501 :
無名草子さん :
2009/01/03(土) 22:38:25 絶望の歌声を聴きたいがためにある星の住人たちを 虐げた支配者の話のタイトルを教えてください。
初めてカキコします。「タコラのピアノ」という話が入った本を探してます。タイトルをご存知の方がいらっしゃったら、教えて下さい。
504 :
無名草子さん :2009/01/10(土) 14:26:03
ぐぐったら、朗読CDが出てきた
生前の星氏が朗読してるとか。
502です。 実は、星さんの本で、どれがお勧めか友人に聞いたところ本のタイトルではなくて話のタイトルを言われてしまったのです。友人にも聞いたんですが、本のタイトルは、分からないそうで。なんだか気になって、こちらに尋ねてみた次第です。 探してくれた方、どうもありがとうございました。もう少し自分で探してみます。
507 :
無名草子さん :2009/01/10(土) 22:21:01
20冊ほど持ってて、エクセルに各タイトルのリストを入れてあるんだが、 そんなタイトルの作品はないね。 やっぱ星さんの作品じゃないと思うよ。 このスレでは、始めて星新一氏の本を読む人に、 著者の自選である、「ボッコちゃん」を勧めるケースが多いので、 試しにそっちを読んでみるといいんじゃないかな
>>506 「タコラのピアノ」はやなせたかしの童話。
友人かあんたの記憶違いだから何の本を探しても出てこないぞ。
タラコのピアノって何だろう?って思ってたら、タコラだった。
502=506です。
>>507 ありがとうございます。ボッコちゃんを読んでみます。
>>508 そうなんです。やなせたかしさんの絵本しか出てこないので、友人に勘違いじゃないか言ったら、「フルーベルとか光の国とか、幼稚園で月一冊くれる薄い本、あるでしょ。
ああいうのに載ってたんだ。中学の時、図書委員で使ったから、星新一で間違いない」と言われました(-.-;)。
私は友人の勘違いだと思います。
皆さん、失礼しました。
「花とひみつ」なら星新一だけどな。 元絵本で気まぐれロボットに収録。
契約の期限になりましたので、迎えに参りました。 多くの良な心の人々がどんなに待っていることか。 臓器はますところなく活用されます。 もっとも、だけは別ですがね。
>>501 ショートショートの広場3巻に収録。タイトルは忘れた。
>>514 ありがとうございました。
星新一の作品でなかったとは…。
明日のNHK星新一ショートショートは「地球からきた男」の10分版だ。 単なる再放送じゃないから気をつけろ。
地球からきた男は俺の一番んお気に入りだ。 エンディングのジマー音楽が妙に合うよな。
518 :
無名草子さん :2009/01/26(月) 23:24:59
元が10分だったか・・・・・・。
マルチポストしてまでこのざまかよw
俺のレスじゃないぞ
俺のスレだ。
523 :
無名草子さん :2009/02/05(木) 19:31:43
> ロバート・シルヴァーバーグ 「生と死の支配者」 (文庫)
>
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4150103321 > > 2232年、地球人口が70億人に達したのを受け、国連組織『人口平均化施行局』が開設。
> > そして弱者に対する安楽死の執行を開始する
> > この作品が発表された'57年
>
> '60年の「生活維持省」はこれのパクリ。 ざまあ www
>
>
> (1957) Master of Life and Death, by Robert Silverberg
> 「Department of Population Equalization」 =「人口平均化省」「人口維持省」
> → (1960) 星新一「生活維持省」
>
> 主人公 Walton は省の職員。 省の指令に従い(弱者などをランダムに選び)安楽死を忠実に実行する。
> → 星新一「生活維持省」も同じ。
>
> Walton is confronted by a great poet who begs for the life of his young son.
> 主人公(省の職員)に「自分の息子は見逃してくれ」と子供の親が懇願する。
> → 星新一「生活維持省」も同じ。
>
> 星新一は、基本的なアイデアをパクって、結末だけ自分で違うのを考えたのか?
