ハリー・ポッター ネタバレスレッド〜part32〜

このエントリーをはてなブックマークに追加
773無名草子さん:2005/12/09(金) 17:16:24
そういう紆余曲折が面白いんでしょ。
最初から最後までただの美しい友情じゃ物語にならない。
774無名草子さん:2005/12/09(金) 17:24:32
海外に住んだこともなく、外国人の知り合いもいないやつに限って
すぐに「日本人は」とか「○○人は」って決め付ける傾向があるかもね。
そういう経験した人なら、別に日本人が他の国の人に比べて情が深い
なんて妄想はいだかないと思うけど。
775無名草子さん:2005/12/09(金) 17:29:34
>>772
結末がアレな以上、友情なんかなかったと
決め付けてしまえば簡単だが、
そこは友情は存在したと考えるほうが面白くないか?
776無名草子さん:2005/12/09(金) 17:33:15
>>774
たぶん>>763はそこまで考えて「情を重んじる日本人」と書いたんではないと思うよ…
いや、>>763じゃないからはっきりとは分からないけど。
777無名草子さん:2005/12/09(金) 17:34:15
>>772
正義の味方はあくまでも正しく、悪玉はあくまでも悪く、
友情はけっして裏切られることなく、人々は悩みもねたみもコンプレックスも
持たず・・・・・・・・
君の人生ってきっと単純明快な世界なんだろうね。
アニメで育った人間にはわかりづらいと思うよ、ハリポタは・・・・。

778無名草子さん:2005/12/09(金) 17:38:33
>>777
アニメだってそこまで単純明快なもんばかりじゃないよ。一応。
779無名草子さん:2005/12/09(金) 17:40:51
>>777
まあね、ここで行きかってるいろんな議論を読んでると、その人の年代層とか、
普段読んでる本(または本なんか読まずアニメだけ?)の違いとか、育った環境
の違いとかで意見が分かれてるのかな、と思うときが多い。
特にハリーや若い頃の4人組の真理とか、ダンブルだなぜハリーをダーズリー家に
あずけっぱなし(?)にしたのかとか、ある程度の年齢に達しないと理解できない、
あるいは納得できないのかもしれないな。
英語板の頃もそうだったけど、この手の話題はいつも議論が平行線ループに
なっちゃう傾向があるよね。
780無名草子さん:2005/12/09(金) 17:42:48
>アニメだってそこまで単純明快なもんばかりじゃないよ
そういうアニメだって、ちゃんとした文学書に比べたら単純明快なんだよ。
781無名草子さん:2005/12/09(金) 17:47:46
小説にも映画にもアニメにも単純明快なものもあれば深いものもあるさ。
大きなカテゴリでいちいち比べることはない。
782無名草子さん:2005/12/09(金) 17:48:29
歴史魂の4人組雪合戦の絵、それぞれの性格がよく出てるね。
シリウス&ジェームズ → 積極的に玉投げ。特にシリウスの表情がw
ピーター → こそこそと召使のように雪玉を作る。
ルーピン → 積極的に参加はしてないが、他の仲間を止めようともしてない。
783無名草子さん:2005/12/09(金) 17:52:52
あのシリウスって一応ハンサムのつもりなんだろうか?
784無名草子さん:2005/12/09(金) 17:53:11
というか>>772のレスだけみて
>君の人生ってきっと単純明快な世界なんだろうね。
とまで決め付ける>>777の方がどうかと思う。
785無名草子さん:2005/12/09(金) 17:53:27
>>768
ルーピンは一部オジサンたちにも人気だぞ。
ひっそりと社会の片隅で活きてきた冴えないビンボー男が
突然と若いエリートオンナに言い寄られるなんて、
世界中の中年男に夢と希望を与える存在だぜ。w
786無名草子さん:2005/12/09(金) 17:54:11
>>779
ほぼ同意
787無名草子さん:2005/12/09(金) 18:06:40
数日前発行された英某雑誌に出てたS・フライとJKRインタビュー最新版。
    ↓

SF: Is it really true that you've got it [the end of the story] all planned out?

JKR: Yes, I do know what's going to happen in the end. And occasionally I get cold
shivers when someone guesses at something that's very close, and then I panic
and I think "Oh, is it very obvious?" and then someone says something that's
so off the wall that I think "No, it's clearly not that obvious!"

