1 :
無名草子さん:
2 :
無名草子さん:2008/01/05(土) 15:49:11
前スレが落ちてから2ヶ月近くが経過
ふと巡回先が少なくなっているのに気づいて探したところ
スレ立てがされてなかったようなので新しく立てました
前スレのログ最後まで確認できませんでしたが、
どうもミステリ板から一般書籍板に移ろうという流れになっていたのでこちらに立てました。
板を移ることに対する異論やスレタイトル案などあったかもしれませんが
上記理由により何卒ご容赦ください
というわけで今年も静かに古処誠二を語りましょう
乙です。
直木賞候補になったね。今回は取れそう?
スレ立て乙です!
新刊情報までサンクス
直木賞候補ラインナップ
井上荒野(いのうえあれの) 「ベーコン」(集英社)
黒川博行(くろかわひろゆき) 「悪果」(角川書店)
古処誠二(こどころせいじ) 「敵影」(新潮社)
桜庭一樹(さくらばかずき) 「私の男」(文藝春秋)
佐々木譲(ささきじょう) 「警官の血」(新潮社)
馳 星周(はせせいしゅう) 「約束の地で」(集英社)
三度目の正直なるか?
と思ったら黒川も三度目なのねん
5 :
無名草子さん:2008/01/07(月) 12:54:53
今度こそとって欲しいですねぇ
「敵影」はちょっと焦点がぼやけたかかなあと思っていたので
候補はうれしい。
自分的には11日発売の「メフェナボウンへつどう道」で取るとおもっていたので。
初文芸春秋だしね。
今回は駄目でも、次はいけるか
「メフェナーボウンへつどう道」は11日発売だよ。
8 :
無名草子さん:2008/01/07(月) 23:22:35
金曜が待ち遠しいですね。
ついにミステリー板からおさらばか。
直木候補でたからスレたつと思って探しに来ちゃったよ。
こんだけ知名度がないまま候補3回目っつーのもなんだか。
あれだけ筆力があるのにもったいないというか
直木賞は正直どうでもいいが、知名度を上げるためにもぜひ取ってもらいたい。
そうすれば本屋の在庫率もあがるだろうしね。
同年代の作家や編集者には評価が高いんだけどね〜
コドコロ ガンガレ!
ブックオフでこの作者の少年達の密室を100円で見つけたんですがこれって評判どうですか?
買っとくべきですかね・・・
>>12 自分は好き。
過去スレでも結構評価高かったんじゃないかな?
当時のランキング本でも10位台に入ってた希ガス
このミス圏外だよ
インターネットで選ぶ日本ミステリー大賞2001
国内総合ランキング「少年たちの密室」1位
本格ミステリこれがベストだ!2001(創元推理文庫)
本格ミステリ・ベスト10「少年たちの密室」第5位
「少年たちの密室」は新潮文庫「フラグメント」に改題
>>13-15 レスありがとうございます。
今日、買って来ましたw
さっそく今から読んできます・・・
少年たちの密室はいいよね
お話はすばらしいの読後ズーンと心にくる
なんて酷い世界なんだこの世は!って思っちゃう一冊
ルールも同じだな
なんて酷い軍隊なんだ日本軍は!ってなる。
まぁそんな世界で困難に正面から立ち向かいあるいは流されあるいは抗い打ち勝つ、
そういう登場人物たちの物語のすばらしさが、自分が古処を読み続ける理由だな。
でも近所の本屋には全く入荷しない罠。
遮断はamazonで買っちゃったけど、取り寄せ頼もうかしら
たしかに読後は心にズーンとくるのだが
人を否定していないというか、救いのようなものも秘めていると思う
その辺を強調するのではないところが、古処のいぶし銀なわけだが。
直木賞取ったらきっとどこの本屋でも見つかるよ!と言ってみる
新刊出てたから買ってきた。
普通にイラスト使っているカバーなんで、
新潮社フォーマット(1色背景に2文字タイトル)が続いたから
一瞬古処と気がつかないところだった。
うらやましい。。。
予約してるのに連絡なし…
発売日が今日だからだろ
買ったよ!
