私は、作家として、一生、男の魅力とはどんなものかを考えつづけ、私なりに考え た魅力を書きつづけようと思っている。女に魅力があるように、男には、どの男の中 にも、きわめて魅力的な部分がある。私は資料をよむとき、この男の魅力とはどこか、 と考える。魅力が感じられなければ、どんなにおもしろくても捨ててしまう。 資料をよむたのしみは、男のそういう魅力に接するたのしみである。この魅力は、 現代小説では表現できない。現代というのは、男が魅力を喪失した時代だからである。 私は資料をよみながら、ぼうばくとした「時代」を背景にその男の魅力を置いてみ せ、美術ずきの者が美術品を鑑賞するような、舌なめずるような楽しさでさまざまに 想像する。このたのしみは、病気になろうがどうしようが、やめられるものではない。 「司馬遼太郎が考えたこと 2」より
いちおつ
5 :
無名草子さん :2009/07/12(日) 09:19:11
前スレは何故突然落ちた?
なんか900前後に達するとレス間隔がちょっと空いただけで 落ちる傾向にあるみたい。
>>1 乙
取りあえず図書館に行って「信長公記」の現代訳読んでくる
ついでに「武功夜話」の現代訳も読んできた
自分は図書館で「国盗り物語」を借りて来た
「坂の上の雲」は文庫本一気買いした。これから日本海海戦を読む
菜の花の沖文庫版を買い換えた、おろしや国酔夢譚も読んでみたくなった
>>12 世界地図を側に置いて読んでみるのも
よいかも
>>13 「おろしや国酔夢譚」より吉村昭の「大黒屋光太夫」のほうが史実に忠実
でお勧め
吉村昭はエッセイも面白い
顔の面白さも司馬といい勝負
吉村昭は小説家というか伝記主体の作家だな
20 :
無名草子さん :2009/07/15(水) 10:03:26
司馬作品の中で一番好きな作品は「花神」だな
司馬さんは主観的すぎるなー もっと客観的になれないかなー
今「竜馬がゆく」の8巻読んでるんですがこのあとも時代に沿ったもの読みたいんですがオススメ教えてください 「花神」「世に棲む日々」「飛ぶが如く」「最後の将軍」 この辺なのでしょうか 「燃えよ剣」は読みました
そういえば、岡田以蔵が笹の葉で立ち向かったのって、どんな作品だったっけ?
今夜は気分のいゝ夜だ! 久々にマトモな芥川賞と直木賞が決まったね。 今回の両賞は圧巻だ。
最近は明らかに話題づくりだったからな てかスレ違いだな
北村薫は当然だとして、 磯アさんは、この作品が処女作なんだろうか? うま過ぎるよ! これまでに書いてきて、今まで選ばれなかったのなら問題だ。 愚にもつかぬカス作家のラノベばかり選んできて、この両者を見逃してきたことは犯罪だよ。
北村薫は今さら感ありあり
そういえば、来年の大河の配役発表したね
>>34 今だと本当に母乳も出る。(子ども産んだから)
36 :
無名草子さん :2009/07/17(金) 08:02:44
誰に対しても平等に接するはずの竜馬が岩崎弥太郎に対してだけは毛嫌いして冷たく当たったのは、竜馬が弥太郎の商才を見抜き自分と同等以上の商人になると見抜いてたからなのか 今までは自分に近い人間がいなかったから大物ぶることもできたけど、同等の人間が現れた途端に近親憎悪で女々しく嫉妬するとは竜馬も案外凡人だな
しょせん幕藩体制期日本という井の中の蛙
竜馬がゆくを読んだけどあまり魅力的な男とは思えなかった。でも奇才ではあったんだろうな。
>>38 おれもなんかそんな感じした
以蔵とか高杉晋作のほうが惹かれた
まあ龍馬じゃなくて竜馬だから司馬さんの感情をふんだんに投影した結果なのか それとも資料から判断できる人物像をなるべく正確に書き下ろそうとした結果、 創作人物としての魅力が薄まったのかは分からないけど結構腹黒い坂本竜馬だったw 別の坂本竜馬本も読んだことあるけど、こっちは作家がおりょう好きすぎて その気持ちを龍馬に投影していて白けた。
>>40 「龍馬」?
ただ、こっちの以蔵のほうが救いはあるな
42 :
無名草子さん :2009/07/17(金) 17:52:08
この人も江戸時代をやたらと暗黒時代ということにしたい人なんだよな だから幕末物が好きなのかな
>36 ほんとに読んだのか?
司馬が江戸時代を高く評価するようになったのは 作家人生の後半あたりから
>>44 この場合は君のほうが「ほんとに読んだのか?」だ
発狂しちゃったか
>>49 瞬間、加藤は東郷に問うた。東郷が点頭した。このとき、世界の海軍戦術の常識をうちやぶったところの異様な陣形が指示された。
「艦長。取舵一杯。−−」
(8巻、P115の最後の3行)
・・・
>>49 はどうせ釣りだから、そんなのには
レスしなくていいって。
>>51 そこは普通に東郷ターンがキター!!
とレスしろよ
ちょっと前までは戦争、自衛隊は悪!江戸時代は搾取の横行する暗黒時代!ってのが 一般認識として通っていたからこの人も神の様に崇められていたけど この頃はその一般認識もいろあせてきたからなあ
一般認識って言うけど、そりゃ君一人の認識だな
今見ると笑える所は多いな
「菜の花の沖」の前後あたりで 江戸時代に対する認識が変わったんだろうな
基本的に戦後の進歩史観の人なんでしょ
作品読んでない奴が混じってるな
筑摩の「戦後思想家としての司馬遼太郎」買いました 読んだらレポしますね
>>57 だろうね
小説というかたちで歴史批評に手を出すから困る
62 :
無名草子さん :2009/07/20(月) 12:14:23
「義経」読んでます。 頼朝と義経が劇的な邂逅をとげました。 下巻も買わねば。
そういえば「義経」ってBLかよ! という場面があるな
変人・変態の描写がとても上手いんだよなぁ・・・w 純度100%生粋の大阪人だけど ギャグセンスがあんまり大阪チックでないような。
「コンニャク問答」の章の筆の運びは上手いな。
>>64 古田織部は「へうげもの」のほうがいい。笑えるから
何となく昔(20年ぐらい前)読んだ坂の上の雲を読みなおした 面白いんだけど、何度も同じエピソード書くのは勘弁 国盗りが一番好きだな わざわざ岐阜まで行って史跡めぐりまでしてしまった
>>67 繰り返し何度も同じこと書くのは何故なのかねえ?
新聞連載だから前に書いたこと忘れてたとか?
くどくてうんざりする
その場その場で軽く読み流されることを想定して書いていたか、 そもそもがオツムの弱い層に向けて書いていたか
まぁ今日初めて読んだ人の為に説明するのには丁度いい
71 :
無名草子さん :2009/07/23(木) 12:44:06
坂の上の雲を読んで、くどいと思わなかったオレは、オツムが弱いんだろうな
新聞連載なりの書き方があるのは当たり前 そこに文句付けても筋違い
73 :
無名草子さん :2009/07/23(木) 21:32:59
「項羽と劉邦」は、連載中に出た単行本初版(上中下)は新聞連載の通り繰り返しがそのまま。 ところが、文庫では、ほとんどが削除されていた。 そのため、全く勢いの失せた味気ない文勢の文章になってしまっていた。 前は、繰り返しがある度、文勢上のヤマがあり、それによって次の敍述に移って行ったんだけど、 全て平板な敍述の流れになってしまい、全編気が抜けっ放しだった。 前後の文章まで、少々修正された所為かも知れない。 「文庫で」じゃなく、たぶん単行本で版を重ねる内に削除・修正されていたんだろうな。
文春の編集者によれば、繰り返しが多いことは司馬も承知していて、 単行本になるときに適当に削っておいてと言われるらしいが、 上手く削れないから、そのままになってるらしい 繰り返しが多いという苦情は、当時から結構あったみたい
最高で何回ぐらい同じエピをくりかえしたんだろなw
書く事ないのに締め切りにせかされて原稿の枚数稼がなきゃいけないから承知で繰り返していたんだろう
77 :
無名草子さん :2009/07/23(木) 22:21:43
司馬さんは、締め切りを急かされることはなかった。 いつも締め切りに充分余裕をもって、原稿が出版社に郵送された。 連載なんか、半月分まとめて前もって郵送されてくることが度々あったらしい。
最近竜馬がゆくを読んでいて 後半の方で中島作太郎っていう若い海援隊士がちょくちょく出てきて竜馬と絡んでたんだが 陸援隊設立の話になった時に陸援隊のメンバーについて何人か紹介していて その中に中島信行について維新後の経歴なんかも書いてあったんだが 中島作太郎=中島信行じゃなかったっけ… 司馬さん全くそこに触れてないんだけど
79 :
無名草子さん :2009/07/23(木) 22:27:42
>>78 それで間違い無いけど、本当に、司馬さん、竜馬の中で書いてなかった?
80 :
無名草子さん :2009/07/23(木) 22:31:20
もちろん、中島作太郎=のちの中島信行、で 竜馬云々でなく、中島は、「竜馬がゆく」なんかよりずっと以前から他の分野で有名なんだが、 司馬さん、中島信行のことだよ、って書いてないかい?
81 :
無名草子さん :2009/07/23(木) 22:33:58
>>40 >それとも資料から判断できる人物像をなるべく正確に書き下ろそうとした結果、
なるべく正確にwwww
陸援隊士について、大江卓の維新後の事歴について多少詳しく書いてあり 陸援隊士には後にこういう自由民権運動に投じたものと薩長藩閥政府に参加して栄達したものがいる その官途について栄達した者の名前に加えて出身地、爵位くらいを数人列挙してるうちの一人が中島信行 その前には竜馬の部下の中では陸奥宗光の次くらいに頻繁に登場してるのに 「のちの中島作太郎である」とも何とも書いておらず、薩長に与して栄達しただけの人、という扱い
そもそも「龍馬」を「竜馬」にしたのは将棋の角に由来するんだよな 相手に自分の角をとらせた後で取り戻すと敵陣に入らなくても竜馬として使えるのね
知っているか。加山雄三の母親小桜葉子は、岩倉具視の曾孫。
そういえば、鳩山が大臣辞める時に「政府に尋問の筋これあり」と言っていたが これって「翔ぶが如く」にもあった言葉だよな?
麻生太郎が大久保利通の子孫だから使ったんだろうな (二男の娘が吉田茂の奥さんとなった)
そうはいっても鳩山は西郷に比べるとしょぼい
鄭和はやはりアラビア人なのか
90 :
無名草子さん :2009/07/27(月) 18:25:30
西郷は伝説上の人物だぜ。 以前、『歴史読本』に実物の写真が出たことあるが、実態は小説の西郷と全然違う。 西郷も「その他大勢」の内のひとり。 史実は、城山で死んだということだけ。 それも、唯一西郷を知っている山形有朋が首実検して「西郷だ」と言ったのみ。
暑中お見舞い申し上げ候
>>89 海禁によって仕事がなくなったアラビア人を懐柔するために、鄭和に大航海をさせた。
もちろん多くのアラビア人が大航海に従事した、という司馬の推論で間違いないと思う。
93 :
無名草子さん :2009/07/27(月) 23:01:39
>>90 >史実は、城山で死んだということだけ。
史実はって、それ以外は何も物的証拠がないという意味?
>>90 西郷の写真は現存していない。
(一時、すわ西郷の写真か、と騒がれた写真があったが、否定された)
「史実は」と言う言い方で、独断や偏見や珍説・奇説の類で小説や伝承を批判する態度はよくない。
最近、妙な卑近化を主張する学者が多いが、あまり意味のある主張とは思えない。
(まさか民衆のパワーのうねりが明治維新を成し遂げた、と言うわけでもないだろうに)
>>93 そんな馬鹿な事はない。
大体、出典が「歴史読本」な時点で、ジョーク。
ある程度本当だな。 でも、「西郷も「その他大勢」の内のひとり」はどうかな?超大物だったのは確かでは。 桐野以下麾下の側近が、徹底的に西郷さんを一般に見せなかった、隠し続けた。当初から最後まで。警備上のため。 ゆえに、山県しか確認できなかったは本当。山県配下は長州人か他藩人で西郷さんの顔を知らない。 官軍には旧薩摩藩の下級武士出身者も大勢居たが、桐野達は同藩の者にも隠したため誰も知らない。 西郷さん生存説――城山を無事落ちのび異郷へ亡命――が生じた理由。 実は、西郷さんは西南戦争には付いて行ってない。 当初の熊本城包囲中の早い時期に薩摩へ帰ってしまった。 鹿児島市には帰らなかったが、加治木の農家に隠れ住み、戦争中毎日山で兎を追っていた。 戦争後半、西郷さんが日向の山中を逃げ回ったというのはウソ。 西郷軍の残党が城山へ逃げる途中、加治木で西郷さんを拾って一緒に城山に籠った。 しかし、これも本当かどうか? 加治木まで逃げてきた桐野達側近が、西郷さんを加治木から直接他郷へ落とした、という話もある。 これも西郷さん生存説が生じる理由。
>>89 雲南が原始日本人の故地らしい。間違いねー。
98 :
無名草子さん :2009/07/28(火) 20:33:27
民主党が政権取れば、アレは共産党だから、世の中にある司馬遼太郎の本、全部回収だろうね。
民主党が政権を取ったからって、いちいち司馬本の回収などが行われるとは思えん。 そういうすぐわかるウソを言いたがるキモチというのが、よくワカラン。特に面白い ネタとも思えんし。
98=自覚的レス乞食 99=自覚的OR無自覚的レス乞食 だがs(r
100= 以下略
怖ろしい! いや、司馬本は少なくとも店頭から引き上げになるだろう 日本を共産化しないよう、自民党はもっと保守本流をアピールしてくれ!
女が「坂の上の雲」読んで、わかるのかね?? てえした候補者じゃねえな。
「坂上の雲をつかむような・・・」だけで、読めてないの明白! 幾度読んだか分からない俺ほどには読んでないこと確か。
民主っつーだけでもう
子どもがいない鳩山兄と違って、頭は良さそうな息子がいる鳩山弟が自民党を離党してないからな
鳩山兄って、あの奧さんが居てながら子供が無いんか? あの夫婦は、日曜日にでもなれば連れ立って教会へ行ってマジメ腐った顔付きで合唱でもしてそうな感じ。 そんなのゴメンだ!
ゴメンだ? 合唱につき合わされるのか?
民主党の公約を聞いていたら財務省主計局長をしている勝海舟の子孫が激怒しそうだな
うん。議員が役所の中に入って役人メンバーの一人になるって言う。 そんなことして何になる?
鳩山代表なんて、中共詣では繁くしても靖国詣では絶対しないからね
司馬さんが京都の部落解放団体から故障を付けられて、単身交渉に赴いた、 というのは、何のことでしょう?どの作品のどの箇所のことなんでしょうか? そして、どういう話で納得してもらえたんでしょうか?
知らないけど、「国盗り物語」に出てくる「山崎の神人(じにん)」の記述とかかな? なんとなく思いついただけで、特に根拠は無い。
義経の母を殺した男の子孫を信長が助ける話か?
ちょうりんぼう事件
1983年9月、京都新聞の広告に「ちょうりんぼう」という差別語が使われ、部落解放同盟が
これに抗議した。京都新聞社は『竜馬がゆく』に使われていた言葉を借用したと釈明したため、
解放同盟は司馬を糾弾。同年12月に京都部落解放センターの差別確認会の席へ司馬を
出席させた。この席で司馬は「"長吏"と人間の尊厳について」という釈明文を朗読した。
ヤジなどで騒然としていた会場は司馬の部落差別に対する批判と明晰な文章によってすぐに
静まりかえり、その後糾弾がエスカレートすることはなくなったという。なお司馬は執筆当時、
「ちょうりんぼう」が差別語である事は知らず、古い土佐弁で「馬鹿」を意味する罵倒語の
一種であるとしか認識してなかったと語っており、差別語の指摘を受け出版社へすぐに該当
箇所の削除を申し出ている。
竜馬がゆく - Wikipedia
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%9C%E9%A6%AC%E3%81%8C%E3%82%86%E3%81%8F
何というか「弘法も筆の誤り」だね
誤りというより、噛み付く側のモンダイだろ。機械的反射でとりあえず噛み付いてみたあとで、 「別に敵ではない」というのがわかって鎮静したという事じゃないの?
119 :
無名草子さん :2009/08/02(日) 18:45:59
好きなんじゃない?
橋下知事「共産党さん それは朝日新聞の記者の意見で 司馬遼太郎さんの意見ではない と思います」
そういえば明日は誕生日だな、司馬さん
amazonレヴューの評価が軒並み高すぎてワロス なんか工作員がいるように思えてしまうな 実際に5星レベル量産してるから仕方ないけど
誕生日だな、司馬さん
元日本赤軍所属で映画監督の足立正生氏と新右翼団体一水会顧問の鈴木邦男氏、そしてドイツ哲学者の三島憲一氏が 4日、映画『バーダー・マインホフ 理想の果てに』のトークイベントに参加し、舌戦を繰り広げた。 阿佐か谷ロフトAで行われた今回のトークイベントには多数の観客が詰めかけ、途中客席からヤジが飛ぶなど、3人が 持つ深い知識とそれぞれの思想に熱い視線が集中していた。 1970年代に、ヨーロッパを震撼(しんかん)させたドイツ赤軍による、実話を基にした本作にちなみ、当時日本で 起こった学生運動について「明治維新だと考えて、右派も左派も、理想や正義のために行動を起こした。坂本龍馬を 見習えと。だから司馬遼太郎の本は、赤軍の人もよど号事件を起こした人たちも、僕も読んでいましたね」と鈴木氏は、 司馬が当時の運動の原動力だったと持論を述べた。 その発言に対して牙を向いたのは、ドイツ哲学者の三島氏で「あんなにくだらない作家はいない。明治の国を作った人 には汚職がまったくなかったなど、司馬遼太郎はウソつきだ。わたしは大嫌いで、耐えがたい」とバッサり。足立氏も 「司馬の書く本は、ときどき英雄一人が歴史を作ったという風になるときがあるでしょ。民衆が歴史を作ったと考える僕 としては解せないわけ。好きなのはわかるけど、それを信じて支持する理由って何ですか?」と鈴木氏を攻める展開に。 パネラーとして参加したものの、2人のパネラーに否定されてしまった鈴木氏は「司馬遼太郎はまだいい方ですよ。よど号 事件を起こした人なんて漫画の『あしたのジョー』に影響されているんですからね。右派も左派もそういったくだらないも のに影響されていた学生運動だから、その程度だったんでしょうね」と総括し、会場の笑いを誘った
> 明治の国を作った人には汚職がまったくなかった 井上馨や山県の汚職話は何回も書いてるけどな 司馬くらいの作家になると、読んでもいない奴から 適当な印象で語られるから大変だ
>司馬の書く本は、ときどき英雄一人が歴史を作ったという風になるときがあるでしょ 同意
だよな 学者先生は小説だってことを忘れちゃうんだw
>ときどき〜という風になるときがある そういう小説のときは、そういう風になるだろう。そうじゃない小説のときはそういう風にはならない。 例えば「英雄児」と「峠」では、河井継之助の描き方も違ってる。必ずしもキャラクターが違ってるとい うより、「描き方」が違っている。作品のコンセプトによって、主人公の描き方も違ってくるという、当 たり前の話。 しかし、戦国史なり幕末史なりを専攻してて、小説の記述をそのまま鵜呑みにして「司馬遼太郎の小説で 日本史を学びました」というような「学者先生」というのはおらんだろ。小説を読んで「史実と違う」な どと目くじらを立ててる本職の「学者先生」というのも、そんなに居ないんじゃないか?知らんけど。 「間違いだらけの〜」とか「本当は◯◯◯な〜」とか、そういう類いの本をせっせと書いて売ろうとして るようなのは、「歴史学者」の肩書きを持っているにせよ、実質は学問をリタイアした商売人だろうし。
ま、司馬の小説を読んで、歴史をわかったような気になってる 読者も少なくないわけで。 歴史学者と司馬では、影響力がそれこそアリとゾウほど違うから、 学者がイラだつ気持ちもわかる。
>>125 右翼に人気あって左翼に嫌われてるのかw
意外な結果だw
そりゃ明治にも明るい面があったなんて描き方は 左翼には絶対受け入れられないだろうw
>>125 司馬もモロ一昔前の進歩的知識人って感じだからな
その辺の世代に好かれてるんだろうな
でも結局三人ともくだらないっていってるのか
司馬遼の小説を励みに学生運動か いやはや何とも・・
まぁ週刊少年ジャンプの「ヒカルの碁」を読んだ小学生が 中学生になってプロの棋士になったのに比べるとしょぼい
?