So much that happens in [book] six relates to what happens in [book] seven.
In six, although there is an ending that could be seen as definitive in one sense,
you very strongly feel the plot is not over this time and it will continue.
It's an odd feeling, for the first time I'm very aware that I'm finishing.

SF: You've not held back from the difficult and the frightening [in your fiction].

JKR: I feel very strongly that there is a move to sanitise literature because we're
trying to protect children not from, necessarily, the grisly facts of life
but from their own imaginations... And the child that has been protected from
Dementors in fiction, I would argue, is much more likely to fall prey to them
later in life in reality.

SF: Do you imagine you'll write for children the next time you write something new?

JKR: Truthfully, I don't know. There is another children's book that's sort of
mouldering in a cupboard that I quite like which is for slightly younger children
I would say. But there are other things I'd like to write, too. But I think
I'll need to find a good pseudonym and do it all secretly because I'm very
frightened of the unbearable hype that would attend a post-Harry Potter book.
I'm not sure I look forward to that at all.
788無名草子さん:2005/12/09(金) 18:10:01
>>779
同じ本でも人によって読み取り方はそれぞれってコトだな。
ところで、ここのスレ住人的には「若い頃の4人組の真理」は
どこらへんに結論がついてるんだ?
ピーターの裏切りやシリウスがルーピンを疑った理由の
おおまかな憶測ってのは出てるのか?

>>785
そのうえ彼女は姿かたちも自在に変えられるときた。
ロリだって熟女だってお望みのままだ。
うまいことやったな、ルーピンw
789無名草子さん:2005/12/09(金) 18:19:03
>>787の追伸

ちなみに上にコピーしたやつは明日(10日)、イギリスのBBC Radioで
やるインタビューからの抜粋らしいので、フライとローリングのナマ声で
インタビュー全部を聞きたい人は、

英国時間10日(土)朝9時〜9時半
     再放送は 24日(土)午後5時〜5時半
イギリス在住の人は BBC Radio4 
イギリス外の人、またはネットだったら http://www.bbc.co.uk/radio4/index.shtml?logo
で聞けるよ。
ちなみに、オンエア逃しちゃったら、上のURLのページ右側にある「Listen Again」で
あとで聞くことも可能。

フライとのインタビューは過去にも何度かあったけど、頭脳明晰フライは
なかなか鋭い質問するし、ユーモアたっぷりなのでかなり面白いよ。


790無名草子さん:2005/12/09(金) 18:20:43
>そのうえ彼女は姿かたちも自在に変えられるときた
前に、朝起きたら横にスネイプとか老婆に姿をかえたトンクスが
寝てたらイヤだな、って意見もあったが・・・・・w
791無名草子さん:2005/12/09(金) 18:28:53
>>788
今まででスレ住人的な結論なんか出てないよ。
諸説ありすぎて結論を出すのは到底無理。
個人的に、シリウスがルーピンを疑った理由は、

・ジェームズ、リリーに非常に近い人間が裏切っている
・1年以上もスパイし続ける度胸と実力がある

上の点から考えて自然に騎士団の中の一部に候補は限られてくる、
それで、下の点も考慮した消去法じゃないかと思うんだが。
ダンブルドアはシリウスを疑ってたわけだが、
シリウスは自分が裏切り者じゃないことは知ってたわけだし。
シリウスはルーピンが狼人間であること、
ダンブルドアはシリウスがブラック家の人間であること、を動機として考えていたんじゃ
ないかな。
792763:2005/12/09(金) 18:30:13
>>769 >>774
誤解を生む表現ですまん。
俺の書いた「情を重んじる」とはやさしいという意味ではなく
出来事に感情的な裏づけをもとめようとしがちだったり、
何も言わなくても細かい心遣いを期待したりしがちという程度の意味。

個人的な経験からも今でも日本人には論理的に話をするより
「かわいそうだから」とか情に訴えたほうが話をきいてもらいやすいと思う。
でもだから日本人が人にやさしいかというとそれはもちろんまた別の話だ。

子供に対しても欧米では添い寝はしない、親と生活のリズムを分けるなど
独立性を伸ばすしつけをするだろう。
イギリスのホテルで夫婦客が小さい子供を部屋に置いたままレストランでふたりで
食事してるのを見たときはちょっとカルチャーショックを受けた。
つい「子供がかわいそうでは」と間違った同情をしてしまったのだ。
日本では母子一体なんていわれるくらい幼児期はわりと親子がべったりしがちだよね。

