スレタイ通り、そのあまりの面白さに何時間も集中し息もつかずに
(もしくは飲まず食わずで)読んだ本を教えてください。
もし書ければその本の大まかな内容も。
2 :
無名草子さん:2008/11/25(火) 22:01:24
>>1 大抵味はついているが、高級中華なんかだと、塩コショウみたいなのが
小皿に入っていてそれを軽くまぶす、又はつけて食べるなんて店もある。
しかしやはりレモンやかぼす、すだちなんかをつけると良いんじゃね?
3 :
名無し募集中。。。:2008/11/25(火) 22:57:21
4 :
無名草子さん:2008/11/26(水) 03:03:36
俺が散歩の時間を忘れてまで読んだのは、ルソーのエミールかな
キングのデッドゾーン上下巻
キングは映画が受け付けないから食わず嫌いしてたけど
これは何気なく読んだら上の後半から止まらなくなり睡眠とらずに会社に行った
覚えがある。
総門谷
一気に読んだ。もう20年くらい前。
7 :
無名草子さん:2008/11/27(木) 11:14:09
米原万里 「オリガ・モリソヴナの反語法」
この人の小説をもっと読みたかった
重松清「疾走」
9 :
無名草子さん:2008/11/28(金) 20:13:55
あげ
冲方丁のマルドゥック・スクランブル
11 :
無名草子さん:2008/11/28(金) 22:21:25
貴志祐介の「新世界より」(上)(下)
はあまりに分厚すぎて本の表紙に「2,3日有給をとって読まれることを心からお奨めします」
て書いてあった。正月休みに読んでみたい。
12 :
無名草子さん:2008/11/29(土) 02:07:51
13 :
無名草子さん:2008/11/29(土) 02:09:22
桐野夏生グロテスク
奥田英朗 邪魔、最悪
小松左京 果てしなき流れの果てに
14 :
無名草子さん:2008/11/29(土) 03:58:30
ジェフリーアーチャー カインとアベル
宮部みゆき 模倣犯
15 :
無名草子さん:2008/11/29(土) 16:24:03
本には2種類あって、凄く好きな本だけど時間あるときに少しずつ読み進めていきたいタイプの本と、
読み始めたら食事中も話の続きが気になって気になってしょうがなくなるほどのタイプの本が
(後者は一度読んだら2回目は読まないor話の内容を忘れた頃に読む場合が多い)あると思う。
どちらがいいということではなく。
キングのダークタワーシリーズ最終巻暗黒の塔上中下
17 :
無名草子さん:2008/12/03(水) 20:43:10
良スレ 期待age
ハンニバル
あまりに面白くて面白くて
コートのポケットに入れて散歩に行き
お気に入りの公園で夢中になって読んだ
そして読み終わった瞬間、地べたに叩き付けた
19 :
無名草子さん:2008/12/04(木) 22:46:12
>>18 ラストに納得いかなかったということかい?
池上永一 「テンペスト」 ことしサイコー!!
京極夏彦のうぶめから絡新婦までは夢中になって読めたな。
俺も「新世界より」に一票。
23 :
無名草子さん:2008/12/09(火) 21:59:19
確かに貴志祐介の本は一気型の本が多いね。
24 :
無名草子さん:2008/12/10(水) 21:35:57
司馬さん、太閤記
25 :
無名草子さん:2008/12/10(水) 22:44:29
司馬先生の本も一気型だな。
真保裕一 「奪取」
手に汗握りながら読んだ本は後にも先にもこの本以外にありません。
27 :
無名草子さん:2008/12/11(木) 03:20:53
28 :
無名草子さん:2008/12/11(木) 04:00:14
東野圭吾の白夜行とか。
ドストの『罪と罰』。
夕方の4時から読み始めて、翌日の1時に読み終えた。
山本周五郎「赤ひげ」
31 :
無名草子さん:2008/12/11(木) 23:57:15
ドストエフスキーってとっつき辛いイメージだったけど…
読んでみようかな。
32 :
無名草子さん:2008/12/12(金) 09:35:33
R・N・パタースンの「罪の段階」「子供の眼」「最後の審判」「ダークレディー」「サイレントゲーム」等
33 :
無名草子さん:2008/12/12(金) 10:03:48
>>32 まだ邦訳でてないと思うけど、Conviction 最高だよ!
トゥローの方が面白い
ジェフリー・ディーバー「ボーン・コレクター」「エンプティー・チェア」等の
リンカーン・ライムもの
36 :
無名草子さん:2008/12/18(木) 00:15:00
あ
半村良『産霊山秘録』『石の血脈』『妖星伝』
半村のSF伝奇小説は大体面白い
38 :
無名草子さん:2008/12/18(木) 22:35:26
津村 記久子『アレグリアとは仕事はできない』
今読み終わった。
あっさりした内容だけど、疲れないし笑える
気分転換に読むなら最適
39 :
無名草子さん:2008/12/18(木) 23:09:05
ブコウスキー「くそったれ少年時代」
スラムダンク
色々あるけど本当に自分でも以外だったのが
パールバックの大地
文庫4巻を徹夜で一気に読んだ(会社も休んだww)
読むの大変そうで敬遠してた古典的名作長編に挑戦してみたら
意外に面白くてはまることってあるよね。
ドストエフスキーの『悪霊』ははまった。
前半かったるかったが後半は怒涛の展開で、人が死ぬわ死ぬわw
もう大スペクタクルだったな。
セリーヌの『なしくずしの死』と『夜の果てへの旅』も、
読む前の重苦しそうなイメージとは違って、悲惨だけど笑える。
自虐的なブラックコメディーって感じで、ちょっとセンチメンタルで泣けたりもする。
あとカポーティの『冷血』もおもろかった。虚無の深淵を覗くような怖さと悲しさがある。
44 :
無名草子さん:2008/12/23(火) 00:24:23
>>41 いいな。そういう有給の使い方はアリだと思う。
でもあまり長時間読んでると、椅子に座ってても疲れるし寝転がっても
肩とか腰とか痛くなって、どんな体勢で読んだらいいか判らなくなるのが難点w
面白すぎて・・とは違うけど
ダビンチコードを買ってきて、「さぁ読もう!」と思った所で大風邪をひいた。
インフルエンザだったため当然仕事は休み、家事からも開放された状態の中、熱が40度
出て関節は痛いわ寒気は凄いわ・・しかし頭痛だけは無かった事を幸いに、一気に読みましたわw
そんな状態でも本だけは読めるんだな・・と、つくづく思った。
46 :
無名草子さん:2008/12/24(水) 21:02:46
ダン・シモンズの
「ハイぺリオン」
世界観が壮大すぎで、小便もらした。
最後まで読んで、600ページの続編が待っていると知ってうんこもらした。
47 :
無名草子さん:2008/12/24(水) 22:15:08
子供のころ読んだ江戸川乱歩の少年探偵団シリーズ
今復刻版出てるね
49 :
無名草子さん:2009/01/02(金) 00:18:04
新年明けましておめでとうございます。
50 :
無名草子さん:2009/01/02(金) 01:47:33
津原秦水の妖都は一気に読んだな
文章が上手いと一気に読めてしまう
真梨幸子「孤虫症」
寝食忘れるというか、食欲がなくなるww
ヴィカス・スワラップ「ぼくと1ルピーの神様」
一気に読めて、何度読み返しても面白い。
この間、これを原作にした映画がアメリカでゴールデン・グローブ賞の作品賞等を受賞したそうな。
いわゆる古典とかベスト・セラー本以外で、自分が気に入った本が映画化され評価されたのははじめてなので、
自分のことのように嬉しい。
青い空(海老沢泰久)
渡辺容子 「流さるる石のごとく」
ここで紹介された本を片っ端から図書館で借りて読んでる。
>>52さんの「ぼくと1ルピーの神様」は特に面白かったよ。
「新世界より」をこれから読みまーす。
小池真理子「恋」
58 :
無名草子さん:2009/02/27(金) 23:26:09
ルイス・サッカーの「穴」
星を継ぐもの
SFなんてと思ってた自分を殴り殺したい
最後の全身鳥肌具合はすごい
夢枕獏の
「蒼獣鬼」上下
「魔獣狩り」1〜3
謎とほど良いテンポと登場人物の魅力でぐいぐい読ませる。
残酷シーンも多いんだけど、読後感はいい。
夢枕獏のエッセンスが詰まった作品だと思う。
61 :
無名草子さん:2009/02/28(土) 03:05:43
貴志祐介の黒い家
一番怖いのは幽霊でも怪物でもなく、包丁を持った人間です
紹介見て、夢枕獏の本読みたくなった。
63 :
\(´▽`≡´▽`)/:2009/02/28(土) 17:29:30
>>56 自分も「新世界より」を読もうと思って書店へ行ったんだが値段が高くて買うの諦めたorz
ぜったい面白いと思うんだが高いよな〜ww
あぁ、悲し
>>63 「新世界より」一気読み。トイレと風呂にも持っていった。
>>1 「モンテクリスト伯」や「指輪物語」を一気読みしたときは死にそうになった。
65 :
無名草子さん:2009/03/01(日) 21:16:13
京極夏彦
スティーブン・キング 「IT」
一昼夜かかって読了。泣いた。
少し痩せた。
>>66 (x_x) ☆\(゚ロ゚ ) 痩せゆく男か
68 :
無名草子さん:2009/03/02(月) 20:15:40
私もキング『シャイニング』
上野から夜行で北海道へ着くまでに読み終わった。降りたところは一面の
銀世界、最高に盛り上がったw
高村薫、どの作品も読み終わるまではなんだか落ち着かない微熱状態。
北方謙三「水滸伝」
ゲームの幻想水滸伝が好きで原作も読んでみるかと思って買った。
北方のは原作を作り直したものらしいが面白すぎ。ゲームよりはまった。
登場人物多いのに苦にならなかったわ。
吉川の三国志に新書太閤記(10巻まで、最終巻は・・・完読できず)
あとは金庸!、この人の作品はご都合主義すぎるけど、
あまりにもご都合主義すぎて次の展開が読めないから
ついつい読んでしまう。
72 :
無名草子さん:2009/03/04(水) 14:06:32
チャイルド44
皆さん学生さんですか?