地図が付いているなんて文芸春秋も力入れたなあ
地図ついてるんだ?
地理ワカランチンにも優しいね。
地理トリックがあるのかもって期待は瞬殺しといた。
俺もゲットした
読んだよ。
いままででいちばんキツイな。
辛くてシビアな視点で最後まで書ききった古処にカンパイ!
同じく読了。
売れて欲しいが、これがバカ売れするような状況は
100年待っても来ないだろうorz。キツすぎる。
今までで一番読みやすかった自分は変なのだろうか
朝から一気に読んじまった
いいえ変じゃない
看護婦も兵隊もビルマ人もみんなジーンとさせられるって、もうまちがいなくこれが一番好き
まちがいなくいままでで一番深い
メフェナーボウンってそういうことなのか、とものすごく納得
辛くて見ていたくないものに深く切れ込んでいる
その心意気にホレタよ
残念
31 :
無名草子さん:2008/01/16(水) 22:45:01
まあ、なんとなく今回は桜庭氏な気がしたけどね…。
次回でこそ、メフェナーボウンで受賞ですかね?
戦争から離れないかぎり無理だろう
しかし本人は離れる気皆無なんだろうな
正直直木賞自体はどうでもいいが、取ると売れるからなあ。
切実に売れてほしいが、書きたいものを必死に書いて
いい作品生み出してる現状を曲げてまでとは思わない。
でも売れてほしい…複雑だ
これだけ書かれると、大東亜戦争を書かない大御所は当て擦られてるような気がするんじゃないかと不安になる
じゃあ社会問題入り恋愛小説でご機嫌を取ろう!!
てな発想にならないのが男古処ってもんだ
36 :
無名草子さん:2008/01/17(木) 23:51:49
流行に媚びない姿勢がいい。
林真理子が選考委員辞めればいいんじゃないか。
戦争物というだけで読む気を無くすという理不尽極まりない
評価しかしてないんだから。
38 :
無名草子さん:2008/01/18(金) 12:27:45
個人の趣味で評価しないでもらいたいね
林真理子がいる以上、戦争もので受賞は無理だと思っているが
渡辺淳一がいても東野は受賞したし、わからんねえ。
でも、無関心を隠さないだけ、林は正直でいいと思う
口で言うほどの関心が選考委員にあれば、みんな戦時史に詳しいはず
関心があって詳しければ、自分で戦争小説を書き続けてるはず
メフェナーボウンもう感想書いている人いるね
厳密に言うと感想じゃないんだけど、散文?
他のも書いてあってなんか感動した
コドコロをもっと応援したくなったよ
メフェナーボウン読んだ。
深い、深すぎる。
新作出せばたいていが候補作になってる現状から考えるといつかは受賞すると思うけどな
うおー、十日前に近所の本屋で取り寄せ頼んだけどまだこねー。
こんなに評判いいのにまだ読めないとは。
アマで買ったほうが手っ取り早いけど、
せめて新刊ぐらい店頭に置いてもらうためにも取り寄せてもらうぜ。
このままだと手に入るの貴志の新刊と被るかも。
すごく嬉しいけどどっちから読んだらいいのか。
45 :
無名草子さん:2008/01/21(月) 22:08:46
貴志なんか読んでるアンタに萎え
じゃあわたしは萌えておくよ。
ハゲ!!!
どうでもいいよ
未収録の短篇を単行本にしてほしいと強く願ってる
「たのみごと」2001小説すばる4月号
「背中の陽」2001小説すばる7月号
「子は親の」2001週間小説7月27日
「下士官」2007野生時代6月号
「ワンテムシンシン」2007文学界9月号
「銃後からの手紙」2007野生時代11月号
>>48 へえ、結構あるんだね。
ぜひまとめて読みたいなあ。
メフィストに載ってた自衛隊シリーズの短編も
単行本未収録じゃなかったか?
少なくとも古処名義では。
「95年の衝動」だな、
>>48のと合わせると短編集が出せそうだが・・・
「九十五年の衝動」は文庫済
アンソロジー「トリック・ミュージアム」講談社
アンソロジーに収録されてても短編集になったら再収録される例はよくある
戦争ものは戦争もので短篇集になるんじゃないか?
