最近は、クロス版、レザー版とか、装丁も仰々しい、高級な書物を読むこと
が多い。大体、専門書さえ数冊読めれば、誰でも大学院卒業レヴェルの智識を
得ることができるんですね。ただ、書物は高価で、一冊数万円いくこともあり、
なかなか、手の出ない本もあります。医者の読んでる本の中には、一冊数万円
とかありますし。荘重な重厚な本程、読み応えも断然違う。滋養の多い食物に
慣れた知識人なら(狭き門)、矢張り神田の古書街レヴェルを読むべきである。
キルケゴールの根暗な文章を読み、大江健三郎のわけのわからん小説を読み
下し、教科書が教えない歴史、とかいう件の自由主義史観研究会の読本を参照
しつつ、渡辺昇一の国粋主義に凝り固まった著作に触れて、その弱小国出身者
特有のルサンチマンに怯えつつ、労働法全書なんてのも、ブックオフで安く
仕入れた。ハンス・ヨナスあたりの少々ペダンティックな文体は、学者だから
まあ、赦してやるか? 新聞なんかも、朝日から出てる年鑑に手を伸ばす。
イミダスやら知恵蔵は、安い割には智識量が豊富で素敵だ(電話帳みたい)。
雑誌やマンガは息抜きかな? 週刊誌とやらいう雑誌のあまりの低俗さ俗悪さ
に、暫し吐き気を催す。六法全書は必携だ。辞書事典の類は出来るだけ持って
いた方がいい。それも全部流し読みするのである。マクロ経済学とやらにも、
一応手を出す。スティグリッツだ。ギリシャ神話なんぞも、もちろんである。
原語で読む努力をすることが多くなる。無論、日本語を参照しつつ、だが……。
プラトンはギリシャ語で読むべきだし、カントはドイツ語で読むべきだろう。
狭き門は、幼児向けにもリライトされているジッドの名作だが、個人的に好き。
成人になってから、子供の頃読んだ西欧文学を読み直すと、キリスト教の智識
が読解に恐ろしく有用であることに気づかされる。ラカンだかデリダだかの
仏語の輸入洋書が古本屋にあったが、売り物ではなかったらしく、譲ってくれ
なかったw。新聞は毎日朝日であれ、読売産経であれ、両方読むことにしてる。
浅田彰の「構造と力」、アカデミックな筆致がなんか、妙に新鮮だったなあ。
トマス・アクィナスやら、アウグスティヌス、たしかラテン語のはずだから、
これも原文で読むべきなのだった。原著にあたるのは、サイエンスの分野も
同様ではないか。八重洲ブックセンターには、岩波の範となったレクラムが。
少年サンデーも買った、コロコロコミックも購入した。大人になってからも、
新しい発見がある。BRIOという雑誌には、小金持ち、成金の臭いが少々。
豪華本は高いが、矢張り垂涎の的也。我輩は、図書館単位で読むことも多い。
新宿之住友ビル内之平和記念展示資料館には、図書室というか、図書コーナー
が設けてあり、それらもすべて立ち読みで閲覧しておく。あまりにも浩瀚な図書
類にも、挑戦することもある。百科事典、百科全書である。まことに、チャレ
ンジングな行為だが、今ではCD−ROM一枚に入るのだった。で、宮崎哲弥
の「ニッポンの知識人」という本では、氏が日本中の知識人をバッタバッタと
なぎ倒していく、あまりの手際の良さに、暫し呆然としたものであったのだが。
「スタンダード憲法」、憲法というのは、日常生活であまり意識しないものだ。
法律関係、医学関係の書物も着々と増やしてゆく...。着実に、何故かならば、
秀才ならば、タルムードくらい全巻揃えているからだろう、というのである。
漢詩も嗜む、古典にも造詣が深い、漢文も読み下す、英語は世界の共通語と、
仏語のランボーは如何なものか。高踏派の、ルコント・ド・リールのハイブロー
な詩は、とても好きだ。たとえば、「大飢餓」。現代史手帖あたりのインテリ
オヤジは、しゃらくさい、鼻につく、たとえば野村きわお。たとえば、守中
高明。文芸春秋(月刊かな?)も通読する、曽野綾子の回だったっけ。認知
科学の書物も読む。アベラールとエロイーズも読んだ。カネミ油症事件に
ついても学んだ。あと、乙武氏の「五体不満足」も買って参考にしてみた。
よく、荒俣宏氏なんて、高価な古書を耽読されていると聞く。億単位も金を
掛けているのだという。羨ましい、羨望の至りだ。平野啓一郎の「日蝕」は
まあまあ。ただ、漢字が多い、画数多い、読みづらい。浄土真宗の経典も、
子供の頃は読経しても意味不明だったが、成人になってから意味も通る様に。
日本で英語を勉強していて良かったのは、英語で聖書が読めることである。又、
旧約はヘブライ語で、新約はギリシャ語で読んだ。銀英伝は全巻読破した。
所謂ペーパーバックに於いて、英語のテクストにも親しむようになっていく。
