森達也スレ 2

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★作家・森達也氏、著書「下山事件」での証言捏造問題に初言及。記述の錯誤は認めるが、あくまでミスと主張

「A」などのドキュメント映画で知られる作家・森達也氏が、著書「下山事件」に証言の捏造が
あると指摘されていた件について、今月発売された同書文庫版(新潮社刊)の付記で初めて言及した。

問題となっていたのは、森氏が一昨年に出版したノンフィクション単行本「下山事件」の、
元亜細亜産業社員の証言。森氏の本では元社員が、米国謀略組織の長だったキャノン中佐の
交友関係や、亜細亜産業との緊密な関係について詳細に語っており、下山事件については、
事件当日と翌日に社へ誰も来なかったことから、「これはみんながやった」と断言している。
また、犯行への使用が疑われていた亜細亜産業の車について、元社員がナッシュ47型の
写真を見て「この車に間違いない」と断言するシーンも書かれている。

しかしその後、元社員の肉親である作家・柴田哲孝氏が「下山事件 最後の証言」を
出版、その中で前述の森氏の証言は捏造であると指摘した。柴田氏によると、大叔母(元社員)は
そもそもキャノンの名前すら知らなかったうえに、下山事件の一年以上前に既に退社しており、
キャノンに関する詳細を知っていたり、事件当時出社したりするがずがないという。
また、大叔母は亜細亜産業の車についても、ナッシュではなくビュイックだと思うと証言した
という。柴田氏は、森氏が書いた元社員への聞き取りの場にも同席しており、その前後にも、
大叔母へ繰り返し聞き取りを行っていた。

森氏は文庫版の付記で、自分の記述に錯誤があったことは認めたが、「克明に取材の記録をメモして
いなかった」とし、あくまでもミスで、意図的な捏造ではないと主張している。また、記憶どおりに
書いたのだから本文の書き換えはしないとし、「謝罪はしない。なぜなら自分が間違ったことを
したとは思っていない」としている。

また、森氏はネット上での反響として、2ちゃんねるの「森達也スレ」の書き込みを5つ引用しており、
自身のスレッドを見ていたことも明らかにした。