74 :
無名草子さん:2009/03/04(水) 15:08:20
本ではないが、唐沢スレ。
ホルモー六景
76 :
無名草子さん:2009/03/04(水) 15:35:26
レミゼラブル
77 :
無名草子さん:2009/03/05(木) 18:38:44
(・∀・)ノ定額給付金でたら本を買おうっと!
12,000円あるから高額本なの買えるなっ
78 :
無名草子さん:2009/03/06(金) 18:54:32
エンタメなんて読んで悦に入っているようではね
いい年して
79 :
無名草子さん:2009/03/06(金) 20:29:35
寝食の間も惜しんでって程ではないが『黒い時計の旅』には久々にはまった。
ま、エンタメですけどねw
80 :
無名草子さん:2009/03/06(金) 20:31:25
トルストイ「罪と恥」
81 :
無名草子さん:2009/03/06(金) 21:01:34
トルストイ「波平おまえもか」
82 :
無名草子さん:2009/03/06(金) 23:07:44
上弦の月を喰べる獅子
夢枕漠
83 :
無名草子さん:2009/03/07(土) 00:09:26
トルストイ「今夜もベリーダンス」
84 :
無名草子さん:2009/03/07(土) 04:12:14
トルストイ「イカ飯を食べる夜」
前にも名前上がってたが
京極夏彦「姑獲鳥の夏」「魍魎の匣」
この2冊は衝撃的だったな。その後のシリーズはちょっと惰性も感じてしまった。
あ、短編集(とくに榎木津もの)は笑えて面白かったな。
江戸川乱歩「孤島の鬼」
幕引きは見事としか言いようがない。怪奇趣味に走りつつ、常に冷静な作者の視点を忘れないなんて素晴らしい。
小野不由美「屍鬼」
何度も1巻で挫折してたんだが、頑張って読んでいくと、中盤からの引き込まれ具合は半端ない。
これは日本ならではの怖さだな。そして読後も色々考えさせられる。
あと「黒祠の島」もミステリーの形をとってはいるが本質は全然別の所にあって驚いた。謎解きはおまけだ。
86 :
無名草子さん:2009/03/09(月) 15:50:56
トルストイ「さぶちゃんのびよ〜ん」
87 :
無名草子さん:2009/03/10(火) 17:37:01
トルストイ「明日会い行きます」
トルストイのは女流作家の脱力日常エッセイ集のタイトルみたいだな。
89 :
無名草子さん:2009/03/11(水) 00:41:21
時代小説を二冊。
和田竜『忍びの国』
のぼうの城が流行ったけど本当はこっちの方が面白い。
著者が脚本家だから展開がうまいんだよな。
飯嶋和一『神無き月十番目の夜』
登場人物の行動が絡まりあってどんどん悪い事態になっていく様は圧巻。
一気読みのあとに残るやるせなさがもの凄い。
>>85 「孤島の鬼」はいいね。
「屍鬼」は自分も1巻で挫折したんだが、続きを読んでみようかな。
「黒祠の島」は謎解きよりも雰囲気で読むって感じかな。
91 :
無名草子さん:2009/03/11(水) 03:27:00
今日クリムゾンの迷宮買ってきて半日かけて読んだ
久々に小説読んだけどこのスレのお陰でまた読書に嵌まるかもしれんw
93 :
無名草子さん:2009/03/12(木) 01:47:08
黒い家や青の炎もそうだったけど、
あの人って面白い話を書くことにかけては一流だよな。
94 :
無名草子さん:2009/03/12(木) 07:42:46
トルストイ「東京南部ストーリー」
95 :
無名草子さん:2009/03/12(木) 17:12:04
赤川次郎「三毛猫ホームズシリーズ」
サイモン・シン「フェルマーの最終定理」
>>96 社会に出るまで数学から逃げてきた俺がはまったから間違いない
>>97 サイモン・シンははまるね。
『暗号解読』も面白いよ。最後の暗号の問題を解かなければ一気に読める。
同じ数学なら
ポール・ホフマン『放浪の天才数学者エルデシュ』も一気に読んだ。
数学苦手でも読める数学(者)の話って面白い。
>>98 サイモン・シンは「フェルマーの最終定理」「暗号解読」「ビッグバン宇宙論」の3作でてるけど
どれもおもしろいね。
でもやっぱり「フェルマーの最終定理」が一番面白いなぁ。
次の作品がいつ出るのか、楽しみだわ。
もしかしたら2度読む気はしない本は面白くないのかもしれないと思う今日。
本はどんどんたまるがそのつど捨てる。 捨てない本こそ面白いのかもしれん。
何が残っているのかちょっと見てみる。
その理論で行くと、俺のラインナップはほとんど小学国語の教科書
沢田さんのホクロが忘れられん
102 :
無名草子さん:2009/03/19(木) 02:07:18
引っ越しで押し入れの整理してると出てくる小学校の文集とか作文
面白すぎる
103 :
無名草子さん:2009/03/19(木) 03:12:50
青空のむこう
チョコレートアンダーグラウンド
は夜中まで読んでたかも
俺が小学校6年生のときに一年間書かされていた日記。
村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」
ダフネ・デュ・モーリア「レベッカ」(大久保氏訳のほうで)
読後、2時間くらいはぼーっとしてこっちの世界に帰って
来れなかった。
>>106 「ねじまき鳥クロニクル」と「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」は、読後に帰ってくるのが大変だな。
108 :
無名草子さん:2009/03/23(月) 21:08:49
アシモフ「ファウンデーション」
>>107 同感です。しかも、何度読んでも新しい発見があるのが不思議。
一気にいってしまうので体力あるときじゃないと読めないけど、
数年おきに読み返したくなる名作ですね。
110 :
無名草子さん:2009/03/25(水) 02:27:52
俺も、俺もって思って読んでみました。
「モンテクリスト伯」岩波三巻目です、いよいよパリにやって来ました。
岩波文庫一冊を半日で読んでしまう自分って!記録だと思った。
しまった、読み切ってしまうと四巻目の仕込みが間に合ってない。
アゴタ・クリストフの「悪童日記」。
モンスターの双子がどっちもヨハンだった話、みたいな。
>>58 今更だけど「穴」面白いよね。あの表紙とあらすじじゃ
子供向けだと思われそうなのが非常に勿体無い。
凡庸な芸術家の肖像
113 :
無名草子さん:2009/04/01(水) 01:21:11
ケン・フォレットの「大聖堂」
昔から何度か読んでいるが、
毎回一気読みしてしまう。
(新潮文庫のほう)
今度続編がでたので購入したが、
一気読み用の時間が確保できず、
怖くてまだ読んでない。
114 :
無名草子さん:2009/04/01(水) 05:13:50
垣根良介
ワイルドソウル
もうあの熱を越えるのはむ図鑑しい
中学生ぐらいに読んだのが強烈だった。
安部公房 「けものたちは故郷をめざす」
坂口安吾 「夜長姫と耳男」
116 :
無名草子さん:2009/04/02(木) 21:28:25
吉村萬壱
バーストゾーン
>>38 今読み終わったがあの内容の
どこら辺が笑えたのかさっぱり分からない。会話?
しかも、終わりは少しせつないし。
安部公房 「砂の女」
昆虫好きなら面白いと思う。
119 :
無名草子さん:2009/05/13(水) 15:07:01
村上龍『インザミソスープ』
あの首を切るときの描写が凄い。
120 :
無名草子さん:2009/05/14(木) 17:59:02
池波正太郎の鬼平だな。
男惚れするっつうの!