仏左翼系思想家には、矢張りフランス語で読むしかあるまい。ドイツ哲学文学
は、ドイツ語で、と。トーマス・マンの作品なんかも、ドイツ語で読むと感じ
が違う。岩波は未だに、ひとつのブランドだから、全領域カヴァーしておく。
まだまだ、美術全集、レゾネなんてのは、なかなかお目に掛からないのだが。
天使の事典、これは挿画のレヴェルも高い。エーリッヒ・フロムの「自由から
の逃走」、これでは高校生レヴェルだ。なかには、権威あるトンデモ本もある
かもしれない。ハンチントンの文明の衝突なんていうのも、識者から見れば、
代表的な例なのだという。日本のユング心理学なら、河合隼夫を読むに限る。
本来は、院とは知識だけを学ぶところではないよ。
「電脳進化論(立花隆)」、これは理系の方のみならず、文系の向きにも
おすすめ。司馬遼太郎は、全著作に目を通すという斜め読みが良いと思う。
「名訳詩集(白鳳社)」、文語体による訳文で、原文にあたったほうが無難。
「聖書物語(山室静)」は、典型的聖書入門の啓蒙書、まあ分かりやすい。
ラヴクラフト全集、異端文学というか、原文は難語・稀語が多用されている。
「日本の歴史(小学館)」は、クオリティ(質)が低すぎず。「スタンダード
憲法」、「わたしたちの憲法学習」、憲法について学習したいなら、参考書。
「これからのISDN」、ISDNについて理解したいなら、推薦図書かな。
「現代日本の税制・財政改革」、経済に暗い人でも分かるレヴェルの書物か。
「ハイビジョン技術」、索引つきで、専門知識がわかりやすくて、いいですね。
まだまだ、パラフレーズは続く、敷衍されてゆく、余暇がありあまっていれば。
や っ ぱ り 立 花 隆 か ぶ れ か
>>9 院に入ってみればわかる。
ていうかそんなこと学部4年でわからなきゃ、、、、
11 :
無名草子さん:04/07/25 02:06
大体、カラーの本は、高い。
文庫本なんて、廉価でいいですね。
あと、古本屋で購入した方が安くすみますね。
ただ、新刊なんて、図書館やら古書店ではだめですね。
大型店舗なら、大体、新刊が揃ってますね。
12 :
無名草子さん:04/07/25 02:07
デミアン
新しい科学史の見方
夏の夜の夢
あらし
名画修復
革命か反抗か(カミュ・サルトル)
速読の科学
アメリカ・ジャーナリズム報告
家庭の法律
レオナルド・ダ・ヴィンチの手記
名画はなぜ心を打つか(瀬木慎一)
ジュリアス・シーザー
ヴェニスの商人
地獄の季節
じゃじゃ馬ならし
空騒ぎ
花ことば
以上、文庫本より
14 :
無名草子さん:04/07/25 02:07
病気をなおす医学事典
病気がわかる事典
国民医学大事典
家庭医学大事典
家庭医学大全科
健康医療大百科
カラーケミカル事典
言語学百科事典
現代言語学辞典
言語学大辞典
住宅六法
調理用語辞典
調理学辞典
中国食物事典
洋菓子事典
国土用語辞典
通商産業六法
単位の事典
図解単位の歴史辞典
貿易統計年鑑
日本農業年鑑
15 :
無名草子さん:04/07/25 02:08
週刊新潮
美術手帖
月刊現代
ザッピィ
グルメ本
地域本
16 :
無名草子さん:04/07/25 02:08
2004年度版のimidasと知恵蔵を買ってしまった。
似たようなものだから、2冊も買い揃える必要もない、と思いながら。
あとは、現代用語の基礎知識である。
これらは、まず安い。その割には、電話帳のように情報量のボリュームがある。
それに、情報の質がよいからだ。同じ値段の本を買うくらいなら、これに限る。
17 :
無名草子さん:04/07/25 02:09
>>8 彼の猫ビルの蔵書は3万冊だとか、なんとか、
ネットでも検索すれば、蔵書が拝めますが・・・・
18 :
無名草子さん:04/07/25 02:14
立花隆って、ネット革命だなんだと吹聴していた頃、
リンク切ればかりのHPを放置していたり、
知識量の割にはやっていることにあまり誠実さが感じられないね。
20 :
無名草子さん:04/07/25 02:23
>>19 彼はあくまでオカルトマニアなのであって、知識人としての仕事は、
いわゆる、ディレッタントである、というもののみかた、が大半じゃない
のか、だから、誠実さが感じられない、のだろうと思う ただ、彼の
知識の量は魅力だし、その幅広い著作の神秘主義的な路線は面白い
21 :
無名草子さん:04/07/25 02:28
>>20 主述が無茶苦茶。
多くの知識を持つことはもちろんいいことだと思うけれどね。
ケチばっかつけてスマン。そろそろ消えるわ。
22 :
無名草子さん:04/07/25 02:29
