1 :
無名草子さん:
2 :
名無し:2005/08/29(月) 20:33:21
⊂⌒〜⊃*。Д。)-з 2ゲットズサー
今日届いて一気に読んだよ。
ネタなんだよなこれ。
でもなんか切ない気持ちになったよ。
別れた彼女を姫と重ねて読んでた
水商売はしてるけどヤクとか全く関係ないけどね。
4 :
1:2005/08/30(火) 11:07:46
漏れも凹んだ。1週間ほど鬱になったよ。
てか、「ネタでした〜アパパパパァ〜(AAry」って言って欲しい。
救われなさ杉
てか、インド追えよ!何オタと飲んでるんだよ!何小説化とかしてんだよ。
小説化してる時点で、諦めてるって事か?
成功=即帰国 失敗=タイーホorアボーン って事っしょ?
刑務所行って片っ端から調べるとか、
死亡者履歴とか調べまくれよ。
それすらも Σ(゚д゚lll)アブナッ !ってことか?
関わる者皆アボーン(´・ェ・`)なのか?
・・・・ネタデアリマスヨウニ(-ι-З)ナームー
米倉けんごに漫画化してほしい
俺ン中では姫様のイメージが完璧にイエローハーツのナオキになってる
・・・まぁ、妄想なんですが
それとは別にどこが衝撃の結末なんだ??
衝撃は衝撃だけど、結果自体は同じじゃん。加筆はあってもその後がねーじゃん。
これって誇大広告だろ
6 :
sat:2005/09/03(土) 16:04:21
やっぱ、これってネタなのかな?
↑でレスしてる人とおんなじで一気に読んだ。
ネタならネタであることを願いたいね。
せつないよ・・・
7 :
無名草子さん:2005/09/05(月) 16:12:25
龍信者の俺としては中身薄すぎ。
普通ならインドに行った後(大きな山?)から本編が始まって、
謎解き→姫救出とならない?
ネタじゃなければ、クマのヒロを預けて行ったんだからきっと帰ってくるんだよな。
で、ひっそりとどこかに報告の書き込みがあったりさ。
>>8 そう願いたいけど、70氏は最後の投稿後まったく出てきてないよな?
普通は後日談とか、書くと思うんだけど。
10 :
無名草子さん:2005/09/06(火) 02:27:50
>2ちゃんには書かれなかった衝撃の結末が今、明らかになる
これ達成されてないしな。続編かwwwwwwwwwwっうぇ
たいした企業様ですね
11 :
畳 ◆2Vu/evdxfM :2005/09/06(火) 13:37:29
>>9 まだ帰ってきてないからかな…
まぁ実話かも分からんが、
市川拓司の「そのときは彼によろしく」
の後半部分を読んだ時みたいな気分になったよ
age
13 :
無名草子さん:2005/09/08(木) 16:00:18
>>10 既に2年前だよね?
観光ビザで行ってると思うから定期的には帰ってきてると思うのだが。
それとも・・・ガクブル?
14 :
畳 ◆2Vu/evdxfM :2005/09/08(木) 20:19:15
>>13 あんまり考えたくないね
無事を祈りましょう
15 :
無名草子さん:2005/09/08(木) 22:47:21
映画化するとしたら…
姫→鈴木えみ
俺→萩原聖人
どうよ?ケツメイシのPVと同じになちまうけど
イメージ的にはぴったりじゃね?
16 :
無名草子さん:2005/09/08(木) 22:54:52
萩原は・・・・イメージ違うなぁ。
暴力事件起こしてからなんかもう、俺の中ではただのバカ
17 :
無名草子さん:2005/09/08(木) 23:00:19
ブイ6のイノッチは?
18 :
無名草子さん:2005/09/09(金) 11:43:58
19 :
無名草子さん:2005/09/09(金) 21:29:43
あのさ〜やっぱ主人公は普通の人っぽいけど人々を
惹きつける何かを持ってた方がいいと思うんよ。
てことで普通オーラも出せるツマブキ君てのもいいと思う。
もう映画のはなしかよ
もう世間に2ch広めんなよ…
21 :
無名草子さん:2005/09/09(金) 22:21:41
まあまあ
じゃあ次だ。
父と母
父→森本レオ
母→もたいまさこ
これは問題あるまい。
問題はヲタだ。。。
誰かな?あんましオタオタしてない感じだよな。
未完は完成である
23 :
無名草子さん:2005/09/10(土) 13:19:44
ヒロ→キムタク
オタ→ユースケ
姫→ミポリン
でドラマ化してほしかった。
24 :
無名草子さん:2005/09/10(土) 14:29:23
彼女と過ごした日々は幻だったのだろうか・・・
そう思える程、あの出来事から遠ざかってしまった。
お姫様がいないことが当たり前になった頃、一通のメールが入った。
>クマ返せ〜
心臓がドキンと音を立てたようだった。いや、実際に鼓動が速くなっている・・・
続けてもう一通。
>ただいまデート美少女無料キャンペーン中!
>1分以内にレスくれたヒロくんには、美少女添い寝の特典付き!
>会いたいよ〜。ヒロぉ
いつか彼女と交わしたメール。
30秒ジャストでレスした。
会いたいとだけレスしてから、場所を追伸した。
美少女って微妙な表記には触れなかった。
そして僕はクマを握り締め走り出した
25 :
畳 ◆2Vu/evdxfM :2005/09/10(土) 14:55:54
これが実話なんだとしたらあんまり映画化はしてほしくないな・・・
世間に2chを広めるなってのもあるし、個人的に思うのは、
映画化されたら70氏はどう思うのかなってとこ。
27 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 17:25:42
確かにそれはいえてる。。
ここは自粛して自分の妄想の世界で楽しむに留めておくか…
しかし映像化されたこのストーリーを見てみたいという欲求は
確かにあるよね。映画化すればたくさんの人に影響を与えるだろうから
それによって姫が見つけられる可能性だって捨てきれないし…
まあ自分の願望を正当化してるに過ぎないか。。。
28 :
畳 ◆2Vu/evdxfM :2005/09/10(土) 19:06:30
29 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 19:24:24
これをノンフィクションと受け取るひとって・・・
>オタは一銭にもならない個人的なハッキングやクラッキングには興味がない。
>オタは情報の流れの中に眠る砂金を拾う。
>つまり、ヒキのくせにぼくよりはリッチだってこと。
>やつが見守るデータはかなり信頼できるってことだ
PC詳しくないひとのイメージするベタなハッカー像
現実にこんなん存在するわけないじゃん
>たぶんどこかにスタンドアロンで稼動してるPCがあって
>人が手でデータを運んでるわけだろ。嬢様がさ。秘密は守られてるだろうに。
>とはいえ、こうやっておれ達が覗き見してるわけなんだけどさ。
今時フロッピィで情報をやりとりする理由は?
なんのためのネット?
しかも途中に複数の運び屋が介在するし(それだけ危険度は高くなる)・・
>その免許証は偽モノ。つまり偽造。
>嬢様は免許取得後1年以内に免停を喰らってる。
>その後再発行された形跡はない。理由はわからない。
> 19歳ってのも嘘。名前以外の情報はその後誰かが更新してるらしい。
あのな〜 頭クラクラしてきた
偽造王一宮章一(元曙の付き人、偽造免許で書類送検されたプロレスラー)か?オマエは!
偽造免許を使うメリットは?むしろリスクの方が大きい(照会されれば一発で判る)
>嬢様は偽造旅券を使ってる。
> 4年前に日本政府から発行された。ように見えるけど、実は1月前に新宿で偽造された。
>あるいは新宿で誰かに手渡された。
もういいです
ネタだと思うならネタ
リアルだと思うならリアル
31 :
24:2005/09/10(土) 21:35:14
「ヒロ……」
彼女は僕の姿を認めると走って僕にしがみついてきた。僕も彼女を抱きしめる。彼女は泣きじゃくっていた。僕も泣いてしまった。嬉しすぎると泣けてくる。お姫様は帰ってきた。それだけで僕は満足だった。
2人してひとしきり泣いた後、互いの顔を見つめる。
「ただいま」
僕はクマを持ち上げ彼女にキスをさせる。
「おかえりなさい」
彼女はにっこり微笑みクマを抱きしめた。
「ただいま」
今度はクマにご挨拶。クマも姫様に会いたかったみたいだ。僕にはそう思えた。人形にも顔があるというのは本当かもしれない。
「ありがとうヒロ…もうどこにもいかないから」
僕は「うん」とだけ返事した。もう言葉なんて意味を持たないのだ。目をつむり、お姫様にキスをした。僕の体いっぱいにあの甘ったるい匂いが広がっていった。
>>29 ネタならネタで俺はありがたい。この物語はちょっと寂しすぎるから。
ガチならガチでもう70氏にはどうすることもできないんだろうな。
姫様を探しに行くことも助けに行くことも・・・
待つことができる
と言っておこうか。
34 :
sat:2005/09/11(日) 23:05:16
いつの間にかレス増えてますねー。
>32
俺もそう思います。。。ネタであるならネタであって欲しい。
>28
そうですね。一度あって話してみたいです。70氏はコーヒーが似合いそうだww
この本も電車みたいに大ヒットするのかな?
個人的には多くの人に知ってもらいたいけど、安っぽく売ってもらいたくないんですよね。。
あと、聞きたいんですけど、この本って本屋で売ってるんですか?
俺は本屋に置いてなくてネットで買ったんですが(未だに置いてない)他の人はどうですか?
35 :
無名草子さん:2005/09/12(月) 00:40:19
好き嫌い別れそうじゃない?ここでも言われてるけど、最後がな〜…って感じで
本屋の新刊のとこに置いてあったよ
36 :
無名草子さん:2005/09/12(月) 18:24:42
3軒回ってやっと1冊発見して購入。出まわってる数少なそう・・・
実際に起こってから2年くらいたってんでしょ?
マジで好きなら自分が消されることになっても捜しにいくだろ?
39 :
無名草子さん:2005/09/13(火) 21:08:55
金の世界の話なんだから探しに行ってもしょうがないんじゃないかなぁ?自由にするためには金がいるんでしょ?
40 :
sat:2005/09/13(火) 23:32:47
>36
orz・・・
わかっていてもつらい一言・・
>>37 地道に探してみます(・ω・´ )
裏の世界のことは全くわかんないけど、俺は正直探しに行けるかわからんです。
あと、オタのスペック高くないですか?みんなあんなスキル持ってんのかな。
すげーと思った俺はアフォですか・・・
あの表紙のクマって本物なのか?
いつか戻ってくるかもしれないと待ってるうちに、
他の人と結婚したり、一人で思い出を胸に生きてく未来なら、
死んだり殺したりの世界に飛び込む方が良いという俺はアフォか?
何もしないところが唯一ネタと思うところ。よくある小説ネタになってるし。
俺は事実であって欲しいが・・・
42 :
無名草子さん:2005/09/14(水) 11:33:36
43 :
無名草子さん:2005/09/14(水) 11:36:44
>>41 ここで飛び込んで龍のコックサッカーブルースのような展開キボンヌ!
44 :
無名草子さん:2005/09/15(木) 00:35:20
ところで主人公って童貞なの?
>>44 作品中でお姫様とやったみたいに書いてなかったっけ?
この後は、はっきり覚えてないってごまかしてあった気がする。
探しに行って
捕まってた→お金がないから出すこともできない。あったところでどうすることもできない。
お姫様に変な期待をさせるだけで、苦しませるだけ。
幼馴染を無事助けられた→たぶんインドにはもういないだろうし、その幼馴染と
幸せに暮らしてるかもしれない。会うと作者がつらい。
っていう感じかな。彼女が覚悟して決めたことだから探しに行かないのが
一番いいことなのかも・・・
46 :
無名草子さん:2005/09/15(木) 23:20:22
意外と人気ないんだねこの本。
俺はまとめスレ読んだ時から「絶対コレは来る」と思っていたが、
著者の気持ちを考えるとひっそりと盛り上がっている方がいいの
かもな。
形式が違うから比べるべきではないとも思うが、電車男よりは面
白いと思う。
47 :
無名草子さん:2005/09/15(木) 23:35:14
>>45 助けるって大金を手にして賄賂で釈放ってことだろ?
しかも製薬会社の新薬情報を売ってとかだよね。
生きて帰ってきてたら必ず熊を返してもらいにくるって。
弟の唯一の形見だろ?
>>46 電車はドラマのほうが面白いからなw
>46
おそらくまだ一般に広まってないだけかと。
でも、俺もこのままひっそりでいいと思う。
確かに俺も電車よりは面白いと思った。
>47
電車男はドラマひっぱるねww
オリジナルと違うのが結構ふえてきたね。
スレ違いスマソ
49 :
無名草子さん:2005/09/16(金) 01:34:32
ここの住人はまじめな人が多いのかな。
いい雰囲気だ。
このスレが本の人気のなさを証明してるな。
けど、2chシリーズでは一番好きだ
電車や痴漢は読んで終わりだが、これは読み終わった後考えさせられるからな〜
良スレハケーン
俺、三回読み返して三回目ではじめて泣いた。
ネタならネタでよかったと思えるだろうし。最後のクマの希望を祈ることにした。
ただ幸せに成れたなら、かならず報告してほしいな。
祝福したい。
53 :
無名草子さん:2005/09/16(金) 15:49:07
まあ姫が電波で主人公が勝手に釣られた可能性もあるわけだがw
54 :
無名草子さん:2005/09/16(金) 18:15:09
今日、殺人依頼とかの闇サイトの事とかのニュース見た。
そういうの見るとこの話みたいな事もあるんじゃないかと思えてくる…
55 :
無名草子さん:2005/09/16(金) 19:29:52
>>44-45 まとめサイトではやってた記述があった様な・・・。
本になったら削られた?
2回やってなかったかな。
1回目はホテルで欲望を押さえられなくて
2回目は最後に泊まったホテルで
なんにせよ、二人には一緒にならなくても幸せになって欲しいよ
57 :
無名草子さん:2005/09/17(土) 01:10:34
でもやっぱクマは姫様のとこに帰ってほしいなぁ・・・。
いや、もう帰ってることを願うわ・・・。
ほんとに姫様の元に帰っててほしい。
俺も電車や痴漢より面白かった。
電車は暖かい感動で、痴漢は笑えた。
この物語は、全体を通してさびしいふいん気しか残らなかった。
でも、電車や痴漢よりも心を動かされる何かがあった。
作者の文章の書き方のせいかも知れんけど・・・。
58に同意!
電車 主人公のダメさ加減にイライラ
痴漢 予想外の結末にええっ!とびっくり
これ めちゃくちゃ悲しい
最後のほうでふたりで買った新しいクマを持ってインドに行っちゃったんだね
本で初めて読んで昨日から欝だ・・・
>49-51
同意、久々に良スレに出会えた
このまま、またーりと進んでほしい
62 :
無名草子さん:2005/09/17(土) 21:30:19
姫ってさ、渋谷に何しに行ってたんだろうね?
ていうかリアルな話、ご期待に応えて女子高生のカッコしたり、
お嬢様風なカッコしてたってことはそれなりの広さのあるスペースに
それなりの私物があったってことだよね。。。
てことはさ、やっぱり渋谷辺りに姫の部屋があったってことなんじゃないかな?
ていうか会うたんびにキレイになってくる女の子の荷物がロッカーとかに
収まりきるわけないだろ?絶対に姫の部屋はあるんだよ。
なんとなくだけどさ、ルームメイトとかいたんじゃないかな?
もしくはどっかに居候してたとかさ。。
この話読んでてずっと思ってたんだけど、ヒロは“今の姫の生活”には
ぜんぜん触れないよね。まあ話の都合上書けないのかもしれないけどさ、
実は何かもっと手がかりが残されてるような気がした。
>>62 家には帰りたくないって言ってたじゃない。
くまのヒロと寂しく住んでいたのかもしれないし
カナちゃんとかお友達と住んでいたのかもしれないし。
64 :
無名草子さん:2005/09/17(土) 21:53:37
そうそうそうそう!!
そこだよ!なんとなくお友達と暮らしてた気がするんだ。
なんでかってただのカンだけどさ、、、
そこいらから姫の足跡を手繰っていけば姫の所まで
たどり着けるんじゃないかな?
それからなんだっけ…え〜と…ほら姫といったバーのバーテンの名前…
コージだっけ??なんか違うな
あいつは絶対なんか知ってる!!探ってみるベシ☆
神社って横須賀駅のからタクで10分くらいだっけ?
これから行ってみようかな
66 :
無名草子さん:2005/09/17(土) 23:11:27
そのあたり神社いっぱいだぞ
とりあえず目星ついたらおせーて♪
マジであんのかな?神社ってか公園だろ?
公園なのに鳥居とかがある。いや神社なのに少し遊具があるか?
海岸沿いを歩いて帰った、国道沿い?とあるから多少目星つくのでは?
いや一時期あれだけ話題になったのに
その場所について誰も触れなかったってのはおかしくない?
電車の時は集まったろ?
だよね。どこなんだろうね。わりと近い(当方横浜)から、
横横乗らなくても30〜40分で行けちゃうんだよな。
69 :
無名草子さん:2005/09/17(土) 23:49:43
姫とヒロが歩いてた海沿いの駅へと続くまっすぐな道ってのはおそらく
ヴェルニー公園☆夜に歩いた雰囲気から推測するにほぼ間違いなし。。
そんで国道16号の陸橋をくぐったところの
ラーメン屋でラーメンを食べたと。。
この流れでいくと姫の過ごした神社ってのは汐入周辺になると思うんだ。
安浦とかなら京急使うだろうしね。
おいおいこんなとこで、公園ない→ネタだった!なんてわかったらちょと悲しい
偶然そこを通った、地元がそこらへんで知っててネタにした線は消せないが、
とりあえず実在すればそれでオケだ!
10数年前にそこらへんに住んでたと姫様が言ってたから、
場所特定されたら虐待してた奴もわかるかもな
71 :
無名草子さん:2005/09/18(日) 01:51:39
>>62 渋谷あたりのキャバ嬢なんて住所不定みたいなやつ沢山いるよ。
キャバクラの下の階の飲み屋でボーイをしていた先輩がいたんだけど、
女の子が常に2〜3人居候していたよ。
仕事終わって飲みに来るうちに知り合いになって。
しかも年齢偽った16〜17才なんてざらw
彼女でもなくHも無しで・・・荷物置き場兼仮眠所って感じかなw
72 :
無名草子さん:2005/09/18(日) 11:23:14
>>72 オタの推理、姫様の最後のメールがのってるから
>>60が驚きの結末ではないよ
74 :
無名草子さん:2005/09/19(月) 01:00:23
横須賀に諏訪神社というところがあってね。
しかも近くに公園もあるんだよ。
“お!”って感じじゃない??
ただ場所的にはイメージ通りの場所なんだけど
そんなにキレイじゃないにしてもそこまで
ボロくはないんだよね。。。
75 :
無名草子さん:2005/09/19(月) 02:01:24
嘘でも妙にリアリティのある作品だったなあ。
76 :
無名草子さん:2005/09/20(火) 15:35:41
>>75 そうか?
俺はもっとリアリティあるように書いてほしかったんだが。
77 :
無名草子さん:2005/09/20(火) 21:04:25
読んでて、姫に惹かれた時点で
十分にリアリティーがあったんだと思うけど?
この作品はこれでいいんだ。
ネタでも続きを作って下さい…
70さん、続きじゃなくても
ここに登場していろいろ聞かせてください…
80 :
無名草子さん:2005/09/22(木) 11:51:07
70氏はプロの作家じゃない事は確かだろうな〜?