光瀬龍『喪われた都市の記録』
『百億の昼と千億の夜』も好きだがはまったのはこっち
無常観と虚無感が凄い
122 :
無名草子さん:2009/05/23(土) 02:10:57
大石 静の四つの嘘
天の光はすべて星
夏への扉
パンク侍、斬られて候
>>121 光瀬龍は自分も好きだが、
「面白すぎて寝食の間も惜しんで一気に」というよりは
少しずつ味わいながら、時間をかけて読む。
京極夏彦の京極堂シリーズの初期
鉄鼠から後は、飽きてきた
ああ、うぶめの夏は確かに夢中で一気に読んだなぁ
ただもう一回読みたいとは思わない
濃すぎてお腹いっぱいになったw
127 :
無名草子さん:2009/06/26(金) 04:37:04
新世界より
ハリーポッター的な物かと思ったら・・・。
128 :
無名草子さん:2009/07/23(木) 18:58:07
あ
ジム・ギャリソンのJFK、古本屋に100円くらいで必ずあるので、買って
読んだら凄く面白かった。あと司馬遼太郎のアメリカ素描と項羽と劉邦も面白
かった。司馬の日本物はあまり好きではないんだが。あとカフカの城は笑った
これ、最高のコントでしょ。
130 :
無名草子さん:2009/07/24(金) 02:49:12
小池真理子「無伴奏 」
イスラム冒涜だと非難され、命を狙われたサルマン・ラシュディの
『真夜中の子供たち』と『恥』は面白くて一気に読んだよ
当の『悪魔の詩』は読んでないけど、
翻訳者の五十嵐教授の殺害事件は結局、時効になっちまったね
……合掌
132 :
無名草子さん:2009/07/25(土) 07:16:33
深見真の『ヤングガンカルナバル』そんな死ぬほどおもしろかった記憶はないけどなんか読み出したら止まらなかった。
文字通り寝床で無眠で読んでたわ
貴志祐介『新世界より』
村上龍『5分後の世界』『ヒュウガウイルス‐5分後世界U』
暫く笑える本とか読めない
134 :
無名草子さん:2009/08/24(月) 20:53:16
HOLES(穴) Louis Sachar
やさしいので原書がおすすめ
高田郁 『八朔の雪』
小野不由美の屍鬼かな
文庫で買ったんだけど5冊寝ずに一気に読んだ
国枝史郎「神州纐纈城」
半村良「妖星伝」
澁澤龍彦「高丘親王航海記」+河出文庫の短編集
徹夜した。さすがに「妖星伝」は一気読みはできなかったけど…
138 :
無名草子さん:2009/10/28(水) 20:38:31
桐野夏生「柔らかな頬」かな〜
結局真相はなんだったんだ〜
小林信彦「夢の砦」
140 :
無名草子さん:2009/10/29(木) 00:48:46
井沢元彦「逆説のニッポン歴史観」小学館文庫
面白過ぎ。目から鱗が落ちまくり。全国民必読の書と断言する。
もしもつまらなかったら金返すよ
141 :
無名草子さん:2009/10/29(木) 17:57:50
ロバート・A・ハインライン 『獣の数字』
とにかく分厚くて字の小さな本だったけど、あまりに面白くて丸一日読みっぱなしで読破した。
142 :
無名草子さん:2009/10/29(木) 19:13:19
火浦功の 死に急ぐ奴らの街
ハードボイルド系の短編集で、読んでて次の短編に移ると、前回の短編の主役の人がチョイ役で毎回出ていて、粋な感じでぞくぞくしながら読みました。
143 :
無名草子さん:2009/10/29(木) 22:31:06
落合信彦ノビーの男達の挽歌 ?だったかな(笑)
ベトナム戦争前のアメリカで高校のアメフトのスターである主人公。
プロからの引く手も数多で性格も良く、リーダーシップもあり、弱者をいたわり助ける様な人格者。
学校のスーパースターだった彼は、ベトナム戦争が始まった時、自ら志願して戦地へ赴いた。
彼は黒人で、当時はいわれない差別がまだ残る時代だった。
「志願兵になれば、アメリカ国民として誰にもうしろ指をさされる事もない」
しかし、彼は最前線で大怪我を負い、病院に運ばれるまでの数日間、痛み止のモルヒネを大量に投与され、大事な右足を切除されてしまう…
時は流れ… ラストがあまりにも切なくて悲しくて、彼を想い、初めて本を読んで号泣したよ。
ネタバレごめん。
俺の愛読書。
銀河英雄伝説
ウルフガイ
幻魔大戦
高い城の男
スターゲイト
月は無慈悲な夜の女王
145 :
無名草子さん:2009/10/30(金) 04:14:34
フォーサイス全般
146 :
無名草子さん:2009/10/30(金) 19:23:23
海堂さんの「夢見る黄金地球儀」
147 :
無名草子さん:2009/10/30(金) 21:44:17
わたしの選んだ本は、新井素子女史の『あなたとずっといたかった』です。
主人公の少女の純真な恋心と、彼女の廻りの人達の狂気に満ちたエピソードがあまりにもアンバランスで。
ちょっと内容を言っちゃって良いのか分かりませんが、、、
地球にひと月後、巨大彗星がぶつかる事が判明。混乱と諦めの中で、最後の審判を待つ人々。
彗星激突まで、あと一週間と言う時に、遠く鎌倉にいる彼に会いに行く主人公。
その道すがら、様々な人達と触れ合うのですが、皆が静かに狂気を孕んでいて…
ちょっと怖くなる本です。
>>140 いやあ、あまり間に受けない方がいいよ、その人。
まともなところと、そうでないところとの落差が激しすぎる。
嫌いじゃないけどね。
ずいぶん昔の話だが、
西村寿行「往きてまた還らず」
上下巻の上だけ買ってしまい、本屋もやってない真夜中に読了。
続きが読みたくて読みたくて地獄の苦しみ、朝まで一睡も出来ず、
店が開く時間を待って、速攻下巻を買いにいった思い出がある。
150 :
無名草子さん:2009/10/30(金) 22:27:09
ハリーポッター
ミレニアム
エイラ
151 :
無名草子さん:2009/10/31(土) 02:22:10
5,6年前だが、ダヴィンチ・コード。
短縮無しのRecorded Books版(朗読をCDに録音したやつね)
だったので、15,6時間を一気に聴いた。
>>150 ハリーポッター一巻は私も。 何となく立ち読み始めたら
止まらなくなって購入。
ごく最近は北森鴻の「狐罠」。読み易いミステリーはやばいです。
152 :
無名草子さん:2009/10/31(土) 02:44:19
長編が好き
小野不由美『屍鬼』最初はあくまでもさりげない、日本的な怖さ
宮部みゆき『模倣犯』家族四人が次々に寝不足に陥った作品
恩田陸『ネクロポリス』オチはいまいちだが世界観が素敵だった
高見広春『バトルロワイヤル』なんやかんやで読むのが止まらなかった
垣根涼介『ワイルドソウル』特に上巻は最高だった
池上遼一『シャングリラ』ファンタジーは苦手だがしっかりとした作りで楽しかった
福井晴敏『亡国のイージス』スパイっていいものですね
クビキリサイクルとか夜市、女王国の城?ウブメの夏etc
最近まったく本読んでない
学生の時のが本読んでたな
僕はここに上がっている本を少しづつ読んでいる
有吉佐和子の芝桜
156 :
無名草子さん:2009/11/06(金) 21:59:04
ハインラインの「宇宙の戦士」
ガンダムのロボット原理の元になった本とも言われ、映画「スターシップ・トゥルーパーズ」の原作。
爽やかにスマートに話が進んで、俺たちは戦士だ!となるが、いざ戦いが始まると凄惨極まりない描写へと。
20年以上前に読んだ頃は、右翼小説だとしてかなりの批判があった。巻末にも日本ではそう捉えて批判するむきもありますが…とある。
当時は、自衛隊も違憲とか騒いで自衛隊の行く先々で嫌がらせをする サヨクが幅を利かせていたからなぁ
157 :
無名草子さん:2009/11/06(金) 23:25:27
トルストイ?「罪と罰」
158 :
無名草子さん:2009/11/07(土) 03:00:23
新宮一成『ラカンの精神分析』
1回目はさっぱりだったが、
2回目は多少わかるようになっておもしろくなった。
私もここの内容を参考にさせてもらってるよ。
みんなありがとう。
お礼だけでは何なので。
二十四時間@乃南アサ
160 :
無名草子さん:2009/11/08(日) 22:45:29
ぼくのミステリな日常
マークスの山
七回死んだ男
GOTH
失はれる物語
写楽殺人事件
161 :
無名草子さん:2009/11/09(月) 08:15:51
スティーグ・ラーソン「ミレニアム」三部作
162 :
無名草子さん:2009/11/10(火) 02:51:48
沈黙
遠藤周作
「後宮小説」
164 :
無名草子さん:2009/11/11(水) 01:35:34
「上杉 鷹山」
童門 冬二
165 :
無名草子さん:2009/11/11(水) 10:51:57
熊撃ち 吉村昭
166 :
無名草子さん:2009/11/11(水) 19:51:49
マターリ読書するのが好きだから、
ここに挙がってる本は避けるようにするよ。
167 :
無名草子さん:2009/11/11(水) 21:09:53
ここまで横田順弥が出てこない件。
火車
暗闇にノーサイド
透明人間の告白
リプレイ
ふりだしに戻る
暗闇にノーサイドは面白かったな。
170 :
無名草子さん:2009/11/22(日) 19:26:46
「銀二貫」高田郁
大阪商人に拾われた少年の成長を描く人情時代小説。
困難に俯くことなく真っ向から立ち向かう姿、
銀二貫に込められた想い…
小説で目が潤んだのは久しぶり。
本当に良い作品です。
171 :
無名草子さん:2009/11/22(日) 20:09:31
「ビーナスブレンド」麻生哲朗
寝食の間に読める本を挙げてらっしゃる方もいるようですね
173 :
無名草子さん:2009/11/23(月) 00:41:34
モンテ・クリスト伯、ただいま読了!
