1 :
隠れ高島ファン:
『お言葉ですが…』シリーズ(文藝春秋、1996、文春文庫、1999)〜(第10巻、文春文庫、2009)
『お言葉ですが…第11巻』(連合出版、2006) 『別巻1』(連合出版、2008)
『李白と杜甫』(評論社、1972、講談社学術文庫、1997)
『声無き処に驚雷を聴く…「文化大革命」後の中国文学』(日中出版、1981)
『文学の自立を求めて…今日の中国文学を読む』(日中出版、1983)
『水滸伝の世界』(大修館書店、1987、ちくま文庫、2001)
『中国の大盗賊 天下を狙った男たち』(講談社現代新書、1989) 増補版『中国の大盗賊 完全版』 講談社現代新書、2004
『独断!中国関係名著案内』(東方書店、1991) 改版、改題して 『本と中国と日本人と』 ちくま文庫、2004
『水滸伝と日本人…江戸から昭和まで』(大修館書店、1991、ちくま文庫、2006)
『三国志<人物縦横談>』(大修館書店、1994) 改題して 『三国志 きらめく群像』 ちくま文庫、2000
『本が好き、悪口言うのはもっと好き』(大和書房、1995、文春文庫、1998)
『ほめそやしたりクサしたり』(大和書房、1998)
『寝言も本のはなし』(大和書房、1999)
『水滸伝人物事典』(講談社、1999)
『メルヘン誕生 向田邦子をさがして』(いそっぷ社、2000)
『漱石の夏やすみ…房総紀行「木屑録」』(朔北社、2000、ちくま文庫、2007)
『漢字と日本人』(文春新書、2001)
『座右の名文…ぼくの好きな十人の文章家』(文春新書、2007)
『しくじった皇帝たち』 (ちくま文庫オリジナル、2008)
『天下之記者…「奇人」山田一郎とその時代』(文春新書、2008)
『別巻2』(連合出版、2009)
前スレ
お言葉ですが。高島俊男はいい。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1184638811/
2 :
無名草子さん:2009/05/01(金) 00:41:38
こんなスレがあったんですね。
これから前スレを読んできます。
先日の「文藝春秋」における漢検批判のエッセイは傑作でした。
やはりまとまった著作集が刊行されませんとねぇ(笑)
声無き処に驚雷を聴く
文学の自立を求めて
の二冊も読みたいところなのですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)
7 :
無名草子さん:2009/05/01(金) 01:54:36
アレッ、高島先生、漢検批判のエッセイ書いてんのか?見逃したぁ〜
8 :
無名草子さん:2009/05/01(金) 01:55:20
9 :
無名草子さん:2009/05/01(金) 01:57:12
スゴイね、ここのスレ。立った途端、勢い100超だ・・・・・・超目立つ。
10 :
無名草子さん:2009/05/01(金) 02:05:29
そういえば、加地伸行も先日の産經新聞で漢検批判していたな。
しかし、「漢字」と聞きゃあ、「難しい物」「偉い物」という観念がどうしても抜けないから、
漢字検定なんて言われると、何となく尊敬心でもって見てしまうんだなあ。
12 :
無名草子さん:2009/05/01(金) 13:25:28
高島先生の漢検批判最高でした。読み逃したかたはぜひ図書館で読んでください。
漢検のくだらない中身に呆れます。
13 :
無名草子さん:2009/05/01(金) 13:28:55
漢検批判の件
連合出版、文春に交渉して、急遽「別巻2」に入れてくれ!
pdf!!!pdf!!!
15 :
無名草子さん:2009/05/01(金) 16:58:00
>>2 これかな
「あぁ、漢字検定のアホらしさ」
文芸春秋87巻4号 2009.4 212―221ページ
>>10 これかな
【古典個展】立命館大教授・加地伸行 「漢検」に受検の価値なし
[ 2009年04月26日 東京朝刊 生活・文化面 ]
>結論から先に言おう。ほとんど意味のない出題である。もちろん受検するだけの価値はない。
>私は中国学の専門家であり、漢字問題についても一家言を有している。その立場からの発言だ。
入試問題の作成者は何を考えているのだろう?
>>14 前スレにも出てくるけど
pdfって?
16 :
無名草子さん:2009/05/01(金) 17:10:37
pdf・・・
同記事をpdfにしてUP・・・
pdf!!!!!!!
だれかpdふぉ!!!!!!!
せめて図書館にいこうぜ
19 :
無名草子さん:2009/05/02(土) 05:27:11
漢検(並びに漢検問題集)に劣等感を抱いていたから、高島先生の批判文とは心強い。
読書で接する熟語なのに、問題として出されると咄嗟にわからないんだなあ〜。
高島先生は、たぶん「そんなの気にする必要ないんだよ」と言ってくれそう。
文春記事を読みたいものだ。
漢字に対する先生の考えはいつもどおりなんだけど、漢検に関してはすこしちがう。
漢検の出題が気違いじみている。
そのことに先生は呆れ、かつ怒っている。
一例として「方に」を挙げている。
漢検で「まさに」と読まねばならないのだが、そんな読みかたも意味もないと憤っている。
いやはや漢検とはひどいものだ。
21 :
無名草子さん:2009/05/02(土) 11:43:49
あ、そうかい? 怒っている、のか。――いよっ!いいぞっ!
高島先生らしいや――そう来なくっちゃ。ますます読みたくなった。
「怒っている」――このキーワードを教えてくれてサンキュー!!
22 :
無名草子さん:2009/05/02(土) 12:00:52
漢語は漢字で表わす、またそうすべし。和語へ無用に漢字を当てるべきではない、
という高島先生の持論が、そこでも一貫してるということかな?
別巻3はいつでるの???
24 :
無名草子さん:2009/05/02(土) 14:29:04
別巻1 2008年5月
別巻2 2009年5月
別巻3 2010年5月?
pdfpdpfdpfpdfpdpfdpppppppppdddddddfffffffffff
PDF!!!!!!!!!!!
27 :
無名草子さん:2009/05/03(日) 22:03:22
高島先生の、例の”長いあとがき”は、連合出版のでは見られないなあ
28 :
無名草子さん:2009/05/05(火) 21:03:54
最後の『諸君!』に何か書いてあったかい?
高島先生の偕老何とかは、今後、どうなるか――。
29 :
無名草子さん:2009/05/05(火) 22:20:08
何も書いてなかった。
というか、何で自分で読まないの?
30 :
無名草子さん:2009/05/05(火) 23:02:15
>>29 図書館まで、バス→汽車→バス。全集は貸出不可。
コンビニも宅急便もないので、本1冊入手するのに、都会まで一大旅行。
・・・だから。
『諸君』買うかな。最期だし。
でも休刊だからときどき増刊とか出しそうだな。
32 :
無名草子さん:2009/05/06(水) 03:11:05
俊男をあえてカテゴライズするなら、左よりの中道ってとこだろ
丸谷才一同様、政府の施策に批判的だし
政府に批判的な右なんていくらでもいるぞ。
35 :
無名草子さん:2009/05/06(水) 13:19:25
>>33 高島先生が「左より」ってことは無いだろう。
政府の根本を批判するのと、個別行政・施策を批判するのとは、大いに違う、よ。
高島先生は、天下国家を論じない――この点をむしろ大いに尊敬している。
世に、物書きや作家で、少し有名になれば、じきに政治評論家気取りで天下国家・時局を
論ずる者が何如に多いか――大抵、見当違いの論説、掘り下げの足らぬ上滑りの感情的反応
に過ぎない。読者の方がよほど健全な見識を持っている場合が少なくない。
高島先生は、そういうことに触れない――誠に好感を持てる。然あるべし。
んなことは知ってるよ
だから「あえて」と書いたんだろ
物書きとしての立ち振る舞いが、
谷沢永一より、丸谷才一の方に近いって意味だよ
まあ、証明は不可能だが
37 :
無名草子さん:2009/05/06(水) 14:54:40
「あえて」と書こうが何と書こうが、「左より」とか「中道」という政治的立場を意味する言葉を
使ったことに違いはないのだから、高島先生は、そんなのに無縁だよ、って――。
「無縁」てな消極的なものではなく、先生の良識だと思う。
少し見当違いのレスだったと思われ。
なお、打鍵漏れと思うが、「立ち振る舞い」ではなく「立ち居振る舞い」ね。
38 :
無名草子さん:2009/05/06(水) 16:35:29
「左よりの中道」って、バカかオマエは(笑)
>>36 「んなことは知ってる」なら右左で分けることの無意味さぐらいわかるだろう。
40 :
無名草子さん:2009/05/06(水) 20:01:14
33 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 11:33:08
俊男をあえてカテゴライズするなら、左よりの中道ってとこだろ
丸谷才一同様、政府の施策に批判的だし
------------------------------
世の中、いろんな気違いがいるな(笑)。
なんなんだこの「俊男」っのては(笑)。
このスレは、やたらトシオを右翼にしたがるから、
「あえて」言ってみたまでだよ。
国語教育問題は、トシオの文筆活動の核の一つだろ。
影響力はともかく、情熱は丸谷に劣らない。
あれでも、理想主義的な一面があるんだよ。
それが見えてないなら、読みが浅いと思う。
あと、これは『風姿花伝』ね。
>およそ老人の立ち振舞、老いぬればとて、腰膝をかがめ、
>身をつむれば、花失せて古様に見ゆるなり。
なんといっても元教授だから教育には関心あるんでせう
漢字にとどまらず初等・中等教育について
俊男が語ったことはある?
