「天国にいちばん近い島」の作家・森村桂さんが死去

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501無名草子さん
懐かしくなって、当時買った料理本も引っ張り出してみた。
昭和54年「タルト・タルトレット」(主婦の友社)を見ると
料理指導の先生、ヒデとロザンナのロザンナ、デンマークのいち主婦、
みんなバターをかき混ぜる所から手のみでタルトの皮を作っている。
これをケーキ作りに取り入れたのかな?
ティールームを始める前は手で生地を混ぜてるなんて知らなかったよ。
502無名草子さん:04/10/04 08:58:52
皇室と吉永小百合…。ある意味対極にある人々との交友関係がすごい。
503無名草子さん:04/10/04 08:59:14
あーー!それ持ってるよ!
この頃はヒデも元気でエプロンかけてタルトのお手伝いしてたのねー。

ふう〜む、そっか、桂さんのお菓子本でお菓子作りに目覚めた人って私以外にも
たくさんいたんだ、、、
桂さんはやっぱり書くことが天命の人だったんだね。
実際アリスの丘のケーキがおいしかったのかどうか私は知らないけど
本を読んでおいしそう!お菓子を作ってみたい!って多くの人に思わせる才能は
あったんだよね。
504無名草子さん:04/10/04 09:19:30
「おいで、初恋」
の瑞々しい作者が
死んでしまったんだね。
505無名草子さん:04/10/04 09:30:15
タルトの皮を作る時は、粉の中に細かくしたバターをひねり込む事が必要だしね。
あれはどっちかっていうと、うどんとかそばをうつのに近い作業だ。

でも、普通カトルカールだのの種を混ぜる時はヘラを使う。
何故なら、こねたら小麦粉のグルテンが出て焼くとごちごちになるから。
森村さんは粒子が荒いフランスの粉でやってたんで、そのグルテンの生成が鈍かったんだろう。
(そういや、そのフランスの粉でうどんをうったらどうなるんだろう。こしがない、ぼそぼそになりそうだが)
506無名草子さん:04/10/04 11:52:17
ごちごちで思い出した、ロックケーキ。
507無名草子さん:04/10/04 12:27:36
アリスの小路ってケーキもあった。
中が迷路の様になっているんだとか。 有名なパテシエも作り方が解らない
ってうなったらしいよ。
 私って全然、カントリーとかメルヘンとか縁がないけど、もしも軽井沢と
いう場所でケーキ屋さんを開くとすれば・・やっぱりメルヘン調にしてしまい
そうだ。 そういうのが似合う場所というか。
 
508無名草子さん:04/10/04 12:29:10
>>489
あのー、手ごねの是非じゃなくて、単に桂さんのバナナケーキがまずかったという
だけの話なんですが。
「嫌なら食べるな」って傲慢というか矛盾してる。食べなきゃ味は分からない。
勿論リピートする気もなかったけど。

つーか、「観光地のちょっと有名な喫茶店のケーキがまずかった」というだけの
感想に、なんでいちいち「でもね」と反論したがる人がいるんだろう?
この作家にも信者がいるのか。
509無名草子さん:04/10/04 12:39:04
>話合いによる離婚ではなく、ある日突然、忙しくバタバタしている
>森村さんの前に、離婚届を差し出してサインするように促した。
>離婚のことなんか頭になかった森村さんは、いつものイヤがらせ
>と思い、修羅場に発展しないように、或いは弾みですんなりサインした。
>森村さんがサインしてしまったことを全身全霊で後悔し、
>あちこち泣きついて必死に復縁の方法を探している間に、
>相手はさっさと再婚し、まもなく子供も生まれた。

これチョット違うと思いますよ。

12月下旬暮らしの学校の卒業式の朝に山下氏が離婚届を持ってくる 
山下氏は実家の相模原に帰って桂からの電話を待つが、電話はこない。
桂の方は、当日の遅い時間に区役所に電話して「不受理度明日だしたらどうか」
と言われ、不受理届けの制度を知る。(実際提出はしない
離婚届、2月の上旬に提出される。
6月桂が山下に復縁の電話をかける(背後に誰かの気配を感じる
7月に山下再婚。

510無名草子さん:04/10/04 13:02:25
>509
お詳しいですね。
山下「氏」に対して桂、ですか・・・なるほど(w
511無名草子さん:04/10/04 13:26:34
>>509
>12月下旬暮らしの学校の卒業式の朝に山下氏が離婚届を持ってくる

