1 :
小説家A:
みんなで小説書きましょう。どんどんストーリーの続きを
考えてください。1000GETの人が感動のフィナーレを・・・。
うまくいけたら書籍化されるかも??
■禁止事項■
@勝手にストーリーを終わらせてはダメ。
A1回に20行以上の書き込みはダメ。
Bストーリーになっていないのはダメ。
C続きが書きづらい書き込みのはダメ。
D人の書き込みに対する批判もダメ。
2 :
小説家A:2006/10/14(土) 15:04:31
いつの間にかもう10月。結構寒くなってきた。
3 :
無名草子さん:2006/10/14(土) 15:08:36
でもまだ11月ほど寒いというわけでもない。
僕は3年前の秋のことを思い出していた。
その頃僕はまだS大学の学生で、就職活動に躍起になっている友人を尻目に
市の図書室に毎日のように通っていた。
図書室×
図書館○
7 :
小説家A:2006/10/14(土) 23:54:18
ふとそこで目にした一冊の本。タイトルは・・・
哀愁の季節
9 :
無名草子さん:2006/10/15(日) 00:54:07
風邪をひいた男の物語
10 :
無名草子さん:2006/10/15(日) 01:12:33
そんなわけで帰り道にある公園のトイレにやってきたのだ
11 :
無名草子さん:2006/10/15(日) 01:13:00
本をペラペラめくっていると1枚の紙切れが出てきた。
12 :
小説家A:2006/10/15(日) 10:46:55
こ、これは?!
13 :
無名草子さん:2006/10/15(日) 12:12:12
驚いた……まさか、こんな普通の日常の中にこんな非日常のものを見つけられるなんて……
それは核爆弾の設計図と素材の在処の書かれたものだった。
15 :
小説家B:2006/10/15(日) 23:13:34
そういや小学生のころ、『核爆弾を作るのが夢です!』って作文に書いて
怒られたっけ。
16 :
無名草子さん:2006/10/16(月) 06:15:41
こんなくだらない世界を破壊してしまおう
17 :
無名草子さん:2006/10/16(月) 09:30:29
そして、資材を集める旅に出発するのであった
18 :
無名草子さん:2006/10/16(月) 12:03:11
すると、いきなりスライムが襲ってきた。
19 :
無名草子さん:2006/10/16(月) 12:56:32
スライムの痛恨の一撃 勇者は生きたえた
20 :
無名草子さん:2006/10/16(月) 12:58:12
なぜか筋肉隆々なスライムの猪突猛進(ただの体当たり)をヒラリとかわし、右手に持っていた家の鍵で渾身の力と勢いを乗せて刺してみた。
すると……
21 :
無名草子さん:2006/10/16(月) 13:53:04
ガチャガチャ………持っている鍵では開きそうにない
22 :
無名草子さん:2006/10/16(月) 16:19:55
そこで、岩に向かって投げ捨てた。
すると箱の中から…
な、な、なんと。
「豚ちくしょう!」
何で、こんなものが…
23 :
無名草子さん:2006/10/16(月) 16:20:48
そ、それはなんと、
24 :
小説家C:2006/10/16(月) 16:20:55
核爆弾があればこんなもの簡単に開くのに。
25 :
無名草子さん:2006/10/16(月) 18:10:30
こち亀全巻が入ってるではないか
26 :
無名草子さん:2006/10/16(月) 21:32:16
すでに全巻持ってるorz
ブック○フに行きましたとさ。
27 :
無名草子さん:2006/10/16(月) 23:09:39
店員『こちら全部で二千円になります』
28 :
無名草子さん:2006/10/16(月) 23:57:03
たった2000円にしかならない……もったいないから持ち帰ろう…
アイテム一覧
核爆弾設計図 ×1
家の鍵 ×1
こち亀全巻 ×2
29 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 00:10:05
設計図を見ると、こち亀の62巻が必要ということに気がついた
30 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 06:45:40
さっそく62巻を設計図通りに強い塩酸に漬けて溶かし、液体となったソレをスライムに勢いよくかけてみた。
31 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 07:13:41
すると、スライムがイオナズンを覚えた
32 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 08:33:47
なんと!スライムが起き上がり、仲間になりたそうにコッチを見ている!
