青春文学の金字塔、あなたが好きなのはどっち?
六番目の小夜子が好き
僕は、三島マッチョ由紀夫だけど、なにか?
おれ、ライ麦とナインストーリーズしか読んだことないや
庄司薫って面白いのか、俺は青春好きだから明日買ってみよう
>>1 代表作教える
そりゃ、サリンジャーだよ。
どうなんだ、これ?
庄司薫をサリンジャーの劣化コピーみたいだと言う人がいるよね。
例えば関川夏央さんなんかが繰り返し自分の本の中でそう言っていたりする。
でも僕はサリンジャーを比較に持ち出してくる庄司論ってモーレツに反発を覚えてしまうんだな。
駄目だ。
俺、パロディの才能ないわ(-_-)
関川夏央ってのは知らないが、ロクでもなさそうな人間だな
12 :
無名草子さん:03/08/28 20:54
でもな、庄司薫ってのは、70年代には若者の圧倒的な支持を集めたんだ。
まあ、学校群でエリート高がつぶされた都立高校生でないと、この辺はわからないだろうが・・。
サリンジャー
15 :
無名草子さん:03/09/02 21:07
どっちの料理ショウをパロっているみたいだが、どっちも食えんなあ、ったく。
庄司薫やサリンジャーより
アラン・シリトーの「長距離走者の孤独」が好きだなあ
ライ麦のように誰でも知っているものを持っているのは強みだね
もちろんサリンジャーの方ね
19 :
無名草子さん:03/09/07 16:34
作品ごとにちがう。
対決する理由は何も無い
21 :
無名草子さん:03/09/10 20:14
すなおに庄司薫は、サリンジャーのまねですっていやーよかったんだな。
もう、30年以上も前の話だが・・・、ね。
22 :
無名草子さん:03/09/11 22:02
サリンジャーも、庄司薫にパクられてよかったと思っている。
まあ、どうちもどっちだ。
23 :
無名草子さん:03/09/16 23:59
24 :
無名草子さん:03/09/17 00:13
>>16 シリトーなら「土曜の夜と日曜の朝」も4649
25 :
無名草子さん:03/09/17 01:26
>>16 あー、自分も大好きだ。
「長距離走者の孤独」これも訳は野崎だよね?
やっぱいいわ。
>>24 「土曜・・・」もいいんだけど、自分はやっぱり「長距離走者」の
方を取るな。
26 :
無名草子さん:03/09/17 01:31
サリンジャーは世界各国で読まれているが、庄司薫は翻訳すらされていない。
翻訳しようという奴もいない。訳したって海外の読者の興味を引かないだろう。
これがつまり天才サリンジャーと秀才庄司薫の違いなのだな。
27 :
無名草子さん:03/09/19 17:45
>>26 うーむ、わかったようでわからん文章だな。
28 :
無名草子さん:03/09/20 23:16
庄司薫、好きだよ。
学園紛争で大学が荒れ、高校にまでその影響が及んできた時代、
少々勉強ができたノンポリの高校生にとっては身にしみるものがあった。
サリンジャーも悪くはないが、アメリカの話だからね。
当時の日本にとってはまだまだ大きな格差があった。
日本もすっかり変わってしまったが、今の東大生や受験生は
どんな思いで毎日勉強してるんだろうな。
29 :
無名草子さん:03/09/24 22:28
サリンジャーは、2つの和訳によって、日本の読者にも時代を超えたメッセージを発信した。
庄司薫の英訳などは、とんと聞いたこともないが、果たして英語圏の読者諸兄の心に届くメッセージ性はあるのだろうか。
30 :
無名草子さん:03/09/26 06:23
メッセージ性という意味では十分にあると思うがね。
つまりテーマの普遍性では問題はないということだ。
まあ、饒舌体の文体を英訳できるかというテクニカルなことはあるかもしれんが、
これとてそれほどのことでもない。
31 :
無名草子さん:03/09/28 15:08
あんまりむずかしいこと考えなさんな、え、お若いの。
32 :
無名草子さん:03/09/30 20:40
まあ、この比較は、マクロのカマ焼きとスペアリブの比較のようなもんだ!?
33 :
無名草子さん:03/10/06 22:37
むしろ、ジャクソン5とフィンガー5の比較に近い。
34 :
無名草子さん:03/10/07 03:17
いや、正確には、きしめんとフェトチーニみたいなもんだ。
35 :
無名草子さん:03/10/21 20:21
この比較いいな。俺は庄司薫。
36 :
無名草子さん:03/10/24 02:09
よいしょ!
37 :
無名草子さん:03/11/12 03:31
おれは、さりんじゃー。
38 :
無名草子さん:03/11/21 23:46
どっちも好きだな。
先に赤頭巾の方を読んだからかも知れないけれどね。
身近に感じるから庄司薫の方が好きかな
サリンジャーはライ麦しか読んだこと無いけど
どうにも主人公が荒れてるから馴染めなかった
40 :
無名草子さん:03/12/03 20:27
わたしも庄司薫!
41 :
無名草子さん:04/01/06 22:54
サリンジャーに一票
42 :
無名草子さん:04/01/09 08:28
どっちって、きめられないよ。
じゃ、橋本治に一票。
44 :
無名草子さん:04/01/09 15:01
似てる(パクり)と言われつづけてるのって
「赤頭巾」と「ライ麦」、だよねえ?
何べん読んでも、どこが似てんのかわからないんですけど。
庄司薫は大好き。サリンジャーも別に嫌いではないから
「似てる」説に殊更アンチを唱えるつもりもないけど
単純にわからない。バカなんでしょうか?