今をときめく火坂何某は燃えよ剣で小説を志したらしいな
>>132 当然だろう。三派全学連をボロクソにこきおろしたエッセイがあったろう。
これが「街道をゆく」全編の中で、いちばん面白いかもしれんな。 それまで、小説・随筆でしばしば引用してきた「中国人が見た日本の棚田の話」が、 大きく修正されている。
>>142 『坊ちゃん』の一節「女中が茶を天目に載せて出す」のみで、あれだけの考察を展開できる
教養が羨ましい。
近代文学専攻の学者と称する人の中にも時々居るんだけど、 なぜ、『坊っちゃん』じゃなくて『坊ちゃん』なんだ? 何か意趣が有るのか? いや、有るとしか思えない――固有名詞、しかも超著名作品の表記をなぜ変えるんだ? サヨク(左翼)か?
他所でやって
今年の読書感想文にお勧めの司馬作品って何があります?
中学生? 高校生? 小学生の保護者? 中学生の保護者?
この人も資料よく読んでると思うけどそれについて深く考察は出来ないようだな コレクターというか、引用するのが楽しくてそこで止まっちゃってるな
まあいつまでたっても青臭い書生っていうか 人間観察も表面上しか見れてないかなとは思う 悪い意味でオタクかな
まさに自己を語っておるな。
うーむ・・確かに学生時代にはやたらと面白く感じたんだけどな 少しなりとも社会を知ってから読み返すと何なんだろう?味わい深さが足りないと言うか・・
歳取ってから読み返すと新たな発見があったり、アレはそういう事を言っていたのかと理解できる作家もいるんだけどな 確かに司馬さんはそういうのは薄い
国民作家というのは誰でも読めるということだからね 内容に深みを求められると厳しい
誰でも読めるけど、そこに含まれてる情報をどの程度まで読み取れてるかという面では、ずいぶん幅が あるだろうな。読めさえすりゃいいんであれば「中学生とか気のきいた小学生なら読める」という作品 を書く作家であれば「国民作家」になれる。 鬼の首でも獲ったように「深く考察は出来ないようだ」と言ってるヤツ自体、小学生並みの読み方しか できてない可能性もある。
煽りたい一心で長文煽り乙w でもそういうときこそ短く、くすぐるか刺すのが肝心なの
かまってもらって嬉しいくせに。
まあ内容を薄くして、わかりやすさを取りその結果大成功したんだから非難するには当たるまい
ずっとひとりなの?
今更な議論だなあ。誰もこの人に内容の深みなんて求めてないでしょ?
同じ人が自作自演してるな、ID無くてもわかるよ
>>147 中学生の保護者。現在高1の息子は「功名が辻」「坂の上の雲」「燃えよ剣」を書いて出したんですがねぇ
ネタっぽいがそんなことは息子自身に決めさせた方がいいぞ
>>162 兄と違って全く読まないからこそ、司馬作品の面白さが詰まったのをあったら読ませてみたい
うぜえ自称保護者
>>163 子供からみれば大きなお世話w
読書なんて親に「この本嫁」と言われてするもんではないだろ。
読書しない中学生なら「英雄児」とかいいんじゃね。
なんてな
ラノベしか読まない俺が来ましたよ 坂の上の雲 固いのかと思ってたら意外に読みやすくて(・∀・)イイ
>>163 いくら司馬作品が平易でも、全く読書習慣のない中学生にはキツイ、というかムリだろ
高校受験するなら(国語のお勉強的意味で)長文読む練習をかねて
石田衣良の14(フォーティーン)でも渡しとけばいんじゃね?
平成の14歳の少年たちのお話、感想文も書きやすいだろう
中学校の先生受けも無難だと思う
ギャングの話ではないぞ、念のためw
高校受験しないなら、音楽でもスポーツでもお笑いでも、
少しでも子供が興味ありそうな分野の本が一番だよ
まぁ無難に「竜馬がゆく」をお勧めする
中学生なら「新史太閤記」や「国盗物語」がいい 定期的にエロシーンが挿入されるから
中学生に竜馬や国盗りはちょっと長すぎると思う 「燃えよ剣」か「尻食らえ孫市」が楽しく読めてお勧め
172 :
無名草子さん :2009/08/17(月) 11:10:10
>>172 「世に棲む日日」の執筆前、獄中で吉田松陰が読んでいたという李卓吾の『焚書』という書物を、
司馬も繰り返し読んで吉田松陰の気分に近づこうとしたらしいな。
歴史小説というのは、ここまでやらんとな。
>>173 それは初耳です
「世に棲む日日」の松陰はあまりインパクトがなかったが物凄く惹かれる人物像だった
あまりインパクトがなかったが物凄く惹かれる人物像?
>>174 「街道を行く」には、こういう創作裏話がけっこう書かれていますよ。
李卓吾という人は、中国の朱州出身らしいのですが、
>>173 の話も、その地を旅した
ところで書かれていました。
>>175 日本がおかしかったですね
『世に棲む日日』では松陰の中の「狂」の部分が出てくるのにもかかわらず楽天的であったり人がよすぎたり
現代でいうテロリスト集団の頭というイメージが沸きにくかったということです
松下村塾をテロリスト集団というのも語弊があるかもしれませんが
>>176 ありがとうございます
未読なので読んでみます
まあ幕末物が無難だろうな。有名だし
この人はびっくりするほど家康と江戸幕府が嫌いなんだな 城塞を読んでて笑ってしまった
でも、その後は江戸幕府に対して良い評価をしているよね 窮屈で頑迷で固陋な時代ではあったけど、史上希にみる平和を謳歌できた時代って事で そりゃ当然、戦争なんて無縁の世界のほうがいい罠
独自の文化を生み出したしな。日本的だと思える料理は、ほぼこの時代の創作でねぇすか?
それでも家康は好きじゃないと思うよ 好きか嫌いでいえばね
この人の秀吉好き、家康嫌いは有名だからな そういうつもりで読んだ方がいい
司馬はもともと敗者が好きな作家だからな 司馬小説の主人公も敗者ばかりだし 勝者の家康が主人公では気分が乗らなかったんだろう
世の中には江戸時代を嫌いまくってこき下ろしている人もいるんだよ 一部の藩では、武士階級以外は悲惨な境遇だったろうし
しかし慶喜は大好き
>>180 それはない。17世紀になって商品経済が活況を呈し、そのなかから町人の中に、
合理主義精神あふれる学者が群がり出たことは評価しているがな。
明治後の中央集権と比べたときの、封建時代における地域の多様性という点については、わりと好意的な 書き方をしてるんじゃないかな。これはまあ「徳川家に対する好意」というわけではないけど。「徳川家 に対して」という意味では、天領の行政は、いわゆる大名領に比べるとずいぶん模範的な善政が敷かれて たというような事は、何度か書いてたんじゃないかな。 ただし「決して徳川幕府というもの自体が大好きというわけではないが、評価すべき点も多々あった」 というスタンスではあったと思うけど。
水戸黄門に登場する悪代官は諸藩にはいたが、天領にはいなかったという話はしていたな。
「家康の極端な自家保存主義がその後の幕府支配を通して日本人の性格を矮小化させ奇形化した」 こんな家康と徳川幕府批評はめったにお目にかかれるものじゃない
日本人の体格を矮小化させ奇形化したのは、正座の習慣だけどな。
それは一日二食と粗食の習慣でだろ?
>>192 密告を奨励したあたりのことを言っているんじゃないかね。
フォーカス、フライデー、ワイドショーの製作者を見ていると、司馬の言うとおりだと思う。
しかし、それを日本人一般に広げてはいかんわな。
>>195 そこでマスメディアを持ち出すのはちょっと違うと思うぞ
親戚、ご近所、学校、職場によほど恵まれてたんだな
司馬さんの徳川批評も絶対に間違ってるわけではないと思うが どうしてもこの人が徳川を語る時は感情的だなあと思えてしまう
「感情を表現しない」というのは、辞書や教科書にとっては「良い事」なんだろうけど。エッセイなんて、 それこそ主観を書き綴るものだろうし、小説にしたって、「主観の排除」なんてのは別に「美徳」でもなん でもない。 むしろ「江戸っ子」山口瞳との感情まる出しの対談なんかは、面白かった。もちろん、深刻な主義や思想で はなく「お国自慢」のような他愛のない話題だから、そういう事もできたんだろうけど。
家康と違って秀吉は凄く良く書くんだけど、こちらはあまり印象に残らない
>>200 ゲト
>>195 じゃないけど、横レス失敬。
「竜馬がゆく(文春文庫)」4巻P94
江戸幕府というのは、日本史上の歴代政府のなかではもっとも密偵政治に長じ、かつ密告をよろこぶ資質を
もっていた。 恥ずべき能力といっていい。
>>192 は戦国時代の小説のどれかに出てきたものだと思ったけど、
竜馬がゆくでも江戸時代批評してるのか。そこは一貫してるんだな。
まあ戦前は江戸時代は悪って教育されてたから江戸時代を悪く書いても自然と受け入れられたんだろう 最近だと江戸の町はエコ都市とか江戸文化の良いところが有名になってきたから 江戸時代をむやみに批評してもあまり受けないんだろうな
司馬遼太郎は「戦前教育を受けた世代」だが、司馬作品は必ずしも「戦前教育を受けた世代に受けた小説」ではないし、 江戸時代について「なにひとつ良い面の無い暗黒時代」として描かれているわけでもない。
>>197 感情ではなくて演出だと思う
まあ最近の研究の江戸時代観とは合わなくなってきてる部分もあるから、時代を感じさせるよね
>>205 ちょっと前までの歴史の授業も江戸時代といえば暗黒時代みたいな扱いだったな。
最近はどうだかわからないが。
>>207 悪感情ないとあそこまで悪意丸出しで書けないでしょw
そのつもりで読むとホント無実の罪まで着せられて酷いこと書かれてるしw
「翔ぶが如く」だと思うが、京の森林保護だったか(?)に幕府がカネを出していて、 新政府になってからそのカネが途絶え、森林がわやくそになっているのを見て、 大久保利通が幕府政治のきめの細かさに感心する場面もある。 司馬が、密偵政治だけで、徳川幕府のすべてを評価しているわけではない。 そもそも小説なんで、一行一行評論をしているかのごとき読み方をするのは、 いかがなものか。
要するに、「否定的見解」ばかり探して読むと「否定的見解」以外は目に入らないという事だろう。
>>211 自分の奥さんが妊娠すると街で目につく女性が妊婦ばっかりというのと同じだな
>>211 自分の髪の毛が薄くなってくると、街を歩いてるときについつい自分より薄い人を探して安心する
という感じじゃないかな。
>>207 秀吉の時代は明るく良い時代、家康の時代は陰気で停滞してるって論も最近では覆ってきてるらからな。
ある特定の時代全体が「明るかった」とか「暗かった」などという漠然としたハナシに、そもそも「定説」など無いし、 ありもしない「定説」が覆ることもなかろう。
2009年の日本は暗いよ。
個人的には1990年代のほうが暗かった 個人的にはというのは俺にとって社会はという意味で 純粋にマイライフマイ私生活的に言うと80年代はさらに暗かった・・・・
>>207 鎖国の評価が最近大きく変わってきているからな
これのおかげで江戸時代=暗黒時代みたいなイメージが受け入れられやすかったんだろうけど
戦国期に較べて江戸期の貿易量は大きく伸びてるからね
この評価の変化が江戸時代観が大きく変わってきた最大の要因だろう
あまりここで云々するのもスレ違いかもしれないが
ごく普通の関西人の考え方だよ
司馬が江戸時代を低く見てたのは 作家人生の前半だけ
家康と江戸時代が嫌いでそう書いたほうが面白くなると思ったからそう書いただけだ あんまり気にするなや
それが今では、古臭くなってしまったわけなんですよ。
古臭くなったというのは、「江戸時代=暗黒時代」というイメージのこと? 司馬作品でいえば、最後の小説「韃靼疾風録」でも30年も前の作品だから「古い」のはあたりまえだが。そういう意味では 「古いわりには、現在もけっこう読まれてる」という部類に入るんじゃないか?「古い作品」に対して、得意げに「古臭い」 と主張されても笑っちゃうしかないんだが、もし「暗黒の江戸時代」というイメージを言ってるとしたら、例えばどの作品 のどういう「江戸時代観」のことを言ってるんだ?
失礼。韃靼疾風録は1987年ということだから、30年も前というのは言い過ぎだな。
みなさんの一番好きな小説は何?
胡蝶の夢
好きなのは 国盗り物語 感心したのは 夏草の賦・義経・覇王の家・・・・・・等 「英雄児」と「峠」とでは 同一人物でも描き方が違うな とか
「燃えよ剣」は最期が悲しくてホロリと泣いてしまう
「項羽と劉邦」 後世における英雄の”型”が全部登場しているよね
>>230 俺も「義経」は好きだな。義経所縁の人々短篇のリレーが、主人公義経の成長とともに描かれていて、
とても面白い。冒頭が藤原長成というのも意表を突かれるし、続く鎌田正近、覚日、金売り吉次、
頼朝と政子・・・、どこも短篇でもいけたなというぐらいに丁寧に作りこまれている。
「義経」は男同士で…、という場面があるのと どう読んでも打ち切りだよなという最後がイマイチだな あくまでも、自分にはだけどね
覚日が遮那王を抱くシーンは、初老の坊さんが稚児をやるわけで、本来なら嫌悪感を催す シーンになりそうなんだが、ここの描写は洒落ているんだよな。互いの性的快感を高める ために脇腹に「東」の文字を指で書かせる。ここで覚日が「東」という漢字の講釈を始める のだが、これがけっこう勉強になる。「東」を分解して、日が木にかかる日の出の様を文字 にしたから「東」になったというのは本当なのだろうか?
幕末物が全体的に好きかな ルポタージュ風の作風もいい かえって創作人物がいらないぐらい
>>234 連載当時は、「男同士」のところや、平泉でのやり放題のところを、叩かれまくったみたいだね。
義経が不細工というのも受けなかった理由だろうな
>>234 司馬作品って最後ブツ切れの作品多いよな?なんでだろ
元祖・おれたちのたたかいははじまったばかりだEND
>>239 書きたいことみんな書いちゃったからじゃない?
秀吉とか義経とか最後まで書いても楽しくなさそうだし。
242 :
無名草子さん :2009/08/23(日) 00:15:37
「夏草の賦」を読み終わったんだけど、 この作品の題名ってなんで「夏草の賦」なの? 知っている方教えてくれませんか?
>>236 司馬氏は実在の人物をアレコレ観察して論じる手法を取ったほうが圧倒的に面白い
創作の人物がでしゃばってくると途端に面白くなくなる
>>238 外見云々より義経に対する日本人の過大評価が気に入らないんだろうな
三国志でいったら義経て呂布の劣化版だし
>>238 と
>>244 は会話が成立していないような気が…
それはそれとして「軍事的天才&政治的無能」という意味では義経は韓信の系列かと。
>>241 逆に最後までしっかり書いたのは「巧妙が辻」だね
人の良さそうな面ばかり書いてもアレだから、ああいう鬱ENDにしたのかも
司馬さんの小説は 英雄たちを描くのではなく 時代の転換点を探りつつ描くことが主題 みたいだから 書きたいことを書いたら 陰惨な所が書きたくなかったら 筆を置いているような 家康とか書いても 山岡荘八氏と違って、その生涯を描く気はないようだし
愚民にお買い求めいただけないコトは書きません
太閤記でもあのまま続けていたら破綻だろうな 大天才秀吉のはずが愚作、失策の連続で話が成り立たなくなる
太閤記のラストはうまく決まってると思うんだ。 それに、秀吉崩壊は功名が辻で十分。 菜の花の沖読みてぇ
秀吉の晩年は、「豊臣家の一族」でしょ よく言われるけど「峠」と「英雄児」を読み比べれば 司馬が小説家なことがわかるよね
>>245 頼政・仲綱自刃→以仁王討死あたりから頼朝挙兵に至る流れは好きだな。
三善康信情報が重視されすぎているきらいはあるがな。
>>252 本当は司馬の小説のように見事にリンクしていないんだろうが、小説として読む分には、
とても説得力があって分かりやすいな。高校日本史の知識だけだと、ああまで見事に
関連させられない。歴史小説を読んで「面白かった」と感じる瞬間だね。
>>251 他作品との重複は、上手に避けていると思うよ。同じ事件を扱う場合は、
立場の違う人物を中心に書いている。
坂本竜馬は司馬さんの影響で扱いが大きくなったの?
