お前ら塚本光武帝は読んだ事あるか?
ま・さ・か
北方光武帝ならちょっと読んでそっと閉じた記憶がある
まずタイトルからおかしいが
本当に史記の各編の短編集とかだったら北方を尊敬したかも知れん
あれ?北方のは光武帝でなくて武帝じゃなかったっけ?
北方は武帝だな。
個人的には北方には光武帝じゃなくて洪武帝書いてほしい
スレチガイスマン
306 :
無名草子さん:2010/01/27(水) 19:18:32
>297
宮城谷さんって姜維を重要視してないの?
308 :
無名草子さん:2010/02/03(水) 20:35:28
>>307 いや、以前から孔明が死んだところで
終わりという説があったんで。
というか、何故姜維?
他にも一杯人物いると思うんだけど。
自分としては司馬懿が権力を
掌握するところまで描いて欲しいなあ。
それと、羊コと陸抗の関係とか。
309 :
無名草子さん:2010/02/06(土) 13:54:29
今連載中または予定
三国志
楚漢名臣列伝
呉越春秋
光武帝?
追加修正よろ
こんなに同時期に書けるものなの?
光武帝は読売新聞に連載でしょ。
常識的に考えれば、それ一つでかなりの負担
→三国志終了のお知らせ、でFAかな
>>310 この人は特別だろうな
普通は資料集めやら勉強やらするんだろうけど
知識が半端じゃないから・・・
宮城谷作品の面白さに「漢字」もあると思います。
オススメの漢和辞典があれば教えて下さい
字統
字訓
字通
中国の古地図のおすすめは?
中国史稿地図集があったので自己解決
地図を見ながら読むと
おもしろさが増すよね
>>309 新潮社の波で連載中の古城の風景が、
抜けてる。
319 :
無名草子さん:2010/02/11(木) 18:38:35
・三国志(文藝春秋、終盤)
・楚漢名臣列伝(オール読物)
・呉越春秋(中日?)
・光武帝?(?)
・古城の風景(新潮社の「波」)
これでおk?
・三国志(文藝春秋)
・楚漢名臣列伝(オール讀物)
・湖底の城(小説現代)
・草原の風(読売新聞)
・古城の風景(波)
322 :
無名草子さん:2010/02/19(金) 23:15:12
げ
>>321 中国書籍なら書虫とか東方書店かな、俺は書虫で買った。
ただ、漢文や中国語読めないときついかな。
郭沫若が主に編集した輸入書だし。
324 :
無名草子さん:2010/02/27(土) 23:43:30
読売とってないんだけど、
「草原の風」はどんな感じ?
日本語でおk
326 :
無名草子さん:2010/03/07(日) 21:00:22
327 :
無名草子さん:2010/03/07(日) 22:07:48
328 :
無名草子さん:2010/03/08(月) 15:20:03
この人が書いた「花の歳月」を読んだ。
泣けた・・・・。
花の歳月いいよな!
何回読んでも号泣するよ俺
330 :
無名草子さん:2010/03/08(月) 21:49:12
「花の歳月」は、なんといっても
皇后にまで登りつめた実姉と、幼少時に誘拐されたせいで奴隷として
辛苦を舐めて生きてきた実弟との再会場面は、涙無しでは
読めない・・・・。
書かれてる文字が、自分の涙で歪んで読めなかったのを思い出します。
あとね、広国が藺と再開して掻っ攫っていくところは顔中の穴から液体がでた
それだけに後年の竇皇后というか太皇太后時代を思うと、複雑な気分
333 :
無名草子さん:2010/03/18(木) 23:21:50
うp
334 :
無名草子さん:2010/03/19(金) 12:14:33
335 :
無名草子さん:2010/03/23(火) 20:40:33
平凡社の白川静本は軒並み装丁が良いですね
発見したが1400円するんね
700円くらいと勘違いしてたよ…
他にも買いたい本があって、悪いとは知りつつ立ち読みで済ませてしまった
春秋時代終盤が見たかったので「孟夏の太陽」購入
程嬰みたい話には弱いわ…
短篇集もいいね。宮城谷さんが刺客列伝書いたら面白いと思うなあ
多分予譲の話がメインになっちゃいそうだが
程嬰は電車の中で泣きそうになってしまうから恐いw
「月下の彦士」で彦の読み方に「げん」があるのを初めて知ったな
