937 :
無名草子さん:2008/06/21(土) 03:36:17
どんなもんだろうと思って見てみたけど
母につまんながられて5分で変えられたw
ねじまき鳥を読んでいた時期に
朝青竜問題でテレビでやたらモンゴルが見れたり
力士殺害事件なんかが起こったりして
リンクっぷりが怖かった
シナモンに、一番村上さんが反映されてる気がした。一番深いところに住んでるのが
シナモンなんだろう。
久しぶりにまた読んでみようかな
シナモンと大島さんは似ている
2部のクレタと綿谷云々で3回抜いた
2部で加納クレタが裸でやって来たのはなんで?
寒かったの?
露出癖?
それともまっさらになったというメタファー?
>>942 メタファーじゃね。
でも本人の意識としては主人公と交わってからが生まれ変わったことになってるけど。
かわいそうなねじまき鳥さん。
ところでギターの兄ちゃんは何だったんだ?
なんで2回目にあったときボッコボコにしちゃったんだ?
まだ2巻までしか読んでないけど
装備品:バット
を手に入れるためです
ギターの男もクレタと同じく、痛みを無くしてたと考えてみる
最初にろうそくに手をかざしていたのもそうかなと妄想
襲ったときには男自身、痛みのない暮らしに、頭が狂ってたとか
だから疑心暗鬼か、もしくは痛みを求めて殴られたかったかで亨を襲い、滅多うちにされたあと、痛みが無いことに対して狂ったように笑った
ってこりゃまんま妄想だな
ろうそくのところは火傷の後も残らなかったんじゃないっけ
じゃあ的外れだな
第1部読み終わったんだけどただの空っぽの箱だったってどういう事?
>>948 2部読んでれば本編の中で答えが出てくるよ
適当に面白い文章を書きながらいかに整合性を保てるかに終始しているようにみえる。
全部その場のアドリブで書いてるからウルトラC的な物語の破綻の回避みたいなのが生まれ、それが面白さをまた高めている。
それでもどうにもならない部分はあいまいに濁して投げっぱなしにしてる。
今回は戦争や政治? を書けるように頑張ってみた。くらいのスタンスだと思う。
時間の掛け方は異常だと思うけど。
井戸とか鼠とかのキーワードがでてくるのは大江健三郎の影響を受けて書き始めた名残って言うか、
その段階で身についた方法でしかないと思う。
世界をあらかじめ単純に認識しておくためのキーワードっていうか。柱みたいなもんかと。
作者を一言であらわすなら「最強のその日暮し」って感じだろう。タフだ。
951 :
無名草子さん:2008/07/13(日) 20:26:14
いま、第一部の終盤あたりを読んでるが
山本が皮を剥がされながら殺されるシーンで吐きそうになった…
心臓弱いからツラいわ、これ↓↓
>>950 俺もそんな気がしてならない。
思わせぶりな風に描いておいて後は読者に適当に想像させるっていう手法なんじゃないかと‥‥
でも安直にこう片付けるとなんだか負けた気がする('A`)
>>951 これ読んだあとすぐに普通にお昼ご飯を食べた俺は異常ですかやっぱり。
いや気持ち悪かったけどね。
でも絵や写真があるわけじゃないしただの文章だし気にしたらダメだと思って‥‥‥
953 :
無名草子さん:2008/07/18(金) 19:26:06
皮を剥ぐな!!!キモイんじゃ!!!アホ!!!
954 :
無名草子さん:2008/07/18(金) 23:06:38
綿谷昇のモデルが宮台真司って本当??
ウィキなんだけど…
それって有名だったの??
真っ先に浮かんだのが浅田なんとかってヤツだったけどなあ。
俺は両方思い浮かんでた
957 :
無名草子さん:2008/07/20(日) 14:00:47
皮剥ぎ気持ち悪い。。。この部分は小説に必要なのか???
