1 :
無名草子さん:
作家・村上春樹さんの「ねじまき鳥クロニクル」シリーズを語りましょう。
*アンチは(・A・)カエレ!!
*基本的にsage進行で
*荒らしは徹底的にスルー
2 :
無名草子さん:05/01/07 18:29:41
2
3 :
無名草子さん:05/01/07 18:31:10
ねじまき鳥は内容というよりも、
些細な日常描写が好きでした。
例えばスパゲティーをゆでるような何気ない場面とかね。
内容は大していいと思わなかったけど。
些細な日常描写が好きでした。
4 :
無名草子さん:05/01/07 18:32:44
一つ聞きたいんですけど、バットでボコった何かって義兄ですか?
だろうね。他の人の解釈も聞いてみたい。
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このスレ伸びないねぇ
作品自体が詰まらないからね。
12 :
無名草子さん:05/01/10 13:16:50
ネジ巻きシリーズってなんだ?
短編も含むってことか?
13 :
無名草子さん:05/01/10 13:21:03
ねじまき鳥、個人的には好き。
>>13 なんで評判悪いのかわかんないよな。やれやれ。
確かにもっと良い作品はあると思うけど…
ねじまき鳥シリーズも、悪くない。
シナモンとナツメグ親子が好きだな。もしももしも実写化するならば、ナツメグは夏木マリ、シナモンは藤木直人あたりで…
16 :
無名草子さん:05/01/14 17:33:10
シナモン=野村万斎
ナツメグはもっと静かな人がいい。
まだ見て無いので、何処が面白いのか詳細キボウ。
>>15 シナモンが藤木直人…全く同じこと思ってたw なんか似合う。
主人公は誰よ?
19 :
無名草子さん:05/01/15 14:05:36
>>18 個人的にはオダギリジョー・・・・若すぎるか・・・
>>17 何かと戦うちょい前のクミコとの会話。
主人公の「今度はどこにも逃げないよ」ってあたりがカッケー!
主人公すごいカッコいいよね。どんどん好きになってくよ。。
ってか村上作品の主人公は好感度高い人が多い。
21 :
無名草子さん:05/01/16 11:17:08
「今度はどこにも逃げないよ。
君を連れて帰る」
間宮中尉の手紙は良い。
23 :
無名草子さん:05/01/16 23:32:08
シナモンはどう考えても安藤正信だろうが。
>20 でも村上本人はかなりブサイク
24 :
無名草子さん:05/01/16 23:43:10
姉妹は叶姉妹で。あんな露出はしないが、現実離れしているとこや二人の関係が似てる。
存在と時間
26 :
無名草子さん:05/01/18 03:03:26
>>24 つうか、化膿しまい、は姉妹でもなんでもない屋号だってきいてから、
あれはネジ巻きを参考に結成したと信じてる。
生きたまま 皮 剥がされますた。
は〜むか〜うもの〜はひとりのこらず
かわをはがされた〜♪
井戸からどうやって助けたんだ?
30 :
無名草子さん:05/01/23 21:25:05
間宮中尉をって事?
31 :
無名草子さん:05/01/23 22:23:24
この作品はあまり好きじゃないな…余計すぎる。
途中の加納クレタ&デルタだっけ? 後半全く出てこないし、元軍人さんの昔話にしたって井戸ぐらいしか伏線になるものがない。
女子高生の手紙も意味ないし。
もっとコンパクトにまとめることが出来たと思うし、出来てたら佳作だったと思う。
32 :
無名草子さん:05/01/23 22:32:44
>>31 加納クレタとマルタだと記憶してる。
島の名前だよね?!
ねじまき鳥とカフカだけ読み終わってもある種の爽快感がないんだよな。
再読して徹底的に解釈し尽くしてもよかったんだけど・・・・
34 :
無名草子さん:05/01/23 22:42:45
>>20 自分の子供に「コルシカ」って名前を付けようとしてるような
人が?
>>33 俺はねじまき鳥は読み終わって凄くすっきりした。
カタルシスって言うか。
確かにカフカはちょっと?だったけど。
ねじまき鳥はコンパクトにまとまってしまっては
いけない作品ような気がする。
38 :
無名草子さん:05/02/06 18:04:43
2部までは悪くない
鳥刺し男で一気にだれる
国語の成績が毎年「2」だった俺にはサパーリでした。
それぞれのエピソードは分かるけど、どうつながっているのやら・・・
>>38 俺は逆に2部までだるくて3部から良かった。
>>39 国語はずっと得意な自分もよくわからんかったw
戦争の話が何かの伏線になっているなんて考えづらい。。
一巻読みおわた。わりと面白かった。
長そう!だるそう!と今まで避けてたけど、
読んでみるとどってことないな。意外と。
皮はぎシーンはゾクっとした…ビーチクついてるとかスゲエ技術じゃん。
ヤバイ。超ヤバイ。
話と話の間のつながりというかそれぞれの話の必然性も理解不能な上、
散々あった伏線らしきものも消化されずに終わって読み終わると欲求不満なのに、
読んでる間は夢中になってしまう。なんでだろ?
正直もっと話を詰めれば2冊にしてほしかった〜・・・・
>>44 それをいうなら『ねじまき鳥と火曜日の女たち』でいいような希ガス。
>>42 皮はぎシーンは吐き気催した。
通学の電車内で読んでたもんで、途中下車するハメに orz
ところで、伏線についての話をしないか?どこが何の伏線になっているか。。
>>46 お前から話そうぜ。
俺は伏線に関してはまったくわからん。
猫とかも何かの隠喩なんだろうけどわからん。
48 :
無名草子さん:05/02/13 13:30:51
バラバラに殺されたシナモンの父の内蔵=夜中に木に埋められたやつ?
よくわかんね
クレタをレイープした巡査の喉を掻っ切って埋めた姉妹は
ネジ巻きのと少々違くね?
夜中見ていた少年はやっぱシナモンなのかな?
>>49 すみません、言ってることがよくわかりません。
>>50 『TVピープル』に加納姉妹の後日談あるいは同姓同名の違う姉妹の話が出てるのよ
海外で水に係わる修行をした姉、特異な通称名、まぁ続編と考えて間違いないだろう
短編集だが、ネジ巻き、ノルウェイの森を読んだのなら通じるものがあるので読んでみるとイイ
最後にバットで殺されたのは直接に義兄じゃないとは思ってる。
壁を抜けた後の世界で主人公に関わる人物はクミコ以外は抽象的な表現をされてる存在だし。
顔のない男、ボーイの振りをした何か。
最後に主人公が殺したのは、義兄や皮剥ぎボリス等に通じる何かの象徴みたいなモノじゃないだろうか?と妄想してみる。
>>52 ありがとうございます。
ねじまき、ノルウェイ、国境の西〜、など読みました。今世界の終わりと〜読んでます。
これいいよ!!みたいなのあったらご教授願います。
・・・コルシカって名前ありえねーよな・・・。
まああの夫婦は子供作らないんだろうけど
漏れも
「岡田 八丈島」とか名付けられてたら
グレないまでも、100パ改名するだろなw
これって思いっきりバッドエンドだね。
「そうだね。結局のところ、こうなるように僕らはものごとを進めてきたんだろうね」
えっ、村上春樹の長編にしては珍しいくらいに
分かり易いハッピーエンドだと思ってた。
主人公(岡田亨)って、芸能人(俳優とかタレントとか)に例えると誰かなぁ?
今時の人なら妻夫木聡なんてどうよ?
もう少しダーティーな感じならオダギリジョー
オダギリジョーに一票!
全然関係ないけど、本スレがあーなるのは何時もの事なの?
妻夫木くんいいね!さわやかーな感じが。
いつ読んでもねじまきはいいなぁ。岡田くんモエーvv
>>62 ハルキ歴短いあたしが言うのもなんだけど、いつものことなんじゃないかな。。
>>63 そうなんですか・・・つかやっと落ち着いたと思ったら今度は偉そうなのが居るし・・・
あの雰囲気が合わない俺は出てった方がいいんかな・・・
65 :
名無し物書き@推敲中?::05/02/23 12:47:19
re
66 :
無名草子さん:05/02/23 14:36:20
やっと読み終わった。疲れた。メイタソ脱いじゃったよおい。
68 :
吾輩は名無しである:05/03/09 23:12:56
jh
70 :
吾輩は名無しである:05/03/17 15:04:27
h
71 :
無名草子さん:05/03/17 15:33:59
「岡田様は、2ちゃんねるというのをご存知ですか?」
「いや、そういえばクミコが良く話していました。」
続かせろ
>>72
72 :
無名草子さん:05/03/17 22:11:31
「そうですか」彼女は頷いた。
「真実に遠くて近い場所、と姉は申しておりました。
でも私にはまだその意味は分かりません。」膝の上に置いた両手を見つめながら彼女は続ける。
続かせろヽ(´ー`)ノ
73 :
無名草子さん:2005/03/22(火) 03:40:56
今1巻の大体100ページくらいのトコ読んでる。
おまえらネタばれすんなよ!!!!絶対すんなよ!!!
絶対だぞ!!!!!!!!!11
74 :
ワタヤノボル:2005/03/22(火) 04:11:28
ゴルア!!俺が主役だ!!
75 :
無名草子さん:2005/03/22(火) 21:02:12
77 :
吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 11:52:42
9
78 :
吾輩は名無しである:2005/04/04(月) 12:12:56
g
79 :
無名草子さん:2005/04/05(火) 08:01:06
メイタソ萌え(*´Д`)
80 :
無名草子さん:2005/04/05(火) 19:55:28
そんなわけない
82 :
無名草子さん:2005/04/07(木) 15:13:28
ほしゅ
昔からの様々な人々の怨念みたいなものが
時代を越えて人から人へ受け継がれていく悪循環を
バットでぶんなぐって打ち勝ったって感じなのかな。
怨念というか、魔がさす時の魔のようなものかな。
奥さんもその怨霊の代表のような自分の兄を殺すことで
夫婦そろってさぞかしスカッとしたことだろうなあと
清々しい気分になった。
宿命だとか悪運だとか嘆かないで
自分の運命は自分で決める、実に前向きな話だと思う。
84 :
無名草子さん:2005/04/09(土) 01:42:19
age
コルシカ
86 :
吾輩は名無しである:2005/04/19(火) 12:42:13
-
単行本で1,2部だけ読んで1年間放置プレイされた
人はどんな気持ちだったんだろう。
村上氏も最初は1,2部で完結のつもりだったらしいし。
あれで完結って…。
まあそれもありか
明日から読みはじめようかな
ちなみに英訳では二部の最後の章はカットされてる。
他にも色々部分的にカットされてるので全体としては日本語版より
まとまった印象を英語圏の読者は受けるみたい。
(ちなみに変更は春樹の許可を受けてされてる。)
91 :
無名草子さん:2005/04/26(火) 21:49:40
水には気をつけたほうがよろしい
92 :
無名草子さん:2005/04/27(水) 14:52:35
井戸から出してけれ
間宮中尉と加納クレタ
ほほえましくてちょっと泣きそうになった
クレタが一番好きだな
なんか、かわいいイメージがある
美味しそうにクッキー食べたり、断りながらも
コーヒーどんどん飲んだり。
家に入ったらなぜかいたり。井戸に入ったり。可愛いね
96 :
無名草子さん:2005/05/06(金) 18:51:23
ばっか危険な美少女笠原メイタンの魔力にはかなわねえよ
97 :
無名草子さん:2005/05/07(土) 03:10:43
マルタとクレタに加納姉妹を少し思い浮べた。
98 :
無名草子さん:2005/05/09(月) 23:17:38
「加納クレタ」のほうのマルタクレタが好きだな
だれもクミコに萌えていない・・・
萌えるならイマノウチ・・・
やっぱ無理('A`)
100 :
無名草子さん:2005/05/10(火) 18:58:55
頭が悪いのであまりこの本の意味がわかりませんでした。
101 :
無名草子さん:2005/05/11(水) 00:53:44
メイに萌える香具師はおらんかのう
102 :
無名草子さん:2005/05/15(日) 01:04:51
この本は何をいいたいのかね?
おれも頭悪いので意味がわかりませんでした。
何をいいたいのか求めるのは愚行ですか?
それとも考えるのではなく感じるものですか?
カワハギ族がいたいたしいと感じました。
夏の匂いがしました。
つまり、この本のテーマを教えていただきたいのです。
>>102 言葉で説明できるものを書くのは、愚かとは思わないかね?
104 :
無名草子さん:2005/05/16(月) 22:21:54
言葉で説明できるなら書いて欲しいのですが?
それを愚かというならネットで誰ともコミュニケーションが成り立ちません。
105 :
奈々氏:2005/05/16(月) 22:42:58
主人公=渡部篤郎 なんてどう?
井戸の底で瞑想することによって肉体から離脱し、
意識の世界を通して意識の中の綿谷昇をバッドで殴ったんだと解釈しますた。
やっぱホテルのクミコの部屋に訪れる危険なアレは綿谷と解釈してよいんじゃないだろうか?
106 :
無名草子さん:2005/05/16(月) 23:33:15
それでもいいと思う。
でもそんなに単純でもないとも思う。
それだけではないと思う。
これがああだからこうなったとか、
あれがああだからああなったとか
そういうんじゃなくて、
全体像を見るといいと思う。
ねじまき鳥、はじめて読んでるけどなんか気持ち悪ぃーよ・・・。
今第二部の後半あたり。
>>102 俺も今んところよくわからない。全部読んでないから当たり前だけど。
しかし、テーマは自分で見つけるもんじゃねーの?
小説って個人的なもんで人それぞれテーマは違うと思うけど。
何も得られないんならその人にはそれまでの作品ってことじゃないか。
村上春樹の作品に関しては俺は詩的なものだと思ってるよ。
小説に何を言いたいのか求めるのは自由だけど、作者が何か確固たる主張が
あって小説を書くとは限らないってことも頭に入れておいた方がいいんじゃないの。
108 :
103:2005/05/18(水) 11:57:32
>>104 俺が説明できるのではなく、
「言葉で説明できるような文章」を彼(=春樹)は書いていないのではないか
ということ。
文章の捕らえ方は一通りじゃないのだから、いろんな側面から眺めようよ。
俺の書き込みも、小説も。
カフカ読んでるけど、サワラみたいな猫が解剖されそう・・・
小説等をいろいろな見方があっていいのは賛成ですが、
残念ながら君の意見はどうしたって言葉の世界で言葉をおろかとしているとしか見えないです。
意見という言葉はいろいろな捕らえ方があってはまずいですね。相手に本心が伝わらないから。
スレの意義に私の話は合わないので、卑怯にも自分から終わらせて頂きます。
きもい
>>109 自分が意見の誤解をしているのに、何を言っているのかねぇ
うらみ、ねたみ、そねみ
114 :
吾輩は名無しである:2005/05/31(火) 12:00:39
9
115 :
無名草子さん:2005/05/31(火) 16:18:37
「秘すれば花」世阿弥
「半ばは全体に勝る」ヘシオドス
「形容詞は名詞の敵なり」ヴォルテール
116 :
無名草子さん:2005/05/31(火) 16:19:54
「作家の値打ち」でやたら高得点だったのはナゼ?
118 :
吾輩は名無しである:2005/06/14(火) 11:34:32
u
119 :
無名草子さん:2005/06/17(金) 22:07:08
今読み終わった。
うむむ、一度読んだだけでは頭の中にもやもやっとしたものが残る。
すっきりするにはもう一度二度は読まないと駄目だろうか。
でもそれにしては、最後の笠原メイとのさよならはどうにも心を揺さぶられた。
クレタ人気が高いようだが、俺はメイ萌えだな。次がサワラ。
これは深層意識の話だろ? 春樹おとくいのさ。
ユングとか知ってればなんでこんなに理解のできない話なのかが少し理解できると
思われ。 登場人物も暴力もすべて「象徴」なんだよ。
漏れはわりと感化しやすいタイープなんでこれ読んでる時はずっと主人公と一緒に
深〜い井戸ん中に入って読み終わって あ〜やっと(現実の世界に)出て来れた!
って感じだったよ。 そういう意味では成功してんじゃね?
河合隼雄(心理学者)との対談が出てるから読んでみるといいかも。
つい春樹スレでマジレスしちまった漏れ…orz 春樹オタじゃないよ。
3部が必要なかった、2部で終るべきだったと言ってる人が多いと聞いたんだが、俺的には3部の存在が結構救いだった。
結末もちゃんと出てるし、もし2部までだったら消化不良で納得いかなかったと思う。
>>121 そうだね。
オレも2部まで読んで、すぐに3部が読みたくなったよ。
123 :
無名草子さん:2005/06/18(土) 15:22:33
「ねじまき鳥クロニクル」を書いた時点で
村上春樹の作家生命は完全に終わっています。
124 :
無名草子さん:2005/06/18(土) 18:06:54
125 :
無名草子さん:2005/06/18(土) 18:22:45
作者は脱糞癖があるらしい。。。怖
126 :
無名草子さん:2005/06/19(日) 06:35:45
俺は30分で全部読んだ。なにも記憶に残るものがなかったが
この作品は近年まれにみる涙と感動のタイが小説であろう。
明治の輝かしいfgっhjkl;
127 :
無名草子さん:2005/06/19(日) 18:48:26
age
128 :
無名草子さん:2005/06/20(月) 11:21:24
>>123 >>124 自分もカフカはねじまきの焼き直し失敗作だと感じております。
ねじまきで春樹はすべてを出し切ったから、
あとはカスしか出んとです。
方向性を変えるべきです。
129 :
無名草子さん:2005/06/20(月) 11:36:35
随所にねじまき鳥の声が聞こえること
ナツメグが治療している奥様方のしこり
シナモンが夜中に見たこと
何のことやら。もう一回見直そうかな・・・
最初から、あまり大きな展開がないのに、
なぜかスルスルッと引き込まれてしまった。不思議だ。
随所に説明できないところがあるのに、面白かった、と感じる。
井戸の中から、昼でも星が見えるってのは本当なのかな?
モンゴルにある深い井戸の底に
太陽の光が差すことって実際にはあるのかな?と疑問に思った。
(イチャモンを付けてるわけではありません)
そういえば、モンゴルってかなり高緯度だから
頭上に太陽が来たりしないような気もする
井戸の水に昼でも星が映るとかっていうのは、別のところでも読んだ記憶がある
134 :
吾輩は名無しである:2005/07/04(月) 12:21:21
0
135 :
無名草子さん:2005/07/13(水) 08:37:27
すみません
春樹先生小説初心者なんですが、
質問はどのスレにしたら良いですか?
ダンス・ダンス・ダンスの件なんですが
136 :
無名草子さん:2005/07/13(水) 08:57:32
村上春樹で検索しろよ
しましたが
やれやれ
>133
荒巻の「帝都物語」にも出てきた。
っていうか割と有名な話だからいろんなところに出てくる。
140 :
無名草子さん:2005/08/07(日) 13:03:37
135 私で分かることであればお答えしますが…私もダンスーは好きです(o^o^o)
■■■■衝撃!2chプロ固定覚醒剤で逮捕■■■■
■以下ニュース記事■自宅で覚醒剤を持っていたなどとして覚醒剤取締法違反罪で起訴
され「夜中に 中傷の書き込みをするため、眠らないように覚醒剤を使った」と供述している。
斉藤容疑者の嫌がらせは、息子が同中学に入学した際、茶髪を注意されたことなどが
きっかけ。翌平成15年7月ころから、制止を振り切るなどして校内に入り、 「パトロール」 と
称して落ちているたばこを撮影。区教委に「学校の指導がなってない。 教員をクビにしろ」 などと
直談判や文書で苦情を寄せた。 (中略) 被害の 中学校は相次ぐ嫌がらせで「教育環境が悪い」
とウワサが広まり、今年の新入生は 2年前の約200人から約150人に減ったという。
■以下別記事■息子が茶髪を注意されたのを逆恨み、2年近くも中学校へ嫌がらせや中傷を
繰り 返したフリーカメラマン(2chプロ固定)の男(49)が、窃盗容疑で21日までに 警視庁に
逮捕された。 登校した息子に窓の鍵を開けさせてパソコンを盗み出し、 友人の宇宙機構職員
の 女(40)に個人情報を読み出させてネット公開するなど、 学校攻撃を激化。 このフリー
カメラマンは東京都練馬区関町北の斉藤正則容疑者(49)。共犯の女は 調布市深大寺東町、
宇宙航空研究開発機構職員、小嶋淳子容疑者(40)。 さらに 当時練馬区立中に通っていて
現在は私立高1年の斉藤容疑者の息子(15)も同じ 窃盗容疑で逮捕された。 調べでは、斉藤
容疑者は昨年2月8日午後6時半ころ息子に登校後に窓の鍵を 開けさせたうえで、校舎に
忍び込んで技術科教室から 同校教諭のパソコンなど3点 (計3万1000円相当)を盗んだ。
5月20日にも再度侵入、2階相談室から教職員名簿を盗み出した疑い。さらに 20年来の友人
という小嶋容疑者に、パソコンから個人情報を読み出させた。 斉藤容疑者は、パソコンから
読み出した生徒の成績や教諭の家族構成などの 個人情報を、ネット掲示板「2ちゃんねる」で
公開、誹謗(ひぼう)中傷を書き連ねた という。 調べに「学校を攻撃するために盗んだ。保護者会
で発言しようとしたがさえ ぎられ、 反感を持った」と供述している。
142 :
無名草子さん:2005/08/07(日) 17:07:02
いまいち伸びないね。この作品を村上春樹の最高傑作に推す人もいるのにね。
143 :
無名草子さん:2005/08/07(日) 20:10:41
ポール・セローの『ワールズ・エンド』もあったので、表題作の「ワールズ・
エンド」を椅子に座ってその場で読んでしまった。この作品は村上春樹の翻
訳なのだが、『乱視読者の新冒険』(若島正)の中の「世界の果てとハルキ・
ワンダーランド」で、その翻訳の是非を問われているのだ。帰ってから「世界
の果てとハルキ・ワンダーランド」を読み直してみたが、なるほどとあらため
て思わされた。
(『乱視読者の新冒険』は翻訳や文学に興味がある人には超お薦めです。)
>>143 日本語のおかしい人に、翻訳に関する本を薦められても・・・。
って思われるから、気をつけたほうがいいよ。
145 :
無名草子さん:2005/08/07(日) 21:37:03
マターリいきましょうよ
綿谷昇と渡辺昇は別人?