ただし、いまいち平坦というか盛り上げの部分が薄いよね。
物語としてはまだ序曲って感じかな。
あの日、一人で目覚めたあの朝からもうどれくらい経っただろうか…
僕はあの光輝いた日々を取り戻すために彼方インドの地に降り立った。
東京少女
〜僕とオタとお姫様の物語 第二章〜
なんてな
偶然に出会う彼はどんな人だろうか?
真実をしっていたオタ
姫様の魅力をしったオタがインドのアングラ相手に姫様救出!
オタと姫様の恋が始まる
というかオタのところに姫様はいたってのが真実でも面白い
引きこもりのオタとどこで知り合ったのかも書かれてないからな
姫がいなくなったあの朝
僕のたまらない喪失感はよそに現実は無情にも時間を止めることなく、僕を
社会の歯車へと戻していった。姫のいなくなった世界はまるで嘘のように
色彩を失い、歯車として機能する僕の右から左、左から右へと流れていった。
どれくらいの月日が流れただろう…一ヶ月、一年…いや一週間くらいなの
かな…。とにかく姫のいない生活は永遠に続く闇のようだった。僕に残され
たわずかな思考で姫のことを考えた。弟を失い、全てを失った幼き姫もやはり、
今僕の目の前に広がるこの闇に直面したのだろうか…。たった一人、救いの
手も待たずにたった一人で…。
そんなある日、今日の仕事が終ろうとする頃、机の上のケータイがヴゥーヴゥー
と不機嫌な音をたて、オタからのメールをしらせた。
“いよういたいけなセンチメンタル少年。生きとるかね?”
“たまには飯でも食わんか?”
“仕事が終ったら連絡をくれ”
オタはあの日以来、僕のことを気にかけてか頻繁に外の世界に誘ってくれる
ようになった。といってもオタ自身は相変わらずのニートなのだが。
最後のメールを、姫からの最後のメールをすぐに僕に送り返していれば
もしかしたら…そんなことをヤツなりに考えているのかもしれない。
いつもありがとうオタ。感謝してるよ。
でも毎度思うことだが君は何時代の人間だ?センチメンタル少年って…
やめたほうがいいと思うぞ。
86 :
無名草子さん:2005/09/24(土) 09:59:08
>>84 あれ?まとめサイトでは学生時代の同級生って記述なかった?
本はしらん・・・。
>>86
え、そうでしたっけ?すいません、確認不足でした。
まとめサイトも読んだけど忘れてしまった。
何気にこのスレ生きてるね
すごいまたりしてるけど。
8時過ぎくらいだったかな。オタとの待ち合わせの場所に着いたのは。ヤツは
僕を見つけると大きく手を振ってその存在をアピールした。あらためてムサイ
男二人は絵にならないなと感じた瞬間だった。
オタに連れられて入った店は、ちょっとこじゃれた感じの居酒屋だった。
お通しを持ってきた店員にビールといくつかのつまみを注文した。タバコに火
をつけ、一本吸い終わるか終わらないくらいに、冷凍庫から今出しましたと言
わんばかりに冷えた、霜のついたジョッキに注がれたビールが到着した。
なんに乾杯するわけでもなく、ジョッキをお互いにカツンとならし、僕らは喉
に冷えたビールを一気に流し込んだ。食道から胃までを伝う冷たい感覚は、
まるであの夜、姫と歩いた横須賀の帰り道に吸った息のようだった。あの時と
違うのはそこに姫のぬくもりがないってこと。
とりとめのない世間話をし、注文した料理も出揃い、空いたグラスのお代わり
はどうかと訊ねるおせっかいな店員に適当に注文を伝え、慣れた手つきでハン
ディに入力を終えた彼が去っていくのを見送っているとオタが言った。
「しかしお前さんひどい顔だね。」
「いや別に今までだって特別いい男ではなかったが今のお前さんはひどいぞ。」
オタはいちいちトゲのある言葉で優しい言葉をオブラードしてくれる素敵なや
つだ。まあ、もう慣れたからいいけどさ。
「…まだ忘れられないか…。」
グラスを口に運びながらちょっと引き締まった顔でオタが言う。
「もう半年だぞ。」
「一応仕事には行っているようだが、今のお前さんは生気を感じられん。どう
にかなっちまいそうだ。」
確かにこの頃の僕の顔は頬がこけ、頬骨が浮き上がり、伸ばしっ放しの無精
ヒゲがさらにそれを強調させていた。
「…なあオタ、」
重い口を開く僕
「なあ、例えばケータイにメールが着るじゃないか。それは例えば会社の仕事
のメールだったり、君や他の誰かからの優しいメールだったりする。でもさ、
そのメールが受信されるたびに姫様とのメールを一通、また一通と消していく
んだよ。まるで海岸に造った砂山を波がちょっとずつちょっとずつ浸食してい
くようにさ…。このまま全部のメールが消えちまう頃には俺は姫様のことを
キレイさっぱり 忘れちまったりするのかな…。なあ、どうして人間の記憶って
ヤツはパソコンのメモリーみたくうまく消去 できないんだろうな。姫様とのこと
は必要な部分だけをつぎはぎにして、キレイ な想い出として俺の中にそっと
閉まっておければそれでいいのに…。」
しばらくの沈黙
オタは真剣な顔をして黙り込んでいた。そしてようやく決心の表情をし、話し
出した。
「おまえさんの中で、姫様とのことはもうすでに忘れたい項目のリストに入っ
ているのか?過去の出来事として、それこそお前の言うような波に消されてい
く砂山みたいな存在なのか?」
めずらしく感情を表に出すオタに少し飲み込まれた僕。
「…?なにをムキになってるんだオタ?だって姫様はもういなくなっちまった
んだから…………オタ、お前もしかして何か知っているのか?!」
91 :
無名草子さん:2005/09/24(土) 16:50:37
ワクワク
今からここは
『ぼくとオタとお姫様の物語〜第二章〜』
のスレになりまつた。。。
sageていきましょ
賛成!!
…とまぁ物語の続きを書き始めたはいいものの…。
最初に断っておくけど俺は70氏じゃないっす。
俺は姫に会ったことはもちろんないし、70氏の知り合いでもありません。
だから僕と〜の物語がもし本当の話であっても、俺の書いているこの第2章
は物語としてはフィクションです。
それでもいいですかね?
ぜんぜんおk!
おもしろいし、原作の文章のふいんきも出てるよ。
ゆっくりでもいいから、うまく完結させてほしいです。
>>94がんばれ!
>>94 全然おK!おもしろいし。
この話、いくら脳内補完してもなんかだめだ。
だからひとつ頼むわ。ゆっくりでいいからさ。
>>95と書いたことかぶりまくりんぐwwwwオレテラキモスwwwwwスマソwww
了解。。じゃあもうちょっと書いてみる。
率直な感想とか聞かせてくれるとうれしいっす☆
オタに詰め寄る僕。
思いがけないほどの大きな声だったらしく、静まり返る店内。店中の客の視線が
こちらに集まる。
「…いや、すまない。」
「お前さんもつらいよな…。」
と、オタ。
店の客達は、僕らのやり取りにこれ以上の盛り上がりはないと察して自分たち
の会話に戻っていき、店員も軽く咳払いをして自分の仕事へ戻り、店内はまた
ガヤガヤとしたBGMが流れ始めた。
僕は席に腰を下ろして冷静を取り繕い、再びオタを問いただした。
「で、どうなんだ?姫様のこと何か知っているのか?」
僕は急激に心拍数が上がっていくのを感じた。手の平が湿っぽくなり、妙に
口が渇くようなそんな感じ。
「…いや、すまない。」
結局、オタはそれ以上は語らず、お互い話す雰囲気ではなくなってしまったか
ら、今日はお開きにすることにした。どうやら店の客たちの勘は当たったよう
だった。
テーブルでチェックを済ませ、店の外に出た。外の空気はムワッとしていたが、
どこからか吹いてくる風には秋の気配が感じられた。
別れ際、僕は“ありがとう。今日は楽しかったよ。”と告げると、オタは
“また連絡する”といって去っていった。
100ゲ〜ト♪
う〜ん今回はイマイチ盛り上がらなかったな…。
まさに“いや、すまない”な感じ。
次回はちょっとした進展がある…予定。。。
>>100 物語に伏線があるのは当然であるな。毎回盛り上がったらぐだぐだになるし、気にせんでいいよ。
>>95だけど、
>>96の書き込み見て一瞬俺かと思った!テラワロスw
>>100 最後に全体を通していい感じになればおk!
一回一回のうpが下がったり上がったりするのはしょうがないよ。
気にせず行きましょう
103 :
無名草子さん:2005/09/25(日) 23:21:53
話の続き気になる・・・。
みなさまお疲れ様でっす☆
俺も今日はだいぶやられました…。つ〜か〜れた〜
俺の書いた文章を温かく見守っていてくれる皆さん、本当にありがとう。
感謝しちょります。
さてさて現在の製作状況はかな〜りその日暮らしなものでして、、、
構成なんてなんのその。白い画面に書き殴るという表現が一番適切かな。
ということで今後、この物語がどう進んでいくかは俺にも分からん。。。
なんて無責任なと思うかもだけど、先が分からないから書いてておもしろ
いんだと思うんだよね。
まあそんな感じで今日の分行きまっす!
家に帰り、ベッドに倒れ込み、深く息を吐く。それから折りたたみ式の
ケータイを開き、マナーモードを解除する。何気にデータフォルダの中から
姫様の.jpgを開いてみる。そこにはあの頃となんら変わらない姫様の笑顔が
あった。どこかイタズラそうなあの笑顔。口をちょっと尖らせて笑う、その
表情が僕は大好きだった。姫様は“姫様”であって“お姫様”ではない。どち
らかというと、爺やや側近の人たちから“姫!またそんなことをして!”って
言われてそうな、そんなイメージ。だけどふとした瞬間に誰よりも気高く、
そして優しい。それが僕の姫様。
ケータイのディスプレイに映し出される姫様。いろんな情報を運んでくる、こ
の小さな窓から世界のネットワークに繋がるのなら、姫様の居場所も僕に教え
てくれないものかな…
そんなことをぼんやりと考えていた。
と、そこへメールの着信がきた。一瞬僕は姫様からのメールかと思い、心臓が
止まるほどドキッとした。が、送り主はオタだった。
“さっきはすまなかったな”
“実はお前に話さなきゃならないことがある。”
再び僕の鼓動が高鳴りだす。ゴクッと唾を飲み込み、メールの続きに目をやる。
“本当はさっき、あの場所で話すべきだったんだろうが、俺自身の決心がつか
なかった。それにやはり俺はヒトと面と向かって話をするのは苦手だしな。”
“ひょっとしたら何も語らないほうがお前のためになるかとも思った。このま
ま、少しずつ少しずつ姫様のことを忘れていったほうが…。だがそれを判断す
るのは俺じゃない。そしてお前には知る権利と、知らなければならない義務が
ある。だから俺は判断をお前に委ねることにした。”
“もしお前が望むなら、パソコンを立ち上げてレスをくれ。”
“強要はしない。全てはお前次第だ。”
>>104 お疲れさん!
ここまではかなりいい感じだな。
オタの雰囲気がそっくりだから入り込めるよ。
続き待ってるよ!
>>104 楽しみにして読ませてもらってます。
あの物語の雰囲気に似ているので良い感じですね。
まったり続きを待ってますよ。
108 :
無名草子さん:2005/09/27(火) 15:29:52
>>108 おいおい。70氏より才能あるんじゃないかい?
>>104 お疲れ様。無理せぬよう、お仕事がんばってください。
うp楽しみにしてくれてるみんなありがとう。
正直、誰かに読んでもらうための文章なんて書いたことなかったから、
毎回アップするたんびにドキドキであります。
みなさんに一つ質問があります。現在ワードで文章を作って、それをこの掲示板に
コピペしてるんですが、どうしてもワードと掲示板で改行の位置が変わってしまうのです。
どうしたらピタッとコピペできますかね?
メモ帳に書いてコピペすれば改行の問題はあっさりクリア出来るよ。
メモ帳だとリターンで改行してないところはダ〜ってつながっちゃうよね?
かといってメモ帳で各行ごとにリターンしていくと掲示板の一行の文字数と
合わなくて、変なところでこ
んな風に
に改行されちゃうんだよね。。。
全身に鳥肌が立った。ジェットコースターで高いところにカチカチカチ…と上り詰めたときのあの気持ち。僕は姫様にもらった長方形の玉手箱を開いた。姫様がいなくなってから、僕は自分の気持ちを封印するように、コイツをこの箱の中に眠らせていた。
…クマ!…
久しぶりに再会したピンクのクマはあまりにもあの頃のままで、あの甘ったるい香りが鼻をかすめた瞬間、あの頃の記憶が僕の頭をフラッシュバックさせた。僕がパソコンを立ち上げ、オタにレスを返すのにたいした時間なんて必要じゃなかった。
“オタ、開いたぞ。さあ聞かせてくれ。”
ジェットコースターがものすごい勢いで走り出すのを僕は感じた。
ふぅ〜できたてホヤホヤっす。
ちょっと他にやらなきゃならないことがあるんで今日はこんだけでカンベン☆
☆次回予告☆
明日はオタが語るよ〜
いいとこで終わったなぁ。ゆっくりでとは言ったが
この続きはマジ明日で。
実は明日の分は大体できてるんだけど、
なんせ重要な部分なんで、一晩置かせてください。
俺も楽しみにしてる一人だけど、このスレ何人くらい見てんのかな?
マターリ感はいいんだけどね。
ただ、物語の雰囲気がこうだから
書いてる人のレスはもう少し大人しめの方が・・・。
まああんま気にしないでくれ。
120 :
1:2005/09/28(水) 13:55:46
なんか知らん間にスレが伸びてる!!
あ、
>>1です。
「どうせdat落ちしてんだろうな。。。」とか思ってたのに
なんか細々と生き残ってるしw
しかも創作で続編書かれてるし!!!
実はまとめサイト読んだ後、軽い鬱になりまして、
仕事が手に付かない状態になったので病院行ったら、
「予約もしくは紹介がなければ初診の方は診療をお断りしています」
とか言われて、馬鹿馬鹿しくなって考えるの辞めましたw
121 :
1:2005/09/28(水) 14:08:04
なんか読み返して誤解を招きそう・・・
このまとめサイト「泣ける話スレのまとめ」から引用してます。
で、まとめスレ3日かけて泣きながら全部読んだら、
軽い鬱になっちゃったわけです。
でも、この話好きですよ^^
スレ立てて残っているのが確認できた以上、
皆様が迷惑でなければ、今後顔出しますので、
皆々様、宜しくお願い致します。
「邪魔」っていうなら七誌に戻りますw
>>創作人の方々
願わくば、ハッピーエンドにしてあげてください。
じゃないとまた鬱になるw
ただいま帰宅。“書いてる人”でっす♪
ずっと思ってたんだけど、俺ここでの名前決めたほうがいいのかな?
>>119さんから痛いご指摘を…。
むぅ〜…どうしたものか。ちょっと大人しくするか。。。
お!
>>1さんがきてる!?
すいません勝手に文章載せさせていただいてます。
これからもアップしてもおkということでしょうか?
もしそうならありがとうございます。感謝感激であります。
レスはすぐに返ってきた。
“やはり来たか…。お前もバカだな。だがお前さんのそういうところに憧れる
よ。よし!それじゃあ本題だ。覚悟してくれ。”
“さて…まず、俺は姫様がお前の傍を離れてからもずっと彼女の足跡を探して
いた。勘違いするなよ。それは別にお前のためじゃない。あの姫様がこれから
どれだけ大きなことをするのか、それを知りたいという俺の飽くなき探究心が
そうさせたんだ。”
オタは自分が良いヒトと思われるのを激しく嫌う。その気持ちは僕にも分から
ないことはない。アウトローな生き方には誰しも一度は憧れる。だけどそれは
心に大きな闇を抱えて生きていくことがどれほどつらいことか知らないからな
んだ。姫はそれを知っていた。だからオタがどうというわけではないけど…。
“最初に俺は姫様の助け出したい幼馴染とやらがどんなヤツなのかを調べた。
姫様の話だと、そいつは1998年にタイで薬物の密輸で捕まったと言っていた。
タイにおいて薬物所持で捕まる外国人の数はかなりのものだ。しかしその中
で日本人は20数名。しかもこの年に限局して、しかも男性、さらに年恰好まで
考えるとおのずと絞られたよ。”
“1998年の11月にヤーバーの密輸現行犯で逮捕された日本人がいる。ちなみ
にヤーバーというのは、アンフェタミンを主とした覚せい剤の一種。おそらく
この男だ。当時の情報によると場所はタイのメーホンソン空港。名はミゾグチ
タケヒロといって、歳は当時23歳だった。終身刑が言い渡され、ナコンサワン
刑務所に収容されたようだ。どうやらタイでは刑事司法政策の一環として、覚
せい剤のこれ以上の蔓延を抑制するために死刑を含む重い懲役で臨むという考
え方が強いらしいな。”
オタは流暢に、そして自信たっぷりにミゾクチタケヒロについて語りだした。
まるでこの時を待っていたかのように。僕は食入る様にディスプレーに表示さ
れていく文字を追った。オタの話は複雑に絡んだオーディオケーブルのINとOUT
を一本一本みつけていく、そんな感じだった。もちろんこのケーブルが全て解け
たとき、その接続先にいるのは姫様だ。
>>123 >>123 お疲れさん!今回のかなりおもしれえよ。
うまく繋げてるし、書くの大変だろうが期待しとるよ。
>>1 今更ながらスレ立て乙。
実は
>>92はオレだ。勝手に変えてスマソ
ところでこのスレあまりに人少なくね?
この板ならあまり荒れんだろうし一度ageてみない?
>>1や<<123がイヤならいいけど・・・
アンカー2回うっちったwwww
しかも最後のアンカー>が逆wwwwwオレヤバスwww
127 :
124:2005/09/29(木) 00:38:22
>>123がいいならageちまおう!
マターリなのもいいけどもうちょっと人ほしい。
>>123 コテは付けた方がいいんじゃね?
>>123 おれも小手つけたほうがいいと思うよ。読みやすくなるし。
>>127 確かに人すくねぇな。10人くらいしかいねぇんじゃねーの?
俺は多くても少なくても、
>>123の話が読めりゃそれでいいや!
そして
>>123乙!いい感じです。比喩の方法とかよく書けてると思うよ。
オタが姫の後を調べたってのが期待どおりでいいよ!
>>123 GJ!!盛り上がってるし、これからもよろしくです。
てかコテ酉付けたら?というか付けなされw
>>124 いや、別に構わないっすぞ、スレなんて生き物みたいなものだから、
どう変化するかは住人次第。俺は単なるきっかけに過ぎないよw
>>ageに関して、
みんなが楽しめればそれが一番だと思う。ただ、荒れるようならば、
ageなくてもいいかな。それも住人の判断に任せるおw
ただ、俺VIPも見てるから、荒れ具合見てるとねぇ・・・。
ここの板は荒れなさそうだけど、実際どうなん?大丈夫そうなら無問題じゃない?
書くなら顔文字ヤメレ
あと70氏の文体に 似すぎるのはどうかと思われ。
ここは2chであることを忘れないで欲しい
一応俺も酉付けてみましたw
>>130 顔文字も表現の一部、70氏に書き方が似ているのは、
続編という意味で、ふいんき(なry)を似せたほうが良いのでは?