44 :
無名草子さん:2009/05/06(水) 23:54:29
国語教育は不要だとか何とか・・・。(別巻1のwebお言葉ですが・・・から、の1篇)
正論にうつってくれないかな……無理かな
あんがい毎日新聞あたりが似合うと思うが
47 :
無名草子さん:2009/05/07(木) 04:46:20
>41
素朴な疑問なんだが、なぜ貴兄は70代の人生の先輩を、「俊男」「トシオ」と呼ぶのですか?
2ちゃんねるではごく普通だろ
儒教道徳を説きたけりゃ、個人サイト開いてそっちでやれば?
49 :
無名草子さん:2009/05/07(木) 09:44:47
俺は許せん!
そもそもネットじゃ、書き手の年齢がわからんからな
意味ねーよ
51 :
無名草子さん:2009/05/07(木) 16:35:24
不愉快だよ!
52 :
無名草子さん:2009/05/07(木) 16:39:17
>48
2チャンネルで普通かどうかは知らないが、すくなくとも今までこのスレにはいなかったわな。
ここは島先生を好きなひとが集まっているんだ。
あんたこそ個人サイト開いて、好きなだけ呼びすてすれば?
「左寄りの中道」でもなんでもいいからさ(笑)。
いや、前のスレから俊男と呼んでたよ
おのれはクリィミーマミか。
別冊2、楽しみだな。
快刀乱麻を断つよな話とジジイのくりごとがいい塩梅に並んでいればそれでいい。
いつものようになっていればもう大満足です。
俊男とはかかないけど、高島とか高島俊男と呼び捨てするよ。
百目鬼については何か仰られておりましたかねぇ(笑)おやはや(笑)
先生の連載はどうなるのか情報ない?
58 :
無名草子さん:2009/05/11(月) 00:01:55
>>57 無いなあ――「探緑会」の人なら知ってるのかも?ここには居ないのかな?
案外、『文藝春秋』本誌が拾ってくれるかも......
59 :
( ̄ω ̄)獲る狸 ◇ycr5A7VfSw :2009/05/11(月) 00:05:48
やはり私がいないとね。おやはや(笑)。
60 :
名無し募集中。。。:2009/05/11(月) 01:12:47
新スレおめっ\(^O^)/
今日、書店で別巻2を予約してきた!
63 :
無名草子さん:2009/05/13(水) 00:27:22
64 :
無名草子さん:2009/05/19(火) 12:26:39
書店に予約していた別巻2、きょう手に入った。
相変わらず高島先生のエッセイは、おもしろいね。
最後の「宋江實録」は、内容は難しいが圧巻だね。
正字正かながいい。小さい「つ」も使ってない。
初版500部かよ!
なあああにいいいいい?
ちゃんと入手できるんだろか。がんばれがんばれ近所の本屋。
単行本九巻にある「言語学ことはじめ」は、
文庫版では削除されているのでしょうか?
買ってきた。いろいろいそがしかったけどさーて読むぞ。ありがとう近所の本屋。
正字正かなでも読みにくいなんてことは全くないんだな。
70 :
無名草子さん:2009/05/22(金) 00:20:17
そうなんですねえ。
かえって、日本語の格調、美しさを感じます。
新刊がでたのにこのさびれっぷり
縦横にじっくり読んでからじわじわとお話しましょいや。
73 :
無名草子さん:2009/05/24(日) 01:37:47
「宋江實?」(「宋江實録」)がむづかしいや!
74 :
無名草子さん:2009/05/25(月) 23:13:39
密林で注文しました。
届くのが待ち遠しいです。
有能無能って結局証明不能だから
批判者も、乃木像を書きかえるまでには至ってない
誤爆
77 :
無名草子さん:2009/05/26(火) 15:03:02
もうすぐ7が出るから、7に期待。
出荷したては不安定だから、1、2年様子を見る。
安定してきたとの噂を聞くころには次のが出荷されそうだとの噂が立つ。
次に回ろうかと・・躊躇する。
しばらくして、正式に次の発売スケジュールが発表される。
待ってよかったと思う。
次のを安定しだすころ買おうと思う。
・・・・・・・
一生悩んでろ。
WindowsのOSの話はよそでやれ。
79 :
無名草子さん:2009/05/27(水) 13:10:34
早く公式sp2うpだてこないかな。
ごちゃごちゃしてるから早く入れ直したい。
80 :
無名草子さん:2009/05/27(水) 16:59:15
電気代がネックだけどシャットダウンはしない方が楽。
HDDとかは、まわしっぱのほうが寿命長いらしい。
81 :
無名草子さん:2009/05/28(木) 17:37:53
この新種のウイルスは、成長ホルモンとなんらかの作用をすることで、
毒性を発揮するという非常に変わった特徴を持つウイルスなのではと思った。
ま、多分、違うだろうけれどね。
82 :
無名草子さん:2009/05/28(木) 21:03:04
俺は、フリーズしない限りシャットダウンしないぞ。
いつも終了は「休止」状態で、だ。
ノートだから通電していて電気代がどうのってことはない。
83 :
無名草子さん:2009/05/28(木) 21:06:24
7の場合はVistaみたいにならないよ。
XP並みにスンナリOSのバージョンアップってことで、世に理解されるだろうね。
84 :
無名草子さん:2009/05/28(木) 21:09:49
IE8は、XPのHEサービスパック3ではキツイですかね。
やはり、Vistaでないと相性悪いでしょうか?
85 :
無名草子さん:2009/05/28(木) 21:15:42
俺はIE8にバージョンアップしたことないから、わからん。
ネットブラウザはUnDonutを使ってるが、XPにはIE7のままの方が相性がいいので・・・。
テンプレの
>>2、
>>3を参照してみ。
86 :
無名草子さん:2009/05/28(木) 21:22:29
ここのスレ、「サロン」にしては何か急に過疎りましたね
チャットのように次々とレスが付く現象は、どこ行ったんだ?
月曜日ぐらいまでは、こんなのではなかったが。。。
ちなみに俺は、7が出るのを承知の上で先日メモリー4ギガに増設しますた!Vistaね。
87 :
無名草子さん:2009/05/28(木) 21:31:04
>>341 IE8から下2つのレジストリが新たに追加され、
そこにブラウザの指定を入れないと同時接続数は初期設定のまま。
サードパーティーのIEコンボブラウザも、その値の接続数になった。
88 :
無名草子さん:2009/05/28(木) 21:32:25
>>81 実際に発病した時どうしたらいいか、結局わからない。
医者には行くなという。
発熱センターへ電話せよというが、かかりにくいらしい。
時間に制限があり、深夜は又別の連絡先で、よけいにかかりにくい。
かかっても、「高熱になってから又連絡せよ」というだろうし。
89 :
無名草子さん:2009/05/28(木) 21:37:02
電気代の件は、やはり、充電できていればAC電源切って使う習慣にすべきだろうね。
そして、バッテリー使い果たすまでそのまま使い、そこで初めてAC電源入れる、
ってことの繰り返しが、バッテリー寿命のためにもいいのでは。
ツマンネ
IDが出ないからと、必死になって嫌がらせか。
あのオッサンの何が気に食わんのか知らんが、まあご苦労なことだ。
時間を損するのは俺ではないから、別段どうでもいいけど。
92 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 20:26:20
「お言葉ですが・・・別巻2」やっと届きました。アマゾンなのですぐ届くかと思ったら意外に日数がかかった。
それほど部数が少ないのかなあ。
読み始めたんですが,「選ばなかった道」の高島さん個人のことを書いた部分が
ざっくり削られていたのが残念でした。
WEB草思から郵送された「選ばなかった道」を引っ張り出して読み返したんですが,高島さん自身の悔恨を
つづった部分に胸が締め付けられました。本当にお気持ちがいたいほどわかります。切ない。
先生は孤独なんかじゃないんだよう,全国に尊敬し慕っている人はたくさんいるんですよって
伝えたくなりました。
まあ,それはともかく,あの文章は高島さん自信のことを書いた部分こそが肝だと思って
いたので,今回の単行本へ掲載されたものはなんかあっけなくスカスカした感じに思ってしまいました。
高島さん自身が,鬱の時に書いたその部分に嫌悪を覚えるというのだから仕方がないのかも知れないけど。
俺はあれを書いてしまう気持ちも恥と思う気持ちもわかるわ、削るのが当然
でも昔語りは別、書くの遠慮してるなら、面白いからたくさん残してほしいと言いたいわ
大学時代の話、子供のころの話
>>93 >でも昔語りは別、書くの遠慮してるなら、面白いからたくさん残してほしいと言いたいわ
>大学時代の話、子供のころの話
俺も同意見
あれはせつなかったよねえ。
そうですか、単行本では削られたのですか。
皇后陛下の話もたまらなかった。
>>93-94 自分を通して世間(当時の世間)を語るのは面白いが、「自分を語る」のは高島さんらしくないよな。
おもしろおかしい文章を書く人だから忘れがちだが、なんつーか基本はハードボイルドなんだなあ。
高島さんって若い頃は同人誌で小説書いたりしてたんだっけ?