仲間にしますか?
>する
スライムの『オサム』が仲間になった!
「よろしく!核爆弾一緒に造ろうぜ!!」(←スライム)
「お前喋れたのか!」
33 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 11:10:07
しかし、二人は気付いてなかった。核爆弾よりもイオナズンの方が破壊力が強いということを
34 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 13:00:53
イオナズンの方が強い事などつゆしらず、二人は核爆弾に必要な(竜の魂)を探すことに。
35 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 14:25:21
しかし、幽霊が恐い主人公の馬鹿殿丸は諦めて、こち亀を読み始めた
36 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 15:17:29
スライムのオサムは言った
「馬鹿殿丸、竜の魂の場所、俺知ってるかもしれない」
37 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 15:22:59
馬鹿殿丸は重い腰をあげた
「嘘だったら森に放すぞ」
オサムはおびえた
38 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 15:24:16
スライム『たしか、ここから北にある山田の家にあったよ!』
39 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 15:27:51
「や…山田…… 元気かなぁ」
40 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 15:29:31
スライムはルーラを唱えた
41 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 15:39:09
しかしMPが足りなかった
42 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 15:43:41
しかたなく歩いて行くことに
43 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 15:46:08
玄関を開けようとした、その刹那、
ガラガラッ
なんと花子とばったり
その距離約12o
花子の瞳に写る自分の姿を確認する事まで可能な距離だ
44 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 15:47:43
花子は言った
欲しいモノなら全部食べちゃったわよ!!
46 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 16:17:47
花子LV.6が現われた
47 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 17:08:02
馬鹿殿丸は花子とV6と読み間違えた
ホントの馬鹿らしい
48 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 18:22:26
スライムは花子にバシルーラを唱えた 花子は消えてしまった
49 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 18:28:10
〜fin〜
50 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 18:33:10
第二章〜花子を探して〜
51 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 21:36:54
設計図によると、なんと花子がとても重要らしい。
バシルーラを使ったオサムを叱りながら捜すことに。
数分後、『花子は田中の家に飛ばされている』と田中から電話がかかってきた。
それを聞いた馬鹿殿丸は……
52 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 21:41:47
ルーラを唱えた
なんと馬鹿殿丸はルーラをマスターしたらしい
53 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 21:42:37
ルーラを唱えた
なんと馬鹿殿丸はルーラをマスターしたらしい
54 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 21:43:12
55 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 22:31:52
田中にベルを打った
56 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 23:12:56
田中は、マックに行っているようだった
57 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 23:16:55
58 :
