日本語版ハリー・ポッターの不思議 part3

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938無名草子さん:2007/08/29(水) 12:16:27
犠牲って言葉を使うにしても
「ロンとハーマイオニーを犠牲にする」とか
「ロンとハーマイオニーに犠牲を強いる」とか
もう少し自然な表現もできそうなのにね。

後は表現を変えて「被害を受ける」とか、思い切って
「問題は、ロンとハーマイオニーを練習台にしなければいけないことだ」とか。
939無名草子さん:2007/08/29(水) 13:43:38
>「問題は、ロンとハーマイオニーを練習台にしなければいけないことだ」

それは意訳のしすぎかな。
原文はそういうことをcertain sacrifices(ある種の犠牲)ともったいつけて表現して
「え?」と思って読んでいくと気絶から立ち上がったロンが
「ミセス・ノリスをさらってこれない?」とかいってるので「ははん、練習台になるってことかw」と
とわかるという流れだから。わかりやすけりゃいいってもんでもないと思う。
まあ訳としてはひっかりなく読めればそれでいいと思うんだけどね…。
940無名草子さん:2007/08/29(水) 20:51:45
There is no need to call me ‘sir' Professor.
941無名草子さん:2007/08/29(水) 21:40:01
>>940
そこ、英語で読んで笑ったところだ。
でも、ちょっと訳しにくいだろうなあと思った。
どう訳してあったっけ?
942無名草子さん:2007/08/29(水) 21:56:58
>>941
僕に「先生」なんて敬語を使っていただく必要はありません

とかなんとかじゃなかったか。
あれ、そこのことであってるよね?
943無名草子さん:2007/08/29(水) 22:00:00
sir は「先生」と訳してるみたいだからあまり問題はないと思った。が、

「僕に『先生』なんて敬語をつけていただく必要はありません。先生」 6下巻273ページ

やっぱイマイチだな。ま、難しいとこだとは思うけど。
944無名草子さん:2007/08/29(水) 22:06:57
>>943
22時ぴったりオメ

なんか「先生」が2つあって不自然に感じるな。
945無名草子さん:2007/08/30(木) 17:25:58
「先生」を敬語っていう?
まあ広い意味では敬語かもしれないが、敬称というほうが多いな。
少なくともびしっと切り返すセリフにこういう歯切れの悪い言葉はそぐわない。
「僕に『先生』と言っていただく必要はありませんよ、教授」
と端的にやればいいのに。
946無名草子さん:2007/08/31(金) 02:47:41
「教授」って言葉を使ってないからな
sirもProfも先生で統一してきたしわ寄せがここに
それでも何かいい言葉を捻り出すのが訳者の腕の見せ所なのにな
947無名草子さん:2007/08/31(金) 11:22:04
>訳者の腕の見せ所なのにな
通訳者であって本の訳者じゃないからね。この人
948無名草子さん:2007/09/01(土) 02:08:00
>>946
しわ寄せが来た事にも気付いてないんだろうなあ・・・
949無名草子さん:2007/09/01(土) 03:45:24
なんていうか原著と邦訳の間に萩尾望都とドラえもんぐらいの温度差があるような・・・
950無名草子さん:2007/09/01(土) 19:36:44
「僕を『先生』って呼ばなくてもいいんですよ、先生」

訳者の腕の見せ所と言うより、訳者の腕が見えたところだな。
951無名草子さん:2007/09/01(土) 21:13:39
>>950
うん。その訳でいいと思う。
「敬語」なんて言葉を入れるとセリフがもたついて
ハリーの捨て身のウィットも台無しだよね。

訳者の腕のレベルはいたるところで見えるけどねw
952無名草子さん:2007/09/01(土) 21:32:05
誤訳以前に日本語のリズムとしてもおかしな部分があるのがなあ。読みづらいよ。
953無名草子さん:2007/09/01(土) 22:05:54
変なところで一々回りくどい癖に肝心な所の描写を手を抜く
漫画も映画も小説も興味無い人としか思えない
954無名草子さん:2007/09/02(日) 17:06:26
>たかがクリスマスごときでおたおたするタマではないと、みんなそう思った。

4下巻22章50ページの地の文です。
生徒たちがクリスマス前で落ち着かない中、まともな授業をあきらめる
先生もいたがビンズ先生は違うだろうという記述に使われてます。
「おたおたするタマ」ってすごく下品な言い方だと思うけど
原文もひどいスラングかなんかですか?
(と、そんなわけないとは思いながらも聞いてみる)
955無名草子さん:2007/09/02(日) 17:15:24
>おたおたするタマ
サザエさんちの白い猫を連想してしまったw
956無名草子さん:2007/09/02(日) 17:25:51
>>954
ここ?:
Binns hadn't let his own death stand in the way of continuing to teach,
they supposed a small thing like Christmas wasn't going to put him off.

