1 :
無名草子さん:
2 :
無名草子さん:2005/09/25(日) 23:55:11
二げと
3 :
無名草子さん:2005/09/26(月) 00:04:05
3のサは殺伐の3
書評ではないが、読売で面白い記事発見。
新潮ノンフィクション賞の選考で、5人の委員中3人が佐藤優『国家の罠』を大絶賛
したのだが、ある一人の委員(記事を素直に読めば、どう考えても桜井よしこと思われる)が
強硬に反対、異例の0点をつけて受賞を逃したという記事。
ttp://www.yomiuri.co.jp/book/news/20050922bk09.htm 櫻井よしこ氏は、選評で「日露関係の基本から現状まで、肝心の
事実関係をとりまちがえてきたのは何故か」と疑問を呈し、バッサリ切っている。
とのことだが、具体的にどう間違っているのかは何も指摘しておらず、
他の委員は困惑していたという。
漏れの中では『国家の罠」は今年上半期のベスト。書評も好意的なものばかりだったので、
どこが間違っているといえるのかは気になるところ。
6 :
無名草子さん:2005/09/26(月) 01:42:21
「国家の罠」面白そうと思ったまま
結局読んでねーや。宗男と仲良しの人だよね?
てか宗男が官僚として働いてた佐藤をスカウトしたんじゃなかったか。
曽野綾子とかだったら絶賛したりして。
佐藤氏に全面的に共感することはできないのだが、とにかく面白かった。
書評そのものを掲載して保身んだけどね。
11 :
無名草子さん:2005/09/27(火) 11:26:46
毎日は過去の書評も残すようにしろ
13 :
無名草子さん:2005/09/29(木) 02:22:50
朝日が書評だけ更新。コラムはいつ更新するんだろ。
ttp://book.asahi.com/review/ >阿片王―満州の夜と霧 [著]佐野眞一 [評者]松原隆一郎
>
> 「高度成長がなぜ可能だったか」と問い、その答えを「満州」に求めるという
>本書のスタンスは鋭い。東京で行き詰まった戦前の都市計画を、あたう限り
>理想に近づけたのが首都「新京」(現・長春)だったし、「山を削り海を埋める」
>神戸市の都市経営は、市長が旧満州での体験を反復したものだ。
>ところが佐野氏はむしろ戦時上海の暗部に注目し、「日中戦は20世紀の阿片
>(アヘン)戦争だった」というテーゼを、日中両国にまたがる阿片の一大シンジケートを
>差配した「阿片王」里見甫(はじめ)を通して論証しようと試みるのである
ttp://book.asahi.com/review/TKY200509270285.html まあ、佐野眞一は何かを論証するようなタイプじゃないから、
面白いエピソードを大量に拾ってきて一冊の本に仕上げているんだろうと思うけど、
読みたい気にさせる書評だな。ブックオフでみつけたら買おうっと。
各紙の書評委員を誰かまとめてくれると有難いなー
青木昌彦(米スタンフォード大学名誉教授=比較制度分析・経済学)
池上冬樹(文芸評論家=ミステリー)
角田光代(作家)
加藤千洋(本社編集委員=報道ステーション)
柄谷行人(批評家=左翼のカリスマ)
苅谷剛彦(東京大学教授=教育社会学)
小池昌代(詩人)
佐柄木俊郎(ジャーナリスト=朝日新聞前論説主幹)
最相葉月(ノンフィクションライター)
酒井啓子(イラク近現代政治)
陣内秀信(建築史・法政大教授)
高橋源一郎(作家・評論家)
巽孝之(アメリカ文学・慶応大教授)
中条省平(学習院大学教授=フランス文学)
天外伺朗(電波作家、本名・土井利忠=ソニー上席常務)
中西寛(京都大学教授=国際政治学)
野口武彦(文芸評論家)
野村進(ジャーナリスト・拓殖大学教授=国際開発学?)