>
> 星新一「生活維持省」は、短く設定をスケッチしただけの、ほんの5ページほどの「ショート・ショート」だから、作品とか小説とか呼ぶ価値は無い。
>
> 単なる「設定メモ」、あるいは「設定スケッチ」のようなもの。 その設定自体がパクリだった! w
524 :
無名草子さん :2009/02/05(木) 19:32:32
> 「その夜」というショートショートは、ブラッドベリ「万華鏡」の影響下に書かれている気がする。 > パクリとは言わない。読み比べてみると、本歌取りという感じだ。 > 2ちゃんの場合、ことさらセンセーショナルに、パクリだ、盗作だ、と安易に決めつける傾向があるなぁ。
525 :
無名草子さん :2009/02/05(木) 19:33:17
>
>>178 >
> 星の「声の網」はFブラウンの「回答」と同じ設定だしな。
> パクリとまではいわんが、設定はまったく同じだよ。
> とくに最終章はぞくぞくするほど酷似している。
> 「生活維持省」と「イキガミ」の関係が重なるよ。
>
世界中の全ての小説は、鳥獣戯画のパクリ。
漫画じゃなくてか
椅子って一見二人の男が椅子の魔力に取りつかれる話なだけだけど その後の事を考えると無限ループに陥りそうな話なんだよなw 椅子を取られた男がその所為でやる気を出して椅子をとりもどして・・・とループ。
やるきだしてもあそこまで落ちてたら復活は無理だと思うのでそれはないんじゃない? 椅子に満足してる期間だけ履歴書に空白あるし年齢も結構いってるだろうから再就職もきつそう 実家もなければ親がいないんで身元保証人もいないんで就職どころかあそこ追い出されたら家も借りられんし 家賃滞納すればどんなぼろアパートでも容赦なく追い出されるだろう そして住所がなければ就職はできないのでそういう意味で地獄の無限ループ ひっぱりあげてやろうという唯一のコネである親友は椅子に取りつかれてそれどころじゃない まぁ現代日本とちがう世情でそんなの関係ないし汚点にならない世の中なら椅子奪い合いループあるかもしれんけどね
ループネタは星さんの好きなパターンだしね。
531 :
無名草子さん :2009/02/14(土) 19:10:55
533 :
無名草子さん :2009/02/25(水) 19:09:44
殉教ってなにに収録されてますか
新潮文庫「ようこそ地球さん」
>>532 ボックス化するほど量があったんだということにおどろいた。
536 :
無名草子さん :2009/03/01(日) 21:39:32
おととい、BSの星新一特集でやった話を どなたか教えてくれませんか?
ショートショート劇場なら公式サイトにバックナンバーが載ってる
検索してみたら、2月27日22:00〜22:30 BS2で9作品やっている。何をやったんだろう やる前も後も何の情報も出ていないようだが(公式にも何も書いていない)
日付忘れたけど、30分くらいやってたからそれかな? 「ボッコちゃん」「不満」「おーいでてこい」「買収に応じます」 「アフターサービス」「ずれ」「ささやき」「不眠症」「万能スパイ用品」 順不同で、だいたいこんな感じ
540 :
無名草子さん :2009/03/04(水) 13:11:12
質問なんですが、地球上や宇宙からも駆逐された「妖精」たちが子どもの 心のなかに逃げ込む、というショートショートのタイトルを教えてください。
>>540 たぶんピーターパンの島だと思うけど
悪魔のいる天国に入ってるよ。違ったらスマン
542 :
536 :2009/03/04(水) 23:03:59
>>539 ご返答ありがとうございます!
定番は何度も放送するね・・。
543 :
無名草子さん :2009/03/05(木) 10:02:01
>>541 ありがとうございます、助かりました!