と言う書き手さんの心使いor影響によるものと思われます。
ってか
喪 前 が 2 c h で あ る こ と を 忘 れ る な
すみません、全力で釣られてみましたwwwwwwwwww
とこういうテンションな1なので、自分はsageで行きますw
132 :
124:2005/09/29(木) 14:55:46
よし。やっぱsageでいこう。荒れたくないし。
文体や雰囲気はこのままでいいんじゃね?
創作とはいえ第二章なんだし。その辺は書いてる人にまかせよう。
オレは似てるほうがいいかも。
>>124 多くの人に見てほしいからageようよ!
sageてても荒らされないスレなんてないよ。
俺も文体や雰囲気はこのままでいいと思うよ。
違うと読む気がなくなるし、原作のよさは文体から伝わってくる
寂しいふいんきだから。
基本的には、書いてる人には文句は言わない。
言うにしても、言葉と言い方を考えるべきだと思う。
sageかageかは、今んとこどっちでもいいんじゃね?
荒れたらsageりゃいいし、このままひっそりと続くのも
この物語らしい気もするから。
いろんな意見が出とるな。まぁageかsageかはその時々でいいのかな?
今日は続き投下なしみたいだし寝よ。
おやすみ〜 ノシ
136 :
無名草子さん:2005/10/01(土) 10:22:58
カキコが無いんでageときます。
137 :
1 ◆/bvRtO2Bhw :2005/10/01(土) 17:23:10
俺もageとく
本がでてたのを今知りました
リアルタイムで見ていたのを思い出しました
続き楽しみにしています
139 :
138:2005/10/01(土) 23:08:17
そういえば、当時のスレに
「この続きを書きたいと思った」とか書いてました
でも、できれば作者の方が続きを書いてくれたらとも思っていました
書籍に続きがあり、さらに続きが書かれることを願っています
みなさまこんばんわ。
お久しぶりでやんす。“書いてる人”です。。
うPしなくてごめんね〜最近忙しくてさ☆
名前決めることコテハンて言うんだ。固定ハンドルネーム=コテハンか〜
知らなかった…。すいません素人なもんで♪
今日からここでのコテハンは“やっしー”にします。
なんで“やっしー”かってのはまた追々にするとして(長野県知事でないこと
は確かです)
それではお話の続きをどうぞ!!
オタの話は続いた。
“さて、ここで問題になってくるのは、姫様は一体どうやってこのミゾグチタ
ケヒロを助け出すつもりなのか?というところだ。”
確かにそれは僕も感じていたことだった。これは前に何かで読んだあいまいな
知識だが、よく政治家やなんかが逮捕されて保釈金を払って釈放になるという
のを聞く。でもあれは警察での取調べ中や裁判の期間中、つまり判決が下され
るまではその被疑者の自由を保障するという制度なのだ。もしその幼馴染に実
刑判決が下される前の、それが取調べ中であったり、裁判の最中であるなら、
保釈金を払えば一時的に釈放ということにはなりえる。もちろんその場合でも
パスポートは没収され、かなり制限のついた自由にはなるが…。しかしオタの
情報が正しければミゾグチタケヒロという男はすでに判決が下され、今は壁の
中の住人だ。だとしたら、考えられるのは彼を日本の刑務所へ移して保護観察
・仮釈放って流れだろうが、それをやるとしたらそれこそ一大国家プロジェク
トだ。しかも日本の外交力なんてあってないようなものだからな…。
“確かにお前の言うとおりだ。”
“日本にいて、タイの一人の囚人を救い出すなんて普通に考えれば不可能だ。
それこそ、誰か有力な国会議員でも手玉にとって、お前の言うような国を挙げ
ての救出大作戦を立てなくちゃならない。そこで俺は考えた。姫様は例のイン
ドの企業に目をつけた。おそらく何かの不正を見つけたんだろう。とするとそ
の依頼主は誰か?ということになる。今の段階ではそれを特定することはでき
ない。しかしその不正を暴くことで利益を得るやつと考えればライバル格の相
手ということになる。”
“ここからは俺のまったくの想像だが、姫様はこのことをもっとマクロに考え
たんじゃないだろうか?普通にライバルと考えれば相手は企業ということにな
る。しかしそれが国と国とのライバル関係だとしたらどうなる?”
“タイとインドは東南アジアの新興成長国として、その主役の座を勝ち取るた
めにしのぎを削っているいわばライバル国だ。今も両国間の自由貿易をどう結
ぶかってことを延々と話し合っている。もしタイがインドの弱みを掴んで、そ
れをネタに自国が有利なようにその貿易条約を結ぶことができたら、タイにと
っての経済利益はそれこそ俺達にはまったく縁のない額になるだろうな。しか
もネタが今、インドでもっとも重要なポジションを担っているIT関連のネタ
だとして、もしそれによってインドに進出している日本や米国の企業が一斉に
手を引くようなことになったとしてみろ。インドのダメージは計り知れないぞ。
なんせあのビルゲイツ率いるマイクロソフト社の社員のうち20%はインド人だ
からな。”
“もしそれほどおいしいネタだとしたら、タイとしては喉から手が出るほど欲
しいだろうな。自国に有利な上、相手が勝手に転んでくれるかもしれないんだ
からな。その引き換えに自国に溢れるほどいる刑務所の囚人の一人や二人を解
放するなんて安いもんさ。”
…すごいよオタ。君にこんなクリエイティブな才能があったなんて驚きだ…。
143 :
138:2005/10/01(土) 23:16:39
最近テレビで騙された男の人が外国の刑務所に投獄されて何年も生活
している的な内容がやっていましたけど、釈放は大変らしいですね。
お金しだいでは釈放…みたいなことは言ってましたけど、薬物関係だとしたら
釈放は無理ですよね…
やっしーお疲れ様です!今回の話はちょっと難しいけど
面白かったです。
後日談の姫様のメールといい感じでリンクしてるので続きが楽しみです。
>>144 実は僕自身、自分にこんなクリエイティブな才能があったなんて驚きです。
今回の話、本当はちょっと違う感じになるはずだったんだけど、その場の
思いつきでこういった内容になりました。
まあ俺の中では結果オーライかな。
146 :
138:2005/10/02(日) 01:11:35
やっしー様期待しております
147 :
124:2005/10/02(日) 01:13:27
やっしーお疲れ!
今回もおもしろかったぞ!
ストーリーとかは書き始めると自然に動くのはよく聞くよ。
でも才能なけりゃそんなことも無いし、それが出来るおまいに期待しとるよ!
148 :
無名草子さん:2005/10/02(日) 09:49:54
やっしーさんの書く文章上手い。楽しみにしてますんでがんばって下さい(^∀^)無理しないで。待ってるよ。
149 :
1 ◆/bvRtO2Bhw :2005/10/02(日) 11:54:13
やっしーお疲れw
コテハン使うならついでにトリについても調べておくと良いおw
ってことで、ageておくお
“とり”って何?
用語????
こ、これか…?
トリ=一人でキャップ……
う〜ん奥が深い…。
152 :
1 ◆/bvRtO2Bhw :2005/10/02(日) 13:28:55
そういうこと、
特定の人が、なんかこういう形で「自分が書いている」
って言うときに、ニセモノが自分を語って勝手なこと言ったりするのを
防ぐ効果があるのさ。
それに、コテとトリつけておけば、読む人も安心できるわけさ
153 :
124:2005/10/02(日) 18:50:52
続き書いてるやっしーのトリが07で始まってるんが興味ぶかいw
>>153 ホントだ07だ!
意味ありげだねぇ。。。
それから>>1さん、いつもアドバイスありがとう!
勉強になりやす☆
それでは今日のお話をどうぞ。
“しかし如何せん話がでかくなり過ぎちゃいないかい?”と僕。
“俺もそんなことはありえないだろうと思った。しかし姫様は自由を取り戻す
といってお前のそばを離れただろう?もちろん刑務所の壁を爆薬でも使って吹
っ飛ばすことだってできるだろうさ。でもそれじゃあ待っているのはどこまで
も続く逃亡生活だけだ。そこに本当の自由なんてない。”
僕はオタが本当に姫様のことを考えているんだと思った。僕は姫様のことをど
れだけ理解してたんだろう…。
ねぇ姫様、もし君の仕事が終った時に、その時に一緒にいたいのは誰なのかな
…その時は僕の傍へ帰ってきてくれるのかな…。僕にはオタみたいに君の足跡
を探ることはできないし、ミゾグチって奴みたいに君に新しい名前と仕事を用
意することもできない。じゃあ僕にできる、僕にしかできないことってなんだ
ろう…分からないな…。でもこれだけは分かって姫様。僕は君が好きだ。君の
いない未来なんて何の意味も持たないんだよ。だから帰ってきて姫様。そして
あのちょっと小生意気な笑顔を僕に見せて。
乙!今読んだ!
主人公の心がいい感じで書けてると思う。
何もしてあげられないけど、一緒にいたいって切ない。
157 :
1 ◆/bvRtO2Bhw :2005/10/03(月) 16:10:26
ageてみた、意味はない
158 :
無名草子さん:2005/10/03(月) 19:25:18
やっしー、乙。
今回もいい感じジャマイカ?次も頼むぜ。
オレもage
ageたところであまり変わらない希ガス
うん。上げても意味ないみたいだし、わざと上げる必要はないと思うよ。
>>1の気持ちもわからんわけでもないけど。
続きはまだかな?
>>160 まて!!誤解だ!!俺は荒れなければどっちでもいい!!
ただ、荒れるか荒れないか知りたかっただけだ!!!
俺が凄く必死そうに書かれていたから、必死に弁解してみた。
おつ〜。。。
それでは今日もいってみよう☆
僕は萎えそうになった気を取り直してオタに尋ねた。
“なあオタ、姫様の掴んだ情報って何なんだ?その企業ってどんな会社なん
だ?”
オタは待ってましたとばかりにレスを返してきた。
“まず姫様の掴んだ情報だが、現段階では分からない。もっとも今俺が調べら
れるような内容ならとっくに他の誰かがみつけて、何かしらのアクションを起
こしてるだろうしな。だが例の企業についてはある程度分かった。”
“この企業の名前はオリエンタルメディケーション。インドの中でも一・二を
争う大手製薬会社だ。この会社はもともとは90年代に日本でバブルが弾けた直
後、新たな安い人件費と生産力を求めて日本の企業が立ち上げたソフトウェア
会社だった。しかしこの会社はメディカルの分野で自身の生産プロセスを確立
させ、2000年を迎えたこの年に日本の企業からの独立を果たした。現在はソフ
トに留まらず、製薬、医療機器などのハードの生産にまで及んでいる。とはい
っても独立はあくまで建前で、実質の経営権を握っているのは依然として日本
の企業のようだ。”
“その中心人物の一人となるのがナカニシという人物だ。”
“お前さん、覚えているかい?”
“姫様のフロッピーの中にnakaという日本人がいただろう?それがこのナカニ
シだ。この情報を手に入れるにはさすがに苦労したよ。前にも話したが、なん
せ連中はデリー国際空港の管制システムでさえも自分の思いのままに操っちま
うような奴らだが、この件に関してはみんな口をそろえて応えはNOだったから
な。ふふふ、だが俺の巧みな話術と厚い人望はさすがだな。とうとう奴らの口
を割らせたよ。まあちょいと俺自身ヤバイことをやっちまったがね。”
オタの言うヤバイことってなんだろう?でもきっとお前はそれが何なのかは教
えてくれないだろうな。ごめんなオタ。僕のせいでお前に危ないことやらせち
まって…。この事件が終ったら、僕の持ってるスニーカーでよかったら、全部
君にあげるよ。バットマンの映画に使われてたAJ6のオールブラック、復刻版
じゃあ微妙にフォルムが違うってぼやいてたもんな。ポンプフューリーのヨー
ロッパ限定カラーももちろんだ。
“それでだ、そもそもあのフロッピーのエクセルファイルに入っていたmaniだ
のなんだのって名前、あれはこのオリエンタルメディケーションにゆかりの
ある、重役連中のリストだったんだ。”
“ここでお前はある事実を知らなければならなくなる。”
“オリエンタルメディケーションを立ち上げ、そして現在もその経営に深く
携わっている日本の企業、その企業はヒューマニックソフトウェア。”
“そう、つまりお前の会社だ。”
…え?
…ドクン…
僕の心臓がひと際大きく脈を打った。不整脈ってきっとこんな感じなんだろう。
全身がカァっとなり、その一瞬に驚くほどの考えが僕の頭をよぎった。
姫様は僕がこの会社の人間であることを知っていたのだろうか?
姫様は僕のケータイと手帳のデータを見たといっていた。それはいつのこと
だったんだ?
姫様が僕みたいに普通の男に興味を持った理由は?
姫様が僕のIDを使えば社内のデータには大体アクセスすることができる。
もしかしたらそのオリエンタルなんたらって会社の情報も?
じゃあ姫様は姫様は…
…姫様は僕がヒューマニックソフトウェアの人間だったから近づいたのか?
僕は初めて姫様を疑った。
>>やっしー乙
ってか思いっきりダークサイドな展開になってきたなぁw
こりゃ簡単にハッピーエンドに行かないし、
しかも産業スパイかYO!!
ここからはしばらく下るよ。
今までとにかく“好き”という気持ちだけで行動していたヒロ。
そこに疑念というものが生まれ、その時初めて今ある恋愛感情が本物か
否かが試される…と。
169 :
124:2005/10/05(水) 01:06:40
やっしー、乙。
目離した隙に続き投下されてるしw
つーか、オマイ何者だ?
ヒロと同じくオレの中にも疑惑が……wwなんてなw
さておき、今回もよかったぞ。繋げるのうめぇな。
スニーカーの下りとか、ああいう描写あるとほかのとこが際立つし。
今回、引きもよかった。次も待ってるぞ。
やっぱ第二章スレにしてよかったわ。
……さて、124とかコテ付けてきたけど名無しに戻るわ ノシ
170 :
160:2005/10/05(水) 04:19:17
>>やっしー乙!まさかの展開にテンション上がったよ。
こういう展開は嫌いじゃないです。まったり続きを待ってます。
>>1の気持ち=より多くの人に読んでもらいたい。ってことだと思ってたんで
だからageるのかなぁと。俺の勘違いみたい。失礼しました!
ってことで、俺も名無しにもどります。
171 :
無名草子さん:2005/10/05(水) 08:28:32
やっしーさんお疲れ様です。
たまたま通りかかってさっきまとめサイトを一気読みしたばかりのものです。
(だから本の結末がわからない。。。本屋さん早く開いて!!)
どきどきしながら読ませていただいています、大変でしょうけど続き楽しみにしています。
生まれて初めて2chで発言するので、勝手がわからず、お邪魔してしまったらすいません。。。
ただ読んでいます、って伝えたかったので。
>>171 本の結末は一緒だよ。ただ姫様の消えた理由が書かれてる。
まぁ2ちゃんへの書き込みはここで慣れればいいじゃん。感想とかさ。
間違ってもvipとか行かないように!w
>>172 うはwwwwwwwwwwおれVIPPERwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwっうぇwwwwwwwwwっうぇwwwwwwwwwwwww
>>171 ふむ、初心者さんには優しく行こうかw
でも、わかんない所は出来るだけ自分で調べてねw
とりあえず、age・sageを覚えようかw
俺も今日『萌えコピ保管庫』で初めて読みました。
本も買ってないし、電車男は見たけど、痴漢男は見てない。
でも、この本には何か深く考えられるというか引き込まれる『ナニカ』を感じました。
第2章も凄く上手く引き継いでるなぁと思いますので、これからよろしくお願いします。
面白いね〜次から凄くなりそう
つか1がコテハンの意味って?
>>1 www1wwwww植林wwww乙wwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwっうえwwww
wwwwwwwwwwwwwwっうえwwwwwwww
コテいっぱいでもいいんやない?
しばらく見ない間に良い展開になってきたね〜。
これから起こるであろう事件にワクドキwww
やっしー頑張ってね!
>>1 乙!
このスレまだまだ仕切り人が必要だよ。
お前も頑張れ!
みんなコテつけようぜ〜!
ていうか、なんかレスが増えててびっくりさ。。
実はここに書き込みしてないけど読んでくれてるヒトもいるみたいだね
>>171。
どんどんコメント書いてっておくれぃ♪
そんな感じで続きです。
“ヒロ、ヒロ?”
もうオタからの呼びかけに応える気にならなかった。
僕の頭には姫様と過ごした日々がぐるぐると巡っていた。
あの時の話も、あの表情もみんな嘘だったのか?
そういえば僕は姫様の生活を何も知らない。今になって思えば、僕が聞いたの
は姫様の昔話ばかり。“今の姫様”のことを僕はあまりにも何も知らないこと
に気がついた。
姫様は毎日、“用事がある”といって渋谷の街へと消えていった。
でも知っているのはそれだけだ。
そもそも姫様は渋谷に何の用があったんだ?
着替えをしに?それともフロッピーを他の誰かに届けに?
出会った頃、姫様は家に帰りたくないと口癖のように言っていた。しかも僕の
期待に応えて、女子高生のカッコや、お嬢様風なカッコだったりと姫様の衣装
の数はかなりのものだった。といってもその多くは新品のものだったけど。
でもそれはつまり、それなりの広さのあるスペースに それなりの私物があった
ってことだ。てことは確かに姫様の家、もしくは部屋が存在してたんだ。
ていうか会うたんびにキレイになってくる女の子の荷物がロッカーなんかに
収まりきるわけないだろ? つまり渋谷辺りに姫様の部屋があったっんじゃな
いのか?
じゃあ、あのフロッピーって一体なんだ?姫様の自由への鍵であり、姫様を縛
っていた鎖でもあるあのフロッピー。あれはどこから運ばれて、どこへ流れて
いくものだったんだ?
疑い出せばきりがなかった。
それがどんなに意味ないことかなんてことは分かっていた。
ヒトはある部分で無条件に何かを信じているから平静を保っていられるんだ。
例えば信号は青で渡るとか、自分の家族の顔はこうであるとか。もしそんなこ
と全てを疑いだしたらヒトはきっと自我崩壊してしまう。
分かってる。そんなことは分かってるさ。
でも僕は何が本当で何が嘘か分からなくなっていた。
やっしー乙!
いいよ!ヒロの迷いがどんどん大きくなってきてる。まさかこんな展開になるとは
思いもよらなかった!
やっしーの脳内公式ソングはある?
いままでアップしてくれたものをワードにまとめてみた。
すでに結構な量になってる!やっしー乙!そしてすごいな。
186 :
畳 ◆2Vu/evdxfM :2005/10/08(土) 15:00:13
age
187 :
無名草子さん:2005/10/08(土) 15:01:34
age
>>184 公式ソングか…。
ん〜、実は僕は音楽も創っていて、その楽曲がその時その時で
頭に流れてることが多いかな。。
イマイチ答えになってない…?