147 :
無名草子さん:2005/08/08(月) 18:54:24
…だと思いますが。「わた」と「昇」が好きな人ですよね。あ、あと双子か…。
148 :
無名草子さん:2005/08/13(土) 23:31:31
綿谷ノボルは皮剥ぎボリスの生まれ変わりと解釈するのは
あまりに安直すぎですかね?
村上春樹好きだが、間宮中尉の皮剥ぎの部分がグロくてダメだ。
他のは何度も読んでいるのだが・・。
今第三部読んでます。
面白いですねークミコや綿谷ノボルとチャットするシーンは。
主人公の心がだいぶ病んでるのが気になります。
最後どうなるのか。
なぜ第三部だけはじめのページに日付がないんでしょうか?
152 :
無名草子さん:2005/08/24(水) 21:15:00
>>148 いや、俺もそういう印象は受けた。簡単には死なない悪の象徴って感じで。
間宮中尉もボリスを殺せなかったし、「僕」も綿谷ノボルを殺せなかった。
しかし、「ねじまき鳥クロニクル」ってプログラムはいったいなんなんだろう。
なんでクミコの手紙が#17だっけ、になってんだろう。
一つ気になったことがあるんですが、ワタヤ家にある「ある傾向」とは結局なんだったんですか?
それをクミコは恐れてたんですよね。
間宮さんと加納クレタが一緒になったであろう、というのが唐突に出てきたけど
あれはどんな伏線なりがあったの?主人公はなんとなく感じてたとはいってたが…。
ギィィィィ
157 :
無名草子さん:2005/08/28(日) 01:47:56
カフカはひどかったなぁ。。。というのが正直な感想ですね。読み終わってなんか馬鹿にされた感じがしました。
158 :
無名草子さん:2005/08/28(日) 01:49:30
カフカはひどかったなぁ。。。というのが正直な感想ですね。読み終わってなんか馬鹿にされた感じがしました。大江健三郎があんなの小説じゃないと←村上作品に対して言ったのも納得できます。
恐れてたものって淫乱の気?近親相姦?
それにしても能力者出まくりだな。
加納姉妹、本田さん、ナツメグ、岡田亨あざver.、綿矢昇、パッと思い出すだけでこんなもんか。
普通人少なっ
そんなところじゃないかなぁ。
近親交配が珍しくない家系だったとか・・・
想像するしかないけど。
>>158 同意。森の奥で最後佐伯さんに会うらへん、
ここまで引っ張ってきて結局ソレかい!と。
でも自分的には、ねじまき鳥よりカフカの方がこじんまりと
ポイント絞ってて良かった気がする。
ところで、象徴論派の方、綿谷ノボルは悪の象徴だとして、
シナモンくんおよびシナモン幼少期のエピソードは何の象徴?
象徴論派ってそんなたいそうなもんでもないけど
シナモンのはなんだろねー普通の夢としてみるなら
父親に対するコンプレックスの現われみたいな感じになるんだろうけど。
シナモンの父親の死の原因ってはっきりしてたっけ?
笠原メイたん……ハァハァ
メイって過失致死罪だよな。
まああの当時なら未成年だから無罪だろうけどさ。
165 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/05(月) 12:42:49
9
笠原メイって上唇めくれあがってんじゃなかったっけ?
167 :
無名草子さん:2005/09/07(水) 03:34:41
メイとサワラのセックス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!111111
個人的にいまいちだった。
やるならもう少しつめてほしかった。
169 :
まみや:2005/09/17(土) 02:47:15
作者自身は感覚を自由にして、ある意味適当に書いたものだと思われます。とても悪い言いかただと思いますが。
そうすることによって作者(人間)の深層心理が浮き彫りになっている、そんな作風を貫いているのが村上春樹さんだと思います。
彼自身も自分が何を書いているのか、理解していないのではないでしょうか。あらゆることを計算して書いているとは思えない。
170 :
無名草子さん:2005/09/17(土) 02:59:22
そんなもんです。
でもそれが出来る人はまた限られている。
171 :
無名草子さん:2005/09/17(土) 18:25:48
今、ねじまき読み始めたところ。
春樹の本って、音楽が切っては切り離せないカンジだよね。
自分にはイメージできない洋楽ばかりなので、ちょっと残念だけど・・・
考え方が結構スキかな。
ノルウェーの森だったかな?
人生はビスケットの缶だと思えばいい・・・とかあったの。
ある洋画の冒頭のシーンで、人生はチョコレートの缶だと思えばいい・・・
というのがあって、「春樹のパクリ?」とか思った。
172 :
無名草子さん:2005/09/17(土) 18:29:33
>>171 ある洋画・・・「フォレスト・ガンプ」でした。
173 :
無名草子さん:2005/09/17(土) 18:40:14
加納マルタの妹、加納クレタが登場するシーンで
岡田亨に自己紹介する時、笑ってしまったのは私だけ?
マルタにクレタって・・・(w
加納マルタが体格のいい女の設定のままだったら面白くなっただろうなぁ
175 :
無名草子さん:2005/09/19(月) 22:34:32
皆さんはクロニクル以外でどの作品が好きですか?その理由もお聞かせ願えると嬉しいです。スレ違いだったらスルーしちゃって下さい。
短編だけど「踊る小人」だっけ。
結構好き。
177 :
無名草子さん:2005/09/20(火) 13:33:58
私は「スプートニクの恋人」が好きです。記号と象徴の意味って分かる?って。
本読めばわかる
179 :
無名草子さん:2005/09/20(火) 20:10:46
一方通行と双方通行の違いだっけ 確か
>>176 それって結局なにがなんだか。
ここで聞くのも心苦しいけど煽りでもなんでもなく、おもしろいと思われるかたに解説してほしいんだけど。
>>180 解説って何を解説するの?
「結局何?」って人は村上春樹は向いてないんじゃないかな。
クライマックスがあって問題解決があるってタイプの作家じゃないし。
ちなみに「踊る小人」は夢の話。
夢ってのはそもそもなにがなんだかって感じの性質持ってるでしょ。
182 :
無名草子さん:2005/09/24(土) 10:37:17
短篇の蛍は良かった。
183 :
無名草子さん:2005/09/26(月) 20:46:50
第一部 読了。
しばらく放心状態・・・まさかこんな展開になるとは・・・
戦争の残酷さみたいなのは、洋画「プライベート・ライアン」を見て
分かったつもりでしたが、コレは・・・すごすぎます。
戦争時、日本人もいったいどんな残酷なことしてきたんだろうと、
ちょっと思いました。
それにしても、春樹の本は女性読者と男性読者、どっちが多いのかな?
ちなみに自分は♀ですが・・・
戦争の残虐シーンならこれからもまだでてくるよ。。。
ちなみに自分は♂ですが村上春樹ファンの友達♂にすすめられて読むようになった。
185 :
無名草子さん:2005/09/27(火) 21:35:33 ID:0
私も友達(♂)がファンで私もそれから買いあさってます。
ちなみに私も♂。
私の周りだけ見ると、
♂2人 ♀4人 います。
女性が多いのかな??
186 :
無名草子さん:2005/09/27(火) 21:44:58 ID:0
オレはスナックのねーちゃんに、ねじまき鳥勧めたら結構喜ばれた。
>>186 マジならすごい話だが
ためしにドコがよかったってちょっと突っ込んでみ?
営業の可能性もあるぞ
188 :
無名草子さん:2005/09/28(水) 19:40:21
私はキャバ嬢ですがクロニクル勧めても読んだよ、と言って下さるお客さんはいません…(汗)
189 :
無名草子さん:2005/09/28(水) 20:38:23
クロニクル長いから確かに手が出しにくいですよね…
読み出せば面白くて早いのになぁー
おもしろいとは思うが、客観的にみて万人受けするとは思えないから簡単にすすめたりしないなあ。
ていうかねじまきに限らず、村上春樹の作品全般にいえることだけどね。
そういや前にインテリぶって村上春樹をすすめてくる人いたから、期待もこめて作品について質問してみたら最後はしどろもどろに。。。
あれは幻滅しちゃったよ。
お薦めするならせめて自分はその作品にたいして見解もってなきゃ、かっこわるすぎだよね。
191 :
無名草子さん:2005/09/29(木) 13:25:40
>>190 安易に見解持てる作品じゃないだろ
春樹作品全般に言えることだが
でもハマる
ねじまき鳥、たしかに長いから手出しにくい人多いかもね。
自分もそうだったし。他は結構すらすら読めたけど、戦争
の話の部分だけ読むペースがくんと落ちた。井戸に落とされた
話でどうしても「リング」のイメージが脳裏をよぎりまくって
それを払拭するのに苦労した。
間宮中尉の長い話、ほんとに長くてダレた
ねじまき鳥が鮮烈で面白すぎてノルウェイの森とか
正直読む気がしない。。。
これは春樹ファンとは言えんな。
195 :
無名草子さん:2005/10/02(日) 14:00:03
綿谷ノボルのところになると、難しい言葉使いがたくさん出てきて
いちいち検索している自分は・・・(泣)
そのへんがやっぱ小説家の知識のなせるワザなんだなぁと・・・
ふと思った。
196 :
無名草子さん:2005/10/02(日) 16:46:01
>>195 私もねじまき鳥の為に携帯版広辞苑の契約しましたw
月額100円…
そう考えるとこの本高いです。
言葉がわからんならわからんですっ飛ばして読んじゃうけどな。俺は
俺もそう。ページにちょこっと折り目つけてまず読み進める。
199 :
無名草子さん:2005/10/06(木) 12:20:54
私も1回目は、わからないところは、とりあえずとばす。
とにかく、先に進む。
乱読して、興味が湧けば、再度読み返す。何度も。
ねじまき鳥・・・何回読み返すことになるだろう。
200 :
無名草子さん:2005/10/07(金) 01:11:27
主人公の精子だけ嫌だった
201 :
無名草子さん:2005/10/10(月) 23:12:10
村上先生は不思議だ。
こんな駄作が読まれてるとはw
頭ねじまきどりくるくるパーっつ感じ。
つ{お前がくるくるパーだよ}
204 :
無名草子さん:2005/10/11(火) 16:16:40
今気がついたけど 村上せんせの小説?は やおい だねw
やおい 小説家 なんだw
205 :
無名草子さん:2005/10/13(木) 04:00:53
たとえ意味がなくとも、信者はそこに勝手に意味を見いだす。
正解のない答えについて、自分の勝手な解釈を共有できない人間は排除することで自己満足に浸る傾向がつよい。
村上春樹は嫌いじゃないが、春樹ファンはある作品について盲目的な思い込みが強いからどうしようもないな。
その「傾向」ってのは何から判断したの?
まさか2ちゃん?
207 :
無名草子さん:2005/10/13(木) 12:34:24
村上先生は やおい で
読者には ふいんき(なぜかへんきゃんできない)
で人気があるでオケ?
>>205 俺は、村上作品は読む人の数だけ解釈があるってのが正しい距離の
とり方だと思うが。村上春樹は作品外でどういう意味なのかを説明はしないし、
「作中起こる出来事は必然的に起こるべくして起こったことだ」と言ってる。
「たとえ意味がなくとも」なんてのは205の、それこそ勝手な解釈。
すべて意味があるから書かれるんだよ。誤解されると困るが、これは
俺の意見じゃない。村上春樹が自ら明らかにした小説に対するスタンス。
あんたは正解がないから意味がないって考えてるんだろうけど
それは著者の創作意図とは相反するわな。
まー小説は個人的なもんだと俺は思うから、意味がないって思うのなら
それが君の受け取り方なんだよ。もちろん何も感じなかったからって
卑下することもないし読解力がないということにもならないから安心汁。
>>207 ふいんきじゃなくて、「ふんいき」だよ。
これでいい?
209 :
無名草子さん:2005/10/13(木) 20:56:05
第三部 読み込み中…
第一部、第二部と読んできて、第三部の方が一番
自分の中でさくさくっと読めるカンジがする。
中でも、シナモンが好きだな。
一部二部と三部は別の作品と考えてもいいな
211 :
無名草子さん:2005/10/17(月) 23:50:19
シナモン(と私が勝手に解釈している)の夜に心臓を埋めていった二人の男の話し。
個人的にもうちょっと語って欲しかったと思ってしまう小説初心者の私ですが、
>>208さんの言うように必然的にあぁなったのでしょう。
それからねじまき鳥クロニクル♯1から全部読みたいとついつい思ってしまう私は…
必然ですからね…えぇ
必死だry
213 :
無名草子さん:2005/10/22(土) 23:57:41
全部、読了しますた。
全体的に抽象的なイメージで、
「ノルウェイの森」みたく、
私にはコレといって心うつセリフはなかったけど、
じわじわっとくる怖さみたいなのはあった。
今思えばあの皮ハギのところより、夢の中で格闘したところの方がね。
春樹がそれを狙ってたのかどうかは分からないけど。
最近、ミステリーものをよく読んでいたので、
ちょっとソレ寄りな解釈しちゃったかも…
また、再読することがあったら、見方変わるかな?
>>213 もしかして、ミステリーとホラーをごちゃごちゃにしてないか?
その記述だとミステリーではないと思われ。
夢での決闘・超能力者の登場・抽象的な場面も多々ある中で、これをホラー小説とするのもあながち悪くないね
でもホラー小説とすると、なんとも安っぽい俗っぽい作品に思えるなw
春樹のホラー小説かw言い当ててるとおもう。
まあこうされるとねじまき好きがだまってないだろうけどw
第三部まで読み終えて。綿谷昇の能力とは何だったのか、
加納マルタはどうなったのか、なぜシナモンの父は殺されたのか
・・・等、自分の中で嚥下しきれず、複雑な気持ち。
そんで、今からそれらを読み解く気はあまりない。
でもひとつひとつのエピソードやキャラクターは魅力あって良かった。
>>215 よくいえば解釈次第だし
わるくいえば読者丸投げ
もう少し読者寄りでもいいとおもうけどこれが春樹クォリティだからね。
217 :
無名草子さん:2005/10/27(木) 13:27:40
村上春樹はもう何もかもが古臭くてついていけない。
この時代に「やれやれ」はいくらなんだってないだろう。
>>215 正直本当の意味で理解してる人なんていないし、理解したと思ってる人いるならぜひあらわれてほしい。
作者自身ry
>>216 村上春樹作とかいてなければこんなにも称賛されてたのかね。
219 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 20:30:57
この本は皮剥ぎボリスと笠原メイで8割だな
220 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 21:54:43
村上春樹が世間で騒がれたのって
「ノルウェイの森」の頃だよね。
よくTVでベストセラーに上がってた記憶がある。
表紙のデザインがすごくシンプルでいてオシャレなんだよね。
それから私も読むようになった。
でも、私は初期の頃の作品の方がスキだったな。
そしてこの作品は、
摩訶不思議の中に残酷さが際立ってるカンジがする。
残酷さの中にも、救いがある希ガス。
222 :
無名草子さん:2005/10/30(日) 03:34:28
映画版「豊饒の海」のCMを見ていて思い出した。
「ねじまき鳥の探し方」(だったかな?)という解説本、
なかなか面白かったよ。まだ読んでいないなら、ぜひ。
井戸と(心理学用語の)イドは、なんとなく気づいたけれど、
まさか「緯度」まで!みたいな。
実際にそうだったのかは作者に聞いてみないとワカラナイけどね。
そこまで強引な解釈というかこじつけは、正直イタイけどね…。
224 :
222:2005/11/03(木) 11:53:18
まぁ、緯度は多少強引かなと思いましたがw
自分は一度呼んだ小説は滅多に読み返さないのですが、この本を読んで、
「ねじまき鳥」が読み返すたびに新たな発見のある小説だということがわかりました。
あと「納屋を焼く」についてで「なるほどー」と思い、
ためしに短編をいくつか読み返してみたら、本当に印象が違うのがあって。
緑の怪物の出てくる短編。はじめの印象は「怪物こわい」だったんですけど。。
今、聞かないと一生聞けない気がするので
納屋を焼くの納屋ってあの女性を殺したってことでいいだよね?
誰かに自分の解釈の正誤を判断してもらわないと気持ち悪いってのは
わかりやすさを求めた時代の弊害とも言える。
まるなげ解釈を肯定する論としちゃ物足りない考えですね。
いや、小説なんて自分のために書くもんでしょ。
それがたまたまウケれば売れるってだけで。
好きこそものの上手なれ。
ちなみに
>>228は
>>225には答えてやらんの?
230 :
無名草子さん:2005/11/20(日) 13:20:09
来年1月に発売される春樹の新作「Y子の太すぎるウンチ」は、どこの出版社ですか?
かささぎ編の間宮の長い話やっと終わった
正直つらかった
やれやれ
>>225 たぶんそうだと思う
てか、春樹の男キャラってこういう奴が多いな
殺されたという根拠は?
俺は男んところに転がり込んだんだと思うな。
それを男はこれみよがしに「僕」に対して尋ねたんだよ。
>>233 焼いても困らない納屋。
誰も気付かない納屋。
すぐ側にある。
男の「今日は下見」という言葉。
主人公の僕を見て、僕にとっての女の存在の重要性。
ラストでは女がいなくなっても僕は困ってもいないし、気付いてもいない。
やれやれ、これはメタファーなんだ。
>>234 なるほど。
今までそういう解釈はしたことがなかった。
もう一度読み返してみることにする。
あ、横レスごめんよ。
>>225じゃないんだけどさ。
236 :
233:2005/11/25(金) 11:01:29
234、それは殺された根拠は?に対する答えじゃないよね?
メタファーだって言いたいんだろ?俺もそう思うが
何か明確な結論が225は欲しいらしいから、自分なりの
明確な現実的な結論を「出してみた」までだよ。
書かれてないことに対しては何もわからないってのが俺の基本スタンス。
>>234 男の所に転がりこんだ根拠もないじゃん…w
239 :
233:2005/11/26(土) 09:48:02
>>237 ないよ?そういう意味なんだけど236は。
理解できなかった?
240 :
233:2005/11/26(土) 09:50:41
殺されたことにしたい人がいるから
こういうのもありって話を出してみたまで。
意味は読む者がつけるものって考えに対して
「まるなげ解釈」なんて言う人がいるからね。
まるなげ解釈でいいんだよ。理屈抜きに。
夢の中は俺の中ではそのまんま
キューブリックのシャイニングのイメージなんだが
どうだろう
ちなみに綿谷ノボルは浅田彰として脳内変換されてる
>>241 おれも綿谷ノボルって浅田彰のイメージですね。
それでなんとなく主人公は中沢新一ぽい感じの
人だと思い込んでた。
243 :
無名草子さん:2005/12/14(水) 21:56:29
メイを想像すると、魔女の宅急便にでてくる
画家のおねえさんが思い浮かぶ。
244 :
無名草子さん:2005/12/15(木) 03:50:51
シナモンがクミコの居場所知ってたでしょ。シナモンと牛河はつながってたって事かな?
浅田彰と中沢新一と魔女の宅急便のお姉さん‥‥
どんどんイメージがゆがんでいくんですけど
246 :
無名草子さん:2005/12/15(木) 10:15:06
上田晋也がうんちく王で語ったうんちくが『知泉』という本から盗んでいると
でネット上で騒ぎになり、結果、上田が深夜放送の「うんちく王慰安会」の中
で酔った上「知識の泉と書いて知泉という本があるんですが、これを読めば
んちく王になれますよ」とカミングアウトした。しかしその後は相変わらず
「うんちくは周囲の人間から」などとお茶を濁す発言を繰り返している。
その上それがすべてテレ朝スタッフとの共謀によるやらせだというから悪質だ
テレ朝では「霊長類ヒト科最強頭脳」という番組で、上田を別室でカンペを
読ませて「暗記力1位」に仕立て上げるやらせも発覚している
メイは15,6じゃなかったか?歳
249 :
無名草子さん:2005/12/19(月) 11:08:57
文学の課題で仕方なくねじまき鳥クロニクルを読まされた。
単位の為とはいえ、まさかここまで時間を無駄にされるとゎ思わなかった・・・('`)内容的にもな・・・
>>249 参考までに今まで時間の無駄と思わなかった小説教えてよ。
角田光代、宮本輝、中島らも、星新一、綿矢りさ以外で。
海外はヘッセ、ゲーテ以外で。他知らないかし
そろそろ違う作家の本も読みたいと思って。
あ、大御所はなしでね。漱石とか太宰とか三島とかああいうの以外で
お願いします。
× 知らないかし
○ 知らないし
落ち着け俺
う〜n、なんか勧めづらいなぁ・・・
つまらないって言われても困るし。
とりあえず『デイヴィッド・コパフィールド』
まぁ1巻を読んでつまらなかったら止めてください。
でも、ねじまき鳥第一部の皮剥ぎシーンだけは群を抜いて表現力が凄いと思った。
それを全て自分で考えたのなら尚更。
村上春樹の作品では、ねじ巻き鳥シリーズが一番面白かったけど、
「ノモハン」の記述に関しては、違和感を感じた。
最近のロシアによる情報公開によって、ノモハン事変ではソ連軍の方が
日本軍よりも被害が大きかったことが、判明して来たし
実際、独ソ戦で英雄になった将軍が「ノモハンでの戦いが一番大変な戦いだった」
と言っている。
ただ、春樹が「ねじ巻き鳥シリーズ」を書いていたころは、まだこの情報は
公開されてなかったかもしれないけどね。
>>252 さんきゅー。本との出会いなんて、なんかのきっかけ
だからつまらなくてもつまらんなんて言わんよ。
255 :
無名草子さん:2005/12/25(日) 03:56:37
最初の路地に出るシーン
皮を剥ぐところ
間宮中尉の井戸での体験
この三つが印象的
>「ノモハン」
ノモンハン
笠原メイは 2〜3年前の上戸彩で完璧すぎるくらいに
はまってると思うんだけど、どーかな?
