浅田次郎。(おそらく)第二段目。

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1無名草子さん
「本当は小説家なのよね」
「いや、ときどき小説を書くギャンブラーさ」

カッシーノ! 浅田次郎 ダイヤモンド社 1600円(税別)

世界のカジノを巡るカッシーノ!シリーズ第1弾(ヨーロッパ編)



大阪 7/22(火) 18:00-
ジュンク堂書店大阪本店  問い合わせ/06-4799-1090
東京 7/25(金) 18:00-
三省堂書店神田本店  問い合わせ/03-3233-3312
東京 8/8(金) 18:30-
リブロ池袋本店  問い合わせ/03-5992-8800

※上記各書店にて『カッシーノ!』ご購入の方、先着100名様に整理券を差し上げます。
2無名草子さん:03/07/19 00:28
只今、「沙高高漏樓綺譚」(きこうろうきたん)を読んでいます。
やっぱり面白いです。
3無名草子さん:03/07/19 00:42
さっきヤフーオークション見て鱈、日本人作家>な行>新田次郎のとこに
壬生義歯伝があったぞ。
4無名草子さん:03/07/19 00:50
ペテンはげ殿堂入り

孫正義 浅田次郎
5無名草子さん:03/07/19 02:35
>>1
整理券ってなんの?サイン会とか?
この人のサインって価値低そうだよね…。サイン会やりすぎ。
6無名草子さん:03/07/19 12:16
「きんぴか」とかの初期作品読んだけどすげーつまんね。
やっぱ売れ出した頃のがおもしろいね
7無名草子さん:03/07/19 14:33
新スレ、乙!
サイン会楽しみです。
8無名草子さん:03/07/21 21:43
蒼穹の昴、面白すぎて止められない。
明日の仕事に差し支えないように何処かで切らなきゃ。
9無名草子さん:03/07/23 13:16
きんぴかは一巻はおもしろかったんだけどな。
正直後半は・・・

プリズンホテル最高
壬生義士伝最高
シェエラザード最高
蒼穹の昴最高
メトロに乗って最高
勇気凛々ルリの色最高
競馬どんぶり最高

全部同じ著者とは思えない・・・バラバラ
10_:03/07/23 13:27
11無名草子さん:03/07/23 17:44
椿山課長読みました。
ワンパターンっていう人もいるけど、それが真骨頂なんだよね。
泣かされないって思ってても、自然と涙が出てくる場面は必ずあるんだよね。
12無名草子さん:03/07/24 20:08
霞町物語が好きだったなあ。

あとはべたべただけど天国までの百マイル。
13無名草子さん:03/07/24 20:39
蒼穹の昴、いい加減文庫出ないからハードカバーで買おうと思ったけど
ブクオフとかにもなかなかないんだよね
14無名草子さん:03/07/25 01:39
>13
新刊で買っても損はしないと思うけど・・・

浅田次郎ファンのかた、プリズンホテルをどのように評価してますか?
個人的には大好きです。心に残る作品です。
15無名草子さん:03/07/25 08:00
>>14
プリズンホテルから入って浅田次郎先生にドップリはまりました。
本当にめぐり合えた事を幸運に思っています。

彼に無理やり読ませたのですがそれ以来、彼も浅田作品の虜です。
読了後、感想を言い合うのが楽しいです。

>>13
聞いた所では「蒼穹の昴」は文庫本で出さないらしいですね。
16無名草子さん:03/07/25 09:24
>>15
なんで?そのほうが儲かるからか?だとしたら軽蔑するけどな
17無名草子さん:03/07/25 09:38
>>16
一般論では文庫化したほうが儲かります
18無名草子さん:03/07/25 15:49
>>16
ごめんなさい。不確かな情報です。
「勇気凛々〜」のどこかに書いてあった気がするんですが・・・。
19無名草子さん:03/07/25 15:52
★クリックで救えるオマ○コがあるらしい★
http://yahooo.s2.x-beat.com/linkvp/linkvp.html
20無名草子さん:03/07/25 16:00
うたばん
http://www.k-514.com/
21無名草子さん:03/07/25 17:46
>>17
そうなの?単行本の方が高いのに?
22無名草子さん:03/07/27 01:26
近所の書店のオススメ本で天切り松読みました
面白かった〜
23無名草子さん:03/07/27 02:50
天切りの3巻はいつ文庫化かなぁ
ず〜っと待ってんだけど・・・

それはそーと、蒼穹読んだヒトに訊きたいんだけど、
中国歴史が全く解らない自分でも面白いかなぁ
すごく読みたいんだけどなんか自信なくて

やっぱ中国史実しっといたほうが楽しく読める?
又は、蒼穹読む前にコレ読めば史実も解って楽しく読めるぞっ!
って本ありますか?
よかったら教えてほしいです
24無名草子さん:03/07/27 04:16
>>23
世界史の用語集とかあれば、清朝末期あたりの用語を読み直したほうがいいかも。
そのほうが面白い。歴史的な史実や人物をちょっと憶えといたほうが、
どこまでがノンフィクションなのか見分けつきやすいと思うし。

でも知らなくても普通に楽しめると思うけど。読んだ後でそういうの
調べて直してみると、また新しい発見がきっとあるよ。
でも、実在した登場人物の実際の人物像とかにはショック受けるかもね。
いろんなところをちょっと美化しているのは否めないから。
2523:03/07/27 14:19
>>24
ありがd
ん〜 中国史って今まで全然興味なかったからなぁ
清朝末期あたりの用語ががでてる本って心当りないから
とりあえず解んない事はググりながら読んでみますかぁ
蒼穹ってすごく評判いいもんね(・∀・)
26無名草子さん:03/07/27 23:27
名古屋でサイン会ないのでしょうか・・・。
あったら教えてください!(一応いろいろと調べてみたのですが
わかりませんでした。)
私は作品はもちろんなのですが、どちらかというと先生のビジュアルが
思いきりタイプなのでどうしても行きたいです。
27無名草子さん:03/07/28 23:33
>>25
人物に関しては登場人物説明だけでもある程度わかると思うよ。
史実に関しては高校の日本史か世界史でも出てくるような
基本事項が多いから、そこまで小難しくもないはず。
知らなくても面白いだろうし。

>>26
あのヴィジュアルなら意外とそこらへんにいそうな気もするけど…w
私は5年位前にサイン会というか、鉄道員の朗読会みたいなのでサイン
もらいにいったけど、確かに頭は大きかったよw
28無名草子さん:03/07/29 18:24
「蒼穹の昴」を書くために作家になったらしいから
もう後の作品はこれを越えるものはないということですね。
29無名草子さん:03/07/30 01:31
「未だに、新田次郎のところにあらーな」
ttp://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b39869138
と言い残して駆けだした。
30無名草子さん:03/07/30 13:02
>>27
25です。じかにお会いしたんですね。羨ましいです。
あの笑顔が大好きなんです。
はあー。
31無名草子さん:03/07/30 13:31
初心者スマソ。
蒼穹の梁文秀って誰かモデルがいるの?
32無名草子さん:03/07/30 13:38
「蒼穹」の西太后、
「日輪」のマッカーサー、
すでにイメージの決まっているキャラを作り変えるのが上手いよね。
33無名草子さん:03/07/30 13:40
>>31
この人かな?

【梁啓超】リョウケイチョウ〈人名〉
1873〜1929 清末の学者・政治家。広東省新会県の人。
字は卓如、号は任公。康有為に学び、西欧の近代思想を紹介し、清朝の改革、民権を主張した。戊戌<(ボジュツ)>の変で日本に亡命した。著に『清代学術概論』『先秦<(センシン)>政治思想史』などがある。
34_:03/07/30 14:06
35無名草子さん:03/07/30 15:04
天切り松の文庫版、まだ2巻しか出てないよね?
何で?ずっと待ってるんだが。
36無名草子さん:03/07/30 22:49
蒼穹の昴、文庫化すると、浅田がそれに抱いている価値がさがるからじゃないか?

「これだけは、文庫にしない」って強く決めているのかも。
だから、あの値段、あのハードカバーで売ってるんじゃないかな。

まあ、文庫化したら6冊くらいいきそうだが 藁
37無名草子さん:03/07/30 23:10
>33

やっぱそうか。名前からしてそうかもって思ってた。
でも実際の梁啓超って「中国近代ジャーナリズムの親だけど主張が一貫してない人」
って扱いなんだよね。文秀とはちょっと違うかな。
それを言ったら、タンシドウも実際は小説のと全然違うみたいだし。
3823:03/07/31 23:50
ただいま蒼穹の昴と格闘中・・・
今まで中国史なんて全く興味なかったからすげぇ難しいよ
知ってる名前の登場人物なんて西太后ぐらいだし・・・

てか激しく無知なんだけど
蒼穹の昴ってある程度は史実も入ってんの?
39無名草子さん:03/08/01 08:30
大筋は史実どおりだと思ワレ>蒼穹

40無名草子さん:03/08/01 13:51
文庫化しないのか〜。>蒼穹
今まで待ってたのが悔やまれる。
早く、単行本買いに行こう。

蒼穹が文庫化されないということは、
「珍妃の井戸」もそうなのかな?
41無名草子さん:03/08/01 23:45
今プリズンホテル読み終えたけど、結構面白かった。
四巻通してクオリティーが維持できるのは、流石と言うべきか。
次は蒼穹の昴を読んでみようと思う。
42人気サイトhttp://pocket.muvc.net/:03/08/02 00:29
人気サイト
http://pocket.muvc.net/
43無名草子さん:03/08/02 01:23
「プリズンホテル」

テレビ大阪
2003年8月1日 26時30分

 96年ケイエスエス。三上大和。浅田次郎の原作を基に映画化。オーナーから従業員まですべてやくざというホテルの支配人を父親に持つ暴走族のリーダーが、さまざまな人々と接しながら成長していくさまを描く。福岡芳穂監督。


こんなのあったのか。支配人のDQN息子が主人公かよ。だいぶひどそうだけど見てみよう
44無名草子さん:03/08/02 01:40
蒼穹の昴は面白い。
王逸があのお方に出会うシーンで思い切り泣きました。
45無名草子さん:03/08/02 01:41
きんぴかは一冊になる前にカッパかなんかで三冊に
分かれてたよね?あれで読んだんだけど一冊目めちゃめちゃ
面白かったのに、最後グタグタだった。
46無名草子さん:03/08/02 01:50
浅田次郎といえばぽっぽやぐらいしか知らなかったのですが、微妙に気になる人がシェエラザード貸してくれました。
今のところ2/3くらい読んでて、「すげーおもしれー!」とか思ったとこはまだないです。(各人物に対するマンセー文が鼻につくぐらい…。スンマソン。)
これを読み終わったとき、貸してくれた人&浅田さんに対する評価が物凄い勢いであがったりとかするでしょうか?
47無名草子さん:03/08/02 02:03
>>46
どうだろうねえ。浅田作品他に読んだことないなら新鮮な感動を
味わえるかもしれない。各人物マンセー文というのは気持ちわかる。
たまにウザいねあれは。でもそれは最後まであの調子かと。
4845:03/08/02 03:24
>>46
まりがとうです。
>新鮮な感動
に期待しつつとりあえず最後まで読んでみます(・∀・)!
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
50無名草子さん:03/08/02 09:24
TBSラジオ出演中age
51無名草子さん:03/08/02 10:33
>>48
シェエラザードは駄作だよ
読み終わったらたぶん萎えると思う
52無名草子さん:03/08/02 14:29
日輪と壬生はグッときたけど、
シェと薔薇はかなり萎えた。

蒼穹、文庫待ちだったけど、
買うかな。
53無名草子さん:03/08/04 11:39
 「カッシーノ!」読みました。作家の先生が紀行文を書くように
なるとアレだというかんじです。
 サイマーのときと同じで写真はきれいです。コダクロームってかんじ。
54無名草子さん:03/08/05 00:36
蒼穹の昴読み終わったよ
ヤバイ マジでよすぎ・・・
ハードカバーで買った甲斐があったよ
もう言うにつくせぬ感想が・・・
てかタンシドウがかっこよすぎ 。・゚・(ノД`)・゚・。
 
壬生といい浅田さん歴史物いいねぇ・・・
55無名草子さん:03/08/05 20:43
同じく「蒼穹の昴」を先ほど読み終えました。
いやぁ、面白かった。難しかった。

後から、色々想いうかべてジワジワーっと
心の深い所に染みてゆきそう。そんな感じです。
56名無草子さん:03/08/05 20:55
先週のラジオTOKYOを聴いて
改めて「このひとの考え方と自分との」の感性に
差がある事を感じました。
だから浅田作品は読まない!。
57無名草子さん:03/08/05 21:00
どんなこと言ってたの?
58無名草子さん:03/08/05 21:06
「あなたのことを夢に見ない日はないんです」
59無名草子さん:03/08/05 21:14
復生さん。・゚・(ノД`)・゚・。
60直リン:03/08/05 21:15
61無名草子さん:03/08/05 23:59
清末期の頃の史実は
やっぱりあんなきれいな話ではないの?
てか西太后って実際は悪いヒトだったの?
柴五郎さんなんかは実際も巣晴らしいヒトだったみたいじゃん?

てか蒼穹読んだらやたら中国に行きたくなったのだが・・・
62無名草子さん:03/08/06 01:01
『天切り松闇がたり』映画化(?)ケテーイ!!
詳細キボンヌでつ
63無名草子さん:03/08/06 10:01
次郎さんがどんどん大物作家になっていってしまうようで
何だか寂しいです。
64無名草子さん:03/08/06 13:05
とうの昔に大物作家だと思うが
65無名草子さん:03/08/06 16:32
うらぼんえ、何度読み返してもいい。
66無名草子さん:03/08/06 17:10
裏本?
67無名草子さん:03/08/06 19:57
>>66
笑ったではないか。
俺は65ではないが一応解説すれば、「うらぼんえ」(盂蘭盆会)とはいわゆるお盆のこと。
http://www.sunlotus.org/season/urabon/urabon01.html

浅田次郎の小説は「鉄道員」に所収。
68無名草子さん:03/08/07 13:08
「地下鉄(メトロ)に乗って」は後楽園ウインズへ向かう古い丸の内線
を舞台にしましたが、さすが競馬のついででも小説の舞台をロケーション
したんだなと思います。
ところで「地下鉄に乗って」よしだたくろうの曲とはまったく関連ないのかな。
69無名草子さん:03/08/07 17:21
浅田次郎って、本名じゃないんですか?
なんか勇気凛々で、ペンネームって記述があったのですが・・・

もしそうなら、本名はなんと言うのでしょうか?
70無名草子さん:03/08/07 19:20
>>69
「浅田次郎」はペンネームですよ。
しかし、浅田ファンとしてばらしても良いのかな?なんて思ったりして。
どうしてもって仰るのならば
「浅田次郎」&「ペンネーム」で検索をかけたら分かると思いますよ。
71無名草子さん:03/08/08 12:01
>61
歴史は勝者が綴ってゆくものなので本当のトコロは分かりませんものね。

でも,食事の皿に「ハエ」が入っていたと言っては,料理人の脚をへし折り,
ひいきの芸人が病にかかったたら,何の後ろ盾もなく放逐する人のことを,
私はイイヒトとは思いません。
72無名草子さん:03/08/08 14:29
>>70
ええ?
浅田次郎ってペンネームだったんだ・・・
確か、城戸(木戸?)っていうのもペンネームとして使ってた時期が
あったとか書いてあったけど。
まさか、浅田までペンネームとは。
73無名草子さん:03/08/08 23:51
天国までの100マイルが好きだ。
個人的には。
きんぴか。
いいと思うがなあ。
でも、この人は短編向けなのかな、とも思う。
74無名草子さん:03/08/10 00:00
>>61
西太后っていろんな本やら映画やらに出てるけど、あんなに
良い人として登場してる本って初めて見た、というのが感想。
75無名草子さん:03/08/10 19:07
神田出身のちんぴら次郎さん
彼は若い時は地元で有名だったの?
ワルとして
76無名草子さん:03/08/10 23:31
「歩兵の本領」が結構好きだなあ。
77無名草子さん:03/08/11 17:48
よく、浅田さんの小説に出てくる職業で
商社がありますが、これって身内にいるから
描いてるんでしょうか?

特に、兄が商社マンって設定が多いですよね。
78無名草子さん:03/08/11 21:35
神田っ子代表浅田次郎
小林秀雄は生まれは神田猿楽町
79_:03/08/11 21:37
80無名草子さん:03/08/11 21:40
「ぽっぽや」
全くよくなかった。ファンの人達すまん・・・
他の作品も、読み始めてすぐやめてしまう。
そんなにこの人の本いい?
81無名草子さん:03/08/11 22:33
鉄道員はあんまり好きじゃない。
なんかウケ狙いみたいなのが透けて見える感じがして泣けない。
でも同じ短編に入ってるうらぼんえはすごい好きだった。
82無名草子さん:03/08/12 01:07
>>80
そりゃ人それぞれだから。
浅田と相性が悪いんでしょう
83無名草子さん:03/08/12 17:52
短編で一番よかったのは、月のしずくかな〜

ここにいる人がどの年代か知らないけど
よく浅田さんって霞町物語みたいに、50年年代生まれの人間は
平和を享受し、フリーセックスの時代を謳歌したって表現が出てくるよね?

実際、月のひずくの第一話もそうだったし。
そんなに自由な世代だったの?50年代の人間って。
84無名草子さん:03/08/13 04:37
>>83
そんなことはない。
かなり貞操観念堅固。
「結婚するまで清い身体でいる」なんていうのが50年代前半までの一般的女性だった。
後半以降はちょっとゆるんできたが。
だから霞町物語には少々違和感を持った。
東京の一部の人たちはあんな風だったのかもしれないが。
高度経済成長期、特に60年代後半以降に、風俗習慣が大きく変化したように思う。

ちなみに俺は58年生まれ・田舎育ち。
85無名草子さん:03/08/13 14:06
そうそう。
あの霞町の世界が特別だっただけ。
そりゃ、早熟な人間もいたけど、車乗り回して
女抱きまくる高校生なんて聞いた事ないよ。
86無名草子さん:03/08/14 02:16
蒼穹の文秀について。
たぶん、梁啓超がモデルではないと思う…。
何故って、蒼穹の中に彼(梁啓超)の名前が出てきてるから。
…不安に思って、蒼穹を開いてみたら下巻の71ページ上段にありました。
文秀は歴史の中を自由に走ってくれるキャラクターとして
創作したんじゃないかなとか言ってみる。春児も同じく。

そんな私は蒼穹読んで、世界史の清末にやたら詳しくなり、
大学では中国語取っちまったYO…見事に踊らされましたYO。
いつか中国に行って紫禁城と、譚嗣同の墓参りに行くのが夢(笑)。
そして今、地元では「故宮博物院展」をやってるので、
張り切って行ってきまーす。
87無名草子さん:03/08/15 02:46
>>77
次郎ちゃんのお兄ちゃんはワセダですから。
88山崎 渉:03/08/15 21:50
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
89山崎 渉:03/08/15 23:02
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
90無名草子さん:03/08/19 06:00
>86
わかるYO!
自分も一時期中国近代史をやたら調べたことがあったW)
小説はあくまで虚構だってわかっちゃいるけど、
丹波哲郎似の梁啓超の写真がどうしても頭から離れないW)
譚嗣同の「仁学」とか斜め読みしたけど面白かった。
面白かったっつーのはヘンかもしれないけど、あの譚嗣同なら
この激烈なる思想もうなずけるなーなんて。

91無名草子さん:03/08/19 15:25
映画化の話、
黄不動の栄治は椎名桔平。
他のキャスト誰かおせーて。
9286:03/08/19 22:12
>90
ナカーマ!!ウレスィ…!
自分も譚嗣同の「仁学」、梁啓超の「譚嗣同伝」斜め読みした…(大学にて発見)。
激烈な思想とあの玲玲に対するモゴモゴ君というギャップが
小説だと判っていても、愛しいよ…。
登場人物の写真とか見ると面白いよね。李鴻章の立派なひげとか
(これが小説中で描写された写真なのかなー?とか思いつつ)
康有為ののっぺりした顔とか(笑)。

>91
映画化あるんですか、知りませんでしたー…どきどき。
93無名草子さん:03/08/20 05:40
>92
仲間ですなぁw)
「仁学」なんてむちゃくちゃアナーキー。「すべての古い決まりごとをあぼんしる!」
って内容なんだけど例えが突飛すぎて笑えてしまう。
譚嗣同の写真って1枚しか見たことないけど意志の強そーなしっかりした顔してるよね。
スマソ、蒼穹のキャラに偏愛気味。他の人スルーして。

>91マジすか?!
9491:03/08/20 09:42
はい!本当です<映画化
ソースは椎名桔平のHPで本人が。
当方ちょっと桔平オタなんで、気分を害されたらゴメンナサイ、皆様。
でも、読みながら栄治は桔平だ・・・と思っていたので、
すごく嬉しいです。
95無名草子さん:03/08/20 14:32
椎名って在日って噂があるけど本当なの?
いやちょっと気になって質問しただけなんだが・・・
96無名草子さん:03/08/20 21:21
私も「蒼穹の昴」の文秀は、どういうわけだが
野村萬齋を思い浮かべながら読んでたな〜。
97_:03/08/20 21:21
98無名草子さん:03/08/21 03:14
なんかこのスレマターリしててイイ!

>93
そうそうその激烈さが、とっぴでまっすぐで譚嗣同(笑)<あぼんしる!
そんでもって写真。確かに実年齢より幼い感じ&意志強そうな感じがして、
こっちも小説の描写のまんまだーと思った記憶が。
私も蒼穹キャラに偏愛気味でスマソ;。そして93にも愛を感じてみる(笑)。

そういえば、映画壬生義士伝ってレンタルビデオ屋で6月辺りには見たんだけど、
DVD、お正月ドラマも4枚組になって出てたんですね(気づくの遅…)。
お正月ドラマの方は見逃したので是非見たいです〜。

>94
いえいえ、貴重な情報サンクス!
天切り、実は未読なので;映画化までには読破します〜うきうき!
99無名草子さん:03/08/21 06:58
>96野村萬齋。あーなんかわかる。その食えなさがw)
どーしても顔が想像できないのは春児だナ。。。

>98ポッ
100壬生義士伝:03/08/22 23:43
                      _,,、
                       ,r'ー`'-、
                    ,i!.    ,,i:
                      ゙廴,,:r爻 _,l7 ,-、_ 
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                 ┌′..::::| l::::::::::::::::'l_,」:::::::::::::::::::::::.... L,, -:、
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101無名草子さん:03/08/23 00:45
壬生AA…!しかも、このシーン!
100タン最高!記念すべき100ですた…!
102無名草子さん :03/08/24 14:27
こんどシェエラザード、ドラマ化されるらしいね。NHKかどっかで。
103無名草子さん:03/08/24 21:50
「だんだら染めの隊服を翻しておった・・・」
104無名草子さん:03/08/25 08:24
天切り松、昔ハードカバーで買ったけど、読み直そうと思い
文庫を買ったら・・・
単に分冊したのかと思ったら完全な続編になっているじゃないですか!!
完全に騙された・・・
ハードカバーの3巻買ってこないと・・
105無名草子さん:03/08/28 15:53
鉄道員の中の「角筈にて」ってのがイイ!
106無名草子さん:03/08/28 21:10
>>104
えっ!?どういうことですか?
文庫とハードカバーは内容が全然違うってこと??
自分は文庫しか読んでないので、激しく気になる・・・。
107無名草子さん:03/08/28 23:28
>>106
両方持ってますが同じですよ。
104さんは何らかの勘違いをされて
びっくりしたってことではないでしょうか。
108無名草子さん:03/08/28 23:33
>>106-107
最初に出た徳間版?だかは1冊で完結していた
109無名草子さん:03/08/28 23:46
>>84,85
そんなことはない。
俺は’58年生まれで六本木俳優座裏に
あった中学に通っていたんだけどその前
に住んでいた目黒の友人連中と比べあま
りにも大人だったのにぶっ飛んだ。すぐ
にそいつらに染まって霞町物語と同じよ
うになっていった。その後高校は都立日
比谷だったので初めて霞町物語を読んだ
とき俺をモデルにして書いたのかと驚い
たよ。高校は中学の時とは逆に回りがガ
キばかりに見えたよ。
110無名草子さん:03/09/02 18:23
日比谷高校って昔は名門だったらしいけど。
塩野七生さんのエッセイにも、入学式の時に、君たちは
日本の将来を背負って立つ人間たちだ!、って校長が訓示を
垂れてた見たいだし。

それにしてさ、じゃぁ、先輩方が今の若い連中の性について
ああだこうだ言うなんて間違ってるね。
大人より先に子供が悪くなる社会なんて存在しないってことか・・・

で?
>>109さんの子供もやりちん&やりまんなの?
111無名草子さん:03/09/02 20:52
鉄道員買いました。うらぼんえに号泣。
小説読んでこんな泣いたのはじめてかも。
蒼穹の昴でも、壬生義士伝でも泣かなかったのに。
おじいちゃん、カコイイヨー!
112無名草子さん:03/09/02 20:54
スレンダーボディーがセクシーなみくちゃんです。
でもねみくちゃん。オマンコはチンチンを入れるところですよ。
ソ-セージをそれも三本も入れられて気持ちよさそうに感じてちゃだめでしょ。
飲んだ勢いのSEXでありそうなシチュエーションがいいね。
有名女優の裏いっぱいあるよ。
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http://www.pinktrip.com/
113無名草子さん:03/09/03 13:00
直木賞受賞直後の駄作乱発で少し距離を置いてたけど
久しぶりに「椿山課長の7日間」を読んだら泣かされてシマタヨ
子持ちになると、じろうワールドがもっと泣けるようになるね
114無名草子さん:03/09/03 13:01
じろうコール
115無名草子さん:03/09/03 15:31
壬生義士伝は下巻大泣きでした。
映画は・・・なかったことにしていただきたい。

「見知らぬ妻へ」のなかに入ってた、落ちぶれた元奏者の話が
なんだか胸がいたかった。手元にないからうろ覚えだけど
「せっちゃん・・・」のくだりがすごく切なくて美しくて印象に残ってる
116無名草子さん:03/09/03 18:34
やはりプリホテだろう
幼女と自分の過去が被った瞬間げろ泣きじゃよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
117無名草子さん:03/09/05 15:08
浅田次郎すごく好きでよく読むんだけど、
このヒトの本ってよく儒教の教えが出てくるじゃん?
それに影響されて「論語買っちゃったYO」ってヒトっていんのかなぁ?