自衛隊ものとはちょっと違うし
短編集なんだから色々な系統煮が混ざっても良いんじゃねーか
それに戦争もの以外の短編だけで一冊の本を出すのは量が無いから無理だろ
ごった煮ではなく、短篇に収録する順番やセレクトも重要ですよ
いい編集者がついているようなので期待しましょう
収録作品を選り好みしすぎて短編集が出るのが遅くなるのは嫌だな
いい本ができるならオレはいつまでも待つよ
また連載とかあるのかなー
また日記やってくんないかなー。
けっこうケラケラ笑ってた記憶がある。
がんばってる古処さんに感想とか送りたいな
送ったことある人いる?
ないす
新潮社のサイトのメッセージ受付あるけど
著者に届くのかな?
65 :
無名草子さん:2008/02/17(日) 10:40:35
朝日にメフェナーボウンの書評が載ってた
朝日の書評読んだよ
67 :
無名草子さん:2008/02/19(火) 19:57:56
68 :
無名草子さん:2008/02/25(月) 00:00:36
たいした書評じゃないのが残念
69 :
無名草子さん:2008/02/25(月) 18:25:13
広告代わりだと思えばこれでも充分
古処に注目する書評家もいるんだな
71 :
無名草子さん:2008/02/27(水) 10:10:08
そりゃまぁ何度か直木賞の候補になってるんだから
世間が注目しなさすぎなんだ。
そろそろ新作に取り掛かられている頃でしょうかね?
文春にも1ページで載ってたけどあんまり印象的じゃなかった。
おまいらは古処のどこが好き?
漏れは地に足ついて浮き上がらないとこと垣間見えるユーモアが好き。
え、週間文春に載ってたの?
おれは誠実で真摯な姿勢かな。あとは、真面目だよね。
もう少し小説的な手法にいってもいいと思うかな。メフェナーボウンはちょっと
作者の考えと説明文が多くて気になったから。
真面目というかクソ真面目なんだよな
戦争の悲惨さなど語りたい事を前面に出しすぎて小説としての面白みが負けている
真面目さや真摯さはなくならないで欲しいな
その上で、小説のしての完成度が増したらいいと思う
みんな古処以外で誰の戦争小説読んでる?
戦争をテーマに、あそこまで抑制がきいた小説は、逆に珍しくないかな
全部読んだわけじゃないけど、戦争の悲惨さを訴える!みたいな押しつけは一度も感じなかった
色眼鏡がないっていうか、あるがままの舞台と人間って感じに好感持ってる
加賀乙彦「帰らざる夏」は腐女子が好きな稚児描写があるけど
古処の「分岐点」「接近」に通じるものがあるよ。
佐々木譲のベルリンとエトロフは読んだ。
帰らざる夏も良かったな。
>>79 全体的に同意
クソ真面目に書いてるのに、というべきか
だからこそというべきかわからんけど。
週刊朝日でもピックアップされてたけど、何、直木賞の選考会で
「戦争と収容所にこだわりすぎ」みたいなこと言われてたの?
そんなようなことは言われていたらしいね。
「だったら、候補にするなや!」って憤慨した。
戦争を書いているのは事実だけど、古処が書いているのは戦争物だけで
くくれない普遍的なものなのにね。
分からないやつが多すぎる。
若い作家が書くなんて生意気だ、というのが本音だろう
正直に言うと、俺もそうだった
でも、注目してるんだから直木賞は見る目あると思う
売れっ子作家でもない、戦争知ってる世代でもない作家の小説だもん
相当に内容読み込んでないと候補まではいかないと思う
戦争をまともに知ってる世代はもう70歳以上になるだろ・・・水木しげるあたりだな
選考委員の前段階の、候補作を決める出版関係者が見る目があるのであって、
肝心の選考委員がな……orz。
そうそう、選考委員に見る目が無い
>>82 それが本当ならただごとじゃない
こだわる対象の否定はさすがに聞いたことない
絶望的ではないか!
