黄色帯では耳嚢と江戸怪談集がいい。
あとは(ほかで出ていないものはともかく)、角川とか講談社の旧いやつ探したほうがいい感じ
俺は守貞謾稿が好きだ。
しかし勝手に近世風俗志などと題名を変えた編集者と校訂者は絶対に許せねぇ。
てめぇらに本の題名を勝手に変える権利なんてねぇんだよ。氏ね。
>>951 分からない語が出たときには役に立つよ。
まず意味が分からなくても原歌をよんで、
それから訳で細かい意味を確認すればいい。
角川は、角川源義の影響がまだ残っていると信じたいですね。辺見は歌人、春樹は俳人・・・なんか国学院で折口信夫に師事した父親の面影探しのイメージがあります。 漁夫の利を得て角川ホールディングスの総帥になったた歴彦氏についてはよく分かりませんが。
日本の古典については角川文庫!と云う声価が確立するぐらい頑張ってほしい。
問題は岩波文庫なんだけど、マジで日本古典を愛しているのか。日本現代文学の緑帯のラインナップを見ても・・・・orz。
まあ、『多情多恨』を読みやすい版で出したり、
他の文庫ではほとんど消え去ってる永井荷風を色々出してくれたり
岩波もそれなりに色々頑張ってるのはわかるけどね...
樋口芳麻呂校注の一連の詞華集(『定家八代抄』とか)も
岩波ならではだし。
しかし、角川ソフィア文庫の「全訳付き」源氏物語はどこも真似できないな。
もちろん訳で読めばいいってもんじゃないだろうが。
958 :
無名草子さん:2007/04/07(土) 22:12:22
昔おふくろがその現代語訳一生懸命読んでたよ・・・おもい出しちゃった。・゚・(ノД`)・゚・。
角川ってタイアップ映画作品を文庫化してたちゃらいイメージしかないよ
それ以前の角川なんて知らないし
角川選書だったっけ、それなりのもんだったよ
うむ。スレ違いだが『三太郎の日記』は文庫にすべき。
昔あったけどな
今ないのか
ご時世ではないからね。
ちなみに
>角川書店は昭和21年に最初の出版物が発行された。主要出版物である角川文庫は
>まずB6サイズのものが昭和24年に発行されたが、これは三太郎の日記の2冊を除き
>一年ほどで発行されなくなってしまった。三太郎の日記のみはどういうわけか昭和40
>年代まで発行されている。(いつまで発行されたかはよく知らない。)表紙だけ変えて
>角川選書となったものと思われる。
だそうな。文庫サイズ(A6)ではなかったということかな。私も角川選書版しか知らない。
角川って背表紙のフォーマットを変えすぎ
965 :
960:2007/04/08(日) 21:26:27
三太郎の日記の旧文庫版なら、神保町で時々見る。
黄色い新文庫版も時々見る。ただ、あれを読むなら
選書版の正字版だろうと思う。
素人丸出しな質問で恐縮ですが
シュヴェーグラー「西洋哲学史上下」ってどうですか?
『西洋哲学史』はヘーゲルまで。
著者はヘーゲリアン。
>>966 一般的にはよいとも悪いとも言われてない
俺が知る限り、ややマイナス評価のほうが多いかな
この前でた熊野の哲学史は世間的にどうなんだろ
俺は、予想したとおりの平々凡々の本だとおもったが
西洋哲学史といえばよく聞くのは平凡社のリーゼンフーバーあたりかな
「知性について」
「読書について」
「自殺について」
「人生の短さについて」
「アラン幸福論」
「ラッセル幸福論」
「自省録」
がお気に入りなのですが、
他に何かオススメありますか?
ベルクソンの「笑い」と
セネカの「怒りについて」が気になっておりますが…
どっちも本屋で見つかりません…
>>969 よく生きる、幸せって何なのか、そんな意識での読書ですね。
わしも「読書について」 「人生の短さについて」
はよく読んだ。
でも貝原益軒のほうが好きかも。
>>968 熊野哲学史は一般向けじゃないと思う
ある程度哲学の知識ある人向けでは?
