乙
ジョイス・キャロル・・・・・・・・・乙!
4 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :03/04/22 07:31
どうもありがとうございます。
>>3 おお!
ボクシングだけでエッセイ一冊書ける女性作家ってカコイイよね!
>1 小津カレー!
>>4 どういたしまして・・・・って
誰かが先に返礼してる〜(w
10 :
無名草子さん:03/04/23 00:22
>>9 わらった。
で、1さん、スレ立てありがと。
名無し一号も、叩きを恐れず、コテハンでガンバレ!
11 :
無名草子さん:03/04/23 14:44
さっそく質問なんですが、かつての共産主義賛美や社会主義を唱えてた人って
言論界をなんで追放にならないんでしょうか?
言論の自由は唱えるが、なんで言論に対する責任は取らないのでしょうか?
それどころか、依然そういった勢力って現存してますよね。
これには、何か出版業界全体のカラクリがあるのでしょうか?
特に、教育関係の書籍は酷いの一言です。
12 :
無名草紙さん:03/04/23 20:57
>>11 そいつらの著作を買うヤロウがいるから。
それと、むかし学生運動やっていて一般企業に行けなかったヤシがたくさん出版に行ったのもあると思う。
新聞や出版なんてむかしはまともな職とは思われてなかったから行けたんだな。
しかし、言論の責任と言うなら別に左翼のほかにも批判されるのはいっぱいいると思うよ。
13 :
無名草子さん:03/04/23 22:52
>>11 共産主義を「賛美」した者は「追放」しろと?
「言論に対する責任」というのは恐ろしいな(w
[転向]しない(しなかった)のであれば尚更、あなたのいうところの責任はない。
15 :
無名草子さん:03/04/24 00:25
>>11 資本主義の世界では「追放」はないっしょ。
時代のニーズに合わなくなって、だんだん仕事がなくなる、ってことはあると思いますが。
>>11の脳内には、マッカーシズムが吹き荒れているのかな?
言論に対する責任とらなきゃいけないなら東スポの記者達は大変だなぁ。
まぁそれはいいとして、そこに書いてある事柄が本当かどうかを決めるのは
読んでる人の側だし、反対意見を書いた本も当然出版される権利はある。
「教育関係で採用される書籍がひどい」って言いたいなら、
文句はその書籍を採用する側に言ってくれ。
アカ狩りの悪寒!?
となりのDQN夫婦がこんな時間ににぎやか喧嘩を始めたのも、
何か出版業界全体のカラクリがあるのでしょうか?
目ぇ醒めちまったぢゃねぇかYO! プンスカ
19 :
無名草子さん:03/04/24 22:14
そもそも、アカ教科書以外を出版してるのって1社しかないだろ?
21 :
無名草子さん:03/04/24 23:16
「アカの手先のおフェラ豚」 by フルメタルジャケット
鬱陶しいから、このスレにはウヨ厨房は来なくていい。
>>19 てか、出版より検定の問題でもあると思う。
まぁあまりウヨサヨ言うのも何だが、
>>11みたいな書き方だと、
「愛国・戦争美化の教科書が検定を通るのはなぜですか?
なぜそんなことを言っている執筆者に仕事があるんでしょう?」
みたいなこと言ってるサヨクと変わらなくなっちゃうからな。。。
25 :
無名草子さん:03/04/25 14:27
うん?
なんでみんなはこんなにいきり立ってるの?
っていうか、左翼的な教科書が今の教育界をほとんど占めてるのは
明らかだろう?
それに、北と擁護してきた出版物を発行した人は、やはり何らかの責任なり
弁明なりはする必要があると思うが。
こんな考えを持つ俺も右翼の仲間入りですか?
>>25 だからあ、ウヨサヨ論争がやりたかったら思想板か共産板
にでも行けばいいってこと。
君みたいな書き込みって白けるんだよな。
27 :
無名草子さん:03/04/25 16:06
>>君みたいな書き込みって白けるんだよな
なんかワロタ
28 :
無名草子さん:03/04/25 21:01
取次で大手2社は別として、そろそろ危ないって会社はどこですか?
マジレスキボーン。
29 :
無名草子さん:03/04/25 21:11
30 :
無名草子さん:03/04/25 21:13
31 :
無名草子さん:03/04/25 21:25
「あぶない刑事」みたいな感じかな
33 :
無名草子さん:03/04/25 21:54
↑ツマンネー
>>25 右翼の仲間入りというより、バカの仲間入りだろう。
35 :
無名草子さん:03/04/25 23:45
責任を取れ、なんだのってさああ、それ自体がサヨク的発想じゃん。
文句があるなら批判するなり、糾弾してればいいじゃん。
向こうが土下座しないと気がすまないのかね。
いい加減、スレ違いだということに気がつけ
37 :
無名草子さん:03/04/26 11:13
クリちゃん、つぶれちゃいそう。
いわんこっちゃない。こんなの↑までが現われてしまったじゃないか。
39 :
お尋ね(>_<):03/04/26 18:40
フランソワーズ・サガンで少女が凄い年上の奥さんのいる人に恋をする話のタイトルがわかりません(>_<)教えてください。
40 :
無名草子さん:03/04/26 20:17
>>37 クリちゃんって、ひょっとして栗田のこと?
あそこはまだ大丈夫なんじゃないか?
42 :
無名草子さん:03/04/27 14:31
>37 トハーン か ニパーン に九州ガペーして貰え!
43 :
無名草子さん:03/04/27 15:14
>>42 あんな業界のお荷物ガペーするのもいい迷惑だ罠。
44 :
無名草子さん:03/04/28 01:03
>43 いいショック療法だぞ。
46 :
無名草子さん:03/04/28 01:23
>>39
「ある微笑」かなあ。
サガンて、昔のしか知らない。
「哀しみよこんにちわ」と「ブラームスはお好き」でないのは確か。
47 :
無名草子さん:03/04/28 03:19
雑誌の競合関係を調べています。
お薦めのサイト・文献があれば教えていただけませんか?