松原隆一郎(東京大学教授=社会経済学=経済学崩れ)
宮崎哲弥(評論家=政治思想・辻説法・知ったかぶり経済論)
鷲田清一(大阪大学教授=哲学)
渡辺政隆(サイエンスライター・文科省科学技術政策研究所上席研究官)
米原 万里(作家・元ロシア語通訳)
川村 二郎(文芸評論家)
神崎 繁(首都大学東京教授=哲学)
中野不二男(ノンフィクション作家)
渡部 潤一(国立天文台助教授)
戸部 良一(防衛大学校教授)
新谷 尚紀(国立歴史民俗博物館教授=民俗学)
深町眞理子(翻訳家)
池内 恵(日文研助教授=アラブ現代社会・政治)
吉田 直哉(演出家、文筆家)
逢坂 剛(作家)
櫻井 孝頴(第一生命相談役)
清家 篤(慶応義塾大学教授=労働経済学)
三浦 篤(東京大学助教授=西洋近代美術)
竹内 洋(関西大学教授=教育社会学)
野崎 歓(東京大学助教授=フランス文学)
その他、読売の編集委員・論説委員が執筆
毎日
山内昌之(イスラーム史)
海部宣男(国立天文台長)
中村桂子 (生命学)
三浦雅士(バレエ・文芸評論家)
川本三郎(映画・文芸評論家)
沼野充義(ポストモダン文学)
中村達也(経済学)
伊東光晴(ケインズ経済学)
五百旗頭真(国際政治・日本外交)
大岡玲(作家)
御厨貴(日本政治・近代史)
富山太佳夫(文学)
鹿島茂(フランス文学・エッセイスト)
小島ゆかり(歌人)
丸谷才一(作家・文壇ゴロ・老害)
山崎正和(評論家・劇作家)
渡辺保(歌舞伎評論家)
森谷正規(技術論)
若島正(文学・チェス・将棋)
養老孟司(解剖学・評論家)
18 :
産経:2005/09/29(木) 18:19:10
工藤美代子(ノンフィクション作家=つくる会理事)
三辺律子(翻訳家)
木下直之(東京大学教授=博物館学・日本美術史)
潮匡人(評論家・軍事ジャーナリスト)
光森優子(フリー編集者)
松永美穂(ドイツ文学者)
かねこたかし(児童文芸作家)
中丸美繪(ノンフィクション作家)
豊崎由美(書評家)
藤田宜永(作家)
他、産経新聞の書評委員やゲストなど。
>>18 ×産経新聞の書評委員やゲストなど
↓
○産経新聞の論説委員やゲスト・出版社社員など
正直言って、産経は過去ログが少なすぎてよくわかりません。
産経しょぼいね。
小泉今日子(女優)がたまに書いてるのは
どの新聞だっけ?正直イラネ。
21 :
無名草子さん:2005/10/02(日) 12:35:11
日曜age
読売の書評欄はネットだと細分化されすぎてて少し読みにくいと思う。
ここ2−3週間くらい朝日の書評で扱ってる本つまらん。
個人的な好みだけど。
池内恵っていう人はイスラム(チェチェン)の残虐性に力点を置いていたな
25 :
無名草子さん:2005/10/12(水) 19:15:51
つまらん
26 :
無名草子さん:2005/10/12(水) 19:39:56
>>15-18 読売しか読んでないんだけど
朝日と毎日のメンバー面白いなぁ
宮崎はウザい。宗教関係の時だけ饒舌、他の場合はおそらく目次しか読んでないレベルのスノッブ。
苅谷さんの書評は興味深い本が多いと思う。
根井氏とか佐々木毅氏とかの書評が読んでみたいなあ。朝日に期待。
29 :
無名草子さん:2005/10/16(日) 06:22:46
みやざきはずせば?
宮崎← もう長いから、次の交代で外れるのでは?