ちなみに漏れは「現代訳版 論語」を
アマゾンで探し購入してしまったわけだが・・・

118無名草子さん:03/09/05 15:43
>>117
壬生義士伝にでてくる
「富貴はこれ人の欲するところなり。
 その道をもってこれを得ざれば・・・」
の意味わかります?
文脈からなんとなく言いたいことは想像つくんだけど、
はっきりと知りたい。
「その道」とは?「これ」って何を指すの?
おばかですみません。

119無名草子さん:03/09/06 00:45
>>91
天切りは映画ではなく、ドラマだと思います。
桔平本人のサイト見てみたけど、文章の中に天切りを映画だとは書いてないし
実はこの前、主演(つまり松役)の人がトークショーで共演者の中に桔平を上げてたから
多分同じ作品のことかと。
もう撮り終えたようだけど、まだ製作発表とかはしてないよね?
120無名草子さん:03/09/06 14:20
>119
他スレからの転載なんですが、
ttp://www.shochiku.co.jp/guide/film-studio/eizo_seisaku.html
つーわけで、2時間ドラマみたいです。
あと、中村獅童も出演するとか(本人HPより)
121117:03/09/06 15:17
>>118
漏れもおばかなんでよくわからないんだけど・・・
とりあえず現代語訳になってるのでは
「財産と地位とは誰しも人の欲しがるものだ。
しかし当然の結果としてころがりこんだものでなければ、守る価値がない。
貧乏と下賤とは誰しも人の嫌うものだ。
しかし当然の結果として落ち込んだのでないと思えるなら、
無理に這い上がろうとしないでもよい。」
というコトらしい・・・

ttp://semi.natura-humana.net/2002/aki-bunken/koushi/koushi-resume.html
てかココにもちょっとくわしいコトがでてたよ
よかったら見てみては?
長文失礼しました。
122無名草子さん:03/09/06 19:46
浅田作品は結構ドラマ化されてるのに、ことごとく見逃してしまう…
なので、今度こそは見るぞー!119さん、情報ありがとうございました〜
123無名草子さん:03/09/07 20:57
てか映画化でもドラマ化でもなんか見ると
ガッカリしてしまいそうでやなんだよなぁ
124118:03/09/08 10:23
>>117
丁寧なレス、どうもありがとう!
おかげですっきりしました。
125無名草子さん:03/09/09 14:34
こいつほど文章下手なのも少ないと思うが。
「鉄道員」最初の三行まるで情景浮かばない。
ストーリーも下手すぎるし、回想と現実が交錯するなら、せめて行でも開けてくれ。
急に入れ替わるとわかりゃしない。とこれは編集担当の責任だな。
ああいうファンタジーなら、普通娘が生きていればその年になる、という年に
リアルタイム?で亡霊として、父ちゃんに会いにくるもんだし、そのほうが長年にわたる親子の絆強調できるし、
亡くなる直前に三晩連続で、年を変えて現われるなんて、稚拙な設定だぞ。
死ぬ間際になって、娘が亡くなってから今まで、娘の年頃と思しき女の子で、印象に残っている子たちが、
実はすべて娘の亡霊だった、ということにして、最後に、
「あちらではお母さんもお父さんを誇りに思ってるわ」と言って泣かすところだろう。
これでもありふれた話だが、こんな筋書は誰にでも思いつく。
それすら思いつかないのが浅田だな。www
126無名草子さん:03/09/09 16:36
だめだ。もう蒼穹下巻を再読しては泣き再読しては泣きだー…!
9月(旧暦8月)は戊戌の政変が起こった月ですよー。
105年前の中国では、蒼穹のようなことが繰り広げられていたんだね…。
127無名草子さん:03/09/09 17:12
この人の経歴ってどこまでが本当なの?
勇気凛々では、かなりの職業に就いてたって書いてあったけど。
128無名草子さん:03/09/09 17:13
nannde
129無名草子さん:03/09/10 11:01
>>125
死ぬ直前だからこそ娘がきたんだと思っていたが違うのか?
130無名草子さん:03/09/17 14:52
いい加減飽きない?
この人の小説って。
131無名草子さん:03/09/17 23:35
>>130
7日振りのレスでそんなせつねー事言うなよw
まぁ人それぞれなんだろーけど。
132無名草子さん:03/09/18 00:04
>>129
いや、それはそのとおりだが、三晩連続で違う年齢で……って必然性はどこにもない。
娘が育っていったであろう歳月に、娘の年頃の女の子を見ると、つい娘を思い出したように書いてあるから、
それなら、それが実は娘がそのたびに会いにきてたことにすれば、物語に時間的空間的広がりが生まれる。
最初の場面で、乙松が同僚と電車に乗ってるって必然性もない。
天国から娘が来るなら、仕事にかまけて死に目に会えなかった亡き妻だってくるはず。
それに、あそこでああやって死ぬ必然性もない。

まったくなにも考えてないストーリーなんだよな。
文章が下手なのはしかたないとしても、この人はまったくストーリーが作れないね。
まあ、高倉健・広末涼子みたいに美男美女を起用すれば、これくらいのストーリーのほうが(あまりストーリーに凝ると美男美女を楽しめなくなる)いいかと思って作ったならプロだが。
そんなはずもなく。
133無名草子さん:03/09/18 02:52
>132
あなたは物語を読むとき、必然性を求めて読むんですね。
それだけはよく判りましたよ。
134無名草子さん:03/09/18 07:00
>>133
必然性をもとめて、というよりか、
あまりに浅田氏のストーリーが滅茶苦茶だということ。
少し考えれば、ずっとまともなストーリーになるのに、
それすら考えてない。
考えられないんだろうね。
もちろん作者はどんな展開にもできるけど、
そして必然性がなかろうが面白い展開ならいいが、
そうでもない。
ある程度論理的展開がないと、そもそもストーリーが成り立たない。
それをあえてくつがえした「前衛芸術」でもあるまいし。
135無名草子さん:03/09/18 07:52
>>134
余程ご自分の正統性をどこかに吐き出したかったのですね。
よかったですね。
他の方々の気分を害してまで吐き出せて。
136無名草子さん:03/09/18 11:04
>134
あなたは面白くないと決めつけてるけど、別に展開が論理的=面白いという訳じゃ
ないと思うんですけど。だってあなたの考えた筋書きじゃご自分でもおっしゃるとおり
「いかにも」な感じではなから読む気しないし。

小説を分析する気で読んでちゃ世の小説の9割はつまらなくなる。
予備校の読解のテストのように読み解くのはおやめになったらいかがですか。
137無名草子さん:03/09/18 12:35
>>135-136
いやいや。分析だのなんだのいう以前に、ぱっと浮かぶ筋書。
それすらも浮かばないのが浅田。
いろんな筋書が浮かんで書いてるなら、ああいう風に支離滅裂にはならないですよ。
まあ、あなたがたも、浅田と同じ頭脳レベルで、ミステリドラマと普通のドラマ見てても、
あまり先が読めないタイプなら、
浅田程度が妥当かもしれない。
そういう作家がいてもいいことは認めますよ。
138無名草子さん:03/09/18 12:38
まあ、囲碁・将棋でいってみれば、
浅田は近所の町道場でいばってる程度の実力で、
>>135-136はそれに感心してるレベル。
プロの高段者からしたら箸にも棒にもかからず。
反対に>>135-136程度の読者では、
町道場の天狗もプロの高段者も同じにしか見えない。
それよりむしろ、浅田レベルじゃないと
ついてけないのかも。
139無名草子さん:03/09/18 13:13
>>137 >>138
「鉄道員」は正直言ってあんまり面白くないと自分も思う。

けどあの短い話に対して、ここまで粘着に批判を展開されてもキモい。
反論に対して、レスせずにいられない必死さもキモい。
あたかも全部の本が駄作と決め付けているようなとこもウザい。
もう二度と来なくていいよ。
別におまえのえらそうな批判聞きたいやつなんていないから。
ばいばーい。
140無名草子さん:03/09/18 20:58
136だが…

批判だけならまだしも、なんで137みたいなことまで言われなきゃならんのよ(苦笑
後ろ足で砂引っかけてくようなマネはよしなさいって
141無名草子さん:03/09/18 21:03
粘着(・A・)イクナイ!!
まぁコレでも見てマターリしる!!

人喰い猫
ttp://www.secret.ne.jp/~cat/Gallop_Piyotama/data/images/1056500760_300x249.jpg
142無名草子さん:03/09/18 21:07
まぁ小説読むのは好き好きということで。

最近の作品は少々マンネリ気味だし、鉄道員は自分もそこまで
面白いと思わなかったけど、まだこの作家には少し期待もある。
というわけでドカンと良い作品だしてほしいね。

>>141
カワイイ。癒された。
143無名草子さん:03/09/19 22:27
天切り松は好きだね。オイラ
144無名草子さん:03/09/19 23:42
天切り松っていったらやっぱ虎兄ィだよねぇ
かっこよすぎ。


てか正直、最近までずっと天切り松をあまきり松だと思ってた(´・_・`)
145無名草子さん:03/09/19 23:54
天切り松闇がたりと、天国までの100マイルが、一番好きだな。
あ、アマきり松w。
146無名草子さん:03/09/21 16:50
天切り松、まだ読んでない・・・今度買ってみよう。
とりあえず蒼穹の昴が一番好きだね。いまのところ。

故宮博物院展ていう美術展が近くであったんで行って来た。
乾隆帝の肖像画や装飾品、衣装なんかがあって、結構面白かった。
カスティリオーネが描いた絵なんかもあったし。
でも以外だったのは西太后の衣装。
普段着らしいが、結構ロマンチック趣味。あんまりゴテゴテしてない。
可愛い服だったよ。
なんか蒼穹の西太后のイメージにあってた。
147無名草子さん:03/09/21 20:18
自分も、この間まで地元でやってたから行ってきた。<故宮博物院展
蒼穹読んでから行くと、また特別楽しかった。
カスティリオーネ!とかこれが、あの服か…とかいろいろね。
148無名草子さん:03/09/23 00:01
い〜なぁ・・・たしかに蒼穹読んでから行ったら
おもしろそう。てかカスチリョーネって実存したヒトだったんだぁ・・・
オレもみたいなぁ。得勝図とか李蓮英の宝貝とかw

149無名草子さん:03/09/23 00:06
たしかに浅田さん、文章下手ですね。
あの「元テキ屋」云々の経歴もうそくさいけど、
(たしかそんなこと言ってた人他にもいたような)
やっぱ若い頃あまり文章書かなかったから
下手なのかな。
150無名草子さん:03/09/23 00:12
その下手さが読者に劣等感与えないというやつでして。
151無名草子さん:03/09/23 00:36
売れればいいじゃん
152無名草子さん:03/09/23 01:57
149>
おめえさん 
じゃかいてみな
153無名草子さん:03/09/23 11:04
>>152
ぎゃはははは!!
同意!!
154無名草子さん:03/09/23 20:10
というか、彼より文章がうまい人なんて世の中にいっぱいいるが、
そんな利口な人は、あんなくだらねえもの書かない(書けない)だろう。
155無名草子さん:03/09/23 21:02
なんか高みから見下ろしてるみたいな書き方最近多いね。書籍板ってどこもこんなもん?
浅田さんみたいな一度バカ売れした人には文章ヘタだのストーリーがチャチいの
ケチがつけやすいんだろーなー。いいじゃん、もともと大衆作家なんだからさ。
蒼穹みたいなデカい話また書いてくれないかな。
156無名草子さん:03/09/24 01:43
浅田次郎は、若いころから投稿しては没、の繰り返しで、それでも小説家に
なりたい一心で、書き続けてきた人だからなあ。
文章のうまい下手よりも、いかに読者の心をつかむかっつーのも、作家にとっては
大切な条件。
細かい心のひだを書かせたら、絶品だと思うけどな。
ま、好みは人それぞれだが。
157無名草子さん:03/09/24 01:57
そもそも売れてないだろ。
売れてるような工作はするわけだが、浅田本にかぎらず。
158無名草子さん:03/09/24 20:01
友達に昂をメールでオススメしたいのですが
蒼「きゅう」の字が変換出来ないので困ってます。
このままメールするのもカッコ悪いし…。
皆さん、どうやって「きゅう」を変換してるのですか?
159無名草子さん:03/09/25 00:27
蒼穹
160無名草子さん:03/09/25 03:46
蒼穹は「そうきゅう」と読みます
161158:03/09/25 16:30
「きゅう」の変換に成功しました。
ただの見落としでした…恥ずかしい(′・ω・`)
162無名草子さん:03/09/26 11:32
穹だと思ったら窮だったりするよな
163sage:03/09/26 12:32
天切の話が読みたいのだけど、
単行本3冊以外は書いてないのでしょうか。
164無名草子さん:03/09/26 20:49
≫163 小説すばるの6月号に昭和編が載っています。
図書館あたりで見つけてみてください。
165無名草子さん:03/09/26 20:59
天切りはプリズンホテルに繋がっている
166無名草子さん:03/09/28 22:00
「椿山課長の七日間」単行本で読みました。朝日新聞連載中に
毎日読んでいたけど、やっぱりまとめて一気に読むと違うね。
あらすじは全部分かっているのに、あらためて感動しちゃった。
167無名草子さん:03/09/29 01:01
『メトロ〜』読みました。
泣いた。。。
168無名草子さん:03/10/01 14:07
「活動写真の女」って面白い?
169無名草子さん:03/10/02 19:05
tesuto
170無名草子さん:03/10/02 20:07
古本屋で文庫本95円セールをしていたので
鉄道員と日輪の遺産と壬生義士伝と
天国までの100マイルを買ってきた。
鉄道員からスタート…うらぼんえ゜・(ノД`)・゜
171無名草子さん:03/10/02 23:13
>>168
あれこれ書いたらネタばれになるので一言だけ。
面白かったですよ。
172無名草子さん:03/10/03 07:18
低学歴か
173無名草子さん:03/10/03 09:15
「川相引退撤回か」という記事がスポニチにでたが、
現代の吉村貫一郎だな(かな?)
174無名草子さん:03/10/03 13:05
きょうび、宮様の名ぁ騙って石田純一を的に掛けるなんざぁ大したもんだ。
こんな垢抜けた鮮やかな仕事ッぷりぁ、書生常の仕業に違ぇねぇわな!
175無名草子さん:03/10/03 21:42
活動写真、自分はそんなに面白いと思わなかったな。
またこういうのか、って思っちゃった。
176163:03/10/10 10:44
>>164さん
お返事するのが遅れましたが、教えて頂いてありがとうございました。
読んでみます。楽しみです。
177無名草子さん:03/10/11 07:27
蒼穹の昴
下巻の半分くらいまで読んだが、もひとつ感動できない・・

この後も読むべき否か。読む気力が途切れてきた。
そんなに、この本いい?このスレ見てると評判いいけど・・
鉄道員もそう感じたんだけど、この人の本、俺には作り物の感動
としか映らない。嘘を嘘と感じさせない作家ではない。
178無名草子さん:03/10/11 16:45
蒼穹は下巻が駄目だったから直木賞取り損ねたんだよね
まあ途中から視点は戻るけどな
179無名草子さん:03/10/12 16:34
下巻駄目かなあ。
漏れは何度読んでも、李鴻章の格好良さに泣いてしまうのだが。
途中までで泣きすぎてラストがいまいち物足りないとは感じるけどね。
180無名草子さん:03/10/13 00:58
直木賞とった直後のエッセイ感動した。

181無名草子さん:03/10/13 12:23
最近の作品って全体的に後半がエッセイになってる感じがしませんか?
前半は浅田節でぐっと物語に取り込まれるのだけど
後半、グデグデになるって感じ。
「オー・マイ・ガアッ!」「王妃の館」あたり。

浅田次郎さん大好きで、古い著書から順番に読んでいるのですが
ちょっとその辺が気になったんです。
182無名草子さん:03/10/16 08:38
蒼穹の昴は、はっきり言うと、よくなかった。
歴史小説としてのエンタテイメント性は、司馬遼に遠く
及ばない。
183無名草子さん:03/10/16 08:41
司馬のほうが、よっぽど感動できる。
184無名草子さん:03/10/17 18:25
歴史小説家じゃないし
185無名草子さん:03/10/17 22:05
蒼穹のスバルは歴史小説だろ
186無名草子さん:03/10/18 00:46
もんもうはつらいですね
187無名草子さん:03/10/19 00:42
「椿山課長の七日間」よかったです。
話が出来過ぎなのもgoodで、これぞエンターテイメントなカンジでした。
188 :03/10/21 23:03
蒼穹の昴の上巻では泣けませんか?
189無名草子さん:03/10/22 12:43
上巻で袋叩きにあいながら皇太后ソングを絶唱するシーンは泣けるが
下巻は世話になった編集者の名前や外人が暴れまくってメチャクチャ
190無名草子さん:03/10/23 10:25
小説すばるの天切昭和編を読めました。
何だかとても懐かしい気分。
191無名草子さん:03/10/28 19:13
日輪の遺産は泣ける・・・というか感動した?
50ページくらい読んで放置状態になってる
192無名草子さん:03/10/28 19:29
日輪はラストのショックシーンが売りじゃないのか
193無名草子さん:03/10/31 14:42
間が空いて間抜けなレスかも知れないけど、
日輪はせっかくだから最後まで読んでほしいなと私は思う。

浅田氏本人は若い時期の不十分さもあるみたいなことが
文庫の後書きだかに書いてあったけど、
真剣さというか丁寧さをむしろ感じたので、好きな作品。
194無名草子さん:03/10/31 18:25
>>185
ミステリーじゃないの?
195無名草子さん:03/10/31 19:13
蒼穹ってどのへんがミステリーなの?
196無名草子さん:03/10/31 21:20
>>195
主人公がチンコを切っていないこと
197無名草子さん:03/10/31 23:37
日輪の遺産は好きだなあ。やっぱりラストは泣いてしまう。
198無名草子さん:03/11/01 16:56
f
199無名草子さん :03/11/01 22:53
>>197
ラストが感動するといえば、壬生義士伝もそうですよね。
最期の次郎衛の手紙は何度読んでも涙が出そう。
200無名草子さん:03/11/02 03:11
浅田次郎って絶対ラストに本性むき出しみたいな口調の手紙出てくるよね
201 :03/11/04 21:26
サチコには泣かされた、、
202無名草子さん:03/11/05 17:39
ぽっぽ屋、100万部売れたらしいけど印税いくら入ったんだろ?
税金でかなりもってかれたらしいけど
203無名草子さん:03/11/05 20:46
蒼穹で御殿が建つくらいだから
その数倍は入ったんだろうなあ
204 :03/11/05 20:49
印税って売上の4%〜10%らしい。
有名になるほど10%に近づくのかな。
205無名草子さん:03/11/07 12:46
浅田次郎
悪いけど、読みにくいし、おもろないし
感動せんし、
なにがいいのかさっぱり?????
206無名草子さん:03/11/07 22:11
>>205
どれ読んだの?面白くないとか感動しないというのは人によりけり
だろうけど、読みにくい作品ってあったっけ?
207無名草子さん:03/11/07 23:58
>>205は旧カナ使いのシーンを読んで挫折したバカ
208無名草子さん:03/11/08 01:32
>>205
そういうお前に 質問したい。

感動した本があるのか?
在るなら書いてみろ。
209無名草子さん:03/11/08 17:08
浅田次郎

極道(昔気質)
アパレル(業界事情)
中国人売春婦(美人)
天才料理人(頑固)
幽霊(非ホラー)

この辺が外せないっぽいな。
プリズンホテルは夏、秋くらいまでかな。
冬、春はちょっと悪ノリしずぎじゃない?
210205:03/11/08 22:00
俺が感動した作品。
宮部みゆき「蒲生邸事件」
司馬遼太郎「燃えよ剣」「竜馬がゆく」
池波正太郎「人斬り半次郎」
こんなとこかな。

なんだか、浅田の作品は、俺にはわざとらしい感じがするんだよね。
もう少し、自然な人物描写をお願いします。司馬なんかにでてくる
人間も、いるわけないのかもしれないが、現実にいそうな気がしてくる
から不思議。浅田のは架空の人物然としずぎ・・
211無名草子さん:03/11/09 00:02
>>210
ところで、
浅田次郎の何を読んだの?
212無名草子さん:03/11/09 04:37
ここでage荒らしが登場する。彼は気が狂っていた。
213無名草子さん:03/11/09 16:17
壬生読んだ?>210
214今西光 ◆tW/7wvC2J2 :03/11/09 16:24
浅田はあの大駄作短編集が売れすぎて損したと思う。
215無名草子さん:03/11/09 18:30
確かにあれで、今の浅田次郎の方向性が固定されてしまったね
216無名草子さん:03/11/10 10:05
司馬の「燃えよ剣」と壬生を比べるのも微妙。
感情的な演出がきついのは、ある意味仕様。
217 :03/11/10 10:23
壬生はなんか読みにくかったです。が

腹さいて喉ついて目をついてという死に様や生き方、
それを尊敬してやまない息子の生き方はすごいと思いました。

義理人情話で泣きたいのなら浅田次郎っぽ
218無名草子さん:03/11/10 16:44
次郎って質落ちたね。
昔のが内容よかったのに。
姫椿もイマイチだった。
しいていえば、最初の悲しみを食べる物語がまあまあだった。
うちにもきてほしいんだけど。
219無名草子さん:03/11/10 17:53
>218
俺はあの話は激萎えだった。
「薔薇盗人」「姫椿」と文庫2連敗…。

「天切り」3巻まだぁ?
220無名草子さん:03/11/11 02:57
221無名草子さん:03/11/11 14:00
>>219
とっくにでてるだろwwwwwwwww
222無名草子さん:03/11/11 16:58
微妙に得意げな奴がいるけど、
文庫の話なんだろう、文脈上。

1,2巻のペースからすると遅いけど、
昭和編でも載せるつもりなのかな。。
223無名草子さん:03/11/11 22:33
>>222
1巻そのものはずっと昔に出た奴だから
2巻目が出るついでに1巻も集英社版が
出たんじゃなかったか?
224222:03/11/12 09:46
>>223
おっしゃる通りだと思います。単行本の話。
徳間だったかから黒いカバーの単発もののような感じで出て、
その後集英社から赤地に人物画のものが三巻(一巻は徳間と同じ中身)。

集英社文庫は最初の二冊分が刊行済みで、三巻がなぜかまだ。
225無名草子さん:03/11/12 19:39
>>202
65lだっけ?w
勇気凛々に書いてたな
あれ電車の中で読んでてワロタ
226無名草子さん:03/11/13 20:05
 100万部ということはまあ無茶苦茶適当計算で1億か。

 なんだそんなもんか。いや俺にとったら超大金だが。
227アンチ田口ランディ:03/11/14 12:10
      __--ゝr''7-z.__
    >          "z    見苦しいわっ…!
    7   ,VWvvvwゝ  盗作しかできないのは貴様のせい……
    /   ミ.  \=\     無能だからだっ……!(プクス
   /   __ 〉 ==,` /  それを… いくら憶えたてだからって
   /  /r7/ ___`ニ ゙ \   串を駆使して自演するとは何事だっ……!
  /  ,ゝy' /r;=ミ、r_  :l    ボケがっ……!
-‐/ /  ::l  {.L._`〜、テ ┘     なんたる無能さだ…
- ''´    :::ヽ ` ー‐テ      盗作作家はもう終わり…
       ::::::;ゞ: 、、、(    出版業界最大の恥となって…
__    /  ` ーへ、       氏ぬ……!
   `ヽ  ,. -──   ヽ     氏にさらせっ……(終了ー
     y     r   }
228無名草子さん:03/11/15 17:29
100万部で一億は少なすぎるだろ
昨今10万部売れれば大ベストセラーのご時世に

馳星周も不夜城の印税七割持ってかれたと愚痴っていたが
やっぱ日本の税金って悪平等なところがあるわな
229無名草子さん:03/11/15 17:36
鉄道員は単行本と文庫合わせて200万部突破だよ
230無名草子さん:03/11/15 18:31
>>228
 別に一年に一冊しか出さないわけでなしいろいろ副収入もあるんだし
なんか賞を取れば過去の作品も売れるし。
231無名草子さん:03/11/15 19:13
>>230
そこまで恵まれた立場にある作家はほんの一握りだろ
232無名草子さん:03/11/16 09:21
シェラザード。
なんだこれは?
何を書きたかったんだ???????
233無名草子さん:03/11/16 09:29
>>232
タイタニック
234無名草子さん:03/11/16 11:07
>>232
俺もそれ、感じた。

壬生義士伝は面白くって3回読み返したけど、
シェラザードって上巻読んでる段階でうんざりしてきて、
下巻は無理やりどうにか読みきった、って感じ。

読み終わっても、だから何?としか思わなかった。
235無名草子さん:03/11/16 17:08
そうか?
おれシェエラザードよかったけどなぁ
236無名草子さん:03/11/16 19:04
浅田さんの著書の中で、歴史物じゃなくて一番泣けるのはどれですか?
237無名草子さん:03/11/16 19:08
地下鉄に乗ってかな
238無名草子さん:03/11/16 19:09
売れる前は短編でも心にジーンときた話多かったけど…姫椿なんなんだ
239無名草子さん:03/11/16 22:13
360 :提供:名無しさん :01/10/29 17:36

キャットフードのマルハ<だったと思う。

売れない作家の唯一の読者だったネコの民子が、
ある日いなくなった。
探しても何処にもいなくなって時間が流れて。。。
作家が大作を書き終えた時に、土砂降りの中帰ってくる。
昔のように作家の原稿を読んで「にゃーん」と鳴いた。
朝になって作家が民子を探すが・・・もう民子はいない。

「別れた恋人たちの顔を忘れても民子一人が忘れられない」

線路の上を歩いていく民子と、丘の上で寂しそうに町を見つめる作家。


これの売れない作家って、浅田次郎かな。民子って猫飼ってたよね。
240無名草子さん:03/11/16 22:18
民子の話って実話でしたっけ?
民子がかえって来て褒めてくれた作品が
「地下鉄に乗って」で、
それで吉川英治文学新人賞を取ったって
話でしたよね。

どこで読んだんだっけなぁ?
「勇気凛々・・」だったかなぁ?
241無名草子さん:03/11/16 22:42
242無名草子さん:03/11/16 23:43
姫椿は読んだ後なんにも残らなかったなぁ…。
243無名草子さん:03/11/17 13:50
またエッセイを書いてほしい
続j・勇気凛々ルリの色キボソ
244無名草子さん:03/11/17 15:22
 怪談的なのはちょっとなあ…まあ別に気にせず読むけどちょっと違和感が。