あと、僕ん中では、岡田亨はオダギリジョー、
クミコは深津絵里でした。
上戸彩はきれいすぎる
ちょいブサいくくらいで個性的な女優さん希望
オダギリジョーはいいかも。
「風の歌」のときの小林薫よりずっといい。
皮はぎシーンは痛いよなぁ。なんだっけ、りんごの皮をむくように
みたいな感じだっけ。痛さの表現で感心したのは、春樹ファンでも
あるらしい綿矢りさの「蹴りたい背中」。サンダルで走って指の股の
皮がめくれてグレープフルーツルビーのぷちっとした肉が・・・みたいな
ゾクゾクゾクッ!痛いすぎ!
>>258 そう?「めくれあがった唇…」とかの描写で、すごいはまると思ったよ。
ちなみに、ナツメグは桃井かおり、シナモンは藤木直人。
ずっとキャスト想像して読んでると、テレビでその俳優たちを見たときに
ドキリとしてしまう…。
上戸綾、顔のつくりのイメージは良いかもだけど
俺の中で笠原メイはー石原さとみ。
クミコは歳忘れたけど、なんか黒木瞳ぽい
イメージあったなぁ。歳食いすぎか。
オダギリジョー良いね。でも読んだときは髪型が
石黒賢ぽい感じで読んでた。これも歳食いすぎかorz
いくつぐらいだっけ?この夫婦。年齢につながるような
描写出てなかったっけか。
>>260 読み返す時皮剥ぎのところだけはとばして読む俺様が来ましたよ
たしか、夫妻は30過ぎという設定だったような。
シナモンはやっぱり藤木直人
シナモン=金子昇
268 :
無名草子さん:2006/01/12(木) 18:49:46
ねじまき鳥を読んで村上春樹を論ぜよって課題。。。ねじ巻き読んだけど。。。
どう論ぜればいいんだorz語学力・読解力がない俺を恨むよ。。。
>>249 同じ大学かもなww
一作品を読ませてその作品を論じさせるならともかく
村上春樹を論じさせるのは如何なものか。
270 :
268:2006/01/13(金) 17:54:30
>269 この先生がかなり強烈な村上信者。今回はねじまき限定だけど、少し前
まではねじ巻き限定ではなかった。だけど村上春樹限定のレポートを課す。
「村上春樹以外のレポートは一切認めない」だと。
まあレポートはよしとして講義の時にねじ巻きを朗読するのよ、先生が。
途中退室する女の子続出。まあそれだけリアルに描かれているってことだろうけど。。。
すれ違いすんません。
271 :
ハルキストの一歩手前:2006/01/30(月) 02:14:43
いろんな世界があってあっちこっちに話が飛んでそのどれかが解決するでもない…テーマは『越境する現代の知』とでも?
高校の風が吹いてもおっ立ってた頃
図書館で奥さんのズルズルぐちゃぐちゃの不倫告白の手紙読んでじんわりと
股間に血液を溜めてました
273 :
無名草子さん:2006/01/30(月) 12:04:15
274 :
無名草子さん:2006/01/30(月) 18:34:26
257
全米が泣いた。
275 :
無名草子さん:2006/01/30(月) 21:46:23
氏ね
村上春樹の短編てたまにソフトポルノっぽいものあるよね。
『ねじまき鳥クロニクル』の中でノモンハンの残酷な描写
は一体何の為なのか知りたい。
小説から香る雰囲気は好きだけど、結局何が言いたいのか
理解できないことが多い。解説も載ってないし…。
ぬこの首ちょんぱは勘弁してくれ
偶然だろうが、司馬遼太郎も生涯「ノモンハン」について考えていた。
ついに小説化はしなかったが。
279 :
無名草子さん:2006/02/11(土) 04:51:08
村上春樹は何を言いたかったのかが知りたい。少し無責任な小説だと思いました。無理に物語を引き伸ばした感がいなめなかった、まぁ連載長編だから仕方ないだろうが…。
280 :
無名草子さん:2006/02/22(水) 04:57:14
「ナカタはバカなので字が読めません。なのでねじまき鳥さん物語も読むことができないのであります。しかし猫さんとはお話ができるのであります。サワラさんともお話をしました」
「いいえ、ナカタ様」と、加納マルタは言った。「ナカタ様は字を読むことができるはずです。今は信じられなくとも、いずれご自分で目にされるでしょう」
マスターベーションは止すんだ、とカラスと呼ばれる少年は言った。
僕は雨の中で意味のわからないことを叫んでみた。
「やれやれ、佐伯さんで夢精するとは」やれやれ。
281 :
無名草子さん:2006/02/22(水) 18:16:45
ねじまき読んでる。
今間宮さんの戦争の話(山本さんのとこ)。
今までに何度か戦争に関わる本を読んできたけど、
ここまで気持ちが悪くなる本は初めてだ。
先が読めずに本を置いてしまった。
残虐的な内容の本を読んだ事はもちろんあったが
なぜが目が進まなかった。
こういう文章を書く村上さんを知らなかったからかな。
食事前に読んでしまったから何も食べれなかった。
もしかして、こういう文章はまた出たりするのか?
282 :
無名草子さん:2006/02/22(水) 19:12:26
281
生きたままちんぽを切断するとこがある。
ミミ ヽヽヽヽリノノノノ
ミ ,,、,、,、,、,、,、、 彡
l i''" i彡
(( .| 」⌒ ⌒' '⌒ | クルクルクル!!!
,r-/ (゚) (。)(゚)(。)(゚)(。)
l ノ(、_, )ヽ;|
ー' ; ノ、__!!_,.| ねじまき
∧ i'ー‐‐li'ー‐‐l | ))
/\ヽ ヽ----‐´ ./
/ ヽ. `ー--一' ノ/ヽ ノ7_,,, 、 ______
/ (⌒、"⌒ソ⌒ヽ─ '" `、 ( ィ⌒ -'"",う/壱 / /万:/|
~''(_)(_)(_)(_)ソ ヽノ ,イ^_.|≡≡|__|≡≡|彡|_____
ヽ/`、_, ィ/ ヽ─/ ̄//|≡≡|__|≡≡|/壱//万 :/|
284 :
無名草子さん:2006/02/22(水) 21:06:38
おれの場合、加納マルタ=借金漫才のかつみさゆりのさゆり。
ぼよよーん。
285 :
無名草子さん:2006/02/22(水) 21:07:14
>>282 あぁ・・・どうしよう
直接ストーリーに関係ないよね?
飛ばしちゃっても平気かな
286 :
無名草子さん:2006/02/23(木) 05:55:55
ヘタレだなあ
287 :
無名草子さん:2006/02/23(木) 20:49:49
>>286 自分でもそう思うよ。
福井晴敏も読むんだけど、何か違う感じがする。
まわりくどい言い方しないからかなぁ・・・
とにかく嫌な意味で印象的だった。
笠原メイは香椎由宇というイメージしか沸かない。
岡田さんは渡部篤郎かなぁー おじさんすぎるかな
288 :
無名草子さん:2006/02/25(土) 00:25:06
渡部篤郎いいかも!久美子は麻生久美子、笠原メイはサエコかな
289 :
無名草子さん:2006/02/26(日) 00:40:00
岡田亨…渡部篤郎
久美子…天海祐希
マルタ…広田レオナ
クレタ…坂井真紀
間宮…小林(終着駅シリーズの人)
のぼる…段田安則
のぼるの側近…前田吟
クリーニング屋の親父…大地康夫
290 :
無名草子さん:2006/02/26(日) 11:46:29
クミコは深津絵里かなー
実物見たことないから分からないけど162pは欲しいかな
291 :
無名草子さん:2006/03/02(木) 14:04:26
海辺のカフカよりはマシなんじゃね?
ほれ
こんなスレがあったんだ。
たまに読み返してやっぱりおもしろいのはねじまき鳥です。
あと好きなのはスプートニクと羊をめぐる冒険。
結局、ねじまき鳥は何だったんだ?
何のために世界にねじをまいたんだ?
特殊能力をもつものにしか聞こえないねじの音なのかな・・
岡田・クミコ・シナモン・兵隊・・・
あるいは、ねじをまく音が特殊能力を呼び覚ますのかもしれないなぁ。
みなさんは、ねじまき鳥をどう解釈していますか?
まあセカイ系ということでひとつ
296 :
無名草子さん:2006/03/17(金) 01:25:43
クレタと間宮さんはしりあいじゃないよね?
こういう事を書いたら笑われるかも知れないが村上春樹という
小説家の果たしている役割は読者を 何も考えさせない 単細胞な人間にす
ることにあるのではないかと思う時がある。
それは一読者を、という小さなレベルではなくて。もっと大きな
レベルで大衆を ものを考えさせない 存在にする為に活動して
るのではないか?
この小説家の作品は単調で退屈で中身が無く、それでいて読んでいる人は
オシャレとマスメディアが持ち上げる。春樹を読んでるんだったら文学が
解ってるよという具合に。春樹が(龍も)第一線で活躍していた頃は
随分昔の話だけれども・・・80年代〜90年代半ばが全盛期だったように思う。
でも、その15年くらいは時代としては長い。
春樹の小説から受ける印象を(主人公の振る舞い、考え方、物語性)
総合して考えると、主人公が(作家が)伝えようとしているのは、
「僕は何も考えないさ、ただ淡々と生きるだけさ」
「僕は何もしないし、無関心だし、世の中の事は興味がないさ」
こういうのが延々と繰り返される。
これは読者を常に無関心である事を受け入れるように作用しているように
思う。
続き
体制側の人間にすれば村上春樹(龍)の小説が
広く読まれることはありがたい事だったに違いない。本来は知的な
社会に反発してくる世代を巧妙に「無関心さ」で抑え込むことが出来るから。
だから自分は春樹と龍のブームの何割かは社会をコントロールするために意図的に
煽っていた所があると思っている。
春樹=無関心さ、無気力。何もしない、ものを考えない生き方を肯定。(つまり現実逃避)
龍=快楽追求型。なんとなく鋭そうな嗅覚と行動的な視野の広さで社会批判を
してそうだが実際は自己の欲望にしか関心が無いわけだから、これも言い換えれば
肝心な問題から目を逸らしている事になり春樹と同じ現実逃避をしている。
この二人の作家のどちらを読んでも体制側の人間にとっては都合がいいわけだ。
どうでもいいこと を考えてくれて反社会的な事をするエネルギーや動機を持つこと
さえ出来なくなる。体制側から見ると実にありがたい。持ち上げたくなるような
作家だったのかも知れない。
こんなことを書いたら陰謀論めいていて笑われるかな?
でも、この人の小説の無気力感は、陰謀論を信じたくなるようなくらい薄気味が悪い。
>>297 君のレスを読んで、まずは不快に、そして哀れに、最後にはなぜか郷愁を覚えた
きっと物を知らずに「何か」を語っていたあの頃の自分に君の姿が重なったのだろう。
二つ忠告しといてあげるよ。
一つ目は基本事項だ。
そういうろくに知りもしないことを「知っている」かのように振舞うのは
リアルでは絶対によした方がいい。
そして二つ目。
何かを「知っている」かのように語るとき、最低、語ろうとするものの情報を可能な限り
集めて、知識として蓄えておかなければならない。
少なくとも作家が散りばめた「言葉」が意味することを理解できるくらいに
なっておくことは必要最低条件だ。そうでなくては何故、井戸がデビュー作から
度々、村上春樹の小説に出てくるのか?そんな当たり前のことも理解できないはずだ。
君はまだ何も知らない。
一度、そういう視点に立つことを進めるよ。
そして素直な気持ちで、そうだな、構造主義から学んでいくのがいいんじゃないかと思う。
そんな難しい解説書じゃなくていいよ。内田樹なんかがいいかもしれない。
最後になったけど、君が言っている通り、春樹の小説の大体、20%くらいの作品の主人公は
>「僕は何も考えないさ、ただ淡々と生きるだけさ」
>「僕は何もしないし、無関心だし、世の中の事は興味がないさ」
↓続く
というスタンスを取っている。
だが、それは君が考えているように体制がどうとか、そんな稚拙な「分析」には
全く当てはまらない。現実逃避?はっはっは大笑いだ。
村上春樹の小説の主人公というのは
世の中、社会、を生きていく、ということを知り尽くした人間が考え抜いた果ての
一つの結論が描かれているに過ぎない。
なぜそうなったのか、という過程がむしろ大事なのであって
(それは社会とのかかわり、人とのかかわりが複雑化し、ウンザリすることを
直に体験することで理解できるようになるかもね)
そうなった結論が、ろくに人生を生きてもいない人間の肯定であるという解釈は
まさに幼稚極まりない。本来なら滝に打たれて猛省して欲しいが
先にも述べたとおり、私にも同じような過ちの記憶があるので
もう一度、論を再構築するということで許してあげるよw
あ、蛇足だけど村上龍に関して言えば「13歳からのハローワーク」という作に代表される
ように彼は心底、日本という国を心配している。
まあ、改めて言わないよ。勉強しなおしといで。
301 :
無名草子さん:2006/04/13(木) 18:59:44
>>297 みごとなスレストッパーになったんだねw
読んでみての感想
きみはとても賢いし、受け売りでなければ鋭い視点も持っている
しかし、陰謀を考えるほどに無気力感しか感じなかったのなら、今読むべきではない
でも何冊も読んでないでしょ?
他の小説を読んでみるのもいいし、もっと後になってから読んでみるのもいい
302 :
無名草子さん:2006/04/14(金) 02:25:51
303 :
無名草子さん:2006/04/14(金) 02:42:40
釣り師多過ぎw
釣り師はVIPにでも池
302の書き込みをみて同じような感じる人もいるんだってわかってね
>>302>>303>>304 わかったから
>>1も読んでない春厨は消えてくれ
1名前: 無名草子さん投稿日: 05/01/07 18:15:37
作家・村上春樹さんの「ねじまき鳥クロニクル」シリーズを語りましょう。
*アンチは(・A・)カエレ!!
*基本的にsage進行で
*荒らしは徹底的にスルー
306 :
とんすとん:2006/04/16(日) 19:06:03
何か…皆さん色々と盛んに議論してますね。そして文体が村上春樹化してますね。笑
『ねじまき鳥』って変革的な小説って感じしません?ストーリーはどんどんと分化して行くし、直接的には分化したものを束ねないし。訳書の『心臓を貫かれて』との関係性も深そうだし。凄く複雑ですよね?村上春樹の小説では異様な話しだって気がします。
307 :
無名草子さん:2006/04/16(日) 20:08:34
>>297 >>こういう事を書いたら笑われるかも知れないが
はい、苦笑しましたよ
まずは日本語を読み書き出来るようになりましょうね!!
しゅご&じゅつごはセットでつよ!!
あと「てにをは」くらい正確に使えるようにね
君にはまだ村上春樹は難しいみたいだから赤川次郎あたりから始めたらどうかな?
308 :
無名草子さん:2006/04/29(土) 21:01:49
主人公と久美子は一度強盗事件を起こしているんだったな。
確かビッグマックを30個。でもコーラはお金出して買ってた。
309 :
無名草子さん:2006/04/29(土) 21:27:39
>>308 ドコモショップで二つ折り携帯を恥からへし折るシーンは圧巻だよ
310 :
とんすとん:2006/05/01(月) 03:05:55
パン屋再襲撃の前身?の話しが夜のくもざるだか象工場のハッピーエンドに乗ってるよね。
311 :
無名草子さん:2006/05/05(金) 00:49:30
バットは、悪い物(綿谷昇等)を倒す為のものだとしたら、中国人をそのバットで虐殺したりしたのは何故?
この辺の伏線も私にはよく分からないのですが
312 :
無名草子さん:2006/05/07(日) 11:17:51
ワタヤノボルは浅田彰と宮台真司と舛添要一を足して3で割って
割り切れない人物ということで・・・。
バットで一番かわいそうなのは、マジック兄ちゃんだと思った。
ワタヤノボルのビジュアルって絶対みんな宮台を思い浮かべたはず
なぜか浅田彰が頭から離れなかったです
316 :
無名草子さん:2006/05/25(木) 22:04:48
ねじまき鳥を読んでると、必ずと言っていいほどウツになります
僕は読んで井戸に入ってみたくなりました
>>310 糸井重里との共著「夢で会いましょう」に
「パン」というタイトルで載ってます。
ねじまき鳥を読んだあと、薄毛の人を見ると心中で梅とか竹とか
分類している自分に気づきました。
ところで、ねじまき鳥の姿を見た人は誰もいないと思うが、
ねじを巻くような音が木の上から聞こえたら、普通は蝉などが鳴いていると
思うのでは? どうして声を聞いた全員が鳥だと解釈したのか不思議。
鳥みたいな鳴き声だったからでは
>>311 遅レスですが、バットは「悪い物(綿谷昇等)を倒す為のもの」つまり
良いものという風には割り切れないと思います。バットを主人公に
与えたミュージシャンも無気味な存在でした。アパートの玄関の乱闘で
主人公は「これ以上はやりすぎになる」と思いながら暴力が止められ
なくなりますが、すると男は笑い出します。これは主人公が暴力の世界に
入ってきたことを喜んで(あざ笑って?)いるように私には思えました。
つまり中国人を殴り殺すのも、綿谷ノボルを殺すのも同じく暴力である
には違いない。主人公はバットを手に入れることによって、戦争から続く
暴力の世界に身を置くことになりました。
しかし作中では、主人公が綿谷ノボルの頭をバットでぶち割ることで
クミコは解放され、宮脇家の井戸にも水が蘇ります。主人公はここはもう
首吊り屋敷ではないと言います。主人公の暴力は良い結果を生んだ
わけですが、綿谷ノボルとの戦いも決して快く読めるような描かれ方は
されていません。歴史にたとえるなら日本を降伏に追い込んだ原爆投下
のようなものか。間宮中尉が広島に住んでいること、綿谷ノボルが倒れた
のが長崎だったことは、原爆との関連があるかもしれません。
(長崎で倒れた人を意識不明のまま東京の病院に移すのは無理があると
思うが、そうしないとクミコがノボルを殺すのに手間がかかると思ったの
でしょう。逆にそういう不自然さがあるにもかかわらず長崎が選ばれた
のが原爆との関連を推測させます)
補足すると、綿谷ノボルの頭をバットで砕いたあと、クミコが「私を連れて
帰りたいのなら、見ないで!」と叫びますが、これは主人公が死体を見て
もし「ざま見ろ」と思ってしまうと、綿谷ノボルたちが所属する暴力の世界に
全身引き込まれて帰れなくなるという意味ではないかと思いました。
(死体が実は綿谷ノボルではないという読み方は採らない)。
323 :
無名草子さん:2006/05/29(月) 21:19:39
う〜ん。
村上春樹本人は何か言ってるのかな?個人的には、そこまで色々と考えてなかった。
戦時と現在には繋りがあるけど、バットそれ自体が持つ属性の様な物は無い気もする。あくまでも二つの時代を繋いでいる物の一つって感じ。
日本対マルタ
久しぶりにこの作品を思い出した
マルタと聞くたびに思い出す
326 :
無名草子さん:2006/06/05(月) 20:28:22
オッパイぷりんぷりん♪
このスレみてノモンハンの場面思い出して気持ち悪くなった。
初めて読んだ夜は気持ち悪くて眠れなかった。
読み返す事があるとしてもそこは飛ばすな〜。
>>222 こんな本あったんだ〜。ググってみたら二部までしか出してない時に書かれたみたいだけど、
面白そうだから読んでみようかな
>>311 中国人のバットの話はシナモンが作った話でしょ?
終盤はノボル対シナモンって感じじゃない?
329 :
無名草子さん:2006/06/07(水) 15:13:39
村上の本って面白いか?
330 :
無名草子さん:2006/06/07(水) 23:48:14
上の方に「ねじクロ」を読んだら鬱になるってあったけど
私はすごくポジティブになれるんだ。体のこりがとれるとゆうか。
他スレで「世界の終わりー」に、癒されるって言う人がおったんだが
逆に私は鬱になって労働意欲がなくなってしまうんだ。
331 :
無名草子さん:2006/06/09(金) 07:48:26
これ読む前に、ノルーとかカフカを読んだ方がいいの?
332 :
無名草子さん:2006/06/09(金) 11:17:35
そうでも無いけど、ノルウェイとカフカの方が読みやすいとは思うな。ねじまき鳥は、春樹作品で一番難しい気がする。
ノルウェイ→ねじまき→カフカ
という時系列がやっぱり一番理解しやすいと思うけどな。
ねじまきは読めば読むほど色々考える部分が出てくるけど、読むのが難しいってことは無いよ。
これ、リンチが映画化したら全然違うものになりそうだけど、すっごい面白いのが出来そう。
>>328 この物語はナツメグとシナモンが合作したのは事実ですが、ただの創作と
いう以上の現実性があるようです。
・ナツメグは「今では私にもわかっている。彼の言葉はその物語のある
世界の迷路の中に呑み込まれて消えてしまったのよ。その物語から
出てきたものが彼の舌を奪って持っていってしまったのよ。そしてそれは、
その数年後に私の夫を殺すことになった」と言っている(3部15)。
・またナツメグは心霊治療のとき、いつも動物園の物語を思い浮かべることで
治療効果を発揮している(3部21)。
この「物語」の理解は難しいですが、歴史の霊のようなもので、この作品の
世界ではものごとを動かすパワーを持っているように思います。
主人公が井戸から行くホテルにいる顔のない男はシナモンなんでしょうね。
3部20でコンピュータを親しげに操作するシナモンを見て、主人公が
「その世界ではシナモンは、澄んだ声で能弁に語り、大きな声で泣いたり
笑ったりしているのかもしれない」と考えたこととたぶん対応しています。
やっぱりこの話は深いよね。
まるで井戸のように
337 :
セショー:2006/06/14(水) 00:18:59
村上さん捕まりましたねー。
彼、村上春樹さんの作品出てきそう?
