2chが選ぶ不朽の名著 第一巻

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  残しておきたい、あの名著。
  読んでおきたい、死ぬまでに。

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貴方が挙げれば、みんなが読んでくれる。
貴方の投稿が、次世代に導きを与える。

●投稿の仕方
[著者名](著・編・訳など) 『[書名]』 [文庫・新書・シリーズ名] [出版社名]刊


新渡戸稲造著 矢内原忠雄訳 『武士道』 岩波文庫 岩波書店刊

>>950を過ぎたら、>>1-1000で挙がった本をまとめる。
Excelを使ってまとめても良いでしょう。
2無名草子さん:2007/06/29(金) 20:19:21
>>1のつづき

●規則
一、文庫、新書、単行本から選ぶ。
一、漫画、写真集、雑誌は投稿してはならない。
一、日本語で出版されている物に限る。
3無名草子さん:2007/06/29(金) 20:39:57
うんとね。
出版年も分かる限り入れたほうがいいのでは?
一行ぐらい書評を入れたほうがいいのでは?
4無名草子さん:2007/06/29(金) 20:44:45
●投稿の仕方
[著者名](著・編・訳など) 『[書名]』 [文庫・新書・シリーズ名] [出版社名]刊 [出版年(グレゴリオ暦・西暦)]
[一行で書評]
5無名草子さん:2007/06/29(金) 20:51:24
桜井進著 『雪月花の数学』 祥伝社刊 2006
数学の定理や法則が、ピタリピタリと日本文化と一致する様が、痛快かつ気持ちよい。
6無名草子さん:2007/06/29(金) 20:58:21
藤子・F・不二雄監修 『ドラえもんひみつ道具完全大事典』 ビッグ・コロタン 小学館刊 2004
充実なひまつぶし本。懐かしさと新鮮さを感じる道具の数々が良い。

松本人志著 『「松本」の「遺書」』 朝日文庫 朝日新聞社刊 1997
傲慢な松っちゃんの文体が普段と同じでおもろい。ダウンタウン愛好家は必読。
7無名草子さん:2007/06/29(金) 22:20:01
次スレができるほど伸びるかどうかもわからないのに「第一巻」とかもうね
8無名草子さん:2007/06/29(金) 22:43:10
細かいことええねん。
9無名草子さん:2007/06/30(土) 19:17:41
10無名草子さん:2007/06/30(土) 21:50:33
山田悠介『リアル鬼ごっこ』に投票したいが

>日本語で出版されている物に限る。

にひっかかるな。非常に残念だ。
11無名草子さん:2007/06/30(土) 22:25:09
「リアル」は外来語でしょ。
12無名草子さん:2007/06/30(土) 22:30:40
いじわるな人
13無名草子さん:2007/06/30(土) 23:52:43
>>10
ワロタw。

山本周五郎著 『樅の木は残った(上)(中)(下)』 新潮文庫 新潮社刊
・・・かつて、日本には「言葉」があった。
14無名草子さん:2007/07/02(月) 22:09:13
>>13
『樅の木は残った』は、男の苦渋をよく顕した名作だと思う。
とにかく渋い。
会社で疲れたサラリーマンに是非読んで欲しい作品。

宮崎市定著 『大唐帝国』 中公文庫 中央公論新社刊 

大唐帝国とあるが、文章は後漢末あたりから始まっており、
魏晋南北朝の混乱を経て、隋、唐の世界的な帝国を築くまでが描かれている。
宮崎市定の文章が巧みであり、読みやすくしかも面白い。
特に魏晋南北朝などは王朝がたくさん興亡を続けて本当は分かりにくいのであるが、
筆者の手にかかると、まるで物語を読んでいるようである。
15無名草子さん:2007/07/05(木) 12:49:33
 昨日今日と、久間防衛大臣の辞任問題が新聞紙上を賑わしている。しかし、ここまで愚かな内閣だとは思わなかった。
そもそも総理の実力もなく人選ミスばかりしている安倍首相。松岡農水相の自殺も腑に落ちないが、今回の「しょうがない」発言も国民を馬鹿にしているとしか言いようが無い。
辞任は当然であろう。