読んでみたいな
98 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 19:50:34
別巻二get。しかも一割引で嬉し♪
トシオは案外自分語りが多い
エッセイストなんだから当たり前だわ
101 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 13:18:09
>92 同感。
102 :
無名草子さん:2009/06/13(土) 00:18:12
『中国の大盗賊 ・ 完全版』 高島俊男 講談社現代新書 M3
劉邦、朱元璋、李自成、洪秀全。中国史の重要人物たちは、もと盗賊だった・・・。天下を
取った物は皇帝となり、失敗者は非業の最期を遂げる。中国社会になぜ盗賊がたびたび生
まれ、天下を取ってしまうのか、深い学識を持つ筆者が、わかりやすい言葉で、解き明かし
A高校 夏休みに読んでおきたい本のリストより
ていく。果ては毛沢東すら、大盗賊の系譜に属すると喝破する。痛快な小冊子である。
103 :
無名草子さん:2009/06/13(土) 00:19:38
失敗したけど、意味はわかるでしょう
104 :
無名草子さん:2009/06/13(土) 16:45:53
出版社の社員が書いた文章なのかもしれないが・・・、
「毛沢東すら」が気に喰わないね。
本の趣旨は、「毛沢東集団が史上最大最強の大盗賊」というにあるのだから。
『三国志 きらめく群像』と『中国の大盗賊』は最高に面白い
何度も読んだ
高島さんの歴史ものがもっと読みたい
>>104 完全版じゃないときのを読んだか、
完全版じゃないときの出版社の文章を書いたかだと思う。
あとがきにあるとおり、中国共産党バンザイの人(馬鹿)がまだ勢力を持っていたせいで
当初の趣旨がつけたし程度にされてしまった当時の事情があるから
今完全版が出てるんだよね。
>>104 元版には無い項目なんだから、驚きとともに紹介されるのは当たり前なんじゃねえの?(鼻くそほじりながら)
ブラクラ登録が一挙に40ほど増えた。ありがとう。もうアク禁されていいよきみら。
109 :
無名草子さん:2009/07/03(金) 16:14:28
『天下之記者』読み終えたけどつまらんかった・・・
『座右の名文…ぼくの好きな十人の文章家』が面白かったから期待してたんだけどな
連載は?
あげ
111 :
無名草子さん:2009/07/22(水) 18:38:15
高島先生が、きょうあたり何か書いていたら、
「日食」なんて表記があるか!意味を成さないじゃないか!
とか何とか書いてるだろうな。
「日蝕」ではのび太の名言も生まれなかったな。
愚劣な漫画である。
高島先生は、かなで書くから色んな事がわかって面白いや。
==「むづかしい」==
人の言葉を引用されてるのでは、「むつかしい」。
ご自分でおっしゃる時は、「むずかしい」。
自分は京都で、「むづかしい」だが、「むつかしい」とはどこの地方だろうか?
かなで書くなら「むづかしい」とばかり思い込んでいたが、どうなんだろう?
『日本国語大辞典』(第二版)、12巻974頁、「むずかしい」の語誌。
(1)室町期まではムツカシと清音である。ムヅカシが出てきたのは近世末といわれ、
以後、両語が並存している。
(2)現在、新聞や放送用語、教科書などではムズカシイを採っており、
一般にはムズカシイがかなり優勢になってきている。
(3)NHKの調査「ことばの地域差」(一九七六)によると、
東日本ではほとんど全域でムズカシイのみが使われているのに対して
中部地方以西においては全域でムツカシイが使われるが、
ムズカシイもかなりの勢力をもつに至っている。
かつてのムズカシイ対ムツカシイの東西対立に、
共通語としてのムズカシイが西日本に広がってきたと考えられる。
【生硬な(セイカウな)】
やさしい文章を書く高島先生がこんな難しい漢語をさりげなく使っています。
近くは、『別巻2』(「『たそがれ清兵衛』武士のセリフ」)
「(英文和訳専用の語は)生硬な表現である」(canの「ことができる」、比較級の「より」)
前にも他で何度か使っておられた記憶があります。
意味は「あまりに生(ナマ)な拙ない(表現・文章)」と謂う位いのところかな?
そんなに多用する言葉ではないと思われます。普通はもっと他の言い方にするのではないかと。
あるいは、先生の年配では使用頻度の高い語だったのでしょうかね。
一般の国語辞典で「生硬な表現」「生硬な文章」の意味を適確に語釈したものを知りません。
作例すら無い意味不明語釈の辞書すらあります。これらは当然用例出典を書いていません。
(もちろん、漢和辞典の用例出典の記載を確認しています)
【英文和訳専用のことば勢揃い――を書いてほしい】
その章、よく憶えています。
ハナシを変えて申し訳ありませんが、その章に出てくるような英文和訳専用の語がほかにもあれば、
ボクは高島先生にぜひ書いてもらいたいものだと思います。
日本語としてはおかしい表現なのに気付かずによく使われている例なんかを、です。
「キライなことば勢揃い」みたいに・・・。
レスの趣旨を【 】書きした方が良いんですかね?
高島先生が違和感を覚える語句一覧表を提示してくださればいいな
別巻2の戦後国語改革の【参考資料】
【一画ふやしたもの】の中に、「雅」「邪」が抜けている。
偏のキバの二画目と三画目とは一画で続いていたのが分かれた。画数を増やした。
キバ「牙」は当用漢字(常用漢字)に入ってないので新字体無し。
先生危篤
ガセネタに決まってる!! そんな兆候何も無かった・・・
何にせよそろそろ死ぬだろ
文藝春秋で小島毅の「靖国史観」を誉めていたので今日買ってきた。
今から読むところ。
高島先生絶讃の一冊が楽しみだ。
それも、今度の別巻3に入れてほしいな〜 (この前の漢検批判も)
正字正かないいね。
高島先生が好きな人は呉智英も好きなはず
スベカラクの問題などで呉智英にも同意見の人として言及しているね
でもこの辺が好きな人は団塊嫌いになるなあ、団塊の呉智英には悪いけどw
たとえば高島説に従うと「十」の促音便をジュッにしちゃったのも首都圏のベビーブーマーでしょ
> 高島説に従うと
別に、高島説に従わなくても、「十本、十手、十回、十階、十戒」の「十」は昔から「ジッ」です!
京都人です。
「ジュッポン、ジュッテ、ジュッカイ・・・」なんて、わざわざ巻き舌で発音するのは東京人の発音です=体験的考え。
130 :
無名草子さん:2009/08/12(水) 02:12:08
>>129 高島説に従うとっていうのは、「いつからジュッが始まったか」
「どういう人が誤読するようになったか」についてであって
昔どうであったかについてではないのですよ。
そういう意味に読めませんでしたか?なぜ?
答。今日と陣だから(笑)。
132 :
無名草子さん:2009/08/12(水) 14:47:27
京都人万能だなw
京都人には逆らうな!
正直、空襲で焼かれてれば京都人ももっと謙虚になってたと思う。
135 :
無名草子さん:2009/08/15(土) 22:54:22
京都には原爆を投下する計画だったんだけどね
自意識過剰の京都人は前スレでも同じ問題を起こしてたな(笑)
京都人が出て来るといきなり荒れるスレww
>>134 京都に空襲がなかったというのは嘘だからな。
誰かokotoba.zipくれよん
いやです。
高島さん、今何か書いてるのかな?
新刊出ないかな
142 :
無名草子さん:2009/08/27(木) 01:44:21
『諸君!』が終ってから連載はないのかな?
143 :
無名草子さん:2009/08/27(木) 23:44:31
じゅって、じゅっぽんでも良いんじゃない?しち、はち、きゅう、じゅうと言うが如し。
そうだよな。きゅうもきゅっぽんと言うが如し。
145 :
無名草子さん:2009/08/28(金) 00:25:26
意地悪はいやだな。ひととして卑しい。
馬鹿の開き直りはいやだな。ひととして醜い。
底意地の悪い人間に自覚はないよ。
何が意地悪なの?
150 :
無名草子さん:2009/08/28(金) 21:01:16
高島先生って小谷野も尊敬してるみたいだね
しかしどうやったらこの人みたいな若い脳みそでいられるんだろう
151 :
無名草子さん:2009/08/29(土) 07:50:58
>>144 あんた 頭が弱いから補足する。濁音、母音だとポンになる。いっぽん、じっぽん。したがって、「きゅっぽん」にはならない。
152 :
無名草子さん:2009/08/29(土) 08:07:40
又馬鹿が反論しそうだからつけ加える。「は」行もそう。つまり、勢いのある語の後は「ぽ」。「か」行もそうだね。もっとも「か」行の濁音のない数字は無いが。
153 :
無名草子さん:2009/08/29(土) 09:29:55
漢字熟語で促音化が起こる条件は、入声韻尾を持つかどうか。
その違いは歴史的仮名遣いではじめて判断できる。
カナ二字以上から成り末尾に「フ」「ク」「ツ」「チ」「キ」が付くものが該当する。
しかし日本語では漢字音を取り入れたあとハ行音がp>f>h>wまたはゼロ、
という変化を起こした。しかしその後も入声の名残りの促音化は習慣として残った。
「ク」「ツ」「チ」「キ」の促音化は現代でもわりと生産的だが、
「フ」は発音の上でもそれを反映した現代仮名遣いでも著しい分裂を起こした。
更には旧式の促音化表記からの類推で「フ」を「ツ」と読み変える新たな字音が生まれた。
それらのうちどれが使われているかは字によって違う。
「立」はリフだったが「建立」ではリュウ、「立体」ではリッ、「県立」ではリツとなる。
「甲」はカフだったが「装甲」ではコウ、「甲冑」ではカッ、となる。カツという音は存在しない。
「葉」はエフだったが一律にヨウとなり、促音のエッや新たな字音のエツは存在しない。
「納」はナフ(呉音)/タフ(漢音)だったが「納入」ではノウ、「出納」ではトウ、
「納得」ではナッとなる。ナツ/タツという音は存在しない。
そして「十」の歴史的仮名遣いはジフ/シフ。現代語では漢音シフは使われず、
もっぱら呉音がジュウ/ジッという音で現れる。
十本とジュッポンと読むのが正しいと言う人は立体をリュッタイと読むべき。という話です。
155 :
無名草子さん:2009/08/29(土) 16:27:01
京都人には常識だな
今日も今日とて京都の話題、なんちてな。
鹿島のひとだよね。
六一○ハップを送ってくれたのもこのひとだっけ?
