1 :
室内:
不世出の名コラムニスト。
文学板にもスレはございますが、
一般書籍板にも相応しかろうと。
この方に影響を受けた物書きは、
数え切れないのではないでしょうか。
2 :
無名草子さん:2006/02/17(金) 09:05:52
2チャン
3 :
無名草子さん:2006/02/17(金) 09:34:13
マツケン3バ
4 :
無名草子さん:2006/02/17(金) 09:39:12
4様
意外と女性にも人気があるようだが、女性には最も理解されにくいタイプの物書きだと思う。
夏彦翁の思想(笑)を根本から理解できる女性がいたとしたら、もう結婚してもいいねw
6 :
無名草子さん:2006/02/20(月) 12:05:01
>>5 山本夏彦大好き。毎週、週刊新潮のコラム立ち読みしてた。
結婚してくださいw
8 :
無名草子さん:2006/02/20(月) 12:09:55
思慮の熟していない若年層には読ません方が良い。
変に早あがりして、悟った風を演じるようになるでな。
むづかしいところだ。
まあ、余計なお世話かも知れんがの。
11 :
無名草子さん:2006/02/20(月) 16:11:53
理解なき妻?
理解せぬ妻?
号泣する
新夏彦スレおめでとう
13 :
無名草子さん:2006/02/22(水) 00:22:25
『私の岩波物語』がこの板にはふさわしいかな
お、なっちスレか。
15 :
無名草子さん:2006/02/24(金) 00:27:09
健康な人は本を読まない
ダメの人
何用あって2ちゃんねるへ
2ちゃんは眺めるものである
2チャンネルは駄目と無駄
20 :
5:2006/02/25(土) 11:12:52
>>6 マジかYO?!
夏彦翁好きの男なんて人格歪んでるから止めた方がいいと思うぞ。
>>6 もしや、銀行で翁のコラムを立読み?していたケチの女(ひと)?
22 :
無名草子さん:2006/02/25(土) 20:52:02
週刊新潮の創刊号の復刻に「斎藤十一インタビュー」が載っていたが、夏彦翁と共通するものを感じた。
俺、20代なったばかりだけど、この人からは、
ある種の達観した物の見方はこういうものなのかと教えられた。
でも、この境地に行くのは経験と歳月が必要だろうね。
無論、思想全ては許容できないけど、印象に残る部分多し。
「思想」「境地」、ねぇ…
夏彦翁は10代にして既に彼自身であったと思うのだが。
「「ダメの人」というのは十七八になってから思いついた言葉ではあるが、」
それと小学生の時の作文か
自殺(未遂)体験に至った理由はどの著作にも書かれていないね。
27 :
無名草子さん:2006/03/01(水) 02:17:49
age
「広告をしないのは、存在しないのと同じ」って、この人の言葉だっけ?
29 :
無名草子さん:2006/03/01(水) 17:42:05
>>23 面白いけど、思いつきで書いているだけのことも多い。例えば「国民皆保険など無くしてしまえ」
などのくだりも、リアルに真に受ける人がいれば大変なことになる。
実際、今の日本は不景気で健保未納者が増えて危険な事態に陥りつつある。
要するに売文としてのシニカルな暴論家だし、ご自分でも自覚されていたようだが、枯淡や皮肉・諦念が
ウリになるので誇張して偽装していただけという側面もある。
それと、冗談かと思いつつ意外とベタなんだよこの人。産経抄(石井英夫)が菊池寛賞を受賞した
際も、割と真面目にお祝いの言葉を文芸春秋に寄せていて違和感があったよ。
朝日的リベラルへの皮肉として支持していたのかと思っていたら、どうやらマジだったらしい・・・。
32 :
無名草子さん:2006/03/01(水) 20:50:32
『室内最終特別号』No.615
緊急対談:安部譲二VS山本伊吾
夏彦が匿名で書いた写真コラム集 などなど。
>31
休刊? マジかYO?!
文体… 上辺のスタイルを真似しても芯(通低する一貫したもの)が無ければ滑稽なだけだと思うのだが。
>30
戦前は「国民皆無無保険」 「社会保障なし」が当たり前だったとか。
具体例にいちいち反応して悪いが、この場合問題とされてるのは「のたれ死ぬ」覚悟なのでは?
36 :
30:2006/03/02(木) 18:09:07
>>34 >具体例にいちいち反応して悪いが、この場合問題とされてるのは「のたれ死ぬ」覚悟なのでは?