958 :
無名草子さん:2008/07/20(日) 15:34:06
村上春樹的にはには必要らしいよ
宮台は時代が違うでしょ。
浅田の方が合うが、中性的なイメージだし
「負の暴力の血」みたいなんも感じさせないね。
960 :
無名草子さん:2008/07/21(月) 19:19:31
961 :
無名草子さん:2008/07/21(月) 20:41:53
「カフカ」の猫惨殺も苦しかった〜
残酷な暴力の描写にしろおいしそうな食べ物の描写にしろ、秀逸だわ やっぱ
村上春樹って色々投げっぱなしになってるけど、その時、可能な限りまでは追求してるよね。
そこが他のやつらとは違うところだって思った。今日。
かっけーよ。俺はついていく。
963 :
無名草子さん:2008/07/27(日) 00:19:17
猫好きだからこそのあの描写だよね。
難しいことはわからないけど、もう完璧な比喩でビシッと描写が
キマッてるのを読むと「抱いてくれ」と思う。
964 :
金神弁天:2008/07/27(日) 21:49:49
ポルノ作家村上春樹は〜勘違い文化人気取りでいけ好かない。
気障ったらしい嫌味臭いポルノなのに〜。下賤な水商売が一番合ってるんだよ。
じゃずば〜?とやらをやってたらいいんだよ。感じの悪いパープーマスター
なんかで。洋服のセンスが悪いらしいダサくて、むすっとまたは場違いそうな
お客を迷惑そうに接客する様子が最高にお似合い。
何を血迷ったか低能セックスポルノホモセクシュアル小説
を似非文学で売り込んで〜。もちろん発禁にすべき代物だし〜。
80年代後半のバブルパープー低俗物文化のあだ花の如しに乱れ狂うお粗末。
パンツの絞り汁の如し悪臭漂う春樹村上なんか〜ゴミクズって感じ。
とにかく〜マスコミ低能が〜煽り宣伝入れるのはホント駄目駄目本ってことが〜
わかりました〜。
965 :
無名草子さん:2008/07/27(日) 22:06:43
お前がすげーどうでもいい存在だということはわかった。
ギイイイイ
967 :
無名草子さん:2008/08/14(木) 17:33:17
10年ぶりに読み返してみた。
昔はこの作品は良くわからないけどおもしろい小説として読んだ。
でも今よむととても奥深い作品ということがわかる
皮剥ぎボリスがシベリアの収容所で権力を持った世界というのが
このネオリベラリズム世界そのものに思えた
968 :
無名草子さん:2008/08/19(火) 23:38:03
とりあえず第2部まで読んだ。
で、一気にファンになった。
なんか今まで読んでた本がなんか色褪せて思える。
とは言ってもとてもまともな本を読んで来たとは言えないけど
ageてしまった……
970 :
無名草子さん:2008/08/20(水) 01:17:16
折れも混ぜてくれ
じゃ俺飲めないから注ぐ役
じゃあ俺も飲めないから造る役
974 :
無名草子さん:2008/08/21(木) 23:00:12
読み終えた!
グッドエンドで良かった!
全体的なイメージは「水」って感じだった
975 :
無名草子さん:2008/08/22(金) 01:32:07
じゃあ水飲むか
折れも混ぜてくれ
今3巻まで読み終わったよ。
いやあ面白かった。その後が気になるところではあるけど。
メイ可愛いよメイ。
978 :
無名草子さん:2008/08/30(土) 00:53:23
メイとかまた配役の想像を掻き立てられちゃうよね。
「ダンス3」のユキとかも。
979 :
無名草子さん:2008/08/31(日) 04:10:32
>>877私の中では
レオンの頃のナタリーポートマン
980 :
無名草子さん:2008/08/31(日) 04:19:31
綿谷ノボルって小泉純一郎の家族とかぶる。
中身がありそうで空っぽだし、親も政治家だし、何でもする秘書もいるし、
バツイチだし、お姉さんいるし、
お姉さんの娘さんが、戸籍上小泉純一郎の妹になったりで訳ありっぽいし。
どう?
981 :
無名草子さん:2008/08/31(日) 19:17:48
確かにいい意見だね
俺は綿谷ノボルというのは電通の象徴的な存在と思っていた
綿谷ノボルというのは村上春樹のイラストレーターの
安西水丸の本名からとったと聞いている
安西はイラストレーターになる前に
電通に勤めていた
中身がありそうで空っぽで血族を重視し、大衆を扇動し・・・・
電通クオリティーにそっくり
982 :
無名草子さん:2008/08/31(日) 21:16:53
やっと読み終わった〜。一気読みでまだ頭がボーッとしているけど。
現在一時的に無職の私としては、主人公の1日の流れに共感できたな〜。
読みながらあれこれ考えてしまった。
バットは暴力の象徴か、とか、
ネコのワタヤノボルはあの綿谷ノボルの不思議な力の象徴か、とか。
(飼いならしてた時には何もなくて、いなくなってから不思議なことが起こり始めたから。)
もう一回読みたい作品です。
私にこれを勧めてくれた人は「何かを感じてくれたらいいな」って言ってたけど、
感想は一言では表せないくらい、いろいろな事を思った。
983 :
無名草子さん:2008/09/01(月) 02:05:07
>現在一時的に無職の私としては、主人公の1日の流れに共感できたな〜。
「ねじまき鳥」とか「ダンス」の主人公とか「カフカ」の星野ちゃんみたいに、ルーチンワークから一時離れて、
ちょっとバカンスやニート的生活してるの、超あこがれる。『今までまじめに働いてきたし、三ヶ月暮らせるくらいの
金ならあるのだ。』みたいなww
現在自転車操業的バイト生活の私としては、春樹キャラのあの要領の良さは惚れ惚れするわ〜。
>>978 ユキは、子供時代の後藤久美子だな。
最近では・・・・・最近の子は判らない。
985 :
無名草子さん:2008/09/01(月) 19:48:40
>>984 >ユキは、子供時代の後藤久美子だな。
それは吉本隆明も同じことを言っていたそうだれど、
「DAYS JAPAN」*誌上のインタビューで、村上は否定していました。
(掲載時期は昭和天皇が崩御された頃です。731部隊についての記事が
掲載されてました。)
*講談社が昔出版していた月刊誌「DAYS JAPAN」。現在出版されている
同名の雑誌の前身的存在だけれど、同一のものではない。
986 :
985:
>>985に補足
村上春樹は、国民的美少女として一世を風靡していたゴクミのことを
(当時は)全く知らなかったそうです。
もしかして、春樹が後藤久美子を見る機会があったとしたら、
「僕の小説のキャラクターにそっくりですね」と思ったかもしれないですね。