1 :
無名草子さん :
2009/05/27(水) 10:37:13 こちらでも行きましょう
ソースくれ
6 :
無名草子さん :2009/05/27(水) 11:37:27
7 :
無名草子さん :2009/05/27(水) 12:17:22
膵臓はきっついな。
8 :
無名草子さん :2009/05/27(水) 12:20:47
何もかも中途半端で終わったか…。
9 :
無名草子さん :2009/05/27(水) 12:27:55
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / \ / \ / ――― ――― \ / _ _ \ / /´ ,..::::::::::.ヽ ヽ /´ ,..:::::::::::.ヽ ヽ \ / ,' ,;::::::::::::::::::', ', ,' ,;:::::::::::::::::::', ', \ / { {:::::::::::::::::::::} } { {::::::::::::::::::::::} } \ / '、 ヽ::::::::::::::/ / '、 ヽ::::::::::::::/ / \ | (;;;;;;;;;;)) ̄ / | \  ̄ | | /' / ∧ ', | | {{ { / ヽ } | | ヽ ヽ___/ \__,ノ | \ 人 `"'-‐''""""'''‐-、,,.ノ. ./ \ ((,...) . / \ `¨ / / \
作家で次に逝きそうな人はだれ?
まだ56歳だったことに驚愕。
心配するな、続編は俺が書く。
13 :
無名草子さん :2009/05/27(水) 15:14:42
大導寺シリーズが大好きでした。 もっと続きが読みたかったです。
ぶっちゃけ、グインサーガってちゃんと中身の詰まった物語なの? 京極○彦みたいに、状況描写とかを100倍にも膨れさすことの出来る技巧を持っていただけに過ぎないのでは?
>>16 >>状況描写とかを100倍にも膨れさすことの出来る技巧
そんなものはもちろん持っている。
膨れさすだけではなく、同じ状況説明を何回も繰り返す技巧とか、
意味のないエピソードを意味ありげにさしはさむ技巧とか、
結局重要ではない人物をおどろおどろしく登場さす技巧とかもある。
18 :
無名草子さん :2009/05/27(水) 19:45:02
才能あふれる人
才能と出版会で得たポジションを無駄遣いした人
舞台でも
死んでからスレ建てるのかよw
>>17 追加で。
贔屓のキャラを引き立てる為に、そのキャラがどんなに素晴らしいかを
サブキャラを使って延々数ページも独り言をさせる技巧もある
悪趣味なやつらだな。気持悪い・・・
それだけアンチが多かったんでしょ
>>24 >>22 の書き込みの言うとおり特定のキャラびいきを延々と続ける辺りが
鼻につくからアンチになる人も多かったのでしょう。
個人的にはデビューして10年ぐらいまでの文体は凄く好きで昔は何度も
繰り返し読めました。
NEWS ZEROで見たけど、すごい醜い人だなと思った。 あの醜い容貌をさらに醜くするメイクが恐ろしかった。 やっぱり精神にどこか病的な部分がなきゃ あのメイクはしないと思う。客観性を完全に欠いている。 その狂気が作品に生かされていたかというとそうでもないし。
>>その狂気が作品に生かされていたかというとそうでもないし。 いや、生かされていたと思うよ。 その狂気を面白いと思える人が限られていただけで。
>>26 若い頃はちっちゃくて可愛らしかったけど歳月って残酷よね・・・
TVの仕事続けてたらもうちょっとお化粧とかマシだったと思う。
>>26 >>28 ここはまがりなりにも「書籍板」なんだろう?
だったらそういう下衆な話は他所でやれよ。恥を知れ。
いかに劣化していったかを語るなら、いくらでもネタがあるしな
>>29 容姿が作風に及ぼす影響を話すのが下司とは思いません。
それを下司だと感じるあなたの完成が下司なだけです。
栗本薫は自分が醜い事を自分で認められないのを
負のエネルギーにして活動してた
ような作家なんだから語ったところで板違いでもないですよ。
32 :
無名草子さん :2009/05/28(木) 14:04:25
けっこうはまって読んでた時期に 舞台も見に行ったことがあった。 その時、本人を見てしまった… やっぱり、化粧と服は怖かった。 もう20年くらい前だけど。 作品の中で、とにかく登場人物の 容貌の美しさ・醜さに関して過剰な 執着を感じさせる描写が多いけど、その辺が この人の抱えていた闇そのものだと思う。
>>31 >栗本薫は自分が醜い事を自分で認められないのを
>負のエネルギーにして活動してた
>ような作家なんだから
認めてないんじゃなくて、はなからそう思ってないんだろ。
その時点で「負のエネルギー」とやらはお前の妄想だな。
>>33 あなた、栗本薫の日記も作品もちゃんと読んでないんですね。
自分が美しくない事から目を背けて必死に言い訳してる事が
ひしひし伝わってきてますよ。
私の言ってる事が妄想だと言うなら、
栗本薫が自分の事を醜くないと思ってるという根拠を
持って来て下さい。
>>34 >ひしひし伝わってきてますよ。
だからそれが妄想だっての。
伊集院と森カオルの最初の出会いの本(タイトル忘れた) あれを読むと、相当コンプレックスが強く なおかつ復讐心に満ちた人だなあというのは分かる あれを計算でやっているとしたら、すごい
>>36 昔 文学少女
今 オタク
マイノリティに対する世間の認知度がけた外れに上がった今温帯が十代だったら相当うっ屈の無い
人生だったかも。
>>35 私も34さんと同じように感じていましたよ
初期の作品はかなり読みましたがその後
栗本さんのそういう部分が作品にも滲みすぎていて
嫌気がさし読むのをやめました
>>38 耽美主義的というか登場人物マンセーというか筆に抑制が無くなった辺りから
グイン以外読むのがしんどかった(グインもしんどかったけどまだ読めました)ですね・・・
初期作品もトワイライトサーガなんかはエログロ色がきついけどまだ筆致に
節度があったと思います。
40 :
無名草子さん :2009/05/28(木) 15:53:08
拉致被害者家族会からコメントあったんですかねぇ
443 名前: 名無しさん@九周年 Mail: 投稿日: 2009/05/28(木) 13:34:04 ID: 4Y0Ah0qO0 中島梓(栗本薫)さんは、2002年の9月19日の日記で、下記のように発言されています。 ---------------------------------------------------------------------------------- もう、蓮池さんには「あたりまえの日本の平凡な大学生」としての青春は戻ってこない、それは不当に奪われたのですが、 そのかわりに蓮池さんは「拉致された人」としてのたぐいまれな悲劇的な運命を20年以上も生きてくることができたわけで、 それは「平凡に大学を卒業して平凡に就職して平凡なサラリーマン」になることにくらべてそんなに悲劇的なことでしょうか。 他の人間と「まったく同じコース」をたどることだけがそんなに幸せで無難でめでたいことでしょうか。 私にはどうもそうは思えないのですねえ。 拉致された人々は、その場で銃殺されたのでないかぎり、たとえ数年でも生きていたのであるかぎり 「人生のすべてを奪いとられた」わけではない、「まったく違う人生のなかに拉致された」のであること、 それは親が望んでいた「平穏な人生」ではないけれども、もしもすぐれた資質や感受性を持つ人ならば 「何故自分が」と考えたり、望郷や運命の不条理に苦しむことによって、必ず、凡庸なありきたりの人生の コースを歩むよりも多くのものを得ることができたはずだと思う、それはある意味「チャンス」でさえあったはずだ、と私は思うのです。 これはまったくもう、政治問題とは何の関係もない、作家として、「ひとの一生」についての考えですが。
>>35 グインの後半で女性キャラの扱いがいきなり酷くなったのは
もう自分が作りだした美女キャラですら妬ましい醜女の所行だと
思ってる。
43 :
無名草子さん :2009/05/28(木) 20:05:14
本の数としては圧倒的だが、実際の文字数ではもっと上を行く人が一杯いるだろう。 だから、あまり巻の数を宣伝してもしょうがないと思うんだけどね。実際、1冊1冊が薄い上に中身スカスカ。
45 :
無名草子さん :2009/05/28(木) 22:24:27
>>26 は、本質突いているかもな
ファンには痛いけれど
ところで、初期の短編集「天国への階段」読んだ人いませんか? 結構面白くて、切なくて、泣ける作品が多かったと思うのだけど。 25年前くらい昔のものだから・・・いないかな。
>>24 2ちゃんは特にね。
耽美小説書いてたらそう言う人が増えるのも事実だと思う。
でも、大好きな人と大嫌いな人がいる人の方が、万人に好かれる人よりも魅力的なのかも知れないとも思う。