以前から気になっていた作品なんですが題が思い出せなくて・・・
544 :
無名草子さん :2009/03/18(水) 04:53:26
星新一ショートショート、ひっそりと終わりましたね・・・。
ひょっとして筒井康隆の「発明後のパターン」じゃないか? 星の文体をパロディにしたやつ
うん、そういうハナモゲラ的な作品は、あんまり星の作風じゃないし
>>546 の言う作品は読んだことないけど、筒井の得意分野だと思う。
>>546-547 ググってみたらまさにそれでした。
短編集いくら買っても載って無いわけだ……orz
回答ありがとうございました
星新一のショートショートなんですが、ストーリーを少し覚えてるんですが 作品名が思い出せません。誰かわかる人、作品名を教えてください ストーリーは、ある人が電話で些細なことを依頼される (公園でなにかするとかだったかな?) その些細なことが、他の人に影響して、さらに次の人へ それが連鎖し、誰かが死ぬ 最初の依頼者は、そんなことになるとは全く知らされていなかった 風が吹けば桶屋が儲かる的なストーリーだったと思います 宜しくお願いします
確かにそういう話があった事しか覚えてない・・・
どっか違うかゴッチャになってないか、それ? 細部が知りたい。
主人公の頼まれごとが公園に出向くとかでなくもっとイージーなのがミソで、確か だれかに電話して話し込むという指令だったと思う。 あとは車のクラクション鳴らすとかを頼まれた人もいた。 似たようなアイデアが別の作品の中でストーリー上必要なので登場させた、ということが あった気がする。そっちは話のメインではないのでさすがにどの作品かは思い出せない。
>>552 、ヽ ヽ` "'´ ゞ
ヽ ヾ ヽY 〃
L二二二二!
「 ̄ >トl´ j
ヽ. //l !‐<
- ― - l !\ ヽ
´ ` ソ|
/ ,1 i | ト ヽ \
「[\ /ナ7フノ リハヽ ヽ
ノ ヽ \' ,ィ'叮 f'!ヽヽ 、 ゙
/ /{0} } ト.ノl ,l'!。{ )' 。
'/ //゙ーリl、`" !フ " 仆 o
/ リ/ リノ r ‐ '´r',l ! }
' / ヽ lrヽ/ L_l !'、ヽ
/⌒ヽr‐<ヽ_i /{ ミ!ヽ,1
ヽ._ハトィ 「l / !
\ ヽ/ `ーァl !/ ;
,. ー- )ヽ / ,レ′/
i二ニ く ヽ ィ 「 ノ, ・・・・・・・。
ノ -‐ `ァ‐-r‐1└-rイ ヽ
\ / / l !i ヽ l l _ノ!
く / l l l/厂 ;
ー/ | レ / /
>>554 ありがとうございます!!
さっそく読み直してみます
NHKの公式サイトがエラーなんだが 最近再放送しかしないし終了ってこと?
最相葉月『あのころの未来 ―星新一の預言―』、 こんなつまらない本ひさしぶりに読んだ。
読みたくなってきた。
老衰しきったおじいさんが病室で看護士相手に話をするお話で、 長年のライバルから昔お酒を貰い、 その時まで飲まずに置いている…というお話知りませんか? いい意味でもやもやとした終わりだった気がします 高校の教科書に載っていましたが、 もしかしたら星さんじゃないかもしれません お願いします
>>560 星さんの作品
タイトルは分からん すまん
>>558 最相葉月はデータだけ提供で良い。私感を語るな、と思う
>>560 マイ国家収録「友情の杯」
高校の教科書に載るのか。考えてみると、「こころ」や「舞姫」と似たような話かも
最少は評伝を読んだが、「作品」に関してはいまいち理解してないような感が…
全く読めてないよねあいつ ドラえもんを飯の種にする横山教授的人物
星新一の伝記が面白かったのは、足で書いた本だから。 よくこんなことまで調べたなと感心することしきり。 ただし途中で挿入される、書き手の推理とか感動とかは要らんと思った。 『あのころの未来』は、その要らん部分だけの本。
>>561 >>563 ありがとう!
それでした!
授業では扱わなかったのでうろ覚えでしたが助かりました
買ってきます!
>>562 「空想工房へようこそ」もだけど、書誌オタ的にデータはものすごく貴重なので感謝してる
感想部分は自動的にスキップ
空想工房といえば最相の記事ではないが、 星さんの保存してた雑誌を見てボッコちゃんの元ネタ発見とか騒いだけど その記事はボッコちゃん発表後のものだった、って話には笑ったな。
今週金曜はなさそうだな 特番の影響かな?
>>570 金曜日放送は、ワンセグ専用チャンネルの話だぞ?
572 :
無名草子さん :2009/04/09(木) 14:17:21
地球から来た男の解説お願いします 主人公は心の病にかかってるんですか?明確なオチはないよね?