「タマ」とかいうのは完全に訳者の創作でしょ。
957無名草子さん:2007/09/02(日) 19:02:05
>they supposed a small thing like Christmas wasn't going to put him off.

「クリスマスのようなささいなことで自分を見失う人ではないと思われた」
みたいな感じで普通に訳せるよね。

しかし教授のことなのに「おたおたするタマじゃない」とかはひどいな。
魔法の学校じゃなくてヤクザの学校みたいだw
958無名草子さん:2007/09/02(日) 19:33:12
この訳者は自分が名訳をしていると勘違いしてるのじゃないかと言う悪寒
959無名草子さん:2007/09/02(日) 20:37:11
翻訳者なのにやたらと自己顕示欲がつよそうだよねw
裏方に徹するのが翻訳者のプロフェッショナリズムだとおもうんだが。
960956:2007/09/02(日) 21:11:30
ごめん先頭にasを打ち損ねた。"as Binns hadn't..., they supposed..."

his own lifeの代わりにdeathとなってるのがビンズ先生らしいところ。こういうのは翻訳しにくいよね。
「ビンズは死んでも授業を休んだことがなかった(といっても既に死んでいるのだが)から,生徒たちは〜」
というのはどう?

they以降は特に訳すのに工夫するまでもないところだと思うけど,「タマ」とかって言葉を使うと
ビンズ先生というキャラクタとか生徒たちの態度に色付けしてしまうからまずいんじゃないかな。
意訳するのと,翻訳者が勝手な色づけをしてしまうのは違うよね。
後者の代表が「俺様」とか謎のフォント。
961無名草子さん:2007/09/02(日) 21:26:39
>>956-957
ありがとうございます。
やっぱ普通の英語みたいですね。ついでにこの部分の訳ですが、

>Binns hadn't let his own death stand in the way of continuing to teach,
>自分が死んでも授業を続ける妨げにならなかったビンズ先生のことだ。

になってましたが、「自分の死さえ授業を続ける妨げにならなかった〜」か
「自分が死んでも授業を続けるのをやめなかった〜」としなければ
日本語としてちょっと変じゃないですか? なんか気になり始めるとキリがない感じ。
962無名草子さん:2007/09/02(日) 21:34:48
>>960
あ、リロードせずに961を送信してしまいました。
たぶん引用していただいたところの意味は
ビンズ先生は自分の死にも気がつかず教師として授業を続けた人なので
クリスマスくらいでそのリズムが失われることはないという意味だと思います。
>>957さんの訳とつなげて
「自分の死さえ授業を続ける妨げにならなかったビンズ先生のことだ。
クリスマスのようなささいなことで自分を見失う人ではないと思われた。」

で、いいと思うんですけどどうかな。
少なくとも「タマ」はやりすぎですよね。
963無名草子さん:2007/09/03(月) 14:59:03
ゆうこりんの人の言葉遣いや文章の書き方を作文でまねしたら
国語の先生に問題生徒としてマークされ、親にはぶっとばされそう。
964無名草子さん:2007/09/03(月) 20:54:32
少なくとも小学校の時に「タマ」なんて言葉は知らなかったなw
965無名草子さん:2007/09/04(火) 21:22:18
『〜していた』とか『〜してた』とか、小さなことだけど文章としては大事だよね

こういう舌足らずな台詞がやたら多いように感じる
でも会話に使うには今風の砕けた言い方のほうがいいのかな
966無名草子さん:2007/09/04(火) 23:21:15
でもさすがに『目にこびりつく』はまずいだろw
967無名草子さん:2007/09/05(水) 00:10:26
>>965
会話ならいいよ。むしろすこしくらい砕けてるほうがよい。
日本語として普通に使われていればかまわない。
「目にこびりつく」「死んでいちゃだめだ」とかは非常識すぎだが。
968無名草子さん:2007/09/06(木) 03:41:45
 
