2GET
>>1 お疲れ
ところでスレたてた後一定のレスが無いと落ちちゃうんだっけ?大丈夫なん?
≫1
発売日が再度延期なんだと・・・。狼少年のままで終わるのか・・・
角川の体勢がなってなくて、ふてくされているらしい。角川今やただのオタク系マンガ屋だからな。ゲラ抱えて逃げたとの情報。
抱えるゲラがあるなら、遠からず出る。
東京書籍から出しゃいいのに。
どこでもいいから早く出して!
11 :
無名草子さん:04/08/04 18:53
前スレ埋め乙、そして新スレおめ
新スレみんなでガンバルンバ!
13 :
無名草子さん:04/08/04 19:06
ゆーか?大将が。てゆーか使うかこのHNぬけぬけと。w
いや、好意的に突っ込んでるから、そこはよろしく。
>>12 ガンバルンバって、あんた... orz.
16 :
無名草子さん:04/08/04 22:00
>13
案外、そんなこともありそうな気がするから不思議。
前スレの終わり方、きれいでイイね。
前スレ999ですが
1000だったらみっともないぞ、と心配しながらレスしたよw
19 :
無名草子さん:04/08/08 05:50
へへへ。
今間違えて北方謙三スレをぽちっとしちゃったら、ひとつひとつの
レスが長くておどろいた。この違いはどこからくるんだろうか。
ホットドッグプレスの人生相談以外読んだことないからわからない。
風上向きすぎて沈没してるな。
22 :
無名草子さん:04/08/10 18:04
いやいや、こんなもんだって。WRONG GOODBYE発売でも見ないうちは。
23 :
無名草子さん:04/08/11 09:41
>20
その雑誌もう休刊だな。
24 :
無名草子さん:04/08/11 11:32
関係ないよ。大将からもっとも遠い雑誌のもっとも縁の薄い作家
縁で言えば、おれは矢作俊彦が高橋源一郎となかよくしてる図ってのが
想像つかない。源一郎が一方的になついてるだけかとも思うんだが。
ほんとのとこどうなんだ。
26 :
無名草子さん:04/08/11 15:39
メタフィクションつながり
同い年のノンセクト・ラジカルつながり
28 :
無名草子さん:04/08/11 17:24
何万人いるよ?
矢作俊彦は孤高が似合う。
糊口をしのぐために虎口(貧乏)にあっても、
いつまでも孤高でいてくれ
30 :
無名草子さん:04/08/11 19:58
異議なーし!
31 :
無名草子さん:04/08/11 23:07
「仕事が俺を呼んでいる」の好きな一遍と理由を挙げよ。
32 :
無名草子さん:04/08/12 10:26
書名に異議あーり!
読んでない奴の方が多いぜ。きっと。
最近の貧乏くさい青春小説だかエロ小説だか若手の雑文がブンガクなら
「マイクハマーに伝言」は芥川賞とってもいいと思うよっと。
小説内の横浜の不良青年たちは、実に端整で常識人だったな
34 :
無名草子さん:04/08/12 13:02
当時の大将と同世代の一連の受賞作家たちと比較しても、
賞に価する作品だったと言う事は認めるが、賞そのものは必要はない。
孤高だから。
端整と言う言葉は、いいな。
いいね、端整。
最近聞かない言葉だったけど、
瑞々しいというか、清新というか。
36 :
無名草子さん:04/08/12 22:20
孤高の小説家には違いないけど、
敢えてライバルを挙げるとすれば誰? 村上春樹あたり?
長島茂雄、昭和天皇、裕次郎。
……いや、何でもない。
38 :
無名草子さん:04/08/13 01:53
>36
敢えては野暮。孤高は孤高。
村上春樹あたりはカテゴリーで括られちゃう事もあるかもかも知れんが、
ライバルってアンタ・・・。そりゃ、表現としてナシw。
ジュリーだろw
40 :
無名草子さん:04/08/14 02:56
9月10日ごろ出るそうだ。ロンググッバイ。
ジュリーがライバル...。
42 :
無名草子さん:04/08/14 11:07
二村英司とかいう神奈川県警ものだっけ?
リンゴォ・キッドの休日とかいうの。
最近の全共闘世代回顧小説じゃなく、マンハッタン・オプとか
「暗闇にノーサイド」とか派手なエンターテイメントまた書いて欲しいな。
書けば才能あるんだから。
レイモンド・チャンドラーの文体でレン・デイトンやジャック・ヒギンズを書いても
様になるからな。
東郷隆で我慢してもいいが、やはり若い頃、横浜のおしゃれな不良青年だった矢作だからこそ
成り立つダンディズムや高貴、これはもう矢作俊彦にしか望めない。
司城志朗だけじゃダメなんだ
>41
>ジュリーがライバル
いま、TVで流れてますw
お〜ぉ、ま〜こ・・・
しかし、孤高ねぇ。。。
なんかちょっと違うような。
大将にはチームがあり、仲間がいる。
しかし、作品中の登場人物たちと同じように
その中での他人との距離感が、孤高をイメージさせるのかね。
↑変な日本語だった。
45 :
無名草子さん:04/08/14 18:13
孤高は孤立無援や孤独とちがう。
チームや仲間がいても関係ないよ。
単純にイメージ。
そう感じる奴もいるってだけ。
>>24 矢作が「POPEYE」で連載していたのを知らないのか?
>46はPOPEYEとホットドッグプレスの間に
越えられない壁があったことは知ってるよな?
>越えられない壁
それは90年ごろまでの話だろ。
矢作はリリー・フランキーがマガジンハウスの雑誌(ほぼ)全制覇してたころの
POPEYEに連載してたじゃないか。
49 :
無名草子さん:04/08/15 18:37
ま、廃刊するんだから越えられなかったんじゃないか?結論として。
そんな事以前に連載の内容がちがい過ぎるだろ。
50 :
無名草子さん:04/08/15 21:18
amazonで検索するとダディ・グースの漫画復刊買えるみたいだけど
誰か手を出したことある人居る?
なんか、気分はもう戦争以外にも、矢作俊彦、小学館かどこかで
谷口ジロー以外にも原作書いてるみたいだけど・・・。
谷口ジロー「サムライ・ノン・グラータ」好きだな。
藤原カムイはあんま合わなかった気がするけど、「気分はもう戦争」と「サムライノングラータ」は
矢作作品漫画化の二大傑作だと思うがな。
谷口ジローいいよ〜。マンハッタン・オプの挿絵描いて以来の付きあいだものな。
「サムライノングラータ」2巻最後、マイク・ホアーが一瞬出演するシーンで、
それだけなのに、矢作俊彦の全キャラクターがオールスターで出演したようで
懐かしくて感激した。
1968年に青春をおくった人間だけがわかるんだろうな。
ママ、おじいちゃんが縁側でひとりごと言ってるよ
52 :
無名草子さん:04/08/16 23:22
矢作作品漫画化→誤
矢作原作マンガ→正
>>51 ほっときなさい!この前も“仕事が俺を呼んでいる”とか
言って4CVであちこち徘徊してたんだから!!
「暗闇にノーサイド」が面白かったので、
図書館で矢作作品をいくつか借りてきた。
「ららら科学の子」とか絶賛されてる理由がいまいちわからんので
三島賞の選評を読んでみようと思う。
ところで「暗闇にノーサイド」って、文章は誰が書いてるの?
司城史郎って人?他の矢作さんの文体とぜんぜん違う気がした。
おかあさん、2cv、2cv...
>54
ブックオフかなんかで「暗闇」を買ったのですか?
それなら次は「ブロードウェイの戦車」を読むべし。
そんで「スズキさん」とか「あじゃぱん」とか「ららら」に行く前に
「マイク・ハマーへ伝言」だけは読んでくれ、
と思うがいかがでしょう。
読まなくていい人にとっては
まったくどうでもいいのが矢作俊彦ってことでひとつw
58 :
無名草子さん:04/08/18 00:49
ハードオン。漫画アクション連載作品。もちろん原作、絵は誰が書いていたのか忘れてしまった。
台詞がかっこよかったなー
59 :
無名草子さん:04/08/18 01:15
>51
うるせえ。おれは68年には生まれちゃいないぞ。
・・・しかし、スレみると「スズキさん」以降の、おれ個人にとっては
わけのわからぬ前衛小説から矢作に入った人が大半なのかなぁ。
おれなんか「気分はもう戦争」で名を知り、「暗闇にノーサイド」初め
つかさきコンビ冒険三部作、私立探偵モノ、「マイクハマー」
「ブロードウェイの自転車」と進んだから、教養ある端正な元ハマの不良青年
作家いう印象しかなかったからなぁ。
好きな人にとっては神格化しかねない作家いう意見は、まあ、わかるな(w
>58
たなか亜紀夫じゃないの?
61 :
無名草子さん:04/08/18 12:01
>58
>60
平野仁。「ハード・オン」をネタに書くつもりだったのに、名が出てしまったか。
>>59 >>わけのわからぬ前衛小説から矢作に入った人が大半なのかなぁ。
むしろ古典的な、ある種の教養小説を狙ってると思うけどなあ。
うん。だからまあ「おれ個人」という枕詞をおいたわけ。
あの矢作俊彦が全共闘世代小説!いうことで赤い鈴木さん本
読んだら訳判らんでな。
「暗闇にノーサイド」の元ネタがBランカスター主演のあの戦争映画とか
「戦車」の元ネタがレン・デイトンの何だとか、判るが、
いわゆるブンガクはさっぱりだ。
誰か凡庸な俺に、「鈴木さん」以降の矢作文学についてレクチャーしてくれ
>64
何か勘違いしてない?
67 :
無名草子さん:04/08/18 18:02
>66
何か勘違いしてない?
なに敏感に反応してるんだよ(w
69 :
無名草子さん:04/08/18 20:11
なにビンビンに反応してるのよ(w
>>63 凄く乱暴なこと言うとスズキさんは、カート・ヴォネガットの文体模写、
あ・じゃぱ!は元ネタに古今東西の小説、映画を使ってる。
(大将曰く、「三分の一しか俺の文章じゃない。」本当は全部他人の文章で作るつもりだったらしい)。
>「暗闇にノーサイド」の元ネタがBランカスター主演のあの戦争映画とか
>「戦車」の元ネタがレン・デイトンの何だとか、
だから、鈴木さん以前とそんなに変わってないよ。
そういや「あ・じゃ・ぱ!」の元ネタをがんばって探してたサイトがあったなあ。
72 :
無名草子さん:04/08/19 12:20
>>63、70
何言ってんだよ。暗闇にノーサイドは誰がどう見てもモンテクリスト伯、ブロードウエイの戦車は仮名手本忠臣蔵じゃないの。その程度の地力がない者は、大将の小説読んでもしかたないね。
73 :
無名草子さん:04/08/19 12:22
ちなみに「マイク・ハマーへ伝言」は、ラディゲの「肉体の悪魔」が底本だという説があるが、知ってたか?
74 :
無名草子さん:04/08/19 13:24
初耳だ。ソース希望。「肉体の悪魔」ずいぶん久しぶりに再読してみるか。
個人的には「午後の曳航」の後日譚とかってに位置付けているがW。
>72を読んで思ったのだが
大滝詠一の音楽創作って、大将の作風に似てる。
引用や影響や剽窃や下敷きなどなど、あれこれ指摘されても
どちらも「それだけじゃないぜ、ふふ」と余裕でほくそ笑んでる気がする。
大滝は1948年生まれ、大将は1950年と年も近い。
日活をテーマに対談させたらかなり面白いのではないか。
・・つか、もしかしてもうどこかで対談やってました?
76 :
無名草子さん:04/08/19 16:29
>75
年代が近いだけじゃないか。その事による共通点だけだと思うな。
大滝の日活本は精読したわけじゃないが、それ(日活無国籍映画)に対する感性はむしろ懸け離れてるだろう。
噛み合わないとみた。それこそ村上春樹じゃない?
だって大将、不良だもん。
77 :
無名草子さん:04/08/19 19:40
1968年前後の「気分」がわからないことには
なにもわからないだろうなあ
なんか雰囲気よくないなあ。
スレタイに ”【】” が入ったせいでせうか。
スレタイのせいだけじゃないやい!
80 :
無名草子さん:04/08/19 20:58
>78
なら自分で立てろや【】のないスレタイでよお
>>78 君が思う、雰囲気よくないレスってのはどれでせう。
>>81 「知ってっか? (知らねーだろうなあ)」
「わかんねーだろうなあ (ま、俺はわかるけど)」
的な雰囲気が漂っちゃいませんか? あ、気のせいかも。
気のせいじゃないね。納得。
84 :
無名草子さん:04/08/19 22:40
>77
1968年前後の「気分」がわからないことには
なにもわからないだろうなあ
これか?
>76
日活と長嶋はとりあえずふたりの共通項だけど
75で言いたかったのは、創作における、自らの読書体験・音楽体験の披瀝ぶりに相通じるものがある気がするんです。
付け足しておくけど大将と大滝さんが、もし出会っても
意気投合するかどうかはアヤシイ。
その点は>76に激しく同意。
仮名手本忠臣蔵とかモンテクリスト伯とか当たり前のことでそこまで
威張られた63が気の毒だな・・・
あれだろ?
裏切りのXPDとかそういうネタのこと言ってたんだろ?
ちなみに肉体の悪魔がどうのという奇天烈の根拠について73は
説明責任を果たせ
とりあえず「地力」(なんだそりゃ)自慢はいいが、わけのわからぬ奇妙な文学知識で
矢作俊彦をねじまげるなよな・・・。
89 :
無名草子さん:04/08/20 04:38
なんか、和気あいあいとは程遠いのだが、楽しい。
だって矢作スレで開く度に更新されてるなんて、永らくなかったものw。
活況って云うの?
90 :
無名草子さん:04/08/20 10:39
おっさんですが矢作初心者です。
毎日通勤電車の20分を読書タイムにしとります。
何から読んだら、おもろいですか?
91 :
無名草子さん:04/08/20 11:46
やっぱ「あじゃぱあ」じゃないの?
しかし煽りじゃなく「マイクハマー」がラディゲってのは
凄い話だな。おれも詳細希望だ
92 :
無名草子さん:04/08/20 12:23
おっさんは初心者として読んだタイトル、何かあるのかな。
中3のころ、古本屋で「リンゴオキッドの休日」ハードカバーを
タイトルにひかれて買ったが、読まなかった、いや、読めなかった。
そのまま今まで来ている。36歳。
マンガの方は、「気分は」「ノングラータ」ぐらいは読んでんだけどね。
だから、初心者。けど、そろそろ読んでみようと思ってる。
「サムライ〜」好きの俺がすきなのは、「舵をとり〜」なので、
これをもっておすすめとしたいが手に入るのか。
95 :
無名草子さん:04/08/20 13:44
「マイクハマーに伝言」の主人公たちは
「神様のピンチヒッター」(短編集)や「ブロードウェイの自転車」って
とこで殺し屋やビジネスマンに化けて出演している。
同一人物とはいわんが、克哉や諒いった青年たちだね。
「傑」と書いて、「じぇい」と読む。
このセンス、わたし的にはちとオーバーフローイング。
97 :
無名草子さん:04/08/20 15:49
何気に「夏のエンジン」が名作だと思うのだが、俺だけ?
>>93 なるほど。ならもう一度「リンゴオキッドの休日」にトライしてみて欲しい。
中学生に理解出来なかったモノが今なら面白く読み解けるかも。
そして次ぎに「神様のピンチヒッター」「死ぬには手頃な日」辺りの短編集かな。
「ノングラーダ」との共通点を見つけニヤリと出来るかも。
あるいは「複雑な彼女と単純な場所」辺りのエッセイで大将の依って立つ処を知るか。
電車での20分ならそんな感じかな。まずは。
「あじゃぱん」はもっと後のした方がいい。
切れ々々に読むと何だかわからなくなる。
がんばれ、おっさん。
ありがとうな。みんなの意見を参考にして、手ぇつけてみるわ。
角川文庫の「暗闇にノーサイド」「ブロードウェイの戦車」
「海から来たサムライ」冒険3部作が、一番ふつうに面白いし
読みやすいと思いますよ。
一時期、古本屋の在庫常連だったし、相当売れていたと記憶
俺はわかる、って言ってるわけじゃあないよ
らららを読んでて、ふと、そう思っただけ
102 :
無名草子さん:04/08/21 01:02
マイクハマーから行けよ。
その意味はすぐわかるよ。
よかったなぁ、おっさん、普通にレスが来て。
誰かが『大将は通勤電車で読み飛ばせるようなアラスジ小説は書いてないんだよ』
なんて言い出さないかとひやひやしたぜw
「仕事が俺を呼んでいる」が文庫になってたら電車で読みたいな。
または「ブロードウェイの自転車」かな。
ラディゲの詳細はまだか?
>>104 ぐぐってもよく分からなかったから、とりあえず読んでみるよ、ラディゲ。
……でもどこかで見たような気もするんだよなあ、=肉体の悪魔説。
おれも日本仕事百景がレールモントフ「現代の英雄」のパロディという説を
耳にしたが、おれ以外に後ひとり、ぜったいにどこかで耳にした人物が
いるはずだが
107 :
無名草子さん:04/08/22 00:14
だ-か-ら-、どこで誰から聞いたんだよっ?てわからんやっちゃなぁW
ラディゲ問題をめぐって国会は空転を続けているな
109 :
無名草子さん:04/08/22 09:03
本人がデビューしたころ読売新聞のインタビューでそう答えてる。俺は読んでないから何ともいえないが、読んだやつがいるんだよ。
110 :
無名草子さん:04/08/22 10:24
友達の友達かよ・・・。
ラディゲは「若くして完成された作家」という意味。
矢作処女作「マイクハマー」をもって矢作=ラディゲのような早熟の天才
という論法だよ。
「矢作はラディゲみたいだ」いう第三者の評言であって、
>肉体の悪魔(読んだのかよ、いいだしっぺは・・・)の影響下に執筆されたというのは
無茶をとおりこして、デタラメだ。
何が読売新聞で本人がデビューした頃(1978)いっただよ。捏造するなよな
109じゃないが。
「肉体の悪魔」はベロッキオのエロい映画でしか知らないが
>110がそこまで断定することの方が不思議に見えるよ。
前半の推測なんて、まさにそれを狙ったが故に大将自ら言ったんだな、と思えてしまう。
そういう無茶苦茶なインタビュー、大将の常套手段じゃない?w
112 :
無名草子さん:04/08/22 13:22
ロング・グッドバイ。9月10日店頭!
間違いない。
113 :
無名草子さん:04/08/22 14:16
>111そういう無茶苦茶なインタビュー、大将の常套手段じゃない?w
否定し切れないW。
110の意見は極めて妥当なんだが、事が大将のインタビューなだけに・・・。
ただ、そうコメントしたとしても、それは虚偽の申告だと思う。
いわゆる後付け、ね。しかも限り無く思い付きに近い。
どう?
おれのレールモントフ説についても検証頼む。
いつかどこかで見たんだよ
>106の文章はワケワカメ
あとひとり、って特定してるのはなぜ?
116 :
無名草子さん:04/08/23 01:11
すいません、日本仕事百景ってなんですか?
117 :
無名草子さん:04/08/23 03:37
>114
だ-か-ら-、オマエほんと、わからんやっちゃなぁ
アホ?
>>116 まあ無粋だが『新ニッポン百景』かと。『仕事が俺を呼んでいる』とも混じったのかな?
>>113 『肉体の悪魔』読んで、『マイク・ハマーへ伝言』も読み返した。
確かに雰囲気は通底するものがあると思う。
一方、どんなに自分が大人だと思いこもうとしても、目の前の現実が深刻すぎ、
いくら虚勢を張ってもこんな無謀な生活(当時は賢明な生活だと思っていたが)
が続けられるとは思えなかった。
三人で陽気にはしゃいでいたが、いつか必ず後悔する日が来るような、
そんな陽気さだった。
こんな感じで。もちろん「ぼく」は高校生だから、相応の表現もあった。
で、以下『肉体の悪魔』のネタばれ含むので注意。
主役が人妻を孕ませて(? 文中では曖昧)、最後は死ぬんだよね。
ある日の正午、弟たちが、マルトが死んだ、と叫びながら学校から帰ってきた。
ただ、何でなのかは触れられて無くて、ただ死んだと知らされてる。
ちなみに子供は早産ながらも無事で、主役「ぼく」の名前をつけられて、それが夫の台詞、
「妻は息子の名を呼びながら息を引き取ったんです。かわいそうな子です。
私にしてみれば、この子がいるからこそ、生きていけるというものです」
に繋がっていく。
設定はまあ珍しいわけじゃないから、似てると言えば似てる、と言えるくらいかな。
ただ、『肉体の悪魔』に触発されて、「ぼく」のその後みたいな話を描いてみよう、
と矢作俊彦が考えたとしたら……とも思ったんだよ。
そう考えると、
愛する人が、自分が参加していないパーティーで大勢の人に囲まれているのを
見るのは耐えがたいのと同じことだ。(『肉体の悪魔』)
「パーティーをしようと思う」マイク・ハマーが提案した。
「松本の死を悼んでね。一風変わったパーティだぜ」(『マイク・ハマーへ伝言』)
って辺りが示唆的なような気がする。考え過ぎかも知れないけどさ。
結局
>>110の推測がもっともらしい気もするし。
第一『あ・じゃ・ぱ・ん(!)』とかを書いちゃう作家だしね。
あ、後これがラディゲ17才の時の作品とか、二十才で死んだとか、
コクトーに認められてて「ラディゲは40才で誕生した」と言ったとか、
いろんな逸話があって面白かったよ。
このスレッドに感謝。映画も見てみる事にする。
追記・レールモントフも読んでみる事にするよ。
なんか生涯を見たらえらく波風立ってたから。
矢作を論じた文章で何かオススメはありますか?