ではでは続きです。
気づくと外は薄明るくなっていて、沈んでいく僕の気持ちとは裏腹に、どこま
でも澄んだ淡いブルーな空は徐々に色彩を取り戻しつつあった。
やがて出勤の時間になり、家の人間にあれこれ干渉されるのも面倒だったから、
僕は家を出た。またいつものように電車というステンレス製の箱の中に詰め込
まれ、ただの有機物となり都内に運ばれる僕。いつもなら駅を出て会社に着く
と、僕は有機物から人間へと復元されていた。でもこの日、僕が人間のカタチ
に復元されることはなかった。僕は初めて会社を無断欠勤した。今までも休ん
だことはあったが、連絡も入れずにサボったのは初めてだった。
何をするわけでもなく、ボーっと山手線を3周くらいして、周りの乗客が老人
や主婦達ばかりになった頃、僕はなんとなく駅のホームに降りてみた。
場所は渋谷駅。
姫様と初めて会ったあのクリスマスイブの夜。あの夜、僕らはこの街で出会っ
た。そして姫様は僕に魔法をかけた。午前12時を回っても決して解けること
のない有料の魔法。なんの変哲もなく、ただそれとなく過ぎていく予定だった
僕の人生を、まるでクリスマスツリーのネオンの光を撒き散らかしたかのよう
にキラキラ輝かさせた。そして僕は蘇生したんだ。
姫様に魔法をかけられた次の朝、彼女が急に回れ右をして電車を見送って、
ケータイのアドレスを交換しようと言った、あの時と同じ、渋谷駅のホームに
僕は今一人で立ち、そんなことを考えていた。
190 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/10/08(土) 23:24:48
すると後ろから声をかけられた。
「お客さん、大丈夫ですか?」
駅員だった。
僕は慌てて「い、いや、なんでもないです。」といってその場を離れた。
ちょっとキョドってしまった。
そりゃそうだ。こんな昼時に、スーツを着た、いい大人が電車のホームで思い
詰めた顔して考え込んでりゃ、何かに間違えられてもおかしくはない。
きっと他の客か誰かが、おかしなヒトがいると駅員に通報したのだろう。
これ以上、ここにいるわけにはいかなくなってしまったから、僕は足早に改札
を出た。
しばらく離れてたらいつの間にかたくさんレスついてるし。
俺的にはあの小説はあそこで完だったから
フィクションである続きは読みたくなかったから。
けどやっしーすごい!素人とは思えん。少女の主人公と相違ないくらいだよ。
俺はやっぱここからは消えるけど、面白いって言ってくれる人がいるってことは
すごいことだと思うよ。やっしー頑張れ!
やっしー、毎度乙。
オマイ、やっぱ引きうまいな。
渋谷で姫様のなにかがあんのか?とか先の展開考えてワクテカして次待ってるぞ。
193 :
無名草子さん:2005/10/10(月) 22:24:40
age
てみる。
194 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/10/11(火) 23:07:44
今日、昔本当に好きだった人と久しぶりに会いました。
その時、好きになったのがこの人で良かったなと思いました。
あなたに出会えたことを心の底から感謝します。いつかまた会う
ことがあればその日まで、、、
ではでは続きをどうぞ。。
195 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/10/11(火) 23:09:59
渋谷の街は平日だというのに人で溢れていた。ファッション雑誌をそのまま切
り抜いてきたような、派手で同じ格好をした画一化された女の子達。学校をサ
ボったのか、昼真っからたむろしている高校生。大きな液晶ディスプレーでは
芸能人の離婚会見だかがやっていて、ビルの壁には今度発売になる、なんかの
アーティストの巨大な広告が貼ってあった。
僕はわけもなく群集の中に佇み、信号が変わると人の間をすり抜けながら駅前
の横断歩道を渡った。姫様とこの街を歩いていた時、この街から発信されてい
るどんな情報も僕の目にも入ってこなかった。姫様はこの街の誰よりも輝いて
いて、男も女もすれ違いに振り返り、どんな人ゴミの中でも彼女の前には道が
開けた。
あの寒かった年明けに二人で飲んだコーヒーの味。冷やかして回った
まるきゅー。原宿へと向かう緩い上り坂。その途中、幾度も何かを見つけては
立ち止まり、きゃーきゃー騒いでいた彼女の横顔。なんてことない、ほんの小
さなものにまで、この街のいたるところに彼女との思い出が転がっていた。
僕の頭に昨夜の記憶が蘇る。あれだけ愛した姫様を今、僕は疑っている。急に
胸が息苦しくなり、僕は渋谷の街を離れた。この街の汚れた空気は僕には甘す
ぎた。
196 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/10/11(火) 23:12:04
僕は当てもなく歩いた。
あたりは薄暗くなり始め、一日中歩き回っていた僕はひどく喉が渇いていた。
僕はふと足を止めた。
そこは青い照明が真鍮の文字を照らした看板。コンクリートを打ちっぱなしの
壁。ドアにはたくさんのステッカーが貼られている。“ブルーボールカフェ”。
あの頃、姫様に案内されてやってきた店だ。
「またか…。」
そうつぶやいて立ち去ろうとして背を向けたとき、僕の背後で、店の中の音が
漏れるのを感じた。この感じを僕は知っている。これは誰かが店のドアが開い
た時の感じだ。そう思って何気なく振り返ったとき、僕は自分の眼を疑った。
やっしー乙!
さぁ誰が目の前に現れたのかな??俺の中では一人しかいないけど、
この展開にわくわく。
予言
カナがいた
やっしー、乙。
おもしろくなってきたじゃねぇかw
さて、誰がいたのか…
1・姫様
2・カナ
3・オタ
4・クマ(リアル)
しか思いつかん。
200 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/10/12(水) 20:30:10
200〜☆
今日はちょっとした失敗をしてしまったよ…。軽く落ちてます。
ん〜…振り返ったら誰がいるのが楽しいかねぇ。なぜか姫様がオタといたら
笑えないよね〜…結構。
意表を突いてコウジwww
やっしー仕事の失敗か?
案外、周りは気にしてないもんだから元気出せよ!
姫とオタが一緒にいたらホントに笑えねぇ・・・
203 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/10/13(木) 23:57:24
僕の書いた文章を読んでくれてるミナミナ様
こんばんは☆
今日はうpしようと思ってたんだけど、
イマイチ乗り切れなかったから、ちょっと気分転換に
身の上話でもしようかな…と。
僕は普段、まったく本なんて読まない人間でした。
そんな僕が電車の待ち時間にヒマだなと思い、偶然立ち寄った
品川駅の本屋さんに入ったところから全ては始まります。
いつもなら雑誌のコーナーでスキーやバイクの雑誌を立ち読み
するのがお決まりのパターンだったのですが、この日だけは
なぜか小説のコーナーで足が止まりました。白い表紙にピンクのクマ、
黒い文字で“東京少女”と書かれた一冊の本。何気に手にしたこの瞬間、
僕はこの作品に出会いました。帰りの京急の中で僕が姫様に惚れ込んで
しまったことは言うまでもありません。
そして今僕はこの物語の続きを書いています。まさにそれは運命的な
出会いだったのでしょう。
204 :
3:2005/10/14(金) 00:15:09
いつも楽しみに読ませてもらってます。
運命的な出会いかぁ。きっとそうなんでしょうね。
関係ない話だけど別れた彼女から突然海外に旅立つって
連絡が来てびっくりした。帰国したら会いたいって・・・
滞在先の電話番号教えてくれて、もあっちから電話するとも言ってた。
今はまだ飛行機の中かなぁ。
彼女からもらったミッキーのキーホルダーは未だに大事に使ってる。
ずっと連絡なんてなかったのに何で突然、連絡をくれたのかな。
わからないけどこれもきっと運命ってやつなのかな。
・・・関係ない話で失礼しました。。
昨日、本を買って読んでみたよ
なんていうか切ない気持ちなったよ
いま、続きの物語を書いているみたいですね。
正直続きは70氏に書いて欲しいのが本音。
でも、それはかなわぬ夢だね・・・・・影ながら応援してますよ
やっしーガンバレ
ちょくちょく見に来ます。
びみょーに人増えてる件
正直、やっしーがここまでの出来るとは思わんかったw
スレの方向変えたオレとしちゃ、うれしい誤算だww
そういや、
>>1はどうした?最近見ねぇキガス
呼んだ?
208 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/10/14(金) 01:12:49
いた!
>>204 よく分からないけど結局、その別れたヒトにとって3さんは
とても居心地のいいヒトだったんじゃないかな?
3さんだってミッキー持ってるって事はまだそのヒトのこと
気になってるんでしょ?
連絡先もあって、まだ繋がれるんならやるだけのことはやってみようぜ☆
チャンスは誰の前にも平等ではないのだよ!
>>3 それって、風俗の彼女?違うよねw
何はともあれ、オマイさんとは連絡を繋げておきたいと
海外行く前に自分自身に素直になってみたんジャマイカ?
もしくは、
「海外に行って女を上げてくるから、覚悟してなさいよ!!」
っていうことか?www
まとめ→本→ここ。
“やっしー”さん乙!!!楽しみに待ってます!!
気付いたらやっしー来てたじゃねえか!
やっしーが東京少女に出会ったのってめっちゃ運命やん。
なにかに、惹かれたんやろうな。なんかすげーよ。
俺は、ネットを徘徊してたらたまたま、まとめサイトを見つけた。
たぶん、どっかのサイトに取り上げられてたやったはず。
バイトが終わって夜中の二時に帰ってきてまとめサイト見つけて
次の日学校やのに、徹夜で読んでもうた。続きが気になって読むんを止められんかった。
212さんは学生か〜
ま、当然のことながらみんな普段の生活があるわけで、
その生活の一部分をこうして共有してるってのは
不思議だよね。。。
お待たせしました。リスタートの時間です☆
214 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/10/14(金) 23:01:43
昼の喧騒な街並みを冷ますかのような風が僕の横を吹き過ぎる。
「あ、あれは…。」
アフロヘアーみたいにちりちりに細かくかけられたパーマヘアを後ろに束ねた
小さな頭。ものすごくローライズな白いパンツと日焼けした小麦色の肌のコン
トラストがなんともいやらしくて、むき出しになった腰周りから覗いている
しなやかな身体は、一瞬のうちに僕の記憶されたデータからその人であると
照合された。
「カナだ……!」
カナは姫様の友達で、姫様の話によると二人でインドへ行き、例のストーカー
って映画でいうゾーンに入ってしまい、帰って来れなくなってしまったという。
姫様は彼女が無事かどうかをすごく気にかけていた。
そのカナが今、目の前にいる。彼女は店を出ると僕に背を向けて歩き出した。
こちらには気付いていないようだ。
歩く彼女の後姿は雌豹そのもので、引き締まったお尻から伸びた長い脚でカッ
カッと歩く姿はまるで獲物を狩るかのようだった。
気付くと僕は彼女のおよそ20メートル後を尾行していた。そして胸元からケー
タイ電話を取り出し、オタに電話をかけた。気分はすっかり探偵屋か007に
でもなった気でいた。
215 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/10/14(金) 23:03:25
オタは意外にも電話に出た。まあ昨日の今日だからかな。とにかくラッキーだ
った。
「ヒロ、ヒロなのか?」
お世辞にも色男を連想させないオタの声が電話の向こうから聞こえた。
「お前なんなんだ?昨日は突然連絡なくなるし…」
オタの話を最後まで聞いている場合ではなかった。ヤツの話も途中で僕は話し
出した。
「オタ、大変だ!カナだ!カナがいる!!」
「は?何言ってるんだ?」「大体お前はだな…」
だめだヤツに話させてる場合じゃないとばかりに僕は自分の話を切り出した。
オセロか何かで言えば自分の駒を連続で進めている感じ。会話としては完全に
ルール違反。
「前に姫様の友達がインドから帰れなくなったって話をしただろう?覚えてる
か?その子が今、俺の前にいるんだ。」
「なんだって?」
「だからそのカナって子が生きて俺の目の前を歩いているんだよ!」
「ちょ、ちょっと待て!それは間違いないのか?!それでお前さんは今何をし
てるんだ?」
「ああ、今俺はそのカナって子の後をつけている。もしかしたら姫様に繋がる
シッポを捕まえたかもしれないぞ!」
「よし分かった。そのまま電話は切らないでくれ。それからくれぐれも気付か
れるなよ。」
「わかった!」
僕は内心、気が高ぶっていた。これでようやく姫様に会えるとさえ思っていた。
自分の諜報能力の低さは姫様のときに実証済みだったにも関わらず…。
つ4円
ってコトでやっしー乙!予言とかしてすまんかった…今は反省してるorz
俺は萌えコピ保管所で読んだよ。携帯であの量を読んだのは今になって思えば凄いよなw
本は発売日に買って、それ以降はいつも持ち歩くくらいのお気に入り。
この本読む時に思い浮かぶのが中島美嘉のヘムロックっていう歌の歌詞。ヒロが姫様に対して思うコトを言い当ててる気がしてならないんだよ
やっしーの創る音楽も聞いてみたい気がするなw
>>216 この本と中島美嘉合いますよね
自分はLEGEND (Original)とFAKEとCarrot & Whipの3曲で6時間かかってよみました
やっすー乙!
いいよ。期待通りの展開!この後どうなっていくのかwktk!
>>217 おぉ同志だ!別に中島美嘉=姫様って訳じゃないんだけど合うんだよな
それにしても3曲で6時間とは凄い音楽の食べ方ですねw
おっ!やっしー来てた。でも、そのサイト見れネ。
たまに観れるみたいね。。。
気長に何回かアクセスするとたまに繋がるよ☆
223 :
3:2005/10/17(月) 00:34:38
あ、レスがついてたんだ・・
>>209 おととい、国際電話してみたしたよ。
無事に滞在先に着いて、生活を始めたそうです。
相変わらずやさしい声でした・・
もちろん、まだ好きではいますよ。
色々出来事が重なってしまって別れたので。。
戻れるなら戻りたいですね。。
帰ってくるまでに出来ることはしておかなきゃ・・
男磨きます。。
>>210 う〜ん、お水って風俗なのかな・・?
昼間の仕事で知り合ったから初めは知らなかったんだ。
とりあえず次に会えるのを楽しみにしてますよ。
姫を待つヒロみたいに・・・
さくらですか。PVいいですよね。
最後のデートはさくらを見にいったんだよなぁ。
おk!今見れた。俺もさくらは大好き。
歌詞がひろの心境を表してるみたい。
>>15も言ってるけど、映画化したら主演この二人でいいんじゃね?
ま、ちなみに15は俺なんだけどね、、、
このレスがここに書き込んだ最初の一言だった。
懐かしいな〜。。。
はろぅ☆
今日は家に帰るなりエンジン全開で話の続きを書いちゃったよ〜!
今、我が家のパソコンにはちょっと先の分まで保存されちゃってます。。。
できたら早く見せたくなるのがやっしーさんですよ。
てことで今日から3夜連続(毎晩11時頃)でアップすることを宣言しちゃいます♪
レスよろ〜
でわでわ行ってみよう!
227 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/10/17(月) 23:18:39
カナの後を気付かれないように歩く僕。いつかテレビで見たような光景だ。
道端に路駐してある車に身を隠しながらオタとの連絡を続けた。傍から見たら
明らかに滑稽で不自然だったと思う。でもこの時の僕はもう夢中になっていて
、周りからどう見られているかなんて分からなかった。
「まずお前は今どこにいる?背後の音から外にいるようだが?」
「今、渋谷から恵比寿に向かう途中にあるブルーボールカフェってところの近
くにいる。」声を潜めて応える僕。
「ブルーボールカフェだって?!」
オタの声が珍しく裏返った。そのリアクションは三流役者もびっくりな見事な
ものだった。
「ちょっと待ってくれ。」
「………やっぱりそうだ。」
オタは一人で納得し、そして話を続けた。
「昨日、話したミゾグチタケヒロを覚えているか!?姫様の助け出そうとして
いる例の男だ。その男を調べていくうちに妙な偶然を見つけた。」
「都内のある飲食店の開業に当たり、“溝口武寛”という名前で営業許可申請
が出されている。俺は最初、なんてことない単なる偶然だと思っていた。しか
しなんと、その店の名前が“blue ball café”だ。」「俺の仕事は信用が大切
だと前に話したよな?だから俺は根拠のない情報は信じない。だから偶然も基
本的には信じない。だが姫様やその知り合いがその店に出入りしていたとなる
と、それはもう偶然なんかじゃない。」
「いいかヒロ?お前さんはこの状況で最高のカードを引き当てた。あとはカー
ドを切るタイミングだ。いいか?絶対に間違えるなよ?!」
>>ワロス! あれやっしーか!
ブルーボールカフェにどんな意味があるのか激しく気になる。
あと、素人の尾行ってほんとにそんな感じになるらしい。
229 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/10/18(火) 23:00:44
オタの話が終るか終らないかくらいでカナが角を曲がり路地に入る。
あの店のオーナーがミゾグチタケヒロ…。
僕は以前、姫様とあの店に行ったときに、彼女が「この店は安心だから、わた
しが酔っ払っても大丈夫。」といってたことを思い出した。
そうか、そうだったのか。あの言葉にはそういう意味が隠されてたんだ。この
店は幼馴染で恩人でもあるミゾグチタケヒロの店だからって。だから安心だっ
て。そういう意味だったんだ。
路地に入った彼女を見失わないようにと、僕はちょっと小走りで彼女との間隔
を詰める。僕が角を曲がると、そこは街灯もなく真っ暗で、でもかろうじて今
僕が歩いてきた道から入ってくる街の灯りが路面の濡れたアスファルトに反射
してその様子を伺うことができた。この路地はいわゆる裏通りってやつで、幅
は車が一台通れるかどうかくらい。多分、表の飲み屋から今出されたばかりの
半透明のポリ袋をノラ猫があさっていた。でもそこにあるはずのカナの後姿は
なかった。人っ子一人、誰もいない。
「あれっ?!」と思わず声が出てしまう。
「どうした?何かあったかのか?」
耳から離れたケータイの向こうから、オタの声がかすかに聞こえる。
230 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/10/18(火) 23:02:38
僕は暗がりの中に足を踏み入れ、そこにあるであろう人影を探す。逆光が僕の
影を長く延ばし、その先は通りの向こう側に待ち構えている暗闇に呑み込まれ
る。ゴクッと生つばを飲み込み、辺りを見回しながら僕は一歩一歩、足を進め
ていく。
「ヒロ!返事しろ!?どうした?」
緊張が高まり、感覚が研ぎ澄まされていくのが自分でも分かった。手に握り締
めたケータイから聞こえるオタの声がやけに大きく聞こえるような気がした。
僕は今の状況を伝えるためにケータイを耳にあてる。
「カナが…」
僕が話そうとした瞬間、背中に何かがぶつかった。
…バチン…!
「え?」
僕は背後で起こったその何かを確かめるために振り返ろうとした。でもそれは
できなかった。次の瞬間、体の中を無数の針が刺さるような衝撃が走った。目
の前の視界がグニャッとなり、まるでデジタルフィルターのかかったVFXを観
ているようだった。僕は膝から崩れ落ち、そして倒れた。
やっしー乙!約束どおりの投下ですね。
そしてスタンガン!!
232 :
3:2005/10/19(水) 20:45:06
>>3 うわ〜超ウレシイ!!!
