の門、尻くらえ孫市が楽しめたな
そもそも低学歴の人は本をろくに読まないっての
たとえ低学歴でなくても、年に1〜2冊読むか読まないかの大人が大半だし
本をたくさん読む大人はご隠居か、○○士のような専門のお仕事か、作家かニート
そんな認識だからおまえはいつまでたっても
2chで嫌がらせするのが唯一の趣味な底辺なんだよ
まわりの人間は少しでも上に行こうと日々勉強してるぞ
そんな書き込みにレスしているお前も同類だっての
>>565 竜馬、燃えよ剣、花神、翔ぶが如く、坂の上の順がおすすめ
他には世に棲む日日を燃えよ剣の前か後
峠を花神の前か後あたりに読むのをおすすめする
翔ぶが如くて
戦争場面より、その前の準備期間の方が面白くない?
坂の上は全編面白い
575 :
無名草子さん:2010/07/20(火) 18:57:20
最近、司馬さんのを色々読みはじめたけど最初の方は読んでて辛い
竜馬がゆくの1巻や峠の上巻、燃えよ剣の脇道部分(お雪がどうとか、七里がどうとか)など
次は翔ぶが如くを読むつもりだけど西南戦争始まったとこから買おうかなあ
>>574 征韓論のやり取りを今読み終えたところだが確かに面白い
桐野が愛人を家ごと誰かにあげちゃうところとかな
国盗り物語読了。
道三はかっこいいんだけど、幼女を犠牲にするのはいただけないね。
「菜の花の沖」って面白い?
司馬作品で戦国や幕末から明治以外って珍しくないか?
定期的にそういう質問あるけど
こればっかりは自分で読んで判断するしかないわけ
そんな答えは求めてない
で満足するまでこの手の質問が延々と続く
583 :
無名草子さん:2010/08/04(水) 22:41:33
ネットの無かった頃、人のレビューなんて知らずに読んだ本や、観た映画の方が感動したなあ。
今は何でもとりあえず人の感想を検索して、フーンそういう感じなのかと思って、ほとんど読まないし観なくなった。
今日も暑いですね...
585 :
無名草子さん:2010/08/07(土) 20:46:21
伊藤、シキリニ○○を唱フ
って翔ぶが如くに書いてあるんだけどこの「○○ヲ唱フ」ってのはなに?
元から○○なの?それとも現代では差別用語かなんかで自主規制してるの?
なんかちょっとおかしく感じるんだけど。
『国盗り物語』読了。
『新史太閤記』と『関が原』を明日借りてくる予定。
>>585 亡くなった父が大河ドラマ化された時に買った「翔ぶが如く」の文庫本ボックスを
2巻まで読んでいるけど伏せ字は見た事無いな
588 :
無名草子さん:2010/08/21(土) 22:24:37
↓ このよく語られている司馬遼太郎批判ってソースがないよね
ロックフェラー財団から多額のカネをもらった
サントリー社とそれによってバックアップされた「サントリー文化人」の
司馬遼太郎という捏造歴史家が戦後、近代史のあちこちから意図的に
欧米の痕跡を消した捏造歴史を発表し大々的にTVや出版社で取り上げさせ、
国民に「歴史教育」を施した。
ふと今の日本政府って
「翔ぶが如く」の状況に似ているなぁ・・・・って。
西郷はジーっと黙っているけど
シンパとアンチが自分の好き勝手言って対決避け難しみたいな。
「町人討ち」汚名返上?
幕末の志士清河八郎 新資料発見
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100826t55009.htm ・・・庄内町の清河八郎記念館の広田幸記副館長は
「政治的な伏線の上での事件で、酒乱の殺人犯では
ないことを証明するものだ」と評価している。
清河八郎のマイナスイメージを決定的にしたのは
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」とされる。日本近世文学に
詳しい山形大の山本陽史教授(日本文学)は
「清河は保守派の性格が強調され、坂本竜馬の
引き立て役として描かれた」と説明。「(新資料は
町人討ちの)行動を説明する傍証であり、清河の
名誉回復にもつながる」と話している。
>>588 別に証拠は無いんじゃね?