そういう意味で自分も含め日本の読者のほうがハリーの孤独な生い立ち、
ダンブルの細やかな心遣いのなさにショックを受けやすいのかもと思って書いたわけ。

個人的には自分英国かぶれなんで、柄にもなく個人主義ぶったり
日本的人間関係にはつい批判的になりがちでいつも反省している。
793無名草子さん:2005/12/09(金) 18:36:31
>>792
登場人物たちがかなり厳しい状況にぶちあたったりすることに対しては
まさに>>787のインタビューでS.Fryが回転に質問してるよ。
ご参考まで・・・・・。

ちなみに、
>イギリスのホテルで夫婦客が小さい子供を部屋に置いたままレストランでふたりで
 食事してるのを見たときはちょっとカルチャーショックを受けた。
こういうホテルでは両親が食事をしているときにホテル側が子守を手配してくれたり、
部屋の物音(含・子供の声)が聞こえる片道トランシーバー(向こうにはこっちの
音は聞こえない)みたいなのを貸してくれる。
小さな子供だけを部屋に放置することは決してしない。(そんなことしたら罰せられる)
むしろ日本みたいに母親が小さな子供だけで留守番させて近所に買い物に行っちゃうなんて
のは、イギリス人からしたら信じられないこと。
794無名草子さん:2005/12/09(金) 18:41:30
>ダンブルの細やかな心遣いがない
そうかな?
心遣いがないんじゃなくって、いつかハリーはヴォルと対決しなくてはならない、
なんてタイヘンな運命がまちかまえてるのを知ってたダンブルドアとしては、
今はつらいかもしれないけど、そういう状況でしぶとく育ったほうが将来的に
ハリーの為になる、という判断だったんじゃないかな?
心遣いがないんじゃなくって、ダンブルにしても「心を鬼にして」ってことだと思うが。
795無名草子さん:2005/12/09(金) 18:42:49
歴史魂のシリウス、ドラキュラみたいな顔だとオモタw
796無名草子さん:2005/12/09(金) 18:43:15
>>788
>同じ本でも人によって読み取り方はそれぞれってコトだな。

禿同。よく言われる「行間を読む」はその人の経験、知識、人生観の
深浅によって読みが変わって来ると思うよ。その上、駄訳本、特に映画
しか知らない椰子だと作者の意図が余計分かりずらくなるだろうな。

>>787
ありがd。スティーブン・フライって結構好きだな。コメディーもいいけど
オスカー・ワイルドも良かった。
797無名草子さん:2005/12/09(金) 18:47:24
>>791
それに、そうやって身近な人たちもつい疑いの目で見てしまうぐらい
みんながビクビク神経質になってた時代だったってこともあるよね。
とにかく大変な時代だったんだから、平和な時代のアタマで考えないほうがいいね。
798無名草子さん:2005/12/09(金) 18:52:09
>>796
フライは最近何冊も本を出してるが、それもなかなか良いぞ。お勧め。

>>797
そうなんだよね。ここでの議論を見てると、時々そういうことを
忘れてるんじゃないか、って思えるときがある。
今時の日本の平和ボケしたような価値観で判断しないほうがヨイ。w
799無名草子さん:2005/12/09(金) 18:58:01
>>793
片道トランシーバーみたいのがあって
異常があったらホテルの人がすぐ知らせてくれるのは知ってる。
あと子供を家において出るときはベビーシッターくらい頼むよね。
親と子の生活分割が文化としてあるからこそ、欧米はその辺はちゃんとしてるよね。
800無名草子さん:2005/12/09(金) 19:08:44
>>799
それを犬馬の養いというわけだが。
801無名草子さん:2005/12/09(金) 19:12:13
>>787
dクス

回転さんが別のペンネームで書いた話がまたバカ売れしたらすごいね。
802無名草子さん:2005/12/09(金) 19:14:25
>>788
おお、なるほど。詳しい解説ありがとう。

