1 :
無名草子さん:
2 :
無名草子さん:2009/06/12(金) 07:19:40
2げっと〜
よんでいるふりをする
book6まででてほしい。
かうのにじかんがかかる
ぎしきだから、べつにきにしなくていい
せいりもないし
9 :
無名草子さん:2009/06/12(金) 14:40:49
ユングの影響を受けてるゆえにグノーシス的
きのどくなギリヤークじん
11 :
無名草子さん:2009/06/12(金) 19:33:50
ノルウェイの永沢さんみたいな小松さん。
彼へのつっこみがたらないと思う。
もっと掘り下げてもらいたかった。
それから意図的に放置されていたアザミ。
普通に考えればふかえりと行動を共にすると思うのだが。
なぜ出てこないのか一切説明されていないのがおかしい。
全般的に感じること。
世界で読まれることを意識しているなあってこと。
翻訳しやすいようにするためか、日本独自の場所や地名などで注釈が必要な事項は極力排除されている。
12 :
無名草子さん:2009/06/12(金) 19:38:51
相当今回は翻訳しにくい内容だろ・・・・・・
13 :
無名草子さん:2009/06/12(金) 20:23:38
ゴムの木だけはどうにも解せない
1Q84ってどう訳すんだよ
964 :無名草子さん:2009/06/12(金) 20:47:18
物語に美少女が出てきたら射精されなければならない
1冊の本で何回セックスすれば気が済むんだ?
続編が有るとか言ってる奴馬鹿だろ
出版社が「続編あるのでは」と思わせる事は賢いやりかただ。
おかげで古本屋へ即GO!計画が頓挫した。
そういう意味では続編があると思う私は馬鹿だ。
>>17 いや、逆に続編がないと思っている奴が馬鹿だろ
どんだけ情弱なんだよ
20 :
無名草子さん:2009/06/13(土) 12:17:22
青豆が死んでいないということになれば、続編は可能でしょう。
ただ、これ以上話を発展させていく必要ってないよね。
>>11 確かに触れられいない事項が多いし、続編に含みを持たせてる感があるが、どうなんだろうね。
出ても今度は入念に立ち読みしてから買うわw
天吾とふかえりは兄妹なわけで、
青豆はその2人の父親を殺害したわけで、
もう、これ以上の進展はどうでも良い気がする
24 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 00:41:26
ちょっとまってみずをのむ
25 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 01:24:19
読み終えてしまった、自分は頭がわるいので細かいことはわからないけど、
すごく楽しめた。主要キャラクターが皆魅力的で行動を追っていくのが気持ちいい。
ただふかえりと天吾の交わるシーン、さすがに「またか」と辟易してしまった。
エロゲ展開と言われてもしょうがない。ファン歴長いけどさすがに庇えないっす。
26 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 01:28:17
天吾の年上の彼女が、そのうち「月に帰りなさい、君」って
言い出すんじゃないかと思ったのになー。
ふつうのにんげんはでてこない
なにがふつうかはわからない
むしろ頭のわるい人ほど春樹の作品読むべき。
文学の名がついててあんなに馬鹿にも優しい内容はない。
29 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 02:58:06
>>28 こんな人に限って後出しじゃんけんしかしない
中田は字が読めません。
あぼーん
33 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 06:04:53
おまいら1000ページの小説なんだから一行二行で語るなよ
ちゃんと1000ページじっくり読ませる批評を書きやがれ
34 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 08:46:41
これ、2巻で終わらないだろ
続編が出るに1000ノルウェー
35 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 08:58:29
底が浅いと批評するのは簡単だよ。
誰にでもできる。
ただそれを創造するのは誰にでもできることじゃない。
>>32の人がどんだけの偉大な文学者なのかしらないけど、
具体性のないご意見で、まるでとらえどころがない。
ホントに読んだのか?
「1Q84」の中に春樹が自分に対する批判をどう考えてるのか示す珍しい箇所がある
『物語としてはとても面白くできているし、
最後までぐいぐいと読者を牽引していくのだが、
空気さなぎとは何か、リトル・ピープルとは何かということになると、
我々は最後までミステリアスな疑問符のプールの中に
取り残されたままになる。あるいはそれこそが著者の意図したこと
なのかもしれないが、そのような姿勢を(作者の怠慢)と
受け取る読者は決して少なくはないはずだ。』
『この処女作についてはとりあえずよしとしても、
著者がこの先も長く小説家としての活動を続けていくつもりであれば、
そのような思わせぶりな姿勢についての真摯な検討を、
近い将来迫られることになるかもしれない』
>>そのような思わせぶりな姿勢についての真摯な検討を、
近い将来迫られることになるかもしれない
>>そのような思わせぶりな姿勢についての真摯な検討を、
近い将来迫られることになるかもしれない
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
大森望評
『ねじまき鳥クロニクル』以降ではいちばん好きかも。昔と比べるとちょっとくどいのが難。
あと、二つの月の処理がやや疑問。それは反則じゃないの?
全体としては、ジョナサン・キャロルとニール・ゲイマンの中間ぐらいの感じ。
ジョン・クロウリーも入ってるよね。『リトル、ビッグ』トリビュート?
しかしあの展開なら、合作ペンネームをまず提案するのではないかと思った。
あと、googleできなくても図書館行って百科事典とか見るんじゃないの。
時期的に、だれかが「スター・ウォーズ」に言及してほしいところ(二つの月関連で)。
まあ、あんまりSFにしたくないんでしょうが。
43 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 10:11:06
|┃
|┃三 ,ィ, (fー--─‐- 、、
|┃. ,イ/〃 ヾ= 、
|┃ N { \
|┃ ト.l ヽ l
ガラッ.|┃ 、ゝ丶 ,..ィ从 |
|┃ \`.、_ _,. _彡'ノリ__,.ゝ、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃三 `ゞf‐>n;ハ二r^ァnj< y=レヽ < 話は聞かせてもらったぞ!
|┃. |fjl、 ` ̄リj^ヾ)  ̄´ ノ レ リ | リトル・ピープルによって人類は滅亡する!
|┃三 ヾl.`ー- べl,- ` ー-‐' ,ン \____________
|┃ l r─‐-、 /:|
|┃三 ト、 `二¨´ ,.イ |
|┃ _亅::ヽ、 ./ i :ト、
|┃ -‐''「 F′:: `:ー '´ ,.' フ >ー、
|┃ ト、ヾ;、..__ , '_,./ /l
44 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 11:23:26
>35の意見に同感。
批判する評論家はなぜか公に具体的な批評をしないよね。
具体的な内容を的はずれな解釈で書くと叩かれるし、万が一、ノーベル賞を取ったら自分の批評能力が劣っている・世界の基準とはずれている事を示してしまうからね。
ノーベル賞を逃したとたんに批判家がここぞとばかりに批判本を売り、売上を伸ばすだろうな。
45 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 11:48:56
大体根本的に、自分ありきな人は、理解不能なものに対して、こんなもの的なものの捉え方をして公に決めつける。
多面的に見る広い選択肢がない。
作者の精神がおかしいと言わんばかり。
作者はどういう思いを込めて物語っているのだろうかと模索もできない能力なのだろう。
信者というのはどんなまともな批判もうけつけないものです
創価しかりオウムしかり
47 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 12:49:44
『そうだ、村上さんに聞いてみよう』等の読者からの様々な質問に村上さんが答えるスタンスの本も出ています。
膨大なメールの一つひとつに誠実に絶妙に答えています。
小説が苦手でも、これは 生協の白石さん的な、感じの本ですし、読みやすく、自分だったらどう答えるかと考えてから村上さんの意見を読むと、同じことをいかに的確にやわらかく、具体的に伝えて、元気つけていて驚くばかりです。
文才でもあるけれど、人間性も素晴らしいと思います。
48 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 12:54:06
46へ
例えがずれている。
人を殺した教団と一緒にすること自体、おかしい。
具体的に説明させるな。
1Q84で初めてがっかりした。
ふかえりって何だよw
主人公男=ただの淫行犯罪者。
加納クレタと交わるのもカフカ君が母親みたいなおばさんと交わるのも許せた。
ふかえりだけは意味不明。
こんなものが日本を代表する作家の作品としてこれが世界に発信されるのが恥ずかしい。
あれでふかえりと交わらなかったらまだ読む気になれた
青豆は好きだ。
くだらない作家らしき人物の批評をコピペして回ってる奴はなんなのつまらないからやめて
51 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 13:10:42
カフカやノルウェイなど今までの流れは『喪失』を埋めるための行為って感じ。
今回のふかえりと天吾は喪失を埋めるというより、『儀式』って感じに思えるが、知覚したものを天吾に反映させるために必然だったんじゃないのかな。
青豆を助けるために必然だったと。
描写としては、賛否両論あると思うけど。
死んだじゃん、豆
53 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 13:41:00
読み終えたばかりのころは絶対続きがある気がしたけど、
これで完結していい気になってきた
24×2は平均律に倣った?
54 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 13:41:56
続きありそうじゃん。
55 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 13:52:50
老婦人と天吾が最後に交わるとか、そんな最後があったら、さすがにコワイな。
戎野先生がどっかで糸ひいてそうなんだが、続編で解明してほしい。
57 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 14:02:20
振一朗の感想だと読む前から読みたい気持ちが薄れるような気がする。
本の雰囲気だけ振り回している感想だな。
>>56 文化批評もやってるんだよ
文学論とか宮崎はやお論の本も出してる
元SF研
読書範囲は限りなく広い
59 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 14:23:19
1Q84の本を引っ提げて、日曜日の朝から『村上春樹の本を読んでいますか?ポストに入れておきますねえええ』っていう強制的なことをしだしたら、信者と言われてもおかしくないが、たかだか、それぞれが個人で読んで楽しんでるだけの話では?
万が一そういう人がいたら、その人が村上信者認定だ。作者もファンも間違いなく嫌がると思うけど。
ここまで具体的に説明しないとわからないと重症だね。
>>58 >文化批評
してるのは知ってるよ
でも「文学者」とは言わんだろ
>>60 いわない
そんなの関係ねえっていいたかった
小説に毀誉褒貶があるのは当たり前なのに
わざわざコピペする人は何がしたいんだろう
63 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 16:26:02
コピぺするにしても、ありきたりで詰まらない文章ばかり
まだミクシィの素人の感想の方が、たまに鋭い指摘があるから面白い
ここは全然面白くない
65 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 18:04:55
mixiに行った方が楽しいなら、そっちに行けばすむ話。
そのmixiでも意外にコミュ自体はそんなに盛り上がっているわけじゃないんだよね
日記なんかはわりと多いのに。今回は皆でわいわい語り合うよりただ一人で世界観なり
物語なりをしっかりと味あうのに適した作品なんだろうね。
67 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 19:16:48
ふかえり→新垣結衣
天吾 →玉木宏
青豆 →小雪
環 →オグシオのシオ
あゆみ →中野美奈子アナ
小松 →金城武
タマル →市川海老蔵
老婦人 →藤村志保
昔、赤井秀和が父親役でイジメで自殺した息子のカタキをとるドラマがあったが、その教師役をやった俳優が牛河役にぴったり。
勝手に配役を考えてみた。
くだらね
69 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 19:39:34
ネガお
70 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 19:48:47
意味の言語化ができない奴は人の意見で味しめる。
春樹ファンそのものだね
72 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 19:56:36
あらぁ。ありがと
73 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 20:48:11
ふかえり→吉高由里子
天吾 →小栗旬
青豆 →小西真奈美
環 →長澤まさみ
あゆみ →深田恭子
小松 →佐々木蔵之介
タマル →田中要次
老婦人 →夏木マリ
リーダー→ 高田延彦
牛河→温水 洋一
75 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 20:54:52
青豆は自分で自分の首のツボを貫くことはできなかったの?
拳銃くわえる前に、やってみる価値はあるような気がする
76 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 21:04:11
鬱陶しいキャスティング房が本を読み終えてやって来ましたか
( ̄〜 ̄)やれやれ
77 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 21:15:03
74も随分、露骨やね。(汗)
言いたかったのは
本にして公に批判するなら、もっとセンスのある批判しないと墓穴掘るよね。って事だね。
世間に向かって名指しして批判するわけだから、書く方も責任を持った方がいいんじゃないのかなと思ったのだよ。
わかんない〜うんうんーなんてあり得ん。
あぼーん
79 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 21:21:00
細い針だから、自殺を阻止されたら、折れる可能性があったとかかな?
拳銃だと牽制しながら、確実に遂行できる。
でもシンプルに痛そうだ。
80 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 21:32:46
世間に矛盾を感じない人は文学を読まない方がいいと言うのは、まぁ、その通りだね。
しかし矛盾を感じても、読んだらいけません、とは思えないね。
世間は矛盾だらけだよ?
矛盾を感じないくらい鈍感な精神・強い自己愛を保てるなら文学を読む必要はないだろうね。
文学って弱いものの逃げ場みたいな位置付けでは、必ずしもそうでないと自分は思う。
81 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 21:50:59
まぁ、平野さん大好き板を作って語った方がいいよ。その方が健全だよ。
ここで、テロみたいに春樹ファンを待ち伏せしてつつかなくてもね。
何であゆみは交通課なのに青少年課の仕事をしてるの?
あぼーん
84 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 22:35:52
>>79 潜入した時なら、銃を選んだわけは充分わかるんだけど、
その後、一人でいられる時間に、自分だったらツボを探して、
高速道路のシーンではアイスピックもどきを使うかなあと思ったので。
85 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 22:36:11
らしくないただのファンタジーじゃないか
86 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 23:19:37
>84
あ、なるほど、そうだよね。針でもいい状況だね。
多分・・もしかしたらタマルが言っていた物語に銃が出てきたら発射される云々を実行に移したんじゃないのかなぁ。
どうだろう?
だとしたらタマル罪深いなw
あ、いま気づいたけど、凶器の隠匿出来ないから、見つかったら芋づる式に
今までの「仕事」がばれかねないからとかもあるかも。
88 :
無名草子さん:2009/06/14(日) 23:43:29
( ^ω^)鬱陶しい長文コピペが削除されてスッキリしたお
89 :
無名草子さん:2009/06/15(月) 00:17:11
>>53 完結はしてるよね
でも語られてないことが多すぎる気がする
ので続編はあると思ってる
90 :
無名草子さん:2009/06/15(月) 00:48:43
うん、放置な部分が多いよね。
もしこれで完結なら、?な部分が気になるっていうより、掘り下げ方が甘く感じてしまう。
91 :
無名草子さん:2009/06/15(月) 00:53:05
村上春樹の小説を何冊か読んだ事ある人なら
1Q84の続編がある事くらい分かるだろ
92 :
無名草子さん:2009/06/15(月) 01:40:13
図書館予約待ちなんですが
ずばり おもしろいですか???
93 :
無名草子さん:2009/06/15(月) 01:46:19
ずばり!読んでる内はおもしろい!!
読み終わると待ち遠しい!!!
>>92 1巻は個人的にかなり面白かった
次の日も頭ボーっとしてたwまじで。
2巻もそれなりに面白いけどこっちは好みが
わかれるかも。あと若干エロ多目。
それにしても続き気になるなあ…
ねじまき鳥クロニクルの時みたいにBook3あるのかな?
お前らがなんと言おうと、ツマラナイから本が売れない、村上春樹は面白いから
世界中で売れるってコトなんじゃないの。
天上のお方さま
前情報もなしにこんなに売れるのは異常
別に続編は必要ないだろ
だから作者自身が『今回の話は今までいちばん長い』といっていると何度いったら・・・。
なんで続編ないとか必要ないとか読者が言ってんの?
今回の騒ぎに便乗してシンフォニエッタを買った奴の99%は、三ヶ月もせずに飽きて中古屋に売ることでしょう
まあ内緒〜や消えた〜やイェヌーファや賢き女狐〜くらいまではチャレンジする奴もいるかもしれないが
でもそいつらが死者の家〜やオリガの死に寄せる哀歌にたどりつくことはまずないね
続篇あるとしたらどうなるのよ
1人いないのに
そんなの知らんがな。村上さんに聞きなさいよ。
一人いないって、そうと決まったわけじゃないでしょーよ。
天吾が今から探しに行こうって決意しておわってんのに。
こういう物語りにおいて、生きてるか死んでるかはさして重要じゃないでしょ。
出版社が続編は無いって断言しちゃってるから続編は無いのでは
今のところ未定とか言ってるのならわからんけど
仮にあったとしても何年も後じゃないの
でも続けるほどのテーマじゃないから他のもの書いたほうがいいと思う
私はまだこの本を読んでいません。しかし、アフターダークや東京きたん集(アフターダークは昨年の年末、東京きたん集はつい先日)を読み、
そして、1Q84の書評をNETで読み、村上氏が試みようとしてくれているコトが、分かりました。
村上氏は被害者の味方であると、確信しました。
アフターダークでTVの向こう側にいる薄汚い老人、品川猿、そして、動く腎臓、TVピープル(実はまだ読んでませんがNETで少し読めた)、
私にとってすべて個人的に切実に、日々なんとなく気味の悪い、恐怖の存在でした。TVドラマに登場する名前、性格、職業、趣味、なんでこんな偶然が起こるんだろうと、ずっと、不思議でなりませんでした。
これは実際に起こっている現実。
そう、確信しました。
以前、学生時代にニューエイジ(?)的(?)な知人が存在しました。
奇怪な宗教の代表者達のパーティーに、本当に偶然参加することになり(音楽会の後、同じ会場の一室で行われた会合で、
軽食が出るから寄ってみる?と誘われた)、真顔でナントカ星の宇宙人ナントカから交信があって・・・等の情報を交換した後、
皆がせっせと名刺交換をしている姿を見て、一緒に同席した友人とおかしがった経験があります。
冗談抜きで、人権侵害も甚だしい、この国では、とんでもないコトが起こっていると、村上春樹氏の小説を読み、確信に至りました。
助けてください。
109 :
無名草子さん:2009/06/15(月) 14:44:01
羊で完結したって言ってたけど、結局ダンスでたからね
わざわざ分割で出してんだろ新潮社あんまりふざけんなよ
続編あると決めつけて感想や評論書いてる奴多いから
出なかったら出なかったでちょっと笑える事態だな
>>108 この回答の仕方がよくないんじゃない?
回答者がわるいのか、質問者の理解力&文章力が悪いのかわかんないけど。
へんな回答。
「現時点では続編の予定はありません」くらいにしておけばいいものを。
未来は誰にもわからない。
>>105 そうそう、もう次が出来上がってるんだったら
出せばいいんだけど
今から執筆するんだったら違うテーマにして欲しい
出版社としては今回で完結してると言ってるんだから、
1年後に続編が出たら詐欺みたいなもんで大騒ぎになる
ただ、作者が続編を書きたければ勝手に書けばいい
いずれにしても、続編があるとしてもかなり後の話だよ
賭けてもいいけど作者が過去最長ねじまき鳥より長いって言ってたんだから確実に出るよ
ライフワーク的にやっていきたいのかもしれんが
ここで言われているように近々出るなんて事は無さそうだな
完結するのは10年後くらいか
出ても1年後くらいじゃないの?
あの話で完結って思える人のほうがすごいと思うんだが。。
7-9月とかってわざわざ書いてる時点で「続きがありますよー」といってるようなもんだと思うんだけど、普通に、、
秋くらいにでてくれるといいなあ〜。
秋には出そうな気がする
なんか村上春樹の総集編を読んだ感じ。
国境の南みたいな二人の主人公で、世界の終わりみたいに
交互に話が交差していって、自分には影があって、
めくらやなぎと眠る女っぽく、めくらのヤギがでてきて
アンダーグラウンドみたいな宗教でー、って。
前半はかなり楽しめた。後半はちょっと失速気味かな。
121 :
無名草子さん:2009/06/15(月) 16:58:29
新潮社ではこの二巻で完結してるが、その続きは他の出版社で…だったら画期的だな。(笑)
まぁ、あり得ないと思うけど。
122 :
無名草子さん:2009/06/15(月) 17:23:49
>>120 めくらやなぎ〜はノルウェイの森で使われてなかったけ?
「蛍」はあれで完結でも成立するけど
ノルウェイの森が出た時は続きが読めて嬉しかった。
村上さんなら、書きたきゃ書く、気分が乗らなきゃ書かない。ただそれだけだ。
取り合えず完結したら合本版作ってほしい。高くても買う。
洋書の『ねじまき鳥』みたいに全部の巻を合本したように
Book1,2......って分冊よりも分厚くていいから一気に読みたい。
125 :
無名草子さん:2009/06/15(月) 23:15:56
1巻だけ買って、2巻は後に買った。
1巻読み終わって2巻買えるまで、ふかえりにとりつかれちゃって、なんだかそわそわするって言うか。
この人の文章読むと精気を吸い取られるような、ボーとしませんか?
2巻は読み終わるまで、なんだか怖くて夜トイレ行けない系。
でもなぜか読み終えたら、もう一度読もうとは今のところ思えない。
そんな作品。
126 :
無名草子さん:2009/06/15(月) 23:19:57
既存の小説の題名そのままパクっといて続編はないでしょう
今回で完結でなきゃだめだよ
むしろ1巻300ページくらいで終わらせるべき内容だし
このままだらだら続編出したらオーウェルに失礼
だいたい4巻超えたら1Q85年になるだろ
127 :
無名草子さん:2009/06/15(月) 23:28:42
オーウェルってなんですか?
128 :
無名草子さん:2009/06/15(月) 23:36:10
>>127 村上春樹に小説の題名をパクられたけど印税とかは受け取ることのできない故人
129 :
無名草子さん:2009/06/15(月) 23:36:16
1Q84だから、10−12月は最低でもありそうですな。エピソード0みたいに
1−3月とか出たりして。
130 :
無名草子さん:2009/06/15(月) 23:37:18
1冊3ヶ月って決まってんの?
話の流れからして続編は1冊がもっと短い期間になるんじゃね
そもそも1984年≠1Q84だし
131 :
無名草子さん:2009/06/15(月) 23:43:06
あ、また射精した。。。。とおもった
なんでこんなエロ作家が評価されてんの?