私が知ってる範囲では、文庫版「マイク・ハマー」の
巻末に載ってる生井英考の矢作論がいちばん良かったけど
ちょっと古いので、最近のものがあったら。
123 :
無名草子さん:04/08/24 09:15
124 :
無名草子さん:04/08/24 09:22
>>122 バジェットから言えばつくれなくもないよな
それよりその下のネタ書き込みが面白い
でも大将とゴジじゃ相性悪そうだな
125 :
無名草子さん:04/08/24 10:31
前スレでも、ららら映画化話は盛り上がったね。
大杉漣とはいかにもあの板らしい。
>>123 変なこと聞いて申し訳ないのだが
こういうのって参加するには、それなりの格好しなきゃいけないんですか?
128 :
無名草子さん:04/08/24 17:09
>>127 ブルックス・ブラザースの上下を着ていけば
もれなく大将の苦笑いがついてきますw
>>127 もしくは元町ポピーで誂えたキャメルの三つボタン。
いや〜、レスどうもありがとうございます。
当方こういった公開対談?に参加したことがないので
どういった格好でいけばいいか分からないんですよね。。。
ジーパンに、Tシャツじゃまずいですかね?
情けない質問で、すんません。
>>123 のページ、ネットからの申し込み終了ってだけならまだしも、スケジュールから
矢作×高橋が消えているんですがどうしたことだ。
133 :
無名草子さん:04/08/25 10:32
中止になったってお詫びのメールが届いたぞ
134 :
無名草子さん:04/08/25 10:42
>128
お!ワクワクするな。さまよう薔薇+リンゴォキッドって感じでイイ!
ちなみに神様のカバーが一番好きかな。
135 :
無名草子さん:04/08/25 23:11
>>134 あのカバーに写ってるコンパクトの女、若き日の安珠だそうだ。
そういえば俺が神様を持ってたら
「おっ!?リキシャじゃん、なんで?」と逗子から通ってた同級生に言われたなあ。
今度連れてくよ、と言ってくれたが結局そのままにだったな…。
今週の朝日にボビー フィッシャーについて言っている。
138 :
無名草子さん:04/08/31 21:55
本当に聞くのも野暮だけど、それって週刊朝日なん?
そう。週刊朝日の今週号。ボビー フィッシャーはチェスのな。
書いたんじゃなくて、朝日の記者の取材構成。
あーチェスのほうか。一瞬歌手のほうかと思った。
>>127 その昔、川島透がハワイアンドリーム」を撮った直後かに青山スパイラルホールで
行なわれた対談を見に行ったがほとんど観客が女性だったのにびっくりした。
圧倒的に男性読者が多いと思っていただけに意外。しかも矢作氏が出てくると
隣の席の女性はかっこいい連発してたし。
その時はみんなそれなりにおしゃれな格好してたよ。
って中止なのか?
『自転車』get
143 :
無名草子さん:04/09/01 22:05
公式HPは、ずーと放置のままだね。
145 :
無名草子さん:04/09/02 00:28
144
このゲーム?途中で詰まる・・・。
未完成なんかなぁ?
146 :
無名草子さん:04/09/02 00:35
>>139 あの記事は矢作サンが書いたんじゃないのかぁ。
いかにも彼の独特の匂いを感じさせる文章なんだけどねー。
BUZZに連載してたのって発売されないかな〜
148 :
無名草子さん:04/09/03 01:36
それってイラストの格好いいヤツだっけ?
>>144 こんなのやってんだ。知らなかった。サンクス
ちょっと見ただけだけどなんか方法論が昔のJGバラードの濃縮小説みたいだな。
レールモントフ『現代の英雄』読了。
たぶん冒頭を抜き出せば説明がつくと思う。
「「現代の英雄」とは何事だ、との指摘を受けたが、これはもちろん皮肉である!」
「だが、これで状況を改善させたりしようとしている、などとは思わないで頂きたい。
筆者にとって、現代のありのままを描くことが極めて愉快だったからに過ぎない!」
151 :
無名草子さん:04/09/10 00:37
あげときますね
ガイシュツかもしれないが、
TBSの「情熱大陸」と言う番組で、スタッフロールに
構成 矢作俊彦
って、たまに出てるような気がするんだけど気のせいかな。
>105
ああ・・・おれの思いつきの捏造伝聞だよ。
読んだのかい、レールモントフを・・・。
捏造した俺より、きみは100倍立派な男だなあ
>>153 捏造かよっ……でもよくできてたと思う。
いや、コンセプトはそんな感じだったしね。
で、誰か『ロング・グッドバイ』は読んだ?
家が田舎で……。
九月二十一日に赤瀬川源平先生とカフェ(ドゥマゴ!)で対談するそう。
申し込み多数の場合は抽選。〆切は九月十六日。
詳しくは『新潮』を。……東京は遠い。
156 :
無名草子さん:04/09/11 01:30:32
wrong goodbye。友人が紀伊国屋で見たそうだ。
もうでてるの?>新刊
検索かけたら、品切れなんですけど。。。
158 :
無名草子さん:04/09/12 19:21:47
たった今、BOOK1stで購入。平積みでした。
159 :
無名草子さん:04/09/13 01:09:58
奥付見たか?
9月11日初版発行
160 :
無名草子さん:04/09/13 10:25:44
おれ金曜に買ったよ。渋谷の1stでヒラ積みになってた。
まだ読んでない。ていうかライオンもまだ読んでない。
東京駅構内でゲト。ぶあつくてうれしい。
〜だった。〜した。〜だった。〜かった。)略
大将飛ばしてます。
入荷したてのはずだが三軒回った。
あった。
「日本語で書かれた、最も美しいハードボイルド探偵小説」
帯文句もなかなか。
二村刑事ものって「新七人の刑事」の原作になってた?
「新七人の刑事」でシナリオ書いてるんだよね。
読み終わった。……二村刑事が。
『リンゴォ・キッドの休日』と『真夜中へもう一歩』も読み返したけど、
表現が洗練されたというか、十数年の重みを感じたよ。
ああ、二村永爾も年を取るんだなあ、ってさ。
次回作(『アマ☆カス』なのかな?)も期待して待ちます。
昔、週刊宝石に書いてた二村ものって題名なんだっけ?
>166さんよぉ、ちいとぐぐってみりゃわかるんでねえの。
「眠れる森のスパイ」のことかねぇ?
168 :
無名草子さん:04/09/17 04:54:12
しかし大将には、これほど内容とタイトルの一致した小説なかったよなあ。
誤植があったにょ。
P574だか572だかの、4L目。
初期のころから元ネタのフォーマットを踏んでいくのが作風で
その極みがあじゃぱんだと思っていたのだが
wrong goodbyeここまでやっちゃうとは・・・。
以前もうハードボイルドやその手の文体そのものにまったく興味ないし
意味がないようなことを言っていたが完全に自分の過去の作品すらも
パロディ化しはじめてるな。
笑いながらキーを打ってる姿が目に浮かぶ感じがするよ。
キーすらも息子に打たせてるかもしれないと思っちまう。
帯びの日本語で書かれたうんぬんってのも誰が考えたのかしらないが
マジに書いてるとしたら思う壺だろ。
作品そのものってよりこの姿勢に相変らずの反骨を感じてたまらく感動したよ。
171 :
無名草子さん:04/09/17 16:22:19
お前、きっと迷路に入っちゃってるな。落ち着け、どうどう。
>>171 お前、他に言う事ないのか?どこの田舎もんだ?
173 :
無名草子さん:04/09/17 21:44:47
>>172 で、お前は周回遅れのトップランナー気取りか?
で、「装丁 宮澤大」ってのは息子なの?
それとも本人?
175 :
無名草子さん:04/09/18 11:04:14
>>173 意味わかんねぇよ。お前は逆走しても自分では気がつかないクチだろ?
176 :
無名草子さん:04/09/18 13:07:00
>>175 お前が一通り大将の著作読んでねえから、わかんないだけだ。買い言葉に奔ってないで
すっこんでろ。
>>174 面白い。本人の場合、やはりペンネームでクレジットするだろう。
または、ダディグースか。とすると息子か。偶然か。興味深いねぇ。
>>173 172のメアド欄見れないほどあせるな
ライオンの装丁も同じなんだね。
大将や荒木一郎は、村上龍や村上春樹と違って、死ぬまでチヤホヤされることはないだろう、
なんて書いてるエロ漫画屋が、ライオンの装丁を褒めていた。
>>176 な〜にが一通り著作だよ。それならネット上で自分のことを大将なんて呼びあってる奴らをその大将がなんて思うか考えてみな。
179
落ち着けよ。どうどう。
181 :
無名草子さん:04/09/19 11:37:22
この小説、書き方と書きたいことが違うから見逃してしまうが、
扱ってる内容は清張ばりの社会ネタじゃないか。サイゴンの大
規模開発にモデルがあるらしい。
182 :
無名草子さん:04/09/19 13:01:23
NAVIで連載されてたときよりも、なんか丁寧になってる。
183 :
無名草子さん:04/09/19 16:28:27
>>179 著作云々と、大将にどう思われるかに何の関連性もない。
敢えて云えば大将に気に入られる読者である気もない。
ただ無知な奴がえらそうにするのがムカつくだけ。
>>183 お前の方がよっぽど無知で偉そうに見えるが。ていうかesaって書いてあんだからスルーしろよ。あせるな
「楽園のヘルボーイ」司城志朗が小説化しねえかな。しねえな。
それにしても二村は本読むの早いな。俺なんか二日がかりでやっと半分超えたとこだよ。
186 :
無名草子さん:04/09/19 20:24:59
で、火曜のBunkamura誰か行くのか?
「ロング」読了。大満足!お腹いっぱいです。
「あじゃぱん」で戦後日本を、「ららら」では文革を(ま、それだけではないけれど)そして「ロング」ではベトナム戦争と、ここ数年の矢作氏の仕事はまるまる二十世紀の検証作業にあてられてるのだね。
で、次回作がアマカスになるのかウォーキングボーイになるのか知らないが、次は第二次世界大戦、と。
たぶんそこまでやらないと、ほんとに「さよなら20世紀」できないんだろうな、因果な人だ。
でも21世紀、というか9・11以降の世界を書いてくれよ、って思ってるのはきっと俺だけじゃないはずた。ファンは贅沢。
という感想でした。長文で失礼しました。
ネットで中継してくれんかなぁ。。。>Bunkamura
>>181 チャンドラーの長いお別れ自体見逃されちまうが社会ネタだ
190 :
無名草子さん:04/09/22 06:09:40
>>173 = 176 = 183
はアホやなぁ。本当(本来)の読者なら174より170に反応するはずだがな。「面白い〜興味深いねぇ」と瑣末にきたもんだ。ぷッ。175に対する逃げごまかしか。アホさ加減を自身立証する姿勢はいいけど、真面目すぎも、いかんよキミ。
189もおまえか?
>>190 まーそう言ってやるなよ。今ごろ奴も人生はツーテンジャックじゃねぇとかまたほざいてるに決まってるんだから。
192 :
無名草子さん:04/09/22 13:42:59
>>190 見落としてるぞ。171=173=76=183だ。元々170に反応したんだ。まあいいけど。
で、誰か行ったのかい?Bunkamura
>>178 塩山芳明か・・・・。
その割にはあんまり矢作について言及することがないな。
>>192 お前も見落としてるぞ。170=171以外は違う奴だぞ。どうでもいいけど。
訂正170=172だ。
wrong ゆっくりゆっくり読みつつ後数十ページ
読み終えたくないなぁ
で、次作ではPLAYBACKをやってもらいたいな・・・高い窓でもいいけど
>>141 超亀レスすまん。
俺もその対談行った。
男ばっかりかと思ったら、大部分が女性なんでビクーリした記憶がある。
御大ががやたら監督の古いベンツをからかっていた。
「失われた父を求めて 作家矢作俊彦とヘミングウェイ」
10月11日23:00-0:00、NHK BSUにて。
だってさ。
TVメディア出演久々か?数年前、テレ朝のニュース番組で小宮悦子の隣にいたの
見てから見てないんだが。
自分の生き方やライフスタイル、あるいは世界観に、大きな影響を与えた「偉人」や「ヒーロー・ヒロイン」がいる。
困難な現実に直面したとき、あるいは人生の選択に悩むとき、私たちは、20世紀を生きた彼らの行動や言葉から「生きるヒント」や「時代を読みとる目」を見出してきた。
この番組は、21世紀を生きる「旅人」が、そうした人物の軌跡を追い、「現代と過去との対話」を行う、新しい形の「思索紀行」である。
作家・矢作俊彦。
18歳で鮮烈な小説家デビューをして以来日本ハードボイルドの旗手と呼ばれ、その時代時代を独自の批評性を通して描き続けてきた。
最新作『ららら・科学の子』は三島由紀夫賞を受賞。
その矢作が中学生の頃から心酔してきたのが、アーネスト・ヘミングウェイである。
数々の戦場を駆け抜け、逞しくてハンサムで、何をやってもプロ級だったノーベル賞作家、
しかしそのタフな外面とは裏腹に、彼はある欠落感を生涯抱えていたと矢作は言う。
それは父親の喪失だった。少年ヘミングウェイの家庭では、厳しい母が主導権を握り、
しいたげられた父は自ら命を絶つ。
ヘミングウェイは、その欠落感を埋めるために作品の中で「男らしさ」を描き、実人生でも強い男を演じ続けた。
そんなヘミングウェイの足取りを矢作はアメリカ各地にたどる。
それはアメリカの20世紀の中で、「父」が、何を得て何を失っていったかを探る旅でもある。
そして今、アメリカの男たちが求められているものとは?
なるほど。東北に飛ばされた友田が横浜に帰ってきたんだね。
『リンゴォ・キッドの休日』と『真夜中へもう一歩』が
手に入らない。
新作を読む前に、読んでおきたいのに。
チャンドラー読んどきゃいいよ
206 :
無名草子さん:04/10/02 04:04:15
ネットでちょっと、マメに探せばどうにかなるよ、まだ。
そして2作ともその苦労に値する。がんばって。
207 :
無名草子さん:04/10/02 10:14:29
>>204 EasySeek見たら、「リンゴ」も「真夜中」もあったよ。
確かに簡単に見つかる。
そんなんより、「酒場を巡る冒険」を見てみたい。
「酒場を巡る冒険」押し入れのどこかにビデオあるな。
やたら酒のこと詳しくてシェイカー振るのもお手のものと思っていたが
ニューグランドのバーマンに恐々手順を聞きながら酒を作っていた時の
苦笑いを憶えてるよ。押し入れ探してみるか。
209 :
無名草子さん:04/10/02 17:55:51
金なら、出す。どぉにかならんか。それ。押し入れの。
金ならいらん。そのうち探してDVDに落すから少しずつならどっかにうpしたる。
それより俺はラジオ「アゲイン」を初回からちゃんと録音しておかなかったのを
後悔してる。手持ちはラスト3回分だけ。
『週刊新潮』で福田和也が
新作をさっそく絶賛してましたよ。
あの豚はホントに矢作を誉めまくりますね。
212 :
無名草子さん:04/10/02 23:45:43
>>210 なにとぞ、よろしく。
で、ラジオの「アゲイン」って何?
俺、日活のアレしか知らん。
213 :
無名草子さん:04/10/03 00:17:04
>>204 おしい!先日古本屋に持って行っちゃったw
今は後悔している。
>>212 かれこれ20年程前横浜のFM局で放送されてた
徳大寺から高校時代の同級生まで毎回多彩なゲストを迎えての
1時間対談番組。
アゲイン聴けなかったなぁ。
FMといえばマンハッタン・オプだが「ふたりの部屋」でやった死ぬには手頃な日は活字化されてないんだろうか?
宇崎竜童の相手役誰だったっけ?
216 :
212:04/10/03 18:07:29
>>214>>215 レスどうも!
音で聴いた事も動いてる本人を見た事がない。
残された未知の領域だな。
うー、どうにかしたい。
217 :
212:04/10/03 20:34:31
訂正
音で聴いた事も動いてる本人を見た事も
補足するが「ふたりの部屋」はNHK-FMで月曜から金曜の夜、毎日15分枠で放送されていたラジオドラマ。
一週間ごとにひとつの作品を男優女優の二人が演ずるんだよね。
大将の「死ぬには手頃な日」は小説とは別の一話完結オリジナル脚本だった。
「ロング・グッドバイ」って、野性時代の矢作別冊に載ってたやつ?
>>219 その時のタイトルは「グッドバイ」
今回の単行本ではタイトルがロングになって、
内容も4倍だか5倍に長さ長くなった。
>>214 「アゲイン」NAVI提供だったな。付き合いながいなー。
徳大寺の回で「パリで一緒に」のウィリアム・ホールデン見て作家になろうと
思ったといつも通りほらふき男爵してたが、あの仕事せず酒好き、女好き、祭り好き
締めきり前日に白紙用紙ばらまいて作品は頭の中にあるからタイプしてって
その場で考える脚本家はまさに矢作のイメージだなと当時思ったよ。
なんか最近周りで矢作がはやってる気がする。純愛ブームの余波か?
225 :
212:04/10/04 22:22:14
>>220 GOODBYE+SO LONG÷2×4〜5=WRONG GOODBYE
SO LONGはNAVIに掲載されてたやつ
226 :
無名草子さん:04/10/04 23:08:18
へえ、こんなスレがあったのか!
「コルテスの収穫 下」 読んだ人いますか?
あー、コルテスの下ね!
ラストは・・・、ごめん時間がないからまたね!
229 :
無名草子さん:04/10/04 23:49:23
>>228 からかいすぎですよ(笑)
でも、ほんのちょっと調べれば詳細がわかるはずなのに
定期的に「コルテス〜」の話題が出てる「気」がする。
なんでかしら?
まぁ、いいけど。
それよりも「コルテス」よりも、Jane Doeを再開してほしい!!
だれか情報知ってる?
おれは「ハードオン」の抜けてる一話をちゃんと入れた単行本の再版を希望するよ。
231 :
無名草子さん:04/10/05 04:49:03
で、Jane Doeどこまで行った?
俺は大した起伏もなく最後に彼女が現われて、何か
一方的にご託宣があって、オホホホ状態で退場みたいな、訳わかんない終わり方
で、それ以上の展開には、何をどうやっても持ち込めなかったな。
232 :
無名草子さん:04/10/05 05:11:57
>230 同感。気長に待ちましょう。それしかないね。いつになるやら知らないが。
NHK-FMの日曜、「FMホットライン」という22時だか23時だったかの渋谷陽一
パーソナリティのラジオ番組があったが、その中でいつか矢作俊彦インタヴュー
があったな。その中で、氏は「アゲイン」製作時の日活の文句だとか、
平野仁の文句だとか、角川書店の文句だとか、色々言っていて、まさに
矢作節だったよな。記憶の限りでは唯一、「気分は・・」に関して『あれは
大友のマンガだよ。オレは筆舌に尽くせぬ戦闘シーンが4ページに渡って
繰り広げられる・・としか書いてないし』と言っていたはず。
何はともあれ、氏が作品を書いてくれるのが嬉しい。”自分はそろそろ
これしかないのだと気がついた”とか言ってたし。未完作品も読みたいが
それをさておいても矢作の本が読めるのが嬉しい。
関係ないけど、大友の原稿、掲載前に無くしちゃった渋谷陽一は
大友に頭があがんないんだよね。
漫画原稿なくすと原稿料の10倍返しって話を聞くが、ありゃほんとかね。
>>232 見開きで戦車と歩兵があばれるとこか。
>232
FMホットライン、反響があまりに多かったので、しばらく後に再出演したんだっけ?
そっちは聞いた記憶がないんだけど。
件の「気分は…」の話や、カドカワの話は覚えてる。
たしか大将は「僕」と言ってた気がするな。
渋谷「矢作さんは当時どこ(のセクト)に所属されていたんですか?」
矢作「僕は…………ですよ」
早口で聞き取れなかった。。。orz
でも渋谷も「はぁ、よくわかりませんけど」でその話は終わり、
お茶を濁すくらいなら最初から聞くなよ、とおもったな。
237 :
無名草子さん:04/10/05 17:47:12
で、どうだい?
