>>86 スマンスマン。勘違いした。
わざわざ「知的生き方文庫」って付け足してるので、てっきりギャグかと。
岩波新書もPHP新書もイロイロだから、十把ひとからげにできないと思うが。
まじめに書いているPHP新書って、どれだよw
>>24にはムカつくが俺もレビューを書いてみた
山口誠『グアムと日本人』岩波新書
グアムは平和ボケの日本人が戦争の記憶を忘却するなかで
観光地化していったというのが基本的な枠組み。
そのため戦死者の慰霊などはろくになされていないかのような
記述になっており、数年に一回現地慰霊祭をやって慰霊碑も建てたはずの
全国グアム島戦友会(
http://www.zg-senyuukai.com/)の存在は完全スルーされている
(著者は島民たちにはインタビューしても、生還者たちにはしてない)。
学者の書くものとしてちょっとどうかと思った。
偏っていない岩波新書って、どれだよw
偏ってない本に名本は無い
>>90 いろいろあると思うが。食わず嫌いはイカンぜよ。
今たまたま枕元に落ちてるのでいえば、
社会的ジレンマ―「環境破壊」から「いじめ」まで (PHP新書) 山岸俊男
とか。マジメな社会心理学。著者は東大出版会や有斐閣、中公新書とかからも出してる。
>>90 いろいろあると思うが。食わず嫌いはイカンぜよ。
今たまたま枕元に落ちてるのでいえば、
社会的ジレンマ―「環境破壊」から「いじめ」まで (PHP新書) 山岸俊男
とか。マジメな社会心理学。著者は東大出版会や有斐閣、中公新書とかからも出してる。
>>95-96 誰かを安心できる著者だと他人に説得するときに
そんなので話になるかよ
>>97 >東大出版会や有斐閣、中公新書
ばかだね、どれも学者として優秀じゃないと出せない出版社ですよ
二重かきこ、スマン。
>>93 前略
今たまたま枕元に落ちてるのでいえば、
戦艦大和―生還者たちの証言から (岩波新書) 栗原俊雄
とか。後略
>>98の言い方がさすがに論文ひとつでも書いたことが無い感じがする件
102 :
98:2007/09/03(月) 00:18:43
>>100 まあ君みたいな人にはわかんないだろうけどね、だから気にしなくていい
>>92 その本を読んでないんでなんともいえないが、一般論として、
歴史というものは、記述する事実を選択することによって、その事実を評価するもの。
事実の選択が偏るのはやむを得ないこと(つーか当然のこと)だと思うが、どうだろう。
>>105 王朝が替わると正史を作り直す中国の方でしょうか?
数学的、プログラミング的に考えると歴史は事実を評価するものというのは違和感があります。
評価は既になされ、その結果が現在だと思います。現在の評価が未来になるのだと思います。
>>93 例えば、上田篤「橋と日本人」や
渡邊昌美「中世の奇蹟と幻想」や
堀田弘司「山への挑戦−登山用具は語る−」や
F.P.マグ―ンJr「フットボールの社会史」や
砂原 茂一「リハビリテーション」が
特に偏ってるとは思えない訳だが・・・
>>106 シナでは、王朝が変わると前王朝の正史を新たに作るのであって、
「作り直す」わけではないよ。
>>107 歴史は数学でもプログラムでもない。
歴史は過去の事実の単なる羅列ではない。
歴史家が過去の事実を評価・選択・編集して記述するもの。
>>110 パス
以上ひっくるめて。
カー「歴史とは何か」岩波新書
とか読んでちょ。歴史系の新書といえば、まずはこれ、といわれる名著。
112 :
無名草子さん:2007/09/03(月) 14:43:00
ウヨサヨの問題は別としても、さすがにPHPと岩波を比べるのは無理があると思う。
まあPHPもさいきんはたまにいいのあるけどね。
小田中本とか相対的にはよかった。
岩波マンセーなら他でやってもらえますか。
アンチ岩波なら他でやってもらえますか。
・藤岡信勝
・姜尚中
・見田宗介
共通点:東大教授なのに東大出版会から出したことないみたい。
なんか笑える。
今日の開始ゴングが鳴った!!
チンッ!
夏休みはもう終わったわよ
どうしたの? 学校が楽しくないの?
