ハリー・ポッター ネタバレスレッド〜part50〜

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17シリーズ補完情報 2/13
■7巻の補完情報(1)
・ホグワーツのバトルがあったのは5月2日
・ベラは周囲の期待に従い純血の夫と結婚したが、常にヴォルデモートを愛していた。
・杖は決闘の勝者に忠誠の一部を移すことはあるが、原則として持ち主に忠実である。
 しかしエルダーワンドは特別非情な杖で常に勝者につく。
・ハリーはネビルより切れるし才能がある。しかしネビルが「選ばれし者」だったとしても
 ヴォルデモートを倒せたであろうことは、7巻で証明された。
・ペチュニアはホグワーツに行って魔法界に参加したいと思っていた事があり、リリーに嫉妬していた。
 ダンブルドアはそんな彼女の一面に訴えてハリーを引き取ることを承知させた。
・ペチュニアは最後にハリーに「グッドラック」と言いたかったが、うまく言えなかった。
・マクゴナガルが高齢のため、7巻のエピローグではすでにホグワーツの校長は代替わりしている。
・DADA教師が一年しか務まらないジンクスは破れた。
・キングズクロスは生と死の間にある世界。
・テディには人狼は遺伝しなかったが、母親と同じ変幻自在能力を持つようになった。
18シリーズ補完情報 3/13:2008/07/23(水) 00:02:37
■7巻の補完情報(2)
・ルーピンはドロホフ、トンクスはベラトリックスに殺された。
・ネビルが組み分け帽子からゴドリックの剣を取り出したのは、彼がグリフィン生として勇気を見せたから。
 グリップフックの屁理屈にもかかわらず、結局あの剣はゴドリックのもの。
・マグル生まれのコリンは最終バトルのとき、在校生ではなかったが他のDAメンバーと一緒に戻ってきた。
・スリザリンはかつてのように純血指向の寮ではなくなった。
しかし闇のイメージは残っていたのでアル・セブが嫌がった。
・ロンはハリーのパーセルマウスを真似て秘密の部屋を開けたが、ヘビ語を話せるようになったわけではない。
・ハリーはパーセルマウスの能力を失ったがそのことを喜んでいる。
・アバーフォースが両面鏡の片割れをもっていたのは鏡を持ち出したマンダンガスが売ったから。
・森の中に落ちた復活の石はケンタウロスに踏みつぶされ、埋もれてしまっただろう。
・ハーマイオニーが両親に施した忘却術は彼らが一時的に他の人になったと思わせる者で危険はない。
・ヴォルが6巻でしたようにハリーに閉心術を使わなかったのは、コントロール力を失ったから。
 彼はハリーが一種のホークラックスであることを最後まで知らなかった。
・ヘドウィグの死はハリーが子供時代に持っていた無邪気さと安全を失ったことを象徴している。
19シリーズ補完情報 4/13:2008/07/23(水) 00:03:08
■ヴォルデモートとその魂、ハリーとの関係
・ヴォルのアバダはハリーの中の彼の魂の一部(まだ彼と繋がっていた)を破壊し、
 ハリーを死の瀬戸際まで追いやった。(おそらく自分も引っ張られてキングズクロスに行った)
・ヴォルは最後の希望と愛の滴であるハリー(リリー)の血を体内に入れた。
 もし7巻の最後に悔恨を示す勇気があったら救われただろう。
・キングズクロスにいた赤ん坊のような存在はヴォルデモート本体の損なわれた魂
・ハリーとヴォルはペヴェレル家の子孫で遠い親戚。
 しかしほとんどの魔法界の一族も遠い親戚と言える。
・ハリーは本当のホークラックスとは言えないし、邪悪な存在だったわけではない。
・ハリーの傷は魂のかけらがハリーに入り込んだときの損傷。
・傷が痛んだのは、彼の中のヴォルの魂のかけらが本体に引っ張られたから。
・ハリーは彼の中の魂のかけらを始末するために一度死なねばならなかった。
 2巻でバシリスクの毒で死にかけたがフォークスがすぐ癒やしたので不十分だった。
・ヴォルはゴーストになっていない。彼は矮小化した魂の姿であの世に行った。
・結局ヴォルの魂は八つに分かれていたことになる。
・ヴォルが「蘇りの石」に気がつかなかったのは、三回転がさないと力を示さないから。