まさに寝食を忘れた。
>>173 誰もが一度は経験するよね>モンテで寝食わすれること
175 :
無名草子さん:2009/11/23(月) 22:50:01
ガダラの豚
176 :
無名草子さん:2009/11/30(月) 00:53:56
>4
カント乙
風果つる街
初獏だったんだけど、読みだしたら止まんなかったわ
刹那の時を生きるってかっこいいな、自分にゃ絶対出来ないけど
178 :
無名草子さん:2009/12/02(水) 02:10:12
ホワイトアウト
奪取
映画が糞で泣いた
179 :
無名草子さん:2009/12/02(水) 05:15:51
野崎孝訳の「ライ麦畑でつかまえて」。
軽い書き方だけと内容が深くて引き込まれた。
180 :
無名草子さん:2009/12/02(水) 17:35:14
三銃士。帰りの電車で地下鉄が地上に出るまで気づかず読んでたのはあれだけ!なんであんなに引き込まれたのか今でも謎。
あと椿姫。この作者スゲーっておもったら親子だった罠。
吉村昭『羆嵐』
高野秀行
182 :
無名草子さん:2009/12/04(金) 21:45:51
森見登美彦の太陽の塔
笑えた
183 :
無名草子さん:2009/12/05(土) 03:15:43
ゲド戦記1巻。人生ではじめて寝食を忘れた。
184 :
無名草子さん:2009/12/07(月) 18:58:40
宮部みゆきのすべての作品。
奥田英朗のすべての作品。
185 :
無名草子さん:2009/12/07(月) 19:50:39
そんだけ読んだんなら、それぞれのベストスリーを教えてもらいたいな。
参考にしたい。
エラゴン1・2・3巻
寝食っていうか、寝れなかったな。テンションあがりすぎて。
食は忘れなかったけど、風呂入るのは忘れた、というか省いた。
187 :
無名草子さん:2009/12/07(月) 20:51:29
宮部みゆき 模倣犯、火車
奥田英朗 最悪、邪魔
188 :
無名草子さん:2009/12/07(月) 21:03:18
日明 恩 それでも警官は微笑う そして警官は奔る
岡嶋二人 クラインの壷
189 :
無名草子さん:2009/12/08(火) 05:29:37
池井戸潤「鉄の骨」次の直木賞候補作
190 :
無名草子さん:2009/12/08(火) 13:12:26
池井戸潤の「空飛ぶタイヤ」
経済小説。
三菱のタイヤの故障の事件のお話で、
お話の筋はわかってるんだけど、
中小企業の社長の奮闘に思わず泣いた。
乙一
暗い所で待ち合わせ
吉村昭 『長英逃亡』
193 :
無名草子さん:2009/12/11(金) 17:09:56
宮部みゆき「英雄の書」さっき読み終わった。
めちゃくちゃ面白い。
映像で見てみたいけど、すごい劣化しそうだ。
映画の「模倣犯」で萎えまくったし。
194 :
無名草子さん:2009/12/11(金) 19:00:40
20年以上前の話でなんだが、ハードボイルドの決定版と言われた 平井一正氏の『ウルフガイシリーズ』(アダルト&ヤング)
高校生から社会人に成り立ての頃は、平井氏の本を全巻購入して読みまくった。まさしく氏が言う様に、『言霊』が乗り移ったかの如く。
今はなんであんなデンパな人になっちゃったんだろう…
>>193 Amazonとかでは評価良くないけど、面白いのかな...
196 :
無名草子さん:2009/12/13(日) 17:40:11
英雄の書は結構面白いよ。読後感もまあ悪くない。
厨房とか言われそうだけど、さっき
雷の季節の終わりに?だっけ?恒川光太郎の。
一気に読んだ。
絶対違うと叩かれそうだけど、蟲師+世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
みたいな感じだった。いや違うか。
そうか。図書館で借りるっていう手があるな。
うちの地域の図書館はダメダメらしいけど。
行ってみよう。
このスレを見て、「新世界より」と「模倣犯」をメモった。
あと、京極堂シリーズの塗仏の宴の途中で脱落したままだったのを
思いだした。
でも登場人物とか割と忘れたから、うぶめから読み直すかな。
読了後の感想は置いといて、青の炎と黒い家も寝食忘れたな。
200 :
無名草子さん:2009/12/14(月) 20:31:38
奪取は面白かった。
しかも偽札作ってる場所、おれんち隣の町内だしw
トルストイ「マンズリーナ・クリトリーナ」
>>140 大学院で日本史専攻してる者だけど、
まさかその本に書いてあること鵜呑みにはなさってないでしょうね?
本が面白けりゃいんじゃね
そこから先の大先生の講義はよそで頼むよ
奥田英朗の「最悪」と「ウランバーナの森」一気に読めた。面白かったー。
「最悪」は一応クライムノベルで「ウランバーナ」はジョンレノンの人生のフィクション。
205 :
無名草子さん:2009/12/17(木) 18:50:25
奥田さんは面白いのが多いよね。
今週「無理」を読んだけど「最悪」「邪魔」と比べると、ラストがちょっと物足りないかなあ・・・でも面白かった。
エッセイだけど「港町食堂」も好き。
206 :
無名草子さん:2009/12/18(金) 17:08:56
星新一はどれも面白い。難点はどの作品も長編すぎる処かな?
207 :
無名草子さん:2009/12/18(金) 19:01:20
夢枕獏の「神々の山嶺」
上下巻で結構ボリュームあるけど一気に読んだ
夢枕獏の小説はあまり好みじゃないんだけどこれだけは別格
数年おきに読み返すほど気に入ってる
奥田さんの伊良部シリーズも全部一気に読んだ。このシリーズが一番好き
夜市
211 :
無名草子さん:2009/12/20(日) 00:57:47
海がきこえる2
原リョウ 「そして夜は甦る」
ハードボイルドを勘違いしていたことに気付かされた本。
あぶない刑事世代なもので、小粋に発砲しまくるのがハードボイルドだと思っていました。
213 :
無名草子さん:2009/12/20(日) 11:34:21
柴田よしき「炎都」「禍都」「遙都」だな。
特に炎都は徹夜で読み倒した。
というわけで早く続編カマーン(`ω´)
214 :
無名草子さん:2009/12/21(月) 08:22:16
半七捕物帳
半七捕物帳は森村誠一著の非道人別帳みたいな内容ですか?
>>213 そういえば「宙都」の第4巻が出てからもう5年くらい経つのね。
5巻で完結とか聞いてたが‥‥このまま、幻になっちゃうのかな。
『グレムリンの迷宮』
『新世界より』
『さまよう刃』東野圭吾
『殺人の門』東野圭吾
『八日目の蝉』角田光代
『悪人』吉田修一
『イニシエーションラブ』乾くるみ
『告白』湊ともえ
>『告白』湊ともえ
十津川警部シリーズ 西村京太郎
坂の上の雲 司馬亮太郎
>『グレムリンの迷宮』
…クリムゾン?
俺も新世界よりに一票
221 :
無名草子さん:2009/12/23(水) 10:17:03
『告白』湊ともえ
に一票
湊かなえ?
(つりですか?)