でもそうなると、宗教ネタは天外伺朗だけになってしまう…。
それこそ天外伺朗なんてなぜ起用してるんだ?
宮崎のほうがよっぽどマシ。
32 :
無名草子さん:2005/10/16(日) 15:24:54
宮崎かわいそうじゃん
本も書けず、出しても売れず
「書評」(笑)が最後の砦なんだからさ
書評にかこつけて、当てこすりしかできないんだし
33 :
無名草子さん:2005/10/16(日) 16:32:09
毎日新聞がいちばん書評スペース大きいからいいね。
34 :
無名草子さん:2005/10/18(火) 03:46:04
書評される本ってどうやって決まるの?
書評委員がその時々に自分の読んでる気に行った本を新聞に載せてるのかな
35 :
無名草子さん:2005/10/18(火) 13:06:49
>>31 その正体が、ソニーでAIBOを作ったえらーいひとだから、でしょうな。
>>34 新聞社が何冊か用意してその中から選ぶんじゃなかったっけ?
37 :
無名草子さん:2005/10/18(火) 18:12:06
>>34 >書評される本ってどうやって決まるの?
朝日新聞の元・書評委員によると、こんな感じらしい。
(以下は、
ttp://cruel.org/asahireview/ より)
実際にどう進むかというと、隔週で委員が集まって、編集部の人たちが選んだその期間のめぼしい本の一覧を渡されるので、
その中で自分の読んでみたい(そして書評してみたい)本を、丸〜三重丸をつけて選ぶのだ。もし自分として推薦しておきたい
本があれば、事前に言っておけばそれが含まれることになる。で、バッティングしたら、丸の多い方が優先、丸の水準が同じな
ら、出席している人が優先、それでも決着しなければ、まあ大人ですから適当に譲り合ってきまる。おもしろいことに、取り合
うより譲り合うようが圧倒的に多いんだよね。みんな「ちょっと興味あるな」というくらいで丸をつけるから、他人を蹴倒して
までそれを読みたい例は必ずしも多くないようで。で、みなさんその本を持ってかえってガシガシ読むわけです。そして気が向
けば400字か820字で書く。月に一本くらいは最低書け、ということになっている。もし読んでつまらなかったり、あるいは自分
にはきちんと書評ができないということであれば、次回の会議で放出。他に読んでみたい人がいたら、その人に書評権が移る。
書評の対象になるのは、発行から 2ヶ月以内の本。そうでないと店頭から引き上げられてしまって、
地方部での入手が困難になるから、だそうな。だから原理的にいえば、嫌いなやつの本が出ていたら
それを抱え込んでしまえば、いずれ時間切れになってその本は書評されない、ということもできなく
はない(が、それほどみんな暇じゃねーよ)。(追記:さらに、最近抱え込みによる時間切れをなく
すために、二週間で書評するかどうか目鼻をつけろ運動が展開されている。よいことです)あと、書
評委員の著書は、公平さのため書評対象にはならない。委員が一部寄稿している論集やアンソロジー、
訳書は、微妙なところ、とのこと(でも避ける場合が多い。『コモンズ』も対象外)。それと、再刊
ものは原則としてダメ。20 年絶版だった名著が再刊、くらいならオッケーだけれど、2 年前の本が文
庫落ちでは絶対ダメですな。委員会に欠席したら、事前に候補本一覧を送ってくれるので、当日まで
にそれに丸をつけて提出すればいいので、別に出なくてもいい(が、たまには顔を出すように、との
こと)。出席すると、お弁当が出るのと、足代が出るのと、終わったあとに飲み会があるのとがよいこ
と、かな。てな感じ。
40 :
無名草子さん:2005/10/19(水) 14:04:51
>書評委員の著書は、公平さのため書評対象にはならない。
毎日では書評委員同士で褒めあうカルテルが・・・・
産経は他紙に比べて柔らかめの文芸書評が多いけど、なんか方針あるのかね?