スマン、もう一言だけ。
知識に溺れてしまったらいかんよ。
知識のための知識、、、は役に立たない。
知識欲旺盛な若い人は注意した方がいい。
それじゃさようなら。
24 :
無名草子さん:04/07/25 04:56
25 :
無名草子さん:04/07/27 01:48
>>24 一部は、古本屋で買った
>>23 うん、その通りだと思う
知識はないよりあった方が
26 :
無名草子さん:04/07/27 10:14
役に立つかどうかを見極められないと、せっかくの本も無駄になるだけだな。
そーだね
おけ
テス
36 :
無名草子さん:04/12/05 03:10:16
hage
37 :
無名草子さん:04/12/05 23:23:35
アフター・ダーク
花村さん
40 :
無名草子さん:05/01/02 19:49:53
林望 「知性の磨きかた」
語り口調で読みやすかったが、極論が多くて、あまり
他の人には勧められないな。
『カラマーゾフの兄弟』
面白かった
ドストエフスキーって絶対友達にはなれないけど尊敬する。
「反社会学講座」パオロ・マッツァリーノ
「U+U=W」辻希美+加護亜依
上は、「今なにを読んでますか」スレを見てた時に発見。
タイトルにひかれ、先週、遅れ馳せながら読了。
下は、自分、加護ヲタなんでw
でも、文のところばっかり見てたなぁ。
ま、写真集も同時に買った(w)んで写真の部分は良いやって思ってw
で、一昨日、1日で読了。
…って、これは読書って言わないかw
「インストール」綿矢りさ
先程、2時間半で読了。
映画を先に見てたもんだから、絵がリアルに浮かんで、読みやすかった。
「蹴りたい背中」よりこっちの方がおもしろい。
「野ブタ。をプロデュース」白岩玄
なんて言うか、すっごい疲れた。
描写はうまいし、息遣いも伝わってくるんだけど、それがどっと急に押し寄せてくる感じで。
たぶん、再読には時間が必要だろうな。
ゴールデンレター
このレスを見た人はコピペでもいいので
30分以内に7つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白され、17日後に
あなたに幸せが訪れるでしょう
48 :
無名草子さん:2005/03/23(水) 15:57:25
花村マンゲツ
49 :
無名草子さん:2005/03/24(木) 00:35:31
地下鉄に乗って
流星ワゴン
電車男
時間つぶしに読もうと思った本で潰せない時間を潰してしまいましたorz
50 :
無名草子さん:2005/03/24(木) 12:19:47
渡部昇一「自分の壁を破る人 破れない人」
読みやすいが、イマイチしっくりこないな〜。
51 :
吾輩は名無しである:2005/03/31(木) 01:29:04
u
52 :
無名草子さん:皇紀2665/04/01(金) 14:37:41
和田亜希子「アフィリエイト徹底活用術」
書いてることをそのまま実践したら、とりあえず元は
取れました。
53 :
無名草子さん:皇紀2665/04/01(金) 14:56:58
ダヴィンチコード
天使と悪魔
おもしろかった。
54 :
名無しさん@Linuxザウルス:2005/04/07(木) 22:24:25
きつねうどんになります本
途中までは良かったのに
「ふいんき」の発祥について
で誤った解説がされていて
一気にうさんくさい本になって
しまった
皆で著者に抗議しよう
戸田山和久『科学哲学の冒険』
科学哲学の入門書。
トマス・クーンは出てくるのかと思ったら出てこない。
マッハは出てくるけど現象学への言及はない。
大森正蔵も廣松渉も出てこないし、
ましてや池田清彦なんてもちろん出てこない。
俺の科哲イメージっていつのまにか黴生えてますたw。。
大変勉強になりますた(シ_ _)シ
北田暁大『嗤う日本の「ナショナリズム」』
なんか、懐かしい感じのインテリ臭い生硬な文体から
勝手に40代ぐらいの人かと思ってたら、
33歳?!
オヤジくせーよおめー
57 :
無名草子さん:2005/04/08(金) 10:30:25
スレ違いだけど、週刊新潮を初めて買った。
朝日の天敵という割りには糾弾ぶりがしょぼかった。
次にくる波 浅井 隆
ツキの法則 谷岡 一郎
あなたは「競馬」にだまされている! 別冊宝島編集部編
マシニスト スコット・コーサー
59 :
無名草子さん:2005/04/16(土) 01:34:30
樋口裕一「ホンモノの思考力」
「型」を用いて思考し、議論するというのは、なかなか
つかえるよ。
興味のある人はぜひ読んでみて!
