・生兵法(なまびょうほう)は大疵(きず)[=怪我]の基(もと・もとい)
なまじっか少しばかり武術を知っていると、それを頼んで軽々しく事を起こすので、大怪我をする原因となる。
生半可な知識を持つ者が、それを自負して物事を行い、大失敗をすること。
類:●生兵法は知らぬに劣る●A little learning [knowledge] is a dangerous thing.(少しばかりの学問は危険)
フロイトなど初めて読んだ後の大学生などは、知ったかぶりをして、いろいろ精神分析ふうの説明がしたくなる。
こういう素人の精神分析で実害が出た例はかなりあるのだろうか?
資格・経歴を詐称して30数年間も精神分析ごっこをやってきた岸田秀に、伊丹十三は一時かなり入れ込んでいたようだ。
伊丹十三は岸田秀の「お医者さんごっこ」の犠牲者である、という様な面もあるのだろうか?