何がどう競合していることを調べるつもりか書かないと
レスはつきにくんじゃないか?何をもってして競合と考えているのさ。
49 :
無名草子さん:03/04/28 12:05
>>47 電通がそんな資料を作っているけど、一般に流通してるかどうかはわかりません。
たまに、コマーシャルフォトあたりにそんなチャートが出てた覚えがあります。
50 :
無名草子さん:03/04/28 12:32
このsageてるヤシ、どうやらクリちゃんの社員らしいんだよね。
社内で今、本人を特定中。目星はついてる。
>>48 「競合」により詳しい説明が必要だとは思い至りませんでした。
『新潮45』と、値段でも地域でもターゲットでもなく、
「内容」が「競り合っている」雑誌を調べていました。
>>49 ありがとうございます。あたってみます。
52 :
無名草子さん:03/04/28 15:00
>>50 マジっすか?晒してやってください。
久しぶりに祭りだ、ワショーイ!
54 :
無名草子さん:03/04/28 16:49
>50
クリちゃんって何ですか?
>>50 栗田のパソコンにはスパイウエアが入っているのかな?
君は栗田の社員なの?
56 :
無名草子さん:03/04/28 17:36
委託制ってなんですか?
再販制度はよく聞きますが。
誰から誰に、何を委託するんですか?
>>56 出版社から取次、取次から書店に、出版物の販売を委託
>>51 その本についてのチャートは目にしたことがないので、もしかしたら
そういった資料はないかもしれません。あしからず。
「内容」が競り合ってる雑誌を知りたいのなら、判型が似ている雑誌の
内容にあたるのが一番の近道でしょう。
59 :
無名草子さん:03/04/28 21:40
来年春から書籍も内税表示方式になるんでしょうか?
またシール貼った書籍が多数出現ですか?
62 :
無名草子さん:03/04/29 01:12
>>59 ほんとにねぇ。
って、どっかで聞いたな、内税表示の話。
消費税だってこの先まだ上げる気だろうに。
63 :
無名草子さん:03/04/29 01:45
ああどなたか教えて下さい
今となっては結構レアな漫画を出していた
さくら出版という会社はどこにあるのですか
在庫聞きたいのがたくさんあるのに
ネットでも見つからないし
104でもわからないし
もうないんですか?
64 :
無名草子さん:03/04/29 11:04
>>60 プッ(笑)栗田社員ごまかすのに必死だな。
>>64 > プッ(笑)
珍しい書き方だな。普通に宋想い増田
66 :
無名草子さん:03/04/30 14:43
出版不況って言われてますが、一番不況の分野ってどこですか?
漫画とか見ると全然勢いが衰えていないような感じを受けるんですが。
あとは、小説。これも山積みになってますよね。単行本、文庫本に限らず。
資格関係の本も売れてる感じがする。
67 :
無名草子さん:03/04/30 17:10
>59
スリップのボウヅに総額表示、ということに
落ち着きそうな気配。
何処かに税金込みの表示がしてあればいいんだと。
税務経理協会の書籍は、社長さんが書協の
総額表示問題の担当をされているので、率先して
切り替わっているという話だよ。
>>67 ボウズが外に出てない本もかなりあるから、お客さんにとっては全然関係ない罠。
69 :
無名草子さん:03/05/01 00:45
>66
>山積みになってますよね。
売れないから。
>66
>山積みになってますよね。
倉庫でも山積み。
>>66 漫画や文庫は「薄利多売」の信念でやってきたので、少し部数が落ちると
赤字になってしまう罠。
だから景気がいいわけではない。
今日本で景気がいい出版社は、ハリー・ポッター出してる静山社だけです。
小説は、読みたい奴より書きたい奴のほうが多いぐらいだから、
書きたい奴から金を取っている会社(出版社と言えるかどうかは微妙)は儲かってますなぁ。
>>71 いやいや、景気のいい出版社は静山社だけではない。
このご時世で急伸長している中堅出版社はごろごろある。
ex.筑摩書房は自社ビルを買った。ほかにも自社ビルを
つくったところがある。
73 :
無名草子さん:03/05/01 03:20
筑摩って、景気いいの?
たしかに「金持ち父さん……」は売れたかもしれないが。
何で儲けてるのかしら。
みんな「誰が本を殺したか」読んでないの?
日経BPも、ちょっと前までは景気よかったんだけどね。
76 :
無名草子さん:03/05/01 19:29
出版社にも広告営業ってあるんでしょうか?
企業の広報担当者にアポや飛び込みでの営業。
それとも、電通とか博報堂から企画や広告主を紹介されて
自分からは動かずに、雑誌に載せるという形態を取っているんでしょうか?
77 :
無名草子さん:03/05/01 19:35
>>72 >ex.筑摩書房は自社ビルを買った。ほかにも自社ビルを
つくったところがある。
自社ビルは倒産への一里塚。
79 :
無名草子さん:03/05/01 22:53
筑摩はかつて倒産したとき、こういう出版社をつぶしてはいけないとみんなが応援して復活したが、そのとたん、金儲け主義の出版社になった。
そうそう、二見書房、神保町移転。5月1日。
>>76 いろいろ。
大きな出版社(といっても小学館・講談社クラス)と中小出版社とは、違いすぎる。
81 :
無名草子さん:03/05/02 14:09
う〜ん、売り上げがデータとして載ってないんだよね、
どのサイト行っても、本屋に行って調べても。
どうやったら、出版各社の売り上げって判るんですか?
>>81 帝国データバンクや東京商工リサーチのデータベースで調べれば。
1社ずつだと膨大な料金がかかるだろうけど、そんなに知りたいなら、
お金を惜しむな。
>>82 ちょっとわかりづらい文章なので補足。
1社だけなら数千円なので、そんなでもないが、
1社ずつ何社も調べると膨大な金額になるということ。
決算公告
四季報とか会社要覧の『未上場会社版』
出版ニュース社『出版年鑑』『出版データブック 1945〜2000』
ネットで検索するなら「帝国データバンク」の「会社情報」が便利かと。
http://www.tdb.co.jp/ 1社480円だけど、国会図書館や税務署その他で調べる交通費・時間を考えたら安いんじゃないでしょうか。
多分会社組織になっていて、それなりの規模のところなら、株式会社に限らず有限会社レベルまで
載っているのでは、と。
87 :
無名草子さん:03/05/04 18:06
よく倒錯騒ぎがありますが
これって、窃盗罪とか法的に裁かれる事ってないのでしょうか?