無名草子さん:2006/10/18(水) 01:19:04
数日後、改めて田中の家にきた
59 :
無名草子さん:2006/10/18(水) 10:03:06
田中は馬鹿殿丸を部屋に入れた
60 :
無名草子さん:2006/10/18(水) 11:46:05
田中『竜の魂は俺の魂のことなんだ』 馬鹿殿丸『じゃぁ遠慮なく。スライム君に決めた!』
61 :
無名草子さん:2006/10/18(水) 12:16:57
「竜の魂が……お前の魂…?」
「そうだ……どうする?……俺を殺すか?」
「う……」
「うん」
サクッ
田中の胸を素手でえぐる馬鹿殿丸。朱い鮮血が馬鹿殿丸の前身を朱く濡らす。
まさか殺されるとは思いもしなかった……熱い友情を夢見てたのに……と、田中は力尽きた
62 :
無名草子さん:2006/10/18(水) 12:32:42
スライムは田中をボコッて殺した すると竜の魂が田中の体から出てきた
63 :
無名草子さん:2006/10/18(水) 13:08:03
なんと★印の入ったボールだ。
田中が馬鹿殿丸に何か、擦れ擦れに伝えようと必死だった。
馬鹿殿丸は、そっと涙しつつも田中の口元に耳を近ずけた
「こ‥これ…を…な・なつ…あつ・め…ろ…」
バタッ
スライムは思わず心の中で、「もしかして私はブルマかよーーー?」と叫んだ
64 :
無名草子さん:2006/10/18(水) 13:12:08
そこに紫色の尻尾が生えた宇宙人が出てきてこう言った
「小生は人間失格であります」
するとそこで、
66 :
無名草子さん:2006/10/18(水) 15:11:49
宇宙人は★印のボール=ドラゴソウルを鷲掴み、つまり奪ってオサムに向かってこう言った
67 :
無名草子さん:2006/10/18(水) 16:47:36
小生は本当にダメ人間でございます
すると急に黒ずくめの男達が数人が現れた。
「テロ対策チームだ。その玉をこちらに渡せ。」
男達の手には小銃が握られている。
それを見た宇宙人は驚いて逃げ出した。
黒ずくめの男達は宇宙人に向けて発砲した。数回炸裂音が響き渡る。
馬鹿殿丸は反射的に伏せたが、宇宙人は弾を腹に食らった。
人とは明らかに違う色の体液がこぼれる。
69 :
無名草子さん:2006/10/18(水) 18:19:01
馬鹿殿丸は駆け付けて、もっていたこち亀の本で傷口をふさいだ
70 :
無名草子さん:2006/10/19(木) 00:17:48
と、そこで山田花子は目が覚めた。
71 :
無名草子さん:2006/10/19(木) 00:45:28
花子の父、正雄が新聞を読んでいる。記事は…
72 :
無名草子さん:2006/10/19(木) 06:36:35
朝鮮が挑戦!核弾頭ミサイルだった
73 :
無名草子さん:2006/10/19(木) 11:51:05
(さむっ!)心の中で突っ込んでみた
74 :
無名草子さん:2006/10/19(木) 12:27:25
正雄は、必死でもっとおもしろいダジャレを考えた
↓
75 :
無名草子さん:2006/10/19(木) 12:31:16
正雄ってだれじゃ? まさカおレか?
いや、やめとこう。
駄洒落なんて向こう岸の世界だ。
77 :
無名草子さん:2006/10/19(木) 12:33:36
「違います、彼です!」と花子が叫んだ。「げっ?」
78 :
無名草子さん:2006/10/19(木) 12:49:21
父正雄は嘆いた。「お前はどうして父さんと同じ名の男とばかり付き合うんだい?」
79 :
無名草子さん:2006/10/19(木) 16:00:07
「だってパパが好きだから」
80 :
無名草子さん:2006/10/19(木) 16:37:07
第3章
花子と正雄
81 :
無名草子さん:2006/10/19(木) 16:39:46
花子は正雄をデートに誘った。
82 :
無名草子さん:2006/10/19(木) 21:29:26
だが、正雄は愛人ののりピーと、愛し合っていた
83 :
無名草子さん:2006/10/20(金) 10:13:36
花子とのりぴーのバトルが始まった
のりピーは懐からナイフを出し、花子に切りかかる。
85 :
無名草子さん:2006/10/20(金) 10:27:49
花子も負けじと懐からチェーンソーを出した
86 :
無名草子さん:2006/10/20(金) 13:28:55
うめぼし食べてすっぱまん
87 :
無名草子さん:2006/10/20(金) 13:35:49
それは、今流行っているギャル語で、まいりましたと言う意味なのだ
88 :
無名草子さん:2006/10/20(金) 16:50:57
のりぴーは泣きながら、何度も『うめぼしたべてすっぱまん』と繰り返した
89 :
無名草子さん:2006/10/20(金) 18:10:29
『うめぼしなめてもすっぱまん』
90 :
無名草子さん:2006/10/20(金) 20:44:56
と…言いかけた…その時…一枚の紙が風に舞って…
91 :
無名草子さん:2006/10/20(金) 21:04:43
花子の顔にくっついた
92 :
無名草子さん:2006/10/20(金) 21:07:03
そこには こう書いてあった
93 :
無名草子さん:2006/10/20(金) 21:27:34
日本以外全部沈没
94 :
無名草子さん:2006/10/20(金) 22:36:14
大 変 だ !
