自費系【共同出版・協力出版】を考える 4

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751無名草子さん
知り合いが、38万円文庫で小説だしたよ。数年前。
初版100部くらいらしいので、知人に配付して、
残りは出版社が契約している書店のすみっこに置いてもらって。
まあ、重版なんてありえなさそう。ベストセラー作家が偽名で書いても
むずかしいのでは?
その知人を見ていると、適当に周りがちやほやしてくれるので、
公募して賞をゲットしようという覇気が消滅したな、ということ。
本気で作家をめざす人は安易な近道をとってはいけない、と思うた。
752無名草子さん:2006/10/14(土) 00:11:13
38万円でくだらん夢を諦めたのなら、その知り合いは幸運だったね。
200万円もぼったくられて自称作家気取りになるよりはまだまし。
753無名草子さん:2006/10/14(土) 20:11:55
うーん。実は順序が逆でね。
定期をいくつかくずして、ハードカバーを出したことも
あるんだって。近所の本屋さんで平積みしてもらったり、地元のタウン誌が
インタビューに来たりね。当初は、自称売れない作家ですこしイタかったよ。
売れない、とつけるだけまともだけどね。
軍資金が切れたので、安いコースに切り替えたの。そんな情熱があるなら公募しなよ、って思う。
でも、予選通過リストに名前が出ない、とかがもうイヤなんでしょうね。
家族がいっしょに舞い上がっていたら、手がつけられなかっただろうなー。
754無名草子さん:2006/10/14(土) 22:20:12
なんとも壮絶だな
もう後戻りできないねそれ
そこまで浮かれちゃうともう、改めて新人賞とかに出して一次オチとかだったら、立ち直れ無そうだなw
けどお金で満足買えたなら、本人は幸せだし良いんでない? とも思ってしまった。
作家として生業たてるってよりも、ただ本だしたかっただけなら、むしろ近道だしなあ。
755無名草子さん:2006/10/15(日) 01:05:18
>753
一般の公募だったら批評文なんかなくて無造作に返されるだけだもんなあ
漫画とイラストのほうで経験したけど忘れた頃にやってくるいやな贈り物だったよ。
どうも共同出版する人ってプライド高すぎる人多くない?
作家になるためには落選や持込で酷評されたり傷つく経験が不可欠なんだが
金でその辺を回避して「売れない作家」とエスケープしつつ
さっさと作家を名乗ってしまうあたり
756無名草子さん:2006/10/15(日) 12:28:52
全くその通りなんだけどなあ
ただ本人にばかり非を浴びせるのも、この場合ちょっとかわいそうなんだよな。
文芸とか新風のやり口は、このスレッドで語られてるわけだけど、
狙われるのは、自分自身の作品を見る目が無い人達 
そういう人達が、散々殺しもんくに乗せられて、その気になってしまう

つまりは弱い立場の人間を、半分騙すような形にしちゃうわけだよね。
んで最終的には753の話し見たいな、袋小路に本人を押し流してしまったり、と

弱肉強食と言えばそれまでなんだけどねえ
かわいそうっても思うよ。
757無名草子さん:2006/10/15(日) 14:44:04
たしかにかわいそうだけど
この手に引っかかる人ってそれが好きでやりたいんじゃなくて「(作家などに)なりたいだけ」
のような気がする、一般の志望者には常識な知識もなければろくに情報収集もしていない
弱肉強食というよりは無知は罪の領域だとおもう、この手の話は共同にかぎらず
絵(講○社フェー○マスの才能テスト、公募展でカモ募集は共同出版とやり口が同じ)
タレントスカウト(全員準合格にしておいて養成所の金をもぎ取る)等など
夢を見る人たちの前にいくらでも転がってるんだから