>>572 単に筋だけ追えば「俺は地球そっくりの別の星に飛ばされた」とすり込まれてしまった哀れな男=精神おかしい人の物語。(実際は地球だった)
ただ、ラストで同志をあえて登場させている辺りから、もしかすれば本当に地球そっくりな別の星に飛ばされた話かもというのを作者は匂わせてる。
その2つの解釈を行ったり来たりしながら楽しむ作品ではないかと俺は思ってる。
俺の感覚では、精神おかしい人としては確実に描いて無いと思うけど。
>>574 じゃあ単なる流刑悲劇ものとして読んでるの?
>>573 の言う通り、あれは真実をボカしてるところがポイントでしょう。
NHKの映像でもそんな感じだったし。
576 :
572 :2009/04/10(金) 15:10:32
2つの解釈を楽しむって発想はなかった
>575 流刑悲劇とはちょっと違うね。 この世界が、じつは誰かに管理されて生かされてるのかも?って感じかな。
>>577 筋だけ追って読んだとしても主人公が飛ばされたのは別の惑星であって…。
さすがに管理云々ってのはミスリードしてると思う。
いや、まあそこまで具体的なストーリーにはなってないけど、 飛ばされた惑星で、直前に自分の存在がうまいぐわいに掻き消えて、 よそから来た自分がその位置に上手くはまるなんて、 部品を入れ替えることができる高次の存在でも無いと、 うまくいかないはずだろうからね。 数年前も同種の題材のハリウッド映画が公開されてたよね。 ふとした事をきっかけに、自分自身の存在の必然性に興味が出始める。
星新一のショートショート ワンゼク2 (NHK携帯E) 毎週金曜 午後10:30〜10:40 本日は、「黄金の惑星」「猫と鼠」「花とひみつ」
>>580 後ろ2つって、相当初期のじゃねぇか??
黄金の惑星も大して変わらん
583 :
無名草子さん :2009/04/11(土) 18:09:22
>>583 ホシヅル吹いたw
演目は
・空の死神
・ボッコちゃん
・海
・若葉のころ
・手
・全快
・かぼちゃの馬車
か。下手に名作に手を付けてないから見るとしても安心出来るな。
空の死神って別の単行本に収録されてたらもっと評価されてた気がする
586 :
無名草子さん :2009/04/12(日) 23:00:35
「やさしい人柄」って言う作品を読んだんですけど意味がわかりません。 この話の落ちってどういうことなんですか?
この人のショートショート読みたい どのタイトルの本を買うべきかと一話何ページくらいになるかと教えて欲しいです
>>587 初心者には新潮文庫の「ボッコちゃん」が無難とされてる。
読書慣れしてない人なら角川文庫の「きまぐれロボット」もいい。
でもって個人的には新潮文庫の「悪魔のいる天国」を押したい。
一話辺りのページ数は2〜4ページぐらい?
>>586 最後の囚人から“思い残し”が消えた(出来なくなった)から魂の輪廻が止まった。
次からネタバレスレで聞くこと。
星新一ショートショート1001ってのをおさえれば 他のショートショート集の分も全て読めるのかな?
590 :
無名草子さん :2009/04/13(月) 05:26:29
あげ
星新一作品にはなぜ学生が出てこないの
592 :
無名草子さん :2009/04/13(月) 23:07:44
「祖父・小金井良精の記」をお勧めしよう
>>587 ようこそ地球さん、妄想銀行、ボッコちゃん
が最初にうってつけの御三家だと思ってる。
>>592 ポンポン登場するわけじゃないけど皆無でもないよ
>>591 こういうことが考えられるかも
@星さんの学生時代は、ちょうど戦争に重なっていて(東大在学中に終戦)あまりいい思い出がなかった
Aショートショートに学生が向かない(「発明家」、「社長」、「殺し屋」学生出てくればそれだけで
何か書けそうだが、「学生にでてこられても」)
B星さんの発表の場所が、大人向けの雑誌が多かった
などでしようか。最相の評伝を読むと星さんもそれなりの青春時代を送っていたことが伺えて興味深いです
主人公を成長させるとか、そういうのじゃないしな
>>596 のAの二回目の「学生」は、「が」に訂正します…
「街」は学生が主人公だったけど、今見ると若干古びてるような…。 若者は時代の影響を受けまくるんで普遍的な作品作りには向かないってのもあるかもね。 実際、星さんの世代ならジェネレーションギャップも相当体感してたろうし。
600 :
無名草子さん :2009/04/15(水) 20:59:17