福田恆存について語る

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1偽善と感傷の人
劇作家・思想家の福田恆存さんについて語りましょう。
2無名草子さん:04/01/31 11:12
進歩的文化人が大嫌いだったよね。11月のシンポジウム行きたかったなぁ。
3偽善と感傷の人:04/01/31 14:09
今年で福田恆存没後10年になるんだな。
亡くなられて数ヶ月後に地下鉄サリン事件が勃発してる。
もし福田さんが一連のオウム事件を目の当たりにしていたら何と評論してた
だろうか?
4無名草子さん:04/01/31 22:36
>>2
俺、11月のシンポジウム行ったけどつまらなかったよ。
昔の教え子と思しき人たち(かなり高齢)が入れ替わり立ち代り、
昔の思い出話を語っただけ
5無名草子さん:04/02/01 01:19
思想オタの英雄・福田恆存スレッド
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1043298270/
6無名草子さん:04/02/01 02:03
>>3
ホント、福田さんの没後、日本はどんどんおかしくなってきている。
たぶん、相当お嘆きになることだろう。
7吾輩は名無しである:04/02/01 02:04
生前の福田さんと交流のあった編集者と話をする機会があったが、福田さんの弟
子筋の人達(西尾幹二、松原正、中村保男等)のことをあまりよく言ってなかっ
た。というより、口にするのも嫌そうだった。何かあったのだろうか。
8無名草子さん:04/02/01 06:25
現代人は愛しうるか
9無名草子さん:04/02/01 11:01
何でこんなスレを立てるんだ。また例のノズラーおよびその周辺の連中が
出没するだろ。
10吾輩は名無しである:04/02/01 12:20
>>9
あいつらのせいで、福田恆存が汚されていると感じている人間は少なくないはず。

今年は没後10年だから、何か記念イベントやってほしいね。でもそうしたら、
あの感じの悪い連中が大挙して押し掛けるのかな。嫌だね。
11無名草子さん:04/02/01 12:52
日本の古本屋で検索かけたけど、翻訳全集ばっかりだね。
やっぱり買う人は買うんだな。
12無名草子さん:04/02/01 13:24
>>4
 一昨年、2002年のシンポジウムは面白かったよ。いや、パネルディスカッションは
たいして盛り上がらずつまらなかったんだけど、テレビ東京で昔放送された
福田さん出演の番組が上映されて、それが良かった。それを見られただけでも
行った価値はあると思ったね。
13無名草子さん:04/02/04 00:27
しかし、福田さんの著書がほとんど絶版ということが嘆かれる。
福田恆存全集をどこか文庫化してくれないかなぁ。
文藝春秋社あたり頼む!!
14無名草子さん:04/02/06 14:40
うーむ、スレの伸びが悪い。
今の若い人は福田恆存を読んでる人、ほとんど居ないんだろうなぁ。
15無名草子さん:04/02/06 16:47
興味あるんですが、どれから読むのがおすすめですか?
図書館行って借りてきます。
16無名草子さん:04/02/06 18:27
>>15
文春文庫に入っている「日本を思ふ」という短文集から読むのが
手ごろです。まず福田恆存は論争家として知られていたから、
短文を読むのがよい。
 それで興味を持ったら「藝術とは何か」でも「人間・この劇的
なるもの」(いずれも長編評論)でもご自由に。
17無名草子さん:04/02/06 19:28
確か読売の夕刊にちっちゃい記事が出ていて、それでこの人の存在をはじめて知りました
>>9のノズラーとはいったいなんですか?
18無名草子さん:04/02/06 21:40
日本の大概の思想家を貶しまくる西部邁氏が絶賛してたのを読んではじめて知る
文春文庫の「日本を思ふ」「日本への遺言」をざっと読んで面白いと思った
全集に入ってる文章も手軽に読めるようになって欲しい
19無名草子さん:04/02/09 13:57
>>17
【旧仮名】ノズラー日に吠ゆ【怪電波】
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1068981681/
を御覧下さい。
20無名草子さん:04/02/09 21:04
福田恆存も参加してる「討論 現代日本の思想」を百円で手に入れますた 
21無名草子さん:04/02/13 04:20
>>14
24歳です。
西部邁の「気まじめな戯れ」だかの後書きに福田恆存のエピソードがあり興味を持ちました。
とりあえず大学の後輩に「私の幸福論」と「日本への遺言」を配っておきました。
すぐに読むような奴等ではないのですがいつか気が向くこともあるだろうと…
神保町の新刊書店で恆存の本が無かったら僕のせいかもしれません(笑)
22無名草子さん:04/02/17 17:12
>>4
若い人で11月のシンポジウムに行った人いたんだねえ。私だけかと思ったよ。
私はなかなか楽しめたよ。とりあえず、読者層がわかっただけでも良かったと思ったね。
23無名草子さん:04/02/17 18:40
>>7
「つくる会」とかが気に入らないんだろ。
別に俺はイイと思うけど。
あと、坂本氏が亡くなった際に、生前坂本氏の「つくる会」での活動を冷笑していた
人達が葬式で「理解者」ぶった態度とった事を、
西尾氏が著書でかなり激しく批判したから、そっちの関係もあるんじゃないの。
24無名草子さん:04/02/18 11:04
「一匹と九十九匹と」は、文学の役割について明快に書いた名論だと思う。
25無名草子さん:04/02/18 11:54
>>24
同意。それと『人間、この劇的なるもの』かな。