選考委員の総入れ替えが必要だな
>>92 こんなページがあったのか。サンクス
林真理子は受け入れつつあるのかなw
受け入れつつあるというより、興味がないので
当たり障りのないことしか言えんように見える。
賞の審査員受けはしないし、本屋大賞のような一般向けの選考も無理っぽい
古処のような筆力があっても無骨な戦争ものしか書けない作家は受け入れられにくいんだろうなぁ……
戦火に引き裂かれた恋人の悲劇とか、生活が困窮する中健気に頑張る庶民とか、
君のために死にに行く特攻隊員とか、品格あふれる司令官とかだったら
間違い無く一般受けするだろうがな。
ただ正直こんなもんは今さら読みたくはない。
そういう視点では書かないからこそ古処。
こうやって見るとすごい審査員ばかりだが
戦争小説書いたことある人って何人いる?
>78
小説じゃないけど、「誰にも書けなかった戦争の現実」はチェックしとくべき
兵隊の日々の細々した面倒が出てきて、古処の小説スタンスが納得できる
ベスト
「七月七日」
「ルール」
「遮断」
ワースト
「分岐点」
「接近」
「敵影」
こんな感じだな
「接近」は良作だと思うけど。
あれは純文学なんだよね。発表が「文学界」
戦争ものが7作しか出てない状態でベスト3とワースト3を出すなんて無意味
「接近」は作家の絲山秋子が絶賛しているね。
第一回「絲山賞」
純文学でもいけるとおもうけど、古処は
純文って魑魅魍魎なイメージでw
どこが?
一番怖かったのは「ルール」
一番泣いたのは「七月七日」
一番いい小説だと思ったのは「メフェナーボウンのつどう道」
純文のことは知らないけど、そっちで評価する人がいるならそういうことでいいんじゃね?
106 :
無名草子さん:2008/03/22(土) 23:43:50
メフェナーボウンで賞が取れなかったら古処は賞に縁の無いまま終わる気がする
確かにそんな感じだな
メフェナーボウンが一番一般向けというか誰にでも受け入れられそうな感じだし
文春だし
そろそろ古処情報ないかね?
また連載とかしてほしい
よその出版社の賞をとればいいんだYO!
ほしゅ
来月の「野生時代」に短編載るらしい。
おーありがとう!
ちょうど古処に飢えていたところだよ!
「30代女子のためのエロ」号じゃなくてよかった。
自意識過剰なので買えません。
昨日なんとなくUNKNOWNと未完成を再読。
荒さはあるけどやっぱりおもしろいわ。
朝香&野上の話はキャラクタのおかげで暗くなりすぎないしね。
たまには書いてくんねぇかな、自衛隊話。それともネタがないのかしらん。
現実の自衛隊が不祥事続きだからなぁ・・・つい昨日もよって民家に侵入してバカがいるし
野生時代ちらっと見たけどニューギニアものの短編だったな
あいかわらず読ませてくれたけど浮きまくってる
野性時代が古処を載せる理由を知りたい
角川さーん、そろそろ単行本にしてくださいな。
>>115 すっかり朝鮮に肩入れしちまったからなぁ
最初の頃はおもしろかったのに
すっかり思想作家になってしまって
教科書に沖縄戦の記述を増やすらしいな
これを機に便乗でもいいから売れてくれれば
実は「七月七日」が文庫落ちしているのだが。誰も気付いてないのか。
まさか候補にすらならないとは…
なっても今回はのぼうの城が受賞しそうな気がするからなぁ・・
だから「七月七日」が候補になった時にさっさと受賞させときゃ
よかったものを。
このままのレベルで書き続ければ二、三作以内で受賞できると思うが…さて。
良い作品書いた所で題材が評価されづらいのがネックなんだよな
結局は「古処は傑作+他の候補は不作」という状態じゃないと受賞は難しいだろうな
暗いと不平を言う世代にめげず、今までよくがんばったと思うよ
今回はちょっともったいないけどね
絶対七月七日を超えたと思った
戦争を知る糞じじいどもが一掃されたらするりと受賞したりして
そういう口汚いこと言っちゃダメ。
本来なら、知ってる世代が率先して書くべき題材なんだから。
でも体験者は自分の体験にしか関心がないというか、
書いても自伝とか実録物になる。
七月七日の文庫本、えらく装丁が地味だな・・・
候補漏れしてたことをたった今知ったorz
「地獄の日本兵」という新書がリアル「ルール」。
136 :
無名草子さん:2008/08/03(日) 19:06:19
>>135 それ自分も読んだよ。立ち読みだけど。
鳴神中尉が思い出されて泣きそうになったよ。
朝日文庫の今月の新刊「戦争文学を読む」で対談と言うかインタビューというか、
戦後世代の戦争小説書きとして話聞かれてたよ。
なんでも文庫化に伴い、新たに呼ばれたらしい。
若い世代で戦記物ではない本格的な戦争小説を書いてる唯一の人物だからな
話題無いなー
でも保守
『遮断』の文庫落ちマダー??