>>41 購読者の知的レベルに合わせてるだけだろ。
ま、他紙のなんちゃって教養主義の方が高級だ、と言うつもりはないが。
池内(父)は毎日で
池内(子)は読売なのか
44 :
無名草子さん:2005/10/30(日) 23:16:43
あれって親子だったんだ。知らなかった。
今日(昨日?)の産経の朝刊で十代の賞受賞者を擁護してた
46 :
無名草子さん:2005/10/31(月) 16:45:54
委員を務める期間てどれくらいなんでしょうか?
47 :
無名草子さん:2005/10/31(月) 18:31:58
宮崎ははずしてほしい
書評がメインの仕事だから
苦しむさまを見せてほしい
48 :
無名草子さん:2005/11/06(日) 13:08:28
日曜age
斉藤貴男クソワロスwwwwww
日本が封建主義に戻る?
近代ナショナリズムも資本主義も封建主義も
悪しき権力者が弱き民衆を抑圧搾取するという図式で一緒くた。
このシンプルな世界観に心が洗われますw
斉藤貴男とか心のキレイな人なんでしょうね☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
斉藤はヒョーロンカじゃなくてジャーナリストなんだから、
書評コラムなんて書いてないで取材しろよ。
その偏った視点で権力をしつこくチェックするのがお前の仕事。
まぁ過去に見られた支配の形態の変化形になるだろうから(同じパターンを踏襲したら気づかれる可能性高いし)
そんな見方では足りんわな
どう見たらいいのかまでは正直分からんが
てゆうか日本て今でも封建主義でしょ。
斉藤貴男が想定しているのは、
国民への縛りが戦前に回帰したかのようにきつくなって
経済的にはもっと弱肉強食になるだろうってな感じだろう。
54 :
無名草子さん:2005/11/27(日) 22:34:47
( ゚д゚ ) ( ゚д゚ ) ( ゚д゚ ) ( ゚д゚ ) ( ゚д゚ )
しかし帰るべきイエも故郷(コミュニティ)もないじゃんよ
56 :
無名草子さん :2005/12/19(月) 15:42:46
さっき朝日の書評見てたら
全部関西弁だったんだけど何でかな?俺のPCのせい?
柄谷行人の「マルチチュード」の書評の語尾が全部「〜ちうわけや」とかなって面白かった。
57 :
無名草子さん:2006/01/08(日) 21:09:02
今日の朝刊各誌、
今年初めての書評が出揃いましたね。
かぶる本が少ないのは、こっそり
打ち合わせしているからでしょうか?
毎日は過去ログ残してくれるとありがたいんだけどなあ
…「脳内汚染」か。
暗に2chを批判してんのかも。
60 :
無名草子さん:2006/01/20(金) 03:41:03
61 :
無名草子さん:2006/01/22(日) 12:15:30
これに比べると、たびたび萌えを考察した本を書評しては「理屈はわかるが…」と書き、
共感できなくても理解しようとしてる中条省平あたりはいい人なんだなと思っちまうな。
>>27 個人的には毎日のラインナップが好きだが(丸谷と文壇の関係なんか知らん)
朝日もレベルが高いな。
山崎正和は昔は朝日の書評者じゃなかった?
>>60 「子供にネットはいらない」って意見は賛成だよ。
あんなもん子供に与えたら勉強もできなくなる。
さすがにゲームは言い過ぎかもしれんが。
ネットで破滅するガキはリアルでの破滅が早まったにすぎない
それを言い出せば教育なんてものはみんな無意味になってしまう。
67 :
無名草子さん:2006/01/30(月) 07:40:56
曰く「本当に素質のある子供なら低所得層が集まる地域に住んでいても
進学校→一流大学が可能なはずだ」で学区制も残存するし。
まあいい加減スレ違いだが。
68 :
無名草子さん:
週刊誌で女性が書いてて興味深いのが
あるって何かで読んだのだけど、忘れてしまった。
思い当たる人いますか?