だと思うな。少なくとも俺にとっては。他に竜馬を主人公にした作品を読んだことがないw
>>257 津本陽の「龍馬」があるけど、これは「竜馬がゆく」があればこそだろうな
会津士魂で竜馬をはじめ勤王志士がDQN扱いされていたのは新鮮な視点ではあったが、 司馬に慣れ親しんだ者にはきつかったな。会津は好きだが。
竜馬は女関連のイベントがなんかうっとうしいんんだよな 個人的に 燃えよ剣のそれは逆に好きなんだけど
まあ全体的にこの人女書くの上手くないと思うな 史実の人物ならともかく、ワザワザ創作して主人公に絡めるのやめてほしいわ
>>260 日刊新聞連載だったからな。女関連、剣豪小説風のところは、史料調べのため伸ばしてた
んじゃないか?同時期の連載は5つ6つはあったろう。加えて短篇もまだ書いていたし。
>>261 俺もその点は同感だな。まあ賛否はいろいろあるんだろうけど。
264 :
無名草子さん :2009/08/26(水) 17:38:13
ぶっちゃけ「城の怪」とか「侍大将の胸毛」とか「一夜官女」みたいに、女キャラが登場する必然性がある話ならともかく、 関ヶ原の三成の愛人とか城塞の勘兵衛の愛人とか「燃えよ剣」の土方の愛人とか北斗の人の周作の愛人とか要らないと思うんだ。
ヤリチン伊達男じゃない司馬土方なんて
土方は写真で見る限りではいい男だからモテるだろうしな
城塞のお夏のウザさは異常
読者サービスで書かされてる感ありあり
読むのは男とは限らんからもう少し考えて描けばいいのにと 「功名が辻」の小りんをみていて思う
それをオタク脳という
司馬オタクか、歴史オタクか、それが問題だ
>>269 女でも読みやすくしろってか?
嫌なら読むな
司馬が女好きならあの嫁は選ばない
>>273 いや、大河ドラマでその役やってた女優みたいにもう少し可愛い感じを出して欲しかった
司馬さんて確か満員電車の中で嫁にプロポーズしたんだっけか
短編エッセイによると、当時司馬さんが勤めていた新聞社 近くの、桜橋という市電の停留所。 しかし、場所が悪く、プロポーズの言葉を周りの人に 聞かれてしまい、「・・・みな、私のほうを見てしまっている。 どの視線も、にやにやしていて、好奇心に満ちきっていた。」 という状況だったらしい。 ・・・司馬さんらしいw
司馬が活写する司馬(福田氏)が司馬らしいのは当たり前だろw
あの版権にうるさかったババアか
>>267 >>268 関ヶ原の三成の恋は、意味があるんだよな。
三成を身近に感じさせる効果があった。
しかし、官兵衛とお夏の恋には、ほとんど意味ない。
そもそも官兵衛が何のために出てきたのかよくわからん。 何も仕事らしい仕事はしてないだろう?
関ヶ原の時に天下を狙ったのは三成、家康、如水の三人だから、その関係でしょ 最後に説得力のある人物を使って 三成の一生を締めくくる台詞を言わせたかったんだろうけど、 出番が少なかった如水だと唐突な感じがするのが否めないよね 如水の代わりに適当な人物を挙げるとすれば・・・首が見つからなかった島左近かなあ
>>281 登場時はすごく期待させる人物像なのに、城に入ったらただ右往左往して何の考えもない人物のようだったな
基本的に場内の様子を読者にわからせるための狂言回しなんだろう
だからお夏も余計にいらなかったと思う
愚かな淀君とぼっちゃん秀頼のシンパだから賢くみえないし
今司馬さんが「城塞」を描くとしたら仙石父子を出して描くんだろうな
>>283 そういう感じだな。官兵衛以外にも何人も間者が大阪城に紛れ込んでいて、せっせと家康に
情報を届けているところは拍子抜けした。
しかし、官兵衛はチンケな情報屋ではなく、最後にドデカイことをするぞと思って期待して
読んでいたら、最後まで何もしなかった。
286 :
無名草子さん :2009/08/27(木) 15:10:14
「城塞」に出てくるのは小幡「勘」兵衛であって、如水軒黒田官兵衛では無い。
287 :
285 :2009/08/27(木) 15:51:22
すまんじゃった。
>>282 一度ぐらい最終章の前に登場させておけばよかったんだろうけど、過去の事跡以外は
なかったですよね。
>>282 如水なら、決戦前に出てきたじゃん。三成挙兵の報告受けて募兵するシーン。
まあ、ワンシーンだけど。
「関ヶ原」は少年時代に読んで強く影響を受けた作品だな。 恩義や情誼を重んじるけど負けちゃう人々と、利害だけで動いて勝ってしまう人々の 二分論は単純すぎるという批判もあるんだろうけど、実は誰の心の中にも、この二つ の気分は併存している。人間の葛藤というのは、多くはこの二つの気分の葛藤である 場合が多い。
森繁と加藤剛の「関ヶ原」が良かった。 まだ三船さんがアクション・シーンをやれた頃だからなー。
>>292 三船の女装を見て、「娘は母親に似て良かった」と思うのは自分だけだろうな
あの時代のオールスター・キャストに匹敵する時代劇は、もう作れないだろうな。 三国連太郎の本多正信と、丹波哲郎の福島正則と、千秋実の山内一豊が印象に残っている。 他に国友鍛冶の笠智衆、島津義弘の大友柳太朗。すごかったよな。
>>294 まぁ混乱はしないけど「○○の△△」ってところは順番を統一してくれ。
>>252 木曾義仲と後白河法皇のからむ中盤も面白いな。
後白河法皇はくえないオッサンなんだが独特のユーモアがある。
そういうのが徳川家康に似てる
志田義広については、少し説明不足だったな。 頼朝軍との衝突について触れた後、次に現れたときは義仲軍の武将になっていた。 ここはもう少し説明があっても良かった。
「城塞」で扱う大坂の陣は、「風神の門」「戦雲の夢」その他多くの短篇でも出てくるんだが、 決定版を書こうとして時代考証はしっかりやったが、徳川の豊臣いじめのようで、あまり 痛快ではなかったな。大野治長が小物すぎて、「関ヶ原」のようにはならなかった。
その秀頼と対面した家康が、秀頼の威を恐れて大阪の陣を起こすってのも説得力が無いと思った
秀頼って 「太閤の息子」という立場が力の源なんだろうな 個人の資質を磨く前に、敵味方から旗印扱いされて 崇められたり、命を狙われたり 可哀相ではある
>>303 大阪近辺の庶民にとって秀吉は死んでもまさに神のような存在だし
その上浪人問題もあるのだから
豊臣家復興の旗印になるかもしれない秀頼は家康にとって普通に脅威だと思うが
とりあえず説得力ある仮説たのむわ
>>304 サザエだったと思うが、秀頼はその味が気に入って、
木の枝にサザエが実っている絵を描いたとう話が出ていたが、司馬の創作なのかね?
流れぶった切って悪いんだけど 司馬遼太郎の作品で長篠の戦について書いた奴ってある? 新史太閤記にも国盗り物語にもちょろっと紹介されただけだからさ 信長の天才的軍略と、戦死していく武田四天王とか書いてみたら無茶苦茶面白くなりそうなんだけど
>>307 河内屋五兵衛という人の日記に書いてある。
上杉・武田は海音寺に気を遣って書かなかったか、 単に興味がなかったか たぶん後者
>>308 「センゴク天正記」を小説にしたようなのはないよ、多分
>>313 「天と地と」という上杉と武田の闘いを描いた名作がある
気を遣ったかどうかはともかく、 海音寺の「天と地と」や新田の「武田信玄」があったからね
316 :
無名草子さん :2009/08/29(土) 13:39:43
>>316 ひょっとしたら東郷隆が書いてくれるかもしれないけどね
エッセイか何かで 武田信玄は戦争に強かっただけ だから興味ない と書いてなかったかな?
時代の変革期に興味がある人だから、 武田上杉では書くテーマが見つけられないのかもね。 信玄は内治にも力を尽くしたけど、そっちの話なら 初めて領民の面倒を見た(と司馬が考える)早雲を書くと。
321 :
無名草子さん :2009/08/29(土) 15:07:36
司馬はよく「日本の権力は東海道を移動してる」って書いてるから 武田上杉は歴史の傍流という考えなのかもしれないね あと、少なくともある時期までは、織田系の連中が近世を切り開いた、 武田上杉は古い中世の残滓、と見ていたのかも
新羅三郎義光の家系だからな。
司馬作品では、信玄は脇役として名前だけの登場が多いが、 他の戦国武将から「軍神」として怖れられるというポジションにいる。 実際に信玄を書くとなると、「軍神」にならないかもしれない。 それを怖れて、書かなかったんじゃないかと思っている。
>>323 まあ、三方ヶ原の戦では、軍神の片鱗を見せるがな。
>>318 軍事能力以上に治水だとか農政だとかについても同時代の中で飛び抜けた政治家だと思うけど、
でも確かに時代の変革者でははないからね。時代のうねりを書きたい司馬さんとしては
あまり手が伸びる対象じゃないと思う。
長篠は覇王の家に出てくるよ 織田の鉄砲の前に武田の騎馬がなすすべも無く壊滅したというごくシンプルな扱いだった
武田が読みたければ新田次郎がお勧め 司馬さんにああいうのを求めるのは違うと思う
新田次郎の原稿を司馬さんが取りに行ってたらしいね
五朗、三郎(柴田)、次郎、太郎、太郎(池波)、一郎(隆)・・・ 歴史/時代小説家には「郎」が多いの法則w
アメリカのアナウンサーは、どうして一郎を「市っち郎」と発音するんだ?
>>331 マクドナルド、マッカートニーの「マク(〜の息子)」みたいだね
333 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2009/08/30(日) 13:41:40
>>331 itchy low って言ってるように聞こえて、いやなものがあるんだが。
>>298 司馬の後白河法皇は平幹二郎さんとイメージがだぶってしまうんだが、
平幹二郎が後白河法皇を演じたことってあったっけ?
大河の「義経」は違ったっけ?
それにしても何で「義経」の義経はイケメンじゃないんだ? 「燃えよ剣」の沖田はイケメンにしたのにな
>>339 義経の一見イケメン、よく見るとブサメン、ってのは義経の内面のアンバランスさを表したのではないかと。
戦争の天才&政治的な痴呆、みたいなね。その政治的な空気の空気の読めなさが災いして頼朝に殺される。
頼朝は自分の地位を守るために肉親・親族を殺しまくったから、義経に空気を読む能力があっても同じ末路になった気がするなあ
>>339 遮那王時代は、言い寄ってくる僧も、いたみたいだぜ。
義仲が死んだ。
茄子どのは面白いな
「司馬以前」を知らないんだが 義経は頼朝に空気の読めなさを恐れられて殺された 土方は統制者 龍馬が幕末の時勢を変えた 沖田は病弱な青年剣士 どこまで司馬が作ったのかな
346 :
無名草子さん :2009/09/02(水) 22:42:06
どなたかご存知なら教えて欲しいのですが 確か司馬遼太郎の作品の主人公 主人公の幼少時代、虚弱体質であったため付き人(確か乳母)が、 毎朝、朝日に向かって口を開け、朝日を飲むように助言した この主人公って、政宗だったように思います。 ご存知の方いたら教えてください。
347 :
無名草子さん :2009/09/02(水) 22:48:14
司馬で伊達政宗っていうと「馬上少年過ぐ」っていう中編があった
348 :
無名草子さん :2009/09/02(水) 23:09:44
>>347 読んだ気がします。
もしかするとそれかもしれません。
確かめてみます。
>>348 司馬 朝日を飲む
でググってもよかった
>>345 他の作家の全作品を読んでいるわけじゃないから正確ではないが、
義経と頼朝(その代理人である梶原景時)の関係は司馬からじゃないかな?
それまでの時代劇で義経モノをやるときは、梶原景時は典型的な悪人だった。
上総介広常の殺し方も悪どいから、悪役にしやすかったんだろうけどな。
昭和30年代の司馬作品は、一作ごとに作者が成長してゆく過程が見えて面白い。 そして、黄金の40年代がやってくる。 50年代の作品群は、ちょっと作者の趣味が前面に出すぎていて、楽しめない部分 もある。街道なんかで陶器の話題がやたらに増えるのがそうだ。
353 :
345 :2009/09/04(金) 12:47:31
>>351 鵯越のところを読んでいる。義経の態度に年長の景時や実平はプッツンしちゃうんだが、
読者の目から見ると、義経に不快感を感じないんだよな。この違いは何なんだろうな。
>>354 義経の政治的無知や甘ったれは、読者から見ても、周囲に嫌われるだろうなと思わせる。
しかし、当事者ではない読者は、義経の短所であるそれらの性格が、愛すべき長所
にも思えてしまうんだろうな。
そこそこ仕事はしているつもりなのに、要領がわるくて、人にいいところを攫われている 平社員と、義経は重なるところがあるしな。ただ、義経の欠点が自分と重なるところは、 身につまされる思いで読んでいる読者だったりする。人間観察が細かいよ。
前半あんなに絡んだ那須余一が後半全然出てこないところを見ると、 あのへんのストーリーは、典型的な坂東武者の生態を描写する為だけの展開だったんだな。
>>357 俺も前に読んだ時は、そのあたりが気になっていたけど、今回はそうでもなかった。
那須余一のエピソードは面白かった。地方の武士が源平あるいは後の南北朝に
分かれて闘う理由が、あのエピソードでよくわかるようになった。
義経が世に出るまでは、彼をとりまく大人たちのリレー小説のようなものだと思って
読めば面白くなった。長成や指ノ法印(だっけ?)は面白いキャラだし、鎌田正近
は「義経記」にのみ出てくるエピソードらしいけど、上手く話を膨らませている。
だが常盤には会っても良かったような気がするな。あれだけ京で人気者になった
わけだし。
余一と与一の話もわかりやすかったな。
360 :
無名草子さん :2009/09/06(日) 19:39:46
age
>>357 屋島の合戦では、与市の扇射ちの話は出てくる。
しかし、義経との接点はないな。
高階泰経が渡辺の浦を訪ねたとき、義経は村娘と野合していた。
あんな場面を挿入するくらいなら、与市との再会シーンを挟んでも良かったな。
義経と与市の物語は序盤のあのシーンで完結しているから、 その後、理屈の上では再会を喜ぶ場面があったにしても、 書かないのが賢明なんだよ。映像化する場合は、旧知の二人が 知らん顔しているのは変だけど、小説はあれでいい。
屋島から壇ノ浦への流れは、圧巻だな。 義経だけではなく、知盛と教経が魅力的だ。 二位の尼が安徳天皇を抱いて入水する場面はジーンとくるな。 宗盛のだらしなさが引き立て役になって、他の平家の人々の死に様が美しい。
合戦が始まってからの勢いがすごいな 『義経』はもっと評価されていい
歴史好きな女の子に受けそうなイケメンにして静御前との別れの場面をじっくり書けば ロングセラーにはなるとは思うが、そんなものは司馬さんらしくないな
「義経」のころの司馬の戦争シーンは「坂の上の雲」の頃とは違って、テキパキしててしかも面白いよね
戦勝(敵側から見ると敗因)のポイントは1点に絞って、あれこれ書かない。 あとは、戦の中の様々な人間模様を描き出す。 宗盛を見ているとイライラしてくるから、他の武将が美しく見えるな。
梶原景時は岸辺に船を寄せ平家船に矢を浴びせた。ちょっとセコいやりかた。 義経は「梶原のやりそうなこと」と罵っていたが、他の源氏武者もみんな梶原の真似をした。 ところが結果的にはこれが幸いした。源氏船は岸辺付近で激流に流されず、 知盛の作戦は見事にはずれた。 ばかりか、義経が和田義盛らを陸上に伏せておいたのが見事ツボにはまった。 陸上からの弓矢で平家は散々にやられた。 梶原景時、功労者なんじゃないの?
『坂の上』のゴチャゴチャした感じも、あれはあれで好きだけどね 戦争や剣戟を描かせたら、ホントに天才
>>369 あれは戦場の詳細な地図がないときついな。
電車の中で読むとつまらんが、自宅で地図を広げて読むと面白い。
実際に古戦場跡に行くともっと面白いそうだね 自分は田楽狭間や関が原が楽しかった
古戦場で濡れん坊は昭和のHero
>>372 住宅が立ち並ぶ関ヶ原はイメージが狂ったけどね。
登場人物の足取りをたどって古街道を歩くのは楽しい。
とくに江戸期以前の街道は、現代の幹線道路からはかけ離れた場所にあったりして、
「へー、ここがそうだったのか」と自分が走り慣れた道が古街道であったことに
驚くことがあるね。
>>368 やっとおいついた。
時忠・時実親子の口車に乗って、わらび姫を娶ったシーンまで読んだ。
わらび姫は、吉川英治、村上元三、司馬遼太郎と、義経モノに必ず出てくるキャラだけど、 ほんとうにいたの?あの時期に平家の姫を娶れば、頼朝が激怒するのも無理はないような気がする。
『源平盛衰記』『平家物語』『吾妻鏡』に出てくるらしい。信じられない話だが、嘘じゃないんだろう。 司馬の「義経」では、周囲はみな義経が独立するつもりだと思ったことにして、当の義経だけ単に 性的欲求のみでわらび姫を妾にしたような話になっていたが、独立する意思は義経にもあったんじゃ ないのかな?頼朝が激怒するだろうという感想は、後世の我々が鎌倉幕府について知悉している から出てくる感想であって、当時は非合法政権だし、まだ頼朝は将軍宣下されているわけでもない から、義経は鎌倉を甘く見ていたと思うよ。
源氏も平家も 共に朝廷に仕え、位を貰い、栄えてきたじゃないか 血の絆 頼朝と義経とは兄弟じゃないか という程度にしか思っていなかった?
大河ドラマの義経を観ていて思ったけど その義経の身になって考えると赤ちゃんの時に死んだ実の父よりも 母が再婚して妹産んだのもあって義理の父である清盛のほうが まだ「お父さん」だと感じてたはずだよね
歴史的な価値観と20世紀ホームドラマの価値観とを混淆しとる
>>380 でもさ、司馬さんは歴史学者ではなく歴史小説家だからね
「義経」を書いた時代の人々の価値観に合わせて書いたものだよ
あの大河は司馬と関係ないと思ってた 勘違いスマン
司馬信者は都合悪くなるとすぐ「あれ小説ですからwww」と逃げる
>>383 蕨姫が義経の側室なのは事実であって、それをもとにして小説を書いたんだけどな
とにかくこの事実があったりするから義経は長く日本人に愛される人物になったんだよ
>>382 大河は司馬原作じゃなくて、宮尾登美子。
ただ原典が共通するので、同じ話はいたるところに登場する。
俺は、宮尾登美子の原作は読んだことがないが、司馬の「義経」では
概略しか書かれていなかった常盤の逃亡劇がドラマでは詳しかった
のを覚えている。義朝が殺された場面も、回想で登場したんじゃなかったかな。
史実の義経はどうでもよくって、多くの人達の手によって造られた 偶像としての義経が重要なんだよな。これが長く日本人の共同幻想として 生き続けることができるか。
共同幻想としてのヒーローや敵役の人物像は、その社会の倫理の基盤になっている場合が多い からな。
>>385 常盤の母の関屋も登場していた気がするな。
390 :
無名草子さん :2009/09/11(金) 12:49:18
義経も話で盛り上がっていたみたいだけど、そろそろ話が尽きそうなんで、 次にいっていいかな。いま『街道をゆく/南蛮のみち』を読んでいるんだ。
そば屋で「カレー南蛮」というと、葱の入ったカレーうどんのこと。 鴨南蛮にも、葱が入っているから、南蛮=葱であることは間違いないんだが、 どうして南蛮=葱なんだ?