 シェーラザードは良かったと思うけどなあ…


 でもエッセイが一番好きだったりして(汗
245無名草子さん:03/11/18 12:20
シェエラザードは私も好きだったよ。
単行本の表紙を時折眺めつつ楽しみに読んだ記憶がある。
…あんまりストーリーは覚えてないが。。
246無名草子さん:03/11/18 12:44
『蒼穹の昴』に感動して大学で中国史専攻したんだが、
講義形式の教養科目で、先生がこの作品をけなしてて悲しかった。
やっぱり専門家からみると荒唐無稽なのかな。
247無名草子さん:03/11/18 13:01
>>246
学者が小説を貶すなんて野暮な奴だね
248無名草子さん:03/11/18 20:32
ま、学生の前でしか威張れない奴なんだから、許してやれ。
249無名草子さん:03/11/18 21:15
>>246
専門に研究してる人から見れば、この小説の内容を真実だと
思ってしまう人がいると思うと怖いんじゃないかなー。
小説としては確かに面白いけど、えらい美化してるなと自分も思ったよ。
250無名草子さん:03/11/18 22:55
歴史なんてすべてが解釈だろーが。
251無名草子さん:03/11/18 23:37
ある程度の共通見解みたいなものはあるでしょ。

野暮な行為ではあるが、参考としてこれを歴史学の観点から見れば
そりゃ批判的にはなるんじゃないのか。
252無名草子さん:03/11/19 02:53
 うちには水戸黄門に文句つける教授がいるぞ…
253無名草子さん:03/11/19 11:09
まじめに取り組んでいるつもりの学者の解釈がちっとも斟酌されないで
単なる素人に過ぎないと思ってる人の作品が有名となれば、
文句をつけたくなる気持ちはわからんでもない。美しくないが。
254無名草子さん:03/11/21 09:28
美しい美しくない以前に小説と実証に基づく歴史資料が区別できないその教授は
まるで、のようだ。
第一何故歴史の授業に小説を使う?もしや以前蒼穹の昴をもとに論戦でも挑まれたことが
有って、危うく負けかけたことでもあるのだろうか?
などと勘ぐってしまいたくなる
255無名草子さん:03/11/21 11:11
だって吉川英治だって、専門家からすれば……
いや、武蔵がめちゃくちゃってんじゃなくて、
あの三国志だって、時代考証はべらぼうだそうだ。

関係ないけど、シェークスピアの演劇も、
古代をやっても、コスチュームは当時(エリザベス朝)のもので、
時代考証はゼロだったとか。
面白きゃいいじゃない。
256246:03/11/21 14:51
>>254
すいません、「けなしていた」は言いすぎでした。

以前レポート自由課題で本を選択させたら、何人かが
『蒼穹の昴』を選んできたそうで、
「いまどきの学生は小説なんかをレポートに使いやがって・・・」
「大学のレポートは読書感想文じゃない!」
「そもそもあの小説は研究者から言わせてもらえば・・・」
みたいな感じで怒りがよみがえってきたらしいです。
「小説は小説として、区別しろ! あれはデフォルメされすぎ」
と最後に言ってました。
257無名草子さん:03/11/21 19:01
てか254はちょっと飛躍しすぎだろ。勘繰りかたが見当外れ。
258無名草子さん:03/11/21 22:24
というか、
『蒼穹の昴』は、嘘の内容を嘘と感じさせない。
司馬なんかは、司馬の妄想も現実味があり、楽しく読める。
エンタテイメイント性は、比べるべくもなく司馬に軍配が上がる。

というか、作家としての格が違いすぎて、比べるのも愚か・・
比べてすまん・・・・・・・・・・・
259無名草子さん:03/11/21 22:26
訂正 一行目

嘘の内容がほんとに嘘くさい
260無名草子さん:03/11/21 22:51
司馬信者ってどこにでも出没するなw
司馬スレへ帰れよ
261無名草子さん:03/11/21 23:11
嘘くさいっていうか白々しさは感じたことあるなぁ。
262無名草子さん:03/11/22 00:03
だがそれがいい!
263無名草子さん:03/11/22 00:24
いくない!!
264無名草子さん:03/11/25 16:20
沙高楼綺譚 読んだ。
おもしろい。特に立花新兵衛の話が好き
ありふれた設定だけど楽しめた

今から珍妃の井戸読みます
265無名草子さん:03/11/25 22:20
「殺られてたまるか!」
「初等ヤクザの犯罪学教室」「プリズンホテル」シリーズ
「きんぴか」「気分はピカレスク」「ピカレスク英雄伝」
が、好きだなぁ・・
266無名草子さん:03/11/27 21:17
地下鉄に乗って最高ですた

泣いちゃったよ、講義中だというのに。
浅田氏の書く女性はめちゃめちゃいい女ですね・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
267無名草子さん:03/11/27 22:43
浅田節は機能すると旨いが機能しなかったときの
肩透かし感が並じゃない。怒りさえ覚える。
 
メトロ
壬生義士伝(映画は×)
日輪
ポッポヤ
プリズン
読めるのはこの辺まで。壬生義士伝こそ最高。鼻水もの。

天国までの…とかシエラザードとかは
あきまへん。短編集はもっとあきまへん。
ジュースの抜けた干物。そう思いません?
268無名草子さん:03/11/28 00:05
メトロに乗ってって妹とセックスするおじさんの話だっけ?
269無名草子さん:03/11/28 13:03
きんぴか、が楽しく読めるな。なんか気兼ねがない感じがする。
270無名草子さん:03/11/28 20:45
もう年末か。
また、壬生のTV版ドラマが見てぇ。
271無名草子さん:03/11/29 00:31
 「鉄道員」収録の「角筈にて」が大好き。「地下鉄に乗って」も大好き。
 この2作は,読むたびに泣かされます。
 「日輪の遺産」も,ラストにビックリ。
 「勇気凛凛・・・」も,面白い。

 ただ,「壬生義士伝」「シェエラザード」「蒼穹の昴」は,
いずれも引き込まれて一気に読まされた(その意味では上手かった)けど,
どうも泣けなかった。
 泣きのポイントを掴めなかったのだろうか?
272無名草子さん:03/11/29 00:39
>>271
まぁ泣けばいいってもんじゃないでしょ
273無名草子さん:03/11/29 00:55
 フォークソングで「地下鉄に乗って」って曲があるでしょ。
インスパイヤされたところあるのかなって思ったことがある。
 浅田先生って自衛隊上りで手形割とアパレル業で、
音楽についてあまり語ることが無いのでどうかと思うのですが。

 最初に読んだ文章は世に出る前の「別冊宝島競馬読本」の見開き2頁の
内容でしたが、やたら人生を語るおじさんだなと思ってました。
 その後、競馬馬券必勝本などを出していてコレはイマイチだなと思いました。
(目黒さんこと)北上次郎が本の雑誌で「地下鉄に乗って」を紹介していて
読んでみたらウマイのでぶいっくりしました。以降アレヨアレヨの鯉の滝登りです。
 随筆を辞めてくれてよかった。小説のネタを食いつぶすていたから。山口瞳のように。
274無名草子さん:03/11/29 14:14
どなたか、「角筈にて」がマンガ化されたのを記憶されてる方はないでしょうか?
確かに読んだような記憶があるのだけど、あれは、夢だったのか(?_?)
ながやす巧氏の「鉄道員/ラブレター」のようにいずれはコミックになるものと
思っていたのですが、何年たっても情報が見つかりません。
過去ログの読み落としだったら申し訳ないです。
275無名草子さん:03/11/29 17:05
 ところでM子てだれぞね?営団地下鉄にききゃわかるかねな?
276無名草子さん:03/11/30 21:02
「蒼穹」妙に評価低いなあ。
俺の中では
1. 蒼穹
2. 勇気凛々
3. プリズンホテル
4. 壬生義士伝
5. 天切り松   なのだが。

「鉄道員」は「ラブ・レター」以外ピンと来なかったよ。

なんで「蒼穹」は外れて「鉄道員」が直木賞に選ばれたのか
当時の事情に詳しい人、次郎マニアの人、どこが足りなかったのかご教授ください。
277無名草子さん:03/12/01 10:44
直木って作品じゃなく作家に贈られるという意味合いもあるみたいだからねえ。
蒼穹を経たあとの作品だからこそ受賞できたというのもあるのかもよ。
浅田次郎と同時に直木受賞した篠田節子も、女たちのジハードより前に
ノミネートされた作品あったけど、そっちのほうが断然出来が良い。

個人的に意外と評価低いと思うのは、日輪の遺産かなぁ。初めて読んだ
浅田作品だったから特に衝撃を強かったのかもしれないど。
一番読み直してる作品だ。
278277:03/12/01 10:45
あ、文章がちょっと変だ。脳内修正よろ
279無名草子さん:03/12/01 12:59
>>277みたいな話は私も聞いたことがある。
権威付けの一種なのかもしれないけど、一つ良い作品でリーチをかけて、
次で受賞、ということがよくあるとか。
ぽっぽやは、浅田さんが賞を取りに行った作品だと思う。
勇気凛々だかに何か経緯っぽいことのほのめかしが書いてあったような。。
280無名草子さん:03/12/01 17:16
>>279
 勇気凛々に「別に賞取りに行った訳じゃねーよ」と書いてある。
281無名草子さん:03/12/04 00:30
おかあさん ありがとう
産んでくれて ありがとう
僕ね 直木賞取るのが 夢だったの
282無名草子さん:03/12/04 03:18
>>281
違うし
283無名草子さん:03/12/04 10:53
>>280
『別に賞取りに行った訳じゃねーよ』
「そうか、賞取りにいったわけじゃないんだ。」って思ったの?
284無名草子さん:03/12/05 19:03
蒼穹は個人的には読むと元気出ると思う。
日輪もいいね。
メトロは確かに泣けます。

最近、ぐっとくるのがないねー
285無名草子さん:03/12/05 22:02
壬生の正体不明で終わる新聞記者は子母澤寛だそうだ。
286無名草子さん:03/12/06 04:09
「月のしずく」の中の「聖夜の肖像」
「鉄道員」の中の「ラブ・レター」
他にもたくさんあるけれど
やっぱり浅田次郎っていいなあ

287無名草子さん:03/12/06 10:11
 「蒼穹の昴」について,教えて欲しいのだが。
 ラスト近く(下巻・360頁)で栄禄・李蓮英の前に出てきた「将軍」は,
兆恵将軍でいいのか?
 それなら,なぜ若き日の李鴻章の姿をしているのか?
 読解力がないので,どうしても分からない。
288無名草子さん:03/12/07 15:26
賞のことを見ると、プリズンホテルの話を思い出します。
あれも、276さんの
>なんで「蒼穹」は外れて「鉄道員」が直木賞に選ばれたのか
が、哀愁の〜が外れて、仁義の〜がでしたよね。
289無名草子さん:03/12/09 00:16
椿山課長今読んでるけどおもろいね
ちょっとやりすぎな面もあるけど。
のびのびしてるというか手抜きってわけじゃないだろうけど
いい意味で力抜けて書けてるって感じ。
苦労しないで書けたっぽい。
でもおもしろい。泣けるし。
290無名草子さん:03/12/09 13:24
つうか壬生の新撰組の生き残り、斎藤と池田とあの飯屋のおっちゃん
飯屋のおっちゃんの名前って何?
俺読み落としてる?
291無名草子さん:03/12/09 19:12
浅田次郎の作家ぶりって現在、どのくらいのレベルなのでせう?
宮部みゆきとか京極よりは下っぽいけど、大沢よりは上っぽい。
北方よりは遙かに下っぽけど、逢坂よりはかなり上っぽい。
萬月よりは上だと思うんだが・・・、この人将来、藤沢とか池波レベルの
大御所になるんでしょうかね。
292無名草子さん:03/12/09 23:04
NHKに浅田さんが出ます。
今やってる「ねこ」の番組の中で。
293無名草子さん:03/12/11 01:46
>>287
あれは明らかに李鴻章です。勝手に李蓮英が兆恵と勘違いしただけ。
多分康有為の神父への懺悔を聞いて李鴻章があの行動を起こしたのだと思う。
蒼穹はこの手の伏線が多いのが面白い。
294無名草子さん:03/12/12 17:46
>>291
オヤジ読者限定でいったら、そこに名があがってる全員より上では?
ハードカバーの貫禄って感じ。
295無名草子さん:03/12/13 00:46
壬生義士伝の最後の手紙を要約してくれ
言わんとすることはなんとなく分かるが
もっと詳しく知りたい。
296無名草子さん:03/12/13 03:37
遅咲きの作家だからキャリアがないのは痛いけど、鉄道員の売り上げと
「泣き」においての地位を築いてるのは強いだろうね。
しかし将来性はどうだろう…これからの作品が少し不安だが。
297名無し物書き@推敲中?:03/12/15 18:11
《告 知》
【あの名場面が9月10日(工藤の日)に引き続き12月24日に降臨する】
 吉野家。「大盛りねぎだくギョク」。2月22日(2chの日)に全国の『吉野家』
で繰り広げられたあの奇跡が、今回は、2ちゃんねる創作文芸板の神様、工藤伸一
バージョンで降臨する。(2ちゃんねる版・ホシヅルの日)
【ルール】
 @ 馴れ合い禁止。(一人で来る事)
 A 「大盛りねぎだくギョク」を頼むこと。
 B 工藤伸一氏が敬愛する、星新一氏 or 阿刀田高氏の著作を持参すること。
   (氏の愛読誌、「小説現代」 or 「群像」(いずれも講談社)でも可)
 C 会場に指定時間厳守で現地集合。
【日 時】
 平成15年(2003年)12月24日(水) 09:10 or 19:10 or 21:10
【会 場】
 「吉野家 相模大野店」 神奈川県相模原市豊16−6
  2ちゃんねる創作文芸板の神様、工藤伸一氏ゆかりの吉野家。
  駐車場がないので交通機関を利用すること。
 (てめえの近くの吉野家でも可だよ、ばかやろう)
【交 通】
 小田急線相模大野駅下車。北口商店街に出、伊勢丹百貨店前の県道を西に。
 BOOK・OFF前、消防署前を経て、「南文化センター前」バス停近く。
【関連レポート(2chの日)】
 http://ime.nu/www2.mnx.jp/carvancle/yoshigyu/
298無名草子さん:03/12/18 23:45
俺もしりたいよ
最後の手紙
教えてえらい人
299無名草子さん:03/12/19 20:37
浅田次郎は自衛隊の派遣のことをどう思っているんだろうか。
300無名草子さん:03/12/22 19:33
>>299
小説新潮にそのことについて書いてたけど
案の定というべきか、大反対のようです。
301無名草子さん:03/12/22 21:12
浅田次郎は左翼っぽい。
+アメリカマンセー
本は面白いのが多いけど
アメリカマンセーには引く。
302無名草子さん:03/12/22 21:21
お?どっちかというと右寄りなんじゃないの?
日輪とか勇気凛々とか読んだイメージで。三島好きだし。
読んだの大分前だからうろ覚えだけど。
303無名草子さん:03/12/22 21:31
日輪の解説を読んだ?
304無名草子さん:03/12/22 22:25
>>301
どこがアメリカマンセーなんだ?
勇気凛々〜でも思いっきり在日米軍に批判的だが
それに全然左翼じゃねーよというより右寄りだよ
元自衛隊員だしな
305無名草子さん:03/12/24 00:56
『蒼穹の昴』を先ほど読了しました。
出かける前に少しのつもりで読み始めたのが、こんな時間に。
浅田次郎作品は「極道もの」の文庫の古本で病み付きになったのが
きっかけで、自薦他薦ともに最高傑作と称される蒼穹の昴については
文庫で出ていないことや重そうなテーマとボリュームから敬遠してきた
のですが、一日の休日に見合う体験でした。

個人的に最も衝撃を受けた箇所は、全てお見通しで真実しか言わぬ
はずのある人物がたった一度の嘘を告白する上巻後半の下りでした。
結局のところは、その当事者らが語っている通りと解釈してよいので
しょうか?
306無名草子さん:03/12/25 02:12
「プリズンホテル」シリーズ、「闇の花道」、
「ぽっぽや」、「壬生義士伝」上、下巻をい
ずれも楽しく読みました。次は何にしようか
と思っています、乱読で中途で飽きやすい私
にとって安心して買える現代作家の一人。
307無名草子さん:03/12/26 10:11
短編は買わないほうがいいな
似たような話ばかりだから
設定とオチが同じ話もあったような・・・
308無名草子さん:03/12/30 02:09
蒼穹の昴ってなんで文庫で出ないんだろう。
安いしかさばらないから文庫版で欲しいな。
309無名草子さん:03/12/30 12:35
文庫にはしないんだろ
それに2段組だから文庫になったとしても3〜4冊になると思われ
310無名草子さん:03/12/31 00:20
天きり松の3巻て文庫にならないの?
311無名草子さん:04/01/01 03:32
まだ出たばかりだろ
312無名草子さん:04/01/02 11:36
歩兵の本領に出てくる「私」は
登場人物の中の誰かだったりするのでしょうか?
313無名草子さん:04/01/02 13:17
>>312
最後まで読めば「私」がマッカーサーだって解るだろ
314無名草子さん:04/01/02 13:59
遅レスだが、壬生義士伝ラストの手紙の内容は
「この子は私の友人の息子の吉村貫一郎の息子でその友人は頭もよく剣の腕も立ち義に厚い人間です。お願いしますからよく面倒をみてやってください.お願いですからお願いします」
と俺は脳内で解釈しています。

しかしあの新聞記者は息子の息子だと思っていたのだが……息子はどうなったの?
315無名草子さん:04/01/02 17:30
>>314
息子って嘉一郎?
それをお聞きになっているとしたら、
本当に最後まで読みましたか?と問わなければなりません。
316無名草子さん:04/01/04 23:17
この作家の作品は、続けて読んじゃ駄目だな。
忘れた頃に次を読むべし。
317無名草子さん:04/01/05 19:46
短編は間を開けて読むと
「これ前も読んだような・・・」
って感じちゃう話ばっかだけどな
318無名草子さん:04/01/06 00:32
1度目  「感動!」

2度目  「これ前も読んだような・・・」

3度目  「この作者、書いてて恥ずかしくならないんだろうか・・・・・・・・・・・。」

4度目  「この作者、アルツハイマーか?」

5度目(以下ry)
319無名草子さん:04/01/06 23:39
 自演 age
320無名草子さん:04/01/06 23:47
サイン会の情報があったら、是非お願いします
エッセイ読んでたら、結構やってるみたいですし、期待しています

今一番のお気に入りの作家です
短編が冴えてると思います
321無名草子さん:04/01/08 03:48
>>317
だがそれが(・∀・)イイ!!
322無名草子さん:04/01/08 16:16
正直、短編はダメぽだと思ふ。
323無名草子さん:04/01/08 23:50
死んでたまるか おもしろいよ
324無名草子さん:04/01/12 09:24
>>323
遅レスだが、「とられてたまるか」だよね。
325無名草子さん:04/01/15 07:58
「民子」泣きage
326無名草子さん:04/01/20 23:52
王妃の館・・・
なんか力技で泣かされたって気がしたけど、
電車の中で泣いたのは壬生・日輪に続いて3回目だったりします。

勇気凛々読んで電車の中で爆笑したこともあったなぁ・・・

蒼穹にするか天切り松にするか悩んでるんだけど、どっちがオススメですか?
327無名草子さん:04/01/21 00:09
天切り松!
328無名草子さん:04/01/21 00:21
>>327
はげどう!
329無名草子さん:04/01/23 17:43
>>326
蒼穹に一票
330無名草子さん:04/01/24 00:41
涙したいなら蒼穹、スカっとしたければ天切り松。
331無名草子さん:04/01/24 02:09
蒼穹にマイナス一票。
332無名草子さん:04/01/25 21:43
蒼穹の下巻は筒井康隆が真面目に書いたのかと思ったよ
333無名草子さん:04/01/28 18:14
新刊&蒼穹の文庫まだ〜?
334無名草子さん:04/01/28 22:07
>>333
新刊→まだ
蒼穹→文庫化はしない
335無名草子さん:04/01/28 23:00
天切り文庫3巻まだぁ?
336無名草子さん:04/01/29 00:04
輪違屋いつ単行本化されるんだろ。
最終回終わったよね
337無名草子さん:04/01/30 00:44
プリズンの続編は未だですか
338無名草子さん:04/02/03 00:01
>>337
そんなのあんのかあ?
339無名草子さん:04/02/03 09:09
随想が(・∀・)イイ!!
340無名草子さん:04/02/06 10:29
壬生義士伝読んでみました。激しく感動しました。
本を読んで、あんなに泣いたのは何年ぶりかなーってくらい
感動しました。
341無名草子さん:04/02/07 15:20
点きり末3巻、早く文庫にしてくれ!
342無名草子さん:04/02/07 19:56
そういや天切りの放送っていつなんだっけ。
343無名草子さん:04/02/12 20:59
蒼穹の昴、上下巻古本屋にて1.200円で購入しました。
読んだらヤフオクに出すから待ってろよ、みんな。
1.500円からでいいすかね。
344無名草子さん:04/02/12 21:36
>>343
ヤフオクってそんな値で売れるの?
本500冊位綺麗にとってあるから、俺も売ってみようかな
ブック○フに売るよりは高く売れそうかな
345無名草子さん:04/02/12 21:41
以前、蒼穹の昴(上下)をブックオフで計200円で買ったよ。
あまりにビックリして腰が向けるかと思った。

その上、
サイン会にその上巻を持っていたので
100円で買った本にサインを・・・先生、ごめんなさい。
宝物にしています。
346無名草子さん:04/02/13 12:25
この人、20代の頃は凄かったんね。
347無名草子さん:04/02/13 17:59
岩戸康次郎さんって今は何執筆してんの?
348無名草子さん:04/02/13 18:16
↓ネタばれ注意


鉄道屋の中の「悪魔」意味不明なんですけど誰か説明してください
真ん中あたりから、オチは不倫をわかっていない子供の想像かと思っていましたが、
最後に本当に悪魔が出てきて、しかも、家庭教師の謝った理由もよくわからないし、
その後のことも覚えていないかなんかで誤魔化されて書かれていないし。
結局、悪魔とはなんだったのでしょうか?
349無名草子さん:04/02/13 23:57
岩戸康次郎さんって誰??
350無名草子さん:04/02/14 00:09
>>349
本名。
内緒って訳じゃないんですかね。
検索で結構引っ掛かる。
351無名草子さん:04/02/14 09:07
エッセイとかだと本名バレると過去の悪行で身が危ない云々言ってない?

まぁ全ての事案で示談、和解が成立しているとは書いてあるけど。
352無名草子さん:04/02/14 22:26
天国への100マイルで涙ボロボロ。壬生義士伝も最後の最後で嗚咽した。
日輪の遺産は最後の少女たちの集団…で、貧血起こしてしまった。
いずれも電車の中。座ってたからまだばれなかったけど。
ある意味「さあ泣け!」といわれる様なベタな展開かもしれないが、
それがいい。
353無名草子さん:04/02/15 06:34
ラストサムライ観てて、
「あぁ、よっぽど壬生の渡辺謙のが泣けるなぁ。」
と白けたおれは逝ってヨシですか?
354無名草子さん:04/02/15 13:59
保険金詐欺の社長からカネを巻き上げる次郎さん燃え。
355無名草子さん:04/02/15 14:36
蒼穹の昴読了しました。
ものすごく期待して読んだ自分が悪いのか。個人的にはイマイチでした。
上巻の春児と史了が己の才覚でのし上がっていく辺りは面白かったのに、
下巻は史実にキャラが振り回され、埋没してしまったような気がする。
でも、カスチリヨーネが恋人を捨てて故郷を離れる辺りは泣けた。
356無名草子さん:04/02/15 21:18
誰か、「鉄道屋」の中にある悪魔っていう話理解できた人いたら教えて。
鼠を食ってた物体とか、カテキョが謝った理由とか。
357無名草子さん:04/02/15 22:34
>>356
熱にうなされてみた厳格
358無名草子さん:04/02/17 18:06
アサァ!!
359無名草子さん:04/02/17 20:28
渡辺謙の壬生義士伝、観たいなぁ。
近所のTUTAYAに置いてないから、買うしかないか・・・
CSで放送しないかなぁ。
(TV東京の系列局、観れない俺は、負け組みだな・・・)
360無名草子さん:04/02/17 20:51
>359
自分も見ていないので見たい。
放送終わった後に会社の人に本借りて読んだので…。
昔上川さんのやった武蔵が、月曜の夜七時から一時間ずつ再放送して
ワンクールの番組代浮かせた記憶があるので、壬生も!と願う。
361無名草子さん:04/02/19 15:02
この人の本、読んだ事がなかった。
たまたま友人の本棚にあった“裏ギャンブル読本”を
読んだらその中の1つに浅田次郎の文章が。
浅田次郎ってこんなはちゃめちゃな人だったのか!とびっくり。

試しに本屋で勇気凛々を買ってみたらずっぽりはまって
即続編も購入。その後きんぴか→天切り松→プリズン読了。
これから壬生にはいりやす。
362無名草子さん:04/02/19 15:20
>>342 天切りドラマ、3月放送のようです。
主役:中村勘九郎、渡辺謙、椎名桔平、井川遥、中村獅童
とあるけどまさか井川遥がおこん?! (´・ω・`)ナンダカナ…
363無名草子さん:04/02/19 20:01
井川がおこん・・・・・・。
絶句。
364無名草子さん:04/02/19 20:05
「プリズンホテル」読了。
 概してよかったし,「夏」「春」の終わりあたりではお約束どおり
泣いたけど,どうも木戸孝之介のキャラがいまいち。
 愛情表現が下手だからといって女に暴力を振るうのは,読んで
いて不愉快だった。
 にしても,「冬」は1週間ホテルにカンヅメで書き上げたというの
はビックリ。
365無名草子さん:04/02/19 22:42
>364
カンズメになったホテルはやっぱり山の上ホテルかしら?
366無名草子さん:04/02/19 23:58
日輪の遺産の評価は?
367無名草子さん:04/02/20 00:19
ブックオフで100円で日輪の遺産が売ってたんだけど、
テーマ重そうだから買わなかった。
やっぱりもう一度行って買った方がいいかな?
もう売り切れてるかもしれないけど
368無名草子さん:04/02/20 00:51
日輪と壬生は読まないとイカンだろう。
369無名草子さん:04/02/20 01:24
日輪の遺産は読みやすいよ。
映画になったら号泣するな。
370無名草子さん:04/02/20 09:40
日輪の遺産は読んどいて損ないよ。蒼穹の昴ほどごっちゃりしてないし。
初めて読んだ浅田作品だからちょっとばかり思い入れもあるなぁ。
371無名草子さん:04/02/20 19:14
日輪の遺産、壬生義士伝、シェラザードはおもろい。
日輪の遺産とシェラザードは似てる気がする。
372366.367:04/02/20 20:26
ブックオフで日輪の文庫版100円で残ってたので手に入れました。
結構綺麗な状態でうれしかったです。なぜか、メトロとともに赤川次郎の棚にあって、驚きました。
ついでに単行本100円で蒼穹の昴上下を入手。少し状態悪いけど。

