森達也スレ 2

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92無名草子さん
森の下山事件本、紀伊国屋には昨日から置いてたので買ってきた俺が来ましたよ。

肝心の証言捏造部分はなんと、全部そのまま掲載。ただし森の言い訳が
長々と続く「文庫版のための付記」が巻末に載っている。

まず、捏造だと指摘された部分については延々と言い訳が続いた後に、
渋々ながら森は自分の記述が間違いだったことを認めている。
このスレや前スレで、柴田の書いてることの方が嘘かもしれないとか
息巻いてた連中、残念でした。森自身が白旗挙げちゃいました。

しかし、間違いを認めながらも、先述の通り本文は単行本版から修正なし。
森曰く、記憶どおりに書いたのだから書き換えはしないとさ。
完全に開き直ってますな。

それから、ネット上での反響として前スレ(森達也スレ
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1130225152/)
の書き込みが5つも引用されている。
森さんはこんなところ見ないよ、とか言ってた連中、残念でした。

さらに開いた口が塞がらないことに、森は自身の捏造を指摘された「最後の証言」を
いまだに読み通していないと言っている。批判には見ざる聞かざる?
というか、読み通してもいないのに柴田へ石を投げてるのはどういうこと?
93無名草子さん:2006/10/29(日) 13:45:50
おまいのチラシの裏の感想など聞いてない
さっさと全文引用しろ
94無名草子さん:2006/10/29(日) 14:01:04
92続き

なお、森は記述の間違いを渋々認めながらも柴田への謝罪をする気は毛頭なし。
「謝罪はしない。なぜなら自分が間違ったことをしたとは思っていない」だとさ。
文庫版付記は、捏造を指摘された件についての話から最後までが約7ページ。
この7ページの間に、他にも話のすり替え、居直り、言い訳、被害妄想などが
これでもかというくらい詰め込まれていて、森もここまで堕ちたかと頭を
抱えてしまう一冊です。

捏造本の解説という汚れ役を引き受けたのは佐野真一。
ただし、佐野は森の捏造を指摘した「下山事件 最後の証言」という本の存在を
知っている。しかし、これに対する佐野の腰抜けな解説は脱力もの。
「最後の証言」の刊行については森にとって「不幸なこと」とし、
「この本(引用者注:森の本)の著者がおそらく一番気にしていることなので、
もう問わない」などと書いている。
佐野は森の本を、あまり類を見ない極私的ドキュメントの実験であるとして
まとめているが、それは確かにその通りですな。あれだけ、事件に関係ない
プライベートや同業者への怨念がつらつらと書いてある「ドキュメント」は
まさにあまり類を見ない。
95無名草子さん:2006/10/29(日) 14:21:02
92さらに続き

森は事実と全く違う、捏造だと指摘された記述についてはあくまでもミスだと
言い張っている。曰く、
「この頃の僕は、自分が後に文章で発表することになるとは予想すら
 していなかった」
「克明に取材の記録をメモしていなかった。だから思い違いや錯誤はあると思う」
「作為的な嘘はつかない」

森が書いた記述は事実と正反対の内容。細部が間違っていたというレベルのものじゃない。
しかも、その捏造証言を前提にして会話がさらに長々と続いていた。
それを上記のような言い訳しても通用するわけがありませんな。

森は、捏造を指摘されてから今までずっと黙っていたことについても、
見苦しい言い訳をしている。曰く、
「いつかどこかで釈明をせねばならないだろうとは思っていた。ミスについては
 読者に謝罪せねばならないとも思っていた。でもその機会がなかった。
 その気になれば書く場はあったと思うけれども、敢えてそんな文章を発表する
 ことに、なぜか違和感が働いた」
連載や寄稿の場をいくつも持ってる奴が、機会がなかったって・・・
だいたい森は自分の公式サイトも持ってるのに。

で、付記ではその後もつらつら言い訳が続き、文庫版発売まで待とうと思っていたとか
書いているのだが、その理由の説明はなし。