さんざんガイシュツだろうけど二言めには「ソープ行け」という印象。
よっぽど初体験にトラウマがあったのかな。と初カキコ。
・北方謙三の文章は作家としては稚拙ではないか。
・格闘シーンが未熟すぎないか(格闘技経験者の意見求む)
・若者の口調の是非
・釣りについてはどうか(釣り人の意見求む)
・奴はブラディドールの途中まで車の免許をもっていなかったらしいが、その描写はどうか(ドライブ好きの略)
・主人公が全部同じ性格なのはどうか。
・全体的に引き出しが少ないといわれるがどうか。
とりあえず話題投下。
前スレであまり詰められてなかった話題をまとめてみた。
ってか単純に俺が興味のある項目なんだけどね。
で、俺は主人公の性格が全部同じなのはそれでいいと思うんだよね。
だってようはそういう性格のヤシを書きたいんでしょ。
だったらしょうがないじゃん、つー論法よ。
引き出しが少ないのは勘弁。
>>4 格闘シーンはすぐに決着がつく場合は綺麗に決まってイイと思えるけど
長引いた場合は、あの文体なので何やってるかサパーリわからん時がある。
そういう時は大抵もみ合ってる様な感じの時なので忠実と言えば忠実か
>>5 主人公だけならともかく登場人物も一部を除けば大抵同じだけどね
主人公だった香具師が脇にまわるブラディ・ドールなんか特に。
引出しが少ないのもみんな似たような事やってるからかな
結局、それが良いという人もいればダメな人もいるだけの事なんだろうけど
剣客ものでさ、最後に一番強い奴とやるときと、
修行して一段階強くなるために谷を飛び越えたり朽木を切ったりするとき、
北方のやりかただと、ぜったいきる瞬間とかの描写はないんだよね。
気付いたら斬ってたってなる。
他の作家だと剣が肉にくいこむ瞬間の描写は一番力いれて書くんじゃない?
>他の作家だと剣が肉にくいこむ瞬間の描写は一番力いれて書くんじゃない?
瞬間というかその瞬間にいたる過程ね。
10 :
無名草子さん:03/05/06 14:29
『煤煙』という、小説現代に連載していた長編が、完結している。
もうすぐ単行本になるだろう。俺は雑誌で読んだが。
『冬の眠り』、『擬態』、『白日』の路線で、ハードボイルドとはひと味違う。
主人公が同じ性格ということもない。
北方は徐々に変貌しているよ。
かなり努力している、と俺は思うね。
>>4 車の描写については、免許を持っていなかった時の方が、面白い。
こんな不可能なことがということが出来てしまい、小説的リアリティがある。
免許を取ってからは、現実のリアリティが小説を超えていない。
馳星周も、いま若葉マークで、北方に紹介されて、マセラーティを買ったらしい。
もっとも馳の免許は、オートマ限定。
北方はマニュアルで、シフトダウンがうまい、と車の評論家が書いていた。
11 :
無名草子さん:03/05/06 19:57
>>10 別に誰も叩いてないから擁護も必要ないよ。
白日は読んだ。おもしろかった。
オックステイルマンセー。
料理のレパートリーはシチューいがいにもいくつかあるみたいだね。
カレーとか刺身とか鯉の甘露煮もあったかな。
刺身と造りって違うの?
12 :
無名草子さん:03/05/06 21:11
『コース・アゲイン』、もっと語られていい作品だと思うけど。
13 :
無名草子さん:03/05/06 21:24
>>『コース・アゲイン』
文学板で単品でスレ立ってたね
15 :
無名草子さん:03/05/06 21:27
>>12 俺も読んだよ。
いつも大長編を書いているが、短編はすごい。
なんだか吉行淳之介とヘミングウェイを、足したような印象だった。
17 :
無名草子さん:03/05/06 23:35
アフォそんな短時間にレスがつづくわけないだろ。
自作自演まるわかり
コースアゲイン厨必死だな(藁
コースアゲイン厨……
19 :
無名草子さん:03/05/07 01:33
>>8 最後には千葉周作が言ってた無想剣(きこりの斧とサトリの話のやつ)
に目覚めるというのが北方の理想の剣客像。
途中はだいたい心妙剣のレベルでがんばり、最後だけ意識できない攻撃で敵を倒す。
しかし
「どこをどう斬ったかわからない」
「どう動いたかわからない」
でも相手は倒れる。
これはあまりに格好悪くないか、と思うときもある。
極限の勝負って案外そんなもんなのかと凡人は想像してみるしかない、
とか自分を納得させてみたりもするが。
これは俺だが、後は別人。
>>17 一応抗議しておく。
水滸伝とかでも斬る瞬間というか相手を倒す瞬間の描写はあんまりないね
○○が数歩歩くとみんな倒れていたって感じで
北方のエッセイで、立合いのことを書いたものを読んだ記憶がある。
五味康祐の「柳生武芸帳」で、十兵衛が誰かと対峙している。改行で、相手は倒れている。
つまり斬るところは、行間にある。
これが最もスピードがある、というようなことだった。
俺も、これが一番、読む者の想像力を刺激すると考える。
「コース・アゲイン」は俺も読んだ。
純文学風なのに、面白いのだな。
三国志や水滸伝と、並べて読むといいかもしれない。
24 :
無名草子さん:03/05/07 03:19
北方の本領は歴史小説だと考えるが、どうよ。
前スレ埋めないのか?
埋めてもいいが、1000が迫ると陣取り合戦だな。
>>24 「武王の門」が俺は好きだ。
本領かどうかは別として。
だって中国物もあるし、幕末物もある。
どれが本領ともいいきれないと思うよ。
先に前スレ使おう
埋めるのってなんか意味あんの?
30 :
無名草子さん:03/05/08 05:01
北方の短編を誰か読み込んでないか?
「遠い港」「帰路」「錆びた浮標」、あたりがいいと思うんだが。
純文学かね、これは。
>>30 恋愛小説(らしい)「抱擁」てのもあるね。
割と手広くやってんだなこの人
三国志って読む価値ある?
吉川のは良かったが
>>33 北方の作品が好きなら良いんじゃない?
文庫にもなってるから1冊買って読むか図書館で読んでみていけると思ったら読んでみ。
>>33 俺は、決定版の「三国志」と信じているよ。
>>30 32
「夜の眼」というのもある。官能小説だな。
志水辰夫がちょっと前に官能小説を出し、北方よ、お前もかと批評家に言われ、
えらく怒ってた。雑誌掲載は、ずっと前だったらしいんだよね。
だから自分の方が先だった、ということらしい。
子供みたいなことで怒らなくてもいいのに。
それに批評家なんて、その程度で、初出なんか見もしないんだろう。
>>36 そういやあったね、官能小説という割に描写はそんなに・・・というレビューを
どこかで見たな。
批評家なのに調べもせずお前もか、なんて言われりゃ腹も立つかな
前スレで批評家に本名なのにキザなペンネームと言われてぶん殴ったって話もあったね
初め見た時は北方カコイイと思ったけど、こっちは何も殴らんでもなー
38 :
無名草子さん:03/05/08 12:48
すぐに中田氏するからきらい
40 :
無名草子さん:03/05/08 22:37
「弱いほうが負け犬になるしかねえ世界だろうがっ」
↓
「つーか弱い方?が負け犬?みたいな。それが現実じゃん」
「別にあんたのせいじゃない。決めちまった。それだけですよ」
↓
「つーかあんた関係ないし。俺が好きでやってるだけだし」
「もうバクチなんかしねえよ」
↓
「バクチとかあきたし」
北方の純文学、読んだ人いる?
暗いよ、20代の前半に書いたもんは。
俺は嫌いじゃないが、読むのが苦痛という人もいるだろう。
あんな積み重ねがあって、いまの北方があると思うと、
作家ってのも楽じゃないね。
北方というのは、風貌からか、人生相談の回答の内容からか、
イメージが固まって手を出す人間が少なかった。
論じる人間は、もっと少なかった。残念だよね。
相当なものを書いている、と思うんだがね。
量を書いているので、駄作もないわけではないが、
それも結構読ませるところがある。
文学的に論じられて当然だと、俺は思うよ。
んじゃとりあえず文学的に論じてみろよ。
文学的に論じることに興味をもってるのはとりあえずお前だけだから
お前が興味深い話をすればみんなもついてくるかもしれんぞ。
だいたいこのスレの奴ってほんと浅い意見しかいわないからつまらん。
>>42なんかみてみろ。内容ゼロだ。
ひとつこってりとした議論をたのむぜ旦那。
まず文体。北方の小説の、最も目立つ特徴だろう。
「棒の哀しみ」という作品がある。二部構成で、私の中の男、男の中の私、に分かれる。
前半は、まったくのカメラアイである、主人公の名さえわからず、人が田中と呼んで、
はじめてそうとわかる。固定したカメラから見える部分しか描かれず、
その中で疲れたような男の姿が浮かび上がってくる。
後半は、カメラの中で動くだけだった人間に、一人称の視点が与えられる。
これにより前半で立ち上がった男のイメージが重層的になる。
一人の男をこんなふうに描いた小説を、俺は知らない。専攻は比較文学だが、
唯一並べて論じられるのは、ジェームス・エルロイぐらいか。
この文体の実験でわかるのは、心理描写の小説における効果と、
心理描写がないことの効果で、イメージがどれほど違う力を持つかということだ。
46 :
無名草子さん:03/05/10 13:19
「棒の哀しみ」映画になってた。神代辰巳の遺作。
なかなかのもんでしたよ。映画賞、総なめにしていた。
俺も観た。
北方物では、最高の映像だと思う。
あと「友よ静かに眠れ」がいい。
「棒の哀しみ」、翻訳されたらしい。
アメリカで発売。俺は、いい作品を選んだと思ってるよ。
49 :
無名草子さん:03/05/10 15:22
なにがイーって、技だよ、技。
古くは砂を入れた靴下で頭(後頭部)を延々小突くやつから、転がりざまアキレス腱を断ったり(縦もあり)、暗闇で浅く切り付けまくったり、最近じゃスタンガンを延々コメカミっつーのまで
フォンドボーやオックステイルのシチューや、ピラミッド型にして入れるコーヒー
技師北方の技を語ってみません?
51 :
無名草子さん:03/05/10 17:33
アフォ昨日丸々無視されときながら
そんな短時間にレスがつづくわけないだろ。
自作自演まるわかり
棒の哀しみ厨必死だな(藁
>>49 お前の文見てると
表現を使いまわしてることをこき下ろして楽しみたいように見えるがそうなのか?
>>45 「棒の哀しみ」は、北方の目立たない代表作だと思う。
文体に秘密があること、はじめて気が付いた。
俺は1部のほうが好きだ。
ほんとに棒みたいに飾り気のない、短編群だと思ったよ。
53 :
無名草子さん:03/05/11 12:04
謙三けんか弱いからよくいじめる。
柔道二段とかっていってもしょせん雑魚。
この前も俺の船で釣りいったときにイルカいるから見ろっつって
おびきよせて海に落としたら
「冷たいよう、冷たいよう」
って言って泣いてた。
よくプロレスして遊ぶときも殆ど俺が技かけて謙三は実験台。
コブラツイストしたら絶対泣く。
謙三けんか弱い。
54 :
無名草子さん:03/05/11 12:12
最近謙三と一緒にバッティングセンター行ったとき面白かった。
チャリンコでいったんだけど途中で謙三のチェーンが外れて謙三がこけた。
で、当然大泣きしてしょうがないから俺がチェーン直してやってそのまま
バッティングセンター行った。
で帰ったとき謙三の奥さんが驚いたのでそれの説明も俺がしてやった。
なんで驚いたかって言うのは謙三は半ズボンはいててこけたとき膝すりむいてて
もう血は止まってたけど傷跡は結構大きかったから。
今度また二人で公園かどっかで遊ぶつもり。
55 :
無名草子さん:03/05/11 12:35
そういえば謙三を昼飯に呼んだときあった。
チャリンコで来いつったのにマゼラーティで来るからぶん殴った。
それからご飯食べた謙三お代わりしやがった。
で午後から謙三が小説書きたいとか言い出したから
じゃあ俺の部屋貸してやるから書いていいよ、俺はお前の車乗って遊んでる
っつったら嫌がったのでムリヤリキー取り上げたらやっぱり泣いた。
そんとき書いてたのが約束の街の最新分。
見せろっつって見たら結構おもしろかった。
「棒の哀しみ」で、生きた鳩の毛を毟るシーンがあった。
人間が根源的に持っている暴力性が鮮烈で、ふるえた記憶があるよ。
「棒の哀しみ」がここで論じられるのは、嬉しいね。
発刊直後、ついに日本のハードボイルドもここまで来たかと、
感慨を抱いて人に薦めたものだった。
文体が鮮烈だったね。ああいう文体が、日本的風土に合っていた。
いまも、俺的には北方のベストワンだな。
58 :
無名草子さん:03/05/11 19:06
こちらのスレに、ビー板のさるスレで
なぜなら俺、まじで上智の外語でてるから
というギャグかまして大受け(大ひんしゅく)買っている人がおられるようですが。
59 :
無名草子さん:03/05/11 19:25
ビー板って何の略?
北方水滸伝は、ここじゃスレ違いになるんかね?
まあ、北方の水滸スレも三国志スレも立っているが、
北方の全体像を論じるという意味において、
排除することはないと俺は思う。
徹底的に水滸伝を論じたければ、あっちへ行けばいいだけのこと。
62 :
無名草子さん:03/05/12 10:45
>徹底的に水滸伝を論じたければ、あっちへ行けばいいだけのこと。
徹底的に論じるなんて芸当があんた達に出来るとは到底思えんのだが(w
俺が北方を読み始めたのは、十年ぐらい前だった。
「逃がれの街」からだ。
それから三度ばかり途絶えたが、なぜかまた戻った。
老犬シリーズ3部作、俺は今でも読み返すよ。
この間は、とうとう時代小説を読んでしまった。
「林蔵の貌」である。違和感はなかったな。これもハードボイルドだと思った。
南北朝物を一冊読んだ後、三国志にかかろうかと思っている。
64 :
無名草子さん:03/05/14 17:54
>>62 だからこそ
あっちへ行け
ばいいだけのこと。
三戦板へようこそ。
石垣島で、北方を見たぞ。
漁船に乗って、荒れてるのに海に出て行った。
マグロのでかいのを揚げた、という街の噂。
北方が石垣島で講演すると、水滸伝サイトの今月の予定にあったな。
講演だけじゃなく、遊んでたんか。
水滸伝10巻の発売、もうすぐですな。
三国志と較べて、スピード遅いような気がするんだが。
70 :
無名草子さん:03/05/18 18:30
小説現代に連載してたやつ、もう完結してた。
とびとびに立ち読みしてたんだが、結構すごそうな予感。
単行本を愉しみにしている。
タイトルは「煤煙」。
>>69 単行本はそうだよね。三国志は、隔月で出ていた。
「林蔵の貌」「草莽枯れ行く」「余燼」
この読者いないか?
いるぞ!
「林蔵の貌」とくによかった。
俺の大好きな時代小説のひとつだ。
時代小説については、俺はかなりの読書量を持っていて、
北方を認めようと思ったのがこの作品だった。
以後、南北朝物を読んで、のけぞったね。
これほどの作家、そうは見つからない。
現代物は、4、5冊読んで、もういいと思ったが。
中国物もいいね。
これも時代小説だけど、「活路」はどうよ?
>>74 読んだ。
面白かった。
このレベルはなかなかない。
こんなもんでいいか?
「活路」はいいね。
俺左文字一角という男、好きだった。
肩に鷹、露払いに白い巨狗。姿にしびれたね。
「余燼」といえば誠一郎だな。
剣客で流派は馬庭念流。かっこよかった。
馬庭念流の「脱け」ね。
町火消しの姿も、俺は好きだったよ。
>>73からここまでで
「林蔵の貌」「余燼」「活路」については語りつくした感があるね。
ほかになんか良かったのない?
「草莽枯れ行く」、あまり論じられてないが、いいぜ。
悲劇性が強い実話を、実にうまく小説化している。
それでも理不尽な死に、心がきしむね。
北方にはめずらしく、諦念の物語かもしれない。
そこまで論じてしまうと
「草莽枯れ行く」についてはもう何も言うことがないな。
たしかにあれはいい。心もきしむよ。
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
「黒龍の柩」、俺は面白かったんだが。
山南敬介が、はじめて存在感を与えられたね。
来週、北方がテレビ東京の「男達の風景」
という番組に出るようだ。
85 :
無名草子さん:03/05/24 08:45
北方水滸伝、第十巻、書店に積んであった。
一度だけ、アゲさせて。
86 :
無名草子さん:03/05/24 17:18
十巻、買ってきた。ワクワクです。
ageても人が来ないところがこのスレの恐ろしいところ
ここ、結構人がいると思うんだが、、
90 :
無名草子さん:03/05/25 05:20
水滸伝待ってる間に、三国志読んだ。
10巻読んだ後はどうやって待てば良いやら。
水滸伝10巻を読み始めた。
もう興奮してきて、ページをめくるのが怖いぐらいだよ。
94 :
無名草子さん:03/05/26 13:45
確かに、歴史小説には、北方の本領があるな。
俺は、南北朝物が好きだよ。
つまらん物も書いてるよな、この人。
ここって言語障害者が語り合うスレですか?
「彼が狼だった日」どうよ?
一部はまたいつものパターンか・・・と思ってよんだけど、
二部からの意表(?)ついた展開にちょっとはまった。
>>97 漏れは一部はいつものアレかと思ったけど結構サクサク読めた
二部からは何だか乗れなくて読むのやめちゃった
>>98 うむ。確かに二部からは、ちょっとねぇ。
ハードボイルドっていうよりも・・・。
100 :
無名草子さん:03/05/27 04:19
100
俺は、一部にだけ馴染めた。
「彼が狼だった日」は、挑戦シリーズと較べると、やはりスケールが小さい。
緻密さが足りないし、なにより敵に魅力がない。
敵が魅力的というのは、北方のいいところのひとつなのに。
102 :
無名草子さん:03/05/27 10:10
100
するどい!
挑戦シリーズ、俺的には、北方の最高傑作。
三国志、水滸伝、読んでないんだが。
あっそ。
梁山泊の会というのを、佐賀でやるらしいね。
招待者108人というのは笑った。遠いので、俺は応募できん。
俺、応募してみる。電車で1時間半かかるんだが。
ナマ北方、見られるチャンスだもんね。
俺の最高傑作は「武王の門」だね。
中国物の三国志とは比較しにくいが。
北方の最高傑作を挙げる流れになってるわけ?
俺は、これから書く作品に期待してるよ。
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
最高傑作ならなんといっても「正月の猿」だろ。
北方に、傑作などない。力作があるだけだ。
わたし、弟子にしていただきたいんですが。
最高力作といえばあれかな「排便者」
読んで力はいったなあ。
114 :
無名草子さん:03/05/29 04:03
都内のどこかで、北方の講演をやるらしいよ。
よかったね
ナマ北方ね。
カッコいいという話だが、実際は胴長短足だったりして。
見た人あまりいないんだろ。
小僧、ソープへ行け!
そんなこと言うんだろか。
そんなん言ったら「お前が行けよガキ」って言われるから言わないだろ。
飯島愛にコケにされた屈辱はまだ忘れてないだろうしな。
北方って、飯島愛にコケにされたの?
俺は知らんが、対談したらまあ確実にコケにされるだろうな。
俺は、ナマ北方を見たことがある。
でかいね。そして目立つ。別にいやな感じじゃなかった。
やつはまだ、マゼラーティに乗っているのか?
北方、テレビに出てた。
マセラッティに乗ってたし、でかいクルザーにも乗ってた。
かっこよすぎ。
自分で船を操縦していたのに、俺は感心した。
ちゃんと免許持ってるんだな。
歴史小説は別として、現代小説では、結構趣味を小説の題材に生かしているのかも。
126 :
無名草子さん:03/06/01 04:06
水滸伝の十巻は、梁山泊の敗北と、そこからの立ち直りが描いてある。
負けた男の姿、うまく書くんだよな、この作者。
水滸伝の第2部が完結した。
革命を目指す男たちの物語ということが、よりはっきりした。
北方らしく、敵が魅力的で、負けた人間もいい。
北方は、とてつもない仕事の途上にいると思うね。
何しろ水滸伝は、これで半分なんだから。
三国志より時間がかかってるね。
それだけが不満。
北方だって人間だからさ。
いまの北方を理解するには、やはり水滸伝を読むべきだろう。
男たちの権力との闘いの物語だが、ハードボイルドとして読める。
考えてみると、北方はずっとハードボイルド作家だ。
男たちの死に様を描いているという点で。
本気で読んでみる
>>131 三国志だっていいのよ。文庫で、安いし。
俺は、水滸伝なるものを、はじめて読んだ。
めちゃくちゃ面白いではないか。10巻も早速買って読んだぞ。
11巻は4ヵ月後と聞いて、萎えた。
水滸伝文庫化しないの?