バッカじゃないの〜〜!!!
512無名草子さん:04/10/04 13:35:37
>>511
『それでも朝はくる』にそう書いてあったような。
513無名草子さん:04/10/04 13:49:07
離婚届持ってきたのは前日の朝。そして卒業式の当日荷物取りに
来たんだよね。その後なら桂さんは暇になって余裕が出来るってこと
わかってて一番大変な時にぶつけてきたんだよね、山下。
514無名草子さん:04/10/04 13:55:28
少しは改心したんだろうか。
515無名草子さん:04/10/04 14:25:29
そんなに別れたくないのだったら不受理届けをすればよかったのにね。
こういっちゃなんだけど、大恋愛ってわけでもないのに、たかが結婚で
ここまで騒ぎ、離婚でここまで未練やら憎悪を書き連ねる人って文筆家
では珍しいと思う。
516無名草子さん:04/10/04 14:33:51
この人
初体験は絶対に結婚相手と結婚初夜に
て書いてた。
どんなに好きな人がいても結婚相手の為に
絶対に取っておけ
なおかつ初夜までおあずけ
道徳的、乙女チックに書いてあったけど
要は自分を高く売りつける戦法だなと。
中学生でキスもしたことなかったが
案外ずるい人なんだと思ったのを覚えてる。
517 :04/10/04 14:43:52
処女の価値が今の人とは絶対的に違うよ。
森村桂と同世代かちょっと上くらいなら(70歳前後)
映画館に兄弟といっただけで
お嫁に行けなくなる可能性があったんだから。
誇張した話じゃなくてホントよ。
518無名草子さん:04/10/04 14:44:03
>>508
作者もキモイが信者はもっとキモイということで。
ほんといちいち「でもね」なんて自己防衛と自己肯定しつづけるから女友達の一人もいなかった作者とだぷる。
このひとの感情はいつもいつも一方通行。
519無名草子さん:04/10/04 14:47:35
復縁したいなら自分で、自分の力でなんとかすればいいのに
そんなプライベートなことでも身近の人間をあの自分勝手な論理で使いまくったひとだから
どこまでいってもひとは自分に何かしてくれて当然、のひとですよ┐(´д`)┌
520無名草子さん:04/10/04 14:54:21
>>517
森村さんは都内出身ですよね、ずっと学習院の。
私の母は森村さんの一学年下でやはり学習院でした。
高校生の頃は友達と映画に行くのに
兄(私の伯父)がよくボディガードについていったと聞きました。
兄弟とお芝居を見て銀座でお茶を飲んでも
誰もお嫁にいけなくなるなんて言わなかったようですが。
森村さんはその後出版社でアルバイト等始めて男性カメラマンや
同僚とコンビで取材に出たりしていたそうですね。
彼女の行動は世間的に見たら
本人の処女観と矛盾しているように思えますが。
521無名草子さん:04/10/04 14:54:37
やっぱり池上のお家は「財産分与」という名目で山下に渡ってしまったのだろうか。
522無名草子さん:04/10/04 14:54:44
このスレの住人が「それでも朝はくる」を読んだのは
ほとんどが20歳になる前だと思われ。
細かい部分はウロ覚え、あるいは忘れてしまっても
山下氏が離婚に際してはひどい人だったというのは、
鮮明に記憶に残っているみたいですね。
523無名草子さん:04/10/04 15:08:22
>>518
あなたもかなりきもい。
女友達一人もいないとかなんでわかるの?
そんなに粘着する理由はなぜ?
524無名草子さん:04/10/04 15:17:42
「暮しの手帖300年記念号」に寄せてた森村さんの文章には
親友のナントカさん(手元にないので失念)の父親が「暮しの手帖」の執筆陣のひとりで
そのツテで入社した、とか書いてあったから、友達はふつうにいたんじゃない?

