【くやしい】天国からのラブレター15 【のうwww】

このエントリーをはてなブックマークに追加
46無名草子さん
「天国からのラブレター」141〜142ページより

前に他の男性からデートを申し込まれた話を書いていましたが、本
気で心配させられたことがありました。ある夜、弥生がバイトを終
える時間を計って家に電話を入れたのですが、出ませんでした。翌
日、どうしたのかと思って再度、電話を入れたら、「交際してくれ
っていう男の人が、車で家に送ってくれるって言うから送ってもら
ったの。そのついでにドライブに付き合わされたので、帰宅が遅く
なってしまったの。ごめんね」
と、気軽に言うのです。さすがの私も本気で怒った記憶があります。
「俺の気持ちを知りながら、知らない男の車に乗るとはどういうこ
となんだ!」という筋の通った怒りでした。が、しつこく怒ってい
るうちに、今度は弥生のほうが逆ギレしてしまいました。で、「そ
んなに言うなら自分で迎えに来い。だいいち、洋の存在が薄いから、
私がいろんな男の人に声を掛けられるんじゃないのよ!」と言うの
ですからね。呆れて物が言えませんでした。が、結局はこの喧嘩も
私が負けて、いつもの降伏の印でもある「ア・イ・シ・テ・ル」サ
インを送ったのは私のほうでした。