「日本語で書かれた最も美しいハードボイルド小説」は?
村上春樹のアフタダークなんざ、東販調べでぶっちぎりかい?
>>232 しかし「ハードオン」なんで一話抜けてるのね?
紅の流れ星の首都高キップに対してメンズクラブのグラビア
で日活からクレームきたか?
それとも平野仁へのあてつけか?
ただの原稿印刷落ちか?
>237
質はね。
>239
矢作も読めない貧しい青春を送ったんだ、
放っておいてやれよ。
241 :
無名草子さん:04/10/05 22:15:08
>>238 なんか小耳にはさんだ事は、当時の社会情勢だったかに似たような事件だか
なんだかあったから自粛したとか、これは「真夜中へもう一歩」もそうだけど
氏がヘソ曲げて収録しなかったとかなんとか。という話を聞いた覚えがあるが・・。
平野仁とは、なにかあったんですか?
流れぶった切って悪いけど
谷口ジロー&関川夏央の「事件屋稼業」の
五島田のモデルが、矢作氏じゃないかという話は出たの?
244 :
無名草子さん:04/10/06 02:41:25
FMホットラインで「平野仁なんて頭悪いから何も描けやしねぇ」と言っていたな。
その「ハード・オン」では5つになってもオシメが取れない大友カツヒロが出てて、
関川治夫という殺される役の人物が出てたな。あれには笑ったよ。
>>241 サンクス。そうなのか。主人公が日本からずっともってたグラビアを捨てる
要の回なのにな。もったいない。
from FM hotline interview
渋谷:「どうですか組んだ漫画家の中では一番...やっぱ大友君ですか?」
矢作:「まぁ箸にも棒にもかからない奴はいますよ、そりゃぁ平野仁みたいにさ。
あんな話やっても何にも描けやしないんだから。頭悪いった、ありゃしない。」
(前後略)
ここまで言っていいのか…(ry
矢作原作の劇画、中途投げ出しも含めて
オフィシャルスパイハンドブックやらなんやら
なんとか1冊にまとめてくれねーもんかなー。
三島由紀夫賞作家だぞ。
>246
テープ持ちの方?
もっと聞きたいです。。。
うpとか無理でしょうか?
>246
まあ、確かに平野仁は原作付きでないとマンガ描けないしな。
音楽風にいうなら原作者とジャムセッションするようなタイプじゃなくて
あくまで譜面どおりにしか演奏できないってタイプの漫画家だからねえ。
そういう意味では画が描けない専業原作家には重宝するんだけど
矢作みたいな作家には不満だろうね。
250 :
246:04/10/06 23:09:52
>>248 そうしてあげたいのは山々なんですけど実はエエ年して
パソコン暦浅いんでやり方わからないんですよ(泣
文章にするとかじゃ味気ないだろうし、
upの仕方の書いてあるスレとかHPとかいいとこありませんかね。
でもそれ見てからやるから相当遅くなると思うけど(w。
まあ何とか前向きに考えてみますよ。
ちなみに上の方に出てる人とは別人ですよ。
あの人はどうしちゃったんでしょうね。
>>249 「少年の町ZF」とか結構面白かったんだけどね。
(全部は読んでないけど)
251 :
246:04/10/06 23:10:51
ごめんあげちゃった。
>250
> 「少年の町ZF」
あれは小池せンせ原作で名作だよね。
マンガ製作でタッグを組むに当たって、編集部が原作者の意向を
全く無視するとは考えられないから、矢作も一緒にやる前は
平野仁のことをそれなりに評価してたんじゃないかな。
地震、ビビッた〜
>>252 まあテープを聞いてる限りでは確かにひどいこと言ってるけど
いつものビッグマウスのような気はするけどね。
実はこれもちゃんとは読んでなくってなんかチラッ
と見ただけなんだけど確かにテンションは低かったような気はする。
事実、買わなかった訳だし。
まあハードボイルド向きの絵柄じゃあないのは確かだね。
254 :
無名草子さん:04/10/07 01:41:26
>250
味気ないなんてとんでもない!
もしテープ起こししてもらえるなら最高ですよ。
ねぇ?聴いてない皆さん!
255 :
無名草子さん:04/10/07 03:09:40
この際、アリ、でしょう。
「ハードオン」なんかは矢作が登場人物の絵とか指示だしてるのかね?
渡哲也に宍戸嬢だろあれ。上のほうに書いてあった関川に大友とかさ。
訂正
嬢×
錠○
了解。
やっぱり関川の事は、嫌ってんのかねー?
かつてネットなんて情報網がない時代、突然の雑誌連載、漫画原作、あるときは業界誌、映画のパンフ、ラジオ、テレビと唐突に現れる矢作作品を追うのは結構大変だった。何十年もたって突然単行本化される数々の作品をうれしく思うやら悲しく思うやら。
261 :
無名草子さん:04/10/08 01:06:22
>>259 そんな事は無いと思うぞ。「暗闇にノーサイド」角川文庫版関川解説を読むと。
大将悪口言うときゃそれこそボロクソだし。互いに認め合ってる故のシャレじゃないかな?
「ハード・オン」は。
「事件屋稼業1」の巻末文に『伝説中のヤハーギの蹴りは・・』の一文からも、
そんな感じ伝わってくるよ
262 :
無名草子さん:04/10/08 01:13:24
↑スマン、関川夏央/谷口ジローの「事件屋稼業」の事ね。
関川のことは認めてるだろうな。ってことで、戸井十月と梶原一騎をぼろくそ言ってたのを思い出した。
>>263 いわゆる梶原狂乱の時代の噂をリアルタイムで耳にしてただろうし
梶原は妙に文芸・文学にコンプレックスがあって
ともすればマンガを蔑む言動をとってたから
大将にしてみりゃ、一番嫌いなタイプなんじゃないかと。
逆に梶原からすりゃ、大将みたいなのは一番嫉ましいタイプ(w
というかあの時代、暴力事件の前でも、マンガ業界で
梶原をよく言う人間はいなかったらしいからね。
>>264 梶原に対しては確かあの文壇ヤクザみたいなこと言ってたな。どいつもこいつも
へーこらしやがって俺だけだあいつに反旗ひるがえすのはみたいな感じの発言。
戸井に対しては恥かしげもなく全共闘ネタにしやがってあーいうやつがいるから
ダメなんだみたいな発言。その後スズキさんで全共闘世代をもろに書きはじめたのに
びっくりしたが、あーなるほど、さすが。この書き方なら納得って感じだった。
266 :
無名草子さん:04/10/08 10:17:05
>>265 それっていつ頃の事なん?やっぱ梶原全盛期で誰も文句が言えない頃?
だとしたら、やはり大将だな。惚れ惚れするぜ。
小林よしのりが「格闘お遊戯」で梶原のパロディやったら打ち切りにあったいう話もあったな。
けど、おいらは梶原作品そんなに嫌いじゃないのだけどね。名声を得た頃からおかしくなったわけで。
遺作の「男の星座」は、自慢話と俺がこうなったのも全部周りのせいとばかりにエクスキューズのオンパレで、正直悲しいものがあったが。
スマソ、場を汚しちまった。
>>266 梶原が死んだあとだな。当時のことを語ってた。
当時と言えば「酒場をめぐる冒険」かラジオだったか?ウィスキー飲んで吐いて以来ウィスキーが恐くて飲めなくなったって言ってたな。
酒飲みが一番恐いのは人前で吐く事だ。その時はかまわず1人にしておいて欲しいみたいな発言。
それ以来文壇接待の席でジンを頼むようになったがそれを見てたかがミステリー1本書いたくらいでいい気になってると言われたそうな。ただウィスキーが飲めなかっただけなんだがと言っておられた。
ウィスキーが飲めなかったんじゃなく、かの有名国産物ウィスキーを、そして
習慣化してた水割りと云う飲み方を否定した若僧が大将。まあ、可愛気はなかっただろう事は
想像に難くない。らしくて好きな話しだが。w
>>269 あーそうだった。思い出した。詳細サンクス
かつて熱く語った映画。
ウィークエンド、ポイントブランク、パーティ、まぼろしの市街戦、そして日活。
272 :
無名草子さん:04/10/09 17:55:36
NHKの番組延期か???
273 :
無名草子さん:04/10/09 18:16:47
274 :
無名草子さん:04/10/09 19:00:05
>273
ありがとう。
うちも見られない。
NHK,あこぎなことすんなよ!
受信料払っちゃいないが。
275 :
無名草子さん:04/10/09 22:55:59
とりあえず異議申し立てしないか。
全国の矢作ファンとスズキさん、団結しよう。
まじかよ。受信料払ってやってるがhi見れない。
視聴者の幅をさらに狭める気かよ、NHK。
……見られるけど。
元来、情報の均等化をはかるべき国営放送が見れるものと見れないものの
格差をつけるシステムがどうかしてるんだ。スズキさんに怒ってもらおう。
>278
恥ずかしいから晒しageとかしないからな
そのうちハイじゃないとこでやるだろ
流れまったく無視だけど
皆さん、お歳はどのくらいっすか?当方は24です。
282 :
無名草子さん:04/10/10 17:45:37
37。矢作を読み始めたのは文庫になった『マンハッタン・オプ』からだな。
最初に買ったのは18の時、「ブロードウェイの自転車」かな。
それから18年経って39歳。
37 さまよう薔薇のように からだっけかな・・・(装丁にやられた)
35。きっかけは「気分はもう戦争」。
29。きっかけは森雅之の本に出てきたから。
あ、なんかすげえ恥ずかしい。
ごめん、41だ...(老 きっかけは「音の本棚」の『真夜中へもう一歩』。
うお、最年少? 21です。
でも小説は全部読みましたぜ。
>286
森雅裕?
40 ミステリマガジンに載った「抱きしめたい」からかな。
35歳。きっかけは「気分」で高校生の頃に図書室の先生に頼んで「マイクハマー」入れてもらった。
35歳。きっかけは「気分」で高校生の頃に図書室の先生に頼んで「マイクハマー」入れてもらった。
>>288 それは無理でした。『殺意によろしく!』くらいなら。
『別冊野生時代』とか、どこに置いているのやら……。
未単行本化、雑誌掲載、漫画原作、TV、ラジオも含めて完全なデータ作れる
ツワモノはいないもんかね。
>>288 21で矢作全制覇か。。。
きっかけは?福田の「作家の値打ち」か?
40歳。漫画アクション連載の「ハードオン」と同時期掲載のコラム読んでから。
「気分」も同時期不定期掲載だったからこのへんから入った人多いんじゃない?
リンゴとマイクを書店で注文したらまだ初版がきた時代。
39。前に「ふたりの部屋」のことを書いたものだが、
きっかけはやはりラジオのマンハッタン・オプ。
>>296 その通りです。『あ・じゃ・ぱん(!)』がしばらく積ん読だった後、
手に入った『マイク・ハマーへ伝言』でやられました。
後は芋蔓で……気合いで地元の古書店で見つけました。
ご存じかどうかは分かりませんが、
『COWBOY BEBOP』のシナリオを、と思ってます(余談)。
>>299 済みません、検索かけたら分かりました。
森雅裕の『推理小説常習犯』に載っていたもので、勘違いしておりました。
ちなみに以下の様な触れられ方でした。
「島田荘子や矢作俊彦のように、原稿をもらい辛いのが
勲章のようになっている作家もいるが」(大意)
>>300 299ですが、森雅裕で合ってます。初期の作品は特に矢作リスペクト丸出しです。
>>302 ようやく分かりました。
よろしければ299さんの森雅裕のお薦めをお教え願えますか?
何冊かあるものの、どれから読めばいいのやら……。
もちろん手に入りづらそうなものでも構いません。
304 :
無名草子さん:04/10/12 00:23:34
>>301 早速やってみた。
ハードボイルド度67パーセントでマーロウだってさ。
マーロウが67パーセントって納得いかないけど
実は虚勢の鎧で身を固めた
寂しがりで傷つき易い人間のはず。
ってコメントには
ガッテン、ガッテン、ガッテンって感じだね。
>>303 ちょっと甘すぎて鼻白むこと間違いなしではありますが。
「歩くと星が壊れる」「モーツァルトは子守唄を歌わない」「あした、カルメン通りで」
あたりがお勧めか。妄想美少女ハードボイルド音楽家風味ってとこです。
西之園萌とか、先取りしてたな。今考えると。
>>301 極々正直に解答したら56.25%、リュー・アーチャー だった。
あなたは理想的なハードボイルド者だそうだ。
ロスマク嫌いなんだけどなー。ポールニューマンが使い古しのドリップコーヒー
ゴミ箱から拾うとこは好きだけど。
そういえば「レイモンドチャンドラー読本」に入ってた矢作のチャンドラーなりきり短編って単行本に収められてたっけ?本がごちゃごちゃでみつからん。
308 :
無名草子さん:04/10/12 21:00:59
>>307 一応刊行されてる本は全部持ってるけど、読本以外では読んだことない。
309 :
無名草子さん:04/10/13 09:09:30
ドブ板通りの角のタコス屋、本当にあるぞ。犬もいる。タコライスはそんなに美味くなかったが。
ハヤシライス食べた日銀支店近くの洋食屋って梅香亭だろ。
っていうか矢作の本に出てくる店ってほとんど実在するよ。
珈琲屋はもうないけどな。
(だから出てこないが)
珈琲屋の前とかって何百回と通ったけど結局一度も入らなかった。(残念
最近あの前でうろちょろしていた黒人、まだいるのかな。
>>305 矢作絡みで森の名前を出して
『さよならは2Bの鉛筆』に言及しないのはどうか?
「郵便カブへ伝言」なんて、もう。
ちなみに俺は「休日」に出くわしたのが13歳の冬、
中学時代に少なくても800回は読み返した。
毎日一回は頭から終わりまで読んだから。
何が起きた話なのか全体を理解できたのは
500回目くらいだ。
実に非矢作的な格好の悪い読者だったな。
ていうかこのレス自体が格好悪いな。
ところでこの夏、CX系深夜のドキュメンタリー「NONFIX」で
「構成矢作俊彦」ってエンドタイトルを見たよ。
寿司屋「すきやばし次郎」の親父の話だった。
>>313 >>305ですが、ありがとう。
そういやそんなのあったなあ。
郵便カブへ伝言て、横羽線をカブで暴走するやつでしたっけか。
実家にあるかな。あるだろうな。読みたくなってきた。
>>313 >>315 有り難うございます。早速探してみます。
……『歩くと星がこわれる』はちょっと無理そうですが。
3年ぐらい前、街BBSの神奈川板に「やっぱり中区ですな〜」
って糞スレがあったの覚えてる人いる?
今更とは思ったけど、一瞬だけ矢氏が立てたのかと思ってしまったよ。
318 :
無名草子さん:04/10/14 00:55:52
森雅裕って、何だ?何者だ?gooってみたが、当方ただ今酔っ払い中。
取捨選択が面倒でやめちまった。矢作に関係あるなら知りたいが、ライトノベル
とかなんたらなら、勘弁。此処にそんな奴なんか出さないでくれ。
違ってたなら、勘弁。
おい、しっかりしろよ、酔っ払い。
ここは2ちゃんだぞ、寝床を間違えてないか?(笑)
ところで、酔っ払いで思い出したが
ロング・グッドバイの、二村がビリーに運転を頼まれる場面、
「コーヒーいれる」は、らしくねぇなぁ、と思わなかった?
320 :
無名草子さん:04/10/14 01:36:01
>>319 全く持ってマジ意味が分からんのだが、どういう意味だ?マジ。
マジマジ2連発ついでに3連発行きたいとこだが、2ちゃんを
寝床にする程落ちぶれちゃないしアホじゃないよ。
この矢作スレ以外はな。
わかったから寝てくれ(笑
322 :
無名草子さん:04/10/14 02:21:58
寝るから、お前は死んでくれ。
人の真面目な質問に答えられないクソは。
323 :
無名草子さん:04/10/14 02:56:38
上の318とは違う酔っ払いです。ども。
酔っ払ってNHKに糞抗議メール出したら、ちゃんと返信が来たよ。
二村 永璽 様
いつもNHKのニュースや番組をご覧いただき、ありがとうございます。
また、放送予定が変更となりご迷惑をおかけいたしました。申し訳ございませんでした。
「世界・時の旅人〜失われた『父』を求めて」のBS2での放送予定についてですが、
12月中の放送を検討しており、放送日時等の詳細は現時点では未定です。
あしからずご了承ください。
今後とも、NHKをご支援いただけますようお願いいたします。
お便りありがとうございました。
差出人の名前が「アレ」になってるのは酒だけじゃなく「矢の字」にも
酔っているからなので突っ込まないでスルーしてね。
あんたえらい
>322
参ったな、死んでくれとまで言われてたとは。
検索も出来ないくらい酔ってるなら寝たらいかが、と勧めたんだ。
それに「此処にそんな奴なんか」なんて、
素面で読み返したらきっと赤面しちゃうだろう?
でも、せっかく気分良く酔ってたところすまなかった。
で、森雅裕だけど、実は俺も読んでなかったんだが
検索したらいろいろ出てきて面白かった。
既出の「さよならは2Bの鉛筆」の主人公は女子高生で矢作ファン。
父親から『お前を矢作俊彦の“リンゴォ・キッド”や“ピンチヒッター”を
初版で持ってるような女子高生に育てた覚えはないんだが』 なんて言われたり
友達がポルシェで崖から落ちたりするんだね。
>323
GJ!
327 :
無名草子さん:04/10/14 19:31:30
「真夜中へ?」で精神病院のくだりがありましたが、
あそこは、題名は忘れましたが確か潜入もののノンフィクションの
内容とほぼ同じでした。どういう関係だったのでしょう?
328 :
無名草子さん:04/10/14 21:53:01
>>325 失せろと言われていると思った。こっちこそ悪かったな。
死ねなんて言ったりして。すまん。
しかしやはりオレは森雅裕は読まないな。
ニューグランドのくだり読んでたら久々にアーウィンショー読みたくなったよ。
矢作がバーについての最良の小説って言ってた短編なんだっけかな。
再購入しようと思ったんだがどの本に入ってたんだっけか?
矢作自身まったく同じような短編書いてたけどどっちも題名が出てこない。
330 :
無名草子さん:04/10/14 21:58:45
>329
『モニュメント』かな?講談社文庫の「ニューヨークは闇につつまれて」
の1番目。
>>330 バーの合理化・・たぶんこれだ。サンクス。って絶版か、古本買うか。
>>327 『真夜中』で言及されてる北関東の某事件っていうのは
恐らく宇都宮病院事件のことだから
その本っていうと大熊 一夫の『正、続ルポ精神病棟』の事だと思うけど
ちゃんと読んだ訳じゃあないので詳しくはわからない。
氏が参考にしたのかな。
333 :
無名草子さん:04/10/15 00:35:19
329〜332
みなさん、すんごいです。
まさに大人の知識(というより教養か?)です。
こういう人がいるから(自分の知識のなさを想い)、
「俺は矢作ファン」だと言えないのです。
早く一人前のファンになりてぇ。
>329-330
複雑な彼女と‥の捨て台詞についてのエッセイで、最後に引用される台詞は
同じ講談社文庫の短篇集「夏服を着た女たち」の一編からだったよね。
まったく関係無いけど、「酒場をめぐる冒険」で複雑な彼女と・・演じてた怪物ランドどこいったんだろうな。
337 :
無名草子さん:04/10/15 10:48:38
麿はキルビル出てたよ
338 :
無名草子さん:04/10/15 11:05:49
332さん
ありがとうございます。
かれこれ20年近く前の記憶なので・・・
けっこうな、引用でしたよ。多分、作者と関係があるのかなぁ。
「酒場をめぐる冒険」も20年近く前ですね。
ビデオデッキの販促番組でしたね。
俺、郷田に109の前でサインもらったぞ。
「酒場」の前だけど。
矢作って、サインくれるかね?貰った奴、おる?
341 :
無名草子さん:04/10/16 00:01:35
謹呈本には書くそうだ。
9/21 カフェドゥマゴでは対談終了後に
会場を一旦出たが、引き返してきた後、
関係者と談笑する傍ら、書籍購入者の裏表紙に
サインをしていたよ。
意外に女性ファンが多くて、相席の別嬪さんはモデル
みたいだった。(そうなのかな)
俺か?
残念ながら著書は全て持っているので買う必要がなかった。
でも、男があの場でサインはねだれないな。
そう思うのは俺だけだろうか。
デビューは「さまよう薔薇」の37歳。
ハイスクールのガキには上質な毒だった。
貰ったサインじゃないが、バーニーズNYの入り口に平積みになってた
「野生時代別冊矢作俊彦」全て署名入り(漢字ヴァージョン)だった。
今思えば、1册じゃなく5册位買っときゃよかったよ。こいつだけはネットでも見つからない。
96年位の出版だっけ?(うろ覚え)
で、341は367で高校生????
