北方水滸伝・楊令伝を語ろう 第三十七章

このエントリーをはてなブックマークに追加
375無名草子さん
>>374
誰が考えても嫌われるよな。自分のやることが全部正しいと主張すると、それと違う考えを持った
他人を否定することになる。否定された他人は当然反感をもち楊令は嫌われるはずなんだが、
どういうわけか作品の中では嫌われない。この不自然な流れだけは、何とかしてもらいたい。
多才多芸の人間というものは、他人に嫌われたくないから、自分の才能を全部他人に見せることは
意識的に控えるもの。楊令は、惜しげもなく才能を見せびらかす。今月号でも、童猛が長年かけて
編み出した測量術を、俺なら2〜3時間でコツをつかむ、と言わないばかりの風情。
殺戮・略奪をやった楊令の汚名挽回のために、高い能力を与えたり、絶対に正しいことしか言わない
楊令というキャラを作りあげているとすると、まったく逆効果だと思うんだけど。
やればやるほど嫌いになる。