223 :
無名草子さん:2009/12/23(水) 14:20:47
グレムリンwwwww
寝食さえも惜しんだ割には、そこは記憶に残らなかったようですねwwwwwww
224 :
無名草子さん:2009/12/23(水) 15:33:57
黒い家
理由
火車
女たちのジハード 明け方4時までかかって読んだ、会社に仕事寸前。
グロテスク 一気に読んだけど欝になるとこだった
225 :
無名草子さん:2009/12/23(水) 15:38:04
山崎豊子
白い巨塔
沈まぬ太陽
なんていうか読み終わるのが残念だった、もう終わってしまうのかと思うと。
>>217ですが間違えまくりでごめんなさいでした。
『天使の囀り』貴志祐介
『森に眠る魚』角田光代
も。
227 :
無名草子さん:2009/12/24(木) 00:57:59
凶手 アンドリュー=ヴァクス
「オリンピックの身代金」奥田英男
「凍」沢木耕太郎
「第四間氷期」安部公房
このスレ見て
「新世界より」上下巻読んだ。
確かに読んだら途中でやめられなかった。
このスレ今後も参考にさせてもらいます。
今更ながら「六番目の小夜子」今から読みます。
230 :
無名草子さん:2009/12/26(土) 21:47:26
貴志祐介
「クリムゾンの迷宮」
「黒い家」
「天使の囀り」
貴志先生の作品は人気があるね。
もちろん私もほとんど一気によんでますが。
232 :
無名草子さん:2009/12/27(日) 01:31:48
伊東乾の『ケダモノダモノ』
戦争と平和の間で揺れ動くアメリカ人という
ありがちなテーマだが、傷心と訓練というテーマを設定することで
秀逸なルポに仕上がっている。
233 :
無名草子さん:2009/12/27(日) 01:39:13
極大射程 ハンター
234 :
無名草子さん:2009/12/27(日) 04:00:28
半島を出よ
235 :
無名草子さん:2010/01/01(金) 18:20:42
恩田陸「夜のピクニック」
松井今朝子「吉原手引草」
カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」
三崎亜記「失われた町」
今読ん出るところだけど吉田修一「横道世之介」がかなり面白い。
236 :
無名草子さん:2010/01/02(土) 00:30:00
蓼食う虫も…とはいうものの、
どうしてこんなつまらん本を面白いと思ってしまう人がいるのか〜
と、どうしても不思議な気持ちになってしまうところがまた不思議。
237 :
無名草子さん:2010/01/02(土) 03:03:54
このスレ冬休みの中高生ばっかりだぁね。
238 :
無名草子:2010/01/03(日) 18:00:02
「ドラゴンランス」シリーズ(戦記から秘史
ネシャン・サーガ
ネクロポリス
絡新婦の理
殺戮にいたる病
そのたもろもろ
239 :
無名草子さん:2010/01/03(日) 19:32:56
夢野久作『ドグラ・マグラ』
240 :
無名草子さん:2010/01/07(木) 14:34:10
平野啓一郎の「決壊」
徹夜で読んだ本はこれが初めて
2ちゃんではよく叩かれているが、これは読むべき
241 :
無名草子さん:2010/01/08(金) 18:08:36
花村萬月「ぢん・ぢん・ぢん」
242 :
無名草子さん:2010/01/09(土) 21:22:22
仮想儀礼は初めは、途中で放りだしてたんだけど、読むのがなくなって。
そういや途中で止めてたなと、上巻の100p以降辺りから、加速した。
今のとこ、最近読んだ中で一番好き。読後感は最悪だけど。
243 :
無名草子さん:2010/01/09(土) 21:42:37
ディックフランシスだな
特に「度胸」とかが好きだけど、ほとんどひと晩で一気読み
「玩具修理者」におさめられてる「酔歩する男」。
ジョジョの第二部と第六部の終りを思い出した。
難しかったけど、怖くて一気に読んでしまった。
『残像に口紅を』筒井康隆
既出だけど
宮部みゆきの『模倣犯』
ハードカバーの単行本だったから腕が疲れて大変だったがやめられなかった
247 :
無名草子さん:2010/01/20(水) 20:23:14
横山秀夫『半落ち』
岡嶋二人『99%の誘拐』
最近ではCHILD44だな。
最近?・・・あの、続編もすでに出てますけど。
つ「凶手」
それがなぜかペーパーバックがまだなんだよ
251 :
無名草子さん:2010/01/22(金) 10:43:02
黒川博行『国境』
垣根の「ワイルド・ソウル」ちっとも面白くなかったぞ。
一気読みどころかダレまくって途中で投げた。
>>250 ペーパーバック?原文読みですか?
羨ましいな。俺も英語を読めたら、翻訳待たなくていいのに。
と、俺が読み耽ったのは、「五分後の世界」。
サイバーパンクな雰囲気に痺れました。
沢木冬吾の作品はどれも一気読み
寡作な作家だから、一気に読んじゃうのもったいないと思いながら
読み始めると止まらない。
読みにくい作風と文体なのに、不思議な透明感と魅力がある
島田荘司
『秋好英明事件』
事実は小説より奇なりを地で行く実話。
分厚い本だったがまさに一気読み。
ちなみに何人かにすすめたが皆ものすごい衝撃を
うけていた。
宮部みゆき スナーク狩り
257 :
無名草子さん:2010/01/30(土) 15:55:40
エロ本
おまえセンスないわ
259 :
無名草子さん:2010/02/16(火) 11:47:38
チャイルド44
椅子がこわい (夏樹静子)
・新世界より
・クリムゾンの迷宮
・天使の囀り
・六番目の小夜子
・美丘
火車は全然進まずダメでした。
261さんの真似みたいだけど
新世界より
クリムゾンの迷宮
孤島の鬼
雷の季節の終りに
世界の終りとハードボイルド〜
小夜子は自分にはイマイチだった。あと模倣犯も。なんか細かすぎて。
天使の囀りはグロいというレビューを読んで躊躇中。
自分が思ったのと似てる作品書いてる人がいたら
その人が書いてる他の作品読みたくなるね。
なるなる
佐藤多佳子「一瞬の風になれ」
スポーツ少年の成長物語はやっぱり燃える
バトルロイヤル
268 :
無名草子さん:2010/02/25(木) 23:44:27
犬の力
永遠の0
和田秀樹 受験は要領
クライブ・バーカー『ダムネーション・ゲーム』
スティーブ・エリクソン『彷徨う日々』
ジョン・ファウルズ『魔術師』
火車 宮部みゆき
船戸与一『猛き箱船』
まだ読んでないヒトが羨ましい。
ボブ・ラングレー「北壁の死闘」
新世界より
赤朽葉家の伝説
リプレイ
ネガティブハッピーチェーンソーエッジ
暗黒童話
バトルロワイヤル
(小説版の)ぼくらの
隣の家の少女 今一気に読み終えた。なにこのダメージ…眠れない
「8」(エイト) /キャサリン・ネヴィル
上下巻を一気に.
皆さん参考になります!!
いま時代(史実)小説ばかり読んでるだから紹介できねえ…一気読みって感じじゃないから
舞城王太郎「煙か土か食べ物」
湊かなえ「告白」
数ページめくったら止まらなくなって
書店で一気読み。(店員さん、すみません…)
つーほーすますた
一気読みっても2時間は掛かるだろ。
金は使わず、体力は使うのなw
いや立ち読みといっても座り読みなんじゃないの。
最近の本屋には「他のお客様の迷惑になりますから
座って読まないで下さい」って張り紙してあるよ。
最近の本屋って…
自分が見た=全部が該当する
という思考は何?ゆとり?
282の認識の範囲でそういう張り紙してある本屋があるってことだろ
そんなことも想像できないのはゆとりか?
張り紙云々なんざどーでもいいが、
座り読みしてる奴はウザイ、蹴り入れたくなる。
>>285 俺も本を読むときは、本屋に限らず自宅でも必ず立って読む事にしてる。
図書館でも、椅子に座って読んでるやつとか訳わからねーよな
おまえはゲーテかw
279です。マナー違反は深く反省しています…。
いちおう、立ち読み。足が棒になりました。
ちゃんと読もうと図書館行ったら、映画効果か予約1000件超え…買うかも。
「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」桜庭一樹
中編に近い短さ。冒頭1ページでラストのネタバレ…。
>冒頭1ページでラストのネタバレ…。
それはネタバレじゃなくて伏線と言うのだ
このスレを参考にして空飛ぶタイヤを読みました。
ジェットコースターに乗っているような展開でありながら
多くの問題が絡み合って映画のような感じで
面白かったです!
新世界よりは呪力があまりに強すぎて萎えた
新世界より
ぐたぐたすぎて、途中で読むのやめた。
やたら評判いいから張り切って買ってきたのになんということだ>新世界より
でも自分で読まないとわかんねーからまあいいか
「一気に読んだ本」というより、「一気に読まされた本」が多いですね。
295 :
無名草子さん:2010/03/19(金) 01:05:32
和田竜の本は一回入り込むとさっさと読めて読後感もいい。
のぼうの城、忍びの国、小太郎の左腕。
時代小説にしては文が軽いという人もいるようだが、俺は好き。
新世界より序盤の学校でのボールゲーム?とか読みづらかったな…。
けど後半一気に加速する。夢中になりました。
最近寝食忘れたのは サクリファイス です。あっという間!よかったなぁ。
いつもの朝に 今邑彩
何か終わり方とか意外だった。2晩で読んだ。
度重なる乱読のせいで舌ばかり肥えてきて、
面白い本なんてなかなかなくなっちゃったよ。
面白い本と思ったはじーっくりゆーっくり少しづつ読むようになったわ。
もったいないんだもんなー。
子供がすごくおいしい一枚のチョコを、「今日はひとかけだけ食べよう、
明日は奮発してふたかけ食べちゃおうかなwktk」みたいな感じ?
