832 :
無名草子さん:
おまいら、何故書斎さんの話しを無視する?
無知蒙昧な大藪ヲタどもを啓蒙しようと御自ら出向かれたのだぞ!!!!!!!
臣下の礼をとるのが当然の礼儀だろう?????????????
833 :
無名草子さん:2005/11/03(木) 22:13:48
そうだそうだ!!!!!!
ミステリ板住人さんの論考を無視する者は恐ろしいタタリに見舞われるぞ!!!!!!!
834 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2005/11/03(木) 22:15:25
>以前は小説家としての大藪ファンはいたろうが、まず全国区知名度ではない
こんな重大な事実誤認をしている者を相手にしても仕方ないという気もしている。
まあ、角川映画しか見ていないような奴なのだろうが。
結論から言えば、角川が映画とのメディアミックス戦略により、
忘れられた本格ミステリの大家である横溝正史ブームを起し、森村誠一の知名度を
飛躍的に高めたのは事実である。
だが、既に当時の第一線の作家であった、木彬光(横溝、森村の「ギルティ3人組」で
CMを打つも、木ブームは到来せず)、大藪春彦の場合は、この戦略は成功した
とは言い難いものがあった。
そもそも、大藪氏の場合は、「蘇える金狼」映画化前から、徳間ホットノベルス(新書)
も大量に刊行され、コーナーまで出来ている書店があったくらいであり、
決して角川頼りの作家ではない。
この点で、ほぼ角川頼りの横溝、森村の例とは異なるものがある。
角川で映画化された大藪作品に目を転じて見ても、「野獣死すべし」「汚れた英雄」は
大藪作品としては失敗作であり、実は「蘇える金狼」も松田優作の新作アクション映画
という受け取られ方が多数であった。
この事実を鑑みると、後に言われるほどには、角川映画が大藪作品の新規読者獲得に
さほど貢献したとは思えないのである。
横溝作品は角川映画のヒット、シリーズ化と本の売れ行きが相乗効果を成していたが、
大藪作品に関しては、そうはいかなかったようである。