>>41 創作家が心の中でそう思っていてもまったく不思議はないんですが、
他人に見せちゃいけませんわなあ。
人としての礼儀として
グインサーガのことしか話さないの? 僕らの話とか、セイレーンの話とか出ないの? 魔界水滸伝でもいい。 私はRun with the WolfはSFとして素晴らしいと思う。 学説的部分を除いても、Run〜は美しい話だと思う。 絶望の果てに希望があった、その希望は我々にとって絶望だけど。 それでも美しいと思っちゃうんだよ…。 理想的男性は伊集院大介だけどねw てか、最近の男ってああいうの多い。『草食男子』の先取り?w 伊集院は知識(興味)においては草食じゃないけど、それ以外は草食だよね。
初期の伊集院は良かったですね。 斬新さはないけどミステリーとして成立していた。 劣化が始まってから、これもレズやらホモやらに超絶美形やらに 侵食されて台無しになってましたけど。
>>46 >天国への階段
アイドルの家のごみ袋を漁る短編とか親の仇を討つため大女優に接近する若者の話とか
覚えてます。70年代のドラマっぽい青春小説だったなぁ・・・・
>>50 >僕らの話
薫くんより親友のギタリストの方が好きでした。彼が主人公の小説がありましたね。
>魔界水滸伝
栗本版デビルマンって感じでしたね。あれほど終末感がドロドロ描けてる小説って
あんまり無いと思う。
>Run with the Wolf
最後の文章が面白かった記憶があるけどどんなのだったか忘れちゃいました・・・
>伊集院大介
中学生の頃ああいう人物になりたいと思いました。世界そのものをすべて知りたいという
知識欲は今の自分にも影響を与えています。
53 :
46 :2009/05/29(金) 19:58:37
>>52 レスありがとう。
幼い時に誘拐された令嬢が、その犯人に恋をする話が好き。
暴力団の抗争が関わっているのだけど、
人生の陰というか悲哀が胸を締め付ける。
初期の作品は、この「天国への階段」といい「十二ヶ月」といい、
良作が結構多くて好きでした。
>>53 >幼い時に誘拐された令嬢が、その犯人に恋をする話
そういうのがあるのか。
>>41 の愚かな発言もそういう感性によるものなんだろうな。
言っておくけど、俺は基本的にこの人のファンだ。
だけど
>>41 の発言はやっぱりいただけない。
>>41 の発言がいただけないと思うのは今時だと思う。
作家に何を一般良識を期待しているのかと。
昔から暴言の人だからそこはどうでもいいが、 晩年は当の作品の質が落ちてるから弁護できなくなったんだと思う
作家という肩書きだけならまだしも、 多少なりとも評論家として活動していた人が 自分の創作願望と、リアル世界への暴言の区分がつかないなら終わりです
でも最初期からそんなじゃん 脳内の「純文学vsエンタメ」図式全開だったよ
>>58 「VS」の概念があるうちは自分が書いてる作品へ他者が突っ込み
入れる可能性があるという緊張感があるから節度のある筆致になってたと思う。
途中から脳内にある考えをそのまま出すようになってたんじゃないかと・・・
作家が何を言おうと自由、だったら 手厳しく批判されても自業自得なんだけど、 そのへんの機微をすぽっと忘れてしまう有名人は多い
一般常識があるから非常識が面白いのに 自慰にしか過ぎない文章を ありがたく読めって他にも良い作家がいるのに、アホかと ヒントでピントの時は良い感じのお姉さんだったのに あの頃が頂点だったのかなあ
この人の後書きで 「夢枕獏なんかと一緒にしないでくれ」 そう書いてあった覚えがある それで一気に萎えて栗本の本を読まなくなったんだが、 記憶違いだとまだ救われるな…
63 :
無名草子さん :2009/06/01(月) 14:05:36
自分は他の作家とは違う、私は特別な夢を見る特別な民、誰にも真似できない長大な物語を書いている そういう選民意識が強烈にあった人だから間違いなくそれ書いてると思う 他作家を貶す文章もたくさん書いてたしね
特に初期は読まずにレビューを書く天才だったな
>>62 菊地秀行じゃなかったっけ?
sの意趣返しなんだろうけど、山田風太郎の忍法帳の解説で菊地さんがもろ温帯としか思えんヤシを
山田風太郎の男色絡みの文章を引き合いにして男女のエロを単に男×男に置き換えただけの凡庸な
輩と手厳しく批判してたの覚えてます。
66 :
62 :2009/06/01(月) 15:33:45
>>65 ああ、菊地だったかもしれないなあ
獏も菊地も、その頃よく読んでいた作家なんで
なんだこの女?と驚いたのはよく覚えているんだ
THX
67 :
無名草子さん :2009/06/01(月) 15:56:01
>>62 夢枕莫とは座談会でも盛り上がるなどけっこう相性がよかったような…。
二人とも基本的に描く世界観似ているし。読者層も一部はダブるでしょ。
68 :
無名草子さん :2009/06/01(月) 15:57:46
>>63 >他作家を貶める文章
昔から「文人、あい軽んず」と言いますからね。
国籍や時代を超えてふつうのことでは。
作家として作品はちゃんとしてるなら あい軽んじてようが暴言吐こうが許されるんだろうけど この人、人生後半はただの「暴言を吐くおばはん」だったからなあ。
>>67 夢枕獏と面識のある作家であの人を貶す人って見た事ないわ。
すんごい良い人だそうです。
温帯とはSF人脈で接点があったんだっけ?
71 :
無名草子さん :2009/06/03(水) 08:08:13
栗本も夢枕も、当時の読者の吸引力は凄かったな その少し前のウルフガイ同様、10〜20代のコンプレックスやら何やらと強力に引き合うものがあったから ちょっと最近だと上遠野のブギーポップもそうかな? 今の10代に、そーゆー吸引力を持ってる作家ったら誰だろ?
竜騎士とか西尾維新?
73 :
無名草子さん :2009/06/04(木) 13:26:13
98年発行の「タナトスの子どもたち」は痛かったね。 さすがに歳をとるほど今時の子どもや若者とギャップが出てきたみたい。 世代を越えているように見せかけるためか、歌舞伎作品を使ってマンガ作品解説したり、 今の十代〜二十代初頭なら知らない「ドカベン」のキャラ解説を通じてサブカル講釈やっていたり。 本の中に顔文字も交えたりと、まぁ大変そうだったな。
74 :
無名草子さん :2009/06/04(木) 13:27:44
75 :
無名草子さん :2009/06/05(金) 18:16:16
自分の分身と自分の脳内の理想の恋人がただひたすらまぐわう作品を書いてた人だよね
せめてあの痛いページをブログにするだけでも印象違ったのに
佐藤愛子のこともなんか言ってたような記憶がある。 自分の母親と同年代の人なのに。
矛盾も不整合も含めて、生の心のダイナミックな部分を作品に仕上げた人だと思う 彼女の語り口は、まるで「おばさんが早口で喋っているだけ」のように聞こえるかもしれないけど それはたぶん誰よりも精密に「思ったまま」を語っていただけなんだろう 自分が死ぬほど怖がった悪夢を誰かに語って、自分と同じように怖がらせるのがどれだけ難しいかを思えば、栗本の凄さが判ると思う なんだかんだ言って、やっぱり強烈な人だった あの真似をするのは出来ても、あれを最初にやるのは簡単じゃないよ
>>78 同意
なんだかんだ言って傑物だったと思う
特に始めの方の5〜6年
以降は・・・ちょっとモニョるけど
>>78 同意。
勿体ないのは彼女が初期の頃のような世間を意識した抑制を持ち続けていたら
吉川英治のような大衆に受け入れられる物語作家になれただろうという事・・・・
強烈な悪食もダイナミックな魅力と捉えるのなら確かに簡単じゃないかもね 初期の数年をのぞけば、それだけの評価
>>78 同意。
煌めきが初期の数年だけだったとしても、その頃の作品は
彼女にしか書けなかった。
それだけでも、他の作家では代替できない価値はある。
なんでまぁ、やっぱり彼女が小説書きでよかった。
IDが出ても、自演ってできるらしいですよw でも、78は自演じゃない。79は私が書いたので。 80・82も文体から別人だと思われる。
>>84 無理して言い訳を考えなくてもいいのにwww
まるっと自己紹介乙
自演と思いたがるヤツは、読解力も社会との交わりもないんだよ 可哀そうだから放っといてやれ
すまん全て俺の自演だ
いや、俺が
栗本薫という「自作自演作家」(一応もとの意味もふまえてる)のスレだからw
>84は何を頑張ってるんだ?
雰囲気優先の自称推理小説で なんとか名探偵らしい推理場面を作ろうとして 四苦八苦しているのではないだろうか。 伊集院は性格だけは、、もう少しは謙虚だったが
伊集院も駄目になったよねえ… 性格の悪さが全て作品に出ていた晩年二十年だった
今思えばグイン一巻の筆禍はフラグだったよな……
>>93 うん。思えばその他にも色んなフラグが立っていた。
でも当時は「なんかおかしくね?」と他の栗本ファンには
言えない雰囲気だった。今でもこれを言うと
「お前は自分が先見の明があったとでも言いたいのか!」
とファビョる奴はいっぱいいる。
どんな感じだったの?