と、著書1冊も読んでないけどカキコ
525無名草子さん:04/10/04 15:19:52
>>520
ずっと学習院じゃないですよ
編入してますが?
526520:04/10/04 15:21:25
はい。
小学校編入から大学までずっと
という意味でした。
失礼致しました。
527無名草子さん:04/10/04 15:25:54
>521
誰も知らないのかな?
真相。
まさか前夫の言い分が通るとは思わなかったけど、
あのあと、どの著書にも、裁判に勝った、とは出てないし。
ってことは、負けて取られたのか?
家。
528無名草子さん:04/10/04 15:26:45
軽井沢に引っ越してからのエッセイって女友達があまり出てこないよね。
(皇后様くらい・・・)
男の人はいっぱい出てくるのになぁ。
529無名草子さん:04/10/04 15:28:30
>>522
お気に入り用の本棚から掘り出して、パソの横に「ソレ朝」「12時」
を積んであります。
>>523
ホラ、あれですよ、あれ…
530無名草子さん:04/10/04 15:30:56
>527
桂さんのかつてのおうちの近所に住んでました。
家は桂さんが病気で療養費のために売ったそうです。
前夫への財産分与どころではなく再婚時には借財があったようです。
531無名草子さん:04/10/04 15:36:20
うーん、、、裁判になったら夫が勝つとは思えないんだけど。

あの言い分が通るとも思えないし。

結局裁判を避ける形で、桂さんが家をあげたってことはあり得るよね。

でもうちの母(桂さんと同年生まれ)、「家をあげたならあげた、って著書の中ででも書くんじゃない、
その方がカッコイイもん。あげてないよねきっと。」だって。
532無名草子さん:04/10/04 15:38:10
>>530
再婚時に借財がある人に
財産分与を要求する前夫?
訳わからん。
533無名草子さん:04/10/04 15:44:46
>532
借財があろうが無かろうが関係ナイ!
俺は金が必要だからネタ代寄越せや!ゴルア!!くれるまで騒ぐぜ?いいのかよ?
ゴロツキ主張でしょう。
534無名草子さん:04/10/04 15:45:48
>>528
ブライダル講座って本は、Mさんとの新婚当時の本で桂さんだけ軽井沢に
住んでMさんが週末だけ来てた時の本だけど、女友達の話結構出てきてます。
 女の友達とハワイに行く話しで盛り上がって日にちも決まったのに、Mさん
が「僕が一緒じゃなきゃだめだ」って言われた、とか。
 クラス会の事や、旧友コダさんの事なんかも書かれていますよ。

535無名草子さん:04/10/04 15:50:38
>>530さん、お話アリガトウ。
やっぱり、借財があったんですね、あの谷口の浪費っぷりじゃ
いくら印税があっても足りないだろうと思ってました。保証人とかね
だって、「妻の遺産で返すから」と借金して回ってたんでしょ>谷口

その後のティールームの吝嗇についてカキコが出たけど、恐らく
桂さんはお金が潤沢じゃないんだろうな、と思っていた。
だから薄いコーヒー安いブランデーだったんだろう、と。
ベストセラー作家の時代に蓄財剤しておくべきお金は前夫に
使いこまれ、著書は殆ど絶版、現夫のお金の苦労がしのばれます。
それを精神的に安定していない桂氏にいえなかったと思うし。
536無名草子さん:04/10/04 15:52:18
あれだけ幸せな結婚について書いたのに、身一つで出て行かれたってのは
ある意味屈辱だろうから、財産分与要求に関しては森村さんの一方的な
文章だけでは信じられないかも。

療養によって借財ができたんじゃなくて、原野商法か何かにひっかかったの
では?
537無名草子さん:04/10/04 15:55:39
林真理子んとこも似たようなケースにならなきゃいいけど。
538無名草子さん:04/10/04 15:57:35
「それでも朝はくる」によると
最初は(二郎の再婚が発覚する前)池上の家を処分して借財の方整理して
残額を二郎のマンションの頭金にするから「貸してくれ」と言ってきたみたい。
その後、森村さん再婚の噂を聞きつけて他人の物になるならば・・・
と「財産分与」を言い出した模様。

どこまでも嫌な男だ>二郎
539無名草子さん:04/10/04 16:37:55
>>534
>旧友コダさん

な、な、なつかしい!
私、森村さんの本に出てくるこの方が大好きでした。
540無名草子さん:04/10/04 16:38:36
HA〜〜。。。「それでも」上下とその後、再び全部読み終えました。
桂さん、M・一郎さんのことは好きになって結婚を決めたわけじゃなかったんだね。