60 :
無名草子さん:2005/04/16(土) 10:45:40
よしもとばなな/デッドエンドの思い出
白岩玄/野ブタをプロデュース。
ばななは良かった!ノブタは微妙。
愛読書というか、今までに読んで面白かった本
タイトル 著者
希望格差社会 山田 昌弘
経済学という教養 稲葉 振一郎
日本列島快走論 山崎 養世
日本 権力構造の謎 カレル・ヴァン・ウォルフレン
憲法 芦部 信喜
行政学 西尾 勝
財政学 神野 直彦
62 :
吾輩は名無しである:2005/05/01(日) 11:51:38
o
63 :
無名草子さん:2005/05/01(日) 12:24:38
島本理生のナラタージュ。
それなりだったな
64 :
吾輩は名無しである:2005/05/13(金) 23:19:14
9
65 :
吾輩は名無しである:2005/05/28(土) 12:13:28
o
「実録鬼嫁日記」を今更ながら読みました。
前に話題になっていたにもかかわらず、
サイトにさえいった事がありませんでした(汗
しっかし、あんなネタみたいな日常おもしろすぎですw
カズマ、不憫すぎるよ〜ww
それで先程、ブログサイトに行ってきましたが
今度漫画になるようですよ。
67 :
無名草子さん:2005/06/09(木) 20:48:17
浅倉なんとかさんの「君の名残りを」を読みました。
平家物語ものだとは聞いていましたが、まさかタイムスリップもの
だとは思いませんでしたよw少女漫画のパクリか?とか思いましたが、
でも、面白かったですww
68 :
無名草子さん :2005/06/10(金) 01:06:56
となり町戦争
ガッカリだった。純文学臭が鼻につく。
非現実な設定をブンガクしようとした作者の心意気は認めてもいいけど
成功しているとは思えない。
今となれば、評論家や作家の過剰な誉め言葉が胡散臭い。
69 :
無名草子さん:2005/06/12(日) 20:34:01
東野圭吾「手紙」
デセプション ポイント
風味絶佳
どっちもよかった
71 :
無名草子さん:2005/06/14(火) 17:52:37
東野圭吾「秘密」
村上春樹「海辺のカフカ」
村上春樹「神の子供たちはみな踊る」
乙一「暗いところで待ち合わせ」
などを先週読みました。
72 :
吾輩は名無しである:2005/06/29(水) 12:21:57
e
73 :
無名草子さん:2005/06/29(水) 20:13:24
恩田陸「黄昏の百合の骨」
恩田陸「まひるの月を追いかけて」
恩田陸は初期の作品のほうが良かったかも。
結城某「樹の海」
同じタイトルの映画の原作かと思って読んでみた。
したら、全然違った…。医者の話でした。
でも私的にはよかったです。
75 :
無名草子さん:2005/07/08(金) 20:53:22
木村竜也「漠(あお)く存在的な」
衝撃的だった。
76 :
無名草子さん:2005/07/08(金) 23:05:59
業界自体が「委託販売制度」「再販制度」にがんじがらめになってしまい、
この制度を急に変えるというのは現実的な選択肢ではないようです。
当然政府も絡む話ですが、変わるとしても10年単位で、部分的に徐々に
緩和していくしかないのでしょう。打開策が2つあります。
@小売データの共有と活用
A出版社と卸、もしくは、出版社と書店の共同出版
です。
@小売データの共有と活用とは、大手書店の小売(POS)データを集約することで、
売れ筋動向を見極め、町の本屋さんへの提供スピードを早めるのです。現在は都心の
大手書店に新刊が並ぶタイミングと町の本屋さんのそれでは、大きな差があります。
小売データを有効活用することで、ヒットする商品をいち早く見極め、町の本屋さん
にも売れる商品を十分に提供し、売り場の魅力を高めるのです。もうひとつは、
EDYカードなどを活用することで、男女・年齢別の売れ筋を把握し、商圏にあった
品揃えを実現させます。
A共同出版の狙いは、ニーズの高いと見込まれる商品の開発とリスク共有にあります。
前者については、出版社側はお客さんが読みたいと思っている本がどのような部類であるかを
十分に探ろうとしていないことに起因しています。完全に著作者頼みなのです。お客をよく知る小売、
もしくは卸とくむことで、よりよい企画が生まれてくるはずです。後者については、リスクを共有する
ことで、売りたいという意思をもってもらうのです。そうすることで、本の品質をよく見定めようという
ことになるし、責任を持った品そろえをしようということにつながっていくと思うのです。
77 :
吾輩は名無しである:2005/07/22(金) 12:11:48
o
最近読んだもの:VOW
内と外から見た日本人
失われたアイデンティティ byケンジョセフ
なんでもかんでもキリスト教に結びつけるのがどうも・・。
まあ「へえ〜」って感じで面白い面もあるけどね。
高村薫「黄金を抱いて翔べ」
鼻につく言葉と腐女子臭に抵抗があってなかなかページが進まなかったが、ようやく読了。
金庫破りまでのディテールは確かにすごいが、さらっと読んだだけでは理解できんかった…。
犯罪小説でありながらキャラの背景はしっかりしていて、もう一度読んだらまた違ったものが見えてくるだろうと思った。
81 :
無名草子さん:2005/08/31(水) 10:47:50
9
82 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/08(木) 12:15:22
妄想
83 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/19(月) 13:35:30
読んでないな
『死ぬための生き方』新潮45編。
北野武の同名の著書とは別物。
各界の著名人で明治、大正、昭和初期生まれの
ジイサン、バアサンが死生観を語っている。
「40にして惑わず」とも言われるが、歳を重ねからも悟りの境地とは
程遠く悩み迷い怖れる心情を吐露してる人が多い。
『戦艦大和の真実』 日下公人+三野正洋
『鎮魂の賦 戦艦大和最後の戦い』 三野正洋
『特攻戦艦大和』吉田俊雄
『戦艦大和発見』原勝洋・辺見じゅん
『戦艦大和の最期』坪井平次
『「戦艦大和」と戦後』吉田満
『戦艦大和』児島襄
『戦艦「大和」の謎』檜山良明
『戦艦「大和」開発物語』光人社NF文庫