夏彦さんがそういう覚悟をお持ちになるのは結構ですが、現実に社会保障体制が
崩れると普通の人まで野垂れ死にます。というか、それがアメリカという国ですし、
今の日本も徐々にそうなりつつあるんですが。国民皆保険自体はちっとも悪いことではありません。
それと奥さんが亡くなった頃だったか、「丸山ワクチンが認可されないのは医学界の既得権益が問題」
とかも言ってましたけど、確かに業界内の暗闘もあったでしょうが、その後、
やはり「効かない」ことは徐々に分かってきています。本当に効くなら、どんなに
利権や既得権益があっても業界の誰かが放っておきません。素直に手を組んだ方が儲かるからね。
いまだに効くと強弁しているのは日本医大系の人だけです。
結構怪しいことも平気で書くし、世間を嗤うためにズラして言っているのかと思いきや意外とベタ
だったりするので、面白いんだけど真に受けるには危険な人だと思う。
本人も自覚されておられたようですが、あくまで商売としての暴論家だからね。
>>36 丸山ワクチン事情に詳しいね。理系?
夏彦翁は戦前生まれの人だよ。そういう読み方してて楽しい?
そんな些事より、彼(夏彦翁)の彼たる所以に迫ってみたいとは思わないの?
大正の初め頃…何年だっけ?
ああ、4年でした。文庫開いて調べた。
40 :
30:2006/03/02(木) 22:39:16
>>37 何故わざわざこんな野暮なことを書くかというと、たまに真に受ける人がいるでしょう?
だいたい、そういう人は文体模倣を始めるので分かるんですが。
そういう読み方をされると、夏彦さん本人もかえって困るんじゃないかと思うんですよね。
夏彦さん本人は「室内」を経営する事業家・編集者でもあり、枯淡を装っては
いたがあくまで実務・実利の人だったわけで。例えば「保険を無くせ」とか暴論を書きつつ、零細企
業の経営者としては自分や社員数人の社会保障費の支払いに頭を悩ませる人でもあったわけですよ。
「無くせ」と言いつつ実際は払わないわけにはいかなかったでしょうからね。
全てを真に受けるのではなく、このあたりのズレを楽しむ人じゃないかと思うんですがね。
それとも、皮肉で書いているようでいて、産経抄を本気で好きだったり「つくる会」に名前を貸したり、や
はり御本人もベタだったりしたんでしょうか?
産経抄が嫌いだというのは伝わった。
物事を咀嚼する力(自分で考える力)のない人が思想や宗教に「カブレ」ちゃうのは
仕方ないでしょ。それは夏彦翁の責任ではない。
まさか、なにからなにまで夏彦翁マンセーなわけじゃないでしょ、普通。
【う】美しければすべてよし
>>40 夏彦を真にうけぬ人があっても、彼は誰か別の人を真にうける。
真にうけられて困るのは、ひとり夏彦のみでない。
昭和恋々。
48 :
無名草子さん:2006/03/03(金) 03:23:40
世間知らずの高枕
50 :
無名草子さん:2006/03/03(金) 22:24:49
51 :
何急いで寂しく。:2006/03/03(金) 23:28:48
「室内」が休刊になってしまって、寂しくなり
その上、久世光彦さんまでが亡くなって、辛くなり
なに故に続けてこんなに淋しくなるのかね。
久世さんの御冥福をお祈り致します。
生れ代わりなのだろうか、変なサイトをMSNで見つけた。
(自称)二代目を襲名してまだ間もないのになぁ久世さん。
唐様で書く三代目
戦前に詳しいってだけでニ代目を自称されても、ねぇ?
55 :
無名草子さん:2006/03/06(月) 10:31:22
56 :
無名草子さん:2006/03/09(木) 01:05:16
age
57 :
無名草子さん:2006/03/16(木) 21:08:58
下男の目に
英雄なし
60 :
無名草子さん:2006/03/30(木) 12:45:53
61 :
無名草子さん:2006/03/31(金) 17:45:58
定期age
パリの地下鉄の運転士が定年になってから初めてエッフェル塔に登って
雨にふられて病気になって死んでしまい葬式が開かれて・・
というコラムを以前読んだのですがそのコラムをどうしても見つけることが出来ません。
どなたかこのコラムの題名とそれが載ってる本の名前を教えてくれませんか。お願いしますm(_ _)m
63 :
無名草子さん:2006/03/32(土) 21:33:01
「おじゃま虫」所収の「キルロイ来たりぬ」
>63
15冊くらい山本夏彦の文庫持ってるんですがおじゃま虫だけなぜか無くなってる・・
そりゃ探してもないわけですね。ありがとうございました!
