1 :
無名草子さん:
流行ってるから読んだ、程度の癖して通ぶってる奴を見るとあきれる。
確かに武士道は素晴らしい本だがあれだけで全てを悟れるほど
世界は狭くない。
「自分はこんな名作を読んでる、他人とは違う特別な存在だ」
とでもアピールしたいんかね?
本ってのは本来知識を高め、自分を磨くものであって
見栄をはるための道具ではないと思う。
出版業界も「武士道が儲かるらしいやんけ、ほな一発出しとかんかい」
みたいで嫌な感じ。
自分は論語読みの論語知らずにならないよう注意していきたい。
武士道に限った話ではないな
というわけで終了
というか
>>1が自分でスレの結論を出しちゃってるのがなw
4 :
無名草子さん:2007/06/30(土) 23:39:59
あの本は当時日本人を見下していた西洋人に対して
自称文明人の西欧キリスト教徒も恥じ入るくらい高貴な精神文化が
日本にあるのだよという、西洋人向けの日本案内パンフレットだろ。
そもそも新渡戸稲造はキリスト教徒だし、
キリスト教的な文脈で日本を紹介した本にすぎないと思うのだがいかが?
武士道とともに生きる 奥田碩 山下泰裕
真に求められるリーダー像、未来のビジョン――「旗」の重要性、
礼節の大切さ、教育の問題、勝負ごとの要諦……。
バブル期以降、富みに顕著になった日本人の経済至上主義、拝金主義を戒め、
グローバル社会の今こそ「武士道」精神に学ぶことは多いと説く本書。
経営者・幹部クラスから中堅・若手に至るまでのビジネスマン、
就職活動中の学生、教育関係者、スポーツを愛する方など、幅広い層に読んで頂きたい一冊です。
http://www.kadokawa.co.jp/sp/200504-05/index.html
6 :
無名草子さん:2007/07/08(日) 10:37:57
>>1に自分が言いたいことが全部書いてある。
よってこのスレは伸びないと予想。
7 :
スーパーポジティブ:2007/07/08(日) 15:26:35
アホか。
武士道なんて今から何十年前の本だっつ〜の。
そんなの読むなんて時間の無駄。
武士道読むよりも「ルー炎上」読んだほうがいい。
8 :
無名草子さん:2007/07/08(日) 15:39:05
新渡戸の『武士道』は、リアルな武士道の換骨奪胎が問題かと
9 :
無名草子さん:2007/07/08(日) 22:27:33
>>7 その何十年前にとっくに言われてることすらわかってない人間のなんと多いことか。
愚かな者は経験に学ぶが賢い者は歴史に学ぶってな言葉があったっけ。
古い物=良くない
ってわけじゃないよ。
古いものでも良いものはあるし新しいものでも駄作はある。
ちと話が飛ぶけど長編よりも短編のが面白いってこともあるし。
マズイ、自分でも何が言いたいのかわからなくなってきたw
10 :
無名草子さん:2007/07/08(日) 23:19:35
>>7 何十年どころかもう百年以上前の作品なんだけどな。
君は温故知新という言葉を知らないのか?