どれから読むのがいいでしょうか?(もしくは面白い順)
373無名草子さん:04/02/20 20:52
まずはメトロに乗って。
次に日輪の遺産。
で、送球のすばる。
読みやすい順。
メトロも日輪も泣くぞ。
374無名草子さん:04/02/20 20:58
壬生義士伝・天国への100マイル・日輪の遺産…泣かされる〜!
天切り松・プリズンホテル…職人技だーと感嘆。
勇気凛々…笑える。

中国モノ第三弾、中原の虹はまだ?
375無名草子さん:04/02/20 21:00
初めて読んだ浅田次郎の本がシェラザードだった。
テンポが速いのに中身があって、泣かせどころもあって・・・
マンガみたいに面白かった。

日輪の遺産は何度も繰り返し読んでしまう本。
改めて日本を好きになる本。

壬生義士伝はテンポは速くないけど
語り手がいろいろ変わるので読んでいて面白い。
っで泣かせどころもあるし、奇跡っぽいのもある。

蒼穹の昴は私自身はあまり・・・
上巻は文句なしに面白かったけど、
下巻になると・・・結局誰の話だったのかよく分からなかった・・・

私はなんだかんだ言って壬生義士伝が好きかも。。
376無名草子さん:04/02/21 11:06
壬生義士伝 日本アカデミー賞 作品賞 オメ!
377無名草子さん:04/02/21 17:06
日輪の遺産は、何度読んでもラストに震えが来る。
その一方で、幼い少女たちがあんなことを簡単に肯定できてしまうなんて
不幸な時代だなぁと改めて考えさせられる。
378無名草子さん:04/02/21 20:55
壬生義士伝、来月からテレ東で再放送するらしい
379無名草子さん:04/02/21 23:49
テレ東 観れない・・・
系列'BSJ'とかの、放映予定は無いのか?
380無名草子さん:04/02/24 02:38
プリズンホテル全4巻、読み終わった
現在号泣中
笑いたいヤツは笑えよ
381無名草子さん:04/02/24 02:54
ププッ
薬の包みププッ
382無名草子さん:04/02/27 16:48
天切り松闇がたり
http://tv4.2ch.net/test/read.cgi/tvd/1077867954/

テレビドラマ板にスレたてました。
383無名草子さん:04/02/27 19:50
映画のあらすじを見ただけだけど、
「ホテルビーナス」ってなんだかプリズンホテルに
似てるような気がする。
384無名草子さん:04/02/29 00:00
きんぴかって1から読まなきゃわからないっすか?
古本屋で2を手に入れたんだが、1を持ってないので。
385無名草子さん:04/02/29 00:05
>>384
1から読んだ方が良いですよ。
386無名草子さん:04/02/29 18:50
>>385
どうも。
では1を手に入れるまで我慢します。
(自分は100円でしか買わないので見つかるまで時間かかるかも)
今日はきんぴか1を探してたら、この本がない代わりに
「天国への百マイル」を100円で手に入れることができたので、
ラッキーでした。
387無名草子さん:04/03/01 19:21
井川遥は松蔵の姉のおさよ役らしいね。
ちょっとホッとした。
388無名草子さん:04/03/01 21:35
姉ちゃん何歳の設定なんだよ。
389無名草子さん:04/03/01 22:13
天きり松っておもしろい?
390無名草子さん:04/03/01 22:17
>>389
読まないのは人生の喜びを捨ててるようなもんだぜ
391無名草子さん:04/03/02 19:21
天きり松は彼の作品の中でどのくらいの位置ですか?
392無名草子さん:04/03/02 19:31
>>391
短編として読めば個人的には一番。
義理人情、お涙頂戴な物語が鼻につかないのであればオススメします。
一度、舞台劇で見てみたいもんだ。
393無名草子さん:04/03/03 19:08
初期作品のほうが好きだった。
一度、サイン会で本人を見かけたが、
なんだか好々爺っぽい雰囲気で、昔のようなガラの悪さはなかった。
人間、角が取れるのはいいことだが、ちょっと寂しかったな・・・・。
394無名草子さん:04/03/03 20:32
きんぴかって彼の作品の中でどのくらいの位置?
395無名草子さん:04/03/03 22:40
カッシーノ2が出るね

買わないけど
396無名草子さん:04/03/05 23:37
人すくね
397無名草子さん:04/03/07 00:13
検索で見つけますた( ´_ゝ`)
意外にスレ立ってるのね…

BSでやってた心の旅を見たのですが、想像していた人物とはまるで違って驚きますた。
明後日ラブレター名古屋公演っすね。見たい…(;´Д`)
398無名草子さん:04/03/07 11:13
このスレあんま意味ないな。
人少なすぎ
399無名草子さん:04/03/07 20:48
今、WOWOWで壬生義士伝映画版やってるんだけど、ひどいね。

TVドラマ版見てかなりひどいと思ったが(ホントは竜馬とお友達でした、かよケッ)

映画は主要登場人物のキャストが合ってる気がしたので期待していたのに
少なくともここまではあれ以下ですね

二時間じゃ無理っていうのは考慮に入れても、
吉村の複雑な心境が全く出てないYO(泣

もっとひどいのが藤田五郎の萎れっぷり
せっかく浅田次郎がうまく造形したのになぜそのままやらんの
なんでこんなおどおどした爺に。。。。

400無名草子さん:04/03/07 20:50
映画・テレビの壬生義士スレでは
原作ファンが「酷い」と発言するのは許されない雰囲気なので
ここで書かしてもらいました。
401無名草子さん:04/03/07 20:56
うううサブいぼ。
中井貴一と佐藤浩市なら十分な芝居ができたはず
演出、監督が悪い
滝田洋二郎って陰陽師の監督だよね
イロモノしか撮れない人?  ナニコレ。

これ見てテレビ版が良かったとか言ってる腑抜けも腹が立つけどね
原作を読んでほしいなぁ。
402無名草子さん:04/03/08 00:14
>>397
それって「わが心の旅」ってやつ?出てたんだ…。
403無名草子さん:04/03/08 16:40
この週末で壬生義士伝を約1年ぶりに読み返したんでつが、
翌日「これ、自分?」と思うぐらい目が腫れました。
今回は、貫一郎より嘉一郎に泣けて泣けてしょうがなかった。
感動するが、翌日外出れないという諸刃の剣。
404無名草子さん:04/03/08 19:22
>>401
禿同
中井貴一や佐藤浩市は、良かったんだ。
勿論、原作も良かった。
日本アカデミー、作品賞、主演男優賞、助演男優賞、獲ったが、
脚本はノミネートすら、されなかった。
405無名草子さん:04/03/08 22:45
スレ見るところ、姫椿ってつまんないの?
100円で売ってたので思わず買っちゃったよ!
失敗したー
406無名草子さん:04/03/08 23:24
原作ファンれすか…
407無名草子さん:04/03/08 23:30
テレビドラマの壬生が良いと言うと腑抜け?
408無名草子さん:04/03/09 08:43
>>407
個人的には、テレビ版は悪くなかったような気がする。
原作のいい部分を何とか表現しようとした努力を感じた。
ちょっと安っぽい演出は多かったけどね。まぁ許せる範囲。

切腹を命じられた大野次郎衛門と母親の邂逅シーン。
原作ももちろん号泣したんだけど、テレビ版では
母親は次郎衛門が貫一郎に切腹を命じた事を知っていて
「辛かったろう」と彼を優しく慰めるの。
そしたら次郎衛門が顔を歪ませて
「あの時が一番、つろうございました・・・」って号泣。
このシーンだけでも、テレビ版の価値はあったと思う。
409無名草子さん:04/03/10 05:10
活動写真の女

読了しました。
現実と虚構がごっちゃになる・・・そんな感じがしました

風呂場でぼろぼろないちゃいましたよー。・゚・(ノД`)・゚・。
410壬生:04/03/12 20:38
TV版放映時の前スレの流れでは、
放映前の大勢はキャストに疑問、だったけど
放映後は概ね高い評価だったね。
411無名草子さん:04/03/13 00:21
>>410
「キャストに疑問」ってのは、
原作のイメージと違ったからだと思う。
俺の主観では、今でもミス・キャスト!

TV版の評価が高いのは、
TV向けの、分りやすい脚本と、
際立った貫一郎像(原作と可なり違う)。
全体のストーリー展開を、原作に倣った事だと思う。

原作を、ストーリー重視で読むか、
人物重視で読むかで、評価が違うと思う。
412無名草子さん:04/03/13 09:00
昨日おひたし作ろうと菜の花洗ってたら
嘉一郎の最後を思い出してホロリときちまったい。
413無名草子さん:04/03/13 20:28
テレビ東京で
壬生義士伝再放送してるみたいですね。
今日気づきました。
早速来週から録画だー
414無名草子さん:04/03/14 16:39
あらすじ読んでたら、また泣けてきた。

http://www.tv-tokyo.co.jp/mibugishiden/story01.html
415かに将軍 ◆Fr4kVbhdyM :04/03/14 18:29
以前マン喫でプリズンホテルを漫画化したのを見つけて興味本位で読んでみました。
小説はすでに夏、秋、冬、春とすべて読み終えた後だったのですが、
漫画の最初の辺りはわりあい原作に忠実だったが、途中から話が継ぎはぎだらけになって、
最後は尻切れのような印象を持ちました。ちと残念でした。
(すでに出ている話題でしたらごめんなさい。)
416とことめ:04/03/14 19:20
蒼穹の昴 私は好きです 林真理子も誉めていたので 読んだのですが 面白かった
 最後に来て 毛沢東の少年時代が逃亡者になった 主人公と遭遇する所で 終わっていました
417無名草子さん:04/03/17 13:09
引越しするため、部屋を片付けてたら押し入れから出てきた「メトロに乗って」。
5年ぶりに再読したんだけど、ほんと最高でした。どうゆう経緯でこの本を買うことになったか
ぜんぜん覚えてないんだけど、まあいいや。グッジョブ、5年前の俺!!
418無名草子さん:04/03/17 20:38
天切り松闇語り3を読んだ。
小龍の話は泣けた…。本当の粋とはどういうことか、少し分かった気がする。
ああいう話ってどこから考え付くんだろう…。
浅田さんの才能というかセンスというか、小説家としての幅を広げているのは
天切り松だと思う。個人的に。
419無名草子さん:04/03/17 20:46
>>かに将軍 ◆Fr4kVbhdyM さん
私は、3日前に古本屋で見つけて、読んでみました。
ヤクザの描写が古いと云うか・・・・・ちょっと異質?
小説で読む分には、多少の誇張した表現も笑えたが、
絵になると萎えた。

ヤクザに個性が無い!
漏れの知ってるヤクザに、あんな奴ら居ない(w
420無名草子さん:04/03/17 23:31
天切り松闇語り「惜別の譜」読了

こーゆーのも味があっていいねぇ。
421無名草子さん:04/03/18 00:46
>420
小説すばる?文庫は出てないよね?
422無名草子さん:04/03/18 13:29
あの〜、壬生義士伝上巻の池田七三郎のところで(文庫本)
P257の最後〜P258の2行と、P299のラスト7行〜P300の3行が
激しく矛盾しているような気がするんですがどうなんでしょう。
ガイシュツでしょうか?
423無名草子さん:04/03/18 19:53
どんな矛盾?
424無名草子さん:04/03/19 03:36
ブックオフ行くたびに、壬生義士伝が入荷してないかチェックしてるんだが、なかなか入って来ない。
早く読みたいのに、、
425無名草子さん:04/03/19 08:42
文庫くらい本屋で買えよ
426422:04/03/19 12:05
“吉村先生が(粗相をした)自分達の為に
『おもさげながんすお許しえって下んせ。』といつも口癖のように
言っていたので覚えちまいました。”

と言っていた七三郎が、服部を斬るシーンの回想では

“意味のわからない程の南部訛りで
何ごとかを言いました。は?オモサゲナガンス…オユルシエッテクナンセ…
言われてみれば、なる程そうかも”

とこの言葉をあまり知らなかったように言っているので
気になってしまいやした。細かくてスマソ
427無名草子さん:04/03/19 18:38
浅田作品は、泣こうと思って読むことにしてる。
鉄道員は絶対泣けるのは分かっていたので、いざという時のためにとっといたんだけど、今日がいざだったもんで
さっき泣こうと思って鉄道員読んでみた。やっぱり泣けた。
ウワーン
428無名草子さん:04/03/19 19:50
言われてみれば、なる程そうかも
429無名草子さん:04/03/19 21:52
壬生義士伝ってブックオフで350円ぐらいだと売ってるが
100円では一回も見かけたことないな。当たり前か。
430無名草子さん:04/03/19 21:53
エッセイ(勇気なんちゃら)を四冊中2冊100円で手に入れた。
431無名草子さん:04/03/20 01:42
映画やドラマ化のとき、浅田センセイは、キャストについて全く意見出来ないのだろうか?
432無名草子さん:04/03/20 08:22
>>426
七三郎、ボケちゃってたのかね
433無名草子さん:04/03/21 09:06
天国までの100マイルの映画。
主人公=時任三朗(男前すぎ)
マリ=大竹しのぶ(絶句)

。。。。。浅田先生にキャスティングさせろ!
434無名草子さん:04/03/21 23:03
時任って今何やってるの?
435無名草子さん:04/03/22 19:16
勇気凛々っておもしろい?
436無名草子さん:04/03/22 19:17
NHKのシェエラザードっていつやんのでしょうか?
出演者は若干わかりましたが、配役なんか教えてください。
437無名草子さん:04/03/22 21:14
えっ?シェエラザードもやるんですか?
438無名草子さん:04/03/22 23:31
舞台が遊覧船に変るけどやるよ
439無名草子さん:04/03/23 19:22
>>435
おいらはかなり楽しく読んだ。
440無名草子さん:04/03/26 09:44
>438
で、いつなんでしょう?
441無名草子さん:04/03/26 22:43
天国までの100マイル感動しますた
やっぱり幸福はお金で買えるという言葉は、貧乏になった今実感してまつ
442無名草子さん:04/03/27 11:34
「幸せは金では買えないという奴は、金で買える幸せをもう十分持ってる奴なんだよ!
俺は金で買える幸せがまず欲しいんだあ!!」

…上は誰の言葉だったか忘れたが、凄く実感のある言葉だと思う。
443無名草子さん:04/03/27 21:24
>>442
> 俺は金で買える幸せがまず欲しいんだあ!!」

私も深く共感いたします
いい言葉を勉強させていただきました
感謝いたします
444無名草子さん:04/03/31 18:12
彼の中でつまらない作品を挙げるとすると?
445無名草子さん:04/03/31 22:43
姫椿どこが面白いのかわかんなかった。
446無名草子さん:04/04/01 00:30
最近になって読書しようと思った中3です。
壬生義士伝読み始めたんですが、
最初の1ページで読む気なくしました。
自分は読書むいてないんでしょうか・・・?
最初は我慢してでも読んでみるべきですか?
447無名草子さん :04/04/01 02:16
>>446
かなりの大作だから読んでおいて損はないはず
日本語と漢字の勉強にもなる
448無名草子さん:04/04/01 10:34
壬生義士伝が面白くなるのはやっぱ後半からだよね。
それまで頑張れー。
449無名草子さん:04/04/01 19:48
このスレにいる方々は他にどんな作家の本を愛読していま
すか?浅田次郎的な人情話を得意とする作家を知っている
なら是非教えてください
>>446
斎藤一の話なんか面白いですよ。お勧めです
450無名草子さん:04/04/01 20:14
>>447->>449
ありがとうございます。
新撰組関係は昔から興味があったのでやっぱり読んでみます。
451無名草子さん:04/04/01 22:29
>>449
自分は乱読派だからジャンルバラバラだけど
よく読む作家は東野圭吾とか、宮本輝とか。
人情話かどうかしらんが、壬生義士好きなら司馬遼太郎の竜馬がゆくとかいいかも。
452無名草子さん:04/04/01 22:36
>>446
最近読書始めたのなら、いきなり壬生義士入らないほうがいいと思う。
長いし、時代も(言葉とか)古いので、最初に読むのは大変かもよ。
浅田次郎とかより、もっと読みやすい451にもある東野圭吾とかから読んだほうがいいと思う。
読書に慣れてきてから壬生義士読んだほうが感動も大きいと思うし。
453無名草子さん:04/04/01 23:19
>>452
親にも同じようなこと言われました。
もともと読書は苦手だった身ですから。
じゃあ保留ということにしてもうちょっと軽い本から入ろうかな?
454無名草子さん:04/04/01 23:44
花村萬月さんもなかなか泣かせますよ。
浅田次郎さんに通じるものを感じます。
455無名草子さん:04/04/02 08:42
浅田作品なら、まずは「メトロに乗って」「天国までの100マイル」あたりかな。
短編なら「鉄道員」「薔薇盗人」とか。
456無名草子さん:04/04/03 20:05
壬生義士伝は、軸になるのが名が知れてないから、
読書慣れてない人には感情移入しにくいのでは。
そこを乗り越えて読み進めると、はまると思うけど。

加えて、子供の時分に読んでもピンとこないかもね。
親も年をとったな・・・なんて思うくらいになってから読んだ方が
感動倍増なのではないでしょうか。
457無名草子さん:04/04/03 22:13
ポッポヤってなんであんなに売れたんだろうな。
全然面白くないのに。
ネットの書評とかみても、いい評価つけてるのほとんどないし。
458とことめ:04/04/04 06:17
私は内海隆一郎を推薦します、人情もの
家庭的なもの、東北を舞台に書かれたものが
多いです
459無名草子さん:04/04/04 13:53
花村萬月って浅田次郎と仲悪いんじゃなかったっけ。
460無名草子さん:04/04/04 15:03
>>457
自分の子供を亡くしてみれば、感情移入出来る・・・
461無名草子さん:04/04/04 16:07
鉄道員、私も読んだがイマイチだった。
浅田さんの「大人のためのファンタジー」系は苦手。

それよりエッセイきぼん。勇気凛々は復活しないのかな?
462無名草子さん:04/04/04 20:01
今日サザエさん見ていて、波平って浅田次郎に似ているな〜と思った。
まじ、似てるっしょ!
463無名草子さん:04/04/04 23:59
>>459
その話、聞きますね。
まあ、読む側は物語が良ければ
仲良かろうが悪かろうがどっちでもイイって
気がしていますがどうでしょう?
464無名草子さん:04/04/05 18:54
創価の雑誌に浅田先生出てたよ
465無名草子さん:04/04/05 21:46
潮ね。今日広告見た。層化って気はしないんだけど。宣伝かな

小説家になるのは天職だったみたいな見出しだったね
466名無草子さん:04/04/05 23:59
民子。猫(=゚ω゚)ノ好きなオイラにゃたまらなかった。
感動した!会社の猫好き仲間ももらい泣きしたよ。
467無名草子さん:04/04/06 02:31
層化の雑誌って、本人に許可を得ないで、あちこちから集めた記事や文章を勝手に
載せたりしてるんだよ。
次郎さん被害者なんじゃないのか(汗
468無名草子さん:04/04/06 19:42
話の成り行きは全然わかりませんが、
日蓮宗と新潮社を応援したくなるような広告でしゅね、
潮とか第三文明。
469無名草子さん:04/04/06 23:27
>>467
あんなでっかい広告打ったインタビューでそんなわけないだろ。
潮とかは層化じゃなくても載ったりする。載れば層化信者の支持がなんなく
得られるから。連載持ってたりとかしたら完全にクロだろうが。
470無名草子さん:04/04/10 21:24
天切り松の2巻を手にいれたのですが
1巻を未読でも理解できますか?
やはり1巻から順に読んだ方がよいでしょうか。教えてください。
471無名草子さん:04/04/10 22:54
>>470
絶対1巻から読んだ方がいいです。
短編ばかりなので話としては分かると思いますが
2巻最後の「春のかたみに」は1巻から続いてますので
先に読んじゃうのは勿体無いですよ〜。
472無名草子さん:04/04/10 23:18
蒼穹の下巻途中(恭親王死んだ)までしか読んでないけど

新聞記者二人マジ(゚听)イラネ

下巻になって勢いがなくなってきたし
史実通りに進むなら結末もだいたいわかるんですけど
この後ちゃんと盛り上がってきますか?
473470:04/04/10 23:53
>>471
レスありがとうございます!
必ず1巻を手に入れてから読むことにします。
危うく読み始めるところでしたー。
ここで質問してよかったです。ありがとございましたー。

474無名草子さん:04/04/11 00:52
>>472
結末が予想できてもなんか泣けてしまうところが蒼穹の昴。
そこまで読んだならとりあえず最後まで読んでみてもいいんじゃない?
475無名草子さん:04/04/12 05:06
浅田次郎以外だったら
ブックオフで壬生と一緒に買ってきた「八日目」が泣けた
476無名草子さん:04/04/15 03:21
鉄道員の中のラブレター(?)泣いたなぁ…
壬生は映画化では尺の都合上無理があるだろうと敬遠してたが
この前ビデオ観て、やっぱり…だった
原作を先に読むもんじゃないな、と思ったよ…
原作とイメージはずれるけど、堺さんの沖田はめっけもんだった
477無名草子さん:04/04/15 21:38
ポッポヤは原作じたいつまらんがな。
478無名草子さん:04/04/17 08:54
泣いた
479無名草子さん:04/04/17 22:56
「歩兵の本領」文庫化あげ
480無名草子さん:04/04/20 09:57
シェエラザード。。。
いいよ!
481無名草子さん:04/04/21 00:33
>>476
オー俺と全くおんなじ。
ラブレター、激しく泣いたよ。
あの手紙、好きだなぁ・・・

ぽっぽやが、いまいちだからといって、あの後、読まなかった人がもしいたら、
もったいなさすぎだよね〜〜
482無名草子さん:04/04/21 00:59
俺も ラブ・レター>角筈にて>鉄道員 だったなあ
人によって一番好きな作品が違うのがおもしろいね
483無名草子さん:04/04/21 01:31
「シエ」(姫椿に収録)。。。。。。
号泣!
484無名草子さん:04/04/21 18:15
ポッポヤの悪魔は意味がわからんかった。
だれか説明してくれ
485無名草子さん:04/04/21 21:35
鉄道員はうらぼんえが一番好きなんだけど…。次点角筈にて。
ラブレターと表題作はそこまでって感じだったかなぁ。
486無名草子さん:04/04/21 22:33
私は、短編で一番好きなのはピエタですね
487無名草子さん:04/04/22 00:23
何かの雑誌でちょこっとたたかれてたね。
「飲めもしないのにパーティーに来て、知り合いの
編集者にわざと漢字を間違えた原稿を渡して
相手を試したりするから周りから疎まれてる」
みたいなことが書いてあった雑誌って何だっけ?
488無名草子さん:04/04/22 19:13
勇気凛々だったら週間現代だと思う。
他にエッセイあるなら知らんが。
489無名草子さん:04/04/22 19:36
>>487
噂のダ・カーポのA・J氏か?
490無名草子さん:04/04/22 20:01
中原の虹連載開始age
491無名草子さん:04/04/23 00:38
中原の虹って蒼穹の昴の二番煎じ?
また占い師がおまいは満州の王になるだろう。って予言すんでしょ?
492無名草子さん:04/04/23 09:51
>>487
酒は強い筈だけどなあ。
ホントに漢字間違えただけじゃねーのw?
493無名草子さん:04/04/23 12:47
>492
「勇気凛々ルリの色」によると、全くの下戸で
すごい甘党らしいですよ
494無名草子さん:04/04/23 21:07
>>492
デマ流すな
酒は一滴も飲めないと本で述べてる
495無名草子さん:04/04/23 21:36
トップスのケーキとか羊羹とか大好きとか言ってましたね。
必ず食後に甘いものを食べるとか。
あと明太子も好きなんだっけ。
496487:04/04/24 00:17
ああ!
そうだそうだ。
497無名草子さん:04/04/24 14:33
この人、甘いもの好きだし、ヘビースモーカーだし、
健康面は大丈夫なのだろうか?
特にタバコはほどほどにしないと、長生きできんぞ。
498無名草子さん:04/04/24 21:04
昔とった杵柄の体力を過信してる節もありそうな。
健康のためにタバコやめるというのはなさそう。
トップスケーキの一本食いは正直やってみたいと思ったw
499無名草子さん:04/04/25 20:01
編集者を試したウンヌンはともかくとして
酒も飲めないくせにパーティーに来て、なんてすごい失礼!
酒飲めない人は交流の場にきちゃいかんのかい。
ただの飲み会じゃなくてパーティーだろ?それを酒飲みの場としか
認識してない方が問題じゃないんかい。
500sage:04/04/27 22:10
ああああ、狭い!
501無名草子さん:04/04/28 08:40
壬生なかなかブックオフに出て来ないな。
早く読みたいのに、、、、
502無名草子さん:04/04/28 09:30
余談ですが、東北新幹線の座席に置いてある社内誌に
浅田さんが短いエッセイ書いてます。4月号だったかな。
壬生義士伝の制作裏話みたいな感じで、雫石の写真と一緒に。
なかなか良かったです。壬生義士伝好きな方は是非。
503無名草子さん:04/04/28 20:06
プリズンホテル読んだ。
読んでる最中は大しておもしろくないと思ったけど、終わった後に
妙に寂しさが残ったな
504無名草子さん:04/04/28 20:47
>>501
壬生義士は半額ならブックオフでよく見かけるが。
100円になるまで待つなら相当我慢しなきゃいけない気がする。
505無名草子さん:04/04/28 21:31
鉄道屋のAAないですか?
506無名草子さん:04/04/29 00:01
 ゚д゚) ポカーン
507無名草子さん:04/04/29 03:06
王妃の館
あれ、相当気合が入ったお笑いですねぇ。
作中の小説家が「細雪国」って作品を書いてましたが、
去年、とある講演会にて「細雪国」を構想中と・・・
「構想を思い出しただけで、電車の中などで噴出してしまう」とも。

ネタなのか本気なのかわかりませんが、
読んでみたいですねぇ。

浅田氏いわく、極めつけのギャグとw
508無名草子さん:04/04/29 12:45
「薔薇盗人」での短編の「ひなまつり」
結構好きです。
稀代のストリーテラーだと思う。
509無名草子さん:04/04/29 16:06
おいら短編は1册も読んだ事ない
510無名草子さん:04/04/29 16:59
>>509
鉄道員くらいは読んでおいてもいいと思う。
表題作以外にも「ラブレター」「角筈にて」「うらぼんえ」あたり。
マジお薦め。
511無名草子さん:04/04/29 17:20
まじ凹んでて何もやる気が出なかったとき、蒼穹の昴を読んだら
もう一度頑張ってみるかって気になったよ

