司馬遼太郎をあれこれ語る 19巻目

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123無名草子さん
箱根の坂 駿河舞

司馬作品においては、恋愛の成就にほとんど時間がかからない。
時間の無駄といわんばかりにスピーディー。
今川義忠が千萱を口説くのも、実に簡単。
千萱の女嬬ヤスに金を渡し、主人の裏戸を開けよと命じた。
それを今様一節とともに、千萱に告げただけ。
いつもこの調子だ。