>>391 葱を南蛮と呼ぶのは、昔、健康保持のために南蛮人が葱をよく食したことによると、
清水桂一編による「たべもの語源辞典」の“なんばん”の項にある。
あるいは、膝栗毛には上方の南蛮餅が出てくるそうだが、これは葱入りの雑煮餅のことで、
かつては大阪難波(なんば)が葱の名産地だったことから、“葱=なんば”になったとの説もある。
めちゃカレーうどん食いたくなってきた。
このスレは自演の臭いがプンプンする
「南蛮」の由来は、戦国末期に渡来したポルトガル人が「ネギ」を多く食べているのを見た当時の人が、 「ネギ」を指すのに用いたのが由来だそうです。 ポルトガル人は「玉ネギ」を使った料理を日常食べていたのですが、日本には当時「玉ネギ」がなく、 ポルトガル人は代用として「長ネギ」を食べました。 鴨南蛮は、鴨肉とネギを使った料理という意味だとのことです。 また、大阪近辺で、「鴨なんば」という言い方をするのは、昔、難波近辺がネギの産地であったことが由来とのこと で、なんばの音から南蛮に転じたのかもしれませんね。 語源を1つに限る必要もないわけですから、双方とも語源を考えてようのかもしれません。
司馬が土地問題を語るときは、大阪のネギ農家の話を出すよな。
398 :
無名草子さん :2009/09/11(金) 16:16:11
誇りを感じなくなっていない。デマを飛ばすな。
>>1 [要出典]
自分の答えやすいネタをふり、それに答えることで知識をひけらかす
コピペだよ
昼間に良く伸びるのはそういうわけか。
夜は、普通の人は寝る。
チキン南蛮の南蛮てあの刻みネギのことだったのか!
>>403 刻んだラッキョウが入ってる時もあるよ
偏食な司馬さんは絶対食べないだろうな
いつまで引っ張ってるんだよ
ザヴィエルのパリ留学時代の話は面白いな。 ザヴィエルその人よりも、当時のカルチェ・ラタンの学生の様子を描いた部分が秀逸だ。 もっとも称賛されるべきは、ゲオルグ・シュールハンマーという伝記作家だろうが。
14世紀の建造物が、20世紀になお現役のレストランとして使われているというのは、すごいな。
408 :
無名草子さん :2009/09/12(土) 15:41:57
>>408 南蛮のみちの旅の数年前の旅で、パリに三〜四日滞在したときのカルチェ・ラタンの学生の様子が
書いてあった。試験が終ったばかりの日で、キャンパス内の木陰という木陰で、カップルがベロを
いれてキスしていた話とか、決闘の話、酒屋のおっさんが司馬を見て「やっとカネになりそうな客が
来た」と手招きした話。
以上は、司馬の実体験。
ゲオルグ・シュールハンマーという伝記作家のは、うんこを舗装したばかりの道に投げ捨てて、
学生同士の喧嘩になった話。
宣教師にして研究者だけにシュール
今日も自演臭いな
412 :
無名草子さん :2009/09/12(土) 22:40:29
今どき、ベロを入れてキスって、、、生々しさはよく伝わるがw
>>412 フレンチ・キスと言うんだよ、そういうの
414 :
無名草子さん :2009/09/13(日) 08:49:46
デッドロックを暗礁だと思い込んでいた司馬遼太郎さん。
>>413 ディープ・スロートじゃなかったっけ?
唇を噛み合わせるのがフレンチ・キスだったような気が
くだらん流れだ。 馬鹿がはしゃぐとまともな人がいなくなるな。
>>409 人目につくのが目的だからAVみたいな行為はしないな
と誰かが突っ込み入れて司馬さんが納得しそうな話だな
ロヨラとカルヴィンが同じ大学卒というのはビックリしたな。
フランス人だからこそベロを入れる
「関ヶ原」に顕著なんだけどこの人ネタバレ自重しないね。 あれじゃあ途中から家康が勝つのばればれじゃん。
関ヶ原で家康が勝つことを知らない読者なんてのは、さすがに想定外だろう。
関ヶ原の結果をネタばれってw
あれは負ける西軍を描いたのが魅力ですからね、関ヶ原
馬鹿が増えたな 素でネタバレとか思ってそう
さすがに釣りだろう
馬鹿が多いから釣られるんだよ
まもなく釣り宣言
ディープスロートって言うと大橋巨泉を思いだす
釣りにしても斬新
>この人ネタバレ自重しないね ネタバレ(!)には笑ったけど、司馬さんの時空を飛び越えるストーリーは好きだな。 緻密な計算があるのか、それとも感性で思うがままにやってるのかわからないけど、 あっちこっち振り回されてるうちに気が付いたら時間の流れがカチッとつながるという あの構成の作り方はほんと天才だよ。
それは信者にしても誉めすぎだわ
さすがにそれはな。 余談で振り回されてたら、肝心の本筋がいつの間にか進んでたって事のならよくあるが。
それにしても「関ヶ原」の最大の面白さは 三成が家康の屋敷に逃げ込んだところにあるな あれって事実かどうかは裏付け出来ないからさ
>>423 ネタバレを忌避する物語というのは、所詮二流でしかないよ。
「忠臣蔵」「三国志」「平家物語」「太平記」「水戸黄門」「ウルトラマン」「桃太郎」。。。
名作はすべからく結論を知っている読者を楽しませている。
どうしてそうなったかをわかりやすくドラマ化あるいは解説するのが司馬の真骨頂だから、 ネタバレなんかどっちでもいいんよね。むしろ結果を知らない若い読者のために、結果を 先に言ってしまったほうが、説明しやすい。
>>439 推理小説にも名作がないわけではないが、二度読む人はいないわな。
一度読んだら捨てるしかない。「消費は美徳」と言った田中角栄的な出版思想だな。
>>421 カルヴァンはロヨラが入学する3年前に卒業しているから面識はないけどね。
ザビエルはカルヴァンの大学の隣りの大学(道路にうんこを置かれて怒った大学)に、
8年ぐらいいいたから、顔ぐらいは知っていたかもな。
それにしても掃除する側としてみれば一番怒れるのは 使用済みの避妊具が落ちてる場合だろうな
避妊具を使用しないで娼妓とやったザビエルの助教は梅毒に感染して鼻がもげた。
>>441 俺、推理小説もけっこう読み返すんだけど…
釣りをいつまでも蒸し返して引っ張るなよw
バン団右衛門とか山内の隠居とか長編でしょぼいキャラも短編の主役だとなんかかっこいい。 伊地知とか海江田もこういうフォローがあればな……
>>447 伊地知はあってもブーイングにしかならんだろうな
陸軍には辻という双璧のへたれがいるしな
>>441 いや、読むだろ。キヨスクに並んでるような物なら知らないが。
この作者の書いた人物には親近感が湧かない
作中人物に親近感とかいうと、どうしても恋空やアユを思い出す。
>>453 エイズになっても売春していたアユにはドン引きしたぞ、自分
「竜馬がゆく」に出て来た遊女に似てるなとは思ったけどな
親近感を求めて歴史小説を読むのか。 世の中にはいろんな人がいるんだな。
>いろんな人がいるんだな。 あたりまえ。
「花神」の蔵六とか見ていると 「自分も頑張るぞ!」と思うよ
うちの近所のばあちゃんと道ですれ違うたびに必ず「今日は暑いね」とか 「だんだん涼しくなってきたね」とか「寒くなったね」と声をかけられる。 最初のうちはにっこりと「そうですね」と返していたのだけど、 これが毎日続くとだんだん「夏は暑いのが当たり前です」と言ってみたくなってきたw
挨拶もわからないのか ゆとってるなあ
蔵六のように生きるには食いっぱぐれのない職や技術を身につけてからじゃないと あるいはプロレスのヒールでもないと生きてけないな
蔵六は、プロレスをやらんだろw
>>442 バイヨンヌに到着。
レストランでバスクの道具を色々見せてくれた婦長(?)さんは面白かった。
「あの道具類には彼女の情熱がこびりついていて、博物館の展示品よりも
はるかに人間のにおいがこもっていた」
道具は使っていることろを見ないと面白くもおかしくもない。
ものの例えもわからないのか ゆとってるなあ
蔵六ってヒロインだったら絶対クーデレだよね。読んでてドストライクだった。
イネさんは立派なツンデレ
まあそう言ってやるな。ゆとりゆとり言われすぎて、他人にも言ってみたくなっただけだろう。 「おそらく『花神』は読んでないのだろう」という事も含めて、想像に過ぎんが。
小説や漫画や映画を読んだり見たりするとき 同じ題材の小説や漫画や映画から受けた印象はリセットして読むほうなんだが 村田蔵六と吉田松陰だけは先に読んだみなもと太郎の絵の印象が消しきれない
自分は「花神」は大河が初めてだったから 未だに中村梅雀の親父のイメージが抜けない
おでこのイメージが強烈だからな。それと梅雀を梅之助の息子と言えよな。
沖田 人間的な感情のうち、何かが欠落した天才剣士 好意を抱いた娘に嫌われる孤独な剣士 他にも色々な描かれ方をしている気がするが 司馬さん的にはどんな捉え方だったんだろ
>>471 人間的な感情のうち、何かが欠落した天才剣士
好意を抱いた娘に嫌われる孤独な剣士
そんな捉え方だろう。
簡単に言えば「女心が読めないイケメンの兄ちゃん」だな、司馬さんの描いた沖田
自分で女書くの無理っていってるしな
あの奥さんを見る限り女の趣味は悪そうだ
画像うpしてくれ
ただし結婚は2度してるから奥さん=福田みどり(メガネのオバサン)しかでてこないよ
サン・ジャン・ピエ・ド・ポール到着。 カンドウ神父の故郷だ。
司馬さんは離婚してたのか
前の女房には息子もいる 負い目に感じた人生だったんじゃないかな だからあれほど仕事に打ち込んだ
>>478 >S・カンドウの少年時代は、まだひとびとにまじって馬や驢馬が働いていた時代だった。
「ひとびとにまじって働く」という表現は、暖かくていいね。
>>480 「21世紀を生きる君たちへ」は、小学校の先生になったその息子の
教え子たちの為に書いたと言われているね
このひとの文章は暖かいよね。 馬や驢馬への愛が感じられるとともに、すでに故人であるS・カンドウ神父の少年時代 の思い出まで暖かく包み込んでしまうような愛がある。文章に香華があるな。
司馬さんは皮肉を言わせたほうが遥かに上手いよ この人の人物批評は完膚なきまでっていう言葉がふさわしい 逆に誉めてる事はあまり記憶に残らない
何時も冷静な筆はこびで客観的な視点を崩さないスタイルといった感じだな。 他の作家に較べて特に暖かみがあるとか感じたことはないな。
>>483 >窓はあわせて六つあり、いずれもひらいていて、気持よげに風を呼吸していた。
窓が呼吸するなんて表現も、暖かいよね。
色んなところで司馬は家康嫌いって書かれてるけど、この人の家康かっこいいと思う。 覇王の家は勿論、関ヶ原や城塞でも、あくどいけど理にかなってる。 自分が秀吉嫌いなせいかな?
>>484 能力が無いとされた人間はとことんこき下ろされるよな
とぶが如くの木戸の扱いに泣けたが花神の桂はなかなかだね
司馬家康って陰険だけれども、
リーダーシップに必要なことがたくさん書かれているね
そういう冷静な筆運びはさすが
>>484 >>488 こき下ろすときの辛辣さは師・海音寺も際立っているよね
「ぼくはこの手の人間は嫌いだ」ってバッサリ言うし
>>487 鎖国の暗いイメージと、民が相互監視するような社会の原型を作った、という認識で、
初期作品では、家康嫌いが顕著だった。
しかし、家康が鎖国をしたわけじゃないし、むしろ西洋人をブレーンにしていたりして、
けっこう開明的な部分も多い。街道をゆくでそのあたりを詳しく調べてから、家康に
対する態度が変化してきたんじゃないかと思う。
>>484 歴史上の人物をこき下ろすのは、まあ子孫は気分よくないかなという程度の話だけど、
街道の同行者の中に気に入らない人、とりわけ司馬の取材スケジュールを無視して
観光名所へ無理やり連れて行った奴などは、コテンパンにやっつけられるよな。
作品の中で絶交宣言しているようなものだ。
初期の街道をゆくは、とんかつ定食とざるそばしか食べてなかったけど、 後半になると、けっこういいもの食ってるよな。 それと立小便をしなくなった。
>>493 昭和40年代の終わりごろに始まった街道も、海外ものが多くなったころはバブル期にさしかかっている。
いいもの食うようになったのは司馬だけじゃない。
俺も昭和50年代半ば以降は、立小便をやめた。
ここの住人結構な年配者か?w
元来粗食なのにいゝ物食うようになったり、 小便が近かったのに尿意を意外にコントロールできるようになるのは、 典型的な静脈瘤の初期症状――。
>>492 そんなこと書いてるんだ
ちょっと引くな
陰険だよなw
500 :
無名草子さん :2009/09/17(木) 01:11:25
>>497 それマジか
しびれがあるんで今月中に医者行こうと思ってたんだが
今週中に行くことにするわ・・
ホントに年配者が多いみたいだなw
昭和30年代の司馬さんの随筆 辛辣な表現やネガティブな感傷が多くて、 読んでいて疲れる。 『街道をゆく』以降は読みやすい。
基本は批評家だよ
うん。文章が暖かいってことは間違いなく無い。
辛辣ってのは文章の端々から感じ取れないか?
読んでいると辛口の純米大吟醸を口にした時の味わい深さがある (アルコールダメな人には分からないかなぁ)
>>484 確かに戦国物の中でも秀吉を絶賛しまくってる「新史太閤記」は余り出来が良くないよな
逆に主人公が悪役で皮肉っぽく書いてある「関が原」、「城塞」のほうがずっと面白いわ
下巻でルビつきで本文に出てくるまでずっと「はながみ」だと思ってた
プロレスのケンドー・カシンと何か関係があるのかと思ってた
パンプロナ到着。 サン・ジャン・ピエ・ド・ポールの章では、カンドウ神父の実家の隣家が ザヴィエルの祖父の家であることに驚いた。 あれは本当に現地で偶然知りえた事実なんだろうか、それとも知っていて ドラマチックな発見を装ったのだろうか。
>>507 「新史太閤記」は、秀吉だけ何時も正しい選択するけど、周りの人間は馬鹿って感じで一環してたような気がした。
だからこの人は誉める言葉を言うときより、皮肉の言葉を言う時の方が ずっと語彙が多くて表現が多様なんだよw
>>510 王直とポルトガル人の種子島漂着の話は面白かったね。
「種子島みち」ではもっと詳しいのかな?
司馬さんのエッセー(歴史と視点)を初めて読んだんだが こりゃ右翼左翼も両方敵にまわすと納得したw
>>514 司馬さんの視点はどちらでもないからな
姿なき案内人かな
敵に回すってことは無いよ むしろ左翼系のブログでも小説名もじったブログとかあるし、 好きという人のほうが多いのでは
凡人の心の支え
右翼も左翼も司馬さんに対して好悪あるだろうけど、個人的なものだと思うけどな 司馬さんが書いたことで右翼、左翼に政治的な論争を起こしたことなんか無いよ
うーん俺も論争になったことがあるってことは聞いたこと無いなあ 過去にそういう事があったなら教えて欲しいな
王ボール長嶋ボールみたいな感じで、あの司馬さんの言うことだから迂闊に否定できないぞ みたいな雰囲気もあったんじゃないかな。土地公有化論なんて司馬さん以外の人が言い出したら あっちこっちからこてんぱんに叩かれてたような気がする。
流れわかってるか?
右翼左翼も両方敵にまわすってのが単なる妄想な気がする
司馬の書いた物に左翼右翼が勝手に踊っているだけ、ならわかる 「敵に回す」とか何言ってんだ
524 :
無名草子さん :2009/09/21(月) 10:23:49
国盗り物語で 信長に攻められた時、自分の葬儀をして部下を奮起させた人 誰でしたっけ?