ありがとう浅田次郎
512無名草子さん:04/04/30 01:26
白蘭〜〜!!
513無名草子さん:04/04/30 09:27
ホント、この人の作品は奥が深い。
苦労人なだけある。
クサイ人情話と言ってしまえばそれまでだが、泣いてしまうんだよなあ。
514無名草子さん:04/05/03 14:18
今月下旬輪違屋糸里でまつよ
515無名草子さん:04/05/04 13:51
朝日好みの「進歩的文化人」になった浅田次郎
ttp://www.asahi.com/paper/column20040503.html
516無名草子さん:04/05/04 14:18
百マイルまったく感動しなかった。アマゾンのレビュー見たらみんな泣いた、
泣いたでちょっと俺は人格が破綻してるのかなと焦った。
「塩狩峠」を読んだ後だったからかな。あの感動が大きすぎた。
次は壬生でも読んでみるか。
517無名草子さん:04/05/04 14:34
次郎売れだしてからつまんなくなった

518無名草子さん:04/05/04 14:58
撃たれても撃ち返すなって存在の意味ない・・・
浅田はアホになった
519無名草子さん:04/05/04 16:02
>516
俺は逆で塩狩峠は駄目だったなあ・・・
あの自己犠牲ってやつに共感できなかったせいだと思うけど
520無名草子さん:04/05/05 02:25
俺は塩狩りも天国も両方違った感じでOK。
521無名草子さん:04/05/05 02:41
>>515
>>518
浅田次郎が特別というわけではなくて、自衛官には同じような考え方をしている人も多いらしい。
実際にイラク派遣されている自衛官にもそういう人がいる。
(自衛隊を取材しているライターに聞いた)
あくまでも「自衛隊」だから、他国で容易に鉄砲を撃たないということだ。
自衛隊は自国を守るためだけにあるという自衛隊の定義に忠実な兵士なんだろう。
522無名草子さん:04/05/05 03:54
勇気凛々の、うんこ漏らした話にワロタ
523無名草子さん:04/05/05 13:16
>>521
浅田さんがそう言うことが残念なんですよ。
言い訳がましく否定をする左翼みたいなんだ
524無名草子さん:04/05/05 14:28
いくら元隊員とはいえ、無責任な発言だな。
今イラクで命張ってる現隊員にとっちゃ理想も誇りもなにも
自分の命を守ることが第一だろ。
壬生義士伝を書いた人の言とは思えない。
525無名草子さん:04/05/05 18:12
リンク先読んだけど、
朝日得意の都合の良い抽出に過ぎないと思うが。
526匿名希望さん:04/05/05 18:42
「地下鉄に乗って」がいい。
実際、地下鉄に乗ってると、タイムスリップしてしまうようなリアルな感じがいい。
あの閉鎖的で空気の流れが悪い独特の感じが、うまく物語になっている。
ぜひ、映画化してほしい。
527無名草子さん:04/05/05 20:03
アムール!
528無名草子さん:04/05/05 22:33
のっぺい!
529無名草子さん:04/05/05 23:20
サンマルコ病院の曽我です!
530無名草子さん:04/05/06 01:56
アメリカもパウエルとか元軍人に穏健派が多くて、ラムズフェルドなど
文民(語弊あるかもしれんが)がネオコンの急先鋒とされている。
「戦場から離れているほど、戦場への思い入れが強い」という逆説があるらしい。
元自衛隊員として、一般市民(多分いわゆる左翼的な意味で反対してる人とも)とは
少し違う観点から、この問題をみてるんじゃないかと思うよ。ついでに今イラクに
向かってる現役自衛隊員とも、少し違うんだろうな。
531無名草子さん:04/05/06 02:27
でもどうも浅田さんの軍事に対する姿勢ははっきりしないんだよな・・・
532無名草子さん:04/05/06 05:22
薔薇盗人、読み終わった。
全然ダメ。
歩兵の本領の方がまだまし。
やっぱプリズンホテル、天きり、天国への100マイル、
蒼穹の昴みたいなのがいいや俺は。
533無名草子さん:04/05/06 12:39
俺も短編より長編向きの作家だと思う
534無名草子さん:04/05/06 15:03
>>511
あの厚さを読めるんなら
十分やる気があると思うw
535無名草子さん:04/05/06 23:56
>>532
男性には不評なのかなあ=バラ盗人。
私はいいなと思ったんだがw
でもやはり天切りが好きだけどね。
536無名草子さん:04/05/07 02:53
>>531
この手の議論はわかりやすさが求められるけど、まあ作家の本分では
ないんだからいいんでないの。あんまりこういうのに首つっこまない
ほうがいいとは思うけど
537無名草子さん:04/05/07 20:01
月のしずくは彼の中でどのくらいの評価?
538無名草子さん:04/05/09 00:12
「地下鉄に乗って」の映画化を強く希望。

キャストは・・・思いつかないけど。
539無名草子さん:04/05/09 00:16
>538
アムールは佐分利信のイメージで読んでたなあ
540無名草子さん:04/05/09 01:08
潮見た。
張学良って西安事件のためにいいように利用されただけでその後は
何ら歴史に関与することなく、歴史的には評価低い人物だが浅田次郎は
なんでこんな人物尊敬してんのかね
541     :04/05/09 10:15
「勇気凛々〜」は俺そうでもなかったな・・
次郎のエッセイなら「初等ヤクザ犯罪学」(タイトルウロ
のほうがおもしろかった。つか、エッセイなら他に面白いの書く人多いし、
やっぱり小説が良いね、この人。

個人的には「壬生義士伝」「天国100マイル」サイコー!
「ラブレター」は泣けるけど、馳セイシュウの劣化みたい。
「シェラザード」は風呂敷を包まず逃げた感が・・
「メトロ〜」こういう情念のあるイイ女最近いないよな〜。
「プリズンホテル」映画化は賛成。観ないけど、
「天切り松」普通・・・
でもハズレの無い作家だと思う。好き。
542無名草子さん:04/05/09 10:49
>>542
異常に長生きした
という点がポイント高いと思われ。
543無名草子さん:04/05/09 10:50
>>540ね。連投スマソ
544無名草子さん:04/05/09 18:49
やっぱ、壬生は評価高いな。
時代小説だからちょっと手を出しにくいけど。
545無名草子さん:04/05/17 21:13
test
546無名草子さん:04/05/18 13:55
蒼穹読んだ。
すげえよかった。
ああよかった。
ほんとよかった。
547無名草子さん:04/05/18 15:11
ふと興味が湧いて壬生義士伝を読んだら号泣。
これからこの人の著作集めに走ってしまいそうだ。
こうなる予感がしたから今まで避けていたのに。
548無名草子さん:04/05/18 22:14
納税ランク作家部門7位だった。
もう常連ですな。金儲けるのはいいけど、日本国民から得た収入を全部
ラスベガスとかで消費しないでもらいたいな。ちゃんと日本に還元してくれ
ないと。
549無名草子さん:04/05/18 22:48
>>548
それいうなら彼が稼いだ金で納める税金を
国はちゃんと国民に還元されるように使って欲しいな。
550無名草子さん:04/05/19 09:34
「輪違屋糸里」が5月28日に出るらしいですね。

「壬生義士伝」を越える浅田版新撰組の最高傑作!なんて
コピーが書いてあって微妙に気になります。
検索した範囲では、そこまでグッと来る話かな?とちょっと疑問。

どこかで連載されてたんでしょうか?これ。
551無名草子さん:04/05/19 12:52
>>550
オール読物
552無名草子さん:04/05/19 13:35
オール読物と、
オーラルよ見もの、って似てるな
553無名草子さん:04/05/20 23:53
>>550
輪違屋糸里は5月26日発売では?
554無名草子さん:04/05/24 12:55
浅田次郎は売れてから尊大になった。
勇気凛々の最後で自ら懸念していたことが現実になっている。
555無名草子さん:04/05/24 19:29
>>538
うちの高校では地下鉄に乗ってを劇(けっこう本格)にしてたが、
マジで泣くほど感動した。
556無名草子さん:04/05/24 21:42
地下鉄にのっては舞台化されてたはず
557無名草子さん:04/05/27 14:31
紀伊国屋新宿南口店にいったら、
なぜか、輪違〜のサイン本があったので買ったよ。わーい!
まだ結構あったな。
昨日サイン会でもやってたの?
558無名草子さん:04/05/28 17:54
もう読んだ人いる?
おもしろいですか?
559無名草子さん:04/05/29 17:54
今回も新撰組の話なんだね
560無名草子さん:04/05/30 06:59
蒼穹の昴読んだ。

結局今中国に竜玉ってあんの?
561無名草子さん:04/05/30 10:47
去年の夏には撮り終わっているはずなのに一向に放映日がはっきりしない
ドラマ「天切り松闇がたり」の台本決定稿を入手しました(製作に松竹が
からんでいるしTVドラマではなく映画上映する気になって延び延びになって
いるのかな?)

主な筋立ては「百万石の甍」「白縫華魁」「衣紋坂から」からで細部に
「槍の小輔」「黄不動見参」「初湯千両」のエピソードがアレンジして
使われています。但し原作にはないラストシーンは賛否両論を呼びそう。

スタッフ・配役下記。

監督:本木克英
脚本:金子成人
音楽:栗山和樹
ttp://home.raidway.ne.jp/~aza/kuriyama_diary.html
(vol.9 2003.10.16 「DVDドラマ」ってDVD発売を前提にしたドラマってこと?)
撮影:江原祥二
プロデューサー:山崎一彦、佐生哲雄 
製作協力:松竹京都映画
製作:関西テレビ、松竹
562無名草子さん:04/05/30 10:49
(続き)
出演:
村田松蔵(天切り松)/中村勘九郎
村田松蔵(少年時代)/久野雅弘
黄不動の栄治/椎名桔平
寅弥/六平直政
書生常/斎藤歩
おこん/秋山菜津子
抜け弁天の安吉/渡辺謙
逆井重美/中村獅童
志乃/篠原涼子
勲/藤間宇宙
東郷平八郎/丹波哲郎
さよ(白縫華魁)/井川遥
並木康太郎/井前隆一朗
弥太郎(女衒)/谷口高史
永井荷風/岸部一徳

他に俳優名の記載のない役:
警官山本/トク/ヒラ/滝二郎/おあき/大家友吉/署長/看守/大番頭/
お屋敷の婦人/花清清右衛門/前田侯爵/女給/いつ子/女郎1/女郎2/
九重/延菊/古着屋の親父/写真館加藤/角海老楼主/山本唯三郎

逆に役名不明ながら出演すると思われる俳優(ネット検索):
杉山彩子/宮田圭子/蟷螂襲
563無名草子さん:04/05/30 11:42
>>562
絶望の嵐・・・。
映像化に際していつも思うんだけど、天国までの〜とか、浅田先生自身は、
一切キャスティングに関してタッチできないのかな。
又は、先生の趣味趣向?大竹忍が好きとか?
いつもキャスト見ただけで萎える。原作とイメージが違いすぎて。
564無名草子さん:04/05/30 15:58
輪違屋読了。
壬生義士伝の新選組各隊士イメージで書かれているので
続編的?に読める。

そしてラストの解釈を聞きたくてここにきたんだが・・・
565無名草子さん:04/05/30 20:58
吉村サンもでてるの?>>564
566無名草子さん:04/05/31 00:07
>564
ラストって吉栄の?それとも新選組全体?
後者ならガンガッて壬生に繋いだな〜と思った。
とくにティンポ切りのあの人。
567無名草子さん:04/05/31 00:17
>>554
作家になって威張るのが浅田さんの夢だったんだから大目にみてやれよw
苦労人なんだから。
568無名草子さん:04/05/31 19:31
>566
自分は564じゃないんだけど、
ラストで土方が糸里に言ったセリフが本心なのかそれとも
糸里が断ると見越していったのかどっちなのか迷ってる。
569566:04/06/01 00:42
>568
土方は自作自演激しかったからイマひとつ信じきれないのだけど、
あれが本心でなかったら『壬生』でのみよちゃん絡みでああ、ああと鬢抱えて蹲ったり
面倒くせぇ〜と苦笑しつつ近藤に大阪入りを勧める土方とリンクしないので困る。
けれども土壇場で糸里が身の振り方変更すること自体、私は土方が計算済みだとしか思えません。
万が一で糸里が嫁になりたがったら多摩帰らなあかんとは覚悟していたでしょう。
それはそれで幸せなのだけど、男の一生として物足りないと思いつつね。

浅田次郎って張学良好きなのか…原田が実は生きていて馬賊になってなお話書いてくれないかな〜
そんでもってパパンが未だ殺される前の北京で爛れた生活してる学良登場させて欲しい。
570蛇足@566:04/06/01 00:49
桜木太夫でぐぐるって浅田次郎のとんでもな隠し落ちに唖然!
…てか何も考えずに有名だからこの人を糸里にしたの???
571無名草子さん:04/06/01 05:07
>>569
万が一の賭けはこの土方に限ってしないよ。まして人生左右するのに。
女性の為に純粋で綺麗な思い出を作ってあげただけでは?
そうでないと壬生義士伝よりもこの本として矛盾するよ
572無名草子さん:04/06/01 07:39
>571
確かに。万に一つもねぇと踏んで糸里利用したのかも。
…黒い黒過ぎるよ(w
573無名草子さん:04/06/01 12:40
もし行くって返事しても斬られてると思われ。
574無名草子さん:04/06/01 16:44
ラスベガスフリークで、オーマイガァから浅田作品入りました。
正直アラブ王に絡むすちゃらかなメイン展開よりも、その隙間隙間にある
ベガスの描写がとてもらしくって好きですね。舞台となるホテル以外は
ほぼノンフィクションな描写なんで旅行記っぽくて。
ちなみにオープニングで浅田氏?の部屋に電話かけてくる
超スロットメガバックスをモンテカルロのカクテルウェイトレスがあてた、
というのもホント。あてたホテルがデザートイン、というのものホント。
そのあと事故ったというのもホント。死んではいないはずだけど。

ほかには壬生、プリズンあたりを読んでます。次はぽっぽやかメトロを読もうかと。
あ、カッシーノももちろん持ってます。
575sage:04/06/01 23:36
壬生義士伝の(確か)上巻の中で、「したに出る奴をしたに見るやつは・・・」
みたいなところがあったと思うんですけど、何ページだったか教えていただけませんでしょうか・・・。
どうぞよろしく。
576無名草子さん:04/06/02 21:49
なんでこの人あんなに税金納められるんだろう。
最近はほとんど良作出してないし。
もっと税金少なくて、売れてそうな人いるのに。
577無名草子さん:04/06/02 22:16
2ちゃんのやりすぎか、糸里ってどうしても一文字にみえる。
578無名草子さん:04/06/03 19:47
なんか林スレでも見たなぁ
579無名草子さん:04/06/04 01:33
くさい、予定調和、女のパターンが同じ、説教じみている、テンポが悪い、
にもかかわらず、泣ける、男に生まれてよかったとさえ思える。
浅田次郎サイコーW
580無名草子さん:04/06/04 06:59
メトロおもれ〜、徹夜して読んじゃったYO!
アムールが親父だとわかったとき、思わず涙がこぼれちゃいますた・・・
581無名草子さん:04/06/04 14:44
まあ最後まで読んだらいつもどおりの次郎節だった。

けど、糸里抱いたじじいむかつく
582無名草子さん:04/06/04 15:39
たぶん作者に1番愛をもって描かれていなさそうな
「糸里」の沖田が気に入ってしまった
583無名草子さん:04/06/04 19:56
>>580
ネタバレカッコワルイ
584無名草子さん:04/06/05 03:28
「勝負の極意」の執筆時は、競馬で勝ち越していて、それは競馬への取り組み
が真剣だからだ、と自慢していたのに、その後「競馬どんぶり」の執筆時には、
負け越しているけど競馬なんて楽しければいいんだ、という論調に変わっていた
のが残念。
585無名草子さん:04/06/05 23:43
ガイシュツかもしれませんが、シェエラザード7/31放送ですね。
今日本屋で文庫本にそんなカバーがかかってました。
反町とオザケンの従兄弟、あとハセキョーと石田ゆり子がでると
書いてあったような…。
ところで天切り松はどうなったんだ?
586無名草子さん:04/06/06 14:59
デビュー前貧乏だったのかと思ったら、会社起こしてかなり成功
してたらしいね。
587無名草子さん:04/06/07 23:22
プリズンホテル最高でした
浅田さん始めて読んだんですけど
次のおすすめ教えてくださいな

プリズンのようなオモロ系がいいです
588無名草子さん:04/06/07 23:26
プリホテのノリでいくなら「きんぴか」だろうなぁ
589無名草子さん:04/06/08 01:34
>>588
ありがとございます
ググってみたらおもしろそうでワキワキですわ
で、カッパ・ノベルスと文庫どっちがおすすめ?
590無名草子さん:04/06/08 03:33
きんぴかはプリズンホテルを超えられない気がするから、
メトロに乗ってとか蒼穹の昴とか勇気凛々とか別路線もおすすめ。
エッセイも私は好き。
イタリアで帽子で快哉のとことか大好き。
591無名草子さん:04/06/08 18:51
きんぴかは前半は文句なく面白いけど、途中から微妙に
勢いがなくなってくると思た。でも読んで損はない。
592無名草子さん:04/06/08 19:21
>>591
ハードカバー版がいいよね。前書きが面白い。

確かに最後辺りは大風呂敷を広げすぎな感じがあるけど
最後の軍曹とヒデさんのやりとりや、総長の説教は凄くいい。
593588:04/06/08 20:38
プリズンホテルの方が好きな人が多いのかな。
俺はきんぴか好きなんだけどなあ。
格好つけても格好つかないキャラクタたちがいい。
594無名草子さん:04/06/09 00:43
プリズン・・・梶板長と服部シェフ?の関係が好き。
最後のミカのセリフも好き。
595無名草子さん:04/06/10 01:41
プリズン大好き!
特にミカタンが可愛くて可愛く。
「あい」って返事がたまらん(*´∀`*)
596無名草子さん:04/06/10 07:25
やっとだよ。「天切り松闇がたり」は7月30日午後9時から放映決定。
ttp://www.sanspo.com/geino/top/gt200406/gt2004061007.html
ttp://www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2004/06/10/05.html
597無名草子さん:04/06/10 20:49
ってことはだよ、7月は30日が天切り松で、31日がシェエラザードか!
楽しみだ!
598無名草子さん:04/06/11 22:04
浅田三国志を読みたいな。
599無名草子さん:04/06/12 21:38
三国志ってもてなすために妻を殺して料理して出すとかそんなのばっかりだったような・・・
600無名草子さん:04/06/13 01:23
>599
そりゃ水滸伝じゃね?
いや、漫画の横山三国志ぐらいの知識しかないけど。
浅田は三国志やんなくていいよ、糞ナゲーし、作家人生の1/3はつかっちゃうんじゃね?

俺としては今の路線でいいんだけど、人情もんもっとをやってほしい。
ギャンブル関係はイラネ。
601無名草子さん:04/06/13 04:24
111 名前:出稼ぎ足軽 投稿日:03/02/19 18:31
三国志でも
りゅうびが、曹操に破れてえんしょうの元へ逃げる
長い逃亡の旅路にある民家に泊まらせてもらったとき
民家の主人が、人徳が高いリュウビになんとか
ご馳走したかった。しかし、貧しくなにも食べさせるものが無かった。
仕方なく主人は自分の奥さんを殺して、その肉を料理しリュウビに与えた。
って美談がある。
それくらい中国のほうって、人を食べる抵抗ってかなり少ないと思う。
チョンだって犬食うしな。。
602無名草子さん:04/06/13 22:59
この間、初めて壬生義士伝読んだんだけど、えがったね。
ラストの手紙でもうボロボロ泣いたさ。あんな固い文で泣いたのは初めてでした。
603無名草子さん:04/06/14 16:21
天切り読み始めた。おもろいね。
604無名草子さん:04/06/14 16:41
>>603
>>596でもあるように、テレビドラマ放映が迫ってるので
頑張って読んでくださいw
小説にはない、オリジナルエピソードとかもあるらしいです。
605無名草子さん:04/06/14 18:19
天きり、語りだすまでに挫折。
606無名草子さん:04/06/15 19:56
壬生義士伝は嘉一郎がらみが泣ける…。
607無名草子さん:04/06/15 22:41
自分は貫一郎と土方のお国自慢の会話で泣いた。
多摩出身なもので..
盛岡出身の人いたらちょっと羨ましいな
608無名草子さん:04/06/17 22:07
文庫の漫画になっているのを本屋で発見。
これはいいよ
609無名草子さん:04/06/17 22:20
>>608
何が漫画化されたの?
610無名草子さん:04/06/17 23:12
コミックス化されてると言えば
「きんぴか」「プリズンホテル」「天切り松闇がたり」
あと「鉄道員」もかなぁ・・・・・・。


どれも原作に忠実だから、小説読んでない人も
面白く読めることうけあい。
611無名草子さん:04/06/18 01:16
ラブ・レターも。
612無名草子さん:04/06/18 08:26
前スレ読んでないからあおられるかも知れませんが「霞町物語」良くないですか?
イキでせつなくて・・・
613無名草子さん:04/06/18 10:01
>>612
自分も「霞町」好きだよ。
特に「卒業写真」がイイ。
614無名草子さん:04/06/18 16:58
「王妃の館」が文庫になってた。
今度買おうっと。

糸里、個人的には壬生の方がよかったかな。

615無名草子さん:04/06/18 23:01
壬生より糸里の方が良いって言う人いるのかな?
616無名草子さん:04/06/19 00:53
「王妃の館」って面白そうですネェ〜。文庫発売もされたようだし買いたいです。
私は「プリズンホテル」「月の〜」が好きです。
617無名草子さん:04/06/19 22:41
はぁ〜、図書館で壬生義士伝文庫版借りたら、下巻の385〜389ページに
くだらねぇいたずら書き(アヒルとか、おすぎのヌードとかいろいろ)が
書かれてて気分台なし。
書いたヤツ氏ねよ!
618無名草子さん:04/06/20 00:14
>>617
ここはお前の日記じゃ(略
619無名草子さん:04/06/20 01:19
「糸里」、芹澤鴨とお梅の描かれ方がよかったッス。
620無名草子さん:04/06/20 10:19
>612
霞町は面白かったけど、ああいった青春の無かった
俺には、読後
「もう俺には(ああいった時間を過ごすのは)無理なんだぁ。」
っつう虚無感もあったな。

今「月のしずく」読み出したけど、1話目がもうキツイ
脳内で相手が自分の事を好きだと思い込んで突っ走ってしまった
昔の自分思い出してしまった。セツネェー、
621無名草子さん:04/06/20 14:08
次の文庫化予定はどれなんでしょうかねぇ。
622無名草子さん:04/06/20 20:53
「輪違屋糸里」
糸里に言われて新撰組に残る土方ってなんかいやだったなあ
矢竹はどうした矢竹はって感じで
623無名草子さん:04/06/20 22:57
>>622
言われたから残ってるんじゃないよ。
最初からよくよめ。
624無名草子さん:04/06/21 07:11
>623
でもネット上で読んだ浅田さんのインタビューでは
土方は暗殺後降りるつもりだったけど
糸里に言われて降りるに降りられなくなったんですって言ってたよ。
少なくとも浅田さんの土方観はそうみたい。
アドレス覚えてないからソース提示できないけどググれば見つかると思う
625無名草子さん:04/06/21 16:42
626無名草子さん:04/06/21 20:51
だっておかしいじゃないですか。天然浬心流がそんなに強いんなら、
こんな面倒な真似絵をしなくたってよかりそうなもんだ。
僕たちはまるで一揆の百姓みたいに、その話にもならん神道無念流の免許皆伝とやらを、
寄ってたかって闇討ちにしたんですよ。

沖田総司の一言。これが「輪違屋糸里」の全てを表している気がした。
627無名草子さん:04/06/21 22:29
>625
そうそれ
読んだときショックだったんだよね
自分はその後の糸里の反応も見越したうえでのあのセリフだと思ってたからさ
本気で多摩に帰る気だったのか…って
628無名草子さん:04/06/22 12:11
>>627
別に作者のいってることが、必ずしも正しいとか限らないんだし(ホントのこといってるかも分からない)、
解釈はいろいろあっていいと思うのだが
629無名草子さん:04/06/22 13:34
王妃の館の文庫本よんだ。
渡辺えり子の解説イラネ
630無名草子さん:04/06/22 16:30
>>629
感想教えて。
631無名草子さん:04/06/22 20:22
>>628
あそこまで複線をはってるから本当はどうかなーと思う。
つじつまあわないよね。
そしたら拷問シーンは入れなくてもいいわけだし。
632無名草子さん:04/06/23 00:09
糸里は、あまり面白くなかった。
女性の感情描写も良いが、主人公の糸里が異質・・・?
(土方の為に、好きでも無い人と懇ろに成るのは良いが、
その後の達観した様な行動は、飛躍しすぎだと思う)
感情移入出来なかった。
ガイシュツの伏線含みなので、続編に期待します。
633無名草子さん:04/06/23 00:22
>>630
自分的浅田作品ランキングでは下の方かな…
充分楽しめたけど、プリズン系だからどうしても
こういうのは先に読んだ方のが新鮮で面白く感じてしまう。

王妃のキャラでは根暗詐欺コンビが好きだ。
頭の中では和製アダムスファミリーになってたよ
634無名草子さん:04/06/23 16:53
>>633
感想ありがとう。
今日買ってきました。プリズンホテル系好きなので楽しみです。
635無名草子さん:04/06/23 18:07
私は輪違屋糸里は、良かったよ。
この良さを男の人に分かって貰うのは、難しいかもね。
636無名草子さん:04/06/23 19:46
>623
女の人にとっての輪違屋の良さってどういう感じなの?