まず、元ネタの作品を知っている人ほど「けっ」って感じだった
グインの元ネタっていうと、 コナンとかファファード&グレイマウザーとか? グインは10巻くらいまでしか読んでないんでほとんど覚えてないんだ。 ピントが外れていたらごめん 初期といえば「優しい密室」が評価高いみたいだけど、私はまったく駄目だった。 作者の怨念が強すぎて
>>97 同じく。
優しいシリーズは、むしろ「優しい時代」までしか着いていけなかった自分。
良かったのは、上にもある「十二か月」とか「天国への階段」。
近所の町立図書館の栗本薫棚、『グランドクロスベイビー』だけが手垢で汚れててキモイ
「優しい密室」の頃から美人を惨めな末路にするのが好きだったよね温帯… 人気のある可愛いクラスメイトの正体を暴くって鼻息荒くしてるブスのまんま
>>97 >グインの元ネタ
ナリスはフランスの歴史小説「アンジェリク」に出てくるフィリップというキャラが主なイメージソースと思われる。アンジェリクの語り口なんかはグインへの影響大です。
それだけじゃないけどね 何もかも方々からパクってるから
103 :
無名草子さん :2009/06/10(水) 11:56:52
故人に遠慮せず全部リストアップしてくれ。 何もかも、らしいから相当長大になるが、頑張れ。
105 :
98 :2009/06/10(水) 15:43:37
自分のカン違い発見。 「優しい時代」って・・・「ぼくらの時代」ですた。 つまり、98のレスそのものが97とは食い違い。 スマソ、逝ってくる。
106 :
無名草子さん :2009/06/10(水) 22:59:45
>>103 よーしおじさん過去ログ貼っちゃうぞー
---
776 イラストに騙された名無しさん 2005/05/20(金) 06:22:39 ID:tdtMW8c3
おいらはパロの“クリスタル”の都で萎えたものさ
しかも“クリスタル・パレス”があって、その中に“水晶宮”があるときては
マイコー・ムアコッチの『エターナル・チャンピオン』の一人
ドリアン・ホークムーンの最初のシリーズ『ルーンの杖秘録』を読み返してたら
「パリエのクリスタル・シティ」(核戦争後のパリ)ってのが出てくるのね
(第一巻『額の宝石之巻』、75年11月刊)
ちなみにここで出てくる悪役の暗黒帝国グランブレタンは
巨大なタンクの中の胎児の姿をした何百歳の年老いた帝王のもと
トーテムである動物を模った仮面/兜をつけた騎士団で構成された軍事国家
あと、芸術家にして傭兵、病弱ぶりっこの伊達男で天性の裏切り者
ユイラム・ダヴェルクてのが出てきて……これ以上は言わんどこ
---
107 :
無名草子さん :2009/06/10(水) 23:08:10
--- 443 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/06/21(水) 14:35 第1巻の初版は手に入りにくいかも。 らい病の描写で患者団体ともめて、回収になりました。 ただし、実はここらへんの描写、戦前?の大衆小説のひきうつしだったと いうことを後で聞いた。 450 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/06/21(水) 20:16 だって443にも書いてあるけどこの記述栗本のオリジナルじゃなくて 昔の小説のひきうつしだもの。 栗本はともかく元の作者の時代は知識がなかったからしゃーない。 789 名前:風と木の名無しさん :2006/04/16(日) 09:39:37 ID:t/0qk8Ps 辺境編1巻の主要登場人物、癩伯爵ことヴァーノンの人物造形は 国枝史郎の「神州纐纈城」のマルパクだったなあ。 コナン+神州纐纈城=グイン1巻。 ---
作者がライをまだ現存で患者が居る病気と捉えてなかったのが真相。 ライという名前を書き換えただけだったよ。
>>108 そういうことを問題にしてるんじゃないと、読みとれませんか?
確かにパクリか否かと癩病うんぬんは直接関係ないが、 > ライをまだ現存で患者が居る病気と 何の確信があるのか知らないが、ライは今や治る病気。
今は治るけど、現存の患者は差別を受け、隔離という名の収容を受け、 死に至らしめられ、今も壮絶な後遺症に苦しんでいる。 だから、ライと云う名が気軽に使われることを拒絶する。 作者はその現実認識がなかっただけ。
それって作者も相当アホだけど 編集者はもっとアホだなあ
編集?旦那じゃないのw
パクでもいいんだよ。 本人がインスパイアされたという自覚があり、それを公言していた「風の行方」までなら。 けど温帯の場合はその上にオリジナルを築くことが出来なかった。 あっちから取りこっちから取りして、ごまかしごまかし、残りの巻数をかせいでた。 本人が一番書きやすい自己投影とヤオイ街道を突っ走りながらな。
公言なんかしてないでしょ。どんな妄想だよ。
オルフェウスの窓とコナンは本人があとがきやハンドブックで言ってたね
神州纐纈城は? 「あてくしがライを業病ときめつけたわけではありません、 そもそも戦前の伝奇小説に云々」とか?
それ以前に。 百巻以上続く予定の己の代表作、本格ヒロイックファンタジーに、 自分が萌えだからって少女漫画の本歌取りを大量にぶち込む神経がオカシイだろ。 著述に対する心掛けが粗雑だ。
>>116 『ルーンの杖秘録』については、何かコメントを残していましたか?
>106-107 まんまグイソの展開…絶句 温帯の実力って初期をのぞけば、あのへんてこなヤホヒィだけだったんだな
石川賢がマンガ化した神州纐纈城にはクレームつけられてないけどな。 城主の業病はらい病という扱いではなく、もっとすさまじいものに変えられてるけどw 改訂前一巻で一番マズかったのは、 リンダ「何故あんなひどい病にならなくてはならないの?」 グイン「この世にはそれほどの罰を受ける罪も存在するのだ」 的会話だったと思う。らい病患者=罪人扱いがね…
何冊か読んだと思うんだけど、「エイリアン殺人事件」しか覚えてない...
『さらば銀河』しか覚えてません。
学生時代、この人の作品を貪るように読んだ。 「時の石」や既出の「十二ヶ月」「天国への階段」などは今でも優れた作品集だと思う。 あの頃のままの栗本薫でいてくれたら、心底その死を悼むことができたのかもしれない…
125 :
無名草子さん :2009/06/15(月) 02:46:04
魔界水滸伝が好きだった さくさくグイン書いて 新・魔界の続編出して欲しかった 猫目石 読み返そうか・・・ 忘れないよ
126 :
無名草子さん :2009/06/15(月) 03:02:44
ペリー・ローダン 抜く椰子はもう居らんのか
本人が自称していたような、 エンターテイメントな作家でなかったことは事実なんだよなあ 気の毒なことに グインは名前だけは有名だが、途中からgdgd しかも未完も惜しまれない作品でしかなかったわけで 功績として認められるとしたら、 やおい小説もそれなりの水準に達していれば商売になる、と 世間に認めさせたことか
128 :
◆tThBKk8SEI :2009/06/15(月) 07:39:43
御冥福を祈ります つ 白百合
>>127 80年代までは様々なジャンルに対応できたエンタメ作家だったけど一般誌での仕事を切ってから
ひたすら固定客相手に馴れ合いの文章書く作家になり下がったと思う。
一般誌での仕事、切っちゃったの? kwsk
131 :
無名草子さん :2009/06/16(火) 10:28:02
週刊誌の墓碑銘ってコーナーの取材で温帯の旦那が、 「ファンタジーなんかより、まともなもの書いて欲しかった」 みたいなこと言ってるのを読んで笑ったよ。 つまり「グインなんか」扱いw
そりゃそーだ。もっと伊集院大介に注力していれば良かったのだ。それが基幹なんだから。
でもこの人、ちゃんとしたトリックを考える頭はなかったと思う 伊集院だって、ひどいものが多かった きちんと情報収集していればアラも少なくなったと思うけど
>>130 グインが年一冊しか出なかった年があったぐらい色々な出版社の仕事を受けてたのを
グインメインに書ける体制作るようにしたいとか「光の公女」辺りの時期のあとがきで
書いてたと思う。
>>133 ミステリーの論理性が好きだったじゃなくてミステリーの雰囲気が好きだったっぽい作家だと思う。
推理小説じゃなくて探偵小説ってことか 最近の作品だと伊集院大介像が揺らいでてつかみ難くくなってた印象が…
「仮面舞踏会」だったっけ?ニフか何かのフォーラムを舞台にしたやつ。 途中までは面白かったんだが、推理が始まって駄目だこりゃとなった。 特に最後の犯人の扱いがひそい。ありえない。 それ以来、伊集院は読んでないわ
ミステリーもどきの雰囲気小説だったことは同意 「優しい密室」「絃の聖域」はそれで成功してた 後年は伊集院も温帯の復讐のパーツとなってたな
栗本さんは中学時代に「レダ」にはまって読み漁った覚えがある。 自分的には小説だけ書いてくれればいいのになあと思っていた。 グインのあとがきとか読んでも醜くて辛かった。 舞台創り始めた頃観たけど、お遊戯会みたいで帰り道マジで吐いた。 小説以外で自分の声(意見)を発散させちゃったから、 後年まともな作品がなくなったんじゃないかなあ? パクリ云々は元ネタがわからないレベルの読者にはインスパイアということでいいと思う・・・。 よくないけど。 ともあれ、やすらかに眠ってほしい。
まーこんだけ批判集めるってのも、表現者としてはアリなんだろうな。 注目もされないで埋もれるよりは、注目される方がマシ。
批判が嫉妬だったら良かったんだけどね…
ここ2、3年で文庫になってる伊集院大介シリーズおもしろい?