一気読みするのは内容が割とドラマティックて、文章がそこそこのやつかな。
スティーブンキングとか。
299 :
無名草子さん:2010/04/20(火) 22:02:25
a
三国志
ここ見て蒲生邸事件と最悪読んだけど面白かった。
最悪の信次郎は結構好きだw
302 :
無名草子さん:2010/04/21(水) 22:11:01
「フリッカー、あるいは映画の魔」セオドアローザック
303 :
無名草子さん:2010/04/25(日) 03:24:42
ハイペリオン上下
続くハイペリオンの没落上下
エンディミオン上下
エンディミオンの覚醒上下
読了。SF初めてだが、凄かった。
続くオリュンポス上下刊まで行けば、ローカス賞もらえる。
304 :
無名草子さん:2010/04/25(日) 20:40:22
オルタード・カーボン
タケシ・コバッチの経歴、いかなる境遇にも対応できるよう、訓練された部隊。
まさに異常。読んでる自分が吐き気を覚える。
何気なくこのスレみて小説に興味持ち始めた。
火車、悪意、呼んで今、最悪読んでる。
一週間ぐらいでこのペース速いほうかな?
まだ10冊ぐらい買いだめしてるGW休みが楽しみだ
306 :
無名草子さん:2010/04/26(月) 11:35:06
>>298 すげーよく分かる
読みたいけど読みたくない!
あのもどかしい感じがなんとも言えない
一気に読んだ本は「十二国記」
307 :
無名草子さん:2010/04/29(木) 14:54:30
俺もオルタードカーボン読んだ。
かなり深い。異様。吐気。
面白いとは思えないが、いい作品。
308 :
無名草子さん:2010/04/29(木) 15:13:57
オルタードカーボン
ヴァギナに高熱棒をつっこまれる時の心証改編の技法がね。
リプレイは最後の方はページめくるのがもったいなかった
でもやめられないとまらない
古川日出男「ベルカ、吠えないのか?」
読んでる4時間、トイレ行く間もお茶入れる間も
文字通り本から目を離せなかったのは久しぶりだった。
ゴーチェ「モーパン嬢」
なにこの萌えノベル。岩波文庫なのに。
311 :
無名草子さん:2010/04/30(金) 17:59:11
江戸川乱歩の少年探偵団シリーズかな。ポプラ社の。少年探偵団が活躍する話より
「暗黒星」とか「妖虫」とか「三角館の恐怖」とか大人向きのを子供向けに書き直した話が好きだった。
312 :
無名草子さん:2010/04/30(金) 18:01:21
あと平井和正かな。長編「アンドロイドお雪」、短編集「悪夢の形」。
『破線のマリス』野沢尚
スラッシャー
厭魅の如き憑くもの
小説として面白いかというと疑問だが、何故か途中で止められなくて一気に最後まで読んだ
文章の相性ってあるんかな
316 :
無名草子さん:2010/05/01(土) 05:52:52
グミチョコレートパイン
梅原克文『二重螺旋の悪魔』
村上龍『半島を出よ』
中島らも『ガダラの豚』
318 :
無名草子さん:2010/05/01(土) 12:26:51
今新訳で出てるけどA.C.クラーク『都市と星』
俺的にはクラークの最高傑作。
319 :
無名草子さん:2010/05/01(土) 12:28:37
あとアシモフの『銀河帝国の興亡』かな
320 :
無名草子さん:2010/05/01(土) 15:45:59
モンテ・クリスト伯
アレクサンドル・デュマの一大傑作
蒲生邸事件
和田 竜 「のぼうの城」
貴志祐介「新世界より」
どっちもおもしろかった!
323 :
無名草子さん:2010/05/09(日) 11:29:51
>>298 >面白い本と思ったはじーっくりゆーっくり少しづつ読むようになったわ。
>もったいないんだもんなー。
こっちの本の書名が知りたい。
一気読みする本じゃなくて
クリムゾンの迷宮は寝食忘れたけど
ここで散々言われてる新世界よりはめちゃくちゃ苦痛だったんだが
オルタード・カーボンにでてくる
有効射程距離な20メーターだか、そのうち放った弾丸が自動回収され、再利用出来る銃はあまり使わなかったね。
タケシ・コバッチ君。
あれ欲しい。レールガン方式だからかな?
326 :
無名草子さん:2010/05/10(月) 20:31:27
数学的にありえない
今、かなり離せません。
327 :
上げ:2010/05/10(月) 20:33:19
あげないと。
?(°ε°)?
328 :
無名草子さん:2010/05/10(月) 23:23:29
>>326 その本、ちょっと気になってたんだ。
読もうかな……
うぶめの夏とおんもらきの瑕は、気付いたら夜が明けてた。
寮美千子「ノスタルギガンテス』
寝食は忘れなかったが読み終わってしばらく放心。帰ってくるのに時間がかかった。
井上夢人「魔法使いの弟子たち」
今年初めて一気に読んだ本です!
330 :
無名草子さん:2010/05/11(火) 19:50:32
浅田次郎の「蒼穹の昴」
今から10数年前、
産休で暇持て余してて、読み始めたら止まらなくなって、
結果、徹夜して読破してもーた。
本を読みながら泣いたのは、この「蒼穹の昴」が初めてだ。
妊婦だった(ホルモンバランス云々)からか?
>>330 妊婦じゃなかったけど泣いた
やはり一気読みしたよ。読み終えるのが勿体無かった
332 :
無名草子さん:2010/05/13(木) 18:36:54
作者さんにこのスレ読ませたいよな。
333 :
無名草子さん:2010/05/13(木) 18:41:39
いわずと知れた、世界のミステリ・ベストテンにかならず入る
「わらの女」by カトリーヌ・アルレー
古いけど、歴代の乱歩賞受賞作中でも完成度の高さをいまだに誇る
傑作だと思う「大いなる幻影」by 戸川昌子
ノーベル賞おしくも逃した阿部公房の傑作「砂の女」
普通だけどハリーポッター
あと火星年代記
336 :
無名草子さん:2010/05/15(土) 19:31:08
>>328 もう下巻に入ってます。かなり面白い。寝食より通勤に最高ですね。
実は僕は
>>304 >>303 です。
このスレを参考に読み漁ってます。このスレで紹介してくれている本は本当に素晴らしい。
337 :
無名草子さん:2010/05/15(土) 19:34:01
>>328 京極堂は全て読破してます。いいよね。
このスレも憑き物だから。
338 :
無名草子さん:2010/05/15(土) 19:56:08
オルタード・カーボンの続編はどうなのだろうか?
オルタードは映画化されるようだが、人間に犯される猫も
実写化されるのだろうか?
おれも、これにははまったよ。
339 :
無名草子さん:2010/05/16(日) 16:39:53
最近では、綾辻のAnotherかな。
340 :
無名草子さん:2010/05/16(日) 18:54:48
瀬名秀明の「ブレインヴァレー」
俺の個人的な興味と見事に合致したテーマが凝縮されていて
面白かった。
脳、人工知能、こころ、宇宙人、UFO、霊、そして神とは。
あんな面白い小説、近年読んでない。
341 :
無名草子さん:2010/05/16(日) 19:31:26
>>340 買ってみよう。
>>338 マジで映画化?ソースは?
イネニンにウイルス攻撃やら、映像化出来るのかな?
とにかく今までに出会ったことの無い小説だからね。
ロッキードミトマ機なんてCGでも再現出来ないだろね。
ミセスバンクロフトとタケシ・コバッチのSEXやらエンヴォイの訓練された能力
(読者には吐き気がすると思う)なんかどう再現するのだろう?
342 :
無名草子さん:2010/05/16(日) 19:36:01
傭兵代理店
343 :
無名草子さん:2010/05/16(日) 19:56:07
>>341 確か本の帯に自慢げに映画化と書いたあった気がする。
マトリクスを手がけたジョエルシルバーだったか?が版権獲得と??
メモリースタッグはどんな形になるのかね?
>>339 俺も気になっていた。その作品。
昔、「マリコ」というのがあってそれを思い出した。
そのマリコ。
読み始めてすぐにやめてしまった。
〜行為のたびに殺され何度も蘇生させられた娼婦〜などという描写に戦慄したから。
その当時ね。今なら楽しく読んでしまうんだろうな。
>>324 クリムゾンは一晩で読みきったが、読後に頭痛がしたぜ
糞すぎて?