>諸説ありすぎて結論を出すのは到底無理。

確かにそのとおりだ。
なのにウザがらずに答えてくれるとはヤサシイなおまいさん。
きっとおまいさんにはクリスマスにモリーから手編みのセーターが届くだろう。

しかしダンブルドアも開心術か真実薬を使うなりして
最悪な事態になるのを引き止めることはできなかったものか。
疑われたままになるくらいなら、シリウスもリーマスも
自ら喜んで真実薬を飲んだだろうに。
803無名草子さん:2005/12/09(金) 19:15:07

いまだに精神的鎖国状態のアフォがいるんだね>>800
804無名草子さん:2005/12/09(金) 19:17:46
>>802
真実薬よりペンシーブのほうが良くない?
Morfinはそれで無実を証明されたんだし。
805無名草子さん:2005/12/09(金) 19:18:38
>>803
とは?
806無名草子さん:2005/12/09(金) 19:40:04
フライ氏も読みながら回転女史の描写は容赦ないなと思ってたんだろうな。
807無名草子さん:2005/12/09(金) 19:55:43
>駄訳本、特に映画
 しか知らない椰子だと作者の意図が余計分かりずらくなるだろうな
もし自分が和訳本と映画だけしか知らなかったら、ハリポタ・ファンには
絶対になっていなかった気がする・・・・・この年で。orz
808無名草子さん:2005/12/09(金) 20:00:27
>>806
へんに真綿で包んだようなところがないからこそ人気がある、って面もあるけどね。
809無名草子さん:2005/12/09(金) 20:05:25
>>789
おっ、地元のホットな情報トンクス!
一度で聞き取れるかどうか自信ないから、録音して何度も聞きなおすことにしよう。
810無名草子さん:2005/12/09(金) 20:06:18
駄訳本よりゃ映画のがましかもと思っていたら
字幕が我輩、おれ様になったらしいと聞いて欝。
811無名草子さん:2005/12/09(金) 20:18:26
恥ずかしい奴らだな
812無名草子さん:2005/12/09(金) 20:18:36
>字幕が我輩、おれ様になったらしいと聞いて欝
え、マジ?
駄訳に頼らずハリポタが読めて本当によかった、と思う今日この頃だなw
813無名草子さん:2005/12/09(金) 20:21:56
>>811
自分をおれ様、我輩と呼ぶ登場人物がか?
それともそんな訳をそのまま使っちゃう日本の映画配給会社がか?
814無名草子さん:2005/12/09(金) 20:23:22
>>810
そこまでやるんなら、ぜひルシウス・マルフォイを「まろ」にしていただきたい!
815無名草子さん:2005/12/09(金) 20:35:27
おれとしては、ダンブルの「わし」でもう違和感だったな
816無名草子さん:2005/12/09(金) 21:28:38
>>810
字幕の「おれ様」笑ってしまい、妙に楽しく映画後半観ちゃいました。
話は聞いていたけど翻訳読んでなかったから免疫が無くて笑いのツボに嵌ったよ。
笑うシーンじゃ絶対ないんだろうけど...
817無名草子さん:2005/12/09(金) 21:47:43
>>816
ハリポタがコメディーと知る今日この頃。
818無名草子さん:2005/12/09(金) 21:55:12
どっちかと言えばコメディーじゃん。
819無名草子さん:2005/12/09(金) 22:03:05
松岡訳はまちがいなくコメディーだが・・・(以下r
820無名草子さん:2005/12/09(金) 22:11:30
>>816
たくましいな。
でも翻訳読んでたら俺様復活シーンでさらに笑えるかも。
そのシーンで本に載ってた「トム・リドルの墓」って縦書きしてある
和風のお墓のしょぼーいイラストを思い出さずにいられないからな。
821無名草子さん:2005/12/09(金) 22:34:48
翻訳だけ読んでる人と、原語版だけ読んでる人じゃあ
頭の中のイメージがかなり違うんだろうな。
822無名草子さん
>>818
生後一年の時に目の前で両親を殺害され、その後、11年間親戚の家で
虐げられながら育てられ、突然と自分が魔法使いだと知らされて
何も知らない魔法の世界にはいったと思った途端、毎年毎年、命の
危険にさらされて、ようやく心から頼れる名付け親と出会えたと
思ったら、そいつも目の前で殺され、ついでに魔法界の人たちが
心から恐れている極悪魔法使いと自分がひとりで対決しなくてはならないと
教えられ・・・・・・・・・なんて話をコメディーと言えるキミがすごい