文庫の新装版出して欲しいな
66 :
無名草子さん:2006/04/05(水) 22:54:19
67 :
無名草子さん:2006/04/07(金) 22:19:11
age
みなさん、「夏彦の影法師」(山本伊吾)は読まれました?
私はあれで微妙(且つ深刻?)に夏彦翁のイメージが変わった気がします。
小泉は野暮だな、と読んで思った
カーサブルータスに「室内」休刊の記事が載ってて驚いた
伊吾氏が休刊の決断を下したことについて批判的な文章もあったのですが
あの文を書いた本人は果たして最近の「室内」本誌を
自腹切って買っていたのだろうか、とふと疑問に思った
71 :
無名草子さん:2006/04/20(木) 01:41:40
ageとくよ
72 :
無名草子さん:2006/04/21(金) 20:55:12
>>68 どう変わったのかもうちょっと具体的に語ってよ
>72
意外と青臭いというか、俗っぽい気がしました。まあ、若い日なら当然なのですが。
それにしても2回の自殺未遂の理由は?
唇に歌を 心に第三者を
75 :
無名草子さん:2006/05/01(月) 23:59:44
age
76 :
無名草子さん:2006/05/22(月) 02:59:26
定期age
77 :
無名草子さん:2006/05/28(日) 23:03:39
78 :
無名草子さん:2006/05/29(月) 20:17:03
はっきり言うと性欲だね
79 :
無名草子さん:2006/06/26(月) 08:26:16
定期age
( ゚,_ゝ゚)
81 :
無名草子さん:2006/07/30(日) 01:11:56
「なに戦前から野球は腐敗していたのである」
82 :
無名草子さん:2006/08/30(水) 14:30:30
定期age
【盗作3バカ】スレに
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
84 :
無名草子さん:2006/09/14(木) 22:31:29
保全
85 :
無名草子さん:2006/09/19(火) 19:53:51
「室内」52年展開催中age
「豆朝日新聞」始末を読み返して思ったんだが、2chってひろゆきが編集兼発行人、
名無したちが執筆者の豆朝日だったともいえるかなってふと思った。
山本翁は豆朝日新聞を匿名で書いてばらまく発想だったらしいし、
ねらーのうち声がでかい連中が本家朝日新聞を嫌っているところも多少似てはいる。
(翁のマスメディア嫌いとねらーのそれは単純比較できないが)
「これだけの騒ぎ(豆朝日の評判のこと)を新聞はひと口も報じられないのである」
ってのも、いまのマスメディアにおける2chの扱い方とかぶっているかも。
そして52年展の情報を教えてくれた住人サンクス。
>>86 嘘でせう。
「2ちゃんねる」はすでにメジャーであり権威です。
操觚者のネタ探しの場になつてゐますし。
2ちゃんねるには「衆寡敵しない」。
翁がもつとも嫌ふ空間が、ここです。
豆朝日を本当にやってしまったら、2chになりかねないから、やらなかったんでしょう
89 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 00:47:10
あげます
90 :
無名草子さん:2006/10/27(金) 12:23:33
保全
91 :
無名草子さん :2006/10/27(金) 12:41:20
『ガキ』には意味不明なスレだろうな
92 :
無名草子さん:2006/11/04(土) 17:42:49
人の一生 四年 山本夏彦
おいおい泣いているうちに三つの坂を越す。
生意気なことを言っているうちに少年時代はすぎてしまう。
その頃になってあわてだすのが人間の常である。
あわててはたらいている者を笑う者も、自分たちがした事はとうに忘れている。
かれこれしているうちに二十台はすぎてしまう。
少し金でも出来るとしゃれてみたくなる。
その間をノラクラ遊んでくらす者もある。
そんな事をしているうちに子供が出来る。
子供が出来ると、少しは真面目にはたらくようになる。
こうして三十を過ぎ四十五十も過ぎてしまう。
又、その子供が同じことをする。
こうして人の一生は終ってしまうのである。
(「文藝春秋」平成13年6月号)
>これじゃあ、この当時でもちやほやするより
気持ち悪いと感じる方が多数派だろうね。
『ちやほやされて育つ才能なんかない』ってのも
頷けるかなあ。
93 :
無名草子さん:2006/11/26(日) 22:08:17
山本夏彦って今でも読まれているんでしょうか?