田口や歴史小説家が何回もやってますよね。
>>87 著作権侵害は、原則として親告罪なので、著作権保持者が訴えなければいけない。
89 :
無名草子さん:03/05/04 19:05
一頃話題になったいわゆる差別用語をめぐる状況は今どのようになっているのでしょうか。
因みに某教授は一般的なものには実に敏感で学生のレポート・論文をこまかくチェックしますが
ご自分の著作物では(「フランス人の女性」と書く一方で)「ユダヤ女」、
(「ヨーロッパの男性たち」と書く一方で)「マレーシアの男ども」とか書いてますがこれはいかがなものでしょう。
>>91 抗議している側も少し「頭のおかしい人」が多いと分かって来たんで、
最近はあんまりまともに相手しないようになってきています。
まぁ、差別を助長するような言葉に対しては、それなりに気を使うようにはなりました。
>>92 > 抗議している側も少し「頭のおかしい人」が多いと分かって来たんで、
> 最近はあんまりまともに相手しないようになってきています。
差別的書き込みだな。
>>93 でも、趣味がクレーム付けみたいな人が多いのも事実。
どーでもいいことでヒス起こすようなヤシとかさ。
>>94 マジレス。
そりゃあ抗議する方に問題のある場合もある。でも、指摘を受けてその通り
と思ったことはないか? そういうことの積み重ねも大事だと思うよ。
「差別表現の検証」(講談社)という本はけっこういい。一度読んでみたら。
(講談社自身にかかわる事件の記述を避けたと思える部分もあるんだが)
>>95 ありますね。「てんかん」とか「自閉症」とか、病気の言葉に気を使うようになりました。
97 :
無名草子さん:03/05/05 19:09
自作自演すれケテーイage
>>97 ジサクジエンなら2時間も空けないだろ。
>>98 放っておけ。自作であろうがなかろうが関係ない。
仮にそうだったとしても読ませ方の一つだ。
一人で座談会を構成したことないかw?
100 :
無名草子さん:03/05/05 21:53
>>一人で座談会を構成したことないかw?
アフォ晒しage。
>>97 なんで自作自演だと思った? 俺が書いたのは
>>93、
>>95なんだけど。
「差別表現の検証」の宣伝と思ったのかな?
まあ、それなりにいい本なので、関心のある人には勧めておくよ。
最近はいいテキストがないけど、「「超」言葉狩り宣言」(太田出版)、
「「言葉狩り」と差別」(文藝春秋)なんかも読んでおけばいいと思う。
>>99 >一人で座談会を構成したことないかw?
…ある(w
大変参考になりました。ありがとうございました。
(お騒がせして申し訳ありません。)
>>103 君が謝らなくてもいいよ。
「某教授」がおかしいと思うなら、きちんと指摘したほうがいいのでは?
他者の差別意識を問題にしながら、自身への批判に聞く耳を持たなければ、
言行不一致の曲学阿世、あるいは真正の差別者と判断すればいい。
俺が書いたのは
>>92と
>>96な。
まぁいいや、ジサクジエンと思いたい人は思っても。
106 :
無名草子さん:03/05/05 22:47
差別用語は、出版社によってすごく扱いが違う。
あと、契約社員やフリーの編集は、自分があとで責任とらされると困るせいか、少しでもやばそうな言葉は絶対消す。
抗議する人にはまじめな人もいれば、それが趣味の人もいると思うが、受ける側はことなかれ主義が多い。
雑誌が差別用語等で回収騒ぎになった場合、広告料はどうなるんでしょう?
やっぱり返還、若しくは減額になるんでしょうか?
数年前にクロワッサンが回収になった時以来の疑問を思い出しました…
108 :
無名草子さん:03/05/06 01:43
なんで、日本の大手出版社は、世界に向けて出版しないの?
小説なんかは一部でよまれてるようだけど、
実用書とかもこっちで翻訳して、ちゃっちゃと
英語でだせば売れるんじゃないの。
「数学嫌いな人のための数学」だとか、
「図解で考える人は成功する」だとか、
「図解雑学シリーズ」とか。
日本語だけの場合と部数もけた違いだろうし。
向こうも、極めてくだらない本が、売れてるんだから。
というのが、昔からの素朴な疑問なんだけど。
109 :
無名草子さん:03/05/06 02:25
出版社に大学生向けのバイトってありますか?あったら仕事内容教えて下さい。できれば給料も。
110 :
無名草子さん:03/05/06 05:37
岩波書店って返品不可らしいですが、
岩波文庫、岩波新書というのは、岩波新書がつくったブランド名なんですか?
もしそうだとしたら、岩波という名がつくブランド名の本は
全部返品不可なんですか?
>>107 広告料の返還って聞いたことがないな。
良心的なところ(あるいはスポンサーの力が強いところ)ならやるかも知れないけど、
そういう情報は流れてこないし、知っている人間はこんなところに書き込まないだろう。
>>108 講談社と小学館はそれぞれ専門の部署があってやってると思うんだが。
集英社もそうかな。
考えてみると、マンガ・アニメ関連が多いな。
他の出版社はどうか知らないけど、専門書出してるところで地道にやってるところはあるらしい。
そう言えば、グイン・サーガ(栗本薫)も英訳されるそうな。
113 :
無名草子さん:03/05/06 08:18
用語に関して質問なんですが、
「版元」って、出版社のことなんですか?
114 :
無名草子さん:03/05/06 14:11
yes
>>106 > あと、契約社員やフリーの編集は、自分があとで責任とらされると困るせいか、少しでもやばそうな言葉は絶対消す。
言わずもがなだけど、これも企業内の差別構造の結果なんだよね。
契約やフリーはいつでも首を切られるという……。
そういえば、「首切り」も最近使われなくなった言葉のひとつかな。
116 :
無名草子さん:03/05/06 17:29
>>99 >自作であろうがなかろうが関係ない。
>仮にそうだったとしても読ませ方の一つだ。
↓
自分のオナーニを人に見てもらって興奮してるヴぁか。
啓蒙活動きどりか?
118 :
無名草子さん:03/05/06 18:44
この業界で、犯罪的な行為やスレスレの行為って日常茶飯事なのでしょうか?
経歴詐称や盗作に始まり、取材者の人権侵害等々。
それとも、やって当たり前という雰囲気が暗黙の了解で出来上がってる業界?