>>969 ストア派好きなら、その流れで
・ボエティウス『哲学の慰め』
岩波文庫じゃないが
・カミュ『シーシュポスの神話』は自殺論としても秀逸。
>>269 プルタルコス『似て非なる友について』
洪応明『菜根譚』
アテナイオス『食卓の賢人たち』
モンテーニュ『エセー』
「怒りについて」はぜひ手に入れるべし。
定価は660円だがアマゾンでは1650円からのプレミア価格か、なめやがって。
ちょいと前まで、八重洲ブックセンター本店にけっこう積んであったんだがな。
岩波ブックセンターにはまだ置いてありそうな気もする。
それと「ブッダのことば」も入れとけ
976 :
969:2007/04/11(水) 02:53:04
おおお、皆様ありがとうございます。
手帳のリストに書き込んで少しずつ手に入れて
読んでいこうと思います。
たまたまストア派の書物が連続しておりまして
ラッセルアランとでニュートラルに戻った感じです。
でもストア派が好きかもしれません。
漠然とですが元々禁欲的に生きてきていましたから。
>>975 岩波ブックセンターというものがあるんですね。
早速今週末にでも行ってみます。
人生哲学(笑)
>>976 岩波ブックセンターに行くなら、ついでに2階の山陽堂支店に寄ってみるといいかも
979 :
無名草子さん:2007/04/11(水) 22:21:12
でも岩波ブックセンターは言うほど文庫は置いてない
三省堂神田本店はけっこう在庫僅少本が残ってたりするよ
981 :
無名草子さん:2007/04/11(水) 22:28:55
>>978 あそこ美人姉ちゃんとキモイ女どもとイラクの今井みたいなきもい野郎店員がいたな
982 :
無名草子さん:2007/04/12(木) 06:28:17
水田ジイさんの訳で良いから
ミルの功利主義が出ないかなー
983 :
無名草子さん:2007/04/12(木) 19:54:04
おれのおお師匠をじいさんいうなあああああ
二階の岩波文庫専門古書店高杉。
品切れ本が無闇に高い。アマゾンのマケプレの乞食業者じゃないんだからさ。
985 :
無名草子さん:2007/04/12(木) 23:01:18
あそこは「高いけど、どうしてもほしい本があったら売ってやるよ」って店
無理に使う必要なし
そういうのはとりあえず読むだけなら図書館だな
あそこの店主は高飛車だよな。
ちなみに20年前にヴェブレンの『有閑階級の理論』を2500円で買った。。。
>>986 『ユリシーズ』の最初の訳や、ゴンチャロフの『断崖』とか、図書館にあるか?
>>984 高いかなあ?
1冊3,000円を超えるものは無いでしょ。
(岩波がリクエスト復刊を始める前は10,000円のものとかあったあらしいけど)
一般的に岩波文庫は古本屋でも安いよ。
復刊があるから。
新潮文庫や角川文庫の品切れ本と較べると。
だから一般的に安い岩波文庫を専門古書店では高く売りすぎだっつってんの
991 :
無名草子さん:2007/04/13(金) 00:57:42
あそこはなまいきだね
>>990 神保町界隈はそういう傾向だよね。大学の近くの古書店行ったら定価以下で
売っててびっくりした。984の店だったら間違いなく金額が4桁になってるw
994 :
無名草子さん:2007/04/13(金) 07:43:12
山陽堂の存在はありがたいよね。
いちいち探さないで済むから。
時間は金で買える、といういい見本だ。
あそこで手に入らなければ諦めもつく。
バークのフランス革命についての省察を読んでるんだけど
まるで正論や諸君の記事みたいなんだけどw
これがほんまに保守主義のバイブルなんか?
>>996 >まるで正論や諸君の記事
だから保守主義のバイブル。
ハイエクの方が内容はずっといい(『隷属への道』は除く)。
正論や諸君は保守主義のバイブルか?
「世界」はアカのバイブルか?
1000 :
無名草子さん:2007/04/14(土) 21:18:57
X
∠ ̄\∩
|/゚U゚|丿<岩波頭巾です
〜(`二⊃
( ヽ/
ノ>ノ
UU
1001 :
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。