遅レスだけど小池真理子の文章は、時々神がかっていると思う。
どーしようもない駄文も多いから、叩かれるのはよくわかるけどw
シンプル、かつ、ユーモアあふれる読みやすい文章と言えば、やっぱり漱石だな。
向田邦子、川上弘美もすごいと思う。情緒とおかしみのバランスがいい。
独特の描写で、読者を引きずり込んでしまう魅力があるのは、
小川洋子、江國香織、村上春樹、太宰治、筒井康隆。
筒井康隆のエログロ描写はマジヤバイ。
個人的には流麗で「芸」のある文章が好きなので、
川端康成、森茉莉なんかが好み。
いわゆる「悪文」なんだろうけど、中毒性があって危険なのは、
金井美恵子、多和田葉子、笙野頼子。大好きだ。
あまり好きじゃないけど、町田康や川上未映子もこの類なんだろうな。
川上未映子は多和田の大ファンで、処女作を書く前に小説を丸ごと写したと言っていたが、
やはり本家にはまるで叶わないと思う。