なにげに文学の輪郭を読んだら、 気負いがイイ感じに昇華されててなんか別人みたいだった
143 :
無名草子さん :2009/06/20(土) 00:11:52
評論はやっぱり面白いんだよ 適当に思考を垂れ流して書けるもんじゃないからかな・・・
>141 普通
におもしろい。大介の登場シーンが少ないけど。
>>141 やめたほうがいいです。
犯人がラスト9ページあたりから初めて出て来た人物だったりします。
あと、天井に横に張り渡された棒ににロープ引っ掛けて巨体の人物を
つり上げる「滑車の原理」のトリックが出て来たりします。
ロープは棒に引っ掛けてあるだけです。滑車は存在してませんでした。
147 :
↑ :2009/06/22(月) 21:17:47
最低な男だな
>>146 せめて前置きして改行するか、ネタバレスレに書いて誘導するのが礼儀だ
栗本薫の本にネタバレも何もないよwww
150 :
無名草子さん :2009/06/23(火) 16:37:28
151 :
149 :2009/06/24(水) 08:28:37
>>150 ネタバレしたの自分じゃないしw
栗本薫をネタバレされて怒る人間が2ちゃんにいることが
新鮮ww
152 :
無名草子さん :2009/06/24(水) 22:05:34
>>151 ミステリーのネタばらししないぐらいの良識も無い糞は死ね
死んじゃったのか。 エッセイとか読みたかったよ。
ガン病棟のピーターラビットを読んで、 幼稚園から大学まで全て私立 に注目した。 それだけを聞くと、学○院のように幼稚園から大学まで一貫校に通ったかのようだけど 実際は小学校受験、中学校受験、大学受験したお方なのね。 彼女の小説には小中受験関係の話は出てこない、、、 そのへんの話を読みたかったな。
小説には出てこないけど、エッセイでは書いてるよ 普段ヲタでまったく勉強しないけど記憶力だけはいいから 試験前には書きまくって暗記したとか。 数学は全滅だったらしいけど 身についた学問じゃなくて一夜漬けで試験を乗り越えただけの人であることは その後のバカバカ発言が証明してくれた
156 :
↑ :2009/07/01(水) 13:53:12
一を見て百を汁ですか
一を見て百を知るのならいいじゃない
一を見て百を知らない例ならここにある グインの一冊目を読んだ時点では 100冊目であんなにグダグダになるとは、まさか予想もできなかった
>155 >普段ヲタでまったく勉強しないけど記憶力だけはいいから >試験前には書きまくって暗記したとか。 >数学は全滅だったらしいけど その辺はみな中高ですよね。 都内に住んでいて千葉の私立小に通うことは、都内私立小残念であったのであろうし 中学受験小なのに、進んだのは御三家ではなく (失礼ながら)難関校とはいえない跡見であったということは、 温帯に影響はかなりあった気がする。 優しい密室では、今の学校は自分の本当にいる場所ではない という叫びが聞こえてる感じがして、女子校時代に読んだときはかなり共感した。 子どもの受験が終わると、ちょっと視点が変わったのだけど。 今となっては聞くすべはまるでない。
早稲田に入れるだけの力はあったんだろうしねえ… まあ早稲田もかなりまぐれ入学あるみたいだけど
あの時代の早稲田は大した大学じゃ無かったよ
本人も早稲田卒なんて詐欺みたいなものと言ってたね 受験直前に詰め込み勉強だけして受かったそうだ
163 :
無名草子さん :2009/07/03(金) 09:46:26
昨日、グイン125巻のあとがき読んだよ・・・ 作品の内容や中途半端に終わらせた事に対する思いとか色々あったけど 闘病生活は辛かったんだろうなって思ったよ ご冥福をお祈りします。
せめて最後の時くらい、 業病はそれだけ行いが悪かったせい発言を自らに置き換えて 反省してくれてたらいいな
反省なんかしたら死ぬ死ねなくなる ただ今は静かな眠りを貪って欲しい
56歳は若かったけど、神様が
悪人に天罰をおとしたと そうとしか言いようがないもんね、あの弱者叩きの暴言の数々には
168 :
無名草子さん :2009/07/04(土) 00:17:21
>>167 死者に鞭打つ悪人のあなたにも天罰が下りますように
天罰怖くなければ過敏反応しなくていいのに よっぽど性格悪くて普段から裏では嫌われてるんじゃない?
170 :
無名草子さん :2009/07/04(土) 01:12:02
>>169 誰に対して言ってるのかも言ってる意味すらも分からないよ?
レス読んでも天罰怖がって過剰反応してる人が見当たらないんだけど?
早稲田はまぐれあるよ まさに俺がそれだった
ここをみていたら初期の作品をまた読みたくなった。 優しい密室、絃の聖域、レダ、時の石、など もう手元にないけど、再版してくれないかな。 20-30歳代の温帯の作品を高校生時代に読んでいた頃が懐かしい。
天罰話になると現れる「死者を鞭打つ人こそ悪人だ!」のれいの人? 宗教の違いで考え方も違うから永久にすれ違いだと思うよ
グインかあ好きで読んでたがいつの間にか読まなくなってたなあ。 古本屋で一山買い込んできたのに積んどくになってる。 80巻くらいまで手元にあるか。 でも、グインのケイロニア王就任あたりから読むのがしんどくなって来たなあ。 また読むことがあるだろうかなあ・・・ 古本屋で見つけたら買っちゃうだろうけど。
30巻あたりでがくっと失速するのは 温帯がそれまでパクってきた名作のネタが尽きたから そっからは温帯のヤオイと独り言ワールドになる
彼女はアスペだったのかな?と思うことがある。 尋常ではない集中力(月産何千枚)と対人関係が下手なところ。 だったら、他人の立場にたって考えることは苦手だから納得できる点もある。
>>152 ミステリーのねたばらしは良くないが栗本のは
ミステリーでもなんでもないからなあ。
あれがミステリーとして本屋に並んでるのが最大のミステリーだ。
あと、良識ある人間が人に向かって糞とか死ねとかいうのか?
>>176 ヲチ板では自己愛性人格障害者ってことでケリがついてる
アテクシ一番!アテクシを讃えろ愚民ども!
なところとか
それに見合う作品を書いていたなら誰も何も言いませんとも
少年ナリヌの事件簿とかなにあれ。
>>176 作家になるような人はだいたい変わり者だからアスぺの気はあると思うよ
>>177 手前のやらかしたことを棚に上げておいて他人を批判する馬鹿は死んだ方がいいよ
みんな落ち着こうよ…
>>182 根拠もなしに同一人物認定する馬鹿は死んだ方がいいよ。
わーいわーいお祭りだー
HPっていつまで在るんだろ。
178さんがおっしゃる見立て…自己愛、あちこちで散見して、長年の疑問が氷解しました。 クイズ番組で正解した時、おっかさんたちが見てくれても本人正面向いたまま、一人で会心の笑み。夫を略奪、恋愛中のデートでサインを求めてきたファンの身勝手さをエッセイで書いてしまう、それこそ身勝手。奇異な印象を受けたものでした。
188 :
無名草子さん :2009/07/13(月) 06:02:41
>>160 科目数も少なく定員も多い私大は入りやすい。
中に入ってからの学生ひとりあたりの教職員の数や、
学生ひとりあたりの図書館の本の冊数も少ない。
私学はトップといっても中堅国公立くらいの学習しかない。
しかし早稲田は東京にある地の利もあり、
人脈や学生街も含む都市文化の環境には恵まれている。
地方国立の人っぽい書き込みw
早稲田って基地害多そうなイメージ
872 名前: 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! Mail: sage 投稿日: 2009/07/17(金) 19:00:08 ID: qCgMBi+eP >870 「逃げ出した死体」は死体だと思ったけど脇にナイフはさんで死んだふりしてただけだったぜ。 「身も心も」は連続脅迫状の最初の一文字ずつ拾うとコードになってて曲が判るぜ。 (ただし、温帯作詞作曲の曲だから読者はそんなこと知らねーぜ) 「樹霊の塔」は窓からお面を見せて森カオルを脅かしてやったぜ。 だったかな。文章のひどさもさることながら、どれ一つとしてミステリとして 成り立っていない。「このミス」のバカミス企画あたりで取り上げられなかったのは、 たぶん論評するにも値しないと判断されたからだと思う。
最近、魔界水滸伝をザッとだけど読み返してみたが こうして見ると驚くほど安西雄介が活躍してないのに気づく… 特にクトゥルー側とろくな勝負してない。 まともにいい勝負したのって、禍津神として 覚醒した時にダゴンと引き分けたくらいだよなぁ…。 (しかし同時進行で多一郎の方は敵の大将であるクトゥルーと戦い、 ジョカはバリア張って日本に飛んで来た核ミサイルを防いでた…なので余計、雄介の影が薄い) 雄介もタナトス生命体とかの雑魚戦ならそれなりに 活躍してるんだが、ボス級の相手とはほとんどぶつからん。 終盤、暴走した多一郎に黒き日輪となっとぶつかって、 魔界を崩壊させたぐらいか。これも魔界消滅、 地球は次元が行方不明という功罪があって活躍とはどうも言いにくい。 衝突の際、二人の間にジョカがクッションとして割って入り消滅。 被害を食い止めてた(作品全体通すと一番の功労者は明らかにジョカだなぁ…)。 その後、ジョカを吸収した多一郎と覚醒雄介のインフレ状態に クトゥルーが全然ついてけなくなって、あげくは泣き言まで言い出す始末。 う〜ん、繰り上げで作品内の雄介と多一郎の2強化は果たされてるんだが… それまで禍津神ネタで散々、引っ張ってきたのに これほど作中で活躍しないまま最強になられると…なにか釈然としない… やっぱ雄介って主人公格とは、ちょっと違う印象なんだよなぁ… そして火の民の長、息吹風太の方も。最初の頃は雄介ですら 一目おく程、賢く機転が利く神秘的な少年だったのに。 途中からただの、“ちょっと間の抜けた優等生”キャラになってしまってる… 朝比奈団地の頃や砂漠で再開した頃の風格はどこへいったんだ…?