何言ってんの
こういう後出しジャンケン的な記事はほっとけよ そいつらも2chでしかわめけない奴らだし、死者は何も反論できないんだから
530 :
無名草子さん :2009/09/22(火) 10:36:58
日本では、向こうの一流学者の評判を取った本を翻訳することが、学者の仕事のようなものである。 そういう国だ。自分が作った理論(仮説)を、現実社会に投げ込んで、実験してみて、その成果を 厳密に測定する、というような態度などまったくない。ただひたすら、学者と自称する連中が、 「トーマス・クーンの「パラダイム」paradign 理論は、カール・ポパーの「反証可能性 (falsefiability フォールスファイアビリティ)とはちがう」「いや、似ている」というような議論をえんえんとやる。 そういう国だ。その程度の国だ。壮大な社会実験など、やらなくて済むし、やるだけの土俵もないし。 みんな、紙と鉛筆と自分の研究室、の3つしかない。それでも、企業サラリーマンとなって会社奴隷になって 働かされるよりは格段にまし、ということか。 日本では大学か公立の研究所に籍を置かなければ、知識人生活はおくれない。そうでなければ、貧乏な、在野の、 一匹オオカミの雑文業者でしかない。江戸時代の傘貼り浪人か、寺子屋の先生をやることに等しいのだ。私は ずっとこれをやった。そのかわり、国民の方は、学者と雑文家の差というか、社会的区別をあまり認めないから おもしろい。すぐれた文章家が、学者より高い尊敬を集める。その程度の国だ。 だから、司馬遼太郎を私は、そのうち、徹底的に、砲撃する。彼は文章がきわめてうまいというだけの人だ。 あの文章は、英語(ヨーロッパ語)には翻訳できない。だらだらと非論理的な話が果てしなく続くからだ。 副島隆彦「属国日本論を超えて」p40〜41
531 :
無名草子さん :2009/09/22(火) 10:38:32
まず、考古学Archseorojyアルケオロジーと、歴史学history の違いから説明する。簡単に書く。 文学lettersレターがあるものからあとが、歴史(学)だ。遺跡の中の碑文や刀剣に文字があれば(それらを 解読することで)歴史学の対象となる。文学や文章がなければ歴史学ではない。土器や石器や住居跡だけなら、 それは考古学アルケオロジーの対象だ。まず、このことをはっきりと自覚している者が、歴史学者を含めて 日本にはどれだけいるのか。文字や文献の出現からあとが、歴史の対象である。 その以前は、全て、先史時代pre-historicプレ・ヒストリックである。 「先史時代」のことは、だから、歴史学が扱ってはならない。歴史は史料(文という歴史資料)のみに 基づいて、なるべく厳密に、厳格に考証・研究されなければならない。 史料の取り扱いがいい加減で、自分勝手な「事実のふくらまし」をやったら、歴史学者としては、命取りである。 石碑や古文書を史料として、かつ、そこに書かれていることをなるべく厳密に取り扱って合理的な推論 (リーズニング reasoning)が成り立つ範囲で、当時の世界を記述するのが、歴史学である。 ただし、歴史学 historyは、人文 humanities ヒューマニティーズの一部である。であるから、厳密には、 物語storyストーリーの一部に過ぎない。サイエンス(学問)ではない。 世界の学問の分類基準では、厳密には歴史学は、人文(学)の一部であって、サイエンス scienceではない。 歴史学者がどんなに頑張ってもそうだ。ここでの分類問題では、これまでに私はたくさん書いてきたので、 いちいち争わない。 文学・石碑・文献・古文書のあることについてだけ、それらだけを証拠として、厳密に取り扱う。それ以外の ことは、すべて勝手な解釈だ。歴史の読み物を書いている書き手の物語(作り話)だ。 たとえ著者が歴史学者の肩書きを持っていても、勝手な物語は、勝手な物語だ。だから、歴史学は、 人文=下等学問(=文学)の一種なのだ。おそらく、どんなに、厳密なサイエンスの振りをしても、考古学 (の論文の類)も、歴史学と同じく人文でしかないだろう。 副島隆彦「属国日本論を超えて」P175~177
532 :
無名草子さん :2009/09/22(火) 10:39:48
文学 letters がって、それらを解読して解釈して、時代考証し、理論化することからあとが、 歴史学である。案外、この事実を日本の知識人層は、みんな知らないのではないか。 「そんなことは、常識で、私は知っていた」と今、私に稚拙に反論しようとする多くの者たちの 目の中を覗き込むぞ。私は、この国の知識人層は、「知識と思考の枠組み」がほとんど出来て いないことを嫌というほど知っている。 私自身は、この歴史学と考古学の違いについて明確な区別を、日本人の学者の文章で読んだ ことがない。私は、17歳の時に、フリードリッヒ・エンゲルスの「猿(エイプ)が人間 (ヒューマン)になるについての労働の役割」という文章を英文と日本語の対訳で読んで いたとき、この重大な区分についての記述にぶつかった。 副島隆彦「属国日本論を超えて」P176
533 :
無名草子さん :2009/09/22(火) 10:40:43
「809」 副島隆彦の「ミネルバの梟(ふくろう)は夜、飛び立つ」論。 私が原著は12年前に書いた本である「決然たる政治学への道」(弓立社=ゆだちしゃ=刊、2002年)の P.174に、「本当は学問の体系はこのようになっているの表」で、私は、はっきりと、「フィロソフィー (×哲学と訳すのは嫌いだ。知恵の学)と数学は、神学(セオロジー、テオロジー)の下女、はしためである」 そして、「サイエンス(ヨーロッパ近代学問)と、この神学が、大きく闘うのである」と書いた。 神学(セオロジー)は日本人には分からない。「神学論争」なる言葉は、日本語になっているが、その中身を 日本人で分かる者はいないだろう。そして、その下に、初級学問=下等学問としての、ヒューマニティーズ (人文、じんぶん、人間の文字による記録、石碑、古文書の解読、文学部の世界)があるのだ、と書いている。 「数学は、神学の下女」なのだ。これは、ヨーロッパの学問の体系の中では、はっきりしていることだ。 数学は、決して自然科学(しぜんかかく、ナチュラル・サイエンス)には、所属しないのだ。 ただ道具として多用される。私、副島隆彦がこのように書いて、まだ反論したり、何か異論を唱えることの 出来る、日本人は、誰でもいいから、名乗りを挙げて出来てください
534 :
無名草子さん :2009/09/22(火) 10:46:27
20 鈴木 15 松本 11 亀井 *5 脇谷 *5 坂本 *4 ラミレス *3 谷 *3 古城 35 荒木 15 藤井 12 井端 *5 和田 *4 英智 *4 森野
>>527 司馬さんは何故か朝鮮には好意的なんだよな
朝鮮人の知り合いがたくさんいたからじゃないの
>>528 2chに貼ったのは、作者じゃない人間だと思うが。
>>537 戦前の教育を受けた人間の朝鮮人差別が、あまりに見苦しいからだよ。
>>527 これはホント司馬の悪い癖だな。
小説の創作をエッセイや講演で事実のように補完しちゃうのは悪辣といっていいと思うわ。
当時の事実と現在の事実は違うんだから 事実は事実であって真実ではない
544 :
無名草子さん :2009/09/22(火) 18:35:01
>>535 まず530で日本の学者がどういうやつらでどこか駄目なのかの分析。
そしてそれへの対比として雑文業者の説明から司馬遼太郎へのどこか駄目なのかの流れ。
それで531で司馬遼太郎は何故駄目なのか(別に司馬だけの事を言ってるわけじゃない)は、
歴史というものが分かってないからだと言う説明。歴史というものは文学=下等学問=勝手な物語だと
いう説明だ。
そして533で学問全体での文学の位置づけを簡単に述べてある。
>>507 おー。関ヶ原、今日読んだばかりだ。
一応三成が主人公なのかな。
良いところも悪いところも余すところなく書いてある感じだな。
その三成を手玉にとって天下人となった家康も、完璧な人間じゃなくて、
関ヶ原の戦いで気を高ぶらせたりしている場面も描く。
そういう所がまた作品に深みを与えてるんだと思ってる。
太閤記がそうじゃないなら、読む気がしないなあ。
>>527 司馬さんは、こういうこと多いからなw
資料を引用して書いてあることが多いから、事実はこうだったのかなと思ってると
資料自体が創作だったり、だいぶ強引なトンデモ解釈してる
小説では演出の範囲内だけど、エッセーでもこういう手法を多様するのはどうかと思う
副島隆彦って副島種臣の子孫なんだって?
>>530 司馬遼太郎の小説って翻訳できないの?
海外で翻訳版が出版されてないのかな?
>>550 ただで本文が読めるってどういうこと?w
いや、たしかに俺は中国語読めないけどさ、あれ本文の翻訳だろ?
>>549 英語版が出てるのは、韃靼疾風録だけのはず。
よりによって。。
そりゃあ、欧米的にはタタールの話の方が親近感はあるでしょう。 嫌悪かも知れんが。
The Last Shogun: The Life of Tokugawa Yoshinobu The Tatar Whirlwind: A Novel of Seventeenth-Century East Asia Drunk as a Lord: Samurai Stories Kukai the Universal: Scenes from His Life amazon.comで検索すると4冊あった
Der letzte Shogun
苦界の話なんて書いてたか?って思ったら、the monk who brought Buddhism to Japan in the ninth centuryってことは空海か。
そっちならKugaiにするんじゃないかな?
外人にあの余談がわかるのだろうか
>>547 創作の資料とかあるの?
「〜によると」と言う記述だけは裏づけがあると思っていたのに・・
日本史を学問として学んでたら司馬なんて読めたもんじゃない
読める読めないは個人の能力のモンダイ。 自然科学をやってても、超自然を扱った怪奇小説だろうが、科学的ウソに立脚したSF小説だろうが、 読める人間には読める。同様に、読めない人間には読めない。
>>560 お前が読める歴史小説て何よ
参考までに聞かせてくれ
>>563 池波正太郎の創作は良くて
司馬が悪いのなんで
司馬史観とか言って恥をさらしてるから
司馬本人は、司馬史観という言い方をめちゃくちゃ嫌がってたらしいな
>>565 司馬史観なんて言ってるのは周りだろ
お前の評価て他人の評価前提なの?
ただの大衆小説作家が「この国のかたち(笑)」とか言って勘違いして歴史を語ってるのが噴飯もの
569 :
無名草子さん :2009/09/23(水) 16:47:36
読者のDQN層が厚いのは事実だと思う 夜間高出の短気なアホ男も司馬好きだったし、歴史を物語風に 楽しみたがるのってNHK大河好きの脳が蕩け気味の婆とも 通じるものがあるね。 司馬みたいなのは頭使いたくない電車の中とか、布団の中でとか、 日曜日に目やにがくっついててまだ眠いけど本でも読むかっっていう 時に読む程度の娯楽もんだとオモタ
他人を叩くエネルギーを、なにか有用なことに使えないのか?
2chで「他人を叩く」のにエネルギーいるか? エネルギーないからやってんでしょ そんな俺も今日はおつかれちん
使えない。
>>566-567 新潮社の文庫版の作者紹介のところ見てみな
周りが勝手にやっている事と言っておきながら、実際にやっているのは
>>527 みたいなことだから
司馬史観を叩くと小説を事実と勘違いして叩く愚かな行為と言われるけど
実際にその司馬史観を利用してるのは本人だからね
死んだ人間は何も言えないからやりたい放題だよな
それは業だな 死んだ人間を好き勝手悪人にしたり、無能にして ありもしない歴史を真実のように偽造して自身の名声にしてきたんだからな
>>569 それはただの思い込み
人の趣味なんて色々なんだよ
578 :
無名草子さん :2009/09/23(水) 20:26:13
もともとたいした作家じゃないだろ マスコミが持ち上げてるだけ いしはらゆーじろーとかと同じ
なんか荒れてるな
>>559 興味あったら資料の名前とかググッてみるといいよ
結構存在しないものがあるから
そういうものだと割り切って読んだ方がいい
>>575 生きているときにやりたかったけどな。
残念ながら、その頃はまだ本気で疑ってなかったもんで。
司馬さんは、どうしても歴史家になろうとしてる節があるから こういうアンチが湧いちゃうんだよな
実際の司馬さんは白洲正子に「人を見る目が甘い」と言われた事あるからね ああそういう人なんだなと思い浮かべて司馬さんの作品を読むのが一番だよ
今流行りの白洲次郎の嫁? 偉そうなこと言ってるなあ
>>581 まあ典型的なアンチのタイプだよ
勝手に史実と勘違いして後から史実と違うと怒るタイプ
読みやすい大衆小説を書くための 「テクニック」を、司馬さんはよくわかってる。 小説の「面白さ」を生み出すためには 「フィクション」も必要だと割り切っている。
小説がフィクションでなければ何なんだって話だけどね
写真と絵画は違うように報告書と小説は違うんだよな
フィクションを事実にしようとするから悪質なんだよ
ザヴィエル城 到着
歴史の教科書だって毎年改訂してるんだ、ちょっとは大人になれよと
そんな問題じゃないよ 新しい研究によって歴史の解釈は変わってくるから教科書を改訂するのは当たり前のこと 司馬は自分の作り出したフィクションを事実と偽って講演活動してるから性質が悪い そこを混同しないように
俺は司馬さんの講演を聴いたことがないから
>>591 が真実かどうかはわからん。
でも小説家が自分の小説をネタに講演したらそういうことだってあるだろうという気はする。
学者が学会で言ったならともかく、そんなことでいちいち目くじらたてることかな?
歴史って各人のアタマの中にあるわけだろ 何を言ってるんだ?
わかりやすくないな。
悪意をもって事実を歪めたんじゃないなら別にいいんじゃね 情報不足で憶測で書いてる部分も多いだろうけど 少なくとも資料などを偽造するような人とはとても思えないけどな
ネットの普及とコンテンツの充実で、アラ探しがしやすくなったのは確かだろうな。以前ならそれなりの努力や才覚が無いと 調べられなかったような情報に、わりと誰でもアクセスできるようになってるから。で、「自分は本当の史実を知っている」 というような錯覚に陥る人間も、結構増えてるのかも。
何か勘違いしてるようだな
フィクションは所詮フィクションだしそういうものを書いたとしてもまったく責められる理由は無い
問題は自分のフィクションを
>>527 のようにメディアと組んで事実として広めていることだよ
俺は司馬作品は好きだし、今後も読み続けていくつもりだけど、
やはり
>>527 の件は本当だとしたらちょっといただけない。
30、40年前の日本では、確かにこういうでっち上げはありふれていたようで、
(その顕著な例が武術界)それが近年暴かれて、答えに給している老人たち
が結構いるが、司馬さんの場合も同じパターンなのかもしれない。
まあ功罪の罪の部分だね 功も偉大だと思うが
メディアと組まない「著述業」などは無いし、主観にもとづく歴史解釈を述べることも「悪」ではない。むしろ、肩書きが 「小説家」というような場合、講演内容に「主観を排除した年表の朗読」など誰も求めていないと考えるのが普通だろう。 いわゆる研究者の学会発表というようなものの場合も、「発表者の解釈」を抜きにした「完全な客観性」のみに基づく発表 である必要は無いだろうし、論拠が弱ければ内容の価値は認められない、というだけのことだ。
それって、独り言、それとも
>>127 に対する反論?
まあ今の流れに対する反論だとしたらずれてるよな
独り言の連投中すまんが、今の流れってどんな流れだ?
司馬さんは嘘吐きだと言ってる奴があれこれ書き捲くっている 歴史小説家ってタイムマシンに乗ってその時代に行って見てきて書いたと語るぐらい 嘘が上手でないと駄目なのにな
小説家とは素敵な嘘つきのことを言う 人を貶すエネルギーを世のために遣って欲しいよね
サン・セバスチャン到着
相変わらずずれてるなあ そこまで目を逸らして擁護しなければいけないことでもないのに
>>608 ザヴィエル城のアルベルディ修道士は、司馬の全作品を通じて、もっとも好人物ではないか?
忘れ物を高く掲げて翌日待っていたお爺さんな。 日本人もむかしはあの爺さんのようにひとなつっこかった。
そういや、トウモロコシのことを日本の多くの地方では、「南蛮黍」と言うと書いてあったな。 俺らが子どもの頃は、トウモロコシと言う奴はいなかった。 「ナンバ」だった。語源を知らずにナンバと読んでいたが、南蛮の意味だったのか。
トウモロコシって中国の野菜かと思ってたけど違うのか
原産は中南米でしょ。マヤとかアステカとか、あっちの方じゃない?
>>614 こっちが正解。「唐モロコシ」なんだろうけど、ここの唐は外国一般の意味じゃねぇ?
唐土
昔は中国のこと、もろこしの国って言ってたよな。 唐と言ってた時代もあったし、子どもの頃はトウモロコシとどう関係があるのか不思議でしょうがなかった。 親に聞いても答えてくれなかったけど。
おまいさん、もろこしだよ。
意味がよく分からんのだが
前に出てたかもしれないけど、司馬の文章って、優しいんじゃなくて 軽妙、とか、洒脱ってのが良く似合うと思う。 毒吐くけど陰気じゃないから、悪く思われにくい。 ちょうど新史太閤記の秀吉みたいな。
読みやすくわかりやすいが優しくはなく洒脱でもないと思う まあ森鴎外よりは優しく洒脱かもしれないね
なんでそこで森鴎外が出てくるw 司馬さんの文章はまず第一に上手いってのがくるな。よくこういう表現でてくるなあっていう 次に嫌味っぽいってのがくる
>>616 トウモロコシを全部漢字で書くと、唐唐土になるけど、これでいいの?
玉蜀黍 変換ぐらいできないの?
変換自慢に水をさしてスマンが、「とう」も「もろこし」Chinaの意味なのか、という語源のハナシだろ。
第二次大戦が世界史と各国の国内史に与えた変動。バスク語の衰退と、日本の方言の衰退 とを重ね合わせて考察した部分は秀逸だった。
>>623 野菜名につけられた漢字には、おおむねむずかしい字が多いものですが、
中でも「玉蜀黍」と書いてトウモロコシと読むのは、クイズ問題にも
なりそうなほど奇妙で難しいものです。
トウモロコシは米、麦と並ぶ世界三大穀物の一つで、原産地は
メキシコか中南米あたりとされ、7000年近い歴史のある穀物と
いわれています。栽培の歴史も古く、紀元前2000年にはすでに
栽培が行われていたようです。
ヨーロッパへの伝来は、1492年にコロンブスがキューバから
スペインに持ち帰ったのが最初で、日本に伝来したのは、天正七年(1579)
ポルトガル人が長崎に伝えたというのが最初だそうです。
モロコシという植物によく似ているキビ(黍)ということでモロコシキビ
という名がつけられたのですが、南蛮人(ポルトガル人)が伝えたので
南蛮黍(なんばんきび)とも呼んでいたようです。
しかし、当時の日本には新しいものが入ってくると唐(とう)という字をつける
慣例があったようで、南蛮黍(なんばんきび)も後に新しい種子が入ってきて
「唐モロコシキビ」になりました。
もともとモロコシキビに「唐黍」という漢字を用いていたので、
唐モロコシキビになったからといって「唐唐黍」と書くのはおかしいとなりました。
そこで「唐」の一字を、同じ中国の国名「蜀」(しょく)に変更し
「唐蜀黍」と書いてトウモロコシキビと読ませようとしました。
しかし今度は、唐と蜀(しょく)という中国の国名を2つ重ねるのはよろしくない
ということになり、粒の形から玉という字をもってきて玉蜀黍(トウモロコシキビ)
に落ち着き、読み方もキビが略されてトウモロコシとなりました。
トウモロコシは世界的にみると穀物としての生産が多く、
日本でも青果用に生産されているトウモロコシは統計分類では
「未成熟とうもろこし」というのだそうです。
http://www.ajinomoto.co.jp/recipe/calendar/vege/vege_26.html
さして司馬氏とも関係も無い、おもしろくもないトウモロコシの話を、延々と引っ張ってる奴は何なんだ
,g升Y>、 允l王l王l {王l王l王l ,r―! {王l王l王l /ィ! ∨{王l王l王l く l rヘ{王l王l王l ', 人ヾ ヘヨl王l王レ'⌒> ト、 .ゝヽYヨ王l王L, <〈 l/ j〉 !ヨ王lヨイ | `メ、 ( il !ヨ王l/升′ ) l l lヨlE/ .イ V l '!El , l V 、 ∨ノノ `Tニr' _r=ィ `ー'
トウモロコシはどうだったか忘れたが、カボチャとトウガラシは、日本経由で朝鮮半島や中国に伝わったというようなハナシが、 「歴史の交差路にて」(陳舜臣、金達寿との鼎談)に出てきてたな。シイタケの話とかも。
>>631 >トウガラシ
街道の中国もののどれだかは忘れたが、トウガラシは中国経由ではなく、
南蛮人が直接日本にもたらし、日本経由で朝鮮・中国へ伝播したと書いてあった。
ご存知のように、唐辛子の原産地は中南米である。コロンブスがヨーロッパに持ち帰った。
日本には16世紀に南蛮人が持ち込んだ。中国にも南蛮人がもたらしたが、食生活の違い
から、日本に唐辛子が伝来した時期よりも、かなり遅れる。したがって、朝鮮半島へは、中国
経由ではなく、秀吉の朝鮮出兵の時、日本人の手によって伝えられた。
日本では伝来当初、唐辛子を食品としては扱わず、しもやけの薬として使用した(現在でも
唐辛子はしもやけの薬に配合されている)。使用方法は、直接、足袋の中に唐辛子を入れた。
朝鮮に出征した兵士の多くが、足先の保温用に唐辛子を使用していた。使用後は捨てられた。
朝鮮人はこれを拾って食用にした。日本人の足の臭みのしみついた唐辛子は朝鮮人の好む
ところとなり、今日のキムチの隆盛を迎えた。
マドリード到着
マドリードのホテルの部屋の間取りどう?