しかし孟夏の太陽に収録されてる作品はタイトルがみんな秀逸
陳舜臣が好きって言ったら友達が貸してくれたのが王家の風日。
宮城谷作品に初挑戦で、面白く読んだんだけど、漢字が読めなくなるので困った。
最初に振り仮名付けてくれてるキャラも直後から付かなくなるので、脳内読みで対応しちゃった。
後書き読んだら、これでも漢字表現は抑えてるとか、新人の頃漢字使い過ぎと怒られたとか、凄い。
>>341 まあ俺も脳内読みはよくやるw学術書じゃなくて小説なんだから流れ重視でいいんじゃないかなと思う
宮城谷小説に慣れると花の歳月に逆に戸惑う俺w
花の歳月・孟夏の太陽・長城のかげや名臣列伝辺りの短編集から宮城谷小説入るといいかもよ。
俺も陳舜臣さん大好きだったけど、小説の中にいつも陳舜臣さんがちょろちょろしゃしゃり出てくる。
宮城谷さんは、いっさいしゃしゃり出づ、小説世界をそのまま楽しめる。
でも、その人物の性格・特徴を補足するにに、数百年前の祖先から引き起こしてくるのは、、、、
で、それぞれその時代なりの思想背景を持っていると思っていたが、いろいろ読んでみるとみんな同じパターン。
実は作者のあこがれている人物像だった、、、と気づいた。
で、また陳さんに戻って「日本人と中国人」とか読むと、地政学的な歴史・人物理解なんてのも、楽しくなる。
俺と同じく陳さん好きなあなたには、「楽毅」「奇貨居くべし」あたりの長編もおすすめ。
作者がしゃしゃり出てこない長編は、たのしいぞ〜〜
あ、あと、漢字は必ずノートに書き写して、ふりがなを振っておくこと。
宮城谷さんの解説にいろいろあるけど、漢字そのものの成り立ち、名前の付け方なんての知ると、その文字・名前が
その人の生き方に関わってくるようなこともある。 文字を書くことが、楽しく漢字られるようにもなる。
他の人に向けて発したことばが、必ず守られる・実現されるようになると 「人 言」=「信」が生まれる。
他の人との名前を呼んでの関わりのなかで、「人 名」=「ィ名」が生まれる。
自分と他人、二人の距離を推し量り、相手を思いやることで、人 二 =「仁」がある。
345 :
341:2010/04/10(土) 14:52:18
王家の風日の後、あれに比べれば軽そうな侠骨記を読んでみたけど、これいいね!
横山史記では和平交渉中に脅迫するDQNと思ってた曹カイや単にいい人だった百里奚が活き活きしてる。
あと、この作者は太公望が好きで管仲が嫌いなんじゃないかと思った。
漢字は今回は比較的楽です。
それと、脳内読みはやめます。
名前だけ有名で、その生涯が不明な点の多い太公望や管仲のこと、非常に雄大に想像しきってると思う。
太公望が孤竹に逃れ、のちに周の武帝が出兵するとき そこの亡命王族(伯夷)が止めたとか、
武帝の奥さんが望の幼なじみだったとか。
管仲の現実感覚・経済感覚を まずしくて商いをして金を儲け、鮑叔の分までうばって送金してたとか、
その人の晩年の思想から、生い立ちから・不明な時期の活動まで想像しきっちゃうって、すごいと思う。
言の葉や事業から、その人格・人生をそれらしく想像しきっちゃう力って、すごいよ。この人。
>>1 管仲と、楽器だけは読んだ事あるけど
そんなに沢山出てたのか。
つうか中国史って有名人多すぎて、最近はあまり読んでないが
ほんとに多いな・・w
>>344 字統によると「仁」の金文・古文の字形は人に敷物(衽席)を敷いて座って
もらうもので、そこから思いやりの意になったと予想している。辞典によっては
篆文の方を根拠として人の分まで重荷を背負ってやる字形と記述している
が、真偽はそれとして白川さんの説の方に感心したよ。
>>343 陳さんの十八史略はまさに中国歴史の導入書として神がかってた
個人的には中国五千年のほうが入門としてはもっといいと思うけど
でも、秘本三国志の少容無双はいただけなかった
まあ、蒼天航路への絶大な影響を与えるくらいの出来なんだけど、全ての功績奪ってるのがちょっとねえ
その点、宮城谷さんはなんか違うんだよな
キャラの心情の妄想というか想像が凄すぎる
太公望の話出てたから引っ張り出して読み始めたら止まらなくなった
いったい何回目だ・・・