エロイからだよ
わかりやすい新興宗教とふかえり出したのが失敗。
青豆の男漁りや天吾とふかえりのセックスなど、物語に不必要な性描写が多すぎる。
教祖もセックス狂いだったし。
続編出したってどうせ天吾が右往左往するだけで、何か新たなものが提示されるとは思えない。
青豆は生きてるのかとか、教団がどうしたとか、リトルピープルってなにとか
そんなものこのままほっぽらかしといても問題ない。何も広がらないから。
カラ兄目指すなら一から書き直したほうがいい。
ということで、続編はもう出さなくていいです。
135 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 00:03:19
ほうほう、とはやし役のリトル・ピープルは言った。
136 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 00:04:15
あたりまえだけど、村上春樹本人自体はとても深い人だと思うな。
HPがある時に一般の方から寄せられた質問等に答えてる文章読むと、本当にこの人タイプだわって。
だから続編を書いてもっとスッキリさせて欲しいってのはあります。
137 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 00:07:38
エロすぎ。親が聞いてきても読めと薦められないじゃないか。
読んだ後も話はできないだろう。
138 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 00:10:49
うん、親には薦めれらない。
エロってよりギャグに域に達してるけどね。
139 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 00:22:14
村上さんタイプだなぁ。 ユーモアあって楽しそう。物静かだけど、しっかりした考えで責任もって発言してる。
素敵だと思う。
140 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 00:31:25
洞察力もあるし、優しさも兼ね備えてる。紳士的な作家だと思ったよ。
142 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 01:05:29
そこは1Q84の世界でその儀式には深い意味があるとわかっていても
ふかえりと天吾の交わるシーンには納得いかない
天吾と青豆のつながりが、手を握ったことなのだから、
天吾とふかえりも手を握るだけでいいじゃん。なんでセックスしなくちゃいけないんだ。
なんでパイパンなんだ。
perciverとreciverがヤルのがなんか大事みたいだね。
意味不明だけど、”説明されないと理解できないことは〜”という言葉でごまかされるんだろう…
間延びした後半は、BOOK3,4の為に内容を薄くしたのかね。
読み終わってもなんか、、、牧村拓ばりの才能の枯渇か。
146 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 01:36:48
大体レシヴァとパシヴァの違いすらよくわからん
パシヴァのリーダーができて、レシヴァのふかえりに出来ないことがわからん
リーダーが今まで何してこれたんだよ?ふかえりはリトルピープルの動きわかってて
天吾に伝えてるなら交わることもせずに、勝手にふかえりだけで何かしてろよ!
って思う。
デビットリンチぽい不吉なイメージ描写が今回無いな
もう書けないのかな
148 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 05:09:27
他、読売新聞にて文化面一面ぶち抜き上下連載にてロングインタビュー
リトルピープルは読者のメタファーかと思った 遺伝子や神や読者を表す多義的な存在
読者というか、ここに書き込んでるような意見のことかな
顔も服装も違いがなくて、声だけが区別できるところとか
この小説自体がメタ小説だし
「作家の役割とは、原理主義やある種の神話性に対抗する物語を立ち上げていくことだと考えている」
「インターネットで『意見』があふれ返っている時代だからこそ、『物語』は余計に力を持たなくてはならない」
中野あゆみは中村あゆみがモデルなのだろうか?
151 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 08:23:56
結構ほのぼのとしたイメージだな
新作「1Q84」オウム裁判が出発点…村上春樹さん語る
7年ぶりに新作長編「1Q84」を発表、話題を呼んでいる作家の村上春樹氏(60)が今月上旬、
読売新聞の取材に東京都内で応じ、「オウム裁判の傍聴に10年以上通い、死刑囚になった元信者の
心境を想像し続けた。
それが作品の出発点になった」などの思いを明かした。今回の小説を刊行後、村上氏がインタビュー
に答えたのは初めて。
オウム事件について村上氏は、「現代社会における『倫理』とは何かという、大きな問題をわれわれ
に突きつけた」とし、この事件にかかわることは、犯罪の被害者と加害者という「両サイドの視点か
ら現代の状況を洗い直すことでもあった」と語った。また、「僕らの世代が1960年代後半以降、
どのような道をたどってきたか。同時代の精神史を書き残す意図もあった」と述べた。
こうした社会的な問題意識を背景とする本作は、長い年月、互いに思い続ける30歳の男女を軸にした
大胆なストーリー展開で読者を引きつけ、1巻が62万部、2巻が54万部の計116万部(15日現在)。
版元の新潮社によると、購買者は30代以下が過半数を占める。
村上氏は、「大事なのは売れる数でなく、届き方だ」と強調し、「作家の役割とは、原理主義やある種
の神話性に対抗する物語を立ち上げていくことだと考えている」「インターネットで『意見』があふれ
返っている時代だからこそ、『物語』は余計に力を持たなくてはならない」などと持論を述べた。
1・2巻で描かれるのは「1Q84」年の半年分。続編を期待する声が早くも上がるが、
「この後どうするかということは、ゆっくり考えていきたい」と答えた。
「ノルウェイの森」などの小説が英語や中国語、ロシア語など40言語以上に翻訳されている村上氏は
「今後、欧米と東アジア間の差は縮まり、文化的なやりとりは一層盛んになる」として、
「僕が日本から発信できるメッセージは必ずあると思う」と力強く語った。
(2009年6月16日03時03分 読売新聞)
1・2巻で描かれるのは「1Q84」年の半年分。続編を期待する声が早くも上がるが、「この後どうするかということは、ゆっくり考えていきたい」と答えた。
ゆっくりかんがえたい
155 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 10:20:04
続編よりも先にダンス、ねじまきの続編出したら凄いだろうね!講談社さんに期待してます!
1Q84について
東浩紀「がっかりですね。60歳の還暦の作家がいまだに自分探しや親との和解なんて
やってるのは不自然」(週刊朝日6・16日発売号)
福田和也「海辺のカフカよりも厳しいね。ねじまき以降春樹って闘ってないよ」(SPA6・16日発売号)
ヨミウリシンブンよむのにじかんがかかる
158 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 13:16:01
ねじまき鳥がどんどん厚くなってったときはさすがに心が折れそうになった
159 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 13:26:09
オウムの話書いたっていったら、ノーベル賞とれると思ったのかな?
だれか読売インタビューうpしてください
自分からもおねがいしまつ
ちょっとまってみずをのむ
Mってなんだよ
村上でいいじゃねーか
>>163 >作家の役割とは、原理主義やある種の神話性に対抗する物語を
>立ち上げていくことだと考えている。
要するにこの小説が反リトルピープル的なものということか。
イスラム原理主義者にも届くかねえ。
166 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 15:47:50
対抗するというか・・・
神と崇められるまでの成り立ちの説明にもとれる
>>163 ありがd
コレが全文なのかね?
ともあれ天吾君の冒険はまだまだ続きそうだね。wktkだ
今日入荷だって書いてあったから本屋行ったら既に売り切れだってさやれやれだぜ
積んである本が沢山あるからまぁいいけどさ
読売でこれだけ大きく特集されると読みもしないのに買う奴がまた増えるだろうな
へえ
オウムの裁判に10年以上通ったんだ
急いで読むほど面白くは無い。
宗教の成り立ちをくどく描いた今回は、しばらくしたら酷評の嵐になりそう。
172 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 17:12:14
>>156 東浩紀と言う方はどう捉えれば【自分探し】なんて言葉が出てきたのだろうか?
2ちゃんの1Q84関連スレを見ても【自分探し】なんて見当違いの的外れな言葉は出て来ない
そして【親との和解】って、そこはテーマじゃないんだけど
>>169 なんで村上だけこんな大きく取り上げられるんだ?
他の作家ならせいぜい日曜朝刊の真ん中辺りに申し訳程度に
インタビューが載ってる程度なのにさ
さべつだよ
普段小説の話題とか一切出ないブログにいきなり1Q84の感想が出たりする
175 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 17:37:50
>>167 全文ではありません。
今ならまだコンビニで読売新聞が売ってるかも、
お金を使わずどうしても読みたかったら図書館へGO
176 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 17:39:58
リトルピープルって小市民のことかと思ってました…
>>174 アメブロがブログネタふったり
アフィ厨が勝手に宣伝してくれてるからな
178 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 18:13:42
>>172 東浩紀って2ちゃんの哲学板に自分で書き込みしてる東大卒で38歳の批評家
179 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 18:32:23
一度踏み入れたら、戻れない事が人生には沢山潜んでいる。
でも、仕方ない状況とかマインドコントロールで罪を犯した者を許してしまうと世の中の秩序も乱れると思う。罪は人に平等であるべきだと思う。
しかし、環の例を考えると法の穴も感じるし、青豆のやった事も正義であると思う。
共感できる視点によって、見る景色が違ってくる。裁きとは何かという重いテーマがこの本にあるように思える。
180 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 18:32:40
キルビルのデヴィッドキャラダインはスリルジャンキーだったらしい
前妻との離婚理由も危険なセックスが一因らしい
ちょっとあゆみを思い出した
181 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 18:56:00
/ \―。
( / \_
/ / ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
...―/ _) < ちんちん シュッ!シュッ!シュッ!
ノ:::へ_ __ / \_____
|/-=o=- \/_
/::::::ヽ―ヽ -=o=-_(::::::::.ヽ
|○/ 。 /::::::::: (:::::::::::::)
|::::人__人:::::○ ヽ/
ヽ __ \ /
\ | .::::/.| /
\lヽ::::ノ丿 /
しw/ノ___-イ
∪
村上春樹
183 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 19:06:54
裁くとか善悪とかそういうのを判断してくれるのが行き着くところ神という存在なんだと思う。
>>175 いや、これ全文だろ
なんだ新聞の切り抜きをヤフオクにでも出そうかと思ってたが今はなんでもすぐネットに載せるから困るw
185 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 19:31:42
神が裁くって…
そういう事を言ってるんじゃないよね。
186 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 19:36:11
バカ共楽しんでるか
188 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 20:08:11
中身を否定とかしてたら笑える
今回中身は関係なく売れてるわけだから
189 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 20:19:00
>>187 毎度お約束の便乗商品はまだまだ出版されるだろうな
>>141 産経と読売の福岡以外本の周りぐるぐる回ってるだけで
何の書評にもなってねえじゃん
北國新聞もそんなんだったわ
よしもとばななが今作も日記でふれてるね
予想通りの感想だったw
世界の終わりの太った娘と博士のように、
もっとフカエリと戎野先生に活躍して欲しかった。
フカエリももっとできることがある、あおまめさんをたすける、
くらい思ってるだろう。
カフカの方がラストに希望があったかな…
性と暴力と宗教・死って最近の村上さんのテーマかな?村上さんに限らないが。
コミューンもノルウェイからあったし今までの延長線上にあるのは変わらないなあ。
アザミとふかえりはレシヴァとパシヴァの関係かな。
青豆と天吾は普通の小説なら再開して共に戦っちゃうとこだけど、それをしないことにテーマを感じる。何かを選ぶと何かが失われるというか。気になることは多いけど、良作でした。
1Q84地元の図書館にキタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚) ━!!!!!
予約したぞぉ〜〜〜
楽しみだぁあ
世間の評判次第で3が出るか出ないか決めるつもりなんだろうか。
青豆はさっさと消えようとしてるけど、ほかはまだまだこれからやん。
めくらの山羊=教祖?
子どもの頃、無意識に荷担していたいじめやら、
さして親しくはないけど自殺してしまった中学の同級生を思い出してなぜか原罪意識に囚われた…
「渚にて」は原作はサイエンスフィクションだけど終末物として読まなくても名作
ねじまき鳥より長い発言とは何だったのか
>>192 その意味で、今作は死や暴力や運命に対する諦念が強まっているのを感じる。
教祖も断固排除すべき悪の存在として描かれてはいない。
むしろ組織や集団の悪意やイデオロギーの暴走に力点がある気がするな。
教祖も小松も戎も引き金に過ぎない個人の悪意や欲望を極大化していくエネルギーとか渦のようなものが溢れている現実を連想する。
復讐の殺人は許されるかとか重いテーマが沢山詰まってる。
少女集団レイプを観念で片づけないでほしいが…
>>195 そういう売らんかな精神は作中で批判的に扱われていた気がするな
うさぎおいしーフランス人は駄作だ
>>197 てんごさんみたいに春樹さんも膨らませるだけ膨らませてから削ったんです。
>>194 私は6月になって予約したら、なんと1番!
12日に借りてきました。
新品でただで読めるなんて、ラッキー♪
今ワクワクしながら読んでます。
194さんも早く順番まわってくるといいね。
>>198 >>163のインタビューで善悪の境界が曖昧みたいなことは触れられてるね。
確かにレイプを教団側の悪行の象徴として描いたのはなんかね…
別にテロとかもろな題材でも良かったのに。
過去の作品全部読んだけど、最下位だ。楽しめた人がうらやましい。
青豆と老婦人のやってた殺しだって宗教っぽいよな。
青豆の話はマラソンをして体験したことが反映されてる。
でも、2で終わりだったらちょっと村上さんに失望するわ。
もっと真剣に作品書いてるんだと思ってた。
全然ドストエフスキーの足元にも及んでない。
2で終わらないように新潮社に手紙送ろうかな。
なんかラストで煙に巻かれた気がするんだ
後は自分で考えてね!バイバイみたいな
上巻でぐいぐい引っ張られて下巻まできて最後にきて放置みたいな
さなぎから青豆が出てきて
消えて…てとこで死と再生のサイクルは語り尽くされてる
むしろ善悪なんて時代や立場や人間によって違うんだ
それらが衝突せざるを得ないから血は流され続けるし、
それに誰も抗えない、それが哀しい現実、
てのが村上さんの作中スタンスでは?
相対主義はポパーによれば
「何でも主張できる、ほとんど何でも、したがって何も主張しないという立場」
知的無責任の立場を積極的にとるなら、社会とつながってないほうがまだまし
そんな小説ならひとりでブログにでも書いてりゃいいんだ
>>207 そういう意味では確かに「闘って」ないな春樹
善悪、狂気と正常が入り乱れることはあっても、
今までの作品は主人公が一応正常の側にいたが、
今回は主人公の一人の青豆が狂気の側にいるからな。
「闘う」前にまず現実を直視しろってことでないかい
目は背けようと思えば背けられる
耳は塞ごうと思えば塞いでいられる
しかし諦めムードに苛立ちを感じる人間がいればそこが出発点になるような
1Q84世界そのものが
狂気の世界で
パラレルワールドとか現実の鏡のようでいて
実は現実そのもののような
3、4の為にネタは取っておいた感じだが、その分2冊で1冊分くらいの内容しかない。
むしろ1冊に纏めた方が良かった。後半は殆ど予測可能な内容。。。
性的暴力って先鋭化した暴力の代表格でそれを持ってくるのは妥当かと。
現実にそういうことも沢山起きてるわけだから。戦争やら家庭と言う名の密室やらで。
続かなくていいと思うんだが
216 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 22:12:50
さんせい
つづくひつようない
ここでおわるべきものがたり
>>216 ふかえりちゃんはお祓い済ませたから良いかもしれないけど、
青豆おばちゃんはまだ色々くすぶってるのよ、多分。
BOOK2はいつに手に入るのか検討がつかないからまだ何とも言えないんだが
インタビュー読む限りまさか本当に続きないの・・・
上下ではなくBOOK1 BOOK2表記にしたり
ねじまき鳥よりも長い過去最長になるとか言ってたのに・・・話が違うじゃないっすか
むかしから思わせぶりな仕込みは好きだからね。
著者の善悪の境界は曖昧という主張が、
性暴力に対して死を与えるという両者とも異常な構図に現れている。
宗教の成り立ちを暴くことで、混沌とした世の中に新たな価値基準を打ちたてようとしてるらしいが、
そこまでは本の中では伝わってこなかった。
図書館で予約したら324番目だったぜ
222 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 22:56:47
つづきをかけばまたうれる
>>191 よしもとばななは顔はどうしても許せないが好きな作家だ。
村上春樹の顔は許せるのに・・・
感想が好意的でなごんだ
>>218 いずれにしても出るとしてもこれから書くんだから
それこそあと2年くらいは待つ必要あるな。きついなw
225 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 23:03:51
人物関係はスター・ウォーズ
物語は地獄の黙示録
続編発売の際はまた徹底秘密主義で売り出すんだろうな
で、また大騒ぎするの?
勘弁してほしい・・・
いやもういいよ出さなくて
ふかえり「こりじょうなにかをかくつもりはない」
いずれにしてもおんどれらの意見は出版に関しては関係ない。
230 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 23:27:38
物語の中のふかえりは空気さなぎから、生まれたほう?
それとも空気さなぎを作ったほう?
村上氏は完全に混乱している
自閉していたいし闘いたくもある
それはよくわかった
でも、今作を引きずるのは自殺行為だ
世界文学にはなりえないよ、どう考えても
232 :
無名草子さん:2009/06/16(火) 23:36:42
青豆、ふかえりの設定が漫画みたいでなんかのめり込めなかったな
あと拳銃ではなくバットに匹敵するような武器だったら良かったのに
>>231 世界文学にしたくて書いてるわけじゃないだろ
村上氏が書きたいものを書いてるだけ
>>233 バルザックやドストエフスキーを引き合いに出すくらいだから
志としては普遍性をもった文学を書きたいとは思ってるだろ
235 :
無名草子さん:2009/06/17(水) 00:03:02
髪さらさら美少女17歳女子高生
大きなおっぱい
不思議っ子
妊娠しないから中だしし放題
これが村上春樹が書きたくて書いた理想の異性か
とんでもない変態だな
ま、わからんでもないが
236 :
無名草子さん:2009/06/17(水) 00:09:20
ノーベル賞なんかいらないし世界文学なんかもめざしていない
別に読者の反応を見て続きを書いたって全然かまわない
237 :
無名草子さん:2009/06/17(水) 00:19:38
軽いとか言ってる奴はなんなんだ?
世界の終わり以来のエンターテイメント性を持った文学作品に仕上がるよ
book3、4を楽しみに待つ
>>234 確か世界に通じる普遍性を持つ事にはこだわってないんじゃなかったか?春樹。
だから中日ドラゴンズやら星野やら日本人にしかわからないネタ出してるって少年カフカかなんかで見た気がする。
>髪さらさら美少女17歳女子高生
>大きなおっぱい
いたって普通の嗜好では。
いや、なんかニュアンスが違ったな。
ドフトエフスキーでもなんでも、その時代にその国に行きた人でないと理解出来ない描写が沢山出てくると。
それでも、世界中の人間の心に響く作品を残している。
だから、世界を意識して日本の現代の日常を描写しないのはおかしいとかなんかそんな感じな事言ってた
あたらしいスタイルのブンガク
それがつまりは世界文学ってことでしょ
日本の世相をきちんと書けば普遍性が備わるという事
自分が書きたいものだけを書き、わかる人間だけが読めなんて自閉的
発想ではないはずだよ春樹は
ノーベル賞だなんだなんてレベルの話では無くてね
とすると
>>231にも疑問符がつくな。
混乱と自閉と闘いなんて現代の日本そのものだろ。
ノーベルまだ?
246 :
無名草子さん:2009/06/17(水) 02:07:21
金と賞と両方欲しくて欲しくてたまらない〜
>>201 さっき図書館HP閲覧したら、予約数6だった。
300とかじゃないから、もうすぐ読めますw
タダで新刊本が発売まもなく読めるとは嬉しいですね。
当初はアマゾンで予約してましたが、モノが増えるのがいやだったので、
今回は購入を見送りました。
本日読売新聞朝刊「1Q84」への30年 中(明日が下で最後かな)
2巻は9月で終わる。続編を期待する声も上がるが。
M どうなんだろう。この後どうするかということは、ゆっくり考えて行きたい。
>どうなんだろう
>どうなんだろう
>どうなんだろう
なんでも青豆のネーミングは居酒屋の「青豆とうふ」から連想したんだってさ。
春樹の小説はおもしろいし、誠実だが、
商売っ気もあることも認める。
青豆の下の名前は何なんだろう?無いのか?
村上さんはブンガクという制度に立ち向かうゆで玉子なんだお
青豆○子だろうな
○の中に何が入るかだけど
やっぱり宗教絡みの名前なんじゃないかなぁ、キリスト教系は
誕生日によって守護聖人?てのが決まっててそれにちなんだ名前を
つけたりするとか聞いたけど。
254 :
無名草子さん:2009/06/17(水) 12:10:00
青豆京子
エロを否定してる奴って何なんだ? 川端康成のエロさを知らんのか?エロでノー
ベル賞を狙うのも十分アリだ。
青豆証子
青豆緑子
川端さんは下手したら児童ポルノに引っかかるんじゃw
>>255 川端は露骨な性描写はほとんど無いからなあ、文章全体からエロさは漂ってるから
俺も春樹のエロ描写はあんま好きになれない
別にエロ書いてもいいんだけど春樹にしちゃ陳腐なんだよ
どうせならそれこそ川端みたいに常人にはマネできない独特のエロチシズムを書いてほしい
巨乳パイパン女子高生とSEXなんてAVの見すぎか、と
露骨なのあるよ 例えば雪国でも自分の指をクンクン嗅ぐ真似して「この指がお前の
ことを覚えている」とか、短篇でもとんでもないのがあったぞ。江戸川乱歩よりもエ
ロだよ。
>259
同意だ
春樹にしちゃ色々と陳腐なんだよな‥
春樹の書くエロシーン好きだったんだが今回は残念。
年寄りが色ボケの願望まんま出してるだけに見られてもしゃーない。
青豆が禿オヤジに性欲感じるとか、特に要らない設定だし。 未婚なら普通は若い男に目がいき始める年齢。
自分が頭薄くなってきてるからかな。
262 :
無名草子さん:2009/06/17(水) 14:52:45
読んだ後何も残らない。
>>163 カフカよりは1Q84の方が物語の力はあると思う
264 :
無名草子さん:2009/06/17(水) 16:52:26
東浩紀の圧勝
>>235 理想の異性はふかえりじゃなくて青豆だろう
フルネームは青豆直子だと思う
267 :
無名草子さん:2009/06/17(水) 17:20:43
いいや、青豆空だ。
青豆緑
ところで月が2つ見える人と1つしか見えない人が居るのはどういう
訳なんだろう?『1Q84』の世界では月は2つ有ることに設定されてる
のならそこに住んでる人にはみんな月が2つ見えないとおかしいと思うけど。
ふつーにおもろかったけどなー
青豆のキャラが桐野夏生の書く女みたい
>>269 一つしか見えないんじゃなくて、2つあってもそれがいつもどおりで違和感を感じてないのが
元からの住人だろ
>>271 いや、2つに見えるのは特別な人間て書いてなかったか?