貴志祐介はたいてい読んだが、「新世界より」はダメだった
拒否反応が出て途中で投げた。
個人的趣味だけどおっさんが女子高生一人称で書いた小説は駄目だ…気持悪くなる
打海文三「ハルビン・カフェ」
かなり長くて読みづらい構成なんだが、気が付いたら夜が明けてた。
この作者の小説はとっつきにくいんだが、一旦ハマるとその世界からなかなか抜け出せなくて困るw
どの作品にも印象的なシーンが何箇所かあって、何年たってもその部分の描写が忘れられない
347 :
無名草子さん:2010/05/20(木) 19:23:56
俺もちょうど新世界より読んだ
サクサク読めてよかったわ
348 :
無名草子さん:2010/05/21(金) 01:31:27
牙の紋章 夢枕獏
読了後しばらくは、こちらに帰ってこれなかった
文字通り体重だけの存在になってたわ
349 :
無名草子さん:2010/05/22(土) 00:31:18
重松清の疾走
もう凄いの一言
ジャック・フィニィ「ふりだしに戻る」
ルシアン・ネイハム「シャドー81」
A・J・クィネル「燃える男」
宮部みゆき「火車」
飯嶋和一「始祖鳥記」
ここ見て新世界より買って200Pくらいまで読んだんだけど
これいつ面白くなるんだ?
>>351 面白いのは最初だけで、後半どんどん失速してつまんなくなるから、
200ページ読んで面白くないならもう無理かも
買わずに図書館で借りて良かった
速攻返却したわ
>>352 マジ!?高かったのに…orz
なんかどうもあの世界観になじめないんだよねー
この人の他のは好きなんだけど
自分もこの人の他作品好きだから、読んでみようという気になったんだけど、
世界観に馴染めなくて、ダラダラとクソ長いだけに感じた。
なんとなく異世界&ファンタジー物の割には中途半端で不完全燃焼な印象。
まあせっかく買ったんだから、最後まで読んでみれば?
>>352は、あくまでも自分個人の感想だし。
ハリーポッターが受けてた時代だから、学園&魔法物で二匹目のドジョウを狙ったのかもね
>>354 おk
元取るつもりでwがんばって読んでみる
全然進まないから時間かかりそうだけど
新世界よりは上巻途中から上巻最後までが面白かったよ。
だから200pならまだ楽しめる可能性はあるかも
貴志は「天使の囀り」が一気読みだったし、一番面白い
クリムゾン、天使の囀り、黒い家は引き込まれたなー面白かった
うーん?貴志信者スレなのかもしかして
どうしてそう思うのかサッパリわからないw
新世界よりは下巻が好きだなぁ
ストーリー的にもクライマックスだし
新見さんの勇気に惚れたわ
362 :
無名草子さん:2010/05/23(日) 00:23:56
京極夏彦シリーズ。
魍魎の箱はすごい
中島らもの「ガダラの豚」がいい。
3部で少し失速するがそれでもとまらない。
三部を失速と取るか急加速と取るかは人それぞれだなwww
いとうせいこう
「ワールズ・エンド・ガーデン」
「解体屋外伝」
ワールズはまごうかたなき傑作。
解体屋は1章1章はとんでもなく面白いのだが
全体で見ると駄作という不思議な後味をもつ。
垣根涼介 「ヒートアイランド」。
つい最近シリーズ4作目の「ボーダー」が出たけど、相変わらず読みやすい。
367 :
apr:2010/05/26(水) 02:15:37
良スレ発見!
黒川博行の文福茶釜(これはかなり面白いです)
岡嶋二人のクラインの壷
吉村達也の初恋
ちなみに一番のおススメがあるので、暇なときまた後日書きます。
たそがれ清兵衛
369 :
無名草子さん:2010/05/27(木) 13:46:34
宮本輝の「青が散る」だな。
大学生活ってのがこんなにも愉しく哀しいものかと、勉強そっちのけで読んでしまった。
吉田修一は、パークライフが余りにもつまらなすぎて、他を買う気が起こらない。
クラインの壷はつまらん。
「スコッチに涙を託して」 D・レへイン
シリーズ一作目ですが
読み終える前に全シリーズ読むことが決定しました。
パレードもいまいちだと思う。
悪人はおもしろかったが。
舞城王太郎「煙か土か食い物」「世界は密室でできている」
巌窟王、虎よ虎よ、映画だけどモンテクリスト繋がりでスリーパーズ
幼年期の終わり ちょっと古いけど今の日本人の方が身につまされる
吉田修一
「悪人」はかなりよかったんで
次は何を読もうかと思ってたんだけど、おや?
悪人はまだ読んでないから、次それにする
中山可穂 「ケッヘル」
森絵都『ダイブ』
一人旅の暇つぶしに読もう、とりあえず寝る前に…って感じで夜行列車で開いて、
結局朝まで止まらなくて翌日ひどいことになった。
コニー・ウィリス『ドゥームズ・デイ・ブック』
毎章の引っ張りが絶妙で、ラストの一言に向けて毎回一気に読んでしまう。そして泣く。
カズオ・イシグロ『日の名残り』
なんてことない良い話なはずなのに言葉の端々に漂う信用できない不穏な空気。でも良い話。
和夫は私を離さないでがよかった
381 :
無名草子さん:2010/06/04(金) 02:21:24
カズオ イシグロは長崎を舞台にしたやつも良かったよ
誉田哲也の武士道シリーズ3冊、久しぶりに一気読みしてしまった
天使の囀りがやけに評価されてるな
あれB級ホラーじゃないか
383 :
無名草子さん:2010/06/04(金) 10:58:34
384 :
無名草子さん:2010/06/04(金) 19:51:55
>>368 そういう書籍って「ちょんまげ物」って言うんだってね。
江戸時代とかの本当の史実や実生活とか再現してて面白いらしいね。
なんか未読の本が溜まってきた。ここのスレ覗いただけなのに。
>>376 悪人もいまいちだったかなあ…
ところどころ(ラストとか)は良かったが、纏まりが悪い。冗長過ぎる。
ここで知って、オルタード・カーボン読み始めた
今、上巻の半分くらい
これと言って吐き気はしないけれども、これから覚悟したほうがいいのだろうか
大沢 在昌の「新宿鮫」シリーズはどれもこれもおもしろい
「二重螺旋の悪魔」梅原克文
知ってる奴いる?SFアクション(?)なんだが、
俺はこの本を中学生のときに読んではまりにはまった。
もう圧倒的なおもしろさだよ。
面白さと推進力なら昨今のベストセラーや本屋大賞にも匹敵・凌駕する。
ただこの本があまり有名にならなかったのは、
角川ホラー文庫刊行だったこと、当時はマニアックな本を発掘してくるシステムがなかったからだ。
惜しむらくは現在廃版だから、古本屋で見つけたら必ず買うことを勧める。
上下巻あるが面白くて一気に読めちゃうよ。
>>387 念のため言っておくが角川ホラーは文庫落ちだぜ。
元版はソノラマノベルス。
あまり有名にならなかったなんてとんでもない。北上次郎プッシュでそれなりに売れてたはずだ。
梅原は、2作目の「ソリトンの悪魔」も評価が高くて(確か推理作家協会賞受賞)、
その2作で人気を確立したが、3作目の「カムナビ」があまににもクソ過ぎて消えてしまった(と俺は思っている)
上の方で幾人かが挙げておられる「屍鬼」。実は俺も1巻目で挫折したくちなんだが、
このスレを開いたのを機にもう一度トライしてみる事にした。
で、前回は登場人物が多すぎて誰が誰やら分からなくなったのがいけなかったと思い、
メモを取りながら読んでみたんだが・・・・・・・
百ページもいかないうちにメモが真っ黒になりそうやん!!!
なんか、二回目の挫折の予感・・・・・ざわざわ・・・・・・・・・
>>389 三国志と同じ。
いきなり全部の人物を覚えようとするからつまらなくなる。
その辺は気楽に考えて、とりあえず物語の筋だけ追っていけば
印象的な人物は自然に頭に定着していくはず。
なんだろ、本を読むセンスがない•••のかね。諦めるな!カス
屍鬼 結局デビルマンのパクリ
あれほど救いがないわけでもないんじゃ
394 :
無名草子さん:2010/06/18(金) 14:07:34
リアル厨房のときに読んだ軽いSF
「絶句」新井素子
一晩寝ないで読んで、風邪をひいた。
たぶん同年代だったからの共感で、あれほど楽しく読めたんだな。
今読み返したらそこはかとなく、気恥しかった。青臭い物語。
他の皆には勧めない。
インシテミルは一気に読めたなぁ
犬の力
長い物語だけど、途中で止められなかった。
面白かった。何より主人公の生き様がカッコよすぎる
日本の作家にも、これだけのもの書ける人がいるといいんだけどな
397 :
無名草子さん:2010/06/24(木) 22:17:59
ノンフィクションだがスターリンの側近の部下だったベリヤ関連の本はどれも面白い。
現実が創造の世界を超えている。ケネディ暗殺関連も面白いものが多い。
「JFK」なんかよりも「ケネディを殺した副大統領」の方がはるかに面白い。
398 :
無名草子さん:2010/06/25(金) 21:05:01
幻の女
オチいいじゃん?いまじゃ古い?
