自分の器を大きく見せた人ですね
宮城谷さんの文章で、
「誰々は『○○○○』とは言わなかった」、とか、平仮名の多用は、
司馬さんの影響でしょうね。本人が言ってました。
それ、時々
「誰々は
「○○○○」
とは言わなかった」
って改行されると、言ったんじゃないのかよ!とツッコミ入れたくなる
ときどきそうやって、ボーッと読んでるやつに喝をいれている
とは言わないけどさ
俺は今夏姫春秋下巻
荘王かっこええわ・・・
ところで上巻に「施」って女性が出てきたけど
後々の西施と関係あるのかな
夏姫春秋自体巫臣が呉越(+楚)の闘争の種まいて終わるし
三国志末期を宮城谷の文体で読んでみたい
今年中にはたどり着きそうにないが
そのうち読めるさ
春秋名臣列伝は今月の何日か判明してる?
戦国の方は4月17日だったと思うけど…
3/7
明日は海音寺の新装版「武将列伝」も出るね
これで明日は列伝づくしやー
『晏子』読了したが、崔杼の最後が泣けてきた。だんだん良くも悪くも人間くさくなっていったけど、
それが足元をすくうことになるとはね。晏弱が崔杼の最後みたらどう思うだろう?
950 :
無名草子さん:2008/03/12(水) 10:35:29
久しぶりにこのスレにきてみたら、春秋名臣列伝が文庫化したのか
予想より一年近く早くてびっくりした
ちょっと本屋行ってくる!
950のように独り言を誰かに伝える為にPCか携帯に打ち込み去って行く・・・思えば変な世の中になったな。・・・しかしこのスレの皆が心をうたれ熱心に読むのはface to faceの時代の物語・・・
次スレの風景
953 :
無名草子さん:2008/03/12(水) 21:21:09
>>951 子皮とか季札とスカイプしてる晏嬰を想像したらフイタだろうがw
>>953 お前のせいで俺も吹いたじゃねーかw
――次スレは970でたてるのがよいだろう。
955 :
無名草子さん:2008/03/14(金) 10:21:27
三国志はどこまで書くんだろ?
トウガイ好きだから末期まで書いてほしい
ケ艾は俺も好きだな
個人的には、灌漑に取り組む姿とかも書いて欲しい
「麦わら帽子が似合う日焼けしたオッサン」が俺の中のケ艾像w
横光のケ艾も、なんか麦わら帽子っぽいよな
王家の風日のあとがきに出版までの苦労話があったけど
これほどの作家でも大変な時期があったんだねぇ
中国古代史をここまで研究して小説をドラマチックに書き上げるのは尊敬するわ
介子推のときは書けなくて泣いたってあとがきされてたような
959 :
無名草子さん:2008/03/14(金) 20:38:27
晏子も苦労したって書いてるな
題材を変えたくなるほどだったらしい
世に出るまで極貧生活だったんだよな
王家の風日の初版が500部だなんて。・゚・(ノД`)・゚・。
やっぱり王家の風日あたりと最近の本では書き方って違うのかな?
最近は宮城谷中毒で客観的な視点で見られなくなってるw
961 :
無名草子さん:2008/03/14(金) 21:08:41
太公望→王家だったけどちょっと雰囲気が違った記憶はあるな
天下の英雄と没落貴族という題材の違いも大きいけど
初めて宮城谷を読んだのは十数年前の重耳で、そこから王家に遡って一通り読み、
既刊読破のあとは新刊をリアルタイムで追い始めたけど
今にして思えば、昔の方が読みやすかったような気がする
ま、個人差はあるだろうし、今の文章ももちろん好きなんだが
>義を以って時を輔ける
これは良い言葉ですね・・・
感覚的なものだし個人的なものだけど、2002年だけ刊行された作品がない
その辺の作品を境に微妙に変わった様な気がしないでもない
それはそうと春秋名臣列伝を読み終えたんだが、伍子胥の項で冒頭で伍氏の
初出や出自に関してふれて、そこから伍挙に関してそこそこに紙数を割いていながら
鳴かず飛ばずの一件をスルーしているのが気になった
左伝にはなく史記の記事だからなんだろうか…
965 :
無名草子さん:2008/03/18(火) 19:36:34
貧乏したあげく泣くほど苦労して世に出されたものを
数百円の文庫で読めるとはありがたい
それをたまに古書で買ったりして申し訳ない
>>964 「鳴かず飛ばず」の故事は、あえて書かなかったんじゃないかな。
荘王の話は「沙中の回廊」や「夏姫春秋」でだいぶ書いたしね。
「春秋名臣列伝」が平積みしてあったから買ってきた。
って、遅い?
平積みしてある本屋が遅い
読み進めて行く内に久しぶりに出てくる名前の人物が
何者か分からなくなります。どうしたらいいですか?
努めなさい
管仲→鮑叔、孟嘗君→白圭に改題した方がすんなり頷ける俺が来ましたよw
>>971 重耳→第一部「称」第二部「重耳」
子産→第一部「子国」第二部「子産」
で
管仲は一応まだ主役らしいと思ったけどな
どん底まで暗いけど
人格が変な風吹かせてるよりはずっと好感もてる
宮城谷さんに倭国と関連する人の短編とか書いて欲しいな
たとえば邪馬台国の張政や、白村江敗戦後に進駐してきた郭務宗とか
日本古代史系の歴史小説だと邪馬台国〜平安時代までを網羅した
黒岩重吾の作品集があるけど同じような時代背景で宮城谷式の日本古代史を
読んでみたい
>>956 あのケ艾のイメージはどっから来たんだろうな
おかげで権謀術数な側面を聞いたときは混乱した
>>974 関心の薄い時代なのに、俺は「宮城谷昌光著作」ってだけで読むだろうなあ…
日本の古代史、ぜひお願いしたい
幕末はかなりの人が書いてるし
・・・とはいえ、不案内な時代を調べ、知識を蓄積し、
自分なりの価値観で見通すっていうのは
遠大な作業なんだろうな
作家もある程度の年齢に達すると
あとどのくらいの仕事なら可能かなんて測るだろう
そこを何とか、書いていただきたい!
書いて貰いたいのはやまやまだが物理的に無理だろうなぁ
個人的には仕事の中身が薄まる様な日本古代史を中途半端にやるより
宮城谷さんには膨大な知識を生かして中国古代史を思いっきり書いて欲しいし
本人もそのつもりでしょ
邪馬台国なんてどこにあったかもわからないんだから
歴史小説じゃなくなるな確実に
介子推は周りの人間に説得力があったから歴史小説ぽくなったけど
いっそ、宮城谷さんの書くさわやかな「孫文」とかどうよ?
意表をついて袁世凱から風が吹く
なるほど、近現代史か。
それも面白そうだね。
上杉鷹山なんかはどうだろう