それより「チンコマン」早く文庫化してくれ!
あれ絶対売れるのになあ。。
>>134 ハードカバー19巻が完結するまで、文庫化は無理でしょう。
なんだかんだ言って、みんな北方を何冊読んだ?
俺は2冊。水滸伝と三国志だけど。
第三京浜で、200オーバーでかっとんでいるマセラティを見た。
シルバーのオープンタイプだ。
謙三タンだぞ、多分。
この間のテレビと、同じ車だったもん。
そんなこと書くと、シルバーのマセラティが高速を走れなくなるよ。
アゲなかっただけましだが。
作品論、誰か聞かせてよ。
俺「弔鐘はるかなり」を一冊読んだだけだ。
大薮亜流という感じだったけど。
北方の小説は多分50冊は読んでいると思う・・。
そんな中で、お気に入りはやっぱ挑戦シリーズかな。
「危険な夏」から「冬の狼」での竜一の変貌にゾクゾクした。
「風の聖衣」じゃ竜一とキナの関係に嫉妬した。村沢にはちと怒りがこみ上げたがw
「風群の荒野」、「いつか友よ」も良かった。
なんて言うのか、男たちの生き様がどれも黒く、鈍く輝いていた。
まだ北方の歴史物は食わず嫌いで読んでいないけど、今度読んでみよう。
挑戦シリーズにもでてくるが、高樹の1代記、老犬シリーズ。
北方の持つ人間観の本質が出た作品だと思う。
>>143 はじめは読みにくいかもしれないが、「武王の門」を薦める。
「擬態」現代のどうしょうもない閉塞感を、ハードボイルドの文体で描いて、
実に印象的な作品に仕上がっていた。
時々こういうシリアスなものを書いてくれるので、俺は好きだよ。
>>143 北方ファンで歴史モノが未読……( ´Д`)ウラヤマシイYO
どうも歴史物にはうとくて手を出していなかったのだ。
挑戦シリーズを呼んでから、ペルーに行ってみたくなった。
竜一がどういうところで戦っていたのかを、見てみたくなってね。
流石にゲリラ?に入る事はできないだろうがw
自分が北方にはまったきっかけはいつだろう。
多分高校生のときかも。兄貴の部屋を物色していたら
「さらば、荒野」を発見。そして北方道にどっぷりと漬かってしまいましたw
145が「武王の門」と言っていたが、それは二番目にして、
「破軍の星」から始めたほうが楽かもしれない。
>>143 歴史モノより剣豪モノから入ってはどうか
景一郎シリーズとか
俺はあまり作品を読んでいなかったんだ。日付変更線を読んでいた。
いいエッセイだったよ。北方の物で最上のもののひとつだと思う。
154 :
無名草子さん:03/06/08 09:04
北方の歴史物を読むなら、並行して水滸伝を読むべきだと思う。
それが進行形の北方だからね。
大丈夫、4ヶ月に一冊だから。新刊が出るまでの間に、1冊は読めるだろう。
とにかく、感想は聞かせてな。
155 :
無名草子さん:03/06/08 18:59
高樹良文って、望郷以降は全く露出なしですか?
名前だけとか、暗喩とかも含んでですが。
>>154 強い奴がでてきてしびれた。
かなりおもしろかった。
続きがたのしみだ。
こんなもんでいいか?
>155
恐らく望郷が最後の作品だと思われます。
望郷のラストは、自分は高樹の死で終わったのだと思ってます。
もしかしたら、和也が高樹の事を助けたかもしれませんが。
俺は「シロは死なない」「くらやみに星をひろえ」など3、4冊を除いて全巻持ってるけど一番好きなのは「君に決別の時を」かな。
あやや・・・
決別じゃなく訣別だった
つってもマイナーな本だから間違いに気づく人は居ないと思うが
160 :
無名草子さん:03/06/09 19:57
北方の幕末もの・・・西郷隆盛が妖怪・化け物的に書かれていて新鮮だった。
北方三国志のチョウショウ的だね。
大抵は天性のカリスマみたいなもので人を引きつけて陰謀・策謀のたぐいは
大久保が受け持ってた、って感じが多いからね。
成る程、そのほうが合点がいくな、って思ったよ。
今までの西郷像のように純粋一点張りであの幕末を乗り越えられる訳ないもんな。
あと長身で痩せてるってのもビビった(黒龍の柩)
考えてみれば新政府建設まで生きていて写真が残ってないのって西郷だけ(?)だもんな。
用心深い西郷が太ってて相撲取りみたいなイメージを作り上げたってのも「有り」かもっ!!
>>157 やっぱりそうですか。
望郷以降は影も形も
「もうくたばったが、昔老いぼれ犬という刑事がいてなぁ」
みたいなのもないんですね。
>>155 そのうち書いてくれそうな気がする。
北方さんはまだ若いんだし。
164 :
無名草子さん:03/06/12 00:21
老いぼれ犬のことはよく出てくるのに、「檻」の話する人いないね。
俺はあの作品こそが、北方の真髄だと思うんだが。
俺は「檻」と「逃れの街」が、現代小説では最高峰だと思ってるよ。
俺は「眠りなき夜」。
老いぼれ犬は、この作品で完成した。
檻を読んだら牙から挑戦シリーズ・・・と逝きたいよね。
168 :
無名草子さん:03/06/12 21:45
>167
村沢、石本のゴールデンホットラインだね
月並だけど、敵が魅力的であればあるほど、主人公が際立つって感じでステキですよね
169 :
無名草子さん:03/06/13 05:40
挑戦シリーズで、滝野と石本はそれぞれ子供を引き受けている。
北方氏は、その落とし前をつけるべきだ、と思う。
簡単に言えば、続編頼むってこと。
いつまでも、老いぼれ犬を引きずるなよ。
安らかに眠らせてやろう。
賛成
久しぶり。みんな、北方読んでる〜〜?
おいらは、また停まってるよ〜w
だって、「活路」とか「風樹の剣」とか読んだけど、同じなんだもん。。
剣豪シリーズは・・・・だね。俺にとって。
歴史物の方が面白い。
今はヘミングウェイだ。
棒の哀しみ、ヘミングウェイとの共通点があると思う。
たとえば、殺し屋。
共通点っていうかヘミングエイのファンだよ俺。
>>173 でも棒の哀しみって短編じゃなかったっけ?
短編嫌いなんだよな、、
>>174 ヘミングエイってハードボイルドなんだよね。
最近まで、知らなかったよ。
>>174 俺は、ニック・アダムス物と、北方の「遠い港」に、
すごく共通したものを感じるよ。
177 :
無名草子さん:03/06/14 01:59
焼け跡の黒いバッタ。
北方のエッセイで読んだ。
あれ「われらの時代」の一編の中にあるシーンだろう?
178 :
無名草子さん:03/06/14 14:11
飯島愛の新刊が明日発売らしいぞ。
北方ファンは必読だな。
179 :
無名草子さん:03/06/15 01:04
俺は丁にしか張らねえんだよ
なんで、飯島愛が必読なの?
181 :
無名草子さん:03/06/15 06:49
北方の短編は、みんなヘミングウェイの影響が感じられ
「コースアゲイン」を読みながら、吉行淳之介の影響を感じたが。
北方、意外に短編もうまいよな。
183 :
無名草子さん:03/06/15 17:50
コースアゲイン、しみじみとよかったよ
俺は「遠い港」という短編集、くり返し読んだな。
ものすごく長いものを書いてるのに、北方氏は確かに短編がうまい。
185 :
無名草子さん:03/06/15 19:08
このスレって粘着質なコースアゲイン厨がいるなあ。
いい作品だと思うけど。
前レス、俺じゃないよ。念のため。
読んでみます
ホットドッグの連載、おもしろかった。
全てはソープに行けば解決する。
>>188 ガキがさらに小さいガキに説教してるようなもんだからな。
人生経験がたらなすぎる。
>>188 しかし面白かったよ、あれ。
俺はガキだから、時々眼を開かされもした。
191 :
無名草子さん:03/06/16 09:47
北方塾では、人生相談は受け付けないみたいね。
だけど私生活についての解答は、少しはしてくれるかもしれない。
192 :
無名草子さん:03/06/16 13:22
俺は十代後半の、北方の読書歴を知りたい。
193 :
無名草子さん:03/06/16 13:43
北方さんて、読書家だったのかな。
エッセイで読んだけど、もの心がついたころから、絵本などを読んでいたそうだ。
北方は、「静かなるドン」からだろう。
「黒龍の柩」読みました
出だしが池田屋の変というスタートで期待に胸躍らせながら読み進めた
いままでの土方像とは違うものを!と思ってましたが案外いままでの
土方像の枠を超えたものではなかったです・・・ショボン
まあ、おもしろくはあったけどね
「林蔵のかお」と微妙にリンクしてるのもよかったよ
しかし北方の書く西郷はいいねぇ・・・妖怪、化け物、見た目とは違う怜悧で非情
な西郷。こういう今までの幕末ものではあまり見ない土方も読みたかった
「えっとえっと……ボク肘肩ですぅ」
「混同さんたすけてっ」
みたいなキャラ設定が最強。
>196
ヨッ!誤爆大将!
弔鐘はるかなり@集英社文庫第一刷のカバー折り返しの
写真を見ての感想。
「ナイナイの岡村?」
いや、この年頃の写真って、みたことがなくって・・・・・
200 :
無名草子さん:03/06/18 07:18
200
一応ゲットして、俺は学校へ行く。
三国志9巻が、通学の友。
200
202 :
無名草子さん:03/06/18 08:15
ウーロン茶がウイスキー
北方は立派だよ。
なんだかんだ言われながらも、ちゃんと書いてるもん。
204 :
無名草子さん:03/06/18 10:15
「草莽枯れ行く」、すごいね。
相楽が処刑されるところで、俺は体が震えてとまらなかった。
205 :
無名草子さん:03/06/18 10:24
>>204 あんな人生もあるのだと、しみじみと俺は思ったよ。
まさに慟哭の書だな。
207 :
無名草子さん:03/06/18 10:41
文芸ポストという雑誌のグラビアを見てみ。
北方が20歳の頃の写真が出てるぞ。
まるで今の北方とは違う。優男だが、ちょっといやな感じ。
今の顔のほうが好きだね、俺。
見た見た。
俺もいまの北方が好き。
北方にも若いころがあった。あたり前か。
でもこの顔で純文学やってたわけ?
俺20代に書いた作品読んだけど、
あの顔と結びつかない。
北方は、やっぱりハードボイルドだろう。
211 :
無名草子さん:03/06/18 19:35
KENZO homme
作品について語りたい。
「逃れの街」のファンです。
213 :
無名草子さん:03/06/18 23:17
学生運動で影でブルッってた後悔パワーが原動力だね。
最前列でがんばってたら勤め人になってただろう。
214 :
無名草子さん:03/06/18 23:28
それは違うよ。小説を書くために生まれてきた人間だ。
>>198 エヘへ・・・(*´Д`*)
やっぱりばれちゃいましたね、恥かしい。
でも北方先生に西郷隆盛の小説を書いて欲しい
そうとうどす黒いいままでではありえなかった西郷小説が誕生するからね!
「草莽枯れ行く」の西郷も、こわいよ。
北方先生には、とにかく水滸伝を完成させていただきたい。
「逃がれの街」のファンがいたね。
あの時の少年、立派な大人になってるよな。
ヒロシだっけ。彼を主人公に、書いて欲しいと思うのだが。
本人も、どこかでそんなこと言ってたな。
誰か北方塾に質問出したやついる?
221 :
無名草子さん:03/06/20 02:24
「逃がれの街」の系列の青春小説を読みたい。
あえて言えば、「夜より遠い闇」とか「渇きの街」がそうなるのか。
クライムノベルという感じが強すぎる。
「危険な夏」からの挑戦シリーズがそうなるかと思ったが、冒険小説の方向へ行った。
青春小説に、北方の根っこみたいなものがあると思うんだけどね。
佐賀に行くと、ナマ北方を見られるわけ。
そして話もできるわけ?
俺、梁山泊の会に応募したのに、落ちたみたい。ぐすん。
俺、これから電車の中で「逃れの街」を読むのだよ。
水野竜一が、そのうち出てくる予感。
俺も丁にしか張らんよ。
「逃がれの街」と言うのは、実質的に北方のエンターテインメントの処女作なんだそうだ。
はじめは1000枚以上あり、出版を拒否されたらしい。
それで500枚ぐらいの「弔鐘はるかなり」を書き、次に書き直してようやく出版できたらしい。
ちなみに、最初は「二人だけの冬」というタイトルだった。
下積みの十年の、最後の作品でもあるんだろうね。
227 :
無名草子さん:03/06/21 14:29
キタカタガキタ
歴史小説を読み始めたら、驚きの連続だった。
いずれ、考えをまとめて、ここに書き込むつもりだ。
232 :
北方の舎弟:03/06/25 01:19
少し、古いが、
「やがて冬が終われば」がよい。
>>232 あの頃の作品で、「真夏の葬列」というのがあるが、読んだ?
>>233 俺、大好きなんだけど、ここで語られたことないよね。
絶版じゃないの。
再版するつもりがあるかどうか、本人に訊いてみたら。
そういう質問なら、北方塾で受け付けるだろう。
回答まで時間がかかるかもしれないが。
236 :
無名草子さん:03/06/25 11:52
>>234 読んだ。おもしろかった。
教授とビリヤードするところがかっこよかった。しびれた。
なかなかの傑作だと思う。
これで満足したか?
237 :
無名草子さん:03/06/25 13:28
HDPの試みの地平線読んでた
>>236 おまえ、もっと素直になれや。
最後の一行、皮肉っぽすぎるぜ。
北方歴史小説しか読んだことないんだけど現代ハードボイルド物でお薦めはなに?
ちなみに好きなのは「水滸伝」「三国志」「林蔵のカオ」あたりです。
>>239 「逃れの街」「檻」、ほかに老犬シリーズ、挑戦シリーズ。
ちょっとキザが好きなら、ブラディ・ドール全十巻。
「冬の眠り」「白日」「擬態」など。
短編集では「帰路」「さびた浮標」「コースアゲイン」。
ハードボイルドではありませんが、北方の本質が出ていると思います。
>>239 「棒の哀しみ」が最高峰でしょう。
英訳もされているそうですよ。
「棒の哀しみ」、最近読んだのだが、傑作だったね。
>>243 >「棒の哀しみ」、最近読んだのだが、傑作だったね。
・・・え?
それだけしか言うことないの?
もっとほら誰がかっこよかったとかどこがよかったとか、
あと・・・そうアレ、アレ!あのシーンが「しびれたね」とか。
なんも言うことない?ああ、ないんだ。
あ、小学生?あ、違う。そりゃ失礼。
あ!もしかしてアレ?読んでない奴でも書けるような薄っぺらな感想かくくらいなら
「傑作だったね」しか言わないほうがいいとか?そうおっしゃる?
あ、それもちがう。な〜んだ。
え?なんとなく書き込んでみた?あ、もしかして怒ってる?怒ってるようですね。
傑作だったといいたいだけなのが何が悪いって?
軽い気持ちで書き込んで何がいけないんだって?
こりゃすいません。ええもちろんちっとも悪くないですよ。
「どこを縦に読めばいいんだ厨」への対策を忘れてた。
244を縦に読みたい奴とかいる?
縦に読みたかったら適当に読んでくれ。
ありがd
とりあえず「棒の哀しみ」を読んでみるよ
読み終わったら感想書いてもいいかい?
前レスにあったのと似たような感想だったから、あえて細かく書かなかった。
視点の遣い方が、すばらしいと思ったよ。
一人の男を、内と外から描き分けたのが、画期的な試みだった。
ヤクザが主人公だが、その生業の描き方より、
棒のように、自分の命を無造作に遣って生きる、男の情念が印象的だった。
直接的な心理描写の排除という点においても、優れてハードボイルド的であった。
北方作品にしては、映像化も失敗していなかった。
これぐらいの感想で、小学生と言われなくても済むのかな。
>>246 感想、待ってるよ。
英訳本も通読してみたが、見事な英語だと感じたね。
ブラディドールシリーズ読むと
バーボン買いに走るのは仕様ですか?
あたり前の反応である。
>>247 244じゃないが。
あんた根本的に勘違いしてない?
その感想なんかそれこそ小学生の読書感想文みたいだ。
あの本読んだらそんなどうでもいいことより、もっと書きたくなることがあるはずだが。
ってごめん。叩きたいわけじゃないっす。
>>249 ブラディでバーボンが当たり前っておかしくない?
むしろブラディではバーボンはあんまりかっこよくなかったよ。
せいぜい1巻や2巻とかまでだよ、バーボンががんばってたの。
約束の街シリーズの間違いじゃない?
あっちならバーボンはかなり活躍してたよ。
ふ〜〜む、、、
252 :
無名草子さん:03/06/28 16:00
約束の街ではスコッチと安物のウィスキーとキリマンジャロと覚醒剤だよ
俺は247の感想、それなりにちゃんとしてると思ったよ。
英訳本も読んだというの、ちょっと自慢ぽいが。
約束の街、どこかで新作が進行中らしいんだが。
知ってる人、教えてください。
>254
「BSCSザ・テレビジョン」に連載中のやつのことか?
読んでないので「連載中らしい」ということしか知らんけど。
吉田戦車が「伝染るんです」でパロディにしてたネタがあった。
笑った。
確か挑戦シリーズpart IV。石本がラムを振舞うシーン。
謙三って若い時、原稿で押入れが一杯になるほど書いたとか言ってたよね?
その辺のエピソードって本に載ってないのかなぁ。
誰かおせーて( ´Д`)
もしあるとしたら、「第二誕生日」というエッセイ集かな。
「日付変更線」にも、多少はあるかも。
方々に書いたエッセイ、北方はあまりまとめてないからね。
不精なのか、小説以外はあまり本にしたくないのか。
北方謙三っぽく書いた小説をメインにしたホームページがようやく完成しそうです。
完成したら、ぜひみにきてくださいね。
今日、仕事関係の人で、モロ北方を意識した人と会った。
顔も似てるが、髪型、髭等そっくり真似ていた。
話をしてみると、案の定北方ファンで、仕事の話そっちのけで北方の話を、、、、w
しかし、いつも眉間に皺を寄せてるのは、、、、笑ったけど。
262 :
無名草子さん:03/07/02 00:51
俺は、北方の臭さが好きだよ。
あの人に、さりげない達人などになって欲しくない。
北方のエッセイのファンというのは、おかしいかな?
おかしくはないが、めずらしい。
だけど、北方のエッセイ、結構いいんだよね。
265 :
無名草子さん:03/07/02 13:24
俺はナマ北方を見たことがあるが、貫禄たっぷりのオジサンだった。
ニコニコ笑ってた。声は低かったね。そしてでかい。
北方を意識するというのは、虚像の北方を意識していることだと思うよ。
ちょっと滑稽だよね。映画の中の登場人物を意識しているような。
>>260 水をかけるわけじゃないが、真似じゃいかんよ。
北方ほど、後続の作家に影響を与えたのは、例がないと言われているぐらいだ。
つまり真似しやすいんだと思う。
真似は真似じゃもんね
268 :
無名草子さん:03/07/03 14:40
「北方塾」というのはなんですか?
雑誌に、そんなコーナーができているなら、雑誌名を教えてください。
北方に写真集があると聞いたとき、のけぞった。
そこまでナルシストだったんかい。
北方を撮ったもんではなく、北方が撮ったもんだった。
アフリカの写真集だそうだ。紛らわしいよな、まったく。
>>268 北方水滸伝、公式サイトから行ける。
叱られようと思って行くと、あてがはずれるぜ。
謙三、あそこじゃ紳士やってる。
271 :
無名草子さん:03/07/04 06:37
北方の旅行記、読んだやついる?
疾走の夏。あれ旅行記かな?
遠く、ただ遠く。
こんなのもあった。
>>273 ごめん。真似が悪いのではなく、真似の中に独創性がないのがよくない、
という意味で書いたつもりだった。
真似しても、どこかで独創性を失ってなければ、それでいいと思う。
楽なことをするなという意味で、266の意見は正しいと思うぞ。
277 :
無名草子さん:03/07/05 10:20
真似できそうで、ほんとはできないのが北方の文章。
下手に真似すると、陳腐にしかならない。
基礎のデッサン力が違うのではないかと思う。
北方って、ほんとに葉巻吸ってるのだろうか?
俺はこの間一本吸ったら、頭が痛くなった。
>>276 楽したくて真似するって何?
ぼくは北方謙三っぽい小説をかきたいんですけど。
楽をするために真似るのとは、根本的に真似る理由が違うと思いますが?
>>278 タバコも普段すわない人がすうと気分わるくなるようなものかも。
葉巻もすってるうちに慣れるんじゃない?