95 :
無名草子さん:2006/10/21(土) 00:16:43
日本以外なら問題なくね?とも思った
96 :
無名草子さん:2006/10/21(土) 00:39:44
がっちゃんが2人になった
97 :
無名草子さん:2006/10/21(土) 01:19:12
がっくんも2人になった。
98 :
無名草子さん:2006/10/21(土) 08:56:53
正雄も二人に
99 :
無名草子さん:2006/10/21(土) 13:48:03
タイムマシーンで未来に行くと
がっちゃんが8人になってた
100 :
無名草子さん:2006/10/21(土) 13:51:24
がっちゃんが100げっとした
101 :
無名草子さん:2006/10/21(土) 19:39:49
花子は言った「100ゲットしたからなに?おまえは小学生か?」といった
102 :
無名草子さん:2006/10/21(土) 22:41:16
気が付くと、家の玄関にいた
103 :
無名草子さん:2006/10/22(日) 22:47:08
玄関のドアが少し開いていた。近付くと真っ暗な家の中から低い声がする。隙間から覗いてみると‥‥向こうからも血走った目が覗いていた。「ひいいいっ!!」
「おかえり、部活だったのかい?」
母だ。キッチンドランカー気味の我が母芳江47歳だ。
「かあさん、先生が酒はやめろって、」「ア、あんた、アンタみたいな子供に何がわかるんだい!」
そう叫ぶと徐に母は、着ているものを片っ端から脱ぎ始めた。
「かあさん!」
105 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 09:59:42
全体的に緩んでいる、とはいえ「東京アマゾネス」の斬り込み隊長だった母の身体は逞しかった。
そして、喉元から胸元にかけて稲妻の様に走る傷跡も。
若かりし母が、上野動物園でベンガルトラと格闘した時のものだ、と聞いている。
肉体的にも、精神的にも強かった母。何故、酒に溺れる様になったのか、それは
>おもろいスレ見た。本人後輪中!
>盗作で賞泥棒中年女・佐藤亜紀てのが(盗作本バルタザールの遍歴)
>田口ランディに叩きのめされ狂いまわって「うんこ」と自称してるw
>
>,ここ ↓
>【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原一 盗作同士激バトル?!w
107 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 16:23:04
それは数年前。
当時、歌舞伎町の裏帝王だった父がこともあろうに自分の店の踊り子と逃げてしまったからだ。
ロシア人ダンサー、名前はたしか【ソーニャ】長く美しい黒髪と翡翠の様な煌めく瞳をもった女性。
「ネェネェ、 ボク チャン」 家に父が、ソーニャ含む店のダンサーを集めて、よく牡蠣鍋パーティをしていた。
他のダンサーは、日本語がまったく喋れずただ黙々と牡蠣を詰め込むのに対して、ソーニャだけは
まだ子供だった自分を相手に片言の言葉で一緒に遊んでくれた。 懐かしい記憶・・・スィート・メモリー
しかし、父はソーニャを連れて逃げ、後に残されたのは「淡い」恋心を抱えた自分と愕然としている母だけ。
その父親も、ロシアの永久凍土には耐え切れず、しもやけが原因で亡くなった、と風の噂で聞いて久しい・・・。
母は
「空想にばっか耽っとらんで、さっさと飯食ってしまいなっ!」と俺に怒鳴った。
109 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 16:54:33
「俺から、空想・妄想をとったらなぁんにも残らないよ、かぁさん」言い返した。
「お、おま、お前、お前はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ファビョる母親、いいぞその調子。全ては計画どうりだ。
と、その時電話が
110 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 17:47:33
じりりりりり、じりりりりりり
ケータイを各個人で持つようになった世の中だというのに、我が家じゃ未だに黒電話。ダイアル回線で。
「もしもし?」電話に出る俺「はぁはぁはぁっはぁはxはぁぁは」受話器を叩き付ける、いた電か。
飲んだくれの母親を置いて2階の自室に向かう俺。がらっ 引き戸を開けるとなんとそこには
111 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 19:00:47
死んだと聞いていた父の姿があった。しかし、最後に見たあの懐かしい父とは違った。面影があるものの今目の前にいる父は明らかに違った。
右手にはAK47左手にはRPGを無造作に持ち、ほりの深かかった顔にはさらに深い傷跡ができていた。
112 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 19:19:19
「どうして・・・・?」
唖然とする俺を尻目に、父はニヤリ、と微笑をひとつ落とした。「語られる事全てが真実と思うな、ぼうず。」
「とうさん、かあさんが・・いや!ソーニャは?彼女は一緒じゃないのか!?」捲し立てる俺にかまわず父は
「芳江ならばここにいる。こうなりゃブタ同然だな。闘うことを諦めた戦死は最早死すべきだった。」
そう言うと同時に背中から母をだした、半目を開けて虚ろに空を見つめる母の生首を。
「言いたいことが色々ありそうだな、しかし今はそんな場合ではない。ぼうず、コレを使え。」
右手のAK47を差し出された俺は戸惑っていた。
一体・・・・・・・・・何が起ってるんだ・・・・・・・・・?