94 :
無名草子さん:2006/11/28(火) 01:04:53
「畜生には畜生の可愛がりかたがある」
95 :
無名草子さん:2006/12/10(日) 07:18:59
保全
96 :
無名草子さん:2007/01/01(月) 01:38:10
保全
97 :
無名草子さん:2007/01/24(水) 19:42:45
98 :
無名草子さん:2007/02/08(木) 03:01:33
保守
恵方巻なんて、私の子供の頃はなかったので
食べませんでした
今後も食べるつもりありません
100 :
無名草子さん:2007/02/22(木) 07:32:20
100
101 :
無名草子さん:2007/02/22(木) 08:11:05
>>99 こういう習慣は、どんどん廻りに影響されて普及していく。
身内に及んだら、無しではすまない
102 :
無名草子さん:2007/02/25(日) 14:45:09
秀歌は
103 :
無名草子さん:2007/02/28(水) 23:56:39
>>97 御本人も「死んだら離れるので読者はノミに似ている」とか仰っていましたね。
せめて我々だけでもノミにならないことを。
104 :
無名草子さん:2007/03/07(水) 18:25:12
保守
部屋が小さいんで、本は片っ端から古本屋に売り払ってますが、山本夏彦だけは売らない。
>36
遅レスだが、丸山ワクチンについては批判するのも気の毒だよ。
奥さんの病気が悪化して「ワクチンしかない」という状況になったら、焦るのは仕方ない。
節を曲げて厚生大臣だかに陳情に行ったとかいうくらいなんだし。
夏彦の影法師だったかな?
107 :
無名草子さん:2007/03/21(水) 05:06:38
保守
108 :
無名草子さん:2007/04/12(木) 04:20:01
保守
109 :
無名草子さん:2007/04/19(木) 12:15:16
保守
110 :
無名草子さん:2007/04/26(木) 19:55:32
島村洋子が再婚する相手って、夏彦の息子じゃないのか?
双葉社WEB読んでると爺さんの話とかから考えて、夏彦の息子としか思えないんだが。
>>106 丸山ワクチン話は夏彦爺さんの俗というか、厭世と枯淡の影に隠してきた世間知らずな
面や人間的な面がそのまま出たネタだと思う。
好意的に言えば、夏彦爺さんは自分の中のそういう面が大嫌いで、そうした屈折を大
衆批判や戦後民主主義批判に仮託してネチネチと書いていたんだろうな。
それを自分も大衆でしかないフツーの読者が感心して読む・・・こうした倒錯に背筋がゾ
クゾクする人だったんではないだろうか?
>>103 そうかな? 本人も忘れられて本望だと思うよ? 「こんな偏屈な人がいたんだねえ」
程度でたまに思い出してもらえれば幸せなんでないかい?
あんなに人嫌いなことを書いていて、本人は普段はただの零細企業のオヤジなのが可笑しいよね。
もちろんそうした生活感もウリのひとつなんだけど、恐らくは素はいい人だったんだと思うわ。
>>110 ググると島村さんは「室内」に出ていましたので、その可能性は高いのでは?
「室内」の見出しを見ていると伊吾氏も書いているけど、夏彦さんは「ネタ」
くさいのに伊吾さんは「ベタ」っぽいのがなんだかねえ。
斎藤十一は「ネタ」だったのに中瀬ゆかりは「ベタ」というぐらいの器量の違いはあるな。
113 :
無名草子さん:2007/04/27(金) 06:58:50
114 :
無名草子さん:2007/04/27(金) 12:49:34
息子、私生活切り売りされるんだろうね。
まあ、元コバルト作家にしちゃあ、最高の「あがり」のつもりなんだろうな。
双葉社でもお金のことしか書いてないしw
115 :
無名草子さん:2007/05/06(日) 08:24:53
保守
116 :
無名草子さん:2007/05/06(日) 08:25:33
保守
117 :
無名草子さん:2007/05/28(月) 01:40:19
保全
118 :
無名草子さん:2007/06/07(木) 23:42:29
保守
119 :
無名草子さん:2007/06/14(木) 03:10:38
age
120 :
無名草子さん:2007/06/20(水) 22:55:51
保守
121 :
無名草子さん:2007/06/23(土) 21:41:55
INAX
122 :
無名草子さん:2007/06/28(木) 04:33:34
保守
大嫌いなやつだったから死んだときは嬉しかっただよ
124 :
無名草子さん:2007/06/28(木) 07:50:27
>>123 でも、こんなスレが未だ立っている。逝けば見向きもされないような
作家も結構いるのだが‥。
125 :
無名草子さん:2007/07/06(金) 03:40:29
だって名コラムニスト。
