>>78 出版単独で起業するのは危険だよ。
すさまじい量の返品がくるから、
売上計画も立てられない。
アルバイトで生計を立て、少しずつ貯金を氏ながら、
年間1〜2点ずつ出版する道を選んだほうがいい。
最初に大勝負に出て、1万部の本を出版して
大もうけしようなんてのは、宝くじで1億円当てて家を買う計画を
立てるのと同じ。
確率は0%です。
まず、新設の出版社は、取次ぎが部数を取ってくれない。
最大でも1000部くらいです。
1000円、200ページ、A5,1000部だと印刷費用は40万円はします。
ブックデザイン料が20万円、著者に払う印税が1000×1000×10%=10万円。
しめて70万円。
一方、売上は、返品率を5割として計算すると、
1000円×1000部×0.69=69万円。
まあ、自分で大やけどを負って始めてわかることだ。
おれも最初は「7割は売れるだろう」と思って起業して大やけどした。
あまりの厳しさに、途中で廃業しようかとも思ったけど、出版の魅力にはかなわないね。
今は、親が経営している会社で働きながら、土日だけ出版の仕事をしている。
年間の発行点数は2〜3点。
書店さんの信用を得るまでには長い年月がかかる。