119 :
無名草子さん:03/05/06 19:06
>>109 あると思うけど、微妙に社外秘なものがあったりするのでコネ採用のところが
多いかも知れない。給料はまぁ、安いと思ってたほうが無難。
書店のバイトのほうが一般的に高いぐらいかも知れないね(肉体労働だから)。
>>110 岩波書店のものだったら多分そうなのでは。
岩波と名がつくもの以外でもね。
>>118 そんなこたぁない。
出版業界全体からいえば、そういうことにはむしろ厳しい。
ただ、故にそういうものが目立ってしまうだけかも。
たとえば、「オウム事件」でもって“日本人はカルト
宗教の信者だらけ”であると断定できないようにね。
突出している故に目立つということはある。
ただ、言いがかりや妄想じみたクレームは結構あるかも…。
そのせいで業界人が鈍感になってしまうことはありうる。
まぁ、法曹界ほどには厳しくないが、政治の世界と同じぐらいモラルには厳しい、という感じだろうか。
しょせん「儲けてナンボ」の世界だからサジ加減は微妙ですね。
「表現の自由」「読者のニーズ」と「人権尊重」のバランスは難しいところだし。
>>121 俺110は皆わざとスルーしてるのかと思った。
127 :
無名草子さん:03/05/07 14:28
>>123〜125
でもさ、週刊誌とかの記事見てるとそうも言えないのでは?
特に数年前の東電OL殺人の時の報道なんて、プライバシーの侵害ばっかりじゃん。
このOLが売春してたってことのみをクローズアップして、挙句には裸の写真まで
掲載してさ。
>>127 週刊誌職場と書籍職場では距離がありすぎて、一般化できないかも。
週刊誌だって騒動を起こしているのは新潮、文春、現代、ポスト、
フライデーあたりとそれに続くごく少数の雑誌(月刊誌を含む)だろ?
しかし、これらの雑誌が目立ってしまうのも確かだけど。
129 :
無名草子さん:03/05/07 15:32
へ〜、会社内でも週刊誌って独立してる雰囲気なんだ。
>>新潮、文春、現代、ポスト、フライデーあたりとそれに続くごく少数の雑誌
これだけあれば十分だよ(苦藁
130 :
無名草子さん:03/05/07 15:50
↑言えてる!
131 :
無名草子さん:03/05/07 22:27
できる編集は週刊誌へ、窓際編集は書籍、特に翻訳へ行くらしい。
ラノベから週刊誌へ行った某氏は確かにできる人だったようだ。
雑誌協会加盟社で、いわゆる「ジャーナリスティック」な雑誌を出している出版社は
13社と言われているね。講談社、小学館、新潮社、文藝春秋、光文社、徳間書店、
双葉社、集英社……。あとどこなか? 扶桑社? 新聞社系も雑協に入っているから、
朝日新聞社、読売新聞社、毎日新聞社の出版局も加えているのかもしれない。
>>127 …そういうものを見た(読んだ)お前が、まず購読者層として存在していることを忘れてはいけないよ。
(ちなみに俺は「裸の写真」が掲載されている雑誌までは見ていない)
こういう人権意識というのは時代や世間によって変わるもので、
たとえば今でも東南アジアなどでは「死体写真」が掲載されている雑誌は普通だし、
昔の日本でも、事件や事故による被害者の写真を載せるのはそんなに異様なことではなかった。
俺が最近見た例では、大阪の千日前デパート火災(1970年の事件)などでは、
逃げようとして死んだ女性(複数)の、パンツまで見えている写真を掲載していた。
さすがに顔までは出してないけどね。
あと、雪山で遭難した大学生の写真(これは死体の顔入り)とか。
「このまま報道に対する人権尊重姿勢が進めば、100年後の新聞記事は
「どこかで誰かが誰かに何かをされました」ぐらいしか報道できなくなってしまう」と
言った人間もいたようだが、まぁ要するに今の報道や記事が
「人権侵害してる」と思えるものがあったとしたら、
それは、今の基準から考えて「人権の尊重具合が少し遅れている」程度と思ってやってくれ。
もちろんそれはよくないことだけどね。
>>131 そういう、できる・できないに関する
>>131の定義をもう少し聞きたいんだが。
要するに「できる編集」とはどういう編集を指して、
>>131は言っているか、ということだ。
三浦和義氏じゃなくて、一般人なら逮捕もされない。
新聞もテレビも報道しない。雑誌も後追いしない。
これから警察とマスコミが手を携えて、人権後進国の
狂想曲がはじまるんだろうな……。
136 :
無名草子さん:03/05/07 23:53
>>134 この世界でできるといったら、資本主義の理論しかないでしょう。
それとも、志とか、そういう話がしたいのですか。
>>136 書籍でもまぁ、10万部以上売れる本が作れたら、売れない週刊誌の記者より
出来るような気がするんだけどね。
まぁ、週刊誌の場合は、個人の力量より編集長とその周辺の力量があるんで、
出来ない記者でも妙にプライドがある奴がいる一方、
「しょせん書籍なんで」と卑下しすぎの書籍編集者もいるんじゃないかな、と思う。
そういうつまらん、出版社内でのできる・できないを部署で判断してはいけないということですな。
「週刊誌の記者」として「使えない」人間が、それ以外の部署に行く場合もあるだろうが…。
138 :
無名草子さん:03/05/08 16:57
>>112 グインサーガが英訳?
日本の恥だ。
栗本の発言でもアメリカに送って阻止しよう。
139 :
musyakoujisaneatsu:03/05/08 16:57
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140 :
無名草子さん:03/05/08 18:26
>>137 10万部というのが、ひとつの評価のバロメーターなんですか?
だとすると、コンビニでよく見かける雑誌はそれをクリアしてる可能性が大な
わけだ。
小説で10万部いく作家って、今どのくらいいますか?
141 :
無名草子さん:03/05/08 19:17
新潮社の経営危機の噂はどうなんですか?