>>632 16世紀以降に唐辛子が日本経由で伝わったのに
古来からの伝統料理キムチと宣伝する韓国人がいかに嘘つきだというこがわかるね
もはや嵐と判断すべきではなかろうか
16世紀から食べ続けられてりゃ、りっぱに「伝統」だろう。 20世紀以降にできた「伝統」すら、日本にだって山ほどある。
>>637 ああゴメン
そういう意味じゃなくて、前に新聞でキムチが古代王朝からの伝統料理で貴族も食していたという記事が載って
読者から唐辛子は16世紀以降に日本から朝鮮に伝わった物だという指摘があったんだよ
どうやら新聞は韓国人の言葉を鵜呑みにして記事を書いてしまったというのが真相らしい
>日本人の足の臭みのしみついた唐辛子は朝鮮人の好むところとなり これは空港に降り立ったときから感じるあの臭いに対する、司馬さん一流の皮肉かなw
日本にもトウモロコシを使った伝統料理はあるのかな?
ブックオフで目に止まった竜馬がゆく文庫1巻買ってみた なにこのラノベww しかも上で誰か言ってるようにネタバレの嵐ww
歴史小説にネタばれも糞もないだろ厨房
>>638 チャングムの誓いがはやっていた頃じゃない?確かそんなニュースか何かを見た気がする
まあその韓国人が知ってて嘘をついたのか、自国の料理の歴史をホントに知らなかったのかはわからないがw
トウガラシ以前は山椒を使ってたとかじゃなかったかな。あれは麻婆豆腐のことだっけ?
四川料理は山椒が大量に入ってる
歴史に少しでも興味があれば、韓国人に騙されて恥ずかしい記事を書くこともなかっただろう。 同じ新聞記者であった司馬さんを、少しは見習ったほうがいいな。
トレド到着
ここは日記帳ではない
遅読みがトレンド
トレドれ、わしも「南蛮のみち」を読んでみるか。
やれやれだ・・
くだらないね
そんなことより、 今日書店で龍馬が行くのラベルに来年の大河が載ってたけど、原作違うよな?
この僕が、NHK大河ドラマを書くことになったときはもちろん興奮しましたが、 その内容が『坂本龍馬』に決まったときはもう体が震える思いでした。 龍馬と言えば、日本史に登場する人物の中でもヒーローの中のヒーローです。 一体どれだけ多くの人が龍馬に憧れ、龍馬のように生きたいと願ったでしょう。 僕も大学生の時に司馬遼太郎さんの『竜馬がゆく』を夢中になって読み、 「自分も龍馬になりたい!」と未来の自分を思い描いたものです。 まさか、将来自分が大河ドラマの脚本を、しかも龍馬を書くなんて想像もしていませんでした。 本当に脚本家冥利に尽きるというものです。 とはいえ、誰もが知っている『坂本龍馬』を大河ドラマで描くのですから、 絶対に面白いものを作らなければなりません。 しかし、視聴者のイメージをそのままなぞったような龍馬を見せても仕方がない。 『竜馬がゆく』が発表されてからすでに46年が経っています。 昭和から平成に時代は変わり、今、僕たちは21世紀の世界に生きています。 その後の研究で当時は知られていなかった龍馬像も明らかになっています。 今、描くべき龍馬は、46年前のものとは違うかもしれません。 僕がいつも目指しているのは、期待は決して裏切らず、 でも予想は裏切って展開していく骨太のエンターテインメントです。 さて、どんな龍馬を書こうか……。 今、僕の中では『龍馬伝』のイメージがだんだんと出来上がっています。
たとえ直接、関係なくても出版社・書店はキャンペーン張るだろうけど、 脚本家がNHK公式でここまで言ってるんだから 文春も売り甲斐があろうというものだ
全文引用しないでもいいんじゃないのか?
むりやりレスしないでもいいんじゃないのか?
>>632 >足先の保温用に唐辛子を使用していた。使用後は捨てられた。
>朝鮮人はこれを拾って食用にした。日本人の足の臭みのしみついた唐辛子は朝鮮人の好む
>ところとなり、今日のキムチの隆盛を迎えた。
納得した。あいつ等は昔からそうなんだな
どこの社会も、底辺はこんなもんなんだろうな。
エル・グレコ
この空気が読めないコテハン君はいつ読み終わるのかな? 読み終わったらまた次に読む本も延々と書いていくのかな?
どっちかというと、空気マニアのほうが邪魔臭いな。
665 :
663 :2009/10/01(木) 20:58:09
読んでねーんだけど、どうしよう。
過疎スレで、くだらん煽りに数分で反応とか本人以外には考えられない。
毎日いるのは確からしい
>>655 つまり、空知英秋が「燃えよ剣」をギャグ漫画にしようとした結果「銀魂」が生まれたように
「竜馬がゆく」を大河ドラマにしようとしてますと言ってる訳ね
670 :
南蛮のみち - マドリード周辺 :2009/10/02(金) 11:52:37
過疎スレに人がくると、そんなに嬉しいのかw?
おらが町に人が来たて感じで 普通にうれしいよ
平日の昼間から毎日2chか・・
リスボン特急
エンリケ航海王子についての掘り下げが薄かったな。 史料があまり残されていないと言い訳していたが。 「ポルトガル・人と海」は、歴史紀行としては物足りない。 リスボンの街をたいそう気に入られていたみたいだが、普通の旅行記の部分が多すぎた。
水尾村を訪ねる前、須田さんが「後水尾天皇と関係がありますか」と質問するのだが、 実は後水尾天皇とは無関係で、清和天皇と深い関係があった。これは「大鏡」に書かれて いる話。ところが、どうして後水尾天皇とおくり名されたかの推測は、根拠はないのだが、 説得力があったな。
嵯峨で清和天皇社を嵯峨した。
坂の上の雲をよみおるんじゃが 正岡子規がてらもゆすぞな
>>675 歴史上の人物に迫るという意味では、海外の旅よりも、国内の旅の方が面白いね。
海外の旅では、単なる旅行者になってしまうことがある。
また、同行者も多いし、旅行会社のガイドさんの話題も増える。あそこは余計。
角倉了以/松尾芭蕉まで読んだ。
680 :
無名草子さん :2009/10/07(水) 00:48:41
月刊日本 2009年10月号
福井雄三 国家意識の希薄化と司馬史観
ttp://www.fujisan.co.jp/product/1224061/ 福井氏が以前、『「坂の上の雲」に隠された歴史の真実―明治と昭和の虚像と実像』の中で
司馬遼太郎の『故郷忘じがたく候』を論じたところ、読者から手紙が寄せられた。
それによると、沈寿官が旧制鹿児島二中(現・甲南高等学校) に入学して最初の日に、
朝鮮人だということで上級生に呼び出され、凄惨なリンチを受けたエピソードについて、
沈寿官が大嘘吐きか司馬が作り話を書いているかのどちらかであると言う。
イジメどころか、当時、 沈寿官は喧嘩三昧に明け暮れた番長クラスのボスだったそうだ。
それで、同中の同窓会では、司馬を名誉毀損で訴えたいという怒りが湧き上がっていたそうだ。
だいぶ前、週刊新潮も、司馬遼太郎の『故郷忘じがたく候』で描かれた沈寿官への日本人の
凄絶なイジメの話とかは実は嘘で、沈寿官の親類筋の証言として、実は先輩の彼女に手を
出してリンチされたとか、彼は有名になってからも料理屋の女将に襲い掛かったとかの話の
記事を載せていた。あと、「薩摩焼宗家」という称号も事実に反し、薩摩焼関係者からクレーム
が出されていると。
テレビで見る芸能人の半生も同じようなものだ 知ってる人間からみれば失笑もの
「知ってる人間」と「知ってるつもりの人間」の違いを自覚するのは、なかなか難しいだろうな。
>司馬を名誉毀損で訴えたいという怒りが湧き上がっていたそうだ。 同級生w死んだ人間は訴えられないよw
朝鮮人が造る土佐の固い豆腐の話がはじまる。 「花神」で登場した。宇和島が舞台だから、土佐の固い豆腐が売られていたんだろうな。
長曾我部が朝鮮の役で連れ帰った30名の朝鮮人が、山内から豆腐製造の特許 を与えられたのが、はじまりらしいな。
687 :
無名草子さん :2009/10/08(木) 19:50:05
俺も嵯峨散歩読もうかな。 本棚から嵯峨散と。
わりと最近、似たようなのあったな。
△嵯峨散と ◎嵯峨散徒
いつまでこの流れなんだろう
dat落ちにならないように頑張れば許す
手段のために目的を忘れるということか
694 :
無名草子さん :2009/10/09(金) 01:15:05
この人の短編集の文庫本で、ダブって収録されている作品が結構あるんだよね。 目次を見て気付いたけど、短編の作品全部は読めないな。 例:ペルシャの幻術師(文春)と果心居士の幻術(新潮) この2冊の目次を見たら、ほとんどダブっていたw
>>694 本のサイズは新書版になるけど、短篇全集なら、重複の心配はないよ。単行本未収録作品
もたくさん収録されているし。
豊臣家の人々読み終わったんだけど、他の短編集と比べて暗すぎる。 バッドエンド多すぎ。 司馬って本当に豊臣好きの徳川嫌いなの?
いくらID出ないからって自演多すぎだな わからないとでも思ってるのか?
さっそく出てきたか 即レスするってことは少しは恥ずかしい行為という自覚があるみたいだな
>>699 というかもう少しスレに関係のある内容のレスはできんのか?
バレたらしたり顔でモラル説いて恥ずかしくないのか?
>>701 ソープランドに行ってソープ嬢とした後でそのソープ嬢に自分を大事にしろと説教する男レベルなのが情けない
自分がよくする事か?なんでそんな例えが出て来るのか意味不明だな 「スレに関係のある内容のレスはできんのか?」と言っておいてこのざまのお前にはお似合いだけどな
まあまあ、似た者同士、仲良くやんなさいよ。
今度は別人になったか
>>696 好き嫌いだけで小説書いてるわけではないんで。
別に「豊臣家好き」ではなかったんじゃないの? 自分が仕えるなら「老害前」の秀吉がいいというような事は、どっかに書いてたけど。 大坂の陣なんかでも、「大坂方の武将」には明らかにシンパシーを示してるけど、「豊臣家」自体については、だいたい 「滅ぶべくして滅んだ」みたいな書き方してるし。
好き嫌いだけで小説書いているわけではないことがわからないのかな?
「好き嫌いだけで小説を書いてる」ってのは、誰が言ってんだ?
好きとか嫌いとか言ってる奴じゃね?
「豊臣好きの徳川嫌い」ってのは、誰が言ってんだ?
小説を面白くするための演出で、良い人にしたり悪人に仕立てたりしてるのに、 それがわからない人も多いみたいだね。 だから司馬史観なんて言葉で、憤慨してしまう人が後を絶たないのかな。
>>712 死ねカス
冗談w
まさか憤慨しないよねw
>>712 ファンが著書を読んで、作品だけでなく著者の嗜好や人となりをアレコレ想像するのは、なんら悪いことではない。
ファン同士でそれを話題にすることも、もちろん悪くない。
そんなのにいちいち噛み付かずにいられないようなら、いっぺん医師に相談してみなさい。少なくとも、「アナタは
著者ではない」という程度のことは、わからせてくれるんじゃないか?
715 :
無名草子さん :2009/10/10(土) 13:21:16
噛み付いているわけじゃないのにどうしてそういう風に見えるの? おまえが精神病院へ行けば?
あげるなサル!
仮にどこかに「自覚もなくヒトに噛み付くサル」というのがいたら、片付けるのは保健所の仕事かな。
>>712 に噛み付いている人は、何か気に障ったのかな?
心当たりでもあるのかな。
いや、気に障ったと書いたのは当てはまらないか。被害妄想がちょっと異常だな。 何をそんなに怒っているのだろう?
猿糞害
スレ主を勝手に自認しているN氏は自分の思ったようにスレが進行しないで自尊心を傷つけられてしまったようだ 自尊心を傷つけられると異常なまでの怒りと攻撃性を現すのは少し精神病んでる証拠だと思う ここは2chだということをわかってくれ 自分の話したい話題だけでスレを埋めるのは無理だし自演で話題を引き伸ばそうとしても不自然だからすぐ判るよ?
もういいじゃん。やめようぜ。 ということで話題転換。 歳月に載ってた江藤晋平の図海策の一節 「人間というのは天地の愛子である。この愛子に天寿を全うさせるのが国家の役目である」 この原文わかる人いますか?それともこれが原文ですか?
何言ってんだ馬鹿
>>722 原文というか出典ですね。
「国家」という語が使われているところを見ると、古典からの
引用ではないのではないでしょうか。
根拠薄弱な推論で何ですが、江藤の独自の言葉のような気がします。
>>696 司馬さんは生粋の大阪人だからか色んなところで大阪贔屓して、関東はちょっとアレだみたいな
表現を使ってると思う。しかしそんな司馬さんでも末期の豊臣家ばかりは弁護のしようがないという
ことなのではなかろうか。
むしろ家康を描いた「覇王の家」とか読めば、司馬さんの大阪贔屓が良く分かると思う。
家康を全く英雄視しないという点では徹底してる。
>>722 とりあえず江藤新平な。原典あるのかは知らね。
>>725 「関が原」の家康はどこのゲームのラスボスか〜! だけどね
>>724 ,725
書き方が悪くてすみません。722に書いたカギ括弧の中の文章は
口語っぽいので司馬さんが口語訳したものなのかなと思って。
江藤新平が書いた文章をそのまま読んでみたいなと思うんですけど
図海策ってどこかで読めますかね?
久しぶりにスレがまともな状態になった
江藤って死んだ時、まだ四十歳だったんだな。 昔読んだ時はえらいおじさんだと思ってたんだけど、今や 俺より年下だw 昔の人はちゃんとオトナをやっていたんだな。 とても俺には、あんな言葉は思い浮かばないや。
岩沼到着
チラシの裏に書いてろ
2chとチラシ裏との、役割の違い。 チラシ裏は、公私にわたってメモ書きにも使える。 2chには、例えば知人の電話番号なんてメーワクで書けんし、書いても役に立たん。 ついでながら、 知人の電話番号などを書くとハタ迷惑という意味では「公衆便所の壁」なんかも同様だが、これは基本的に 「何かを書き込むべき場所」ではない。これに対し2chは、「何かを書き込んでもよい場所」である。
>>727 ググって見つからないならどこにもアップされてないんだろね。そもそもが議論の余地なく
超マイナーな話だ。所蔵されてる図書館とか探すだけで一苦労ってレベルだろうな。時代的に
考えれば武家風のほぼ漢語のみ補助にカナを使う程度の表現で書かれてたんでね? 佐賀の
人だしね漢文の教養はレベル違うんだろーな。
>>726 関ヶ原の主役は圧倒的に石田三成=滋賀県人。副主人公の島左近は奈良県人だっけね。
畿内贔屓で近畿贔屓でしょやっぱり。
徳川家康は現実的で老獪な政治家で大ボスで悪役って表現でしょ、あれはやっぱり。
国盗りの道三・信長、太閤記の秀吉とかがヒーローとして描かれてるのと比較すると
家康はやっぱり司馬さんの表現だと、どう見てもヒーローでは無い・・・
>>732 スレ違いのことを書くのも十分迷惑だよ
たとえ司馬の著作でも何処まで読んだか毎日書くのは十分スレ違い
「何かを書き込んでもよい場所」なんて屁理屈言ってないで、大人なら
迷惑掛けてることを自覚して止めるべきだと思うよ
ムキになってるおっさんを止めるほど 難しいことはない 生暖かく見守ってやるのが若いものの務め
俺は昼間によく出没することと、ナチュラルな自己弁護と異常に皮肉っぽい文体から、 女性なんじゃないかと思ってる。
女に司馬は理解できんよ
司馬を理解したという男は十中八九電波
理解できないからそう思うんだろうな
仙台到着
この旅の紀行は、新ネタが少ないな。魯迅の「藤野先生」の話は、中国の旅で出てきたばかりだ。
まあ、魯迅と藤野先生の出会いが仙台なんで仕方ないかとも思うが。
リスボンのところでも思ったが、旅の目的地を褒めまくっているときは、予断の新ネタが少ないよう
な気がする。
>>734 3日に1回ぐらいのペースなら、OKだな。
関連する本をたくさん読み込んでやる気満々の旅と、そういう旅の余沢で関連する地域を訪ね、 さらりと流しているのとあるな。
タイトル末尾の「〜のみち」「〜紀行」「〜散歩」とかを、内容によって使い分けてる感じはあるな。 明確な基準があったのかどうかは知らんけど。
ラストの濃尾参州記みたいに記は少ないのかな?