現に天呉はフィクションとして2つの月に関する小説書いてるわけで。
天吾と交わったフカエリはドウタだよね?
ほうほう
へいへい
インタビュー読んで
村上春樹が目指してる物語は、
冗長な禅問答ではないかと思った
どんな思想にも寄りかからず、自我の外側
それって悟りやん
空っぽの幻世界
空白
しかし虚しい現実の空白は愛が埋めるのだ
そんな感じしたわ
そういえば、ロシアの村上春樹と言われる作家ヴィクトル・ペレーヴィンも
空虚な話を書いてたな。
誰か読んだ?
やっとBOOK2手に入れた
駅前のしょぼい本屋になんとなく入ってみたら二冊だけ置いてあった
278 :
無名草子さん:2009/06/17(水) 19:47:39
よみうり時事川柳 (12面)
村上の アレと辻井の アレをくれ
「青豆」・・といえば、グリーンピース
「グリーンピ−ス」・・といえば、「反核・反捕鯨」などの環境団体
>>279 それ面白いね、ベタだけど。
独善的に殺人を行ってるからなんだと思ってたら。
281 :
無名草子さん:2009/06/17(水) 21:41:07
青豆という名前は居酒屋のメニューの『青豆とうふ』から取った。
282 :
無名草子さん:2009/06/17(水) 21:43:08
6/16〜6/18の3日連続で読売新聞朝刊で村上春樹インタビュー掲載中。
ファンはスクラップしよう。
>>279,280
よく気づいたな。
オウムもグリーンピースも独自の正義感があるからなw
アイスピックで殺すのは氷の微笑みたい。
284 :
無名草子さん:2009/06/17(水) 21:55:07
>>282 日本人なら誰でも読売新聞を購読してると思ってる人かな
購読してない人は昨日と今日の朝刊はどう入手するんだ?
図書館の新聞をカッターナイフで切り取りますか?
286 :
無名草子さん:2009/06/17(水) 21:58:08
コピーがあるじゃん。
287 :
無名草子さん:2009/06/17(水) 22:02:02
スレチ承知で質問申し訳ないです。
村上春樹のエッセイで、
修道院を巡るやつってなんて題名でしたっけ?
1Q84読み終えて、次はこれが読みたくなった。
遠い太鼓じゃなかったし…
ヨミウリシンブンをコウドクしていてよかったとはじめておもった
>>287 ギリシャのやつなら、…ええとなんだっけ?
雨天炎天
雨天炎天
普通にコンビニとかキヨスクで売ってないっけ?
読売のインタヴューによるとちょうど原稿用紙1984枚分らしい
枚数的にも題名に合っているから続篇はないんじゃないか
295 :
無名草子さん:2009/06/17(水) 22:14:59
>>284 図書館でコピーすればいい。
まぁ、自分は職場でコピーしたけど、読売とってる友人くらい居ないの?
>>276 『チャパーエフと空虚』のことかな?
俺は読んだ。第二次大戦時のロシアが舞台なのに、他の章になるとロシア人の考えるカワバタという不思議な日本人サラリーマンとか出てきた。
カワバタさん、なぜか切腹するし。ストーリーはあんまし覚えてないけど、印象には残る作品だった。
297 :
無名草子さん:2009/06/17(水) 22:18:24
雨天炎天!!!
思わず射s…じゃない、声が出ました。
感謝、感謝、ありがとうございました。
しかし、なんで本棚に無いんだろう…
雨天炎天面白いよな〜
このひとの紀行文てなんて面白いんだろう
小説作品より好きだ
遠い太鼓やらシドニー!、辺境・近境・・・もっと出して欲しいけどもう60なんだし足を使うタフな旅物は無理か
>>284 WEB版でも読めるみたいだし、それで充分なんじゃないの。
10歳の青豆が天吾の手を握る回想シーンが良いな。
今回死んだ奴の数が過去最多じゃね?
青豆、環、あゆみ、安田恭子+レイプ犯達。
小松、戎野、あざみもどうなったか分からないw
302 :
無名草子さん:2009/06/17(水) 22:36:40
戎野やあざみは、どうにかしてるだろうって雰囲気はあるけど
小松は連絡なしで会社休んで、そんな人じゃないってフリがあったのに
ほったらかし…はちょっと納得いかないな。
リトルピープルの警告でタマルの犬のようにされたんだろうか。
303 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 00:31:32
/\
/__\
,,(`・ω・´) 皆々様も達者でお暮らし下さい
.ノ^ y ヽ-,
ヽ,,ノ===lヽノ
/ l |
"""~"''"'"""''~"'""~"""~"'""''
304 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 00:31:40
>>261 父親がいない人はファザコンで親父好きは結構いるよ
305 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 03:33:07
もどるけど
1984年がテーマになっていて2巻が7〜9月
ってことは
3巻が10〜12月の可能性大
ちょうど1984年が終了するから、3巻は出ると考えるのが自然だと考えます
306 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 06:21:34
3巻10月 4巻11月 5巻12月 6巻その後
のパターンもあるけど
>304
だからそういうのを安易に使うところが今作の陳腐さなんだよ
『虫の知らせ』って言葉があるけどリトルピープルは
その虫のようなものなのかな。
309 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 11:06:40
親切な方にお尋ねします。ねじまき鳥に出ていた赤坂親子は登場するのでしょうか?ナツメグ、シナモンのそのが気になります。
310 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 11:09:02
青豆と教祖の会話が最大のクライマックスに感じた。
フレイザーの『金枝篇』の語りがリトルピープルとは何かという答えを暗に伝えているように思えた。
王位は世俗的で世襲的なものになった…なんか深いなぁ。
任期を終えて惨殺されるのを防いだ為に、均衡が崩れてそれに替わる知覚する者が現れたと言いたいのだろう。
天皇と皇后さまは、過去の出来事の回収を人生かけてされているように思う。慈愛を持って公務を全うされているから人々の尊敬を得ている。
『愛がなければ、安物芝居に過ぎない』
すごく納得できる。
いくらカルト集団でも10才の子供に与える罰としては
死んだ山羊と一緒に10日間監禁というのは酷すぎないかな。
あの山羊は集団の中でも特別な意味を持つ存在みたいに
書かれてたと思うんだけど実際にはどういう役割をしてたのだろう。
>>296 そう「チャパーエフと空虚」だった。
読んだ人いるんだ。
話は変わって
日本の神道の巫女も、昔に、政治に関わる事を廃止されてるね
天吾のドウタは青豆で
青豆のドウタは天吾
じゃないかな
最後に天吾の空気さなぎに青豆がいたから
ドウタ(知覚するもの)のふかえりによって、マザの天吾は愛(自分のドウタである影)を思い出した
リトルピープルには愛がない
リトルピープルは愛がない空白にやってきて
、あゆみのように破滅してしまう
お、雷がなってる
リトルピープルにないものを書いたから
リトルピープルが怒ってる(笑)
314 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 14:22:14
世の中が殺伐としてるのって、色々な要因あるけど、人をおとしいれる人多いね。そこまで言っちゃうんだ的な。そこまで嘘を広めちゃうんだ的な。
言った本人も回収できないで放置。
情緒的な感性も欠けてるんじゃないのかと思うよ。
宗教の全てにすがっちゃうような人を生産するようなものだよね。
人を救えるのはリトルピープル的なものではない。
315 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 14:37:46
私は青豆みたいに親が宗教やってて、父に虐待され、母は統合失調症だから、ものすごい勢いで自分の人生を振り替える小説だった
他にも色々重なる部分があって自分の人生が200Qな感じしたよ(汗
ファンタジー的なのにすごい私ね現実を浮かび上がらせ現実を見させた小説だった
続きは別にいらんけど、普通の娯楽小説だとこれから天吾とふかえりと青豆(死んじゃった?けど)
が一致団結してカルト集団&リトルピープルと死闘を行うネタフリ段階小説だな
>>310 フレイザーの引用は歴代韓国大統領たちの末路を想起させた。
こういう感覚が因習として残っている国って結構あるんだよな。
今作は近過去小説なのに歴史問題やら幸福実現党やらキル・ビルの人やら
やたらタイムリーな時事とリンクする部分が多くて少し怖くなった。
普遍的な物を扱っているという証左なんだろうけどね。
物語としては面白かったけど、善悪があまりにも入れ子状態になってて感情移入しにくかったな。
どちら側にも立てない物語のような気がしちゃって ふわふわした。
319 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 16:50:14
カフカは引き込まれように読んだけど、今回のはつまらん。
同じ感想だ。読売によると今回はじめて3人称で語った為、
何か変わったと感じる読者もいるとの評だが、それもあってか入りこめなかった。
三人称初めてじゃないと思うけど
323 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 18:59:40
読売に、400字詰原稿用紙換算で1984枚、って載ってた。
知らなかった。
三人称の初めての短編が『神の子』中編は『アフターダーク』
長編が1Q84だと思うが。
暇つぶしに買ってきて読み終わって後編だということに今気づいた
326 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 19:44:05
ふかえりとセックスするところで思わずオナニーしてしまった。
今更気付いたんだが、装丁のシミみたいな模様って月の模様だったんだな
お前ら知ってた?
328 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 20:01:26
>>302 だから物語は閉じてないんだよ
続きは間違いなくある
>>284 >日本人なら誰でも読売新聞を購読してると思ってる人かな
>購読してない人は昨日と今日の朝刊はどう入手するんだ?
>図書館の新聞をカッターナイフで切り取りますか?
死ねよこの知能障害者w
はやくあすなろ学園だかねむの木学園だか
松沢病院だかに入って死ね、ぼけw
すでに6刷らしいね
331 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 22:27:58
≫317
隣国については、そう思う。まぁ、自国以外に下手な事は…ね。
とにかく、歴史を見れば今を読み解くヒントになるんだろう。まぁ、フレイザーの世界が日本に根付いていたら、誰も総理になりたがらないかもね。身を持って、回収されないといけないんだろうけど。
村上さんの凄さは鋭い観察力と洞察力があって、しかもそれを文章という形に興すことができる。まさに才能。ふかえりと天吾の才能を一人で補っているようなものだと思った。
深すぎる。
332 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 23:02:03
ふかえりがおかえりにみえる。
孵化(ふか)とかけているのだろうか?
空気さなぎにかけて。
333 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 23:03:44
ふかえりの由来は深津絵里からに決まっとるがな
334 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 23:06:24
小松は子待つ
335 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 23:08:13
深津のふかえりは見たくない汗
336 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 23:09:57
なんだか、ダ・ヴィンチコードみたいな事になっちょるな。
337 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 23:12:26
タマルは溜まる
338 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 23:13:40
老婦人は牢婦人
339 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 23:14:02
読みやすいのだけどつかみきれないなにかが残る
340 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 23:15:01
牛河は氏神川
341 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 23:15:31
じょあ、やくるとじょあ、だれのもの
342 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 23:17:36
みんなのじょあ
343 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 23:17:49
>>329 今更ジローの話じゃん
17日の夜に前日の新聞の話されても、しかも既出
282:無名草子さん :2009/06/17(水) 21:43:08
6/16〜6/18の3日連続で読売新聞朝刊で村上春樹インタビュー掲載中。
ファンはスクラップしよう。
344 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 23:27:59
ひとつの船に乗り合わせたひとつの船に乗り合わせた運命共同体…というと、 戎野(えびすの)先生は恵比寿ってことか?
深田恭子と深津絵里
346 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 23:33:54
(笑)ダブルキャスト うまいね。
座布団一枚。
347 :
無名草子さん:2009/06/18(木) 23:35:51
青豆→青豆とうふ
名前に深い意味はないと思う
強いて言えば作者は枝豆やらインゲンが大好きらしいな
349 :
無名草子さん:2009/06/19(金) 01:01:17
つまみ青豆
自分でテキスト打ち込んでA6に印刷して製本して文庫本作ろうかな。
ようやく電車で読める……
おまえら、真面目に作品語ってる振りをしているようだが、正直に何ページあたりで抜いたか告白しろよ。
352 :
無名草子さん:2009/06/19(金) 02:29:49
え〜とTシャツに浮き出た乳房のとこ…っておい
353 :
無名草子さん:2009/06/19(金) 04:07:02
>>351 一々覚えてられんのはじーさんだけと思われ、忙しーて忙しーて、手が
354 :
無名草子さん:2009/06/19(金) 04:38:58
355 :
無名草子さん:2009/06/19(金) 05:11:32
>>347 作者は
居酒屋のメニューを見ていて閃いたと語っている。青豆とうふ。
356 :
無名草子さん:2009/06/19(金) 09:11:42
よくわかんないんだけど、ふかえりって影の姿なんだよね?
本物はどこにいるの?
ふかえりは天吾に対してパシヴァという位置付けだから天吾と交わる
のはドウタだという見方もあるけど、存在感が強いので実体の方
だと考えたほうがしっくりくるんだよね。
359 :
無名草子さん:2009/06/19(金) 16:53:33
>>357 続編で山羊男を登場させる為の前フリ
もしくはラストで天吾が地獄の黙示録みたいにナタで山羊の首を切る
361 :
無名草子さん:2009/06/19(金) 17:58:17
362 :
無名草子さん:2009/06/19(金) 18:02:45
少し見てみたい気がする・・・1Q85
363 :
無名草子さん:2009/06/19(金) 18:52:30
『10歳で出会って離れ離れになった30歳の男女が、互いを探し求める話にしよう、
そんな単純な話をできるだけ長く複雑にしてやろうと。
2006年秋、ハワイに滞在中に書き始めた時点で頭にあったのはそれだけ。
僕の場合は筋書きを考えるとうまくいかない。
こういうことが起こりそうだという、小さなポイントみたいなイメージは浮かぶが、あとは成り行きまかせ。
筋のわかっている話を2年もかけて書きたくない。』
インタビューで創作スタイルをあけすけに語っているところが意外だった。
もっと自分を神格化するタイプだと誤解していた。
これまでアンチだったが作品を読んでみたくなった。
>>363 と、思わせて読売新聞の読者に本買わせるのが目的だと思った。
>>363 これまでも、自分でも自分の書く小説がどう展開するかわからない、
みたいなこと言ってるよ。
今更
筋は考えないって昔から言ってるじゃん
367 :
無名草子さん:2009/06/19(金) 21:06:56
日々ジョギングをするとすごく性欲が高まるって知ってましたか
だから性描写が自然と多くなるのだと思います
ちなみにぼくは走るようになってかなり強くなりました
368 :
無名草子さん:2009/06/19(金) 21:19:49
そうなの? んじゃ俺も走ってくる
毎日走ってるけど大して変わらないよ2ヶ月ほど射精してないし
なんで射精に収束していくんだろう。
私は射精できないので、ほうほうって言うしかない。
>>370 射精出来る俺からしてもホウホウと頷くしかない。
ハルキストに刺されるかもしれないけど、
世界の終り〜よりも、はまって読めた。
374 :
無名草子さん:2009/06/19(金) 22:05:28
どうしてもねじまきみたいな脇役の濃厚な語りを期待してしまうから
ちょっと薄めに感じちゃうんだよなー
もしつづきがあるなら何冊になってもいいから脇のエピソードを多めで
お願いしたいな
>>372 聞いてるよ。ありがとう。
射精できなくても射精しそうだよww
1冊目で展開が読めてしまうのがなんとも。
青豆がリーダーを殺し、死ぬことが見えてるし、
ほんとに展開を予想しないで書いたのか疑問。
378 :
無名草子さん:2009/06/19(金) 22:32:57
>>376 展開が読める人は青豆が死んだと思ってるんだ
是非とも続編の展開も教えて下さい。
>>378 パラレルワールドじゃないから、死んでるはず。
最後にさなぎから生まれる青豆をドウタorマザとして蘇らせて、
生かすのは個人的には腑に落ちない。
で続編は読めない。
「これは現実の世界なんだから」に対するタマルの
「そんな事誰にわかる?」がひっかかる。
>>380 再度読んでいますが、私もそれが気になった。
382 :
無名草子さん:2009/06/19(金) 23:15:00
菜食猫とねずみの話がぞっとした。レタスと交換するためって…こわぁい
油断大敵ってことにゃ。
383 :
無名草子さん:2009/06/19(金) 23:34:57
青豆は人を殺した罰としてゴムの木に生まれ変わるんだろうな
384 :
無名草子さん:2009/06/19(金) 23:39:34
>>379 青豆が死ぬのならベンツの中年女性の描写は必要ない
天吾の前に現れた10歳の青豆は直ぐに消えた幻
展開が読めたとかよく言えたな
385 :
無名草子さん:2009/06/19(金) 23:47:14
ゴムの木は環とリンクして見えるから、ほっておけなかったんじゃないのかな?
386 :
無名草子さん:2009/06/19(金) 23:54:32
引き金にあてた指に力をいれたが次の瞬間口に入れすぎた銃身に思わず
むせた。そしてその場にへたり込み拳銃は発射されなかった
>>384 今後の本が出るかも決まってないんだから、どちらが正解か分からないでしょう?
空気さなぎが消える例はフカエリも経験してるし。
ベンツの女性を生きている根拠と考えるより、
リーダーの「ここはあくまで本物の世界だ。本物の血が流され、本物の死がもたらされる。
死はもちろん永久的なものだ」と言う言葉を重視したが、あくまで想像の域。
展開が読めたといっても2巻に限っての話だし。
青豆「やっべ。安全装置外すの忘れてたw」ってところから3巻は始まる。
P290の冒頭から命と引き換えにしか出来ないこともあると書かれてるしな。
小説なんてご都合主義だから何とでもなるが。
ドウタを捨てたフカエリが記者に妊娠するから彼を作らないといってて、
天吾とやる時は妊娠しないとか矛盾することも言ってるし。
390 :
無名草子さん:2009/06/20(土) 00:25:26
リトルピープルが弾丸を抜いていたところから始まりそう。
391 :
無名草子さん:2009/06/20(土) 00:36:37
続編が出るか分からないとか言ってるボンクラに限って展開が読めてたとか言ってるな
作者が急に死なない限り続編は出るよ
>>391 2巻目の展開を読んでも、続編が出るかどうかの判断には何も関係ない。
本人がこれから考えると言ってんだから、作者のさじ加減次第ということも、
ベンツの女を生きてる根拠にするアホには理解できないんだろうねw
393 :
無名草子さん:2009/06/20(土) 00:48:54
どう考えても青豆は天吾の妄想の産物
豆腐よりも青いクリトリスを意識して豆のネーミングなのかな・・。
395 :
無名草子さん:2009/06/20(土) 01:38:06
>>394 おまえは春樹よりもセックスに囚われてるな
てか、春樹さん自体がセックスに囚われてるじゃんw
己の本の中で女に一体何回フェラチオさせれば気が済むんだよw
続編ではどうせ、青豆とふかえりは天吾にフェラチオすることになるんだろうな
もう、好きにしろよ
エロシーンもう少し減らして話を進めて欲しかった
イライラする
エロのワンパターン
今回ぐらいはそれなく進んでくれればまだ許容範囲内だった。
いい加減にしろと。
ふかえりなんて嫌いだわ。
1984枚らしいね。
ってことは、もうこれで終りってことでは。
細かい芸(?)だとは思うけどね。
エロシーンらしいエロシーンってフカエリとやったところくらいじゃね?
それもこれまでより行為そのものの描写は控えめだったと思うんだけど。
あれくらいで嫌悪感抱くならもう村上春樹の長編は読まない方がいいと思う。
煽りでもなんでもなくて。
『1Q84』のおかげで売れてるもの
ヤナーチェクのCD
青豆とうふ
あと何かある?
403 :
無名草子さん:2009/06/20(土) 11:37:25
>>402 チェーホフの『サハリン島』
緊急増刷。
ギリヤーク人の記述は興味深い。
今読み終わった。
これ、続きがあるようにも無いようにもとれるな。
あそこで終わっても間違いじゃないよね。一応のクライマックスは迎えた。
ただ、「これまでで一番長い小説」って発言だったり、巻末のBOOK2おわりって表記だったり
続きがあるのは間違いないんだろうけど。
やりようによってはいつまででも書けるよな。この小説。
別に青豆や天吾を主役にしなくても成り立つし。
>401
エロ度が高いから嫌悪したなんて言ってないけど。
お決まりのパターンで儀式ぶってまたセクスかよ…という呆れ。
エロ事態を否定したわけじゃないし、あんたに長編読まなくていいなんて言われる筋合いは無い
>>405 いや、だからさ。
今回ので呆れるんなら読まない方がいいって話だろ?
多分、今後出る長編読んでも呆れるって。
1984の新訳は間に合ってないw
「平家物語」・・・は便乗で売れてないだろうな
古文で敷居高いだろうし
暴力と性が筆者にとって今大事なテーマらしいが、
性描写が暴力的に入ってくるのは勘弁してもらいたいw
唐突にポルノ小説に切り替わってる。
このレベルでポルノ小説とか騒いでる奴はPTAの糞ババアと一緒
頭の中がエロで満たされてるからポルノ小説だと思うのさ
ただの例えを間に受けられてもw
まあな
大江だって鬼畜なエロとかたくさんあるもんな
今作のエロ描写を全肯定してる奴もいるようだが
それが物語を厚く豊かにするために機能してるとは思わなかった
エロがやたら出てくるがその程度が低いところに不満があるんじゃねーの
この人長編になるとエロが執拗になるよな
>>416 それは同意
やむにやまれぬ性衝動とか、あるいは「性に耽るしかない社会と精神の荒廃」(笑)みたいな書かれ方をするなら
納得するんだけど、安易にエロを濫用してるようにみえてしまうね
やむにやまれぬなんて陳腐な理由は文学じゃないだろ
>>403 ちくま文庫の全集版?