朝日や読売に買収されるなんて噂が出ていますが。
142 :
無名草子さん:03/05/08 19:23
>>141 岩波が朝日に買収されるなんて噂があったね。
でも赤字が多いので躊躇ってるとか。。
今の朝日の社長は守りの経営に入ってるから新潮社の買収は100%無いと思われ。
あと新潮社の今の社長がどうしようもないと言う話しを聞いたことがある。
143 :
bloom:03/05/08 19:25
>>140 そうだね、「気がする」と言っている通り、俺の価値判断だ。
人や本の傾向によっては、「100万部売れた本でなければ」とか「(このような内容の本なら)1万部も
売れれば『出来る編集者』なのでは」という判断もあると思う。
>だとすると、コンビニでよく見かける雑誌はそれをクリアしてる可能性が大なわけだ。
雑誌と書籍はまた評価基準が違う。100万部売ってても特定ジャンル(少年漫画雑誌)では
「売れている」とは言われないだろうし、逆に文芸誌とかだと数万部でも「すごいですねー」と
言われるかもしれない。
「コンビニでよく見かける雑誌」に限定すると、部数の問題ではなく「儲けが出る」という
レベルにおいて、雑誌としての基準は満たされていると思うが、
そこに置かれている雑誌の編集者だからといって「出来る編集者」だとは思わない。
編集長に関しては、「出来る編集長」だとは思う。
ずいぶん基準が高いなあ。
分野によっては初版3000部で、500部ずつでも増刷になる
ような本をつくる編集者も、できる編集者に入ると思うんだが。
俺の最初の翻訳は
初版1500部で、増刷500部×3でした。
いや、あの編集サンはエラかった。
147 :
無名草子さん:03/05/09 00:51
質を問うか量を問うかということでしょう。
量だとわかりやすいが、質だとわかりにくい。
で、最近は、質はどうでもいいという風潮がある。
131を書いたのは私ですが、私は本当は質を問うてほしいのです。
でも、世間では、やはり、売れたということでしか「できる」とか「優秀」とか言わないみたい。
>>141 明日発売の「噂の真相」になんか書かれているみたいだね。
>>147 まぁそれだけ不況だってことでしょうね、この業界も。
150 :
無名草子さん:03/05/09 14:18
実際、出版不況とか言われてますが、根本的な原因はなんなのでしょうか?
ネットの流行のみとは考えられないのですが。
151 :
無名草子さん:03/05/09 14:54
出版される本の数にある、とどこかで見たか聞いたかしたような。
新書だけでもすごい数らしい。
結果的に一冊一冊の売り上げが落ちる・・・
よくわからんが。
152 :
無名草子さん:03/05/09 15:11
出版不況といっても、分野によっては好況のところもあるんですか?
前に飲み屋で偶然隣にいた方が出版社勤務で、酒の勢いで色々話しましたが
漫画もなんかかつての勢いが全然ないみたいで、八方塞みたいな事を云ってましたが。
真相はどうなんでしょう?
小説なんかは、常に新刊が山積みになってますよね。
153 :
無名草子さん:03/05/09 17:29
>>152 漫画もリバイバル化が先行してるからね。
154 :
無名草子さん:03/05/09 23:24
本や映画や漫画にまわす金が携帯にまわってるそうだ。
すべての元凶は携帯。
155 :
無名草子さん:03/05/09 23:35
そういえば、前のスレッドで雑誌の実売部数が知りたいという質問があって、
紀伊國屋のパブラインの話が出ていたけど、文教堂の実売データの一部が、
ネットで見られるようだね。そのときの人がまだこのスレにいたら参考にしてください。
(以下、雑誌板噂真スレッドの書いた内容をアレンジ)
JBOOK(文教堂)のページ
http://www.jbook.co.jp/ ここの隅に小さく「出版社様入り口」というのがある。
そのリンクボタンを押すと、「BIGNET2」というページが現われる。
「文教堂雑誌売上げランキング無料開放中」というページに行けば
文教堂全店での雑誌の販売部数が見られる。
直接だと、
http://219.163.60.3/bignet2/magranking.asp 文教堂は販売シェアが1%ぐらいらしいから、100倍すれば実売部数
に近い数字になるかもしれない。
ただし、週刊誌はキヨスクやコンビニの売上げのほうが多く 、文教堂
といえでも1%のシェアにはならないだろうから、200〜400倍くらいに
する必要があると思う。
>>152 >>66以降のやりとりをまとめて読んでみるといいのでは。
ひょっとして同じ人ですか?
>>155 素晴らしい。確かにキヨスクがメインの雑誌以外は、100倍すると実売数に近くなるみたいです。
>>150 マンガと文庫に関しては、これはもう明らかにマンガ喫茶と新古書店の影響。
見事にそれらの伸びとマンガ・文庫の減り具合とが相関している。
しかしそれ以外の、雑誌の落ち込みは、やはりインターネットと携帯なんじゃないかな。
159 :
無名草子さん:03/05/10 02:31
>>158 だろうな。
雑誌読むより2ch見てる方が楽しいもん。
「どうせみんなケータイピコピコやってて見ちゃいないんだからやめちゃいなさい」
という取締役の鶴の一声で、中吊りをやめてしまった出版社の話を聞いたことがあります。
>>159 楽しいし、情報も早いしね。
ゲーム攻略本が大打撃だとか。
なんで出版社(大手は特に)の給料って
他の産業に比べて高いんですか?
利益率をある程度自由に操作できるから?
>>163 出版社の給料は、一部大手を除くと高いものではないんだが…。
まぁ、その質問を「なんで大手出版社の給料って他の産業に比べて高いんですか?」
というのに置き換えて考えてみよう。
設備投資にさほど(というかほとんど)金がいらないこと、社員の数が少ないこと、
企画力(無から有を作り出す・でっちあげる力)が必要なので、金で優秀な人間を集めたいこと、
集めた人間をフリーにさせたがらないこと、などかな?
「利益率の操作」というのは意味不明。
>>161 まぁ在庫管理が比較的まともにできている数少ない会社だしなぁ。
ただし、ラノベとコミック除く。
>>164 再販制があるから書籍の値段を出版社の一存で決められる
と、言いたいのかな。>163は。
っていうか、全然高くないぞっっ!!
167 :
無名草子さん:03/05/10 21:02
168 :
無名草子さん:03/05/10 21:16
素人の質問です。
再販制の是非は置いといて、どうして
本屋さんがその店だけで使える図書券とかで
アマゾンのキャンペーンみたいにバックする
とかしないんでしょう?
3パーセントでもお客さん、殺到すると思うのに。
>>167 ボーナス、集英社のほうが親会社の小学館よりいいのには少し驚いた。
>>168 書店組合を通して周りの書店が圧力かけるから、かな?