望は相変わらず完璧超人だけど他の作品と違いフィクションとノンフィクションの
間のような感じが心地よい
>>348 今の若い人は、影像で物を考える・伝える方が得意なんで、みんなyoutubeとか行っちゃうんだって。
で、2ちゃんに残ってるのは 昔のてるぞー以来の人たちて、みんな30−40代のおっさんおばさんばっか。
でも中にはいるんだよね。 作者本人が匿名なんで書き込みしていたり、
あなたみたいに相当学識・知識のある人が 書き込みしていたり。
掃きだめに鶴とは言わないけど、いろんな専門家(もしくはお宅)たちが おなじ「匿名さん」として話しできるのは、
やっぱいいよね。2ちゃんねる。
ほめられるとこそばゆいなww
まあいずれにしても、このスレの人たちは宮城谷作品の素晴らしさを
知ってる。
匿名性の是非はあるけどいくつかの場面でよい議論のために非常に
有益だったのは確かだね。
353 :
無名草子さん:2010/04/17(土) 13:05:00
sage進行は結構だが、
このペースだとまた落ちるがな。
age
ればいいじゃないか
読売新聞でやる夫から影響されて、作者名も確認せずに何気なく読んでたゆとりが通りますよ
今の段階で、劉秀ってすごく、大きいです・・・・
356 :
無名草子さん:2010/04/27(火) 22:45:12
>>355 324だけど、誰も話題に出さないんで連載してないのかと思ったよ。
安心したw
連休中はみんな
宮城谷三昧なんだろ?な?w
な?とか言われても新刊でないし
長城のかげ 読みました
キフはかなり頑張った
ロワンがすげえかわいそう
微妙にメジャーな人を使う手腕は見事だと思います
でも、この人を使ってほしかった
( ̄!ー─--、 ) お. こ
〉 /\__/ヽ`i ). や れ
. / 〉 || ) じ
|: /__ __|_ )
(^Y ━` i´━'| ´Y⌒Y⌒Y⌒
ヽ_, __ 」__ |
/'ヽ ┠─┨/
/\.,,ヽ┃ ̄┃、
数日前に 「沖まで泳いで見せる」って約束しててさ、当日は台風。
で、崖が崩れて海に落ちたら「泳ごうとしていた」って噂が。
山へ盗賊退治に行ったら盗賊が自殺していた。
それ見た村人Aが「季布が盗賊を殺して来た」
それ以来、「季布は約束を守る男」「季布の一諾は百金に値する」って評判になって、項梁に呼ばれて近くで鍛冶屋をして暮らしていた。
と、その項梁が立ち、殺されたんで項羽に付いた、、ってのが、なれそめ。
361 :
無名草子さん:2010/05/10(月) 18:50:19
坂の上の雲で秋山好古がサンシール陸軍士官学校に留学したときの
騎兵に関する逸話が載っていた。
教官が騎兵運用の天才4人の名を挙げて、好古が2人追加し、当時の日本に
天才はいるかという話しだが、その天才6人の顔ぶれが
・モンゴルのジンギスカン
・プロシャのフレデリック大王
・フランスのナポレオン一世
・プロシャの参謀総長モルトケ
・源義経(好古追加)
・織田信長(好古追加)
楽毅は絶対入るよなあと思った。
当時の日本とヨーロッパの軍人に中国史研究家というのは居なかったんだろうか。
ついでにage
光武帝の読売新聞のやつは、来歙が主軸になりそうだね。
やたらめったら出てくるし、主人公が心底尊敬してるし、太公望ポジション?
今頃三国志七巻のオススメメール送ってんじゃねえよAmazon
新刊が出たのかと思ったじゃないか
>>359 未だに「しょうりまい」なのか「しょうりばつ」なのか分からん。
「かこうじゅん」論争は決着付いたみたいだけど
>>361 中国だったら李靖、李勣、ヌルハチが挙げられるな
三国時代だったら曹操、呂布、馬超、関羽、樹機能、公孫サン、曹純、丁奉あたりが強そうだけど天才というほどではないかもな
三国時代だったら夏侯淵、曹仁、張?、張遼も名将でしょ
張コウは表示されずか
曹仁は嫌いですかそうですか
タニーの清朝ものが読みたくなってきた
文鴦
太平天国ですね、わかります
丁汝昌を太平天国時代から書いたら意外と爽やかにならね?
373 :
無名草子さん:2010/05/23(日) 17:09:31
>>361 騎兵運用の天才でしょ。
宮城谷小説に登場する人物でいえば
断然趙の武霊王じゃないか?