11 :
無名草子さん:2007/08/31(金) 13:10:56
本当に伸びないな・・
12 :
無名草子さん:2007/08/31(金) 18:09:58
13 :
無名草子さん:2007/09/01(土) 16:12:06
壇ノ浦だっけ?あのエピソードはグッと来たよ。
10代の青年が戦でやられそうになった場面だったと思うのだが・・・
14 :
無名草子さん:2007/09/09(日) 19:52:57
俺は石井内蔵允の
「故人に罪を着せ自分の責任を回避することは武士の本意と言えましょうか」
という話が印象的だった。
もちろん他にもいい話がたくさんあったからこの内容でこの値段は安い
と納得できる買い物だった。ちなみに1300円。
話がそれるけど最近失敗した買い物はゲームPS2版「一騎当千」
2007年度クソゲー・オブ・ザ・イヤー最有力という評判だったので
怖いもの見たさに5000円で購入、一日でクリアして中古屋へ売ったら3000円。
やっぱりやめとけばよかったかな。
最後に、あまり金の話ばかりするのもあさましいなと反省。
>>1 名著ったって、武士道は結局武士ではない人間が書いた概論だからな。
しかも本当の武士は、勿論武士道なんて本は読んでいないし。
本当に武士について知りたい奴は、
実際に武士が読んでいた本を読むべきだな。
水戸藩の連中などが記したものとか。
故に俺は、武士道だけ読んで武士を語る奴をミーハーと見なしている。
16 :
無名草子さん:2007/09/17(月) 12:19:55
当事者ではない第三者のほうが物事を冷静に見て判断できることもあるから
そういう意味でやはり武士道はオススメできる本だと思う。
もちろん本物の武士が書いた本も重要。
両方読んでおきたい。
17 :
無名草子さん:2007/09/18(火) 20:23:18
第三者じゃないだよね。新渡戸稲造は武士の子孫。
武士を見たこともない武士の子孫が先祖を美化しただけだろ。
本物の武士が書いたやつは「元禄おたたみ奉行の日記」とかの
毎日商人に接待されて、芸者小屋で遊び暮らす毎日とかだろ。
18 :
無名草子さん:2007/10/16(火) 02:08:30
死ぬことでしょ?
19 :
無名草子さん:2007/12/02(日) 09:38:39
(^-^)
小笠原孫六、傾城に驚されて、太刀計を取て、中門に走出で、
目を磨々四方を岐と見ければ、車の輪の旗一流、築地の上より見へたり。
孫六内へ入て、
「六波羅より打手の向て候ける。
此間の御謀反早顕たりと覚候。
早面々太刀の目貫の堪ゑん程は切合て、腹を切れ。」
と呼て、腹巻取て肩になげかけ、廾四差たる胡箙と、繁藤の弓とを提て、
門の上なる櫓へ走上り、中差取て打番ひ、狭間の板八文字に排て、
「あらことごとしの大勢や。
我等が手柄のほどこそ顕たれ。
抑討手の大将は誰と申人の向れて候やらん。
近付て箭一請て御覧候へ。」
と云侭に、十二束三伏、忘るる計引しぼりて、切て放つ。
真前に進だる狩野下野前司が若党に、衣摺助房が胄の真っ向、鉢付の板まで、
矢先白く射通して、馬より倒に射落す。
是を始として、鎧の袖・草摺・胄鉢とも不言、
指詰て思様に射けるに、面に立たる兵廾四人、矢の下に射て落す。
今一筋胡箙に残たる矢を抜て、胡箙をば櫓の下へからりと投落し、
「此矢一をば冥途の旅の用心に持べし。」
と云て腰にさし、
「日本一の剛者、謀叛に与し自害する有様見置て人に語れ。」
と高声に呼て、太刀の鋒を口に呀て、櫓より倒に飛落て、貫てこそ死にけれ。
武士道の本には個々には良いこといっぱい書いてあるが
切腹して責任逃れをするのは最悪の考え方だな
しかも部下が失敗しても将軍は切腹しないし、説明責任もはたさない
黙って男ははらをきればいいの?
反省点もいかしようがない
ようは最終的にはトヨタなどの過労死させて働かせるための企業トップにとって
都合のいい理屈が武士道だろ
「この国の人々は、私が遭遇した国民の中でもっとも傑出している。
どの非キリスト教徒も、日本人より優れている者はいないと考える。
日本人は相対的によい素質を持ち、悪意がなく、交際して気持ちがよい。
彼らの名誉心はことさら強烈で、彼らにとって名誉がすべてである。
日本人の生活には節度がある。
ただ呑むことにおいては、いくらか過ぎる国民である。
彼らは盗みの悪を非常に憎んでいる。
私は今日まで旅した国において、
それがキリスト教徒たると異教徒たるとを問わず
盗みにおいてこんなに信用すべき国民をみたことがない。
彼らは、皆、理性的な話を喜んで聞く。
スペイン人宣教師フランシスコ・ザビエル
23 :
無名草子さん:
武士道を読んだだけで、全てが分かる訳ではない。