『決戦戦艦大和の全貌』原勝洋
『戦艦大和の建造』御田重宝
『特攻大和艦隊』阿部三郎
『戦艦大和いまだ沈まず』小板橋孝策
『戦艦「大和」レイテ沖の七日間』岩佐二郎
『大和と武蔵』吉田俊雄
『大和級戦艦』歴史群像シリーズ
『アメリカ本土決戦 戦艦大和米艦隊を殲滅す』檜山良明
『ビックY 戦艦「大和」の戦後』横山信義
『征途』佐藤大輔
『大逆転!戦艦「大和」激闘す』檜山良明
86 :
無名草子さん:2005/09/27(火) 19:58:15
「1リットルの涙」10月からドラマが始まります。とても心に響き涙がでました。読みやすい本だしいろんな事を考えさせてもらえる本なのでオススメです
88 :
85:2005/09/27(火) 22:54:10
>>87 いや、今戦艦大和の同人誌を書いてるもんで。
必然的に大和絡みの書籍に手が伸びるのよ。
>>88 そうなんか。
自分で自分に何かを課してるのかと思っちゃったよw
90 :
36歳主婦:2005/09/29(木) 20:01:27
ハリー・クレッシング「料理人」ハヤカワ文庫 ★★★☆☆
閉鎖的な町に自転車ギコギコ登場の長身の料理人。
その町の有力者の家に雇われる。
料理人の見事な料理に家の人間みんな夢中になる。
料理人と主人の立場がどんどん逆転していく。
最近の本かと思ったけどもう何十年前に出た本。
特に大きな事件が起こるわけじゃないけど
なんか不気味な作品。
91 :
36歳主婦:2005/09/29(木) 20:08:10
立花 隆「ぼくはこんな本を読んできた」文春文庫 ★★★☆☆
誰が呼んだか「知の巨人」立花隆の読書論。
雑誌で連載されてたやつね。
立花流の読書論がなかなか面白い。
本を買いにいくときは使う金よりも多めに持ってったほうが
ケチケチしないで本が買えるとか、
なにか一つのことを勉強するときはまず最初に一気に何十冊も
そのジャンルの本を買う。そうすると
後戻り出来なくなるとか・・・
よく知らないけどこの人については賛美両論なんだろうね。
でもこの貪欲な知的好奇心は見上げたもんだ〜〜
92 :
36歳主婦:2005/09/29(木) 20:16:46
イプセン「ヘッダ・ガーブレル」岩波文庫 ★★★★☆
戯曲 再読。
へえ。前回読んだときよりも面白かった。
イプセン・・・みんな知ってる。戯曲読みにはお馴染みなんだけどね。
イプセン好きだなあ・・でも文庫で読めるの4つしか無いんだよね。
4つとも読んでるけど他も出して欲しいな。
イプセンと言えばやっぱり「人形の家」でしょう。
当然私は大好きな作品。最高!!天才!!!
93 :
36歳主婦:2005/09/29(木) 20:21:30
平野啓一郎「日蝕」新潮文庫 ★★★☆☆
わあ、芥川賞の作品だ。
賛美両論の平野くん。批判の主な理由はたぶん仰々しい文体。
でも私ぐらいのベテラン読書家は抵抗なくスラスラ読めちゃうんだ。
へへ〜〜ん。
内容は剽窃感丸出しで本人も確信犯的にやってるんだと思うけど
至って普通で面白くない。
文体だけで読ませるってすごくない??
94 :
無名草子さん:2005/09/29(木) 22:36:41
>>93 一応確認しますけど、「確信犯」の意味を理解して使って
いるますか?
95 :
36歳主婦:2005/09/30(金) 00:47:59
98 :
36歳主婦:2005/10/02(日) 15:46:53
エドモン・ロスタン「シラノ・ド・ベルジュラック」岩波文庫 ★★★★☆
戯曲。フランス。
一言で言えば「恋愛殉教劇」なわけ。喜劇と悲劇が上手い具合に混じりあった
名作と言ってもいいじゃないかな。
鼻がでかくて醜い騎士シラノ。
同僚の美青年クリスチャン。
で、この二人が想いを寄せるのがロクサアヌ。
ロクサアヌが想いを寄せてるのがクリスチャンのほう。
シラノは自分に自信が全く無く自分の気持ちを抑えてクリスチャンの手助けをする。
もっと突拍子もない内容かと思ってたけど現代でも全然通用する内容。
最後は上手いことまとめたなって感じ。
ただ主人公のシラノは口が達者でベラベラまくし立てるんだけど
(ここが喜劇の部分ね)そこがちょっと現代人にはイマイチ理解が
及ばないかなと思った。
99 :
36歳主婦:2005/10/02(日) 15:51:45
立花 隆「ぼくが読んだ面白い本・駄目な本〜」文春文庫 ★★☆☆☆
前回の「ぼくはこんな本を読んできた」の続編。
う〜ん。紹介する本があまりにも専門書すぎてちょっとついていけない。
しかも文庫、新書は全然無くてどれも3000円とかの高い本ばかり。
立花 隆の高圧的な文章も少し嫌気がさしてきた。
100 :
36歳主婦:2005/10/02(日) 15:55:12
「ライフステージと法」有斐閣アルマ ★★★☆☆
大学の教材なんかのこれ。
ブックオフで300円だったので購入。
「ライフステージ」って言葉をはじめて知った。
内容は初歩的なやつなんで特に書くこと無い。
でも一応赤ペンで知らなかったところをアンダーライン引いたりした。ww
101 :
38歳某省事務官:2005/10/02(日) 17:49:21
>>98 シラノ=ド=ベルジュラック(訳:赤木 昭三)『日月両世界旅行記』〔岩波文庫〕
たまには小説でも読んでみようと思って、図書館から借りてきました。じっくり
読む部分と読み流す部分とが半々でしたけれど、総じて、おもしろかったです。
102 :
無名草子さん:2005/10/02(日) 21:37:03
「殴り合う平安貴族」
とても面白かった。
あと、「信長の棺」
小泉首相のことが少しだけ理解できたような気がした。
103 :
85:2005/10/13(木) 15:18:06
『下士官たちの戦艦大和』小板橋孝策
『ドキュメント 戦艦大和』原勝洋・吉田満
『男たちの大和』辺見じゅん
『大和級戦艦2』歴史群像シリーズ
『伝承・戦艦大和』原勝洋
『戦艦大和99の謎』渡部真一
『丸』戦艦「大和」の戦い(1998年5月号)
『丸エキストラ版』巨艦武蔵と大和(昭和63年4月号)
『ミリタリー・クラシックス』戦艦「大和」の最強神話(2004年夏号)
『十二戦艦物語』川又千秋
『日本戦艦物語T・U』福井静夫
『世界戦艦物語』福井静夫
『アミーゴ!戦艦大和』小林たけし
『戦艦大和欧州激闘録 鋼鉄の破壊神』内田弘樹
104 :
無名草子さん:2005/10/13(木) 20:31:49
戦艦キチガイ?