あ、別に煽ってるとかじゃないよ純粋に興味が出た
637無名草子さん:04/06/23 19:46
636ですが
>635
でしたすみません
638無名草子さん:04/06/23 21:00
糸里が特に美人という設定がなかったら感情移入出来る女が増えたんじゃないか?
639無名草子さん:04/06/24 19:56
女は勘違いと噂話の人、というイメージを持ったよ。<輪違屋
当方女だけど。
640無名草子さん:04/06/25 09:41
王妃の館読了した。いいじゃん。
ベガスフリークとしては是非完成したホテルを舞台にした短編でも書いてほしい。
しかしMGMの向かいってどこだ。トロピカーナをぶっつぶすのか。
641無名草子さん:04/06/25 11:17
>636
635ですか、なかなか説明が難しいのですが、
最初
「だあれも、恨むのやない。ご恩だけ胸に刻め」と来て
その答えが、
「千年の芸に人並みの愛憎など要らぬ。俗を饗す芸が俗であってはならぬ。さあればこそ人はその芸に
感動する。恨みも妬みも嫉みも、愛する心すらも要らぬ。芸を修めた身ばかりを矜持とし、
それを授かった恩だけを胸に刻め。聖なるものを衆俗の娯しみとして分かち与えること、それだけが
島原傾城のつとめだ。」
であり、
その結果
「君がため 惜しからざらむ身なれども 咲くが誉れや 五位の桜木」
としたことかな。

とても文章では、説明が難しい。直接説明しないと無理。
あと、糸里に限らず、おまさ、お勝、お梅、なども私にとっては魅力的です。 
642無名草子さん:04/06/25 19:00
シェエラザード放送楽しみだ。
自分これ読んで阿波丸事件の存在を知ったよ・・・
643無名草子さん:04/06/25 19:12
放送?
ドラマ化?
644無名草子さん:04/06/25 20:42
>643
7/13・14にNHKハイビジョンで前後編に分けて
7/31にNHK総合で前後編一挙放送予定

ttp://www.nhk.or.jp/drama/html_future.html

645643:04/06/26 13:09
ありがとう。
楽しみだぁぁ。
646無名草子さん:04/06/26 13:59
天国までの百マイル
6月27日(日)1:40〜3:45 テレビ朝日

今夜ですね。見てなかったからちょい楽しみ
647無名草子さん:04/06/26 15:14
>>646
犯人は医者
648無名草子さん:04/06/26 15:21
>>647
大丈夫。小説は読んだから
649無名草子さん:04/06/26 15:24
>>647
未読の人のために削除依頼よろしく
650無名草子さん:04/06/26 17:57
>>649
大丈夫、嘘だから。
犯人は結構意外な人物。
651無名草子さん:04/06/26 20:58
だれかAA作ってください。
見たいです。
652無名草子さん:04/06/27 01:19
/ ̄ ̄\
│◎=◎│
 \_3/ こんばんわ浅田次郎です
653無名草子さん:04/06/27 01:45
654無名草子さん:04/06/27 18:15
著者の直筆サインが入った糸里って
どこの書店にもあるもんなの?
655無名草子さん:04/06/27 18:31
でかい本屋に限定何部か、くらいだと思。
会社のすぐ近くの本屋にあったから買ってみた
656無名草子さん:04/06/27 19:21
満天の星読み終わった。
しばらく休載ってあるけど、十年の休載はさすがに冗談というほどだから、もうそのしばらくは過ぎたと思うんだが、新しいエッセイって書かれてるの?
657無名草子さん:04/06/28 01:00
>>656
競馬やカジノの豪遊エッセイなら捨てるほど書かれているぞ
658無名草子さん:04/06/28 14:52
厨3の時に天国までの百マイル読んで人生変わった
高校入試の面接のために文学作品を読んでいた最中で、本を読む楽しさを思い出した。

でもうちの大学の図書館浅田作品が少なすぎるyo・・・orz
659無名草子さん:04/06/28 20:46
名古屋でサイン会があったのを今日の新聞で初めて知った。
なんつーか、もうだめだ。
逝きたかった(ノ∀`)
660無名草子さん:04/06/29 09:25
先日、何気なく購入したシェエラザード。
作中の弥勒丸の船長、森田さんのモデルとなった人物が
同郷であったことに驚き一つ(阿波丸船長、浜田氏)。
その人物の孫が中・高時代の友人であったことに驚き二つ。
…そして一年間通った職場から徒歩5分の場所には阿波丸死者の
慰霊碑が…。
これは「偶然」?それとも「運命」?
恐ろしいこともあったもんだ…。
661無名草子さん:04/06/29 10:20
・・・・・運命ダヨ!
662無名草子さん:04/06/29 17:27
>>660
おまえが知らないだけで昔からあったんだよ
663無名草子さん:04/07/01 18:23
>>659
先々週の土曜だよね?自分もだらだら週末を過ごし
2日後の月曜に知って大大ショックでございました。
664無名草子さん:04/07/01 19:13
糸里が壬生義士伝に劣るのは仕方ないんじゃないか。
浅田先生自身、主人公のキャラクターへの思い入れが弱そう。
やっぱり薄幸の美女より妻子のため命をかける男の方が
感情移入して書けたんじゃないだろうか。

糸里はむしろ周囲のキャラクターへの浅田先生の考え方が壬生義士伝より
よく出ていた気がする。斎藤一は相変わらずだし、永倉新八はこう、芹沢鴨はこう、
とか。壬生義士伝のサイドストーリーだと思うとしっくり来る。

それにしても、新撰組って美化されてるよな。
明治の人から見れば、前時代の秘密警察だろ。おれらが戦時中の
陸軍中野学校や特別高等警察を見るのと変わらない目線だと思うのだけど。
665無名草子さん:04/07/02 13:14
別に美化してないと思う>糸里の新撰組
自分女なのに、前川邸や八木邸のおかみの語り口に
苛々してしまったよ
666無名草子さん:04/07/02 23:31
王妃の館の文庫本を読んだ。
面白かった!
面白かった!……が、そのまま流れた渡辺えりこの解説にブチ切れ。

軍靴の足音、舞台のフランスからいきなりイラク派遣へこじつけ、
3馬鹿擁護で政府批判のフルコース。
せっかくの気分が台なしだよ!謝罪と補(ry

あとでもう1度読み直そう。
667無名草子さん:04/07/03 13:21
>>666
そうなんだよ!!なんでここでそんな話しすんねんって感じ。
渡辺えり子がそういう人だとは知らなかったんで
びっくり&ムカー、まじで余計だった。

そういえばプリズン2の安藤優子の解説も
知的なイメージを裏切るくだけた文章でびっくりしたな〜
こっちは親近感だったけど。
668無名草子さん:04/07/03 13:47
>>666-667
そうなのか。
文庫買ったけど、本編だけしか読まないようにしよう。
thx
669無名草子さん:04/07/04 00:37
私も同じホテルものならプリズンの方が好きだけど、根暗夫婦の
続編というか番外編は読んでみたい。

>>668
ネタバレはないと思うので本編の前に読んでみるのがいいかと。
アサピーの中の人が書いたのかと思ったよ
670無名草子さん:04/07/04 20:44
糸里のラストがほんとによー、わからん。
誰か、メル欄でいいから詳細キボンヌ。
671無名草子さん:04/07/05 15:06
渡辺えり子はバナナフィッシュの文庫版解説では盛大にねたばれしてたしな。
この人に解説を書かせるな、と。
672無名草子さん:04/07/07 08:34
ターニャが沈めた
673無名草子ちん:04/07/07 09:02
ハゲヤクザ
674無名草子さん:04/07/07 10:54
壬生義士伝の下巻の最後のほうにある大野さんの漢文みたいなのってなんて書いてあるの?
675無名草子さん:04/07/07 10:55
>>674
頑張って読もうよ。
676無名草子さん:04/07/07 14:33
まぁそこをなんとか。
677無名草子さん:04/07/07 21:36
チビ貫一郎をよろしく
678無名草子さん:04/07/07 22:45
>>674
素直でワロタ
実は折れも読めない。途中で挫折。
感想サイトみるとここで号泣するらしいが、読むの疲れて内容まではようわからん
679無名草子さん:04/07/08 00:10
自分は死ぬけんどうか最後の願いを聞いてくれ。

的な事が書いてあるんだろうと思われるとこまではなんとか漢字の意味とかで内容を掴んでいけるけど
途中からわけわかめ
誰か口語訳してちょ
680無名草子さん:04/07/10 03:13
王妃の館読みました。読み始めに
浅田先生も”木戸孝之介”の様に取材旅行の為に・・・・とかって思ったりしました。
681無名草子さん:04/07/10 12:39
プリズンホテルの映画化(哀川翔とか出てるやつ)
見た人いますか?あまりにもひどかったら見たくないけど興味津々。
682無名草子さん:04/07/10 16:13
この人さ、顔変わってないかい?プリズンホテルの時の著者近影なんか貫禄あって渋い、と思ったのに
まえなんかの雑誌で写真みたとき、ええ?!と思った。ひげそったからかなぁ・・・でも
目もなんかちがうような・・・
683無名草子さん:04/07/10 16:51
>>682
写真がないとなんともいえん
684無名草子さん:04/07/10 18:32
>>682
別人? と思うぐらいに変わったよね。
ひげなくなったのもあるけど、太ったのかな。

名前が似てるのでついでに書くが、最近雑誌で見た赤川次郎も
昔の面影がないくらい丸くなっていて驚いた。
685682:04/07/10 21:55
>>684
そう、別人?って思った。たぶん太ったんだろね。
へぇ、赤川次郎もかぁ。年取ってくるとやっぱ太るんだな。
686無名草子さん:04/07/10 22:58
>>672
やっぱりそうだよな、弥勒
687無名草子さん:04/07/10 23:07
>>674-679
拙いながらも口語訳してみました。
非常に長いし、未読に人にも申し訳ないので
どこかにUPしようと思います。
適当なところを指示いただけば幸いです。

…と書いておきながら、今日は寝てしまうのですが。
>>686
篠田節子?
689無名草子さん:04/07/11 21:35
>>672>>686
なんの話?
690無名草子さん:04/07/12 01:39
壬生義士伝、遅ればせながらたった今了読。残った疑問がふたつ。

・2度もインタビューに応じてくれる、居酒屋の親爺は誰?架空の人物?
 箱館まで転戦して生き残った元新撰組なら、結構名のある人物なのではという気がするけど。

・最後の手紙。大野次郎右衛門が対薩長主戦論を唱えた意図はわかったけど、
 あんた結局武士だけじゃなく民百姓までも朝敵と呼ばれる羽目に陥らせたんじゃないの?
691無名草子さん:04/07/12 14:50
BSハイビジョン見れる人は、明日見れるのか、いいな。

俺はおとなしく総合を待つ。
692無名草子さん:04/07/12 17:39
>>690

ドラマだと大石鍬次郎あたりに設定を受け継がれているが、
インタビューの時点で死んでいるはずだしね。
693無名草子さん:04/07/12 19:45
>>692
大石は流山で脱走。
陸軍奉行添役で貫一郎と同期・前はいない。
鳥羽伏見直前入隊〜仙台で入隊した人くらいしかいない。

>>687さん、このスレに転載はダメですかー?
ぜひ読みたいです。
694無名草子さん:04/07/12 20:37
本人のネタばらしだと、
居酒屋のオヤジは架空の隊員。
取材してる新聞記者は子母澤寛。
695無名草子さん:04/07/12 23:27
>>689
シェラザード

ターニャってどうなったのかなぁ。。
船乗り かこいい!
696無名草子さん:04/07/12 23:45
>>693
ネタばれの要求はヤバいだろ。
697無名草子さん:04/07/13 00:28
反町ってほんと軍服が似合うな。
しかしなんで参謀飾緒つけてるんだw
698無名草子さん:04/07/13 21:15
>>694
架空でしたか。どもです。
699無名草子さん:04/07/14 10:42
俺も今さっき「壬生義士伝」読破したよ。

二代目・吉村貫一郎って創作だってことは分かるが、誰だろ、近い人物のモチーフがあるんだろうと検索してみた。
新渡戸稲造をモデルだな。

共通点
文久二年、盛岡藩士の子としてに生まれる(但、稲造は上士の子らしい)
父は慶応三年の12月に亡くなる(吉村貫一郎は慶応四年の1月に切腹だからほぼ同時期)
東京帝国大学に進み、初の農学博士号をもち農学に貢献する
東京女子大学学長

また「武士道」を著しており、武士道に生きた男を描く壬生義士伝の想像を膨らませたのではあるまいか。
稲を造るという名でもあり。

浅田次郎は梶原一騎と似ているんだなと思う。
一騎は多くの劇画の中で常に「男の生き方」を描いた。
そういう視点では浅田も同じで常に作者の追い求める「男とは・・」という偶像が重なりおもしろい作品となる。
ただ、一騎の劇画で涙を流す作品はないが、浅田は常に泣かしてくれる。
700無名草子さん:04/07/14 19:19
おれは青春山脈で号泣したぞ。
701無名草子さん:04/07/16 00:49
ドラマ見逃したぁ〜
702無名草子さん:04/07/16 01:22
天切り松の四巻はまだ出ないの?
703無名草子さん:04/07/16 11:55
>>701
何の?
704無名草子さん:04/07/16 21:44
ドラマ版シェエラザード見始めますた。最初のシーンだけで、もう泣きそう。
自分の中で脳内変換されて、よけいにドラマチックになってるからってのも
ありますがね。
705無名草子さん:04/07/17 01:26
遅ればせながら「輪違屋糸里」読了。
号泣致しました。特に吉栄に感情移入、甚だしく。
10時間ドラマのDVDを購入した程「壬生義士伝」も感動したのだけど
号泣はしなかったなあ。

男の方は「壬生義士伝」、女は「輪違屋糸里」
なんて思いましたが、
上を読ませて頂いた感じではそうでもないようですね。

はぁ〜、泣いた泣いた。
706無名草子さん:04/07/17 02:20
NHKドラマ、「シェエラザード」ビデオにとって楽しみにしてたのを
週末でようやく見ることができた。
ちょいガックリ。
707無名草子さん:04/07/17 11:35
>>704
いいなあ、俺は月末の総合待ち
708無名草子さん:04/07/18 14:15
原作自体あまりイイ出来じゃないしね
709無名草子さん:04/07/19 05:21
シェラザードって最後にディカプリオがまっすぐ沈んでいくところが最高に笑えた
710無名草子さん:04/07/19 08:27
ディカプリオが出るのかよ!!?
711無名草子さん:04/07/19 08:44
映画版壬生のビデオ借りてきたが、脚本、演出が糞過ぎ。
712706:04/07/19 12:33
前言訂正。
ドラマ、一度めは、原作やタイタニックと比べてしまって
ガックリしたけど、もう一度見なおしたら、良くなってしまった。
713無名草子さん:04/07/19 17:59
シェエラザード、けっこう面白かったですよ。
ドラマの都合上設定が変わってるところもあったり、過去と未来が
コロコロ代るのはアレだが…。
タイトルにもなったシェエラザードという曲は、イマイチ印象に残らん
曲だったが…。
714無名草子さん:04/07/24 02:29
ルパン三世、読書中。

ふじこちゃんが山縣の爺さんに惚れちゃうの巻、中々いい。
ドラマ化、映画化しても良いかも。

ルパン ルパーン♪
715無名草子さん:04/07/24 22:50
×ルパン ルパーン♪→○ルパン ザ・サード♪
716無名草子さん:04/07/24 22:51
714は恥ずかしいやつだな
717無名草子さん:04/07/25 02:48
>>715
それCMの合間のやつだろ
歌はルパ−ンルパ−ンじゃん
718無名草子さん:04/07/26 07:40
ルパンザサード♪が正解らしい。オリもずっとルパンルパ〜ン♪って思ってた。
719無名草子さん:04/07/26 12:08
ルパンださーだと思ってたのは俺だけでいい。
720無名草子さん:04/07/26 12:56
ルパンズサー
721無名草子さん:04/07/26 20:57
>>717
知ったか良くない
722無名草子さん:04/07/26 22:30
ところでおまえら
金曜はルパンと天切り松
どっち生で見る?
723無名草子さん:04/07/27 12:29
どっちも録画だと思うよ
724無名草子さん:04/07/27 18:27
なんでルパンの話題が出てきてるんだ?
天きりは知らんがルパンは録画じゃないだろ。
725無名草子さん:04/07/27 21:20
天切り、配役マズー。
「黄不動」は竹野内豊にやってもらい
たかった。
726無名草子さん:04/07/27 21:20
天切り、配役マズー。
「黄不動」は竹野内豊にやってもらい
たかった。
727無名草子さん:04/07/27 23:39
天切り、配役マズー。
「黄不動」は竹野内豊にやってもらい
たかった。
728714:04/07/28 03:27
>>722

仕立て屋銀次、抜け弁天に続く怪盗の「三世」が主人公の天切り松で、
五右衛門やジゲンみたいな寅や英治、不二子ちゃんみたいな美人怪盗おこんが仲間で、
金持ちのお宝を狙い、鮮やかな手口で奪い去り、警察も手玉に取る怪盗の活躍なんて。

まんまルパンみたいだから「ドラマ化すれば良いのに」って・・・
すでにドラマ化されてんのかよ。

「ルパン三世、読書中」ってパロったつもりが・・・真裏にルパンかよ。
真裏とはなあ。
それも今週オンエアーかよ。

と三村風に自分につっこみたくなった。
729:04/07/29 23:44
「カッシーノ2」 アフリカ・ラスベガス編
2004 4月22日 第1刷発行 ダイヤモンド社 1,600円
 
僕は最初に読んだ浅田次郎は別冊競馬読本の見開き2頁の
文章でやたらうまい人がいるってことから始まり、
(老父は京王閣へ自分は府中へとか、古手川祐子のような女をだまくらかし
年を経て古手川祐子のように太りワイン片手に隣にいるとか、手形を
割ったりガラスを割ったりしていたとか、とにかく抜群だった)
続いて、本の雑誌で北上次郎が推薦した「地下鉄に乗って」の前に、
競馬必勝のコツやらウンチクを語った本を読んだいたので
後方一機直線追い出してからはアレヨアレヨという間に一着入線、
一流作家になった感じで、いまだに博打のはなしも面白いのですが、
こちらのスレの読者は「浅田次郎先生」から始まっているようですね。
730無名草子さん:04/07/30 01:53
文章を区切れ。
731無名草子さん:04/07/30 10:52
ワロタ
732無名草子さん:04/07/30 13:42
今日は天切り明日は船。
期待しすぎてはいかんと思っているのだが楽しみだ。
733無名草子さん:04/07/30 13:46
>729
カッシーノ2でてたのかー。帰りかってこっと。

自分はラスベガス大好きで、オーマイガァから浅田作品に入りました。
734無名草子さん:04/07/30 15:33
>>732
天切り松の裏で「阿波丸撃沈の謎」もやるな。
どっちかビデオとらねば。
735無名草子さん:04/07/30 21:02
天切り松始まりましたよー。




つーわけであげてみる。
736無名草子さん:04/07/30 21:29
ルパン対天切り松
737無名草子さん:04/07/30 22:10
>>736
どっちも泥棒同士だなw
738無名草子さん:04/07/30 22:26
ドラマ版は糞ですた つД`)・゚・。・゚゚・*:.。
739無名草子さん:04/07/30 22:49
糞杉・・・
740無名草子さん:04/07/30 23:01
ドラマ天切り松…見てて辛かった…
741無名草子さん:04/07/30 23:06
ドラマ板のあほ共は安い涙を流したらしいですよ。
742無名草子さん:04/07/30 23:10
天切りドラマ面白かったから原作読みたいんだけど
文庫の1,2とハードカバーの3巻買えばOKっすか?
743無名草子さん:04/07/30 23:31
>>742

漫画版がオススメ。
原作に忠実だから視覚に訴えるぶん泣ける。
漏いらは号泣したよ。
全話漫画化されてる。
744無名草子さん:04/07/30 23:37
>>742
エッセイに「天切り松」との出会いがある。

その実在の天切り松は小説のような偉そうに説教たれるジジイじゃなくて、もっと職人くさい。

独り、目を瞑って座っている爺さんに向かって浅田が「爺さん、何やってんだい」
天切り松「へい、ヤマを反省してる所でさ」
浅「へー、どんな」
天切り松「松平の殿様のお屋敷に」
浅「そりゃいつの話だ」
天切り「50年前で」

何?今更なにをとせせら笑う浅に向かってジジイが言う。

その続きは読んだ方が良いかも。
745744:04/07/30 23:40
すまん、エッセイの名前を書くのを忘れたが、本棚にあるんだが、探すのめんどくさい。

三冊ほどでた、昔の初期のシリーズだよ。
746無名草子さん:04/07/30 23:41
>>743
漫画版があるとはビックリだw
是非読んで見たいな
747無名草子さん:04/07/30 23:55
エッセイは初等やくざの犯罪学教室ですね。
そういえば極道専門のなんとかマガジンって奴の最近でたやつに
仕立て屋銀次の弟子のスリの話が出てました。
稲荷のなんとか(うろ覚えスマソ)って人が出てきます。

>>746
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4088591593/qid=1091199153/sr=1-2/ref=sr_1_0_2/249-7969729-1937933
これですね。ちなみにこれは単行本3巻の話ですが単行本1〜3巻までの話も
出てます。コミックス5巻まで。
リンク先のは1巻ですがお間違えなく。


748無名草子さん:04/07/31 00:01
間違えた。
単行本1〜2巻がミスターマガジンKCからでているコミックス1〜5巻で
単行本3巻がジャンプコミックデラックスから出てる奴です。
749無名草子さん:04/07/31 00:01
>>746
講談社ミスターマガジンコミックスで1〜5巻、
その後集英社ジャンプコミックスデラックスで全二巻で。
劇画の作者は幸野武至さんです。
お薦め。

ところで今日のドラマ二話目は原作があるのでしょうか
色合いが違ったような。
750無名草子さん:04/07/31 00:07
>>748>>749
サンクスです!
751無名草子さん:04/07/31 00:23
>>749

あれは脚本家が色気だしたんでしょ。
原作が汚された感じ。
752無名草子さん:04/07/31 00:23
>>749
三文芝居だよね。
芝居小屋って経験ないけど、あんな感じのものだろうな。
「ヨッ ○○屋」みたいな。
歌舞伎か?

ドラマじゃない、セリフが速すぎて、考えながらモノを言うというより、モロに台本を読んでる芝居。
普通、ドラマは感情移入していけるテンポがあって、ストーリーに起承転結があるが、
この三文芝居は起承転結が全くないから、場面で泣かせてるだけ。
学芸会並の役者(ガキ)が演じる舞台だ。

連続ドラマで丁寧に描けばヒット間違いない。
753無名草子さん:04/07/31 00:26
映画で観たいなあ。
隅田川の花火大会でのおこん姐さんと山県公の対峙の場面とか。
大画面で見たい。
754無名草子さん:04/07/31 00:38
>>753
自分もてっきりおこん姐さん話あると思ってたから
ちょっと残念だったなぁ。

金時計の話は、コミックス版では凄く丁寧に描かれてるから
個人的には原作よりもいいと思う。
755無名草子さん:04/07/31 00:39
青年時代の話は浅田次郎がドラマのために書き下ろしたらしい。
ttp://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2004/04-193.html
でもあれいらなかったな。
756無名草子さん:04/07/31 00:42
書き下ろしか・・・。
文章で見たら、別物のように泣けたりして。
757無名草子さん:04/07/31 01:02
まあ、仕方ないか。2時間ドラマなんだから
小説みたいに主人公が全く天切りしないんじゃ
原作知らない人は「なんじゃそりゃ。」だろうし。

とりあえず、おこんもいいけど常兄大変身が見たかったな・・・
758712:04/07/31 01:03
原作はコンセプトがハッキリしてる。

つまりは、”当時の現代”に蘇った鼠小僧次郎吉。
だから泥棒とはいえ反感も覚えず、お上というなの政府に対する正義の味方。
義賊というのか、それを徹底しているのが原作だろ。

だが、このドラマはなんだ?
義賊の部分を描いていない。
寅など男気はあるがヤクザ映画だって、この位のものはある。

天切り松が、泥棒稼業へ足を入れた。
しかし、その稼業が老人になっても後悔ではない、誇り高いものだった。
泥棒という、反社会的な存在がなぜ、そこまで語れるのか。
それがコンセプトだろうが。

ガッカリだ。
ちゃんと作り直せ。
759712:04/07/31 01:18
大体、東郷平八郎に「持ってけ」と言われ、「ハイ」という。

これは義賊の場面だが、それじゃ、東郷平八郎が偉い。
歴史として見れば、それは正しいかもしれない。
だが、ドラマとしては「それはできねえ」とツッパル場面だろ。
逆にな。
天切り松は必死の形相でツッパル。
「盗っ人かと言われ、ハイとはいえねえ」と。

そこで東郷がわざとらしく、もう一度、布団をかぶって寝る。
松は、深々と頭を下げて、勲章を盗む。
松が去った後、東郷が目を開けて、ほくそ笑む。

それでこそ、ドラマだろ。
760無名草子さん:04/07/31 01:25
抜弁天の邸を引き払う場面やら
松蔵が電車の中から黄不動を見る場面。
こんなのを観たかった
761無名草子さん:04/07/31 01:31
既出だが、やはり花火大会。
もし撮るのならエキストラで参加したい
762無名草子さん:04/07/31 02:04
明日はポイズンとハセキョーのしぇえらざーどだ(・∀・)yo!!

‥‥_| ̄|○
763712:04/07/31 02:08
>>フジ及び関テレ。
どーせ、必死でチェックしてんだろ、ここ。

>泥棒という、反社会的な存在がなぜ、そこまで語れるのか。

自己レスだが、泥棒なんて最低の犯罪者に言われて、ジーンと来るのか。
スジ。
筋。

筋だよ、全て。
分かる?

