北方水滸伝・楊令伝を語ろう第四十四章

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653無名草子さん
不合理の最たるものが、焼討ちでなければ皆殺しとは言えない、という軻輔の理論だな。
信長の叡山焼討ちでも、かなりな人数が助かっている。
焼討ちをしていない幻王は、皆殺しをしたつもりになっているだけという軻輔の理論は常識では考えられない。
しかも、軻輔は幻王に父親を殺されている。一般的には、第三者とは比べものにならないほど幻王を憎む
立場の人間じゃないかな?曹正など青蓮寺に対する憎しみで額に痣ができたほどだぞ。
そんな軻輔が、幻王を擁護するようなことを言うと思うか?
まあ小説なんで、現実社会の同じ立場にある人間の気持ちなんて斟酌することなく、テキトーなことが
書けるわな。仇討ちを考えるような人物は、すべてつまらん人物なんだよな?林冲のように高Qを恨んで
いた人間は糞で、楊令殿だけが素晴らしい人物と言いたいのだろうがな。
そして、宋江梁山泊は扈家荘を焼討ちにした最低な集団。焼討ちをしないで皆殺しにをしたつもりになっている
楊令殿は素晴らしい人物。だが、扈一族は自害のために自ら火を放ったのであって、梁山泊は皆殺しをしていない。
捏造してまで楊令を良く見てもらいたいのか?見下げ果てた人間だな。