馬といえば戦車に用いられるものだった当時、
中原で初めて騎兵を組織的に活用したんだから。
胡服その他で騎兵改革は行ったけど騎兵を使った用兵で
特筆すべき事ってあったかね
関羽、丁奉、張遼、文鴦は騎兵運用の天才というより武勇の天才
名将には違いないけどね
文鴦は騎兵運用の天才の樹機能に勝ってるから騎兵運用も天才的だった可能性はある
宮城谷作品をたまに見かけては買って読む程度のミーハーなんだけど
最近、やっと重い腰をあげて宮城谷三国志を読み始めた
本来であれば完結した作品を一気に読むのが好きなんだけど我慢出来なくてね…
そんなわけで2巻読み終わりそうなんだけど、実に面白い
でもまだ終わってないんだよねぇ、どこかで待たなければならないか…うぅむ…
呂布は俺が騎兵、君が歩兵を率いれば天下平定も容易い、
みたいなことを言って曹操を誘惑して自分を助命させようとしてるから
やっぱり呂布が随一、曹仁がこれに次ぐような感じか>騎兵指揮官
黒い一匹の獣のように、ですね
わかります
>>374 騎兵の運用を本格的に開始したことは
十分特筆すべきことじゃないかな。
中山を武霊王の代で滅ぼすことができたのは
外交面での成功以上に騎兵を取り入れたことが
大きいように思う。
細かな用兵についてはわからないけどね。
>>377 呂布の自薦文句は多分に自賛の色が濃いと思われ
正史のホウ徳は騎兵軍団馬騰軍で武勇最強認定
呂布は弓術のイメージが強いなあ
千字文で布射遼丸って書かれてるくらいにはメジャーみたいだし
383 :
無名草子さん:2010/06/07(月) 20:21:56
まげ
吉川三国志や北川三国志を読んだ事はあるが
宮城谷三国志を読んで、時代は繋がっているんだなぁ、って初めて感じた
時の河は 続いてゆく〜
三代は遡って 時の河泳いでいくんだな。
三河〜〜って
いやいやw
何つーか今までは三国志という独立した歴史を観ていたんだけど
宮城谷三国志を読んで、商からの長い歴史の流れを感じたんだよね…
自分はずっと浅はかな読者だった事を痛感した
>>361 アレクサンドロス3世やティムールやバトゥも入るな
>>387 最初が後漢史になってるからね。
黄巾の乱がたまたま起こって国が乱れたと言うより、制度的に安定しない王朝だった。
その間に誰々がいなかったら、という仮説をたてて、三国時代以外の他の可能性を考えていたのが面白い。
今連載されてる光武帝、キュウ(イ及)の妻の名前が青って…
タニーは深く考えずにつけたんだろうけど、
読みは同じでも別の漢字にはできなかったんだろうか
391 :
無名草子さん:2010/06/12(土) 22:22:09
楚漢名臣列伝に韓信は入らなかったんだね
関心が無かったのかな
【審議中】
>>392 ∧∧| (( ) ) (( ) ) ((⌒ )
__(;゚Д゚)___ (( ) ) (( ⌒ ) (( ) )
| ⊂l l⊃| ノ火.,、 ノ人., 、 ノ人.,、
 ̄ ̄|.|. .|| ̄ ̄ γノ)::) γノ)::) γノ)::)
|.|=.=.|| ゝ人ノ ゝ火ノ ゝ人ノ
|∪∪| ||∧,,∧ ||∧,,∧ || ボォオ
| | ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
| | ( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
~~~~~~~~ | U ( ´・) (・` ). .と ノ
u-u ( ) ( ノ u-u
`u-u'. `u-u'
韓信のことは本当に嫌いなんだな
関心がないというか信念がない韓信は嫌いなんだろう。
タニーは国士無双の韓信より捕虜穴埋めした白起の方が好きなんじゃないかな?穣候に忠義を尽くしたという点では
穣候じゃなくてギゼンね
?穣侯と魏ゼン、何か違うの?
細かいことだし気にしなければ気にならないけど
穣の君主に対してでなく秦の魏ゼンに対して
って指摘かな?と予想
信念がない韓信ってレスよくみるな
タニーがどっかでそう書いてるの?
韓信って、「戦争お宅」っぽいよな。 戦争の仕方は知っていても、何で戦争する、戦争してどうするの観点が弱かった。あげくに呂皇后に殺されてるし。
三国志(その1)になってたら、おもろかったのに。
戦争そのものに弱い劉邦、戦略の無い項羽、、もしかしたら 韓信王朝の太祖になってたのにな。
>>398 「長城のかげ」の季布の話で季布がボロクソに言ってる
志がない、韓信の組織には顔がない、とか。
他の作品でも韓信については冷たい