あれ品切れで長いこと手に入らなかったんだよな
そうだ。
10代の巫女が発作で動けなくなった教祖の巨体にまたがってこそ文学。
>>421 あれさ、ドウタの体は最初から妊娠できない状態で生まれてくるのかな?
それともおっさんとそういうことになって妊娠できない体になっちゃったのか。
423 :
無名草子さん:2009/06/20(土) 17:38:26
>>420 岩波文庫が1500部増刷って書いてあったと思う。
携帯のニュースとかで知ったんだけど。
村上さんはちくま文庫の方を引用してるね。
424 :
無名草子さん:2009/06/20(土) 18:11:37
なるほど、村上さんのエロは象徴と寓意に充ちた文学的エロですな
牛河さんとのやりとりをもっと読みたかった
こう見えて口は堅いんです。はまぐりの生まれかわりじゃないかと言われています。
BOOK3は青豆の代わりに牛河が主人公になるって本当?
エロ描写に必然性が感じられないんだよな
俺も胸が大きい女子高生ふかえりの中に大量に射精したいな
とは思ったけど、その共感が大事なのかな
>>375 うふふん
青豆さんは射精しそうな気がするよね、って
友達とメールしたばっかの私が来ましたよ。
もし日本で映画化するなら青豆さんは
天海祐希のイメージかも。歳いってる分は
体鍛えてがんばってもらおう!
430 :
無名草子さん:2009/06/20(土) 20:08:57
>>425 牛河も相当な口達者で、天吾とのやりとりはなかなかの見せ場だね。
牛河は、のらりくらりと婉曲した執拗な説明を無駄なくしつつ、隙がない。
なのにテープか何かを剥がした後の床のペタペタ感が残るような余韻を残してる。
431 :
無名草子さん:2009/06/20(土) 20:21:26
エロなのか?大人だったら、これくらいで悶々しないだろ。
ふかえりが萌えキャラだと思った俺はちょっともう一回読み直してくる。
ねじクロの牛河はけっこう重要なポジションで、
主人公がワタヤノボルとの交渉の際、牛河から学んだ(盗んだ)交渉術を
垣間見せる部分があるけど、新作ではそういう形でコミットしてくる人物ではないな。
リーダーに迫力がないし、もっとフカエリとの全面抗争が欲しかった。
1Q84は、オウム裁判が出発点らしいけど(読売のインタビュー)、作品は、オウム裁判が
見たところでいかに何も得られない裁判だったかの証左にしかなっていないといえるかも
しれない。林泰男の裁判を見てたらしいんだけどね。なぜ、林泰男なんだろうか…。
436 :
無名草子さん:2009/06/20(土) 21:18:16
エロシーンが騒ぎを起こすほどエロいかと言われれば全然そんなことはない。
で面白いシーンかといわれればそれもそんなこともない。
カフカの佐伯さんと交わるシーンと同じように村上春樹にとっては読者に
それほどの必要を感じさせなくてもどうしても書かなくてはいけないところ
だったんだろうなーと感じた。
437 :
無名草子さん:2009/06/20(土) 21:21:12
みんなセックスしてますかー!セックスは大事だよ
人生の潤滑油
村上のエロシーンってジャンプの漫画とかで、
ページ数稼ぐためにバトルシーン増やすみたいなもんでしょ?
はっきり言っていらないもんな
439 :
無名草子さん:2009/06/20(土) 21:31:11
>>435 サリン散布の実行犯はどのようにして洗脳されたのか興味があったんじゃない
幹部クラスは営利目的と分かりやすいから
441 :
無名草子さん:2009/06/20(土) 22:10:48
環やあゆみのように、自分の闇に目を背けていると、いつのまにか、その闇を侵食する者に狙われてしまう。一番問題なのは、自分から引き寄せて何の疑いもなく身をゆだねてしまうという所だろう。気付いた時には出るという事もできない。出口は塞がれ、進むしかない。
それと同様で宗教になぜ入信したのか、犯罪までする過程で選択肢はなかったのかを考えた時、当事者は、まさに気付いたらそこにいたという状況だったのではないだろうか。
これは他人事の話ではなくてどんな事でも穴に陥る危険があると村上さんは伝えたかったのではないだろうか。
洗脳の仕方のメタファーwなんだろうね。一番弱いとこを付いて、人格を壊すと。
独自の正義感を形成して、犯罪行為を正当化していく様は青豆側の行為で描かれてるが。
さきがけとかの内部の様子をもっと描いてくれれば、説得力が増したかも。
443 :
無名草子さん:2009/06/20(土) 22:25:05
つづき
青豆は『目に見える事』しか見なかった為に自身のターニングポイントもわからなかった。ある意味、環やあゆみと同じなのだ。
『目に見えない事を見る』事がバランスを取ることである。天吾は数学も得意で文才もあるが、悪と善を消化できるバランスを持っている。少なくとも父親に語りかけるシーンは天吾篇のクライマックスであると感じる。
444 :
無名草子さん:2009/06/20(土) 22:33:18
>>442 さきがけの異変を知覚できたのは、ふかえりであって、ふかえりはそこから離脱したという事の他に細かく説明を入れてしまうとリトルピープルを知覚するという事が強調されないから省いたのかも。
445 :
無名草子さん:2009/06/20(土) 22:37:51
中原昌也は、オウムが真理党として立候補したとき、麻原の着ぐるみの頭の部分を万引き
してきたらしいけど、そういうのは、今オークションに掛けたら高値で売れるだろう。部
屋の中に、麻原の頭が置かれている光景はかなりシュールといえよう。
やっぱり中原は馬鹿だな
村上は学生時代佐々木マキのポスターを剥がして持ち帰ったとかどっかで書いてたな
>>440 エルサレムの時より発音が随分マシ。
緊張してたのだね。
451 :
無名草子さん:2009/06/20(土) 23:09:35
そう村上さんはデビュー作から考えが一貫してるんだよね。
読む側もそれなりの人生経験と聞く力がないと、見逃してしまう。
ねじまきの三部作が長編ではスゴイと感じたが、今回の作品は更に凄かった。
見事としか言いようがない。
453 :
無名草子さん:2009/06/20(土) 23:30:03
なんだかんだいって
天吾も青豆もふかえりも10歳の時に自分で判断して行動しているからね
天吾〜NHK親父にNO 青豆〜信仰熱心な両親にNO
ふかえり〜いろいろあって金をつかんで脱出 えらいよ
だってふつう親のいいなりでしょ
454 :
無名草子さん:2009/06/20(土) 23:31:30
>>447 ありがとう。
そう言ってもらえると嬉しいです。
生まれながらの被害者って表現もえらくストレートだよね
456 :
無名草子さん:2009/06/20(土) 23:48:32
>>453 普通、大人の言いなりって…((笑))
たしかに、嫌なもんは嫌と言える事は自立の一歩だよ。でもエライというくくりだけでは 浅いね。
それに誰も偉くないと言っていない。
まず天吾と青豆の親に対話の姿勢が違うよね。
ふかえりの脱走もそれらと意味合いが違うよ?
457 :
無名草子さん:2009/06/20(土) 23:55:32
生まれもっての環境は選べないから、そこでどう折り合いをつけて気持ちを整理しながら生きるかだと思ったよ。
場合によっては難しいんだろうね。
青豆の場合リーダーの命を奪うか、天呉を助けるかの選択は出来た点でちょっとはましなのかな。
彼女は元から殺人経験があるし、老婦人のことを狂気と表現してた点で、
ある程度の理性によるコントロールが感じられる。
ま暗示的な作品なんだねえ..
で、17歳の巨乳美少女とSEXするオッサンは善悪の区別ついてるってか?
この作品の失敗は、ふかえりで萌えさせようとした点。
メタファーを上手く説明に使えば、犯罪行為も文学になるんだな。
天吾はあのとき自分で身体を動かせなかったんじゃないの、
あの状況ならむしろ天吾がふかえりにレイプされたようなものでは。
ふかえりとヤルのにはどんなメタファーがあるんだろう。パシバ、レシバが交わるのがパターンみたいだから、深い意味は無いのかもしれないが。
>>354 インタビュー(下)冒頭の写真、
三号線じゃないね。
C1じゃないの。
>>363 >10歳で出会って離れ離れになった30歳の男女が、互いを探し求める話にしよう、
この設定は『国境の西、太陽の南』と同じだよね。
まあ、こっちは『雨月物語』が土台になってるけど。
そういう観点で観たら幽霊ものでこぢんまりとまとまった国境の南の方が自分は好きかも
そして僕は激しく勃起したペニスを取り出し・・・
首の後のツボってジェット・リーの『キス・オブ・ザ・ドラゴン』でも
やってたけど、ホントにあるのかな?
あれも細ーい針でやってたけど、突いたときの反応はまるで違ったが。
体中の穴から血が出るやつ?w
468 :
無名草子さん:2009/06/21(日) 01:57:01
小説は面白けりゃそれでイイと思います。エロシーンがあってなぜ悪い。青豆
がトイレで小便するシーンけっこう好きだ。男だったら、ふかえりみたいな少
女とやりたいって思うの、別にあってもいい。当時ノルウェーの森は情痴小説
と言われた(私もそう思った)、そして思わせぶりでイヤミな小説だと思った。
でも、繊細な優しさにあふれた小説だという人が多かった(どこがやねん!?
と私は思ったが)、感じ方は人それぞれ。ノルウェーみたいなねじれたメロドラマ
よりも、1Q84のようなストレートなのが好きだ。ドストだって結構安っぽいメロ
ドラマがあふれてるし…ただ、救いようのない人間のクズのようなヤツの造型
(ドストの小説の中で一番印象に残るのはこういうヤツラだけど)はスゴイ。
謎にみちたスケールのデカイ重厚な悪も、卑小で汚らしい惨めな悪も同根だと
思わせてくれるようなストーリー展開。もし、BOOK3があれば、こういうの期待します。
>>467 首から上に血が集まるんじゃなかったっけ?忘れた。
470 :
無名草子さん:2009/06/21(日) 02:38:55
ものすごい駄作。
こんなもの「中々良かった」もなにもない
ものすごいひどい小説だった・・・4000円返してほしい。ブランドバリューで騙されてる人って文学盲なの?
評価してる人がいることに率直に驚く。もう一度いおう・・
1Q84は駄作です。
人生における具体的な示唆を読み取るか否かか?
472 :
無名草子さん:2009/06/21(日) 02:45:57
いやいや
文学性のコアな基盤みたいなもんがない。ディテール描写に逃げてるのにそれを「創作意欲」として
書き手としての自分を誤魔化してる感じといえばいいだろうか
オマケに途中で牛川がまた出てきたり、
兎に角ふつふつと沸く物がないまま、単に思いつきで紙幅を埋めてってる感じ。
もちろん、こんなもの文学じゃないよ。アフターダークと似たような突っ走った失敗感がある。
文学性のコアな基盤みたいなもん・・だと?何を今更
アフターダークっぽいよな。ダラダラ対して意味もない描写に付き合わされるのに、それに見合うカタルシスがないからな。。
いや、俺は結構感動したよこの小説w
文学じゃないかもしれないけどね
476 :
無名草子さん:2009/06/21(日) 03:11:51
文学文学した小説が売れなくなって春樹が売れてるのは
文学が大事なものを置き去りにしてきたからかもな
477 :
無名草子さん:2009/06/21(日) 03:25:43
>>470 今のうちにアマゾンなりヤフオクなりに出品すれば
金は十分に取り戻せるよ
買いたい人は沢山いるから
今ならいい値段付いてますねー
俺も早めに売ってしまおー
>>468 ああ、そうだよ、面白けりゃいいんだ。
BooK3はきっと素晴らしくなることだろう。
そんな気がしてきた。安心して寝よう。
>>443 おーなるほど
青豆の闇は
一方的な正義なのかな?
リーダーに会って話して、
一方的な正義が少し揺らいだ感じはあったけど
リーダーに弱味を突かれて
天吾のために死ぬのは
なんかおかしいと思った
この辺が闇なんかな、イマイチ分からない。
青豆の闇って何だと思います?
天吾に会わずに愛し合っているか否かの事実を確かめようとしないことかなー
なんだろう
青豆は両親にも会わず、天吾に会わずに
一方的に愛してるだけで
自分を納得させて
愛されたいという気持ちを見ないから闇になってるのかな
と思った
天吾は父と会って自分の思いをはきだして、
カタルシスが起きて、
青豆に、会って話そうという決意に変わった
親というのは
最初に愛してくれる存在だけど
それがなかったり親とコミュニケーションがなかったりして
愛されたいけど愛されない
だから愛されたいという気持ちを
見えなくして生きるしかなくなり
自分が分からなくなる
機能不全家族とカルト的な宗教はシステムが似てるんだよね
青豆に関しては環の衝撃的な死が全てでしょ。
__
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ノ \
/´ ヽ
r──| l \
/ ̄ ̄ ̄ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、.
/  ̄ ̄  ̄ ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
485 :
無名草子さん:2009/06/21(日) 11:22:05
>>481 返信遅くなりました。
青豆の闇のひとつは『嫌な事を完全に切り離し封印する所』ですね。
天吾との違いは両親が何故そのような環境に身を投じたのかと考察する力があるかないかだと思います。
正解か間違いかの2拓で結論つけて考えるのはリスクがある。他者の声を聞くことで物事を多面的に捉えることができる。
486 :
無名草子さん:2009/06/21(日) 12:14:03
環は聡明で、すべてわかっている上で死んだ。
という事実が青豆の衝撃。
内包する闇がある者を、他者が救える選択がない。
自分で解決しないといけない部分には他者は入り込めない。
だからといって環を非難することはできない。
487 :
無名草子さん:2009/06/21(日) 12:20:01
文学性について言っている人いるけれど、70年代前半くらいまではそういう
の信じてた。(年バレやけど、当時は若かったからなのか、時代のせいなのか)。
だいたいがムラカミさん自体、もはや文学性なんか目指していないと思う。
エンタテイメント、癒し、現実に抗して何かを考える(社会性というよりも
個人性においての)想像力――たとえ擬態であっても――があれば、私と
しては、カネ払って時間つぶしてよんでも損した気分にならない。
文学性ねぇ…たしかにあったほうがイイ、でも今の時代、何が文学的なのか
バカなオジサンには分からなくなってしまった。
488 :
無名草子さん:2009/06/21(日) 13:21:22
村上さんの小説には、常に余韻がある。それが美しい。
常に会話があって、そこから人生のスパイス的な台詞が飛び出す。
ひらめきや、発想に富んでいる。
会話に苦労したことはないらしいですね。
地の文を書くのがかなり大変なのだとか。
青豆は天呉の命と引き替えに自ら死を覚悟してるから、
愛の為に人間が行動出来る事を現していて、
環のように内包する闇に潰されたとは感じなかった。
宗教に対する一つの対立軸として強い人間愛が描かれたと思った。
話題だったので読んでみました。
特にファンではないのですが一気に読めたので面白かった
人格は心の支えになっている記憶と思い出したくもない記憶の配列で出来ている
その人間は本物かコピーか
この世界は実在するのか
大衆の心の闇が具現化した恐怖
といった昔からあるテーマを再現してくれていたと思う・・・
素朴な疑問ですが、引用というか、
物語を語るのに関係ない知識や単語がちりばめられているのは作者の癖なんでしょうか
>>482 天呉とこの世でひとつになりたかったと言ってるし、愛されたい気持は封印してないはず。
最後公園まで行ったし。
493 :
無名草子さん:2009/06/21(日) 13:43:36
>>476 文学の大事なものってなんだろうね?
そんなものあったのかしらね…
1Q84は定価以上で売れました
本当にどうもありがとうございました
>>490 あなたは青豆の美しい面しかみてないよ。
人殺しだぞ?それも3人も。死刑が妥当なんだけど。
作家で感想書いてるのはよしもとばななだけ?
はるきチルドレン共は正座して読んでるんだろーなw
>>496 善悪の絶対性の無さを描いた小説だからな。
リーダーですら絶対悪として描かれていない。
青豆に殺された連中は虫けら同然という設定だけどな
作者自身がよくわからずに見切り発車で書いてる気がするな
正義とか悪とか、そういうものではないごく個人的な皮膚感覚
で書いてきた人だから、今回はテーマ盛り込みすぎて収拾がついてない印象
また特設サイトやらへんのかなあ。
今まで参加できなかったから今回は!と
思ってるんだけど。
501 :
無名草子さん:2009/06/21(日) 14:47:51
>>498 善悪の境があいまいになるのは利害関係が複雑になりすぎてるからじゃないかと思ったのだが、
これは作者の意図どおりだろうか。
現実社会でも利害関係の複雑さが普通の人間にとっては許容値を超えるものとなり始めているし。
リーダーは自分で殺させてるし相当な美化だよ。
読売のインタビューで答えは殆ど書いてるがw
503 :
無名草子さん:2009/06/21(日) 15:07:04
私のいちおう初刷なんだけど、いまいくらで売れますか?
>>500 量が前回の比じゃないだろうしやらないね
どーせ「目が痛いです」とかまた泣き言いうのがわかってるしw
506 :
463:2009/06/21(日) 16:09:53
>>464 村上は全集の月報の中で、『雨月物語』にとても心惹かれる、
僕は現代の『雨月物語』を書きたかったと話していたよ。
そういえば村上は以前ウェブで、『国境の西、太陽の南』の映画化を、
外国の映画監督に認めたと書いていたけれど、
あの話はもうお流れになっちゃったのかな。
ちょっと残念だね。
507 :
463:2009/06/21(日) 16:15:23
>>354 >林泰男死刑囚のことをもっと多く知りたいと思った。
>彼はふとした成り行きでオウムに入って、洗脳を受け殺人を犯した。
>(中略)ごく普通の、犯罪者性人格でもない人間がいろんな流れのままに重い罪を犯し、
>気がついたときにはいつ命が奪われるかわからない死刑囚になっていた
>罪を犯す人と犯さない人とを隔てる壁は我々が考えているより薄い。
>仮説の中に現実があり、現実の中に仮説がある。体制の中に反体制があり、
>反体制の中に体制がある。(中略)ほぼすべての登場人物に名前を付け、
>一人ずつできるだけ丁寧に造形した。その誰が我々自身であってもおかしくないように。
それと青豆の造形は、林泰男が出発点になってるんだね。
考えてみれば、青豆と老婦人や田丸との関係性も、
カルトと言っていいくらい閉じられて捻じ曲がったものだしな。
青豆は、林泰男の裏返し、あるいは「そうであったかもしれない」
もうひとりの林泰男なのだろう。
>>506 国境はちょっとモダンホラー的な味わいもあるよね
まあジェントルなモダンホラーだけども
一時期キングも非常に好きだったらしいし、雨月物語とキングへのオマージュとしてみるのも面白いかも
この作品はキングみたいに派手なとこはないけどね
この作品で一番怖かったのはその後のイズミが(おそらく精神を病んで)アパートの子供たちから怖がられている、という件です
あ、それと、タイトルは「国境の南、太陽の西」ですね、念のため
1Q84がベストセラーになることを見越して「空気さなぎ」の逸話を
あえて書いたと言ってる奴らはなんなんだ
>>497 >はるきチルドレン共は正座して読んでるんだろーなw
ワラタ
>>485 なるほど
青豆は、一方的な見方だけで、人間を理解しようとしなかった
天吾は善悪でなく人間を理解しようとした
たまきは理解したけど
誰にも相談せず「自分が悪い」と結論づけて死んでしまった
自分が悪いとかじゃなく、解決するために何かすればいいけど
本人が思わなければ、他者は入り込めない
文学ってあまり何かしらんけど
人間を理解しようとし
人間を書いてる小説は
文学やと思うよ
>>492 青豆は、一回すれちがっただけで、
もう会わない事を自分に納得させ、もう一度ちゃんと会おうってしなかった
死ななくてもいいのにさ!
くそうっどうせ死ぬなら頑張って会えよ!と思うw
死ぬ事より天吾に会う事のが怖いんだよな。多分
単純に作品としてどう読むか、感じるか、評価するかじゃなくて、
「村上春樹」っていう色眼鏡があって、作品に入っちゃってるよね。はっきりいって馬鹿だと思う。
普通に読んでて駄作だよ、これ。
>>511 たまきは青豆に相談して、反対されながらも止まらなかった。DVの典型的な被害者。
もう一度合えないのはリーダーの言葉通りなら運命。
1984ではお互いの人生は交差することはなく、1Q84でも一つになれない。
馬鹿な俺はこの小説に感銘を受けることが出来て幸せだと思う
515 :
無名草子さん:2009/06/21(日) 17:51:33
評価なんて人によって様々、おまえは馬鹿じゃないよ
516 :
無名草子さん:2009/06/21(日) 17:57:57
部数に比例するほど優れた作品かと言われれば、そうではないだろ、明らかに。
ネットにいっぱいある中でも
2ちゃんねるの感想はもっとも無責任でどーでもいいようなばっかw
ブログだと
ある程度ブログ主の責任に基づいて書かれるけど。
読書メーターの1Q84感想コメント・・
すごく・・・キモイです・・・
>>513 あれ、青豆に相談したんだったか
じゃ訂正、
誰にも相談せず→カウンセラーとかに相談せず
リーダーの予言なんかインチキかもしれんじゃん
それをちょっと心読まれたくらいで信じて受け入れてしまうのは弱い
自分で変えようってしないからさ
結局弱いまま死んでしまったんだ青豆は、リーダーに洗脳されて
って気がする
たまきも変えようって思えなかったんだな
無理だと思ってしまっている
心が折れちゃってるんだな
自我がちゃんと育たなかった
それにくらべて天吾はフカエリのお陰で自我を取り戻して
ほんとラッキーなヤツだ
ムカつくなあ
青豆がかわいそす
>>516 部数と評価は関係ない
聖書は世界最大のベストセラーだが優れてる優れてないは関係ない
小説にしても同じ
売れてますねえ、すごい、100万部突破ですってよ!