現代はスジ、筋を通す気概が忘れられてんだ。
だから、合法な事件でもむかつくし、それは法治国家とか言うくくりじゃないんだ。

いいドラマ、作ってくれ。
それがスジじゃん。
764無名草子さん:04/07/31 08:32
ドラマ評価低いね>天切り松
俺はもっと酷い状態を予想してたから、わりと見れたな

765無名草子さん:04/07/31 09:48
姉ちゃんの話、原作で感動して、
ドラマでも、けっこうきた。
冬に見たほうがよかったと思うけど。
766無名草子さん:04/07/31 11:15
ドラマ化とかいうと、かならず糞だのなんだの文句をつけたがる原作派がいるんだが、
ドラマに多少なりとも期待するからまずいんだろう。
気持ちはわかるんだけどね。
別物として見る方が自分のため。
だいたいドラマ化がろくなもんであった試しなんかほとんどないんじゃなかろうかね?
767無名草子さん:04/07/31 11:51
>>766
そんなことはない。
壬生義士伝なんて、原作より出来がいい。
768無名草子さん:04/07/31 12:10
まぁ普通ならルパン見るだろ
769無名草子さん:04/07/31 13:11
壬生義士伝は面白かったのに、
糸里のは、期待していたのに面白くなかった。
女性視点の話が、話に広がりがなくって好きでなかったのか、
土方の性格が一貫してないからなのか分からないけど。
770無名草子さん:04/07/31 13:58
天切りのコミックスが売ってねぇ…講談社から出てる方…
見事に絶版重版未定ですよ(゚∀゚)
771無名草子さん:04/07/31 17:37
壬生義士伝,ドラマ版あったっけ。
見てないや。
映画は好きだったなぁ。
でもどのみち原作ありの2時間ドラマで原作レベルだったものは
数えるほどしかなかったな。
まぁ、主観の問題かのぅ。
772無名草子さん:04/07/31 18:02
天切りドラマ、映像的にはけっこう雰囲気出ててよかったな。
変に安っぽいドラマになってなくて安心した。

とりあえず、今日のシェエラザードの方は話が話しだけに
映像苦しそう。広い心で覚悟して見ないとな…
773無名草子さん:04/07/31 18:33
>>770

漫画喫茶に行けばおいてあったりする。
774無名草子さん:04/07/31 19:06
今夜のシェラは観たほうがエエでつか?
775無名草子さん:04/07/31 21:10
やっぱ、ドラマ設定変わってる?
なんか見てて違和感ありありなんだけど。
堀とかターニャとか。
776無名草子さん:04/07/31 21:20
NHKの情報番組で反町が「脚本と原作は全然違うから」って
スタッフにいわれたって言っておったよ。
777無名草子さん:04/07/31 21:24
変わってるっていうか……




ターニャおばあちゃん……
778無名草子さん:04/07/31 21:50
>>727 竹野内の滑舌で江戸弁は無理ではないかと。
779無名草子さん:04/07/31 22:15
二日連続で糞ドラマ観てしまった
780無名草子さん:04/07/31 22:18
うーん…… まぁ、仕方ないということでしょうかねぇ。
781無名草子さん:04/07/31 22:31
ドラマみて感動したんですが原作はもっといいの?
782無名草子さん:04/07/31 22:34
>>781
端折りすぎみたいですよ
私も原作は読んでいないのですが今日のシェエラザードは
ひどい出来だと思うし、天切り松もお姉さんのエピソードが足りないらしい
783無名草子さん:04/07/31 22:44
なんか、ことごとく気に入っていたエピソード削られてなんか恨みでもあるのかと。
あの終わり方もなぁ…。
784無名草子さん:04/07/31 23:29
ドラマでのターニャのその後だが、あれは、(メル欄)だったという事でいいのか?
785無名草子さん:04/08/01 01:21
ビデオで見てるが、合成ひどいな。20年前のドラマかと思った
786無名草子さん:04/08/02 01:54
できの悪いネタバレ入りダイジェストみたいなの作るなら原作見たほうが早いし
そもそも作る意味があるのかと。

脚本と原作は違うというが、原作を超える○○化というのもまた歴然と存在
するのである。
787無名草子さん:04/08/02 02:55
ドラマ見て興味を持った人が原作読むってパターンも多いんじゃないか?
まぁ興味を持てない程できが悪いとどうしようもないんだが…
788無名草子さん:04/08/02 09:29
原作読んでる人には駄作なんだろうけど、
読んでない人にはそうでもないんじゃない。
789無名草子さん:04/08/02 10:52
ドラマのシェエラザード、素直に楽しめたが、船が沈む場面は端折りすぎ。

でかい船が数秒で沈んでしまい、場面は変わって現代。
えーおいおい、親友や恋人、子供達が海に飲まれていく。
怒りと悲しみの一番、心を揺さぶられる場面というか・・
この場面の為にドラマは進行してきたんじゃないんかい。
その場面を誰かがいたずらでビデオのリモコンの早送りボタンを押しやがったみたいな展開。
泣ける場面で笑っちゃった。
原作は読んでないが、これじゃ不満が出ても仕方ないだろうな。
790無名草子さん:04/08/02 15:12
天切りもシェエラザードもドラマ化して絶対損だったと思う。
浅田作品好きだから見ようかと思ったけど
原作に負けすぎ。
逆の意味で泣けた。
791無名草子さん:04/08/02 17:07
浅田作品で映像化成功したのは壬生義士伝、鉄道員くらいだな。
あとは全てコケた。
792無名草子さん:04/08/02 20:32
壬生もTVドラマだけだな。
あれは推奨できる。
793無名草子さん:04/08/03 10:35
つまりは時間か。
鉄道員→もとが短編だから2時間程で充分描けた
TV壬生→長時間だったからけっこう描けた

どっちも見て無いけど・・・
794無名草子さん:04/08/03 12:51
おれ映画も好きだけどな。
原作読んでるからかもしれんが。
佐藤浩一が良い。
795無名草子さん:04/08/03 14:16
>>793
時間だね。
だが長ければいいというより、天切り松が2時間枠なら話を一つだけに絞ればいいんじゃないの。

松蔵、安吉、英治、常、おこん、誰かを主人公に話を一つだけ選んべばいいんだよね。
そうすれば他のメンバーが自然にからんでくるし、天切り松ってどんなドラマなのか分かりやすくなる。
つまり、一話限りでも、連ドラの第一話みたいにすればいいのに、色んな話を混ぜるからあかん。
だしの効かない「薄味」になって「不味くて食えるか!」っていうドラマになるんだよな。
796無名草子さん:04/08/03 20:12
悲しいけど殺気は佐藤浩一より竹中のがはるかに上だった。
797無名草子さん:04/08/04 19:46
秋に蒼穹の昴文庫化されるらしいよ。
全四巻だって。
798無名草子さん:04/08/04 20:03
あー、そいつは嬉しい。
待ってたんだ。
799無名草子さん:04/08/04 20:38
蒼穹ってラスト毛沢東マンセーな感じだけど、浅田は左寄りな人なの?
800無名草子さん:04/08/04 20:52
元反戦自衛官だが思想的にはそうでもない
ただこの世代特有の中国に対する妙な思い入れがあるね
801無名草子さん:04/08/04 22:37
本人の思想はどうも煮え切らない左翼って感じだね。
右左はっきりしてほしい
802無名草子さん:04/08/04 22:43
毛沢東マンセーではないだろ。実際優秀じゃないとあそこまで権力は取れなかっただろうし。まあ、ドキュソであることは間違いないが。
803無名草子さん:04/08/04 23:04
毛沢東が出てくるシーンが好きなんだけどなぁ。失ったものが無駄ではなかった証明みたいで。
思想云々を考えちゃうのは損だよ。


804無名草子さん:04/08/04 23:16
どちらかというと右寄りに感じた。まあ簡単に言い切れないね。

毛沢東が出てくるシーンって最後のほうだっけ?
なんか綺麗にまとめすぎてこじつけっぽく感じられたなぁ。蛇足ってか。
でも文庫化するんだ。ちょっと嬉しい。
805無名草子さん:04/08/05 00:04
人の考え方を、
右と左のどっちだ、と簡単に分けて読むのやめない?
806無名草子さん:04/08/05 00:18
ドラマ、椎名はよかったと思うよー。
ただカンクロウはだめだ……まんま歌舞伎ひきずってて。
おこんもいやだ。誰だアレ。
演技がダメでもいいから、ビジュアル重視で高島礼子あたりをひっぱってこれなかったのかなあ。
子役はバカっぴすぎた気がする。もっとこう、はしっこい感じの子がよかった。
807無名草子さん:04/08/05 09:51
右左はっきりしてる人ってヤだよw
808無名草子さん:04/08/05 11:32
うん。左右どちらの面ももってると思う。
そういう人って意見をぼかしたりしがちたけど
この人は右的な意見も左的な意見もはっきり
作品に入れるから拒否反応起こす人がいるのかな。

ドラマは六平寅がよかった。階段で金ばらまくとこカコイイ
809無名草子さん:04/08/05 13:34
私は天切り松のシリーズ読んでなかったから
ドラマは普通に楽しませてもらえました。
今は仕事忙しくて読めないけど、
原作読んだら何倍もいいんだろうなぁーと思うとかなり楽しみです。
でも先入観を少なくして読まなくちゃかなぁ。
810無名草子さん:04/08/05 15:17
壬生義士伝、評判聞いて買ったけど、かったるいね、、
吉村の長〜いお国言葉の独り言が終わったと思ったら、今度はいきなり現代に飛んで江戸弁ですか、、
たった30ページ読んだだけでちょっと嫌になった
811810:04/08/05 16:46
前言撤回、、
方言が分かり難くてイライラしてました
すっかり引き込まれてしまいました
812無名草子さん:04/08/05 19:39
読了の時
「おもさげねっす」
とお前は涙で言う。
813無名草子さん:04/08/05 21:18
プリズンホテル四巻で号泣
富江
814無名草子さん:04/08/05 23:20
「壬生」は最初取っつき悪いけど、だんだん引き込まれて、下巻の序盤で号泣。
電車の中で読んでて凄いことになった(w
815無名草子さん:04/08/05 23:21
お清とミカの「あい」に萌え
816無名草子さん:04/08/06 06:25
>>811
ドラマを見てないと東北弁は分かりにくいが、ドラマを見てると不思議と分かる。

外国語と同じかも。
英文を読んでも我々日本人には基本的にサッパリわかんないが、
映画を見てからシナリオを読むと不思議と難しい英語でもスラスラと読めるし、理解しやすい。
817810:04/08/06 10:53
>>812
上巻終了で既に、、
>>814
上巻の終盤で既に、、
>>816
ドラマになってたんですか 出来れば見たいなぁ、、
818810:04/08/06 12:50
(´;ω;`)(´;ω;`) (´;ω;`) (´;ω;`)
819無名草子さん:04/08/06 15:39
>>817
DVDになってますよ、渡辺謙が主役の方。

小説で泣けるならドラマならもっと泣ける。
ヤフオクかなんかで売買すれば見れるでしょう。
820無名草子さん:04/08/06 15:57
ドラマは冒頭、吉村が戦で傷だらけの姿で南部藩に助けを求める。
そこで腹を切れという場面。
吉村は懐の小銭(新撰組の退職金みたいなもの)をふと取り出し、
「一枚はカカ、一枚はまだ見たことね、おぼこ」「かえりてな」とこれがせつない。

そこで場面は変わって、守銭奴と言われる吉村の新撰組での生活。
恋女房との出会いがあるが、いつも仕送りでスッカラカンでカネがない吉村にカネを渡し、
恋女房との逢瀬を助けてくれた人がいる。
油小路の戦いでその吉村を陰で助けてくれた人を敵味方で吉村が・・
これは小説にはなかったはずのひとつの名場面。

官軍との戦いで再度、南部藩邸。血の海となって果てている吉村。
ボロボロに折れ曲がり、刃がこぼれている刀で腹を切るのは痛いだろう、
苦しいだろうという見て分かる説得力もあり、腹を切れと申し渡した吉村の親友が涙一杯に抱き寄せるのが涙。

ラストシーンで吉村の子をお大尽に預けにいく場面では小さな子が「よろしくお願いします」と主人に挨拶すると、
「立派な武士の子が百姓に頭を下げるもんじゃない、もう心配はいらね。さ、お上がり」とこれも泣ける。
あの村田っていうんだっけ、これが涙を誘う脇役で。

泣ける場面、満載。
821無名草子さん:04/08/06 20:18
ドラマの佐助役だった村田 雄浩が
映画では成人した千秋役だったね。
822無名草子さん:04/08/06 20:21
浅田次郎ってあれだろ?
磯野かつおの父親みたいなやつ。
823無名草子さん:04/08/06 21:39
なんて婉曲的な言い回しだw
824810:04/08/06 21:39
>819
ありがとうございます。探してみることにします。
>>820
ティッシュが一箱要りそうですね、、

とたんに妹は、体じゅうの悲しみを吐き出すように、大声で泣き始めました。
漏れも涙を抑えることができませんでした(´;ω;`)

一気に読んでしまいそうなので、今日はこの辺でやめときます、、
825無名草子さん:04/08/07 09:20
輪違屋糸里が思った以上に糞で残念だ
826無名草子さん:04/08/07 11:28
私は女子高生ですが輪違屋糸里は楽しめました
827無名草子さん:04/08/07 11:59
私は30歳の若者ですが、輪違屋糸里はそれなりに楽しめました。
ただ、壬生や他作品と比べると……。
828無名草子さん:04/08/07 13:56
30歳の若者カコイイ!!!
829無名草子さん:04/08/07 14:19
30などまだまだ若造じゃ!
830無名草子さん:04/08/07 22:22
俺は29歳無職童貞だけど糸井重里は楽しめた
831無名草子さん:04/08/07 22:27
生き物として終わってる
832無名草子さん:04/08/08 02:48
輪違屋糸里はポロリと泣けた 壬生は、わんわん泣けた
シェエラザードは胸がチクチクした 昴&ちんぴは面白かったが 涙は出ず
ぽっぽ屋の良さは理解できずってゆうか浅田作品もっといいのいっぱいあると思った
プリズンきんぴか 大好き とられてたまるか 霞町も好き
その他たぶん全作読んでるけど、やっぱり天切りが1番!
833無名草子さん:04/08/08 03:10
なんでそこで日輪の遺産が出てこない
834無名草子さん:04/08/08 03:21
>833 
日輪の遺産・・・ををっ忘れてたよ
いや、読んだけど、、、ベスト5には
入らないな どちらかというと
泣きが濃い作品より、泣けるけど笑えもして
スッキリできる作品が好き  
835無名草子さん:04/08/08 11:04
>>832
100マイルはどうでしたか?
836無名草子さん:04/08/08 11:54
832です
100マイルはお気に入りですよー
ゴッドハンドドクターソガが格好良過ぎ
マリちゃんは見目はともかくイイ女だなー
浅田さんの他の小説もそうだけど、主人公以外に
より魅力的なキャラがいっぱいいますね
Mではありませんが、地獄のマリア たまりません 

837無名草子さん:04/08/09 05:05
>>830
>29歳無職童貞

浅田次郎だって、作家になるまで無職(公然じゃないが)、ハゲ、詐欺師(みたいなもん)
だったんだろ。

ウオーっとひと言
朝日にほえろ
838無名草子さん:04/08/09 10:12
そういえば人気作品ランキング@浅田 とか見てみたいなぁ。
どっかのサイトで見かけたりしました?
839無名草子さん:04/08/09 11:17
浅田次郎は作家になる前は大手ブティックの店長やってたんだよ
>>837は馬鹿だね
840無名草子さん:04/08/09 18:49
今もやっているんじゃなかったっけ?ブティック。

こないだ夢に浅田次郎が出てきた。
ちょっと嬉しかった。
841無名草子さん:04/08/10 00:13
シェエラザードのドラマが今一つだったので、原作を読み返し中。

…異様にパンが食べたくなった。
しかも焼き立ての三色パン。
842837 :04/08/10 02:08
>>839
シャレの分からん奴だな。

江戸っ子じゃねえな。

多分、浅田次郎本人なら笑うよ。
843837:04/08/10 02:13
つまりだ、そんな履歴書みたいなもので人間の価値(勝ち)は決まらねえってことさ。
844無名草子さん:04/08/10 03:01
江戸っ子なら引き際は潔くせんと。
845無名草子さん:04/08/10 07:00
壬生義士伝える読了。
たまにはこういのも良いかも。
人に語らせ続けるっていう書き方も、初めてで結構新鮮だった。
ただ、最後のほうはお腹一杯になってしまった、、
最後に解説で自分がうざいと思ってた所が、「巧い」と書かれてて笑った。

846無名草子さん:04/08/10 08:57
細けえことにゴチャゴチャ言わねえで浅田の旦那の人情話に泣くのが江戸っ子ってえもんよ!
847無名草子さん:04/08/10 09:38
短編だとホラーみたいな話も書いてるんだな。
848無名草子さん:04/08/10 10:34
シェエラザード、まだビデオ観てません。
・・・がどうも期待するとマズイようですね。
配役から違和感を払拭し、まぁまぁ期待してんですが・・・。
今度はハセキョーに糸里演ってもらいたい。
芹沢は・・・土方は・・・近藤は・・・けっこう悩むな・・・。
吉栄なんかもっと悩むな・・・?
斉藤は最近オダギリジョーで違和感無くなってきたが・・・。
849無名草子さん:04/08/10 11:17
NHKのオダギリジョーは格好よすぎだね。
壬生義士伝の斉藤はもっと冷酷で近藤に対してもさほど恩義とか感じてなさそう。
壬生読んでて、禿げてて蛇みたいな冷たい顔想像してたのでオダギリジョーの斉藤で
かなり好感度アップしてしまったよ。
850無名草子さん:04/08/10 13:20
王妃の館の最後がよく分からなかった。
なんでジュリアンが「ありがとう、お父さん」って言ったの?
どなたか解説お願いします。
851無名草子さん:04/08/10 16:12
>>849
NHK大河の新撰組キャスティングなんて全員ダメだよw
香取の近藤:20点
藤原の沖田:20点
山口の永倉:10点
オダギリの斉藤:5点
山本の土方:0点
架空の人物・捨助やってる中村獅童が一番マシ。
852無名草子さん:04/08/10 16:32
>851
ごもっともながら板違い。
853無名草子さん:04/08/10 16:57
>>852
巧い!
「壬生義士伝」では斉藤一だけど、「輪違屋糸里」の芹沢鴨は
佐藤浩市で良いような気がします・・・。
確かにオダギリジョーと山口智充で「輪違屋〜」下巻のシーン
は想像しがたいが・・・。
854無名草子さん:04/08/10 20:47
自分で江戸っ子って言ってる奴って野暮ばかりだよね。
ネットでもリアルでも。
855無名草子さん:04/08/10 22:09
>>854
だってニセモノだもん。江戸っ子はネットなんかしないよ。
856無名草子さん:04/08/13 01:53
>>855
つか、偽物、云々してる方が田舎もの丸出し。

江戸っ子なんて気風がいいだけで、大したもんじゃないんだし。
857無名草子さん:04/08/13 01:55
いや、↑の誰が江戸っ子でネットやってのだ?
858無名草子さん:04/08/13 04:55
まあなんだ。いろいろあっても大きい目で許せ。
それが粋ってもんよ。
859無名草子さん:04/08/13 12:06
大きい目?
860無名草子さん:04/08/13 19:20
なんかみんなおもしろいっすな
861無名草子さん:04/08/13 22:13
江戸っ子って浅草とかに住んでる人のこと?
862無名草子さん:04/08/13 22:22
いや、山谷に住んでる人のこと
863無名草子さん:04/08/14 02:47
東京っ子って言えばひ弱の代名詞だが、江戸っ子っていうと粋でいなせだ代名詞。

同じ産地だろ。
864無名草子さん:04/08/14 11:22
違うよ。東京っ子の範囲は広い。世田谷とか町田・府中の奴らも東京っ子。
江戸っ子は台東区・文京区・千代田区・中央区・港区辺りの奴だけが名乗れる。
865無名草子さん:04/08/14 12:30
まあ寿司くいねえ
866無名草子さん:04/08/14 23:48
>>865
それは石松
867無名草子さん:04/08/15 01:14
>>864
江戸っ子は台東区・文京区・千代田区・中央区・港区辺りの奴だけが名乗れる。

高層マンションの住民じゃねえかw


868無名草子さん:04/08/15 02:36
隅田川から向こう側の本所深川あたりは新しい埋め立て地で
江戸のかなり後まで奉行所の管轄に入らなかったそうで、
実は本当の江戸っ子とは言えないと、そこが地元の宮部みゆきが言ってた
869無名草子さん:04/08/15 15:16
文京区も春日通り以北は江戸じゃないな
870無名草子さん:04/08/16 09:38
ここは江戸っ子の真偽を測るスレッドですか?
浪速っ子は参加できませんか?
ちなみに大阪市内が「なにわナンバー」です。
その他大阪は北は「大阪ナンバー」と南は「和泉ナンバー」です。
尼崎は兵庫県で「神戸ナンバー」なんだけど市外局番は大阪「06」です。
871無名草子さん:04/08/16 10:46
江戸っ子は江戸以外の知識がないので大阪人は帰ってください。
872無名草子さん:04/08/16 12:50
新撰組は京都だよな。京都っ子の参加は?
弥勒丸は沼南だよな。シンガっ子の参加は?
春児は清だよな。チャイナっ子の参加は?
シャトー・ドゥ・ラ・レーヌはフランスだよな。パリっ子の参加は?
873無名草子さん:04/08/16 12:51
4世代づっと江戸(昔からの?)にいたら江戸っ子を名乗っていいと聞いたことあるなぁ。
874無名草子さん:04/08/16 12:53
日本語ならいいよ。
875無名草子さん:04/08/16 16:06
こぶ平は東京っ子か・・・ 江戸っ子か?

どっちか分からんな。
876無名草子さん:04/08/16 20:10
>>873
三代じゃなかったっけ?
まあ江戸弁も使えない熱い風呂にも入れない
江戸っ子なんて江戸っ子とは言わんかもしれんが。

標準語って実は神奈川弁らしいね
877無名草子さん:04/08/16 22:16
>>876
江戸っ子は三代っすよ。
だが、それも昔の言葉でしょうから、そのまま現代に当てはめるととんでもないことになる。
878無名草子さん:04/08/16 22:31
>>876
標準語の「です」「ます」は長州の奇兵隊を基本とする軍隊の「であります」から生まれたらしい。
「じゃん」は標準語じゃないが、横浜、実は静岡あたりとか。
879無名草子さん:04/08/17 19:42
江戸っ子三代って明治の話だからな。
880無名草子さん:04/08/17 19:47
江戸っ子

・すぐぶち切れる
・てやんでい、べらぼうめ。が口癖
・風呂は火傷寸前の熱いのじゃないとヤダ
・初物に目がない
・花火大会では「たまや〜、かぎや〜」と叫ぶ
・きっぷがいい
・しゃれ者である
・田舎物を見下す

以上に当てはまらない人は江戸っ子失格
881無名草子さん:04/08/18 13:18
話ぶった切ってスマソ。

「珍妃の井戸」読んだんだけど、
結局、珍妃殺害の真相は藪の中、って事で良いの?

詰まる所は、列強の清国への侵略に対する非難、が主題だと思ったんだけど
読み方間違ってますか?
882無名草子さん:04/08/18 21:55
>>881
微妙にネタバレになりそうなならなそうな・・・
883無名草子さん:04/08/19 02:47
>>882

みんな嘘ついていた理由はなんだろうか?(○×氏の証言とやら」)

蒼穹の下巻 乾隆帝がツァイテン(光諸帝)に語りかける場面
「ツァイテンよ。そちは聡い男じゃのう。病み衰えた我が裔に、何ゆえそちのような
君子が出現したのか、(中略)
百年の時えをかけ数代の天子を経てのち、国はようやく亡ぶ。それは朕にもわかって
おった。じゃが━━━思いがけぬことが次々起こる。曽国藩や李鴻章のごとき忠臣の
出現。恭王奕訴がごとき意志鞏固な宰相。そして何よりも、慈禧のごときまこと涙ぐ
ましきまで努力を惜しまぬおなご。ふう・・・もそっと簡単に終ると思うたが、天命
に逆らう人間の力というものもまんざら捨てたものではないのう。」

この場面は感動しました。











884無名草子さん:04/08/19 02:59
ついでに

わがふるさとは ひむがしの
      雪を頂く長白山

みおやはらから 打ち出でて
      いざ平らげん天の賊

わがいさおしは 韃?の
      風の染めたる旗なるぞ

紅 白 藍にまた黄色
     轡を並べ矛を挙げ

いざ滅ぼさん民の仇

わが将帥は龍の裔
      愛心覚羅の勇者なる
昴を天に戴きて その指し示す道のごと
      いざ勝ち征かん 人の敵
885無名草子さん:04/08/19 10:08
>>883
なんで>>882あて?
ネタバレは控え他方がよろしいですよ。
886無名草子さん:04/08/19 10:18
http://www.allstaff.co.jp/scmenu.html

ミュージカル?とん平?
でも勘九郎よりハマルかも
887881:04/08/21 11:34
>882、>885
すみません、よく考えたらそうでした。
せめてメル欄に書けば良かった…。
888無名草子さん:04/08/22 15:08
出張の移動中の暇つぶしにブックオフにより、
「鉄道員」を購入した。別に好きな作家だからではなく聞いた事あるなぐらいのノリだった。
が、大失敗だった。
電車の中なのに、もう泣ける泣ける。涙とまんねぇは鼻水出るわで大変でした。

それ以来浅田次郎にはまり続けてまつ。
889無名草子さん:04/08/24 18:25
霞町物語ってドラマ化されてる?

読んだことないはずなんだがこのストーリー、丸でデジャブのように読み始めっからオチが分かった。
場所も、シチュエーションも。
あるいは浅田次郎のエッセイはほとんど読んでるんで、エッセイに同じようなストーリーが書かれてるんだろうか。
890無名草子さん:04/08/24 22:17
霞町物語はなかったと思う。
まあ他の作品読んでると先が見える話だったね。
結構使いまわしの多い作家だし。わかってて泣いちゃったけど。
891無名草子さん:04/08/25 07:53
輪違屋糸里
上巻の半分までようやく読んだけど
いつから面白くなりますか?
挫折しそう
892無名草子さん:04/08/25 15:24
http://www.hatena.ne.jp/1089772892

古い情報ですが
「蒼穹の昴」文庫本 今年10月に全4巻で発売予定とのこと
893無名草子さん:04/08/25 15:53
>>892
つい最近ガイシュツだな。

どちらにせよ俺は買うが。4巻買ったら、ハードカバー二冊買う方が安かった、ってことはありませんように。
894無名草子さん:04/08/25 16:22
>>889
以前、二時間ドラマでやってました
時期は忘れた
895無名草子さん:04/08/25 22:02
>>890
そーいう感じじゃなくて、明らかに映像が脳裏に浮かぶ。
六本木通りの西麻布の交差点より100メートル位、東に位置するバーかクラブディスコ。
カクテル光線で照らされる客がいる。
そこで不思議な出会いが・・
って感じ。

>>894
どーすか、記憶にありますか。
896無名草子さん:04/08/27 22:15
>>891
あなたは、児童書から出直したほうが良いと思います。
897無名草子さん:04/08/27 23:24
輪違屋糸里は気違屋糸里ってタイトルだったら売れたに違いない
898無名草子さん:04/08/28 12:27
く・・・くだらなすぎっすw
899無名草子さん:04/08/28 23:32
輪姦屋糸里ってタイトルならもっと売れたかも
900無名草子さん:04/08/29 05:33
蒼穹の昴が文庫化されれば「珍妃の井戸」もすぐ文庫化されるかな。
901無名草子さん:04/08/29 11:51
蒼穹の昂が文庫化されるのって、
今小説現代で連載されてる奴が発刊されるのの前振りかいな。
902無名草子さん:04/08/29 16:37
浅田次郎は蒼穹の昂だけは文庫化しないとか豪語してたはずなんだが・・・
903無名草子さん:04/08/29 18:16
壬生の文庫まだ?
904無名草子さん:04/08/29 18:31
>>903
とっくにされてますが
905無名草子さん:04/08/30 01:00
浅田氏の小説では、兄弟がいれば必ず
長兄は真面目で出来の良い高潔な人物で、
更に弟よりも早逝してしまう傾向があるが
これは作者本人の心に抱えている何かを反映しているんだろうか。
906無名草子さん:04/08/30 10:39
壬生義士伝
何年か前に読んでいたんだけど、今回、読みなおした。
やっぱり良かった。
最後の手紙も、だいたい意味は、分かるんだけど、もし、口語に訳したものが
あったら読みたい。
どなたか、ご存じだったら教えて下さい。
907無名草子さん:04/08/31 23:26
>>896
輪違屋糸里は、続編に期待してる。
糸里は、長生きした様だし、ストーリーを練って続編を創作すれば、
面白いと思う。

ただし、本編は最後まで面白いと思わなかった。
児童書から出直して期末。
(漏れには、女の気持ちが分からない・・・・
浅田先生は、新宿二丁目辺りで勉強してるのか?)
908無名草子さん:04/08/31 23:49
>>907
二丁目に居る人(=ゲイの男性)と女性の心理が一緒ではないと思いますが。
また女性百人居れば百通りの考え方があると思われ。
まあいずれ楽しい読書が出来るとよいですね。
909無名草子さん:04/09/01 00:36
>>908
>まあいずれ楽しい読書が出来るとよいですね。
糸里の様な良い女に出会えたら、漏れも変われるかも知れない?
漏れの想像力不足だな!