343 :
無名草子さん:04/10/16 10:26:22
>>342 ちと酔ってたな。
高校生の時に「薔薇」を読んだ現37歳という意味だが、
記憶をたどると中学生で「マイク」スタートし、
ほぼ発刊順で読んでるな。
「別冊」は95年だよね。このころ「野生時代」で
赤瀬川さんと対談していたな。
先日の対談でそのときのことを話していて
場所は江ノ島。
赤瀬川さん「矢作さんは携帯で秘書に連絡してましたね」
矢作さん「息子ですよ」
>341
マイク・ハマーのキャラでいうとサインを欲しがるのは英二くらい?w
内容はどうでしたか?<ドゥ・マゴ
>342
さまよう、は84か85年だから37なら当時高校生で不思議はないよ。
345 :
無名草子さん:04/10/16 14:05:10
40歳。矢作デビューは18の時「マイクハマーへ伝言」
ホリデーオートかなんか、暴走族系の雑誌に、クルママニアが喜ぶ小説みたいな
特集に、V8パトカー、ヘミクーダ、ポルシェのバトル!で、速購入。
以後、どつぷりはまるが、別にハードボイルドが好きなわけでない。
矢作の描く横浜・不良・クルマの世界が好きなだけ。
ロンググッバイは、読み応えあるが、二村の愛車がゴルフってのがちょっと・・・。
346 :
無名草子さん:04/10/17 02:00:38
今は無い「ヨコハマ」について「街」についてしつこいほどに語る矢作『ポケットに
何がしかの悪銭をねじりこみ・・・』(以下略。名文。知らぬ輩は死んでも探せ)
を知るには、感じるには(勿論主観的にね)、アーウィン・ショウも然り、
ディモン・ラニヨンも然り、O・ヘンリーもボォドレェルも知ってると、尚更矢作作品が
楽しめる。はずだ。と思うのは、オレだけじゃ、ないはずだ。<けっして無理して言い募ってるわけ
じゃ無いんだぜ>
347 :
無名草子さん:04/10/18 11:12:00
36歳。デビューは16か17、「暗闇にノーサイド」
ロンググッドバイは、NAVI版の方が・・・
>>346 ポケットに 何がしかの悪銭をねじりこみ・・・
ところで、この名文誰の書いたものをもじってるのか知ってるのか?
って無理して煽ってみる。
349 :
無名草子さん:04/10/19 10:38:38
>>344 メインテーマは現代芸術と芸術だが、
ちょと書ききれない。
そこでエピソードをひとつ。
その昔矢作氏が紐育のレストランで食事中、
連れの女性に足を首にかける芸をしたところ、
別席の客から、「両足でやって見せろ」とのリクエスト。
最初は断ったのだが、シャンペン一壜にて快諾。
会計時に受け取ったラベルにはなんと「トルーマン・カポーティ」
の名があったとさ。
350 :
無名草子さん:04/10/19 11:48:35
俺が、フィニアス・ニューボーンさ。
とか、ホンマかいな?
351 :
無名草子さん:04/10/19 16:56:34
その昔、月刊プレーボーイに載った
矢作氏のインタビューが未読なんです。
どこかのサイトで読めますか?
>>349 カポーティより体の柔らかさがかなり意外。
353 :
無名草子さん:04/10/19 19:07:47
ちなみに今はもうできないそうだ(笑)
失われた父、、見た人います?
レポ希望。
356 :
無名草子さん:04/10/20 05:19:28
>>348 Pocketful of Miracles
357 :
無名草子さん:04/10/20 20:55:17
紀伊国屋書店・和書デイリーベスト10
第8位「ロング・グッドバイ」
矢作さん新たなステージへ。かな。
358 :
無名草子さん:04/10/20 22:22:50
>>357 あんまり一般人(大衆!!)に読まれると、千葉とか埼玉とか大和川以南とかの
悪口が言いづらくなります。
売上は低くて問題ないアルよ。
>>358 その矢作観ってもう25年以上前に終わってる。
懐かしんで云ってる分には罪はないが。
360 :
無名草子さん:04/10/21 04:44:41
>>359 矢作観がとっくのとっくに終わってるかどうか知らんけれど
「田舎モン」をからかうことは今でも全然可能でしょ?
て云うより、彼の作品・姿勢の中で、もはや重要なファクターでないと、云いたいわけ。
それを、蒸し返して、カビの生えたリージョナリズムを振りかざしたいかな。
362 :
無名草子さん:04/10/21 15:28:40
>>345 何言ってるんだ。G60だぞ。それもコラードじゃなく、ゴルフgtiの。「庶民派のグスタフ!」 ..
363 :
無名草子さん:04/10/21 15:31:15
>>341 見てたが、購入した本はほとんどなかった。みんな古い自分の本ばっかだったぜ。
中には文庫もってきてハンドバッグから出してる女もいた。
364 :
無名草子さん:04/10/21 15:46:09
本が並んだテーブルを見た後、エスカレーターから
サインをしているのを見たので気づかなかったが、
そうか自前か・・
スーツの内ポケットから出すなら、
「コルテスの収穫(中)」かな(笑)
古いネタで恐縮だが
「サムライ ジャン=ピエール・メルヴィルの映画人生」の中で
矢作俊彦と押井守が対談をしているらしいが、藤原カムイが
引きあわせたのか?
(本を読んでいないので判らん。誰かおしえてくれ。)
>365
> 矢作俊彦と押井守
こりゃまた、食あたりしそうな組み合わせだな。
368 :
無名草子さん:04/10/21 21:01:57
>364
>「コルテスの収穫(中)」かな(笑)
そりゃアナタ、氏に勝るとも劣らずの皮肉(嫌味?)で・・あはは。
369 :
無名草子さん:04/10/21 22:00:29
>>362 書籍中には藤原さんは出てこない。
過去ダ・ヴィンチ 1998 .05 Vol.49で対談している。
それはそうと、来年早々2冊上梓予定とのこと。
「アマカス」は出るとして、出さないと断言した
「コルテスの収穫(下)」はないか・・・
「ウォーキング・ボーイ」かな?
「コルテスの収穫(下)」は矢作亡きあと誰かが続き書いてくれるしか可能性ないんじゃないか。
チャンドラーのプードルみたいに最低になる可能性大だけど。
「コルテスの収穫(下)」だけものして付いて来れる奴が何人いるよ。W
もし上梓するなら上・中・下全面改訂「新・コルテスの収穫」だろうな。
あり得ないが。
しかし、俺もどこか都内で遭遇した時のため「コルテスの収穫(中)」は
常時携帯する様にしようかな。(蹴り倒されたりしてw)
おじやがこんなに有名になるとわ……
めいごさん???
374 :
無名草子さん:04/10/26 10:36:51
age
375 :
無名草子さん:04/10/28 11:55:28
矢作先生って愛車は何なの?
免許持ってないんだよな、たしかw
377 :
無名草子さん:04/10/28 15:19:05
それはピンカートン横浜支局時代のハナシな。
378 :
無名草子さん:04/10/28 16:28:39
アストンマーチンくらいは乗ってるだろw
379 :
無名草子さん:04/10/28 17:06:05
382 :
無名草子さん:04/10/28 17:53:40
クルマには詳しいが、ゼロヨンは下手だということかw
383 :
無名草子さん:04/10/28 19:18:51
384 :
無名草子さん:04/10/28 19:24:25
( ゚д゚)いまだに与太話信じ込んでる低能がいるのか
>>384 ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
386 :
無名草子さん:04/10/28 23:21:29
女にもてなそうな奴がいるな
387 :
無名草子さん:04/10/29 00:03:47
どうでもいいよ。
388 :
無名草子さん:04/10/29 08:36:50
>>384 実話だ。文庫の解説で川島透が似たような話を書いていた。
389 :
無名草子さん:04/10/29 10:44:25
四方田の自叙伝の件もあるし、作家の武勇伝めいたのは話半分だな
ましてや相手は大将ry
メタフィクションとして楽しむぐらいでちょうどいいんじゃないか
390 :
無名草子さん:04/10/29 11:58:55
免許があるなしの話じゃないのか?
391 :
無名草子さん:04/10/29 12:57:52
NAVIで教習所に通うエッセイ連載してたのはいつだった?
少なくとも、俺の意図は免許があるなしの次元だ。
四方田やメタ云々まで持ち出す奴の気が知れん。レスはいらんぞ。
393 :
無名草子さん:04/10/29 13:56:58
あれは合宿免許のやつだね。
なんか読者プレゼント付だったと思うが、
結局1回しかやらなっかったんじゃ?
>>メタフィクションとして楽しむぐらいでちょうどいいんじゃないか
と俺も思うよ。たとえ知っていても。
メタフィクションつうか、法螺は法螺として楽しいからそれでいいよ。
395 :
無名草子さん:04/10/29 20:43:19
朝日掲載のeメール時評のスクラップを読み返して、
改めてロジカルでアイロニカルでかつ綺麗な文章を書く人だなと
思いつつ、一方で話半分芸の内がスパイスなのだと思うよ。
日本一のホラ吹き男
397 :
無名草子さん:04/10/30 22:26:07
ああ、大冒険。
これで日本も安心だ
399 :
無名草子さん:04/10/31 10:39:58
400 :
105:04/10/31 14:31:39
>>399 新潮社版の『あ・じゃ・ぱん(!)』みたいな感じなのかな?
401 :
無名草子さん:04/10/31 15:21:44
流れがよく分からないのは、俺だけか?w
>>402 先週テレ東で「大冒険」の放映があったばかりなので、
このリアクションなのではないかとw
加筆改稿。その場合また買うべきなのでしょうか?
405 :
無名草子さん:04/11/01 20:19:02
11/03 23:00-0:00 BShi
失われた父を求めて 作家矢作俊彦とヘミングウェイ
BS2の12月放送予定ってのはどうなったんだろ。そっちの日程を発表せい!NHK
407 :
無名草子さん:04/11/01 22:21:17
>> 403
テレ東で、大冒険の放映?
>407
このところ深夜に昔の喜劇映画をやってるだろ?
植木等だよ。<大冒険
>>408 関東ローカルだから、わからん奴にはまったくわからん
410 :
関内の珈琲屋:04/11/02 22:17:31
現在44歳。
大学生の時にリアルタイムではないが「マイクハマー」で矢作を初体験。
社会人1年目ぐらいに野生時代に掲載された「ノーサイド」で感激。
「ロンググッドバイ」は細部が矢作節炸裂で楽しんでいます。
11/03 23:00-0:00 BShi
失われた父を求めて 作家矢作俊彦とヘミングウェイ
覚えたてのDVDレコーダーを使うときが遂に。
『ライオンを夢見る』も何度目か分からないくらい再読して、準備万端です。
412 :
無名草子さん:04/11/03 09:35:42
いいなぁ。
焼いて欲しいと思っているのは私だけ?
方々あたったが周りはhi無しばかりなりでした。
今確認したら、
11時10分
からになってました。終了時刻も10分延長。
いつ変わったんだろ……。
>>412 そのうちhi じゃないところで必ずやるからその時を待て。
あんまり言うと見れる奴の優越感を助長するだけだぞ。それでなくてもこのスレは
そんな奴多いんだから。
415 :
無名草子さん:04/11/03 15:17:14
>>412 ありがとう。ちと見苦しかったか・・
ところでj−comなら観れるみたいだ。
だれか・・・
まだわかってないか・・・(笑)
>>411 本来ならヘミングウェイを再読しておくのが筋だと思うのはおれだけか?
417 :
無名草子さん:04/11/03 22:54:48
「悪いお別れ」は風体・口調などアノ康芳夫氏をモデルにしてるとしか思えな
い仇役登場人物が楽しくてしょうがなかったですなワタシとしては。
絹の支那服に白髪の総髪(つまりロン毛)という姿でアメリカンクラブの食堂
で‘ビフテキ’(断じて‘ステーキ’ではない!)とケチャップをしこたまぶ
っかけたフレンチ・フライをシャンパンを飲りながらやっつけるところなんざ
最高です。オレもやってみたい。アメリカンクラブには入れんけど(←バカ)。
横レス多謝。
418 :
無名草子さん:04/11/04 00:31:23
矢作サン、やっぱりもうお酒飲まないのかしら?
是非ともドープレを飲んでるお姿を見たかったけど・・・。
……終わった。十何年ぶりか、泣きそうになった。
内容は……知らない方がいい人の為に三行開けときます。
以下2レスほどご注意を。
基本的には、『ライオンを夢見る』を時系列に並べたような感じで、
短編の『コンクリート謝肉祭』とか『Most Valuabla Player』も含んでました。
パリ時代には比重を置いてなくて、メインはキューバとアメリカ。
そこかしこに矢作俊彦らしい言葉の数々もあって、思わずニヤリとさせられることも。
旅行自体もけっこう楽しんでいた様子です(既に何回か行ってるんだろうけど)。
ただそれだけだと「うまいこと映像化したなあ」くらいだったかも。
問題、というか必見なのは最後の場面。
フィルムセンター(旧式の回転するアレ)でヘミングウェイが闘牛を見に来たシーン、
それを見ると、映っているのはあのエル・コルドベス。
「あ、これエル・コルドベスだよ」
(スタッフ「どなたですか」)
「知らないの! エル・コルドベスを知らない人に出自を明かしたく無いなあ」
「野球では長島茂雄、闘牛ではエル・コルドベス」
おお、最後の最後で。そして、ヘミングウェイに捧げる文章(!)が。
ああ、ちょっと感動してたのとハイビジョンに録画を弾かれたのとで、
詳しくは書けないんですが、単行本版の『複雑な彼女と単純な場所』の、
「ポケットになにがしかの」と、『ららら科學の子』を掛け合わせたような文章で、
これだけでも見た甲斐がありました。正確ではありませんが、以下。
サヴォイのバーが消えたそのとき、マティーニも出自を失った。
(中略)
夢見たのは、ヘミングウェイ。たどり着くことのない天国。
もしたどり着いたら、たぶん、地獄を夢見て飲んだだろう。
飲んで、飲んで、
僕たちが飲み尽くせなかったのは、たぶん二十世紀だった。
もう何も言うまい。今はただ、飲んで、飲む。
421 :
無名草子さん:04/11/04 00:39:22
422 :
無名草子さん:04/11/04 01:08:22
キューバの街頭を歩き葉巻(ラ・コロナ・コロナ!ではないはず)してたのは
正直どうかと思った。俺の姪が歩きタバコで火傷を受けたことがあるので
>419
報告サンクス。
取るに足らないことだが気になるのは…
やっぱり最近は大将も「マティーニ」なのかな。
外で酒を飲めるようになった頃、初めてバァカウンターで(といっても当時の『カフェ・バー』だ!)
その酒を頼んだとき、小説の真似をして「マーティニ」といったら
バーテンダーに「マティーニですね、かしこまりました」と言い返され…
というか考えてみたら「マーティニ」と発音するバーテンダーに出会ったことがないな。
424 :
無名草子さん:04/11/04 04:24:39
>>420 最後の最後で、我らの小説家の気性が革めて明らかに。
「あ、これエル・コルドベスだよ」
(スタッフ「どなたですか」)
「知らないの! エル・コルドベスを知らない人に出自を明かしたく無いなあ。
帰っていいよ!」
さらに、大将が長島サンの名前を出したらスタッフが苦笑してたぞ。。。。
なんで、あんな不勉強な奴連れて行ったんだ?
425 :
無名草子さん:04/11/04 08:56:11
>>422 葉巻というのは一度火をつけたら吸いきるまでつけっぱなし。
食後に加えたまま外へ出ることもある。ましてキューバでは普通のことだ。
まさか日本でやりゃしない。そんな狭量なこと言うな。
>>423 そう、俺の知る限りでは、カタカナ表記で「マーティニ」としたのは、大将と
加藤和彦氏のみ。逆らい難いこの両氏と世間を量りに掛けて立ち往生した俺は、以来
「マティニ」と発音しオーダーする事で折り合いを付けている。あーくだらん。w
427 :
無名草子さん:04/11/04 12:42:50
くだらん続きで,安井かずみの詞もね。
というか,自分と同じ経験をした輩が
これだけいると,MHの雅史の台詞を唱えそうになる。
「ロング・グッドバイ」じゃ,“マティニ”になってたな。
スペル的にはマーティニ(martini)でもよさそうだけど、英米人がどう発音するのか、
聞いたことないや。
フランス式だと、マルティニもしくはマーティニになるので、そっちを意識したのかなとも。
429 :
無名草子さん:04/11/04 15:23:04
英語ではマティーニ。
マールボロ
432 :
無名草子さん:04/11/05 02:40:05
ワタシも御大将の影響バリバリで「バァ」で「マーティニ」つって「マティー
ニですね?」って言い直されたことあります。何度も(笑)。
日本人の英語表記→英語発音ってスペリングによるから、それでいけば「マー
ティニ」になるハズなんだよね。
けどこれまた日本人のクセとして、長音は語頭にあるより語尾にあったほうが
すわりがいいので、「マティーニ」になると。
433 :
無名草子さん:04/11/05 03:25:06
>>425 自身若しくは身内で煙草だか葉巻だかに傷を受けたことあるのかい?
それも幼い子が?
騎士道精神を謂う我らが矢作だ。幼子に危ないと解っていて敢えて
やる行為かね?キューバならいいのかね?
どっちが狭量だか。狭量に非ず、おまえは単なる馬鹿だ。
放送を見ていないのでよくわからないが
大将が歩き葉巻をしてたのは街中の雑踏なのかい?
大将だから、キューバだから許せ、というならたしかに馬鹿と云われても仕方ないが、
屋外での喫煙の自由を全否定するような主張は、それこそ
‘お台所ファシズム’ってやつに近いぜ。
さーキナ臭くなってまいりました。
どうでもいいけど、騎士道って点でいえばヘミングウェイが数々行なってきた行為もどうかと思うがね。
436 :
無名草子さん:04/11/05 07:15:57
ヤハギもヘミングウェイも幼子や後進国民(この場合キューバ人)の安全に配
慮して心を配るような人間であるわけないだろうが。
現代の普通人のごくごく当たり前の感覚からすれば二人とも自ら大いに差別を
好むダブスタ野郎で極めて不快な人間たちであるに決まってるじゃないか。
この程度の認識は二人の、或いは二人のうちのいずれかのファンをもって任ず
る人間にとっては当たり前の常識じゃないかと思うんだが。
437 :
無名草子さん:04/11/05 07:18:52
>>434 >屋外での喫煙の自由を全否定するような主張は
誰がいつ、屋外での喫煙の自由を「全否定」したのかね?
お坊ちゃん?
>>437 こんな「卑しいメディア」に分け入ってさぁ、姪後さん引き合いに出してまで
云々する事じゃないと思うぞ。「全」かどうか以前に「場違い」なんだ。
お台所に帰った方がいい。あ、俺は本当一筋の煙りも許さない禁煙主義者ねw
439 :
無名草子さん:04/11/05 10:27:46
禁煙は主義とは言いませんよ。
440 :
無名草子さん:04/11/05 10:28:30
┗┳┳━ |_| ━━━┳┳┛
┃┃ / ヽ ┃┃ もういくつ寝ると 出て行くの
┏┻┻ |======| ━━┻┻┓
┗┳┳ ヽ__ ¶_ ノ ━━┳┳┛ 朝鮮人は ウソついて
┃┃ (/) ┃┃
┃┃ (/) ┃┃ 日本に居座り たかります
凸┃┃ (/) ┃┃凸
Ш┃┃ (/) ┃┃Ш 早く出て行け 朝鮮人♪
.|| ┃┃ (/) ┃┃.||
∧_∧ (/) ∧_∧ ∧ ∧
( ・∀・) (/)(´∀` ) <゜Д゜ > 元歌:童謡「お正月」
(つ つミ (/)(⊃⊂ ) ⊂ ⊃
|_|_|_I(/)_|_|_|__| |
/////ノ,,,,,,ヽ ////|| |〜
//////////// |∪∪
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 奉 納 |
441 :
無名草子さん:04/11/05 12:55:31
まあ、大人なら赤信号を知ってて渡ることもあるし、
渡り方もわかるだろう。
また、映像を撮るのだから、その際はそれなりに演出もあるだろう。
その程度では?
俺は12月に観るけど(笑)
わざとシュギシャって云ったの。セクトでもよかったけど
443 :
無名草子さん:04/11/05 14:45:57
↑こういう往生際の悪いバカが最も見苦しい
>>436 フラーでフランケンハイマーでペキンパーだ。
禁煙の話しから17世紀煙草貿易の話、ジェームズ1世の話に移行して
近代煙草半世紀の栄華と衰退を語りながら
アメリカとヨーロッパの人権問題の捉えかたの違いに風呂敷を広げ
ドイツとイタリアどちらの独裁がより潔癖かを論じながら
キューバに話しを持っていってこそヤハギ好き。
448 :
無名草子さん:04/11/05 17:58:52
ハバナの旧市街だったら、ガキを寄せ付けない大人のストリートなので
葉巻だろうが、ラッパ飲みだろうが、カストロは何も言いません。
ガキと大人の生息地がオーバーラップしてる日本じゃ、つまらない良識派がはびこる。
↑とハバナなんぞに足を踏み入れたことのない良識無き大人のはびこるスレ。
450 :
無名草子さん:04/11/05 19:18:36
Habanaの風に酔い
ただおまえと眠っただけさ♪
作詞 有川正砂子
最初は女の作詞だなんて思わなかったな。
行ってみたいぜ他所の国。
ハバナは石丸元章が同行したこともあるみたいなので、
ここで一発書き込んでくれないか?