あと、高木書房から出していた『・・・・のすべて』シリーズも、時事問題を扱っていて、福田のそういう側面がうかがわれるのが興味深い。

福田恆存の本は東京なら古本屋を丹念に歩けば結構見つかると思うよ。
地方の人でも古本屋検索サイトで見つかるはず。
http://www.kosho.or.jp/servlet/bookselect.Kihon
26無名草子さん:04/02/18 13:17
昔、文藝春秋ででてた「日本を思ふ」(文庫じゃない方)がいいよ。
2段組で分厚めの本だけど、社会評論から日本論、恋愛論、それに「劇的」も入ってる。
27無名草子さん:04/02/20 19:26
先日、近くの古本屋で「現代人は愛しうるか」500円でゲトー!!

魂震わす名文だね。
28無名草子さん:04/02/28 01:34
同じく図書館の交換本コーナーで0円でゲトー
29無名草子さん:04/02/29 01:09
グハッ
30無名草子さん:04/03/03 00:21
いまの日本に福田恆存さん程の思想家は居るだらうか。
31無名草子さん:04/03/03 01:31
>>30
菊奴ねいさんっ
32無名草子さん:04/03/05 16:49
この人って山崎正和あたりの思想とどこか違うところありますか?
33無名草子さん:04/03/05 21:34
>>30
神格化すんのは阿呆らしい。
この人も晩年はあまりイイもの書いていない。
34無名草子さん:04/03/06 00:26
>>33
そんで福田レベルの現役思想家って誰?
35吾輩は名無しである:04/03/09 09:05
内田樹?

3630:04/03/09 23:36
>34
言論の実効性といい、なんと言っても副島隆彦氏でしょう。
現役で彼以上の思想家はいません。
37無名草子さん:04/03/09 23:53
チェスタdの翻訳してるよね。福田恆存自身の著作は読んだことないや。
38無名草子さん:04/03/11 22:12
副島隆彦ってあの電波の?
39無名草子さん:04/03/17 17:13
副島隆彦の名前が出てからこのスレはとまってしまった
40無名草子さん:04/03/18 04:36
岩波文庫の新刊、
『日本近代文学評論選 昭和篇』(岩波文庫)に、
「一匹と九十九匹と」所収。解説でも福田氏に言及あり。