あ、大和男めっけ☆
ぶたぶた日記
山崎さん・・・・
107 :
無名草子さん:2005/10/20(木) 01:40:33
「阿部公房@壁」
うーん、うん。あり。ありでしょ!
「吉田修一@パレード」
ちょっとだるいかなー。いやでも最後の方いい!
「筒井康隆@文学部」
おもしろい!昔はパワフルだったのか!いいよー!
「ドラゴン@限りなく透明に近いブルー」
若い!なんか全てが若い!デビュー作でこれは奇跡!
「吉田修一@最後の息子」
上手い!うん、おもしろいつかうまい!
「庄司薫@僕の大好きな青髭」
ミステリっぽい!おもしろ!時代についてかんがえてしまった
「大崎善生@パイロットフィッシュ」
うん、表紙がいい!
「渡部直己@電通文学にまみれて」
ほとんど同意!性格の悪さもいい!
108 :
無名草子さん:2005/10/20(木) 13:40:02
また莫迦が増えた
109 :
無名草子さん:2005/11/23(水) 03:05:13
枯草熱/レム
恒川光太郎さんの「夜市」を読みました。
山本周五郎「町奉行日記」
そのなかで寒橋を読んだ時は最後「うわぁ〜マジでかw」とか思った。
文庫本で読んだんだけど、ページをめくってそのシーンだったもんだからよけいに来たよww
112 :
無名草子さん:2006/01/25(水) 23:10:35
ageてみる
三浦綾子「氷点」「続 氷点」
114 :
無名草子さん:2006/01/26(木) 17:42:23
「ラッシュライフ」
「重力ピエロ」
伊坂幸太郎
115 :
無名草子さん:2006/01/26(木) 21:48:40
宮部みゆき「レベル7」
まぁそんなに面白いものでもなかった
116 :
無名草子さん:2006/02/04(土) 21:32:58
真保裕一「誘拐の果実」
面白かった
117 :
無名草子さん:2006/02/04(土) 22:06:15
恩田陸「夜のピクニック」
軽く涙キタコレ
荊の城 サラ・ウォーターズ
百合くさい小説だなぁと思いながら読んでたらガチレズだったんで驚いた。
いやまぁ萌えたんだが。
京極夏彦「わらう伊右衛門」
映画のレイジング・ブルでロバート・デ・ニーロが
弟役のジョー・ペシの家に俺の女房とやっただろと
殴りこみに行く場面が最初から最後まで続いている
ぐらいすごかった。
申 明直「幻想と絶望~漫文漫画で読み解く日本統治時代の京城」
統治時代の朝鮮の世相・社会が隈なく紹介されていて、面白いのは確かなのだが、
惜しむらくは著者に文才が無い。特に同じ話を数ページに渡って2度書くなんて、
全くもって理解に苦しむ。さすがに途中で辛くなって読むのをやめた。
訳者・出版社はその点をスルーせず修正又は加筆すべきだよ、出す前に。
122 :
無名草子さん:2006/02/12(日) 17:53:57
「国家の品格」
とにかく昔の日本人は偉かった、立派だった。
ただそれだけ。
俺の出た中学の校長先生もよく朝礼の「校長訓話」でそんな話を
していた。(今は朝礼や校長訓話なんてないのかな?)