それか早く吸いすぎで辛いとか。
小説ででてくるみたいに一時間くらいかけてみたらどうですか。
ウーロン茶ロックみたいに、葉巻も実はフェイクだったらかなり面白いですね。
>279
物書きの一人として言わせてもらえば、北方謙三の文体程一般人にとって
書きやすいなぁと思える物はないのよ。
で、あの文章を真似て書いてみると大抵ただ短くぶつぎりにした文章にしか
ならない。情景とかが伝わってこない。
そこらへんを旨くやってるのが北方のうまさとも言えるけどね。
まぁ、プロ目指すわけでもないならそんなに神経質にならなくてもいいと思うけど。
>.278
北方のミュージカルの時に、TVの取材で出てましたよ。
親指より太い葉巻吸ってましたw
>>281 楽しみにしててください。
>>282 情景が伝ってこないって、それぜんぜん真似できてないじゃん。
ガガガっと書いて「こりゃぜんぜん似てないやぁ」ですませるならそりゃ楽だね。
なんだ、そういうレベルの話してるわけか。
284 :
無名草子さん:03/07/06 02:06
>>278 >>280 葉巻は香りを楽しむもので煙を肺の中にすい込んじゃダメだよ。
紙巻きすってる人は肺に入れたがるから、葉巻はたばこを吸わない人の方が慣れるのが早いと言われてるみたい。
長くすってると香りが分からなくなるから一本を何回にも分けてすいましょう。
あと、
肺まで吸い込むならシガリロって細巻きの葉巻が良いよ。
>>283 そんなにムキになるなよ、坊や。
ここは2chだぜ。
ま、俺は読んでみて面白かったら、感想書こう。
ただでさえ人少ないのに煽りあうなよぅぅぅぅ
北方を10冊ぐらい読んでは、一休みというのが、何年も続いている。
三国志の13巻を買ったので、一気読みしてみようかと思ってる。
その前に読んだのが「草莽枯れ行く」で、これは痛切な小説であった。
汚名の中の死。人の死で、あれほどのものが、三国志にあるかな。
愉しみだ。
北方初体験はなんだったか、おまえら教えてください。
逃れの街!
逃がれか??w
ヘビィユゥザァのチェックが入るからな。w
あれは良かった!
あれを超える物にはまだ出会ってないぞ。
北方作品で、、、
「檻」でしたね、私は。
10年前ぐらいかな。
「三国志」
初体験といわれても、これしか読んでない。
ただ、くり返し3回は読んだよ。
なんか「夜の眼」という、ちょっとHな作品でした。
それ系の作家にしては、下手かな、と思ったもんです。
それまで北方という名を知らなかったんですよ。
小説もあまり好きじゃなかったんで。
次に老犬三部作を読んで、ファンになりました。
ひとつだけ自慢しよう。
俺はオンタイムで、ほとんど読んでいる。
40近い親父だけどね。
295 :
無名草子さん:03/07/10 00:33
水滸伝!
296 :
無名草子さん:03/07/11 01:48
いろいろ影響を与えておるな。
あの少年の愛読書が、北方三国志だったとは。
>>296 なんか、宮崎の事件を思い出す、、、
本当に北方の作品が、あぁいう事件を起こすきっかけになったのか??
>296-297
ソースきぼんぬ。
作品とは、関係ないと思うぞ。
三戦板で、あの事件についてスレが次々に立ち、
その中で無責任に言われたことだろうと思うよ。
別に誰の三国志と特定してあるわけではない。
漫画ではないらしいけどね。
このスレで、おかしな推測などが出ていないのは、いいことだと思う。
北方の作品に、犯罪を誘発する要素はない、と俺は思う。
むしろ、そういう心理を抑制する作用がある気がするな。
作品が吸い取る。抽象的な言い方でスマンが。
長坂で劉備が子供を投げ捨てる。
あの事件じゃ、そのことがよく言われているな。
北方三国志には、その場面はない。
長坂の戦、ちょっと男泣きしたくなるような場面だ。
昨日、「挑戦」シリーズを読み終わった。
三巻以後、ロボは超人だね。そこが快感なんだが。
306 :
無名草子さん:03/07/14 13:10
>>305
俺は二巻が好きだよ。「冬の狼」。
変貌して戻った水野竜一が、たまらない。
「棒の哀しみ」の英語版、日本で手に入るのだろうか?
308 :
無名草子さん:03/07/15 01:21
ブラディードールのシリーズの最終巻は
川中が主人公じゃなくて、キドニーを主人公にしてもらいたかった・・・。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
>>308 キドニーはまだ生きているし、進行中の約束の街にも出ているよ。
311 :
無名草子さん:03/07/15 13:30
謙三って、喧嘩つおいのか?
313 :
無名草子さん:03/07/16 02:16
314 :
無名草子さん:03/07/16 03:08
北方塾、少しずつ人生相談ぽくなってきてないか?
俺も質問できそう。「試みの地平線」のようになることを期待する。
「逃がれの街」、いま読んでも古くなってないね。
十数年ぶりに読み返して感心した。
最後に刑事が香水を買う場面、やはり鮮烈だった。
318 :
無名草子さん:03/07/17 15:33
北方に、ブルースを題材にした小説があるらしい。
捜したが見つからない。知ってる人教えて。
>>318 「正月の猿」
他にもあるかもしれないがとりあえずこれしか知らん。
>>318 それ「魂の十字路」という、長濱治という写真家の写真集に収録された、
100枚ちょっとの中篇ではないかな。
もう書店では手に入らないだろうし、北方の別の本にも収録されていないと思う。
保守
322 :
無名草子さん:03/07/22 12:44
>>320 ブルースのミュージシャンの写真集だ。図書館で見たよ。
謙三の小説ものっていた。
六本木で、謙三が葉巻をくわえて歩いてた。
おまいら、北方の時代小説で好きなもの挙げてください。
俺は「武王の門」だけど、
326 :
無名草子さん:03/07/28 13:23
日向景一郎シリーズが好き。
立会いの場面、背筋が冷たくなるよ。
「活路」。
読んだ人いる?
左文字一角だけど、勝負する?
331 :
無名草子さん:03/07/29 02:04
能面職人の話で、卵の黄身を味噌付けにして食ってるシーンがあるが、
うまそうだ。
食ってみたい。
おれは、オックステイルのシチュウ。
北方作品の中で、一番うまそうな料理だ。
333 :
無名草子さん:03/07/31 10:06
三国志の、張飛の野戦料理。
334 :
無名草子さん:03/07/31 23:34
女体盛りあげ
「林蔵の顔」いいね。
誰か解説してよ。こっちは読んで、面白いとかいう能力しかないんだから。
>>335 ロシアと交渉する林蔵にしびれた。
あと男達がそれぞれ重い命運を背負っているのがよかった。
あと映画的だった。
こんなもんでいいか?
まあ物足りなかったらまた要求しろ。
たぶん誰かが巻末の解説から引用してくれるから。
>>335 幕末小説だね。
そりゃ新選組なんて出てこないし、体制の変革もない。
それでも、熟れて落ちつつある幕藩体制がよく描かれてると思うよ。
海外への対応、シーボルト事件、水戸藩の先駆性の悲劇。
みんなよく描かれていると思った。
北方の代表作だよ。俺はそう思う。
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
>>337 >みんなよく描かれていると思った。
いや残念だけどよく描かれてなかったよ。
>>339 どこが?
それを言ってくれなくちゃ、話にならないから。
>>340 例えば海外への対応かな。
あんたここをよく描かれてるっていうけど、俺は納得できないよ。
逆にここをなんでよく描かれてると思ったか聞いてみたい。
それ聞いて読み直したらもっと楽しめるかもしれないからぜひ頼むよ。
>>341 まずロシアへの対応、これはかなり踏み込んでいる。
腰が引けた幕府に対して、朝廷勢力と水戸藩は直接接触を試み成功している。
対外貿易に関しては、薩摩の物産の動かし方が、説得力があった。
アメリカはこのころ南北戦争で出てこれなかったから、フォン・シーボルトの存在が、
不気味なほど迫力があった。
ここまで書いて感じたけど、どんなふうに納得できないの?
納得できないだけじゃ、やっぱり話にならない。
あんた、ほんとに読んで言ってるの?
俺はこの作品にハマって、ほかの文献や近藤重蔵の事まで調べたから、
本格的な論議なら、頼んでもしてみたいぐらいなんだが。
>>342 緊密な小説であったな。
間宮林蔵を通して、幕末に繋がるあの闇を描いたという点で、
すぐれて歴史考察的でもあった。
しかも飛躍した想像力もある。
時代に力負けしないで書ける、稀有な作家だと思うよ。
344 :
無名草子さん:03/08/05 00:17
俺は「草莽枯れ行く」のほうが好きだった。
345 :
無名草子さん:03/08/05 01:37
私は中二の時スカパーで、「友よ静かに眠れ」をみて&読んでからファンになりました。今中三なんですが、北方氏の小説を読もうとすると取り上げられます。今日は風裂をとられました。みなさんのこれは絶対読め!お薦め!という北方氏の著書または映画はなんでしょうか?
>>346 「逃がれの街」だろう。まず小説を読め。
347 :
(・∀・):03/08/05 06:51
>>345 檻→牙→挑戦1〜5の順に読む。
若い主人公に共感を覚えやすいタイプならお薦めです。
「檻」は若くないですが、「挑戦シリーズ」を読むために事前に老いぼれ犬を
知っておきましょう。
余裕があれば「牙」の前に「渇きの街」を読むのもありかと思います。
(すべて集英社文庫です)
348 :
(・∀・):03/08/05 07:12
(補足)
「挑戦3と4」に共感を覚えたなら、剣豪小説「活路」もありです。
「活路」は「挑戦3」の剣豪版です。
349 :
(・∀・):03/08/05 07:20
そんなにあるならお薦めじゃねーじゃねーのって言われたら困るので。
・「檻」「牙」「挑戦3」と「4」の最短コースでも可
・講談社文庫に手を出すのは最後でいい
・北方本は他の小説の主役達が入り乱れるので、読む順番を間違えると楽しみ半減
です。
346さん、(・∀・)さん、
とても丁寧にレスしてくださってありがとうございます!
皆さんが進めてくださった本を明日塾終わったら本屋に行って
何冊か買ってこようと思います。檻→渇きの街→牙→挑戦1〜5→逃れの街
という流れ、どうでしょうか?というかこれで行きます。
北方氏の小説は主人公が入り乱れるんですか・・・気をつけます。
とても参考になりました。勝手ながら読み終わったら感想うpします。
長々とすみませんでした。
351 :
無名草子さん:03/08/06 23:35
北方の南北朝モノに興味があるんですが全部で何冊出てるんでしょうか?
何から手をつければいいのかもサッパリなので「これから読むといいよ」
みたいな軽いアドバイスでも結構なのでご教授お願いします
353 :
(・∀・):03/08/07 06:51
>>351 出た順に読むのがいいと思いますが。
・南側なら「破軍の星」−「楠木正成」でしょうか。
・北側なら「悪党の末」(ちょっと違いますが)−「道誉なり」でしょうか。
いずれにせよ南北朝シリーズは、大塔宮と楠木正成を押さえておけば、
楽しめると思います。
・「武王の門」は九州の話なので自由に読まれた方がいいと思います。
・「武王の門」−「陽炎の旗」−「波王の秋」がシリーズです。
「陽炎の旗」は「武王の門」の一部空想続編です。
「波王の秋」はちょっと違いますが、同じ海軍つながりです。
「武王の門」を読めば、帝(天皇)へのこだわりが分かると思います。
その後に「三国志」に手を出せば、劉備の気持ちが分かります。
354 :
(・∀・):03/08/07 06:56
まとめますと。
・「武王の門」→「破軍の星」から読む。
・「武王の門」で主人公に思い入れたっぷりなら「陽炎の旗」を読む。
・「破軍の星」で主人公に思い入れたっぷりなら「その他」を読む。
でしょうか。
355 :
(・∀・):03/08/07 07:08
たぶん僕が知っている限りでは、南北朝シリーズは上記ですべてで
はないでしょうか。
違ったら誰かフォロー願います。
北方が最後は「楠木」でしめるみたいなことを言っていたような気がします。
356 :
無名草子さん:03/08/07 07:09
357 :
無名草子さん:03/08/07 19:10
>>353 早速、「武王の門」と「破軍の星」を買ってきました
「破軍の星」は題材からして読む前から凄く楽しみです
詳しい説明ありがとうございました
358 :
無名草子さん:03/08/08 13:19
武王の門挫折
馴染みのない時代だときついなぁ・・・
>>358 惜しいなあ。
もうちょっと頑張ってみなよ。
この作品に、北方の歴史小説の根っこがあると思うんだが。
360 :
(・∀・):03/08/11 21:51
>>358 前半は厳しいかも知れませんね。
江戸時代迄生き残った有名な豪族は島津位しかいないし。
菊池武光が登場するあたりから一気にくるとは思うんですけど。
牧の宮と武光の友情はたまらないものがありますよ。
ちなみに「道誉なり」で尊氏が最強菊池軍団のことを語っています。
>>359さんの言う通り、僕も根っこがあると思います。
頑張って最後まで読んでくだされ。
神尾シリーズって海嶺で終わり?
>>361 まだ続くのではないかな。
神尾が死ぬまで。
神尾は7年休んでいたこともありましたからね。
また北方がどっか海外旅行したら次が連載されるのではと思います。
364 :
無名草子さん:03/08/20 02:59
新刊の、「煤煙」を読んだ。
「擬態」「白日」「冬の眠り」などの系列の作品だった。
個人的にはこの系列のファンなので、すぐの買ったのだ。
傑作だった。
>>364 私も昨日買いました。
読むのはこれからですが、愉しみです。
「煤煙」の弁護士、ほんとに壊れるんだね。
人が壊れるのはこういうことだと、はじめて知った気がする。
漏れ前半は面白かったけど後半はちょっとって感じだった。
ババアとガンガンやり合うのかと思ってたらあれ?って肩すかし食らった・・・
終わりん所でオルゴール屋のオヤジを思い出したのは漏れだけかな?
>>367 それって「夜の終わり」かな?
なら「煤煙」も買ってみる。
俺、オルゴール屋のオヤジのファンだから。
「煤煙」は、怖い小説だった。
それなりのよさはあるが、スカッとするところがなくなったね。
謙三も歳だってことだろう。
372 :
無名草子さん:03/08/23 08:27
「煤煙」、快作。
「煤煙」は、「コースアゲイン」に通じるところがあった。
「コースアゲイン」では日常の中に閉じ込めたものを、
「煤煙」で、思いっきり解き放ったという感じだった。
北方の現代小説は、スリリングな変貌を遂げようとしていると思うよ。
「煤煙」読みました。
「擬態」に続く作品だろうけど、破滅性は上を行きますね。
読んでいて、鳥肌が立ちました。
375 :
無名草子さん:03/08/25 21:53
楠木正成読了、おもしろ無かった。
武王の門 破軍の星あたりはは面白く感じたんだが。
どうも登場人物が、赤松円心、佐々木道誉、楠木正成みんなおなじに見えるよ。
やはり同じ時期にいた人を
個別に出すのは無理があるように
思います、時代物を書きはじめたころなので
しかたないですが
そういう意味では三国志は秀逸だと
思われます
円心と正成では分からんでもないが、道誉も同じに見えるってのはひっかかるなあ。
まあ、読む人それぞれだし、仕方ないか。
ところで「されど君は微笑む」と「海嶺」はまだ文庫になってないよな?
「三国志」は倍の巻数があれば、
もっとキャラに重みを持たせることが出来たのになあと感じています。
「三国志」を読み終えた後に
南北朝シリーズは、時代順にページを並べ替えれば、
それなりだったんじゃないかなあ と思ったりしたこともありました。
全然関係ないが、
「されど君は微笑む」の帯に「川中」の文字があった時にめちゃくちゃ興奮したなあ。
北方やってくれるぜって思いました。
(ネタが尽きたとの話もありますが)
文庫化はよく知りません。
ソルティの新刊が出てから文庫化されるのではないでしょうか?ごめんなさい。
>>376 ちょっとだけ補足
ちょうどそのころ大河ドラマで足利尊氏がありまして
それまでは南北朝物は教科書やマスコミでは
あつかうこと自体がタブー視されていました
天皇が二人存在するというのはとても危険な
考えかたらしいです(右翼関係からの抗議など)
ですから南北朝物をあつかった小説も
すくなかったので北方さんにしてみれば
時代物を書きはじめたばかりで
ある意味すごいチャンスだったとおもいます
別に北方氏は賞を意識したわけではないと
思いますが 直木賞芥川賞よりはマイナーですが
柴田連三郎賞を受賞したことは
物書きとしては地位は不動のものに
なったとおもいます
>>378 俺ももっと北方三国志の世界に浸ってたかったなあって思った
欲を言えば蜀滅亡まで書いて欲しかった
キョウイの哀しみをカッコよく書いてくれたはず、とかね
でも「水滸伝」を読んで考えが変わった
今は「水滸伝」を全力で書いてまっとうして欲しいです
今度の「約束の街」には、川中がかなり出るのではないかな。
坂井とか、高岸を連れてきてるぞ。
「煤煙」よかったですよ。
北方の現代小説は、変わりつつあると思いました。
同時に、「ただ風が冷たい日」などもきちんと書いている。
こちらのほうは読者サービスでしょうが。
>>382 どこに連載されているか
おしえてください
角川BSCSザテレビジョン。>384
「煤煙」いろんな意味で面白かった。(二度読み返すことは無いと思うけど)
それにしても魚釣り系はいい加減飽きた。
偶然に北方作品で「魚釣り」系作品ばっか読んだらかと思うと・・・。
最近とんと無くなったが、一時期の「ヒールアンドトゥ」以来の連発ぶり。
そう考えると「ブラッディドール」というのは、北方が金持ちにだんだんなって、
多趣味(運転免許取得〜クルーザー取得)になった記念碑的作品なんだな
あって感じました。
刃物(研ぎ)、運転、クルーザー(トローリング)・・・。
北方がゴルフにハマったらと思うと怖くなってきました。
>>383 川中に関しては、読者サービスなのかなあって思います。
(事実、僕も嬉しいし)
挑戦ファンにとっての剣豪小説「活路」のキャラ設定が
「挑戦3」のキャラとまったく同じ(と感じている僕には)な
のは、北方なりのプレゼントなんだなあって思っています。
本音では、あの時生まれた息子達(ロボも妊娠させただろうし)の話を
書いてくれよ!って思いますけど。
「煤煙」、面白かったけど、女には感情移入しにくい作品だと思った。
389 :
無名草子さん:03/08/31 13:31
「逃がれの街」、読んだ。遅すぎかな。
面白かった。最後の刑事の述懐がなんとも切ない。
いい小説を、このスレで教えてもらったよ。
「三国志」、読んでみようかと思いはじめてる。
>>387 うろ覚えだが、ロボは水野竜一だろう。
誰も妊娠させてないんじゃない?
あの物語の子供たちは、アキの息子と村沢の息子じゃないか?
村沢の息子は、石本が育ててるはずだよ。
書き込み時間がほとんど夜中ってのがここにいる層をよくあらわしてんな
>>384 キドニーも出てた。
結構なハードパンチャーだ。
生きてたんかい、やつ?
>>390 いやあ妄想というか願望です。
水野の女が「竜ちゃんの子供を作りたい」って言っていたような描写が
あったので。
石本も確か黒人のメイドとブラジルに行ったしね。
いずれにせよ10何年も前に萌えた小説の続編って読みたいなあっていう
願望があります。(川中が復活する位だから)
「渇きの街」の奴とか、「逃れの街」のヒロシとか、
老いぼれ犬の「三人目の和也?(だっけ)」とかね。
なんか北方の新しい作品からハマる主役と出会える気がしないから・・・。
396 :
無名草子さん:03/09/03 14:03
日向景一郎尻ーズ4読んだ奴いないの?
397 :
無名草子さん:03/09/03 17:10
『鬼哭の剣』を読み終えた。一気に最後まで読んだけど、読後の感想としては「うーん?」と言う感じ。
前作もそうだったが、読んでいてワクワクしないんよ。何かやりきれないような、切ない気持ちになる。
それが前作だけならまだ良かったけど、二作続けて同じようにされると、だんだん飽きてくるよ。。
『挑戦シリーズ』の、あの高揚感を期待していたのにね。
森之助を成長させる為に修羅場をくぐらせたかったのは解るけど、鉄馬や十郎太とかも出して欲しかった。
作者自身が「バイオレンス」に飽きてきたんかなあ。暴力性が大雑把になって来たと言うか、なんというか。。。やる気がない?
それに比べて『白日』などは暴力シーンが全く出てこないが、著者の“気合い”が感じられたし、また面白かった。
次回作に期待!
日向景一郎の4作目が出てるのいま知りました。
4月に発売されていたのですね。(俺もマダマダだなあ)
僕は先に「活路」を読んでしまったので、
日向景一郎シリーズには何故かハマれなかったんです。
それに1作目ってなんか章毎に完結していたような連作?風だったし。
今日買いに行ってきます。
(読んでない本)
・黒龍の柩(下) 部屋が汚いのでどっかに行ってしまったため。
・水滸伝 三国志の時もそうだったけど、全部出る迄我慢。一気に読んだる。
どっかに謙三全作品が載ってるサイトって無いですかね?