しかもまだ見たことないカットまで入ってるし☆
さんきゆう〜
234 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/10/19(水) 23:03:15
…ここはどこだろう…。
僕はひとり、白いモヤの中を歩いていた。
モヤのせいで目の前は何も見えなかったが不思議と不安はなかった。
このモヤの中のどこからか、姫様のニオイがしてたからだ。あの甘ったるくて
優しいニオイ。
しばらく歩くと目の前のモヤが少しずつ薄くなっていき、次の瞬間強い光がス
トロボのように目の前で弾けた。僕は腕で顔を覆うようにし、目をつぶった。
ゆっくりと目を開け、ショボショボする瞳でなんとか前を見ようとした。さっ
きの強い光のせいかピントがうまく合わなくて、目が慣れるまでしばらく時間
がかかった。徐々に目が慣れ始め、眼下に広がるその景色を目にしたとき、僕
は言葉を失った。
そこは満天の星空、大きな月。遠くの山々は深い蒼に彩られていた。その山々
からは川が流れていて、その水面に星の光が反射してキラキラと輝いているの
が僕のところからでも分かった。空は夜なのにぽかぽかした晴天の昼にでもあ
りそうな真っ白い雲が浮かんでいる。辺りは明るくて、足元にはピンクや紫、
黄色、ブルーと様々なセントポーリアがまるでお互いの色を称えあうかのよう
に辺り一面に咲いていた。ちょっと先には丘があって、そこには一本のとても
大きな木が生えていた。立派な木だった。
235 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/10/19(水) 23:05:14
見たこともない景色だった。僕はその丘に向かって歩き出していた。足元の花
を踏まないように注意しながら歩いた。よく見ると足元の花の中にもところど
ころ水が流れていて、どこまでも澄んだ水がサラサラと茶色い岩の上を流れて
いた。
高台に上がり、木の真下にまでたどり着いた。その木は近くで見ると樹皮の一
部がなくなっていて、それでも力強く、緑の茂った葉と枝の間からはどこから
か木漏れ日が差し込んでいた。
辺りがフアッと一層明るくなった次の瞬間、強い風が吹いた。枝と枝が擦れあ
い、ザー…っという音を立てる。
僕はその風の中に懐かしい声を見つけた。
「ヒロ」
僕の頭の中で幾度も繰り返しリピート再生されていたその声。
どんなに久しぶりだって聞き間違えるわけがない。
僕はゆっくりと後ろを振り返った。
そこに姫様はいた。
ということで3夜連続うpしちゃいました。
さてさて、まさかの姫様に再会してしまったヒロ君は
そこで何を見て、何を想うのか。
次回も乞うご期待☆
>>236 前からずっと黙ってたけどな、一つ言わせてくれ。
お前ががんばって書いてることは認めるし、感謝してる。楽しみでもある。
文章も上手いと思う。
けどな、お前のその馬鹿みたいに陽気な態度は、
この作品の余韻を一瞬で吹っ飛ばすし、
せっかくのお前の作品を台無しにしてるんだよ。
見てるこっちが恥ずかしいくらいだ。
「次回も乞うご期待☆」?
何だこの☆マーク? 2ちゃんで使うとは馬鹿にしてんのか?
お前のたった一言で今日の作品の良さが一瞬で吹っ飛ぶんだよ。
頼むから作品世界を損なわない様にしてくれ。
お前のキャラははっきり言って2ちゃん向きじゃないし、
俺みたいに前から2ちゃんにいるものには鳥肌が出るくらいの違和感覚える。
そして何よりも作品世界をぶち壊すのがどうしても我慢できん。
みんなすまん。俺も東京少女好きだし、やっしーの続きは楽しみにしてる。
けどこいつのこの態度にはもうどうしても我慢出来なかったんだ。
やっしー3夜連続の投下おつかれー!まさかここで、こんなシーンが出てくるとは
予想だにしてなかったわ。いいよいいよ〜。
ん〜
>>237の言う事も一理あるんだろうけど。
俺は、不快感はまったく感じないんだけどね。
こうやって、続きをよませてくれるだけでありがたいし、内容も
いい感じだし。
そこら辺の判断はやっしー自身に任せるよ。
まぁ、やっしーは「2ちゃん初心者」っていってたし、
その辺りはなぁ・・・w
まぁ、VIP行ったら間違いなく叩かれるがなwwww
>>237は「作品に対しては評価している」と言っている訳だし、
あとはやっしーが2ちゃんに対して、もう少し知識を得るべきかなw
書き込みねぇな。
やっしーは悩んでるのかな?少なくともいい気分じゃないよね。
やっしーが気分を害したのなら無理して続きを書かなくても
いいと思うよ。
>>237はそれくらいの覚悟があって発言したんだと思うし。
無理に俺らの期待にこたえようとして、書かなくてもいいんだからね。
しょせんは2ちゃんだから。読みたいやつが読んでりゃいいんだし。
やっしーはそんなに気にしなくていいと思うよ。
>>237の意見はただの叩きなのでやっしーは気にする必要なし!(^^)!
今このスレはやっしーの小説で成り立っているのだからね。
俺は続編を希望します。
やっしー期待してるから・・・
242 :
無名草子さん:2005/10/22(土) 14:20:02
237のレス程度で叩き扱いされるなら2ちゃんのレスのほとんどが叩きだな
>>241がおかしな事を言っている件についてw
もう一度読み返してみれwwwwwwwwww
なんかポマイラ勘違いしてるみたいだなw
たしかにこのスレは現在やっしーの創作スレにはなっている。
が、それ以前に「2chである」事を、やっしーを含めた全員が、
再認識すべきジャマイカ?
正直やっしーがヘソ曲げて「もう書きこまナス」って言われれば、
「あっそう、乙」でそのうちdat落ちして終了wそれが2ch。
逆にやっしーにも、初心者とはいえ、その辺を理解してやって欲しい。
創作の内容が良かろうが悪かろうが、うざいものに関して、「正直うざい」
言われるのは当然だろ。コテ名乗ってるからって優遇される訳でもないしな。
馴れ合いも全然構わないが、それ以前に2ch独特の空気読めずに
書き込めないなら、ブログでも建てて、やってりゃいいんじゃね?
わざわざ、2chでやる必要も無いんだし。
245 :
無名草子さん:2005/10/22(土) 19:27:02
つーかこれくらいのことで凹むなら、
2ちゃんに来ない方がいい。
電車以降ここのことよくわかってないバカが多すぎ。
顔文字とかキモイって。
ふむ、電車にしろ痴漢にしろ抽出されたものしか
小説にされてないから勘違いが増えたのも否めないよなw
ここだけでなく、他のスレでも煽りや叩きに対しての免疫がない
コテが増徴されたよなw
まぁあれだ「覚悟がないならROMってろ」って感じだな。
247 :
無名草子さん:2005/10/22(土) 21:18:37
正直1が固定で偉そうに2ちゃんを語ってるのもどうかと思うがな
やっしーも1もあまり大差ないと思う。
>>247 うはwwwwwwwwwおkwwwwwwwwwwwww
>>237は確かに叩いてるわけじゃないよ。
口調は荒いけど、納得できる内容だし。
>>1は2ちゃんがどうのこうの言ってるけど、それこそ変だよ。
誰が何をどんな風に書こうが自由なの。
それに対して、どんな意見を書くのも自由なんだけど・・・。
2chだからどうのこうのなんて関係ないと思うよ。
なんかグダグダになったけど、
>>1も
>>237も俺もほかのやつも
やっしーの書く続きをスゲー楽しみにしてるってこった!
↓↓↓↓↓そしてやっしー登場↓↓↓↓
>>249 でも☆は正直うざいんだってさwwwww
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆これでどうよ!?☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
これを読んでる神奈川県民!ちゃんと選挙行ったか!?
ハタチ過ぎたら選挙行かないとだめだぞ!
252 :
3:2005/10/23(日) 23:07:22
アー!選挙忘れてた!
それでは夢の続きへようこそ。
真っ白な柔らかそうなワンピース。
風になびく長いサラサラなキャラメル色の髪の毛を手で押さえながら、優しく
僕に微笑みかけてくれている。
「…あ…」
僕は言葉がでなかった。
姫様は軽くうつむきながら笑って、そして僕の方へ歩み寄ってくる。
一歩を踏み出すたびに長いスカートから姫様の細い脚のシルエットが浮き上が
る。僕のすぐ傍まできた姫様は何も言わずに僕をそっと抱きしめてくれた。
甘ったるいあの香りが僕を包む。鼻の奥の方がこそばゆくなって、僕の心に久
しく感じたことのないくらいの安堵感が込み上げた。
僕は泣いた。
それが涙なのか鼻水なのか分からないくらい僕はワーワー泣いた。
こんな風に泣いたのは多分子供のとき以来。
僕は膝がガクガク笑って、立っていられなくなりその場に崩れ落ちてしまった。
もしかしたら腰が抜けちゃったのかもしれない。
それでも姫様は優しい眼差しで「大丈夫、もう大丈夫だよ。」といって僕の頭
を撫でてくれた。僕が泣き止むまでのずいぶん長い間、姫様はそうしていてく
れた。
涙でグシャグシャになった顔を拭い、目を開けると白いベンチがあって、姫様
は僕をベンチに座らせた。ベンチに座るとさっきまではなかった砂場が見えた。
砂場の中には誰かが造った砂のお城があって、その隣にはブルーのプラスチッ
クに白い柄のついたシャベルがささっていた。
僕は姫様にそれを伝えようとしたけど、さっきあまりにもすごい勢いで泣いた
ためにオエツがひどくて、何かを喋ろうとしてもヒックヒックとしか言えなか
った。そんな僕に姫様は「ちょっとお散歩しよっか。」といって手を差し伸べ
た。
姫様に手を引かれるがままに歩いていると、今度は黄色い丸いパイプにかかっ
た2台のブランコをみつけた。姫様はブランコのパイプを指でなぞりながら、
どこか懐かしそうな表情をしていた。この頃には僕もだいぶ落ち着いてきて、
手をつないで横を歩く姫様の横顔をあらためてまじまじと見つめてみた。
そよ風になびく髪の間から時折見える、ツンととがった顎に続く白いライン。
強く抱きしめたら壊れちゃいそうな小さな肩。彼女を作る全ての要素が、紛れ
もなくあの頃のままの姫様だった。
僕の視線に気がついたのか、姫様が僕の方を向く。
そして満面の笑みで「行こう!」と言って走り出した。
手をつないでいた僕も彼女につられて走っていた。なんだかとてもうれしい気
持ちになって、僕は笑った。身体がとても軽い。このまま空を飛ぶこともでき
るかもしれない。とにかくそのくらい気持ちが良かった。
おおっ!やっしー乙wwwwww
あいかわらずクオリティーたけぇなw
やっしー乙!てか
>>251ワロス!
お前のその開き直りっぷりがいい!大好きだ!
夢は夢、現実は現実。でも夢が現実を変えるきっかけにはなる。
259 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/10/26(水) 23:07:45
丘の上を越えて一気に駆け上がり、彼女をぐるんと一回転させた。丘の向こう
には今まで見えなかった大きな川が流れていて、星空の光を受けてシャンデリ
アのように輝くその流れを僕らは黙って見つめていた。
いつの間にか僕は川辺に寝転んで、姫様の膝枕の上にいた。姫様の太ももの感
触を楽しみながら僕は姫様の顔を見ようと寝返りを打つ。姫様は「ん?」とい
う表情で僕を見つめた。姫様の顔越しに見える空はとても不思議で、星空の一
部、僕らのいるちょうど真上にグニャグニャなマーブル模様の虹が出来ていて、
そこからスポットライトのような一筋の黄色い光が射し込んでいた。
「ねぇ姫様ここはどこなのかな?」
「さあどこでしょう?当ててみて。」
僕は「う〜ん…」と考え込むと、考えがまとまっているわけでもないうちに、
頭に思い浮かんだことをそのまま口に出していた。
「さっきの、あの大きな木にブランコや砂場、一面に咲いているセントポーリ
ア。」
うんうん
「ここは僕の…いや君の心の中…なの?」
僕がそう答えると姫様はうれしそうにゆっくりと頷き、そしてこう言った。
「もう大丈夫だね。ヒロ」
「え!?」
強い風が吹きつけ、セントポーリアの花びらがいっせいに舞い上がる。
260 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/10/26(水) 23:09:31
次の瞬間、僕らはさっきの大きな木の下で向い合って立っていた。ものすごい
数の花びらが舞い散っていたが、僕らのいる場所はスポットライトを当てたよ
うな黄色い光で包まれていて、花びらは入って来られないようだった。僕には
風の音すら聞こえなくて、姫様の口から放たれたその言葉の意味を必死で考え
ていた。でも考える必要なんてなかった。姫様の表情が全てを伝えてくれてい
た。また別れの時が迫っていること、そしてもう残りの時間がないことを。
黄色い光が徐々に細くなり、僕と姫様の間にも花びらが舞いだして、お互いの
顔を見ることさえもままならなくなっていく。僕は姫様に聞いた。
「ねえ姫様、僕はまた君に会えるよね?!」
姫様はこれまでに見たこともない程、優しい顔をして「うん」と、目とわずか
な表情で語った。僕には確かにそう見えた。
風のザーっという音がフェードインしてきて、花びらは徐々に姫様の姿を隠し
ていく。そしてまたあのストロボみたいな光とともに白いモヤが僕を包んでい
った。
261 :
3:2005/10/27(木) 00:09:32
乙
やっしー乙!夢の世界は終わっちゃったね。
風景の言い回しがいい感じ。現実での展開に期待してます!
>>1がうざ杉の件
しかもこの板でviperだって自慢されてもねwww
お前ら2chの嫌われ者だってきずえおwwwwwwwwwwwwwwww
>>249に同意!
2chがどうとかいってるやついるけど宗教的でキモスwww
ここ数年でこういう勘違い野郎が増えたよな〜
まあ、
>>1は巣へ帰れってことだwwww
やっしー乙!なんか続編でありながら
やっしー的な色合い出てきた感じだなw
>>263>>264 もう議論やめとこうや。
ただでさえ最近ブログとかから
いろんなところに人流れこんで荒れやすいし。
東京少女もいろんなところで紹介されてるし
人もまだ増えるだろうしな。
266 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 01:39:26
初カキコ。
いい感じに東京少女の続きだね。
いいよいいよ!もっと先を読みたい!
267 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 22:39:37
やっしー今日あたり来るかな?
期待age
今日、うちの大学で文化祭やってたよ。
文化祭ってさ、結局やってる本人たちが一番楽しいんだよね。
準備して店出してってさ。
利益とかお客のためにとかじゃなくて自分たちのためのビジネス。
懐かしいなぁ文化祭。。。
269 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/10/29(土) 23:05:54
僕は意識を取り戻した。目を開けると一筋の涙が僕の目尻から頬を伝って流れ
落ちる。そこは知らない天井だったけど、煌々と光る蛍光灯がここはこの上な
く現実の世界であるということを教えてくれた。僕はベッドの上に寝かされて
いて、でもなぜか僕が目を覚ましても姫様のあのニオイだけは残っていた。
「気がついた?」
足元の方から声が聞こえる。
僕は声の発信元を見ようと体を起こそうとした。でも体中が痺れていていうこ
とを聞かない。
そんな僕を見て声の主は「まだ動けないよ。」
「マイオトロン」
「人間の運動神経と脳波を遮断して一時的に機能不能にするの。でも大丈夫。
スタンガンとかと違ってヤケドとかの後遺症はないから。あと一時間もすれば
元通り動けるようになるから。」
「ごめんね。アンタだって気付かなかったよ。最近あたしの周りも物騒でさ!」
声の主はカナで、どうやら僕は彼女に強烈な一撃をくらっちまったようだ。
僕は声を出すのにも一苦労だった。歯医者で麻酔をされた時に唇まで痺れてる
あの感じ。自分の体が自分のものじゃないみたいだった。
カナは悪びれる様子もなくベッドの横の辺りにドカッと座ったようだった。
本当に体が痺れて動かない。このまま感覚が戻らなかったらどうしようかと、
ちょっと心配になってきた。
「アンタさ、夢の中でリカとでも会ってた?眠りながらニヤニヤしたり、かと
思えば急に涙流してみたりさ。」
270 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/10/29(土) 23:07:44
僕はさっきのことを思い出してみた。幸い思考回路までは痺れてなかったらし
く、ついさっき起こった出来事を頭の中で再生することができた。考えれば考
えるほど不思議な出来事の連続だった。
あれは夢なのか、それとも高周波パルスによる奇跡だったのか…。
「こ…ここは?」
ろれつの回っていない片言の言葉をようやく僕は声に出した。
「あー、ここはリカの部屋。」
「あの子がインドに行ってからも、この部屋は残しておいたんだ。」
ひ、姫様の部屋…?ここが?
僕は動けないながら、今の自分にできる最大限の感覚器を使って、この部屋の
情報を採取した。
僕の視界からは白い天井と、そこから吊る下がっている蛍光灯が見える。向こ
うの壁には白いエアコンがついている。僕の寝ているベッドの頭の後ろと左手
にはピンクのカーテンが見えた。窓が二面てことは、ここは角部屋なのかな。
さっきカナの声が聞こえてきた僕の足元には暗がりがあって、多分玄関へとつ
ながっているようだった。
僕の寝ているベッドはとても軟らかくて、かすかな姫様のニオイと埃のニオイ
が混じっていて、この布団の主がもうしばらくこの部屋へ帰っていないことを
物語っていた。
やっしーおつ!
姫の夢を見たのはそういうことだったのね。
やっしー物語がかなり練りこまれてるね〜。
もうかなり先まで・・・ENDまで考えてあるのかな?
274 :
無名草子さん:2005/10/31(月) 18:59:04
ageとくね!
今週、ボクシングの試合があるから減量中の空腹を紛らわすために
バイト先でこの本読んでたのね。
そしたらバイト先の人にタイトル見られて、
「ロリコンか?」って言われた。東京少女・・・orz・・見えなくもないか。
276 :
無名草子さん:2005/11/04(金) 02:02:46
やっしー、いそがしいのか?
とりあえずageとく
今日もまた読み返してみる。1回は途中で止めると言った70氏だから、やっぱ続きは書かないんだろうなぁ…
それはともかく、「この本どんな内容なの?」と聞かれると説明に困ります
続きを待ってくれてるみんな、アップできなくてごめんなさい。。。
ちょっとばかり忙しいのと、今書いてる部分がとても難しくて、製作が
滞っちゃってます…。
とりあえず明日の23時に一回アップするよ!これは約束。
その次はちょっと一週間くらい間隔あいちゃうかも…。
でも途中で書くのを止めたりはしないから、ゆっくりとこの物語の行き先を
見守ってくれれば幸いです。
やっしー乙。長に待ってるよ。
自分の生活優先しろよ。余裕あるときでいいから
クオリティ高いの頼むわw
ヒトってどうして生きてるんだろうね。
みんないつかは死んじゃうのに...
この話を書き終える頃には何か答えが見えたりするのかなぁ。
281 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/11/05(土) 23:06:47
「…どうして君が日本にいるのかな…?」
「あぁ、リカから少しは聞いてるみたいだね。」
「アタシはリカがインドに発つのとほとんど入れ違いで日本に帰ってきてた
んだよ。」
その時、僕にはこの意味がどういうことなのか分からなかった。
「え?だって彼女は君が帰ってこれなくなったと言って、とても心配してい
た。そのことを彼女は知っているのかな?」
僕は何とか顔をカナの方に向けることができた。どうやら僕の体はとりあえ
ず回復の兆候にあるようだ。カナは窓の横に置いてある、アンティーク調な
ボルドーレッドの鏡台のイスに座って脚を組んでいた。ややうつむき加減の
カナの首が横に振られ、彼女は「知らない。」と言った。
282 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/11/05(土) 23:08:06
姫様の鏡台には色とりどりの小ビンが所狭しといった感じに並べられていて、
僕はその中に見覚えのあるガラスの瓶を見つけた。ガラスに細かくカッティン
グが施された、どこか古めかしさすら感じるビン。あれはミツコだ。姫様と
過ごした最後の夜に、彼女に渡そうと思ってバスルームの洗面台の縁に何気
なく置いておいたことを僕は久しぶりに思い出した。次の朝、姫様がいなく
なったときには僕の置いたミツコも一緒になくなっていた。今、目の前の鏡
台に置かれているミツコはラベルが汚れていて、中身も半分くらいになって
いる。てことは姫様は僕の渡したミツコを持ってインドへ行ったのかな…。
「なんで?話が見えてこないよ。キミと彼女は友達なんだろ?」
「……。」
カナは沈黙してしまった。
そういや女の子の言うことはいつも正しくて、そうじゃない時は喋らないん
だっけ。でも今日の僕はここで引き下がるわけにはいかなかった。営業で新
しい取引先に食いつくように、僕は今捕まえたこのシッポを放すわけにはい
かなかった。
女の子の言う事はいつも正しいうんぬんってセリフ好きだな
284 :
無名草子さん:2005/11/06(日) 21:54:48
おっ!久々にやっしー来てたんだねw
カナは味方?それとも・・・。
やっしー乙。仕事がんばれ!