オナニーは他でやってくれ
>>111 >事実の選択が偏るのはやむを得ないこと(つーか当然のこと)だと思うが、どうだろう。
君は歴史学以前に学問というものがわかってないようだね
学問とは分野を問わず、研究者がある「問い」を設定し、
それに対する回答ないしは証明をさまざまな資料を引用・駆使して行うものだ
歴史学における資料とは、過去の文書や遺物・証言などをいう
自分が「選択」してきた「事実」(この場合は歴史資料)が恣意的、
つまり自分の見解に沿わない資料は無視するなどの不備があれば
それは証明がいい加減ということだから他の研究者から容赦なく批判される
こんなことは史学に限らず卒論の一本も書けば否応なしに身につくことだよ
君は高校生以下か、大学教育を受けてないかのどっちかだね
一人で新書を読むのもいいが、ちゃんと先達と対話して勉強したまえ
人に「歴史とは何か」などを読むよう勧めるのはそれからだ
>>115 見田は知らんが、藤岡(北大)と姜(早稲田)は
東大プロパーじゃない(外様)から別におかしくない。
なんか必死だな。
また異常にスレ伸びてるw
燃え尽きるほどヒート!
盛
り
上
が
っ
て
参
り
ま
し
た
>>119 なぜそのような極論に走るのかね。
そりゃ「自分の見解に沿わない資料を無視するなどの不備」がないのは当たり前の話。
しかし、実験結果という「事実」の量が制約されている自然科学ではないんだ。
通常の社会・人文系では、得られる事実の量は無数にある。
その中から、重要であると評価しなかったものを切り捨てるのは、ごく普通。
切り捨てた事実の中に重要な事実が隠されているリスクは常にある。
「事実の選択が偏る」のはやむを得ない。自分の選択に偏りがあることは常に自覚すべきだし、すべての先行研究に選択の偏りがあることは留意すべきだ。
それと、
>こんなことは史学に限らず卒論の一本も書けば否応なしに身につくことだよ
から下についてはスルーさせてもらう。俺も無益な煽りには乗らないことにしたので。
思うに、
>>119は自然科学系ではなかろうか。
あるいは社会・人文系で実験可能なやつ。(精神分析以外の心理学とか)
自分の見解に合うように実験結果を「選択」してる研究論文があったら、
それは捏造だろ。
>>123 小田中って誰?
田中角栄の娘とか?
それとも
・歴史学ってなんだ? (PHP新書) 小田中直樹
みたいなの?
>>126 あるいは、
>>119は日本古代文献史学かもしれんな。
史料を選ぶ余地がないんで、やることなくて想像を膨らませたりする人たち。
>>120 見田は教養学部教授だったので、昔なら高校教諭に相当する地位。
東大出版会とは縁がないのではなかろうか。
東大プロパーでもダメダメ教授は出してないから、外様云々は関係なさそうだよ。
岩波氏ね
131 :
無名草子さん:2007/09/04(火) 07:48:15
・見田宗介編『社会学講座(12)社会意識論』(東京大学出版会, 1976年)
・見田宗介・宮島喬編『文化と現代社会』(東京大学出版会, 1987年)
以下このスレは
>>115の無知を嘲笑うスレとなります。
132 :
119:2007/09/04(火) 08:03:05
>>125 君のほうが極論だよ
君が
>自分の選択に偏りがあることは常に自覚すべきだし、
>すべての先行研究に選択の偏りがあることは留意すべきだ。
というのは正しいが、そこで君は惜しいことに「偏りがあるのは当然」と開き直ってしまっている
もちろん事実は無数にあり、そこから選択が必要だが、自分の「問い」の論証にあたっては
できるだけ「偏り」がないように苦闘するのが学問的な営み、倫理というものだ
君はそういう苦闘からただ逃げてるだけ
たとえて言うなら「歴史なんてすべて物語だろ」と開き直ってるDQNのようなものだ
>>126 「資料の選択には偏りがあっても仕方ありませーん」なんて人前で言ったら
「こいつはねつ造を奨励している」と誤解されるから止めた方がいいよ
133 :
119:2007/09/04(火) 08:13:11
>>125 思うに君は「選択」と「偏り」を同一の言葉として使ってるから
いらぬ誤解を招くんじゃないかな
もちろん自分の選択に「偏り」がある可能性は当然意識しておくべきだが
だからといって選択はすべて「偏り」に過ぎないなんていうのは
単なるニヒリズムだよ
小田中あたりからいらぬ知識を身につけちゃったかな
>>92 >そのため戦死者の慰霊などはろくになされていないかのような
>記述になっており、
著者の問題関心は、圧倒的多数の普通のグアム観光客が、
グアム先住民の歴史に触れる場所や慰霊公苑などに足を運ばないことにあるから、
少数の当事者が続けてる営みは軽視されたんだろうね。
本の主軸が観光史中心であることからいけば許容範囲だと思うけど、
生還者や観光業者、観光客ら日本人へのインタビューへもあったほうがよかったのは確か。
本書は著者にとっては余技的なテーマらしく、
高校生が修学旅行の下調べで使うような参考書がないから書いた、とあるから、
そういう本として受け取っておけばいいんじゃない?