41無名草子さん:04/04/02 01:49
>>40
新刊で出たんですか!?岩波、少し見直した。
42無名草子さん:04/04/02 21:03
>40
編集者の一人が、あの坪内祐三。
43無名草子さん:04/04/03 15:28
坪内が「福田恒存文芸評論選」(講談社文芸文庫)というのを
出すらしい。それよりも「否定の精神」が読みたい。
44無名草子さん:04/04/03 16:36
孤独の人朴正熙 みたいな時事論も読みやすく文庫で提供してもらいたい
45無名草子さん:04/05/04 08:20
さあageませう。
46無名草子さん:04/05/15 23:13
>>43
>それよりも「否定の精神」が読みたい

何故?
47無名草子さん:04/05/17 00:50
三島由紀夫のエッセイに時々この人の名前出てくるけど
仲良しさんだったの?
48無名草子さん:04/05/17 00:56
 この人の論評は今でも勉強になるけど、その弟子筋やフォロワーが
非常にウザイのが難だな。
49無名草子さん:04/05/17 01:15
>>48
坪ちゃんもダメ?
50無名草子さん:04/05/17 02:36
>49
 坪ちゃんは許すw

 いや、ウザイのは福田恒有の説を盲目的に振りかざしてる連中。
 戦後生まれなのにわざわざ旧仮名遣いの文章を書く奴とか。
51無名草子さん:04/05/17 02:44
自己修正

×恒有
○恒存
52書店員:04/05/17 09:21
>>47
みたいだね。
今刊行中の「三島由紀夫全集決定版39」には
対談が入ってるよ。
53無名草子さん:04/05/20 20:00
NYで食べたカレーが辛すぎたという内容
のエッセイで爆笑した
54無名草子さん:04/05/24 00:49
講談社文芸文庫買いました。
55無名草子さん:04/05/24 18:13
>>53
それは何て言う本に入っているんですか?
56無名草子さん:04/05/24 18:31
「龍を撫でた男」って
誰か見たこと有る?
57あびうきよ:04/05/24 21:13
>>55
『坐り心地の惡い椅子』です。
私もそこの箇所(カレー事件)で笑いました。
58無名草子さん:04/05/24 22:14
清水幾太郎の転向批判だけは
何度読んでも納得できない。
福田個人の感情論に過ぎない。

かれは小林秀雄と同じく、論理性にかけている。
59無名草子さん:04/05/24 23:20
小林秀雄は、論理性に欠けているのではなく、意図的に論理の飛躍を行っている
と何かで読んだ
60無名草子さん:04/06/03 11:38
小林秀雄は知性を本質直観の下に見ていた。だから人文系学問の科学的分析などは根っからの
屁理屈と思っていた。 福田恒存も小林と同じ思想だが、小林よりはやや穏健なところあり。
61無名草子さん:04/06/19 22:21
>>58
そう?福田さんほど論理的な人も少ないと思うけど。
62無名草子さん:04/07/10 01:10
どなたか、諸君!の03年3月号に掲載された福田逸さんの文章を読まれた方います?
逸さんは福田恆存さんのご子息で、色々と御父上のエピソードを書かれたらしいのですが。。
63無名草子さん:04/07/10 02:17
読んだな、それ。