何、もう書いてる?
でも認証できんもんね。
ハバナの大合唱で久々にラムが飲みたくなった。
RONRICOの151でも飲りながら良識を語るか。
ほんと寒気がしてきた
なに?この流れ。。。
ひとつ確かなのは、
1000まで四年はかからんな、このスレ。
453 :
無名草子さん:04/11/06 09:21:42
>>422以外の全員へ。
俺は見た。あそこは雑踏じゃない。だいたいハバナの市街地じゃない。
市街地でくわえて歩いてるカットもあったが火は消えてた。葉巻は吸わなきゃ
すぐ消える。大将は寿司屋で煙草を吸ってるサラリーマンにやおら葉巻を出して煙を子肌にぶっかけたそうだ。
そういう人間が無考えな事はしない。ものを知らんやつがああだこうだ言ってるんだ。もうこれで相手にするの止めようぜ。
>>452 気持ちは分かる。
なんか変なのが増えたな、ここ。三島賞の影響か?
>>454 お前の先住民面はいただけんな。
452と何かがちがう。
↑主義者の人
24,37,39,37,35
29,41,21,40,35
40,39,40,36,44 か。
458 :
無名草子さん:04/11/07 14:40:47
二刷り入手。まだ読んでいないが3つの章で数行ずつ増えてる。
聞くところでは編集のミスで最後のゲラの朱入れが初刷りに反
映されていなかったようだ。
459 :
無名草子さん:04/11/07 21:14:23
>458
と言う事は初版は作者の実際の意図と違うからある意味落丁だよな。
誰の責任になるんだ?角川は初版を買った連中にもう一度2刷も買え
と言っているのか?
数年たったら、価値がでるかもなあ>初版
461 :
無名草子さん:04/11/07 22:08:45
そういえば新潮社版「あじゃぱん」も二刷り以降は違うんだったな。
>460
そりゃ 初版<<<<<二刷となるか
または 初版≦二刷で初版回収とかならんと…
だが、どっちにしろ不完全なモノの価値はあがらん罠
>不完全なモノの価値はあがらん罠
うそ〜ん???
不完全なものの方が価値がでることもある罠
464 :
無名草子さん:04/11/08 09:18:27
「夏のエンジン」文庫化だな。
ま、とかく古書関連は作者の意図より、レアかどうかのタマ数で価値=相場が決まるしな。
466 :
無名草子さん:04/11/08 11:09:31
で、実際に二刷を読んだ方は、どういう感想でしたか?やはり増加分だけ
より作品の深みが増したとか、ありましたか?
そうであるなら、また買わなきゃならない・・。
まぁ大将の生活の為と思えば・・。
467 :
無名草子さん:04/11/08 12:32:25
>>466 実は推理小説的に一個すごい矛盾があって気になってたんだが、
それが一発解消されてた。そこだけ今のところ確認。
564ページの真ん中あたり。
468 :
無名草子さん:04/11/08 12:42:41
ありがとう。それじゃ二刷買わねば。
『ザ・ロング・グッドバイ』って,推理小説として破綻してると思ってたんだ。
で,そうなっているのは確信犯かと思い込もうとしてた。
ハードボイルド小説で“探偵”が探し求める真実と,謎解き小説の違いなのかな
と。
まるで「本日休演」みたいな話だけれど。
469 :
無名草子さん:04/11/08 18:29:29
まあ、ハバナくらいは一度行って置け!
ソシアルクラブなんか聞かずに、ディスコへ直行な!
連載随筆『夜がまた来る』
「さすらい」という歌がどうにも好きだった。
「映画」というもののすべてがそこに語り尽くされているように思えてならなかった。
むろん、それを歌った小林旭が映画スターであった時代の映画、
そのすべては今の映画から失われている。
歌は「夜がまた来る」と始まり「想い出連れて」と続く。
「何をいまさら、辛くはないが」と、いきなり盛り上がる。
この歌に歌い込まれたことは何もかも、ことに今どき、言わぬが花だ。
言えばその場で茶番に変わる。だからこの表題の謂れも語らないでおこう。
著者の言葉より
冗談半分で「北方謙三が終わったら新聞読む場所がない。矢作俊彦でも連載するなら話は別だけど」
とか言ってたら……。言ってみるもんだ。地元紙をちょっとだけ見直した日。
漫画アクションで「ハードオン」等の連載によって一部矢作が盛り上がった時
小説アクションなる雑誌が増刊で出版され、「さまよう薔薇のように」が久々の
小説として漫画原作から小説に連れ戻したみたいに紹介されたわけだが
同誌で関川夏央が「さすらい」にオマージュを捧げたような「夜がまたくる」とういう小説を発表していた。当時この雑誌矢作のために作ったのかと思ったよ。
472 :
無名草子:04/11/08 21:45:53
今月号の「ENGINE」でアイラ島シングルモルト紀行を書かれてますね。
確かウィスキー飲むと吐くって「酒場を巡る冒険」だかFMだったかで
仰っておられたような記憶が…
>472
だからそれは某国産ウヰスキーの話だって、
つい最近のレスにもあったはず。
475 :
無名草子さん:04/11/10 20:23:36
>>473 「我に秘策あり」だったかで、まともなウイスキーも飲めなくなったって
書いてあったけど。勘違いかな?
>475
国産ウイスキーがまずい→生意気と噂される
悪酔いすると言えばいい→解決、しかしなぜか本物のそれまで楽しめなくなる
『複雑な彼女と単純な場所』、『秘策あり』より
この後で、楽しめないってのがバレるから、
「へそ曲がりのバァテンダーの店に行けない」
とこぼしてらっしゃいました。
そっか、ダルマが飲めないだけってのこそ勘違いだったか。失敬。
まあ、それもエッセイを一本書くための韜晦だったのかな。
それにしても、
ENGINEのエッセイは物悲しい。
失いつつあるものを語っていた口調が
失ったものへの視線に変わっていったのは
裕次郎が逝ってしまった頃からだろうか。
自己レス。
昨夜、寝酒を飲んだあと携帯から、477を書いたのだが
「裕次郎が逝ってしまった頃」てのは取り消します。
今朝、詳しくは書かないが、とある日記を発見して驚いたw
詳しく書けよ、はげ
480 :
無名草子さん:04/11/12 21:59:22
479さん、聞き方ってもんがあるでしょう。
>>480 おれは479じゃないがもったいぶったこと書くなってことだと思うぞ。
それが気に入らないと。
詳しくは書かないが・・・って、意味ないだろ?
いちいち書きこまず自分の胸のうちだけにしときゃいーだろ・・・って訳してあげたよ。
482 :
無名草子さん:04/11/12 22:54:11
ところで新聞連載の「夜がまたくる」は
中日新聞でしょうか。
東京新聞では読めないのかな。
483 :
無名草子さん:04/11/12 23:45:50
>>481 同意。マスターベーションは人前でやるものではありません。
484 :
無名草子さん:04/11/12 23:47:21
あじゃぱん楽しい。
>>482 当方は西日本新聞です。
文化面なので、たぶん、ここだけかと。
>>480 矢作に心酔してるわりには言葉に真意がわからん奴だな。
487 :
無名草子さん:04/11/13 00:15:49
>>485 どうもありがとう。
北方謙三『絶海にあらず』の次という線で追ったら、
東京新聞にまだ連載していたので地域版違いかと思った。
艶消しの矢作節は西日本新聞ですか。
福岡の友人に送って貰おうかな。
西日本向けというフィルターが、色気を消している、
ってことはないだろうか?
つまり、かつて自分の愛した街について語るとき、
その街を知る人へ話すのと、そうでない人々へ向けてとでは
自ずと語り口が変わってくるだろうから。
で、ゴールデンカップスの映画はみんな見にいくのか?
行くぞ。こないだの渋公のライブは見損なったけど。
491 :
無名草子さん:04/11/13 10:05:10
どうすっかな。こないだの「音楽館」は観たけど。
インタヴュー者のリストに矢作氏も入れて欲しかった。
>>488 いえ、そうでは無いと思います。『ツーダン満塁』と同じ様な語り口ですから。
もちろん、そこまで愛着がある題材は取り上げていない、
ってのもあるかも知れません。
第一回 沖縄
第二回 土建国家(新潟)
第三回&四回 新幹線
そこまで時事云々には向いていないのかな……とも思います。
『新ニッポン百景』は楽しめたクチですが。
ってかイラストがいつも同じだ。安珠の写真希望(贅沢)。
494 :
わかった!:04/11/14 13:22:29
あの文中に引用されてる飛行機乗りの小説家ってテグジュペリなんだな。
だから表紙にロッキードp38がかいてあるんだ。ずっと謎だった。
たぶん大将のことだからあの垂直尾翼のデザインはこのあいだ地中
海から引き上げられたきたいのと同じ何だろうな。
>>494 ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
>>494 ( ゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚) …!?
言いたいことあるなら言っとけば?
前スレは約二年かかってやっとスレッド半分に到達。
このスレは三ヶ月半でもう500。
ららら出版あたりから目に見えてレスが増えている。最近は毎日レスがあるという異常(!)事態だ。
そして変な言い争いも見受けられるようになった。
あんまりゴチャゴチャ言いたくないけど、俺は矢作のファンならイモくさい真似はしないと信じてるよ。
先住民面はいただけんらしいぞw
>493
紹介サンクス、初めて読んだ。
このあと、らららが書かれたと思うと興味深い。
聞き手がどうも...、
スタジオヴォイスの編集長までやったひとにしては
ツッコミも切り返しもなく面白くない。
>>494 ロンググッドバイ、底本チャンドラーなんだ!っていうくらいびっくりしたよ
>>499 だってたかが2ちゃんでしょ。善くも悪くも。、
後「ファンなら〜と信じてる」みたいなの作者以外に言われたくないね。
まあ、本当の矢作ファンならそんな、田舎臭い事言わないと信じてるよ。
まあ本当に矢作美学に心酔している人間は
2chなんかには来ないわなw
505 :
無名草子さん:04/11/16 00:53:07
私は矢作の小説が好きだ。まわりには、矢作好きだという同輩はついぞや、いなかった。いなくとも、
私は変わりなく矢作が好きであり今でも好きだ。たぶん身知らぬ誰かも好きなのだろうかも、と思った。
初めは、オレ一人が矢作好きでオレ一人が矢作を知っているのだ、と思っていた。
今では、所詮2ちゃんでも矢作が好きだという輩が集まってくる。
此処では私の知らなかった矢作の作品に関することも個人に関することも聞けたりする。
それが確かで無いにしろ、矢作が好きで言っているという事が判る。
2ちゃんでは、此処だけが特別なのだ。
と、ひとり思ったりするが、・・・思ったりするのさ。
506 :
無名草子さん:04/11/16 01:03:33
Okey-dokey!
気持ちは解るよ。
色んな奴がいるのはどこでも同じさ。
家の近所の本屋にロング・グッドバイ2刷置いてない。
とりあえず違いを確かめたいんだけど。
508 :
無名草子さん:04/11/16 22:01:09
509 :
無名草子さん:04/11/16 22:16:35
もし、そうなると泥沼だな。ベトナムみたいだ。
511 :
無名草子さん:04/11/17 13:41:40
>>508 家の近くにもないので、角川に電話したら都市部中心に配本してるようだよ。
それで、大増刷をかけてるのでそうしたら出回るって話で驚いた。
何だかえらいことになっているようだ。
文学板に矢作スレが立ったがひねくれものではなく
やけにものわかりのいい奴のようだ。
513 :
無名草子さん:04/11/17 22:28:40
ふと思ったのだが、映画化しは場合、
二村役は佐藤浩市でどうだろうか。
周期的に出てくるな。キャスティングの話題は。敢て言うと
以前、二村は大旨阿部寛で決定だったと思うがW
515 :
無名草子さん:04/11/18 01:12:37
「THE WRONG GOODBYE」を期に皆が好きなチャンドラー作品はどれですか?
私は「長いお別れ」は当然だけど、「高い窓」も好きだ。カシディ
(Cassidy)事件の件なぞ、いいね。ラストの”おまえとキャパブランカ”
の場面は成る程大将描く場面のようだ。
あと、チャンドラー唯一の短編小説「待ってる」はベツモノでサイコー
「長いお別れ」「待っている」「赤い風」番外で「イギリスの夏」
517 :
無名草子さん:04/11/18 11:40:58
唯一やないっしょ
スレ違い。
俺もそう思う。
>514
俺はロンググッドバイを読んだら阿部寛てイメージじゃなくなったなぁ。
端正な風貌、上背もあって、街を歩く姿がサマになる40代、
そんなのがいいと思うんだけど、思い浮かばない。
ん?二村って40代なの?安田講堂やらなんやら公安暗躍時代経験してんなら50代じゃね?
「太りもしないし、痩せもしないね。背も髪も伸びないじゃん」
と由に言わせる50代、横浜の似合うジェントルなはみ出し刑事。
館ひろしか・・・。
二村じゃないがルイズルイス加部ならなんかの役で出てきそうだな。
>523
さっき!!まさにその名前を書いて書き込む寸前だったよ。
時間もほとんど同じだ。
二村にするならきちんと散髪して髭もきれいに剃ってくれないと、とかなんとか。
大将の小説って値段高い
トニー・レオンが日本人だったらな、
なんて思った。
意外とファンがいるのだなと
このスレを読んで思った
どうでもいいが映画化するなら矢作俊彦監督ってのだけはやめてほしい。
企画、構成、原作、脚本、漫画までなにやらせても興味をそそらせてくれて、映画にもあれだけ造詣が深いがいい評論家がいい映画作るとは限らないのと同じで過去の監督作、(アゲインも含めて)だけはどうにもピンとこない。
大丈夫。本人含め誰もそれは欲してないと思うから。
そうして流れはキャストから監督へ向かうのかな。前スレの様に。
531 :
無名草子さん:04/11/19 12:48:18
532 :
無名草子さん:04/11/19 14:48:18
ビデオのパッケージには製作総指揮とあったような気がするが・・
あんまり面白くなかったな。
>523
加部のまーちゃんはキニャール神父で。
プロレス好きには楽しめるのかもしれんがまったく面白くない。
なんで映画関係はだめなんだろうな、矢作・・・・
>>533 いいかもね。でも加部とかその辺出して下手うつとヨコハマBJブルースになりかねないから
要注意。
あーあ 弟・・・か・・・
錠出てないのかね。
「アゲイン」でにっかつのマークを粉々にしたけど石原プロのマークも粉々にしてもらったほうがいいな。石原プロっていつまでもあんなんでいいのかね?まったくスレ違い。
変わり様がないW
だわな。
俺の地元(埼玉のド田舎w)にも平積みしてあったよ
ところでカップスの映画はみんな見たのか?
本牧不良の生証人たちが品川ナンバーの田舎もんについて語ってるぞ
トークショー見たがまーちゃん相変らずとっぽくてかっこいいな。
543 :
無名草子さん:04/11/25 18:59:12
いやあ驚いた。もう4刷りだとさ。またまたずいぶん手が入ったらしい。
しかし、売れてんだね。やっぱりハードボイルドか。
544 :
無名草子さん:04/11/26 01:08:38
2刷りから更に手が入ったのかい?
計画的じゃないだろな。
545 :
無名草子さん:04/11/26 01:15:29
2刷りから更に手が入ったのかい?
計画的じゃないだろな。
546 :
無名草子さん:04/11/26 11:04:51
2刷りから更に手が入ったのか?
計画的じゃないだろうな。
↑こいつは計画的だな
548 :
無名草子さん:04/11/26 18:11:04
6刷からは、ヨーリーがサンフランシスコにいるとでも?
549 :
無名草子さん:04/11/27 01:03:23
ヨーリーより、ヨーコに好きだと言ってくれ
550 :
無名草子さん:04/11/27 04:55:34
抱きしめたい
ヨーリーは9.11で死んでしまうんだ。
ビリーと出すNYCの店のロケーションが暗示してるだろ?
>>551 俺は9.11で行方不明になったヨーリーを二村が捜しに行く話を勝手に想像してた。
あー、それの方がいいな。夢がある。俺もそれに変更。
時折、大将の関係者のようなレスがあるような気がしたんだけど、やっぱり気のせいか。
関係者もいるだろ
556 :
無名草子さん:04/11/29 13:06:49
558 :
無名草子さん:04/11/29 14:39:59
551って、厨だろ?
BSこだわり館 世界・時の旅人 ヘミングウェイ アメリカに背を向けた男の真実
12/8(水)BS2 後11:00〜深夜0:00
11月にハイビジョンでやったやつだよね
ハイビジョン見られなかったから、今度こそ
よるべなき男の職業?
矢作俊彦×高橋源一郎
561 :
無名草子さん:04/12/03 10:06:59
10月に、一度流れた奴だね。
562 :
無名草子さん:04/12/03 13:33:17
あやうく振込み半券を忘れるところだった。
今夜楽しみ,楽しみ。
レポートよろしく。
話は脈絡なく、高橋源一郎が、どうにかテーマに引き戻そうとするが、はぐらかすかの様に、
迷走?する大将(やや酩酊気味?)
だが、まあ、TVも含め、初めての動く大将だったので、感激した。
子育てや主夫の事、調理師免許お持ちの事、奥様が一つ年上だとか、些末な部分で
初耳の面白い話は結構あったな。
>>564 おつかれ。
酩酊気味って、、、源ちゃんカワイソウにw
吉田喜重の「ろくでなし」見てたら矢作の小説が頭に浮かんだ。
>>565 酩酊気味って、やや、ね。
源ちゃんがバラさなきゃ、わかんない位。
>567
すれ違う人が気付かない程度の重傷ってどんな怪我かなって考えてみた。
>567
すれ違う人が気付かない程度の重傷ってどんな怪我かなって考えてみた。
>567
すれ違う人が気付かない程度の重傷ってどんな怪我かなって考えてみた。
三重……orz…スマン。
ていうか、俺?に?何か?
573 :
無名草子さん:04/12/07 10:50:03
免許もうひとつ何だっけ?
爆発物取扱いの何級だっけか。花火師になろうとしたとか、かつ来るべき革命に備えたとかW
本人、「資格は結構持っている。」と言ってたよね。
「普通免許持ってねーのにかよ!」と胸の内で突っ込んでたけどW
575 :
無名草子さん:04/12/07 13:19:41
何かそれ以外にあったような気がするだが。
源ちゃんにぼそぼそと「○○持ってんですよ」
と言ったのが聞き取れなかった。
爆発物か調理師のことかな。
576 :
無名草子さん:04/12/07 13:54:00
新潮1月号入手
締めきり守ったので,新潮編集長が熱を出し,
他誌の編集者から闇討ちにあう
きっかけになった連載ね。
これまでも「最近,締め切り守るクセがついちゃって」って,
思い出したように言ってきたと思うけど,
続いたためしはないから,クセじゃないよな。
>575
「○○持ってんですよ」
あれは、俺も聴き取れなかった。ただ後半調理師免許に関してコメントした時、
「さっきも言いましたけど、」みたいな注釈が付いたので、類推して○○は
調理師免許だと思ってた。断言はしない。
>576
編集者の闇討ちは大将に関係なく遭ったんじゃなかったっけ?
つまりその人が災難続きと言うニュアンス・・、断言はしない。
578 :
無名草子さん:04/12/07 17:36:33
>>577 レスありがとう。
あの日の矢作さんは結構フランクな感じだったね。
そういえば「ダヴィンチ」に少しインタヴューがでてたよ。
579 :
無名草子さん:04/12/09 00:09:38
動いてる矢作は、悲しいかな康夫ちゃんに見えた、、、w
ところで、これって地上波ではやらないのかな?
何か全然正確じゃなかったので、訂正させて下さい……。
見る予定がある方は、以下ご注意を。
ヘミングウェイに捧ぐ
矢作俊彦
サヴォイホテルのメインバーが店を閉じたのは九年前。
そのときから、マーティニは、故郷を永遠に失った。
蝶ネクタイでマーティニを振るバーテンダーも故郷を失った。
煙草に燻られ、マーティニを飲む男たちも、故郷を失った。
僕たちは夜毎、ここではない彼方を夢見て飲んだ。
サヴォイのマーティニを、
フロリディータのダイキリを、
ハリーズバーのミントジュレップを。
それももう失われた。
夢見たのは、ヘミングウェイの描いた酒。
決してたどり着けない、天国の酒。
もしたどり着いたら……たぶん地獄を夢見て飲んだろう。
僕らが、飲んで、飲んで、
結局飲み尽くせなかったのは、二十世紀だった。
――こうして今は、ただの歴史になる。
ちなみにナレーションでは「マティーニ」でしたが、
『複雑な彼女と単純な場所』の表記に準じました。
582 :
無名草子さん:04/12/09 01:17:34
いい
かなり抑え目だったけれど
やっぱりアメリカ人の味覚を
馬鹿にしているみたいだね。
「世界一豊かになってもこんなもの(缶入りスパゲッティ)喰ってるんだから」
しかし、矢作氏の料理はなんか妙に手馴れているような感じだった。
だって調理師免許持ってるもんW
見逃した!!