少なくとも、「歴史研究の正しいあり方」を論じるには、
もっと本格的な研究書を例に取ったほうがいいと思う。
135 :
119:2007/09/04(火) 11:53:35
>>134 なかなかよく読み込んでいるね
しかし本のタイトルが「グアムと日本人」とあることからもわかるように、
俺はあの本はグアムという「場」を通じてみた戦後日本人の戦争観の話だと
思って読み、単なる観光史のレベルで終わってると感じて失望したわけさ
あと新書だから中身が適当でもいいと誤解されるような発言はどうかと思うよ
内容のレベルが高いことと、記述が平易であることは矛盾しない
まあ、面白そうな本のようだから読んでみるかな。
戦後の日本は入り口米兵が守っているディズニーランドなんだよ。
「平和憲法」を守りさえすればその宴が永遠に続くと信じているシンデレラ城の人質。
■YSC■京の玉手箱
が変わってしまったようですね。
新書・文庫新刊情報が載らなくなったのでしょうか。
どなたか良い新刊情報の一覧webご存じでしたら
ご教示を。
やっぱりダヴィンチ買うしかないのか。
>>132-133 君が噛み付いてきた理由が分かった。
俺の書いた限られた情報から、
>君はそういう苦闘からただ逃げてるだけ
>単なるニヒリズムだよ
>たとえて言うなら「歴史なんてすべて物語だろ」と開き直ってる
>小田中あたりからいらぬ知識を身につけちゃったかな
と想像を膨らませちゃったわけだな。
想像に基づいて怒り出す性癖は改めたほうがいい。
例えば、
>俺はあの本はグアムという「場」を通じてみた戦後日本人の戦争観の話だと
>思って読み、単なる観光史のレベルで終わってると感じて失望したわけさ
なんて、勝手に想像して勝手に失望してるだけ。
己の想像力の限界を謙虚に反省するのが先。
>>132-133 本題。
あらゆる研究は「偏ってる」のが当然。
「偏り」がないとしたら、それは神か野獣だ。
神ならぬ人が書く論文では、それがどのように「偏っているか」を序文で断るがマナー。
断るまでもない「偏り」は一々書かないが、それは省略しているだけ。
何を断り何を省略するかは、論者と読者の間の暗黙の了解による。
歴史学でいえば、(って俺は歴史学専攻ではないけどね)、例えば
明治憲法下の日本の立憲君主政の性質について記述する場合、
同時代の海外の立憲君主政に関する事実を捨象したとしても、そんなことは一々断らない。
が「偏り」があることには変わりがない。
書かれざる「偏り」って案外忘れちゃったりする。
で、その「偏り」を認識することで、それを是正する研究が生まれる。
先の例でいえば、同時代の英国の立憲君主政の事実を踏まえた研究が生まれる。
「偏り」は望ましくない存在なので、
「選択」などという中立的表現でお茶を濁すのは宜しくないな。
「偏り」を「偏り」として意識することは非常に重要だ。
どうしても他人の意見を捻じ曲げたい奴ばかりなのか?
そういう感想の人もいるんだ、では済まされないのか
>俺はあの本はグアムという「場」を通じてみた戦後日本人の戦争観の話
こういう本があったらすごく読みたいよな。単なる観光史じゃどうしようもねえよ。
それこそ表面なぞっているだけの観光と同じじゃねえか。
俺は観光史のほうが興味ある
「単なる観光史」になんて興味がない!というのは、
要するに好みの問題で、著者を非難しても仕方ない気がするんだが・・・
「思ってたのとちが〜う」とか
「ただの観光じゃつまんな〜い」とか
ほんまもんの腐女子ですか。
生き残った帝国ビザンティン (講談社現代新書) (新書) 井上 浩一 (著)
を早く再販しろ。
148 :
無名草子さん:2007/09/05(水) 17:23:32
で、
>>35が指摘する共通点は何?只のハッタリだったの?