荒ぶる血 ブレイク
おもしろかたー
理性では理解できない動機、というのがよい
朱川湊人 太陽の村
賛同してくれる方はいるだろうか、、、
まだ出てなそうで面白かったやつ
「テロリストのパラソル」 藤原伊織
数ページでファンになった、さくっと読めるのでこれから
「裸者と裸者」 打海文三
めちゃくちゃ面白いが作者死亡により未完。
でも、読んで!
「氷と炎の歌」 ジョージ・R.R. マーティン
ファンタジーに飢えてたらもっと飢えるはめに
「エンダーのゲーム」 オースン・スコット・カード
次の死者の代弁者も最高、一作目からどうぞ
おれも「裸者と裸者」は、面白すぎて始まりから終わりまで夢中で読んだぜ!
三部作のどれもが素晴らしく面白かったわ
405 :
無名草子さん:2010/07/03(土) 05:49:34
>>269あれいいよね。あの締め方大好き、とにかく涙が止まらなかったわー。
ここで見かけた「新世界より」、本当に没頭した。ここを参考に読書する楽しみが
できたよ。>1と色々挙げてくれるみんなありがとう。
「青い虚空」ジェフリー・ディーヴァー
「野獣死すべし」大藪春彦
昔のSF。この3人はあまりはずれなし。
「スポンサーから一言」フレドリック・ブラウン
「終点:大宇宙」A・E・ヴァン・ヴォークト
「人間以上」シオドア・スタージョン
409 :
無名草子さん:2010/07/05(月) 12:12:31
筒井康隆の「俗物図鑑」。
読んでいたら熱中して夜が明けてた
という体験を初めてした。
夜中、一人で爆笑を堪えるのに随分苦労した。
懐かしい思い出だ。
中学生のときに夏休みに高橋克彦の「竜の棺」「新・竜の棺」を
ぶっ続けで読んだな
しばらく前にこの人のドールズってホラーもののシリーズの新作が
出たことを知って読んだ
久しぶりに読むのが止まらなくなるほど集中したが
ラストの展開で壮絶に萎えた・・・
2章までは久々にキタ!と思ったのに
あとはセバスチャン・フィツェックの「ラジオ・キラー」「前世療法」とかかな
セバスチャンのラジオキラーは楽しめた
心理描写でいい奴が犯人とかずるいよな
雰囲気重視だと治療島もよかったな
読みやすいしハマる
いやすまん
七つの人形の恋物語
なんか知らないけど、普段ラブストーリーは読まない自分でも面白く読めた。
炎と氷の歌シリーズ
ダークファンタジー
登場人物が魅力的
十二国記シリーズを貪るように読んだなぁ
下巻は明日読もう・・・と思いつつ結局徹夜で読破
もっとゆっくり読まないと終わっちゃうよー、
でもつづきが気になるッ!というジレンマの繰り返しでしたw
早く続編が出て欲しい“o(><)o”
十二シリーズって評判いいのな。ラノべかと思ってた
読んでみよう。女向けとかじゃないよね
417 :
無名草子さん:2010/07/07(水) 19:35:51
オマエら、ずいぶんと本好きなんだな
オレなんて、半分義務的に読んでるから、
今日は何ページよんだから、いいかー・・・・・・、そんな感じだ
なんの義務感なんだよ?
419 :
無名草子さん:2010/07/07(水) 21:03:23
村上龍『テニスボーイの憂鬱』面白くあっちゅう間だった。
420 :
無名草子さん:2010/07/07(水) 23:15:04
小林よしのり『世論という悪夢』
グラスホッパー 井坂幸太郎
最近では、サイモン・カーニックの『ノンストップ!』(文春文庫)が、
まさに、巻措く能わずと形容するにふさわしい面白さだったよ。
ここで伊坂をあげるのは芸がない
424 :
無名草子さん:2010/07/08(木) 17:02:23
>418
つまり自分自身の知識を蓄えるため週に一冊くらいは本を読むべきだろ。
面白くて睡眠削って読んでいるというわけじゃなく
それほど読みたいわけでもないんだが義務的に読んでいるって言う意味だ。
わかったかよ。この野郎!
>>424 知識を蓄えなければという義務感だったら
ここに挙がるようなエンターテイメント小説じゃなくって
純文学や新書とかを読んだほうがいいと思うぜ
俺はあんまりそういうのは読まないから
漫画とかゲームと同じくらいの感覚だと思って小説読んでる。
426 :
無名草子さん:2010/07/08(木) 17:42:52
筒井『48億の妄想』オープニングでぶっ飛んだ。
427 :
無名草子さん:2010/07/08(木) 18:25:29
知識の蓄えにエンタメ小説だって(嘲笑
>>427 別にそんなキッツい言い方してるわけじゃないぞwww
430 :
無名草子さん:2010/07/08(木) 23:55:23
「最後の晩餐」開高 健
431 :
無名草子さん:2010/07/09(金) 20:57:04
貴志祐介のは文章が綺麗だから一気に読める。
「天使の囀り」は駅のホームで夢中になってしまい、電車に乗りそびれてしまった。
一気に読める作品のわりには何度も読み返してるのも不思議。
奥田英朗も一気読み作品が多い。
「邪魔」なんて爽快感がないのになぜか読むのが止まらなかった。
(個人的には「家日和」がすき)
ちとマイナーだけど北島行徳のも一気読みした。
「無敵のハンディキャップ」:主催している障害者プロレス団体についてのノンフィクション
「バケツ」:障害者プロレス団体の関係者をモデルにした小説
「サークル」:引きこもり少年と精神科医を軸にしたミステリー
一気読みできる本って、読みやすい文章で矛盾やアラを感じる暇を与えない勢いのある作品なんだろうね。
432 :
無名草子さん:2010/07/09(金) 21:13:09
百瀬博教「不良日記」。柳橋の侠客の倅で、裕ちゃんの用心棒を務めた男の話を途中でやめられる訳がないのだ。
433 :
無名草子さん:2010/07/09(金) 22:44:51
読みたい本が無いときは篠田節子の本はよく読む
「ロズウェルなんか知らない」
「ゴサインタン」
「弥勒」「仮想儀礼」等面白かった
ちょくちょく貴志多いな・・・なんでだ?
ちょくちょく多いって何
ハリーポッター
437 :
無名草子さん:2010/07/12(月) 01:39:23
天才、天才
スティーヴ・エリクソン『黒い時計の旅』白水Uブックス
『Xのアーチ』集英社
『アムニジアスコープ』集英社
438 :
無名草子さん:2010/07/12(月) 08:43:43
ショーペンハウエル「幸福について」
立花隆「宇宙からの帰還」
高橋克彦「写楽殺人事件」
檜山良昭「スターリン暗殺計画」
堀田善衞「若き詩人たちの肖像」
「光の王」ゼラズニイ
インド神属性を身につけた惑星支配者たち
リア厨の時からのマイ一気読み定番
「縫製人間ヌイグルマー」大槻ケンヂ
少女を守るべく戦うくまのぬいぐるみ(に入った綿状異星人)
若いうちに読むべきだけどオーケン節好きなのでおばさんでも十分いけた
「テンペスト」池上永一
琉球王国最後の王妃の波瀾万丈の人生
この作者の沖縄(琉球)小説はどれも夢と現実が入り交じっているような不思議な感じでどんどん先が知りたくなる
「天地明察」冲方丁
生涯をかけて暦を作る話
マルドゥックシリーズも読み出したら止まらなかったけど
これまた全然別物で面白かった
大槻って面白い?
かなり軽い書き方なイメージ
俺は好きじゃないな、似非イノセンスっぽくて
エッセイなら単純にくだらなくて好き
10代の頃に読んだ「悪童日記」と「光車よ、まわれ!」」
社会人になって読み返したけどやっぱり面白かった、名作
夢枕 獏 「餓狼伝」
山田 風太郎 「甲賀忍法帖」
貴志 祐介 「新世界より」
アレクサンドル デュマ 「モンテ・クリスト伯」
吉川 英治 「三国志」
どの本も時間を忘れて読んだ
流されるのも楽しいものだよ
平山夢明「ダイナー」
荒木比呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」全巻
チェスタトンの新ナポレオン奇譚
復刊記念に読んでみたら腰抜かした
447 :
無名草子さん:2010/08/28(土) 12:21:31
age
フォーサイズ「ジャッカルの日」、他
吉川 英治 「三国志」、他
小松左京「さよならジュピター」、他
449 :
無名草子さん:2010/08/28(土) 20:23:30
↑
フォーサイ「ス」な。間違うなよ
450 :
無名草子さん:2010/09/07(火) 02:49:10
無い
451 :
無名草子さん:
犬笛 西村寿行
動物モノでおもしろいのがあったら教えて欲しいな