171 :
無名草子さん:03/05/10 21:33
>>168 日書連(日本書店商業組合連合会)という書店の団体が、
ポイントサービスは再販制崩壊のきっかけになると加盟書店に縛りを掛け、
その一方で、ポイントサービスを実施している小売店には訴訟を起こすぞ
と脅しているから。
ネットで日書連の機関紙「書店新聞」が読めるので、検索してみたら。
172 :
無名草子さん:03/05/12 13:09
現在、雑誌を除くほとんどの書籍は外税方式(192バーコード、\00000)が
とられていますが、消費税が5%になってからも内税表示(191、P00000)を
続けている出版社はありますか。ある場合は、バーコードと価格コードは
どうなっているのですか。
来年から内税表示が義務付けられますが、表示はどうなるのですか。
>>172 >67
5%以降の内税表示は雑誌以外無い。
>>173 ありがとうございます。
部分再販が積極的に導入されないのはなぜですか。
価格を固定して書店からの返品を受け付けるよりも、書店に買いきらせ、
売れない場合は値引きして処分することも認めるほうが手間が少ないと思います。
>>174 今のままだと書店のマージンが低すぎて、値引きなんてできないよ。
買い切り〜値引き販売させるには、5割ぐらいの卸値にしないとダメなんじゃないかな。
今は7〜8割ぐらい。
そうすると、取次を通るから云々とゆー話も出る罠。
177 :
無名草子さん:03/05/13 18:50
出版業界の売上って、ぶっちゃっけ何なのですか?
本を売るのは本屋ですよね。その利益は本屋さんのものですよね。
本屋に売った数が出版社の利益になっているんですか?
でもそうすると、本屋に大量の在庫が残ったら、馬鹿を見るのは本屋ですよね・・・
出版社-取次-書店という流れがあって、
再販売価格維持契約制度という独占禁止法の適用除外があって、
販売委託(返品)というシステムがあって、
と色々あるんですね。
>>177少うし調べてみられてはいかがか。
簡単に説明するぞ。
ただし、一般書籍だけだ。雑誌・コミックスは他の人にお願い。
まず、出版社(版元)が1000円の本を3000部刷ったとする。
費用(制作費)は100万前後だ。
すると1冊あたり単価(費用)は330円程度となる。
これを取次が650-700円で預かる。これは出版社によって違う。
それを書店が730-780円で預かる。これも書店によって違う。
そしてお客に1000円で売る。
つまり書店は250円前後の儲けとなる。
そして取次は80円前後の儲けとなる。
そして版元は670円前後の儲けとなる。
だが、制作費がかかっているので実際は340円程度だ。
だから版元は半分(この場合は1500部)が売れるまでは利益が出ないことになる。
で、書店で売れなかった場合は、ほとんど上記と等価で版元に戻せる。
これを委託という。つまり、売れなかった場合のリスクは版元が負う。
しかし実際の委託返品は、書店からいくらかの手数料を取次が取る。
そして1冊250円では書店は100冊売っても25000円だ。アルバイト代も出ない。
数が売れる雑誌・コミックスを置かなきゃ話にならん。
と、上は一般論。
実際はケースバイケース。
取次は8%なんて昔は言ってたが、今じゃそんなことはないだろう。
ただ、小さな書店が辛いのは確か。小さな版元が辛いのも確か。
まぁ、どのみち数売らないとどーしょーもないわけだが。
182 :
無名草子さん:03/05/13 21:55
まあね。
183 :
無名草子さん:03/05/13 22:35
なんか最近になくまともな返答が続いたみたいだね。
それにしても、出版に限らず、そもそも商売とは何かということを
>>177は理解していないような気がする。
まぁ、委託販売とか、どこで買っても同じ値段なんて商品のほうが少ないから仕方ない。
大変勉強になりました。
ところで著者・訳者の取り分は179のどこに含まれるのでしょうか。
>>174は部分再販の話を振ったんだけど、時限再販はどうなの?
2000円の本を1600円で仕入れた書店は、委託期間中に1600円+αまで下げても良いじゃないか(αが書店の利益)。
売れ残ったら初めて1600円で返品すればよい。
どうせ場所ふさいでるんだし、売れなかったら書店も版元も利益が出ない。
再販制があるからそれはできないのだが、
機動的に値下げした方が客もうれしいし、出版業界も儲かっていいのじゃないか? というのが素朴な疑問。
187 :
無名草子さん:03/05/14 00:15
それやると、結局大書店しか生き残れない。
大書店は部数が出るから、薄利多売できるが、小さい書店はできない。
「ユー・ガット・メール」という映画で、小さい書店がそういうふうに大書店につぶされてしまう、という話が描かれていた。
アメリカはとっくにそうなってるらしい。
>185
12行目
ちなみに、コミックスなら漫画家の取り分は価格の10%前後
>>188 ありがとうございました。
因みに私は翻訳で5%頂いております(あと5%が原著者)。
>>187 なるほど。そうすると、
商店街に小さくて漫画とエロ雑誌しかおいてないようなバカ書店がありますね?
ああいう小さいバカ書店を守るために、消費者も、版元も、おおいに損してるシステムが
再販制だ、という理解でOK?
>>187 > それやると、結局大書店しか生き残れない。
> 大書店は部数が出るから、薄利多売できるが、小さい書店はできない。
大型企画は報奨金(バックマージン)がいっぱいあるじゃん。
小さな書店でも、外商でいっぱい売っているところがあるし。
大型企画なら、時限再販にしても、値引きの原資はいくらでもあるよ。
>>192 すばらしい。ご指摘ありがとう。馬鹿を卒業したいので、ぜひ詳しく説明してくらさい。
なぜ1600円で仕入れた本を、書店が自主判断で1700円で売ったり、1800円で売ったり、1900円で売ったりしてはいけないの?
出版社が2000円! と言ったらどうしても2000円でなければ売らないわけでしょ。
それで売れ残って返品したら、だれも儲からないわけでしょ?
それよりも書店が勝手に値下げしたければ、勝手にやらせればいいじゃない。
ほかの商品はみんなそうだよ。なにがいけないの?
>>190 >ああいう小さいバカ書店を守るために、消費者も、版元も、おおいに損してるシステムが
>再販制だ、という理解でOK?