しかし一昔前の日本人が受けてた「歴史教育」の
「江戸時代は暗黒時代で、それを覆した明治維新は素晴らしい」とか
「明治の軍部は素晴らしけど昭和の軍部は糞」
とかみると、これは司馬の言ってることとそっくりだね
こういうのを見るとこの作家がどんなところと繋がっていたのか自ずとわかるってもんだな
592 :
無名草子さん:2010/09/05(日) 20:25:03
てs
593 :
無名草子さん:2010/09/05(日) 20:29:53
翔ぶが如くとか読んだんだけど司馬ってあたりはずれあるね。
翔ぶが如くはなんか小説としてダメだったな。まとまりがなかった
オリジナルの女性キャラとか出てたけどなんでだしたんだ?ってぐらい
必要がなかったし。最初の方で最後の事をやたら言ってて最後に書くんなら
途中でラスト教えるなよってのが何回かあったな。
竜馬がゆくとか燃えよ剣だと坂本はこういうやつだ。土方ってのはこういう奴だっていう
自信がある感じだったけど、西郷は最後はでどんな奴か分からないで書いてたんだろうな。
実際の日記とか出して検証してるような感じで進めてるのにヘタにオリジナルキャラは入れるべきでは
なかったと思う。飛ぶが如くと義経は小説としてはダメダメだよね。
今読んでる花神はすごい面白いんだけど。
594 :
無名草子さん:2010/09/05(日) 21:34:15
>>593 翔ぶが如くは西郷が分からないだけに、ああでもない、こうかもしれない、と西郷観の総覧的な読み方が出来て面白い。
おそらくほとんどの西郷関連書を網羅するほどじゃないかな。
>>593 薩摩藩の面々は残念な男たちばっかりだしな
当たり外れはあるねえ
序盤つまんねえなと感じても全編通して外れてるわけじゃなくて後半になって俄然面白くなることが何作かあったからタチが悪いw
坂の上の雲に手を出すかどうか迷い中
>>598 日本海海戦の部分を読んでから最初から読み直すと面白いよ
599 :
無名草子さん:2010/09/05(日) 21:48:52
>>594 >>595 >>596 レスどうも。飛ぶが如くは部分部分は面白い所もあったんだけど。なんか竜馬がゆくみたいな
疾走感がなくて。最後の桐野とかも格好良かったんだけど。燃えよ剣の土方と比べると
似た展開なのになんか燃えよ剣の方が面白く感じてしまったな。
漢と書いて「おとこ」と読む
それに該当するのが幕末だと龍馬と土方とかだしな
高杉と桂はちょっと微妙で西郷は残念だもんな
601 :
無名草子さん:2010/09/05(日) 23:32:35
翔ぶが如くで一番好きな場面は神風連の乱のくだん。
描写は映画のラストサムライそのものだね。
実際は少し違うらしいが、司馬節での詩的な陶酔感は絶品だと思う。
文法的には正しいのかもしれないけど、
おそらく言いたいのは×「くだん」→○「くだり」
>>601 あれラストサムライの監督か演出家が上手く司馬さんのを使ったなと感じたわ
604 :
無名草子さん:2010/09/06(月) 16:48:18
歴史と視点読んだ。
三式中戦車が軟鉄ってw
菜の花の沖読み始めた
嘉兵衛に共感する
606 :
無名草子さん:2010/09/06(月) 20:10:09
花神そろそろ読み終わるんで次は
「峠」読んでみようと思うんだが「坂の上の雲」とどっちが面白い?
610 :
無名草子さん:2010/09/06(月) 23:37:17
レスどうも、坂の上の雲が評判良いみたいなんで今度かって見ます。
今花神読み終わった。凄い面白かったな、竜馬みたいな終わりかと思ってたけど
意外とラスト幸せそうで良かった。ていうかこれ「かしん」って読み方なんだね。
小説のラスト読むまでずっと「はなかみ」って思ってた。
この前に読んだ翔ぶが如くより面白かったな。やっぱ人物を絞ってるのがいいのかね。
いいな。おれはかなり読んでしまって、
いまは短編関係を読みつつ「峠」をあとにとっといている。
幕末だと、世に棲む日々とか胡蝶の夢とかおもろいよ。
ちょっとミーハー路線なら燃えよ剣とかね。
612 :
無名草子さん:2010/09/07(火) 00:17:10
>>611 世に住む日々 竜馬がゆく 11番目の志士 燃えよ剣
はずいぶん前に読みました。この4つは全部面白かったですね。
後幕末物じゃないけど「関が原」も凄く面白かったなあ。「城塞」は
関が原にはちょっと及ばない感じで。後は「国盗り物語」も面白かった。
調べたら坂の上の雲って竜馬がゆくの次に売れてるみたいですね。
日露物で売れてるなんてちょっと意外。
最後に日本海海戦があるからかもな
自分は病死で途中退場しちゃう子規絡みの話が好きだな