『ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年』 奥野修司著 新潮社・文春文庫
小学校にあがる血液型検査で、出生時の取り違えがわかった二人の少女。
他人としか思えない実の親との対面、そして交換。
「お家に帰りたいよう」子供たちの悲痛な叫び―。
沖縄で実際に起こった赤ちゃんの取り違え事件。
発覚時から、二人の少女が成人するまで、密着した著者が描く、家族の絆、感動の物語。
先日のドラマは原作とは多少異なった点もあったので、ドラマと原作とではまた考え方も変わってくると思います。
このスレでは基本的に「原作のみ」でお願いします。
ドラマのスレ:★ 水曜プレミア・ドラマ「ねじれた絆」
http://tv4.2ch.net/test/read.cgi/tvd/1082556547/l50
仕方ない。一人で盛り上げとくぞ。
夏子って相当ヤバくないか?全く子供のこと考えてないじゃん。
あれじゃ照光が敏子に頼るのも無理ないって。確かに敏子と一線越えてしまったのはまずかったけど、でも照光も子供のことを考えていたようには取れた。
個人的には美津子と真知子が最後なんとなく幸せっぽくてよかった。
読み終わった後に智子の日記を読み返すとマジで泣けるね。
中学生の頃の美津子だったらマジで号泣モンだったと思うよ。
ところで、美津子的には今の生活に満足してるのだろうか?
一体
誰が里美で、誰が実りで、誰が池上なんだ?
私もドラマ見て早速原作読みました。
ドラマとは最後が違っていたね。
美津子が可哀想だと思ったよ。ホントに。
親に教養が無いと美津子が嘆いていた箇所に、妹が宿題を夏子に聞いて
「右」「北」の反対語を書く問題。「ぎみ」「たき」と教えていた部分
シリアスな中に笑わせてもらった!!マジやばい親だと思ったよ。
美津子、切ないねぇ。
ドラマでは小さいみのり(真知子)は美津子のことを思いやってたけど、
やっぱり現実は母親の取り合いで、仲が良くなるのに時間がかかったのが
なんかリアルで切なかった。
>>5 「ぎみ」「たき」はマジで凄まじかった。
でも照光も仕方なかった所もあったと思う、夏子がアレじゃまずいもん。
子供のために敏子さんを頼ってたけど親戚がうるさいから男の子をつくって黙らせたんでしょ?
そのせいで美津子とはヒビが入ってしまったけど、本当に仕方ないと思う。
あと本文にもあったけど城間家の妹たちも相当可哀想な日々だったんだろうね。
多分この頃ってベビーブームで産院はどこも満杯だったらしいよね。
取り違えが明るみになるのは氷山の一部って言われるから、
実際今も知らないままに大人に成長している人絶対いると思う。
血液型だってたまたま合うことだってあるわけだし。
それ考えたら怖い話だよね。
大きな声では言えないが大人になった美津子(さとみ)に腹が立った。
もう少し親父さんの事情もわかってやれと。
夏子はヒデー母親だと思うけど、照光は夫婦関係や仕事での悩みを抱える中
それでも美津子のことをきちんと考えてくれてたのに。自動車免許を取りたがって
るって知って、内緒で金策に走り回ったり…
あそこまで実親を否定する、美津子ってちょっとわからん。
10 :
無名草子さん:04/04/26 00:18
>>9 でもさぁ、子供にしてみれば今まで信じていた優しいおばさんと
お父さんがデキてたなんてショックで不潔なんだよ。きっと。
そのショックが一番デリケートな時期に来てしまったから、
あんな風になってしまったんじゃないかな?
子供を持てば理解できるようになるかもしれないね。
11 :
無名草子さん:04/04/26 17:16
真知子は母親が若い男を引き入れているのを見てから
城間家に行かなくなったみたいだし、やっぱり思春期の
それも女の子はそういうのに敏感に反応して、かなり
ひきずるかと。
12 :
無名草子さん:
まぁ照光と夏子だけが原因ってわけでもないだろうね。
あまりにも伊佐家がイイ環境だったり・・・その他いろいろ。