882 名前: 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! Mail: sage 投稿日: 2009/07/17(金) 23:15:48 ID: 8UDE0rFE0 帰りに本屋によって確認してきたら、「聖者の行進」の被害者は 全盛期体重200キロ、殺されたときでも150キロはあろうという巨漢。 殺されたのは被害者が経営していたゲイバーの店内で、天井の パイプか何かを通してロープを垂らし、引きずり上げて首吊りに 見せようとした。 ロープの片端に150キロを結びつけ、もう片一方の端を引っ張った場合、 中心で支えているパイプには300キロの荷重がかかる。いったい何用の パイプなのかは謎だ。 で、これが自殺じゃないとバレた理由は簡単明瞭。室内に踏み台がなかったのだ。 (小学生の頃読んだ「めい探偵クイズ」かなんかでそんなネタがあったっけ)
元ネタが消えると、たれ流しとヤオイ、 意味のない旅をだらだら続けるのが温帯の法則
195 :
無名草子さん :2009/07/21(火) 09:21:27
お別れ会も終わりました
ミクの、ファンらしきところで、もっと話題騒然かと思ったらそうでもなさげ お別れ会、同業とか業界人はどれほど行ったんだろ
あちきレーターさんの日記にちょっと書いてある ドジさまは姿を見せなかったのか…そりゃそうだね あれだけパクられたらね
198 :
無名草子さん :2009/07/22(水) 13:22:42
ええ!知らなかった温帯って木原敏江とは絶縁だったのか。。。
温帯の大学の同窓の人に話し聞いたら 「ピアノが上手い女だったな」と言っていた 「跡見か大妻出身じゃなかったかな?」とも
愚淫は田中芳樹がネタ帳に目を通して完結させるのがベスト
それ、手を入れてもいつまでも終わらないんじゃあ???
202 :
無名草子さん :2009/07/23(木) 08:42:23
未完の未完が増えるだけw
あのお筆先女がネタ帳なんて用意してるはずもない。
このひとの作品、名作のような細々でも売れ続けるほどのものないから 乱歩受賞作しか残らなさそう 駄作長編なんか絶版の方向で
205 :
無名草子さん :2009/07/28(火) 19:05:02
川村カオリさんが乳がんで亡くなったそうです ハーフできれいな方でした まだ、お若いのに、惜しい方を亡くした 謹んでご冥福をお祈りいたします
206 :
無名草子さん :2009/07/30(木) 17:44:45
グインサーガ(笑) 風呂敷広げすぎでまとめきれないうちに死んで、後は粗大ゴミ ミステリだけ書いてるか、辛口文芸評論女芸人みたいになってればまだ価値があったのに。 デビュー時の華やかさと比べると、無意味な作家人生だったな
>>205 あの人ってクリスチャンじゃないの?洗礼も受けてるみたいだし。
本人はそこまで意識してないかもしれないけど、
葬式も一応キリスト教であげたみたいだから
「ご冥福」はおかしいだろう。
最近、この人活動してる? あんまり名前きかなくなったねえ
・・・
みんなSFマガジン買った?
>>211 買ったよ
表紙のグインさんの耳の後ろを掻いてあげたくて掻いてあげたくてたまらない(;´Д`)
SFマガジンと128巻アマゾンで買ってきました。 当たり前といえば当たり前だけど128巻には あとがき ありませんでした。 悲しくてさみしいです(⊃д⊂)
中島梓さんが五月末になくなった (中略) 某編集者の毒牙にかかり、結婚してしまった。 (中略) 精力的に仕事を増やし、 それと共に体重も増やして貫禄たっぶりの大姉御になっていった。
215 :
無名草子さん :2009/08/11(火) 10:04:00
朝日新聞だったか、読売新聞だったか忘れたが、旦那さんへの インタビューが載ってて、リミッターが壊れた人だったって書いてあった。 なんでもかんでも、とことんやりつめる・・・みたいな。 で、未発表の同性愛小説がしこたまあって、自費出版を 考えてるというような事が載ってた。 内容えぐそう・・・。えぐすぎて出版できなかった ようなものじゃないのかな。 読んでみたいけど。
>>215 詳しくは書けないけど質が悪くて読めたもんじゃないと思う。
本人のサイト日記から察するに自己満足のためだけに
書き散らしたものらしいし。
>>215 まあ読みたい人が居るんだろうし自費出版なら良いのでは?
NHKでグインのアニメを『未完の〜』ってナレってて昨日亡くなったの知った\(^o^)/ 高校生くらいの時夢中になったなぁと感慨深く麻婆春雨食った。
>>215 温帯ってせっくすそのものより支配・被支配の象徴としての性交に関心があった人だから
エグいと言ってもマジモンの変態性描写とか描けないのでは?
>>218 麻婆春雨が非常にいい
長く、かつ儚いもののリアリティーが非常に出ている
夏の暮れの食卓の情景に記憶とパルプ紙の匂いが束の間たち表われるかのようだ
マジレスだ
現れるの変換ミスってた 一応
222 :
無名草子さん :2009/08/20(木) 16:28:54
読ませる文章力は持っていた人だと思う ウンデ−リンデンの薔薇は結構楽しめたが、グインの後半や最近のミステリは冒頭 だけ読んで挫折 理由は過剰な美礼賛についていけなくなったから・・・ 学校という狭い社会しか知らない少女なら、過剰な美礼賛をとなえていても違和感 ないのだが、これがいいトシした男性や国家単位でやられるとねえ・・・
>>222 多分信者の声しか聞こえなくなってたから一般層に理解されるような文体を書けなくなっていったのだろう・・・
一般小説誌での仕事はきちんとうけておくべきだったな。
温帯もばななもどうしてこう… ドブスのくせに勘違いした女は作家になったらいけないな
女性で、感じのいいエッセイストの方が少なくない?
村上春樹のエッセイはプロフェッショナルな感じだったな。 あれこれいろんな事言ってる割に不快感を感じさせないようにかなり注意してあった感じ。 そういや飲食店へのクレームの書き方講座みたいなことやってたなw
「美しくない人なんてみんな死ねばいいのよ!」 という台詞を登場人物に言わせてた。この人物は ちょっと狂ってるし、登場人物の台詞=作者の思想ではない。 それでも「だったら作者が真っ先に自殺すれば?」と 思わせてしまうところが致命的にダメだったw 結局筆力が足りないのが悪いんだろうなあ。
>>227 昔は筆力あったけど90年代辺りから壊滅的にダメになったなぁ・・・
229 :
無名草子さん :2009/08/28(金) 14:36:01
グインサーガが未完に終わったのは残念ですが、 執筆開始から30年経って未だあの進捗状況では、 仮にあと2、30年作者が健在だったとしても 無事に完結していたとは思えません。 作者には作品をうまくコントロールして完結まで持って行く 責任があるよなあとしみじみ思いました。
何万円も読者に使わせておきながら未完とか 詐欺に近いよな。 栗本は「500円しか払ってない読者に作品について 口出されたくない」みたいな事ほざいてたが。
231 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2009/08/30(日) 14:21:24
何十年も何万円も引っ張っておきながら、 結局未完で終わらせる作者に読者についてどうのこうの言って欲しくない
もういわねえよ
233 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2009/08/30(日) 18:39:07
>231 誰かが引き続いて終わらせてくれないかな。 1巻にまとめてもいいから。 水滸伝のラストみたいに無理があってもいいし。 このままでは・・・。
もう作者がお好みのどんな話でも瞬時に終わらせられる展開の 「そこへ地震が起こってみんな死んでしまったんですねえ(爆)」 でいいよ。
236 :
無名草子さん :2009/09/04(金) 23:17:03
>>235 うなグイン。初めて見ました。有難う。
正式に発刊されてほしい。雑でも、矛盾があっても
読みづらくても、温帯の真のお望みどおり
男同士が全員交わりあっても文句言わないから!