・ヴォルデモートは常に力を欲し、女性を愛したことはない。
20シリーズ補完情報 5/13:2008/07/23(水) 00:03:43
■生存キャラ達、その後ポジション
・最終バトルの後、ハリーとロンは学校に戻らなかった。
・ハーマイオニーはNEWTの為、もう一年学生をやった。
・キングズリーはロン、ネビル、ハリーらバトルで活躍した者たちをスカウト、魔法省の清浄化を手伝わせた。
・ハーマイオニーは魔法生物管理部でハウスエルフたちの権利向上に貢献した。
 その後、魔法法執行部で頭角を現わし、不当な純血優先法の廃止に力を注いだ。
・ハリーとロンはオーラー(闇祓い)として働いている。ハリーは部長となり部を改革した。
・ロンはWWWで一財産築いた。
(作者は最初のインタビューでロンも闇祓いになったといい、次にWWWの経営に加わったと言っている)
・ジョージはフレッドを失ったことから本当に立ち直ることはなかったろう。
 しかし彼は息子にフレッドと名付け、ロンに助けられて立派なキャリアを築いた。
・パーシーは成長し、キングズリーのもとで出世した。
・ハリーと彼の友人達はカエルチョコカードになった。ロンは機嫌がいいときその話をする。
・ジニーはホリヘッドハーピーズでクィディッチ選手として数年活躍した後、結婚して母となり、
 予言者新聞にクィディッチのレポートを載せるようになった。
・ネビルは祖母から才能を認められ、薬草学の教授になってとても満足している。
・ルシウス・マルフォイとその一家は、ナルシッサがハリーの側に寝返ったおかげで逮捕を免れた
・アバーフォースはホッグスヘッドの仕事を続け、ヤギと戯れている。
・ルーナは魔法生物学者となった。
21シリーズ補完情報 6/13:2008/07/23(水) 00:04:26
■結婚・子供・人間関係
・ハリーとジニーは似たもの同士で真のソウルメイト。
 ハリーとジニ―の子供のファースト・ミドルネーム;
 ジェームズ・シリウス、アルバス・セヴルス、リリー・ルーナ
・ダドリーとハリーはクリスマスカードを交換する仲になった。
・ロンとハーマイオニーはお互いが逆の性格なのでバランスを取り合う関係。
 ふたりの子供、ローズとヒューゴーにはミドルネーム情報なし。
・ネビルは漏れ鍋の女主人となったハンナ・アボットと結婚。パブの二階に住む。
・ハグリッドは結婚しなかった。
・ビルとフルールの子供は、ヴィクトワール、ドミニク、ルイの三人。
・チャーリーは結婚せず子供もなし。
・パーシーはオードリーという女性と結婚。子供の名はモリ―とルーシー。
・ジョージはアンジェリーナと結婚。子どもはフレッドとロクサーヌ。
・ルーナは「幻の動物とその生息地」の著者N・スキャマンダーの孫、ロルフと結婚。
子供は双子、ローカンとライサンダー。
・ドラコは2歳年下のアステリア・グリーングラス(5巻で名前だけ出てきたダフネの妹)と結婚。
 子供のフルネームはスコーピウス・ヒペリオン・マルフォイ
・ドラコの息子スコーピウスは家風に反抗して、父親への良い薬になるだろう。
・ドラコはダンブルドアを殺さなかったし、ハリーはドラコの命を助けた。
 よって二人の関係は改善されたが、友情が芽生えると言うこところまではいかない。
・チョウ・チャンはマグルと結婚した。
・ヴィクトワールはテディのガールフレンドとなった。
・テディは祖母のアンドロメダに育てられた。
 ネビルのように孤独ではなく、ゴッドファーザーのハリーやその友達に囲まれて育った。
22シリーズ補完情報 7/13:2008/07/23(水) 00:04:58
■ダンブルドア
・ゲイですが何か。
・グリンデルヴァルトと恋に落ちたため、グリンが本性を現わしたときは苦しんだ。
・作者は彼のゲイ設定をあるときに決めたわけではなく、次第にそうだと認識した。
・魔法界において同性愛は血統ほど問題にされない。
・彼は愛の信奉者だが愛に惑わされた。グリンデルヴァルトは彼の影の一面と言って良い。
 グリンは家族の問題の解決法を提示してくれると思われたので正しいと思いたかった。
・過去の愛の失敗は彼を孤独で学究的な人生へ導いた。
・彼の大きな秘密とは彼がマグル支配に面白半分に手を出したこと。