338 :
無名草子さん:2006/06/15(木) 23:36:18
ここまでのところ、この小説のテーマをしっかり解読できた人はいないみたいだね。
第1部の最後に間宮中尉が空っぽの箱を主人公に渡すシーンがあるのだけど、
あれの意味をわかった人いるかな。あれが小説全体を理解する手がかりになるんだけど。
>>338 小説全体を理解しているなら答えなさい。無理だろうがな。
適当な理由つけて結局答えないんだろ。
340 :
無名草子さん:2006/06/16(金) 14:16:13
>>338 あれは「間宮中尉と主人公を引き合わすためのもの」って推測が本文内にあるんだから、余計な深読みは要らないんじゃない?
作者としてはあの空箱が開くことで、主人公が本田の言った「大きな流れ」に足を踏み入れたことを暗示させたかっただけだと思う(その直後にクミコが姿を消すし)。
341 :
無名草子さん:2006/06/16(金) 14:19:28
>>338 「テーマをしっかり解読」って何だ?
小説っていうのはテーマを暗号化したものなのか?
342 :
無名草子さん:2006/06/16(金) 22:00:59
ねじまき、すべて読み終わりました。
そして、死にたくなりました。
早ければ、今月、逝きます。
ありがとうございました。
テーマは解読できたのか?
無駄な改行入れてアピりすぎだぞ。
井戸の底でまた会いましょう。
まぁ村上ワールド特有のメタファーを読み解くのが、難しいね
牛河ってくりぃむしちゅ〜とかおぎやはぎとか中川家とかアンタッチャブルとかが出てた
『リチャードホール』のコントの中の『下衆ヤバ男』を想像しちゃうんだけど
誰か分かる人いる?もうあれくらい適役はいないと思う。
主人公がオダギリジョーって人が多いけどもっとブサイクなイメージ。
しかし誰かと聞かれると分からない。
346 :
無名草子さん:2006/06/22(木) 04:19:07
筒井康隆
なんとなく
347 :
無名草子さん:2006/06/22(木) 21:29:25
いいね(o^_^o)
>346
それは道隆の間違いでは?
349 :
無名草子さん:2006/06/22(木) 21:39:56
そうでした
死んでくる
350 :
無名草子さん:2006/06/22(木) 22:17:20
パン屋の最後にある、ねじまきと、ねじまきシリーズ冒頭は同じ話だが、
内容が微妙に違う。
おもしろい。
351 :
無名草子さん:2006/06/23(金) 12:56:37
あの、人間を生きたまま皮を剥がないでください。お願いします。
間宮中尉の長い話は、ねじまき鳥のハイライトだと思うけどねえ。
2巻までのテイストで3巻も続けられたら、最高傑作になったかもしれない
んだけどねじまき鳥。3巻出るまでに凄く苦しんで結局、中途半端に
投げ出して終わってしまったって感じがするなぁ。残念。
353 :
メイ:2006/06/23(金) 22:54:46
こんばんは、ねじまき鳥さん
354 :
無名草子さん:2006/06/24(土) 01:14:28
>>350 笠原メイって、パン屋では山羊の鳴き声でメイって付けた、ってのが、
ねじまきでは、5月のメイだと。
なんで変更したん?
355 :
無名草子さん:2006/06/24(土) 02:16:44
一気に第一巻を読み終えた。第二巻に期待しておるぞ、春樹。
356 :
無名草子さん:2006/06/24(土) 05:44:42
間宮兄弟
357 :
無名草子さん:2006/06/24(土) 10:27:32
>>354 きっと何の深い意味もないから、適当に名前の由来を
設定してるんだ。次にメイって人物が登場したら
阪神=巨人=ヤンキースを渡り歩いた、左腕投手が
好きだから メイ ってことになるか
358 :
無名草子さん:2006/06/24(土) 16:26:55
亀レススマソ
>>345 分かりますよ、下衆さんww
でも牛河はもっともっと汚くて、下品で、親父臭漂うイメージがあります 下衆さんはゲスだか、割と品がありました
359 :
無名草子さん:2006/06/26(月) 06:11:36
360 :
マルタっ子:2006/06/26(月) 11:22:57
>>359 「そこから先に進むと、もうあとに戻ることができません。
それでもいいのですか?」
中尉の持ってきた箱が空だったのは、
2人を引き合わすきっかけという解釈が本文にもあるので納得がいく。
しかし、マジック兄ちゃんのギターケースの中が
空だったことが何を意図しているのかがわからない。
誰かこんな俺に、この部分の解説を頼む。
>>361 はじめ読んだときは、ギターケースの中にバットが入っていたのだろうと
思っていたが、確認すると主人公は男を倒したあとでケースの「とめがねを
外し」とある。
男がバットを取り出してからまたケースにとめがねをして立てかけ、
主人公を待ったというのもありそうにない。最初から空だったのか。
するとこれは本田さんの形見として贈られたウイスキーの空箱と同様、
主人公をある道に導くためのものだったのか。
ウイスキーの空箱については、作中で間宮中尉が自分と主人公を
引き合わせるためだったのだろう、と解釈していて、それはそれで
納得できるのだが、空箱がカティサークのもので、例の208号室に
カティサークの瓶があったことが気になる。
363 :
無名草子さん:2006/06/26(月) 22:57:31
>>361 流しの歌手のはずが(思い込み)本当は違うのかもしれない。
ギターケースの中には当然ギターが入っている(思い込み)というのは
まったく根拠のない想像に過ぎないことを隠喩としてつかっているんだよ。
確認するまで、それはそれと認められないということだね。
フォトン(光子)の質量を測定した瞬間もうどこに行ったかわからないのと同じで
京極堂ふうに言うと、蛇口をひねって水が出てきたとき初めて水になるんだ。
目で見て確認するまで、本当に水が詰まっているか疑わしい。
それだけ現実というのは不安定で曖昧なんだ。そして僕たちはそんな世界に住み
それぞれの正義の側に立ち一喜一憂してるんだ。
364 :
無名草子さん:2006/06/27(火) 20:14:14
取りあえず、満州の話しが長すぎ。
365 :
無名草子さん:2006/06/27(火) 20:45:56
このスレッドためになる。
私5回以上読んでるけどさっぱりわからん。
以下私の解釈
マルタ=クレタ=電話の声の女は久美子でおk?
久美子が妊娠したときの子どもの父はオカダトオル氏ではない。
綿谷ノボルは久美子と近親相関だった。
どう?
366 :
無名草子さん:2006/06/27(火) 21:36:53
ギィィィィ・・
367 :
無名草子さん:2006/06/28(水) 00:02:47
ねじまき鳥さん
368 :
無名草子さん:2006/06/28(水) 00:48:07
どう?って言われても。え?って感じ。
369 :
無名草子さん:2006/06/28(水) 03:37:05
全部合ってるよ
370 :
無名草子さん:2006/06/28(水) 08:19:11
丸太と呉太は同一人物ではないと思ふ
371 :
無名草子さん:2006/06/28(水) 08:41:09
EV.cafeに対する復讐(返答)という印象を持った。
372 :
無名草子さん:2006/06/28(水) 17:23:30
>>365 オレの解釈とずい分違うなw
マルタとクレタは、オカダトオル改め自称ねじまき鳥にとってノボルワールドである井戸に誘導した
なくてはならない人物。電話の女は208号室の住人で、つまり綿谷ノボルが
クミコを使ってクミコの中につくった娼婦。
彼は肉体を使った性行為ができなかったため、精神世界での208号室で陵辱の限りをつくした。
クレタは部屋から脱出できたが、血縁者であるクミコには不可能だった。
クミコが妊娠したときの相手はオカダトオルではない。彼女が何人もの男性と交わってた
ときにできた子供で相手が誰かわからない。
あと、顔のない男の正体は赤坂シナモンだと思われる。
373 :
372:2006/06/28(水) 17:28:09
タイプミス。
ノボルワールドに繋がる井戸に誘導した でした。
実際に井戸に導いたのは、間宮中尉なのだが広義の意味で。
374 :
無名草子さん:2006/06/28(水) 22:48:19
あんたすげーよ
375 :
綿谷ノボル:2006/06/29(木) 02:19:34
久美子は私がもらった
376 :
無名草子さん:2006/06/29(木) 11:08:50
>>363 >>372 なるほど。では、ねじまき鳥の役目はなんだったのかな?
声を聞いたのは岡田とシナモンとシナモンの祖父だけだったっけ。
377 :
無名草子さん:2006/06/29(木) 19:42:54
>>マルタ=クレタ=電話の声の女は久美子でおk?
これ本気で言ってるの?
象徴的に、あるいは構造的に、ってことだろ
379 :
無名草子さん:2006/06/29(木) 23:00:26
「わからないな。
どうしてマルタやクレタが久美子になるんだ?」
僕は言った
380 :
無名草子さん:2006/06/30(金) 00:08:30
加納マルタと加納クレタとクミコは全くの別人です。
電話の女とクミコは意識の中では違うが、同一人物。
381 :
無名草子さん:2006/06/30(金) 01:56:45
笠原メイのクリトリスを食うシーンはいらんし、残酷だ。
382 :
無名草子さん:2006/06/30(金) 04:30:07
>>376 世界のねじを良くも悪くも無慈悲にまわしてあるくこと。
それがいなくなっちゃった(ノボルのせい?)ので岡田は七転八倒しつつも
己の力で己の世界のねじをまわしてクミコを取り戻さなきゃならんくなったと。
なので岡田はねじまき鳥さん。
どう?
383 :
無名草子さん:2006/06/30(金) 09:37:33
おぉー!
とてもわかりやすい!
>>362>>363 なるほど。どっちの解釈もありえそうだね。
>マルタ=クレタ=電話の声の女は久美子でおk?
電話の女はおそらくクミコであってるが、他はどうだろう。
確かにこの3人が直に顔合わせする場面はないので否定はできないが、
クレタとクミコの話した過去はどう考えても両立不可では。
特に主人公がクミコといる時には、クレタは自殺未遂で入院していたはずだし、
実際にそれを思う描写が本文にもある。
だとするとクレタが嘘をついていることになるのだけど、
あの壮大な過去が全て作り話だったとは考えにくい。
386 :
無名草子さん:2006/06/30(金) 23:42:08
387 :
無名草子さん:2006/07/01(土) 19:55:07
「ねえ、いつかまた私のことを抱きたいと思う?私の中に入りたいと思う?
私のからだじゅうを舐めたいと思う?ねえ、私に何をあってもいいのよ。
何だってやってあげるわよ。あなたの奥さんが、オカエクミコさんが、やって
くれないようなことだって、何だってやってあげるわよ。忘れられないくら
いいい気持ちにさせてあげる。もしあなたが・・・」
何の前触れもなく唐突に、ドアをノックする音が聞こえた。
母「音読はやめて」
岡江久美子!
390 :
無名草子さん:2006/07/02(日) 00:21:41
大和田漠?
391 :
無名草子さん:2006/07/02(日) 00:33:57
めちゃくちゃワラタ
392 :
無名草子さん:2006/07/02(日) 01:54:04
笠原メイのまんこにバットを無理矢理突っ込む場面はいらないと思もた。
393 :
無名草子さん:2006/07/02(日) 09:30:11
そんなSceneありましーん
394 :
ノーペル:2006/07/02(日) 10:17:42
村上春樹・・・知らん。そんなぶ男が、まだいたか。
395 :
無名草子さん:2006/07/02(日) 19:26:45
黙読もやめて!!
396 :
無名草子さん:2006/07/03(月) 00:39:36
笠原メイです。
何か問題でも?
397 :
無名草子さん:2006/07/03(月) 01:38:56
ちょっと ちょっとちょっと
398 :
無名草子さん:2006/07/03(月) 01:45:50
ねじまき鳥さんにメイがフェラしてて突然、ちんこを食いちぎる場面。
あれは無意味だろ?
399 :
無名草子さん:2006/07/03(月) 04:22:02
奥さんが浮気するくだりは、ねっとり描写されてる?
400げっと?
福田が95点
401 :
無名草子さん:2006/07/03(月) 06:43:18
綿谷ノボルが子犬を助ける場面はいらないと思った
402 :
無名草子さん:2006/07/03(月) 20:53:34
主人公のマネしてレモンドロップばかり舐めてるんですけど、かっこいいですか?
403 :
無名草子さん:2006/07/03(月) 22:43:51
赤坂ナツメグが妹のナツメロに会いに行くエピソードはいらないな。
404 :
無名草子さん:2006/07/03(月) 22:44:33
405 :
無名草子さん:2006/07/03(月) 22:46:12
まんこ! まんこまんこ!
って双子がモノマネするのはイラネ
406 :
無名草子さん:2006/07/03(月) 22:53:22
自演乙w
407 :
無名草子さん:2006/07/03(月) 23:30:16
うえーん(つд`)ごめんなしゃい
阿呆だけど和んだ
409 :
無名草子さん:2006/07/03(月) 23:53:30
こいつ結局、あの井戸の中ですでに死んでた、って落ちだけど、なんかな・・・
410 :
無名草子さん:2006/07/04(火) 15:51:29
はい次の方〜
411 :
無名草子さん:2006/07/04(火) 16:59:07
想像してはいけない。想像することがここでは命取りになるのだ。
412 :
無名草子さん:2006/07/04(火) 17:09:56
「たぶん」と僕は言った。
414 :
無名草子さん:2006/07/04(火) 20:13:04
415 :
無名草子さん:2006/07/04(火) 21:21:20
あーあ・・釣られたし
416 :
無名草子さん:2006/07/04(火) 23:17:23
正直クミコのアナルファックの描写はいらないと思った。
417 :
無名草子さん:2006/07/04(火) 23:30:02
クレタがおれの妻とオーバーラップする・・・ただそれだけ・・・
418 :
無名草子さん:2006/07/04(火) 23:37:34
クレタがオカダトオルにフェラチオして精子飲む場面は必要だと思った。
419 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 00:05:26
作品中でも述べられているけれど
*********
ひとりの人間が、他のひとりの人間について十全に理解するとは
果たして可能なことなのだろうか。
つまり、誰かのことを知ろうと長い時間をかけて、真剣に努力をかさねて、
その結果我々はその相手の本質にどの程度まで近づくことができるのだろうか。
我々は我々がよく知っていると思い込んでいる相手について、本当に何か大事なことを
知っているのだろうか。
*********
この答えがほしいんだと思う。
多分、この答えを求めようとすると
永久ループ。
筆者自身も、永久ループしていると思う。
この答えをつかまえるタイミングって限られていると思う。
そのタイミングをのがしたら
あとはただ、意味のない時間が通り過ぎるだけ。
間宮中尉みたいに…。
420 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 00:11:34
>411
>想像してはいけない。想像することがここでは命取りになるのだ。
といいながら、小説を書くという行為は、そういうことでしょう。
この一説を読むと、「トニオクレーゲル」思い出します。
「書くということは呪い。」ってな具合に。
ついでに書き加えれば、やはりトニオクレーゲルから、
「なぜならばある種の人々はどうしたって迷路に踏み込んでしまうからだ。
それは、彼らにとってそもそも正道というものがないからである。」
村上ワールドの登場人物に、あてはまるよね…
421 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 11:18:47
>>419 相手は自分ではないのだから、相手の全てを知るのは不可能だね。
自分の全ても知りえないのだから。
大事なのは心のこもった言葉は、良いも悪いも相手の心に届くってことだと
思うよ。
少なくとも自分のことを真剣に考えてくれる相手がいることで、人は救われるんだ。
自分のことを知ってくれてる、じゃなくて知る努力をしてくれてるということが
重要なんだ。
なぜなら作品中にもあるように、自分の顔を鏡で見てもそれは本当の顔じゃないのと
同じで、自分を正しく理解してる人間なんてこの世に存在しないからじゃないのか。
キミが永久ループすると言った答えはフランツ・カフカの言葉で言えば、
「もし君と世界が戦うとき、君は世界に見方しなさい」 かな。
422 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 11:28:38
>>420 えーと、「想像してはいけない。想像することがここでは命取りになるのだ」
これは覚悟を決める時のことを言ってるんじゃないでしょうか。
海辺のカフカの中でも中田さんがジョニー・ウォーカーを殺すときも
似たような言葉が出てくるんだけど、覚悟を持ってできないと中途半端な
結果になり、間宮中尉のように抜け殻のような人生を歩むことになるっていう
警鐘じゃないのかな。
結果を想像するは、ダメだと言ってるんだと思うよ。
小説を創造することとは、たぶん違う。
423 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 11:42:50
421に追加。
だからこそ自分のことを全て理解してると思われるシナモンは、208号室のある
精神世界で顔のない男として登場したんだと思うよ。
424 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 17:58:36
ほう、なかなか興味深いメタフォリカルな答えだね。
425 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 22:45:14
きゅうにスレのレベルが上がってることについて。
426 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 22:57:33
427 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 23:12:40
>>426 京大の大沢のことかい?知ってると言えば、興味深い答えを
期待できるのかな?
428 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 23:24:56
そう。
彼は、「他人の情報を全て共有すれば
自分が誰であるのか認識できなくなる」と言っている。
カントが言ってたよね。
「われ思う、故にわれあり」って。
人が情報を共有し始めるとこれは成り立たななくなる。
実際、脳インターフェイスっていう技術で、将来他人と情報を共有
できるようになるらしい。
パソコンみたいなものらしいよ。USBで情報を簡単に移動できるみたいな。
だから、将来は他人を100パーセント理解できるようになる、簡単に。
429 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 23:43:45
まず、「我思う・・・」はデカルトの言葉だね。
それから、脳インターフェイスでも100%はあり得ないんだよ。
からだで覚えるって言葉知ってると思うけど、記憶ってのは
脳で覚えるだけじゃないんだ。からだの細胞一つ一つが覚えてるんだよ。
はっきりと確証されたわけじゃないんだけど、例えば心臓移植された患者の
好みや趣味がガラリとかわることが現実にあるんだ。つまり生前のドナーの
好きだった飲み物や食べ物が異常に欲することがあるんだ。
好きな異性のタイプや、物の考え方まで影響があることがあるんだ。
430 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 23:53:09
デカルトです。
それは面白い。
つまり脳以外の細胞が何か記憶する能力を持っているってこと?
確かにそれを前程に考えると100%は無理な話だ。
431 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 23:59:41
そういうことだね。
デカルトの言う「我思う故に我あり」の意味は秘密のことなんだ。
だから人には秘密が必要なんだよ。他人の誰も知らない秘密を
持つことによって自分でありえるんだ。
432 :
無名草子さん:2006/07/06(木) 00:08:49
433 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 00:54:33
はい?
キモイなおまえら
こんなんだから村上オタは叩かれるんだよ
中学生みたいなことばっかいってんな
435 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 23:53:19
>>434 君小学生?
ちゃんと分からないことは分かりませんって言わなきゃダメだよww
436 :
無名草子さん:2006/07/08(土) 13:13:21
来年から小学校です。
437 :
無名草子さん:2006/07/08(土) 15:59:56
438 :
無名草子さん:2006/07/08(土) 22:09:33
つまんね。
439 :
無名草子さん:2006/07/08(土) 22:22:04
普通
440 :
無名草子さん:2006/07/08(土) 22:38:47
つまんねーんだよ。
441 :
無名草子さん:2006/07/09(日) 22:22:02
つまんねーと思うオマイの心がつまんねー。
442 :
無名草子さん:2006/07/09(日) 23:27:37
3巻目の合間に出てくる笠原メイの手紙の時間軸は
岡田トオルの過ごしている時間より少し先に進んでない?
わかる人います?
443 :
無名草子さん:2006/07/10(月) 17:57:19
笠原メイマジかわいい
444 :
無名草子さん:2006/07/11(火) 21:45:27
でもかつらーだからな
今日、初めて一巻を読んだ。
ドトールのミルクレープを上から剥がして食べながら読んでたら、山本のシーンで吐きそうになった
446 :
無名草子さん:2006/07/12(水) 05:35:45
ドトールのミルクレ高いよ
うまいけど
俺もこの人みたいに妄想につかっていたいな
まずは井戸を探します
448 :
無名草子さん:2006/07/18(火) 00:18:15
メイの乳輪って大きいの?
449 :
無名草子さん:2006/07/18(火) 08:11:02
羊やダンス3を読んでる奴はいないのか?
メイってコールガールだろ。
450 :
無名草子さん:2006/07/19(水) 20:32:00
1部読んだけど、山本のあのシーン…ほんと無理だ。もう読めない
当分立ち直れない…。吐きそう。
みんな普通に読めるの?普通にトラウマになりそうだ…。
451 :
無名草子さん:2006/07/19(水) 23:07:44
想像力豊かなキミに乾杯。
452 :
無名草子さん:2006/07/20(木) 01:10:19
>>450 あんなシーンが書ける作家の残酷性を語らねばならん。
村上春樹は病的なSで決まり。
453 :
無名草子さん:2006/07/20(木) 02:42:08
取材のたまものでしょ。
454 :
無名草子さん:2006/07/20(木) 18:30:22
あれって本当にあったことなの?
455 :
無名草子さん:2006/07/20(木) 18:36:25
>>449 「Let's it beを語るスレ」で「Yesterdayを聴いたことある奴はおらんのか」
って訊くのと同等の問いですぜ。
456 :
無名草子さん:2006/07/21(金) 23:29:01
Let's it beは名曲だよなw
457 :
無名草子さん:2006/07/22(土) 00:11:21
僕の言いたいことはこの本に
すべて詰まっている By ハタ・ヨーク
458 :
無名草子さん:2006/07/22(土) 00:26:02
うんうん!
Let's it beは名曲w
もう最高♪
459 :
無名草子さん:2006/07/22(土) 00:27:36
ドライクリィィーーーニング・サァビスススススススススススーーーーーーーーーー!!!
BY トム・ヨーク
460 :
無名草子さん:2006/07/22(土) 17:26:03
さっき読み終わった。
意味がわからなかったw
「考えるな、感じろ。」
タイプの本なのかな?
461 :
無名草子さん:2006/07/22(土) 23:59:05
Let's it be大好きwww
戦国武将の前田利家なんて、1000人もの人を釜茹でにしたっていうからね。
これを村上みたいにひとりずつクローズアップして、心理描写もしっかり
書けばおぞましい小説ができるだろうね。
歴史を洗っていくと、そういう残虐という側面の上に人々の歩みがあるってことじゃないかな?