スレがあって当然
山田風太郎しかり。
有吉佐和子がすぐ落ちるんだよなあ・・・
>>123 図星をさされて反論もできないと反感を持つらしいね。
∧_∧:::
(l||l´д`)::: nnnn///
/⌒ 丶' ⌒)::: omoi
/ ヽ / /:::
/ /へ ヘ / /l:::
/ \ ヾミ //:::
(__/| \___ノ/:::
〉 /:::
/ y ):::
/ / /:::
/ /::::
/ /:::::
( く::::::::
(\ ヽ:::::
| \ ヽ:::::
| .i:::\ ⌒i::
| /:::: ヽ 〈::
| i:::::: (__ノ:
__ノ ):::::
 ̄(_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>37 同感。
行政の話は、役人にしてもらえばいい。
129 :
無名草子さん:2007/07/23(月) 02:40:25
保守
>>36 ユニークな発想ができる人は、必ず、行き過ぎて「度外れ」している部分があるから、そういった度外れ部分だけ抜き出して「減点法」で全体を掴んだつもりになったら駄目ですよ。
> 真に受けるには危険
そう。教科書の丸覚えの要領で、書いてあることを丸覚えにしようとするタイプの人には ね。
「度外れ」部分は、何らかの方法で自分で修正するのが当たり前、という観点で読みなおしてみて。
>>130 おまけ
つかな、そういう、よくいえば柔軟、悪くいえばいい加減な思考方法がどうしてもできないタイプの人だと、反発して否定的に捉えるんだろうね。
132 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 20:18:30
保守
イナックスギャラリー良かったッス
134 :
無名草子さん:2007/08/13(月) 05:11:40
age
135 :
無名草子さん:2007/08/24(金) 06:04:00
保守
136 :
無名草子さん:2007/08/29(水) 21:04:32
あげ
137 :
無名草子さん:2007/09/05(水) 03:02:05
絶・対・保・守
138 :
無名草子さん:2007/09/19(水) 01:12:48
age
ダメという奴なおダメだ
140 :
無名草子さん:2007/09/26(水) 21:56:32
保全
沖縄どこ吹く風
142 :
無名草子さん:2007/10/23(火) 20:00:11
↓平成元年の夏彦の「写真コラム」だが、ちょっとビックリした。
>一両年前から新聞はひそかに陛下だの殿下だのと書きだした。
>それまで天皇は天皇、皇太子は皇太子と呼びすてにしていた。
>あれは国民にも呼びすてにせよと暗にすすめていたのである。
>それを改めたのは陛下のご不例がながいとみたからで万一なくなったときは何と書こう。
>崩御か薨去か逝去か。死んだと書けというものがあるが、さすがにそれはとりあげられなかった。
>もし死んだと書いたら読者の多くは去るだろう。
>それにもかかわらず崩御とは書きたくない。崩御は陛下に奉る最大級の敬語である。
>これまで呼びすてにしていた手前逝去ぐらいにしたいが、もし「読売」が崩御を用いて
>「朝日」と「毎日」が用いなかったら読者の反感を買って読者は減るかもしれない。
>一部当り何千円もかけて読者を奪いあっている新聞が、死去の字句だけで読者を失ってはたまらぬ。
>くやしいが崩御を用いることにしたのである。その前ぶれに陛下殿下妃殿下を用いて下地をつくっておいたのである。
>何という卑しい心根だろう。テレビは新聞のまねっ子だからここでは問題にしない。
てっきり昔から新聞は今のように書いていたのか思い込んでいた。
このことについての良し悪しの判断はまた別として、
今読み返すとこういう細かいけど面白い指摘がありますね。
143 :
無名草子さん:2007/10/29(月) 03:06:32
改めて読んだら、やっぱり山本夏彦はいい! 文章が素晴らしい。誰にも真似できない名調子…。
145 :
無名草子さん:2007/11/03(土) 03:40:58
大正の猫なで声
っていう言葉、よかったなー。
子供を子どもと書いたりとか共稼ぎを共働きと言ったりとか、
そういう姑息なフェミだか市民主義だかなんだかわからんものが俺は大嫌いだ。
146 :
無名草子さん:2007/12/23(日) 20:12:22
age
いま生きていたら恵方巻きにケチ付けたでしょうね
148 :
無名草子さん:2008/03/09(日) 03:25:38
149 :
無名草子さん:2008/03/11(火) 14:48:19
なんか夏彦翁がもっとも軽蔑しそうな輩が新読者になってきそうでヤダなー。
>>147 食いもんなんか元々問題にもしないんじゃない?