数年前の「謙三エッセイ本(題名忘れた)」に当時の全作品一覧があって、
チェックしたけど、その時は、おお、取りこぼしはないと確認はしたのですが・・・。
>>398 「余燼」、お読みになりましたか?
ぼくはこれが好きで、北方江戸物の最高傑作だと感じたのですが。
飛龍拳、って北方っぽくなくて凄く印象に残ってるw
杖と戦うための拳法。
「余燼」は秀作でしたね。
打ちこわしの時の「静」からふつふつと「動」となる描写は、
臨場感あふれていました。
火消し(名前忘れました)の「男」としての生き様がこの作品
に深みを持たせたのでは?と思っています。
最初は、藤木や水村の様に感情を殺すマシーンの様な男と
思っていた土屋が、だんだんと濃く描かれていくのも良かったです。
難点は、剣豪達があまりにも出てきて、キャラとしてすべて完結しな
かったこと位かな。
(途中であっさりといなくなっちゃった奴も何人かいたし)
歴史物ではない「剣豪小説」をもっと読んでみたいですね。
北方的には、素手の喧嘩(たまに小道具)→ロボのナイフを経て、
日本刀と日本刀の描写を育ててきたと思っています。
>>401 いやお前はたぶん歴史物の剣豪小説を読んでいたほうがいい。
>>401 レス、ありがとうございます。
「余燼」について語れて嬉しいです。
>>398
読めよ、「水滸伝」。
次を待つ、悶えるような苦しみも、読書のうちじゃ。
>>405 てゆうか何でそんなスレ読んでんだよ
保守&age
「煤煙」、読んだ。
爽快感はないが、なんか怖い小説だね。
自分を壊してしまいたいというのは、
人間がもともと持っている衝動なのだろうか。
最近の北方は、歴史小説と中国物だね。
現代小説は、先鋭化しすぎていると思う。
最近「夜の眼」を購入して、また北方熱がふつふつと。
こんなスレがあるとは知らず見つけて感動し過去ログ通して読ませていただきした。
しかし皆さん歴史ものの方まで読んでらして凄いですね。僕は現代ものだけなので。
ここでは全然触れられてないですが「逆光の女」「いつか光は匂いて」「一日だけの狼」
が好きな僕はおかしいでしょうか?
「いつか時が汝を」も大好きですが。
それと、これは知る人ぞ知る・・・かもしれませんが、「友よ、静かに冥れ」の
映画版(傑作ですよね。仲代達矢のテレビ版はダメでしたが)には、北方先生が
出演していたそうです。本編ではカットされちゃいましたが。
それと15年?くらい前の刑事ドラマ「ベイシティ刑事」で、藤竜也のかつての
同僚の本庁の刑事役で、パイソンぶっぱなしてました。芝居は下手でしたが・・・
>>409 「いつか時が汝を」。
ゲットーで時計の修理をしながら、ひっそりと暮らしている殺し屋。
いいですね。
海外を舞台にしたものとしては、挑戦シリーズと並ぶ傑作だと思います。
動かない時計を直しながら、人の人生の時を止める。
わたしは、読んだ時、あの舞台を旅行しようかと、本気で考えました。
動かない時計を直しながら、人の人生の時を止めるってかっこよすぎるな
買ってこよう
北方目撃。帝国ホテル。葉巻買ってた。
414 :
無名草子さん:03/09/22 13:11
北方って、ほんとに葉巻吸ってるの?
まれに見るバカとかいう本、この人が出したら説得力ありそう。
人生相談で、本質突くようなことビシバシ包み隠さず発言するからだ。
北方塾では、そういう相談も受け付けてるね。
418 :
無名草子さん:03/09/22 20:35
野グソをした。いつものように、私は叫び声を上げた。
脱糞の瞬間、大きく叫ぶ。もう十年も前からの私の癖だ。
旭川の、凍った便器。そこで、叫びながら糞をひり出した。あの瞬間から、脱糞にあわせて叫ぶことは、私の癖の一つになった。
厄介な癖だと思うことはあった。ただ、直そうと思ってはいない。
あの夜を、決して忘れない。私が叫び続けているのは、そのためでもあるのだ。
立ち上がった。脱ぎ捨てたブルージーンに足を突っ込む。
尻を拭くことはしない。ここは荒野だった。それに、そもそもペーパーがないのだ。
ゴビ砂漠での野グソを思い出した。あのときの糞も、格別だった。
事が終わると、尻に、焼けた砂をこすり付ける。あまりの熱さに、飛び上がりそうになったものだ。
なきながら、尻を砂まみれにする。両手で、執拗に尻の穴を擦り回す。
そうしなければ、糞は落ちない。落ちなければ、病気になる。病気になれば、医者もない砂漠で、生き延びるのは難しいのだ。
すすり泣きながら、尻の穴に砂をまぶしては、こすり続けた。
きれいになったとき、私の尻はちょっとしたやけどになっていた。
やけどの痛みは、一日中続いた。痛みでも、私は大声で泣いた。
誰にも遠慮する必要は無かった。広い砂漠に、私一人だったのだ。
チャックを閉めると、さすがに尻の辺りがむずむずした。
糞の切れは、今日はあまりいいものではなかったらしい。
だが、悪くはなかった。生きている。むずむずという感触は、いかにもそれを感じさせてくれた。
この感触があるうちは、生きている。つまり、死からは遠いということだ。
死んでさえいなければいい。この十年、そういう日々を生きてきた。
病気の心配はしなかった。この仕事が終われば、風呂に入ることもできる。糞のついたブリーフとブルージーンは、捨ててしまえばいい。
腰をかがめて、銃を拾った。コルト・パイソン。十年も使っていると、もう相棒という気がしてくる。
メキシコから来たプロは、あと二人ほど残っている。それは私の仕事が、まだ終わってはいないということだ。
いつまでも、糞を楽しんでいるわけにはいかないのだ。
どこか文体が似ていて、笑った。
420 :
無名草子さん:03/09/24 00:38
くだらねえ
前スレのあれから十年後かw
「コースアゲイン」と「余燼」読んだ。
次は「煤煙」だな。
北方塾というのは、北方がやってる人生相談なの?
そうだよ。書店との関係ではじまったらしい。
はじめは小説の話が中心で、時々人生相談が混じるという程度だったが、
いまはどんな相談も受け付けている。例の調子だがね。
サイン会で、北方は万年筆を使ってる。
「黒龍の柩」を読み直そうとして、思い出した。
万年筆の字って、なんとなく味があるな。
「林蔵の貌」というのを買った。
新刊だと思っていたが、ずいぶん前に出ているものだったんだな。
予想以上に、面白かったからいいのだが。
下巻が見つかったので「黒龍の柩」を読み終えました。
新撰組の剣豪小説かと思ったので、ちょっと厳しかったです。
一人称は土方だけにしておけば良かったのでは?とも思います。
怒濤の後半は、とても面白かったです。
「三国志」と同様に北方なりの解釈(新撰組:土方歳三の)なのでしょうか。
新撰組フェチには肯定されないかも知れませんね。
幕末シリーズとして、いつかは坂本龍馬を書くような気がします。
「林蔵の貌」と「草もう枯れ行く」とセットで読むと良いのかも知れません。
「草もう枯れ行く」の土方の描写はとても良かった記憶があります。
全然関係ありませんが、大河ドラマの影響で売れるかも知れません・・・。
水滸伝を読んでみようよ。
ハードボイルドしてるよ、ここんとこの現代小説より。
さんまの番組の嶽本野ばら見てるといつも、クイズ番組に出てたころの北方を思い出して鬱になる。
作家って作品はともかく本人は著しくキショいからなあ(汗
>>428 水滸伝11巻を読んだよ。
滅茶苦茶ハードボイルドだったよ。
11巻にかぎらず、初巻からだがね。
ナマ北方ってそんなにイタイの?
いや、昔の北方なんて知らないもので。
イタイとかいうレベルじゃなかった。
ナマ北方、見たことがある。昔じゃないけど。
迫力というか、存在感は凄いね。
存在感ねえ。さらっと言うなあ。
単純に顔がでかいから目立つだけかと。
そうやって何も考えずバカみたいに「うわあ存在感あるなあ」とか言ってるのみると
信者って痛いなあと思う。
どうせ顔がでかいってことにも気付かず、北方が言う「気」でも感じてるつもりなんでしょw
水滸伝11巻。
人の死を改めて考えさせられた。
ナマ北方はイタくないけど、TV北方はちょとイタイ。
タレントじゃない香具師を、タレント扱いしてテレビに出すなと言いたい。
インタビューとかドキュメントだとイイんだけどねぇ。
>>439 人は死ぬのだという、あたり前のことを。その人の中に自分も入っているということを。
俺は死ぬのが怖いから。誰だって怖いだろうけど。
でも、死ぬってことを生活の中じゃあまり考えないじゃないか。
>>437、439
北方水滸伝スレよりの内容だな。
あっちは盛り上がってるよ。
437
人の死を改めて考えさせられた。
439
>>437 どう考えたの?
440
>>439 人は死ぬのだということを。
440は、いいこと言ってると俺は思った。
445 :
無名草子さん:03/10/07 01:48
「コースアゲイン」がいい。北方、短編うまいじゃん。
俺はちょっと感心した。
440 :無名草子さん :03/10/06 08:03
>>439 人は死ぬのだという、あたり前のことを。その人の中に自分も入っているということを。
俺は死ぬのが怖いから。誰だって怖いだろうけど。
でも、死ぬってことを生活の中じゃあまり考えないじゃないか。
444 :無名草子さん :03/10/06 23:35
440は、いいこと言ってると俺は思った。
>>444 どのへんがいいんですか?
水滸伝11巻。
衝撃的だった。俺はしばらく放心してたよ。
>>450 普段の生活の中で死ぬことはあまり考えない。
死が何かということも考えない。
それを考える契機を水滸伝が与えてくれたと、
率直に語っているところ。
北方作品はすべて読んできたが、三国志だけ途中までしか読んでいない。
俺の好きな「長坂坡」のエピソード(超雲が曹操軍の大軍から単騎で阿斗を救い出すという、
三国演義の見せ場のひとつ)があっさりし過ぎだからだ。
謙三兄貴は超雲の葛藤をどう表現してくれるのか、非常に楽しみにしてたのに。。。
せっかくハードカバーが全巻揃うまで読むのを我慢していたのに、いったん冷めてしまうと
もう本を開く気がしない。
超雲に、『挑戦』シリーズの水野みたいな活躍を無意識に期待してしまっていたよ。
予想どうりの展開が続けば、それはそれで「なんか物足りない」とか感じるんだろね。
自分勝手な俺に気付いたよ。
原作に思い入れが強過ぎるのも考えものだな。
>>454 気持ちはよくわかる。
また読みたくなる時が来る。そう思おうじゃないか。
超雲かっこいい!!
マンガの蒼天航路や天地を喰らうの超雲はメッチャおとこまえなのに、横山光輝の超雲はドカベソみたいだね。
超雲X→趙雲○ 訂正
458 :
無名草子さん:03/10/09 22:31
>>453 死が何かとかは考えてないみたいですけど
あと「率直」って言葉を一度辞書引いたほうがいいですよw
北方に「坂本龍馬」を書いて欲しい
「黒龍」や「草莽」を読むと悪い印象はもってないみたいだし・・・
もう幕末ものは書かないのかな?
北方なら西郷との軋轢や暗殺部分などおもしろく書いてくれると
思うんだが
>>454 謙三三国志はどっちかというと正史寄りだからだろ
>454
461に禿同。
あれは演義のエピソードだし。
そもそも正史だと、趙雲はぜんぜんまったく活躍しないわけで。
立場的には劉備の家族の護衛だから、活躍しても困るけど。
蜀書趙雲伝の記述の簡潔さといったら……
463 :
無名草子さん:03/10/11 07:33
「煤煙」を読んだ。
北方はなぜ法律に詳しいのか?
法学部の出身だった。
464 :
無名草子さん:03/10/12 20:02
小説を書く為には、文学部なんかよりも書くときに実際に役に立つ法律を学ぶために
法学部を選んだんだってよ。小説家になろうと意図的に努力しなければ小説化には
なれないんだな。俺も頑張ろう。
文学は、学ぶべきものにあらず。
「コースアゲイン」
掌編形式だが、よみごたえがあった。
>>466 片腕のバーテン、ハードボイルドしてたよね。
BDを読み返している。
やはり藤木の死が、このシリーズを象徴しているね。
藤木は死んで、周囲の人間の心の中で生きた。
読者の心の中でも生きたと思う。
469 :
無名草子さん:03/10/15 09:46
水滸伝を読もう。
あれはBDの要素をずいぶん取り入れてある。
ここにも居たね、正史バカ。三国志ネタで必ず出てくる。
三国演義や吉川三国志を否定したがるやつね。
正史とか関係ないだろ。
歴史小説を読む時に、自分の好きな人物が活躍して欲しい心理もわかるだろ。
ましてや三国志において、三国演義の見せ場を削られて寂しくなるのは当たり前。
俺は京劇が好きだから454の気持ちはよくわかるよ。
なんなら水滸伝の正史も教えてくれよww
うちの会社にもいるよ。
「そもそも正史では…」っていうやつ(藁
どうせ、ゲーム→漫画→正史 なんだろうね。
>>454 でも最後まで読もうよ。
きっと、わくわくする場面が見つかると思う。
人の死が鮮烈だよ、北方三国志は。
挑戦シリーズだって、アキが死ぬし、村沢も死んだ。
その度に泣いたが、三国志の人の死も泣かせてくれた。
趙雲の最期も、切ないものだったよ。
>>470-471 自作自演おつかれ
このスレのレスの間隔考えてやるべきだったな( ´,_ゝ`)
「鬼哭の剣」を読み終えました。
やっぱり、景一郎にはハマれませんでした。
全体的に暗いというか、
北方の書く負のキャラは読んでいて哀しい気分にさせられます。
相変わらずのマシーンっぷりは、ロボ以上だなあと思いましが、
土方歳三の斬撃の描写の方が凄いような気がします。
まあ、面白かったのは面白かったです。
逆に北方の描くダークなダークな西郷吉之助が読んでみたい
>>474 俺は「絶影の剣」が好きです。
物語に広がりがあったと思います。
このスレの平均年齢30代なんじゃないかと思うときがたまにある
478 :
無名草子さん:03/10/20 21:18
水滸伝、読みはじめた。
479 :
無名草子さん:03/10/20 22:25
あ〜、三国志又読み始めてみようかなぁ。
途中までのあらすじ知ってるから、1巻の途中で読む気失せたんだよな。
>>479 心から、俺は薦める。
あらすじ云々の次元ではないよ。そんなもの吹き飛ぶよ。
大袈裟な言い方になるが、人生を考え直させるような本だ。
481 :
無名草子さん:03/10/21 10:02
25歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って賭けてしまえば50パーセントで二倍になる。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.casinoglamour.com/~14ts/japanese/
>>477 >このスレの平均年齢30代なんじゃないかと思うときがたまにある
同意。
みてて恥ずかしいくらい低レベルで青臭いよね。
私はこのスレ、ある意味怖いもの見たさで通ってる感じw
まあ上がったからな
484 :
無名草子さん:03/10/22 07:40
林蔵を読んでいますが、
野比をどうしても、のび太と結び付けてしまって
困っています。
>>470 >三国演義や吉川三国志を否定したがるやつね。
>正史とか関係ないだろ。
否定も肯定もなにも、単純に北方三国志が正史ベースなだけ。
演義や京劇、吉川三国志でどんな活躍をしていようが関係はない。
北方自身、演義は読んでないとか発言してなかったか?
>>485 >北方自身、演義は読んでないとか発言してなかったか?
ソース出せよバカw
延々暴れてる470のいってることは、黒龍の柩に置き換えるとこういうことです。
皆さんも相手をせずスルーしてください。
ここにも居たね、史実バカ。新撰組ネタで必ず出てくる。
燃えよ剣やるろうに剣心を否定したがるやつね。
史実とか関係ないだろ。
歴史小説を読む時に、自分の好きな人物が活躍して欲しい心理もわかるだろ。
ましてや新撰組において、斉藤の牙突を削られて寂しくなるのは当たり前。
俺はるろうに剣心が好きだから454の気持ちはよくわかるよ。
488 :
無名草子さん:03/10/22 13:30
三国志読本だっけ?
読まないようにした、とは書いてあるぞ。
つまり、昔読んだが読み直しはしなかった、って意味じゃねえの?
要は、ほっぽう三国志は面白くないってことだろ?
何もめてんだ知能障害ども。
北方はもうぐだぐだだが、
風樹の剣と檻と明日無き街角を書いたってだけで十分な仕事を成した。
だからもういいんだよ。
実際、北方のところには今でも苦情の手紙が来るらしいよ。
「桃園の誓いがない」「関羽千里行がない」「なんで孔明が赤壁で風を呼ばないんだ」
「趙雲が糜夫人と阿斗を救いにいく場面がない」
「関羽の怨霊に曹操と呂蒙が呪い殺されないとすっきりしない」
作家って大変だね。
「呂布を殺さないでくれ」と電話で言ってきた香具師もいたらしいな。
「史実オタク」に「定番オタク」
新作が出るらしい。
494 :
無名草子さん:03/10/26 20:35
>新作
某所にうぷされてたのダウソしてもう読んじゃった。
いやあ面白かった。はっきりいって、しびれたね。
しっかりハードボイルドしてたし。おまけに泣けた。
史実と比較するといっそう興味深い作品だ。
あと、人生を考え直させられたね。こりゃ名作だよ。
あと・・・おっとこれ以上言えば全部語りつくしちまうなw
しかたない可哀想だから主人公の名前くらいは秘密にしといてあげるよ♪
発売はいつなんだい?
前に誰かが言ってたやつだろう?
文芸春秋かなにかに連載してた。
497 :
無名草子さん:03/10/28 02:04
水滸伝11巻、驚愕と悲憤の中で読み終えた。
こんなことがあっていいのか!
12巻では、誰も死なないでくれ。
俺も読んでみるかな。三国志を読み終えたら。
いま11巻。
>>498 奇遇。漏れも今11巻
面白いんだけどなあ・・・北方三国志・・・
淡々としすぎてる嫌いはあるけど。
曹操をただの邪知暴虐の王としてしか描かず人間臭さが描かれてるのはいいと思う
けどこの時代の英雄豪傑ってこんなに内向的に悩んでただろうか・・・
もっと明朗快活としていたように思うんだが。
あと、曹操が死ぬシーンの描写は最高だったと思います。
501 :
無名草子さん:03/10/31 13:12
新作、読んだぞ。
「杖下に死す」だ。徹夜してしまった。
俺、いま買ってきたばかり。
仕事が終わるまで読めないよ。
「杖下に死す」
幕末前夜か。大塩の乱を描いたものらしいね。
北方は、歴史小説に関しては、眼のつけどころがいい。
「煤煙」読み終わったぞ。
怖い弁護士だな。だけど、最後まで辞められなかった。
誰の心にもある破壊衝動を、北方は小説化したのかも。
こんなに書いて、北方は体は大丈夫なのか?
赤川次郎はもっと書いているが、まるで質が違う。
健康が心配だね。
「煤煙」「水滸伝」11巻「杖下に死す」と分厚いの毎月だもんね。
東京新聞にも連載が始まりましたよ。
北海道新聞だろう?
509 :
無名草子さん:03/11/02 14:28
同人女のような男が集まるスレですね
日向景一郎シリーズ読み始めました
おもしろい!
確か三巻まで出てると記憶してるけど連載はまだ続いてるの?
それとも完結?休載中?
511 :
無名草子さん:03/11/02 23:58
日向シリーズ読んで面白いしか言えない人には質問する資格ありません!
512 :
無名草子さん:03/11/03 00:04
ブラディ・ドールシリーズしかもう手元にない…
今って歴史物ばっかなんですね?
>>510 第4巻、出てるよ。単行本だけど。
景一郎と森之助が生きているので、まだ続くはず。
>>512 「煤煙」「コースアゲイン」、それに神尾シリーズの文庫。約束の街シリーズは連載中。
現代物は少ないけど、質はいいよ。
「杖下に死す」、これから読み始める。連載中に話題になっていたので、愉しみ。
514 :
無名草子さん:03/11/03 14:35
「杖下に死す」、傑作だよ。いま読み終えて、興奮してる。
大塩の乱そのものを書くんじゃなく、
主人公と格之助の友情を主軸にしているところが泣かせた。
三国志箱で購入したので苦痛に耐えながら最後まで読んだ。
最後まで駄作だった。
北方は人間の書き方がわからなくなってきてるな。
516 :
無名草子さん:03/11/03 17:17
俺は北方ほど人間の描き方がわかっている作家はいない、と思ってる。
三国志に限らずの話だが。
まあ、読み方にはいろいろあるんだな。
517 :
無名草子さん:03/11/03 18:47
わかった!