463 :
無名草子さん:2006/07/24(月) 11:50:42
>>462 ヨーロッパの魔女狩りは、さらに醜悪なものだった。
彼らは自分たちを文明先進国だと思っているが、実は残虐な歴史の上に
成り立っている。これはどの国にも言えることだ。
いかに自分たちが恵まれた世界にすんでいるか、わかる機会になればそれでよい。
自分の命が自分の意思ではなく、他人の気まぐれで簡単に終わる時代があったんだ。
それに比べれば、今なんか天国のようなものじゃないのか。
自分の意思で自分の運命を切り開けるチャンスがあるというのは楽園そのものだよ。
464 :
無名草子さん:2006/08/19(土) 00:56:47
やっと読み終えた。
よく分からなかったがけっこう好きだ。
【盗作3バカ】のスレに
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
トオルとクミコがパソコン通信で会話するシーンがあるけど、
この物語の舞台である1984年当時にパソコン通信で会話する
技術って一般的にあったのかな?妙にそこが気になったんだけど。
468 :
無名草子さん:2006/09/09(土) 19:31:34
結局、綿谷ノボルはクミコと姉になにをしたの?
469 :
無名草子さん:2006/09/09(土) 19:45:04
精神的に犯した
ねじまき鳥3部作やっと読破
ぼちぼち読みながら4日かかった
さて、俺も井戸を探すか・・
472 :
無名草子さん:2006/09/10(日) 11:18:26
あいつ井戸の中でオナニーしてたのかな?
このスレ凄い。盗作で賞金500万円泥棒だと!佐藤亜紀って奴
盗作本「バルタザールの遍歴」
ここ
↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原
本人後輪!! 盗作犯人同士がバトル?!
474 :
無名草子さん:2006/09/11(月) 01:02:51
こいつギター持ちの香具師をボコボコにしてるけど、あいつ死んでるだろ?
ええのか?
釣られちゃったね…
特に問題なし
478 :
無名草子さん:2006/09/13(水) 23:48:12
>>474 春樹は殺人には寛容です。気にしないで下さい。
そんな、身もふたも無い
480 :
無名草子さん:2006/09/18(月) 01:34:11
3巻って、なにこれ?終わってない?
481 :
無名草子さん:2006/09/18(月) 07:22:14
そりゃ3部完結ですから。
482 :
無名草子さん:2006/09/18(月) 07:55:49
てか、登場人物をみんな女で解釈してみ
483 :
無名草子さん:2006/09/18(月) 08:02:15
いやです
おまいら、漫才やってんのか?w
はぁ。。。
486 :
無名草子さん:2006/09/19(火) 07:16:11
どないやっちゅーねん
487 :
無名草子さん:2006/09/19(火) 07:40:40
488 :
無名草子さん:2006/09/19(火) 20:05:52
メガネメガネ
489 :
無名草子さん:2006/09/20(水) 15:27:30
これ賞を取ってるって本当?ありえない。審査員たちに幾ら払ったの?
490 :
無名草子さん:2006/09/20(水) 17:05:09
これ、うんち だろ?
491 :
無名草子さん:2006/09/20(水) 17:12:29
メイの膣にクスコ入れて観察する場面は不要だろ。
492 :
無名草子さん:2006/09/20(水) 20:37:31
ねじまき鳥を「どんな本?」って聞かれたら何て答えればいい?
494 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 06:34:37
欲望に苦しむ人たちの葛藤の本
495 :
無名草子さん:2006/09/24(日) 00:37:37
メタファーがてんこ盛りの本
形而上学的投げっぱなしジャーマンスープレックス。
497 :
無名草子さん:2006/09/24(日) 18:32:09
498 :
無名草子さん:2006/09/25(月) 22:22:23
>>493 小難しく書いてるが、用は妄想オナニー小説。
499 :
無名草子さん:2006/09/26(火) 09:00:01
501 :
無名草子さん:2006/09/27(水) 01:51:37
ねじまき読んでたらうんちもらしました・・・残念です・・・
おぼれそうになった井戸水をメイが涙で汲みだしてくれたんかな?
とにかくメイの文体がかわいい(*´д`*)
>>473 そのスレえらく面白い。盗作で500万円詐欺した佐藤亜紀てのが
「赤裸々告白」してる。 盗作本「バルタザールの遍歴
↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原
本人後輪中。盗作犯人同士がバトル?!
504 :
無名草子さん:2006/09/27(水) 22:21:24
おれが一番注目してるのは牛河だよ、牛河。
おれは奴で12回、オナニーした。
505 :
無名草子さん:2006/09/28(木) 03:14:55
マジで聞きたい。これに感動した香具師いるか?
正直、意味がわからん。
三冊も読んだ時間を返せ。
506 :
無名草子さん:2006/09/28(木) 03:30:46
壁をとおり抜けるシーンが好き
ゼリーみたいな感触♪
507 :
無名草子さん:2006/09/28(木) 10:44:23
>>505 言いたいことは良く解るよw
オレも同じこと思ったよ。
読み終わって、え?だから?って感じになったw
でも感動なんか求めちゃいかんな。
>>505 なんで感動がいるんだ?
村上は読んでいて気分がいい。それでいいんじゃないか?
ノルウェーみたいに最後にウルトラCみたいな終わり方よりも
やんわりしていて好きだ。
>>503 みたよ。そのスレの盗作犯佐藤亜紀って
ほんとは夫婦で1000万円詐欺したんだってよ!
それがバレたんで佐藤亜紀がすごい嵐やってる。
気狂いみたくコピペ貼り・・自演工作・・夫婦で盗作が事実だからだよ絶対!
でないとあんなに荒らすはずない
,このスレ ↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原
510 :
無名草子さん:2006/09/28(木) 23:39:30
これって、ただ残忍なだけじゃん。村上ってグロ画像収集家か?
511 :
無名草子さん:2006/09/29(金) 00:21:06
あのグロさは感動ものだったけどな。
あれほどのリアリティのある怖さってなかなかない。
世の中には沢山残忍なことがあるんだよ
何をいまさらアフォか
513 :
無名草子さん:2006/09/29(金) 01:25:25
またおれだけど、牛河でオナニーしたおれって変態?
514 :
無名草子さん:2006/09/29(金) 08:44:07
たぶん、シンデレラとか白雪姫みたいなのを期待してたんじゃね?
選ぶジャンルを間違ってるんだと思う。
515 :
無名草子さん:2006/09/29(金) 12:49:19
全体的に好きだけどしつこい性描写はいらないなー。でてくる女がみんな
主役と寝たがるエロ女なのが萎える。
516 :
無名草子さん:2006/09/29(金) 15:24:19
綿谷ノボルはボリスの生まれ変わり。
517 :
無名草子さん:2006/09/29(金) 21:54:44
綿谷ノボルによる独裁を食い止める話
518 :
無名草子さん:2006/09/29(金) 22:14:12
宮脇家の姉妹が、マルタとクレタだ。そのぐらい気づけよ。
519 :
無名草子さん:2006/09/29(金) 23:43:46
520 :
無名草子さん:2006/10/01(日) 00:46:48
ねじまきは多分、書いた本人が一番解ってないw
521 :
無名草子さん:2006/10/01(日) 06:42:51
んなこたぁーない
このスレは「村上春樹のねじまき鳥シリーズを煽り叩くスレ」に変わりますた
私は感動しましたよ。岡田夫妻の愛を感じます。
524 :
無名草子さん:2006/10/01(日) 18:21:22
そうか?他所で男つくった女に愛を感じるの?
525 :
無名草子さん:2006/10/01(日) 20:07:41
526 :
無名草子さん:2006/10/02(月) 00:59:05
みんな難しくかんがえすぎなんじゃない。
ねじまき鳥のどこに深読みする必要があるのかいまいちわからん。
そのまま読む小説だと思うんだけど...
528 :
無名草子さん:2006/10/02(月) 08:27:02
>>527 いや、ねじまき鳥は毎度の事ながら注意して読まないと
隠れた暗喩を見逃すことになる。
529 :
無名草子さん:2006/10/02(月) 08:30:25
あと、カフカの描写だけど、
工場のベルトコンベアからながれてくるねじをひとつづつ巻くみたいな
描写があって、そのたびに精神が疲弊するようなことの例えとして
書いていたので、そこで初めてねじ巻き鳥の意味が分かったような気がした。
530 :
無名草子さん:2006/10/02(月) 09:04:23
ねじまき鳥は時間を巻いてるんじゃないのかイ。
いつの時代、どの場所でもねじまき鳥はいるんだ。
よーく耳を澄ましてみると、ねじまき鳥の存在に気づくのかもしれない。
531 :
無名草子さん:2006/10/02(月) 10:41:40
ねじまき鳥=必然性
>>503 みたよ。そのスレの盗作犯佐藤亜紀って
夫婦で1000万円詐欺って本当だったんだね!
バレたんで佐藤亜紀がすごいあらし。
気狂いみたくコピペ貼り・・自演工作・・夫婦で盗作が事実だからだよ絶対!
でないとあんなに荒らすはずない。 盗作本バルタザールの遍歴
,このスレ ↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原
あのホテルのボーイが口笛で吹く泥棒カササギ序曲、この前初めて聞いたんだけれど
そしたらとおるってあんなにがんばったんだよなあって、ちょっとジーンと来た。
534 :
無名草子さん:2006/10/09(月) 02:11:41
三巻を読み終えたが、また始めから読んでる。
週刊誌の記事って、もう宮脇のところに変な建物が建ってることになってる。
でも、その後読むと、その土地はまだ更地。
時間軸がおかしいなこれ。
535 :
無名草子さん:2006/10/11(水) 01:06:34
松の木の下に埋めた・・・って、あの場面はなんのメタファー?
536 :
無名草子さん:2006/10/11(水) 01:49:03
たとえばペヤングをシンクに放出してしまう時なんかにねじまき鳥は鳴くのだろう
537 :
無名草子さん:2006/10/11(水) 22:28:26
おいおい
>>1さんよ。
ねじまき鳥「シリーズ」じゃねぇだろ別に。おまえさん天然か?
将来なるかも...たぶん...きっと...もしかしたら...
539 :
無名草子さん:2006/10/11(水) 23:28:10
ねじまき鳥なら裏の竹やぶにいるよ 今寝てるよスヤスヤ
540 :
無名草子さん:2006/10/12(木) 01:36:32
541 :
無名草子さん:2006/10/12(木) 02:34:34
>>535 誰にもわからんよ、春樹にもわからんと思う。
春樹の本に解説がないのは誰も書けないからだろ?
春樹の解説本があるなら、教えてくれ。
543 :
無名草子さん:2006/10/12(木) 13:05:01
本人はそんなに意味を考えて、物語を作ってないと思うよ。
「ねじまき鳥」にしたって、言葉の響きが好きだから、という
話だしね。もっとスピリチュアルなかんじで物語っている。
この小説と一緒に「村上春樹、河合隼雄に会いに行く」
を読むと、結構面白いよ。この小説について2人で対談してるので・・
ちなみに俺この小説が一番好き。
>>543 ねじまき鳥に限らないが物語の中で意味を探求する作りになってるでしょ。
ただ、今までの日本文学のように重くのしかかるような書き方ではなく、
ぐっとスリム化、デフォルメ化して書いているから、さらっと読んでしまえるだけ。
545 :
無名草子さん:2006/10/12(木) 16:28:44
>>544 意味を探求するのは作り手ではなくて読者だと思う。
546 :
無名草子さん:2006/10/12(木) 23:09:18
以前、三巻がいらね、とかいう発言があったけど、
三巻こそがすべてだろ・・・
気づけよ、そのくらい。
あぁ、気付いてるよ。
雰囲気で読むと3巻はいらないらしい。
548 :
無名草子さん:2006/10/13(金) 22:04:53
4巻がでてもおかしくない
メイと岡田氏のその後、ナツメグ親子のその後
牛河の転職先
行方不明の宮脇家の長女その後
暗号はまだ解けてはいないのだ!
549 :
無名草子さん:2006/10/14(土) 02:20:46
牛河の登場シーンで勃起するよな。
おれだけじゃないよな。
550 :
無名草子さん:2006/10/14(土) 09:03:36
>>548 答えがでないと、すっきりしないんだよね。
でも余韻があるから、作品に格調がでると思う。
551 :
無名草子さん:2006/10/14(土) 23:26:40
こち亀のように長寿なねじまき鳥にしてもらいたい
552 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 01:04:38
ねじまき鳥って、なんのメタファーなんですか?
>>541 解説が無いのは春樹自身が拒絶してるように思われて仕方ない
>>552 人の中に住む欲望を観察しているっていうメタファーです
コトバの意味から離れてるじゃん
時間を司ってるのがねじ巻き鳥。
過去の歴史を刻み、未来を予言するってことでしょ。
舞城読んだら、わかるよ。
>>553 文庫本の解説は、春樹自身が依頼を断ってる
馴れ合いっぽいのが嫌らしい
作者の関与しない解説本のたぐいはいくらでも出てる。イエローページとか
559 :
無名草子さん:2006/10/23(月) 01:22:39
ねじまき鳥って、なんのねじを巻いてるの?
561 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 23:56:17
マルタとクレタって、宮脇さんとこの娘?
それと皮剥って、あれだけ克明に描写する必要があるの?
あるならその訳は?
井戸に入る=引きこもりにより徹底的に孤独になる
そのことにより野生を取り戻す
>>561 突然、抵抗のできない暴力や残虐さが人生の中ではやってくる可能性
があって、人生と言う膨大な量の時間にくらべれば、ほんのひと時の
きっかけでまったく変わってしまうってことじゃないの?
井戸の話とかもそうだけど・・・。
奥さんが精神的暴力でまったく変わってしまったのと、肉体的に暴力を
うけてまったく様相が変わってしまったていうのと対比してるんだと思われ。
564 :
無名草子さん:2006/10/26(木) 01:27:01
スレ違いだが、じゃTVピーブルは、なんのメタファーなんだ?
さっぱり、わからん。
あいつら誰なんだ?
565 :
無名草子さん:2006/10/27(金) 00:31:42
ソニーのカラー・テレビを担いでんの・・・。
メリケン・ジョークか
567 :
無名草子さん:2006/10/27(金) 01:36:08
昨日たまたま読んだ(読み返した)んだけど、
『皮剥ぎボリス』ってゾクゾクするよね。
568 :
無名草子さん:2006/10/28(土) 01:49:17
TVピープルにあるマルタとクレタの短編、あれ凄いね。
ねじまき・・・に出てくる彼女たちなのだが、あれが原型なのか・・・
怖いし激しくエロい。
読んでないひとは読むべし。
569 :
無名草子さん:2006/10/30(月) 02:36:16
570 :
無名草子さん:2006/10/30(月) 03:52:52
571 :
無名草子さん:2006/11/04(土) 02:13:42
ナツメグの旦那さん、なんであんな死に方したの?
犯人は?
572 :
無名草子さん:2006/11/04(土) 17:47:33
>571
あれは酷い。犯人捕まってないな。
573 :
無名草子さん:2006/11/04(土) 19:53:05
顔のない男ってシナモンだったんじゃないの?
バットで倒したから声が戻ると思ったけど戻らなかったなあ
574 :
無名草子さん:2006/11/05(日) 16:58:45
ねじまき鳥は2巻目で挫折。海辺のは理解不能。
これ本当に面白いの?
俺が馬鹿なだけなのかなぁ
575 :
無名草子さん:2006/11/05(日) 23:57:03
んなこたない
>>574 まぁ、面白いっていう人が多いって事実は受け止めておいてくれ
>>574 まぁ、この程度の小説で挫折や理解不能とか言ってたら
オマイが言うとおり馬鹿じゃないのか。
578 :
無名草子さん:2006/11/06(月) 23:43:41
579 :
無名草子さん:2006/11/07(火) 00:57:00
>>549 性欲はそそられないけど、私も「ねじクロ」の中では牛河がいちばん好きだよ。
580 :
無名草子さん:2006/11/07(火) 01:04:52
>>571 理由なく殺されることもある。普通に考えたら、一緒にチェックインした女に「理由があって」殺されたのだろうけど、事件としての謎は残っていて未解決。でも、夫は、そういうキナ臭いものを含んだ人生というか人格だったのだと思う。
ダンスダンスダンスでも殺人の解決はほったらかしにされてたな。
春樹の小説を読んだあとはしばらくの間
何を読んでも「これは何の象徴かな」って考える癖がついてしまう。
ダンスダンスザンス
>>574 まあ、そだな。自分で言う位だからなw
お前はバカでおk。そこは間違ってない。
584 :
無名草子さん:2006/11/07(火) 23:04:45
象徴ってさ、やっぱ『象さん』かな?
カンガルーじゃないよね。
585 :
無名草子さん:2006/11/07(火) 23:06:37
でもニンベンが無いから違うな。ゴメン…
>>581 そんな象徴好きのあなたはあしか祭りに参加するべき
587 :
無名草子さん:2006/11/18(土) 22:04:31
主人公が感情なさすぎ
もっと怒ったりして取り乱してくれよ
588 :
無名草子さん:2006/11/18(土) 23:13:21
高松から手紙を出したクミコは
海辺のカフカの佐伯さんを思い起こさせる
590 :
無名草子さん:2006/11/20(月) 00:05:07
なんでコミックなのよ
591 :
無名草子さん:2006/11/20(月) 01:51:58
羊をめぐる冒険でギターぶん投げて怒ってたじゃん
顔のない男(シナモン)はなんで顔がないの?声を失ったことと関係あるの?(。_゜)?
ぽへぇ
594 :
無名草子さん:2006/11/20(月) 18:05:31
うつろな存在だから?
595 :
無名草子さん:2006/11/20(月) 19:39:24
陽子夫人てブスだよな
クミコさんは宮脇さんの家に行ったことありそうですよね?
井戸にも入ったんでしょうか?
597 :
無名草子さん:2006/11/23(木) 01:13:51
よくさ、春樹はぶさいくだって言う人がいるけど
春樹の世界というのは絵画でいうとピカソなんだから
だまってろとまずは言いたい
だけど小説読んでて主人公は春樹の顔にしてしまうんだけど
女は石田ゆりこにしています
598 :
無名草子さん:2006/11/25(土) 05:08:00
全ての答えはノル森にある。
599 :
無名草子さん:2006/11/25(土) 11:32:52
笠原メイをゴマキで読むと萌えた。
ピカソの顔をブサイクといっても無問題だと思われる
602 :
無名草子さん:2006/12/06(水) 02:33:43
ねじまき俺の周りで評判悪いんだけどどうなの?
長くて疲れるらしい。
そうなのか?
603 :
無名草子さん:2006/12/06(水) 05:15:11
そうでもないよ
周りが気に入らなくても自分はそうでもないって可能性について考えないのかな
605 :
無名草子さん:2006/12/13(水) 21:52:38
606 :
無名草子さん:2006/12/16(土) 10:11:23
「日本軍はキチガイだと思ったから『ねじまき鳥〜』を書いた」 村上春樹氏が正しい解釈を語る
http://news20.2ch.net/test/read.cgi/news/1166190736/ なぜ日本の人々の特定の人々が村上氏を警戒しているのか、
いくつか理由がある。氏は日本人が踏み込まれる事を恐れる場所に
あえて踏み込んだ。日本の悪名高い第二次世界大戦におけるアジアでの不幸とか。
この話題は日本ではタブーであり、中国や韓国との関係ではいつまでも
抜けない棘になっている。村上氏の「ねじまき鳥クロニクル」
(アメリカでは1997年出版)は、日本の過去についての長く、
背筋の凍るような比喩を含んでいる。
「私は1939年の日本軍によるモンゴルへの攻撃的な侵入、いわゆる
ノモンハン事件について詳しく調べました。調べれば調べるほど、
私はこの天皇の軍隊の全くの狂気に呆気にとられました。
どうしてこのような悲劇が理不尽にも歴史の中に埋もれたのか?
(当時の日本人は)何もこの失敗から学ばなかったと村上氏は言う。
2年後、日本は第二次世界大戦に突入します。そしてノモンハンで起こった
狂気と悲劇は巨大なスケールとなって至るところで繰り返されることになります」
ウォールストリートジャーナル 2006/12/9
http://www.opinionjournal.com/editorial/feature.html?id=110009368 続く→
607 :
無名草子さん:2006/12/16(土) 10:11:53
しかし海外では反響の大きかったこのシーンに、日本の読者は
何の反応も示さなかったと村上氏は言う。
それどころか批評家は単なる「カザリ」や装飾として批判したという。
「ドイツでは、ナチスは多かれ少なかれ大衆の支持を受けていました、
しかし日本の天皇制は民主的なシステムではなかったので、
現代のドイツ人はあの戦争に対してある種の責任を感じているが、
日本人は自分たちには責任がないと思っているのです。
なぜなら『邪悪で間違っていたのは体制だけ』だからです。」
「もし私たちが過去から学ばなければ、また同じ事を繰り返すでしょう。
ある種の人々は歴史を『作り変えて』います。」
「中国や韓国の人は歴史に敏感で、日本人は無関心。その溝は大きい」
「私がマサチューセッツ大にいた頃、沢山の中国や韓国の学生が私を
訪ねてきました。彼らは私の本に非常に熱中していました。
私たちはとても暗く悲劇的な過去を持っている、しかし彼らはこうして
私の本を熱心に読んでくれている。とても嬉しくなりました。」
「私は日本人を登場人物にして、日本の、殆ど日本の社会を舞台に
書いていますが、私のやっていることは普遍的です。」
と村上氏は説明した。「私たちは言葉は違う、価値観も違う。
しかし抱えている闇は同じだと考えています」
608 :
無名草子さん:2006/12/19(火) 14:35:09
ねじまきに政治的意図はない!!!ばかものが!!!