一度ならず二度までも
一度ハンドルを握っているシーンなかった?
免許持ってたっけ?
え!
あの人免許持って無いんですか!
うん。でもドラテクは凄いよ。
いやーしかし久々に動いてる矢作氏見たけど太ったねー。
なにが驚いたってあの太りようだ。
最後にTVで見たのは6、7年前のスーパーJチャンネルの
コメンテーターしてた時。
かつて太った裕次郎は裕次郎じゃないと言ってのけ、
デブは人類の敵だ、痩せようとしない精神性までも切ってのけた本人が
二重あごかー。やはり人は年月の分だけ歳をとるんだな。
一度も取った事が無いってことか?
免許の話ね
592 :
無名草子さん:04/12/09 22:25:46
>>590,591
教習所に何度か通ったことはあるが毎回教官とケンカしてその結果
免許取得までに至らず。
>>592 あほのエピソードだなw
うーん 知らなかった
夏のエンジンとか、ドアを開いて彼女の中へとか、舵をとり風上に向く者とか、マイクハマーとか、
車の作品凄くたくさんあるのに…
なかなかやるなw
まあ、私も昔夢麺でヒッパラレタコトガ…
あれだけ詳しくて、たまに乗ってみたくならんのかね?
だって若い時はどうしてたか想像つくけど、今の地位じゃ無理でしょ。
>だって調理師免許持ってるもんW
矢作氏の経歴ってどこまで信じていいかわからないんだ。
いや、たしかにW
>>589 そんなに引くほど肥えてたの?テレビ見てないからなんとも言えんけど。
「複雑な彼女と単純な場所」のどこかでジャン・ギャバンあたりを引き合いに出して、肥満は肉体ではなく精神のありようの問題だ、みたいなこと言ってたと思う。単行本手元になくてうろ憶えだけど。だからいいんじゃないですか二重あごでも。
あら、やっぱし二重アゴが話題になってたか
しかし、いい番組だったな
「男」の居場所がだんだんなくなっていく時代のアメリカ
強い母親。タフであるところは明らかに母親から受け継いでいるという矛盾
父親は息子に一生懸命アメリカ男の生活技術のデティルを教え込もうとする
だがその生活スタイルはもはや消え行くものであるのだが
結局父親はピストル自殺をとげる
ヘミングウェイの蔵書のただ二つの全集が
バルザックとマーク・トウェインであった
599 :
無名草子さん:04/12/10 19:55:33
ロンググッドバイ、これミスの4位。
「マーク・トウェインっていうのはアメリカ人にとって
宮沢賢治と夏目漱石を足して2でかけたような人物だからね」
601 :
無名草子さん:04/12/11 10:20:27
>600
つまり、宮沢、夏目がそれぞれ100ヒットポイントだとすると
足して2で割っても100ヒットポイントには変わらない。
が、足して2でかけたら400ヒットポイントだからね、
そのくらいすごいのさ、アメリカ人にとってのマーク・トウェインは。
と不粋だが確認すると、こういう意味でよろしいの?
でも、マーク・トウェインが晩年に書いた
「人間とは何か」を読むと人間を呪詛しているよね
ヘミングウェイ親子の自殺といい
宮沢賢治は病死とはいうものの自殺みたいなもんだし
夏目漱石はずっと神経症だったし
文学に向かうってのはそういうことなのね
悲劇週間どうでしたか?
読んだかた教えてください。
ネタバレよくない!
内容知りたきゃ、自分で嫁
いくら田舎町でも
これほど「新潮」が見つからないとは思わなかった。
実質数千部に過ぎないからなぁ。
607 :
無名草子さん:04/12/18 22:43:40
80000部
図書館いけよ
609 :
無名草子さん:04/12/19 08:56:31
>>608 買ってやれよ。タダで読んだら大将に死にそうな目にあわされてる可哀相な編集者に気の毒だろう。
610 :
610:04/12/19 08:57:52
8000部の書き違い。
可哀想な編集者は仕事だからいいんだよ。俺は図書館行く。
612 :
無名草子さん:04/12/21 19:42:17
>可哀想な編集者は仕事だからいいんだよ。
矢作の担当をやることは「仕事」の領域を越えて
寿命を縮めてそうなものだが。
スレ違い。
編集者なんざ、どうでもいい。
確かにどうでもいい。
新潮やらどこやらの高給取りに何がわかるってなもんだ。ぺっ。
編集が有能じゃないと
大将、締め切り守ってくれないじゃん。
どうでもいいよ。
ところで先程本屋でちらっと冒頭だけ立ち読みした。
正直そそられるものなく、平台に戻しちゃった。
ネタバレにはならぬ様述べるが、ウ〜ン・・・。
あれは新境地なのかなぁ。
最後まで読まずには何も語れないのだが。
読んだやつ。内容に触れず、面白かったかどうかだけ教えてくれないか。
617 :
無名草子さん:04/12/24 08:28:06
>>612、615
大将もすっかり名があがって、注目集めてるんだろうな。
はっきり言って近ごろ書き込む連中、以前とは異質だもの。
618 :
さくら:04/12/24 09:38:09
冬のソナタの歌は盗作だよ
619 :
無名草子さん:04/12/24 09:51:40
>>617 久しぶり探偵小説を書いたものでものを知らないミステリファンとやらが集まっているんだろう。
悲劇週間おもしろかったよ。文体模写は堀口大學。目指すはマジッツリアリズムってとこかな。
>>619 おまえ最初の一行の日本語変だ文学的知識は豊富そうだが。
マジッツリアリズムって駄洒落?
622 :
無名草子さん:04/12/24 19:52:54
仏様
明日は某ユダヤ人の誕生日だな。
ちゃんと祝えよ!
625 :
無名草子さん:04/12/27 23:28:36
嶺岸信明にかこつけて,
『さよなら20世紀』まとまらないかな。
癪だけど。
626 :
105:04/12/31 00:46:50
さて、大晦日。
今年発売された本は……
うん、来年のことだったんだ。
『アマ☆カス』
『われらが血税はどこへ消えたか』
『悲劇週間』
『ウォーキング・ボーイ』
これで四冊。いい年になりそうです。
皆さまも、良いお年を……
私は、「死ぬには手ごろな日」以来、矢作にイカレた。
その中でも「敗れた心へ乾杯」のラスト、
『それも、ほんの僅かな、他人は時間とも思わないような時間だった』
『自分のためだけに用意された世界にたった一着の軍服に思え、』
以来、イカレっぱなし。
ああびっくりした、新聞ひろげたらいきなりいるんだもん。
一瞬、美輪明宏と見間違えてしまったがw
630 :
無名草子さん:05/01/09 01:22:50
美輪!(爆)ニコラス・ケイジ位で留まっていてくれよw
8日付朝日新聞朝刊の4ページ目にインタビューが掲載されてます。
「新年日本のみなさま・下」となっているが、
「上」は誰だったのかな?
>632
たしか安藤忠雄
銀行のロビーにあった年末のポストを見たら
ニッポン百景の番外編みたいのが載ってた。
12/24号、ソフト帽の後ろ姿写真あり。
上が塩野七生で
中が安藤忠雄。
下が矢作。
『ロンググッバイ』欲しいんだけど
「このミス○位!」みたいな帯が買う気を萎えさせる・・・
どうでもいい事だ。
過去に遡れば、そんなケッコウがあるぞW
マイクハマーの時の宇崎竜童の書いた帯びも今はなんだか恥かしい。
639 :
無名草子さん:05/01/17 21:50:09
宇崎のソロ・アルバムの帯もな。
640 :
639:05/01/17 21:54:19
でも宇崎の書いた帯は「リンゴォ」だよな。
「マイクハマー」は西村寿行では?
西村寿行絶賛!ね。
でも寿行さんは誉めどころがわからなかったようで
「カーチェイスがいい」とか間の抜けたこと書いてたんだよね
まぁ、初版のあのシーンにはちょっとした過ちがあったにせよ、(すぐ改訂されたみたいだが)
あのカーチェイスの描写は白眉だろ?あながち間抜けでもないのでは?
ただ、寿行の絶賛なんてものは、大将にとってダルマの水割り同様みたいなもんだったかも。
ありがた迷惑的なW
久々に本屋をのぞいたらロングが平積みになってて驚いた。
俺が買った時は1冊しか入れてなかった田舎の書店なのに。しかも5刷。もしかしてもっといってる?
素朴な疑問だが普通一刷りあたり何部なんでしょう?
645 :
無名草子さん:05/01/19 08:18:46
あげときますね。
だってサヨクでしょこの人?
648 :
無名草子さん:05/01/19 12:52:44
手に入れようとすれば
都内では,初刷から5刷まで
入手可能じゃないか?
さすがに初刷はあまり見なくなったけど。
「本の旅人」のインタビュー読んだ人いる?
カタカナで言うな
ニュー速厨が来ませんように。。。
って書くと多分来るに17ピンカートン。
>>651 「気分はもう戦争2」の真似っこ
「カタカナで言うな 」のセリフ
>>652 俺は「あれも欲しい、これも欲しい」の
「ウワサと噂は違うぜぇ。」のセリフのつもりだったんだが。
大将、安倍をまったく評価していないんだな。
大将にこびへつらうダーフクはやたらと高く評価していたが
(祖父の岸信介まで再評価しようとしている)。
結局、ニュー速に出てた記事はどこの新聞に載ってたの?
とりあえず西日本新聞には載ってました。
件の『夜がまた来る』ですが。
あの引用には悪質な点もあって、
「真偽は分からない」ことを前提にしているのに、
そこを省いています。「何度でも言う」とまで強調してあるのに。
寂しいのは、「想像力の欠如」が、小説はともかく(世界有数と思います)、
自分の政治的なセンスにも言えることに気付いていないことでしょうか。
もちろん、軽々に主義主張を捨てるような作家なら、魅力はないのですが。
結局、今回はたまたま槍玉に挙げられたた、ということなんでしょう。
……少々苦々しくは思っていますが。
658 :
=657=105:05/01/20 14:54:18
名前いれ損ねた……
どうも、敵対セクトを罵倒する時に、ちょっとヒステリックな感じがする。
世代的な特長なのかなぁ。
作家としてはかけがえのない人だが。俺にとって。
ニュー速の連中ってこういう話好きだよな(w
>658
君がきっとレスを書くだろう、と待っていたよw
662 :
105:05/01/21 01:55:00
って言うかずっとsage忘れてた……。
ちなみに『THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ』
は三冊買いました(初版、二版、五版)。
か、かねが……
時間があったらどう違うのかを調べてみます。
>ちなみに『THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ』
>は三冊買いました(初版、二版、五版)。
異常だよ、アンタ。
>>664 親戚、友人に配ったかもしれないじゃないか。
異常と短絡する方が・・・。
666 :
無名草子さん:05/01/21 07:58:57
いや、異常だね
痴情ですが
668 :
無名草子さん:05/01/21 11:33:18
この人は犯罪加害者はおろかその家族も一生涯責めたてられても
いいって考えなの?
669 :
無名草子さん:05/01/21 11:48:30
この人は極左作家だったのでつね…
北へ帰れ!
670 :
無名草子さん:05/01/21 12:00:21
やっと賑わい始めましたね。
まあナチュラルに悪魔の証明を要求してしまうあたり、政治や社会問題を語れる器じゃないな。
小説と漫画原作だけやってればいいものを。
672 :
無名草子さん:05/01/21 12:44:39
それをいうのでれば,まず
細田官房長官はサヨクだったのでつね…
北へ帰れ!
から始めましょうね
673 :
無名草子さん:05/01/21 12:54:25
極左作家だったことをすると
本を見るだけで鳥肌が立つ
人間て面白いですね
細田官房長官の事を「アレは○コロですよ。」ってい言い切ってたしなあ。
源ちゃんに・・。WORDのトークで。
ただのサヨクじゃハチマキのキャラや、昭和トンネルのエピソードは書けないね。
ウン。
ただのサヨクじゃなくて、筋金入りのサヨクだからね
矢作スレの住人が、どうあしらうか興味津々w
679 :
無名草子さん:05/01/22 13:20:56
だいたいみんな全文読んだのか。読み違いしてるぞ。あれは報道の独立や
表現の自由なんかについて言ってるんじゃなく、ただただ独りの市民(NHK職員)が
職を賭して声を上げたのに、権力者の公人(安倍)があんな口の聞き方するのは暴力だ
と怒ってる。ただそれだけ。しごく真っ当な大将の発言。
680 :
無名草子さん:05/01/22 13:24:02
政治センスとかの問題じゃないね。たぶん、ガーガー書き込んでるのは
よそから来た基地外か、あのエッセイに横溢してる「田舎者が偉そうに
するな!」って気分にカチンときたやつなんだろ。
681 :
祝!:05/01/22 13:27:42
そんなことより。新潮「悲劇週間」連載二回目落とさず!
三回目はどうだろ。
>679
全文Webにあるのか?
なければうpしてもらえないかね。
683 :
>:05/01/22 14:08:45
安倍晋三自民党幹事長代理が告発された。相手はNHKの番組制作者であ
る。四年前に放送された「従軍慰安婦」番組が、放送直前に安倍氏らの「要
請を受けて」二度に渡り改竄されたと言う。制作者は社内の法令順守推進委
員会に「政治介入を許した」として調査を求めた。これまで何の進展もない。
そこで意を決して告発に踏み切った。名も顔も晒して、会社員としては命懸
けの行動だ。 すると安倍氏は反撃に出た。NHKの幹部担当者とは会った
が、要請はしていないという。それはそれでいい。ことの真偽、善し悪しは
この際置いておく。私が驚いたのはこの人の政治センス、政治家としての資
質である。 彼はその後、憤怒にかられてこう言い放ったのだ。「やったと
言うなら、それを証明してもらいたい。証明できないなら、ここへきて、目
の前で謝ってもらいたい」
私は慄然とした。開いた口が閉じないとはこのことだ。
NHKは今、会長以下幹部一同真っ黒けのけではないかと国民から疑われ
ている。NHK会長の最大の任務は、予算をつけてもらうことだ。政府与党
との間にどれほどの癒着があったか、国民はさんざ聞かされてきた。彼らの
忠誠心は国民、視聴者にではなく、国家、監督官庁にあることも知れ渡って
いる。そのNHKは、今までこの告発を黙殺してきた。それが今になって突
然、そんな事実はなかったと言う。言わされているか、それとも口の裏を合
わせたかとしか、我々には見えない。
いる。その状況を承知の上で、自分の清廉潔癖を証明する証拠を一つも提示せず、
ただ、やったと言うなら証明しろ、証明できなければ俺に土下座しろと、こ
の政治家は一市民に向かって言い放ったのである。君は政治家だろう。して
ないことを証明する義務は、君にあるんだ。それも判らず言ったなら鈍感で
ある。
今、NHKが世間からどう見られ、その腐敗をほったらかしにして口
をぬぐっている政府与党がどう見られているか、考えず言ったなら、それは
想像力の欠如である。この鈍感、この想像力欠如は、こと新世紀の政治家に
とって犯罪だ。
何度も言う。ことの真偽は、私にはどちらかわからない。しかし、そうと
しか見えないという点において、この政治家は最低だ。この程度の自己演出
もできない政治家が、次世代のホープでは自民党に明日はない。まして安倍
晋三代議士は満州の三スケと言われた巨魁、岸信介の孫である。旧日本軍の
蛮行の影で常にその名を取り沙汰されている人物の直系政治家である。これ
はただの無神経では済まされない。
この「旧日本軍の蛮行」ってところに血迷った連中が騒いでるだけだよ。
685 :
ちなみに:05/01/22 14:11:35
これ載ったの、NHKと朝日の泥仕合が始まる前。
乙。テキストファイルをうp板にしばし上げるだけのほうがよかったと思うがとりあえず乙。
なるほどニュー速の要旨紹介は中途半端だったな。
687 :
無名草子さん:05/01/22 17:01:34
そんなことより。新潮「悲劇週間」連載二回目落とさず!
三回目が心配。
乙。つまり、悪魔の証明と言うより梨下に冠を云々って感じの事が言いたかった
わけね。
三回目ぇ?どうっだていいだろそんな事。杞憂ってゆうんだよ。
最終回までそうしてろ。
689 :
無名草子さん:05/01/22 19:20:01
矢作がいたいのは今にはじまったことじゃない。
話がおもしろければそれでいい。
矢作本人が素晴らしいなんて今まで一度も思ったことないし。
>>689 わかったから、お前も早くニュー速板に帰れ。
691 :
無名草子さん:05/01/23 00:28:37
>>690お前はバカか?
2ちゃん中毒の厨房なのか?
692 :
無名草子さん:05/01/23 01:37:25
>>691お前がだろ。
いままでどれだけ矢作小説を読んできたのか知らんが
「面白い」かどうかだけが唯一の評価の基準なんだったら、
お前は結局なんにも読んでないってことだよ。
すいませんみなさん、あまりに愛のない書き込みだったので
ついムキになってしまいました。また楽しくやりましょうね。
横レスだが、689のコメントには、ちょっと納得もしたぞ。
大将を偶像視しかけていた俺を少し冷静にさせてくれた。
面白ければよい、と言うのはかなり本質的な愛(の一つ)とも言えないか。
>>692 面白い面白くない、以外にどんな規準があんの?
695 :
無名草子さん:05/01/23 18:10:58
>>692 お前が大バカなだけだ。
作家の偶像化なんて何の意味も無いし、作家に失礼。
叩かれてるなー。ま、こっちも冷静さを欠いた部分はあったけど。
べつに偶像視してるつもりはない。ただ、作品を通してもう20年近い付き合いになるんだ、それなりの思い入れがあるのは当然だろ。
それに「面白ければいい」という物言いは思考停止の合い言葉みたいで好きになれない。
簡単に読み捨てのきくパルプ作家とは違うんじゃないのか。とりあえず以上。
>>696 「面白い」の規準次第だろ。
少なくとも僕は消費されるだけの読み捨て小説なんて面白いと思ったことがない。
698 :
無名草子さん:05/01/24 01:10:48
今日やっとロンググッバイ読み終わりましたわ。
>>301 58.5% リュー・アーチャータイプでした。
699 :
693:05/01/24 22:14:00
>>696 ははは、少なくとも俺は叩いてはないよ。
少数民族同士、楽しくやろう。以上レスは不要。。
700 :
無名草子さん:05/01/24 23:13:45
ようするに
>>692の考え方が浅いんだよ。
少なくとも30過ぎだろ?あんた。
反省する時に言い訳するな。
思考停止しているのが自分だってことをかみ締めたほうがいいよ。
自分の勝手な尺度(しかも低次元の)相手をはかり決め付ける。
それを思考停止と言わずなんというのだろう。
702 :
無名草子さん:05/01/25 00:23:57
>>700 一月後に自分の書き込みを読んでみましょう。
703 :
sage:05/01/25 04:04:52
>>692>>696 言ってる事分かるよ。なんとなく。
自分の家から見えるちょいと離れて見える隣人、
何を職業か何をもって生きているか全く分からないけど、
取り合えず長らくの見ず知らずの他人、彼の日常には結構
詳しく、という感じかな。うまく伝えられないけどさ。
ま、>700は無視ね。全く見当違いだ。
>703
ワケワカラン。全然>692への援護になってないですよ。。
つまり、
矢作と自分は、見ず知らずの他人だが
こっちは遠くから彼の生活や行動を眺めてきたために
なんとなく彼のことを「知ってる気分」になってる。
その彼が世間で叩かれてると知れば、庇いたくもなるだろう。
てなことが言いたいのですか?無理矢理読解してみたんですが。
705 :
無名草子さん:05/01/25 18:33:39
行ってるよ。5年以上前から。
でも、ほら、こっちの方が気兼ねなく好きな事言えるからW
>706
うわ、本当だ。もう5年以上か、早いなぁ。
あちらの‘ダディ’はなにしてるんだろうね。
ま、ダディは隠居でいいけど、ドウタァには再登場願いたい。たまにでいいから。
>708
ひっそりと同意。
710 :
無名草子さん:05/01/27 11:36:59
読めないんじゃ意味が無い。
711 :
無名草子さん:05/01/28 15:34:50
「(「ロング〜」は)渡哲也と藤竜也が酒を飲み歌う話」ってのは良かったねえ。
本の旅人1月号より
いつまでたっても「紅の流れ星」なんだな。
片っぽで新境地切り拓いてもいるんだから、それでいいんじゃない?