邦画は二度と復活しまいと言い切ってたけど、はずれましたね。
復活はしてないぜ
観客の数がやや増えただけ
154 :
無名草子さん:2008/05/11(日) 17:27:57
>>114 夏彦の印税は、島村洋子の飲み代や着物になる。
デノミ決行論者だったね
サマータイムは、体験していただろうから反対派かな?
新潮文庫『オーイどこ行くの』に「サマータイムをぶっつぶせ」というコラムが収録されている。
GHQの押し付けによるサマータイム導入で日本国民は塗炭の苦しみをした、とのこと。
神聖化w
何でそうなんだろ
分かる人は一言でわかる
分からない人はいくら言ってもわからない
(´・∀・`) ヘー
今の邦画を復活したと言えちゃうのが凄い
162 :
無名草子さん:2008/06/17(火) 04:43:14
>>161 やあ、待ってたよ。君は粘着君みたいだから現れるのを
楽しみにしてたんだ。
さて、何をもって「復活」と言うかで君はごねそうな気もするけど、
とりあえず2006年は、興行収益で1975年以来21年ぶりに邦画が洋
画を上回っていることは事実なのね。
山本氏も小屋に客はもどらないだろうという論旨で書き上げているのだから、氏の予想は外れたと断定していいのじゃないかと思うのだな。
一つ聞きたいんだが、君の言う「復活」したしないの基準は何なのかね?
それも明示しないで「凄い」なんて驚いてみせるってのは、山本氏が
もっとも軽蔑していた、立ち居振る舞いなんじゃないのかね。
>>162 > 2006年は、興行収益で1975年以来21年ぶりに
へぇ、1975年の21年後は2006年ですか
おっと揚げ足取りは山本氏とやらに軽蔑されるのかな、別にされてもいいけど
> 一つ聞きたいんだが、君の言う「復活」したしないの基準は何なのかね?
もちろん単純につまるかつまらないかの俺基準
邦画が洋画を抜いたといって、ただ単に洋画が落ち込んでその反比例でちょいと上がっただけ
現に2006年の映画館の興行収入はそれまでの年とあまり変わらないし、
そして2007年にはまた邦画は洋画に抜かれてる
たまたま1年だけ邦画が洋画を抜いたから復活だなんて言っちゃうとはね
じゃあ2007年にまた洋画に抜かれたから、邦画は再び滅んだといっていいんですね?
ちなみに2006年の邦画の興行収入トップはあのゲド戦記だってさ
それと俺は山本の本をあまり持っていないので山本が「邦画はもう復活しない」
と言ったのは知らないし、当然にその発言の趣旨も知らない
山本の本は『誰か「戦前」を知らないか』ぐらいしか持ってないが、
この中で山本は「映画は滅びた」とは言っている
その根拠は「誰でも楽しめる、または鑑賞にたえる映画は昭和三十五年まで」だからだと
164 :
無名草子さん:2008/06/17(火) 06:03:31
句読点をつけるかつけないか、どっちかにしておくれ。
まだ続きがあるのかと思っちゃうだろうw
それにしても意固地な人だねえ。
いや、素で尊敬しますよ。
でもそこまで頑張るなら「俺基準」と山本氏の記述を混合させる
ような曖昧さは避けて欲しかったねえ。
それと氏の著作をもっと読んでいるのかと思ってたよ。
氏は別の著作でも映画は滅びたを言っているんでね。
どうもあなた夏彦翁の読者に向いてないようだね。
映画館はどんどんつぶれています。かつての寄席のように。
映画人口は減るばかりで大映も日活も倒産しました。
(略)…これが日本映画の終りで…(略)
邦画が復活しないだろうという言に該当するとしたらこの部分かな
まあ、映画の質も観客の入りもかつての昭和三十年代のころの映画全盛期のようになることは決してないだろうがね
>>164 > 句読点をつけるかつけないか、どっちかにしておくれ
どっちかにしておくれといわれても、句点は最初からつけていない
読点は気分次第
> 「俺基準」と山本氏の記述を混合させるような曖昧さは避けて欲しかったねえ。
山本も映画が滅んだという根拠のひとつを「誰でも楽しめる、または鑑賞にたえる映画は昭和三十五年まで。以後ない。」としている
俺は昭和35年の頃なんぞは知らないが、今の映画がどれもつまらなそうでカネを払って観る気がしないという点では同じだ
後でテレビなどで一年前二年前に公開された映画を観ることがあるが、やはりつまらない
あくまで回復ってぐらいで、
復活っていうのはなぁ…。
>>166 最近の邦画はおしゃれでスマートなのが多いですね。話し方も普通の生活のものと変らないような気がします。
昔の邦画はNHKBS2などで放映されるものは、言葉遣いがいいですね。
ちょっと質問。
島村洋子は夏彦の息子と付き合っているらしいが、
何でまた夏彦息子は金持ちなの?