でも地震ネタ以外で(笑)。
最近六道ヶ辻を読んだ。 第一巻の「大道寺一族の滅亡」では 静音が生まれたときにはもう亡くなっていたという設定の大道寺竜介が その3年後という設定の「墨染の桜」では しっかり生きているのはどうかと思う。
238 :
無名草子さん :2009/09/11(金) 13:34:08
30年書き繋いでも3日でたいての人には忘れられる。 グインサーガと「ヒントでピンと」のキャプテンでってのしかのこらんだろうな。
ドラマ化されて無かったから本読まない人が知らないのは仕方ない 読者だけが知ってればいいのさ
夏コミでこの人の公認FCのあるジャンルに買い物に行ったけど FCスペースでは別に追悼ムードとかなくて机に本並べて普通に売ってた 本買いに来てる人もあんまりいなかったな
初期の作品はすごく好きだったなぁ。 世界観も文章のタイプも。
242 :
無名草子さん :2009/09/23(水) 19:15:51
亡くなってたのしらなかった
243 :
無名草子さん :2009/09/23(水) 19:37:26
平岡正明も死んでいた。 話題にもされない。
44歳で死ぬって占い師に言われてたんだから、 グインは44歳までに完結させるべきでしたね。
246 :
無名草子さん :2009/10/25(日) 19:02:55
今年いちばんのニュースだな 栗本薫死去は
>>246 の中ではそうなのかもしれないけど
世間では最底辺の興味しか持たれていないと思う。
248 :
無名草子さん :2009/10/25(日) 21:47:30
昭和53年からの読者です。 栗本先生なくなったのは自分にとっても最大のニュースです。
249 :
無名草子さん :2009/11/06(金) 22:05:28
この先生の熱心な読者を何人か知っていますが 共通するのは みんな自己中心的で生活が性格・破綻したのばかりでした 高校中退、ストーカー女、大学中退、職場コロコロ変えるの 親の年金で無職生活(でも他人には礼儀や常識を説く)
栗本先生の本を読んだ後遺症なんですね
「転移」出ましたのでみなさまよろしく。
252 :
無名草子さん :2009/12/08(火) 15:26:14
「転移」を読んで、作者にとってグインはある意味生きがいだったんだな〜 と感じた 終わらせる気なんてさらさらなかったと思う
253 :
無名草子さん :2009/12/09(水) 23:55:54
>>249 みたいなのを見るたびに恐ろしくなる。『熱心な読者』が、この日本にいったい何万人いると思ってんだろう。
それぐらい大量の人間の人格を自分の知ってる数人だけで評価し割り切る、という神経がよくわからないよ。
人格破綻してるのはアンタじゃないの?
254 :
無名草子さん :2009/12/12(土) 00:14:00
>>253 煽りや荒らしは放っておけばいいと思います。
最近では皆さんスルーするのに慣れてきて
あなたみたいに反応する方が珍しい。
どう考えても249の主張はおかしいから相手にする必要ないですよ。
一月以上前の書き込みに逆上する人って
過疎ってるからねー。 グイン最終刊薄いなあ。しかも中途半端なところで 終わってるし。間抜け極まりない。公約通り100巻で終わらせてたら 神だったのに。
栗本薫ファンなら魔界水滸伝のこと マカスイって言うよな?
まかすこでは。
260 :
無名草子さん :2010/01/03(日) 08:33:49
小説の、あの修飾語過剰な文章には到底ついていけなかった。 垂れ流してきな自己エッセイが、本音を語っているので割と読める。 「転移」もすごかったなあ。作家の業みたいなものがあふれ出ていて。 書かなくては死んでしまう、と感じられるのが真の作家であるかどうかの試金石 のように思っていたが、この台詞をのたもうた人としては、私が知っている人としては 三島由紀夫、有吉佐和子、森村桂、そして中島梓がいる。 作家って、作品の質とは全く関係なくなれるものなのだなあ、と感じた。 (最初の二人は「書くべくして生まれてきた人」だと思うのだが、あとの二人は、 一種の排泄行為でしかなかったんじゃないだろうか。言いすぎ? それでも立派に作家 なのだと思う。)
作家ではあり続けたが、プロではなくなってしまった
栗本さんって空間恐怖症なのかな?とは思ったな やたらビジュアルからキャラの心のひだの隙間の隙間まで 微に入り細に入り、繰り返し描写しててそれさっきも聞いたから! って文章に段々なっていった ああ、それを言うなら行間恐怖症かw 舞台にのめり込んで行ってからかな やたらキャラの服装の皺の一本までをも描写しまくってたのはw リンダとナリスの結婚式も、文章の洪水だったw
文章でしか自己を正当化する場所が無くなった人 というか、自らそういう風に追い込んでいった人ではないか 現実では誰も彼女に忠告できなかったように思える 旦那でさえも 昼行灯が「壊れていた」と彼女を表現した言葉に集約されている気がする
>>262 ハードボイルドとか書く割に途中からやたら作り込む感じになってましたね。ご指摘の通り舞台の影響だと思います。「自分の作った世界」に対する偏愛が強くなっていったんでしょうね。
ちょっと古い少女漫画みたいな傾向ですね コマの中の本の背表紙にローマ字びっしりとか…
266 :
無名草子さん :2010/01/07(木) 23:17:06
「転移」を読んでいて 自分、アレと同じような状況経験したんで分かったけど 背中の疼痛は癌性のモノではなくて薬(主に抗ガン剤)の副作用だよ。 だから、それを鎮痛剤で消すのさ。 ペインケアで消す痛みは何も癌と決まったわけじゃない。 眠剤もある意味、鎮痛剤との一種と言えるかも。 ちなみに肝臓の癌は無痛。 依存したくないと言うのは、そりゃ助かる見込みのある癌患者の言い分だ。 末期の人は後先構わず痛み消していればいい。 なんで自宅療養中に我慢なんかしたんだろ。 それも仕事抱えながら耐えられないギリギリまで。 癌病棟じゃなくてホスピス行けば良かったのにね。 千葉の「花の谷」クリニックとかね。 そうすりゃもっと苦痛なく創作に励めたのかも知れない。
267 :
無名草子さん :2010/01/09(土) 22:00:32
>>263 作家とは皆そういう人たちでしょ
若い頃はそうでなくとも最後はそうなっていくのも多い
ならないで芸術院会員や大学教授になったり悠々自適のもいるけど
ある意味作家らしい晩年・最後だった
作品の評価はともかく
>>267 正当化できてればいいんだけど
本人は文章で正当化してるつもりでも読者には
嘘がバレてたからね。「作家とは皆そういう人達」という
言葉には合ってない。
正当化 プッ
270 :
無名草子さん :2010/01/13(水) 23:30:57
でも、私は大好きでした。 いまだに130巻が読めません。 ほんとに途中で終わるのが未だに信じられない。
死去の影響なのかレダの文庫版が平売りされてた もう読んだのは20年も前の話ですごい衝撃を受けたことだけは覚えてるけど いま読んだらどんな感想になるのかなー 怖くて買うのを躊躇してしまう
272 :
無名草子さん :2010/02/04(木) 05:29:45
たまに読みたくなるが、もう新作は読めないという……
274 :
無名草子さん :2010/02/06(土) 22:58:52
初期作品以外は駄作に成り下がっているから読む気にならん。
刊行冊数を誇るようになってから駄目になったね
質より量を誇るのはどういうものかと思うよね 多産すれば内容が貧困なものになってもいいって見識なんだろうなあ
最初は「文芸評論」「ミステリ」「ファンタジー」「SF」という、 ジャンルの多様さで売ってけど、 その時点で「数」への妙なこだわりがあって、それで躓いたんだと思う
すべてをBLでまとめてしまったのも裏目に出た エッセンスで良かったのに
まあ、夢枕獏とか感性重視の作家は続けていくと大抵ダメになる 長持ちする人は現実世界と格闘して何か持ち帰ることが出来る人
栗本は「旦那からすら愛されていない醜女」が 現実世界で感じる鬱憤を小説で垂れ流してるだけだったからなあ。 本人は「昇華」させてるつもりだったのかもしれないけど。
それに共感できた時期はあったんだよ・・・ ヒロイックファンタジー 現代ホラー ミステリー で、他の作家が書いていない、それでいて自分の理想に近い世界を描いていてくれた時期は 確かにあったんだ。 と、今なら思える。
死んだ人間にブーたれてんじゃない! キモチワルイ
何処かで自制の箍が外れたという印象を受ける人だった。 若い頃はテレビに出たりドラマの脚本を書いたりとアクティブに動く人だったのに いつの間にか動けなくなってたね・・・・・
小説家に限らないと思うけど人間って五年くらいでかなり精神が変わる 特に二十六七の若いときに書き始めた小説を年取ってからも書きつづけるのは 苦痛でしょうがなかったと思うけど 水増し分は別にすれば精々十冊ぐらいが長編作品の限度なんじゃないの 正直、端から見てると本人がオカシイというより無限に欲望を叶えることを要求する 読者の方がタガが外れてて気持ち悪かった
とすると、そもそも無計画に十冊以上も続けた作家の姿勢が問われるな
100冊で完結するって触れ込みで始めたのに 終わらせなかったのは詐欺と言われても仕方ない感じ。 無限に欲望を叶える事を要求する読者が悪いって 栗本薫がいいそうな戯言だな。なんでも人のせいにしてたからなあ あの女。
つーかグインも魔界も最初の数冊読めば、作者のレベルの低さが分かりそうなもんだけど なんで読みつづけたの?
面白かったからだよ?
289 :
無名草子さん :2010/02/09(火) 19:29:49
グインは最初の五冊しか読まなかったけど、主要登場人物が全員秘密持ちで 妙に切れの悪い言動しかしないし、中心となる作者の分身のリンダも魅力がなく 読みどころが全くない作品だった 魔界水滸伝に至ってはタダの便所の落書きかと思った 学生運動家が大活躍するというのも当時としても時代遅れだった
栗本さんか グイン・サーガとか書いてたんだっけか 最近ニュース聞かないけどちゃんと書いてるの?