逆に、つまらないオバケ話の鉄道員なんて、
漏れは、二度と読めない。
つぼに嵌り過ぎて、耐えられない。
零細自営業だから、家族が逝っても仕事すると思う。
こんな漏れは、希少民族です。
(3歳で息子が医者に見離されたのだが、
高校1年生まで天寿をまっとうした)
910無名草子さん:04/09/01 02:59
天切り松は最後まで、自分の盗みに関する話はしないのな。

最後にてめえの盗み、
それを話して「過去」であるその話に心酔して、現役の署長や警察官を正座させるなら、直木賞とか?
911無名草子さん:04/09/01 11:40
そりゃー最終話の連作用にとっておいてるんじゃねーの?
912無名草子さん:04/09/01 16:01
>>910
直木賞(or芥川賞)は一回もらったらもうもらえないよ
913無名草子さん:04/09/01 18:17
松蔵の筆おろしの話はつくづくうらやましいんだが。
914無名草子さん:04/09/01 21:35
浅田さんの作品は鉄道員しか読んでいませんでしたが
この度、壬生義士伝を購入しました。

今から楽しみです。
915無名草子さん:04/09/01 23:35
>>891
私はさっき上巻読んだばかりです。
なんか気が重い。
下巻読んでも気分よくなんなかったら読み損かも。
916無名草子さん:04/09/03 01:06
「輪違屋糸里」さっき読み終えた。
うーん・・・・。
芹沢暗殺エピに上下巻もかけた作家はいないんじゃないか。
本当の糸里と吉栄がどんな人達なのか知らないけど小説中の二人の生き様はすごいと思う。
子母澤の本の中でも名前だけしか出てこないけどどこかに資料かなんか残ってるのかな。
全体的にはくどい語りが多くて読んでて五月蠅いと思った。
永倉しゃべりすぎ。沖田可愛さがまったくない。芹沢と平間格好よくしすぎ。お梅も作りすぎ。
一番腹立つのは土方の書かれ方。あの拷問ってヤクザ映画並。斎藤だけはあんなもんでしょう。
「壬生義士伝」文庫版も古本屋で購入したのでそのうちそっちも読みます。
子母澤、司馬を読んだ後に読むと「糸里」はちょっとくどくて捻りすぎな感じして気分よく読めなかった。
ちなみに私は浅田ファンではなく新選組ファンです。
浅田ファンの方、たんなる愚痴のような感想だと思ってスルーしてください。
917無名草子さん:04/09/03 09:05
>>916
沖田って可愛さのある人だったの?
918無名草子さん:04/09/03 22:32
>>917
915は俄か新撰組ファン。
スルーがよろし。
919無名草子さん:04/09/03 22:33

×915
○916
920無名草子さん:04/09/04 19:59
壬生>始末記>血風録
921無名草子さん:04/09/05 11:17
浅田次郎は流行作家さんですか。
922無名草子さん:04/09/05 18:54
今日の、NHK 新撰組の最後に、浅田次郎氏が描く’吉村貫一郎’が出てきましたね。
流行作家を、超えれるかも知れない・・・?????
923無名草子さん:04/09/05 22:35
>>922
子母澤の創作なのにNHKであんなこと言っていいのかね
924無名草子さん:04/09/05 22:41
>>923
意味不明
925無名草子さん:04/09/06 00:43
なんか今日のNHKの「吉村貫一郎」の言葉を聞いて泣けてきた。
926無名草子さん:04/09/06 00:46
ああ、でも関連サイトで
「吉村貫一郎といえば浅田次郎著「壬生義士伝」姿が先行してしまっているが、
のイメージは子母澤寛ら後世の筆者の創作であるようである。」
って書いてあった……。そうか……フィクションかあ……。

今皿ですね。すいませぬ。
927無名草子さん:04/09/06 11:10
今まで、壬生義士伝の吉村貫一郎の話は創作だと思っていたけど、昨日のNHKを見て、
史実だったんだなあと思ってしまいましたよ。
928無名草子さん:04/09/06 11:19
今まで浅田次郎の話って、あざといしくどいし嫌いだったんだけど
ふと読んでみた蒼穹の昴はすごく良かったんで驚きました。
これで賞を取ってくれてたら最初から「すごい面白い」って思ってたのに…
929無名草子さん:04/09/06 20:26
吉村貫一郎は実在ですが、もちろん小説の吉村像は創作ですよ。
司馬厨はこの辺の自覚が全くないので各板でうざがられるわけですが。
930無名草子さん:04/09/07 04:24
空手バカ一代って劇画があったが、その主役である大山倍達の人生とは半分位異なる。

梶原一騎が実際の人物を目の前に本人の了解を得て描いたものでさえ、
そういうウソが混じってドラマチックになるわけだ。

誰でもそうだろうけど、過去はそれなりにドラマチックだよね。
つまらん出来事でも。

浅田次郎が江戸時代からの生き残りで吉村貫一郎に直接取材して描いたとしても、
書くものは変わらないだろな。
931無名草子さん:04/09/07 22:18
なんだか、吉村貫一郎 実在だけでも
私は救われる気がしたんですが、、、。
よく創ったな〜と思ふ。
「アザトサ」は歳と共に消えるでしょ、きっと。
932無名草子さん:04/09/07 23:59
吉村貫一郎の実在は、史実で良いよね?
エピソードは浅田次郎氏(?)の創作だし、史実と違う部分も多いが、
楽しく読めたら良いんじゃない?
定番、子母沢先生の新選組も、創作部分が在ると思う。

嘘を付かない範囲で、ストーリーを創作するのは難しいと思います。
浅田次郎氏は、嘘つきだから、面白い話が書けると思う(w
933無名草子さん:04/09/08 14:44
おまいら小説と史実をごっちゃにしすぎですよ
934無名草子さん:04/09/08 22:10
浅田次郎の書く壬生義士伝はパロディだと思ってるよ。
子母澤とか過去の新選組小説を書いた人の。
しかもとてつもなく上質なパロディだった。

それでいいじゃん。
935無名草子さん:04/09/08 22:13
キャラクターの造詣が漫画っぽくて読みやすいと思う
936無名草子さん:04/09/08 23:45
新撰組だなんて、現代に伝わっている話そのものの原点が
ずっと演じられてきた演劇の脚本だってんだろ。
新撰組自体が創作だよ。

違ってたらすまん。
937無名草子さん:04/09/09 02:30
小説に対して「人物像が史実で伝えられているものと違う」ってのは
無粋っていうかナンセンスな気もするな。

ましてや新撰組なんか実際より美化されがちな小説とかで墓参りに行く
ファンなんか出てくるわけだから、自分が捏ね上げたイメージと
違うからダメなんてのはなぁ。くどいってのは理解できるし
面白くないのは意見としてわかるけど。

浅田次郎は西太后やマッカーサーなんかも、随分史実と違う描き方してるけど
まあ新撰組なんかは熱狂的なファンが多いから916みたいな意見も多いんだろな。
938無名草子さん:04/09/09 07:02
壬生義士伝、三度目を読み終わって、最後の手紙を口語訳してみました。
漢文調の文とかに詳しいわけでもないのですが訳すのは楽しかったです。
すごく長くなりますが書き込んでもみてもいいでしょうか?
詳しい方が直して下さると嬉しいです。
返事がいただければ夜にまた来ます。
939無名草子さん:04/09/09 07:49
>>938
ここに書いたらネタばれになる。
940無名草子さん:04/09/09 08:57
寝たバレと思う人は読まなければ良いだけじゃないか?
まあ読んだ人はなんて書いてあるか想像つくけどね。
941無名草子さん:04/09/09 09:51
>938
是非、お願いします。
942無名草子さん:04/09/09 22:00
一応ミステリ板とかでもネタバレは最低限メル欄だし、ここに書くのは
嫌でも目についちゃうから控えた方がいいような気もするけどなぁ。
個人サイトとかでやるべきものなのでは。
943無名草子さん:04/09/09 22:13
うーん、悩むところだけど、スペース行あければいいのでは?
もうこれで2回目だよね。延々ループになりそうだし。
たしかに要約があるとわかりいいのは確かだ。
そして俺も翻訳希望
944無名草子さん:04/09/09 22:14
10〜15行空欄あければ<スペース行
945無名草子さん:04/09/09 23:01
スレ終盤だしいいんでは?
これからも訳してくれってレスあるだろうし。
946無名草子さん:04/09/09 23:03
じゃあ950も近いことだし次スレもう立てちゃって、
残りのレス消費としてやったらどう?
できれば次スレにはそのまま持ち込まないでほしいな。
947無名草子さん:04/09/09 23:14
ネタバレ










ネタバレ内容
・・・てのがよくあるパターンだよね。
める欄でもいいと思うけど2chブラウザ系使ってる人はまんま見えちゃったりするし。
948938:04/09/09 23:32
何も考えずに今朝書きましたがそういえば未読の人には読んで欲しくないネタバレですね。
おもさげながんす。
要約ではなく翻訳なので、かなりの長文になるため、読みたくない人は無理して読まないかな、
とも思いますが。
>>946さんのいうように、スペースをあけつつ、レス消化としてかきこみます。
しかし、次スレの立て方がわかりません。
949無名草子さん:04/09/09 23:54
浅田次郎。(おそらく)第三段目。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1094741448/

勝手に、新スレ建てちゃいました。
>>938 後はヨロ!
950938:04/09/10 00:01
>>949
ありがとう!
では、大野次郎右衛門の手紙、行きます。

■以下、「壬生義士伝」のネタバレになります。■
■未読の方は読まないようにしてください!! ■

   ↓   ↓   ↓   ↓















951ネタバレ1/8:04/09/10 00:02
寒さ厳しいなか、お家の皆様が揃って益々ご健康でいらっしゃること、大変お慶び申し上げます。
大阪に在勤の頃より長らくご無沙汰をし、恐れ入ります。
突然のお手紙にてこのような重大なお願いをしますこと、恐れ多いことであると思っております。
ご無礼は重ね重ね承知しておりますが、ここは私の一生の頼みごととして何卒お聞き届けくださいますよう、
首を垂れ、合掌して、お願い申し上げます。

この度奥州騒動の一件、耳にされてさぞご心配頂いているかと思います。
はなはだ不本意ながら、戦の件はとりあえず落ち着き、私は主君に背いた者の長としての大罪をこうむり、
目下盛岡城下の寺にて処分を待つ身でございます。
この手紙があなたさまの許に届きます頃には既に処分が下された後でしょうから、
これを私の遺書と思って何卒ご無理ご無礼を聞き入れていただきたくお願い申し上げます。

さて、この手紙を持参した者は名を佐助と申し、私の家で永らく勤めた中間でございます。
見た目はいかつい男ですが、この度の騒ぎにおいても常に私の馬口取りを務めた忠義者ですので、
ご安心ください。
お願い事というのは、寒中盛岡より佐助に同行した少年のことでございます。
この者は我が藩の縁故の者のご子息ではなく、むろん私の縁者でもなく、
ただ私の組付配下の足軽の息子でございます。

主君の縁故のご子息もさておき、いわんや自分の家族さえもさておいて、
足軽の息子をあなた様に委ねる理由を聞いていただかねばなりません。
952ネタバレ2/8:04/09/10 00:03
この者の父の姓名は吉村貫一郎と申しまして、既に鳥羽伏見の戦いで討ち死にしております。
文久2年に盛岡を脱藩した時、この者の母は決死の覚悟をした夫が帰らないことを察し、
まだ生まれていなかったこの子に貫一郎の同名を与えたのです。
よってこの者は姓名を吉村貫一郎と申します。
重ねてお願いいたします、あなた様がゆくゆくこの者の姓名を変えないようご配慮、ご養育くだされば、
この上ない幸せと存じます。

それではこのようなおおごとを申し上げ、さらなるご無理をお願いする理由を詳しくご説明申し上げます。

この者の父は、誠の南部武士でございました。
義士でございました。
身代わずか二駄二人扶持の身分でございますが、その人格は律儀で誠実、志は高く潔癖で賤しいところのない、
まさにこの国の武士道の模範でございます。
さる天保5年、盛岡城下の上田組丁同心屋敷で生まれて以来、日々怠らずに勉学にいそしみ、
剣術に励み、ついに藩校の講学助教兼剣術教授方の大任を務めました。
その知識と技は藩士の中においても群を抜いておりました為、出世するのが当然なのですが、
なにぶん足軽の出でございましたのでそれもかなわず、
あわせて藩政が窮乏しており、とくに給金などを与えることもできず、
代々のわずかな禄高で妻子を養っておりました。
それでも生来の性質で身の程をわきまえ、無理に富を欲せず、道を得て貧しさや身分の低さを憎まず、
また、同輩の窮状を思いやって私を始めとする上司の情けにも頼らず、
赤貧を洗うがごとき貧しく苦しい日々を過ごしておりました。
953ネタバレ3/8:04/09/10 00:03
重ねて申し上げます。
この者の父は、誠の南部武士でございました。
義士でございました。

天保の年より、百姓領民が飢え凍える惨状を察していたため、この者の父は己ひとりの栄達を潔しとせず
嘘偽りのない仁慈の心から、貧賤に甘んじていたのです。
よくよく考えてみても学識や技術が優れたのはひとえに各人の努力・精進のたまものであり、
それを評価してやれなかったのは、組頭である私の不徳の致すところでございます。面目ないと思っております。
藩の勘定方差配のお役目をおおせつかってからというもの、長年努力を重ね奮闘してきましたが、
このように藩財政を立て直すことができず、百姓領民を苦しみから救ってやることもできず、
藩士の生計も言うに及ばず、
ついには吉村を始めとする立派な人物を脱藩させてしまいました。
これらの罪はことごとく勘定方である私一人の身にあります。

それゆえに私は、生きていてはならない賊であり、天子様の処分をお待ち申し上げる身であります。
けれども、錦旗に弓を引いたことについてはわずかも後悔しておりません。
ただただお役目の到らなかったことが、万死に値する大罪とのみ思っております。
そして近々の斬首の場に臨んでは、私の非力のために窮状から救えなかった百姓領民足軽同輩の方々に向けて、
心よりお詫び申し上げようと思っております。
954ネタバレ4/8:04/09/10 00:04
そもそも私の家は代々四百万石の大禄を賜り、組付足軽を三十余りも預かる身にもかかわらず、
ひたすら藩政の安泰に粉骨し、御殿様の御家名を汚さぬことにのみ奔走しておりましたことが
大きな過ちであったと思っております。

恐れ多くもこの度の幕府の失態は、私の過ちと同様に百姓領民足軽郎党の苦難をわずかも斟酌せず、
長年幕府の安泰と家名の保持に執心してきたことが原因であると考えます。
このようなことは忠義ではなく、ただただ己の保身なのでございます。
愚かなことに、私も忠義の言葉をかりて知らず知らずに保身をはかっていたのでございます。
そのように考えれば、幕府の転覆も公家様方の災難も、これはすべて天誅であります。
私の四百万石の禄は民の脂、幕府の八百万石もまた民の汗、民の血でございます。
そしてこれによって武士は武士という長年の優位を保ってきたのです。
士農工商の分別などは笑止千万であり、勝手な理屈にほかならず、
ゆえに天誅が下り、武士は相討ちすることとなったのです。

黒船の来航以来、攘夷論が世を席巻した経緯はまったくの幻でございました。
幕府が始まって以来260年あまり、将軍家は世襲を重ね、代を重ねてその士道を失い、
保身に汲々とする獣に成り下がったのです。
しかしながら、蛮勇無能の獣の中でただ一人、立派な武士の模範がおりました。
955ネタバレ5/8:04/09/10 00:04
重ねてお願い申し上げます。
この者はまだ少年でございますが、この者の父は誠の南部武士でございました。
義士でございました。

ご家老の楢山佐渡様を始め、ご重臣の方々を動かし、
天子様の朝廷に対して戦を起こしましたのは、ただただこうした理由にほかなりません。
この者の父吉村は、命を惜しまず妻子の為に戦いました。
それを考えのない卑しい行いという者も多々おりますが、
私のよくよく考えますところ、この行いはまさに男子の本懐であり、
士道の真髄であると思い至ったのでございます。
そして私は、吉村貫一郎という武士の魂を南部一国と引き換えに致しました。
無茶な行い、狂気の沙汰というそしりは重々覚悟の上でございます。
956ネタバレ6/8:04/09/10 00:04
ですが、今後もしも、めでたくご一新が行われ、天下統一の皇国がすべて実現したにもかかわらず
男子が妻子をさておいて滅私奉国するのを義となす世に万が一なったとしたならば、
この国は必ずや破れ、外国の奴隷と成り下がるだろうと私は信じております。
この日本国は、古来より義を最上の徳としてきました。
しかしながら、昔の人の思うところにより義の一字の意味がねじ曲げられ、
義道すなわち忠義と定められたことは愚かなことです。
このような詭弁は大きな過ちでございます。
義の本当の意味とは正義にほかならず、人道の正義のことなのです。
義がひとたび失われれば、必ずや人心は荒れ、文化文明が栄えようとも国は危うくなるのです。
人道正義の道をさておいて、何の繁栄や喜びがありましょうか。
957ネタバレ7/8:04/09/10 00:05
日本男子が命を惜しまず妻子に尽くすことは断じて賤しいことではなく、まさしく義挙というべきものです。
そのため私は後世の万民の為と思い、そう信じて、母国南部を、父祖の地盛岡を、ふるさとの山河すべてを、
御殿様を始めご家門や同輩を、級友の皆々様を、むろん私の一族郎党の命を、
ご一新の皇国に捧げたのでございます。

さいわい城下が焼け落ちるのは免れましたが、今後領地替えや減封の罰は免れられません。
また、幸いに死を免れることができても、皆々様は賊の汚名をこうむり
辛酸をなめることは決まりきったことでざいます。
しかしながら、南部武士の魂の一滴が苦難の後に残るとしたら、
その一滴は北上の大河となってご一新の皇国を必ずや正道に導くことでしょう。
958ネタバレ8/8:04/09/10 00:05
吉村貫一郎の常々申していた事には、
南部の桜は岩を割って咲く と。
私はこの一言を肝に銘じて非力ながら身の丈に合わぬ精進を成し遂げました。
振り返ってみるとこのような結果、私の力が及ばなかったためでございます。
しかしそうした努力精進のひとつひとつには一片の心残りもございません。
岩を割る桜の春はまだ来ませんが、死力を尽くせたことは士道冥利であると思っております。
尊敬する友人、吉村貫一郎君の最期は誠に見事でございました。
死に臨んで五体を残らず妻子に捧げつくしたそのなきがらは、
血の一滴すら残らず、わずかに死に顔に一筋の涙を留めておりました。

何度言っても足りません。
この者の父は、誠の南部武士でございました。
義士でございました。
願わくば、この少年をあなたさまの御身近くに留め置いてご配慮ご養育してくださいますよう、
伏して合掌し、心よりお願い申し上げます。

義士の血がいつの日にか岩を砕き、満開の花を咲かせることを夢に見て、筆を置きます。

    明治二年二月八日 大野次郎右衛門
 
  江藤彦左衛門殿
959938:04/09/10 00:10
以上です。
昔の言葉ならではの重みが現代口語では出せなかったので
大野さんのイメージが崩れてしまったらごめんなさい。
小説には漢文調で書いてあってよかったなあと思います。
ここ違うよ!ていうのがあれば教えてくれると嬉しいです。
960無名草子さん:04/09/10 00:54
>939 >942 >947

>938氏 は、誠の2ch武士でございました。
義士でございました。
身代わずか2CPU 2G Memoryの身分でございますが、その人格は律儀で誠実、
志は高く潔癖で賤しいところのない、
まさに2ch武士道の模範でございます。
961無名草子さん:04/09/10 01:14
>>959
GJ!読む気しないけど
962無名草子さん:04/09/10 09:03
つうか訳すほどの文でもなかろうに。
平均以上の知能があれば普通に読める
963無名草子さん:04/09/10 10:21
>>938
おつかれ〜。
久しぶりに内容を思い出してじーんときたよ。
また本編読み返そうかな。

>>962
とっても、2ch住人らしいコメントだねw
964無名草子さん:04/09/10 17:26:56
まあスレ終盤にはちょうど良かったかもね。
個人的には>>961と同意見w

でも乙。
965無名草子さん:04/09/10 17:30:48
ありがとうございました。
だいたい、こんな感じかなとは思っていたけど、
ところどころわからない箇所があったので、私はすごく助かりました。
966無名草子さん:04/09/10 22:54:17
ああ、こういう意味だったのね。・・・
平均以上の知能がない私にとっては、すごく嬉しい訳文でした。
訳しても訳さなくても、熱くて綺麗な文章なんですね。
967無名草子さん:04/09/11 00:54:37
漢文調の文章(読み下し文)でも、概ね理解できましたが、
長文なので、読み飛ばしてた所も在り、
一層、壬生義士伝に嵌りました。

俺は文系三流大学出身だから、浅田次郎氏の作品には、
嵌るタイプだと思う(w
968無名草子さん:04/09/11 01:35:17
私もところどころわからないままなんとなく理解してた箇所があったので、なるほどという感じ。
まとまった訳文を読めたおかげで、次回読み返す時はすっと漢文調を読み進められそうです。
969無名草子さん:04/09/11 10:31:06
うわー!知能以前に集中力なくて漢文は全文目で追ったこともなかったから
すごく嬉しいです。乙!GJ!
970無名草子さん:04/09/12 01:07:15
>訳した人

こういう訳、いつか出るだろうと思っていたが、
ここまですると浅田次郎も作者冥利に尽きるだろうな。
多分、本人の耳にも入ると思うよ。

この農家、モデルはあるけど全然関係ないからイマイチ、せっかく訳してもつまらないんだよな。
ごめん、否定じゃなくて訳した文を見て空しさを感じた。
971無名草子さん:04/09/12 01:09:31
訳した文なら発売当時にあちこちに転がっていたぞ
2chでも見かけたしな
972無名草子さん:04/09/12 02:27:49
938です。長い訳を読んでいただいてありがとう。

読むの3度目でも最後の手紙の部分に来ると、
意味はわかるのに漢文調の文を目で追うのに時間かかっちゃうんです。
それまでの文と同じペースで読みたいのに、と思って試しにまとめて訳してみました。
おかげでちょっと早く読めるようになった気が・・・
同じように役立ててくれた人もいたみたいでよかったです。

本人(浅田次郎)見かけたことあるんだけど
死にそうに疲れた顔してて声かけられなかったw
ちょっと体が心配です。
973無名草子さん:04/09/14 16:50:20
オレばかだから
また泣けてきたよ
974無名草子さん:04/09/14 21:01:13
おれなんか口語訳のおかげで号泣しちゃったから白痴だな。
975無名草子さん:04/09/14 22:29:18
『蒼穹の昴』では最後の方で、会津出身の青年に外国人記者が「お前は俺より英語が上手くなった」
って言うシーンが感動した。

蒼穹の昴、友達に貸したら、数年経っても返ってこない。没法子…
976無名草子さん:04/09/14 23:50:28
>>975
おまえの名前が書いてある蒼穹の昴、ブックオフで売ってたぞ
977無名草子さん:04/09/15 09:14:44
ブクオフって蒼穹の昴が100円なんだよな。
978無名草子さん:04/09/15 10:50:41
ブクオフで100円の蒼穹、欲しいな……。
500円ぐらいのしか見たことない
979無名草子さん:04/09/17 02:55:43
ハードカバーじゃまくさいからいらない
早く文庫で出して欲しい
980無名草子さん:04/09/17 10:51:08
文庫化はしないって話が上のほうであったような気がするが。
981無名草子さん:04/09/17 13:54:18
>>980
文庫が出るって話も、上の方で出てるんだが
982無名草子さん:04/09/17 20:48:05
上、上って言うから天井見上げちゃったよ。そしたら天井に変なm
983無名草子さん:04/09/18 03:32:03
王妃の館っておもしろいの?

立ち読みしたがイマイチ。

おお、(2ちゃんでいう)釣り?とは思ったが、そういう感じで釣られる現実感がなかった。

ウソ臭いって感じ。
984無名草子さん:04/09/18 04:26:02
王妃の館ってカイジみたいなもんだよ
うそ臭さをエンターティメントとして楽しまないとな
985無名草子さん:04/09/18 04:54:52
>>936
新撰組だなんて、現代に伝わっている話そのものの原点が
ずっと演じられてきた演劇の脚本だってんだろ。
新撰組自体が創作だよ。


幕末関連資料本をせめて50冊は読んでから語れ。

937 >>
新撰組なんか実際より美化されがちな小説とかで墓参りに行く
ファンなんか出てくるわけだから

墓参りするファンの多くは、
プロも青ざめる程の資料を読みあさった幕末事情通や小説書きの卵が多い。
大河にわかファンと一緒にするな。
986無名草子さん:04/09/18 10:19:28
所詮歴史は物語でしょ
987無名草子さん:04/09/18 11:27:12
これだからヲタクは・・・
988無名草子さん
浅田次郎。(おそらく)第三段目。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1094741448/

こっち来ーい