向田邦子のは文庫にならないのか値?
160 :
無名草子さん:2009/09/08(火) 00:35:33
数が捌けないものねえ……
前に高島先生に手紙で聞いたら、「メルヘン誕生」文庫化の打診は何度かあったそうだ。
ただ、いそっぷ社の首藤氏が「これはうちの本だから」と譲らないので実現しないらしい。
ありそうな話だな
向田本は売れそうだからな
163 :
無名草子さん:2009/09/08(火) 12:14:11
そうか。
でも先生の懐のためにしてほしいな。
164 :
無名草子さん:2009/09/08(火) 20:42:27
文庫化は著者の承諾だけではダメなのか。まあ版元無視しては出来ないだろうね。
165 :
無名草子さん:2009/09/09(水) 04:35:54
いそっぷ社は文庫を持ってないので、それはありえない。
だいぶ体の具合が悪いらしい。
みなさん、励ましのお便りを出しましょう。
Xデー近づく
ああ、あと3ヶ月ちょっとでΧmasだな
新刊は?
170 :
無名草子さん:2009/10/07(水) 15:05:00
age
高島先生婚活中……
さすがに婚活は嘘かもしれないけど、でも同居人は欲しいかもね
あの歳でひとり暮らしで、おまけに体も悪いみたいだし
鬱がかなーりひどいらしい。お前らも手紙出そう!
婚活詐欺の格好のカモ
高島先生入院
177 :
無名草子さん:2009/11/11(水) 02:09:15
惜しい人を亡くしましたw
冗談にしてもくだらねーこと言ってんなクズ
新刊情報は?
過疎ってるな。無くなったから?
他人を不愉快にさせたかったけど、いかんせん知能指数がヒトケタだから何の効果もありませんでしたって感じだな。
丸谷さんの新刊で解説書いてるね。
176 177あたりはただの魯鈍だが、180は特殊学級レベルだな。
なんかさびれちゃったね
「ちわ!御隠居さんは、おいでに〜」
「おや、八っつぁん! ま、こっちおあがりよ。 今、お茶を入れるからね。
――ばあさんや、到来物の羊羹があったろう、そいつをお出しよ。」
「御隠居さんに、ちょいとモノをうかがいたくて来たんですがね。
――何でも『お言葉ですが・・・』ってぇ本を出してる“てぇしたトーシロー”とかってぇ爺ィの・・・」
「そんな名前があるかッ! 高島俊男と言って、偉〜い学者だ。」
「その先生の新刊が、まだか、まだか、てぇ皆が言うんですがね、いってぇどうしたんで?」
「さぁそこがオマイさんはモノを知らないって言うんだ。
――皆が言うだろうから、代表作の書名が言わず語らずに教えているよ。」
「『お言葉ですが、点・点・点』ってぇのが、教えてますかぃ?」
「“点・点・点”は、『やたら新刊は出しません!』と読むんだ。」
pdfくれよんくれよーーー
日本のカミガミ(神々)に「神」の字を当てるのは不適当、と高島先生はお教えになる。
「神」は鬼神の意だ、と。…そうなら確かに日本のカミ様たちと違うね。
(「お言葉ですが」やったか「別巻」やったか出処忘れた…)
そしたら、漢字を当てるとすれば、どの字が適当なんだろう?
先生なら、仮名で書けばいゝんだ!のひと言やろうけど。
先生自身はもうすぐ仏になりますw
「ちわ!御隠居さんは、おいでに〜」
「おや、八っつぁん! ま、こっちおあがりよ。今、お茶を入れるからね。
――ばあさんや、到来物の羊羹があったろう、そいつをお出しよ。」
「御隠居さんに、ちょいとモノをうかがいたくて来たんですがね」
「きょうは何かな?」
「皆が高島先生の陰口ばかり言ってんですがね。仏になるだの、痩せっぽちのハゲ爺ぃ、切符窓口の壊し屋…」
「そんなこと誰も言ってないだろ。オマイが言ってるんじゃないか。何だッ、おしまいのは…」
「いってぇ、先生は、どうしてんでしょうかね?」
「至ってご壮健だ」
「どうして、御隠居にそれがわかるんで?」
「窓口のプラスチックを叩き割った者は長生きするんだよ。」
「おんなじじゃねぇか!」
高島先生が書かなくなったんなら、
他の人で、ああいうおもむき(趣き)の事を最近書いてる人居ますか?
あるいは、ごく近刊で本出してる人?
なんとなくたどり着いたブログで今月とった写真を見たが、ものすごく老けたなぁー
蔵書もほとんど整理して「もう書くこともない」、なんてさびしいのう
どこのブログ?
>>192 akaru.mo-blog.jp/akarublog/2009/12/post_d446.html
194 :
無名草子さん:2009/12/26(土) 17:36:11
なんか、恍惚の人に、、、、
変わらんよ、年相応じゃないか。
先生、いつからメガネ掛け出したんやろ?
ちくま文庫カバーに載っている写真がイメージにあったからなぁ……
まだ73だっけ?まあこんなもんなのかな。
つーか、以前書いていると言っていたシナの敗者の話が早く読みたい。
198 :
197:2009/12/26(土) 23:54:29
間違えました…。
>>193 ありがとうございます!
「ぼくは本が無かったら書けない」
らしくていいなw
先生もいよいよ死に支度か
>193
ありがとう。こんな貴重なもの、よく見つけられましたね。感謝します。
でも先生の発言は、ちょっとさびしいです。
ブログに記載があったのは、そのことだったのか!
高島先生の最新文というわけだな。
白川先生と藤堂先生お二人の漢字論のことを言うと、
漢字の解字論は、
白川先生の説は、どれもこれも、どうも公式主義的で強引な感じがする。
その点、藤堂先生の方のは中々説得的で肯けるケースが多い。
元より、どちらが信頼できるのか分明ではないが、藤堂説が気に入って
『学研・漢和大字典』の各漢字の「解字」説明を読むのが好きだ。
>201
ありがとうございます。早速読んでみます。
これはイイコト知った。さっそく買ってこよう。
値段高い! 「別巻V」のためカネ残しとこう
いやー別巻3は当面出ないっす。先生鬱なんで。
鬱かぁ!
そうだろうな、本売った とか 一般人に断筆宣言する のは、やはり(老人性)鬱?
ユリイカ、先生らしい書きぶりで、嬉しくなってしまった
やっぱり先生の文章は縦書きがよい
本当にどこか、心ある雑誌、先生に連載を!
高島先生が白川批判をしたことってあったっけ?
たしか白川をそれとなく批判したのを読んだ記憶はあるけど
前スレより
> 175 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/01/23(水) 15:09:33
> 『お言葉ですが…』の中から、白川静批判らしき部分を探してみた。
> 本当にこの部分がそうであるかはわからないけれど。
>
> ・文庫本七巻の「勉強しまっせ」
>
> 「漢字の話をするのに、この字はこういうさまをかいた絵だ、だからこういう意味だ、
> と字(図柄)と意味だけを説く人があるが、あれはいけない。」(p.213)
>
> ・単行本九巻の「言語学ことはじめ」
>
> 「漢字の大家とか碩学とか言われる人の本をのぞいて、たちまち投げ出したこともある。」(p.198)
これくらい。名前をあげて批判した文章は今のところ無いはず。
「あとから一言」だったかもしれないが、はっきり白川名誉教授とわかる書き方で批判文があったはずだけどな…
おけおめ。今年は先生の本が二冊はでますように。
あけおめ!
じゃあ、俺も同じことを祈って…!
高島先生に興味をもったので
過去ログを見ていたら高島先生が『漢字と日本人』のミスをみとめたと書いてありました
>51 :無名草子さん :02/02/08 23:30
> 最新の文春では、自分の「漢字と日本人」の間違いを列挙していた。
> これ、なかなかできることじゃないんだよね・・・
この間違いはどのようなものなのでしょうか
ことよろ!
>>214 それ、『お言葉ですが…』の一篇にあるよ。
最近のことじゃなくて、随分前の話だ。
おみくじ機能の日でした
>>215 そうでしたか
何巻に収録されているのでしょうか?
>>216 第七巻「だいぶまちがいがありました」の篇、全部。
pdfまだー?
先生、碁会所の毎日なら、ここの住人になってくれ!
このスレ印刷して送ってあげれば少しは元気出るかな?
いいスレだねえ
先生のマネしても直ぐばれますから…そんな朝の五時まで起きてる先生ではない。
他の物書きさんと違って深夜に起きてる方と違います。
夜は普通に寝、朝も普通に起きて顔も洗わない内から洗濯機のスイッチひねったり湯を沸かしたり…。
224 :
222:2010/01/03(日) 12:56:20
一高島ファンとしてスレの感想を書きこんだら、深読みするひとがいるようで(笑)。
いろんなひとがいるもんだ。
PCに触らない先生がこんなところに書きこむかよ、アホ!