わからない。だが俺はとっさに腰のグロック17を引き抜き、引き金を絞った!絞った!絞った!
114 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 21:44:52
その時、ガラス窓の向こうから、何かが横切った。なんだ?俺は確かめようと窓へ近づいた。
「伏せろ!!!!」
父が俺の身体を引き寄せた、と同時に毛むくじゃらの手のようなものがガラスを突き破り入ってきた。
人間ではない、「なにか」の「手のようなもの」を寸での所でかわした俺はグロック17を突き出し、撃った。
が、当たらない。当然だ、俺の銃器に実弾なんてはいってない。そもそもここは日本だ。
簡単に銃を、本物の銃火器を持っていい場所ではないのだ。
だからこそ、今この部屋の父親、ソレが持つ武器、首だけの母親そして、謎の暗殺者。
ついていけない。誰か、誰でもいい、判り易く噛み砕いてこの状況を説明してくれ!
115 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 22:07:23
そんなどんどん広がっていく童貞の「俺」の妄想に1つっこみ
マエケンのアナルか!!
「来るぞ!」
熊のような手が再び殴りかかってきて、俺と父は左右に飛びのいた。部屋中滅茶苦茶だ。俺のパソコンが・・・
母を酔わせ、泥酔状態にしてから寝かせつけ、夜はゆっくりとオカズになる画像を漁ろうと思ってたのにくそっ。
俺の内なる葛藤を知ってか知らずか、いや多分知らない父は、おもむろに母であった生首をひっつかみ、
ジャケットの内側から取り出した手榴弾?を血まみれの口に咥えさせ、バケモノの方へ投げた。
「家を出ろ!外で軽トラが止まってる、それに乗るんだわかったな」
階段の途中で、母の身体が行く手を阻むようにあった。それを飛び越え、靴を履くのも煩わしく
そのまま、車に飛び乗る。運転席にいたのは・・・ソーニャ。
「ボク チャン。靴 ハ ハイテコイヨ」
117 :
無名草子さん:2006/10/25(水) 13:28:17
思考が止まった。
ただ俺は胸を熱くし、立ち尽くしていた。
ふと気がついて手に握られたままの弾を撃ち尽くしたグロック17をソーニャの目から隠そうとした。
だがソーニャは動揺する素振りさえ見せない。
一体ソーニャと父はどんな暮らしを送ってきたのか……?