新潮社のボーナスどれくらいなんだろな
525 :
無名草子さん:2009/06/21(日) 18:24:42
>>524 出版大不況の補填になるから、影響なしw
526 :
無名草子さん:2009/06/21(日) 18:30:25
時々、丸善のぞいてるけどBook1は五月末から見てないな〜、新潮社さん新聞広告出してるけど、売りのがしだよ!稼げるのにもったいないな〜。
527 :
無名草子さん:2009/06/21(日) 18:31:42
新興宗教みたいなもんだね。きもちわるw 春樹教
528 :
無名草子さん:2009/06/21(日) 18:35:15
松浦寿輝の圧勝だな
やれやれw
春樹の支持のされ方と日本文壇からの冷遇酷評は日本文学の伝統から切れてることと無関係じゃないな
文壇づきあいもせず、
綿々と続いてきた日本文学への無関心の公的表明をし(実際は古典や第三の新人など結構好きなものもあるようだけど)、
にもかかわらず文学界で稼ぎ頭となればそりゃあ文学村の人間は面白くないだろう
そして読者に強力に支持されることにも、この伝統的な日本文学から切れてることは大きく影響してるな
それまでの日本文学の持つ一種の臭みに辟易してきた多くの層が、
春樹の登場で「文学ってのはこういうのもあるんだ」と喝采したんだろう
でも実際に描かれてるものは非常に日本的なんだけどね
うん。言いたいことは分かるが、読者の支持というのは多分に村上というブランド志向な訳で。
ノルウェーの森の売れたのは、作品がすぐれてたから
今回は、ただ「村上春樹だから」。
もはやFF、ドラクエみたいなもんだね
ただ質が著しく劣化すれば誰も見向きしなくなるよ
某12みたいにね
533 :
無名草子さん:2009/06/21(日) 19:14:32
>>531 誤解にすらなってないよ
『理解は誤解の総体である』 by 村上春樹
出せば売れる商品をもってるとこはうらやましいね
ドラクエといい春樹といい
カスでもいいから分けてほしいや
売れる商品
535 :
無名草子さん:2009/06/21(日) 19:17:12
マクドナルドのメニューを全部食わされたような気分。
石原慎太郎をセックスすれば芥川賞が取れると言うためだけに2000枚は多過ぎだろう。
>>531 確かに、ノルウェイの時はまだブランドが発生してないときのメガヒットだったね
で、今回は過去の蓄積から来るブランドによるメガヒット、てのはそのとおりかもしれない
とりあえず会いたい人には早めに会っとくことにして、今日会ってきました。
作者本人がノルウェイのときは帯の言葉がひとり歩きしてしまったと語っていたけど、
今回は村上春樹そのものがひとり歩きしてしまった状態だよね
カフカ賞とエルサレムスピーチが新作の強力なプロモになったのは間違いない。
しかし現在はGoogleブック・サーチという米グローバリゼーションに
どうやって対抗するかという新しい問題も存在する。
個人的には書籍は紙で読みたい派なので、出版業界が活気づくのは良い事だと思う。
青豆が自殺する必要ってあったかなあ?
タフに生きのびて欲しかった…
>>540 だよね。なんとなく本屋が活気づいた気が…
手書きのPOP貼りだしたり
『必要』のある人だけが自殺するわけじゃないからなぁ
青豆は死んでないような気が…
545 :
ランゲルハンス島:2009/06/21(日) 20:56:43
>>511さんて520と同一の方ですよね?
自分は485です。ちなみに 513は別の方です。
自分の記憶が正しければ、環は結婚する前に彼を紹介してはいるが、(そこで青豆は反対した)結婚生活中は誰にも相談していなかったと思いますよ。
>>530 素晴らしい。全くその通りだと思います。
自分も寸分狂わず同感です。
『とんがり焼きの盛衰』を読めば、日本の文学のシステムを比喩してるように思える。村上さんの作品は新とんがり焼きであって、それはとんがり鴉さまに委ねる類いではない。
セイコウばかりしている。
キョニュウのジョシコウセイとセイコウしたい
今回はエンタメ色が強くて読みやすかった
次回からもゆとりや馬鹿でも読めるようなのをお願いします
日本人てホントに低俗だなと思ってしまう
何だか売れてるから私も買っとこう的な精神をふっとばしてくれる、僕にしかわからない作品をお願いします
>青豆は死んでないような気が…
リトルピープルが弾を抜いていたそうです。
552 :
ランゲルハンス島:2009/06/21(日) 21:50:45
追加。
内包する闇は誰でもある。些細なものであっても。むしろ制裁の精神力を保つ為には、そうするしかなかったと思う。
弱いなら、天吾の命より自分の命をとるはず。
青豆の制裁は正義だと思う。精算は必ずやってくるけれど。
青豆って環やあゆみのように知らずのうちに自らの闇に飲まれたのではなく、
天呉の命と引き換えに運命を選択してるからな。
実際に死んだかはさておき、死への向かい方は前二者とは決定的に違う。
554 :
ランゲルハンス島:2009/06/21(日) 22:00:20
>>553 2つのうち1つを選択したというのは、本人が望んだ答えなら選択といえる。
青豆は天吾と会うことを強く望んでいた。でもそれは2つの選択には含まれていない。
天吾を助け、リーダーを殺し自らを生存の危機に晒すリーダーとの取引を飲んだ。
天呉の死という脅迫もあったため、取りえた選択肢ではないかもしれないが、リーダーを殺さないこともできた。
そして無意識的にではなく前者を選んでいる点で環たちとは全く異なる。
てか構想の面から見ても同じ内面の闇に潰される存在と捉えるのは、いまいち。
>>545 うん同じ人
そっか、相談してなかったと思ってたけど
確認してなかったから分からなかった
ありがとう
あまりちゃんと読んでないな私w
確か、私の記憶では、たまきは死ぬ前に青豆に手紙だして、青豆がたまきの家行った時はもう死んでたみたいな感じだったような…
ま、いいやw
小説読んで、ヒトにどう言われようと
そのヒトが超能力者だろう親だろうと出版社の権威者だろうと暴力夫だろうと通説だろうと
自分にとって大事な事は
曲げちゃいけないなと思った
なかなか難しい事なんだけどさ
なーんか流されちゃう
甘えなんだろうか
イマイチこの辺が漠然としてるな
青豆が決定的に死んだ描写がないのは、
死んでないからなのか、
死んだら脳みそバーンなエグい描写になるからなのか
謎だ
青豆はすぐ死ぬ必要ないじゃない
寿命がくりゃ誰でも死ぬし
リーダーに「すぐ死ななければいけない、天吾と会うな」と言われたわけでなし
リーダーは青豆か天吾のどちらかしか生きられない、と予言したんでしょ
自分を殺させるために
てか何でリーダーは自殺しず青豆に殺させるんだろう?!
本当にリーダーが憎たらしい
リーダーは一人で自殺して青豆と天吾を救う事ができたはずなのに!
558 :
無名草子さん:2009/06/21(日) 22:29:29
青豆は闇に潰された存在じゃないでしょ。
闇を内包している。
天吾がいない世界では生きる意味がないと青豆も言ってるわけだから、どちらの選択も青豆の死を意味する。
>>558 死へ向かい方を選べる点で既に選択で、環たちとの大きな違い。
てかどうでもいいな…
560 :
無名草子さん:2009/06/21(日) 22:43:40
>>557 >てか何でリーダーは自殺しず青豆に殺させるんだろう?!
【地獄の黙示録】のカーツ大佐の心境です。
「しかし誰かを心から愛することができれば、それがどんなにひどい相手であっても、
あっちが自分を好きになってくれなかったとしても、少なくとも人生は地獄ではない。
たとえいくぶん薄暗かったとしても」
↑この文章がすき!!
その文章に心が震えるなら、少なくとも
>>561の人生は地獄じゃないね
リーダーが青豆にしたことは
オームの教祖が、部下にサリン撒かせるのと同じ事なんだって
部下がサリンを撒いたのは選択なのか洗脳なのか
人を救うための自殺か殺人かの違いだよ
青豆は殺人してたし
天吾を助けたくて
矛先が自分に向かった
しかしすぐ死ぬ必要もないのに、
青豆は何故わざわざあんなとこで自殺したんだろ?
もう時間を置いて少し状況を見てもよさそうなのにさ
あんな見世物みたいにして自殺する意味って何だろう
ニュースに載って天吾に気付いてもらいたいとか??
元の世界に戻れないから?
でも現実はひとつ
青豆は現実を受け入れられなかったのかもしれない
青豆が自殺しようとした意味がわからない自分はorz
>>563 あれを洗脳と捕らえ、死を余儀なくされたと取るか、
それとも最後まで自由意志で、愛の為の自己犠牲と捉えるか。
俺はリーダーが麻原と違い本物のSF的能力を持つように描写された点と、
30年越しの愛が構想の出発点ということから、洗脳に対する対立軸の愛と捉えたが。
あのリーダーをして宗教だと言わせるほどの青豆の愛だから…
ただの洗脳で追い詰められ消えたならがっかりだ。。。w
>青豆の自殺
天吾を助けて満足しつつも、天吾に出会えない1Q84から脱け出せないことに絶望したからかな。
一読者としての分析的な視点から言わせてもらえば、
青豆は暴力の象徴だから、ろくでもない目にあうんだろうなと思ってはいた。
でも、やっぱりタフに生きのびて欲しかったな。
>566
>洗脳に対する対立軸
あー、そこんとこは俺も判るかな。
でも超能力の真偽はともかく、青豆はリーダーの言葉を信じて「しまった」。
一切無視して、「ほざけよロリコン野郎w」かなんか言って生き延びたってよかっただろうに。
月が二つになろうが、ロリコン教祖が何を言おうが、自我を貫くことだってできたはず。
それができなかったのは、青豆が殺人者として抱えてた業のせいなのかな。
それやると天呉死んじゃわね?
あるいは教祖の話は全部嘘っぱちで、仲良く二人で暮らせたのかな?w
青豆生きてるかもしんないよ
570 :
無名草子さん:2009/06/22(月) 01:52:05
いや、死のうとした事を言っている。
実際死んだかどうかではない。
青豆は生きてても天吾は死なないでしょう
リーダーの体はリトルピープルの通路だから、
反リトピーの天吾にリトピーは害を加えている
リーダーが死んだらリトピーは通路がなくなるから他の通路を探しに行くで、天吾に害を与える理由がなくなる
だから青豆がリーダーを殺さなければ、反リトピーの天吾に害を与える
でリーダーは自分を殺せはば天吾は助かる
しかし青豆はリーダーを殺した事で、さきがけの部下たちに殺される
ってリーダーは言ってるからね、たしか
違ったかなw
他に青豆が死ぬ理由あったっけ?
さきがけが殺しにくるだけだったと思ったんだけど…
青豆は10歳の時、月を見ながら何を思ってたんだろ
もし続編があって青豆が生きてたら
天吾は探すと言ってるし
会うだろうけど
あんなに殺人した青豆本人は
心穏やかに天吾と幸せになれるのだろうか
会うとしたら北海道あたりで会えそうw
ネズミの置物らへんw
青豆は記憶喪失とか?
と予想
572 :
無名草子さん:2009/06/22(月) 02:59:40
ふかえりの話し方とか、なんだか胸が詰まるというか、キュンとくるんだよね。
私は浅い人間なんで、あの終わり方はよく分からないし、物足りない。
でも村上春樹にしか感じない文章を読んで高揚感はやっぱりあったなぁ。
ブック3は、、
オバサンが乗ったベンツからヤナーチェックの曲が流れてる事に青豆が気付くところから話が始まる
と予想
青豆は洗脳されたんだと思います
最後まで証人会のお祈りにすがってしまったし天吾もあきらめてしまった。
強いつもりが実は凄く弱い人、の象徴に読めました。
ドイツのテレビ番組「文学四重奏団」は、4人の文学評論家が、会場にいる聴衆とともに、
新刊の文学書を紹介・査定するものだそうです。
そこで、「太陽の西 国境の南」が取り上げられたとき、賛否両論が渦?を巻いたのですが、
どういう非難が表明されたかというと・・・・。
「村上の本は、この番組で取り上げる価値などない、文学的なファースト・フード、マクドナルドである」
「表現力を欠いた、覇気のない、つっかえがちなつぶやきにすぎない」
おおおおおっ。たしかにラジカル! 論争は、
この番組としてはいつになく過激で、やがて作品をそっちのけにした個人攻撃に発展したそうで。
そういうの、ディベート・インポの日本人の専売特許かと思っていたけれど、ドイツ人も、そうなんだ?
そして、新聞書評のほうは・・・・。
「会話のように流れるだけの底の浅い文体」
「内容は緊密に構成されているが、文章の質は映画の脚本の水準を出ていない」
「比喩や対比は、まるでわざと読者を挑発するかのような安っぽさ」
あのヨーロッパの知性ともいうべき「フランクフルターアルゲマイネ」紙に、
そんな批評をされてしまうと、ファンとしても、もう頓死するしかないですよねえ。
http://www.across.or.jp/necizen/essay/e2000/e00122901.html >>新聞書評のほうは・・・・。
「会話のように流れるだけの底の浅い文体」
「内容は緊密に構成されているが、文章の質は映画の脚本の水準を出ていない」
「比喩や対比は、まるでわざと読者を挑発するかのような安っぽさ」
>>575 それは昔の話だ。
その後、村上春樹さんは、ドイツで朗読会のイベントを開いているし
マスゴミはともかく、根強いファンはいると確信する。
ソースは少年カフカです。
>571
空気さなぎの中の青豆とでは、再会とは言えないかな。
結局、リトルピープルって何だったのかな?
何かのメタファー(隠喩)・象徴だとするなら、現実の何を表していたんだろう?
最初は人間が召喚しなくては出てこられないけど、途中からは自分達でやってくる。
自分達の影響力を拡大しようとするもの。
大切なものが心にある人間には、手が出せないもの。
…排他的なイデオロギーかな?
>>577 空気さなぎの青豆は何なんだろ
あれは天吾のドウタだけど、天吾が自分の心を取り戻したから
天吾に吸収され消えたのかなと思った
あれは天吾が自分の影を完全に見つけた事の象徴で
青豆との再開じゃないと思う
リトピーは分からないw
考えてみるw
青豆は、大事な友達のたまきが自殺した時、
夫を殺すという行動が極端で短絡
子供の頃の質素な生活や服が馴染んでいる
青豆は、天吾に偶然出会う事を夢見ていて、
29歳にしては現実的な考え方とは言えないし、
大事な事を偶然に任せて、受け身だ
青豆は精神については考えない
受け身で行動が短絡的な子供のままで成長してない感じ
私には愛があるという青豆は、私には神がいるという感じで地に足がついてない
青豆にとって愛は神話みたいなものに感じる
絶対的な愛、絶対的な神
続編では
天吾は母と再会
母は青豆といる(ベンツ乗ってた人)
と予想
580 :
無名草子さん:2009/06/22(月) 09:33:24
青豆が死んだから、天吾の前に空気さなぎの青豆となって出現したんだろ。
堂々のハッピー・エンドじゃないか。
>>576 自分の頭で批判できない読んだかどうかも怪しいやつの
定期コピペだから無視推奨。
だいたい村上春樹をはじめ小説一般は
他人の評価は関係ない。自分が読んでみてどう感じるか、だ。
リトピー何か難しいなあ
幽霊みたいな宇宙人ぽいが
宇宙人が何でもありの謎の存在だからなw
リトピーは森に住んでる
森ってのは意識の比喩だと思う
潜在意識の奥に住んでて
人間に知覚されることで
声を伝えることができる
しかし天候を操れるのがなー
しかもフカエリは天候は受け取り方の問題と言ってた
受け取り方の問題…
天候を無意識から知覚した受け取り方の問題?かなあw
謎だ
>578
そっかさなぎの中の青豆は天吾のドウタであり影か。
確かに青豆は天吾の影というか失われた半身っぽかったね。
>582
リトピーが天候を操れたり、リーダーに念動力を与えたりできることは、
彼らの本質的な要素じゃない様な気がする。
(ちょうどどっかの教祖の空中浮遊みたいなもので)
それはきっと手段であって目的ではない…んじゃないかな?
フカエリが天呉と首都高を通りかかり、
しのうとしてるからとめる
と言って青豆を動けなくして捕獲w
>584
そういう明るい発想も嫌いじゃないぜw
586 :
無名草子さん:2009/06/22(月) 13:03:24
今回のメインテーマは幸不幸の均衡であって、ドッペルゲンガーではないんだよな
メインテーマが何かは人によって違うんじゃね?
メインテーマが存在するかどうかも定かでない。
>私たちは時に合理性を無視し、利他的に行動しうる。
その動因として私たちは自らの内部の核に、自らの複製ではない
「さなぎ」をはぐくむことができる。本書の結末をそういう風に私は読んだ。
読売の書評面白いな。
天吾のドウタが10歳の青豆であることがわかりやすくなる。
ドウタってなんですか。読みどおり娘でオッケーですか?
「マザー」「レシバ」「パシバ」の意味もあわせて教えてください。
590 :
無名草子さん:2009/06/22(月) 14:00:40
ふかえり→多部未華子
天吾 →石井慧
青豆 →柴咲コウ
環 →星野真里
あゆみ →小池栄子
小松 →渡部篤郎
タマル →田中要次
老婦人 →江波杏子
リーダー→みうらじゅん
牛河→斉藤暁
戎野→夏八木勲
591 :
無名草子さん:2009/06/22(月) 14:05:34
「マザー」光源
「レシバ」実体
「パシバ」影
593 :
無名草子さん:2009/06/22(月) 14:16:22
ドッペルゲンガー
594 :
無名草子さん:2009/06/22(月) 14:17:56
ドウタに関しては説明がちゃんとあったぞ、青豆とリーダーの会話の中で
マダソコマデヨンデナイ
中沢新一読んでると
リトルピープルなど意味不明な存在の謎解きが出来そうな気がした。
村上と中沢は同年代で60年代70年代のニューエイジやヒッピー文化や
対抗文化などを生きてきたから思考方法が似てるだけなのか
どっちかがどっちかの影響受けてるのか。
以下中沢新一『熊から王へ』より
ーーーーーーーー
流動的知性は優しい「野生の思考」を突き破ってしまう力を秘めています。
そのことに気付いた人は、人間と自然の間に保たれるべき対称性のバランスを
守る為に、速度と力を秘め持つ流動的知性の活動領域に厳しい制限を加えて
おかなければいけない、と考えたはずです。
そのために、権力は自然のものであるとして、「人食い」は森に住む精霊達の
特許にしておいたのです。
ーーーーーーーー
ここで言う流動的知性とは
機能やカテゴリーの違う領域を互いに結んでいくことを可能にする、
ニューロン組織の組換えが起こった現生人類の脳
のこと。
1Q84でリーダーが「大昔から彼ら(リトルピープル)と生きてきた」とあるのと
合致する。
597 :
無名草子さん:2009/06/22(月) 15:00:33
簡単に言うと
他の動物にない人間の独自性=文明や合理精神や想像力=知性
というのは野蛮とは逆のように見えて実は強力な野蛮さを含んでいる
逆に未開・野生とされるもの=野蛮と思い込んでいるが
実はこちらの方こそが「優しい」
サハリンの先住民を取り上げるところまで中沢の著書と同じ。
598 :
無名草子さん:2009/06/22(月) 15:24:28
「優しい」というか「打算的でない」ということだろうな。
逆に福祉施設で働く人々の行為も打算的であれば「優しさ」ではなくなる。
青豆もそうだけどリーダーの死も確実じゃないよね。あのあとムクッとマットレスから
起き上がっていたかも知れないし。
小松はどうなったの?安田恭子はどうなったの?あゆみは誰にやられたの?
牛河っていったい何だったの?天吾の母のエピは?
そもそも「さきがけ」はまだ反社会的な行動は起こしていない。
確かに青豆の手にかかった奴らはDVやレイプはしたかもしれんがそこまでされんでも?
タマルが思わせぶりすぎ。
とにかくね、
話題性だの戦略的だの意味不明でもエロさで釣ってるだのオタクと野次馬をうまく
のせてるだの。そんな事を言うつもりはないのよ。
ただ、犬を残酷に扱うのだけは許せない!
>599
なんという明確な主張…。
601 :
無名草子さん:2009/06/22(月) 17:20:08
村上作品ですべてがきれいに片付いた事なんて一度もないよ
>>568 あそこで教祖の話、能力をあっさり信じてしまったこと自体が、洗脳であり、
河合はやおの言う「箱に入る」ことだろ?
あるいは、じゃなくて、なぜ教祖の言ってることを、
小説内の人物でもないお前が信じるんだよ。
三人称ではあるが、基本的に語り手の言うことを信頼してはいけない小説だと思うがね、これは。
カワイハヤオがどうとか心理学的にどうとか
そういう風に文学を別の学問分野の基準で判断するのは愚かだな
「信頼できない語り手」手法=叙述トリックがあるってのは
文学でよくあることだし同意だけどな
>>603 あれ信頼したらいけないとこなのか。
あえて時計を浮かすなんて荒業wに出たから、却って本物の能力というのを強調したかったのかと思った。
いずれにせよ青豆に殺させることが出来たせたのは、天呉の死という間接的な脅迫によるものだから、
洗脳というよりただの脅迫だと思うが。
>>605 天吾が死ぬことを信じること自体洗脳ってことじゃね?
リーダーが俺を殺さないと天吾を殺すぞ!
と言ったわけではないから脅迫とはちと違う気がする。
そういう意味で間接的と書いたが..俺を殺せば天呉の命は保証する的はことは。
弱い部分をついて従わせる洗脳の表象なのかね。
あゆみの扱いがなあ・・・・・・
打ち切り決まったジャンプ漫画の
キャラ整理みたいなかんじで残念だった
フカエリから誰を連想すればいいのだろうか。
早大後輩の正統派巨乳美少女綿矢りさか。
ディスクレシアといえばこの人、川上美映子か。
父がうさんくさい?蛇ピのあの子か。
612 :
ランゲルハンス島:2009/06/22(月) 20:44:35
>>605に激しく同意
洗脳ではなく脅迫だよね。青豆が考えた1Q84という年数も教祖は理解している。実際に力も見せつけた。逃れられない事をジワジワと証明していき、青豆に対して2つの選択肢しか残されていない事を実感させている。青豆が教祖を殺す道しか選択しないのも、教祖の計算の内。
もし洗脳だったら、最後まで模索して、非常階段を探すことまでしないだろう。
洗脳じゃないんなら、非常階段が見つからなくても生き延びようとしたんじゃないの?