お父さんは財布に糸をつけてイタズラをする人だったそうだw
64無名草子さん:04/07/10 10:09
シェークスピアはこの人の訳で読んだな
65無名草子さん:04/07/11 02:07
>>63
他にどんな事書かれていました?
66無名草子さん:04/07/20 19:57
私の幸福論の最後のほうのところで「最後には神を信じなさい」と書いてあったけど、
福田恒存の信じる神って何の神?キリスト?解る人は教えて。
67無名草子さん:04/07/20 21:48
強いて言えば、もぐりらのカトリックかな??
井尻チカオ拓大教授によると、
無免許のクリスチャンだかカトリックと形容していた。
「神を信じろ」といわれて「はい」では、福田恆存っぽくない。
神なんて信じようが信じまいが、聖書からいろいろ思考を広げるのが、
ツネアリスト、ってか!
68あびうきよ:04/07/22 00:02
>>66
八百万の神では?少なくとも絶対神ではないが人間を超越したものであると思う。
人間、畏れの精神は必要だと考える方だったと思う。
69無名草子さん:04/07/26 10:54
て事は福田恒存天皇主義者確定か?
70あびうきよ:04/07/26 20:56
>>69
んなこたーない。福田恆存さんは天皇について
「私自身、『天皇制』には反対です。(中略)私と同じ人間を絶対的なるものとして認めることができないからです。」
と云っています。そもそも、天皇は八百万の神じゃないし。
・・・と言ったら怒られる?
71無名草子さん:04/07/27 09:03
近代天皇制についてのみ反対してるんでは?
72無名草子さん:04/07/28 00:24
何のためにカギカッコでくくってるか、だな
73無名草子さん:04/08/23 17:07
>>66
ロレンスのアポカリプス論がひとつの答えを提供してくれると思う。
ロレンスの論旨にひとつの異論もないと福田は言っている。
あと福田の弟子松原正が、福田は神道の信者だと新聞の福田恆存追悼の記事で書いている。
「日本を思ふ」か「日本への遺言」のどちらかの文庫本のあとがきを佐伯彰一が書いているが、
そこに書かれていることが示唆的です。
福田はカトリックファンであることは有名。
これらを鑑みて、福田は「無人格的で絶対的な唯一の存在」というものを信じていたのではないか。
多分福田はあらゆる種類の宗教(といっても全てとはいえないだろうが)
は根底的には繋がっているとおもっていたのではないかなあ。
7473:04/08/23 17:16
関係ないかもしれないけど中村保男の『絶対の探求』で、
福田が「地球の自転する音を聞いた」と語るエピソードがあるんだな。
中村保男は福田神人説を唱えているけど、
確かに福田は神の似姿となっていたのではないか。
75無名草子さん:04/08/24 22:46
どうして福田恒存や小林秀雄は日本じゃあ現人神の様に見られるのかねえ。
7673:04/08/27 19:54
>>75
現人神とは言っていませんよ。神の「似姿」となっていたと書いたのです。
こう書いた時、私の中に浮かんでいたのは、聖書の句であります。
「わたしたちは皆、顔の覆いを除かれて、鏡のように主の栄光を映し出しながら、
栄光から栄光へと、主と同じ姿に造りかえられていきます。
これは主の霊の働きによることです」

福田は『近代の宿命』でレオナルド・ダヴィンチをこう評しています
「かれは神にもつとも近く、イエスにもつとも似てゐたのであり、
ぼくたち近代人の倫理的關心の對象たりうるのである。」

ということで、これは福田自身にもあてはまるのではなかろうか。
77無名草子さん:04/08/27 20:38

日曜の朝っぱらに
不機嫌な顔ででていた TV 番組を思い出す
この手の頑固親父がいなくなっちまったことが
つまらない
78無名草子さん:04/08/30 21:58
日本人に本当にキリスト教が理解できるのか疑問。福田恒存だって例外じゃない様な気がする。
7973:04/08/31 17:10
>>78
去年のシンポジウムだったと思う。谷田貝常夫が確か、
「福田はキリスト教の奥義を理解できないと言っていた」
というようなことを言っていた。うろ覚えだが。
松原正も日本人はキリスト教を理解できないと言うけど、
私はそこまで自信もって言えない。
80無名草子さん:04/08/31 18:14
>>73
>「神道の信者であり」
>「カトリックファンであり」
>「無人格的な唯一絶対の存在を信じていたかも」

自分の言葉に酔って何言ってんのか理解不能?
矛盾だらけだし。
8173:04/08/31 19:07
>>80
それは意地悪な解釈でしょ。
ただ私は福田や松原や佐伯の文章から、宗教的な関係の内容を抜き出しただけ。