せんせーでも携帯はもってるらしいよ。
電話機能だけの老人用だよ。
ボタンの大きいやつ。
いやメールもしてるって聞いたよ?
どころか、近年の執筆はPCでっせ。エッセイにも先生そう書いてたよ。
>>228 そうなんだ
高島先生がかな入力かローマ字入力なのかが
気になる
230 :
無名草子さん:2010/01/03(日) 23:40:52
>228
ほんと? ソースはありますか?
私は、先生がしゃべって、ボランティアの学生が「聞き書き」と聞いてますが。
もしも文章にあるのならそうなりますね。
228はダウト(笑)。
高島さんはPCはできませんよ(笑)。
ウソツキハヨクナイアルヨ!
いや、練習しているという文章は確かにあった。
が、原稿は今でも手書きです。半ぴら200字原稿用紙だったかな?
かなり前の本で、「一本指打法でチマチマキーボードをうってる」
ってなことを書いてたような記憶が。PCじゃなくてワープロだろうけど。
>232
へえぇ、先生は400字詰じゃないんですか。
新聞記者出身でもないのに半ビラ使用は珍しいですね。
235 :
無名草子さん:2010/01/07(木) 09:55:43
半ビラってなに?
236 :
無名草子さん:2010/01/07(木) 13:26:53
>193
ありがとう。このお三人、どういう関係なの。
これはどこの店。profile見たけどは真っ白け。
237 :
無名草子さん:2010/01/07(木) 13:38:24
>201
ありがとうございます。早速読みました。やっぱり高島先生ですね。いつもの様に理路整然とし大変分り易く書かれており、高島先生らしい文章に接し大変嬉しゅうございました。い。また先生、お元気のようで大変ようございました。
>237
いえいえどういたしまして。喜んでもらえてうれしいです。い。またなにか見つけたらアップします。
本当に乙でした。い。またよろしくお願いします。
240 :
無名草子さん:2010/01/07(木) 19:12:13
じゃあ、俺からも。い。引き続きユリイカに注目していて下さい。
なんだか盛りあがって、とても、い。うれしいです。
????
その後、高島先生のあらたな文章はあったでしょうか。ご存じのかた、情報アップをよろしくお願いします。い。私も見つけ次第、ここで報告いたします。本当にようございました。
????
荒らすなよ。
誰も荒らしてないよ(笑)
執筆は、先生、近頃すべてワープロだよ。いや、ワープロソフト、PCの。
ただ、出稿にデータで渡さず紙に印刷したの…それに手書きで書き加えたのを提出される。
三国志の続編出してくれないかな。
>>247 あーぁ、アナタは例の○○さんですね。先生まだ何か書きそうですか?
250 :
無名草子さん:2010/01/13(水) 14:32:18
高島先生、手書きじゃないのか!?
ショック! ちょっと新鮮!
今以て、週刊文春の『お言葉ですが…』連載打止めの謎がわからん?
252 :
無名草子さん:2010/01/14(木) 15:21:43
ペラに手書きとか、ワープロとか、じつはPCとか、どれが本当なんだよ!?
ガセはどれなんだ!
本人が書くのは手書き、聞き書きの場合はパソコン。
なのでは?
三国志人物縦横伝(1994年刊)あとがきより
「原稿は、まず手書きで書き、それをポツリポツリとワープロに打ち込んでいたが、〜」
平凡社の中国古典文学大系って面白いね。筆記あり小説あり詩あり。
高島先生はいろいろクサしてるけど(もっともな批判だと思うけど)、東洋文庫もいいな。
お気に入りは中国講談選、酉陽雑俎、明治東京逸聞史、北京随筆、東西遊記、五雑組、今古奇観、鹿洲公案、ホジャ物語etcetc
このスレの人はどんな本読んでますか−?先生が書いてくれるのが一番なんだけどなー
高島さんが津田左右吉の影響を強く受けておられれるのは分かりますけれども、津田というのは妙に攻撃的な、何か苛立ったところのあるような男です(笑)
その発言は快刀乱麻を断つ如くの時もありますが、寧ろなまくらと言ってもよい場合なんぞもあるのでは(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
丸谷才一は津田を批判しておると同じように漢字を排そうとする支那文学者(槍玉に挙げられておるのは吉川幸次郎である事は明白ですが)も批判しておりますねぇ(笑)
そこの辺りはいかが(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
258 :
無名草子さん:2010/01/27(水) 16:13:38
いまさらだけど
藤堂と白川静の論争を高島先生が解説してるのを読んだよ
上の方ででているやつ
高島先生の説明はわかりやすいね
間違いを指摘するにも高島先生はユーモアがあってよかったなー
262 :
無名草子さん:2010/01/30(土) 08:56:27
>>261 ユーモアのある間違い指摘って、どの本?
今回のユリイカも、かなり手厳しいよ
自分で嫁
>>263 そういうバカな米してると
誰もフォローしてくれないぜ
あっそw
赤い腰巻きが印象的だったなー
267 :
無名草子さん:2010/02/01(月) 15:28:53
ユーモアある批判っつったらお言葉シリーズ全篇にわたるといって
よいのでは。
今読み返してるけど改めておもしろい。
268 :
無名草子さん:2010/02/06(土) 11:28:13
個人的には『本が好き、悪口言うのはもっと好き』かな
269 :
無名草子さん:2010/02/08(月) 18:10:46
安岡孝一ってJISの関係者だったんだー。文春編集部に文句言ってきた
本人だったりして。
270 :
無名草子さん:2010/02/08(月) 22:19:44
pdfはまだかね?
pdfくれよんくれよんー
流してくれよーん
273 :
無名草子さん:2010/02/16(火) 14:39:52
読み返していると、先生いうところの「語感」はついにオレの
共有しえないところなのだと痛感する。この言葉はこの場面で
使うのはおかしい、そういう語感。彼我の世代の違いだけじゃ
ないんだよなー。
275 :
無名草子さん:2010/02/16(火) 21:42:06
馬鹿島先生は
「JIS漢字フォントをおかしくしたのは馬鹿なコンピューター屋である」
という主張は撤回されましたか ?
277 :
無名草子さん:2010/02/17(水) 09:25:05
>>276 仰せのとおり。質もな。
読んだもの読んだこと覚えてないと先生あれだけおっしゃるが
「座右の名文」口述って・・。
>>274 馬鹿なのは佐賀知事とお前だけだろ。
それを日本人全体が馬鹿なように言うな。
ここにも馬鹿がひとり
馬鹿っつうより無知だな。
単に漢字の問題にとどめておけばいいものを
差別問題と絡めるからややこしくなる。
281 :
無名草子さん:2010/02/17(水) 17:33:08
馬鹿島ファンはやっぱり馬鹿ばっかりか
282 :
無名草子さん:2010/02/19(金) 14:20:21
>>275 「おかしくした」んじゃなくハナからおかしなモノつくったんだろ
283 :
無名草子さん:2010/02/20(土) 13:40:49
>>282 78jisから83jisへの改悪のことをいってるから
「おかしくした」だろう。
馬鹿島びいきは馬鹿ぱっか
不思議なのが湧いてるなw
鹿島茂がバカってこってすか?
287 :
無名草子さん:2010/02/24(水) 18:19:39
最近糞ブログの宣伝が多いなw
「退屈老人日記」かな?
「死後の評価を重視する中国では敗者だった人の話」の本はいつ出るんだろう。
pdfはまだですか?
292 :
無名草子さん:2010/02/26(金) 09:13:42
>>292 「エコノミスト」2008年5月6日号64頁の「著者インタビュー」です。
294 :
無名草子さん:2010/02/27(土) 02:30:41
pdfの内容は別巻二に入ったような木がするが
>293 ありがとう。読書幅が広いですね。楽しみに待つことにします。
別巻3はいつごろ出るんだろ。
というか別巻シリーズは先生の全集っぽく文章を網羅してくれる予定なのかな?
297 :
無名草子さん:2010/03/01(月) 10:23:30
>>293 多謝。
バックナンバー図書館にあるかな・・
>>297 これだね
インタビューの末尾にある
>−− どうしてそんな山田一郎のことを書こうとされたんですか?