>>290 グインは別にリンダが主人公というわけではまったくない
魔界水滸伝は小学生の時に呼んですごい続きが気になる本だった記憶がある
逆に言うと小学生でも読めてしまう本という言い方もできるが
嫌だよ、そんな小学生・・・ と思ったが自分もウルフガイを読んだのは小六だったなぁ。ませてたなぁ。
ませてねえよ
>>294 いやー、当時は角川文庫がすごい勢いがある時でさ
宗田理(ぼくらの)とか赤川次郎(三毛猫)とか後は藤川桂介の宇宙皇子とか
小学生でも読めてしかも安い文庫の最盛期だったんよ
その中で異彩を放つあの表紙、気になるってもんだろ?(完全に表紙買い)
続きが気になって夜中に家を抜け出して深夜営業の本屋に走って親に叱られたのは良い思い出
その頃はグインの存在なんて欠片も知らなかったな
>>290 読み進めていくと作者の分身はイシュトバーンとナリスになる
リンダを含めた全ての女性キャラはアホになる
>>298 やっぱナリスに自己投影したのがグインがダメになった最大の原因だろね。
300 :
無名草子さん :2010/05/01(土) 09:13:45
ナスに自己投資と読んでしまった 他に悲惨な最後の女流っているかな?
301 :
無名草子さん :2010/05/11(火) 22:44:31
学生時代に好きだっただけに晩年は残念な部分はある。 とはいえ、他人に悪口言われると、なんとなしに腹が立つ。 そういう作家。 本屋に寄った時に目について「あー、まだ新作出てるんだー」 と 思えないのは、 やっぱり寂しい。 そんな感じだ。 もっと書いて欲しかった、というよりも、もっと長生きして欲しかった、という……そういう人。
そんな気がしますね、カオルくん
>>301 とりあえずどんなグタグタでも良いからグインは完結させて死亡してほしかった。
最後まで付き合う気持ちはあったので・・・
日記に身体が痒いの黄疸が出たの愚痴こぼしてる割に 病院行かなかったんだよね。ウォッチしてる人達の方が 「やばくね??」って分かってたくらいで。 さっさと病院行ってれば助かったのだろうか。でもガンが出た 部位が部位だから助からなかったのだろうか。
>>304 つうか温帯は多分日中国交回復時すぐにシルクロードに行ったけどあの辺は中国が核実験バンバンやってたとこだから
そこで被爆した疑いがあります。
おお スカさん
温帯が敦煌にツアーで行ったのが1980?82年くらいだから、 かなり早いほうですね。 例のNHKのシルクロードできたろうがブレイクした頃。なつかしす。 木原敏江さんはお元気だね。温帯には不摂生が加わったからかな。 かゆいかゆいアトピーって言い張ってるときに、鋭い読者から、 ただごとじゃないっていう指摘が定点観察スレとかにあがってたね。
図書館で予約空きでたので転移をようやく読んだが 何ともいえない気分になった… 高校時代にどハマリして グイン、ぼくら、伊集院、魔界水滸伝を熱心に読んだし 猫目石は好きな作品としてあげるもののひとつだった いつしか読まなくなって、 グインは立ち読みで流れ確認する程度だったけど あれだけの地位を築いた人でも、小説だけじゃ満足できずに 満足できる分野を模索して、小説とは比べるべくもない立ち位置であったろうと思われる 歌という表現に大きな喜びを見出してたってのに、色々考えさせられつつも、 人はいつか死ぬんだから 悔いのないよう毎日を精一杯生きなきゃなあ、と身が引き締まる思いがした ご冥福をお祈り致します
309 :
無名草子さん :2010/05/18(火) 00:03:55
転移の先生全仕事が載っていたけれども凄かった。 この仕事量は天才過ぎる。 凡人じゃないよ・・・ いつ寝てたんだ・・・・・
>>303 かなり同意
この人の作品はグインしか読んでないけど
晩年は中年女がグダグダと愚痴をこぼす如き心理描写が増加して読みにくいことこの上なかったが
「毒を喰らわば皿まで」の気持ちで続けて読んでいただけに
5月26日まで、もうすぐかよ。 と…… 給料日からの逆算をしていて気がついた。 もう一年か。 早い 早いなぁ。
本当ですね 去年の今頃は、あぐら更新されてないね、調子良くないんだね なんて書き込みしてたのに
313 :
無名草子さん :2010/05/24(月) 14:13:13
グイン忌 コンビーフ忌 まよてん忌
梓薫忌(しくんき)だろwww
>>310 なんつうか「天才少女」がただの愚痴こぼすオバサンになり下がる過程だったんだよなぁ・・・
10年ぐらい前までは温帯の作品は出たら図書館とかも使って一通り読んでたけど
新天狼星辺りからついていけなくなった・・・
今でも手に取って読んでしまうのは 三人の放浪者 黒曜宮の陰謀 サイロンの豹頭将軍 風の挽歌 いいとこ取りみたいでアレだが 他の部分は今のところあまり読む気が起きない
>>309 物語をきちんと〆ることもなく
ただだらだらと書き伸ばしていたことについては
凡才と言わざるを得ない
仕事量の管理とか体調管理とか
そういうのも才能のうちだと思う
分野はちがうけどMLBのイチローとか見てると一層そう思う
故障もなしに何年もトップリーグで結果を出してるのは紛れもなく天才てか才能でしょう
凡才は名も残らない、ファンもつかない人の事だろう 栗本薫はまぎれもなく天才 衰えはしたが イチローのように超一流ではなかったというだけ
グインの30巻くらいまでかなあ 天才とか思えるの 後の歴史は「商売上手な同人作家のプロ版」みたいだった 書き散らすかの如く作品数だけが増えていったって感じ
ただただ垂れ流しの作品が増えていった中に(主にグイン) たまにキラリと光る作品混じるから見捨て切れなかったなぁ 女郎蜘蛛好きだったよ、伊集院らしくてさ
若い頃に仕事を引き受け過ぎて収拾つかなくなった作家だと思う。 80年代にエンタメ系小説で書いてた作家って結構そういう人居るよね・・・
栗本と田中がその双璧だな
やっぱワープロ、パソコンで書くようになってからだのぅ
病気になって集中力が続かなくなったんじゃないの パソコン流行り始めた頃の仮面舞踏会は良かったんだけどなあ
うん。病気の後に一気に筆力が落ちた。もともとお筆先みたいな 書き方する人だったから若さを失えば一気に筆力落ちるタイプ。 そういう事を自覚できるタイプでもなかったし。
小説家に限ったことではないけど 己を見切るって大事だなと思った
まあ自業自得(なのかな?詳細は知らんのだけど)とはいえ、多額の借金もこさえてたようだし 精神的なコンディションやらなにやらで 昔ほど書けなくなっても書かなきゃいけない状況だっただろうしなあ
今さらだけど転移をようやく読んだ。 どうしてガン末期の病人が家族の食事の支度に追われてるのか謎 26歳の息子のごはんぐらい、自分でどうにかしてもらえばいいのに。 それが生きがいになってたというならともかく、ストレスとまで言っているのに。 最後は鬱の波のまま亡くなられた様子で気の毒 ホスピスで痛みや不快な症状をコントロールしながらゆったりと 花と音楽に囲まれて好きな仕事だけしていくという形にはできなかったものだろうか
>>323 ワープロ導入で推敲しなくなって筆が荒れたんだと思う。
>>328 ホスピスを選ばず、治療を選んだのは本人の意思かと・・
料理が大変という日もあるが、大半は率先して作ってるようだし
自分でやりたいと強く言ってたんじゃないかね
団欒恐怖症だけど、家族への奉仕だけは放棄したくないとか
複雑な心情があるのかも
本人はともかく、家族はもう治る見込みがないという事も知らされてそうだし
やれる間は好きなようにやらせてやろうと思うから
料理もコンサートも反対しなかったんだろうと推測・・
むしろ自分で好きに作れない方がストレスたまりそう…
最後まで好きに生きたんならそれでいいじゃない やりたいこともどんどんやってたみたいだし (コンサートだの芝居だの) それで借金あっても納得でしょうと思う やりたいことやれていい人生送った人だと思うよ
>>332 一時期何千万とこさえたらしい借金は完済してるでしょ
借金があった10年は地獄「だった」って、転移で言ってるし
最期、病室をかわって1日につき1万節約と書いてあって、 なんか寂しかった。 なにかの雑文で書いていた「葬儀は青山で」もかなわなかったし。
部屋に溢れかえる着物やバッグを無駄なものといいつつ、まだ買いあさるような人なのにな 長くその病室に居座る場合を想定しての節約だろうけど 色んな意味で切なかったわ
>>333 あー、やっぱ借金抱えてたんですか・・・
芝居って金掛るもんな・・・
337 :
無名草子さん :2010/05/27(木) 19:00:24
好きでやったことだからしょうがないわな
もう机に向かえる状態じゃないから、とデスクつきの部屋から ワンランク下の病室に変わったんだっけ。 そこも本人が(悪くない)と思ってた部屋のようだから、よかったけどね。本心かどうかわからんけども。 最後の入院のとき、おばあちゃんから風邪をうつされた、と 夫婦して思ってたようなのが… それが死因となったと思われてるならおばあちゃんカワイソス