洗脳についての定義論に陥りそうだけど、「視野を狭められていた」とは言えそう。
フカエリ=黒木メイサ
終り方に納得いってない人多杉でワロタ
ジャンプの打ち切りなんてみんなこんなもんだ
ジャンプなら笑えるが村上春樹だからなあ・・
しかも常習犯・・
これが春樹クオリティ
619 :
ランゲルハンス島:2009/06/22(月) 23:42:11
だから、教祖の発言が嘘を含んでいる可能性がある以上、確かめないと裏付けがとれない。非常階段まで行ったんだろ、事実無くなって出口が塞がれていた。教祖との取引が真実で必ず遂行される種類の契約だったと知るわけ。
少し生き延びて、顔も名前も変えても探し出されて追い詰められるより、青豆として潔い自決を選んだんだろう。
ここまでの展開ではね。
620 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 00:04:25
うん
読者のために確認しに行ってお役ごめんなわけだ
どっちにしろ、この小説では「誰の言う事も」そのまま鵜呑みにしちゃ駄目だよな。
特に青豆と老婦人。
何れにしろ穴が多すぎる作品。
それを気にする事は見当違い。
>>622 穴じゃないよ。
「自分に都合のいいように語る」なんて当たり前のことだから。
ただし、何も考えない人には完全に真逆の誤解を与えることになる。
今まで春厨・ハルキストでした
1Q84読んで
あーあ
じゃ、1Q84終わっても次またこれか。
自分好みの年代色々・おとなしめ整った顔立ちのメンヘラ女に挿入して射精する話か〜って思って。
エッセイ以外捨てました。
同じパターンで射精だけ続けるなら短編作家になって下さい
読み終わった後に色んな意味をこれほど考えた小説はなかった…
比喩も同時に解釈しながら読める人もいるのかな?それだとテンポ悪くなるか。
>>623 そうなんだよな。
登場人物の中に完全に善だといえる人が1人も居ない。
現実社会もそんなもんだしね
ギリヤーク人ってギリヤーク尼ヶ崎しか想像できない
きのどくなギリヤークじん
1984を意識した政治小説とかオウム事件の真相解明とか期待した読者は負け組
反日小説だの晩節を汚すだの言われてたなw
そして「犯罪者と一般人は紙一重」って事だよな。
ちょっと露骨に書きすぎてる感はあるけど。
まあ他の作家のでもそういう書き方をしてる小説はいっぱいあるけどね
完全な善人をあえて登場させないとか犯罪者と一般人は紙一重とか
穴のひとつは
何故リーダーは自殺せず青豆に殺させたか
リトルピープルについて考えてみたが
結論
リトルピープルはいない
象徴とかなんとか何か意味ありそうに村上が説明してるが
実際はなくて
そう話すことそのものが
リトルピープル的なモノw
無いものをあるかの様に解釈する事がリトルピープル
フカエリが天候のことを
受け取り方の問題と言ってたし
この小説は作者も信じちゃいけない
物語の外に出るんだ!
>>635 上に関してはいろんな推察が出来る。
教祖は残される信者のことを考えて自殺は選ばなかったのかもしれない。
あるいは「王は惨殺される事を進んで受け入れる」という太古のルールに従ったのかもしれない。
または、自分から死のうとは思っていなかったが、青豆に殺される事には抵抗する理由がなかったのかもしれない。
単純に青豆のもたらす無痛の死を欲したのかもしれない。
何れにしろ、そういう明記されていない部分を読者側で推察するのも小説の楽しみの一つだと思うんだけど。それを穴と言うのは。
下は貴方の解釈であってそれは絶対的な回答ではない。否定はしないけど。
>>628 ギリヤーク尼ヶ崎をおもいうかべると、いっつも内田光子とごっちゃになる
続編では天吾がリーダーになるんだろな
レシヴァだと言ってるしHの時に硬直したし
んでリーダー=教祖になって意図しないまでも教団はテロ起こす
カルト擁護みたいなもんじゃん
639 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 10:17:39
>>636 推察は出来るが
物語としては、リーダーが自殺でなく他殺されたい理由が
あまりにも表現されてないというのは
穴といえるよ
ま、穴が気にならないほど
リーダーは詭弁なヤツに描かれてるけどさ
リトピーについては、
言うまでもなく自分の感想だけどw
わざわざそう言う理由は何だろ?w
何か不快だww
640 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 10:22:22
>>635 そうだよ。この本自体が洗脳本。
続編の最後で「洗脳ってこんな風なんですよ、自分だけは大丈夫と思ってたら
いつのまにか嵌ってるから気をつけてチャンチャン」と来ると思う。
オウム真理教も村上教も似たようなものだね。
尊師の言葉ならどんなに荒唐無稽でも有難がって受け入れるんだから。
まだ騙されるかってw
賢明な人は最初から近づかないし買わないし読まない。
でもそれだと批判もできないけどね
642 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 10:35:08
別に賢明でなくても村上本好きで読んでいても
有難がって受け入れるやつが多いなんて到底思えないけど
643 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 10:55:00
宗教ってのは物語で人を動かすと言える
読む者は、物語が中に埋め込まれてある差し示す方向を無意識に取り込んでいく
もしくは、こう言った方が適切かもしれない
物語を読む事で
自分の中の形になっていない漠然としたものが、形となる
その形になる過程で物語の方向や目的に多大に影響される
だから、理解したものを違う視点で見るのは物語にのっとられるのを防ぐ
天吾がしたように
自分が分からないウチは
他人の物語を使って自分を探し
自分を見つけたら自分の物語を生きなければ
他人の物語を生きるカルト宗教のままで終わってしまう
フカエリの描いた物語を理解し描いた事で
いい影響を受け天吾が自分を見つけ自分の物語を書き出し
リーダーと話した青豆は他人の物語の中にいて
自分の物語を見い出せないまま死を選ぶ
物語は読む者を育む事も
破壊する事もできる
644 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 11:19:08
リトルピープルってのは遺伝子のこと。
「人間は遺伝子の乗り物」とあるし『利己的な遺伝子』を知ってる者なら
ぴんと来るだろ。
>>638 だから要旨は「誰もが意図せず犯罪者に成りうる」事であって
それは擁護でもなんでないでしょ
646 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 12:01:34
ふかえりはみん脳内で具体的なモデルを持っているみたいだけど、
青豆は?
私は途中から指揮者の西本智実さんのイメージで読んでいた。
648 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 12:19:12
青豆はのっぺりの地味顔だと思う。
649 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 12:19:22
またこの本の謎解き本が出るんだろうな
パズル小説はもういらんよ
青豆はアジア系のショーモデルみたいな感じを想像した
「1Q84」の中に春樹が自分に対する批判をどう考えてるのか示す珍しい箇所がある
『物語としてはとても面白くできているし、
最後までぐいぐいと読者を牽引していくのだが、
空気さなぎとは何か、リトル・ピープルとは何かということになると、
我々は最後までミステリアスな疑問符のプールの中に
取り残されたままになる。あるいはそれこそが著者の意図したこと
なのかもしれないが、そのような姿勢を(作者の怠慢)と
受け取る読者は決して少なくはないはずだ。』
『この処女作についてはとりあえずよしとしても、
著者がこの先も長く小説家としての活動を続けていくつもりであれば、
そのような思わせぶりな姿勢についての真摯な検討を、
近い将来迫られることになるかもしれない』
>>そのような思わせぶりな姿勢についての真摯な検討を、
近い将来迫られることになるかもしれない
>>そのような思わせぶりな姿勢についての真摯な検討を、
近い将来迫られることになるかもしれない
自ブログの宣伝にくる奴が多いスレ・・・・嘲笑われるのも知らず
>>600 >確かに青豆の手にかかった奴らはDVやレイプはしたかもしれんがそこまでされんでも?
あなた男でしょ。レイプやDV被害者が受ける底知れない被害を
全く、全然、毛筋ほどもわかっていない。
とりわけ若年で被害者になった場合、その生涯が根本的に
変えられてしまいます。
たとえ事件が公になり、法的な解決をみて加害者が罰せられ、
身の安全が確保された場合でも、それでも被害者達は
誰にも見えない傷を抱えて、生涯、苦しみ続けるのです。
暴力的に突き落とされた深い深い闇を、
人生のどこかで完全に超克できる人は、むしろ稀といっていい。
嘘だと思うなら、
そうした事件を扱う女性弁護士の事務所を訪ね、実態を学びなさい。
男性弁護士では駄目ですよ、あなたと根は同じだから。
天吾もリーダーと同じ形態でふかえりをレイプしたので
青豆は天吾も殺さないと
>>655 30男が17才なんて犯罪だもんね。
主人公二人も他の人らも今回のは誰もかれもが皆邪悪。
唯一普通なのがNHK集金員だけ。
657 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 13:26:15
>>654 だよねぇ
レイプとかされたら
殺したくなるのが心情だよ
実行するかどうかは別として
男性の場合は、
誰かにチンコを切り取られたと考えてみたらどうでしょ?
658 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 13:26:16
>>652 読者の想像に任せるのもいいけど、
たまに、作者なりの解釈を教えてほしいときがある。
本編でなくても、後々のインタビューでこっそりと。
>>654 ネットにもあるよ、被害者のサイト。
じぶんの体験をかいてある。
661 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 13:38:27
大村看護婦の髪に刺さってたボールペンはどこいった?
662 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 13:41:01
天吾の父は部屋を移されたあとどうなったか何も書かれてなく
天吾は電車に乗って帰っとるw
死んではいないって事かな
父の扱いひどい
海が見えて二人部屋で介護付き施設なんてどんだけ高額か
春樹は現実知らなすぎ
他の誰も皆金の苦労がなくバブル時代とは言え都合よく行き過ぎ
665 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 14:04:21
そういやみんな金持ちだなw
666 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 14:08:48
>>635 そう話すことそのものが
リトルピープル的なモノ・・・・ ?
667 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 14:12:57
妻と私も、 同じ事、 思ったんだけど。ふかえりって、エヴァンゲリヲンの 綾波 レイみたいだと思うんですが。
村上 春樹をして、あのキャラクターは、綾波 レイしか、思い浮かばないんですかね?
>>654 被害者の心についてはおっしゃるとおりだが、
それと青豆のやってることを正当化するかは別の問題だな。
今のわれわれの社会では復讐も私刑も是認されていない。
レイプで復讐殺人は気持ち的には分かる
でもそれだったら通り魔とか尼崎電車事故とか池田小とか
裁判無しでも復讐されていいと思うやつらはいくらでもいる
何でレイプに集中するのか
671 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 14:33:37
女性的視点の暴力だからかなw
生き地獄だからじゃない?
死んだ人ももちろん可哀相だけど。
遺族はまんま生き地獄
674 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 14:48:41
法を犯してないのは
天吾父だけか?
天吾は隠れてリライトしたけど法には触れてないかな
でもフカエリとセックスしたな
あんまりセックスと呼べる代物じゃない気もするけど
お払いのために未成年とセックス
レイプ犯を殺す
>>669 正当化は別問題だし
法には触れるが
小説なんだから法律の話しとは別問題だ…
じゃあ何が問題なんだw
675 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 14:58:53
多義的に交わったんだよ
性交はそれを単純化してるだけ
リトルピープルどもは天吾をリーダーに据えようと画策する
フカエリのマザもまだ「さきがけ」にある
天吾は青豆と共にフカエリを助ける旅に出る
そして満州へ
676 :
674:2009/06/23(火) 15:03:55
映画でスマップの中居が
殺人を犯したら
中居は逮捕される。
それはスマップ草薙が
公園で裸になったら
逮捕されるのと同じだ。
何が問題なんだw
677 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 15:04:18
>>667 ばあいによる。あくまでうけとりかたのもんだいだから。
678 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 15:10:00
679 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 15:10:43
>>675 満州で馬賊になった天吾は
モンゴル高原を制圧、青豆はうらで為政者を暗殺、
天吾と青豆は毎日羊の肉をくっては交わった
やがて誰いうともなく彼らは「ジンギス飯」と呼ばれるようになり
二人は中国もほろぼしてまた旅に出る
そして中東へ
680 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 15:12:21
天吾とフカエリが観念で多義的に交わったから
未成年とのセックスじゃないとはいえない
青豆が正義のために人を消したから
殺人じゃないとはいえない
都合のよい方だけを見るのは老婦人の正義と同じ事だよ
>>678 レイプ被害者も遺族も
「どうしようもない傷み」に苦しむ日々を過ごす。
終わりの無い地獄の苦しみ、は同じ。
682 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 15:18:34
>>676 現実と映画を混同しないように。
現実が月ならば映画はもう一つの月。
683 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 15:28:00
>>676 有能な弁護士が必要だなw
架空の世界のヒーローは
悪者を倒しても逮捕されない
何が問題なんだw
>>681アホか
遺族は時間が経てば立ち直れるんだよ、所詮他人なんだ。
レイプ被害者は一生を破壊される。
>>684 まず自分の子供を産んで、その子供が殺されてから
言いな。
未熟者が!
>>679 青豆は中東で、混乱のイランに潜入した!
そして・・・
687 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 15:43:41
>>685 子供いるわな。
お前みたいなヤツが多いから日本は性犯罪後進国だとバカにされるんだよ!
689 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 15:45:10
ふと気づくと青豆はタングス砂漠でタリバン達と戦っていた
なぜか手に握られていたのは南部式
青豆の頭の中にメロディが流れてきた
それは月の砂漠
そしてアフリカへ
690 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 15:47:12
間違えたお サラグス砂漠だったお
691 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 16:02:19
心の傷や痛みは
当事者しか分からないよ
他人が共感出来なくて当たり前
共感や理解は
傷ついた人が持つ欲求かもしれないけどね
共感や理解が出来ない人に分からせる方向は
結局、当事者になれよってなるから、自分がレイプ犯になるようなもの
青豆が殺人したみたいに
癒える方向じゃない
傷を持ち共感出来る人しか受け入れない状態を作るから
自分の傷を持ち続けて
自分が回復するのを妨げるし
悪循環なんだな
まあ、共感してくれるカウンセラーとかなら傷を癒しせるかもだけど
傷を共感しあっても馴れ合いになるだけであまり回復しない
ある時期にはそれも必要かもだけどね
でも、いろいろ大変だった人の自助サークルみたいので
人の話しを聞いたり自分の話をしたりするのがあるけど
人の話には意見しないのがルールだったよ
実際、自分を理解できるのは自分だけ
他人はその補助みたいなものだから
692 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 16:17:32
共感って言葉を辞書から無くせよ
あまりにも貧しい頭
693 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 16:26:54
男性は共感の機能が乏しいらしいよw
女性は子育てとか、相手を
共感したり理解して育む能力がいるけど
男性は社会にでて
出世のために他人と
戦わなければいけないからね
共感してたらライバルに仕事とられて生活できなくなる
けど
なくすべきものじゃないよw
女性的な会話の仕方(共感、理解)と
男性な会話の仕方(議論、戦略的)は
真逆だと言えるけど
両方使い分けられたら便利だと思う
女だけど他人に共感を求める、期待するやつはきもい
人間関係に共感は大事だけどそれと自分から「求める」のとは似て大違い
695 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 16:51:17
トラウマある女性たちが村上教信者になりそうだな
村上春樹はロン・ハバートかフランク・ハーバートみたいに
著書によってカルト教祖になれるか、洗脳は可能か
試してんのか
小説って、作者と共感するもんだろ?
697 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 17:49:48
>>694 共感されたいとかは
普通の欲求だと思う
でもあえて言わず相手を立てるのが日本人の奥ゆかしさかも?w
度を越して共感を押しつけられたら嫌だけど
相手から共感されたいと思われるのは私は別におkだ
698 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 18:13:10
>>696 小説は作者に共感するものだろ?と共感を求め
共感だけじゃなく人それぞれの読み方があるだろ?と共感を求め
共感得られず
我ひとり
意見の均衡を思う
699 :
ランゲルハンス島:2009/06/23(火) 19:09:37
大体、倫理が崩壊している世の中でモラルという神話にすがるだけでは何も救われないだろ。結局、加害者が受けるべき痛みは露骨なものでなければ、効きやしない。
犯罪者は相手の痛みを知り、やめるという選択は選択肢として存在もしていない。利己的な悪に利己的な制裁は罪にならない。
青豆は悪ではない。
一番は法で裁けるならいいけどね。穴があるのは法。
700 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 19:26:51
制裁はいいけど無法地帯では抑えがきかず過剰の上に過剰とエスカレートする
可能性あり。
一人でやってるだけならまだしも集団になると被害妄想まで加わって
行き着く先はテロ。
正義感たっぷりに鬼畜なことやってるカルトをやっつけるつもりが
知らぬ間に自分らがカルトになっているという。
701 :
ランゲルハンス島:2009/06/23(火) 19:34:34
世の中、相反するものが常に存在する。
だからバランスでしょ。
702 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 19:36:55
絶対的善悪は存在しない
善悪的絶望が存在しないようにね
703 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 19:39:43
絶対的バランスは存在しない
絶対的絶望は
希望も存在しないし絶望も存在しないようにね
704 :
ランゲルハンス島:2009/06/23(火) 19:42:05
そうなると、やったもん勝ちになるね。
705 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 19:52:40
絶対的法律は存在しない
絶望的人間が存在しないようにね
706 :
ランゲルハンス島:2009/06/23(火) 20:01:59
だから、法に穴あるって言ってるだろ。
加害者以上に被害者に、わざわざ塩をすり込む事を言ってる奴がリトルピープル的な存在だ。
ビック・ブラザーを産み出す、予兆がリトル・ピープルじゃなかろうか。
絶対な善悪は無いなんてテーマは昔からあらゆるところで語られてきてると思うが
それを今さら小説にしてもねえ
腑に落ちる回答なりを提示できてるならともかく、放っぽりだした格好じゃないか
春樹はもう、社会問題には首突っ込まなくていいよ
幼稚な深読みと種明かし合戦なんかが起こらない、
ひたすらエロくて甘美な恋愛小説書いてくれ
710 :
ランゲルハンス島:2009/06/23(火) 20:22:18
リトルピープルは歪みが発生するとそれを利用して、表に出る。物事から離れた場所から操作し、見物してる厄介な存在。
チャンネルが無くなっても変わりの歪みを探して不滅的に現れる。
711 :
ランゲルハンス島:2009/06/23(火) 20:24:40
追加するなら、それが遺伝子に組み込まれてるって事。
さきがけが例のカルト教団という見方が大方だろうけど
「この老婦人は女性信者を集め青豆を仕事人に仕立てて自分たちに都合の悪い
人物をポアしていたのです。怖いですねえ」という解釈もできる罠
713 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 20:27:32
いま読み終えた
1984年同時に存在しなかった言葉って何?
クラウンロイヤルサルーンとかメルセデスSクラスとか?
高円寺のマンション前に違法駐車されたワーゲンゴルフが先代モデル?
当時はゴルフTしか登場してない筈だが
714 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 20:27:48
現代の小説は携帯とかゲームとかに対抗できなきゃいけないって昔言ってたし
読みやすさとかは意識してるんだろうな
715 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 20:33:40
デビューした頃から文体を読みやすく、ってのは心掛けてると言ってたじゃん。
716 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 20:37:11
>>715 ここまで太字乱用やらもったいぶった点々の振り方はしてなかっただろ
生理も来てない様な女の子との性行為を書いた小説は
日本ユニセフ的にはどうなんだ。これはスルーでいいのかよ。
719 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 20:40:27
>>713 セレブって言葉はなかったような気がするな
まだバブル前だったし
720 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 20:41:36
721 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 20:42:43
絶対的リトルピープルは存在しない
絶対的人間が存在(ry
722 :
ランゲルハンス島:2009/06/23(火) 20:45:00
Book3以降が発売されるかどうかはわからんけど
『空気さなぎ』原案:深田エリコ、ノベライズ:川奈天吾、監修:村上春樹
は発売されそうだ。さらにネタ本『Q気さなぎ』も
724 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 21:15:43
>>710 ミームやユング集合的無意識みたいなもんじゃん
725 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 21:21:01
>>713 認知症じゃない?痴呆と書かなきゃいけないところ。
虚構の世界だから、
と堂々未成年者とセクするオッサンを描いたけど恥と思わない
だったら笠原メイも犯して終盤で夢だった事にすればよかったね。
728 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 21:40:19
未成年とセックスしてるおやぢは現実にたくさんいるからなあ
あんなもんで驚かねえだろ
>>668 ざっとブログ眺めてみたかんじでは長門に似てるってのが多かった
ハルヒ全然知らないからわからんのだけど
>>729 俺も長門が最初に頭に浮かんだ。
小松はセクシー部長の人
731 :
ランゲルハンス島:2009/06/23(火) 22:10:27
>>724 悪意は、個人の意識による。悪意の連鎖はまた別の問題。連鎖に乗る人間もいれば、乗らない人間もいる。発動しないエンジンもあるともいえる。
全て意識下というわけではない。
あくまで自分の考えだけど。
732 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 22:17:02
国境の南、太陽の?