昔読んだ時はそんなもんかな、と深く考えなかったけど今読むとすごく疑問、、、。
最初の夫と不本意に別れて苦しんだのは事実だろうけど、なんで好きでもない人と
再婚しようと思ったんだろう。
こういうのは恋愛至上主義に反しないのかな。
541無名草子さん:04/10/04 16:39:17
コダはいい奴だと私も思ってた。
542無名草子さん:04/10/04 16:40:03
>>535
「妻の遺産で返すから」
すごい言い方ですね。
いくら病弱でもどちらが先に死ぬかわからないのに。
543無名草子さん:04/10/04 16:51:15
>>539 541
そのコダさんは、その当時ですが結婚生活も幸せそうで、東京で
お家を新築したばかりとのこと。 ご主人が朝帰りした日に、たずね
びとと紙にご主人の似顔絵や特徴を書いて外に貼り出し、それにびっくり
した主人は朝帰りしなくなったのだとか。
 相変わらず変わってなくて幸せそうだと書いてます。
良い友人を持ってるよね。。
544無名草子さん:04/10/04 17:24:35
お父さんの亡くなった年のお正月はお節も年賀状もなく寂しかったので
コダさん宅に遊びに行ってお正月気分味わったらしいですね。
545無名草子さん:04/10/04 17:26:09
もう1週間近くなるが、まだ続いてたんだなこのスレ。
森村関連スレを読んで、「それでも朝はくる」と「天国にいちばん近い島」
を図書館に予約してそろそろ受け取りに行くのだけど、
やっぱり天国よりは「それでも朝はくる」のほうを先に手にとり読んでしまうんだろうなきっと・・・・
546無名草子さん:04/10/04 17:48:31
亡くなった後もう一度作品に目を通してレスつける人が多いからだと思うよ
私もそうです。
547無名草子さん:04/10/04 17:54:01
>>535
もし例えお金に困っていて劇薄コーヒーを出したとしても、かなりおかしいと思う。
お客は出した金額に見合った品質のよさやサービスのよさを求めて当然だし、
商売としてまっとうな事をしてない店はどんどんつぶれてほしい。
 例えば、懐事情の良くないラーメン屋に入って劇薄スープに半玉しかない麺を入れたものを
プロパーな値段で納得して食べられますか?
劇薄アメリカンや3杯の紅茶につき一ティーバッグ使いまわすなんて、有名人が経営してる
のだからという、とんでもない甘えですよ。


548無名草子さん:04/10/04 17:58:21
古くからの読者なら知ってると思うが
森村さん友達は男も女も普通の人の何倍か、いや下手すると
何十倍もいるじゃないか(w
549無名草子さん:04/10/04 18:10:32
友達友達連呼している寂しさ
550無名草子さん:04/10/04 18:10:51
>>547
薄いコーヒーから窮状が察せられる、と書いただけでそれがイイコトとは
書いていません、地方在住で軽井沢にいけたわけじゃないし。

でも、もし行けたらマズかろうが薄かろうが1,000円払って行きたかった
そして桂さんの顔を見て安心して帰りたかった。
551539:04/10/04 18:16:39
>>543
コダさんらしいエピソードで、笑わせていただきました。
今ではお孫さんなんかもいらっしゃって、
でも若々しく、素敵な奥様として暮らしておられる
と思います。

森村さんのことでは、さぞかしお辛い思いをされている
ことでしょうね。
552無名草子さん:04/10/04 18:31:41
つぶれるような店ならとっくにつぶれてただろうにね。
今年で19年目か。続いたことよりも、桂さんが店に出続けたことが
すごいと思う。有名人の店って本人は開店当初しか店に来ない店が
多いじゃない。そのうち人にまかせていつのまにか閉店してしまう。
553無名草子さん:04/10/04 18:45:43
森村さん、シーズン中しかお見えじゃなかったですよ。
御菓子を作るのも、シーズン中の週末とか限られた時だけだと思う。
554無名草子さん:04/10/04 18:52:57
土日祝は他の仕事がない限り来てました…が病気がちなので
来られないときも多かったのです。病気が重くなってからはとくに。
555無名草子さん:04/10/04 19:13:08
>>547
そんなショボイといわれる内容のケーキセットにもそれなりの高いお金を払ってくれるお客さんがいて
そういう店が続くというのは豊かな国ならではだね。飢餓が国家ぐるみで問題になっている国ではこうはいかないw
ただこのスレの中で読んだ限りではそんなに儲かっているというわけでもなさそう。赤字だったりして
556無名草子さん:04/10/04 19:16:29
>>550
> でも、もし行けたらマズかろうが薄かろうが1,000円払って行きたかった
> そして桂さんの顔を見て安心して帰りたかった。