>「無人格的な唯一絶対の存在を信じていたかも」
これはおれの解釈だけど。

福田はカトリックファンと自称して、松原はそんな福田を「神道の信者」
と言った訳だけど、私はこれを矛盾だとは思わない。通底する何かがあると思う。
その一つの答えを出すのがアポカリプス論だと思う。
アポカリプスを書いたロレンスは熱心な反キリストであります。
ロレンスに最も影響を受けた福田は自称「カトリックファン」であります。
これは矛盾だから、福田はアホということになりましょうか?
82あびうきよ:04/09/22 23:29:43
福田恆存さんの書いたものでみなさんの一番お勧めのものは何ですか?
83無名草子さん:04/09/23 21:11:59
へえ、こんなスレがあったんだ。

亀レスながら。
>>7
弟子たちも、それに編集者も、自分が一番福田さんに近い、と思いたがっていたからじゃないのかな。
ただ、福田担当の編集者といっても、亡くなった中公の平林孝氏なんかは、松原正氏を高く買っていたが。
84無名草子さん:04/09/29 14:12:29
>>82
「言葉の機能に関する文学的考察 批評家の手帖」
はかなりお勧めですよ。
85無名草子さん:04/10/06 23:16:23
へえ、こんなスレがあったんだ。

>>83
中公の平林孝さんって、保守派知識人や他社の編集者からはけっこう慕われていた人だったみたいですね。
それはそうと平林さんが高く買っていたかどうかは死人に口無しで確かめようがないけれど、83がそう断言できる根拠が聞きたい。
86無名草子さん:04/11/30 16:51:04
「私の幸福論」を読んでます。この本で初めてこの人の文章に触れたんですけど
正直、凄いですね。易しい言葉使いなのに体に響いてくる・・・
87無名草子さん:04/12/30 11:23:11
「私の幸福論」ってどこの出版社ですか。
88無名草子さん:04/12/30 14:22:13
アマゾンでも調べてみたら。
89不苦堕常吾離:05/01/03 04:28:27

8. 私の幸福論 ちくま文庫
アマゾンで調べて見ました。
福田 恒存 (著) 文庫 (1998/09) 筑摩書房
おすすめ度:
通常24時間以内に発送

90平下流:05/01/04 02:19:05
福田恒存の発言で最も大切なものは
「独立国に非ざるものに憲法を制定する権利も資格も有り得ないといふことであります。
仮に占領軍が押附けたのではなく、自発的に草案を作り、自発的に制定したとしても、事態は同じです。
この場合、『自発的』といふ言葉が既に意味を為さない。自発的であり得るなら被占領国ではないし、
被占領中なら自発的ではあり得ないからです。こんな解り切った事に誰も気附かなかった筈は無い。」
91無名草子さん:05/01/28 22:19:26
もう一つの福田スレも上がってるのでこっちも保守思想age
92無名草子さん:05/01/28 22:40:09
人の悪口言わせりゃ右に出るものなし。NO.1決定。
93>86:05/03/01 22:57:35
ブスはブスであることを受け容れた上で幸福に生きる道を探るべき
とかいうやつでしたっけ。今の時代だとちょっと当てはまらない部分も
あるけどね。整形とまでいかずとも、化粧を工夫研究するだけでも随分見られるようになるから。
94無名草子さん:05/03/01 23:20:57
中野翠も言ってたけど、人間、幸福を追求する方法より
不幸や逆境に耐え凌ぐ方法を考えるのが賢いと思う。
95無名草子さん:05/03/02 00:35:25
>>47
吉田健一、大岡昇平、福田恆存、中村光夫らの「鉢の木会」のメンバーだったんだよ。

>>94
中野翠の読者層と福田の読者層はかぶるね。たしか中野は「私の幸福論」の解説を書いていたけど。
あと、中島義道、小林秀雄など。保守層の精神的支柱なのか
96無名草子さん:05/03/06 02:04:56
ふくだつねあり?
ふくだそうざい?