文化もシチュエーションもちがう2作品の共通点って
・・・青春もの・・・・ってことぐらいしか・・・
45 :
あげ屋さん ◆P1AWcg9OTs :04/02/18 00:33
(・∀・)age!
46 :
無名草子さん:04/03/05 20:58
46
47 :
無名草子さん:04/03/28 13:42
いれときます
48 :
無名草子さん:04/04/29 12:27
48票いれときます。庄司薫に。
49 :
無名草子さん:04/04/29 13:55
49票いれときます。サリンジャーに。
50 :
無名草子さん:04/05/27 01:16
age
保守
sage
53 :
無名草子さん:04/07/15 09:21
「赤頭巾〜」は、一人の人間が生きたという、
揺るがす事の出来ない痕跡でしょう。それについて
「ぱくりだ」とか、時代背景とか、どうでもいいと思う。
少なくとも、価値観が多様化した現代を生きるぼくという
一人の人間でもあの作品に強い共感を持てるということは、
普遍的な価値なんだなあ。あれこそ純文学だと思います。
共感(びびびっとくる)っていうのは縁があるかないかな
のかもしれないけれど。自分と一体化した作品なので
客観的に評価できません。でも庄司薫のほかの作品は
どうでもいいー。
54 :
無名草子さん:04/07/15 16:04
ナイン・ストーリーズを読んでくり。
度重なる再読でぼろぼろになるたびに買ってるんで、おれは3冊持ってる。
55 :
無名草子さん:04/07/21 00:43
56 :
無名草子さん:04/08/05 06:50
サリンジャーと庄司薫は、ぜんぜーん関係ないでしょう!
57 :
無名草子さん:04/08/05 11:09
>>53 まずは、野崎訳の文体と似てるんだよね。
で、ラストの女の子の扱いが一番パクリだと
言われてる部分だと思うが。
58 :
無名草子さん:04/08/05 12:11
どっちも、隠遁生活になったのは偶然?
59 :
無名草子さん:04/10/11 09:00:06
そんなことない。
60 :
無名草子さん:04/10/23 18:09:45
庄司薫がすき。
61 :
無名草子さん:04/11/03 07:54:56
さりんじゃー。
62 :
無名草子さん:04/11/26 18:19:20
>>58 両者の文学の中にそうならざるを得ない必然的要素が
あるということ。
63 :
無名草子さん:04/11/27 01:19:07
つーか庄司薫って「隠遁」してるの?
64 :
無名草子さん:04/11/27 23:57:02
庄司薫では「青髭」が大傑作だと思うのだが・・・私だけか
>>63 彼はピアニスト中村紘子の旦那であり、小説は書かずに
妻の仕事のサポートをしているらしい?よくわからんが
そういうのは隠遁とは言わないのだよ。
66 :
無名草子さん:04/11/28 17:29:57
サリンジャーが文学だとすれば、庄司薫は文学っぽいお話ね。
別にサリンジャーが最高とも思わないが。
67 :
無名草子さん:04/12/08 03:58:39
ライ麦は、シリアルちっくなタイトルとは裏腹に「やっぱ肉食」
な感じがしたなあ。肉を喰いまくってた頃に読んだわけだけど。
私には赤頭巾の方が、体質的に合ったみたい。
読んだのは80年代末。「新・新人類」と呼ばれた世代のわたしにとって
元祖「戦わない戦士」である薫くんは憧れですらあった。
「正義の戦士」が言う「大切なこと」の裏には
必ず「素敵にしょーもないこと」が存在し、
本当は一番大切なはずのそれを守り抜くためには、
ノンポリシーという鎧を身につけざるをえないわけで。
それをひょいっとやってのける彼は、
包帯ぐるぐる巻にしてヘコへコ自転車を漕ぐ姿でさえカッコいい。
何ごとにも熱くなれない「しらけた世代(古)」と人は呼ぶが
あんたたちがぶち壊した社会を生きていかなかきゃならんオレらにとって
「素敵にしょーもないこと」のかけらを拾い集めることしか
戦う術はないんだよ。一生わからんだろうけど。
と、当時この本を読み終わって、自分の中にあるそんな思いを
改めてハッキリと認識した。ことを思いだした。
68 :
無名草子さん:04/12/12 06:46:08
>67 よくいった! そうなんだよ。
69 :
無名草子さん:05/01/04 00:13:18
庄司薫の方が、物語の展開があって好きです。
70 :
無名草子さん:05/01/11 22:23:06
浅田彰の逃走論はコレをヒントにしてるのかなぁ…。
逃げて逃げて逃げまくるみたいな箇所があった気が…。
71 :
無名草子さん:05/01/15 22:01:43
サリンジャー氏に対して非〜〜〜常に、無礼です。
従って、
ここは糞スレ認定されました
/゙ミヽ、,,___,,/゙ヽ
i ノ `ヽ' / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ `● ●´i、 < 糞スレはここかっ!!
彡, ミ(__,▼_)彡ミ \_________
,へ、, |∪| 、`\
_ / .___' ヽノ `/´> )
( (___) / (_/
ゝ.,__| /
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∪ ( \
\_)
72 :
無名草子さん:05/02/13 22:23:55
73 :
無名草子さん:05/02/17 05:34:18
74 :
無名草子さん:05/03/03 04:32:51
大昔に読んだ記憶が・・・
75 :
無名草子さん:2005/03/25(金) 19:26:05
正直いって、庄司薫は『狼なんか怖くない』が最高傑作だと思います。つまり、彼は小説家ではなく、理論家として正当に評価されるべきであると思う。
僕、十代だけどサリンジャーの方が好き。庄司薫は途中でつまらなくなって読むのやめてしまった。物事に熱くなりたいな、どちらかといえば。