気長に待ってるよ〜
なんかさ、ヒト大杉とやらでこのスレッドに直接入れなく
なっちゃったんだけど...
なんで?
専ブラ使えよ
そうそうそれ使ったら入れたさね。
でもなんか遠回りでメンドイな〜...
それに他のみんなは入り方知ってるのかな?
289 :
無名草子さん:2005/11/09(水) 19:33:21
今は2ちゃんじゃ専ブラ使うのが推奨。鯖への負担を減らすためにな。
専ブラ使うのが面倒だとかどうしたらいいのかわからないとかいうなら
2ちゃんに来ない方がいい。
は〜そうなんだ。
なら仕方ないか!
しかしなぜきゅうに人大杉になってしまったのかな?
ここってそんなにいろんなヒトが見てるんかい??
291 :
無名草子さん:2005/11/09(水) 19:40:17
鯖負担がでかくなったんだろ。
とりあえず2ちゃんに来るときは専ブラ使うものと考えるほうがいい
了解!
293 :
無名草子さん:2005/11/14(月) 22:02:17
オタとヲタ、どっちが良い?w
291=293なのかな?
違いますm(__)m
やっしーどうかしたのかな?
分からないことがあるなら書いてもいいんじゃない?
優しい名無しが答えてくれるはず
わからないというか、最近ヒト少ないな〜と思ってさ。
まあ俺が続きを上げてないってのも原因なんだろうけどね。。。
確かにね
今はやっしーの続き待ってる状態だからなぁ…
新しい話題がそれしか無いんだよね
でもやっしーのペースで書いてもいいはず
俺はある小説の新作を1年以上待ってるw
書き込んでないだけで、見てる奴は多いと思うよ!
あと、人多すぎが出て見れてないとか?
潜伏してる奴結構いると思う!
299 :
畳 ◆2Vu/evdxfM :2005/11/15(火) 09:25:37
見てます
俺も一日一回はのぞいてる。
私も見てます
302 :
3:2005/11/15(火) 23:06:00
時々覗かせてもらってます
うわ!すごいうれしいよ!
そうだったんだみんな見ててくれたんだ!!
今、あまりにうれしくて涙出てきちゃったよ。。
よし!俺がんばるよ!
304 :
3:2005/11/15(火) 23:51:16
無理せずマッタリいきましょうね〜。
やっしーさん、がんばってください
続き楽しみしてまふ
皆様、お待たせいたしました。
ようやく続きができました!!
それでは“東京少女 第2章”をどうぞ。。。
そういえば何気に人大杉じゃなくなってるし!
みんなちゃんとブラウザ使おうね〜
307 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/11/17(木) 23:05:18
「姫様の…彼女のことを何か知ってるんだろ!?」「頼むよ、教えてくれ!
彼女は無事なのか!?あの子は何をしようとしてるんだ?」
僕は必死だった。
「リカはね……。」
「………。」
何かを言いかけて彼女はまた沈黙してしまう。
重たい沈黙。
どうすればカナは話してくれるだろうか。僕はネゴシエーターの気持ちが少し
だけ分かったような気がした。僕の頭の回転がレッドゾーンに差し掛かったと
き、さっきオタが言っていた言葉が頭をよぎる。
“カードを切るタイミングを間違えるな”
この状況を打破できるのはおそらくこの手しかないと思った。手持ちの中に
して最強のカード、ジョーカー。僕はこのカードを切ることを決めた。これ
でダメなら多分僕に勝機はない。
「あのさ、僕のカバンあるかな…?キミに見てもらいたいものがあるんだ。」
カナはこの話の展開は予想していなかったらしく、予期せぬ質問に一瞬途惑っ
ていたようだった。
308 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/11/17(木) 23:08:03
「見せたいもの?」
「そう。カバンの中に小さな箱が入っているんだ。それを出してみてくれない
かな?」
カナはしばらく間をおき、ふぅっと軽く息を吐きながら立ち上がり僕の足元へ
移動した。どうやら僕のカバンはその辺りに置かれているらしい。
「これ?」
カナが僕のカバンから長方形の箱を取り出す。
「そう、それ。開けてみて。」
彼女はゆっくりとフタを開く。そしてどこか冷めていた彼女の表情に驚きが見
えた。
「これって…!」
「そう、姫様…彼女が大切にしていたクマだよ。」
カナはピンクのクマを手にとってまじまじと見ていた。抱き上げられたクマの
首は重力に逆らえずにコテッと傾いていて、驚いている彼女に“どうしたの?”
と語りかけているように見えた。
「彼女がインドに旅立つとき、僕に託してくれたんだ。」
カナはしばらくクマを見つめ、そしてそのまま目をつぶり、何かを考えている
というか何かを決心しているようだった。
やっしーきた!おつ!
10日待った甲斐があった!
新作キタ━━(゚∀゚)━━!!
やっしー乙彼
更新してる〜ヽ(゚∀゚)ノ
やっしー乙!!
やっしー乙!
物語作るのって難しいよな
他の所で書いたりしてるんだが、すっげー悩む(´・ω・`)
>>312 難しいよね〜。
俺の場合、物語の中の登場人物たちが頭の中にいて、
その人たちが勝手に喋ってるんだよね。
そのコトバを俺が代筆してる感じかなぁ。。
ちなみに最近ようやくカナが俺の中で喋ってくれるように
なりました。
314 :
畳 ◆2Vu/evdxfM :2005/11/19(土) 07:47:33
(・∀・)イイ!
登場人物が頭の中で喋ってくれるの羨ましいなぁ〜
書けば書く程、未熟さを思い知る
他人を楽しませる文章を作れる人は尊敬に値します
努力しよっと
316 :
無名草子さん:2005/11/24(木) 08:56:14
保守 やっしー無理せずがんばってね
お久。。
昨日はドッジボール大会やってさ、
ただ今、筋肉痛であります…。
>>315 とりあえず自分が楽しむことを一番に考えればいいんじゃね?
書いてて自分がつまらなかったら周りのヒトが楽しめるわけないもんね。
てなわけで近頃、週一ペースになりつつある続きをどうぞ!
318 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/11/24(木) 23:08:21
ゆっくりと目を開けたカナは「いいんだよね、リカ…」と小さくつぶやいた。
カナはピンクのクマを僕の枕元に置き、さっきまで座っていた鏡台の椅子に
また腰を下ろした。
「アンタさ、アタシに初めて会った時のこと覚えてる?」
「え?」
今度は僕が予想外の質問に途惑う番だった。
確か彼女に最初に会ったのは年明けに姫様とホテルに泊まっていた頃、例の
ブルーボールカフェって店にはじめて案内された時だった。
「あの時は正直驚いたよ。リカが男の前であんな風に酔いつぶれてるところな
んて見たことなかったからさ。」
僕はあの時のことを思い出してみた。
あの日は確か姫様と夕食を食べにおいしいイタリアンの店に行ったんだ。そこ
で彼女はワインを軽く一本以上空けて、その後まだ飲み足りないっていう姫様
に連れられてあの店に行くことになったんだ。でも結局、姫様は店に着いて
早々に酔いつぶれて寝ちゃったんだっけか。
319 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/11/24(木) 23:10:27
「それからアンタにすごい興味を持った。あの子が男に、っていうよりも誰か
に気を許すことなんてほとんどなかったからさ。だからあんな風に無防備なリ
カを見たの初めてだったんじゃないかな。」
「まあ第一印象としては正直、“なんで?”ってアタシは思ったけどね。」
僕はハハハ…と苦笑いをする。
「アンタってさ、そんな特別オシャレないい男ってわけじゃないし、ものすご
くお金持っているようにも見えないじゃん?」
カナはズケズケと僕のことを話し出した。その話はどれも的確で、僕がそれに
反論することはなかった。そして最後に「まあ顔はそんなに悪くないけどね。」
とスズメの涙程度のフォローも入れてくれた。
「でも…。」
カナの言葉が詰まる。
「でも?」
僕はまたカナが沈黙してしまわないように話の続きを伺いたてた。
「でも、あの子にとってアンタは特別だったんだね。」
「特別?」
「そう、特別。あの子のことを捉まえられるのはルックスでもお金でもないん
だよ。あの子が本当に欲しかったものをきっとアンタは持ってたんだね。」
「…………。」
僕は何か喋ろうとしたけど、今の気持ちを表すのに最適な言葉が分からなかっ
た。吸い込んだ息はとうとう声になることなく、ただのため息としてまた吐き
出されていった。
姫様の欲しかったもの……
僕の持っているもの………。
やっしーおつ!
吸い込んだ息はとうとう〜〜って言い回し方がすきだ!
やっしー乙!ヽ(´∀`)ノ
文才あるよね、いつも楽しみにしてる!!
やっしー乙! いつも楽しみにしてるよ
身体に気を付けてがんばれ
もしこの作品が映画化するな「リリイ・シュシュのすべて」みたいな
ふいん気の作品がいいな。どこか透明感というか光に包まれたような
映像があってそうな気がする。
どこかさびしくて、残酷な映像が流れてもなぜかあまり不愉快な
気分にならない。
この作品にあってる気がする。なんか説明がヘタクソでスマソ
324 :
無名草子さん:2005/11/27(日) 20:51:59
雰囲気(ふんいき)
姫様の光と影
うまく映像にできるかな
>>324 ふいんきはわかっててやりました。なんかふんいきって打つのがいやな僕です。
姫様の光と影をうまく映像にできるかわからないけど、
結構いい感じになりそうな気がする。
マジで映像化して欲しくなってきた。
>>325 わざとかw
でも不思議だよな〜同じ意味を表してても
発音する語句が違うと言葉のふいんきが変わるんだから
でも映像化するとなるとやっぱハッピーエンドにして欲しいよなぁ…
わざとですww
(ryってしようと思ったけどそれもめんどくて。
てか、俺とお前の二人だけ??
>>323>>325はおれやけど。
ラストはさり気にハッピーエンドを感じさす感じにしてほしい。
>>327 ROMってるだけでしょ。おれもそうだし、初心者多いし。
雑談するスレでもないしな。
まぁたまにはここの住人で雑談はしてみたいけど。
329 :
無名草子さん:2005/11/30(水) 12:34:13
ちゃんとROMってるから心配する!
ハッピーエンド・・・気持ちはわかるけど、リアルさを追求するなら
ちょっとな。俺は辛いけどその先に希望が見えてるって終わりがいい。
>>329 するのかよ!
>>330 そんな感じ終わり方がいいね。はっきりとは書いてほしくない。
やっしーも忙しいみたいだし、たまにはこんな雑談もいい気がする。
ちわす!
映画化の話ね〜!やっぱ観たいよね。
この話を書いてるときはけっこう細かく映像化されたものをイメージして
創ることが多いかな。もし映像化されるときにはキャストやカット割とか
に是非とも参加したいものだ。(と、さりげにアピール)
さてさて、先週末に中学時代の同窓会がありました。
いや〜10年ぶりに顔を会わせたんだけど
さすがに最初は誰が誰だか全然分からなかったよ。
そんな中で当時、自分に自信のなかった俺に希望の光を与えてくれた、
いわば俺の中のヒーロー的存在だった人と久しぶりに会うことができてね、
やっぱり今でもスゲーなって素直に思ったよ。
その差はどのくらいかな?昔よりは少し縮まったかなのかな?
いつかは追いつきたいものだねぇ。。。
でわでわお話を少しばかり進めましょう。
333 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/12/01(木) 23:01:33
そんな僕の様子を見てか、カナは自分の話を続けた。
「あんた達、去年のクリスマスに出会ったんでしょ?」
「あの日のリカ、ひどいカッコじゃなかった?あの子ってば自分が誘ったくせ
に“クリスマスに女買う男なんてろくなヤツじゃないからこれで十分。”とか
言って出かけてったんだよ。それが帰ってきたらうれしそうな顔しててさ。
いつもなら仕事終わりは機嫌悪いのにね。本当に驚いたよ。」
「その後も驚きの連続。あの子、今までリピーターなんて採ることなかったの
ね。それがケータイと睨めっこして真剣に悩んでたからね。とりあえずメアド
はゲットしてみたものの…って。“う゛〜”とか一人で唸っちゃってさ。」
「アタシ、リカがこんだけマジになるってことはよっぽどのイイ男だなと思っ
てさ、一度会わせてみろって言ったんだよ。で、いざ連れてきたのがアンタで
さ。ホントなんで?って感じだった。」
「3人でカラオケ行った時のこと覚えてる?あの時アンタが寝ちゃった後、
アタシ、リカに聞いたんだよね。これのどこがいいの?って。フフッ、そした
らあの子なんて答えたと思う?」
「アンタといると安心なんだってさ。」
「安…心…?」
「そう、安心。アンタといると、もう大丈夫って思えるんだって。別に何が大
丈夫ってわけじゃないんだろうけどさ、とにかく気持ちが楽で温かいんだって。」
334 :
やっしー ◆O7LZYf7ocs :2005/12/01(木) 23:03:59
言葉がなかった。
姫様は僕のことを本当に必要としてくれてたんだ。
僕っていう存在を、僕が姫様をそう思うように…。
あの朝、電車をやり過ごして僕に抱きついてきた時も、お正月に僕のあげた
大きなスニーカーに喜んでいたのも嘘じゃなかったんだ。そして何よりも僕
がヒューマニックの人間だとかそんなことじゃなかったんだ!
「だからあの子はアンタの傍を離れたんだと思う。アンタが本当に大切な存在
だったから…。」
僕はたまらない嬉しさを感じるとともに、自分が恥ずかしかった。信じきれな
かった自分に悔しさすら感じた。このことを知ったら姫様はさぞかし悲しむだ
ろうな。でもきっと姫様は何も言わずに大きな黒い瞳でじっと僕を見つめて、
そこに映る僕を責めるなんてことしないんだろうな。ゆっくりと瞼を閉じて、
光の届かない暗闇の中で一人また悲しむのだろう。そしてこんなものだよと諦
めていくんだ。
うお!やっしーきた!
いいよ、やっしー。本編とリンクしてるところがいいよ。
姫様最初そう思ってたんかぁって素直に思える。
同窓会おつー。
どのくらい差が縮まったのか?近づけたのか?
その気持ちよくわかるよ。俺にもひとつ上の人でそういう人がいるから。
少しだけ近づけた気がするけど、やっぱりまだまだで
でも、それがまたうれしくて。
336 :
3:2005/12/03(土) 00:39:40
やっしー乙。
文章じょうずですねぇ。。
auのCMで妻夫木君と誰かの出てるやつさあ、
(最後にラーメンにソフトクリームが乗っかってるヤツ!)
あれってヒロとオタに見えてしょうがないんだよね〜。。。
やっしーきてた!
次長課長のやつやな。
俺の中ではもっと痩せてて神経質っぽいイメージやなぁ。
あ〜なるほどね。そっちできたか!
たださ、ヒロも姫様も細身だからさ、バランス的に
オタはちょっとお肉ついてる感じでいきたいんだよねぃ。
バランス的にはその方がいいかも。
確かに太ってるほうが、やさしそうやし。
痩せてて神経質だとあの微妙な優しさがなさそう。
凸凹コンビみたいでおもしろそうやなぁ!
“あの微妙な優しさ”って表現いいねぇ。。。
うん。ありがと!
なんか、オタは相手がそうと気付かないけど、なんかあったかい
気持ちにさせる、居心地のいいやさしさを持ってそうな気がする。
え〜現在の製作状況はというと…
なんにもできてません…白紙であります!
ということで今日のうpはなしということで…
すんません〜
344 :
3:2005/12/08(木) 23:34:59
なあに、かえって免疫力がつく。
>>345 あ〜これね...
どうしよっか?
さっき友達の家で書き込んだら間違えちったよ。。。
347 :
3:2005/12/09(金) 00:22:45
YOU,思い切って鳥変えちゃいなよ
変えてみた!!
どうでもいいから早く続き書け馬鹿
↑↑↑馬鹿はお前だ!
やっしー。ゆっくりでいいよ!気にすんな。かえって免えk(ry
さんきゅ
もうちょいがんばるよ!!
は〜…しかしどうしたものか。。。
やらなきゃならん課題は山積みだ…
ゆっくり自分のペースでな〜
やっしーはもう飽きはじめているのか更新のスピードがガクンと落ちている。
あんまり間隔開けすぎると書こうと思っても書けなくなっていくものなので、
「ゆっくりでいいよ」と優しくするのもいいが、
ある程度急かしてプレッシャーかけないと、書けなくなっちまうぞ。
やっしーももう書けないと思うならさっさと放棄することだな。
てこれでも荒らし扱いされるのかね、このスレでは?
>>353 いや、大丈夫だろ。勢いって必要だしね。
でも、やっしーリアルで忙しいみたいだし、絶対に完結させるって
言ってたから気長に待つしかねぇな。
>>354 その絶対に完結させるってのが怪しいんだよ
最初は誰でも完結させるつもりで頑張るさな
けど毎日書いてるうちに飽きも生じるし、
自分のイメージしている事がなかなか言葉で表現できなくて書けなくなって、
仕事とかで忙しくなって、書くのを離れるようになると、
なかなか最初のペースにはもどらねえんだよ
「課題が多い」
「仕事が忙しくて」
と言い訳ばかり考えるようになったらもうダメ
スパッと諦めるほうがお互い楽だ
>>355 あやしいっちゃ怪しいけど。
書いても書かなくてもやっしーに損得があるわけでもねぇからな。
だからこそ信じるしかないわけやけど。
てか、そんなに重大な問題か?
うpが遅いからって俺らになんかあるわけでもないし、
うpされてりゃ「お、来てる!」って思うだけだしなぁ。
うpがないままならそのまま忘れられていくだけだし。
しんどいとか楽とかはないなぁ。
つまり、やっしーが書く続きは俺らの密かな楽しみってだけ。
長文スレ汚し巣まね。
357 :
無名草子さん:2005/12/15(木) 15:13:27
同意
あとはやっしー次第かな
けんか(・А・)イクナイ!