室内の遺産じゃないかな?
普通の本屋になかったりすることが多い雑誌であまり売れてないんだろうと思ったりするけど
町の図書館にも昔置いてあったしインテリア関係とかの人も
結構定期購読していただろうから意外と安定して部数捌けてたんじゃないかな
売れ残りを大量に出すなんてこともそんなになかっただろうしね
171 :
無名草子さん:2008/09/20(土) 15:40:32
落とすには惜しいのでage
山本伊吾は「フォーカス」の編集長だった。
多少の小金ぐらいはあるだろう。
どこか全集を出すところはないのかな。
ベタだが君子多忙が好きだ。山本夏彦の言葉の選び方は良いなあ…
「麻生総理が高級ホテルで連日云々」とかいうマスコミの報道を見ると
山本先生が生きていればな、と思ふ
175 :
無名草子さん:2008/10/27(月) 22:36:34
∩゚∀゚∩age
176 :
無名草子さん:2008/12/02(火) 04:00:13
書店でくだらない本を見かけるたびに
翁の増刷か全集を出すほうが国益にかなうと
いつも想ふ
鉄労いまだ存在せず
私は時々犬になる
ダメ派とマクリ派
七平・夏彦、両山本先生の著作と
清水幾太郎の「わが人生の断片」が
私の昭和史の教科書。
180 :
無名草子さん:2009/02/24(火) 15:49:21
昔の映画は映画だが最近のは多少金をかけたテレビドラマという感じだろう
182 :
無名草子さん:2009/03/14(土) 07:54:33
福田恆存が夏彦翁のコラムを指して、
「気持ちの悪い文章だ」と言っていた。
「虚無の深淵を覗くような気がする」と。
彼は夏彦翁と近い部分も多いんだが、
文明の価値というものを信じていたね。
183 :
無名草子さん:2009/03/28(土) 21:53:46
>>182 福田に言われる筋合いも無い。
>気持ち悪い
これまで日本文学にはまったく関心がなかったが、山本翁の「完本 文語文」を読んで、
中島敦を読んでみた。あまりに面白いのでびっくりした。
ほかの作家の作品も読んでみようと思う。
どたん場でご破産にする
あの夥しい「署名」の行方
投書人口減る
なぜか人(インテリ)は賛辞を惜しむ
友(女)に似たもの
命ながければ恥多し
あとは自分で考えるがいい
ワイロほどいいものはない
女に参政権はいらない
晴れていま私は笑う
「フリーター」といういやな名
わが子より犬猫を愛す
インテリ! この良心のかたまり
人みなケチである
魚食うべしいくらでも
一寸さきはヤミがいい
小説の時代終る
健康な人は本を読まない
当人と他人と
女の裸おまけになる
寄せては返す波の音
新劇大嫌い
福田氏の「私の国語教室」と夏彦翁の「完本 文語文」とを並べると、同じところで感じる
部分があったんだと思う。ただ、それをどう表現するかの違いがあっただけで。
>>186 何かの著書を福田氏に褒めてもらって、留守ならいいけどと思いつつ
恐る恐るお礼に伺ったらあいにく在宅で、歓待されて面目をほどこした、
とか書いてたっけな。何に書いてあったかさっぱり思い出せないが。
189 :
無名草子さん:2009/06/20(土) 18:00:51
「恋に似たもの」
素晴しいタイトル!
良くも悪くも信者発生装置だよなあ、この人
山本信者や文体模倣者は例外なく駄目と思って間違いない
191 :
無名草子さん:2009/07/07(火) 18:41:11
? 一々そんな線引きをしてしまう
>>190さんタイプの駄目駄目の件
正にダメの人
192 :
無名草子さん:2009/07/14(火) 05:09:12
【復刻版】夏彦・七平の十八番づくし
〜 懐かし・可笑し、毒舌対談 〜
産経新聞出版
1,500円
193 :
無名草子さん:2009/07/16(木) 18:29:36
194 :
無名草子さん:2009/07/16(木) 21:30:20
山本夏彦さんってゲイだったんじゃないかなぁって思ってるんだけど、どう思う?
195 :
無名草子さん:2009/07/17(金) 18:23:14
「影法師」のラブレター読まれました?