「色々、聞きたそうな顔してるネ」
二つの翡翠をこちらに向けてソーニャは言った。
「長いのヨネ、話せばながーくなるノよネ、とりあえず、イマハここから離れまショウ」
住み慣れた町が遠くなっていく。ミラーの中で、僕の中で。
クスクス・・・と笑い声が彼女の口から漏れた。「大きくなったネ、パパさんニ 似てきたかナ?」
「おねぇちゃ・・・ソーニャ、ソーニャはどうして?親父は死んだって、、そもそも【アレ】は一体なんなんだ?」
「ここでながーイ話、するつもりナイネ、パパさんが戻ってキタらおしえてあげまス」
車は、市街地を走りぬけ、山道に悪戦苦闘しながら、ようやく山中のログハウスにだどりついた。
そこで俺は、とんでもないものを見てしまう、それは
「なんなんだこれは!?」
それは、映画やテレビでしか見たことの無い戦車や戦闘タイプの飛行機だった。
120 :
無名草子さん:2006/10/25(水) 18:45:17
そして、その周囲で作業をしているのは見たこともない制服を身に着けた集団だった。
121 :
無名草子さん:2006/10/25(水) 20:19:15
後に「鮫島事件」と世に語られる事となる惨劇の始まりであった。
122 :
無名草子さん:2006/10/25(水) 20:21:01
ソーニャから、同じ制服?を差し出された。着替えろ、という事なのだろう。
渡された服を両手に持ち、先を歩いていく彼女の後ろを付いて行く途中、制服連中から挨拶をされた。
『やぁ、ドンの息子がやってきたぞ!』 『ようこそ!我がチームへ!!』
息子?チーム?? 俺の知らないところで、何かが始まろうとしていた。
123 :
無名草子さん:2006/10/25(水) 20:46:36
「私がリーダーのハンニバルだ。こっちがコング。特攻野郎Aチーム≠ノようこそ!」
差し出された手を反射的に握ろうとする俺。
が、当然腕を引き寄せられ、足をかけられて、その場に転がされた。
125 :
無名草子さん:2006/10/26(木) 16:58:12
神の声「一人がダラダラ長文書いてるからつまらなくなったな」
うっと俺は呻いた。
倒れたショックのためか、なんか幻聴もした。そういえば以前マエケンがどうとかとも聞こえた。
しかも内容はどっちもまともな気がする。
朦朧とした意識の中でブンブンと音をたてて飛び回る。虫に似たあいつら。ハエラケは何処だ?
そんなことよりも、明日はどっちだ?
そんなことを考えながら、段々と眠く・・・・ネ・・・・・・・・っ・・・・・・・・・・
『ご主人様‥‥‥‥‥‥‥起きてくだ‥‥さいま‥‥せ‥‥あ‥んんっ‥‥』 『ご主人様』と語りかけられた俺の体は、脳より先に目覚めたらしい。
たくあんを握っていた。違った。かぁちゃんの乳だった。テレビからは垂れ流しのAV。「ゴルァ!正雄!!いいかげんに起きなさい!」頬を染めた、かぁちゃんが銀歯で派手に笑った。夢オチかよ。プ と 2ちゃんねるに書き込もう。
だが、2chでは大変なことが起きていた。
正雄の体験が架空の話として語られているスレをハケーン!!
いやあ、参ったね。
気が付くと目の前に親父が立っている。
「う・・動かない」
体は奇妙なコードでいくつもの見たことの無い機械に繋がっている。
「やっと目覚めたか。奴を倒すには体を機械化し強化しなければ勝てんのだ。ちなみにお前にはもうチ○コは付いていない」
135 :
無名草子さん:2006/10/29(日) 02:12:21
じゃ何がついてんの?
136 :
無名草子さん:2006/10/29(日) 20:55:38
一人の男がベンチに座っていた。すると
「コレを見てくれ、どう思う?」
と、おいなりさんを見せられた。僕は、それに魅せられた。
ウホッ
親父「童貞のお前には酷だがこうするしかなかった。俺がやってしまうとソーニャが悲しむのでな・・・」
140 :
無名草子さん:2006/10/30(月) 10:46:04
童貞どもが すぐ下ネタ使うなよ 厨房か童貞オタだろ
親父「それにお前は正雄の記憶を植え付けたただのロボットにすぎない。
本物の正雄はすでに廃棄処分した。」
「馬鹿な!俺は俺だ!!思いでも感情もある!」
「最初は皆、そういうんだよ。今のオマエは【予備身体】なのだ。オリジナルではない」
意識が遠退いて行きそうなのを、ぐっ、っとこらえる。
儚い抵抗だった。
ついに正雄は意識を失った。
気が付くと・・・・
傍らに、折鶴が置かれていた。
正雄「この折鶴は・・・誰が折ったんだろう。」
大体俺はどこに居るんだ、 それに親父は?