>■敗者に興味があるんです。自分も敗者だから。
>−− 先生が敗者なんて……東大を出て大学の先生も務められたし、『お言葉ですが…』シリーズなどエッセイでも活躍されているじゃないですか。
>■いや僕の同級生なんて、みなエラくなっていますよ。
>それに比べたら……。
>山田一郎を見てると、自分と同じようなやつが昔もおったんだなあ、と非常に興味深い。
>今書いている本も、死後の評価を重視する中国では敗者だった人の話です。
二年前のインタビューだから
そろそろ出てもいいころじゃないかな
299 :
298:2010/03/01(月) 17:51:05
先生の気持ちは分からないことはないけど
先生が自分を敗者と呼ぶなんて
一ファンとして悲しくなってしまう
300 :
無名草子さん:2010/03/03(水) 09:14:37
>>298 かさねて深謝。 しかしユリイカにしろエコノミストにしろ
すごいアンテナだなあ。
前スレで出てたよ
302 :
299:2010/03/08(月) 18:50:58
2年前というと先生鬱だった頃?
pdfの人はもう見てないのかね。
うんにゃタマに見てますよ。
pdf御要望の方には申訳ないんだけど、連合出版さんの別巻シリーズが
高島先生拾遺集みたいになっており、その邪魔だけはしたくないのでokotoba12/okotoba13.pdfの再うpはないっす。
あれを作った頃は、連載は終了し、11巻が出たはいいが「もう先生の本は出ないかもわからんね」といった雰囲気がありました。
んで、先走ってあんなのを作ったわけです。
今は連合出版のページに著述一覧があるので、図書館とかで読んでみてください。
「小言コウベエ文章学」が一番のオススメです。
これだけでは何なので。
自分も最近知ったのですが、先生は文藝春秋のケツの方にある書評欄で書評委員をされているようです。
今日発売の今月号はまだ知りませんが、先月号には書評が載ってました。
いつからかはちょっと不明です。
「文藝春秋」の2010年3月号と4月号には書評が掲載されていますね。
2009年10月号から2010年2月号までには、載っていませんでした。
おそらく2010年3月号からだと思います。
3月号(pp.372-373)…陳惠運・野村旗守『中国は崩壊しない』文藝春秋
4月号(pp.468-469)…吉田忠則『見えざる隣人』日本経済新聞出版社
306 :
無名草子さん:2010/03/13(土) 19:32:34
>>304 京大の方でしたっけ?
「小言コウベエ文章学」読んでみます。
307 :
無名草子さん:2010/03/14(日) 01:43:59
お、じゃ文藝春秋読もう。ありがとう。
春秋左氏伝を読みはじめたんだけど、
この本について高島先生は何か書いてたっけ?
>>308 『お言葉ですが…』にも言及があった。
憶えているのは、
「推理作家の鮎川哲也が無類の潔癖症だった」と云う篇で、
『左傳』を註した杜預が、他人の嗜好癖をあげつらう傾向があった…とか、
もひとつは、
「『武』の字は、ホコ(戈)を止めると書く」なんて字解俗説が『春秋左氏傳』に出てる、と云うもの。
(正字の「歩」の字は「止」を上下逆さまにくっつけたもの、と云う篇)
記憶だけで、正確な箇所を示せなくてスミマセン…。他の著作も含めもっと他にも有るでしょう…。
『春秋左氏傳』が好きで全巻の要点ノートまで作ったほどなので上の言及は記憶に残ってた。
ありがとう
よく覚えてるね
まとまった記事があった気がしたんだけど、勘違いかも
「講談社の誌『本』4月号が届いていたので開いてみると、高島俊男さんの新連載「漢字雑談」が始まっていました。」
312 :
無名草子さん:2010/03/20(土) 17:19:20
どっかのブログの引用のようです。
カッコ内の言葉で検索したらヒットしました。
314 :
312:2010/03/21(日) 18:13:55
315 :
無名草子さん:2010/03/22(月) 11:18:12
年齢が上でも関係ない。悪いところがあったら何でも言い合うべきだ
316 :
無名草子さん:2010/03/22(月) 11:25:06
はじめてやるなら高島俊男本さんで間違いないと思います。
317 :
無名草子さん:2010/03/22(月) 11:29:05
良さそうですね。無理せず頑張ります!
318 :
無名草子さん:2010/03/23(火) 09:15:49
>311
ありがとう。読みました。
319 :
無名草子さん:2010/03/23(火) 18:27:34
今月号の文芸春秋の先生の書評読みました。
「障害」は好いとして、
「奇型児」に「汚職」
此文字遣ひ、ううむ、迚も先生の執筆とは思はれぬ……
先生も歳とって丸くなったのかなぁ
321 :
無名草子さん:2010/04/10(土) 10:24:33
「本」購読申し込みました。楽しみ。
「お言葉ですが・・・7 漢字語源の筋違い」の「ドンマ乗りとカンカンけり」で、
固太りした上級生が・・・という文があったけど、小太り(こぶとり)ではなく固太りが正解なの?
読み方はは「こぶとり」?「かたぶとり」?
>>322 脂肪でぷよぷよしてるんじゃなくて、
筋肉あって太いのが「固太り(かたぶとり)」だね。
イメージとしては柔道選手のような感じ。
新党の「日本創新党」、「ニホンソーシントー」で音だけを聞いても漢字が浮かばないね。
326 :
無名草子さん:2010/04/19(月) 22:41:14
日本痩身糖、日本総神道、日本送信湯
>これに対し、障害者団体や自治体などから追加を求める意見が
>多かった「碍」「鷹」「玻」は、「使用頻度が低い」「使わ
>れる熟語が少ない」などの理由で落選。ただ「碍」については、
>政府の「障がい者制度改革推進本部」が「障害」の表記の
>在り方を検討しており、同本部の結論次第で再検討する
>可能性もあるとしている。
「障碍」って使われる頻度はメチャクチャ高いだろう。
「害」の解釈という観点から入ると、また馬鹿が湧くぞ。
「障がい者」と表記して得意になってる某党の政治家がストップかけてるんじゃないか?
旧友でJRのエラい人と旅行したとき、下にもおかぬもてなしぶりでよかった、という文章読んだとき、なんだかなーと思ったが、福知山線事故関連のニュースを見るたび、渦中にいる旧友のことを今はどう思っているのだろうか、気になる。
その文章はおそらく、
『本と中国と日本人と』(ちくま文庫)のpp.442-447に載っているものだと思います。
だとすれば、330さんが仰る「旧友」とは、
長澤規矩也先生のことではないかと思います。
いや、お言葉ですがにそんな話があったよ。
『芭蕉のガールフレンド』の「サンライズ瀬戸」
>>331 長澤大先生が「旧友」ってw
高島さんは明治生まれかw
今更ですが、「文藝春秋」2010年5月号には、
高島先生の書評は載っていませんでした。
お言葉ですが・・・11巻の索引に鳩山由紀夫の項がないのは何故だ?
2,3回は触れたよね。
鳩山和夫の披露宴がどうたらってやつだっけ?
339 :
無名草子さん:2010/05/10(月) 16:29:10
「事務所」本邦初出のくだりだったか。
340 :
無名草子さん:2010/05/17(月) 18:00:16
別巻B届いた。一杯飲みながら読むのが楽しみ。
新刊買った
白川静の話は面白いなー
342 :
無名草子さん:2010/05/20(木) 11:53:49
程度が低いって言い切ってたなー。
343 :
無名草子さん:2010/05/21(金) 21:16:46
漢字検定はアホのパズルだと思っていたが、高島先生もそう書いていて
我が意を得た
>>341 変に持ち上げてる藤堂明保も東大紛争で全共闘を支持した
素っ頓狂左翼で程度が低いけど、そのことには一切触れないのな。
左翼かぶれの馬鹿さ加減は藤堂の漢字の本の至る所に出てくるのに。
かつての大ボス吉川幸次郎門下が師の批判は一切しないのと同じ。
「あとがき」より
『ユリイカ』に書いたものの「両雄倶には立たず」という題は、『ユリイカ』の編集者がつけたものである。
ぼくは、白川静氏も藤堂明保氏も別に「雄」とは思わないし、そもそも、現存の人やごく最近の人を
「何々の雄」と表現する発想がない。
白川静のことは程度が低いと思ってるけど、藤堂明保に対しても思うところがあるようで、
身びいきしたと思われるのがゴメンでこの話題は避けたいって感じだね。
347 :
無名草子さん:2010/05/24(月) 10:35:13
「母国語」「母国語」と連発してたのに驚く。40年前の文章だし、あえて
そのまま載せたんだろう。潔いというべきだな。
新刊購入。
この人と田川建三、みなもと太郎だけにはせめて長生きしていただきたいものだ。
常日頃学者のあり方を偉そうに語るくせに、そんなんでよいのかね?
350 :
無名草子さん:2010/05/25(火) 21:33:00
この「あとがき」の価値は絶大。よかった、高島先生、書いてくれて。
352 :
無名草子さん:2010/05/28(金) 18:15:46
白川静を信奉する内田樹センセイはどう読むか。
高島氏を尊敬してるらしい呉智英も白川静を碩学と持ち上げていたが。
353 :
無名草子さん:2010/05/31(月) 23:04:46
白川さんのは宗教みたいなもんでしょ。
実証性がまるでない。
354 :
無名草子さん:2010/06/01(火) 16:58:02
高島先生の戀バナが讀まれるのは『別卷三』丈!
355 :
無名草子さん:2010/06/01(火) 17:02:24
マア實際の所は別卷三が出る迄は
「高島先生の戀バナを讀まるゝは、唯『ほめそやしたり』の一書有るのみ。」
だつたか。
否、『お言葉』にも思切て學生に愛を告白する話が有つたな…。
戀バナが出るのは結局此の三書位か
>>356 なにしろ「士」が「男性自身」だからね。
中古音の専門家でいればよかったものを(ただ藤堂先生の重紐解釈などは独特だから、
取り扱いには注意が必要)、漢字の語原と言いだした時点で、とたんに胡散臭くなる。
『漢字と日本人』読了。
日本語が漢字を使用することのデメリットの大きさについては確かに同意するが、
メリットがまるでなかったみたいな書き方は公平さを欠くのではないか。
>>358 メリットについては『日本の漢字』(中公文庫、品切)などがおすすめ。
>>358 便益が大きいからこそ今日まで使い続けているのに
その考察が全然ない。
漢文訓読が日本文化にもたらした大きな恩恵の
考察も全然ない。
あの本はこのセンセの本のなかでは最低。つまらん。
漢詩漢文は支那音で読めというなら
支那語のまま読むための入門書くらい書いてもらいたい。
知的風土の問題が浮き彫りにされている。
どうせ新書だから、読者に合わせて程度を落として書いてるのでは?