もう1年か…
>>333 それでも好きなことやれたんならいいと思うよ
たとえ借金山のようにできたとしても
それこそ自業自得では
そしてちゃんと返したんならそれもそれで立派
きちんとけじめつけて逝ったのはエライと思う
他はどうでもいいけど、作品のけじめだけはつけてほしかったな
けじめつけなきゃいけない作品が多すぎてw とりあえずグインは予定どおり100巻で終わらせ、 書き足りない所は外伝などで。 まかすいもなんとか終了させ、伊集院はまあ無理に終わらせなくてもいいし。 東京サーガもかなり書いたらしいけど、未完だったようだ。 伊集院も女霊能力者が出てくる話を書いてたけどたぶん未完。
シリーズ途中で放り投げて、放置してる作家が多い中、 毎月のように刊行してたのはえらい方だと思うけどね 劣化と言われてるけど、好きで劣化してる訳でもないだろうし・・・ 何より、好きで他界された訳でもないしね ギリギリまで、あと5年、欲を言えば10年・・・せめてあと1年は生きたい まだ遣り残した事がある、と書き残されてた訳だし
>劣化と言われてるけど、好きで劣化してる訳でもないだろうし・・・ そんなこと言ったら誰だってそうだ >何より、好きで他界された訳でもないしね これも
345 :
無名草子さん :2010/05/28(金) 22:16:24
好きなようにやりたいようにやった結果、 公約を守れなかったり内容に瑕がある場合、その分批判も受けるのも当たり前だわな 好きなようにやれずやりたいようにやるのを我慢して書いてきたのなら、 逆に公平に見て情状酌量されるんだけどね
まだまだやりたい事がある、と語っていても、 小説は稼ぐ手段で、やりたいのはピアノとか旅行とか買い物とか? と思ってはいました。 1年たつとさすがに寂しいな。林真理子さんでもウォッチの対象に 物足りないし、うさぎ、くらたまなど数人集めてようやく温帯一人分、 温帯って本当に濃い人だったんだなと。 ぶっちゃけ、小学生のときからの温帯の全日記が発売されたら、 10万円ノリノリで出す。財布は痩せ痩せなので分割払いにしてもらうけど
無念の内に病で倒れた人に対して、 死人に鞭打つような人が多いのはちょっとショックだ 本人が一番辛いだろうにね
まだそんなこと言ってるのか 死んだらそれで批判も何もかも全部チャラになるのか 藤村や漱石やブラームスは死んでるから、その作品について批判しちゃいかんのか
あ、多少ならまだしも レスの上の方でかなり酷い事いってる人のことですが・・・
>>348 憎しみを込めて罵詈雑言を言い続けてるような人のレスを見ると、
ぞっとするという話です
作品批判がNGとか、そういう話ではないつもりです
>>350 わかりました
自分も作品批判と人格批判は別物だと思ってますので
352 :
無名草子さん :2010/05/28(金) 22:47:12
>>350 憎しみの裏返しは愛。愛がなくなれば、無関心。
大枚叩いてグインを買い続けてきた元読者が
劣化を嘆いて愛憎グチャグチャになるのはわかる気がする。
自分は無関心と思いつつ、ついスレを覗いてしまう。
古本屋に売りたいんだが 刊行が多すぎて(特にグイン)二束三文てか古書流通で邪魔者扱いになってるってほんと?
もともと文庫は誰のでも二束三文だよ 引き取ってもらえて少しでも金くれれば御の字だ
>>354 二束三文以下の文庫も多いよ
持ち込んでも「廃棄」とか「処分」て言われて1円にもならない文庫もある
持ち込むだけくたびれ損てやつね
>>353 が言いたいのはそういうことでは
ブックオフに申し込めば送料向こう持ちで始末できるよ
>>356 送料向こう持ちなんだ?
教えてくれてありがとう
詳細を調べてみるわ
ブックオフは1年以上前の雑誌、ディアゴスティーニ、平成一ケタ以前発行の文庫・新書・コミックスは 機械的にお値段ナシのようです。 お値段ナシでも店頭に並ぶこともあるみたいだけど、基本的には廃棄なのかな。
(処分してください)と言われて引き取った分に、 あとで値段をつけて売るとか、 別の古書店に分野別にふりわけて売ってるなんて噂も。 まあ、グインはどこでも在庫多いでしょうけど。
真夜中の天使ってのを初めて読んでるんだがおもしろいな ホモ小説は初めて読んだけど
>>358 >平成一ケタ以前発行の文庫・新書・コミックスは
機械的にお値段ナシのようです。
なるほど、それならまんだらけに送ろう・・・
グインの初期の初版なら、まんだらけこそ相応しいだろう。
調べてみたら古本市場もほとんど似たようなもんだった 古本屋同士で闇カルテル結んでんじゃないだろうなw 生ゴミと本を一緒に出すのはちょっと抵抗あるが これから暑くなるし荷造りとか持ち込みとか超マンドクセーし 潔く捨てよう
まぁ、まちがいなく電子書籍化されるだろうしね。 正直そろそろ文庫サイズの文字がキツイ(核爆)
>>362 1巻なら多少は高いのかな、と思ってた
ハンセン病患者団体がらみのやつ
近所の古本屋で日焼けして普通に表紙の色とか薄くなったのがごく普通に売ってた
なーんだって感じ
……え。 それでスルーしてきちゃったの?
>>366 え?
だってグインは全巻持ってるもの
ほとんど全部初版だし
市場調査ってやつだよw
ははぁ。 初版を持ってる人には、初版を欲しがる人の気持ちがわからない、ってことですかね? てか、全巻持っててほとんど初版って凄いですな。 でも市場調査という言葉からは、金銭欲の強さを感じるんですが、あなたにとってグインとは?
改定後のやつでも、膿袋とかけっこうすごいなと思ったので、 初版、見てみたいな
グインのアニメHPで感想の羅列。 ふぅむ。中学生での出会い多いね。
自分は15歳の高1だったなあ あの頃はリンダとレムスと1つしか違わなかった 3人の運命の女について、運命はリンダ、王冠はシルヴィア、あと1人 誰だとか同級生と真剣に議論してたのが懐かしいわw
372 :
無名草子さん :2010/06/14(月) 07:17:19
癌のなかの癌 癌の王様 膵臓癌では助からないか・・・
「グイン・サーガ」に未発表作 NHK 6月27日 4時48分 去年亡くなった人気作家、栗本薫さんの代表作で、3000万部を超える大河ファンタジーシリーズ、 「グイン・サーガ」の未発表の原稿が見つかり、来月から公開されることになりました。 見つかった原稿は、「ドールの花嫁 黄昏のなかで」という題名で昭和59年に書かれたものとみられ、 栗本さんが去年5月に亡くなったあと、遺族が原稿を整理するなかで発見したということです。内容は 「グイン・サーガ」の主な登場人物の1人、アルド・ナリス王子の少年時代を描いたもので、同じ題材の作品は、 昭和61年に出版された「十六歳の肖像」という短編集にもありますが、今回見つかった作品のほうが、 ナリス王子の生い立ちや外見の美しさをより詳しく描写した内容になっています。「グイン・サーガ」は、 累計の発行部数が3000万部を超える日本を代表する大河ファンタジーシリーズですが、去年発行された 130巻を最後に未完となっていました。栗本薫さんの作品に詳しい東京の弥生美術館の堀江あき子学芸員は 「すでに発表された作品と比べると、作者の登場人物への深い思いや、作品の成長過程などがうかがえる 貴重な資料だ」と話しています。見つかった原稿は、来月2日からことし9月まで、 東京・文京区の弥生美術館で公開される予定です。
おう、これは!
またナリ助もの… そしてタイトルセンスがかなり…
ナリスものかあ(落胆 どうでもいいや 都民でもないから弥生美術館なんてすぐに行けないし (行く気もないが)
弥生美術館は最近ヘンだな マンガやらやおい方面に行き過ぎ 少年倶楽部とか伊藤彦造とか戦前風俗で停めといてほしい
高畠華宵に可愛がられてた人が作ったんだから、正当後継では
380 :
無名草子さん :2010/07/12(月) 09:43:45
つかこうへいもなくなった。 男性構造学では「この人のまえでは大人しくしてる」と書いていたが、 ガンで先に死んだ。 タバコって怖いね。
朝鮮人の話とかマジどうでもいい
382 :
無名草子さん :2010/09/04(土) 23:56:21
>>380 栗本はタバコは妊娠した時点でやめてたろ。
うなグインの人が試しに食ってたコンビーフとか、ああいう食生活が駄目だったんじゃないか
父方も母方もガン家系
385 :
無名草子さん :2010/09/05(日) 12:03:16
つーか、ガンだけは、どーしよーもねーってことじゃね? 長生きしてるヘビースモーカーが何人もいる一方で、 どんなに健康に気をつけてても、ガンで早死にする人もいる、と。
家系の死因を調べるとけっこう似たパターンに落ち着くもんな うちは脳梗塞系だ…
うちは糖尿病系で、母はよく「自分が失明する前にグインは完結してくれるかしら……」と嘆息してたのが 懐かしい。 幸い大きな合併症もなく、たまにケイロニア編を読み返しているようだ。