あの店に出向いて森村さんに出会えた人はラッキーな部類だったと思う
彼女が店にいるのも時期によってはまれだったらしい
会えなかったという人も多いからね
557無名草子さん:04/10/04 19:30:37
90年代後半からですね、会いにくくなったのは。
入退院がくりかえされたから。。・゚・(ノД`)・゚・。
558無名草子さん:04/10/04 20:02:10
つい先ほど終わったテレ朝の「皇室スペシャル」番組で、
生前の桂さんの映像と、現在の三宅一郎さんの映像が拝見できました。
M一郎さん、お優しそうな方でした…。
559無名草子さん:04/10/04 20:05:51
い、今見た?皇室の特集番組みたいので写ってたよ桂さん。。。
わーん、桂さんTVで見るの10年ぶりくらいだよ泣いたよ、、、
M一郎さんもけっこういい人そうだった、まちがって死んじゃったけど
ほんとは幸せだったと思いたいよ。

ピンクのオーバーオールは着てたけどカツゼツはすっかりお婆さんぽくなってた、
ああ桂さん、いつかアリスの丘にお線香あげにいきますから。
560無名草子さん:04/10/04 21:06:03
私もM.一郎さん初めて見ました。
本当にやさしそうな、感じのいい人ですよね。

桂さん、お骨になっちゃって…(涙)
561無名草子さん:04/10/04 21:09:54
見た!見ました!M一郎さん私も初めて見ました。
優しそうですね。良い方にイメージが裏切られましたw
優しい目に惚れたんですもんね。
 桂さん、思ったより老けておられる。 同年代の人よりお婆さんぽい
ですよね。 やっぱり美智子皇后、お花贈られてる。
2ショットの写真は、桂さんとびきりの笑顔をしてましたね。
 ケーキも美味しそうだった。 ここでなんと言われようが感想は人それぞれ
・・食べた事ないけど、美味しいって言ってる人も多数いらっしゃるんだし、
好みなんだなぁと思う。
それにしてももう一週間かぁ。毎日考えてる気がする。
562無名草子さん:04/10/04 21:28:15
さっき皇室特番で、亡くなる6日前の桂さんを見ることができました。
ご自分が大変な時だったのに、皇后や雅子さんのことを思いやりのある言葉で
話されていた桂さんの姿が今も目に焼き付いています。

髪を縛って手ごねケーキも作っていました。いつかあのお店に行ってケーキを
食べたいと思っていたのに、もう食べることができないなんて残念でたまりません。

桂さんの遺影に美智子さまからの白い薔薇が飾ってありました。
美智子さまは桂さんに電話をして、よく相談していたと言っていました。
美智子さまほどの方の相談を受けるほど桂さんは信頼されていたんですね。

今日は良い番組を見ることができて幸せでした。
563無名草子さん:04/10/04 21:34:19
ほんと一週間だねー、、、考えてるよ私も。
ここや本やTVや、いろんなの見ては涙が出る。
さっきTVで見たらもうホントにケーキがおいしくても
まずくても関係ないや、って思った。
どっちにしても私にとっての森村桂さんはこんなに
忘れられない人になってたんだ…
直接知らない有名人や芸能人が死んで何日も悲しいのが
止まらなかったなんて過去にあったかなあ。初めてだったかも。
564無名草子さん:04/10/04 21:50:48
こんなに共通の想いを持ってる人がいるのですね。
こんなことなら、桂さんの生前に皆さんでオフ会して
アリスの丘のティールームを訪ねるツアー
でもしたかったですね。 
565無名草子さん:04/10/04 21:51:05
皇太子の婚約式の時にも、ご成婚の時にも美智子様からケーキを頼まれたと
言っていたね。もう食べられないなんて寂しいな。
566無名草子さん:04/10/04 21:59:54
 空飛ぶフーヨーハイで、ディナーもされたそうだ。
そこで美智子皇后が弾いたピアノの音色から 星のオルゴール
というお菓子ができたそうな。
567無名草子さん:04/10/04 22:02:47
ああ、やっぱりスゴイ人だったんだな。
568無名草子さん:04/10/04 22:03:31
>>562
亡くなる6日前という事は21日という事?
23日に入院しているから、取材を受けた直後ですよね。
色々気を使って疲れてしまったのだろうか・・・
569558:04/10/04 22:15:54
今日の皇室関係の番組、多くの方がご覧になっていたのですね…。
ケーキ作りをしてる元気な頃の桂さんの映像を見て、胸がいっぱいになりました。
美智子皇后からも薔薇の花かごが贈られていて、なんだかじーんとしてしまいました。
570無名草子さん:04/10/04 22:24:36
否定的な意見を聞きたくない人って「感想は人それぞれ」という言葉で
耳にフタするのが常套だよね。当たり前の事いちいち言わなくていいよ。
どのレスとは言わないけど。
571無名草子さん:04/10/04 22:54:29
残念、見損ないましたorz
みなさまレポートありがとうございました (´0`)/
572無名草子さん:04/10/04 23:17:59
「それでも」を図書館で借りて、読んでいます。
読んでいて、すごく息苦しいです。わたしも結婚前にDV男と付き合ったことが
あって、そのときのつらさがよみがえってきました。今みたいにDVが犯罪と
して認知されていて、桂さんにも「あんたは悪くない!」と励ましてくれたり、
DV夫と別れて一歩を歩き出すために応援してくれる友達がいたら、こんなに
つらい想いを抱えなくても済んだのに・・・と胸がいっぱいです。なにより、
早い時期で「幸せそうな文章を書いてるけど、ほんとうはね・・・」と周囲に
助けを求められたらよかったのに・・・。