まだだねー。新作も読みたいし、文庫落ちもして欲しい。
過疎過ぎる
今何してんの?
長期取材?
前回のメフェナーボウンのときは書き終わってから、
連れて行ってもらった(現地に)って行ってたけどどうなんだろうねー。
新作が読みたいよー。
現地に行かなくても風景や道程をあんなに緻密に描写できるものなんだな…
近くの図書館で、今まで「こ」行の作家に埋もれていたのが
「古処誠二」とインデックス付きでカテゴライズされていた。
なんか嬉しい。
ネタがないなら次作の予想でもしようぜ
俺はそろそろ中国大陸が来ると思う
中国資料はあまり持っていないという過去発言があるので
次回も違うでしょう。
まずはニューギニアものを集めて短篇集だな
今月売りの野生時代の来月号予告に名前があったような。
おそらく前回みたいな掌編だろうと思われ。
とりあえず今は野生時代が発表の場なのかな。
1回があの長さでは本1冊分溜まるまで相当かかりそうだ。
「未完成」が文庫化するみたいだね
どこの出版社?
>>152 来月の文春文庫。
改題されて『アンフィニッシュト』という題になってる。
とりあえずアンノンみたいなカバーと
不祥宮嶋の解説はいらんからな。
情報サンクス
改稿したのかな?
楽しみ〜。解説は確かにいらんね。
アンノン、フラグメントと合わせてカタカナ化したんでしょ
157 :
無名草子さん:2008/11/11(火) 05:13:18
接近を文庫で読んだ
裏表紙のあらすじに惑わされたわ
余計な作品解説(?)を読まないで読んだ方が言いね
あらすじが結末になってる
読みにくい所や分かりにくい所があるけど、真面目に書いてることがよく分かる
ルールについて質問
メ欄に書いたんだがどうかな?
いまいち分からないんだよな
メ欄だと思っていた。
鳴神、だからな
失礼
163 :
無名草子さん:2008/11/14(金) 11:40:09
メ欄は誤爆
ありがとう腑に落ちた
165 :
無名草子さん:2008/12/13(土) 22:16:57
アンフィニッシュト買いました〜。
これから読みます。
新刊待ち
野生時代で定期的に、と言うか今のところ毎月短編読切書いてるし、
このままのペースで行けば今年中に1冊分くらいにはなるんじゃなかろうか。
168 :
無名草子さん:2009/02/06(金) 01:33:31
あげ
169 :
無名草子さん:2009/02/11(水) 22:34:07
『遮断』の文庫落ちマダー??
170 :
無名草子さん:2009/02/17(火) 14:41:36
七月七日、アンフィニット買ったぜ
アンフィニッシュト(unfinished)だぜ、間違えないようにな
172 :
無名草子さん:2009/03/07(土) 23:45:46
ほしゅ
分岐点get〜
ほかの作品も早く文庫にならないかな
メフェナーボウンから一年以上経ってるし、そろそろ新作出てもいいのではないだろうか
どこかで連載とか持ってるのかな?