>>360 支那音といっても、おそらく普通話(いわゆる北京語)ってことでしょう。
しかし、支那語話者なら知らず、そうすることに、果してどういう意味があるのかと思うな。
中古音復原を目指したものとして、大島正二『唐代の人は漢詩をどう詠んだか―中国音韻学』
があるけど、それとても、重紐解釈など保留している部分は少なくないしね……(が、この
本はおすすめです)。
また、中古・上古音の喉内鼻音韻尾に二種を比定するとか、その韻尾を有する音節の主母音
の音価はどうだったとか言い始めるとやはり限界があるわけで、大島先生はその点、自覚的
だったのではないかと思う(あくまで「復原」だ、と強調しているので)。
国語施策について、俺が興味を持ってるのは、文明開化期や戦後に日本語の表記法は何度も
危機に晒されたけれども、それでもなお日本語は漢字を捨てなかった、という「事実」。
高島先生みたいに、パソコンも持たず原稿を手書きで済ませる人が既にマジョリティである
わけでもないのだし、十年一日のJIS漢字批判を繰り返したりせずに、それを「事実」たら
しめたものは何か、という観点からの考察をこそ伺いたいところ。
ああいうのは仙人とは言わん。
結構書いてるみたいだね
楽しみ
367 :
無名草子さん:2010/06/21(月) 06:24:35
>364
ありがとう。お蔭で読めました。教えてもらわなかったら気づかなかった。
日本語は特殊な言語である、という結論でとどめておけばよかったものを、
日本語は畸形的な言語である、健全な言語の姿ではない、と言ってしまった時点で
結局はバーレーの万国史を崇め奉った連中と同じ穴の狢になってしまった。
369 :
無名草子さん:2010/06/22(火) 18:06:21
>>358 「便益が大きい」といっても、すでに漢字を所与のものとして
いる我々には「漢字の存在なくして発達した日本語」について
想像することさえできず、したがって比較もできないと思うのだが。
370 :
無名草子さん:2010/06/23(水) 00:36:18
371 :
無名草子さん:2010/06/23(水) 09:24:14
>>370 同感。まさか学生からの貰いもんじゃないよな。
>>368 最近の新書はみんなそんなもん。
○○の説には疑問点がある、というだけの内容の本を
○○はウソ! ○○はデタラメ! と書かないと売れない。
高島先生が、売れる本を出すために仕方なくそういう書き方をしているのか、
それとも本気でそう思っているのかは知らん。
>>364 車運転して高速のパーキングエリアに
家庭ごみを捨ててくる御仁のどこが仙人やねんw
>>368 同感
結局このセンセはどんな言語が「健全な発達」してるというのか疑問
何百年もかけて漢語を日本化してきた先人の遺産を「畸形」と
貶める姿勢には腹が立つ
376 :
無名草子さん:2010/07/03(土) 09:21:27
○○はウソ! ○○はデタラメ!
的なことがどこに書いてあった?センセ自身の考えを述べてるんであって
誰かの説に対して云々してるわけじゃないよな。
377 :
無名草子さん:2010/07/05(月) 09:47:13
けっこうアンチが寄ってくるんだな(笑)
378 :
無名草子さん:2010/07/05(月) 15:42:09
別巻2を読み返していて?と思ったことが・・
「工具書のはなし」で漢和辞典として新字源を評価したあとの
「漢字で書く日本語の辞書」では、漢和は諸橋を少し見るだけで
あまり必要ない、ほかはほとんど見ないというようなことが書いて
あった。これってホコトンしてない?書いた月日はともに最近だが。
379 :
無名草子さん:2010/07/06(火) 06:43:38
ホコトン???
380 :
無名草子さん:2010/07/06(火) 10:48:28
お言葉ですが(3)所収「ホコトン博士の国会演説」
381 :
無名草子さん:2010/07/06(火) 15:12:27
矛盾。
382 :
379:2010/07/07(水) 22:42:04
長年の先生のファンなのですが、ほんとうに「ホコトン???」でした。
いま三巻を開いて確認しました。
その前後の、先生のヒゲの話や「不精・無精」のことなどは今もよく覚えています。
この章はまったく記憶にありませんでした。
こんなふうに缺落してしまうものなのですね。
380さん、381さん、ありがとうございました。
383 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 01:22:45
いま高島さんの連載はないのかな。なんでもいいから読みたいんだけど。
誰か知ってたら教えて。
384 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 12:50:46
先生はいま体調を崩して書ける状態ではないとのこと。
先生の手伝いをしている人からの情報。
>>383 講談社の「本」と、「文藝春秋」の書評欄くらいですね。
386 :
無名草子さん:2010/07/12(月) 17:54:02
年齢的にも大きなものはもう期待できまいね。せめてお達者で
長く書き続けていただきたいものだが。
387 :
無名草子さん:2010/07/15(木) 18:08:07
私淑しているので、生きていてくださるだけでいいです。
先生は、こんなに慕っているのがいっぱいいるのを御存知なのかなあ。
388 :
無名草子さん:2010/07/16(金) 07:08:06
389 :
無名草子さん:2010/07/22(木) 18:27:49
>>384 「本」8月号はいつ校了したものかな。6月7日答申の改定常用漢字表について
書いているから体調崩したとなればその後なんだろう。
この連載が中断となれば購読の意味がなくなるなー。
390 :
無名草子さん:2010/07/24(土) 06:20:29
先生の体調を尋ねられないものか。
どこに問い合わせればいいのやら。
>>387 「御存知」は、意外と古い例もあるけれど、結局は四つがなの混同だから、
「ご存じ」と書いたほうがよいのでは。高島先生が失望されるかと。
老婆心切ながら。
392 :
387:2010/08/03(火) 23:00:56
>391
ご指摘ありがとうございました。以後気をつけます。
393 :
無名草子さん:2010/08/14(土) 21:20:43
>>368 >>374 この先生は中国語はどんな言語かについてなにか発言してるの?
中国語こそかなりの問題を抱えた言語のはずだけど
394 :
387:2010/08/14(土) 22:59:38
ファンよりアンチの方が熱心だ(笑)
アンチではないけれど、高島先生のJIS漢字批判や、日本語表記に対する批判は、
けっこう的外れだったりする。
396 :
無名草子さん:2010/08/16(月) 13:19:45
そうかな、そうは思わないね。
例えば高島さんのJIS漢字批判に勘違い等がいくつかあるとしても
(それは俺もJIS側の反論を読んでいるからそれなりに知っている)、
そもそも「JIS漢字」その物が敗戦国コンプレックスの病んだ発想だったわけで、
それに警鐘を鳴らした功績の方がはるかに意味があるだろう。
批判の中の間違いや缺陥を指摘して悦にいるのは本末転倒だ。
けっこう有名なアンチ高島のブログが、
「高島がやったのは啓蒙だけだ。それ以上のことはない」と事細かに例を挙げて批判していたが、
蒙を啓いてもらった俺からすれば、ただの嫉妬とイチャモンにしか見えなかった。
>>396 >「高島がやったのは啓蒙だけだ。それ以上のことはない」
充分な功績ではないだろうか。
だったら、古今東西問わず思想家なんて全部「それ」だろ。
398 :
無名草子さん:2010/08/17(火) 22:35:15
高島先生の「お言葉ですが・・」の出版を文芸春秋が断ったのはなぜなの。
連合出版なんて自転車旅行記みたいなもの手がけている超マイナーな出版社だけど。
本があまり売れなかったからでしょう。
>>396 ん? べつに「悦にい」ってる積もりは毛頭ないけどね。
>そもそも「JIS漢字」その物が敗戦国コンプレックスの病んだ発想だったわけで、
>それに警鐘を鳴らした
こんなこと、どこに書いてあるのか、具体的に教えてほしい。『お言葉ですが…』の
第二巻や第六巻にもそんなことは書いてないし、『漢字と日本人』にも書いてなかった
気がするのだけれど……。
誤解されないように言っておくけど、俺も「拡張新字体」の愚などは、もちろん、
批判されてしかるべし、とかんがえています。或る新字体が「ワードファミリー」を破壊するだの、
印刷字体が手書き字体とは違う(正確には「字体」ではなく「字形」だが)だのといった
高島先生の批判は、しごく真っ当なものだと思う。
しかし、「正字を抹殺してしまった」(『漢字と日本人』p.227)という表現を持ちだした
ことで、批判が的外れになってしまっている部分がすくなからずあるわけです。
「正字」とは何ぞや? ――そんなもの、どこにも存在しません。
すなわち、歴史的に「正しい」なんてことを言い出したら、たとえば「法」なんて「?」という
形で書け、ということになりかねない。「芸」「藝」が別字だというのはそのとおりだけれど、
「正字」というからには、「藝」の下部「云」をとり去った形が「正しい」てなことにもなる。
これはイチャモンでもなんでもなくて、つまり、「正しさ」という無色透明のスタンダードが