ちなみにイヌカイツヨシじゃなくてツヨキが正解!
97無名草子さん:05/03/07 23:42:49
『幸福論』ならコーゾンよりショウペンハウエルの『幸福論』(角川文庫)
のほうがおもろい。
98無名草子さん:05/03/09 10:08:38

【ネット】「パチンコ雑誌広告、大半が消費者金融」 危険な"パチンコ依存症"、ネットで予防★2
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1109922695/
99無名草子さん:2005/03/31(木) 10:37:25
>>97
幸福論ってウザイくらい数あるけど、元祖幸福論は誰なんだろう
あと、アランの幸福論はショウペンと対極
100無名草子さん:2005/04/08(金) 00:45:47
深沢七郎の「風流夢譚」事件の時には、右翼フィクサーの田中清玄に右翼を説得するよう依頼
したとか。
101無名草子さん:2005/04/21(木) 00:27:27
呉智英の本読んでると、この人も福田恆存の影響をかなり受けてるなと感じる。
102無名草子さん:2005/04/21(木) 01:40:07
あー、こんなスレあったか。
まあ右翼といっても、福田はそう馬鹿にもできんわな。
103無名草子さん:2005/04/21(木) 20:37:31
死ぬほど居る脳みそ足らずの、福田のエピゴーネンは馬鹿にできるがな。w
104無名草子さん:2005/04/21(木) 20:55:38
>103
このスレでその話は止めようよ(苦笑)。
105無名草子さん:2005/04/21(木) 21:19:34
福田恆存は全共闘世代にも人気がある。
元ブントの柄谷行人氏も福田恆存を評価している。
106無名草子さん:2005/04/21(木) 21:21:12
107無名草子さん:2005/05/17(火) 12:09:14
全集の寫眞の福田恆存、男前だよね〜。
108無名草子さん:2005/05/17(火) 15:26:53
age
109無名草子さん:2005/05/19(木) 00:59:47
>107
私は寧ろ、晩年の福田恆存のほうが好きだったりする。
110無名草子さん:2005/05/21(土) 23:13:30
保全あげ
111無名草子さん:2005/05/27(金) 04:50:37
福田赳夫のほうが好きです。
112無名草子さん:2005/05/28(土) 16:36:30
みんなツネ様のどこが好き?
113無名草子さん:2005/06/01(水) 18:27:45
福田の「生き甲斐といふ事」がすきです。
初出の『諸君』1969年7月号まで手にいれました。
原題は「利己心について」となってました。
福田のエゴイズム論は一服の清涼剤です。
114無名草子さん:2005/06/12(日) 21:29:26
>>85
レスがついているとは思わなかった。

>中公の平林孝さんって、保守派知識人や他社の編集者からはけっこう慕われていた人だったみたいですね。

その、彼を慕っていた、他社の編集者だったわけだが。

>それはそうと平林さんが高く買っていたかどうかは死人に口無しで確かめようがないけれど、83がそう断言できる根拠が聞きたい。

根拠といわれても、彼からよく聞かされていたとしか言いようがないけどね。
「中央公論」で松原正を論壇デビューさせたのが平林孝。
平林孝が「中央公論」誌の編集長を辞めてからも、二人はよく会っているよ。
福田恆存と松原正と平林孝と、わたしの4人とで会食したこともある。

それから、これは、こういうところで書いて良いのかどうか知らないけど、松原正の漱石論を読んで、江藤淳の「夏目漱石」を文字通り投げ捨てた、と生前平林本人が語っていた。
115吾輩は名無しである:2005/07/09(土) 15:33:50
江藤淳のライフワークだったからファンにはショックだったろうな。
116無名草子さん:2005/07/16(土) 00:46:41
明日から夏休みだし、福田恆存全集を読み返してみるか。
117無名草子さん:2005/09/21(水) 22:47:42
age
118無名草子さん:2005/09/21(水) 23:08:17
>>105
柄谷といえば坂口安吾の理解者だけど、
生前の安吾を最も正しく評価していたのが福田恆存だからな。
死後ブームになってから褒めてるのは糞みたいな評論家ばっかり。

