「芸術とは何ですか」
「すみれの花です」
「つまらない」
「つまらないものです」
「芸術家とは何ですか」
「豚の鼻です」
「それは、ひどい」
「鼻は、すみれの匂いを知っています」
『もの思う葦』太宰治
935 :
無名草子さん:2009/12/25(金) 21:46:00
用事を頼むなら暇な人より忙しい人がいいわよ。
なぜって、忙しい人はいつもエンジンがかかってるから。
それに優秀だからいろいろ頼まれて忙しいのよ。
936 :
無名草子さん:2009/12/25(金) 22:11:28
出典書かない奴はくんな
937 :
無名草子さん:2009/12/28(月) 01:17:45
いづれの行もおよびがたき身なれば、とても地獄は一定すみかぞかし
「歎異抄」唯円?如信、覚如とも
938 :
無名草子さん:2010/01/14(木) 19:54:32
苦労は人を作るか壊すかどちらかだ(レット・バトラー)
「通俗」とはあまねく広く人口に膾炙し、時を経ても人々の心の中に生き続ける
普遍的な魅力を持った小説の意味なのである。ある時期にだけ人気が出て
一年もたてば古くなるようなものは通俗とは言わず風俗小説と言う。
940 :
無名草子さん:2010/01/15(金) 18:58:33
出典書かない奴はくるんじゃねえよ
941 :
無名草子さん:2010/01/16(土) 21:46:39
『すべての女はその母親のようになる。それが彼女たちの悲劇である。』
−オスカー・ワイルド−
「小さなコイン一枚にも、大きな大きな物語が潜んでいる。
でもね、トオルくん、それを伝える人がいなければ、コインはただの小さなコインでしかない。
伝える人が必要なんだ。何かを伝えようとする人は、それだけでもうミュージアムの一部なのさ。
そう、この世にあるすべての物語は、言ってみればミュージアムなんだ。」
物語のクライマックスでの登場人物のセリフ。
八月の博物館 瀬名秀明
本の外側をただ眺めているよりは中身を読む方がいい。
といっても場合によりけりだがね。
背と表紙だけは立派だが、というような本もある。
944 :
無名草子さん:2010/01/16(土) 23:01:31
出典書かないバカはくんな
945 :
無名草子さん:2010/01/17(日) 15:13:03
「正論は正しい、だが正論を武器にする奴は正しくない。」
(有川浩『図書館戦争』より)
出典NGでスッキリ
947 :
無名草子さん:2010/01/19(火) 18:18:55
1 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:05/02/15(火) 17:48:55
感動した一文、美しい一文、共感した一文、
自分の考えを上手く代弁してくれた一文、なにかと使えそうな一文
名文駄文、長すぎなければなんでもOK
読んでいる途中のメモ代わりにでもどうぞ
※必ず出展を明記してください(メル欄でも可)
出展不明の場合も、その様に明記してください
948 :
無名草子さん:2010/01/19(火) 21:36:34
死の危険は生の密度を極限まで濃密にする
949 :
無名草子さん:2010/01/19(火) 22:52:14
1 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:05/02/15(火) 17:48:55
感動した一文、美しい一文、共感した一文、
自分の考えを上手く代弁してくれた一文、なにかと使えそうな一文
名文駄文、長すぎなければなんでもOK
読んでいる途中のメモ代わりにでもどうぞ
※必ず出展を明記してください(メル欄でも可)
出展不明の場合も、その様に明記してください
950 :
無名草子さん:2010/02/02(火) 03:49:32
951 :
無名草子さん:2010/02/02(火) 13:46:05
太宰治「女生徒」
ここからここまでという努力の限界を
与えられたらどんなに気持が助かるかわからない。
うんと固くしばってくれるとかえって有難いのだ。
「文明の進歩するスピードがあがり、ある程度以上加速度がつくと、
文明っていうのはたいてい、まっしぐらに破滅へつき進む」
953 :
無名草子さん:2010/03/03(水) 17:24:36
1 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:05/02/15(火) 17:48:55
感動した一文、美しい一文、共感した一文、
自分の考えを上手く代弁してくれた一文、なにかと使えそうな一文
名文駄文、長すぎなければなんでもOK
読んでいる途中のメモ代わりにでもどうぞ
※必ず出展を明記してください(メル欄でも可)
出展不明の場合も、その様に明記してください
954 :
無名草子さん:2010/03/03(水) 17:25:21
スレルール守れないやつばかりだな
「最後まで諦めないのが、軍人だ。
血の一滴が残っている限り、闘い続けるのが軍人だ。」
北方謙三 「水滸伝」〜乾坤の章〜
秦明将軍が降服を求める敵将に放った言葉。
956 :
無名草子さん:2010/03/04(木) 19:46:43
この浮きたった気分は、いずれ色褪せ、日々の重圧の下で次第にすぼまり、
時間という川に流されていくうちだんだん小さくなってしまうのかもしれない。
だがこの夜は、二度とはないこの素晴らしい夜には、それは生きいきと脈打っていた。
「少年時代」ロバート・R. マキャモン より
その前までのシーンあってこその文ではあるけど読み返す度に泣きそうになる
957 :
無名草子さん:2010/04/25(日) 23:54:28
物を創作する上ですごく励みになった文章↓
我々が自分の欲するままに振る舞っていると思っても、結局のところ我々もみな集合体なのだ。
我々が最も純粋な意味でこれこそ自分たちのものだと言えるようなものは、実にわずかなものではないか。
我々はみな、我々以前に存在していた人たち、及び我々と共に存在している人たちからも受け入れ、学ぶべきなのだ。
どんなに優れた天才であれ、全てを自分自身のおかげだと思うとしたら、それ以上の進歩は出来ないだろう。
しかし、きわめて多くの善良な人達はこの事に気づかず、
独創性の残骸に振り回されて人生の大半を暗中模索しているのだよ。
私は、自身がいかなる大家にも師事しない事を、むしろ全てが自分自身の天才のおかげだと
自慢している芸術家たちを知っている。愚かな連中さ。それがどこででも通ると思っている。
自己の愚かさも知らず、世界は全く自分たちに迫らず、自分たちの中から何も引き出さないと思いこんでいる。
エッカーマン『ゲーテとの対話』
958 :
無名草子さん:2010/04/26(月) 00:04:41
よく言いますが、十人居れば、優れ者が二人。
馬鹿が二人。どちらでもないのが六人と。
どちらでもないのは大抵馬鹿に合わせる。
結局、そこらじゅうが馬鹿だらけだ。
960 :
無名草子さん:2010/04/29(木) 14:45:10
歴史の本質は思想史である。歴史に単なる事件というものはない。
コリングウッド
982 :
無名草子さん:2010/09/05(日) 10:44:25
人間は小さな恥をかくのにたえかねて、はるかに大きな犠牲をしのぶものだ。
勇気とは、自分に向けるそれよりももっと強い愛情を他人に向けることなのだ。
これなんのフレーズだったかな
何となく覚えてる