北方謙三は
人間の描き方は全作家の中で一番わかってるけど
人間の書き方はわからなくなってきてるんだ!
どう?
518 :
無名草子さん:03/11/03 21:00
漏れは人間がカクことは分かってるのだが、なにか?
小説は描写だよおん。
カクなら、別のもんだね。
煽りに反応しすぎだよ、みなさん。
まー北方の小説は学生運動でガクガクブルブルしてた後悔が原動力だからなあ。
この連休で「杖下に死す」を読み終えました。
私は北方歴史小説のファンですが、またやってくれたと喝采を送っています。
大坂を舞台にして、あの街の特徴を実によく描いていると思いました。
やはり大塩の乱のころから、幕末は始まっているのですね。
青年の友情のありようがピュアで、読後いつまでも心に残りました。
そして権力の底知れない恐ろしさ。
現代にも通じる何かを、この作品は持っています。
524 :
無名草子さん:03/11/04 14:14
>507.508
中日新聞(東京新聞)系です。
「絶海にあらず」
主人公は藤原純友。
525 :
無名草子さん:03/11/04 23:36
>>499 吉川栄治三国志と比べてみろ。もっと淡々としているぞ。
北方三国志は、熱いよ。
淡々としているという言葉とは、対極にあると思うんだが。
>>524 ありがとう。東京新聞に替えることにする。
北方の小説で比べると
三国志は青春クライムノベルに比べればカスというかスカスカ。
529 :
無名草子さん:03/11/05 10:44
>>526 すまない。
ただマジに淡々としてた吉川三国志を引き合いに出したかっただけです。
北方三国志はほんとに熱い。
各英雄が物凄く魅力的。
彼の中で一番のお気に入りの英雄は呂布ではないだろうか?
俺は「煤煙」のような作品を待っている。
「杖下に死す」は私は正直あまり楽しめませんでした。
テーマとしてはありかもしれませんが、北方時代小説には爽快感求めたいもので(「余燼」は良かった)
大塩息子の造形が、今までの北方歴史物キャラとは少しばかり毛色が違うのは面白いですが
友情もの、といっても今に始まったことではないですし。
後の時代への一石という大塩の乱の意義のようなものも、
「草莽枯れ行く」等の盛り上がりと比べると、どうもとってつけたような感じが拭えません。
まぁ作品の意図は私が読み取れてないだけなんでしょうが
いくら潰えるのが夢といっても、あれでは何の盛り上がりも見せ場もカタルシスもなく
まず話として面白いとは思えませんでした。
何よりあれを大塩の乱を描いた小説のように売るのはどうかと。
乱周辺を巡る北方史観の幕末陰謀史の一幕と、それに絡んで北方氏オリジナル色の強い一剣豪の生き方を描いた部分が強いような。
まぁ読みが浅くてすいませんが。
氏の歴史ものの中で、陽炎の旗、波王の秋と並んで、買わなくても良かったな、というのが感想。
(その二つは主要な登場人物を偉大なものとして書きすぎて、虚構と史実のバランスが崩れてるように思え苦手です、やりすぎ感というか)
>>531 深く読んでますね。同感できるところ、かなりあります。
ただ、ほかに挙げられた二作も含め、北方氏の作品の中ではという但し書きが入ります。
凡百の歴史作家が書いたものより、緊密度は高いと思っています。
それから大塩の乱については、地元のことなので調べたことがあります。
なにかちょっと恰好の悪い叛乱で、大した衝突もなく壊滅しています。
大変だったのは火事で、大塩焼けと言われています。こちらでは評判悪いです。
「余燼」では火事が出てないんですよね。叛乱の規模もあの打ちこわしと較べると、子供の喧嘩です。
だから劇的なものはなく、与力による叛乱という事実が、幕府に衝撃を与えただけです。
そういうことがあったので、私ははじめから友情物語として読んでいました。
光武利之のありように、純粋さと青年の迷いがよく出ていたと思いました。
それと、大阪弁がよく書けてましたね。過剰にならず。
もともと劇的なものを求めて読まなかったので、こういう感想になるのかもしれません。
高校教師ですが、生徒に勧めようかと思っていました。
ちょっと考えてみますね。
>凡百の歴史作家が書いたものより、緊密度は高いと思っています。
こういう言い方はよくないよ。
みてて気分わるいよ。
531は北方の他の作品と比較して物足りなかったといってるのだから
「他の作家の書くものよりは優れてる」という論法自体もおかしいよ。
ま、俺は351,352ともによく読んで、
対話が成立していると思うけどね。
俺には、「杖下に死す」は、読める小説だったぜ。
新聞(朝日だっけ?)で連載してた楊家の話は
もう単行本化されてるの?
538 :
無名草子さん:03/11/11 18:07
>>535 いや532の論法は間違いなくおかしいよ。
それくらいもわからないの?
>539
あり〜
「杖下に死す」、やっと読んだ。
俺は面白かったよ。青年たちの友情が読みどころだと思った。
>532
ご意見ありがとうございました。読み方、参考になりました。
あともう一つ、生徒さんにすすめるのはどうかと思う点がありまして
どうも今回の作品はシリーズものの中の、ひとつに思えたのですね
杖下だけ読んだら、オチに使われてる「小ネタバレメール欄」の部分が唐突すぎて
「はぁ?」となってしまうのではないかとも思ったりします。
ゲストキャラもファンには嬉しくても、あれだけでは「なんだこいつ?」かもしれませんし。
南北朝ものなんかも、全部の作品通すと、直接語られていない
足利や後醍醐の人物像や思惑が見えてくる、といった構成に思えましたが
幕末あたりも多面的に書き出そうとしてる、その一部のように感じたもので。
杖下もこれから読み始めては勿体ない気もします。
もちろん、私の杞憂で純粋に筋を楽しめるかもしれませんが。
北方先生には「坂本龍馬」を書いて欲しい
三国志であの「吉川三国志」よりも上と一部の人だけにしろ思わせたのはすごい。
今までは誰が三国志を書いても「吉川三国志」は別格みたいな感じだった
のにね。
だから今度は「司馬竜馬」を超える「北方龍馬」を熱望する。
北方先生ならばそれができるハズだ!
確かに是非読んでみたくはあるのですが、スタンスとして
坂本龍馬も、南北朝の足利あたりと同じように、
西郷や勝と並んで、周辺から語られるキャラって気がしますね。
個人的には、どっかの北方スレで意見でてた足利義輝とか読んでみたいですね。
「後見・復讐役」は上泉信綱周辺の人物とか。
>>542 532です。
とても参考になるご意見を、ありがとうございます。
北方水滸伝読み始めたのですがなかなか面白い。豪傑が大暴れして
世直しをする話から緻密に反乱計画を練って実行していく話に仕立て直されてる
処が興味深かった。
547 :
無名草子さん:03/11/21 06:16
「三国志」を読み始めた。
気がつくと、こんな時間になっていた。
参ったね。徹夜じゃないか。
これからは、一日50ページと決めるぞ。
「杖下に死す」読みました。
北方は、この作品で何を書きたかったのかさっぱり分かりませんでした。
幕末の動乱?覇権争い?友情?剣豪?「間宮林蔵」でかけなかったこと?・・・?。
中途半端なキャラが多いこと・・・多いこと。
オビの「大阪に大事あり!大塩平八郎起つ。」に騙されないように(笑)。
オビの「幕末前夜を描く歴史巨編」に騙されないように(笑)。
すべてが中途半端です。
いままでの北方作品との違いは、
・死に対して「男」が「涙」するところ位か・・・。(定番の忘れなければイイはアリますが)
・主役と内儀の結末か・・・
・オチ・・・。
「間宮林蔵」は糞だと思っていましたが、それよりは上かな?と思いますが・・・。
確かにいままでにはない作品だとは思いますが・・・。
本作品を読む前に「活路」と「間宮林蔵」を読まないと厳しいかも。
北方の刀の銘柄や流派が好きな人は「余燼」も読んでおいた方がいいでしょう。
とにかく「間宮林蔵」を先に読むことを薦めます。
でも、北方もいままでにないパターンを出してきたかと思えば評価出来ます。
ネタバレが怖かったので、スレをいま読みました。
>>532 >高校教師ですが、生徒に勧めようかと思っていました。
>ちょっと考えてみますね。
確かに北方SEXも少なく、北方なりの解釈(土方みたいな空想物語)も少なく
西郷みたく誰かを悪にしていなく、それでいて男と女の愛は書かれていて、
友情も書かれている・・・。
微妙です・・・。
>>544 楠木みたく幕末の最後は「坂本龍馬」で締めるかも知れませんね。
北方は、時代の代表人よりも光が当てられなかった奴らを描いて
「俺が何とかしてやる」という傾向があるけれど。
(土方は「草もう枯れ行く」で愛してしまい
「すぐにでも書きたくなる。いますぐにでもだ」になったのか・・・)
>>547 >「三国志」を読み始めた。
>これからは、一日50ページと決めるぞ。
レスという訳ではないが・・・。
僕は、全巻を8日間(冬休み)で一気に読みました。
「水滸伝」は注意されましたし、次の北方作品迄我慢が出来なくなったら
読んじゃうかも知れません。
(3巻迄は買ってるハズなのだが、部屋が汚いのでどっかいっちゃったよ)
俺は「杖下に死す」には、ほかの作品にないゆとり感を感じましたよ。
北方作品、いつも切迫した息遣いで書かれていますからね。
息詰まってくるのは、ずっと先ではないか。
つまり大坂を舞台に、幕末まで書くつもりがあるのではないか、と思いました。
鉄笛について少し議論しないか?
鉄笛って何ですか?
>>553 楽器に見せかけた武器。
楽器として使えるという説と使えないという説がある。
形状も縦笛なのか横笛なのかで意見がわかれている。
>>552 水滸伝で、馬麟が遣ってるやつ?
李逵の板斧で二つに切られた。
556 :
無名草子さん:03/11/25 15:48
>>552 その鉄笛の何について議論したいんだ?
おりゃ、エスパーじゃないっちゅうねん!
鉄笛って東洋版フルートだよな。
水滸伝で、林冲と並んで腰を下ろした馬麟が、鉄笛を吹く。
いい場面なんだよな。
あの感じじゃ横笛だな。
尺八のような縦笛じゃないか?
横笛だと華奢だし。
暗器。武器に見えない武器。
>>560 中国の武侠小説ではツボ突くのに使ってましたね。
つーことは鉄製かもな。
でもなんで笛の話なんかしてるの?
水滸伝くらい読めよ・・・
>>562 完全に鉄だよ。
李逵が両断したものを、宋江が鍛冶屋で直してやったと書いてあった。
馬麟がなぜ鉄笛に拘るのか、まだ明らかにされてないが。
もっと正確には金属じゃないか?
いや、厳密に言うと、金属も使われているというほうが無難か。
金属と竹かな。
馬麟が使ってるのは、鉄以外のものではないね。
竹といわれればそんな気もする。
じゃあほとんどフルートといってもいい代物だな。
すまん見落としてた。
縦笛の可能性もあるんだよな。。。
結局、正しいことはわからんのではないか。
水滸伝自体、明代に書かれたもので、宋代にはなかったものが、
ずいぶん出てくるという話を聞いた。
せめて鉄、いやもう鉄じゃなくても金属かどうかだけでもわからんものか。
はやり竹かもしれない、または竹が一部に使われているかもしれないというのがネックだ。
「竹が使われているかもしれない」
これでどうだ?
もう、鉄笛についてはいいじゃない。
それよりBDの話をしたいよ、俺は。
キドニーは、最後まで生き延びるかどうか。
約街では、まだ結構元気にしているよね。
ブラディドールシリーズ読み始めました。今日1巻読了。
面白いんだけど、なんかブラッディドールていう場所自体は
あんまり話に関係ない気がした。
今後はなんか絡んでくるの?
あとレーザー銃に激しく脱力した。
>>576 ブラディドールは、全編にわたって出てくる。店だけど、主人公みたいなものですな。
1篇ごとに、主人公は変わるんだから。
レーザー銃は出てこない。レーザー光線による核融合の可能性が出てくるだけ。
現在データ通信その他に使われているレーザー光線を、当時出したということは、
かなり先進性があるといま評価されているらしい。
これに関しては、世界的な研究者が謙三の高校時代の同級生らしい。
エッセイにそう書いてた。
ま、弁護するわけだけど、いまだに人気のあるシリーズです。
そしてキャラクターを読む小説でもあります。頑張って読んでみて。
2巻じゃまた趣が変わるから。
北方小説を読んでる人は、他に誰の小説読んでる?
参考までに教えてほしい。
俺は山本周五郎と柴錬を読んでいるが、なにか?
人殺しはいつも生贄ですか?
そこのとろろが悪くないんです
人生なんて、時間の生贄だね。
話題がないんなら、また鉄笛の議論にもどらないか?
もう少しだけがんばれる余地があると思うんだが。
鉄笛って竹で出来たフルートという可能性もまだ残ってるよな。
もういいよ
鉄笛はさ
約束の街、次は水野竜一出るらしいよ
>>584 だからなんで鉄笛なのに竹なんだよ。
鉄笛は普通のフルートだろ。
>>586 本当じゃなかったら、老犬トレーのメロディとともに死んでもらう。
>586
集英社から角川へ?
プロレスみたいだ
591 :
無名草子さん:03/12/13 10:04
「楊家将」上下巻、ゲットー!
正月はこれを読む。
16日のサイン会、俺行ってくる。日本橋丸善なら、会社のそば。ラッキー。
>>592 ・・・いいなあ。
今日だったら行けたのに明日は100%無理だぽ。
調練、調練、調練の楊家将。
まただよ。だけど楊家軍が強い理由わよくわかる。
結構面白かったですよ。最後は手に汗握ったな。
サイン会、行けませんでした。とほほ…
楊家将、読みました。
楊家の人間が楊志の先祖ってのも頷けるよ。
後の北方水滸伝を念頭において読めるし。
>>595 上巻は途中からほとんど遼視点で遼側に感情移入しちゃいませんでした?
俺は今のところ休可マンセーになっちゃってます。
可
そうですね。
確かに「白き狼」こと休可には敵ながらあっぱれという感情です。
ささいな疑問ですが、赤騎兵というか休可の騎馬隊は、水滸伝の史進の騎馬隊と明らかにかぶってました。
色こそ同じですが、私は三国志の呂布の騎馬隊を連想しましたよ。
しかし四郎はどうなるんだ、六郎は、七郎は?
続きを書いて欲しいもんです。
スレの流れ無視して悪いんですが、
ブラディドール読んでてスクウェアとかいう表現が出てきたんだけど、
どういう意味なんですか?四角?
通俗的、もしくは旧守的、ということじゃないかな。
楊家将読んだ。
曹彬の扱いひでぇ・゚・(ノД`)・゚・
俺には、耶律休可、最高だった。
俺にとっては、主人公だったね。
>>598 楊家将演義読めばある程度の補完は出来るよ。
・・・ここまでも細部変えてるから北方が続き書いたらどうなるかわかんないけどw
やっぱり白き狼だな、楊家将は。
605 :
無名草子さん:03/12/25 22:09
俺は楊業が最高だったんだが。
楊家将をあそこで終わりにした理由は何だろうね。
是非北方が書いた続きを読みたかったんだが。
四郎探母とか有名なところまで繋げるのが嫌だったんかな?
北方の四郎っぽくなくなるしw
俺、六郎がよかったよ。
弱さを隠そうとしない、強い男という感じだった。
北方の最近の傑作は「杖下に死す」だと俺は思う。
不覚にもこちらのスレを読むまで、「楊家将」の出版を知らず、今日あわてて買い、
たった今読み終わったのですが。
軍人として描かれている楊一族よりも、武人の側面が強調されている白き狼の
方がイイ感じですた。
下巻250ページ頭から7行とか、ものすごくかっこいい。いや本当に。
それはともかく。
太宗による太祖暗殺疑惑とか、後の八王殺害事件とか、そういう歴史の暗部み
たいなところに殆どたちいっていないのは、テキストになった楊家将演義がそうい
う構成だったからなのでしょうかね。
あけまして、おめでとうございます。
先生、いつまでも敬愛しています。
ご健康に気をつけて、いい小説を読ませてください。
「楊家将」は興奮した。
おれは、「三国志」からの中国物を、再読することにした。
新しい発見があるという期待。
四郎の母あぼーん済ということはひょっとして探母不能?
向こうで姫といちゃいちゃして生涯終えるんか・・・そりゃ続きは書きにくいな
「楊家将」を持って、新春の外回りを始めた。
俺は「煤煙」を読んだばかりだ。
自分から壊れていく男の姿に、鳥肌が立ったよ。
最後のせりふは、衝撃だったね。
四郎探母って、京劇の話だろう。
楊業が死ぬ時だって、碑石に頭ぶっつけて死ぬんだろう。
つまり舞台上のことであり、北方はもっと小説的リアリティで勝負するんでないの。
「横に走る」という行動について議論しないか?
それ、行動という言い方でいいの?
行動じゃなくても何でも好きな言い方いいからとにかく「横に走る」について議論しようじゃないか。
619 :
無名草子さん:04/01/08 00:38
横に走ったことがある奴いる?
まあそこまで追い込まれることなんて現実じゃなさそうだが。
サッカーやラグビーをやってるやつら、しょっちゅう横に走ってるぜ。
あれも言ってみりゃ、戦みたいなもんだからな。
横に走ってみてはどうだ。
横に走るって、結局どういうこと?
蟹みたいに、横むいて走るわけ?そんなことないよな?
横に走ってる姿すら想像できないまま北方小説読んでるというのか。
横に走るにしても、体をそっちに向ければ、まっすぐ走ることにならないか、
とふと疑問。なんに対してという説明が必要かも。
なんに対してとか本気で言ってるのか?
敵にきまってるだろ。
鉄笛について議論しよう、とか言ってたのと同一人物かな?
あなたなんかトボケタ味があっておもろいね。
あんましやるとマンネリなるだろうけど。
北方ファンというのはつまり漠然と面白がってる奴が多いということかね。
敵に対しては、横に走らず、まっすぐに走る。
俺の喧嘩はそうさ。
>>629 横に走らなきゃならんような、もの凄い喧嘩をしろ。
俺は、挑戦シリーズから水滸伝に走った。
これ、横?
633 :
無名草子さん:04/01/11 19:20
ひょっとして横に走るとかどうでもいいとか思ってたりするのかな最近のライトユーザーは。
こそこそ様子見。
立派だことw
新聞に連載している藤原純友の話が面白くなってきた。
相変わらずの北方節だなあ。
新聞の連載は脱落したよ。
漠然と読んでるうちに、内容忘れちまって。
>>636 俺も。本になってから読むことにする。
それまで、ネタバレはやめてね。
絶海にあらず
俺は全部切り抜いて保管してある。
まとめて読まないと訳わからん。
さらに気が向いたときにテキストファイルに落としたりもしているが、さすがに後悔するわけにゃいかんw
公開だよ。ばか>俺。
もう横には走らんの
「煤煙」を読んだが、これ暗黒小説の傑作だと思う。
最後に自分を食えというところは、ふるえたよ。
644 :
無名草子さん:04/01/18 14:59
横に走ってもついてこれないライトユーザーばっかりなんだもの
例えば
>>643とかどうよ。
煤煙読んでその感想がこれだぜw
ファンは、試みの地平線ってどうなん?
646 :
無名草子さん:04/01/19 03:07
「武王の門」は良かったが、続編と言われてる「陽炎の旗」は全然面白くなかった。
北方作品は続けて何冊も読むことが出来ない。
インターバルが1月は必要だ。
さもないと鼻につく。
「漢」
647 :
無名草子さん:04/01/19 03:10
>>33 止め溶け。
吉川が良い!と感じたのなら、北方はつまんないと思われ。
漏れは途中で止めた。1冊辺りの値段が高いしな。
読みたけりゃ古本で買ったほうがいいよ。
>>35 (; ・∀・)
北方、本望だなw
648 :
無名草子さん:04/01/19 03:24
>>49 そんなの大藪が既に書いてるじゃん。
食い物の描写は北方貧弱だよね。
もっと自分で作って勉強しろっての。
~~~~~~~~~~~~~~
>>76 プッ
>>96 そのようですなw
ハードカバーを買う奴の気が知れない。
書架に並べて喜んでるんだろうな。
649 :
無名草子さん:04/01/19 03:28
>>154 >大丈夫、4ヶ月に一冊だから。新刊が出るまでの間に、1冊は読めるだろう
凄い読書量ですねぇw
650 :
無名草子さん:04/01/19 04:29
まじで質問なんだが、北方ずっと読んでると飽きないか?
ちゅうか鼻につかないか?