・17歳で権力への誘惑に弱いことが自分の弱点だと知ったため、ホグワーツに居続けた。
・ダン爺がみぞの鏡に見たのは和解した彼の家族。
・「ダンブルドアは6巻目では穏和な人に見えたかも知れませんが、実は目的の為に手段を選ばない人です。
 彼は多くの企みの影で糸を引いており、ハリーは彼の操り人形でした。」
・フォークスが戻ってこなかったのは、彼が去ったことがダンブルドアの死を象徴していたから。
・ダンブルドアのボガートは妹の遺体。
23シリーズ補完情報 8/13:2008/07/23(水) 00:05:31
■スネイプ
・スネイプはいろいろ欠点があるが、人を愛し愛に殉じたという点ではヒロイックな人。
・アラン・リックマンだけはかなり以前からスネイプのリリーへの気持ちを知っており、
 ハリーへの複雑な感情を理解していた。
・彼がスリザリンに組み分けされたのは正しいが、彼は後に変わり成長した。
・「スネイプは執念深く意地悪な男です。大人物ではありません。しかし彼は人を愛しました。
 私は彼が好きです。同時にひっぱたきたいとも思います。」
・スネイプの肖像画が最後の場面になかったのは、彼が校長職を放棄したことになったため。
 しかし後にハリーが彼の名誉回復をして肖像画をかけさせただろう。
・リリーが彼に持っていたのは友情だが、もしスネイプが闇に傾倒しなければロマンスが芽生えたかもしれない。
・彼がリリーのために悪い仲間との交際を断たなかったのは、ダークサイドに盲目的になっていたから。
 もしデスイーターになればリリーが感心してくれると勘違いしていた。
・彼がリリーと幼なじみであったことがジェームズに敵対された一因。
・スネイプはDEだった人間の中でパトローナスを出せる唯一の人。
・他の騎士団メンバーにパトローナスを見せなかった。
 パトローナスを使うとDEたちに本心がばれてしまうという理由があったので、難しくなかった。
・ブラック邸でリリーの手紙の最後の部分を手に入れたが、それはダンブルドアをアバダした直後で
 ムーディーのセキュリティー呪文はかかっていなかった。
24シリーズ補完情報 9/13:2008/07/23(水) 00:06:03
■その他の設定補完情報(1)
・トンクスはハッフルパフ出身
・5巻ではダンブルドアが出した煙の双頭のヘビはヴォルの魂が別れていることを示していた。
・ベラトリックスがロングボトム夫妻を狙っていたのは、彼らが腕利きのオーラーだったから。
・ネビルの両親が聖マンゴ病院から退院することはなかった。
・ジェームズとリリーは学校を出てDEにならないかと誘われたが断った。
・ジェームズはルーピンを経済的に助けていたが彼自身は就職していなかった。
 彼とリリー、シリウス、ルーピンは騎士団の戦士としてフルタイムで働いていた。
・ジェームズとリリーのパトローナスが同一なのは偶然ではなく、ふたりが愛し合ったことで一致したもの。
 パトローナスはしばしば愛のイメージと一致する。
・ポッター夫妻はリリーが妊娠してからすぐに身を隠した。
・作中で描かれなかったハッフルパフの談話室への入り口はキッチンの側にある。
 トンネルと丸いドアが寝室へ続いている。
25シリーズ補完情報 10/13:2008/07/23(水) 00:06:40
■その他の設定補完情報(2)
・ダドリーはディメンターに襲われたとき、真の自分の姿を見てショックを受け変わりはじめた。
・キングズリーの改革により、ディメンターがアズカバンの看守をすることはなくなった。
・ヴォルデモートが最初にハリー殺害に失敗して吹き飛んだとき、彼の杖を運んだのはワームテール。
・レグルスがホークラックスに気がついたのは、ヴォルが傲慢さからヒントをのぞかせてしまったため。
・レグルスは本当のDEとなるだけの心構えはなかった。
 ヴォルデモートがクリーチャーを殺そうとしたことで、完全に心変わりした。
・ホークラックスを作るために俺様が殺した人:日記=マートル、カップ=ヘプジバ、
 ロケット=マグルの浮浪者、ナギニ=バーサ、頭冠=アルバニアの農夫、指輪、トム・リドル・シニア
・クィレルはホグワーツで教えていたがDADAは一年以上教えていない。