 そもそも世界で唯一の核被爆国であり、核の悲惨さを訴えなければならない国の立場にあるべき防衛大臣が、なんたる無責任発言をしてしまうのだろうか。こいつも大臣の器ではないなあ。
どうみても落とした側のアメリカ側に立って物を言っているとしか思えない。アメリカは戦争を仕掛けたのは日本であり、戦争終結を早めるのには核爆弾が効果的だったと、考えているかもしれないが、
アメリカ国民は、核の悲惨さを何処まで認識しているかも疑わしく、20世紀の偉大なる発明の一つに核爆弾をリストアップしているほどだ。
またアメリカの識者までが、原子爆弾を日本に投下したことにより、戦争の犠牲者をこれ以上出すのを食い止められたと、トンチンカンなことを言っているのだ。だから日本が中心になって、
核廃絶を訴えたところでアメリカは、何処まで核問題に真剣になっているか疑問符がつくのである。

んな中で、防衛大臣という要職につく人が、被爆者遺族を逆なでするようなことを平然と言って、けして許されるものでは無いだろう。
本当に安倍内閣は瀕死の重傷と言ってしまってもいい状態である。
ところで、防衛庁が何時の間にか、ドサクサにまぎれて防衛省に昇格して、長官が大臣になってしまった。
これでますます憲法第九条の改憲が現実味をおびてきそうだが、なんか気づかない間に、どんどんときな臭くて保守的な国家になっていく。それで、まさか宮内庁までが宮内省にならないだろうなあ・・・・・。
ああ、コワ! 主権在民は何処へいく!
16無名草子さん:2007/07/09(月) 22:51:31
歌野晶午著 『葉桜の季節に君を想うということ』 文春文庫 文藝春秋刊

普通にミステリとして読んでも面白いが、最後の展開に驚愕する。
小説そのものとミステリのみごとな融合が楽しめます。
17無名草子さん:2007/07/10(火) 06:41:08
ちょまてや小説ばっかりじゃおまえこれ(ry
18無名草子さん:2007/07/10(火) 07:34:27
じゃあ17が小説以外のお勧め書いてみればあ。
19無名草子さん:2007/07/10(火) 22:14:58
加賀乙彦 著 『永遠の都』新潮文庫

文庫で7巻
長編の傑作
20無名草子さん:2007/07/11(水) 23:29:51
>>19
昭和10年代前半を舞台にした小説ということで興味が湧いた。
長いけど読んでみます。

角田房子著 『一死、大罪を謝す』 PHP文庫

1945年8月15日に自刃した陸軍大臣・阿南惟幾を描いた評伝。
終戦までの間主張し続けた強硬論(本土決戦)は阿南の本心だったのか。
それとも早期和平を前提としての腹芸だったのか。
何も語ることなく自刃したため分からないが、
結果としては陸軍の暴発を喰い止めることとなった。
個人的には、責任の取り方として東條英機と比較すると興味深い。
21無名草子さん:2007/07/12(木) 15:41:31
没落貴族のその後と正体
http://c-au.2ch.net/test/-/occult/1177745146/i#b
22無名草子さん:2007/07/25(水) 19:00:57
おい たのむて もっと
23無名草子さん:2007/07/25(水) 21:33:16
吉野源三郎『君たちはどう生きるか』ポプラ社
いいよこれ。児童文学なんだろうけど、大人になってからのほうがしみる。

24無名草子さん:2007/07/25(水) 21:50:51
>>23
それ、岩波文庫からも出てるよ
25無名草子さん:2007/08/31(金) 23:56:27
age
26無名草子さん:2007/09/02(日) 00:01:38
幸田露伴『五重塔』岩波文庫
日本語がちゃんとできる方限定。
27無名草子さん:2007/09/02(日) 11:11:24
谷崎潤一郎 『細雪』 全集第十五巻 中央公論社 1982
文庫でも読める。戦前の関西の上流階層の生活。「美と病気」の不思議な調和。

