36 :
伊丹十三の自殺 と岸田秀 :
柳美里「仮面の国」(文庫)200ー204ページ。
不倫の発覚が自殺の原因。「そのくらいで自殺?」と言うなマスゴミ。
伊丹は良い夫・良い父親を宣伝しすぎた。1997年の流行語大賞は、<失楽園>だった。
言論人は「過去の言説を覆さなければならない事態に陥ると普通のひとには想像もつかないパニックに襲われるものだ。」
伊丹がパニックしたのなら、岸田秀と対照的だ。
54 :名無シネマさん :04/01/28
本当に不倫してたのがフォーカスされたんなら伊丹みたいなタイプは自殺しかねない危うさはあると思うけど、そもそも本当に不倫してたんかな?
相手はどういう女なんだっけ?
55 若い人だったと思う。大学生だったっけ?
201ー202ページ
>>氏は週刊誌の取材に対して、“五十万円のプレゼント”は「彼女の引越し費用として貸した」と語ったそうである。
氏は記事の掲載を知ってから彼女と連絡を取ろうとして出来なかったに違いない。
そして彼女が取材に応じたことを知ったとき、もはや いかなる言葉をもってしても釈明出来ないと判断したのだろう。<<
伊丹は岸田秀の世の中すべて共同幻想から成り立ってるって考えに共鳴してたんだから、岸田みたいに「どうでもいいや」って態度をとりゃあよかったのに。
57 伊丹が岸田の「ものぐさ」本 で一番 感動したのは
「親(おそらく伊丹の母親)に催眠術にかけられていた」という部分だと思う。
これについては伊丹は具体的には書いていない。
「告白するが私は高卒の人である。」
伊丹はすごい学歴コンプレックス持ってたから、1996年に岸田の詐称の事 知った時にどう思ったか知りたい。(もう知ってたのか?)
程度は分からないが、がっかりしたと思う(伊丹は1997末に自殺)