しかし田舎中学の校長訓話ならともかく、大学教授の書く本が
その程度で、またそれが売れてしまうと言うのも変な話だ。
読売新聞に載った著者のインタヴューをによれば、ホリエモン
現象も、戦後日本人が品格を失い、拝金主義に陥ってしまった
結果だそうだが、江戸時代にだって悪徳商人も悪代官もいて、
賄賂のやり取りも、今以上に普通だったはず。
「地獄の沙汰も金次第」「金が無いのは首が無いのと一緒」
お偉い学者先生のご高説より、むしろ一般大衆の間で伝わる
ことわざの方が、世の中の本質を良く表していたりして。
124 :
無名草子さん:2006/02/16(木) 21:11:10
林真理子「anego」
面白かった
『アーロン収容所』
読み応えありますた。読んで良かった。
126 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/27(月) 12:08:35
上手く消化してる
司馬遼太郎 花神上中下
谷川浩司 集中力
128 :
無名草子さん:2006/03/06(月) 20:40:45
広辞苑 全部覚えるのに何年かかるだろう
129 :
無名草子さん:2006/03/06(月) 20:47:38
いま「こころ」よんでます
アガサ・クリスティ。時間つぶしに最適の本ですね。本を読みながら色々考え事も出来ますし。
131 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/15(水) 13:15:13
サルトル「嘔吐」
132 :
無名草子さん:2006/03/15(水) 23:25:46
ダニエル・キイスの『アルジャーノンに花束を』と
伊坂幸太郎の『チルドレン』
読書なんて滅多にしなかったけど、図書館でアルジャーノンの本が妙に気になったから、借りて数ヶ月かけて読んだ。
チルドレンのほうは、かなり読みやすかったと思う。
アルジャーノンの方は…私みたいな活字離れの厨には、あまりお薦めできないかも。
こまめに辞書開かないと漢字の読みとか意味がさっぱりわからんかったw
133 :
無名草子さん:2006/03/16(木) 03:09:34
「和解」@志賀直哉
不覚にも、少しばかり感動してしまった。
どうしちゃったんだろう、俺・・・。
134 :
あ:2006/03/16(木) 03:48:20
はじめまして。最近読書初めていて、”ライ麦畑で捕まえて”て言う本が気になっています。
どうゆう内容の本か教えていただけませんか?
135 :
無名草子さん:2006/03/16(木) 04:36:34
退学になって一晩彷徨した挙句に、
ぐるぐる回る妹を眺めてとても幸福な気分になった、
と語るホールデン・コールフィールド。
どうでもいいや、直ぐ読め、即読め。
136 :
あ:2006/03/16(木) 04:46:02
了解です。明日探して呼んでみます。ありがとうー
『天帝妖狐』:乙一
『権威と権力』 なだいなだ 岩波新書
30年以上前に書かれた本なのに現代社会でも通じる事例がいっぱい。
「アメリカでは・・・なのに、それに比べて日本は・・・」とか言って
知ったかぶるやつを斬って捨てるところが痛快。
139 :
無名草子さん:2006/03/20(月) 02:00:01
ある企業の面接で
最近読んだ本の内容とどこが面白かったかを英語で説明してください
と言われて焦った。
良い本だと思って題名挙げたはいいけど
あらすじを英語訳したらなんか急に陳腐な内容に思えてきてさ。
ボキャブラリー不足なせいかもしれないけど
日本語特有の間とか微妙な雰囲気とか
そういう表現をその場で英語に直すとなんだかなんだか
どの本が説明しやすかったのかな
140 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 12:25:26
夏休み
141 :
無名草子さん:2006/03/27(月) 17:40:59
「安徳天皇漂海記」
面白かった。
「餓鬼」
毛沢東失政大躍進が原因の饑餓と粛正の調査。
中国共産党は未だこの事実を認めず、責任をとっていない。
福沢諭吉
学問のすすめ 15年読むのおそかった。。。
143 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/04(火) 13:04:55
@
144 :
無名草子さん:2006/04/04(火) 15:31:14
吉田望『会社は誰のものか』(新潮新書)
内容は悪くないんだが、この著者は精神年齢が低いんだよね。
145 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/13(木) 13:18:38
自由間接話法
146 :
無名草子さん:2006/04/13(木) 13:43:55
流星ワゴン(昨日と一昨日の2日で読んだ)
とにかくお勧めしない。
グダグダグダグダ冗漫に長い。
147 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/22(土) 12:52:24
見做す
148 :
無名草子さん:2006/04/24(月) 21:56:32
疾走(4日ぐらいで読んだ)
自分が読んだ重松の5冊目だが
コレが1番面白いけど、グロイ場面もある
人には勧めないかな・・・
149 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/03(水) 13:00:19
「和解」志賀直哉
150 :
無名草子さん:2006/05/13(土) 12:39:52
氷点
浅田次郎の壬生義士伝。
上巻を読んでから2ヶ月放置、下巻を1日で読み終えた。
蒼きゅうの昴のほうがグッときた。
152 :
無名草子さん:2006/05/16(火) 01:16:47
ハリポタ不死鳥、国家の品格、今読み終りました。
153 :
無名草子さん:2006/05/16(火) 16:08:20
大渕憲一『満たされない自己愛 現代人の心理と対人葛藤』(ちくま新書)
「自己愛」は誰にでもあること。「自己愛」にも良い機能があること。
普通の「自己愛」と病的な「自己愛」の違いが理解できた。
154 :
無名草子さん:2006/05/27(土) 11:36:36
わらう伊右衛門
155 :
無名草子さん:2006/05/27(土) 19:51:48
内田幹樹さんのパイロット・イン・コマンド、タイフーン・トラップ機体消失
操縦不能・査察機長 機長からアナウンス1・2
山崎豊子 沈まぬ太陽全巻 貴志祐介 青の炎 雫井修介 犯人に告ぐ
156 :
無名草子さん:2006/05/28(日) 17:28:54
症例A
山崎豊子華麗なる一族
下巻に入ってからは目まぐるしく物語が展開していって
本当に面白かった。
158 :
無名草子さん:2006/06/06(火) 23:39:06
「告白」町田康 初めて町田作品読んだけど独特の言語観が新鮮だった。
「壬生義士伝」浅田次郎 もっと吉村貫一郎に絞った内容にすればよかった
のに、無駄に長いと思った。泣いたけど…
159 :
無名草子さん:2006/06/06(火) 23:55:38
ぐるぐる回るすべり台
160 :
無名草子さん :2006/06/18(日) 11:44:28
浅田次郎
161 :
無名草子さん :2006/06/30(金) 13:50:27
華麗なる一族
162 :
無名草子さん:2006/09/03(日) 19:28:40
少年計数器(池袋ウエストゲートパークU)、まほろ駅前多田便利軒、博士の愛した数式
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原 スレに
本人後輪中! 盗作犯人同士が激しいバトル?!