359 :
やっしー ◆LGIWkDALvY :2005/12/15(木) 23:01:57
カナはふぅっとため息をつくと急に革まった口調で話し出した。
「だからあえて言います。」
「あの子を助けてあげて。」
「本当はこんなこと言うとリカに怒られちゃうのかもしれないけど、もうあの
子を助けられるのはアンタしかいないの。きっとアンタの中にも色んな気持ち
があったと思う。だから…。」
「え…?」
360 :
やっしー ◆LGIWkDALvY :2005/12/15(木) 23:04:18
…
……
………
…………
僕が姫様の部屋を出ると外はもう薄明るくなり始めていた。
ノラ猫が僕を見て警戒していたが、危害がないと判断したのか僕に興味を失い、
今度は空を見上げていた。まだフラつく足元に注意しながら、僕もなんとなく
空を仰いでみた。周りの建物に囲まれた四角い空がビルとビルとで支えられて
かろうじて落っこちないように浮かんでいた。
このノラにとってはここから見えるこの空が世界そのものなんだろうな。僕は
ふとそんなことを思った。でも結局、僕もオタも姫様だって、みんなあのノラ
猫と同じなのかな。ここから見える四角い空が全てで、その小さな枠の中で生
きているんだ。だからその先に広がる何かに憧れて、求めて、そして今も彷徨
っているんだろうな。
僕はとりあえず人通りのある道へ出ようと路地裏を進んだ。夜の闇は新しい一
日の始まりに飲み込まれ、昨日感じていたあのなんともいえない嫌な雰囲気の
姿はなくなっていた。代わりに僕は道端にうずくまる怪しい人影を見つけた。
ちょうどそこは昨日、カナに痛い一撃をもらった場所だった。
361 :
やっしー ◆LGIWkDALvY :2005/12/15(木) 23:06:00
「…オタ!?」
驚いた。うずくまって眠っているのはオタだった。オタの手には僕のケータイ
がしっかりと握り締められていた。きっと昨日、途中で途切れたケータイの会
話から基地局を割り出してこの場所を突き止めてくれたのだろう。僕はあの強
烈な一撃でケータイを落としてしまったようだった。
オタ…ずっと待っていてくれたのか。
「オタ!オタ!大丈夫か!?」
僕はオタを揺り起こした。湿っぽいオタのTシャツが、ケータイを見つけてか
らもずいぶんの間、僕のことを探してくれていたことを物語っていた。それで
も見つからない僕をここで待っているうちに疲れて眠ってしまったんだろう。
いつも心配かけてごめんなオタ。
362 :
3:2005/12/15(木) 23:20:36
乙。
乙
ちょっとトリッキーな構成でのリスタートと
なりました。ちなみにカナの話が切れたのはワザとだよ。
さて、ようやく一息つけるかな。
あ〜年賀状書かなきゃだ。。
乙
つーか、やっぱおまいの書く話、いいわ。
続編、ってよりおまいの書く話の続きが読みたいって気になってくる。
年賀状ちゃんと出すのか・・・えらいな、やっしー・・・
やっしー乙!
四角い空がビルとビルとで〜って表現が気に入りました。
オタは相変わらずやさしいなぁ。
ところで、もしかして忙しい中無理して書いてくれた?
>>353からの書き込み見て。
もしそうなら、ありがとうやっしー。
やっしー乙 いそがしい中ありがd
そろそろクリスマス・・・・・・ヒロと姫様が出会った日もそろそろか
やっしー乙!
久々の更新嬉しかった〜
やっぱ文才あるね!
本物のヒロと姫様は今どうしてるんだろうな。
370 :
無名草子さん:2005/12/20(火) 04:01:36
文章の世界観がうまく似てて良いよ。
急いで書いたらあとでこうすればよかった〜!みたいな事が
出るからじっくり吟味しながら書いてんじゃね?
それでいいと思うぞ、やっしー。
そこで何も事情を知らない僕の登場ですよ。
これって、作家志望だけど全然プロになれない奴が適当に書きためたやつをちまちまコピペして
電車や痴漢みたいな形で世に出ようとした実力のたらないおっさんの作品でしょ。
ノンフィクション面も切ないですね。
一番感動的なところは三ヶ月でたった3レスを強調してしまった2chを知らなすぎる販売元だよな。
今のやっしーみたいな感じな。
ん?俺??
保守
「オタ!こんな所で寝てたら風邪引くぞ!」
「…ん……ヒロ…?ヒ、ヒロなのか!?」
「捜しに来てくれたんだな。心配かけて悪かった。」
「本当にヒロなのか!?お前今まで何してたんだ?それに…」
オタは安堵とも喜びとも怒りともとれない、なんともいえない表情をして
いた。それがなんとも人間臭くて僕は嬉しかった。
「色々あった。お前にも話さなきゃならないことがたくさんあるよ。」
「でも、とりあえずここで話すのは止めような。話すと長くなりそうだから
さ。」
そう言って僕たちはオタの車の駐車してあるところまで歩いた。
路地から車が路駐している通りに出ると、横から朝日が差し込んで僕は目を
しかめた。朝焼けの空には鳥が飛んでいて、多分この世は平和だと誰もが思
えるような景色だった。明け方の、街並みが蘇る瞬間ってのはどうしてこん
なにイノセントな気持ちにさせるんだろう?こんな時だってのに…。
377 :
やっしー ◆LGIWkDALvY :2005/12/26(月) 23:04:25
オタの車は相変わらずボロくて、周りのキレイなワックスの掛かったピカピカ
の車よりもある意味目立っていた。
助手席のくたびれたシートにバフッと座り、ここに来る途中の自販で買った
缶コーヒーのフタを開けた。プシュッというプルタブが落ちる音とともに
コーヒー豆の香りがほのかに鼻を掠める。僕はふぅっと息を吐き、運転席の
オタの様子を伺い、それから朝日の差し込むフロントグラスに視線を移した。
車は当てもなく都内の空いた道を走っていた。その間オタは何も聞かなかっ
たし、僕も何も喋らなかった。多分、オタは僕に頭の整理をする時間をくれ
たんだろう。二つ目の信号が赤で停車したとき、僕は口を開き沈黙を破った。
「まず何から話そうかな…?」
「…。」
オタは黙って聞いていた。
「昨日の電話の後な、カナを追いかけてさっきの路地に入ったんだ。そしたら
尾行がバレてたらしくて後ろからガツッとやられちゃってさ。」
「それで次に気が付いたらベットに寝かされていたんだ。しかもなんとそこは
姫様の部屋だったんだよ。」
「姫様の?!」
「じゃあお前さん、嬢様に会えたってのか?」
「いや…姫様はいなかった。」
「でも色々分かったよ。フロッピーのこと、姫様が助けたいっていう幼馴染の
こと。お前が今まで調べてくれたことと照らし合わせて考えてみても、これは
間違いないと思う。そして何より姫様が今どういう状況かも分かった。」
「どうやら俺たちに残された時間はそうはないらしい。でもまだ手遅れでは
ないってことも分かったよ。」
378 :
やっしー ◆LGIWkDALvY :2005/12/26(月) 23:05:57
「いやいや、ちょっと待ってくれ!」
「少しばかり話が飛びすぎだ!!もうちょっと説明してくれよ!」
僕の説明はオタの期待していたものと違っていたらしく、少し運転が荒っぽく
なったのを感じた。顔の表情はそんなに変わらなかったが、不満という雰囲気
が態度からひしひしと伝わってきた。
「あ、ごめん。」
「じゃあその辺をもうちょい詳しく話すな。ちょっと長くなるかもしれないけ
ど。」
「かまわん。ていうかむしろ時間がないんならできるだけ詳しく話せ。」
2、3回鼻で息をしたオタは、またいつもの冷静さを取り戻したようだった。
「…わかった。」
379 :
やっしー ◆LGIWkDALvY :2005/12/26(月) 23:07:18
僕の頭の中でさっき聞いたカナとの会話が蘇ってくる。
………
……
…
「助ける?助けるってどういうこと?!」
「全部話すよ。何が起こってるのか。そしてこれからあの子に何が起こるのか
…。」
「まずあの子が助けようとしてるヒトね、ミゾグチさんって言ってこの辺じゃ
あちょっと名のしれたヒトだったんだ。
不思議なヒトでさ、みんないつの間にかあのヒトに惹き込まれてるんだよ。
仲間はどんどん増えていってた。
アタシもその中の一人。
ウチらの仕事は一言でいえばドラッグの横流し。
大体は合法だったけど中にはヤバいやつもあった。
ミゾグチさんの影響力はどんどん大きくなっていった。
渋谷界隈のクスリの流れすら手に取るようだったよ。
不思議と罪悪感はなかった。
みんな自分達の力で世界が回ってるような錯覚すら感じてたからね。
ちょうどその頃、自分達の拠点となる場所を作ろうってことでブルーの店を
出したんだ。
その時だったよ。
新しい仲間だっていってミゾグチさんがリカを連れてきたのは。」
おおっ!やっしー乙!
つーか、この途切れかた、やっしーSか?
これなんの焦らしプレイ?www
年賀状書けた?
おっつー!今回は長いな。楽しませてもらいました。
オタは相変わらず気が利くな。
てかこれなんて焦らしプレイ??www
やっしー(・∀・)グッジョブ!
お疲れ2005年!
てことでワタクシ実家に帰りまっす。。
うちの実家は超アナログライクなオウチなので
当然インターネット環境なんてあるはずもなく…
つまり…その…え〜と…
別に焦らしてるわけではないんだけど、
年内のアップはここまでで!
2006年もこの物語をよろしくお願いします。
やっしー 2005.12.28
384 :
3:2005/12/29(木) 00:47:00
>>383 乙。今年は楽しませてもらったよ。どうもありがとう。
また来年、楽しみにしてます。
よいお年を〜。
やっしーお疲れ様
今のこの時期はまさにこの物語が起きていた時期なんだよな
何だかクマのぬいぐるみが欲しくなった
さて、年が明けて早くも一週間ほどたったけど過疎ってんなぁ。
とりあえず、あけおめ!
やっしーも年明けで忙しそうだな。
あけおめ やっしー来るまで気長に待とう
やっしー待ってるぞ^^
遅ればせながらあけおめでございます。
いや〜正月早々に風邪をひいてしまいまして…
横須賀の夜道を姫と歩いてひいた風邪ならまだしも
フジヤマ@富士急ハイランドの待ち時間が寒すぎてひいた風邪だからねぇ…
情けない。。。
ということで現在、風邪のウイルス(推定トリインフルエンザ)と奮闘中
であります。
みんなも風邪にはくれぐれ注意してください。
合言葉は“家に帰ったらまず手洗いうがい!”
OK?
俺んとこは雪が2mくらいあるから除雪する人以外誰も外を歩いてない。
だからウイルスに感染する機会がないww
屋根から落ちたら良くて骨折、悪ければ死ぬだけ・・
やっしーお大事に!
雪国の多くの地で豪雪に見舞われていらっしゃる
>>389をはじめとする皆様へ
心よりお見舞い申し上げます。
どうぞ怪我や事故には十分お気をつけ下さいませ。
僕は毎年冬になるとスキーをするためバイトをしながら雪山に篭っていたから
雪かきの大変さは身をもって体験してます。あれはハンパない!
しかも現地の人たちは普段の生活をしながらあの作業をしてるんだから
本当にすごいよ。
雪かきして後ろを振り返るともう積もってる…!みたいなね。。
まさに自然の驚異…。
スキーも気をつけろよ!
福井県福井市は言うほどたいした事なす。
やっしーご自愛下さい
僕は姫に看病されたいから風邪ひくことにしますね^^
お待たせ!!
395 :
やっしー ◆LGIWkDALvY :2006/01/12(木) 23:00:42
ミゾグチタケヒロ…
オタの情報はいつだって正しい。
つまり弟を失って現実に絶望していた姫様に光を与えた幼馴染。
そして今はタイで捕まってカベの中の住人。
「初めて会ったときのリカは人形みたいだった。まあ見た目もそうなんだけ
ど、それ以上に表情がなくって、誰のことも信用してないっていうのかな?
とにかく最初の頃のあの子は誰に対しても心を閉ざしてた。ミゾグチさんを
除いてはね。」
396 :
やっしー ◆LGIWkDALvY :2006/01/12(木) 23:02:28
何もなかったあの頃の姫様にとってミゾグチってヤツだけが真実だった。
その後カナや何人かの仲間と打ち解けていった姫様は徐々に表情を取り戻して
いったらしい。というよりもむしろ、姫様のあの誰にでも物怖じしない性格は
誰も知らない連中の中で生きていくための姫様なりの蘇生術だったのかもしれ
ないな。
その後しばらくは姫様にとって平和…というか新しい仲間たちと繋がったゆる
いコミュニケーションの中でそれなりの平穏な暮らしをしていた。でもそんな
生活も長くは続かなかった。そのきっかけは間違いなくミゾグチがいなくなっ
たことにあった。
「ミゾグチさんが捕まったのはウチラにとっても大きな衝撃だった。凄かった
んだよ。ミゾグチさんの仲間が集まって、みんなでなんとかあのヒトを助け出
そうってね。その中心になってたのがコウジっていうヤツだった。コウジって
いうのはミゾグチさんの弟分みたいなヤツだったんだ。」
いつか姫様とあのバーへ行ったとき名詞をくれたバーテンがいた。あの男が確
かコウジだ。いかにも今風な喋り方で名乗っていったのが印象的だった。
「でもね、それも最初だけだった。自分たちのやろうとしてることがいかに難
しいかってのが分かってきたからね。それ以上にコウジはミゾグチさんの動か
していた金と権力を目の当たりにして、今度は自分のものにしようとしだした
んだよ。ううん、今思えばそもそもミゾグチさんが捕まるように仕向けたこと
自体、あいつの仕業だったのかもしれない。」
お!やっしーきた!お疲れです。徐々に明らかになる姫の過去!
やっしーおつかれ!
待ってたぞ!
やっしー乙!
今回も(・∀・)イイ!
うんこっこ?
母「おい、おまいら!!夕食ができますた。リビングに集合しる!」
父「詳細キボーヌ」 母「今日はカレーですが、何か?」
兄「カレーキターーーーーーーーー」 妹「キターーーーーーーーーー」
姉「カレーごときで騒ぐ奴は逝ってヨシ」 母「オマエモナー」
父 --------終了-------
兄 --------再開-------
妹「再開すなDQNが!それより肉うpキボンヌ」
母「ジャガイモうp」
姉「↑誤爆?」
兄「タマネギage」 父「ほらよ肉>家族」 妹「神降臨!!」
兄「タマネギage」 母「糞タマネギageんな!sageろ」 兄「タマネギage」
姉「タマネギage厨uzeeeeeeeeeeee!!」
母「ageって言ってればあがると思ってるヤシはDQN」
セールスマン「イタイ家族がいるのはこの家ですか?」
母「氏ね」 父「むしろゐ`」 兄「タマネギage」
妹「兄 、 必 死 だ な ( 藁 」
まとめサイトで一気に読んでみたけど、
「クリムゾンの迷宮」のラストみたいな何とも
やるせないっつーかもどかしいっていうか……みたいに感じた
保守
う〜ん…。
今週分は大体書けたんだけど、
どうしてもあとワンフレーズがパシッとハマらない。
こまった…!
それは俺も困った!なんかわからんが俺も一緒に困っとこう。
やっしー(゚д゚)ムリセズキラクニナ!
いや、もっと早く書いてくれないと困る
すっかりペースが落ちてるからな
そして必ず完結させるんだ
ケータイで毎日チェックするのも疲れるからな
だが、楽しみなのも確かだ
そんな期待を裏切るようなことはしてくれるなよ
まばらになったとしても住人はいるのだから
それではROMに戻るとしよう
408 :
無名草子さん:2006/01/24(火) 20:55:09
ああっ、もうダメッ!
ぁあ…2ちゃんにカキコするっ、2チャンにカキコしますうっ!!
カタッ、カタッ、カタカタカタァァァーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!!
レスッ!レスまだアアアアーーーーーーッッッ…レスッ!
レスキターーアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!イッ、イッテッ、イッテヨシッッ?!!!
ヒドイィッッ!!真面目にッッ、答えてェェッッ!!!
おおっ!ワロスッ!!ワッ、ワロッ、ワロスッッ!!!ワロス見てぇっ ああっ、もう
ダメッ!!厨房あああーーーーっっっ!!!
コピペッ!AAッ!顔文字ィィィィッッッッ!!!!
いやぁぁっ!あたし、こんなにいっぱいスルーされてるゥゥッ!
なんだこりゃあぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!!モウコネーヨォォッッ!!!
いやぁお久!
ケンカした友達と無事仲直り。
あ〜よかった。これでやっと日常に戻れる。。
仲直りのシルシもあげたしね!
それから今日誕生日のアナタ!おめでとう!!
これからも上手に歳を重ねていくのだよ。
じゃ続けよう!
410 :
やっしー ◆LGIWkDALvY :2006/01/24(火) 23:21:24
「それから少しずつ歯車は狂っていった。気付いたときにはみんなコウジの
金と力で支配されていたんだよ。ただ一人、リカを除いてね。」
姫様の仲間達は一人、また一人とコウジの側についていったという。そして
それと同時に、いつまでもミゾクチを助け出すことを諦めない姫様の存在は
コウジにとって邪魔以外の何者でもなくなっていった。
「アタシもね、周りがだんだん変わっていって、何かおかしいとは思ったん
だ。でもその時はもう手遅れだった。今の場所から抜け出せなくなってたん
だよ…。」
411 :
やっしー ◆LGIWkDALvY :2006/01/24(火) 23:23:38
カナはドラッグの横流し、つまりディーラーの仕事についても教えてくれた。
その方法はよくある店の奥にある煙の立ち込めたVIPルームで…というのとは
少し違っていた。あの店に来た客は帰り際にタクを呼ぶのだ。つまりそれが
裏メニューへのパスワード。タクを呼んだ客が車に乗ると、ディーラーである
店員も一緒に乗り込み、タクシーが街の中を走り回っている間に取引を行う。
取引が終れば別々に降りるときもあれば、一緒に降りるときもあるという。
走っているタクシーの中ってのはある種の密室だからな。しかも自分の車の中
でやってるわけじゃないからで足がつく事もないってことか。
そういえばあの店を出るとき、僕もタクを呼ぶかって聞かれたことがあった。
あの時は姫様を抱きかかえていたからそう聞かれたものだとばかり思っていて、
そんな意味が隠されていたなんて思いもしなかった。
そして彼女はこの仕事でミスをした。
「リカとインドに行った時のこと覚えてる?あの時、アタシはある選択を迫ら
れてたんだ。」
カナの突きつけられた選択、それはコウジの仲間としてこれからも今まで通り
にやっていくかということ。要するに自分の命と姫様、どっちをとるかってこ
とだったらしい。
「そこで…そこでアタシは自分が助かることを選んだ…。
アタシは自分が助かるためにリカを…友達を売ったんだ…!」
カナの言葉が震えていた。うつむいていて表情は分からなかったけど必死で涙
をこらえているのが伝わってきた。
>>409何故万年ROMの私の誕生日を知っている!www
偶然でもありがとう。。。やっしーに祝ってもらえるなんて夢にも思わなかった。゚(゚´Д`゚)゜。すげー嬉しい
誕生日なのに恋人に連絡取れなくて首でも吊ろうかと思ったけど。。。やっぱやめる!
このスレ読んでて良かった。やっしーいつもありがとう&これからも見守ってます!
やっしー乙!ひさびさだなぁo(^-^)o仲直りよかったな♪俺もつれと空気悪いけどめんどいからほっといてるο
あと実はやっしーの書き込みだけワードでまとめてたりする(゜д゜)
保守
415 :
無名草子さん:2006/02/04(土) 16:44:46
ここまで来ると、まとめサイトないの?と言いたくなる
確かにまとめサイトほしいかも。
かなりの量になってるし
まとめも何も、
もう典型の放棄パターンじゃねえか
絶対最後まで書きますとか言い出したらもうダメだよ
本当に書き抜く人はそんな言い訳するヒマにせっせと書いて仕上げるからね
まったりしようや。
確かにやっしーのうpが最近遅いけど
やっしー自身もリアルで忙しいだろうからさ。
ちょっと皆様に報告が…
なんかお正月くらいから微熱が続いてて、
先週くらいからとうとう咳に血が混じるようになりまして…
こりゃあちょいとヤバクナイデスカ?と思い
現在検査中であります。
今まで健康そのもので生きてきたからちょっと心配。
>>419 はっきり言えよ
もう飽きたから書けない、やめますと
嘘つくならもっと上手に嘘をつけ。バレバレなんだよ
風邪の話は正月の時にあった(
>>388)が、
それ以後お前一切風邪について何も言ってなかったろうが
421 :
3:2006/02/13(月) 18:45:12
心が歪んでますな
422 :
無名草子さん:2006/02/14(火) 18:38:14
やっしーがんばれ!