なんだか滞ってるな。
この前夜中にロルカについての映画やってたがなにか語ってみたらどうだ?
矢作好きなら午後5時なんてたまらんだろ。
滞ってるぐらいの方がいいんだよ。
スレ外の話題は他所でやれよ。
矢作とロルカの関連なんて面白い話題だろーに。やれやれこれだから・・
>716
その関連をひとつ無知な俺にも教えて呉れまいか
718 :
無名草子さん:05/02/05 14:34:01
角川板の「あ・じゃ・ぱん」、再販が上がって流通してるのはガイシュツ?
>716
自分から始めろよ。何を思わせぶりな発言してんだよ。
それともまた「詳しくは話さないけど」といったマスベ野郎かよ。
アホくさ
失せろ。カス
スレレベル低下中。
オレレベル低下中。
クロラベル発売中
オーキィドーキィ、もう充分だ。
だね。
だね。
728 :
無名草子さん:05/02/08 12:14:16
初めての者です。
今頃になって「ロング・グッドバイ」が発売されているのを知って驚いているのですが、
以前の野性時代別冊所載のものとは、どう違うのでしょうか。
大幅に加筆されてたりするのでしょうか? 既読の方、どうか教えてくださいませ。
読めばわかる。嫁。
過去レスよめ
>728
今回の591ページ中、別冊の部分は181ページまでの序盤に過ぎない。
それも大幅に改稿されてる。
732 :
728:05/02/08 15:11:21
>>729-730 確かに過去レスを読まないで書き込んでました。ごめんなさい。
でも、野性時代版の話はまったく出てきてませんでしたね。
>>728 親切な御教授、ありがとうございます。
ところで、いまはじめて過去レスを読んで目に止まったので…。
>>531 それ、目をおおいたくなるような超駄作です。「脚本:矢作俊彦」は嘘。原案だけ。
「原作:矢作俊彦」と記されている宣伝資料もあった。
ようするに、そういう嘘を平気でつくC級会社の作品だということ。
「ザ・ギャンブラー」と同じという設定の近未来(昭和75年)の架空都市を舞台に、
血みどろデスマッチを繰り広げているプロレスラーたちの物語。
相米監督の「光る女」とハリウッド映画「ローラーボール」からのパクリが濃厚で、
矢作氏が本当に原案を書いたのかどうかも怪しい。
断れない事情があって名前だけ貸したんじゃないかと思いながら、退屈な展開にウンザリしつつ一応は最後まで見ましたが、
駄作である上に矢作らしさがまったくない作品です。
>732
>219>220>224
>531
サンクス。探してまで見なくちゃならないものでもなさそうだ。
でも、野性時代版の話はまったく出てきてませんでしたね。
>>219
矢作作品って第2テキストを発見して読み解く面白さだと思う。
ヘミングウェイやらチャンドラー、アーウィンショー果ては虫太郎やらなんやら。
そんなもん見るくらいなら日活もの、やたら出てくる紅の流れ星から勝手にしやがれ、望郷に
つながる流れや、浅丘ルリ子お豆腐やさ〜んを見るほうが正解じゃないか。
な、もん好き々々だろ?
俺は矢作読むようになって、はじめてシェークスピアを読みたくなった。
好き々々だよ
うん、好き々々だね
はぁー。
740 :
無名草子さん:05/02/15 00:22:38
うーん。いいな。悲劇週間。タイトルの意味がよく分かんないけど。
大将の付けるタイトルとしては意表突かれた思いもあるが、何かもっともな理由があるんだろうな。
>>619辺りなら説明出来るのかな?
「悲劇の週間」でもよかったかもね。
ふと思い出した疑問。
ふと思い出しただけなので、その箇所を読み返したりしてないが、
ドアを開いて、に
ペーター佐藤、YMOの話題で女の気を惹こうとした、という回想がでてくるけど、
初出から、回想されてる時期を考えると
ちょっとずれてないか?と思ったことがあった。
744 :
無名草子さん:05/02/17 16:34:23
あのタイトル分かった。大學のエッセイに同名の一章あり。
そう云えば、マイクへの伝言は「牛の様な愚直」だっけ。
もう一個、「真夜中へ〜」でも引用があった様な記憶が・・・。
結構傾倒してらっしゃったのか。
闘牛の額のような愚劣
夜間飛行もお忘れなく。
747 :
無名草子さん:05/02/19 13:14:27
おおお!小学館のサキラにとてつもない小説が。
たぶん、アレの続編だ。いや、違うかな名前がちょっと違うが。
1969年の設定だから、逆に前になるのか。しかし、本気かよ。
大将、連載ふたつなんて大丈夫なのか。
749 :
無名草子さん:05/02/19 23:04:01
第1章って,「月影のトヨタ」じゃないか。
今度は,短編をつなげて長編に仕上げていくのかな。
「鉄とガソリン」も出てきそうな気配がするけど。
750 :
無名草子さん:05/02/20 12:19:28
短篇のフラグメントをパズルのように一枚の絵に仕上げるのか。
それなら楽しみだ。
いや、大将の頭の中では逆か。今までコマ切れに取り出してきたんだから。
つまりデフラグを行なって最適化するってことか。
激しく頓挫しそうな予感w
752 :
無名草子さん:05/02/20 12:52:09
で,dirty GOOSEって誰だ???
daddyの誤植?
著者略歴も変だぞ,これ。
大氏の別名じゃない?
因みにミステリーマガジンにチャンドラー原作のコミックを連載してた時のペン・ネームは
daddyではなくdirty
755 :
無名草子さん:05/02/20 23:17:51
そうだったんだ。気づかなかった。
使い分けてるのかな。
少なくともクレジット代わりのサインは,
daddyしか見たことないが。
でも,dirty GOOSEじゃさ,カッコ悪い!
756 :
無名草子さん:05/02/22 09:24:03
「舵をとり風上へ向くもの」を100円で買った。らっきー
ウリシスの件
あの連中の物語を書き直しませんか?
と通信を書いた編集が持ちかけたんだろうな。
しかし、
↓これには笑った。
らら」には少し似つかわしくないと感じる読者の方も多いかもしれませんが、
>>756 嗚呼、200円で買って勝ち組を気取っていた俺は…orz
下降線
760 :
無名草子さん:05/02/23 00:00:52
ちがうと思う。750の意見に一票。もともと断片として切り売りしたものだろう。
そう思って読むと、とくに「夏の〜」には断片っポイのが多い。
大昔長篇として書いて放り出したのを切り売りして、それをまた気が変わってもとの構成に戻そうとしてるンじゃないか。
高橋源一郎との対談が掲載された、「WORD」とかいう雑誌が送られてきた。
それによると今年は本を四冊出すつもりらしい。ノンフィクション大賞を狙っているとかw
ちなみに会いたい人は、昭和天皇らしいw
>761
それ、どこから出てるの?
あー、うちにも来た。読んだ。その時のWORD受講?したので、掲載からもれた
話も知っている。そこら辺の選別に多少不満も残るが、よく編集出来てる。あのグダグダな対談をW。
>762
資生堂企業文化部
ロシアの映画、ソクーロフの「太陽」について、
大将、朝日あたりにコラム書くかな。
あるいはもうどこかに書いてる?
ネットの情報だけでは実際どんな映画なのか想像もつかない。
まず、日本で公開されないと書きようがないわな。見通し暗そうだが。
昭和天皇好きの大将のコメントが気になると云うのは同意。
全共闘のなかでも大将のような昭和天皇ファンは異質だったんじゃないか?
その辺、当時の気質を知る人の意見を聞いてみたい。
大将の場合「封建主義者ではない、封建主義のファンだ」という名言に集約されていると思う。
鹿島丈太郎が、勅旨に反射的に背筋を正し、それを内心苦笑する、
なんていう描写が好きだな。
リンゴォ、角川で文庫化かぁ。
ウチの街の図書館がリサイクル図書を放出。
一人5冊まで。
沢山のボロ本の中で淀んでいた「夏のエンジン」を捕獲。
悲しいほど綺麗。読まれてなかったのかなぁ。
(あとは、池澤夏樹2冊、中島らも1冊、桐野夏生1冊)
>>767 ユーロかアップリンクでやるでしょ。十八番だし。
マイクハマーが再刊されたとき、
角川文庫でこれからも再刊が予定されている、と告知されていたのを
雑誌か新聞で目にした。
数年待ってようやくリンゴォ・キッドの休日が出ることとなるとは。
今日放送されたBSマンガ夜話「事件屋稼業」で矢作の名前が何度か出てきてた
詳細希望
矢作の作品がハードボイルドのパロディで
関川はパロディをさらにパロディにしたとかなんとか…
「夏目の目」でダディグースの名前もでてたよ。
いしかわじゅんのマンガっていうと「ちゃんどら」くらいしか思い浮かばないんだが
関川と知り合いだったり、矢作とも知り合いっぽい口ぶりだったが単純に双葉社つながりだったり
するのかね。
どう考えてもそうでしょ。
いしかわじゅんとは、知り合いであって欲しくないなw
そう云えば、WORDでの事なんだけど、前後の脈絡は忘れたけど、
大将が突然「まあ、最悪地球が滅びるだけの事でしょ?大したこっちゃない。」って
呟いたのね。あまりにさり気なさ過ぎて源ちゃんも突っ込まず、聴衆もスルー状態
だったけど、何かあるとあの言葉思い出すね。最近。
そうすると、何かジタバタしなくてすむんだよなW
781 :
無名草子さん:05/03/12 19:25:54
>>779 朗報。ずいぶん以前一度偶然あっただけ。それで知りあい面をしたいしかわに制裁を加えようとして、石川が逃げ回り大戸も和弘だか誰かに泣きついて許してもらったとアクションの編集に聞いたことがある。
>>781 よかった・・。いしかわじゅんって人間性が最悪なんだよね。
>>772 リンゴォ・キッドの刊行予定と詳細情報が消えた・・・
いいはなしじゃないな。
再文庫化に際し、全面リライト中!
・・・だったらいいな・・・。
全面リライトする位なら二村モンもう一本書け
・・・って思うw・・・・
チャンドラーの流れでいくと二村モン次ぎは結婚だな。
790 :
無名草子さん:05/03/16 20:27:25
え?リンゴォ刊行しないの?
本屋さんに予約しに行って「絶版です」で終わったのはそういうわけ?
絶版は新潮文庫と思われます。
>>772では、角川で再発売される、はずが・・・
792 :
無名草子さん:05/03/19 23:38:32
あ・じゃ・ぱん今日買ってきた。
来年受験だから勉強せんといかんのだけど・・・
ああ・・。勉強になるぞ・・。
戦後史の知識があればあるほど
あ・じゃ・ぱんのパロディは面白い。
795 :
無名草子さん:05/03/21 01:39:23
ぱら見した時に名前見かけただけだからわかんないけど佐藤昭和って
佐藤昭(昭子)からきてるの?
796 :
無名草子さん:2005/03/22(火) 15:11:25
取りあえず読みなさい。
797 :
無名草子さん:2005/03/22(火) 16:23:46
あ、はい。自分が心得ちがいしてました。
798 :
無名草子さん:2005/03/22(火) 20:31:41
俺が持っているリンゴォは早川文庫。
>792
スレ最年少の登場か。
>457参照
たしかに痛いな。全体、中途半端に丹念な記述がかえって。
>>800 それ、俺も前から気になっていたのだ。
誰でも編集できるのだから、このスレの詳しい人たちにも書いてほしいな。
個人的には福田和也と村上春樹の記述はいらんと思うw
村上春樹の項目も読んでみたが
執筆者に福田和也ファンがいるなw
「村上春樹と並ぶ……」というのは主語がぼかされているけど
福田和也の発言だろう(「作家の値打ち」)。
関係ないが、Wikipediaって読んでて飽きないね。
805 :
無名草子さん:2005/03/26(土) 02:17:56
リンゴォ復刊マダー?
ブックオフで「海から来たサムライT・U」をゲット。
1冊105円はありがたいが、カバーに値札シールを
直接貼るのはやめてほしい。
贅沢言いなさんな。そんな低値で手に入れて。
低値以上の価値があり、
そもそも矢作が好きで矢作の為ならちゃんと発行本で買いなさいな。
何だ。ビギナーか。
>809 m9(ry
>810 m9(ry
「海から来たサムライ」を新刊で買えるものなら買って見やがれ(鬱)
矢作俊彦の、ラジオドラマが、また聴きたい。
もちろん日下武の声で。
>813
なぜかなぁ、マンハッタン・オプを思い出すと
津嘉山正種(名前あってるか?)の声になってしまう。
815 :
無名草子さん:2005/03/28(月) 19:58:31
ららら科学の子の初版
三島賞とる前の帯つきだったら高く売れるかな?
無理無理
あと50年待て
818 :
不眠症:2005/03/30(水) 03:22:57
ヨーリィの名前を今まで「由(ゆう)」だと思ってた。
ヨリコってヒロイン多くない。
820 :
無名草子さん:2005/03/31(木) 09:59:33
でも由(ヨリ)登場は洞口依子登場の10年近く前だよ。
821 :
無名草子さん:2005/03/31(木) 12:53:25
ノスタルジックな響きがある。<ヨリ
多いのはヨーコでしょ。
矢作が横恋慕した宇崎竜堂の奥さんのことなのだ。
>820
でも、の意味がわからないW
824 :
不眠症:2005/03/31(木) 18:19:52
話の雰囲気結構変わるなぁ・・・
変わるもなにも、端っから本筋なんてないから
はし、なのか?初っからではなくて?
照明は暗い。あれから長い年月が経っている。
827 :
無名草子さん:皇紀2665/04/01(金) 18:10:30
マイクハマー買ってきた。
夏のエンジン途中だからまだ読まないけど楽しみ♪
だけど・・・ホントは二村シリーズが読みたいんだ・・・(ロングしか知らない)
828 :
無名草子さん:皇紀2665/04/01(金) 21:38:30
wrong goodbye 160ページ「ヴューカニッチ先生」って、
「泥だらけの純情」のヴァイオリン教師だ。今、朝日の夕刊の
一面見たとたん思い出した。
829 :
無名草子さん:2005/04/02(土) 09:47:06
これ、4月1日からなぜ皇紀になってるんだ?
雅子のいたずら?右翼のサイバーテロ?
830 :
無名草子さん:2005/04/02(土) 09:49:28
あ、エイプリルフールね。
つまらん。
832 :
無名草子さん:2005/04/05(火) 12:49:18
日本冒険小説大賞って賞金出るのか?
すごいところで賞取っちゃったな! the wrong goodbye
昔,ヤマトは内藤陳のイメージかなって思ったことを
思い出した。
>>832 賞品は、モデルガンに「日本冒険小説協会大賞」と作品名・著者名が彫り込まれてあるものを贈る。
ーー日本冒険小説協会規約より。
日本冒険小説大賞。
過去の受賞作を調べてみたけど、ろくなのないな・・・。
FMホットラインに出た時さぁ…ノーサイドかブロードウェイの戦車のどちらか忘れたけど
『角川がチンケな賞をくれてさ』みたいな発言してたっけ。
言葉が違ってたらスマン。
だいたいアレを冒険小説扱いしてるとしたら、失礼にも程がある。
まあ、贈呈の理屈はいくらでもコネられるだろうが、むしろ受賞を励みに書いてる様な
連中にくれてやった方が、よっぽど、皆ハッピーだろうに・・・。
837 :
無名草子さん:2005/04/07(木) 00:33:45
マイクハマーの登場人物がよく短編とかにでてくるけどモデルいるのかな?
矢作の若い頃の仲間かしら?
838 :
無名草子さん:2005/04/07(木) 10:48:20
モデルと小説がどう関係しているのか知らないけど,松本茂樹氏は,昔「NAVI」に出たな。
>>835 ノーサイドで角川小説賞な。アレ取ったおかげでまがりなにも小説家だと
いう事がばれてNHKの番組モニターを取り消されたと言っていたはず。
月5千円かそこら支払われていい収入源だったのによー、とか。
あちこち文句言ったけど(日活、角川、某出版社、etc)、ぐだぐだ
言い返してこなかったのはカドカワハルキだけだったとも言ってたような?
自分は記憶しかなくてちゃんとした記録が無いのだが、(以前にも出てたが)
誰かテープを持っていたら上げてくれるか、文章でもいいから出してくれないかな。
非常に貴重だはずだから矢作好きに共有させて欲しい。
そして反響が大きくて再登場となった矢作 IN FM Hotline Part2も出来れば
「暗闇にノーサイド」表紙下部
”Stand Alone,男は誰も寡黙な戦士。明け方に眠り夜更けに旅立つ。
銃を心に国境を越え、自分を産んだ世界に復讐する為に”
>839
そういう流れだったのか!記憶の鎖が繋がった気分だよ。
それにしてもよく覚えてるな。
大将が言ったセクトの名前もわかりますか?
というわけで、「リンゴォ・キッド」、4月の新刊情報からきえました。
なんだよ〜。まあ3冊持ってるからいいんだけどさー。
出版側ともめたんかね。
>841
発売日:2005年 05月 25日
定価(税込): 予)567円
文庫判
ISBN 4-04-161606-9-C0193
編:書籍事業部 [在庫無し]
(発売前)
844 :
無名草子さん:2005/04/12(火) 15:25:55
>832
ヤマトのモデルは天本英世。どこかに書いてた。横須賀には靴磨きの情報屋でムサシという爺さんがいた。
戦艦武蔵野生き残りという噂で、もとネタはそれだと思う。内藤陳なんて大将は心底嫌っているはずだ。
ああいう大人げない「ゴッコ」連中は「ポリ公」より嫌いだろう。きっと。
ハードボイルドだど!
>844
俺、最近はヤマトをテリー伊藤の顔にしてたよ。
>844
俺はずーっと麿赤児w。
左とんぺい、火野正平のダブルキャストかな。
ところで、まだ北方の事を嫌ってるのかな?
850 :
無名草子さん:2005/04/12(火) 22:50:32
>849
北方について書いた文章があるの? 詳細希望。
石鹸屋の若旦那ってのは大薮のことだよね?
>851
そうなんだ!!「野生時代別冊〜」の対談だよね。
でも何で石鹸屋?
いや大薮一切読んでないんで見当も付かない。
853 :
無名草子さん:2005/04/13(水) 08:43:26
石鹸屋は生島だろう。石鹸の泡にまみれた女性とのことを書いた小説で
名を挙げたから。大将らしい表現!
北方については何ひとつ書いていない(と、思う。俺の知る限り)歯牙にも
かけてないんだろう。大藪のことはあちこちに書いていて大いに尊敬してる
様子だ。だいたいエースのジョウが好きで大藪が嫌いとは思えない。
日活映画の名作は必ず原作が慎太郎か大藪だ。
854 :
852:2005/04/13(水) 13:36:37
あー、はいはい。石鹸屋の泡旦那!そう言う事か。映画にもなったっけ。純愛ドラマ。W
俺も北方に言及してるの見た記憶ないなあ。歯牙にもかけてない。うん、そんな印象だよね。
「あとは大薮春彦ね」って台詞もあったな。
二村が伊達邦彦を名乗るとこなんか心の中で拍手したよ。
>840
残念ながら、それは憶えてません。
今思えばFMホットラインのレポーターで氏を招いた人が
例の「顔のでかい編集者」だったのかな?
「〜について(多文文句だったかな)書いたのは、お前のとこ
(雑誌)だったじゃねーか!」と言ってたから。
>856
内容は詳しく覚えてないが、あの番組では2回とも、相手は渋谷陽一だけだったろ?
だから雑誌はロッキング・オンのことだろうし、その編集者とは違うでしょ?
858 :
無名草子さん:2005/04/15(金) 10:10:24
佐山一郎と彼が編集していたころの雑誌「スタジオ・ボイス」を
忘れてもらっては困る。映画「アゲイン」前後,よく出ていたじゃないか。
東郷隆が近藤ようこと仲良かったと曝露された対談とか,
「不良にとって美とは何か」というヤンキー娘との対談企画とか,
雑誌内「第2スタジオ・ボイス」つくったり,
あの雑誌だから,すべてインタビュー,対談起こした記事だけど。
>857
いやいや、三人でしたよ。メインキャスターが渋谷陽一で、実際に氏を
引っ張ってきた人なのか、あと一人いたんですよ。殆ど喋らなかったけど。
そうか、佐山一郎がいたか…
すまん、忘れていた。
関係ないが友達がTITLEを定期購読していたことがわかり、早速借りてきた。
やっと読める!