けど、「アリスの丘の物語」(初版1984、新版1990)に「こんなに願いが叶うなら、
離婚前にお願いに来ていたら、離婚しなくて済んだのに」みたいな記述が
長々としてあって、桂さんは前夫の呪縛から逃れられなかったのかと、
落ち込んでしまいました。実家の母の持っていた独身〜新婚時代のエッセイ
しか読んだことがなかったので、なんだか気持ちの整理がつきません。
自分語り、スマソ
573無名草子さん:04/10/04 23:30:30
皇后様は森村さんによく電話して、色々相談されたりもしていたと
いうことだけど、皇后様は口に出されなくても
森村さんが抱えている悲しみみたいなものを察知されていて
実は、そういう形で一生懸命森村さんを励ましておられたのだと思う。
574無名草子さん:04/10/04 23:33:44
>572
うん…桂さん最初の夫には惚れてしまっていたんだよね。
男女の間って傍から見るとほんとに謎だよね。

死ぬときまでモト夫のことが心の片隅にあったのかも、、なんて考え出すと
私もかなり凹む。
読者としてすごくたくさんのものを桂さんからはもらった気がするもの。。。
575無名草子さん:04/10/04 23:36:08
当たり前の事ならスルーすれば良いでしょ。
どのレスとは言わないですけどw
耳にフタしても目から入ってきますから。 残念!
576無名草子さん:04/10/04 23:41:22
>>572
幸せ風作品でも決して嘘は書いていないんだけどね。書き方で明るく
表現してるのね。「ふたりは二人」のあとがきでも
「本当は主人は癇癪持ちのとても怖い人でした。私は自分を励ますために
夢を書いていたのです」といった告白があります。

「愛という魔法のお菓子」(初版単行本は「転婚時代」)でもその実態が
ある程度告白されています。暴力については出ていませんが編集者の
求めるものは明るく楽しいものだったでしょうから書けませんよね。
周囲の人は桂さんの苦悩に気が付いていたはずですが夫婦のことには
口をはさめなかったのかな。

何がいいたいのかというと桂さんは幸せ風作品では嘘ばかり書いていた
わけではないということです。注意深く読めばやはり変な夫だとわかります。
577無名草子さん:04/10/04 23:48:03
そだそだ!!スルーしろっての。
当たり前のこといちいち当たり前だって言わなくていい。
どのレスとは言わないけどねーーーっだ。
578無名草子さん:04/10/05 00:00:57
>皇后様は口に出されなくても 、森村さんが抱えている悲しみみたいなものを
>察知されていて、 実は、そういう形で一生懸命森村さんを励ましておられた
>のだと思う。

私もそう思います。今回のことは美智子さま本当に残念に思われているのでは
ないでしょうか。
579無名草子さん:04/10/05 00:04:49
>>578
頭悪そうな書き方やめろ
580無名草子さん:04/10/05 00:29:57
>>579
シッ、シッ!!!
581無名草子さん:04/10/05 00:33:46
>>574
なんか、桂さんが好きだったのは前夫ではなくて、「前夫を一生懸命愛している
自分」というか「婚約時代の幸せな自分」だったのかな・・・なんて思ったりもします。