他人と深くかかわらずに生きるには
165 :
無名草子さん:2006/09/14(木) 01:33:50
K・Nの悲劇
精神病か心霊現象か
はっきりしない展開が最初面白かったが
結局、最終的には心霊現象の不可思議な展開でつまらなかった
心霊という未知の分野に踏み入って出産の神秘をひき立たせたかったのか?
生命の誕生と消滅である出産、中絶はすべて
生きる人間が行う行為であるのに
もっと違う形でやってほしかった
イタコじゃないんだから
主人公に取付いた親友の女は、
中絶する決意を固め、幸せな生活を選んだ
旦那を愛する親友の心のスキにつけいる
死んでまで人に迷惑をかけるただのワガママ子宮脳女
ラストの行動は子供を守るために取付いたというより
自分を孕ませた男を殺す目的にしか思えず
後味の悪い訳の分からない小説でした
毒蟲vs溝鼠
終わりにちょっぴり納得いかないかった。
167 :
無名草子さん:2006/09/17(日) 17:20:57
横山秀夫
クライマーズ・ハイ
浅田次郎
椿山課長の七日間
椿山課長・・・はじーちゃんがカコ良かった
168 :
無名草子さん:2006/09/17(日) 23:13:55
他人の足 大江健三郎
江戸川乱歩傑作選
星の王子様
これで良いのか受験生。明らかな現実逃避。
手当たり次第って感じだ
現実逃避(笑)
170 :
無名草子さん:2006/09/18(月) 20:52:27
東京タワー リリー・フランキー
無痛 久坂部 羊
172 :
無名草子さん :2006/09/30(土) 11:59:12
ジ
凍りのクジラ
微妙だった。主人公好きにナレネ
文章は上手い
174 :
無名草子さん:2006/10/12(木) 09:24:22
大川周明 安楽の門
175 :
無名草子さん:2006/10/31(火) 20:45:42
天国の本屋
司馬遼太郎の男の作法
ビールを注ぐコップは小さめにしようと思った
>>176池波正太郎さんだった…
ハズカシorz
「魔術はささやく」
読みやすいけど物足りない
179 :
無名草子さん:2006/11/24(金) 08:12:29
古本屋でなんとなく手に取った有島武郎の「ある女」を読んで、
はまった。この時代に、こんなオンナを書ける人がいたなんて。
いやー、おもしろかった。
蠅の王
もっとドロドロのグロ系かと思ってた
181 :
無名草子さん:2006/11/25(土) 00:28:50
シリーズものを2作目まで感想書いた所で間が空いてたら
他人が1作目の感想書いたから急がないとと思って
3作目を読もうとしてたら3作目の感想が…
2作目はどーしたーぁ!
何か先手を取られたみたいで悔しいw
182 :
無名草子さん:2006/11/25(土) 20:18:14
武田百合子の犬が星見た
を読み終えた
よく笑わせてもらったイヒヒ。
1969年のロシア旅行に一人参加した80歳大阪の銭高老人もユニークな登場人物だがヤハリ武田百合子が一番かな。イヒヒ。
この人の性格羨ましくもある。
ロシアか〜
183 :
無名草子さん:2006/12/01(金) 20:12:53
佐藤友之「死刑囚のうた」
死刑囚の短歌への情熱を一冊の本にまとめたと思いきや、
文章の節々に出てくるのは反権力・反天皇の内容ばかり。
どうも、著者は死刑反対論者の衣を着たタダのサヨとみた。
184 :
無名草子さん:2006/12/02(土) 03:49:02
『恋色』
著者:伊藤ミナ
とあるサイトで紹介されていたので買ってみた。
感想は、こんな小説初めて読んだ。
綺麗な涙が出た。
そして本がとても薄い。
185 :
無名草子さん:2006/12/04(月) 10:04:17
186 :
無名草子さん:2006/12/04(月) 10:04:59
あ、恋空か
187 :
無名草子さん:2006/12/04(月) 16:29:18
三島由紀夫 金閣寺
正直ほとんど理解できなかった
俺低脳過ぎワロタ
長野まゆみ 「水迷宮-汪の巻-」
なんか不思議な感じ。
嫉妬心が露骨でそれが逆に良かった
森見登美彦「夜は短し 歩けよ乙女」
本屋大賞関連で仕方なく読み始めたら、(ノルマがあるのよ・・・)
すっごい好みの小説だった!
読み進めていくと「かわいい〜」「かわいい〜」と一人でつぶやくことが多く・・・。
アー、かわいかった♪
191 :
無名草子さん:
よしもとばなな『ひとかげ』
『とかげ』が好きだったから読んでみた。賛否両論らしいが、納得。