610 :
無名草子さん:2006/12/26(火) 22:51:56
暇潰しに読み直してみたんだが
本人の政治的主張のある・無しは別にしても
綿谷昇を通して語られる日本の現状とかは
流石に、かなり鋭い指摘になってるわな
まぁ、今更新しくもない指摘って言う人もいるだろうし
本文にも、それに対する有効な答えは提出されてないって書いてあるし
日本の現状に関する、本人の見方って程度だろうが
ところで、ボリス=綿谷昇 タルタル=牛河とかって相関関係を
図説したようなサイトはどっかにないもんかね
春樹の本全体に言えるけど、話の筋道じゃなく、
心理学の一種の捕らえ方とすると面白いよね
異常心理をこう分析する作家もいるのか、と楽しんでいるw
歴史とかwww正直ソコまで考えてなかっただろうww
おまえがな
「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」でねじまき鳥と歴史についてちゃんと書いてあるけどね
ねじまきに限らずだけど
主人公に感情移入というか同意できる?
615 :
無名草子さん:2006/12/30(土) 00:36:47
できるぜ?
わりと、いいやつだったぜ?
616 :
無名草子さん:2006/12/30(土) 11:29:39
感情移入しまくりです。
普通に入るけどねえ
618 :
無名草子さん:2007/01/14(日) 17:21:00
小説家が政治に口出ししたら終わりだよ。
言論の自由を否定なさるのか
620 :
無名草子さん:2007/01/29(月) 05:14:20
ねじまき鳥と火曜日の女たち の方が傑作だろ。
この主人公はラストで死んでないよね?
束の間眠りについたってことは、ただ寝たってことだよな?
忘れてたけど、気になったのは
井戸の水が増えてきたときの「結局これが最後の言葉になった」なんだ。
最後の言葉ってことは、死んだということだろうに、その後も喋ってるんだよ。
結局主人公はどこかの時点もしくはラストで死んだのか死んでないのか、教えて。
624 :
無名草子さん:2007/02/20(火) 05:33:25
第三部で、主人公が金を手に入れるために宝くじを買い、それを壁に貼って数日眺めた
後で「僕はこの宝くじに当たるはずはない」と直感し「僕は自分の能力を用いて、自分
の力でその金を獲得しなければならないのだ」と確信する。
村上春樹の書く主人公が 脱 ニ ー ト !
この小説最大の感動ポイントだと思った。
625 :
無名草子さん:2007/02/21(水) 23:58:50
2部まで読み終えてこのスレ来たら3部の内容丸出しで泣いた
626 :
無名草子さん:2007/02/22(木) 10:26:42
↑ドンマイ(苦笑)
結構前に読んだから内容うろ覚えだけど
何か生きたまま皮を剥がれるシーンが印象的だった。
描写がリアルで飯食えなくなった。
627 :
無名草子さん:2007/02/25(日) 01:54:56
>>622 【結局これが最後の言葉になった】
もっと細かく言えば
【結局これが、水が溜まってきて、気を失う前に言った最後の言葉になった】
628 :
無名草子さん:2007/02/25(日) 01:57:39
明らかにおかしいこの世界の均衡を保ってるのがねじまき鳥。それが鳴かなくなった時から、全てが狂い始めた。多分、世の中を皮肉ってるんだと思う。
629 :
無名草子さん:2007/02/25(日) 01:59:32
所々でねじまき鳥が鳴くのは、おかしい事が起きてるにも関わらず均衡が保たれている時。だから主人公は常にそれを探した。
ねじまき鳥さんはどうして簡単な食事ばかりを摂っているのでしょうか?
そのような食事ばかりでは、よろしくないことが起こりかねません。
おわかりになりますか?
631 :
無名草子さん:2007/03/11(日) 02:51:55
結局、ねじまきどりは、うんち のメタファーだろ。
632 :
無名草子さん:2007/03/21(水) 21:40:51
何の迷いもなく、顔のない男=間宮中尉だと思ってたんだが、
シナモンって解釈が一般的なのか?
どっかで読んだ、三部の語り手=シナモン説は
納得したけど。
633 :
無名草子さん:2007/03/21(水) 22:08:46
634 :
無名草子さん:2007/03/21(水) 22:16:14
>>632 私はどっかで読んだ、=羊男説がなんとなくそうなのかな?と思えたんですが。
635 :
無名草子さん:2007/03/22(木) 20:51:15
昨日ねじまきシリーズを読了した。伏線やら隠喩やらあれこれ考えながらも、
ねじまき鳥の世界観に没頭できて良かった。
ほんで今日はエヴァンゲリオンの新台打つためにパチンコへ。
軍資金3万用意していったが、いきなり500円で確変大当たり!それがストレート
15連チャン!その後も台は好調で結局換金12万円!
夕方6時頃に疲れてきたのでヤメたんだけど、台を去る時ふと自分が打ってた台の
番号みたら、なんと208番台!今夜夢の中で顔のない男にであえるんじゃないか
ととても楽しみだ!っていう話です。誰かに言いたかったけど、本読む人が周りに
いないので2ちゃんに書き込んでみました。すっきりした。
636 :
無名草子さん:2007/03/22(木) 23:06:50
春樹夫妻は神保町の飯屋のいもやでデートしてた
637 :
無名草子さん:2007/03/24(土) 19:40:35
インタビュアー「ねじまき鳥、どうでした?」 村上龍「薄ら寒い感じがしました」
やれやれ、ねじまきうんこだな。
639 :
無名草子さん:2007/04/10(火) 01:28:38
皮剥ぎの意味は?
痛いっていうこと
血が一杯出る
642 :
無名草子さん:2007/04/11(水) 22:50:48
くだらねえ。ちんちん剥けや。
643 :
無名草子さん:2007/04/13(金) 07:49:28
剥け鳥
644 :
無名草子さん:2007/04/17(火) 01:53:45
残忍過ぎる。
目をつぶっていれば怖くない
次に目を開けたとき状況は今よりもっと悪くなっている。
目をつむり現実を見ようとしないのは卑怯者のすることだ。
647 :
無名草子さん :2007/05/01(火) 06:51:32
やっと3部作まで読み終わりました。
ワタヤノボルは脳溢血で、久美子が最後にチューブをとって殺してしまう。
やっと復讐できたってわけだ。
やはり久美子とワタヤノボルは近親相姦だったの?
そこら辺だれかわかる人いますか?
>>647 ワタヤノボルはインポです。
これだけはハッキリしています。
正しくは、精神世界での強姦だな。
GW2日潰して全部読みました。
疲れた。
651 :
無名草子さん:2007/05/07(月) 02:21:57
同じく
疲れた
652 :
無名草子さん:2007/05/07(月) 08:11:24
この小説、クミコを愛してるのはよく分かった。
色々な事が目に見えなくとも繋がっているのも分った。
純愛小説にすれば良かったのに。
あそこまで、中国での出来事を詳細に書く必要はあったの?
ただ、本を分厚くする為の行為にしか見えない。
生きたまま皮を剥ぐシーンとかさ。
吐き気したよ。
加納姉妹も中途半端に登場して、どないかせんかい!
キモイ小説だったよ。
シナモンだけは清涼感アリで許せるけどね。
中国の描写は長すぎ(間宮中尉の手紙)。
メイのアホっぽい手紙もイマイチ。
これって出版社に頼まれて、枚数稼ぎの為に
無理に書いたのかよw
この頃の春樹って、確かアメリカに住んでいたよね?
鬱病にでもかかってたの?
653 :
無名草子さん :2007/05/07(月) 18:21:52
私は残酷なシーンは飛ばして読みました。
だって怖いんだもん
655 :
無名草子さん:2007/05/07(月) 21:37:45
>>656 あなたは鬱病?
粘着&言い方がモロ鬱病っぽい。
鬱病の友人もそうだけど。
鬱の人ってなんでこんなんだろ。
また変なのが来たよ
アホは相手にしちゃダメ!
>>656はメンヘラ板へ帰りなさい
659 :
無名草子さん:2007/05/08(火) 22:46:02
鬱病自慢?
660 :
無名草子さん:2007/05/08(火) 22:48:36
>>657 657じゃないが
657が鬱病とも何とも言ってないうちから
「鬱の人って〜」と勝手に決め付けて結論づけるのはどうかと思うぞ。
>>663 あなたは鬱病?
粘着&言い方がモロ鬱病っぽい。
鬱病の友人もそうだけど。
鬱の人ってなんでこんなんだろ。
>>665 このスレを見ている人はこんなスレも見ています。(ver 0.20)
東京都内(大学病院、大病院限定)精神科・心療内科スレ8 [メンタルヘルス]
真実を
>>665に教えたら、自分が「ダミアン(666)」になっている!
鬱w
668 :
お腹いっぱい@気まぐれアナスイ:2007/05/09(水) 01:47:42
>>667 そういう事w
>>666で書いたとおり、メンヘル板からの流れ者が
スレを荒らしているようだったので。
鬱と言う言葉に脊椎反射おこして、粘着やらかして
迷惑極まりない。
ここには
「このスレを見ている人はこんなスレも見ています」
とお知らせ?があるのも知らないみたいだったから。
素性はほぼ暴かれていると教えてあげたかったのもある。
>>664に少々嫌気がさしたので。
2ちゃん初心者なのかもしれないので
>>664に教えてあげたかった。
心の病が悪化するから、自分の板に返りなさいト・・・ネ。
スレ汚しスマソ
私は鬱病持ちですが、村上作品は好きなので、久々に覗いてみました。
>>656の発言は、鬱病の私にも不快です。
鬱病と言っても、症状は多様です。
それを「知ってるの?」って言うのはまちがいです。
>>656は鬱病以外にもボーダーや統合失調症など煩っているのかとおもいました。
こういう人がいるから、鬱病や心の病気に苦しむ人に対する偏見がなくならないのだと
改めて思いました。
>>652のレスに関しては、私も春樹先生は精神的に不安定な時に書いたのかなって
ぼんやり思いました。
とにかく、鬱病になってからは(私の場合ですが、話が長くなっていく傾向が
強かったので。)分ってもらいたい気持ちの裏返しかもしれないです。
だから、662の発言に対しても「そうかもしれないね。」で読み流せます。
確かに虐殺シーン等、不必要に長くて不快でした。
(鬱の状態にある時は、自分中心になりやすいので。)
その後の
>>654>>656>>661>>662>>664のレスは鬱病の私から見ても異常な感じが
しました。
「鬱は心の風邪」と言ってくれる、心優しい人がいます。
しかし、
>>664のような人がいる限り、鬱病で苦しむ人が「差別」を受けるように
なってしまうと思います。
メンヘルから出ないで欲しいです。
一生懸命に病気と闘っている人には迷惑な話です。
>>664には同一人物と言われるかもしれませんが違います。
>>666ダミアンさんは
>>664をバッサリ切り捨ててくれて感謝です。
これ以上、偏見を広めるような真似を
>>664はやめて欲しい。
鬱病の私から見ても、異常でした。
ダミアンさん、ありがとうございました。
,、、、----‐‐‐‐‐--、,
/ :ヽ
/ :\
./ ,,,,;;::''''' ヽ
/ ,,,,;;::::::::::::::: __ ヽ
| . __ '<'●, |
|. '"-ゞ,●> .:: |
| ::: :⌒ 、 |
ヽ. ;ゝ( ,-、 ,:‐、) | へー それで?
l.. | | |
| __,-'ニ| |ヽ_ |
ヽ: ヾニ| |ン" /__
.ヽ: | l, へ ::::ヽ,
l.:`. / / , \ /ヽ ::\
`、::::: |  ̄ ̄\/ ノ :::ヽ
|:::::: | ー‐/ / ::::\
なんという自演…
674 :
無名草子さん:2007/05/09(水) 18:44:03
シナモンと大島さんって似てるような気がする
ほぼ一人でスレ埋めするスレはここでつか?
676 :
無名草子さん:2007/05/09(水) 21:25:06
鬱病なんていうけど病気じゃないだろw
ニートのように自分に甘えているだけ。
677 :
無名草子さん:2007/05/09(水) 22:05:21
と鬱病患者が申しております。
と精神病患者が申しております。
ネタかぶってるから。もうちょっと頭使おうね。
鬱でニートじゃ無理か(爆)
680 :
無名草子さん:2007/05/11(金) 12:21:51
と鬱病患者が申しております。
681 :
無名草子さん:2007/05/13(日) 01:30:32
読み終わった
|
:r―――、
:://^^^^^^vl
:::||/ \‖
:::(slrェ ,rェ|)
::゙ゝ、 - ノ
::/ |  ̄ ̄lヽ
::ト|/l⌒l⌒ト|
::\二、_)二ノ _
::||| || |
/`ー(⌒)(⌒)
/;;;;;; ̄;; ̄
↑
かわいい
683 :
無名草子さん:2007/05/16(水) 21:43:14
鬱病患者のためのスレだな
存分に慰めあってくれ
684 :
無名草子さん:2007/05/26(土) 07:20:17
勃起したチンチンを触る女の子。
685 :
無名草子さん:2007/05/27(日) 00:57:50
何故メイの手紙はオカダトオルに届かなかったの?
ちゃんと読め
687 :
無名草子さん:2007/05/29(火) 17:07:27
オカダトオルと間宮中尉は同一人物!!
みんな気付いてくれ!
どこらへんがと小一時間。
689 :
無名草子さん:2007/06/06(水) 03:56:27
その小一時間っていうのアホっぽいね。
やれやれ┐(´ー`)┌
久々に読もうとしたら一巻がなかった。
二巻から読んだがどうもむずむずする。
692 :
都筑まもる:2007/06/15(金) 11:02:05
おととい、本書を読了しました。
693 :
都筑まもる:2007/06/15(金) 12:08:56
アマゾンにレビューを書いたんだけど載らなかったのでここに書きます。
(まだ、本書についての解釈がまとまらず、混沌としてますが)
一見平凡そうな主人公のごく日常的な風景(スパゲティーをゆでるところ)から
物語ははじまるが、次第に非現実的なエピソードが重なっていき徐々に混沌とした世界へ入っていく。
さらに満州、ノモンハンの戦争の話にも広がり、現実と非現実の世界、日常と非日常の世界が交錯し、
それぞれの世界は一見バラバラの様でいながらも、「井戸」「顔のあざ」「バット」などのキーワードによってリンクされている。一言で言えば村上ワールドとも言えるシュールで壮大な世界観を表現している。
そして「ねじまき鳥」によって象徴される「何らかの力」によって、これらの世界は動かされ、結び付けられている。その「何らかの力」の大きな要素のひとつとして「暴力」が描かれていると思う。
694 :
都筑まもる:2007/06/15(金) 12:15:36
さて、この壮大な世界観の「正体」を解明するヒントは、
第3部の「シナモンのミッシング・リンク」の章にあり、
この章において、この物語の多くの部分がシナモンによって創作された「神話」である事が明らかとなる。
したがって、この本のタイトルにもなっている「クロニクル(年代記)」とは、「神話」の意味合いが濃いと考える。
村上氏が本書の構想を練る際にまず、「現代の神話」を書いてみようと考えたのではないだろうか。
この物語は、主人公が失った妻を取り戻そうとする話が、中心に据えられている。
そこで、これに似たエピソードがどこかの神話にないだろうかと探したところ、
何とそれは日本神話のイザナギが自分の妻、イザナミを黄泉の国から連れ戻そうとする話と見事に一致した。(イザナギがイザナミと再開する際に明かりを灯さないように頼まれるところも一致している)
695 :
都筑まもる:2007/06/15(金) 12:34:27
本書では、満州やノモンハンのエピソードにおいて、戦争が持つ残虐さや不条理さが「あえてリアルに」描かれており、
もちろん「反戦」のメッセージも含まれているのだが、
どんなにリアルに描いても、「神話化してしまった歴史」の真実を伝える事の難しさを言いたかったのではないだろうか?
以上、まとまりの無い文になってしまったが、
本書は間違いなく傑作であり、
米国で本書が最も評価が高いのも頷ける。
696 :
無名草子さん:2007/06/15(金) 16:55:01
神話っていうのはそれほどテーマには関わってないと思うな。
河合隼雄に会いにいくで、個人を追及していくと
歴史に行くしかないと春樹自身が言っていたように、
ノモンハンの話は自己探求のキーであったんだと思う。
そしてねじまき鳥の作品の各エピソードに散らばったキーをまとめたのが、パソコンにもデータとして入っていた
「ねじまき鳥クロニクル」なんじゃないかと。
個人的な井戸を通して探求していくうちに普遍的な世界へつながっていって、そこで
他人を理解できるようになる。。
それは村上春樹が他の作品でもずっと書き続けてきたことなんだよね。
697 :
無名草子さん:2007/06/15(金) 17:01:04
こんなん多くて2ちゃんももう駄目だな。わざわざみるかよ
↓
もうずっと人大杉
携帯 でのアクセスについて
■とりあえずスレッドを読むには■
698 :
無名草子さん:2007/06/15(金) 23:23:27
本書が「現代の神話」である事に気付けば、色々な謎が解けてくる。
「ノルウエーの森」で主人公が緑の父親にギリシャ神話の話をするけど、
その中で物事が混乱して身動きが取れなくなった時に現れて、
全てを解決してくれるデウス・エクス・マキナという神様は、
「ねじまき鳥」では主人公が途方にくれてたら突然現れて都合良く助けてくれるナツメグが
その役割を演じていると思う。
また、本田さんや加納マルタの様に予言をする人が出てくるけど、
ギリシャ神話でも予言者はしばしば登場する。
(オイディプスやアキレウスの話などで有名)
699 :
無名草子さん:2007/06/16(土) 00:25:54
第三部で石原莞爾(陸軍中将)の事が書かれていたけど、
実在した軍人で名前が出てきたのは彼だけであり、読んでいてそこの所に妙な違和感を感じた。
何で石原莞爾なんだろう、と。
彼は、満州事変の首謀者と言われているが、
その一方で満州をアジアの理想郷にしようという壮大な構想を持った
一種のカリスマでもあった。
「神話化した歴史」の象徴的人物とも言えるのでは?
700 :
無名草子さん:2007/06/18(月) 06:17:24
>>696 >個人を追及していくと 歴史に行くしかない
個人を追及して 歴史に行けば、神話になってしまう。
ミッシング・リンクを埋めるために作り話が必要になるし、
実話でさえも都合の良いように作り変えられてしまう。
しかし決して否定的に捉えている訳ではない。
>個人的な井戸を通して探求していくうちに(中略)他人を理解できるようになる。
井戸に入って、他人を理解できた部分が(文中に)具体的にあったかな?
最後に、井戸と通って綿谷ノボルの世界に行くけど、
綿谷ノボルの事が理解できたとは思えないんだが・・
701 :
無名草子さん:2007/06/18(月) 09:41:35
>>700 >個人を追及していくと 歴史に行くしかない
言葉の意味をよくわかってないね。
これは過去の歴史が現在の自分にも影響しているってことを
言いたいんだろうし、神話も含めてしまうとあまりにも現実離れしすぎてしまう。
その後に述べている要素はあるとおもうけど、この場合は違うと思う。
井戸については一番大きいのは奥さんでしょ。
綿谷ノボルについては、決して理解しあっても受け入れられない存在があるってことじゃないかな。
うん。で?
703 :
無名草子さん:2007/06/19(火) 06:07:02
>>701 >神話も含めてしまうとあまりにも現実離れしすぎてしまう。
この小説自体がかなり現実離れしている事に気付くべきだと思うんだが。
704 :
無名草子さん:2007/06/19(火) 07:03:25
705 :
無名草子さん:2007/06/19(火) 22:34:53
「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」は自分も読んだけど、
「ねじまき鳥クロニクル」についての解釈は、あえて発言を避けているように思った。
基本的に村上氏は、自分の作品の解釈を読者の自由に任せていると、
何かで読んだ気がする。
余程トンチンカンでなければ、どの解釈も間違いではないと。
「海辺のカフカ」の中で、「この世界における一人ひとりの人間存在は厳しく孤独であるけれど、
その記憶の元型においては、私たちは一つにつながっているのだという先生の一貫した世界観には深く納得させられる」
という文章があるけど、
「ねじまき鳥クロニクル」で表現した世界観に通じるものがあると思う。
ここはヒドイ自作自演スレですね。
まぁ、このスレの6割は俺がかいているからな
ワロスwww
>>694 たしかに奥さんを取り返しに行くくだりは
自分も「トリスタンとイゾルデ」を思わせると思ったな。
710 :
無名草子さん:2007/06/23(土) 20:34:35
>>709 ギリシャ神話にも失った妻を取り戻しに行く話がある。
オルペウスが亡くなった妻、エウリュディケを黄泉の国まで
取り返しに行き、妻の手を引いて行こうとするが、
その時に「決して妻のほうへ振り返ってはいけない」という掟を
オルペウスが守る事が出来ず、結局妻を連れ帰る事が出来なかったという話。
イザナギ、イザナミの物語にも非常に似ていると思われ、
この手の神話や伝説って、世界共通のものなのかと考えてみたりする。
自分の中でねじまき鳥が消化できない。
たしか村上春樹さんが村上龍さんについて
人間の根源?行き着く先?は暴力とSEXであると見抜いていた先見の明みたいなこと書いてたと思うけど
誰か正確なところ教えてくれるとうれしい。
712 :
引きこもる元カレ:2007/07/02(月) 21:38:53
新潮文庫からでてる(思春期をめぐる冒険)読みました?なかなかおもしろい
ですよ、あとW村上ですけど竜さんは確かに最先端の危ないアイテムをだしてきた
けど今は追いついてないといった論評がありますね、他の人が行ってる感じです、
名前は出しませんけど。
713 :
引きこもる元カレ:2007/07/02(月) 21:42:43
井戸にもぐってとか綿谷ノボルとの対決とか最高傑作だと思います。
善と悪との戦いって感じで分かりやすいし、批評的にはいろいろある
みたいですけど。
ねじまき鳥…何回も読んだけどまた読むかなあ
今手元にないや
シナモンが掃除するとことか好きやなあ…
批評的に色々ある…変な事が色々出てくるしなあ
春樹解説、分析本いっぱい出てるけど…ファンとしては春樹が書いてることだけ信じよオレは
>>714 オレと一緒だなw読んだ直後だけシナモンになりきった気がするw
…三巻だけでいいや
猫が帰ってくるとことか、新しい靴を買うとことか、宝くじ買うとことか
笠原メイの手紙とか
718 :
無名草子さん:2007/07/05(木) 07:16:35
夏になると読みたくなるんだよなぁ
今もう読みたくなってる
あとはタイミングだな
719 :
無名草子さん:2007/07/05(木) 17:08:06
二部のおじさんが言った言葉
「たっぷりと何かに時間をかけることは、ある意味では一番洗練された形での
復習なんだ。」
っていう言葉が気に入ってるんですが、どんな意味だと思いますか?