>>742 基準はないような気がするね。評論・随筆集の「十六の話」というタイトルを本人はすごく
気にいっているようなんだけど、どこがいいのかよくわからん。
「散歩」は目的地の地域が狭く、かつ短い旅の場合が多いけど、「湖西のみち」で近江の
西半分を歩いたから、東半分は「近江散歩」になっていた。
大崎八幡宮の話あたりから面白くなってきた。
紀行はタクシーでないと移動が無理という感じだな 今なら若い編集者がカーナビ付きのレンタカー借りて運転してたりして
カーナビがあったとすれば、作品内容はずいぶん違ってきただろうなという箇所が ずいぶんありますね。
街道厨うぜえな
文庫「街道をゆく」は、旧版を揃えた直後に新装版が出たのでこけそうになった まあ旧版の表紙の方が好きだから別に良いけど
>>747 目的地を地図で探すというのは、それなりに楽しい作業なんだがな。
小字などは、地図でも見つけにくいことがある。道路その他太く描かれた図と重なって
いたりすると、すぐには探せない。それを見つけたときの快感は、
算盤の難しい問題で正解を出したときのような快感がある。
街道厨へのスレ住人の怒りが爆発寸前
多賀城から塩竈へ。「街道をゆく」では、塩竈であることは知っていると断りつつ、あえて塩釜という表記 を用いている。
そういえば自分は愛知県のだけど塩竈神社の御守り3つ持ってるわ
小説でもエッセイでも、うまそうな食い物が出てこないという点では定評のある司馬作品だけど、 「オランダ紀行」にでてくる「アントワープのコロッケ」は、読んでて「食いたい」と思った。
757 :
無名草子さん :2009/10/15(木) 15:23:26
人が嫌がってると知るとムキになって続ける子供 子供というのは精神年齢的な意味で
758 :
無名草子さん :2009/10/15(木) 15:44:39
759 :
無名草子さん :2009/10/15(木) 15:53:42
司馬遼太郎ファン低能ばかりアルね。日本人やめてほしいニダ。
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
この板もID出るようにしてもらいたいな
「城塞」、最後に真田幸村にコテンパンにやられること以外、全部家康の思い通りに話が進む。 現実の世界で、こんなに一個人の思惑どおりに、物事が進んでゆく事があるんだろうか。 超リアリティがない話だと思った。
幸村でなく信繁じゃない?
764 :
無名草子さん :2009/10/16(金) 10:12:15
どちらでもいい。 どうせ、さえもんのすけと皆が呼んでいるから
信長・秀吉・家康の生涯のどこにリアリティがあるんだ 現代人的に
>>757 おまえ氏ねよ。スレ内容に関係のないことしか書けんのか?アホ!
また山片蟠桃ですかという感じ
このスレ誰かが何か言おうとすると、すぐ古参らしいのが絡んで来て、追い出そうとするよね。 新しい人が入ってこれないから、初めから読んでみると同じ(ウザい)奴ばっかりなのが良く判る。
>>768 誰も追い出そうとしていない。勘違いも甚だしい。
それに俺は古参じゃない。
>>768 パソコンの前に四六時中はりついているわけじゃない奴も多い。
仕事の合間に、ちょっと読んで、ちょいと書く。
上から下まですべてのレスを舐めるように読んでいるわけでもない。
街道厨のうざさは異常
↑ こればっかり
↑ また自作自演と勘違いする馬鹿
↑ こんな奴ばっか
777 :
無名草子さん :2009/10/16(金) 14:06:19
ほんと無駄に伸ばすのはやめないか?読むところがなくなるから。 司馬と無関係な話ばかりだろ。
まず街道厨が自重しろ 話はそれからだ
街道厨って何だよ?いま読んでいるのが「街道をゆく」というだけじゃないか? 「街道をゆく」は司馬遼太郎の作品じゃないのか? スレタイ嫁!
>>764 そういえば一豊はいえもんと呼ばれてたね
司馬が亡くなってから、色々他の作家の小説を読むんだけど、今ひとつ波長が合わなくて。 最近の人で、これはって人います?
>>781 たま〜に鈴木輝一郎を読むかな?
資料を調べて自分流に味付けして書いたところが面白い
漫画のほうが波長が合うのでよく読むけど
「センゴク天正記」と「へうげもの」が気に入ってる
>>782 なるほど
ちょうどそれくらいにデビューした人ぐらいからあんまり知らなくて
他にもお進めがあったらお願いします。
新田次郎の武田信玄や武田勝頼の武田ものは面白かったよ 他は読んでないけどあれなら面白いと思う 感情描写なんかもよく出来てて、長篠でなんであんな事になったのかなんてのも説得力持たせてよく書いてた
自分の振った話題に自分で答えるのがKの悪いところ そんなにスレを独占したいのかな?
Kって誰だよ。
児玉清
「○○は△△であろうか?」と問題提起をして、それに自分で答えて行くのが、 小論文の書き方だろうが?学校で習わなかったのか?
そういえば勝海舟の子孫の1人って財務省の主計局長をしてるんだね (ワイドショーでちょこっと出て来た)
孟子んでるだろって、突っ込んでほしかった。
793 :
K :2009/10/17(土) 14:40:17
ふふふ、実は俺がKだ。
勝って沈んでいく幕府から火事場泥棒でてめえの懐肥やすことに必死だったクズだろ?
つまり、やはり勝がKだったんだな。
Dr.K
明日から、妖怪を読もうと思っています。ずっと前に読んだよきは、あまり面白いと 思わなかったんですけど、ずいぶん昔のことだから、いま読むと印象違うかなと 思って、もう一度読んでみます。
>>781 小説じゃないけど、「ローマ人の物語」が司馬っぽくて面白いよ
歴史好きならハマると思うので、西洋史を食わず嫌いせずに一度読んで欲しい
松島到着
しつこいぞドクターK
>>779 司馬の作品なら毎日何処まで読んだか書いていいのか?
いい加減にしなよ
「どこまで読んだ」程度のことなら、それ自体はたいした害も無いが、そのたびに拒絶反応を起こした異常者が吠え回すのは、確かにメーワクだな。
いい加減にしなよ それ自体がスレ違いだから迷惑なんだよ いつまでくだらない意地を張るんだか
誰か自己紹介板に、「司馬遼太郎好きが毎日どこまで読んだか書き込むスレ」を立てて、 そっちに誘導してやれよ。
805 :
無名草子さん :2009/10/18(日) 22:10:55
まともな人間の方が別のスレ立てて逃げた方が早い。
806 :
無名草子さん :2009/10/19(月) 00:48:53
ageman
807 :
無名草子さん :2009/10/19(月) 00:52:36
>>798 ハンニバルとかカエサルとか、人物に焦点を当てた巻
は特にグイグイ引き込まれるね
海外のしかも古典で良ければヘロドトスとかツキデデスとか。 少し読みづらいけれど、我慢できないほどではない。 それにしても、司馬遼太郎の話がほとんどできないね。
もう20年近く前に亡くなってるんだからしゃーない 坂上雲のドラマ化くらいしか新しい話題もないし ところで、↑って3年かけて放送するらしいね、 今年は11月から5回放送して、翌年と翌々年に4回放送、短いなあ
でも、出演者はいい人揃っている。 モックン、阿部ちゃん、香川照之の三人ってあの世代では、確かにトップクラスの評価を受けているし 他の出演者も芝居巧者の人が多い。 個人的には渡哲也はあまりいいと思わないけど、どうせ東郷ピンパーロンだから、ほとんど喋んないだろうし。 原作のことを忘れて観れば楽しめる出来には、なっているとは思う。
ここで意地張ってる奴等は、レベル低いな。 やはり司馬の小説ってのは、読んだ人間の心に何かを残して、豊かにすることはできないのだろう。
読む側の器量しだいさ
ひたすらに観察、評価、批評のスタイルだからな
新聞小説の場合だけど、どういった層の人間に理解できるように書いているかと人に問われて、 大体、村の村長とか、そういうレベルの人が納得できるように考えて書いていると答えたそうだから、 もし、読み手が村長レベルより成長すれば、自分から離れていくこともあるだろうし、それも仕方がないと割り切って書いて いたとは思う。
すると雑誌掲載の場合は村の青年団が喜びそうなのを書いたってことかな?
>>770 のような閑職のクズが暇つぶしに読んで高尚なことが書いてあると勘違いして喜ぶ
真面目に答えると、週刊誌はサラリーマン向け、月刊誌はもうちょっと上の階層向けだと思うけど。 話をする相手によって内容を変えることもよくあるようだし、本人にしてみれば、我慢して言いたいことの 3割とかしか書いていないんじゃないかと思う。
ここまでアホ臭いレスは久しぶりに見た いつでも全力、本気だったに決まってんだろ 「三割の力」とか何の根拠もないし、文盲だとしか言いようがない
「松島や ああ松島や 松島や」を、本当に芭蕉の句だと信じている人たちは、 排除したいみたいだな。数日前、どこぞのテレビ局は、松島を取材して、嬉しそうに 芭蕉の句と言っていた。
>>817 だけど
>3割とかしか書いていない
って、持論もあるだろうが当時の左翼(818みたいな自分が字が読めると勘違いしている文盲)全盛期のマスコミと正面切って戦っても
消耗するだけだから、あまり彼らを刺激するようなことははっきり言ってないという意味。全力とか手抜きとか関係一切ない。
「3割とか」を「三割の力」と読み間違えたふりするなんて、お前がKか。卑怯者。こんな奴がいるからこのスレ、人がいないんだよ。
司馬遼太郎はボクチャンのモノダジョー、てか。口臭いんだよ。
>>818 こいつ左翼かw?そういや司馬に「三派全学連は義和団に似ている」という評論があって、
全学連をこき下ろしている。くやしいのうww
822 :
818 :2009/10/19(月) 14:51:23
唐突に政治話を持ち出して、「読み間違え」と言われても困惑するな サヨクのマスゴミに気を使って、言いたいことの7割しか書けなかったと それが「3割とか」の力なんじゃねーの? どうでもいいけど で、司馬が本当に書きたかった「7割」ってなに?
マトモにお前の相手なんかするかよ。K。お前を相手にしてもしょうがないから お前母ちゃん連れてこい。くだらん子供育てやがって、世間が迷惑してるだろって 説教してやるから。
>>819 ちょうど、そこを昨日読みました。
松島にはその俳句を書いた立て看板がたくさんあって、芭蕉作と書いてあるそうです。
松島の観光業者の方々に苦言を呈していらっしゃいました。
825 :
818 :2009/10/19(月) 15:05:22
逃げるな文盲野郎 くやしかったらここに列挙してみろ 司馬チェンチェイが公表できなかった「7割」とやらをよw
お前が鬱陶しいんで誰も寄り付かないんだけど、そのことどう思ってんの?
へんじがないどうやらしかばねのようだ
マジで聞きたいんだが自演して楽しい?
特に
>>819 >>824 そんなにグット・タイミングで話題が繋がるわけないだろ?
以前から思ってたけど白々しくて気持ち悪いよ
>>828 どれだけの多数人が2ちゃんを見ていると思ってるんだ?
また、どれだけの多数人が司馬作品を読んでいるかは、図書館で借りたい本が
借りれなかったことを考えれば、わかるだろう?
830 :
無名草子さん :2009/10/19(月) 18:16:23
>>781 直木賞選考委員だった司馬遼太郎が
3年連続で直木賞に推していた「広瀬正」はどうでしょう?
以下、司馬の評である。
「一読者として、一番面白かったのは、広瀬正氏の『マイナス・ゼロ』であった。
SFには読み方が要る。頭から空想譚に騙まされる姿勢で読まねばならないが、
それにしてもこの人の空想能力と空想構築の堅牢さにおどろいた」
「ツィス」の解説を司馬遼太郎が書いてるけど
「ツィス」はおすすめしません。やはり『マイナス・ゼロ』。
司馬遼太郎記念館の書庫には、広瀬正の本が並んでるらしい。
意外な好み。そういえばジョルジ・シムノンのメグレ警部が好きだったとも聞いたことがある。 それはそうと、司馬遼太郎は若い頃、白樺派に影響受けたと思います? 司馬遼太郎が乃木希典に批判的なのは、白樺派の影響かもしれないと思ったことがあるんだけど。 徳富蘆花が好きだったっていうのは、読んだことがあるんだけど。他にどんな本読んでたのかな。
>>831 図書館にあった本なら何でも。しまいには読む本がなくなって、釣りや料理の本まで読んだという伝説がある。
>>829 板の人口考えろや
連投でごまかそうとするなや
つか内容が偏ってるからすぐわかるんだけど? 自演までしてスレ独占すると楽しいのか?
いちど数えてみれば?まともな書き込みより、
>>833 や
>>834 のような読めない書き込み
というか、邪魔な交通整理の方が圧倒的に多いだろう?
836 :
無名草子さん :2009/10/19(月) 19:09:19
ウザいのを刺激しないように、当たり障りのない話しかしないから、同じような話しか 出ないんだよ。お前の方こそ、何か会話が弾むネタだせよ。
スレを伸ばしたいから無理矢理話題出すのか?違うだろ
会話を弾ませたいからってトウモロコシや唐辛子の話をされても困るんだが
>>838 唐辛子の話は、司馬作品からの引用(一部ネタ)だからいいんじゃないか?
トウモロコシも、南蛮のみちに出てくる話だぞ
まあ、そういう物まで何でもダメと言ったら、スレの存在意義が無くなるけどな。 こういう事は、マナーの問題になるのだろう。 毎日読んだことを此処に引用して、話題にするのなら、大部分の人はたまらないだろう。
要するに、話がこまけーということか?
読んだ端からここに書き出して自演も交えて話題にするからスレ独占と嫌がられるんだよ
落ち着いて話せるように、以前のように戻ってほしいな このスレになってから異常過ぎる
司馬が嫌いで荒らしているわけじゃないことは判る ただ本人が空気読めない上に陰険で独占欲が強いから違和感がスレを支配する
実際会ってみれば、普通のお爺ちゃんだと思うよ
847 :
無名草子さん :2009/10/19(月) 21:06:12
>>845 複数の人間を対象としている発言なので、全員自分のことだと思って読むように。
双方いい加減にやめないか? こんなことしててもしょうがないだろ?
849 :
無名草子さん :2009/10/19(月) 21:22:42
そろそろドラマ始まるのに
>>809 >もう20年近く前に亡くなってるんだからしゃーない
1996年だからまだ13年だ。
>>845 自覚の無い馬鹿ほど、厄介な物は無いということか。
853 :
無名草子さん :2009/10/19(月) 22:00:23
人間の集団について いや、なんとなく
次スレからテンプレに何らかの注意書き入れる? 「図書館は静かに」とか公園で「ゴミは持ち帰りましょう」みたいな 当たり前の事をワザワザ書くのは嫌なんだけどな
856 :
818 :2009/10/20(火) 08:12:39
で、司馬が公表できなかった「7割」はまだ? リスト作成中なん?
司馬が書こうとして結局止めた物なんかいくらでもあるだろ。ノモンハン戦記とか。 大体、有名な作家なんで証言なんかも多いし、奥さんもインタビューで結構正直に、往年を振り返ったりして、 あれに遠慮してとか、これに遠慮してとか結構伝わっているよ。文盲K。
858 :
無名草子さん :2009/10/20(火) 08:26:40
K、これお前のことだろ 自己愛性人格障害の特長 1. あからさまな傲慢さ 尊大で横柄な、また大げさで相手に軽蔑的な態度をとります。 社会生活での慣習や規則をバカにし、自分には愚かで的はずれな規則だとあざ笑います。 自分の高潔さを他人が見のがすことには怒り出しますが、他人のそういうことに対しては全くの無関心です。 2. 対人関係での搾取 当然の権利だと考えています。常に相手に対して自分を特別扱いするよう求めます。 はずかしげもなく、自分が目立つためや願いを叶えるために他人を利用するのは当然のことと考えています。 3. 誇大性 えっ?と思うようなの空想をしたり、成功や美、愛に関する未熟で自己満足的な想像に浸りがちです。 客観的事実はどうでもよく、事実を勝手に曲げ、自分に対する錯覚を必要とあらばうそをつくこともかまわない。 4. 自己像の賞賛 自分は価値があり、特別で(ユニークでなくても)大いなる称賛を受けるに 値する人間だと信じていて、誇大的で自信に満ちた行動をとります。 しかし、それに見合うような成果を収めることは少ないです。 他人にはわがままで、軽率で、おおちゃくな人間だとみられているにもかかわらず、自分の価値を信じています。 5. 他人へのわざとらしさ 過去の対人関係はいいように記憶が変えられています。 受け入れることができない過去の出来事や苦しみは簡単に作り直されます。 6. 合理化のメカニズム 自己中心的で周囲に対して思いやりに欠けた行動を正当化するために、 もっともらしい理由を付けようとする。それらは欺瞞的で浅はかなものです。 7. 偽り みえみえのうそをつきます。失敗をしてもすぐに埋め合わされ、プライドはすぐに復活します。 8. 無頓着 いっけん冷徹で無感動な自分を演じます。 逆に、軽快で楽天的であるが、自己愛的な自信が揺さぶられるといかりや恥の感情や空虚感が表に出てきます。
859 :
818 :2009/10/20(火) 09:09:10
ノモンハンがサヨクに遠慮して書けなかった? 笑わせんなよ 誰の証言でも構わんから、さっさとリストを挙げろ! 夜までにな!
ノモンハン事件を書こうとしたら寿命が尽きかけてたから諦めた というのを何かで聞いた事がある、司馬さん
861 :
無名草子さん :2009/10/20(火) 10:14:13
このスレには一日中
>>858 に当てはまる人格障害者がいて周りに迷惑をかけています。
>697辺りから
いくらID出ないからって自演多すぎだな
わからないとでも思ってるのか?
という発言からやたら他人の発言を自作自演と決め付けます。
また、もし相手が自分の妄想に反論すると
>713
死ねカス
と、勝手にキレます。
無礼な態度なので当然相手は言いかえしますがするとこの男
>715
噛み付いているわけじゃないのにどうしてそういう風に見えるの?
おまえが精神病院へ行けば?
と、今時小学生でも恥ずかしくて使えないコトを言います。(続く)
>>858 顔の見えないネットでは、こういう性格が表に出てくるんだろうな
でなければこれだけ長期間にわたって毎日嫌がらせを出来るもんじゃない
返ってこういう状態を喜んでいるんじゃないのか?
863 :
無名草子さん :2009/10/20(火) 10:23:44
kは読んだ本を片っ端からここに書いてるんだな
>>390 を見ると「義経」を読み終わったから「街道をゆく」に移ったみたいだ
しかし
>義経も話で盛り上がっていたみたいだけど、そろそろ話が尽きそうなんで、
>次にいっていいかな。いま『街道をゆく/南蛮のみち』を読んでいるんだ。
なんだこれ?完全にスレが自分の物だと思っているんだな
864 :
無名草子さん :2009/10/20(火) 10:36:37
>>861 の続き
特にこの男やたら、自演判定が多くて(と言うか、芸がないのでそれしかできない)
>704
まあまあ、似た者同士、仲良くやんなさいよ。
という、相手もこの男も腐した外野からの嫌味まで
>705
今度は別人になったか
と、自演判定をします。文盲です。
865 :
無名草子さん :2009/10/20(火) 10:47:45
当然こんな男には、他の住人も怒ります。 >717 仮にどこかに「自覚もなくヒトに噛み付くサル」というのがいたら、片付けるのは保健所の仕事かな。 >718 >712に噛み付いている人は、何か気に障ったのかな? 心当たりでもあるのかな。 >719 いや、気に障ったと書いたのは当てはまらないか。被害妄想がちょっと異常だな。 何をそんなに怒っているのだろう? と、この時点で精神のナントカ性を指摘されています。(続く)
866 :
無名草子さん :2009/10/20(火) 11:46:39
へんじがないどうやらじんかくしょうがいしゃのしたいのようだ
自演、終り?