>>576
まだ子どもだったから、そういう機微はわかりませんでした。けど、真相を
知ってしまった今、幸せ作品を読み返したら、また苦しくなってしまいそう。
ほんとは、夫が暴君であることも結婚生活が不幸であることも気づいていた
けど、それを誤魔化し自分を励ますために、結婚生活の幸せな部分を強調して
拡大させて作品を書いていたのかもしれませんね。またまた自分語りスマソ
ですが、わたしもDV男と付き合ってるときは、周囲に「こんなに愛されてる自分物語」
をして、「自分はほんとうはこんなに幸せなんだ」と必死で自分にいいきかせて
ました。自分が理不尽な目に遭っていることを愛で正当化しようとしてました。
やっぱり、「夫婦のことは夫婦にしかわからない」というのが強すぎた時代だった
ので周囲も介入できなかったのでしょうか・・・。
「原稿を早く仕上げるために、奥さん、すみませんが数発殴られてください」
なんていった井上ひさし担当編集者みたいな鬼畜が担当でなかったことを
祈ります。
582無名草子さん:04/10/05 01:01:55
こんなこといったら怒られちゃうかも知れないんだけどね。
DV男と暮らす、被虐待妻って何となくどの人も似たような匂いが
あると思うの。ある種のご都合主義というか、暴力が刺激になって
もっと大きな根本的な問題からお互いに目をそらしているみたいな。
ある種の依存っていうか、激しい感情の応酬がないとお互い生きてる
ような気がしない特別間柄と思い込んでるっていうか。
別に大したことない男女なのにさ。

別れて憑き物が落ちたように、普通の相手との感覚に沿える人もいれば
平穏な生活になると、ぽっかり穴が開いたように感じる人もいて
後者は結局同じことを繰り返したりするような気がする。ナルシズムの
一種なのかもしれないけど。
前者が前夫君で、後者が森村さん(穏やかな相手に恵まれてるけれど)
のような気がしてしまうなぁ。
583無名草子さん:04/10/05 01:03:48
今回の訃報に関して大林監督がコメントを出していた。
 芸術は現実を描くことも大事だけど、願いを描くことも大事
(一字一句合ってないだろうが)と生前言ってたのが忘れられない・・
と。 桂さんの本やお菓子や絵は、願いに満ちていたのかも。
584無名草子さん:04/10/05 01:15:16
>>582
ものすごく的を射た分析だと思います。
わかりやすい説明、ありがとう。
585無名草子さん:04/10/05 01:42:53
>>582
それとはまた別に、森村さんの場合「離婚は罪」っていう妙な観念に
縛られてましたね。あの観念がいつ取り付いたのかがわからないんだけど。
586無名草子さん:04/10/05 02:10:59
>572
>けど、「アリスの丘の物語」(初版1984、新版1990)に「こんなに願いが叶うなら、
>離婚前にお願いに来ていたら、離婚しなくて済んだのに」みたいな記述が
>長々としてあって、桂さんは前夫の呪縛から逃れられなかったのかと、

それって、再婚相手に失礼では?
587無名草子さん:04/10/05 02:21:39
>>586
M氏はそういうことはすべて承知の上で結婚してくれたそうです。
588無名草子さん:04/10/05 02:35:06
M氏に会えた事は桂さんにとっては、本当に良かったのでは・・
と私は思う。
それでも朝はくる、壮絶すぎて読むのがツライ。
あのまま一人で居たらどうなっていたのだろう。
589無名草子さん:04/10/05 03:07:20
糊呑み屋が店に来た時も
あの透明感あるコーヒーOR不味い紅茶を
お出ししたのだろうか、他の客と同様に。
590無名草子さん:04/10/05 03:09:44
女ってのは気持ちの悪い生き物だね
591無名草子さん:04/10/05 05:44:44

どのレスとは言わないけどね
592無名草子さん:04/10/05 07:32:56
>>582
「共依存」ってヤツでしょうか…。>桂さんと前夫の関係
593無名草子さん:04/10/05 08:09:17
このスレ住人皇室特番見てる人が多くって驚いた。
リアルで大ブレイクしてたの知ってる50代の人が多いのだろうか?
594無名草子さん:04/10/05 08:11:09
一日の間にすごいレスですね。私もテレ朝見たかったなあ。

