北方水滸伝・楊令伝を語ろう 第三十七章

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380無名草子さん
それが望ましいかどうかという問題以前に、この物語の中でそれが可能かどうかという問題がある。
アニメ・ヒーローが空を飛ぶ姿を見て喜べる人間もいるわけだが、そのようなドラマを作って読者が
付いてくるかどうかの岐路に立たされるんでねぇ、この話題で?やはり12世紀だし、梁山泊には
400万人の民がいるわけだし、多数決云々は楊令が頭領を辞めた後の話であって現に「すごい、
すごい」楊令殿はカリスマ的な独裁者なわけで楊令伝が続く限り多数決なんか見れないわけだし。
だいいち民が選挙で選んだわけでもない有志専制のメンバーが多数決をやったって、議決過程が
形骸化してしまえば、実質的には独裁と変らない。そのような国家、いくらでもあったし。