・DADA教師が一年以上続かないというジンクスはヴォルの死とともになくなった。
・ナルシッサはDEではなかったが、息子が危険にさらされるまで夫と同じ考え方をしていた。
・スラグホーンが最終バトルでいい働きを見せたようにスリザリンが全員悪いわけじゃない。
・ハリーはスネイプの名誉回復をしたが、リータは「スネイプ:悪漢か聖人か?」という本を出した。
26シリーズ補完情報 11/13:2008/07/23(水) 00:07:12
■気になるモノ・人のゆくえ
・アイスクリーム屋のフローリアン・フォーテスキュー氏は殺されている。
 彼とエルダーワンドを絡める脇筋もあったのだが本に収まらなかった。
・アンブリッジはマグル生まれに対して行った犯罪により逮捕されて牢に入れられた。
・ウィンキーはホグワーツで働き続けている。彼女は最後のバトルで活躍したエルフのひとり。
・ハリーは子供達に秘密の地図を見せなかったが、ジェームズがいつか父親の机から持ち出しそう。
・シリウスのバイクはアーサーが直し、ハリーの所有となった。
・フィレンツェの人間好きは仲間に認められ、彼は群れに戻った。
・クラムはあらたな愛を見つけにブルガリアに帰った。

■今後の予定
・作者はハリポタ百科事典の編集に取り組んでいる。
・ハリーの話は書き尽くしたつもりだが10年たったらどう感じるかわからない。
・チャリティ本「吟遊詩人ビードルの話」が出版されることはない。
・次の本は半分まで書き上がった子供向けのものになりそう。
・ハリポタの続きは「たぶん」書かれない。
・魔法世界の創作があまりに難しかったので、もうファンタジーは書かないかも。
27シリーズ補完情報 12/13:2008/07/23(水) 00:07:56
■こぼれ話
・人狼はエイズの暗喩。
・唯一書き直したいのは5巻。少し暗かったので。
・作者はパンジーがすごく嫌い。(それでおそらくドラコとは結婚させられなかった)
・ハリーが森で死に向かって歩くとき、付き添ったのは彼のために死んだ保護者的人達にした。
・ダンブルドアがゴドリックスホロウの出来事を知ったのは、警報呪文による。
 しかしハリーがプリベット通りに到着するまでなぜ24時間かかったのかについて、
 理由があったかどうか作者は思い出せない。
・作者はホグワーツの卒業シーンを書かなかったことを残念がっている。
・モリーがベラを倒したのは、ベラの俺様への執着愛とモリーの母性愛を対決させるため。
・8歳の子供にアバーフォースの不適切な魔法について聞かれた作者は顔を覆って笑い、
 曲がった角をきれいにしておく魔法等と苦しい説明をした
・作者は5巻でアーサーを殺そうとしたが、ロンがユーモアを失い成長してしまうことを懸念し断念。
 代わりにルーピン夫妻を死なせたのは、孤児のテディにハリーの過去の姿を反映させるため。
・エピローグに書く情報は微調整された。もっとも大きな変化はテディ・ルーピンの件を付け加えたこと。
・作者は、罪のない者が大勢死に、子ども達が家族を失うという戦争のむごさを描きたかった。
・ドビーの死はハリーに自分がやっている事への自覚をもたらした。ドビーの死は予定通りだった。
・シリウスが死んでからハリーは死後の世界への疑問を持ち続けた。作者も同じ疑問を持ち続けている。
・作者が7巻で一番気に入っているのは34章。
・「死の秘宝」以外に候補になった副題は、「最強の杖(the elder wand)」「ペヴェレルの謎」
・この世とあの世の境目を「キングズクロス」としたのは、この本のキングズクロス駅が
 ふたつの世界の通路となっているため、象徴として使った。
28シリーズ補完情報 13/13:2008/07/23(水) 00:08:33
■オマケ:残る矛盾と謎
・スネイプのパトローナスが騎士団員には秘密だったなら
5巻で本部と連絡をとるのに使われた手段はなんなのか?
・リリーの血の守りは17歳の誕生日で失われたはずなのに
なぜ俺様の中で生きていてハリーの臨死体験を可能にしたか?
・スネイプは予言の途中で放り出されたのに、
 なぜトランス状態のトレローニーが顔を見たのか?
・ジェイムズはなぜ自らシークレットキーパーをやらなかったか?

その他いろいろ・・・

以上