あなたが好きそうな本を紹介します パート5

このエントリーをはてなブックマークに追加
427無名草子さん
>>407
夏への扉/ロバート・A・ハインライン
お題にも合ってると思うけど、>>407さんに限らず誰にでも安心して薦められる
一冊。…それととりわけ、猫の好きな人にw

>>412
安部の『壁』に序文、また『安吾のゐる風景』という、評論というか追悼文を
書いている石川淳の、『紫苑物語』や『焼跡のイエス』等の比較的初期の作品
をお薦め。ベタな意味での「人生、いかに生くべきか」を書いた人では無いが、
>>412さんが挙げた作家との繋がりと、なにより日本語による散文の極北として
強く推薦、夷斎は凄いぞ。…中〜後期もとても良いんだけど、よりいっそうお題
からずれちゃうのでw初期を。あとあなたの場合は随筆や『おとしばなし集』は
後にした方が良いかも、どれもすげえ面白いけどね、とにかく俺にとっては。
他には、石川淳つながりでアンドレ・ジイド(ジッド)なんかどうでしょう、
お薦めは『女の学校・ロベール』。

>>416
ベタだけど、砂男/E・T・A・ホフマン
人形相手。典型的な ピュグマリオン・コンプレックスもの。
428無名草子さん:2006/08/15(火) 12:02:29
>>417
筒井や星も好きだったフレドリック・ブラウンの『発狂した宇宙』(確か解説が筒井)
や『火星人ゴーホーム』等。ただし国産よりはちょっと辛口。あとは翻訳、SF、
ショートショート、ハードボイルドとなんでもござれだった都筑道夫の諸作もお薦め。
ただSF縛りでの一番のお薦めは エンダーのゲーム/オースン・スコット・カード、
若い人であれば特に。

>>418
ファミリー!/渡辺多恵子 …ごめん、これは少女マンガw でも面白いよ。
それとこれも変化球かな、同種の本はいくつもあるけど、例えば
ギリシアの神々/曽野綾子・田名部昭、タイトル通りでギリシア神話の本。これに
限らず、神話ってのはどれも家族についての物語、王族や民族を謳い上げる為の
(ちょーっとヤなカンジーwww)。
もしくは、火事を起こしたとして、祖母に男相手の商売をさせられる娘の話、
エレンディラ/G・ガルシア=マルケス。…って、これもまたまた変化球でしょうかww
大マジにだと志賀直哉。『和解』とか。

>>424
あなたにこそ『女の学校・ロベール』。…もしくはベタだけどあくまでネアカな
武者小路実篤の諸作を、突っ走っちゃわない様に。