イーヴリン・ウォー 吉田健一訳 『ブライヅヘッドふたたび』 ブッキング 2006
語り手と、彼が学生時代に知り合った貴族の兄妹。甘美な追憶。最後にたどり着く信仰。
28無名草子さん:2007/09/14(金) 23:33:26
村上春樹ノルウェイの森は、
2chの一般書籍板にいる以上、一度は読んでおかないと
「けっ、村上春樹なんて」
と言うこともできない。
29無名草子さん:2007/09/14(金) 23:40:18
村上春樹…
読んだこともなければ、批判したこともない。
30無名草子さん:2007/09/14(金) 23:46:13
>>28
「ノルウェイの森」は途中まで読んで挫折した。
「ダンス・ダンス・ダンス」と「海辺のカフカ」は良かったし、影響を少なからず受けたのに。
恋愛小説が苦手なだけかもしれんが。
31無名草子さん:2007/09/14(金) 23:55:46
安部公房『箱男』に一票
こういうはぐれ者はいつの時代もいる 俺のように
32無名草子さん:2007/09/16(日) 20:50:58
ロバート・ハリス「エグザイルス」「エグザイルスギャング」
ロバート氏の自伝
面白い。少なからず影響も受けた。なかなか真似はできんが・・・
33吾輩は名無しである:2007/09/21(金) 03:48:46
★夏目漱石「行人」
A:これ、メンヘルの人とその周辺の人のためのハウツー本?
B:四章「塵労」はそんな感じです。三章までは嫂(あによめ)と弟の微妙な関係がおもしろい。
★ランダウ・リフシッツ「力学」
A:ファインマン「力学」を読めばいいのでは?
B:まあ、お好きなように。すっきりしてるのが好きならランダウのほうが良いか?
34無名草子さん:2007/10/01(月) 14:02:22
小林よしのりの戦争論。名著すぎる。
35無名草子さん:2007/10/08(月) 21:49:40
>>31
 それならば『砂女』も入れてくれ。
 あのザラザラした文体は読むだけでのどが渇く。
 内容と文章から出る雰囲気が一致しているとこんなに凄いものができるのかっていう見本。
36無名草子さん:2007/10/10(水) 09:35:49
>>34
戦争論2と戦争論3もネ!
37無名草子さん:2007/10/16(火) 02:29:30
ネ!
38無名草子さん:2007/10/18(木) 23:53:38
三島由紀夫
「金閣寺」「豊饒の海」
39無名草子さん:2007/10/19(金) 00:32:49
日屋煉蔵「まろやかな雪について」1977
http://zip.2chan.net/11/src/1189364744801.jpg
40無名草子さん:2007/10/29(月) 15:24:52
おいこら
41吾輩は名無しである:2007/11/24(土) 02:27:11
★谷崎潤一郎「細雪」
A:何を言いたいの?雪子が女神だって言いたいの?
B:全巻の最後が雪子の下痢なんだからそれはない。紛れのない美しい文体で描かれた戦前の日々。
★ポアンカレ「科学と方法」
A:アインシュタインの特殊相対論以後に発刊された本でエーテル論議。この人アホなの?
B:原稿はもっと前に書かれてた。アホではないよ。現代数理科学の方向を決定した人物。
42無名草子さん:2007/11/28(水) 20:57:09
43無名草子さん:2007/12/31(月) 01:38:31
おいこら
44無名草子さん:2008/01/29(火) 15:19:23
今年初の書き込み
45無名草子さん:2008/02/16(土) 03:42:00
ほれほれ!もっともっと!
46無名草子さん:2008/02/16(土) 10:55:40
ダニエル・キイス アルジャーノンに花束を
心に残る。
安岡章太郎    サーカスの馬
だめ人間と思っている人向き。学生向き。
47無名草子さん:2008/02/16(土) 11:06:45
訂正
サーカスの馬→サアカスの馬
48無名草子さん:2008/02/18(月) 18:18:02
49無名草子さん
>>10
リアル鬼ごっこが一番とか可哀想