733 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 22:31:55
謎は謎のまま残された
静かにBook3を待とう
30のオッサンが17歳に射精
何故か好かれていたしw
ハルキも年取って新鮮なオッパイ揉みたくなったんだよ
不細工な嫁しかいないし。
宗教絡めて意味深長に演出しても無駄。
今後、ハリーポッターみたいに一年に2冊ずつ出るよ。
次は「黒羽刑務所の囚人」
と、ハルキが言いました
30と17という年齢それ自体よりも描写の仕方じゃないかな…
ふかえりの肉体の描写でなんだかげんなりしてしまった
あと生理が無いから中田氏いいよとか
生理がないのはふかえりが実はry
青豆にとっても天吾の記憶のように、
人生をずっと支え続けるような記憶は
私にはないな・・・ひとつでいいからほしい。
>>740 記憶なんかより現実の方が健全なんだけどね。
旦那とか嫁とか子どもとか。
742 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 22:55:23
なんか、勘違いしてる人多いけど、青豆の殺人を物語で肯定してはいないだろ。
村上が河合隼雄との対談で言ってたように、正義を背負った暴力こそが一番タチ悪いのであって
それこそが、青豆や老婦人という、芯のある他人に流されない人物さえ殺人の道に進めてしまう
という怖さを書いている話じゃないのか?
青豆が魅力的に描写されるほど、最後に死が待っているという予感が強くなっていったんだが。
743 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 22:56:24
>>742 それは大前提。
わかってるけど、やっぱ青豆かっこいいよ。
ユング的に読み解く小説とかいいかげんやめてくれ
そんなものに興味ないわ
自分も>.743みたいな感想が一番真っ当で作者も喜ぶと思う
ところでメイを殺した犯人って判明したんだっけ?
小説や文学は心理学やら神話学やらなんやらの受け皿じゃないものな
ホテルにアイスピックを持ち込んだのは
どうしてボディーガードにばれなかったの?
持ち物検査されたんだよね?
フィジカルな感想は嬉しいみたいよ
エッセイか何かで書いてた
メタフィジカルな読み方して悦に入ってるのが多いからなw
セックスしたくなった。
755 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 23:55:03
756 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 23:59:41
ストーリーだけを追う読み方もあれば、提示されたメッセージを
深く読もうとするのもありだろう。
今回特にストーリー重視みたいなつくりになってるから、
敷居が低くなって大量のライト層を取り込んだ分、ラストの
展開の解釈の仕方で感想がカオス状態になってるね
>>756 うん
メッセージを深く読もうってのはいいと思うんだよ
ただ、何らかの体系的知識を使わないと解けない作法になってるとしたらそれは違うんじゃないかって言ってるだけだ
だとしたら、それは
>>748みたいにたとえば心理学やら哲学やら言語学の受け皿、つまりそれらの下位媒体に過ぎないわけだからね
1Q84がそうかどうかってのはまた別の話
「敷居が低い」とか「ライト層を取り込んだ」とか、村上ってもともとそんな難解な作品だったか?
勝手に難解にしてるだけじゃろ
俺にとっては難解だけどな。
象の消滅とか、いまだに夢に見るw
761 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 00:12:05
>>758 なんらかの体系的知識が読者にあれば、別の読み方ができるというのは
いいことだろう。というか、小説がそれだけで自己完結している必要などない
のだからね。
762 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 00:13:42
ふかえりは将来子宮頸がんにかかるかも
>>761 ま、そういう風に読者が勝手に自分の体系的知識で読むってのならいいけどね
春樹がそういう風に誘導してるとしたら悲惨だが
>>759 や、意外に難しいっていうイメージを持ってる人が多いってこと
なんかオチもないし、伏線も未回収だし、意味ワカランみたいな
オチたじゃん一応。
べつにハルキに嬉しい感想じゃなくったっていいじゃん。自分はハルキじゃないし
740みたいなのって2ch的にチラ裏って呼ばれてるんじゃないの?
ユングだろうと何だろうと面白ければいいと思う。
上のほうに出ていた実の父はリーダーだの奇数章は天吾の執筆中の作品説など
新鮮な解釈が見たい
>>763 >春樹がそういう風に誘導してるとしたら悲惨だが
複雑なテーマを持った小説だし、作者が読者に対してある程度の誘導はしているだろう。
しかし、村上さん自身がこの小説に明確な答えなど持っていないのだろうから
ピンポイントでコントロールするのは不可能だと思うね。
ミステリーじゃないから、解く解けないというのもおかしな話だし。
春樹は意味をあれこれ深読みするような読み方は望んでないみたいなこと
何かで言ってなかったっけ?
まあ読者の自由なんだけどね
769 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 00:31:19
>上のほうに出ていた実の父はリーダーだの奇数章は天吾の執筆中の作品説など
新鮮な解釈じゃなく誰でも考えたことだと思う
本人のインタビューでは「物語」が心に浸透して、そこに込められた思いが届くことを願ってるね。
自分的には今回はあまり心に染みなかった。
本来は暗喩の意味など考えることなく、楽しんで自然に自分の価値観が増えればいいんだろうが。
今回のはメタファー抜きで、面白さだでけでも過去の作品より評価する人も沢山いるのだろうか?
暗喩の意味とかではなく、テーマを掘り下げるような読み方はあるべきだと思うけどね。
とくに、この小説に関しては。
面白いから面白いっていう感想だめなのか
江国がなにかで読者に最初から最後まで読んでもらうのは
大変なことだと語ってたよ
読了してなんぼだろ
小説はよ
全然それでいいと思うけど、暗喩を理解しないと楽しめないと言う意見もあった。
なんか今回は引き付けられるキャラがいなかった。3人称にしたのも影響してるかもしれないが。
>>772 確か、J.アーヴィングとの対談だったと思うけどストーリーのグリップ力は
重視されるべきみたいな事を、村上さん自身も言っていたなあ。
1Q84もグリップ力が強くて、それだけにストーリーを追いがちだけど
それだけというのは、俺はつまんない気がするよ。
理想としては、テーマなど意識せず読めて、でも読後にはしっかり
テーマが残っているような小説なんだろうけどね。
>>773 たしかに今回キャラが弱いね。
勝手に動き出してる感がない。
つねに作者の目を感じる。
776 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 01:07:16
で、おもしろいの。おもしろくないの。どっちなの。
777 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 01:11:56
book1はエンタメとして読んで面白かった
2はなんか、「・・・・ん?」って感じで終わってしまった
エンタメめいたストーリー展開が主軸(?)なので読みやすいことこの上ない。
が、正直自分も物語が心には染みなかった。
何やかんやと皆解釈してるけど、だから?って感じ。
小説はそれぞれがそれぞれに好きなように読めばいいのだけどね。
作者が込めた思いはわかるが、物語の強度が弱いというか、容易い気がしてしょうがない。
エピドード群のつながりが希薄というか、手を広げすぎというか。
今までの作品はもっとパワフルだった。
天吾と青豆の物語はせつないけどね。
だったら、もっとそれに注力したほうが良かったよ。
780 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 01:13:18
>>776 面白い
が、まだまだこれからだ って感じがする
色んな要素のある小説だから色んなことを思ったけど、
結局一番強く印象に残ってるのは、やっぱり自分も青豆の天吾への想いだった
純愛小説としても成り立ってるから、これだけ売れたんだろうな。
>>778 消えたふかえりは!?
ふかえりの両親の消息は!?
リトルピープルとは!?
「さきがけ」内部でなにがあったのか!?
謎の宗教団体とは!?
青豆はリーダーと対峙できるのか!?
青豆と天吾は再び出会えるのか!?
・・・とかbook1でばら撒いといて最後あれだからなw
どうせならあゆみ死亡も1巻に詰め込めばよかったのにww
>>782 しても、というかはじめから春樹自身が二人の出会いに絡めた話を
書くつもりだったんでしょ
785 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 01:30:57
>>777,780
Thanks
万延元年読み終えたらかうわ
「個人的な体験」は染みたな
>>785 万延元年のフットボールのあとに1973年のピンボール読むのもいいよ
全然違う内容だし大江ファンは気に入らないだろうと思うけど
788 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 03:09:06
>>767 >しかし、村上さん自身がこの小説に明確な答えなど持っていないのだろうから
なんでそう言えるんだ? 作者だぞ
キッチリ終わりまで計算できないで「書き下ろし」て出すのかよ!?
789 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 05:49:48
残念ながら僕には年上のガールフレンドなどいない。
自慰でもして寝よう。
790 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 05:52:47
牛河の人生を1冊書いてくれないかな
791 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 05:57:59
アオマメはしんでいない
ふかえりはドウタ
リーダーのこうけいしゃはテンゴ
792 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 06:01:57
多義的に交わった
793 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 06:12:43
>>790 春樹には無理だから車谷長吉か浅田次郎に頼め
花村萬月でもいっか
今読み終わった。
自由から逃走する人々の心がリトルピープル。
彼らがつくりあげてきたのが独裁者。
大昔の王であり、資本主義社会に入ってからは
ビッグブラザー(=スターリン)、そして近年日本ではカルト宗教家。
空気さなぎはその誕生のための世の中の空気(の前段階)。
だから「まゆ」ではなく空気そのものが主体の「さなぎ」。
文学はそのワクチンの役割を果たしたが、
最後ドウタのふかえりと交わり、天伍が次の危険な独裁者に選ばれる。
そして第3巻へ。バカ売れしたノルウェイの森が87年だから
それも絡めてるんじゃね。
と思った。
すごっ。
読み終わってすぐ?
なんで自由から逃走するの?
「1Q87」まで続くの? そうかなあ
自由からの逃走 フロム
でググれ
>>791 そうだよ、そしてそれからが
わからない
>>796 はーい。いまスレの前の方ずっと読んでいた
>>775 に少し共感したかも
>勝手に動き出してる感がない。
>つねに作者の目を感じる。
なんかね、人物はしっかり生きてるのに動いてるのに
ふっと作者の解説が聴こえたり動かされたりしてるみたいな…
そんなふうな感じがするときがあった
フロムぐぐります
春樹ってのはすべてが駄目だった作家で終わりそうだね
800 :
794:2009/06/24(水) 07:11:01
空気さなぎの養分は汚れなき純粋なもの。
だから初潮前の女の子がさなぎの中におり、
空気は成長する。
それは「聖戦」や「純血主義」
宗教やイデオロギーの「原理主義」の名のもとに
人々に蔓延する。
あるいは100%混じり気なしの「純愛小説」という名で。
とさっき書いてて思った。
801 :
794:2009/06/24(水) 07:25:51
より個人のところで家庭内DVが扱われる。
人々はなかなか自分からは逃れられない。
典型的なのが環。
主人公2人はそこから自ら逃れた強靭な意志の持ち主。
10歳そこそこで家庭を捨て孤独な人生を歩んでいる。
金持ちばあさんはそうした悪をテロ的に退治しているが
それは対処療法で根本的な解決にはならず、
リトルピープルは新たな空気さなぎをつくり
新たなリーダーを産み出していく。
リトルピープルの前に警察が無力なのの象徴があゆみの惨殺。
(ここから先は続刊)
それでは人類にとってやっかいなリトルピープルを
退治する方法とは?
802 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 08:50:33
803 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 08:54:06
>>801 >主人公2人はそこから自ら逃れた強靭な意志の持ち主。
逃れてる?
逆にまんまと嵌められてると思うけど。
逃れられてるのは天吾父だけな気がする。
凡庸でい続けられる人が一番強靭なんだよ。
孤独だ何だと自意識強すぎるやつがLPにやられる。
804 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 09:28:13
私の他に、比喩的に月が2つある世界に住んでる読者はいる?
リトルピープルが何を指すのかはともかく、
彼らがここで果たした役割は純愛物語であるにも拘わらず主人公の30歳作家志望フリーターと
17歳女子高生(のドウタ)の性行為を正当化したこと。
言ってみればダッチワイフ業者。
806 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 09:51:30
フカエリの書いた「空気さなぎ」が、
リトルピープルの通路を逆に辿るために空気かなぎを作り、
開けるところで終わっているから
続編は
フカエリが通路を通ってリトルピープルの世界に行く
天吾はリーダーにはならないくて小説家になって
青豆はその小説を読み、命が助かる
って思うわ
青豆は月に願いを託したから
自分の意思で1Q84に来たけど忘れてるだけ
っていう感じする
天吾と青豆は二人でひとつだから
太陽が3つ出てるよ
808 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 10:14:13
全体の流れが中沢新一臭がプンプン。
文化人類学者ということで戎野先生が中沢か。
中沢がオウム真理教の(精神的)黒幕と言われたように
「さきがけ」の黒幕は戎野だな。
戎野、行方不明になってるし。
ふかえりがドウタと知った上で保護者になっていると思う。
809 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 11:52:20
とりあえず
グリーンピースを食べ
白ワインを飲んだのは私だけか?
810 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 12:03:43
しかしすごい売れ行きだな。
「海辺のカフカ」のときは三十万部くらいじゃなかったっけか?
そもそもキズキが何故自殺したのかよくわからない、難解だなぁ。
813 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 13:15:00
スレチじゃんwww
>>804 比ゆ的じゃなく実際に月は何個も見える。乱視ひどいから
ブレてるだけか
815 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 14:10:53
>>372 オマイラ釣られすぎw
ねじ巻き鳥を書いた時点で、春樹は「泥棒カササギ」を聞いたこと無かったんだぞw
三島の豊穣の月意識してるような気がする
つまり作家人生の総決算
出来は雲泥の差だけど
>>817 作家人生の集大成となる作品が、これだもんなあwww
「アンダーグラウンド」をやったことで、
社会的なテーマへの挑戦権を得たわけだが、残念ながら・・・
もう返上して欲しいよなw
820 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 14:18:27
社会的なテーマは向いてないよね春樹は
むしろ、個人を掘り下げることで、結果的に社会的時代的なものも必然的に露わになる、というのが資質だよこの人は
だからねじまき鳥以降の作品は面白くない
822 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 14:35:32
やっぱりハルキも団塊世代なんだよね。
教養ある団塊はどっち派であろうがニューエイジや対抗文化や反体制
なんかの問題から離れられない。
オヤジの証拠。
823 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 14:38:05
何故1q84だけがこうも…
825 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 15:09:27
だけじゃないし。
安西水丸と和田誠の本アマゾンが宣伝。青豆とうふ。
便乗売り?
826 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 15:16:09
書籍の発行部数って、水増し発表が多いんだよw
東野圭吾が「すばる」かなんかのインタビューで言ってた。
新潮社が正直に発表しているとは思えないんだがw
今回は部数どうのよりも消費スピードが速すぎ・・
まさに台風並み。ただでさえ高くて重いハードカバーで
好みが死ぬほどわかれそうな村上作品。誰がここまで売れるって予想したか・・
メディアが一丸となって煽っても売れないものは売れないけど、
1Q84はぴったりはまったね。韓流ブームの再来のようだよ。
828 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 15:32:00
ネットで昨年のノーベル賞の発表をドキドキしながら見てた人、ここにも沢山いるだろうけど、
途中回線が切れたり大変だった。
今年は1Q効果で尚更繋がりにくくなる悪寒orz
ビッグブラザーの出る幕はないと言われても現実世界で独裁政権はなくなっていないし
実際そういう国に生まれてしまっていたら、やはり監視され自由を奪われながら生きるしかない。
「1984」で提示された問題は全然解決されていない。
一方日本ではこの年に例の教祖がヨガ団体を発足させていたんだね。この時点で青豆があれを
やっていれば、松本も地下鉄も起こらなかった。でも現実には… つまりリトルピープルも
反リトルピープルも動かなかったし月は一つしかないわけで。
何が言いたいのかよくわからないというのが本心だが、あせって買ってしまった以上意味ありげに
さすが春樹は面白いなとコメントするしかないです。
>>828 ノシノシ
去年よりもカフカ賞後の06年が凄かった
脱力感が半端なかったw
ノーベル賞なんて、とれないってw
>>829 >やはり監視され自由を奪われながら生きるしかない。
だったら、携帯電話とインターネットが普及してる2009年を舞台にすればいいのにw
なんで、携帯もインターネットもない1984年が舞台なんだよお。
オーウェルの1984年によっかかっただけで、現代性がゼロじゃんw
春樹が書けるのは、1980年代か、それ以前の日本であって
1990年以降は、まったく書けてないよw
カフカでも、携帯電話が使えないように巧妙に回避してるしw
ミクシでも、携帯をいかに小説で扱うかについて意見があったな
今作も、電話が話をすすめるキーになってるって意見もあってなるほどって思った
ねじまきなんかも電話がとっかかりになってるし
>>834 だから「電話」が主要な通信手段だったのは、1990年代まででしょうがw
2000年代の主要な通信手段は、インターネットと携帯電話。
この二つが存在しない1984年を舞台にして、
同時代性のある小説なんか書けるわけないっつーのw
というか、春樹は書けないから、1984年に「逃げた」のでしょう?
まあ細かいこと言えばヒトラーをヒットラーと表記しているのがまるで
戦前か戦中の日本人だわ。
「ヤナーチェック」も普通はヤナーチェクだろ?
「ッ」を入れるのって字間を空けて読みやすくする工夫?
最新の流行だったりして
ちょっと変わった名前の予備校の教師なら、ググれば、すぐわかるだろうにw
838 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 17:18:05
>>836 ッ入れるのがそんなに変?
30年前くらいは全部入ってたと思うけど。
>>836 所詮外来語の表記の揺れでしか無い。
意味は通る。
それでお終い
840 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 19:57:59
猫の町がなんともよかったなあ
比喩的に猫の町に行った人いる?
841 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 20:11:32
>>826 145万部だし
書店で実際にどんどんハケてるし
売れてることに関しては疑い無い
ありがちな国語問題
「空気さなぎ」の空気と同じ用法を次から選びなさい
@空気嫁
Aエア・ギター
B緑色の月も大気で覆われていますか
Cえっまだくう気?
>>817 >三島の豊穣の月
へー、そんな作品があるんだwww
846 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 20:50:00
>>842 うーんAかなw
理由は、ドウタが観念的多義的と言うことは、
空気さなぎも観念的多義的なものという事になるから
Aのエアギターと同じ思った
>>844 ほう
お払いした?
ふかえりとエアセックス
848 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 20:55:47
あ、間違えた
多義的なら答えは全部に
なってまうな
多義的ってのはドウタとのセックスの意味の事だから
ドウタ自体は多義的じゃなく観念的なだけだな
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850 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 21:03:33
観念的なドウタってなんか
生き霊みたいな感じだなあw
>>845 そもそも最初の20万部、18万部が嘘でしょう。
過去の他のベストセラーと比較したら
最初が13万部、12万部いうところで、いまは30万セットぐらいだな。
カフカよりは売れるだろうなとはおもってた
ここまでとはおもわなかった
853 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 21:43:54
今回は、説明が多かったな。気合が感じられた。
源氏物語だっけ。あれが長々と出てきてウケタ。
あれ読んだ人いるの?
854 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 22:08:00
面白かったけど、えっ!これで終わりなのって思った。
後は想像するしかないのかな
結局、何処に消えたのか分からないキャラが大杉
続編読みたい、絶対おもしろく無くなるだろうけど
855 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 22:08:00
はいはい
とりあえずリトルピープルに絡めれば何やってもいいんでしょ
856 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 22:08:00
857 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 22:09:07
>>853 飛ばした。あそこいるのかな?
英訳どうするんだろう
>>842 空気さなぎは何かの言葉遊びかと思っていた。
電気うなぎとか、(ス)クール水着とか
859 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 22:11:21
ふかえりは新垣結衣似の少女だと想像してよんだ
860 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 22:14:15
平家物語の英訳本なんか普通にある
861 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 22:17:21
何回かちんこが勃起した
862 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 22:21:15
青豆の兄貴が後半出てくるかと思ったが何も無かった
863 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 22:22:34
青豆なんて姓の人は本当に日本にいるの?
864 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 22:24:16
セックスシーンを忠実に再現してドラマにしてほしい
毎週濡れ場のある
865 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 22:27:24
青豆がやりまんだったのが嫌だった
866 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 22:28:52
途中の天吾を援助したいとか言いに来た
さきがけの使いのくだりは必要なのかった
青豆が最後に口にした言葉は「天吾くん」ではなく「天国、ん?」だった。
彼女があちら側に行って目にしたのはドイツシェパードとリーダーと
環とあゆみと、そしてDV男の面々であった。
「私のしてきたことはいったい何だったの」
やりまんになっちゃう女性なんていつものパターンだろ
クミコもクレタも、佐伯さんも
871 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 22:53:30
主人公に都合のいいやりまん
作者の願望
ダヴィンチのプラチナ本1Q84だったらいいな
今回の話しは下らなかったな
リトルピープルが遺伝子的なものなら、
自分の子供じゃない子を育てるのも、逆らってるな
知り合いの女が
村上春樹の小説って、男に都合のいい女ばかり出てきて
主人公は大抵やれやれとか言ってるだけでちっとも戦わない男なんだよね
って言ってたが、今回のも概ねそんな感じ
仕様です
春樹的にはたぶん天吾が父親ときちんと向かい合って本音を話すシーンだけでも
自分の過去やコンプレックスと対峙して闘っている、という認識
878 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 23:30:56
天吾とふかえりは兄弟って事で良いんですか?
>875
カフカ以前は、主人公自身も必ず痛い目に遭ってはいたからまあ許せた。
しかし天吾は酷い
口では綺麗事並べながらも他人のシナリオに乗っかって詐欺に便乗。
オマケに未成年者を泊めて中田氏
最低なクズ主人公
ボケた親父相手に子供じみた告白したのが闘いか
やれやれ。。
>>879 人妻のガールフレンドを失っているじゃないか
まあ、人妻と不倫してフェラチオされまくってる奴だから
17歳美少女とできるんなら当然やるよな
で、俺は結局青豆が好きだあとか最後に言ってるの
どういう奴だよ
884 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 23:45:26
後は読者の想像に任すってシナリオが多すぎる
謎か多い
読み終わった読者に残す謎は青豆が死んだか生きてるかこれくらいにしてほしかった
>>875 今回特に天吾の立ち位置が青豆と否応なく対比される上に、
DVやレイプというデリケートな問題を扱ってるから、そういう
印象が目立ってしまうよね。感想の中でも女性の書かれ方が
ありえないって意見もいくつかあった。まあザ村上春樹作品と
してはごくあたりまえな作風なんだけどもw
886 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 23:54:19
人妻のガールフレンドは何だったの?