角川の野生時代でニューギニアものの短篇を、毎月掲載してるよ。
今年の暮れぐらいには一冊にして欲しいな。
野生時代の短編連載は先々月あたりで終わってるので、暮れまでいかないうちに
単行本になるんじゃなかろうか。
177 :
無名草子さん:2009/05/20(水) 19:53:37
遮断(ハード)五十円で売ってた
178 :
177:2009/05/25(月) 13:36:46
遮断悲しい話だったわ
プチどんでん返しに驚いた
やや構成が接近に似てる
敵影読みたい
出来れば古本ではなく本屋で買ってあげようぜ
少しでも売れないと、この手の作品を書き続けられなくなる・・・
しかし売ってない
敵影、メフェナーボウンをget
ホントは新書でほしかった
久々にここ来てレス読んでたらなんかテンションあがってきた。
買ったまま積んであった古処を読みまくってくる。
ヒャッホー!
183 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 16:23:33
新作単行本はいつになるんだろうな・・・
>>175>>176が今年中に単行本化を予想してるけど…。
連載もう終わってるなら、新作もう1冊くらい出たりしないかなー。
オール讀物最新号で短編書いてる。
ちなみに「ほんとうの戦争の話」という特集の一環で、
他の執筆陣は佐藤愛子や三國連太郎、五木寛之に皆川博子と
ド真ん中に経験者ばかり。
もう名実ともに「戦争作家」なのだなあ。
売れにくかったり賞取りにくかったりするかもしれないが、
メフィスト賞からの流れでいまどきのミステリーに進まないでくれてよかったと思う。
187 :
無名草子さん:2009/08/15(土) 10:40:06
この時期に少しでも売れてくれるといいんだけどな
188 :
無名草子さん:2009/08/25(火) 20:36:03
8/25 「線」角川書店 発売
おおっ 情報ありがとう!
買い逃すところだったよ
とうとう一文字タイトルに。
191 :
無名草子さん:2009/08/26(水) 06:47:38
うわー同じく情報ありがとう!
今日買ってくる!
職場近くの本屋が発売当日でも次の日でも入荷してなくて、
本当に出たのかと疑っちゃったよ……
他の本屋に入ってたけど……
同じ日に発売の他の新刊は入ってたけどな!(憎)
需要と供給で考えれば入荷しない選択をする店の判断も致し方ないかと
やっぱ何かしらの賞を取ってくれないと知名度は上がりにくいからなぁ・・・
194 :
無名草子さん:2009/09/06(日) 17:25:07
今新刊気がついたぜ
195 :
無名草子さん:2009/09/08(火) 12:20:07
自分だけじゃなかなか気づけないので、こうやって情報
教えてもらうの、すごく助かる。ありがとう。
初の短編集!
しかもニューギニアものだよ
お守りで泣いた
ホントに凄い作家だ
近所の本屋で、以前メフェナーボウンを取り寄せで注文したからか、一冊だけ入ってたので気付いた
店頭に並んでこそ本屋だよな!と思うものの、一冊だけだし追加注文もしないだろうから、
わたしが買っちゃうと店頭に並ばなくなっちゃうんだよな(´・ω・`)
そういう、「わたしだけが買う、一冊だけ入荷する本」というのは買うのにちょっとジレンマを感じちゃう
もっと読者を広げたいけど、小売の段階でそのチャンスが極めて乏しいという……
古処さん、もっと売れて欲しいなぁ
>198
「お守り」すごいよね
自分は全古処中であれが一番好きかもしれない
あの終わり方に並々ならぬ才能を感じた
才能っていうか、旧軍物を扱うにあたっての冷徹な目が素晴らしい
同じ旧軍を扱うのでも「卑しい」人間は多いからさ
201 :
無名草子さん:2009/09/30(水) 20:40:41
あんたら大岡や五味川も一緒に読めばいいじゃないの、馬鹿ね
なんて囁いてみたり
新潮から出ている、タイトル二文字の物(遮断や接近)はシリーズだったり、
登場人物がリンクしていたりするのですか?
どこから読んでもいいのでしょうか?