上に1ヶ月のインターバルが必要った書いたけど、実際には3ヶ月以上は必要だ。
漏れのパターンは
2、3冊続けざまに読む。
↓
鼻に付き出す。若しくはつまんない物にあたる。
↓
読むの止める。
↓
ふとこのスレを見る。
↓
お勧めの中で読んでないのを読む。
↓
最初に戻る。
てな感じなんだけど。。。
あまりにも「陽炎の旗」がつまんなかったので、つい嵐みたいなことをしちまった。
ユルセ。
651 :
無名草子さん:04/01/19 23:35
俺も陽炎の旗はつまんねーと思うよ。
龍王丸だっけ?マシン英雄伝ワタルかっつーのw
>>647 う〜ん俺は両方おもしろいんだが・・・
しかし吉川三国志→北方三国志じゃなくて北方三国志→吉川三国志
だと微妙かも・・・
しかしやっぱり一回は吉川三国志も
>>33にも読んで欲しいかな
653 :
無名草子さん:04/01/20 02:02
>>652 >>33は吉川三国志読んだんじゃないの?
吉川のは良かったが、って書いてあるよ?
吉川三国志→北方三国志
北方三国志→吉川三国志
どちらかに思い入れがあると、どっちのパターンも微妙かもね
おいらは、どっちも楽しめが。
漏れも「陽炎の旗」はつまんなかった。
「武王の門」が良かっただけに、ショックも大きかったな。
654 :
無名草子さん:04/01/20 22:58
陽炎の旗って主人公ショボい奴だっけ?
655 :
無名草子さん:04/01/21 02:27
>>654 はっきり言って誰が主人公かわからん。
頼冬?月王丸?竜王丸?
頼冬なんだろけどね。
これって更に続きがあったんだっけ?
656 :
無名草子さん:04/01/21 23:09
>>655 今ジャンプでやってるよ。
俺は海賊王になるとか言ってハシャいでんのアレ月王丸だろ?偽名で。
「草莽枯れ行く」をいま読み終わった。
今夜は眠れないかもしれん。
658 :
無名草子さん:04/01/22 10:13
この人のエッセイ読みたいのですが…
659 :
無名草子さん:04/01/22 19:48
おなかが痛いとか
スパイごっこでアラブの凄腕のスナイパー元帥やったとか
おなかがゴロゴロして心配だとか
そんなんばっかだぜこいつのエッセイ
装丁に魅かれ、初めての北方作品「黒竜の柩」を読み始めたのだが挫折。
多すぎる読点に気が散ってだめだった。
661 :
無名草子さん:04/01/22 21:41
西村読め。トラベルミステリーの方の西村な。
やつも「、」なかなか多いからな。
寿行の方の西村は絶対読むなよ。
北方なんざもう読めなくなっちゃうからw
>>660 しばらく時間おいてみたら?
という俺も一度挫折したんだが三ヶ月くらいしてからもう一度読み始めたら
一気に読破したよ。物語にひたりきってね。
まあもし買ってしまってたらだが・・・。
要はおなかが弱いってことだね。
>>663 北方は絶対それを認めないんだよね。
昼くったラーメンに下痢の菌が入っていたとか
友達におなかをパンチされたのが効いた
宇宙人におなかを支配されたとか
苦し紛れの言い訳をしまくってて醜いってか哀れ。
お前ら
「ワラタ」
とかも無いの?
今日楊家将の上下巻買ってきたんだけど、このスレ見る限りそこそこ当たりな作品なんだよね?
読んだ。しびれた。多くを語らない俺は男っぽい。
北方、NHKに出るの?
チラッと番組宣伝で言ってたような気が…
今日?
もう終わった?
>>658 「日付変更線」というのが文庫であるよ。
俺は心が揺さぶられたエッセイだったよ。
俺も心が揺さぶられたなあ。
どう揺さぶられたかまではうまく言えないんだけどさ。
ここは言語障害者が語り合うスレですね。
今日、ひたすら12巻を読む予定。
デートもキャンセルしたのだ!
発売日だ!
って言うか、うちの近所じゃ、発売日にあったら御の字なんだよね。
読んだ。傑作だった。心が揺さぶられた。続きが気になる。
お前らなんか他に言い足すことあるか?
こうふんした。こわかった。
やっぱりすごいよな、謙三は。
>>676 神!
俺のとあわせれば、完全に12巻の感想を言い尽くしたね!
こうふんした。こわかった。やっぱりすごいか。
よくそんな言葉を思いついたね!
そろそろ、約街の新刊出るんじゃないかね。
俺、キドニーが気になって。
酔ったチンピラがミルコを殴ったがミルコは反撃もせず立ち去り、
野次馬がその器量の大きさと秘められた実力に感嘆の声を上げたシーンを見て、
同じようにチンピラに絡まれたチビデブが、
首を亀のように引っ込めながら急ぎ足で立ち去ろうとした。
野次馬は嘲笑した。
謙三がテレビに出るらしい。
2日だよおん。
今日の朝日朝刊に楊家将の書評が載ってる。
北上次郎は続編を求めているよ。友よ。
読売にも、続編を求める書評が出ていた。
さあどうする、謙三?
今日はスマスマじゃなくて謙三をみるか。
話かわるけど、
北方のファンってやっぱ軍オタとかアニオタとかが多い?
ちなみに俺は上に加えてラノベと歴史と鉄道のオタ。
歴史オタはいるかも。
俺はHBオタかな
そもそも北方ファンって2chを見てない香具師が大半だろうから、
軍オタ、アニオタも少ないような気がする
一ついえるのは、北方ファンはかっこつけたがることだね。
そしてそれが他の奴にはモロバレしてるのに気付かないw
そんなふうに断言できるほど、北方ファンに出会ったことがあるのだろうか?
私は北方の全作品(一部コラム系及び水滸伝を除く)を
制覇しているつもりで、真性の北方ファンなのでしょう。
・軍オタ コンバットは好きですが他は興味ないですね。
・アニオタ ガンダムは好きですが他は興味ないですね。
・ラノベ 申し訳ない。何のことだかも分かりません。
・歴史 北方絡みで興味が沸きました。(南北・三国・幕末)
・鉄道 ごめんなさい。
加えるならエロヲタですかね。酒はバーボンが好きです。
釣りにはまったく興味が沸きません。料理は結構影響されますね。
ビーフカレー、サンドウィッチ、オックステイルのシチュー・・・。
>北方ファンはかっこつけたがることだね。
>他の奴にはモロバレしてるのに気付かない
格好つけたがりかも知れません。ただ、ショットバーで北方から知り得た
ウンチクを語ったりはしません(ちょっとだけ知ったかぶりますが・・・)。
・× ジャックはテネシーウィスキー
・× マティーニをステアで
・△ オンザロックス
・○ スクリュードライバーは進駐軍のバヤリースとドライバーから
・◎ ゴードンだけがジンさ
「楊家将」をこれから読みます。
ちょっと食指が沸かずにちょっとスタート遅れました。
>>691 感想必ず聞かせてくださいね。
「水滸伝」も12巻に達したのだし、読んでみたら、、、
正直に言うと内向的です。
人の目を見て話すとかぜんぜんできません。
そんなだからこそ北方作品の主人公にあこがれます。
ええ、ぶっちゃけヒキコモリです。キモオタです。
でもネットじゃどうせ誰もわからないので、
人様にいえるようなセンスのいい趣味ばかりもってるタフガイということにしています。
もちろん本当はアニメとか超好きで超詳しいです。
694 :
昔の北方は良かった・・・・・:04/02/03 17:19
お久しです。
みなさん、読んでますか?謙三先生。
漏れはといえば、いつものように暫くご無沙汰中です、、w
漏れは何ヲタなんだろう、、、?
強いて上げればバイクヲタかな、、
>>694 そろそろ歴史物に挑戦してみろや。
バイクなに乗ってるの?
696 :
昔の北方は良かった・・・・・:04/02/03 20:02
ちょっと興味があるんだけど、ここの住人達は謙三先生以外は、誰の小説読んでるの?
漏れの場合は手当たり次第、行き当たりばったりで滅茶苦茶なんだけど、みんなはどうなんだろう?
>>695 読んだよ。
破軍の星、武王の門、陽炎の旗、あと日向景一朗シリーズの一部を。
破軍の星、武王の門はよかったよ。これぞ北方って感じだった。
んで、日向景一朗シリーズでややトーンダウン。
陽炎の旗で読んで暫く遠ざかったよ。
バイクはzep。
水滸伝はまだ途中かな?
全巻出そろってから読みたい。尻切れに読むのはあんまり好きでないんで。
歴史無しで北方語れないのかw
698 :
無名草子さん:04/02/04 04:17
わら
>696
昔は大沢アリマサ、志水辰夫、船戸与一
間に花村マンゲツ挟んで
今、何故か片岡義男
700 :
無名草子さん:04/02/06 22:07
野グソをした。いつものように、私は叫び声を上げた。
脱糞の瞬間、大きく叫ぶ。もう十年も前からの私の癖だ。
旭川の、凍った便器。そこで、叫びながら糞をひり出した。あの瞬間から、脱糞にあわせて叫ぶことは、私の癖の一つになった。
厄介な癖だと思うことはあった。ただ、直そうと思ってはいない。
あの夜を、決して忘れない。私が叫び続けているのは、そのためでもあるのだ。
立ち上がった。脱ぎ捨てたブルージーンに足を突っ込む。
尻を拭くことはしない。ここは荒野だった。それに、そもそもペーパーがないのだ。
ゴビ砂漠での野グソを思い出した。あのときの糞も、格別だった。
事が終わると、尻に、焼けた砂をこすり付ける。あまりの熱さに、飛び上がりそうになったものだ。
なきながら、尻を砂まみれにする。両手で、執拗に尻の穴を擦り回す。
そうしなければ、糞は落ちない。落ちなければ、病気になる。病気になれば、医者もない砂漠で、生き延びるのは難しいのだ。
すすり泣きながら、尻の穴に砂をまぶしては、こすり続けた。
きれいになったとき、私の尻はちょっとしたやけどになっていた。
やけどの痛みは、一日中続いた。痛みでも、私は大声で泣いた。
誰にも遠慮する必要は無かった。広い砂漠に、私一人だったのだ。
チャックを閉めると、さすがに尻の辺りがむずむずした。
糞の切れは、今日はあまりいいものではなかったらしい。
だが、悪くはなかった。生きている。むずむずという感触は、いかにもそれを感じさせてくれた。
この感触があるうちは、生きている。つまり、死からは遠いということだ。
死んでさえいなければいい。この十年、そういう日々を生きてきた。
病気の心配はしなかった。この仕事が終われば、風呂に入ることもできる。糞のついたブリーフとブルージーンは、捨ててしまえばいい。
腰をかがめて、銃を拾った。コルト・パイソン。十年も使っていると、もう相棒という気がしてくる。
メキシコから来たプロは、あと二人ほど残っている。それは私の仕事が、まだ終わってはいないということだ。
いつまでも、糞を楽しんでいるわけにはいかないのだ。
701 :
無名草子さん:04/02/08 17:45
草莽枯れ行く…で検索すると、歴史学者さまのサイトにぶつかりますな。
どうも、あの小説、歴史学者的には害悪すらあるような作品と認識されている
みたいで。
その論拠は、
1.相良総三についての最新の研究成果を反映していない。
2.キャラ設定が、通り一遍な“北方節”に納められてしまっている。
なんてな部分にあるようで。
気持ちは解りますし、学者様の功績は解るのですが、相良総三説冤の書とし
ては、最新の研究成果とやらよりも、あの小説の方が優れていると思うのは、
私だけでありましょうか。
…つか、歴史学者サマが、藤沢周平さんのエッセイを引用して、草莽〜を批判
してるのを読みますと、こいつはバカそのものだと思ったり思わなかったり。
702 :
無名草子さん:04/02/09 19:52
北方ファンは落合信彦読むんか?
703 :
昔の北方は良かった・・・・・:04/02/09 21:20
>>702 漏れは2,3冊読みました。
でも、漏れの場合何でも来い!の雑食だから参考にならんかw
人少ないね。前より住人減ったのかな?
704 :
昔の北方は良かった・・・・・:04/02/09 23:09
謙三先生が教育に出演されてましたね。
三国志の時代背景や劉備、関羽、張飛の関係や人となりを語ってらっしゃいました。
しかし、ラフ過ぎる格好だったよw
いいじゃないの、北方なんだから。
706 :
無名草子さん:04/02/10 03:42
>>704 どうせなら、葉巻吹かしながらやってほしかったな
ダークスーツにサングラス。それにトレンチを脇に置いて。
そういえば北方って個性的な衣服に関する記述が少ないですね。
ジーンズにセーターとか、黒の皮ジャンとか、
チャコールのスェードのジャケットとか、
なんか、当たり前の表現だけで。(時代もの除く)
ちょっと変わった表現と言えば、
「渇きの街」でのバレンチノのスーツ位かな・・・。
「試みの地平線」じゃないけど、あんまり興味が無いのだろうか。
メーカー名を出すのは、宣伝とか規制とか、いろいろあるのかな??
「ユニクロの980円のシャツ。服に拘りはない。安いモンで十分だ」とか、
「青。日本代表。アディダスのロゴ。蹴球。背番号は7。どうでもいい」とか、
「ベルサーチのコート。ディスカウントショップ。安かったから購入したものだ。
ただ、コートが欲しかった」とか、
「エイプ。猿が前面に描かれたTシャツ。レア物で入手困難と言われているが、
いまは、ただの汗まみれのTシャツ。裏原。どうでもいい。」とか。
・・・。
うまいなあ。
>>708 もう少し、頼むよ。
先生が、すごく身近に感じられた。
>>701 俺は怒ったよ。
なんじゃい、あの学者。小説がなにかもわからん馬鹿。
『煤煙』読んだ。
なんか暗い喜びみたいなものがある小説だった。
北方の現代物、ずんずん深くなってる気がする。
三国志を読め
ブラディドールシリーズ読み終わったから、関連のHPをいくつか見てみたけど
801ネタにかなり使われてるんだな。ショックだった・・・
715 :
無名草子さん:04/02/18 09:32
北方、すごい。水滸伝が出るたびに、打ち倒されるような気分になる。
あれは、三国志と並んで、俺の人生の書だ。
毎週月曜日、北方とにらめっこしてみな。
うんこ。まんこ。ちんこ。どうでもいい。
謙三本人の降臨ですか?
>>714 次は『水滸伝』か『三国志』読んでみなよ。
801のやつら、髭嫌いだから。
721 :
無名草子さん:04/02/19 23:25
楊家将は面白かった。
原作の翻訳はとっつきにくいんで、北方はいい仕事したと思う。
だけど、こういうのは商業的にはつらいのかもね。
正史ベースで水滸伝その後みたいなの書いてほしい。
金軍に抵抗して玉砕、とか北方の作風に合ってそうだと思うんだが・・・。
ブラディドール全巻読破しますた。面白かった。
ところでブラディドール読本ってどんな感じですか?
されど君は微笑む、なんかホンの数ページのせいで読後感が最悪。
最終章カットしてくれないかな。
>>724 泳いでいるところがよかったな。
あと、ボクサー崩れと殴りあうとこ。
徹底的に、肉体の限り闘うところ。
北方は肉体の闘争を描かせたら、NO.1だね。
筋肉のきしむ音が聞こえてくるようだ。
729 :
無名草子さん:04/02/24 14:14
四回目になると、先生も落ち着いている。
あの撮影場所はどこだろう?
スタジオだろ。
>>728 同感です。
あの砂の上の殴り合い、久しぶりじゃないかね。
肉体と肉体がぶつかり合うハードボイルドは、北方から始まっている。
約街に、BDのキャラクターが大挙して出てきたね。
いよいよ合体の予感。
キドニー、元気だった?
736 :
無名草子さん:04/03/01 12:45
破軍の星、武王の門と読んだんだけど、他に北方の南北朝もの
って何でしょ?楠木正成のがあると聞いたんで読んでみたいんだけど
題名も出版社も分からなくて見つからない・・・
>>736 『悪党の裔』『道誉なり』『楠木正成』
ともに中公文庫。この順番で読んだ方がよい。
『波王の秋』集英社文庫。
『陽炎の旗』新潮文庫。
こんなものかな。俺はこれだけしかもっていない。
陽炎の旗は、ここでは評判がいまいちだが、俺は面白く読めたよ。
今川仲秋や大野武峰の生き様は男らしく、
出番は少ないが、細川頼之や楠木正儀には大物の風格があった。
739 :
無名草子さん:04/03/01 17:42
>>738 ウンコ?何も読めてないじゃんw
まったく。竜王丸と月王丸はどうでもいいんだね歴史オタは。
こいつら盲目のくせにまじうざいから、
現代ものだけ書いてくださいほっぽう先生。
っていうかほっぽう自体が歴史オタというワナw
かってにどいつもこいつもタフガイにしてよろこぶ同人クンだからなあ。
あーあ。
740 :
無名草子さん:04/03/01 18:51
>>737 サンクス!
中公文庫だったか・・・道理で見つからない訳だ。
楊家将が吉川英治文学賞だって。
ちょっとネタばれっぽいけど語らせて。
この人の三国志読んだ後、神尾シリーズに移って
群青から読み出したわけ。そしたらさ、群青のラストで、洋一に
「泳ぎ教えてやる」って神尾が言うでしょ。
読み終わって思い出したのが、何故か三国志五巻の終わりのほう。
周喩が、いきなり息子を川に放り込んで泳ぎを覚えさせたように、
神尾だったら洋一を海に放り込んだかもしれない。
結局それすらできなくなったけど・・・
春休みといういい機会なんで、海嶺まで読み終えようと思う。
オレ、「群青」読んで泣いちゃった
746 :
無名草子さん:04/03/11 02:58
先生、受賞おめでとうございます。
『楊家将』は、俺の大好きな作品です。
「行き止まり」知ってる?なんか知らなそうw
まあいいけど行き止まりの敬二たんって絶対異常にかわいいよ。
あんだけ性格かわいくて顔が悪いはずない。たぶん最近のジャニとかよりずっとかわいいはず。
レイプされた後ひそかに泣いてるところなんてやばすぎw
なにより安彦命で、安彦を大好きなのがたまらない。
安彦の方も、彼女とかより最後に敬二たんを選ぶから最高。
二人は死んじゃったけど最後一緒だったから幸せだよね。
実写版なら確実に敬二たんは男装した上戸彩だな。これは譲れない。
すくなくともジャニのタッキーとか山口とかじゃダメ。
痴漢撃退スプレー愛用してる時点で
由美子を余裕で蹴落としてヒロイン確定だな。
ハイ、現代ものは、まったくレスがつきましぇ〜んw
「行き止まり」は良く覚えていません。
タイトルから凄く期待していたような記憶はあるのですが・・・。ごめんなさい。
ただ、
・女には奢られない。最悪でも割カン。
・嫉妬は恥。見せるものではない。
・自分が好きな女。その女に騙されたということは、自分に騙されることと同じだ。
その程度の女に惚れた自分が悪い。
みたいな語録を凄く覚えています。(といいつつ曖昧ですが)
ストーリーは全然思い出せません。
読んでない人ネタバレだったらスマン。最後、ブラジルに行くんでしたっけ?
「夜より遠い闇」、「傷だらけのマセラティ」、「水色の犬」程じゃ無かったような記憶があります。
『コースアゲイン』、やっぱりいい作品集だ。
751さん、読まれました?
くだらない語録なんか抜き出して並べられてがっかりさせられてたところだが、
作品に優劣をつけちゃうところに俺のセンサーがびびっときたね。
幸い、行き止まりと水色の犬と夜より遠い闇を俺は読んでる。
どこがどう「程じゃ無い」のか詳しく聞かせてもらおうか。
754 :
無名草子さん:04/03/17 00:41
おれは、「白日」けっこう好き。
それに、神尾シリーズ、水滸伝。
飯を食うシーンは、美味そう。
どの作品も、男が料理している。
実家帰って兄貴の部屋に入った。
兄貴は滅茶苦茶本読んでたので、何か面白いものないかな、と。
本棚見るとジャンル滅茶苦茶。
純文学、ミステリー、ハードボイルド、スパイ物、エッセイ、ホラー、歴史小説、時代小説、SF等など、、
兄貴滅茶苦茶じゃんwと思いながら色々漁ってたら北方が出てきた。最近のはさすがにないが、現代物はほとんど揃ってる。
読書ノートみたいな物もあったのでパラパラめくる。
すると所々にこれは絶対○○に読ませたい。(○○は俺の名前)と記入してある。
おまけにそれらの本が本棚の一カ所にまとめて置いてある。
思い出してみると中学の時、これ読んでみな。とか良く言われた記憶が、、
歳が7つも離れてて尊敬してた兄貴。
兄貴がサッカーしてたから、俺もサッカー。
兄貴がバイク乗ってたから、俺も車よりまずバイク。
いつも兄貴の真似してた。
でも、もう兄貴は、、、、、
今からこつこつ兄貴の残した本を読んで行こうと思う。
スレ違い、乱文すみません。
本当なのか?