887 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 23:55:11
青豆は顔をしかめた
青豆が顔をしかめる度にクシャおじさんの顔が浮かんで困る。
889 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 00:06:49
イクワヨ
892 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 00:18:54
>>877 自分は天吾と父が話してるとこ
割りと好きだけどね
なかなか親に本音を話せなくて、
ボケてからやっと話せたところがしみじみとして
死にかけの親に話しかけるところがなかなか重い感じするし
日本人はああいう時しか本音話せないかもよ割りとさ
安西水丸に「ふりかえりおじさん」って本があるけど
ふかえりの名前はここから思いついたのか?
894 :
ランゲルハンス島:2009/06/25(木) 00:36:19
天吾みたいな不倫してる人も、ちらほらいるよ。
話聞くと、奥さんが旦那に相手してもらえないからって、未婚の男とお互い割りきってる関係とか、職場不倫とかさ。
外野から眺めるとけっこう滑稽なんだよ。
事情はともあれ、中には喪失感を埋める為に必要な人もいるのかもね。
895 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 00:50:58
>>875 だって「酷い天吾」に設定するのが目的だもの。
天吾は次代のリーダー=教祖。
自覚ないままにカルトへ向かってる。
896 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 00:52:45
>>794 にほぼ同意。
個人的には、「カフカ」よりは、おもしろかったよ。
>>895 もうグチャグチャだな。
その先に見えるのは何さ。
人生色々、時には知らずに悪いこともするけど、俺たちはいつだって真摯だったってか。
最後は皆マリア様に許しを乞うてハッピーエンドってオチか。
これが文学か?
すごい売れ行きだな。
イスラエルでのスピーチが絶好のプロモーションに
なったことは間違いないな。
900 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 02:28:09
順位 苗字 世帯数 フリガナ
44663 青豆 13 アオマメ
33525 川奈 23 カワナ
775 深田 6145 フカタ フカダ
11441 戎野 147 エビノ エビスノ
107 小松 42086 コマツ
35 村上 90505 ムラカミ
901 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 02:53:59
アオマメはいきている
902 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 02:54:41
あたらしいリーダーはテンゴ
今日読み終わった。
なんだかなぁ、『で?』みたいな感想。
これ3巻4巻って続くの?
いちお村上作品全部コンプで読んで来たけど、、、
自分やっぱりピンボールとか昔のやつが好きだわw
人妻と不倫も17歳とエッチも何もかも、わけのわからない宗教がらみで「そういう話なんだから」
結局は天吾って美味しい思いしかしてないじゃん。
人妻を失った時もさほど悲しそうでもなく。
何が起きたのかは知りたがってたけどな。
何かっていうと子ども時代に集金に付き合わされた恨み事ばかり。
こいつにはなにひとつ共感も同情も湧かない
906 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 07:24:09
>>900 キズキ、ネズミ、ボク
この辺もいそうだな
907 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 08:24:59
>>898 >俺たちはいつだって真摯だったってか。
↑これこそがカルトに嵌って犯罪おかす信者の心理なんだよ。
天吾がそうなっていくのを狙ってる筋書き。
続編では、何のつもりもなくカルト教祖になり
何のつもりも悪意もなく「真摯なだけ」でテロを起こし
そうなっていく天吾が出てくると思う。
それを救えるのは青豆だけ。
新宿中村屋でカレーを食べないなんて
何であのゴムの木が気になるんだろう?(ゴシック)
タマルがベジタリアンの猫に食わせているかも知れないという危惧が青豆の心をよぎった。
二つの世界が交差して・・・って「世界の終わり・・・」
を髣髴とさせたけど、最後の空気さなぎから青豆さんがでてくる
っていう結びつきだけで終わったのには、心底がっかりした。
こんなに引っ張って、これ?って哀しくなった。
昔のばかりがいいと主張する気は毛頭ないけど、
やっぱり暴力とSEXは、そこそこにしておかないとと思う。
911 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 12:10:57
タマルはベジタリアンの猫から
ゴムの木とネズミを交換し飼っていた
タマル「ネズミをみたら、全力をあげて守ってやらねばと思った。
それが役割だからだ
一度役割が決まるとry」
912 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 13:07:53
ここ何作かの春樹は文章を削ぎ落とし過ぎだと思う
ねじまきぐらい脂肪のつきかたが個人的には好き
913 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 13:20:23
個人的にはアフターダークあたりからやっと話しが見えてきた
それまではなんか…
面白いとは思うものの何かが合わなかった
914 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 13:40:09
915 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 13:41:38
タマル「ゴムの木は、イチジク属の木だ。だからイチジクと同じで、分かりやすく言えば、実の中に花がさく。
そういう花は、壁に囲まれた卵みたいなもので、そのままじゃ受粉しない。
で、どうするか。
イチジク科の実に卵を生む、イチジクコバチという特殊な蜂がいて、
そいつが、小さな穴から実の中に入って、実に卵を産み付ける。
その時、蜂が受粉してくれる。
蜂の卵は実の中で育って、蜂の子は実を食べるが、実の中の種は残す事ができる」
青豆は少し考えた。「その話のポイントは何なの?」
タマル「ポイントはとくにない。さっきゴムの木の話題がry」
916 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 13:46:19
村上作品に出てくる女性って何で皆メンヘラぽいの?
村上春樹ってメンヘラマニア?
若い頃に付き合って大好きだった女性がメンヘラだったんじゃない
918 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 14:55:53
1Q84を読んだ人専用。 [文学]
X JAPAN THREAD SHOCK #535 [ヴィジュバンド]
★> 村上春樹作『1Q84』BOOK3 <★ [文学]
X JAPAN THREAD SHOCK #536 [ヴィジュバンド]
松本人志・高須光聖の放送室 面白フレーズ 7枚ダー [ラジオ番組]
どういうことこれw
>>915 そこ、同じとこ注目したよ。
1Q84ではそんな風な、この物語はこう書いてますよという案内のようなのが
あるような気がした。
これって道しるべ?と感じたけど…ふーんって思っただけ。
920 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 16:23:22
>>919 青豆はゴムの木、天吾は大村看護婦の髪に刺さっていて消えたボールペンを気にしていた
ゴムの木の実には特殊な蜂が必要(日本にはいないが)
髪にはボールペン(消えた)
青豆は特殊なアイスピック
天吾はボールペンで小説を書くシーンがある
ふかえりは空気サナギの通路
穴と穴に入る細いもの
性器もその構造(セックスとイチジクとイチジクコバチの関係)
老婦人が話した、つばさの子宮が破壊され卵子が出てこれない事
観念的世界の壁に物語を通して通路を作る尖ったものの象徴(?)のボールペン
とか連想したが何かまとまりがないなー深読みしすぎな感
921 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 16:25:29
3出るの?
922 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 16:59:10
カフカがピークだったな。
アフターダーク以来駄作続き。
なんでこんな評価されてんのか激しく疑問。
三人称を使い、数ページで二人の主人公が入れ替わるので
物語に入り込む事ができなかった。
924 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 17:30:35
>>922 そういう人多いのかな
アフターダークから何が変わったんだろ?
駄作と言われる理由が具体的に分からない
主人公が女の子だからか?
アフターダークから
物語の路線が変わったのかなあ
リトピーによってw
925 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 17:44:31
傑作
926 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 17:59:21
「やれやれ」は英訳するとyou are welcome.
でいのかな。
927 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 18:00:09
ネタが尽きた!
今作はとにかく軽い
テーマやストーリーが陳腐で凡庸、収拾がついていない
ねじまきなんかでは戦争を扱っていたけど、そのどす黒い狂気の有様を
独自の表現で描写できていたけど、今作にはそのようなところが見当らない
ぼちぼち、批評家の批評が出てくるだろうけど
作品の評価は低いと思う
【文芸】村上春樹が好きな男はダメなんだよ、そんな自分をそろそろ見つめ直してみないか(ゲンダイ)[06/25]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1245900459/ “だから”村上春樹が好きな男はダメなんだよ (ゲンダイネット)
村上春樹(60)の長編小説「1Q84」(全2巻)がバカ売れだ。発売からまだ1カ月足らずで、
累計150万部に迫るハイペース。当然、世の“ハルキスト”たちも、5年ぶりの長編をむさぼる
ように読んでいることだろう。でも、そんな自分をそろそろ見つめ直してみないか。
村上春樹好きにはなぜか独身男が多い。ハルキスト歴20年以上のAさん(39=会社員)も、
そんなひとりだ。高校時代に「ノルウェイの森」を読んでハマり、作品はすべて読破した。村上と
同様に、音楽とビールが大好き。「1Q84」を読んで、早速、作中に出てくるチェコの作曲家
レオシュ・ヤナーチェク「シンフォニエッタ」のCDを買った。
「村上作品に出てくるものはフォローしないと気が済まない。今はSNSの『春樹コミュ』に、
感想を書き込んだり情報交換をするのが、何よりの楽しみです」
ねじまきの後の作品は何かを伝えようとする気迫が感じられない
初期の作品もべつに・・・
932 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 20:22:36
>>924 アフターダークの時は少し読んで読むのイヤになったけど
1q84は結構スラスラ読めた。
>>924 1Q84を読んでからアフターダークを読み直したよ。
1Q84にたどり着く基がアフターダークにあると思った。
私は発売当時に読んだとき、新鮮に感じたけどなぁ。
それまでとは別の世界を見せてくれた気がした。
>>929 週間現代って、それこそ陰毛満載でやれやれな雑誌だろ。
私は50のオバサンで、デビュー以来リアルタイムで村上春樹を読んでいるが、
そんなに独身男性のファンが多いなら、ひとつヤッてみようかって気がするぜww
>>926 スヌーピーでおなじみの Good grief でいいんじゃね?
935 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 21:23:19
>>933 50のオバサン?!マジか?
だとしたらなんか嬉しいようなw
アフターダークは
具体的にはどんなとこが基だと思った?
936 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 21:40:20
ドイツシェパードとほうれん草と死に方になんか意味あるんかなw
ほうれん草は結石になりやすいけど爆発まではしないと思うw
尿道…穴が詰まってシッコたまって破裂?
んなアホなwww
深田絵里子 → ふかえり
空気さなぎ → くさなぎ
>>935 1Q84読後に読んだ読売新聞のインタビュー(上)で
以下引用
『地下鉄サリン事件で一番多い8人を殺し逃亡した、
林泰男死刑囚のことをもっと多く知りたいと思った。
彼はふとした成り行きでオウムに入って、洗脳を受け殺人を犯した。
日本の量刑、遺族の怒りや悲しみを考えれば死刑は妥当なのだろうと思うが、
基本的に僕は死刑制度に反対だし、判決が出た時は重苦しい気持ちだった。
ごく普通の、犯罪者性人格でもない人間がいろんな流れのままに重い罪を犯し、
気がついたときにはいつ命が奪われるかわからない死刑囚になっていた――
そんな月の裏側に一人残されていたような恐怖を自分のことのように想像しながら、
その状況の意味を何年も考え続けた。それがこの物語の出発点になった。』
これはアフターターク(ハードカバー)のp135から高橋が語る法律をきちんと勉強したい、
そう思った理由は裁判の傍聴から・・・
以下アフターダークより引用p137〜
『しかし裁判所に通って、関係者の証言を聞き、検事の論告や弁護士の弁論を聞き、
本人の陳述を聞いているうちに、どうも自信を持てなくなってきた。
つまりさ、なんかこんな風に思うようになってきたんだ。二つの世界を隔てる壁なんてものは、
実際には存在しないのかもしれないぞって。---中略---
僕ら自身の中にあっち側がすでにこっそりと忍び込んでいるのに、
そのことに気がついていないだけなのかもしれない。
そういう気持ちがしてきたんだ。』
この最期に高橋は、死刑が決まった男と自分とのあいだになんの共通点もないのに
なんでこんなに感情が乱されるんだ?と語っている。
村上春樹さん自身が実際のオウム裁判を傍聴して心を乱された、それがなんなのか?
をアフターダークで、そして1Q84でより深く表現したかったんだろうと思います。
アフターダークを最初に読んだとき、私は高橋のこの言葉にかなりひっかかっていたと思います。
939 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 23:01:47
>>938 ありがとう
なるほどー
当時の私にはタカハシの言葉はチンプンカンプンだったんだなw
今はなんとなく理解出来るみたいだw
>>940 書店員さん、「満を期して」って?
「満を持して」じゃないの?
こういう人に芸術的と言われてもね
「沈黙」は凄い小説だったな。
あろうことか神と対峙したわけだから。
読んでいて胸が痛くなった。
作者なりの結論を小説の中で出すのだけれど
ノーベル賞選考委員の逆鱗に触れ、あえなく落選しましたとさ。
ちなみに、「沈黙」はマーティン・スコセッシによって映画化される模様
1Q84? 次回作に期待しましょう
スコセッシは本気だぞ。
スタッフはスコセッシといつも一緒に仕事をしている面々だし、
主演はダニエル・デイ=ルイスで、他のキャストもすげーいいよ。
これだけいい役者が出演するってことは、脚本も良く書けていると思われ。
去年のストーンズの映画は良かったな。
主演はダニエル・デイルイスなのか!
オウムどころか、911以降の騒動の全ての発端が宗教、信仰の問題なんだから
それに向き合わないでどうするよ。世界では何十万人て人が死んでるんだ。
春樹なりに何かを考えたんだろうけど、いかんせんスケールが小さすぎる。
ヤナーチェクとかバッハとか、こじゃれた趣味的なセンスは捨てないと
総合小説なんてとうてい無理。
文章が厳しさのないふわふわ調
正直気持ち悪い
絵で言えば・・・・・
誰か挙げてくれる?
「沈黙」は残念ながらダイナミズムがいまいち
九州のほんの狭いところでやってる感じしか伝わらない
青豆さんがマイケル・ジャクソンを…
949 :
無名草子さん:2009/06/26(金) 08:01:23
>>946 バスキアとシャガールが、共同でダリ風の絵を頑張って描いた感じ
もしくは
アキレスと亀の北野武
村上春樹作品を北野が監督したら…
北野は数学得意だから天吾役ね
北野天吾は燃える炎の中でレポート用紙にボールペンを持ち、小説を書き続けた
950 :
無名草子さん:2009/06/26(金) 08:22:23
昔から思ってるんだけど、そもそも総合小説はこの人に向いてないんじゃないかな・・・
総合小説が書きたいっていう強い意欲を持ってるのはわかるんだけど、成功してるとは思えないんだよね
>949
上手い!
953 :
無名草子さん:2009/06/26(金) 10:30:15
総合小説って何なのかよく分からないが
多義的に読める小説かなw
春樹本人が色んなとこで総合小説総合小説連呼してるよ
955 :
無名草子さん:2009/06/26(金) 12:44:32
マイケルジャクソン死んだかー
青豆が高速道路あたりにいるときマイケルの事が書かれてたっけ確か
宗教的波紋を呼んだ「ビリージーン」の曲が流れてた
マイケルの母はエホバの証人でマイケルは11歳でデビューしたんだっけ
性的虐待とかで話題になり
ムーンウォークが有名だね
957 :
無名草子さん:2009/06/26(金) 14:52:35
あだ名が『NHK』
スゴイリアリティですな。
(σ・∀・)σ
青豆が1984年から1Q84年とう世界に迷い込んだのだとしたら
元から1Q84年の世界に居た青豆さんはどうなったんだろう?
959 :
無名草子さん:2009/06/26(金) 16:02:28
懐中電灯と食パンもって押し入れに隠れてることになっていたよ。
960 :
無名草子さん:2009/06/26(金) 16:40:40
>>958 実際物理的に世界が二つあるわけではないとオモ
首都高から降りながら青豆はしょぼいゴムの木を目撃する。
意味ありげ。
園芸が趣味というのならともかく、
ちょっと緑や花をインテリアにと買ってきて水やりを忘れて枯らしてしまった
経験は誰にだってあるのでは?
だがゴムの木は簡単には枯れずしょぼい姿になっても生き続ける。
どこの部屋にも誰の記憶にもありがちなのが哀れなゴムの木なのだけど
これが春樹の小説に出てくると
「あ、何でオレのこと知ってるんだ」になるんだよね
962 :
無名草子さん:2009/06/26(金) 16:56:20
ウチには小さいシクラメンがあって時々枯れかけるが水をやると生き返るぞ
>>951 ねじ巻き以来、ずっと空回りしてる感じだよな。
カネとか名声とか、必ずしも自分が欲しくない物は手に入ったのに、
自分が一番望んでいる「総合小説」だけが手に入らない作家、という感じだよなw
965 :
無名草子さん:2009/06/26(金) 17:09:24
>>961 うんw
葉っぱが不揃いのしょぼいゴムの木買って持ってたから
「なんで私の事知ってんだ」って親密感がw
966 :
無名草子さん:2009/06/26(金) 17:52:00
あと冒頭の高速で出てきたのは蜘蛛の巣
天吾のガールフレンドが天吾の胸を門みたいと言うところで
蜘蛛の巣城がでてくる
蜘蛛の巣は天吾の胸の門の象徴か
何かこういう細かいのいろいろあるw
インド神話の巨大な車はジャガーノートというんだけど
埃を被ったジャガーの車がでてくるとか
「こうであったかもしれない」過去が、その
暗い鏡に浮かび上がらせるのは、「そうでは
なかったかもしれない」現在の姿だ。
心から一歩も外に出ないものごとは、この
世界にはない。心から外に出ないものごと
は、そこに別の世界を作り上げていく。
ノルウェイの時もそうだったけど、この帯の文章は明らかに
作者本人からのメッセージで、物語を読み解くヒントになってるね。
968 :
無名草子さん:2009/06/26(金) 19:24:27
しかも矛盾してる
,,,,,,,,,,,,,,,
/ ,,,, ,,,,\
| ・ ・ | つまり1Q84は
| ⊃ | 天吾と青豆と春樹の述懐が
\ ー / キメラになった構成なんだよ。読者がばかと見越して
、 読解書を埋め込んであるわけさ。
(※僕はとても親切な作家だとおもう。当然さ。だから売れる。むふふふ)
見越したというよりも呆れられていそう
小松の読者は小説のよさなんてわかりゃしない
という台詞にそっくり本音があらわれてる
結局リトルピープルと空気さなぎって何だったんですか?
972 :
無名草子さん:2009/06/26(金) 20:22:03
>>971 それは、これだ!って言えないモノなんだ。
なんだろうなんだろうってイロイロ思うことがイイのだよ。
現実は、これだ!って決められないモノであふれてる。
ただひとつ、ものすごく確かなことがある。
何が確かなのか、それを問うている。
>>973 そういう類の小説だったのですね。
違うものを想像していました・・・
結局…
そこから先は読者次第、ってことか? つまんね
>>974 断言するのが好きだねぇ
決めたいんだねぇ
>ただひとつ、ものすごく確かなことがある。
>何が確かなのか、それを問うている。
100人100様
100万人いれば100万の確かなことが…
どうすんだろ
そゆ人はミステリ読むといいよ伊坂とか伊坂とか伊坂とかおすすめ
979 :
無名草子さん:2009/06/26(金) 20:30:23
>>97 それってお母さんの話のあれ? 100万人には100万人の母がいるけど
自分の母にまさる母はどこにもいない、だっけ?
↓↓↓
次スレよろ
983 :
無名草子さん:2009/06/26(金) 20:35:10
↓↓↓
次スレよろ
,,,,,,,,,,,,,,,
/ ,,,, ,,,,\ 僕は書いた本はもう読み返さない
| ・ ・ | だから
| ⊃ | お金を出して買って読んだうえにあれこれ
\ ー / 考えて思い悩むのは君たちリトルピープルだけなんだよ
、
(※僕は作家なんだから当然さ。読者とはちがう。ぐふふふ)
986 :
無名草子さん:2009/06/26(金) 20:42:38
次スレ よろ。
ほうほう。
って何か相づちみたいだな
次スレたってるしw
>>990 乙
正直、次のスレがたってホッとした。
このスレがあと9なので語るが
1Q84の読後、1Q84の世界こそ生き生きとした現実で
今生きている月が一つなこの世界がうつろで仕方なかった。
今まで村上春樹の作品を読んだ後『読後の感想』は多々あったが、
1Q84の読後は、ただ現実が現実と思えない。それが続いている。
1Q84の世界こそ生き生きとリアルと思えるlunaticな私なのだ。
犬と恭子を死なせたのはふかえり?
>>979 キメラってのは複数の要素の合成物、みたいな意味だよ
ギリシャ神話だったかにそういう怪物がいた
ライオンの頭に鷲の翼に蛇の尾に・・・のような
995 :
無名草子さん:2009/06/26(金) 22:22:57
>>992 どうしてだろ
善悪の基軸が失われたから?
996 :
無名草子さん:2009/06/26(金) 22:29:52
スレ見てたら買う気がなくなった…多分今までと違い再読しないと思う、やれやれ春樹は卒業だ!
>>992 春樹「1Q84どうだった?」
確かにいい小説とも言えないくもない。でもどんな娯楽も基本的には一過性のものだし、またそうあるべきだ。
始まりも終わりもなくただ読者を魅了したまま手放そうとしない小説なんて、それがどんなに素晴らしく思えたとしても害にしかならない。
春樹「やれやれ、、手厳しい。我々には戻るべき現実があるとでも言いたいのか?
そうだ。
春樹「ここの読者の中には、現実に戻った途端に不幸が待ち受けてる者もいる。そういう連中の夢を取り上げあんたは責任を負えるのか?」
負えない。でも夢は現実の中で闘ってこそ意味がある。1Q84の世界に自分を投影しているだけでは死んだも同然だ
春樹「リアリストだな」
現実逃避をロマンチストと呼ぶならね。
春樹「ふ、強い人間だ、いつかあんたの信じる現実がつくれたら呼んでくれ。その時わしらはこの1Q84世界を出て行こう」
998 :
無名草子さん:2009/06/26(金) 22:33:54
わしら…て
999 :
無名草子さん:2009/06/26(金) 22:35:48
>>992 おまえが生きてるのは200Q年だよ
とっくに移行している
現実とWeb界と、2つの月を同時に見ながらおいら達は全員
生きている
そういう時代に、知らない内に突入してんだよ
たくさんレス乙
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1001 :
1001:
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。