ちょっと違うように思います。
再販制(定価制)というのは基本的にはメーカーに有利に働くものですよね。つまり、価格
決定権をメーカー(この場合は出版社)が握ることにより、小売段階での値崩れの発生を
防げるのが利点のはず。だからこそ法律(独占禁止法など)で禁止されているんだと理解
しています。
↑言葉が硬いですね。
つまり、安売りが当たり前になってしまうとメーカーは高い価格をつけられなくなってしまう。
だからメーカー(この場合は出版社)こそ再販制維持必死になる(はず)。小売(書店)にも
流通(取次)にも、そしてもちろん消費者(読者)にも価格決定権が無いのが再販制です。
価格を決めている人が一番有利だと考えるのが普通だと思います。
実際にはこれだけ出版不況と言われている中、メーカーでも再販制に疑問を感じている人
間は多いと思います。私もその一人です。特に、再販制維持の原則死守のためと称して小
売の販売努力である「ポイントサービス」を全面否定するに至っては呆れ果ててモノも申せ
ません。
>>193 >それよりも書店が勝手に値下げしたければ、勝手にやらせればいいじゃない。
>ほかの商品はみんなそうだよ。なにがいけないの?
原則としてはその通りだと思います。現状で「なにがいけない」かと言うと、書店と取次・取
次と版元で「再販売価格維持契約」を交わしているので定価以外での販売は契約違反に
なるからです。ちなみにこの「再販売価格維持契約」は消費者の不利益になるので基本的
には不可だけど出版(と新聞)だけは例外的に認めてあげるよ、ということで独占禁止法の
例外として明記されています。
ですので、再販売価格維持契約を締結しない書店や取次・版元が現れてきても問題は無
いはずなんですが、実際には現れてきません。いわゆる時限再販であったり部分再販で
あったりの例はありますが、大きな流れにはなっていないのが現状です。
>>194 >再販制(定価制)というのは基本的にはメーカーに有利に働くものですよね。
そうとも言えないんだよね。小売業者の保護になってる部分もある。
大きな書店でも、町の小さな本屋さんでも売値が同じだったら、潰れない書店もあるわけだ。
俺の持論は、再販制の有無ではなく、書店のマージン(自由裁量できる部分)が
少ないのが、やはり問題大きいと思う。
要するに、本は安すぎる、ということだ。
197 :
無名草子さん:03/05/14 14:31
一連の流れを読んでてふと疑問に思ったのだが、
取次ぎを飛び越して、本屋と出版社の直接ラインで取引ってできないの?
だって、そこで値段や部数の交渉をするのが、本来の商売の姿でしょう?
他の業界では、既に商社を通さずに直接取引きを行ってるのに。
金融でも、間接から投資銀行系にシフトしてるのに。
それとも、法律で雁字搦めになってる構造だから、そういった事は不可能?
198 :
無名草子さん:03/05/14 15:05
>>196 > 俺の持論は、再販制の有無ではなく、書店のマージン(自由裁量できる部分)が
> 少ないのが、やはり問題大きいと思う。
再販制があるために、書店のマージンが少なくなっているともいえるんだが。
> 要するに、本は安すぎる、ということだ。
それも再販制のせい(再販制のおかげ?)だね。
199 :
無名草子さん:03/05/14 15:18
>>197 単価が高く、マスプロマスセールスに向き、反復購入が期待できる商品
なら1アイテムごとに、メーカー・小売が直取引をしても、利益を期待できる
かもしれないけれど、出版物(書籍)は1点あたりの価格は平均千数百円、
客のほとんどは1冊限りで、反復購入はない。
このような条件で、直取引が大成功している商品の例を教えてもらえませ
んか。もちろん、その場合、売れ残りの返品が可能な委託販売制を採って
いることが前提です。
200 :
無名草子さん:03/05/14 16:39
>>197 小学館グループでやっているサイトの取引はそれに相当するんじゃないの?
価格交渉まで含む相対取引になるのかどうかは知らないけど。
あれも結局受注だけで最終的には取り次ぎ通すのかな。
201 :
無名草子さん:03/05/14 16:47
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いう事態で不安を感じたりかんしゃくをおこしたりする。あまりに規則に厳格なため
に、遅刻した同級生に延々と注意をしたり、修学旅行などで消灯時間をかたくなに守
り、他の生徒の顰蹙をかったりすることがある。
●行動・興味・活動のパターンが貧困で反復常同的なことも自閉症の特徴である。すな
わち、日常の活動の様々な面にわたって柔軟性のないルーティン(決まった手順や日課)
を押しつける傾向、これを慣れ親しんでいる習慣や遊びのパターンだけでなく、たいてい
は新しい活動にも押しつける。そしてルーティンや個人的な環境の細部の変化(家の中の
置物や家具の移動によるなど)に対する抵抗がみられることがある。
●揺れる木の葉を見続ける子どもは興味のレパートリーが狭いとも言え、視覚的な敏感さ
があるといっても良い。
●精神遅滞を伴うものと伴わないもので大きく分かれる。100%果汁のオレンジジュー
スを思い浮かべてください。それにだんだん水を加えて薄めて行くと終いには水にごく近
くなる。一口飲んで「オレンジジュースだ!」とわかるものは自閉症、水に近いけれどな
にかオレンジの味が混じっているのがアスペや高機能・・。その濃度はさまざま。濃いオ
レンジジュースであったとしても早期の療育や周りの対応によって水に近づいていくこと
は可能。しかし間違えてはいけないのはオレンジジュースが一滴でも落ちている場合は
「純粋な水」にはなれないのです。
>197
書店が扱っている出版社、一社一社取引きすると作業が大変
出版社が全国の書店、一店一店と取引きするのは面倒
取次に頼まず自分達で直接取引きすると
納品・返品、出入金管理の手間が増える
その仕事をこなす人件費、発送費用などが一ヶ月いくらになると思いますか?
それでなくても書店員の給料は安いのでこれ以上経費かけられません。
残業代ないと10マソきりそうです。正社員ですがね。実話ですよ。
205 :
無名草子さん:03/05/14 23:25
>>203 しかし、ネットでの注文体制とかが整備されると少数の大手は直取引で、
それ以外の中小は取次(今の地方小みたいに)を通すような体制になるかも。
>>198 まぁいろいろな経緯があるみたいだから、再販制とマージンの関係はそうかも知れないね。
再販がなくなったら本が安くなる、と思っている人は間違っている、としか言えない。
>206
注文システムが整備されても商品はネットじゃ送れない
結局は現在の取次同様のモノを自社でまるごと揃えることになるんじゃないの?