・・・・・そうか。
兄貴が読んでいた北方。間違いは、ない。言われなくとも、お前は読むだろうが。
いい兄貴だな。
俺も、失くした妹の蔵書は、大切に持っている。その文、その科白の一つ一つを
共有することで、月並みだが、今も妹は、俺の中にいる。
がんばんなよ。
757 :
無名草子さん:04/03/20 13:18
北方の小説の悲しさは、読む者の悲しみを癒すのか。
758 :
無名草子さん:04/03/26 00:54
死んだ者にしてやれることはない。
忘れないこと。
北方がよく言っている。
俺は、その言葉が北方作品に出てくるたびに、目頭が熱くなる。
いくら悔やんでも、もう、親父、おふくろには恩を返せない。
759 :
無名草子さん:04/03/27 22:07
>>755 作ってる。フィクションだ。
ハードボイルドを気取っているのさ。
760 :
無名草子さん:04/03/29 00:05
俺は信じるね。
そうできる自分が好きだ。
『楊家将』を買ってきた。
北方の中国ものははじめてで、楽しみだ。
第38回吉川英治文学賞
【賞牌・副賞300万円・日本-欧州往復ペア航空券(提供・日本航空)】
北方謙三『楊家将(上・下)』(PHP研究所刊)
763 :
無名草子さん:04/03/30 00:43
理由は、ない。ただ、信じるしかないのだ。
たとえ嘘であっても、信じている己の心は、真実なのだ。
764 :
無名草子さん:04/03/30 01:38
北方謙三の三国史は本当に凄いショックを受けた。
日本人があれほどのものを書けると思ってなかったし。
本当の劉備の姿を描ききった三国志本はコレぐらいじゃないか。
大抵の三国志は三国志演技で扱われているように
劉備は人徳が熱くて・・・
って書き方をするのに、三国志正史で扱われている通りの
劉備の腹黒いところを描ききっていたのが感銘を受けた。
会社で、俺は三国志に凄く詳しいって豪語してる香具師に是非とも読ませたかった。
劉備は人徳が高かったと本気で信じていた馬鹿が居たんだよ。
劉備その人について書かれた本だったらそんな事は当たり前なのにな。
>>752 「コースアゲイン」ってどんな作品でしたっけ?
あんまり覚えていません。ごめんなさい。
エッセイ短編集系ですよね。確か。北方本人の自伝的な・・・。
あんまり北方回顧録的なものは好きではないのですが、
情緒感溢れる記載が多く、好印象だった記憶があります。(結構曖昧・・・)
ごめんなさい。
お決まりのハードボイルドではない場合、
苦労した10年に対する、純文学に対するリベンジなのでしょうか。
船乗りの息子は船乗りになる・・・。
ヘミングウェイですな。
(つってもヘミングウェイ読んでいない。試みの地平線より)
教育テレビで北方三国志やってましたね。
観そこねました。どんなもんだったのでしょう。
観たかった・・・。
>>758 いかりや長介が崩御された時に誰かが似たようなコメント残しましたね。
(立川談志だったかな)
「二人だけの勲章」の頃から、「試みの地平線」、
そして「ブラッディドール」に至る迄、何度も頭にたたき込まれ、
北方の死生観というものが、自分に宿ってしまいました。
そして、どんなに悲しくても腹は減る・・・。
忘れなければそれでいい。
一人でも覚えている奴がいる限り、そいつは死んではいない。
肉体的には滅んだが、心の中では生きている。
>>765 15枚前後の短編を20本集めたものです。
自伝的なものかどうかは、作者でなければわからないと思います。
ぼくは面白かったです。
特に片腕のバーテンがボータイを結べるかどうかという話。
769 :
無名草子さん:04/04/01 00:01
>>764 つーかオナニー作文なんか読まんで正史嫁。
>>766 読んでない人のことも考えて、丁寧に喋っていました。
でも、読んでいた俺にも充分楽しめる内容でした。
人柄もいいという気がしました。
性格のよさは、いろんなところで言われてるよね。
作家だから性格はどうでもいいという意見もあるだろうが、
これだけ才能があれば、性格のよさは作品を大きくするんじゃないだろうか。
『檻』だね。
これに勝る傑作なし。
773 :
無名草子さん:04/04/02 21:39
棒の悲しみは?
棒の悲しみも檻には及ばないだろうね。
檻が最高傑作なのは不動。
それ以外で対抗できるのは、友よ静かに眠れと正月の猿くらいしかない。
775 :
無名草子さん:04/04/02 23:49
「檻」読んだと思うけど、内容思い出せない。
776 :
無名草子さん:04/04/02 23:52
「皹」「罅」もええよ。
>>773 774
『棒の哀しみ』。
これ、英訳もされて、一部で評判になっているらしい。
俺は『挑戦シリーズ』なんだが、『檻』の派生作品という面がある。
あと『遠い港』が好き。
棒が英訳されようがなにしようが檻の評価は圧倒的だからな。
だいたい最高傑作なんてレッテル軽々しく使われるもんじゃないが檻には方々でためらい無く使われてるし。
それだけ北方作品の中では圧倒的ってことだろう。
『檻』って、出たころの衝撃はすごかったんだろうな。
謙三、受賞おめでとう!
『逃がれの街』がいい。
『檻』と並ぶなら、この作品だろう。
>>781 じゃあ次はその理由を語・・・語れる?
無理なら無理でいいんだけど。
>>782 主人公の生きている姿が、悲しいんだよ。
前半は、まるで俺みたいだと思った。
後半は、事件の流れの中で、心臓がぎゅっと握られる感じだった。
こんなことしか書けないけど、
青春の光と影が、実に鮮やかに照らし出された作品だったよ。
俺今でも読み返すから。
いやそんなことはどうでもいいんだよ。
君は逃れの町を檻と並べてるんだからそう言うだけの理由を他人が納得できるように・・・ね?
無理なら無理でいいよ。
>>783 とりあえず何がどう「俺みたい」なのかもうちょっと詳しく書いてみようか。
大丈夫。文章書くのって難しいけど少しずつ上達していこうよ。
786 :
無名草子さん:04/04/12 05:45
「約束の街」の最新刊出ましたか?
BD、約街と『水滸伝』、どこか共通性を感じる人いない?
『挑戦シリーズ』の水野竜一だね、主人公で好きなのは。
789 :
無名草子さん:04/04/13 20:48
>>787 感じはするが、上手く言えない。
ところで約束の街シリーズの2巻と4巻、ハードカバー帯付きで持ってる人居る?
居たら帯の文教えて貰えません?
このシリーズ偶数巻が何となく好き。
チラっと見たら本箱にあったので・・・。
「たとえ朝が来ても」
裏切りの傷跡。遠い日々の光芒。
女たちの尽きることのない哀しみだけが
嗚咽のように街の底に流れる
------------------------------------
錆びた絆にさえ、男たちは
何故にすべてを賭けるのか
雄渾の本格ハードボイルド、シリーズ第二弾!
「死がやさしく笑っても」
角川書店創立50周年
特別書き下ろし作品
(文字大)
滅びゆく者にも人生の夕凪がある。
(文字小)
引き裂かれた絆。取り戻せない哀しみ。男は全てを捨てた。女は信じ、待ち続けた・・・・・・。
そして、十七年。女の家族が危機に晒されたとき、老いた男は南の島に向け、命の帆を張る。
裏はあまりにも長文なので面倒くさいです。
帯の文って結構好きです。
文庫化された時には、無くなってるんですよねえ。
うまく言えないじゃなくて言えよw
そりゃ自分の意見いうのって恥ずかしいけどそんなんじゃ社会でてやっていけないよお前らwwwwwwwww
魂が揺さぶられた
心臓がぎゅっと握られた
しびれた
なーんにも伝わってきませんw
>>783 >青春の光と影が、実に鮮やかに照らし出された作品だったよ。
詳細きぼん
>>783 俺は君の感想、なんとなく理解できるよ。
なにも悪いことはしないのに、どんどん追いつめられていく。
それでも懸命に生きようとする姿は、強烈な衝撃力があった。
それでも決して暗くならず、むしろ悲しく明るいといっていい。
最後の軽井沢の場面がいいという人もいるが、
俺は、結末で刑事が香水を買う場面が忘れられない。
君の感想は、あの作品を思い入れて読んだものには理解できるところがある。
関係ないが三浦カズがブラジルに単身サッカー留学をした時、
ただ一冊持っていったのがこの本。
ぼろぼろになったものに北方氏がサインしたという話がある。
>それでも懸命に生きようとする姿は、強烈な衝撃力があった。
詳細きぼん
つーか796=316か。
まあ詳細かたってみてくれや。話はそっから。
>>783 >>796 なかなか思い入れて読んでるみたいだな。
お前らとは深い話ができそうだ。
手始めに、もう少し詳しく語ってみてくれ。
まあ俺も簡単な感想くらいは書いておこうか。
そうだな。やっぱり俺は軽井沢のシーンだな。あれはよかった。
もう少し詳しく語りたいところだが、まずお前らの話を聞いてみたい。
俺はボートのシーン。
手漕ぎであれだけできるのか、そんな疑問も吹っ飛ぶ迫力。
誰も底の浅いお前となんて深く語らねーよ。馬鹿。
やヴぇえ物凄い逃げだwww
つーかせめてタフガイモードくらいは保てよw
あせりむき出しだな
撃たれて倒れて、俺はまだこれっぽっちも生きていないと、主人公の心によぎる思いは、まさしく青春の悲しさだね。
『逃がれの街』北方作品では一番好きだよ。
『挑戦シリーズ』、いま再読中。
かなり興奮してる。
自分はシリーズ第四作の、『風群の荒野』が好き。
『傷痕』読んだことがある人はいる?
「傷痕」
昭和21年、夏。老いぼれ犬、13歳。
もちろん、まだそうは呼ばれていない。
司馬、池波、吉川、山岡等を読んでましたが、久しぶりに北方に帰ってきました。
「林蔵の貌」を今読んでます。
「林蔵の貌」って、上下に分かれてる物と、1冊にまとまってるものの2種類あるんですね。
安いので1冊のものを買いましたが。
811 :
昔の北方は良かった・・・・・:04/05/03 11:45
今一のめり込めない・・
まだP300だ。
それにしても静かだね、、最近はこんな感じなんかな?
812 :
昔の北方は良かった・・・・・:04/05/03 11:58
それにしても林蔵も伝兵衛もちょっと喋りすぎるね。
北方らしくない気がする。
無事に「楊家将」を読み終えました。
一言で言えば「面白かった」です。
・寄り道が殆ど無い合戦に次ぐ合戦。
・シャアとハマーンを彷彿させる「白き狼」と太后(こっちは戦わないが)。
・呂布の様な鬼強さの「白き狼」。
・戦う太后の娘と戦う男のシーソーゲーム。
・趙雲の様な息子の救出描写。
・そして、楊家の侍魂。
難点は、
・七人の息子達すべてにエピソードが無かった。
・一人称の対象者が多すぎる(主役は楊業だと思うけど・・・)。
・「白き狼」の合戦描写が終盤では手抜き。
・北方特有の友情及び死生観が無い。
合戦の描写が多いので、単純に合戦を楽しめる作品になっています。
寄り道が少ない分、上下巻では物足りないと思いました。
それはそれでスピード感があって楽しいのですが。
中には何だったんだよというような結末の無いエピソードもあります。
(たぶん、あえて読者に想像させているのでしょう)
まあ、微妙に北方チックですが、エンターティメント歴史小説として、
はっきり言って買いです。
この時代の歴史も登場人物もまったく知らないので楽しめました。
腹へったー
お前ら今日ばんごはん何食う?
ちなみに俺はラーメンくいたい。
817 :
無名草子さん:04/05/03 17:03
カレー
818 :
無名草子さん:04/05/03 17:06
カレーうどんもいいね。でもカレーもうどんもないしかもラーメンもない
コンビニいって弁当かってこようかな。
819 :
無名草子さん:04/05/03 17:28
私は高校3年生の男です。
先生の水滸伝を中学三年生の夏に読んで以来、続編を読み続けています。
偏屈で気の弱い私でも、水滸伝を読んでからは物の見方、考え方ががらりと変わりました。
特に人の真意を感じ取ろうとする目、物事の本質を見抜こうとする目を養うことができたことは、とても大きな喜びです。
そして、異性に対する想いまで変わりました。
このことによってさらに視野が広がり、自分の感性を高められ、色々なことをありがたく思えるようになったのです。
私事で申し訳ないのですが、私の今の悩みを書かせてください。そして、何かお言葉をいただければと思います。
中学校3年生の5月、同級生の、ある女の子を好きになりました。
そこで、好きだという気持ちを私が目で訴えたことがあったので、そのためかもしれませんが、彼女は私への好意を挙止動作などで伝えてくれました。
ですが、自分に自信のない私は彼女に話しかけることさえできませんでした。
そんな中で、水滸伝を読んだ私は、将来への志を徐々に得ていきます。
この時に林沖と張藍の愛に憧れながらも、高校受験(彼女も偶然同じ高校を受け、私は合格、彼女は落ちて別の高校に行きました)の直前に、彼女が見ている傍で「高校に入ったら変わり者を見つけて、その人と付き合おうかな」と、友達相手に言った覚えがありますし、
卒業文集には「志を生きがいとして一番大切にし、志のために自分の好きなことも断って勉強していく」という感じのことを書きました。
これは、偏屈な私の変な思い込みによる間違いでしたが、受験への不安、何よりも彼女にアタックすることへの逃げでありました。
高校に入った私は、1年目は何事にも全力で取り組み、それなりの成績も出していました。
しかし、科学系の部活の部長として活動する中で、社会と人と実際問題への取り組みの関係を学んだり、他人とは違った方法で勉強して発想力を鍛えよう、と教科科目を勉強することで、学問的な思考が(たいしたことがないレベルですが)出来上がっていきます。
そうしているうちに、高校の系統性の少ない勉強と、問題処理的なテストに嫌気がさしてきます。
また、高校生まで責任逃ればかりしてきた私にとって、部長としての仕事は重荷になっていました。
820 :
無名草子さん:04/05/03 17:28
部活のことだけに精一杯になり、勉強がおろそかになっていたのですが、2年生のときの部活の成果はボロボロで、その上成績ががた落ちしたので落ち込みました。
人員、能力、資金不足なのに、先輩が残した課題は私にとって多すぎたので、何をすればいいのか分からなくなります。
ここで私は堕落します。それまでにも多かった、何もしないで考え事をする時間が余計に増し、更にはやめていたTVゲームもすることがありました。
自分の人間性を高める面で、本を読んだり、人と話したり、物を鑑賞したりすることは大切ですが、これは単なる堕落です。
そんな中で、いつでも彼女のことが気になりました。
特に2年生のときはこの気持ちが強くなりすぎました。
常に自責の思い、彼女は本当に私に対する好意を持っていたのかという不安、自分の将来への焦りがありました。
このことによって、更に勉強への身が入らなくなります。
やがて3年生になり、部活はやっと自分なりに、納得できる成果を一方面で出し、後輩へ部長の仕事を引き継ぎました。
ですが、受験勉強さえすればいいのに、今までと同じように机には長い時間向かっていても、気がそれていたり、勉強内容の細かい理解にこだわったり、
問題集をやるにも一つの問題に時間をかけすぎて、テストにおける点数を受験までの間に上げるには演習量不足で絶望的です。
この3年間の勉強のために割いた時間は、むしろ多すぎたと思います。
机の前で考え事をしたり、勉強のくだらないことに拘っていなければ、よい成績が残せていたでしょう。
私ぐらい要領が悪くても、ちゃんと成功し、私よりもはるかに学問的理解をできている人がいるのに、と思うと情けないです。
また、次に会ったときの、彼女に合わせる面目がありません。
もう、自分を情けなく思うだけなのはイヤです。
自分の志を見限ることは馬鹿らしいです。
私は本当に弱い人間で、こうして人の同情を買おうとすることがあります。
ですが、これからまた頑張る糧を北方先生にもいただきたいです。
こだわりを持って勉強してきたからこそ、いつかはブレイクスルーが来るのではないかと思います。
大変長い文章になってしまい、申し訳ありません
821 :
無名草子さん:04/05/03 17:50
なんか腹へるとメシつくるのもめんどうになるんだよな。
昨日カップラくっちゃったから手軽にたべれるものないからすげーだるい。
卵かけご飯が手軽でおいしい。
823 :
無名草子さん:04/05/03 19:14
底が浅い、深いなどといわず、思ったことを語ればいい。
そして、黙って感じればいいじゃないか。
批判は簡単だ。
いや、批判とも違うな。
どこがだめが批評しなくては、批判にならん。
>>823 いいこと言った!
さっそく実践してくれ。
卵ってもう大丈夫?
いや鳥インフルエンザ怖いから。
もうだいじょぶだと思われ
829 :
無名草子さん:04/05/03 21:02
あげ
830 :
無名草子さん:04/05/03 22:43
北方メシくったかなあ
約束の街の新刊てそろそろですかね?
832 :
無名草子さん:04/05/04 00:54
そろそろかも
でもやっぱりもう少しかかるかも。さげ
ひさびさに約束の街読んだ。いいね。
いいよね。さげ
836 :
無名草子さん:04/05/04 12:33
昔 何かの雑誌で人生相談やってたけど、最後は決まって「ソープ行け!」だったな。
そうだね。
838 :
無名草子さん:04/05/04 15:02
ついでにあげ
海釣りしたい。
林蔵読了。衝撃だった。
かなり、興奮するね。
男泣きに泣いた。
老人と海。最高だね。
面白い。
いい。
いいね。
しびれる。
き
た
か
ん
と
く
三国志読んでる。面白い。
水滸伝好き。
興奮する。
856 :
北方 謙一:04/05/06 23:24
いま、神尾シリーズ読んでいる。
海嶺。
水滸伝も、いい。
どこがよいか語らなくでは、だめかな。
>謙一
いいんじゃない。どこがよいかなんて語らなくても。
好きか嫌いか理由なんて無い。ただそれだけ。
の方が北方らしいよ。
水滸伝13巻をいま読了。
心が震えている。眠れそうもない。
風樹の剣を読んでる。
何度読んでも、凄まじい。
俺は『三国志』を読み返しているよ。
再読三読になると、なにが書かれているかわかっているのに、涙が止まらない。
四度、五度でも、泣くんだろうなあ。
水滸伝一気読み。
魂が慟哭した。
水滸伝。
余計な言葉は要らない。一言、面白かった。
13巻のことね。
檻、面白かった。
三国志。面白い。
866 :
北方 謙一:04/05/08 00:14
神尾シリーズ読んでいて思ったが、
神尾修二。最初は、オックステイルのシチューなど
自分で作ったりして、食にこだわっていたようだか、
後になると、やたらとハンバーガーばかり食っている。
そして、格闘し、相手をのした後、お決まりのアキレス腱切断。
なんだかへんなリアリティー感じる。
水滸伝で、ライオウだったか、ウル覚えだが、ソウコウを逃がすため
犠牲になるが、死ぬとき「楽しかったなあ」と言って死ぬ。
すきだね。
一人で一生懸命書き込んでる奴がいるなあ
そんなに無視されたのが悔しいのかな?
いいね、渇きの街。
主に歴史ものばかり読んでる。
神尾シリーズって面白い?
面白いよ。
数あるシリーズものの中でも最高の一つだと、個人的には思ってる。
いいよね、神尾シリーズ。
今読んでるのはブラディドール。これもいい。
俺は『挑戦シリーズ』が好きなんだが。
人によって好みがあるだろうが、俺は傑作だと思ってる。
俺も傑作だと思う。
俺はやっぱりブラディ・ドールだね。
圧倒的に面白い。
三国志もいいよ。個人的には最高。
水滸伝だな。新刊出るたび最初から読み返す。
ブラディドールが好き。特に「聖域」が。
西尾・・・orz
878 :
無名草子さん:04/05/11 10:50
時代小説でお勧め教えて下さい。
武王の門、陽炎の旗、林蔵の顔は、読みました。
日向景一郎シリーズはあまり好きじゃないので、それ以外でお願いします。
ルックスはゲイ受けがいいよ>北方
誰かソープで相手した人いないかしら
>>878 過去ログを参考にしたらどうでしょうか?
(・∀・)さんが結構詳しく書かれてますよ。
感想なので十人十色ですが、私は草もう枯れ行くが好きです。
881 :
無名草子さん:04/05/12 23:11
>>880 サンクスコ(・∀・)!!
過去ログ読み返してみます。
882 :
無名草子さん:04/05/26 22:38
「ただ風が冷たい日」角川書店 6月29日発売
約束の街&ブラディ・ドールのクロスオーバー再び!
3年半ぶりの新作 (゚∀゚) キタ━━━━━ッ!!
883 :
無名草子さん:04/05/27 14:59
『檻』だろう『檻』!
>>878 『悪党の裔』『道誉なり』『黒龍の柩』
おれは、ペルーを舞台にした『挑戦シリーズ』にはまっているんだが。
885 :
無名草子さん:04/06/01 07:45
無理して、『水滸伝』を買っちまった。5巻まで。
わくわくしてるんだが、面白いかなあ?