>>505
>タルトの皮を作る時は、粉の中に細かくしたバターをひねり込む事が必要だしね。
>あれはどっちかっていうと、うどんとかそばをうつのに近い作業だ。

いや、その本ではバターを細かくしないパートシュクレも、指でバター、
砂糖、卵を練り、粉と均一になるまで混ぜるというやり方でした。
冷蔵庫から出したてのバターを素早く混ぜ合わせるには指でやるのがいいと
いうのが理由。ロザンナのタルトも同様。

>でも、普通カトルカールだのの種を混ぜる時はヘラを使う。
>何故なら、こねたら小麦粉のグルテンが出て焼くとごちごちになるから。

最近ではケーキが膨らむためにはバターや卵に抱き込んだ気泡の状態が
重要で、適切にホイップし製菓用の薄力粉を使えば、サックリ切るように
混ぜなくてもよくふくらむ事が分かっています。パウンドやスポンジの
生地はツヤが出るまで時に80回以上も混ぜて均一な状態を作ります。
おっしゃる通り、普通はシリコンヘラを使いますけどね。

スレ違いでごめんなさい。
手で混ぜる=捏ね回す と思ってらっしゃる方もいるみたいだったので。
595無名草子さん:04/10/05 09:18:59
「それでも」だけでは鬱になるから、「12時の鐘が鳴るまで」を合わせて読むようにと、
他スレで教えられました。「12時」で鬱が治るかと思ったら、
・「前夫はいいけど、M・一郎は・・・」(行動とか性格とか)みたいな叙述がたくさんある
・前夫との電撃婚を越えるスピード婚をしようという一念でいっぱい
で、かなり落ち込み、

「ああ、この約束を山下二郎氏としていたら――。ほんとうの一生をあげた、
私のただ一人の夫、山下二郎氏に、たのんでいたら――。私は、こんな
男と再婚なんかしなくてよかったのだ。」(p53)

で、がっくり落ち込んでしまいました。_| ̄|○
ちなみに、わたしのPCは「病ました二郎」と事実に沿った変換をしてくれます。
596無名草子さん:04/10/05 09:24:52
>>594
残念ながらケーキ関連の本は読んでいないので
その方面のレスは面白くて、興味深いです。
597無名草子さん:04/10/05 10:01:26
ささいな事で意見が違ったり、Mにたしなめたりすると、私は異常なまでに興奮した。
”身を守る”というより、それが攻撃にでた。
 (略)
「あなたなんかに解るもんですが、私をわかってくれる人はもういないのよ。
 その人はあなたとなんかぜんぜん違う男よ。
 とても男らしくて大志のある、自由な心を持った男よ。
 彼は小説を書いてるの、うちのお父さんと同じ小説書いてるの。
 しかもその才能は注目されてるのよ   続く」

こんな風に新婚時代から言われてた三宅さん。わかって結婚したとはいえ、少しお気の毒。
「それでも朝はくる」の最後では、山下の呪縛から解放されたと書かれてるけど
亡くなるまで呪縛はとかれる事はなかったのでしょうね。
598無名草子さん:04/10/05 10:10:04
うん。離婚は避けられないものだった、自分がこの結婚を捨てたのではなくて
自分が捨てられたのだと分かって呪縛が解けた、、、そういうことになっている
けど、周りからは理解しずらい山下に対する桂さんの思いはそんなひとつの事実で
ほどけるような単純なものじゃなかった感じ。

ひとつの呪縛が解けても、落ちこんだり気分が暗くなった時などにまた新たな呪縛に
からめとられたり…そんなことの繰り返しだったかも、と思う。
599無名草子さん:04/10/05 10:55:24
昨日見たMさんは嫌な感じがしなかったんだけど、
ジロウの方、見た事ある人います? 
600無名草子さん:04/10/05 11:12:35
>>597
離婚前に、山下氏が「俺、小説書く才能あるのわかったよ。
楽しくてしょうがない」などと機嫌よく軽口たたきながら
書いているのに対して、作家の父親はもっと鬼気せまって執筆に
没頭していて、それが自分にとっては普通だったと。
また、「実は今小説を書いているんです。5万部が悲願でねえ」と
周囲に吹聴し、本を書くことと探検のスポンサーをつのることを
同レベルに考えているような山下氏の態度、
他のことなら何でもゆずれても、書くことについては
身体がよごれるような気がすると軽蔑してたのにね。

森村さんって、目の前の現実男性を内なる理想の男性と比べて
しまうのかしら。