119無名草子さん:2005/09/22(木) 01:22:19
「正しく」ってなんだよ。
ひでぇ言語センスだな。
120無名草子さん:2005/09/22(木) 09:12:02
>>119
福田を知らないなら黙ってろよw
121無名草子さん:2005/09/22(木) 12:45:02
>>32
遅レスだが、山崎正和の陣営?(吉田健一、丸谷才一、石川淳、中村真一郎、大岡信etc.)と
福田の最大の違いは、文学と文明の関係についての考え方だろうな。
山崎一派(と言っておく)は「文学は文明に奉仕すべきもの」って考えで、
山崎の「相方」の丸谷なんて「本を何十冊読むよりもイングリッシュ・ブレックファスト
を食べたほうが文学の勉強になる」って言ってる(で本ばかり読んでた漱石を批判してる)けど、
福田は文学はあくまでも政治では救われない「少数者」のためのものだって考えだから。
聖書にある「九十九匹の羊と一匹の羊」は政治と文学の関係の事だって福田は言ってたしね。
要するに、文学なんて大多数の人間には何の役にも立たない、っていうまあ常識的な考えなわけで。

ちなみに、おれは山崎一派の方の文学観の方が好きだけどね。
122無名草子さん:2005/09/22(木) 12:45:50
>聖書にある「九十九匹の羊と一匹の羊」は政治と文学の関係の事

政治を文明に置き換えても差し障りはないだろう。
123無名草子さん:2005/09/22(木) 12:49:33
劇作家出身の偉大な思想家・知識人って日本では珍しくない?
124無名草子さん:2005/09/22(木) 12:54:13
旧仮名を保守した人らしいから読みたくねえなあ。現代語訳出してくれ〜
125無名草子さん:2005/09/22(木) 12:56:21
>>123
山崎正和も劇作家だよ。
阪大近くの高校で演劇の指導もしてるし。
126無名草子さん:2005/09/22(木) 13:02:24
>「本を何十冊読むよりもイングリッシュ・ブレックファスト
を食べたほうが文学の勉強になる。

すんません、「イギリス文学の勉強になる」ですね。
127無名草子さん:2005/09/22(木) 13:09:24
>>125
サンクス。「柔らかい個人主義」の人ですね
128無名草子さん:2005/09/22(木) 13:13:43
丸谷才一との一連の対談集も読んでください。
129無名草子さん:2005/09/22(木) 13:31:57
対談集は旧仮名じゃないよね
130128:2005/09/22(木) 13:52:10
>>129
書き方が悪かったな。>>127で「山崎正和の丸谷才一との対談集」だよ。

福田の対談集ってのはあるのかな?
131無名草子さん:2005/09/22(木) 19:24:40
>福田の対談集
福田恆存は小林秀雄や三島の対談集などに出てくるけど
福田恆存自身の対談集は昔は売られていたのかな?
個人的には竹内好との対談を読んでみたいんだが。
132無名草子さん:2005/09/22(木) 19:30:55
へー、あるんだやっぱり。
133無名草子さん:2005/09/22(木) 21:23:53
>>121
>福田は文学はあくまでも政治では救われない「少数者」のためのものだって考え

全く同じことをが安吾が書いてるな。
134121:2005/09/22(木) 21:34:31
どの作家・評論家がどっちの考えかで分類できそうだね。
小林秀雄も「一匹の羊」派だろうな。
135無名草子さん:2005/09/22(木) 21:59:23
坂口安吾は小林秀雄と福田を「評論家というより作家(創造性があるという意味)」
と評価していた。
だから福田が戯曲を書き出したときに「本来の道」と支持した。
逆に安吾は平野謙のような評論家(文芸時評屋のような輩)は内心馬鹿にしていたようだ。
136無名草子さん:2005/09/22(木) 22:09:07
まあ鈴木信太郎や吉田健一みたいに研究者・評論家が本業でも創作も出来る人もいるし、
逆に丸谷才一や大岡信みたいに創作が本業でも評論も一流って人もいるし、
両方できるに超したことはないんだろうな。
137無名草子さん:2005/09/22(木) 22:14:57
要するに、創作の「過程」が分かってることが大事なんだろうな。
138無名草子さん:2005/09/23(金) 17:25:19
>>120
> >>119
> 福田を知らないなら黙ってろよw