>>719 例えば、リンゴが落ちてくるって答えが分かっていても、
なぜ落ちるのかと時間をかけて考えることで
見えてくることがあるってことじゃないの?
うーん、ま、ハッキリ言ってその例え、違うなw
>>720 「髭剃りにも哲学がある」って村上春樹の作品の中で言ってたけど、
それとも近い意味だろうね。
723 :
無名草子さん:2007/07/06(金) 10:57:39
いや、そうじゃなくて復讐っていうのは誰に対してなのかなと…
自分の事をぞんざいに扱った世間に対して、とか
あまりに思い通りにならない世界に対してみたいな感じなのですかね?
やっぱり。
724 :
無名草子さん:2007/07/06(金) 12:45:03
「作家の値うち」 (福田和也著)という、
100人の日本人作家の600作品近くに100点満点で点数をつけていくというすごい本で、
「ねじまき鳥クロニクル」は96点という、最高点をつけている。
「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 」は91点だった。
725 :
無名草子さん:2007/07/06(金) 15:20:10
ねじまき鳥って何かのメタファー?
それとも虚構を描きたかっただけ?
あとノモンハンの話と妻の失踪との整合性がない気がするんだが
独立してて交わってない
726 :
無名草子さん:2007/07/06(金) 16:11:51
727 :
無名草子さん:2007/07/07(土) 09:02:07
>>725 >>693で書いたように、ねじまき鳥は
それぞれの世界を動かし結びつける「何らかの力」の象徴として描かれていると解釈したしたのだけど、
反論のある人はどうぞ。
(本文中にも「ねじを巻いて世界を動かしている」という記述がある)
反論と言うより別な解釈。
ねじまき鳥はそのまま時間の役割を示している。
ねじまき鳥がねじを巻くとき、時計のようにイドを巡る物語が動き出し、
その時間の流れがクロニクルになるって解釈。
729 :
無名草子さん:2007/07/09(月) 11:01:35
ちっとも面白くなかったと思う俺はあかんの?
べつにいいんじゃない?
それを書き込んだところで面白くはないけどな。
731 :
無名草子さん:2007/07/09(月) 17:18:11
ちっとも面白くなかった
と言いながら最後まで読める様な本ではないと思うんだが・・
もし、最後まで読んだのなら
それなりの感想なり、解釈があると思う。
732 :
無名草子さん:2007/07/10(火) 23:47:49
>>724 福田がキチガイって時点で終わり、無価値。
733 :
無名草子さん:2007/07/11(水) 10:57:51
>>732 君が本を書くよりは価値はあるだろうけどね。
シナモンがどうしても俳優の中村俊介に脳内変換される・・・・
735 :
無名草子さん:2007/07/17(火) 03:51:08
736 :
無名草子さん:2007/07/20(金) 03:09:57
737 :
無名草子さん:2007/07/20(金) 15:54:11
そういえば、やれやれ、はどうかと思う。
今読むから、そう思うのかも知れないけど。
739 :
無名草子さん:2007/07/20(金) 16:29:58
それは確かにw
740 :
無名草子さん:2007/07/21(土) 16:55:50
以上自演でした
二巻まで読みました。
ちょっと質問なんだけど、クミコが堕胎した時に、亨は北海道にいて、そこで
火を使ったマジックをするミュージシャンに会って、二度目に、そのミュージシャン
と今度は新宿で遇って、殴り合いになる場面があるんだけれど、
そこでミュージシャンが入っていくボロアパートがある辺りって、
新宿南口あたりにあったドヤ街のことなんだろーか?
場所の固有名詞が明示的に書かれてなかったから、どのあたりのこと
なんだろーかと気になりました。物語の本筋とはまったく関係ない
箇所だけれど
742 :
無名草子さん:2007/07/26(木) 17:09:15
「肉」という描写が良くでてくるが
皮を剥がされて「肉」になったとか
クレタから綿谷ノボルによって「肉」のような塊がでてきた、とか
なんか関係してんのかな?
前者は死、後者は失うという意味の死。
全然わからんわ。
あとクミコが堕胎した子供は亨の子供じゃないですよね。
あと喫茶店で亨とノボルが会った時
亨が「てめえの秘密知ってるんだぞ!」的なことを言って
ノボルの顔を紅潮させたのは何でだろう?
インポの事かな、それとも異常性欲者という事?
あるいは本当はMで、罵られて興奮したのかな?
皮剥ぎの刑はエグかったね。
戦中の満州の記述は、けっこう「右」から批判くらいそうな内容の気がす。
肉の塊の共通性は興味深いな。
クレタの場合は、その死が次への再生へと展開するような感じがするな。
自己の変貌だね。
加納クレタについての記述は、体を売る女性達の心境のある一部分を捉えているような気がした
井戸=イド=id
フロイトのいう「自我」の底に下りていった、っていうのはガイシュツ?
745 :
無名草子さん:2007/08/01(水) 13:29:19
>744
作品発表時に言われたこと。あまりに外出すぎる。イエローカードだな。
746 :
無名草子さん:2007/08/03(金) 12:38:47
394 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:2007/08/03(金) 12:28:35
おまいら思量が浅いよ。
おれはマルクスを読破してから人生変わったね。
まあ、おまいらにはわからんだろうが・・・
で、さっき、村上春樹を読んだが、奴もまだまだだね。
奴もまだ思量が浅い。
まあ、今後、奴の動向を見ててやってもいいけどね。
ねじまき・・・とかいうやつだけど、夏休みの感想文書くにはちょうどいいよ。
二年後に中学受験だけど、当然、おれは有名私立中学へ行くよ。
で、将来は偉人になる。
まあ、おまいらには理解できない世界だけどね。
まあ、真剣に生きろな、人生、一度だけなんだから。
747 :
無名草子さん:2007/08/04(土) 15:42:42
構造が大江の万延元年のフットボールに似てるんだが・・・
748 :
無名草子さん:2007/08/04(土) 16:19:57
亨×シナモン ハァハァ
749 :
無名草子さん:2007/08/04(土) 21:44:27
本田さんが点検してた痰や鼻水って、萌黄色で弾力を持った
見応えのあるやつだったんだろうな ハァハァ
750 :
無名草子さん:2007/08/04(土) 21:46:38
貧乳のメイたん… ハァハァ
751 :
無名草子さん:2007/08/04(土) 21:53:00
顔のないボーイってシナモンなの?主人公も最初に泥棒かささぎ吹いてたから自分自身なのかと思った。
シナモンは緘黙症か
753 :
無名草子さん:2007/08/05(日) 21:19:18
クレタやメイやシナモンは萌えるのに
肝心のクミコに全く萌えポイントを見出だせない
スカートのファスナーを上げる描写で何度抜いたことか
755 :
無名草子さん:2007/08/06(月) 09:17:25
仕事帰りの玄関で、チンポを咥えて、さらにアナルまで舐めてくれる
場面で何回抜いたことか
756 :
無名草子さん:2007/08/06(月) 12:01:46
井戸の中でおなにーする場面で何回抜いたことか
クミコはわがままで高飛車で自分勝手で悲劇のヒロインぶった描写しかされてないから
クミコのためにあそこまで頑張る理由がわからなかった。
758 :
無名草子さん:2007/08/06(月) 19:05:35
サワラたんの肉球… ハァハァ
759 :
無名草子さん:2007/08/06(月) 19:07:18
かわいそうな象!
760 :
無名草子さん:2007/08/06(月) 21:12:35
俺のクレタが間宮の糞ジジイに寝取られたのがくやしい!!
入れ歯をとってのクンニが凄かったんだろうな
761 :
無名草子さん:2007/08/06(月) 22:14:31
どっちにしてもクミコなんて俺のチンコビンタがあれば
あんな人を舐めたような口の聞き方をさせない。
この作品って多分、実際世界にいる人物って半分くらいだよな
同一人物が多い気がする
そういうテーマじゃねぇの
歴史や場所を越えて云々
764 :
無名草子さん:2007/08/09(木) 19:18:01
鼠シリーズの僕の妻だった女の人って笠原メイでしょ? ねじまきのメイと関係あるのかな?
…(´・ω・`)
766 :
無名草子さん:2007/08/12(日) 00:10:36
デビュー作で、すでに井戸が出てくる。参った。
>>766 あぁ、それはハートフィールドの作品ね。
たしか4作目だったかな。
ピンボールじゃなかったっけ?
デレク・ハートフィールドって架空の作家だろ?
770 :
無名草子さん:2007/08/12(日) 15:59:22
>764
鼠シリーズってなに?風の歌・・・しかしらない。他にあるの?
>>769 は?検索したらwikipediaにも載ってる作家だぞ。
中国人の書いた、「村上春樹のなかの中国」って本が出たけど、
出版社、朝日新聞だと、やっぱな・・・相変わらずやな、あそこは。
>769
おれは都内のあの大型書店で、これが置いてない!!!と怒鳴り散らし
店員に、店長を呼べ!!!と迫り、責任者がきて説明を受け、自爆した。
帰宅して、マジで腹を切るつもりだった。
若かったな・・・
>773
当時、そういったクレームが続出したらしい。日本中の図書館でも。
ある意味、凄い。
775 :
無名草子さん:2007/08/12(日) 18:31:23
俺もWiki見るまで実在の小説家と思ってた
21 名前:無名草子さん 投稿日:2007/08/12(日) 18:25:18
村上春樹って歴史好き?政治好き?そうは思えないが・・・
中国に関しては父親が日中戦争に従軍してたので興味はあると思うが・・・
>>770 風の歌〜、ピンボール、羊をめぐる冒険が鼠三部作
鼠は出てこないけど羊〜の続編がダンスダンスダンス
村上春樹全作品集ってのが7巻まで出ているのでそれを読んでみたら
年代順に収録されているし、春樹の解説も付いているので初心者の方にお勧め
778 :
無名草子さん:2007/08/14(火) 16:26:51
最近三部作を読み終えました。
*******以下感想**********
「井戸」を始めとする、暗喩が多いせいで考えながら読むことが多かったです。
多くの方と同様に、一二部と三部は全く違うものと感じました。
一二部はねじまき鳥(主人公)の主観に沿って描かれていたものであったのに対し、
三部では第三者的な視線で物語が語られていたような気がしました。
不確かな感想なのですが、この小説で性格や風貌などがはっきりと浮かび上がってくる
キャラクターは「笠原メイ」だけでした。
他のキャラ、(主人公を含む)は小説の中の「現実世界」ではなく、
明らかに「意識」の世界のキャラであるのだと感じました。
最終的な感想としては、どうにもこの小説をうまく飲み込むためには「笠原メイ」を理解しなければならないみたいです。
長文失礼しました。
779 :
無名草子さん:2007/08/14(火) 20:52:32
確かに笠原メイはこの物語の重要なキーポイントだ
780 :
無名草子さん:2007/08/14(火) 23:36:53
俺は学歴がないから女を合法的に犯しまくってる。
当然だろ?
781 :
無名草子さん:2007/08/16(木) 00:12:55
782 :
無名草子さん:2007/08/20(月) 13:26:11
>>778 私も、笠原メイ以外はみんな意識の中に存在するものの象徴として描かれてると思いました。
そして笠原メイが現実と意識を繋げているものなのかなぁと。ねじまき鳥の鳴き声同様に。
ノモンハンに登場したアザと主人公のアザ、皮剥ぎボリスと綿谷ノボルなど共通するものを出すことによって
意識の中に存在するものの時代を越えたループを伝えたかったのかなって。
けど、クミコの行動はどうにも自分の中で解釈できないし、
夜中にシナモンが目にしたものが何を表すのかもわからなかったです。(ここ見るまでシナモンってことにも確信持てなかったし…)
あたしは本よみはじめたのもわりと最近で読解力も無いので、スレ汚しになっちゃってたらすみません。。
783 :
無名草子さん:2007/08/21(火) 02:20:28
トオルがクミコを取り戻す、って中心を成すストーリーを軸に
いろんな、クラクラするほどの寓話がちりばめられていて、
あんまり深く考えることなく、まさに酔いしれて読了。
その陶酔感が何よりの魅力だったな。解釈は無限なのは言うまでもない。
ここまで陶酔させてくれる文学って、そうあるもんじゃないと思う。
>>778 意識というよりは、「ねじまき鳥クロニクル」という題の
とおり、それはクロニクルなんだと思う。
ねじまき鳥という不思議な鳥がいて、その鳥に関わった人間が
辿った人生という点でみていけばすっきりするのでは?
綿谷ノボルと、短編小説の「沈黙」に出てくる主人公をいじめる少年は
が似ている気がする。
786 :
無名草子さん:2007/08/24(金) 17:39:39
逃げた猫のワタナベノボル(後のサワラ)は、村上春樹と仲良しでよく一緒に
仕事していた安西水丸というイラストレーターの本名。
すみません、ブックオフで105円で買ったねじまき鳥ですが、
一巻の途中まで読んだのですが、
笠原メイのエロシーンはありますか?
&これって3巻まで出てるんですよね?
788 :
無名草子さん:2007/08/26(日) 18:33:29
じゃあゴミだな。
ポルノ作家のくせにポイント外しちゃまずいだろ。
ケツ拭く紙にもなりゃしねえモノだな。
やれやれ
やれやれってw
もろ春樹に洗脳されてんじゃんw
ハルキストは「やれやれ」とかいつもいってんの?www
超恥ずかしいんだけどw
これだからハルキ系はw
792 :
無名草子さん:2007/08/28(火) 20:56:03
やれやれって多用してるのは羊をめぐる〜だったよね? それ以外でも多用してるの? あんまり覚えてない
やれやれ
794 :
無名草子さん:2007/08/29(水) 13:44:20
やれやれ
796 :
無名草子さん:2007/08/29(水) 17:41:23
やれやれ・・・
797 :
無名草子さん:2007/09/01(土) 13:55:58
さすが春樹の本読んでるだけあって、
ボキャ貧だな君たち。
798 :
無名草子さん:2007/09/02(日) 02:34:30
やれやれ、ってのはヴォネガットから来てるんだよ。
村上春樹が好きならそのくらいのこと知っとけ。
799 :
無名草子さん:2007/09/02(日) 03:16:46
はあ?w
原文と訳語の違いも知らんのか??
そんなの知らなくてもいい
>799
ニュアンスの意味の知らんのか、チョン!!!www
日本語でおk
803 :
無名草子さん:2007/09/04(火) 10:47:19
う〜〜ん今第1部読んでるんですが、面白くないです。
カフカと森は読んだけどこのだらだら感いつまで続くの?
今本田さんうんちゃらこんちゃら・・・
>>803 そこまで読んで詰まらないのならやめたほうが良いね。
時間の無駄だと思う。
805 :
無名草子さん:2007/09/04(火) 12:06:22
>>804 そうなの?そこから盛り上がってきたりしないの?
上・中巻と読んで辞めてしまった。
未だに下巻を読む気がしない(買って持ってるんだけどね)
とにかく村上春樹は、
80年代に「ニューアカ」と呼ばれていた若手学者が大嫌いだったんだなぁ・・
という事だけがよく分かった作品だった。
807 :
無名草子さん:2007/09/04(火) 15:34:35
4つ以上当てはまったらラノベ
1:主人公は「敵」と戦う・・・綿谷ノボル
2:登場人物が人間を越えた能力を持つ・・・人に想像をさせる
3:警察には決して通報しない・・・法律の概念すら無視
4:美少女キャラだらけ・・・みんな主人公と寝る
5:世界の危機に立ち上がるのはなぜか10代ばかり・・・×
6:挿絵が非常に多い・・・×
7:擬音と擬態語の連発・・・×
8:主人公の悩みが解決すると、世界が救われる・・・綿谷ノボル殺して世界が平和に
9:語尾によるキャラの区別・・・あります。わよ。やれやれ。
10:売れると同時にシリーズ化・・・三巻まで
ねじまき鳥クロニクルラノベ認定
だそうです・・・
>>805 盛り上がったりはするけど、1巻でつかみが取れていないわけだから
このまま読み進めてもたぶん合わないと思う。
『全作品1990〜2000CD』で読んでます(現在進行形で)。
今二部の17。
なんだか胸の締め付けられるような、やるせない気持ちになっております(これってかしいですかね?)。
因みに春樹作品を読むのはかれこれ4作品目ぐらいです。
1巻の間宮中尉の話なんか最高におもしろいと思うんだけどなぁ。
811 :
無名草子さん:2007/09/06(木) 18:09:02
クミコに萌えちまったんだが……。
812 :
無名草子さん:2007/09/07(金) 21:16:47
「僕」がどうして綿谷ノボルを憎んでいるのかわからない。
「悪」みたいに言ってるけどどうしてだろう?
虫が好かないってやつだと思う
814 :
無名草子さん:2007/09/08(土) 11:17:01
>>813 それだけかよ!
物語後半で、クミコを汚したことがわかってからなら納得だけど、
一部の初めの方で憎んでいるって言ってるのがわからん。
816 :
無名草子さん:2007/09/10(月) 17:47:37
>>815 なんとなくどころじゃないと思うんだが。
817 :
無名草子さん:2007/09/10(月) 18:05:26
恨んでるならなんで猫にあんな名前つけたのかな? なんかそういう対象なの?猫って
>>810 それ読むために1巻だけ未だに読み返す事ある
特に井戸の所
>>817 ネコは頭を切り落として冷蔵庫に冷やす。
心臓を取り出してまるごと一気飲み。
820 :
無名草子さん:2007/09/11(火) 09:26:07
>>819笑う
この人って(村上)主役の登場人物だいたい同じようなキモオタ
が主役じゃない?イジイジばっかでむかつく。
スカッとしろよ!!って言いたくなる。
>>803です。
第3部の半ばまで読んだけどやっぱり盛り上がりに欠けるので
読むの止めました・・・
今は、新堂冬樹読んでます。ごめんなさい、もう村上春樹は読みません。
宇多田ヒカルが、村上春樹命、みたいな発言し始めた件についてどうおもうね?
>>821 だからやめろって言ったのに・・・
忠告を無視して読むほうがバカ。
>821
おれの京極アレルギーと同じだなw
あいつのは無理。
村上春樹はおれのリズムと合ってる。無問題。
>>823 >>821です。
ホントだね。忠告は聞くもんだね
合う合わないがあるって本当だね。
新堂冬樹マジ恐いよ。読んでみて。村上春樹とは全く違うけど・・・
間宮中尉は顔相占いのオッサンを思い浮かべてしまう
827 :
無名草子さん:2007/09/14(金) 02:40:31
春樹の作品に深い意味なんてないよ
ダダだから。
それにしても春樹好きな人って、
低学歴と、
大人になりきれないメルヘンおぢさんが多いらしいね。
ハルキストは社会問題にすらなってるらしいね。
今まで受け付けなかったが40過ぎてボチボチ読み始めてます面白いと思うよ
らしいねて(笑)
831 :
無名草子さん:2007/09/24(月) 12:32:44
皮剥ぐのよりも猫の心臓を食うカフカのシーンのほうがぞっとする。
832 :
無名草子さん:2007/09/24(月) 20:11:23
ジョニーウォーカー殺す
833 :
無名草子さん:2007/09/24(月) 20:26:56
村上春樹は心と時間にゆとりがある時に読むとグッとくるよね。
忙しいときとか、他にやることがある状態で一気に読んでもいまいちパッとしない。
スレタイの意味が分からない
ねじまき鳥シリーズてなんだ?
国語辞典が欲しくなった。
837 :
無名草子さん:2007/10/16(火) 01:06:32
ほゆ
サワラ飼いたい
単行本のつくりが豪華っぽくて3巻欲しい。
が、あの残酷シーンがネックになっていて迷っている。
どうしたらええの?
シナモン食ったことある?あれって香りがモロに八橋そのものなんだが、
八橋ってシナモン入ってるのか?
はい
842 :
無名草子さん:2007/10/19(金) 22:38:57
スルメ男さんはいらっしゃいませんか
845 :
無名草子さん:2007/10/25(木) 20:47:49
顔のない男は、「私は虚ろなものです」と言うところから間宮中尉では?
846 :
無名草子さん:2007/11/01(木) 15:13:52
綿谷ノボルが小泉純一郎とだぶる。
独身の点やお姉さんがいる点、牛河みたいな人もいるでしょ。
847 :
無名草子さん:2007/11/02(金) 02:03:56
牛河の人面犬怖いお
ここのスレって、少しも切なくなるようなレス無いのな
849 :
無名草子さん:2007/11/02(金) 05:07:42
ねじまき鳥クロニクルは僕の青春の一ページだ。
僕はこの作品から多くのものを感じ取り、啓示を得た。
さまざまなシーンに出くわし、目を閉じればそれらが僕の心の中で再現される。
本棚の中に挟まったこれらの古びた三冊を見つめると、僕はなぜか胸を焼かれるような思いに駆られる。
僕たちは誰とも分かり合えない。それでも求め続ける。少しでも互いに近づけるように。
窓を開けると、風が気持ちいい。夜のベランダでひんやりとしたステンレスの手すりにつかまる。
この無表情な冷たさに、なぜだか不意に涙がこぼれた。僕は好きなんだ、それでも人が。
でも、触れ荒れないんだよね
私はこのねじまき鳥を読んだあと、その3冊の本を火で燃やした。
火の中に消えていく本を眺めつつ、私は無意識に比較をしていた。
本に文字で書かれたこれらの物語と、私の心に刻まれたねじまき鳥の物語。
比較をしつつそして私はひとつのあることに気が付いた。
私の心の中に残ったねじまき鳥の物語は永遠に燃やすことはできない。
燃やすくらいなら図書館で借りれ
853 :
無名草子さん:2007/11/04(日) 22:21:34
これの単行本見たけど凄く豪華。
欲しくなったけど買ったほうがいいの?