861 :
無名草子さん:2005/04/15(金) 18:46:20
スレちがいだけど,FMホットラインって佐山人脈でもってた番組だよ。
本田靖春とか,印象的なインタビューはおしなべて,佐山の紹介だった。
>>853 ていうか生島の奥さんそのものが元ソープ嬢だろ。ほんとに石鹸屋の泡旦那
野暮につっこむ野暮
865 :
無名草子さん:2005/04/19(火) 20:02:59
>855
サウナだからね。何かサウナというと伊達邦彦だよな、世代的に。
そう言えば、ジャッカルの日でパリに潜入したエドワード・フォックスのジャッカルが
サウナでアントン・ロジャースのホモを引っかけて警察の目をくらましたよなあ。
866 :
無名草子さん:2005/04/19(火) 21:26:11
つまんないよね。作品
ウリシス更新コネー!
初矢作として「あ・じゃぱん」を楽しく読みました
で 質問なんですが
オーリックGペパーのGって何の略だったんですか?
なんでも無い単なる伏線ですかね
869 :
無名草子さん:2005/04/21(木) 14:46:49
オーリックはゴールドフィンガーの本名だから、
ゴールドフィンガーだろ。ペパー軍曹は当然サージャント・ペパーの引っかけ。
あの場合のサージャントは軍曹じゃないが。それがどうひっついたのかはよく
判らない。ただゴールドフィンガーのテーマソングに「マイダス王のように」と
いうフレーズがあって、それは原作にも出てくるから、つまり「マイダス・タッチ」ってのと
関係してると思う。
なるほど!
良く分かりました ありがとうございます
>>869さん
871 :
無名草子さん:2005/04/21(木) 16:14:57
誰、これ。聞いたことない。
東京新聞「わが街わが友」連載!
873 :
無名刑事:2005/04/22(金) 00:09:12
>>814 「マンハッタン・オプ」…FM福岡で聴いてたぞ。あれの単行本も絶版だよね。
ちなみに(劇団四季の)日下武がやってたはず。
>873
>813
>872
いつから?もう開始してる?近所に販売所あったかなぁ。
詳細希望。
全十話で21日から。
氏自らの事を書いているようです。
1「浅草」〜幸福で不幸な鰻の味〜
「ザ・ギャンブラー」撮影時の苦汁。
2「駒場@」〜「小百合」作戦に乗せられ〜
中高通学の東横線・母君の作戦・そして教科書捨てて街へ。
・・・ああ、十日間だけど楽しみです。
>876
見出しからは、お初ネタが多そうで期待度大!
明日買いに走ります!
878 :
無名草子さん:2005/04/23(土) 23:22:47
>872、875、876、877
=東京新聞担当者じゃないのか。それとも拡販員か。宣伝臭ふんぷん。怪しい。
うふふ
>878
よく考えろよ、ここで宣伝して何部売り上げ増につながるw?
こういう場合、企画に関係した人間が嬉しくて報告に来たんだな、
あるいは大将ファンの新聞屋が嬉しくて広報してるんだな、
などと考える方が楽しい。
素敵なお母様だね
シミマセン・単なるファンです。
みなさん情報お願いします。
最近やっと大将ワチラの俗世界に降りてきた・って感じじゃ。・・
「新潮」「きらら」・たまに「ポスト」・・そして「東京新聞」ですよ!
雑な印刷の写真の大将・・好好爺・・なんて思う現実が哀しいやら楽しいやら・・
東京新聞3日分入手。面白い
わざわざ読む価値あり。
あ、万事謀略説の878は読まなくていいぞ。
>>858 佐山一郎ってスポーツライターかと思ったらずいぶん大物だったんだ
>>884 大物かどうかはさておき,独特の嗅覚をもった編集者だったよ。
82-83年くらいのスタジオボイスは面白かったなぁ。
最初に『CUT』みたとき,渋谷陽一は,また佐山のパクリかと思ったものだ。
それで,新潮文庫で出てた『東京ファッションビート』にはスズキさんが登場するんだ。
数年前,マンションの軒先でカフェ開いたって記事をブルータスか何かで見たときは情けなく思ったけど。
スレ違だけど、往年のFMホットラインリスナーの俺には新年レポーター大集合の
自己紹介で佐山一郎が”イチロー・サヤマ”って言ったのは笑ったな。
タイガーマスク直世代の俺には佐山聡=タイガーマスク=謎の国籍不明レスラーって連想してさ。
887 :
無名草子さん:2005/04/28(木) 18:55:33
それよりWebきらら読んでるか?
888 :
無名草子さん:2005/04/28(木) 18:57:14
(続)なんか俺、よくわからないが。以前誰かが言ってたようにこれが原型だったとしたら、
これ、いつごろ書いたんだろう。短編に切り売りする前なのは確かだが。ずっと以前のような
気がする。
角川のHPに『リンゴォ・キッドの休日』表紙登場!
また絶版になるんだろうな〜という危惧がないでもない。
これから旧作続々復刊するよ
>>891 「マイクハマー」の復刊のとき、そのようなアナウンスが
書評家によってなされた。
それからリンゴォの復刊まで何年かかったか……
『真夜中へもう一歩』も復刊しないかな・・・
ハードカバーだから持ち歩くには重いんだよ・・・
一度,角川文庫で絶版になった『マンハッタン・オプ』『暗闇のノーサイド』も復刊されるのかな。
895 :
無名草子さん:2005/05/10(火) 01:09:27
やっとリンゴ読めるわけだ。
なんか表紙かっこええなぁ・・・
896 :
いやはや名無し:2005/05/10(火) 11:56:37
『リンゴ…』冒頭にはチャンドラー『長いお別れ』最後の名台詞が。
警官にさようならをするまでに随分掛かったね、二村は。
イラクで拘束された日本人傭兵はノリリンのモデル?
経歴も顔も似てるし。
898 :
無名草子さん:2005/05/11(水) 03:18:52
リンゴ発売日、中間の最中だ。
どうしよう・・・
べつに本は逃げないだろ・・・。
>>897 俺もおもた。ノリリンはカピタンだったけど、大尉って下士官になるの? よくわからん。
でも、外人部隊の月給1033 EURからだって。飯と宿付きにしろ、安いんだな。
コンシェルジュの方がまだ貰えそうだ。
>>900 兵隊は走るのが商売、下士官は兵に言うことをきかせるのが商売、士官は殺したり殺されたりする責任を取るのが商売。
で、尉官から上が士官。大尉ってえと100人くらいの責任だな。
彼の人は村上龍の小説のモデルになった人じゃない?
僕もイラクで拘束された日本人の経歴を聞いたとき、真っ先にカピタン・ノリリンが浮かんだけどな。
ノリリンと彼との関係も知りたいが、法月倫太郎との関係の方がもっと知りたいw
904 :
無名草子さん:2005/05/12(木) 10:19:24
ものを知らないやつだなあ。それを言うなら法水麟太郎だろう。大将の小栗好きは周知の事実だ。
それも黒死館より二十世紀鉄仮面が好みのようだ。ノリリンはそこから来ているに違いない。
あの小説には、日本人初の外人部隊が出てきたはずだ。
関係ない話題で恐縮ですが。
>矢作俊彦がポル・ポトのキャンプで極限状況を体験する小説書いたけど、
>あまりに陰惨過ぎて売れなかった。
こういう文章を見かけたんですが、これはどの作品のことなのでしょう?
906 :
無名草子さん:2005/05/12(木) 14:28:32
『暗闇にノーサイド』。
座談会本だからといって,福田和也もタイトルくらい入れておきゃいいのに,
と思ったな。
>902
それは斉藤令介じゃないか?
『暗闇にノーサイド』って、そんなに陰惨だったかなあ。
主人公から復讐のための予算を聞いたジョウが、
「それだけあったらB52と水爆を買ったほうが簡単じゃないか?」
などと言う場面だけやけに思い出される。
読み直してみ。暗闇に閉じ込められるシーンは強烈どころじゃないぞ。
911 :
909:2005/05/12(木) 23:35:58
うん、確かにあの描写は延々と鬱になるほど続いた気もする
だからといってそれが理由じゃないだろう。<売れなかった
913 :
無名草子さん:2005/05/13(金) 09:25:30
福田和也の矢作についての言説は,どうもピントが外れてる。
914 :
無名草子さん:2005/05/13(金) 18:53:04
そろそろ新しいの立てないといけないな。
915 :
105:2005/05/13(金) 22:13:10
>>914 スレタイはどうする? 参考までに作ってみたが。
【LONG TIME】矢作俊彦3【NO SEE】
【暗闇に】矢作俊彦3【ノーサイド】
あるいはシンプルに。
矢作俊彦3
ピンカートン探偵社横浜支局
917 :
105:2005/05/13(金) 23:11:00
>>914 ……失礼しました。(口調を直しそこねてた……)
918 :
無名草子さん:2005/05/13(金) 23:47:33
前スレ消費に4年かかったのが嘘のようだ。
今回は10ヶ月か。早いな。
まあ、スレタイはなんでもいいがせっかくだから著書名シリーズ、
復刊の願いを込めて、リンゴォの次はこれじゃないか?
【真夜中へ、】矢作俊彦 3【もう一歩】
【スクール】矢作俊彦 3【メイツ】
・・・いや、別冊野生時代で、昔スクールメイツの子と付き合ってたとか言ってたから・・・
・・・すいません・・・。
シンプルにいってみた。
【横浜】矢作俊彦 3【二村永爾】
矢作俊彦 3
で。
919だが、スマン。
なぜだろう、読点が入ってた。
【真夜中へ】矢作俊彦 3【もう一歩】
924 :
無名草子さん:2005/05/15(日) 00:49:24
【リンゴォ】矢作俊彦3【キッド】
・・・微妙か?
真夜中へ】矢作俊彦 3【もう一歩】
イイネ!
926 :
無名草子さん:2005/05/16(月) 17:32:39
ところで「新ニッポン百景」は、「無駄」な公共事業を指弾したつもりで、公共事業の
全てが無駄なような印象操作を行うトンデモ本だと思うのだが、どうか?
(あの本に取り上げられているハコモノの全てが公共事業によるものではないが)
矢作の口調は民主党などにいる緊縮財政・清貧論者にソックリで、「経済コラムマガジン」
信者で亀井静香支持者(苦笑)の自分にとっては受け容れ難いものだった。
個々に要らないハコモノがあったのは事実かもしれないが、現在の日本経済の問題は
まずはデフレ。一律の公共事業削減論はまずいのです。
それに、派生して様々なマイナスもあったかもしれないが、公共事業によるインフラ整備で地方に再
分配が行われてきたことも事実ですね。シティボーイの矢作にはこのあたりの事情は理解できないだろうけど。
矢作のあの本は、明らかに公共事業悪玉論に与する方向だね。
矢作タンも、現実社会に向かうと途端に俗流の「開発が日本を腐らした」論者に近づいて
しまうのね・・・。やっぱり素はタダのオッサンなんかな・・・。
【タダの】矢作俊彦さん【ヨタサン】
929 :
105:2005/05/18(水) 22:46:15
【真夜中へ】矢作俊彦3【もう一歩】に一票入れさせて下さい。
そっちの方が響きが良いので。
でも意外と移行に時間がかかりそうですね。
930 :
無名草子さん:2005/05/18(水) 23:52:47
何でもいいから、早く誰か立てろよ。
あ。祝「悲劇週間」6カ月連載記録。これ新記録らしい。
>>930 あわてなさんな。まだまだ大丈夫だから。
>>930 最近じゃ「エンジン」は10か月近く一度も落ちずに完結したよ。
いわゆる“純文学月刊誌”での連載という意味だったら
他は「ららら…」しかないしな。
それでも半年くらいは落とさなかったと思うんだけど。
巷間,新記録なんて話が流れているのかな。
近田春夫のコラムで、少しだけ矢作に触れてた。
まあ本当に少しだけど。
WEBきらら きたねー。
今月からダウンロードできないじゃないか。
935 :
無名草子さん:2005/05/22(日) 12:09:06
>>932 いや、ああいうやっつけ、その場しのぎ、単行本で書き直す式でなく、
ちゃんと書いた上での話。
>>935 その後,調べたら『ららら』第三回が1997年8月号,
第四回が掲載されたのは12月号だった。
“純文学雑誌”連載という意味では新記録かな。
やっつけ,その場しのぎ云々には,そう感じるのは個人の問題だから
言うことないけど。
937 :
無名草子さん:2005/05/25(水) 18:11:39
リンゴが近所の本屋で見つからなかった。
後でもう一回探しに行くけど
938 :
無名草子さん:2005/05/25(水) 18:17:24
まだ、書き物の世界で飯くってるのか?
939 :
無名草子さん:2005/05/25(水) 20:24:02
>>937 漏れは無事ゲットした。が、ゲットした本屋に入荷していたのは
2冊だけ。初回配本数少なそうなので、早めに買った方がいいかも。
941 :
無名草子さん:2005/05/27(金) 00:46:35
京都の本屋でリンゴォ発見。
地元では全然見つからなかったのに・・・
京都というところに感謝するのはこういうときだけだったりする
942 :
105:2005/05/27(金) 10:10:20
>>942 文化庁サイトにMac OS Xのアイコンが使われた事件みたいだw
なんか続々復刊されてるな。三島賞ばんざいだな。
個人的には「仕事が俺を呼んでいる」を復刊して欲しいね。
こんな時代だからこそね。
太った矢作は豚だ。
と云えなくなってた自分。
にしても、昔の著者近影はホントかっこいいねぇ。
946 :
無名草子さん:2005/05/27(金) 20:00:12
マイクとリンゴォ購入記念age
レス久々見たら、殆どの作品が絶版なんだな。私はほぼ持ってんだけど。
この板は古くからの矢作ファンが多数だと思っていたけど、そうでも
ないんだ?新規ファンが増えるのは勿論喜ばしい事だけど、
従来からのファンは何やら元気ない?
余計なお世話なんだよ。
元々寡黙なのがこの板の古参。
私は全部持ってんだけども、文庫もハードカバーも。
それがどうした?
くだらねえ。
矢作ファンの煙草の銘柄って何ですか?
生理か?男のくせに?何をそんないきり立ってるんだ?単にスルーすればいいことなのに。
コホネスの欠片も無いやつだな。
自分で古参と言っといてうるせぇなんて文句だけ付けてるのもな。
古参ならもっと有意義な発言をすべきではないか?矢作ファンとして。
952 :
無名草子さん:2005/05/31(火) 00:16:08
どうですか矢作さん。
たまには何か言って下さい。
宜しければですが・・・
953 :
矢作:2005/05/31(火) 02:22:19
全員氏ね
ワハハ、多少お元気になって来たじゃないの。ゆっとくが矢作ファン?の古参なんて
ロクなもんじゃないぞ。有意義な発言って、ここでwか?
コホネス??登場人物の生き様にそんな同化したいなら北方でも読んでた方がいいぞ。
矢作ファン?の古参がロクなもんじゃないのでは無くて、お前がロクなもんじゃない。
コホネスってのは肝っ玉て意味だ。ヘミングウェイが罹った病気の名だぜ。
つくづく恥ずかしいやつだな、お前は。
956 :
二村無名し郎:2005/05/31(火) 19:22:25
>>944 『仕事が俺を呼んでいる』って、むかしのB-ingに連載されてたものですか?
わーい、4冊目のリンゴォ・キッド買ったよー。
こうなりゃ全文庫制覇をねらいたいところ。
というコレクション気分を満喫するために、
記者の名前が毎回変わったりすると面白かったのになぁ…。
(江口とか大友とか大島弓子に表紙描いてもらいたかったかも。)
>>955 わざと勘違い野郎演じてるんだよね?巧妙な釣りで
さもなきゃこの痛い解説は・・・
>>959 あれは、「コルテスの収穫(上)」の冒頭にあるくだり、そのまんま出てくる言葉ですよ。以下。
「(省略)・・・言い忘れたが、コホネスってのがそ奴の名らしいんだ」
「そう名乗ったのか」
「彼女にはそう聞こえたってことだ」
「あまりあてにはならないな。そんな名前、聞いたことがないよ。コホネスってのは、睾丸さ、意訳すると肝っ玉って意味だ。ヘミングウェイが罹(わずら)った病気の名だぜ」
です。僕は最初はそ奴を「そやつ」、と読んでいたのが今ではすっかり「そいつ」と読むようになってしまった。けど、最近はそ奴も全く出てこなくなりましたね。
BOOKアサヒコムのインタビュー記事って消されちゃったのか。
>>960 そういう意味で>959は言ってるんじゃないと思うぞ。
963 :
無名草子さん:2005/06/03(金) 19:52:45
だったらどういう意味だってんだい!
頭がラッキーストライクになっちゃうよ
揉み消す気なんだな! 二村
966 :
無名草子さん:2005/06/06(月) 01:24:56
久々に会った友人にリンゴォ貸してやったら折り畳んで返しやがった
967 :
無名草子さん:2005/06/06(月) 09:55:43
本を貸すバカ
借りるバカ
968 :
sage:2005/06/06(月) 22:32:31
>>942の件は?
そんなことって本当にあるのか?
俺は野生時代別冊以外はくれてやったと思って貸す。またはくれてやる。
ま、布教活動の一環だな。 それなりの在庫持ってるしW
安彦良和との対談,本に収録されたんだ。
加筆・修正はないようだから,雑誌持っていれば
買うまでのことないか。
どの本ですか?
角川で5月くらいに出た,アニメ・漫画・戦争だったか
そんなタイトルの対談集。
他の面子に興味なかったし,初出のガンダムエース買ってたんで,
立ち読みして済ませた。
安彦良和『アニメ・マンガ・戦争』
角川書店
¥2,310
974 :
無名草子さん:2005/06/11(土) 19:49:12
船舶振興会の歌作詩したのは大将だと聞いたが、本当かな。
戸締り用心火の用心ってやつ。
ところでそろそろ立てた方がよくないか?
あぁ〜ぁ。
>974のソースは?
誰か削除依頼して立て直してくれ
過疎スレだし、まんどくせー
979 :
無名草子さん:2005/06/12(日) 21:57:42
不覚にも笑ったが…即死させて立て直そうや。
980 :
無名草子さん:2005/06/13(月) 13:38:06
賛成だ。どうやったら即死すんだ?
レス入れないことか?
しかしあれだ、こんな事する奴は矢作とは一切関わりの無い
単なる厨房の愉快犯だな。
べつに新スレ立てた奴を擁護するつもりはないが
いちいちスレを立て直したりする事自体、酷く非矢作的な気がするのだが。
982 :
無名草子さん:2005/06/13(月) 21:22:49
【ぼくには】矢作俊彦 3【何も判らない】
>>981 そうかな?全く持って相応しくない(納得できない)スレ名だし、
不特定多数が受け入れてもこれはオレのものじゃ無い!ってのが矢作的だと
私はずっと思っていたが?
出来たからって、じゃ、そのままね、ってのが最も遠く矢作的では無いと
俺は思うね。
要は気に入らないんだよな。俺はさ。愛も無ければひねりも無い。
2の頃色々スレタイで盛り上がってろ、どんなものにしろ其々思い入れ
があった気がする。
が、新スレ名は単なる悪ふざけにしか思えない。
だから、気に入らないんだ。嫌なんだ。
984 :
105:2005/06/13(月) 23:17:13
同じく真スレにも書いたが、984の立てたスレを支持す。
あ〜あ、やっちゃったよ。
>105
あのさ、削除依頼で『重複』を理由にすると、
普通は先に立った方が優先されるだろ。
あと、コテで依頼すな。
削除ガイドライン読んだか?
決まり(ルール)なんざどうでもいいんだよ。
お前ら2chネラーは日頃は常識(ルール)なんざお構い無しで
カキコしてるバカなのにこんな時だけ普通人になんなよ。
糞落とす場所が無くなるのがそんなに怖いんか?
無くなるならどっちも無くなれ。
そっちの方がよっぽど潔いわな。
削除されるみたいね。
いっそ矢作スレ自体がなくなった方がいいかも・・・。なんか悲しいね。
まあ、何というか。
こう言うのが嫌なら今度から人任せにはしない方がいいね。
もしくは970なり80なりをとった人が立てるようにするとか。
無粋だけどさ。
教訓の意味もこめて
今回は975が立てたスレを使えばいいのでは?
>>991 >教訓の意味もこめて
困ったことに、矢作スレは1年は持つのだ……
とにかく並立状態はよくないよ。
最初に立ったスレを尊重すべきじゃないかな?とくに荒らしでもなさそうだし。
そう云うのを「お台所ファシズム」って云うんだ。
悪気がなければ、ださくても無神経でも何でもいいのか?
無知な一介の素人ですが、それは云わせて貰います。
使い方まちがってるよ。たかが2chのスレタイにとしか言いようがない。
パリの学生が議事堂をかけあがったころ日本の学生がやってたのはパチンコだ
と言ってくれた矢作に恥ずかしくないか?
パリにはパチンコがなかったからな。
はなし違うけど、イラクで拉致されてたフランス人のジャーナリストが解放されたでしょ。
その人のインタビュー見てたら、本人の様子も周りの反応も、日本とはあまりにも
違ってほほうと思った。余裕があるっつうかなんつうか。拉致される本人含めて、日本は
やっぱり田舎だなあと。