何この妄想
139無名草子さん:2005/09/25(日) 00:13:11
>>138は知らないから何も語れないみたいねw
妄想じゃなくて図星だろ
140無名草子さん:2005/09/27(火) 01:29:03
>>139
情報クレクレ厨に特に語ってやることはない。
妄想もほどほどにな。
141無名草子さん:2005/09/27(火) 07:55:44
>>140
図星だったのかよwwwwwwwww
スルーすればそのままごまかせたのにわざわざ来て墓穴掘ってやんのwwwwwwっw

・・・・アホだこいつ
142無名草子さん:2005/09/30(金) 02:23:52
>>141
はあ?
143無名草子さん:2005/09/30(金) 16:31:27
142 :無名草子さん :2005/09/30(金) 02:23:52
>>141
はあ?

プギャーm9(^Д^)

144無名草子さん:2005/10/01(土) 19:02:21
>>141
>>143
まあ、まともに福田を読んでたら
こういうDQNにはならないな。
145無名草子さん:2005/10/02(日) 09:53:26
>>144
あ?
だから福田について具体的に語ってみろよ
知りもしないくせに福田呼ばわりすんな。
てめえが知ったかのDQNだろうがよwwwwww
146無名草子さん:2005/10/02(日) 19:46:25
>>145
>>140
粘着だな。全集落ちの某評論のトリビアか愛人さんの件でも
語っても良いが、クレクレDQNに語ることはないのでな。
それではさようなら。
147無名草子さん:2005/10/02(日) 20:15:17
ググって調べても遅いよw
証文の出し遅れ。
とことん見苦しい奴だな・・・
148146:2005/10/02(日) 22:47:05
さようならと言ったがこれでほんとうに最後。

>>147
君のようなvip入りびたりのニートじゃないから、
そんなしょっちゅうスレッドチェックしてるわけにもいかないのよ。
まあ、東大英文科でも出て、どこぞの編集者にでもなってくれれば、
一緒に仕事する機会もあるでしょう。
あまり自分の基準で物事を考えないほうがいいと思うよ。
それじゃね。
149無名草子さん:2005/10/02(日) 23:22:11
>>148
>君のようなvip入りびたりのニートじゃないから、
>そんなしょっちゅうスレッドチェックしてるわけにもいかないのよ。
>まあ、東大英文科でも出て、どこぞの編集者にでもなってくれれば、
>一緒に仕事する機会もあるでしょう。

ものすごい妄想とギャグですねw

ところでvipって何?
2ちゃん初心者だから知らないんですけど・・・
詳しそうだから教えて。
東大英文科出身の編集さん。
ついでによかったら出身高校も教えて。
今年何人東大入ってる?


150無名草子さん:2005/10/02(日) 23:28:05
↑(笑)
151無名草子さん:2005/10/02(日) 23:30:38
>>150=>>148

出てこないんじゃなかったのか(笑)

・・・バカみたい
152無名草子さん:2005/10/02(日) 23:32:54
……最後じゃなかったの?
妄想編集さんw


148 名前:146 :2005/10/02(日) 22:47:05
さようならと言ったがこれでほんとうに最後。

150 名前:無名草子さん :2005/10/02(日) 23:28:05
↑(笑)


153無名草子さん:2005/10/24(月) 13:27:32
唐突だが、福田って靖国についてどう語ってたの?
俺の推測では、2ch右翼的な態度も好まなかったろうなって思うんだけど。
154無名草子さん
>>14

16歳の高校生だけど、最近"私の国語教室"読んだよ。
国語国字問題に関する情報が詰ってて、とても良い本だった。