すべて独立作品です
ルール
↓
七月七日→接近→敵影
↓
敵影
という脇役つながりがある
つまり、脇役つながりはあるけどストーリー上は支障ないから
どれから読んでも大丈夫
208 :
204:2009/10/03(土) 00:48:39
>>205-207 ありがとうございます。
最近、アンノウンから入りミステリ物は全て読んだので、
戦争物が楽しみです。
209 :
無名草子さん:2009/10/15(木) 19:49:24
野性時代11月号掲載 「最後の義務」
姫山・・・
212 :
無名草子さん:2009/12/15(火) 22:00:34
野性時代74号 アンケート「本とわたしの関係」
213 :
無名草子さん:2010/03/15(月) 09:31:26
与作は木を切る
214 :
無名草子さん:2010/04/07(水) 10:43:48
ヘイ
215 :
無名草子さん:2010/04/17(土) 17:11:27
飢餓列島のCM見て、鳴神中尉を思い出した
216 :
無名草子さん:2010/04/22(木) 21:13:14
初カキコ
高校の頃ルールで衝撃受けてからファンで最近読み返してる
やっぱすごいわ 読んでると兵士の足音が聞こえてくる気がするよ…
ルール誰か映像化してくんないかな、アングラ系でもいいから
役者を2〜3ヶ月くらいどこぞ南方の島に隔離して飢えさせてから撮影しないと
説得力出ないのが難だな……
自衛隊のを漫画化したら人気出ると思うんだよな。やっぱ面白いし
朝香はイケメンっていう設定だし、コンビは普通に萌える
ただ、軍事物の漫画化って難しいんだよな…
ある程度の画力と背景まできっちり書く根気が無いと悲惨なことになる
219 :
無名草子さん:2010/06/20(日) 19:50:25
7月26日に新刊出るみたいだね
書き下ろしあるといいなぁ
「ふたつの枷」(集英社)ですね。
221 :
無名草子さん:2010/06/30(水) 18:23:41
ルールについて質問。
鳴神中尉って生きてる間に小指切られた?
新刊楽しみ!
軍曹がいくら元ヤクザでもさすがに生きてる人間、それも上官の指は詰めんだろ……
>>221 むしろどうして生きているときに切られたと思ったの?
(不快に感じたらごめんなさい、そういう読み方もできるのかなと思って)
>>223 手元にあるのは文庫本なんだけど、290ページの文で
「小指の切り取られた手を(略)、鳴神はその確信に安堵した。」
とあるもんで。
姫山がそんな事するとは思えないけども。
>>224 ありがと
ああ……それはボノンの話を踏まえるところなんじゃないかな
つまりヤギとお話している鳴神はもう、
てゆうかこういうネタバレの話って堂々としていいものなのw
新刊楽しみ!
>>225 やっぱそうなのかな……
八木沢との受け答えもそんな感じだもんね。
ありがとうございました。
池袋リブロはすでに並んでいたよ。
229 :
無名草子さん:2010/08/02(月) 22:33:16
新刊読了age
私は「スコールに与えられた時間」がいちばん好きだな。
お盆休みまでとっておく。
正直言って戦争ものに関しては先達の素晴らしい作品が
たくさんあるので何も彼でなくともと思うんだけど
書いているのが若い人で最近の若者にも読まれてる、ってのが
評価されてるところなのかなとも思う
自分的には、自衛隊ものをもっと書いて欲しいんだが
>>231 この人は戦争という舞台を借りて、先達たちが書いてきた戦争ものとは別のことを書いていると思う。
本当に言いたいことは戦争云々ではなくて、なにか別のことではないかと勝手に解釈している。
だとしたらどうして戦争を舞台にするのか、って疑問が浮かぶけど、それはたぶんこの人の書きたいことが起こりやすい舞台が戦争だからだと思う。
賞の選考委員とかからすれば、「戦争に限らずともそういう舞台は他にもあるでしょ」という気持ちと年齢的な問題でこの人を推さないのかもね。
とは言え、自分も自衛隊ものも書いてほしいと思う。
>>233 「未完成」が2001年だからもう9年たってるけど
自衛隊ものは根強い人気があるね
ひなたの柴犬みたいな朝香二尉はたしかに魅力のあるキャラクター
だと思う。
自衛隊モノでなくてもいいからこの人のミステリーがまた読みたいな