存在する、と主張した時点で、それは高島先生が「なにさまだ」と批判するところのJIS漢字
と、ほとんど違わないことになってしまうわけです。
(つまり、基準が様々であるものを一方向に統一しようとする点において。)
(続く)
続き。
あなたも、「缺」字こそが「正字」だと思いこんでおられるところがあるようだけど(残念な
ことに駒田信二先生にもそんなフシがあった)、「欠」を「缺」の義でもちいている例は、すでに
元代の刊本にも見えるわけで、いったい「正字」の基準とは何ぞや? と俺などは思う わけです。
そんなことにいちいち拘泥していたら、引伸義すら使えない。漢字の一大特徴なのに。
高島先生のように、日本語はその表記手段としてやむを得ず漢字を採用しなければならなかった、
という立場をとるのならば、もう少し柔軟に対応されたほうがよいのではないでしょうか。
それと、高島先生の「漢字と日本語とはあまりにも性質がちがう」(前掲p.249)という表現も
おかしい。確かにカナなどの表音文字も、最終的には表語を志向するとはいえ、文字と言語とを
同一の次元に置いて「性質がちがう」と結論するのは、アンフェアというか、いやそれ以前に、
めちゃくちゃな論法です。
402 :
396:2010/08/19(木) 00:03:07
>400
「悦に入っている」と批判したのは、高島さんの揚げ足(例・数字の桁表示)をとってこれみよがしに書いているアンチ高島のブログ等に対してです。
貴兄に対してではありません。貴兄は最初から「アンチではない」と書かれていますし、そもそも揚げ足を取ってもいません。悦にも入っていません。
>ん? べつに「悦にい」ってる積もりは毛頭ないけどね。
となぜ貴兄が反応してくるのか不思議です。
挙げ足取ってるし、悦に入ってるからじゃないの(笑)。
404 :
無名草子さん:2010/08/19(木) 12:38:47
マアマア。ずれない、ずれないw
問題提起は大事です
>>402 レス多謝。
ただ、「貴兄」というのはこっぱずかしいので、やめて下さい。
ブログの話に言及したあと(つまり「イチャモンにしか見えなかった」という一文のあと)に、「悦にいっている」と
書いてあるのなら、そりゃあブログ等の話だってわかるけれど、「けっこう的外れ」だというワタクシの見解に対して、
「そうは思わない」と否定したうえで、「批判の中の」と続けるようなあの書き方じゃあ、なんだか自分のことを
言われているような印象を与えます。ふつうの感覚なら、そう受けとるのではないでしょうか。
まあそれはいいとして、「敗戦コンプレックス」云々…という記述がまだ見つからないのです。
おわかりでしたら、ぜひ御指教ください。
改定常用漢字表(恐らく年内に告示)に際して、学会や民間も色々と反応していて、様々の会合に出席しているところ
ですが、某企業戦士から作字の苦労話などをうかがったりしています。そのような話を聞くにつけ、JIS策定の苛酷さ
などもはじめて知られるというものです。彼らからすると、「傲慢だ」と裁断されることには、我慢できないところが
あるのでしょう。
いずれにせよ、シフトJISが優勢だという現状は今後もかわらないでしょうから、パソコンユーザは個人的にフォントの
切替えで字形表示を統御できるので、それでよしとすべきだ(それでも気になるなら個人的にユニコードを導入するとか)と、
(私などは)考えます。
406 :
無名草子さん:2010/08/20(金) 23:12:54
>398
売れないから。
初版4000部しか刷れず、それでも売り切れないのだから話にならない。
高島さんも自分で200部買い取って友人に配ってた。
図書館なんかを除いたら実売何冊なのか。
『お言葉ですが…』がそんなに売れないとは信じがたいのだが。
>>そもそも「JIS漢字」その物が敗戦国コンプレックスの病んだ発想だったわけで、
>>それに警鐘を鳴らした
>こんなこと、どこに書いてあるのか、具体的に教えてほしい。『お言葉ですが…』の
>第二巻や第六巻にもそんなことは書いてないし、『漢字と日本人』にも書いてなかった
>気がするのだけれど……。
高島先生はそんなことは言っていない。なんでこんな方向に行くんだろう。
このひとの考えなんだろう。意見が気に入らなくて噛みつくならこのひとに対してだ。
あんたの粘着は方向がおかしい。ゴキブリホイホイ並のすばらしい粘着力だが。
そう言えば今年は猛暑で異常にゴキブリが多い。
>様々の会合に出席しているところ
>某企業戦士から作字の苦労話などをうかがったりし
そんなえらいひとは2ちゃんねるなんかに来なくていいよ(笑)。
もっと様々な会合に出席したり企業戦士の苦労話をうかがったりしてな。
>と俺などは思う わけです。
くだらない長文レスするくらいなら本人に直接手紙を書けよ
筆まめだから、批判文でも返答してくれるだろ
生きていればの話だが
亡くなったの?!
410 :
無名草子さん:2010/08/24(火) 00:55:30
はあ、また拉致の話か…(講談社『本』)。
先生が度々色んな媒体で同じ話を繰返すのが残念です。
折角「新作」を期待して購読してるのに、かうも同じ話を何度もされると…。
先生は媒体に依つて想定する読者が異るのだらうけど。
もつと先生の色んな話が聞きたいんだよ。
411 :
410:2010/08/24(火) 01:16:22
来月の支那語の音の話も『漢字と日本人』等で度々読んで来た事を又読まされるのか…。
>「欠」を「缺」の義でもちいている例は、すでに
元代の刊本にも見えるわけで、いったい「正字」の基準とは何ぞや?
マア、其れは略字でせう(元本の「欠」例)。いや、小生は詳しい訣では無いんですけどね。
正字といふのは、顔氏字様・正字通・康煕字典・漢和辞典…と列なる字体ですね。
『説文』中の小篆に近いと思はれる楷書を、或いは実際行はれてゐる者より選び、
或いは新に字体を作つたりして選んだ文字群。
例へば、亞・亜は何方も普通の楷書であつたが、小篆に近いと感ずる「亞」を正字とした。
「人に鉤の葛」(正字)と「ヒの葛」は、篆書では「人に鉤」の如き字体であるが、
隷書の段階で既に「ヒ」と「工に鉤」の字体であつた。その後現れた楷書は「ヒ」ばかりで、
「人に鉤」の字体は存在しなかつた。しかし、篆書が「人に鉤」の如きなので、強いて「人に鉤」の
楷書を作り(捏造とも言はれる)、之を以て正字とした。
之を正字と言ふのです。実際自然に現れ、デザイン上も淘汰・彫琢せられた字体(楷書)とは違ふ事が多い。
故に手書きでも「人に鉤の葛」「眞」を書けと云ふのは、楷書の伝統には反する訣です。
ごく簡単な説明で、しかも門外漢なので、誤謬有つたら指摘・訂正よろ。
兎に角、先生には曾て書いた話でなく、新しい話を書いて欲しいのだ。
412 :
410:2010/08/24(火) 01:22:16
早速訂正
「工に鉤」でなく、「工」です。
「円青」(正字)なんかも作られた字体ですね。
>>407 「粘着力」を褒めてくれるのはありがたいことですが、「ゴキブリ」呼ばわりされる
人の身にもなってみろってんだ(笑)
どうせ引用されるのなら、もうちょっと具体的な議論に突っこんでいただきたいもの。
あ、でも、レス多謝です。
>>411 御丁寧にありがたうございます。
もちろん、「缺」のかはりに「欠」を用ゐるのは、「欠」が略字ないし代用字といふ
性格を備へてゐればこその話です。
しかし、「欠」を「缺」とすべし、といふのなら、たとへばなぜ「法」は略字のまま
で構はないのか。私はさういふダブルスタンダードを問題にしてゐます。
それから小生、むろん唐楷以来のいはゆる「正字の学」は存じてをります。
ただ、「康煕字典」を「正字の学」に結びつけるのはどうだらうか、と思ひます。
「顔氏字様」、「五経文字」、「九経字様」。このあたりは確かに「正字」の基準
となりうるものです。しかるに、「康煕」は「康煕字典体」といふ明朝体のメイン
ストリームを生み出しこそすれ、むしろそれは手書きの伝統とはまつたく別の、違
ふ次元に於る字形の基準となつた筈です。
そのやうな点に於て、
>手書きでも「人に鉤の葛」「眞」を書けと云ふのは、楷書の伝統には反する
といふ御見解には賛成致します。
でも考へてみれば、かういふ明朝体の「正字」が云為された事で、もとより存した
「正字の学」のいはば伝統的な部分が、見失はれてゐるやうにも思ふ訣です。
ここは「正字」でなく、「伝統的な(日本の)明朝体」とでもいふやうな、もつと
正確な名称で呼んでいただきたいと思ふのですが如何でありませうか。
いちわう旧かなには旧かなで、といふ考へから、このやうなカナづかひとしました。
このスレが宣伝の場になると勘違いするバカが多いw
416 :
無名草子さん:2010/09/02(木) 04:01:59
>>416を見て思い出したが、映画監督の浦山桐郎は高島と同じ相生出身
誰やねん
419 :
無名草子さん:
>>411 > 自然に現れ、デザイン上も淘汰・彫琢せられた字体(楷書)
字体と書体をごっちゃにすんなよw
ある字のある書体に特定の字体ばかりが現れるからといって
その字体を書体名で呼ぶ事はできんわ
たとえ字書や特定の碑文(石経など)にしか現れない字体でも
それを正体と呼ぶかどうかは別として、
楷書なら楷書のその字に変異が生じた以上、もはや無視はできない
それを「楷書ではない」などとは言えない
つまり通行する形のみを楷書と呼ぶこともできないのだ