皮剥ぎのシーンは嫌だな・・・
854 :
無名草子さん:2007/11/06(火) 23:32:51
村上の書くカワハギのシーンなんて全然グロくない。
855 :
無名草子さん:2007/11/07(水) 07:13:20
主人公は西島秀俊、クミコは麻生久美子なイメージ
今読み終えた。
なんとも後味の悪い作品だね。
結局、岡田夫婦はある意味では救われたけど、ある意味では救われなかったわけだ。
夫婦ってかたちは違えどそういうモノかもよ
>>856 人間は時間とともに変わるからな。
それを認めて受け入れるっていうはなかなか難しい。
おれはこれを小学校1年のときに読んだが、詰めが甘いと思ったね。
俺も自分の読み方が詰めが甘いと思った。
俺も幼稚園の年長の時に読んだけどつめが甘いと思ったね。
俺も爪が甘いと思ったね
たぶんお菓子の食いすぎ
864 :
無名草子さん:2007/11/15(木) 22:39:47
とにかく単行本が豪華。絶対買い。
865 :
無名草子さん:2007/11/25(日) 12:00:24
古本屋で単行本三冊1500円で購入した。
866 :
無名草子さん:2007/11/26(月) 03:43:19
(゚∀゚)え?
とりあえず、2部のクレタで抜いてきた。
クミコの手紙もかなり使えるぜ。
3部まで読み終わった。
初めての村上春樹だったけど、どのシーンもビジュアルが凄いね。
岡田さん、夢精しすぎww
笠原メイの造形についてはもう、分かってるなぁとしか言いようがない。
最近のアニメには笠原メイっぽいのがフ増えてる
読み終わったけどもよくわからなかった。
綿谷ノボルが皮剥ぎボリスだとすると、岡田が間宮中尉なのか?とも思ったけど
青あざ獣医の場面に間宮らしき人物がいたから違うのか。
なんとなくクレタはクミコの一部で間宮中尉とクレタが一緒になったというのは
可能性のひとつみたいなもので岡田とクミコを示唆してるような気がした。
それとも岡田がねじまき鳥として動いたから間宮中尉の呪いが解放されたってことなのか。
半分くらいは雰囲気小説だと思ってるけど、もっと深い意味がある気もするし
後からだんだん気になってくる小説だ。
はるきちの思う壷だな
綿谷ノボル は 皮剥ぎボリスである
皮剥ぎボリス は ジョニーウォーカーである
ジョニーウォーカー は 「先生」である
総て「羊」である
え?羊男は綿谷ノボルなの!?
875 :
無名草子さん:2007/12/23(日) 05:25:02
さまざまな人が深いところでは繋がっているという作品
もし繋がっていても、羊男が綿谷のぼるだと嫌だな…。
877 :
無名草子さん:2007/12/23(日) 12:19:08
>>869 笠原メイは、私の中では子供の頃のジョディ・フォスターになってる。
>874
羊男 は 「羊」 ではない
羊男 は 島本さん に近い
879 :
無名草子さん:2007/12/26(水) 12:58:16
>>876 羊男は繋がっていない。
結んであるだけ。
880 :
無名草子さん:2008/01/23(水) 01:21:41
北海道で出会った手品師が主人公を終盤で襲ったのは何故?
返り討ちにあってたけどあれが謎。綿谷ノボルには関係ないよね…
881 :
無名草子さん:2008/01/23(水) 01:27:06
主人公がシナモンを信頼してたのがかっこよかった。
綿谷ノボル如きがシナモンの深さに届くわけがないだっけ?
882 :
無名草子さん:2008/01/25(金) 13:00:00
>>880 ただの妄想か幻覚とかじゃないの?
新宿で押されて頭打ったせいでおかしくなったんじゃないかと思って読んでた。
かわいそうなねじまき鳥さん。
>880
やがて綿谷ノボルに致命傷を負わせる「襲撃者」の対象が
その時は主人公だったのでは?
三部の279ページにあるワタヤノボルの経済論を読んでいると、
確かにちゃんと当たっているなぁとは思うね。
885 :
無名草子さん:2008/01/27(日) 03:37:08
>>883 綿谷ノボルを襲撃したのってそんなモヤモヤした者だったの?
886 :
無名草子さん:2008/02/07(木) 15:57:30
887 :
無名草子さん:2008/02/09(土) 02:20:28
>>886 おぉ なんだこれ ピーマンいためて怒られてションボリwww
888 :
無名草子さん:2008/02/09(土) 20:56:48
最近amazonでこの ねじまき鳥っていうのを見つけたんだけど面白いの?
普段あんまり小説は読まないんだけど、この著者有名みたいだし
試しに読んでみようかなあーみたいに思いましてさ
やめとけ
890 :
無名草子さん:2008/02/09(土) 21:54:06
なんで?
普段あんまり小説を読まない人間には不向きだから
892 :
無名草子さん:2008/02/09(土) 22:36:52
>>888面白い…とは違うけど、はまる。
おれは「ライ麦」→「ねじ巻き」→「ノルウェイ」etc
だよ。 ↑で虜。
893 :
無名草子さん:2008/02/10(日) 04:40:34
ねじまき鳥とダンスダンスダンスは読み出すととまらない。
894 :
無名草子さん:2008/02/10(日) 04:49:22
普段小説読まない人がこれを読むのはキツイと思うけどなぁ
895 :
無名草子さん:2008/02/10(日) 04:50:22
普段小説しか読まない人用か
896 :
無名草子さん:2008/02/10(日) 06:21:05
そうかな?描写は簡単だからいけるだろ。ねじまき鳥。
簡単な文章で難しいこと言うから厄介だ…
897 :
無名草子さん:2008/02/10(日) 10:31:08
パン屋再襲撃
898 :
無名草子さん:2008/02/14(木) 18:39:07
笠原メイは川本真琴に脳内変換
メイたんは高校教師の頃の持田真樹
くみ子は武田久美子でいいや
900 :
888:2008/02/18(月) 04:31:15
いま第1巻を読み終えた
なんだこれは!面白いじゃないか!!
続きが読みたくて仕方ないじゃないか!
やれやれ
↑自称読書家が馬鹿にしにきたぞ
904 :
無名草子さん:2008/03/12(水) 10:49:04
はるきー
905 :
無名草子さん:2008/03/12(水) 14:46:06
かわいそうな、ねじまき鳥はん。
906 :
無名草子さん:2008/03/12(水) 17:14:57
首吊り屋敷にあった鳥の像は、題名から考えて物語の確信に関係のあるものだと思ってたのに、案外あっけなくどっかにいってしまった・・・
あの場所から出ることが出来たってことで、物事が良い方向に進んでるっていうポイントだったのね。
907 :
無名草子さん:2008/03/20(木) 04:38:41
仮縫いってなんだ
主人公の仕事は触られることなのか
それとも触ることなのだろうか
908 :
無名草子さん:2008/03/28(金) 00:35:41
笠原メイ→榎本加奈子@17歳当時。
焦茶のビキニが似合う。ちなみにブラはBカップ
909 :
無名草子さん:2008/03/28(金) 00:45:14
>>908 駄目
絶対駄目
YUIちゃんがいいお( ^ω^)
910 :
無名草子さん:2008/03/29(土) 17:34:06
笠原メイは12歳当時のジョディ・フォスターだろう。
主人公は…加瀬亮?
911 :
無名草子さん:2008/04/12(土) 01:39:18
意味わかんねーよ
912 :
無名草子さん:2008/04/20(日) 19:59:29
綿谷家には因縁のようなものがあり、それを受け継いだ綿谷昇が
クミコや姉や加納クレタを肉体的にではなく汚す、
それによってクミコの中の何かが引き出され、色んな男性と寝ざるをえなくなったり、
って、よくこんな話考えつくなぁって感心する。
でも、もうちょっと具体的に教えてほしい。
どんな力なのかとか、どうやって汚すのかとか(念力みたいなもん?)、
綿谷昇はその力を使ってどうやって性的にコミットしてたのかとか。
もちろん、そんなことを春樹小説に求めては駄目なのだろうけれど。
ねじまき鳥とか、ダンス×3は、物事の進展を、
主人公がひたすらじっと待つことによってとらえてるけれど、
そういうところがすごく好きだ。
でもそのためには、貯金が必要だ。私にはできない。
913 :
無名草子さん:2008/04/21(月) 14:30:56
>>912 わかりやすく説明すればDNAでしょ
海辺のカフカでも同じ問題を抱えていたし
>>913 >>912はそんなことは聞いてない気ガス。
>どんな力なのかとか、どうやって汚すのかとか(念力みたいなもん?)、
>綿谷昇はその力を使ってどうやって性的にコミットしてたのかとか。
915 :
無名草子さん:2008/04/22(火) 09:14:11
>>914 人の欲望につけこんでいるだけでしょ
あえて言うなら人の欲望につけこむ力
何故二度言う
ねじ巻き鳥初めて読んだのが五年くらい前だったから
どうしても、加納クレタマルタは
当時テレビに出まくってた叶姉妹に脳内変換され
綿谷ノボルは元学者、偏屈、メディア露出、
言いたい事がみえない、等から森博嗣のイメージで読んでた。
最近2回目読んだけど間宮中尉の話が一番好きかも
919 :
無名草子さん:2008/05/01(木) 14:40:37
(`・ω・´)ゞビシッ!!
920 :
無名草子さん:2008/05/04(日) 02:51:04
皮剥ぎボリスって明らかに
ボリス・ヴィアンからとった名前だよな
泡の日々か。村上氏好きそうだね。
922 :
無名草子さん:2008/05/15(木) 06:23:09
間宮中尉の井戸の光のとこ不思議。
新作、大長編だなんて楽しみすぐる。
早く読みたいよ。
なんかクミコが他のやつとやったって辺りから急に冷めてつまらなくなった
読みやすいけどそれだけだったなーライトノベルみたいに読みやすくて
ライトノベルよりかは確実に技術あるな
てす
て
928 :
無名草子さん:2008/05/31(土) 15:06:33
>>886オモロー
でもあの牛肉とピーマンを熱されてないフライパンにぼてっと
入れちゃうのはどうなのか。ハルキ小説のキャラはもっと
手際よく料理するイメージがある、まぁどんだけ言及してもいみないけどw
誰かがつくってた「100%の女の子〜」の画像はみた?あれは結構すきだったな
929 :
無名草子さん:2008/06/03(火) 01:20:14
もう逃げない 君を迎えに行く
みたいなシーンあったよね。あれ痺れた。どこらへんだっけ
さっき読み終わったけどさ、これって間宮中尉の話だけで一本の小説にしたらいいと思うんだけど。
それぐらいこの片腕のおっちゃんのお話は面白いよね。
同じく今日読み終わったんだけど誰か解説してくれ〜
いまいち
・ひとりが木に登ってもうひとりが木の根本あたりに心臓を埋めたはなし
・間宮の手紙や獣医のはなし
がどうつながってくるのかわからない(なくても話は成立しそう)のと、
笠原メイの位置づけがわからない
あと可能丸太の最後の方の扱いとかもよくわからん
わからないなりに話が完結していればいいんだけど
単に消化不良に思えるのは気のせいかな
第二部までは非常におもしろかったんだけど、
第三部がどうにもねえ。。
間宮中尉の話は面白い皮剥ぎボリスが忘れられない
少年が見る木登りのオッサン2人組のシーンは不思議なエピソードだった
933 :
無名草子さん:2008/06/05(木) 02:03:07
あの少年ってシナモンよね。
5年ぶりぐらいに読み返したんだけどクミコが最終的にとんでもないオサセになってて笑った
浮気の話は嘘だって言うから一瞬ほっとしたのに
つーか三部だけ後から書き下ろした話だったんだね初めて知った道理で雰囲気が違うわけだ
いま読み終えた
長編作品を読み終えたときの寂しさというかこの気持ちはなんなんだろうな
犬夜叉も終わっちまうし
寂しさ倍増だわ…
今教育テレビで「どろぼうかささぎ」やってるね。
937 :
無名草子さん:2008/06/21(土) 03:36:17
どんなもんだろうと思って見てみたけど
母につまんながられて5分で変えられたw
ねじまき鳥を読んでいた時期に
朝青竜問題でテレビでやたらモンゴルが見れたり
力士殺害事件なんかが起こったりして
リンクっぷりが怖かった
シナモンに、一番村上さんが反映されてる気がした。一番深いところに住んでるのが
シナモンなんだろう。
久しぶりにまた読んでみようかな
シナモンと大島さんは似ている
2部のクレタと綿谷云々で3回抜いた
2部で加納クレタが裸でやって来たのはなんで?
寒かったの?
露出癖?
それともまっさらになったというメタファー?
>>942 メタファーじゃね。
でも本人の意識としては主人公と交わってからが生まれ変わったことになってるけど。
かわいそうなねじまき鳥さん。
ところでギターの兄ちゃんは何だったんだ?
なんで2回目にあったときボッコボコにしちゃったんだ?
まだ2巻までしか読んでないけど
装備品:バット
を手に入れるためです
ギターの男もクレタと同じく、痛みを無くしてたと考えてみる
最初にろうそくに手をかざしていたのもそうかなと妄想
襲ったときには男自身、痛みのない暮らしに、頭が狂ってたとか
だから疑心暗鬼か、もしくは痛みを求めて殴られたかったかで亨を襲い、滅多うちにされたあと、痛みが無いことに対して狂ったように笑った
ってこりゃまんま妄想だな
ろうそくのところは火傷の後も残らなかったんじゃないっけ
じゃあ的外れだな
第1部読み終わったんだけどただの空っぽの箱だったってどういう事?
>>948 2部読んでれば本編の中で答えが出てくるよ
適当に面白い文章を書きながらいかに整合性を保てるかに終始しているようにみえる。
全部その場のアドリブで書いてるからウルトラC的な物語の破綻の回避みたいなのが生まれ、それが面白さをまた高めている。
それでもどうにもならない部分はあいまいに濁して投げっぱなしにしてる。
今回は戦争や政治? を書けるように頑張ってみた。くらいのスタンスだと思う。
時間の掛け方は異常だと思うけど。
井戸とか鼠とかのキーワードがでてくるのは大江健三郎の影響を受けて書き始めた名残って言うか、
その段階で身についた方法でしかないと思う。
世界をあらかじめ単純に認識しておくためのキーワードっていうか。柱みたいなもんかと。
作者を一言であらわすなら「最強のその日暮し」って感じだろう。タフだ。
951 :
無名草子さん:2008/07/13(日) 20:26:14
いま、第一部の終盤あたりを読んでるが
山本が皮を剥がされながら殺されるシーンで吐きそうになった…
心臓弱いからツラいわ、これ↓↓
>>950 俺もそんな気がしてならない。
思わせぶりな風に描いておいて後は読者に適当に想像させるっていう手法なんじゃないかと‥‥
でも安直にこう片付けるとなんだか負けた気がする('A`)
>>951 これ読んだあとすぐに普通にお昼ご飯を食べた俺は異常ですかやっぱり。
いや気持ち悪かったけどね。
でも絵や写真があるわけじゃないしただの文章だし気にしたらダメだと思って‥‥‥
953 :
無名草子さん:2008/07/18(金) 19:26:06
皮を剥ぐな!!!キモイんじゃ!!!アホ!!!
954 :
無名草子さん:2008/07/18(金) 23:06:38
綿谷昇のモデルが宮台真司って本当??
ウィキなんだけど…
それって有名だったの??
真っ先に浮かんだのが浅田なんとかってヤツだったけどなあ。
俺は両方思い浮かんでた
957 :
無名草子さん:2008/07/20(日) 14:00:47
皮剥ぎ気持ち悪い。。。この部分は小説に必要なのか???
958 :
無名草子さん:2008/07/20(日) 15:34:06
村上春樹的にはには必要らしいよ
宮台は時代が違うでしょ。
浅田の方が合うが、中性的なイメージだし
「負の暴力の血」みたいなんも感じさせないね。
960 :
無名草子さん:2008/07/21(月) 19:19:31
961 :
無名草子さん:2008/07/21(月) 20:41:53
「カフカ」の猫惨殺も苦しかった〜
残酷な暴力の描写にしろおいしそうな食べ物の描写にしろ、秀逸だわ やっぱ
村上春樹って色々投げっぱなしになってるけど、その時、可能な限りまでは追求してるよね。
そこが他のやつらとは違うところだって思った。今日。
かっけーよ。俺はついていく。
963 :
無名草子さん:2008/07/27(日) 00:19:17
猫好きだからこそのあの描写だよね。
難しいことはわからないけど、もう完璧な比喩でビシッと描写が
キマッてるのを読むと「抱いてくれ」と思う。
964 :
金神弁天:2008/07/27(日) 21:49:49
ポルノ作家村上春樹は〜勘違い文化人気取りでいけ好かない。
気障ったらしい嫌味臭いポルノなのに〜。下賤な水商売が一番合ってるんだよ。
じゃずば〜?とやらをやってたらいいんだよ。感じの悪いパープーマスター
なんかで。洋服のセンスが悪いらしいダサくて、むすっとまたは場違いそうな
お客を迷惑そうに接客する様子が最高にお似合い。
何を血迷ったか低能セックスポルノホモセクシュアル小説
を似非文学で売り込んで〜。もちろん発禁にすべき代物だし〜。
80年代後半のバブルパープー低俗物文化のあだ花の如しに乱れ狂うお粗末。
パンツの絞り汁の如し悪臭漂う春樹村上なんか〜ゴミクズって感じ。
とにかく〜マスコミ低能が〜煽り宣伝入れるのはホント駄目駄目本ってことが〜
わかりました〜。
965 :
無名草子さん:2008/07/27(日) 22:06:43
お前がすげーどうでもいい存在だということはわかった。
ギイイイイ
967 :
無名草子さん:2008/08/14(木) 17:33:17
10年ぶりに読み返してみた。
昔はこの作品は良くわからないけどおもしろい小説として読んだ。
でも今よむととても奥深い作品ということがわかる
皮剥ぎボリスがシベリアの収容所で権力を持った世界というのが
このネオリベラリズム世界そのものに思えた
968 :
無名草子さん:2008/08/19(火) 23:38:03
とりあえず第2部まで読んだ。
で、一気にファンになった。
なんか今まで読んでた本がなんか色褪せて思える。
とは言ってもとてもまともな本を読んで来たとは言えないけど
ageてしまった……
970 :
無名草子さん:2008/08/20(水) 01:17:16
折れも混ぜてくれ
じゃ俺飲めないから注ぐ役
じゃあ俺も飲めないから造る役
974 :
無名草子さん:2008/08/21(木) 23:00:12
読み終えた!
グッドエンドで良かった!
全体的なイメージは「水」って感じだった
975 :
無名草子さん:2008/08/22(金) 01:32:07
じゃあ水飲むか
折れも混ぜてくれ
今3巻まで読み終わったよ。
いやあ面白かった。その後が気になるところではあるけど。
メイ可愛いよメイ。
978 :
無名草子さん:2008/08/30(土) 00:53:23
メイとかまた配役の想像を掻き立てられちゃうよね。
「ダンス3」のユキとかも。
979 :
無名草子さん:2008/08/31(日) 04:10:32
>>877私の中では
レオンの頃のナタリーポートマン
980 :
無名草子さん:2008/08/31(日) 04:19:31
綿谷ノボルって小泉純一郎の家族とかぶる。
中身がありそうで空っぽだし、親も政治家だし、何でもする秘書もいるし、
バツイチだし、お姉さんいるし、
お姉さんの娘さんが、戸籍上小泉純一郎の妹になったりで訳ありっぽいし。
どう?
981 :
無名草子さん:2008/08/31(日) 19:17:48
確かにいい意見だね
俺は綿谷ノボルというのは電通の象徴的な存在と思っていた
綿谷ノボルというのは村上春樹のイラストレーターの
安西水丸の本名からとったと聞いている
安西はイラストレーターになる前に
電通に勤めていた
中身がありそうで空っぽで血族を重視し、大衆を扇動し・・・・
電通クオリティーにそっくり
982 :
無名草子さん:2008/08/31(日) 21:16:53
やっと読み終わった〜。一気読みでまだ頭がボーッとしているけど。
現在一時的に無職の私としては、主人公の1日の流れに共感できたな〜。
読みながらあれこれ考えてしまった。
バットは暴力の象徴か、とか、
ネコのワタヤノボルはあの綿谷ノボルの不思議な力の象徴か、とか。
(飼いならしてた時には何もなくて、いなくなってから不思議なことが起こり始めたから。)
もう一回読みたい作品です。
私にこれを勧めてくれた人は「何かを感じてくれたらいいな」って言ってたけど、
感想は一言では表せないくらい、いろいろな事を思った。
983 :
無名草子さん:2008/09/01(月) 02:05:07
>現在一時的に無職の私としては、主人公の1日の流れに共感できたな〜。
「ねじまき鳥」とか「ダンス」の主人公とか「カフカ」の星野ちゃんみたいに、ルーチンワークから一時離れて、
ちょっとバカンスやニート的生活してるの、超あこがれる。『今までまじめに働いてきたし、三ヶ月暮らせるくらいの
金ならあるのだ。』みたいなww
現在自転車操業的バイト生活の私としては、春樹キャラのあの要領の良さは惚れ惚れするわ〜。
>>978 ユキは、子供時代の後藤久美子だな。
最近では・・・・・最近の子は判らない。
985 :
無名草子さん:2008/09/01(月) 19:48:40
>>984 >ユキは、子供時代の後藤久美子だな。
それは吉本隆明も同じことを言っていたそうだれど、
「DAYS JAPAN」*誌上のインタビューで、村上は否定していました。
(掲載時期は昭和天皇が崩御された頃です。731部隊についての記事が
掲載されてました。)
*講談社が昔出版していた月刊誌「DAYS JAPAN」。現在出版されている
同名の雑誌の前身的存在だけれど、同一のものではない。
986 :
985:
>>985に補足
村上春樹は、国民的美少女として一世を風靡していたゴクミのことを
(当時は)全く知らなかったそうです。
もしかして、春樹が後藤久美子を見る機会があったとしたら、
「僕の小説のキャラクターにそっくりですね」と思ったかもしれないですね。