150 :
無名草子さん:2007/09/05(水) 18:30:34
お前ら「日本の戦争責任資料センター」という政治団体を運営してる学者に、実証性なんて期待する方が間違ってる。
不自然にスレが伸びてる時は必ず殺伐としてるからいやだよ…
154 :
くま:2007/09/05(水) 22:29:55
>>152 オマエバカボン8とかいうほんまもんのバカだろw
155 :
119:2007/09/05(水) 22:39:55
>>141 君、ぐだぐだ長文を書くのは混乱してる証拠だ
君は「グアムと日本人」のところで著者が「偏った」資料の選択をするのは
仕方がないというか当然と言っちゃったんだから、それを謙虚に撤回するのが先だよ
君の「想像に基づいて怒り出す性癖は改めたほうがいい」という下らん煽りはスルーさせてもらうよw
>>141 >「偏り」を「偏り」として認識することは重要だ
というのは正しいが
>「偏り」があるのは当然
というのは単なる開き直りで両者の間には天と地ほどの開きがあるよ
「偏り」を認識するには正しい座標軸がないといけないが、
じゃあそれはなんなんだって話だな。
想像に基づいて怒り出すのは止めた方がいい…っていうけど
匿名掲示板しかもIDなしなんだから、
ある程度想像にもとづいたレスつけられても仕方ないんじゃね?
159 :
119:2007/09/05(水) 23:07:27
>>157 >>141風に言えば、神ならぬ人間の行う考察・分析はすべて偏ってるんだろう
それ自体はまあ正しいと思うが、だからといって「偏ってても仕方ないんじゃね」で
すませるのはニヒリズムだと思うな
大屋の「自由とは何か」買ってきたお。
まだパラ見だけど、ホホイ語ネタ発見w
>>158 想像するしてもいいが、いちいち怒るなってことだろ。
162 :
141:2007/09/05(水) 23:38:30
>>155-156 純粋に煽りだけになってしまわれたようなので、お返事はできかねます。以上
163 :
119:2007/09/05(水) 23:42:41
>>162 聞かれたことに答えられなくなると「煽り」認定ですか
あなたには失望しましたw 以上
165 :
141:2007/09/05(水) 23:58:00
(上の二つ、新書と無関係なうえに煽りかよ。完全に荒らしだな・・・)
166 :
141:2007/09/05(水) 23:59:46
(と、自分自身も煽りになっちゃってたね。ごめんごめん。
荒らしに認定して、願わくばスルーしてくれ。)
都合が悪くなると「煽り」認定のうえ逃亡かよ
>>162は法学の院生か何かと見たが、大したこと無かったな
168 :
無名草子さん:2007/09/06(木) 00:02:04
>>165=
>>166 んじゃなんか新書の話題振るか、
スルーするっていったんだからスルーするかのどっちかにしろよww
>>141 最初の段落と最後の段落が噛み合ってない、よって減点。
議論に言い負かされた法学の崩れが発狂して煽り認定乱発w
>>168 認定するのはいいが、その先に何かあるのかね?
173 :
170:2007/09/06(木) 00:07:22
あと
>明治憲法下の日本の立憲君主政の性質について記述する場合、
>同時代の海外の立憲君主政に関する事実を捨象したとしても、そんなことは一々断らない。
これも意味不明、資料の恣意的選択の例として相応しくない。
174 :
無名草子さん:2007/09/06(木) 00:08:20
>>172 「荒らしを放置できないあなたも荒らしです。」
って
>>168は自分を含めて荒らし認定してるからな。
荒らし仲間へようこそ。
>>173 どうせ答えられないんだし、「荒らし」認定されるのがオチだから
やめときなよ
スルーすると宣言してスルーできないのは見苦しい
↓それじゃ君は荒らしね
吉田本と加藤本の共通点だけど、アプローチの仕方が違うだけで、
どっちもこのスレに巣くう諸君がキライな「戦争責任」論が主題だろ
じゃあ
>>162-178は荒らし認定な。
特に
>>175は自称荒らしなので悪質。
>>179 加藤本は戦争責任論なのか?
俺はまだ半分しか読んでないけど。
これから戦争責任論になるんじゃろか?
戦争責任論でも構わないが、吉田本みたいなベタなのは勘弁してほしいが。
181 :
無名草子さん:2007/09/06(木) 00:38:57
>>179 俺は吉田裕のアプローチがキライなわけだ。
で、共通点って戦後責任論のことだったの?
そんな史観は作る会系の史家以外、程度はあれど誰でも持っているわ、ボケ。
>>180の読解力では吉田本のいいところはわかんないんだろ
東条のオープンカー好きのところとか慧眼だと思ったがね
「読解力がない」
「行間が読めない」
「それは本質じゃない」
>>181 オマエ戦争責任論と戦後責任論の違いすら分かってないだろ
ボケはオマエじゃw
加藤本のどこに「戦後責任論」が出てくるんだか…
>>183 笑ったw
どれも大学生受験生並な発想だよな。