今年の良書【2003】

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1無名草子さん
各人が今年発行された書籍でよいと感じたもの紹介していくスレです。
2無名草子さん:03/12/23 00:14
島田雅彦「彗星の住人」
3無名草子さん:03/12/23 00:25
一言ぐらいコメントをつけていただけると、なおよろしいかと。
4無名草子さん:03/12/24 02:32
「愛という名の試練」

共感したー
5無名草子さん:03/12/30 17:53
不作ってこと?
6無名草子さん:04/01/05 19:08
2冊しか出ていませんね
7無名草子さん:04/01/11 18:03
今年の良書【2004】として使おう
8無名草子さん:04/01/17 05:47
2003年が終わってこそ見えるものもある
9無名草子さん:04/01/23 07:08
10無名草子さん:04/01/29 18:53
 
11無名草子さん:04/02/04 20:42
21世紀が終わってから何か使おう
12無名草子さん
「博士の愛した数式」 小川洋子 新潮社
 順行性健忘症の数学博士とその家政婦の母子の魂の触れ合いを描いた作品。
この設定自体がもうなんていうか卑怯なんだけど、どっぷりとはまった。
学校教育の数学は嫌いだけど、そこから離れた数学は好きで、「数の悪魔」「フェルマーの最終定理」や藤原正彦の作品を一時期読みまくってたこともあって、この作品で扱う数学は心地よい。まぁ、作者が挙げた参考文献ももろそれだしな。
そこからさらに、数字に対して文学的味付けがあったので感服。(具体的にいうと、0の解釈について)

至福の読書時間を過ごせた