水滸伝読みな、みんな
読んだ。
傑作だった。
889 :
無名草子さん:04/06/01 20:49
『挑戦シリーズ』、思い出すなあ。
あれを読んでたころ、俺は誰にも負けないと思ったもんだよ。
そういう本に、1冊でも出会えたというのは、幸福だよね。
おれは、三国志がそうだよ。
武王の門を読んで、三国志も読んでみようかという気になったんだ。
漫画板重すぎだ。ぜんぜん見れない。
892 :
無名草子さん:04/06/04 21:36
ブラディドールシリーズを読んでます。北方作品は初めてですが、とても面白くて一気に読んで
しまいます。
今最後の10巻目です。もう最後かと思うと寂しい。
893 :
無名草子さん:04/06/04 23:19
>>892 引き続き<約束の街>シリーズをドゾー。
6作目「されど君は微笑む」からはブラディドールの面々が登場します。
けど約束の街の登場人物は、どこか魅力に欠ける気がする。
そう?私はブラディドールシリーズもいいけど約束の街の方が読んでてて楽しい。
たぶんソルティと波崎のガキ臭さが良いんだと思う。あと約束の街の方が登場人物
まだ前向きな気がする。でも「死がやさしく〜」は後味悪かったね。
895は同人女w
897 :
無名草子さん:04/06/07 18:40
女の人が北方なんか読むのか?
面白くないんじゃないのか?
北方ので抜ける小説教えて
主人公のモデルが北方っぽいと良いです
よろしくお願いします
>>897 女が読んで面白いかどうかはお前が一番よくわかってるはずだよ♪
895は確かに女だと思うけど同人女かどうかまでは気にならなかった。
感づいた896は同人女のサイトや同人誌読んだり、周りにそんな女がいるんじゃないの?
約街の新刊が出るという話、ほんと?
嘘
ほんとだぞ!
なんとかいうテレビ雑誌に連載してたやつ。
『ただ風が冷たい日』とかいうタイトルだった。
単行本も、同じタイトルだと思うよ。
>>900 いるよだって俺ブラディドールの二次創作大好きだもん。チェックしまくり。
俺と違ってネットマッチョは知ってることも知らないっていったり虚勢はるの大変だねw
早くリアルで自信もてるようになろうね〜♪
俺みたいに自分に自信があるし誰からも一目置かれてるようなリアルタフガイは
同人誌読んだり同人女が近くにいることくらいじゃ自分の価値はいささかも落ちないから
隠す必要も無い♪
その逆にお前らみたいなへなちょこネットマッチョは
同人誌読んでるなんていったら一気に気持ち悪がられるから必死に否定しなきゃならないからまったく気の毒だ♪
おまけに「同人誌読むなんて気持ち悪いことをまさかお前してないよな」
みたいな口調で脅しをかけたつもりなのがまたうけるw
そんな矮小な価値観はお前みたいなリアルで自身がない雑魚だけのものだよw
俺
同
隠
そ
同
お
み
そ
なるほどな。言いたいことはよく分かった。
おれはBDから北方に入ったが、
今は時代小説にハマっている。
『林蔵の貌』『草莽枯れ行く』がいいね。
908 :
無名草子さん:04/06/17 13:08
『活路』を読んで、活路を開け。
909 :
無名草子さん:04/06/24 03:38
謙三、歴史小説だけじゃなく、ハードボイルドも書くのだぞ。
いいさ、ハードボイルドで来いよ。
911 :
無名草子さん:04/06/29 19:17
水滸伝最新刊まだですかね?そろそろ出てもいい頃のような。。
三ヶ月に一冊ずつ、と決まっています。
北方の場合、遅れることはありません。ですから七月刊行ですね。
>912
ありがとうございます。楽しみですね。
914 :
無名草子さん:04/07/01 21:54
「ただ風が冷たい日」買ったぞ。ちょっと厚めだ。
915 :
無名草子さん:04/07/02 06:56
ほんとに出たのか。俺も買いに行こう。
『水滸伝』第14巻を俺は待つ。
「武王の門」を読んで、どれほど優れた歴史小説か、
論じる人はこのスレにいないの?
「ただ風が冷たい日」を読み始めました。まだ3頁ですが・・・。
下村の死を看取った高岸君の成長に期待してます。
>>917 14・5年前の作品ですからねえ。
このスレには存在しないかも知れませんね。
カローラ・レビン萌え。
>>917 武王の門って、北畠某の話?
それとも後醍醐の息子と菊地氏のやつだっけ。
921 :
無名草子さん:04/07/06 05:34
北畠顕家を扱ったのは『破軍の星』です。
私は917ではないが、北方の一連の南北朝物は、
歴史小説の近来の収穫だと思っています。
自分は『道誉なり』が好き。
ほかのより余裕を持って読めた。
元々歴史小説好きなんで三国志から入り南北朝ものは全部読んだ。
三国志読んだのが会社辞めた頃だったんで、「志を守ってこそ私なのです云々」
って語る劉備に、世に埋もれて腐ってた孔明が心を揺さぶられていく描写は堪えた。
んで今は温めてた夢に取り組んでます。
まぁこれだけって訳じゃないが影響されちまったのは確か。ちょい恥ずかしい。
924 :
無名草子さん:04/07/10 00:38
あなたの人生変えた一冊は?
と、問われて、
北方の三国志です!って答えるなよw
ガンガレ!!
私は高校3年生の男です。
先生の水滸伝を中学三年生の夏に読んで以来、続編を読み続けています。
偏屈で気の弱い私でも、水滸伝を読んでからは物の見方、考え方ががらりと変わりました。
特に人の真意を感じ取ろうとする目、物事の本質を見抜こうとする目を養うことができたことは、とても大きな喜びです。
そして、異性に対する想いまで変わりました。
このことによってさらに視野が広がり、自分の感性を高められ、色々なことをありがたく思えるようになったのです。
私事で申し訳ないのですが、私の今の悩みを書かせてください。そして、何かお言葉をいただければと思います。
中学校3年生の5月、同級生の、ある女の子を好きになりました。
そこで、好きだという気持ちを私が目で訴えたことがあったので、そのためかもしれませんが、彼女は私への好意を挙止動作などで伝えてくれました。
ですが、自分に自信のない私は彼女に話しかけることさえできませんでした。
そんな中で、水滸伝を読んだ私は、将来への志を徐々に得ていきます。
この時に林沖と張藍の愛に憧れながらも、高校受験(彼女も偶然同じ高校を受け、私は合格、彼女は落ちて別の高校に行きました)の直前に、
彼女が見ている傍で「高校に入ったら変わり者を見つけて、その人と付き合おうかな」と、友達相手に言った覚えがありますし、
卒業文集には「志を生きがいとして一番大切にし、志のために自分の好きなことも断って勉強していく」という感じのことを書きました。
これは、偏屈な私の変な思い込みによる間違いでしたが、受験への不安、何よりも彼女にアタックすることへの逃げでありました。
高校に入った私は、1年目は何事にも全力で取り組み、それなりの成績も出していました。
しかし、科学系の部活の部長として活動する中で、社会と人と実際問題への取り組みの関係を学んだり、
他人とは違った方法で勉強して発想力を鍛えよう、と教科科目を勉強することで、学問的な思考が(たいしたことがないレベルですが)出来上がっていきます。
そうしているうちに、高校の系統性の少ない勉強と、問題処理的なテストに嫌気がさしてきます。
また、高校生まで責任逃ればかりしてきた私にとって、部長としての仕事は重荷になっていました。
部活のことだけに精一杯になり、勉強がおろそかになっていたのですが、2年生のときの部活の成果はボロボロで、その上成績ががた落ちしたので落ち込みました。
人員、能力、資金不足なのに、先輩が残した課題は私にとって多すぎたので、何をすればいいのか分からなくなります。
ここで私は堕落します。それまでにも多かった、何もしないで考え事をする時間が余計に増し、更にはやめていたTVゲームもすることがありました。
自分の人間性を高める面で、本を読んだり、人と話したり、物を鑑賞したりすることは大切ですが、これは単なる堕落です。
そんな中で、いつでも彼女のことが気になりました。
特に2年生のときはこの気持ちが強くなりすぎました。
常に自責の思い、彼女は本当に私に対する好意を持っていたのかという不安、自分の将来への焦りがありました。
このことによって、更に勉強への身が入らなくなります。
やがて3年生になり、部活はやっと自分なりに、納得できる成果を一方面で出し、後輩へ部長の仕事を引き継ぎました。
ですが、受験勉強さえすればいいのに、今までと同じように机には長い時間向かっていても、気がそれていたり、
勉強内容の細かい理解にこだわったり、問題集をやるにも一つの問題に時間をかけすぎて、
テストにおける点数を受験までの間に上げるには演習量不足で絶望的です。
この3年間の勉強のために割いた時間は、むしろ多すぎたと思います。
机の前で考え事をしたり、勉強のくだらないことに拘っていなければ、よい成績が残せていたでしょう。
私ぐらい要領が悪くても、ちゃんと成功し、私よりもはるかに学問的理解をできている人がいるのに、と思うと情けないです。
また、次に会ったときの、彼女に合わせる面目がありません。
もう、自分を情けなく思うだけなのはイヤです。
自分の志を見限ることは馬鹿らしいです。
私は本当に弱い人間で、こうして人の同情を買おうとすることがあります。
ですが、これからまた頑張る糧を北方先生にもいただきたいです。
こだわりを持って勉強してきたからこそ、いつかはブレイクスルーが来るのではないかと思います。
大変長い文章になってしまい、申し訳ありません
北方ファンにはこのスレの住人みたいな猛者達とは正反対の駄目男もいるのは驚きだね。
ここは日記帳じゃないんだチラシの裏にでも書いてろ!
のAAは北方だと思ってたら違うんだね。
>>924 サンクス。無記名のアンケートでは答えちまってるよw
北方作品は「夢」とか「志」って語ってるくだりがクドくて最初は受け付けなかったけど
(今も少し受け付けないw)
三顧の礼での孔明の描写はシンクロしちまったなー。
あと張衛。未来の俺か?とオモタw
南北朝モノも好きだな。「道誉なり」での尊氏の描写は深かった。
歴史上の人物を、現代小説風な心理描写で上手く描くね。北方は。
史実や固定イメージで最初は「??」と感じても、そのうち話にのめりこめる。
これは筆力や史料からの想像力とか色んな力がないと出来ない気がする。
神尾シリーズって海嶺が最終巻なのか。
まあこれ以上続けてもダラダラしそうだけど。
最近の北方作品の現代物だとかなりお気に入りのシリーズだったので寂しい
俺はあまり面白いとは思わなかった。
シリーズものなら『挑戦シリーズ』と『老犬シリーズ』だね。
934 :
無名草子さん:04/07/14 02:57
楊家将 よかったよ。
特に、四郎は、自分と重なる。
935 :
無名草子さん:04/07/14 18:26
北方小説がどれくらい出版されてるか、手っ取り早くわかる
サイトかなんかないですか?
小説は主に古本屋で探すことが多いんで、どのくらい出版されているのか
把握してなくて…。
よろしくお願いします。
936 :
無名草子さん:04/07/14 18:31
約束シリーズ最新刊
行き着けの本屋 は一冊入荷しただけで
買えませんでし
既出かもしれないけど「有閑倶楽部」ってコミック文庫の解説エッセイ書いてるよ。
3巻だったかな。頁数も割と多い。
北方ファンの自分としては漫画自体よりそっちの方がずっと面白かった。
<<935
amazon
>>937 俺も読んだ。抱腹絶倒。しかしいい解説だったよ。
940 :
無名草子さん:04/07/17 13:44
いま、『傷痕』、『風葬』、『望郷』の三部作を読み終えた。
しばらく、読後の興奮に浸りそう。
北方の歴史本はオリキャラの扱いがあれなのが・・・
それ以外は好きなんだけど。
俺は『三国志』のオリキャラは好きなんだけどな。
943 :
無名草子さん:04/07/21 22:56
>>940 『挑戦シリーズ』は読んだ?
ぜひ感想を聞きたいね。
>>942 王安とか陳礼はよかった。
それと呂布が死んだときの、赤兎と成玄固の海辺の場面は忘れられない。
泣けた。
945 :
無名草子さん:04/07/22 21:01
「ただ風が冷たい日」 を読んだ
素晴らしい出来です
群秋生とキドニーが 皮肉り合ってます
組員5000人から成る暴力団 【水無月会】と 【川中+ 約街メンバー】の抗争
水無月会 精鋭の中の 精鋭で組織された武闘派80人に対して
川中、キドニー、忍、坂井、水村、群秋生、高岸、ソルティ、沢村、前田の10人が、命を賭けて直接対決します
BDを超えたBDがここに在ります
キドニーがソルティを殴って吹っ飛ばします
こんなスゲー小説読んだことないです
波崎が死にます
北方謙三は最高です
947 :
無名草子さん:04/07/24 03:49
北方水滸伝は除寧が出てきた刊でもう終わった。
それ以降はぜんぜん面白くない。やはり登場人物を書ききった
時点でどんどん殺して行く、という彼の方針には無理があった。
三国志では人物描写と作家自身が言っていたが、
結局は我々が普段持っている人物像を脱却し切れなかった。
水滸伝は御伽噺なだけに作家が自由に書けるぶん北方の力量が
露呈してしまった。
北方は日本社会に於ける現代ハードボイルド小説の
限界を語っていたが、そろそろ自身のエンターテイメント小説への
限界も感じるべきではないだろうか。
私はもはや、一冊の本をただのエンターテイメントとしては読めない。
,r::::::::::::::::::::、:、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|:::∧_∧::::::::|:::| |
⊂(@∀@)つ|:::| <
>>1クズ・・・っ!ゴミ・・・っ!
//(手 塚)//::::!
|:::|/とヽ ♂ θ|:::| :::/
/ ̄ ̄旦 ̄ ̄ ̄/|
/______/ | |
| |-----------| |
_
/ /|)
| ̄|
/ /
949 :
無名草子さん:04/07/24 06:32
クルマはマセラッティーを筆頭に、2000万円以上のクルマを、
3台所有。それにあきたず、豪華クルーザー所有。
これがハードボイルドか?
羨ましい・・・
950 :
無名草子さん:04/07/25 00:41
現代ハードボイルドに、限界を感じた。
だから、時代小説なんだろう。
現代物では、一人で百人相手に、銃撃戦など、ありえない。
時代小説ならば、自由度があるかな。
俺は、両方好きだよ。
951 :
無名草子さん:04/07/25 01:36
「杖下に死す」、買ってみたいんだけど皆さんの評価はどうなんでしょうか?
「林蔵の貌」「草莽枯れ行く」じはサイコ―によかったです。
あと中国物は全て読んでいて大好きです。
でも南北朝物や日影シリーズはあんまり合いませんでした。
こんな私は買って大丈夫でしょうか?
微妙な評価ですね・・・。
とりあえず買うの止めようと思います。
ありがとうございました。
「ただ風が冷たい日」を読み終えました。(ずいぶん前ですが)
ちょっと消化不良気味でした。
ただ、ブラッディドールのファンなので、頁をめくる度にワクワクドキドキしますけど。
なんか「中途半端で次ぎに続く」ってな感じです。
・水野だったら「何も終わっていない」と言うはずだが、
ソルティが丸くなったのか、北方が丸くなったのか・・・。
・連載だったので、途中で方向転換したのかな?高岸の扱い。
・おいおい、これで終わりかよっ!てな決闘。
・でも、ロボと石本の決闘前を彷彿させる臨場感のある描写。
・どいつもこいつも葉巻吸いすぎ。
・心の中で生きているんだなぁと実感させられる藤木の存在。
まあ、川中や坂井は登場するだけで楽しいのですけどね。
955 :
無名草子さん:04/07/25 23:11
彼は、檻 で、すべてを成し遂げました・・・
あとは惰性です・・・
水滸伝14 age
約束の街7巻よんだ。
約束シリーズにしては藤木の存在がデカ過ぎる気がする。
(坂井に「それほどの男だって事ですよ」とか言われそうだがw)
活字倶楽部で北方がインタビューに答えてたけど
次はソルティがキドニーに会いに行くのを書きたいとかいって
そっちに行ったらブラディ11巻になるんじゃないか?と思った。
ブラディの登場人物を出してくるのって、あざといと思ってしまう…
約束の街4,5の語り部出せよ。
959 :
無名草子さん:04/07/27 21:08
やっと「煤煙」読んだ。
子供をはねた川名の裁判がどのように進行してくか楽しみだったのに
何も始まらぬまま終わってしまった。おぅ。
ユミちゃん気の毒に…
次スレ、誰かお願いします。
>>958 語り部は誰だっけ?
フリーライターがいたような気もするが
フリーライターと漁師。
そうだ なんだか優雅な暮らしをしてる漁師がいたね。thx
水滸伝読み始めた。すごいぞ。ハードボイルドだ。
BDは、登場人物が歳をとってくるのがいいね。
大抵のシリーズ物、主人公が同じ年のままだ。
966 :
無名草子さん:04/08/08 21:00
「俺の知るある人なら、多分、そうしただろうと思えることを、俺はやっているだけなんです」
「なぜ、その人がやらない」
「もう、いませんから」
「そうか。死んだ人間のために、おまえはこれに関わっているのか」
「そうです」
「死んだ人間との関係は?」
「それこそ、いま起きていることとなんの関わりもありません」
「おまえが、動いていなければな」
「俺が動いていてもです。動いているのは、俺の意思ですから」
高岸が、口を閉じた。群は、二、三度、続けざまに濃い煙を吐いた。
「おまえ」
私が口を開いた。思い当たることがあったからだ。
「いま乗っている、カローラ・レビン、もともとはその男のものだな?」
967 :
無名草子さん:04/08/08 21:20
昔、村上龍が北方さんに挑発的なことを書いてたけど、
あれに関しては北方さんは、何か反応したの?
968 :
無名草子さん:04/08/09 00:22
969 :
無名草子さん:04/08/09 01:16
970 :
無名草子さん:04/08/09 02:18
カローラ・レビンって・・・
ただレビンってだけで良いでしょ。
レビンに興味ある奴はそんな言い方しないし。
寧ろ別の呼び方するだろ。ヲタの人たちは、、
レビンだとロビン(マスク)と勘違いする奴が出てくるからだと思う。
ちゃんと考えてるよ謙三は。
972 :
無名草子さん:04/08/09 04:04
なるほどなぁ・・・
つか、北方を愛読する人たちはそれ位の読解力しか持ってないのか・・
正直スマンかった・・
西尾に触れられてるのは良かったな。
再びの荒野じゃ、これっぽっちも話題に出ないもんだから寂しすぎた。
>>972 気にするなよ。
お前もこのくらいの簡単な事実にも気付かないバカさ。
つまり同類さ。
北方は好きだし水滸伝も好きだ
だけど北方水滸だけは好きになれなかった・・・。
108星死にすぎだよ・・・。
976 :
無名草子さん:04/08/09 20:18
学生時代にBDシリーズを結構熱心に読んだ。
が
正直、第3作の「肉迫」以降は惰性で読んでたかも…
で、
最近、本屋で偶然「約束の街」シリーズの6作目を見つけて
裏表紙のコピーを読み「押え買い」した。
昨日、読み終えた。
キャラクターの「“男”語り」が一層酷くなってた。
あと、群っていう作家のキャラは、あれ何?
北方氏は、あれに自己投影してんのかね?
このシリーズはBD世界の焼き直しに
北方氏のヨット&クルーザー等の船舶関連知識の充実ぶりを
ぶち込んだだけの作品かね?
「老いぼれ犬」シリーズや初期作品は、もうちょっと押えた感じで
シンプルだったのになぁ…
「眠りなき夜」、「檻」、「二人だけの勲章」、を読んだ頃のような
読後感はもう二度と味あわせてくれないのかなぁ・・・・
977 :
無名草子さん:04/08/09 20:46
80年代には、ワイルドターキー(ケンタッキーバーボン)マンセー
世紀をまたいで、ブナハーバン(アイレイシングルモルト)マンセー
先生、分り易過ぎますw
一般人の流行とリンクしちゃってどーすんですか!
あと、アイレイのシングルモルトで
先生の作品向きのをチョイスするなら
ラガブーリンか、アードベックの方がいいですぜ!
「ラガブーリン?…な、なんでぇ!この薬みてぇな酒は…」
「薬みてぇだって感じるってことは、お前はまだガキなんだよ…」とか言っちゃって
978 :
無名草子さん:04/08/10 05:19
>>976 >キャラクターの「“男”語り」
俺もこれが鼻につくようになって、北方読まなくなった口です。
時代物を書くようになったのに気づいて、また読み始めましたが「林蔵の貌」でまた止めた。
三国志は途中で投げた。拠って立つ、揉みにもむとか同じ言葉を使いすぎ。
吉川三国志のほうが遥かに良い。
昔の北方には、もう戻れないんだろうね、、
979 :
無名草子さん:
檻だ、檻。
檻でおわりだ・・・