969無名草子さん:2007/09/06(木) 16:09:40
最初、死んだふりしてちゃだめだ!かと思った
970無名草子さん:2007/09/06(木) 19:23:35
松岡翻訳進んでるのかね
どうせ間違った訳しか出来ないんだから
他の人にというか大手出版社に委託しちゃえばいいのに
そしたらみんなが幸せになれるのにね
971無名草子さん:2007/09/06(木) 21:07:13
さすがに7巻は俺様とか我輩だと吹きそう
972無名草子さん:2007/09/07(金) 05:53:04
そもそも何で我が輩と俺様にしたのか凄い勢いで問い詰めたいんだ
973無名草子さん:2007/09/07(金) 10:33:27
「初めは児童書だと思ってたけど・・・ハリーポッターってコメディ
 だったのね!!まずいわ!コメディなのに一人称が普通すぎるわ!」

974無名草子さん:2007/09/08(土) 14:25:50
あの文体でガッチガチのガキには読めない漢字入れたりしてる所がもう本格的にやばい
ヘルミオネだとかハーミオンにされなかった事にすら感謝したい
975無名草子さん:2007/09/08(土) 18:21:19
我輩俺様シーンをシリアスな雰囲気に訳せるか
ペチュニアリリー姉妹問題を、いかに自分に非がないように言い訳するか
悩みんでるんだろうなぁ。
976無名草子さん:2007/09/08(土) 21:23:35
>>975
逆にゆうこりんなら、我輩俺様でも十分シリアスになると思ってるんじゃね?
977無名草子さん:2007/09/09(日) 03:18:50
フラーとフルールってどっちが正しいの?
978無名草子さん:2007/09/09(日) 07:20:31
>>977
フルールというのは Fleur をフランス語風にカタカナ化したもの。
フラーというのは英語読み風の書き方。
Fleur は「花」という意味なので、「フルール」はファッション関係や
菓子の店などの名称に使われ日本でも親しまれている。

Fleur を原書派の人たちの一部がフルールと記述するのは
親しまれているからというばかりでなく、翻訳書でフランス人の名前は
フランス語風に記されるのが普通だから。(ドイツ人ならドイツ語風)
7巻の最後にフルールの娘らしいヴィクトワール(Victoire)という名前が
出てくるが、こんなふうに英語読みにしたらおかしいものもある。
フランス語読みに統一したほうがいいのはたしかだろうね。
979無名草子さん:2007/09/09(日) 09:57:44
Victoireちゃんがビクトイレとかにされたら泣くよw
980無名草子さん:2007/09/09(日) 10:34:22
っていうかまだ翻訳はじめてないって気がする
981無名草子さん:2007/09/09(日) 11:54:48
下訳おばさんたちが下読みをしてる段階じゃないかな。
982無名草子さん:2007/09/09(日) 21:37:00
フラーがフルールな代わーりに俺様もヴォルドゥモーウになったやどうしまーす?
983無名草子さん:2007/09/09(日) 22:13:27
ジョージがジョルジュとか萌えるなw
984無名草子さん:2007/09/09(日) 23:49:11
ジョージは英国人だからジョージでもいいけど
俺様は英国人だがフランス語だから作者もヴォルドゥモール的な発音で呼んでる
985無名草子さん:2007/09/10(月) 01:16:45
私は頭の中でロード・ヴォルドゥモーと読んでいるよ。
作者も同じ発音だってね。
本スレでヴォルデュモアみたいな表記がでてたけどそれもカコイイな。
でも俺様は英国人だからヴォルデモートでいいけどね。

それよりこれも散々既出だと思うけどスクリムジョールをなんとかして。
なんでこれをフランス読み風に書くのか…。
イギリスの名前なんだからスクリンジャーでしょう。
986無名草子さん:2007/09/10(月) 07:06:02
イギリス名前をフランス読み、フランス名前をイギリス読み。
あまのじゃくってやつですねw
987無名草子さん
グリフィンドールはどうなの?