ゲイでは無いと思いますが・・・
寧ろ女体への執着が強い方だったのでは?
196 :
無名草子さん:2009/07/17(金) 18:49:03
まだ読んでないです。読んでみます。
197 :
無名草子さん:2009/07/31(金) 20:29:58
日経の夕刊で佐野元春が紹介してるのを読んで、妙に興味を持って
古本屋廻ってこの人の本買った。
198 :
無名草子さん:2009/08/03(月) 09:40:16
金貸しの遺産。働かなくてもよい人たちなんでしょ。
『世間知らずの高枕』や『愚図の大いそがし』収載のコラムで触れられている
「貧乏人ごっこ」という漫画、いくら検索しても出てこないんですけど、これは通称ですかね?
もしそうだとしたら本当のタイトルは何て言うんでしょうか?
平成3年初頭のコラムに書かれてたので、その頃やってた漫画だと思うんですけど
ご存じの方がいたらお教えください
200 :
199:2009/08/26(水) 02:09:18
また色々とググったりして、「これかな?」と思う漫画がありました
玖保キリコという人の『シニカル・ヒステリー・アワー』なる少女漫画で、
この中の登場人物が貧乏ごっこだか貧乏人ごっこだかやってるそうです
スレ汚し失礼しました
201 :
無名草子さん:2009/08/30(日) 23:47:19
>シニカル・ヒステリー・アワー
これ80年代の漫画じゃなかったかと思う
202 :
無名草子さん:2009/09/03(木) 04:17:24
増刷∩゚∀゚∩
俺の好きな文章は
世の中には捕まえる人と捕まえられる人がいて私は後者だから警官を嫌う
とかいうのと
女が警官になると正義の権化になる。権化になって何が悪いのかというが、悪いのである。
とかいうのかな。
204 :
無名草子さん:2009/09/22(火) 13:23:25
増刷∩゚∀゚∩
この人、今なら夫婦別姓についてどう言っただろう?
「核家族で家族はとうに滅びているからこれ以上どうにもならない」というだろうか
「だめなものはダメなのである」というだろうか
206 :
無名草子さん:2009/10/12(月) 19:55:55
あげ
207 :
無名草子さん:2009/11/13(金) 17:02:33
笑わぬでもなし
タンマの人
誰か戦前を知らないか
私が信用できるかできないかは最も私が知る。私は私を信じない。
古人は言論を売らなかった。今人は売る。
???諸子百家は就職のために言論売ってたんじゃないの???
大衆に迎合する(猫なで声)ってことかね。
「社会の木鐸」なんて僭越の極みだわ。
何かの本に、少しだけだが、インターネットに触れていたのが印象に残ったな。
ワープロはタイプライターみたいなものだが、
パソコンによるインターネットは人間の根底を変えると。
死にかけの爺さんがこんな事言うなんてと、正直驚いた。
死にかけはちょっと言葉が良くなかった。
反省。
死にかけというかもう死んでるけどな
だって渡仏体験で食ってきたのに行かないで済んでしまっては
インターネットだいっきらい
おにいさま
この人「諸君!」によく出てきたけど
著作読んでる限りではそこまで保守じゃないような気がするんだがな
保守と言うよりアナクロだわな
商売左翼や進歩的文化人は大嫌いだったけど
わたしが西洋かぶれであることはア・プリオリである。
表むきは迎合に見せて、実は見る人が見れば分るように言いたいことを言うように心がけている。
言論は常に二重であるべきだと思っている。
私が何であるかは、私が何を言わなかったか、によりア・プリオリである。
別に擁護するわけじゃないけど
「賄賂を非難するのは自分がもらえないからである」みたいなのが印象に残ってる
だから、小沢や鳩山のニュースはどうでもいいというか、しょうもないと感じてしまう
ニヒリストでも現状維持が好きなら守旧派の一味。
「横浜事件」裁判結果について山本夏彦はなんとコメントしただろう。
分ろうとしないなら言ったところで分らないだろうか。
書いてるから「知らない」と言ったら
「知らない」ではなくて「知らぬ顔」だろうな
読者百人、といっても、名無しさんだったらひっくるめて一人でしかない。
どうしてそんなに抵抗するの
229 :
無名草子さん:2010/02/19(金) 05:34:29
新刊∩゚∀゚∩
若いうちにこんなの読んでたら人間社会で生きていけなくなるぞ
231 :
無名草子さん:2010/08/23(月) 23:45:58
∩゚∀゚∩
厭世主義になるだけだろ