本当に体調を崩したのだとは思うけど、
最近の更新の悪さを見ると、
やっしーの中で飽きが生じ始めてるってのは確かだろうね
おそらくは彼の中では物語はもう完結してるのよ
あとはそれを表現していくだけなんだけど、
自分の中では物語が完結しちゃってるために飽きて来るんだよな
それに自分が思い描くシーンを満足に描く事が出来なかったりしたら、
より一層ペースは悪くなる
何とか更新しようと思うんだけど思うように進まない、
だからその場で適当な言い訳をつくろって先延ばしする、
そして最悪放置…と
>>420はかなりきついが、最悪放棄するってのもありだと思うよ
今のままズルズルいくより白黒はっきりさせるほうがどっちも楽だと思うから
やっしーがするべきことは、少なくても良いから
もっとこまめにうpすることかな。
なんて、2ちゃんでここまでとやかく言われるなんてめずらしい。
なんだかんだで、みんなやっしーの書く物語に期待してるんやね。
俺もだけど。。
>>やっしー
とにかく無理すんな!うpなくても良いからこまめに顔出してくれよ!
応援するから!
425 :
無名草子さん:2006/02/16(木) 10:59:04
やっしーカンバック!
とりあえず期待保守
427 :
無名草子さん:2006/02/17(金) 16:56:13
俺も期待age!
やっしーガン(・∀・)ガレ!
429 :
無名草子さん:2006/02/25(土) 16:21:28
これはもう駄目かもね。
気長に待とーぜ気長に
431 :
3:2006/02/27(月) 23:31:23
そうだね。
やっしー大丈夫かね・・
しかし、幸せってなんだろうなぁ・・・
なんか色んなことがありすぎてつかれたよ
やっしーが最後に来てから、1ヶ月か。
さすがに、心配になってきたな。
とりあえず放棄するなら放棄するでレス残すのが最後の礼儀だと思うがな
このまま終わろうとするのは失礼の極みだ
やっしー…何でもいいから返事してくれよぉ
銀様!銀様!
保守
436 :
無名草子さん:2006/03/27(月) 11:47:13
ところでこの小説ってどのくらい売れたのかね?
437 :
無名草子さん:2006/03/27(月) 11:52:02
可愛いあの娘のお尻を飾るパンツのフリル
ファッション・ファンタジー
438 :
無名草子さん:2006/04/02(日) 03:26:04
やっしーが無事健康であることを祈るのみ…
439 :
無名草子さん:2006/04/04(火) 13:49:39
本に載ってた結末って何?
保守
保守
∧ ∧
(・∀ ・)
ノ( )ヽ
< >
ま〜だ残ってたのかこのスレwwwww
だれか変わりに続き書いてみれば?wwww
その昔、このスレの方向変えたおれが無責任に言ってみるwwwww
設定までは考えたが…
まともに恋愛したことない俺には書けないみたいだ
それにしてもこのスレの最初のなんと楽しそうな事か…
姫様のことを忘れようとしてどれだけの日々がながれただろう。
記憶を消すことはできないかわりに、あの時間を思い出さないように感情をコントロールできるようになった。
でも、それは無意識のうちに一緒にすごした時を守ろうとしているのかもしれない。
そんなことを考えながら今日も出勤する。毎日の日課になっている満員電車の中で。
お?
機械的に会社へ向かう途中すれ違った女性に眼が止まってしまった。
体は無意識で出勤というパターンを選んでいるせいか振り向くのに数秒遅れる。
別にその女性をなんとも思わなかったけど、どこか懐かしい気分に浸ってしまった。
後ろ姿を見送るとまた規則的に会社へと向かう
おお?
期待☆
450 :
無名草子さん:2006/05/24(水) 12:50:40
保守age
451 :
無名草子さん:2006/06/05(月) 11:01:08
定期
452 :
無名草子さん:2006/06/15(木) 03:39:15
定期
453 :
無名草子さん:2006/06/19(月) 10:46:58
定期
454 :
無名草子さん:2006/06/20(火) 01:10:26
まだ残ってるwwwwwwwwwwwwwwwww
今日また少し読み返してみた
やっぱ、何か、好きだわ
456 :
無名草子さん:2006/06/27(火) 15:04:11
なんかいいよね
書籍化で加筆されたのってどういう内容なのですか?
姫様のメールがどうのってありますが
458 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 03:55:35
定期
七夕に願いをこめて
メールなんてあったっけ
更新マダー?
3ヶ月ぶりくらいに来たらまだ残ってるのなwwwww
>>457 本を読めばわかる。姫様の本当の目的が書いてある。
世話んなった幼なじみを助けにとかは関係ないのか?
俺も本読んでねーけど知りたい、けどググってもわからんまま放置してた
今になってまた気になりだしたよ
465 :
無名草子さん:2006/07/20(木) 14:28:23
定期
466 :
無名草子さん:2006/07/25(火) 00:53:15
定期ハメ
467 :
無名草子さん:2006/07/29(土) 04:09:57
んぁ
468 :
無名草子さん:2006/08/04(金) 07:34:07
は
469 :
無名草子さん:2006/08/08(火) 17:48:12
お
470 :
無名草子さん:2006/08/09(水) 01:47:35
2日前に読んだよ。
鬱状態がしばらく続きそう。
471 :
無名草子さん:2006/08/15(火) 22:50:39
後味悪いよな
また読み返した
寂しい時に読み返して、物語の続きをハッピーエンドで妄想するのが俺の嗜み
473 :
無名草子さん:2006/08/24(木) 20:29:36
定期
【盗作3バカ】のスレに
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
475 :
無名草子さん:2006/09/01(金) 21:32:48
姫様〜
476 :
無名草子さん:2006/09/06(水) 02:12:23
定期
477 :
無名草子さん:2006/09/11(月) 17:31:27
定期
478 :
無名草子さん:2006/09/15(金) 20:25:59
定期
479 :
無名草子さん:2006/09/20(水) 03:07:47
定期健診
蜜柑が好き
481 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 21:52:57
長いスレだなぁ
>>474 そのスレ凄い。
盗作で500万円詐欺佐藤亜紀(盗作本バルタザールの遍歴)が
田口ランディに叩きつぶされ涙のAA荒らし…ORZ
,ここ ↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原
本人後輪スレ!。盗作同士が激バトル!?!
未完が好き
484 :
無名草子さん:2006/10/04(水) 16:05:05
カナは泣きながらこう言った「私は自分が助かるためにリカを売ったんだ。リカとインドへ行ったのもコウジの指示だった」
カナの話はこうだ、グループの輪に染まらないリカを疎んじたコウジがリカと
ミゾグチタケヒロの関係を利用して、ミゾグチタケヒロを救うと偽の情報を流して製薬会社との取引を持ちかけた。
ヒューマニックソフトウェアとオリエンタルメディケーションまたこの2つの会社がでてきた・・・
製薬会社、アンフェタミン、ソフトウェア会社、謎のフロッピー・・・
んー・・・
486 :
無名草子さん:2006/10/09(月) 11:15:01
あ〜今めっちゃ姫様に会いたい…
まもりたい
489 :
無名草子さん:2006/10/23(月) 00:56:29
守られたい
490 :
畳 ◆YOWKOWzJUI :2006/10/23(月) 23:42:54
うわめっちゃ昔の俺の書き込みあるやん…
ところどころ、続きみたいなのが書いてあるなぁ
このスレに人がいないから書いても反応無くてやる気なくなるだろ
>>490 俺もたまに昔の自分の書き込み見てみたりするww
恥ずかしいけどね…ほす
493 :
無名草子さん:2006/11/02(木) 16:38:02
ん
494 :
3:2006/11/02(木) 21:35:19
あれから1年くらいか。。
いろんなことがあったな
やっしーはどうしただろうか・・・
495 :
無名草子さん:2006/11/06(月) 23:56:21
o(´□`o)ぽんぽん!
496 :
無名草子さん:2006/11/12(日) 03:04:28
ほす
497 :
無名草子さん:2006/11/20(月) 09:21:21
保守
498 :
無名草子さん:2006/11/28(火) 18:15:25
姫様って結局、歳はわからんのかね?
18
わっ
まだここあった
当時は純粋だったのに俺も随分汚れたもんだ
501 :
無名草子さん:2006/12/09(土) 01:49:52
ずっと保守されてるからね
502 :
無名草子さん:2006/12/10(日) 02:36:00
半月程前この本に出会いました。
本を買った翌日、東京から岡山に行く用事があり
新幹線の中で読もうと、仕事帰りに寄った本屋で
なにかに惹かれるようにこの本を手にとりました。
買った日に自宅で少し読んでみたところ
続きが気になって止まらなくなり、
結局半分近く読んだところで寝、
残りを新幹線で読んだのですが。。。
作中の姫様と横須賀へ向かう様子を描いてる部分。
ここを読んでるとき、まさに自分自身も横浜を過ぎる新幹線の中で、
妙に感情移入してたのもいい思い出というか
運命的なものを感じてますw
普段文庫本しか買わない自分が、
書店でハードカバーの棚を見ていたこと自体
自分では不思議なんですが。
そんなこともあったり、物語自体が純粋に好きというのもあって、
私にとってかなり好きな本になってます。
既に何度読んだことかw
503 :
無名草子さん:2006/12/17(日) 20:10:09
分かる
分かるぞぉ!
504 :
無名草子さん:2006/12/23(土) 23:19:04
ho
505 :
無名草子さん:2006/12/24(日) 02:07:11
あげ↑
506 :
無名草子さん:2006/12/25(月) 00:39:33
ヒロが姫様に逢ったのも今日なんだよなぁ
メリークリスマス!
そういやそうだったな…メリクリ
ヤングチャンピオンに漫画が載ってるな。連載スタートだとよ。
スレで話題に出てないっつーことは誰も見てないのか?
マジで!?信じるぞ?疑わないぞ?
510 :
3:2006/12/26(火) 23:01:11 BE:301110645-2BP(256)
うわ・・・ほんとだ・・どうしようかなぁ・・・
511 :
508:2006/12/30(土) 10:56:25
漫画化なのにレスが2つだけ。
このスレはもう終ってしまったんだなぁ。
冬は東京少女の季節。
漫画に期待しつつ、
姫とヒロに出会えた事にありがとうを…
ではまた来年。
513 :
3:2007/01/01(月) 11:20:40
ヤングチャンピオン買ってきたけどさぁ・・
なんていうか、姫さまの絵が・・・ねぇ。
なんか違うよな、あんな大人っぽいイメージじゃない
俺も買ってきた。まだあって良かった〜
で、姫様だけど絵は許容範囲内じゃない?
絵柄的にヲタが想像と全然違うくなりそうな気がするけど
それよりも気になったのは作者がどれだけキャラを掴んでるんだろう?ってところ
ヒロには最初から「姫様」って呼んで欲しくなかったし
姫様には最初からポロっと本音で話したりしてほしくなかったかなぁ
まぁ漫画だから展開早くても仕方ないし、次に出てくるであろう制服姿に期待w
それで子供っぽさが出せればなぁ…
しかし月一は遅いなw
516 :
無名草子さん:2007/01/04(木) 07:20:58
どんな感じ?ちょっとうpってくれないか
さすがにそれは甘えすぎ。
コンビニでもいけ。立読みしてこい。
引きこもりじゃあるまいし。
うわー俺のイメージとはかけ離れてる
520 :
無名草子さん:2007/01/06(土) 03:05:15
このスレにこんな短期間でレスがたくさんついたのが感動
ずーっと保守してきた甲斐があったってもんだ
確かになぁ
今このスレにいるヤツは相当好きなヤツだけだろうなw
漫画は最後ハッピーエンドになると予想
そうだね
やっしーがいなくなってから保守ばっかりだったし
今頃になって漫画化されるとは・・・
漫画でどれだけ雰囲気だせるかなぁ・・・・・
523 :
無名草子さん:2007/01/10(水) 16:20:16
大した期待はできなさそうだがな
524 :
無名草子さん:2007/01/16(火) 03:55:48
ほ
525 :
無名草子さん:2007/01/22(月) 02:12:57
ほしゆ
526 :
無名草子さん:2007/01/27(土) 08:25:05
ん
527 :
無名草子さん:2007/01/28(日) 16:45:38
保守
今日ヤンチャン買ってくるわ
と言う訳で買ってきた。
今は漫画の話題しかないはずなのに誰も書かないとはw
とりあえず2話の気になった点
・クリスマスデートの別れ際に、駅のホームでアドを聞く場面がなかった
・姫様の胸に何故か蝶のタトゥーがある(ヒロが気付く
・カナは登場したけどコージは出てこなかった
と、そんな感じ。
後は何か本と比べてヒロがちょっと馬鹿っぽく見えちゃってるかも
そんで次回は姫様がホテルで意識のないまま歩き回っちゃうトコロかな?
また1ヶ月後だw
最後に姫様の制服姿ドゾー
ttp://imepita.jp/20070129/660060
うーん…ちょっとアレンジ入ってるかな
531 :
無名草子さん:2007/02/10(土) 00:51:22
ほ
し
の
532 :
無名草子さん:2007/02/17(土) 01:51:55
ほし
533 :
無名草子さん:2007/02/22(木) 02:43:06
のあき
534 :
無名草子さん:2007/02/26(月) 11:30:29
☆彡の秋
535 :
無名草子さん:2007/02/26(月) 19:24:20
何ていうか…
自己愛がむき出しになりすぎ。恥ずかしい…
536 :
無名草子さん:2007/03/02(金) 07:22:59
まぁ漫画化しただけでも良しとしよう
537 :
無名草子さん:2007/03/08(木) 13:55:57
ほし
538 :
無名草子さん:2007/03/09(金) 02:10:01
の
539 :
無名草子さん:2007/03/11(日) 00:06:47
カ
540 :
無名草子さん:2007/03/15(木) 12:50:41
|
541 :
無名草子さん:2007/03/19(月) 12:50:14
ビ
542 :
無名草子さん:2007/03/20(火) 12:31:49
ィ
543 :
無名草子さん:2007/03/27(火) 00:09:54
ほ
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23442423ewr
rewrwrwerqw
545 :
無名草子さん:2007/03/31(土) 19:00:53
546 :
無名草子さん:2007/04/06(金) 09:12:36
もにゅ
547 :
無名草子さん:2007/04/11(水) 09:13:39
むにゅ
548 :
無名草子さん:2007/04/18(水) 13:59:33
あべし
sdasdqew@;r@
qwerfqewr
asqwerwe
afssdafdas
yutyie
ygeryeryre
sadfsarfsa
550 :
無名草子さん:2007/05/02(水) 02:39:43
せいや
551 :
無名草子さん:2007/05/11(金) 11:19:31
そいや
552 :
無名草子さん:2007/05/17(木) 07:51:45
あ
553 :
無名草子さん:2007/05/22(火) 14:10:16
あ
554 :
無名草子さん:2007/05/27(日) 13:36:24
か
555 :
無名草子さん:2007/06/02(土) 14:29:43
さ
556 :
無名草子さん:2007/06/03(日) 13:12:36
なんかあったのかな
とりあえず保守
557 :
無名草子さん:2007/06/09(土) 03:00:53
進展を待っているのです
558 :
無名草子さん:2007/06/17(日) 23:18:38
さ
559 :
無名草子さん:2007/06/18(月) 00:05:03
そおい!
560 :
無名草子さん:2007/06/24(日) 10:29:10
おぉい
561 :
無名草子さん:2007/07/01(日) 01:17:36
ほ
562 :
無名草子さん:2007/07/06(金) 02:39:05
ー
563 :
無名草子さん:2007/07/20(金) 13:19:46
か
564 :
無名草子さん:2007/07/26(木) 23:50:46
あ
565 :
無名草子さん:2007/08/03(金) 23:41:23
あげ
566 :
無名草子さん:2007/08/12(日) 03:19:53
保守
今日初めて読んでみて余韻がやばい…。
なにか大きいことをやりたくなった。
保守
俺の姫のイメージはワイルドスピード3の中の北川景子
569 :
無名草子さん:2007/08/19(日) 16:27:10
>>567 それはあるな
俺はなかなか寝付けなくなったよ
571 :
無名草子さん:2007/08/21(火) 14:40:22
今日調べものしてたら2ちゃんの原作に辿りついて2時間・・・
全部読んじゃった
なんか切ない気分だな
これって一気に読む人多いよなw
そして何とも言えない気持ちになるww
573 :
無名草子さん:2007/08/26(日) 23:49:49
読む前のイメージと全く違った
俺もなんかふざけたタイトルだと思って最初読まなかった。
まさかこんな思い内容だったとは…
漫画版は最終回だったのだが…
姫様は結局生きてるのか?
あれ、最終回だったのか。見に行くかー単行本買おうかな
小説読んでないけど、終わり方は漫画と同じなの?
最後姫様を呼んだのは幼馴染み?
578 :
無名草子さん:2007/09/07(金) 03:47:20
それは自分で読んで確かめるんだ
579 :
無名草子さん:2007/09/17(月) 03:01:25
d
ハンナングループ浅田会長の逮捕に北朝鮮・旧朝銀信用組合と関係の深い杞●岳史!!
杞●岳史は家やマンションビルの中の様子を建物の外から盗撮しています!!
建物の中の様子を外から盗撮するプライバシー丸裸のとんでもない盗撮機械を自宅に所持!!
名前は杞● 岳史(キヤマ タケシ)ユ タケシ
経歴は北朝鮮とつながりの深い旧朝銀信用組合と関わりが深く旧朝銀信用組合の青年会に所属。
東大阪市柏●東10の9から転居後の自宅に所持!!
※杞●岳史の自宅からすごいものがでてきます!!
家やビル、建物の中の様子を外から盗撮するプライバシー丸裸の盗撮機械は杞●岳史の自宅にあります!!
あと一歩で杞●岳史逮捕なのでみんなで公安に連絡しましょう!!
公安の強制捜査で必ずマスコミ関係者様・関係者様・2ちゃんねら〜の皆様の御期待にそえます!
※法務省 公安調査庁 0335925711 東京都千代田区霞が関1丁目1の1
※近畿公安調査室局(代) 0669437771 大阪市中央区谷町2丁目1の17
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581 :
無名草子さん:2007/09/23(日) 23:27:47
a
582 :
無名草子さん:2007/10/03(水) 12:04:24
i
583 :
無名草子さん:2007/10/14(日) 18:48:08
u
漫画読んできた
ちょwあとがきwww
585 :
無名草子さん:2007/10/29(月) 03:59:37
漫画見つからん
586 :
無名草子さん:2007/11/06(火) 02:14:09
そいや
587 :
無名草子さん:2007/11/19(月) 01:34:54
せいや
588 :
無名草子さん:2007/12/01(土) 00:54:56
ね
もうこのスレどうすんだ、って感じだな。
590 :
無名草子さん:2007/12/10(月) 01:43:10
本当だな
591 :
無名草子さん:2007/12/23(日) 03:14:52
な
592 :
無名草子さん:2008/01/08(火) 21:48:07
お
593 :
無名草子さん:2008/01/30(水) 18:53:35
っ
マンガ読みたい
595 :
無名草子さん:
買え