ここは東京、新宿歌舞伎町。
ドカーン!!
突然蹴破られたドア。
そこに現れたのは・・・
幼獣モスマンだった。
モスマンは突然正雄に襲い掛かった!!
改造されたばかりの正雄は体がうまく動かすことができず、攻撃をまともに受け、
吹っ飛ばされた!!
そこで正雄は叫んだ。
「へ・ん・し・ん!」
叫んだものの、何も起こらなかった。。。
その時!次の攻撃が来ると思いとっさに身構えた!
「・・・・・・」
攻撃が仕掛けてくると思っていたモスマンは、頭に大きな穴が開き息絶えていた。
振り向くとそこには見たことも無い武器を身構えた男が立っていた。
唖然とする正雄に男が一言声を掛けた。
「死にたくなければ付いて来い」
正雄「(´゚д゚`) ?」
従わないと殺されるかもしれない。そう思った正雄は男の後を付いて行った。
男の腰には銀色に輝く拳銃が下がっている、
それに肩には大きな銃を吊るすためのスリングがかかっていた。
車に乗ると、隣で運転している男が話し始めた。
「お前は狙われている」
正雄「なっ、何でですか!?俺は何もしてないですよ!?」
男「これからするかも知れんのだ。俺はその手助けをしろと命令されている」
男はそう言うと、タバコの煙を深く吸い込んだ。
(>,<)y-~~~ゴホッゴホッ
しかし少しむせた。
正雄「これからすること・・・?その前にあなたは誰なんですか?」
「知りたいか?」と男は問い返した。
俺は「やっぱいい!」と答えた。
すると男は苦笑するように言った。
「いずれ分かる」
車は巨大なビルの駐車場に入っていった。
男「付いて来い」
男はエレベーターに乗り地下5階のボタンを押した。
音も無く下降するエレベーター。
正雄「そういえば親父は?」
男「あいつは、 死んだよ。最後まで戦ってな・・・」
正雄「え!?死んだって、だっ誰と戦っていたんですか?親父を殺したのは誰なんです!?」
男「心配するな。ちゃんとお前の手で復讐させてやる」
正雄「俺にできるんですか?」
男「そのために連れて来たのだ。」
そのとき扉が開いた。
159 :
無名草子さん:2006/11/12(日) 16:09:02
荒野が広がる。
此処は室内じゃないのか?
そうだ。だが室内であって、室内ではないのだ。
お前は自分の体のうまく制御できない。
まずは自分の体の使い方をここで学ぶのだ。
正雄「やはり俺の体は機械なんですね。」
男「正確には骨格は特殊合金に置き換えてある。それと血中カルシウム濃度を調節する装置を入れてある。脳の一部も機械化している。」
正雄「そうなんですか・・・実感わかないっすね」
男「すぐ分かるさ。新開発の人工筋肉でパワーも飛躍的に上がっている」
正雄は自分の体を眺めた。
男「お前はまだ起きたばかりで歩行しかしていないからな。」
正雄「で?俺の体をそんな感じにしたのは何のためよ?」
男「親父に何も聞いていなかったのか?っていうかタメ口になったな。」
正雄「まーな、だって俺だぜ。ちなみにアイツから聞いたのは家にはモテる秘伝書があるってことだけだ」
男「まぁそのうちわかることだ。しかしそのもてる秘伝書は今どこに・・・?」
正雄「親父がどっかもっていってしまって、わからねーんだよなー。」
男「そうか・・・・・・・・では早速訓練開始だ。」
男はそう言うと、すさまじいスピードで襲い掛かってきた!
正雄は気が付くと腹に伝わる衝撃と共に宙を舞っていた。
背中から着地し、混乱しながらも顔を男に向けて正雄は叫んだ!
正雄「バスガスはくはつ!!!!」
男「[ブスバスガイド]が抜けてるだろ!!」
そう言いながら、男は正雄の顔に拳を突き付けた。
169 :
無名草子さん:
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../ i /l/|_ハ li l i li ハ
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