868 :
無名草子さん :2009/10/20(火) 12:20:57
自演じゃなくて連投だろ どう考えても同一人物でそれを隠していないだろ
869 :
無名草子さん :2009/10/20(火) 12:38:24
>>865 の続き
>721
スレ主を勝手に自認しているN氏は自分の思ったようにスレが進行しないで自尊心を傷つけられてしまったようだ
自尊心を傷つけられると異常なまでの怒りと攻撃性を現すのは少し精神病んでる証拠だと思う
ここは2chだということをわかってくれ
自分の話したい話題だけでスレを埋めるのは無理だし自演で話題を引き伸ばそうとしても不自然だからすぐ判るよ?
と、完全に内面を見透かされています。
この後
>722
もういいじゃん。やめようぜ。
ということで話題転換。
歳月に載ってた江藤晋平の図海策の一節云々という、かなり一般人(私などには)にはついてこれない話を振る人が
いたのですが、
>>723 何言ってんだ馬鹿
とすぐに邪魔に入ります。完全にストーカーですね。他の人間を喋らせません。
つ 旦 まぁまったりやろうよ
「関が原」を久しぶりに読んだが、あまり面白くなかったな 昔はかなり感動したのに
俺も関ヶ原を読んだのはずいぶん昔だけど、関ヶ原前夜の歴史に詳しくなかったから 初めて読んだときは感動した。その後ドラマで何度も見たから、いま再読すると当時のような 感動はないかもしれないね。
昔も今も心に響くとしたら「燃えよ剣」だな、自分
>>871 関ヶ原はドラマが最初だからか、森繁演じる家康に対して予想外の行動をする加藤演じる三成が良かった
風邪気味なんで、読む暇がなくて、まだ読み終わらない。 報告が遅れ、毎日僕の書き込みを期待してくださっている方々にご迷惑を おかけしています。すみません。
>>875 新型インフルエンザが流行っているからお大事に
とりあえず、みんながんばれ
878 :
818 :2009/10/20(火) 22:56:12
即レスw
879 :
無名草子さん :2009/10/21(水) 08:47:07
日本語入力システムというのは使っているうちに、癖が出てくる。 それでだれが自作自演をしているのはわかるんだけど、たとえば最近では 878,828,833,834,837,842,843,845,850,854,855,856,859,860, 863これなんて完全に他人の振りをしようとしている(爆笑)、867, 871(このあたりで大人しくしていれば、こちらももうしつこいことはしたくなかったんだけど) 873,確実じゃないのを含めるともっと多い。ほんとウザい。
オレのレスが三つ混じってるぞ お前相当病んでるな
>873=>876 本人が言うんだから間違いはない いつもp2使って書き込んでるから、街道さんが来たら分かる仕組みになってるだけ
え、わかるの? それなら、俺が返事を返したとき何度も、自作自演っていちゃもんつけられたのなんで?
>>882 p2には「最近読んだスレ」というのがあって
そこを開けて「新着まとめ読み」を開けて読むから
街道さんの場合はコテですぐ分るよ
>>883 方法の話じゃなくて、いっつも自演認定している誰かさんに、
それを使うように進めてよ。
本人もいつもこの時間、スレの確認しているはずだけど、どう思うの?
朝から病んでるな
誰かさん同じ罵倒語を繰り返すからすぐわかるよ。
なにやら、ささくれまくっていますね。 司馬好きが集まって和気藹々が理想なのですが‥。 しばらく離れます。
離れて別の所にスレ作ったら ここはもうダメでしょ
原因は何なのか、明白なんだけどな。 その人が意地を張るのをやめれば、直ぐに元に戻ると思うが。
それをいうとますます意固地になる
関係ないけど、司馬遼太郎が舞台にした過去の世界もこういう問題 いっぱい有ったと思うけどあんまり書いてないね スレ違い?
こういう問題とは?
このスレにはいい年して厨二病をこじらせた人間がいっぱい張り付いているってこと
一人だけでしょ
>>875 は本人ではない気がする
本人だったら最早どうしようもない人間だけど
本人です。最早どうしようもない人間です。
>>896 まぁまぁ風邪で熱があるのならば無理しないでね
899 :
無名草子さん :2009/10/22(木) 10:55:56
夕暮れに 坊主儚く なりにけり
>>860 司馬遼太郎は半藤一利と一緒にノモンハンについての次回作として取材はしていたが、
当時の軍部のアホさ加減にあきれて、取材が手間取ってる間に寿命が尽きたらしい
と半藤一利が自著「ノモンハンの夏」に書いていた
そりゃ司馬遼太郎でなくても当時のエリートどもにはあきれるよなwwww
ノモンハンに関しては丁度、司馬遼太郎が書こうとしたころに、ソ連が崩壊して ロシアが過去のソ連の内部資料を続々と公開するんじゃないかと思われていた。 結局、簡単に公開するとロシアにとっても不利益になるんと言うんで、 規制がかかるようになったと思うけど、司馬にしてみれば当時の自分が手に入れいていた データだけではすぐに、ふるいものになってしまうとも思っただろう。
白菜の 甘さ味わう 鍋底で
「風の武士」「十一番目の志士」「妖怪」のようなB級作品が最近のお気に入りだ。 B級映画の楽しさに目覚めてからのことかもしれん。 B級映画はリアルタイムで観ると、B級にすぎない。そんなつまらん映画を観るくらいなら、 ほかに面白い映画はたくさんある。しかし、20年以上経過してから観ると、けっこう面白い。 自動車や小道具類のデザインが古臭くて懐かしいし、いまじゃ有名俳優になっている人が、 「こんな恥ずかしい役で登場していたの?」というシーンも見れる。 B級小説もしかり。周到に準備を構想を固めた傑作にはない楽しさがある。 さらりと書かれた作品であるため、キャラクターの流用などが露骨に見えて、それはそれで楽しい。 「妖怪」の主人源四郎は、新宮十郎行家の設定の流用。名前の頭に「源」を使っているのが笑える。 腹大夫は、「箱根の坂」で大活躍する骨皮道賢の流用だろう。エッセイでも骨皮道賢のような足軽の 大将に興味があると書いていた。
十一番目の志士の桂や高杉は他の作品のよりも男前だな
夜長く 妻の寝息に ヤスラエル
風の武士の映画版観てみてー
>>903 妖怪が出てくる荒唐無稽な物語だが、その部分を除けば、しっかり調べているな。
冒頭、源四郎と腹大夫が投宿する湯峯温泉が東光寺の経営なんてのは史実どうり。
908 :
無名草子さん :2009/10/23(金) 13:22:40
>>907 牛鬼峠もデタラメではなく熊野に実在する地名でしたよ。源四郎の母・萱を葬った弟切峠の方は、
ネット検索では出てきませんでした。
>>903 日野勝光は岩倉具視。
指阿弥陀仏は「ペルシャの幻術師」のアッサムだな。
911 :
無名草子さん :2009/10/24(土) 17:51:37
あっさう
日野富子と日野美歌は似ていますか?
クリソツ
自演してる人はこんなことしてて楽しいのか? 文章の特徴でバレバレなんだけど
p2でみてるとイチャモン付ける奴が丸わかりだぞ 街道くんが可哀想だったな
なんでp2でみると丸わかりなのか意味不明なんだが
そういえばおれも一回自作自演が まあ、いっか
>>920 だから意味不明なんだよ
勢いがあれば何なんだよ
そろそろDAT落ちしないように気をつけよ
ここ数日、自作自演があったとしても、それで不愉快になる状況なんてあった?
自演そのものが気持ち悪くて、偏った話題になるからダメなんだよ わかったかな自演豚くん
全く分からん あんたが自演魔という考えもあるみたいだけど
南極ペンギン小径w
名前欄が、面白いとでも思ってる時点で、ユーモアのセンスが無い人間だということがわかる。
最近のレスで、どれとどれが自作自演を指摘してほしいんだけど。 まさか自分が不愉快に感じたレスの番号を指摘できない人間はいないだろう。
>>923 ここ数日の自演は上手くできてスレに有益だとでも思った?
もうすぐ、レスが1000越えるから、次スレは自作自演禁止のスレと自作自演OKのスレに分けたら? それでも嫌なの?
この人なんで自演したいの?
あーあ、他の作家のスレ、チョー楽しそうなとこばっか、うらやましーなー 一般書籍板、IDナンバー出ないのが不満らしいけど、文芸書籍サロン板ならIDナンバーでるよ。 そっちに司馬遼太郎スレ作れば、重複にもならないし。 あと、いつ頃から自作自演が気になり始めたの?
>>910 指阿弥陀仏は序盤でちょっと登場するだけだから、アッサムは唐天子だな。
しかし、源四郎が童貞を捨てた相手くらら(苦参)は、あっれきり再登場なしか?
「梟の城」の小萩のような重要な役なのかと思っていたら、端役だった。
指阿弥陀仏の姪という設定だから、あれもめくらましの中の人物なのか?
梟の城の摩利支天洞玄というキャラクターは、上京中の司馬さんが、渋谷で大阪の 友人に偶然出会ったときに思いついた名前なんだってな。 なにしてん、道玄(坂で?)
つーか源四郎と腹大夫が、お今の里屋敷の池の周りで唐天子と闘う場面は、 重蔵と洞玄の闘いの場面を流用。
また自演が始まるのか ほんと好きだな
このスレ、自作自演を問題にする人がいますが他でもよくありますよ。
下がその例、ちなみに私が626,628です。628を書き込む前に625と627が同一人物だと
気づいたんですが、相手がそのスレの有名なキチ○イなので、荒れないよう気を遣って
微妙なツッコミをしています。
624 :○○○○○:2009/10/24(土) 11:52:06 ID:nvC7lZWE
サラサラとした小説が書きたい とか思わないのかな○○さん
625 :○○○○○:2009/10/24(土) 12:03:13 ID:dBlYcMB9
サラサラした小説を希望ならこのスレから出て行け
626 :○○○○○:2009/10/24(土) 12:09:03 ID:FrLV8/qM
あーあ、
>>625 のせいでシラケちゃった
627 :○○○○○:2009/10/24(土) 12:17:35 ID:dBlYcMB9
ん?
今日極道ならこの位のこと、サラッて言うぜ。
>>625 も
>>626 も○○小説に向いてないようだな。
628 :○○○○○:2009/10/24(土) 12:27:50 ID:FrLV8/qM
>>627 今日が読めん。何て読むの?
うぜえ
最早、何を言っているのかわからない。妄想もここまで来ると、完全に病気だね。
1か月ほどかけて竜馬がゆくと坂の上の雲を通読した。アラフォーにしていずれも初読。 おもしろかった。そのおもしろさは2ch仕様で表現する能力がないので多くは語るまいが… 最後の最後、坂の上の雲のあとがきにて驚愕の大発見…!! 湯川秀樹と貝塚茂樹って兄弟だったのかよ!!!!!!!!
そんなもん常識の範疇だろ
小川環樹もだよ
>>941 またそうやって、新しい人を見たらすぐ噛みつく。正気の人ってここいないの?
>>940 さん、ここ、自分たちでスレを独占していたいのがいちゃもんつけてくるので
不愉快な思いをすることになりますよ。早く逃げた方がいい。
>そんなもん常識の範疇だろ 偉そうな言いっぷりのわりには、この後、なにか話を続けられるわけでもない。 本当に頭のいい人なら、もっと相手の話を膨らませることが出来たろうに。
>そんなもん常識の範疇だろ
>>940 さんは別に自分に知識があるとひけらかしたい訳でもないのに
いきなりこんな無礼な言葉遣いをするなんてなんて。
人格障害って本当に他人に迷惑だなあ。
>>936 >>933-935 を自作自演といいたいのだろうが、やはり、実際に自作自演だとしても
放っておけばいいこととしか思えない。
むしろ、この程度のことのために他人も巻き込んで数百のレスを書き込む人間の方の精神が云々。
あの、しつこく人にからんでくる奴、どう考えても医者の世話になった方がいいじゃん。 まわりチョーメイワクなんだけど。
はあ、また自演かよ
おはようございます
そんなの常識だろ。 あと、こいつも自演
自演は6レス以内に止めろよ。なげーんだよ。
>>935 源四郎の生霊が花ノ御所の富子の部屋で富子と嬉野の会話を聞くところは面白いな。
『妖怪』は、中盤ぐっと面白くなるな。惜しむらくは、最初の二章。 指阿弥陀仏と唐天子のキャラがかぶっている。いちおう唐天子は指阿弥陀仏を 数段上回る術者らしいが、その後まったく登場しなくなった指阿弥陀仏の存在 意義がよくわからない。
はじめは指阿弥陀仏の導きで日野勝光の食客となった。将軍になりたい源四郎であるなら、 盗賊の大将をしているより、勝光とのコネを大切にした方が利口ではないのかな?
955 :
無名草子さん :2009/10/26(月) 13:01:02
竜馬がゆくの次は何を読めばいいですか?
阿倍晴道と念閑の話は故事にちなんだものではなくて、単に陰陽師安倍晴明に ちなんだオリキャラか?
>>955 同じ時期に描かれた「燃えよ剣」をお勧めする
>>956 だろうね。ただ、あの場面は面白かったし、今昔物語にでも出てきそうな逸話に思えたね。
解説者が「妖怪」を他の司馬の主流作品と同様史実ベースの物語として 解説しようとしているのが痛々しい。義政と富子と勝元と宗全のことばかり 書いている。そういう作品じゃないよな。
ペルシャの幻術師/兜卒天の巡礼系列の怪奇譚だね。ただし一般の怪談のようなジメジメ した暗さはない。
>>955 戦国モノが読みたければ、まずは国取り物語から
>>960 幻戯を迷信・妄念の象徴と捉え、兵法や偸盗術を「技術」と捉えている。
技術(兵法)を身に付けた源四郎が、指阿弥陀仏の幻戯に騙されなかったのは、
そのためだろう。しかし、唐天子の幻戯にはかなわなかった。
阿波聖の偸盗術に源四郎が感心する場面を読むと、そのように考えているね。
迷信と技術の対立の物語と考えると面白い小説だよね。
迷信を信じることの強い人間は、幻戯に騙されないことになっているよ。 欲望にとりつかれた瞬間、騙される。 欲望といってもドロドロしたやつじゃなくて、幻術師から情報を聞きたいと思った 程度の些細な欲なんだけど。
イラネ
全部一人で書き込んでいるんだな ここでやらないで司馬についての本でも書いて出版すればいいのに
>>954 ストーリーの弱さは認めざるをえないが、応仁の乱を含めた中世の政治や戦は、
源平争乱と鎌倉幕府の滅亡を除くと、史実ベースでやっても面白くないからな。
ほとんど相続争いなんで。
その意味で、怪奇譚として、この時代を描いたのは正解だと思う。
幻戯の部分も、俺らが寝ているときにみる説明不能な夢の世界だと思えば、抵抗
なく読める。作中人物は催眠術にかけられているわけだから。
さすがに自分でも恥ずかしいのか、喰いつきがいいな
諭しているだけだよ
梅原猛は「司馬遼太郎と国民文学の再生」の中で、『妖怪』を失敗作だと批判していた。
諭してるつもりで首まで浸かってるのがおまえなんだよ
>>974 どこが失敗なのか、よくわからない。
催眠術にかかった部分の描写がダメだというのなら、その批判は当たらない。
>>974 >>976 自分の感心あることを数人が会話してるような形で、ここに披露したいのかもしれないが
バレバレの自演で気持ち悪い
気持ち悪ければ、見なければいいことであって・・・
>>978 まぁあれだ、人間には自分がかんだティッシュを広げて見る奴がいるのと同じだ
公衆の面前でオナニーしておいて嫌なら見るなじゃねーだろ 気持ち悪いからやめろって言ってるんだよ
公衆の面前でオナニーをするのは犯罪だろう?
>>951-981 まで全て同じ人?
だったら、6レスどころじゃないじゃん。世界新記録だろ。自演長すぎ。
俺ひとりじゃないってw いくら閑でも他人の書き込みがなければ続けない。
すごい自作自演スレがあるが、今度教えるかも。 とりあえず、一人で特攻してみるつもりなんだけど。 こんな楽しいことは他の奴には譲らん。
城塞読み終えた。関ヶ原ほどには面白くなかった。
>>970 「大盗禅師」も似たようなところがあるけど、「妖怪」の方がはまるよね。
988 :
無名草子さん :2009/10/26(月) 17:39:51
このスレって、次スレが立つんですか?
小幡勘兵衛の物語として読んじゃうと(そういう風に読むのが普通という気もするけど)、盛り上がる場所が無いもんな。 主人公の大活躍が勝利を呼ぶという話でもないし、主人公が負けて滅んでゆくという話でもないし。最初のうちはいくらか 主役っぽい動きをしてたけど、後半になると、なんとなく傍観者みたいになっていっちゃうし。 「これは大坂城の物語で、勘兵衛はあくまでも物語を進行させるための狂言回し」ということなんだろうけど。
>>986 登場人物が二世・三世の世代になっていて、迫力に欠けるからだろうな。
>>989 秀吉と三成の出会いの場面から始まる関ヶ原は、三成がそのまま主役の一人として
最後まで活躍するからね。
992 :
無名草子さん :2009/10/26(月) 17:56:39
このスレを見ていたら、妖怪を読んでみたくなりました。 ゲゲゲの鬼太郎も出てくるんですか?
発想としては、日野美歌と同系統だな。
司馬遼太郎の鬼っ子作品といえば「風の武士」 いわゆる日ユ同祖説がモチーフになっていて、司馬先生が立派なことしか いわないと主張している人にとっては、なかったことになっている作品。 娯楽大衆小説としても、レベル高かったはず。講談社文庫
>>987 「大盗禅師」って売ってんの?全集には収録されていないけど。
>>994 過去に遡って立派な文明評論家にする必要はないと思うけどな。
司馬遼太郎のペン・ネームだって、懸賞小説に応募するために、即興で付けた
というようなことが書かれていたが、ペルシャの幻術師の前に、「道化の青春」
という作品を司馬遼太郎名義で発表している。これも鬼っ子作品だな。
短篇全集にも収録されず、闇に葬られた作品。
997 :
無名草子さん :2009/10/26(月) 19:05:17
文春文庫だったと思うけど
「豚と薔薇」という珍作もあるらしいね
福田定一時代の恥ずかしい習作を死後世間の目に晒したんだから、 いまさら「ペルシャの幻術師」=処女作=なんとか新人賞受賞に拘る必要はないと思う。 輝かしいデビュー作「道化(おどけ)の青春」じゃだめなのか?
1000 :
無名草子さん :2009/10/26(月) 19:12:36
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