209 :
洋書のていかについて:03/05/15 00:10
はじめて書き込みします。子供にエリックカールの原書を買ってやろうと思っていました。
本屋さんでは定価$19と後ろに印刷しているのを確認して、こんなもんか、と思いましたが、
アマゾンで同じ本を検索したら定価が$5.95になっていました。定価というのは洋書についてはあってないものなのですか?
本屋でうっているのがウソの値段になるのですか?アマゾンってそんなに安くして大丈夫なんですか?(って心配してないけど)
210 :
無名草子さん:03/05/15 00:31
それって、ほんとに同じ本ですか。
同じ本でも、ハードカバーとペーパーバックだと値段が2対1くらい違う。
同じ本でも、イギリスで出た場合とアメリカで出た場合で値段が違う。
中身が同じでも、いろいろあるんですが。
211 :
洋書のていかについて:03/05/15 00:56
>219です。アマゾンにも問い合わせました。こういう定価ででています、価格表をコピペしたようなものが送られてきました。
どうみても同じハードかバーですし、エリックカールの本は良く知っているのでわかります。アマゾン.comで調べましたがハードカバーがout of stookで値段が分かりません。
ボードが$6.99。もしイギリスででたものなら定価が£ででませんか?中身が同じでいろいろあるとはどういうことなのですか?
再販制度が独禁法の適用除外であることは知っていますし、
業界の人たちが、必ずしもすべて再販制と委託販売の現在の流通をよしとしているわけじゃないことも
知っています。
でも、どうして業界の人たちは団体になると、再販制こそが唯一正しい書籍流通のありかただ!
びた一文たりとも値引きは不可!というふうに、
態度を硬化させてしまうのでしょうか。
アメリカでは元々再販制はないですし、再販制があるフランスやドイツでも
値引きはあるし、バーゲンセールも日本よりずっと多く行われています。
岩波書店やみすず書房のような買い切り商品も値引きすれば不良在庫にならないのにと思います。
そういう制度改革を、なぜしようとしないのでしょうか。
>>212 業界団体、とくに日書連は聞く耳を持たないだろうから、公正取引委員会
に直接、再販制の廃止を求めると伝えたらいいのでは。公取委は「国民
一般の議論の高まり」を期待しているわけだから。担当は取引企画課だった
はず。明朝にでも、すぐに電話することをお勧めします。
214 :
無名草子さん:03/05/15 02:21
値引き云々とはよく言われるけど、再販制が無くなったらむしろ書物全般
値段が上がりそうな気もするんだが。
215 :
無名草子さん:03/05/15 02:35
>>214 カバープライスはいまの1.5〜2倍くらいになるんじゃないかな。
でも、実際は値引きされるので、店頭小売価格はあまり変わらない
だろう。市場原理が働けば自然に適正価格になると思う。
216 :
無名草子さん:03/05/15 02:38
>>208 そりゃ配送は自前でロジセン抱えるところもあるだろうし、取次以外の業者に外注することも出てくるでしょーな。
まぁ、どのみち個人書店は無理だろうから取次通すしかないんだけど。
結局個人書店は一芸を身につけとかないと生き残れないことになるなぁ・・・
>>212 でも、委託制度はあるんだよね。アメリカは。
で、韓国が失敗した原因は結局何だったんだ?
>>214 そりゃダンピングをしたくなけりゃ上がる罠。
下がるのは一部コミックとか一部雑誌とか・・・まぁ、数えるほどでしょうね。
100万部刷ろうが1000部刷ろうが経費のほとんどは版を造るまでにかかるからなぁ。
再販制廃止はマスコミが仕掛けて世論形成なんてお決まり路線は望めないし。
で、>209-211は何かのコピペ?
>>215 ちょっと待て。それは、
再販制あぼーん 委託制存続 か
再販制あぼーん 委託制あぼーん
のどっちの状況下を想定してるんだ?
>>218 委託販売制は法律でもなんでもなくて、商慣習なのだから、
再販制がなくなっても、合理性があれば、一定程度、
残るだろうと考えているが……。
原則買切りにしたとしても、たとえば、歩安入帳のような
ペナルティを課して、返品を受け付けるとか、すればいいのでは。
>>219 でも、そうすると取次の存在感が全然薄くならないな。
221 :
無名草子さん:03/05/15 03:09
>>220 「取次の存在感」を薄めたらいいのかどうかは、とりあえず
脇に置くとして。
取次は純粋に物流業者として利用すればいいのでは?
再販制がなくなれば、歩戻しとか、内払いとか、返品手数料
とか、いろいろある不自然なお金の動きを一端チャラにして、
取次の力をそぎ落とすことができるかもしれない。
>>221 てか、物流専門の業者に任せればいいと思うんだけどなぁ。
そのために処理の面倒な委託をなくさないと・・・
223 :
無名草子さん:03/05/15 03:14
>>211 アマゾンでハードカバーはアウト・オブ・ストックってことは、アマゾンのはペーパーバックだろが。
つまり、店のがハードで、アマゾンのはペーパーじゃないのかね。
表紙はハードもペーパーも同じなのは普通のこと。
同じ本でもいろいろあるというのは、ハードとペーパーの場合以外には、前に出たのが絶版になって、新たに出た(表紙が変わる)場合。
また、映画やテレビになると、その写真を表紙にして新たに出したりする。
このほか、文字が大きいものを別に出したりする。
確かにイギリスの本はポンド、アメリカのはドルだね。
きみが見てるのは、多分、日本のアマゾンだろうけど、アメリカのアマゾンやイギリスのアマゾンものぞいてごらん。
224 :
無名草子さん:03/05/15 03:18
アウト・オブ・ストックってことは、日本じゃないね。スマソ。
アマゾンで値引き後の値段、てことなのかな。
もしもまったく同一の本なら、本に印刷してある価格は同じはずだけど。
225 :
洋書のていかについて:03/05/15 07:55
223,224さん、ありがとうございます。com.(アメリカ)で見たのですが
ハードカバーがアウトオブストックで値段分からず、ぺーパーは取扱いナシ、ボードブックが$6.99。
co.jp(日本)のほうでは、
ハードカバーが前にもいいましたが$5.95、 ペーパは取扱いナシ、 ボードブックが$9.99。
表紙が同じなので一緒だと思うのですが、おっしゃるようにもしかしたらページ数が違ったりして微妙にちがう者なのかな?
それにしてもボードブックのほうがは日本では高いね。頭ごちゃごちゃするよ〜。
226 :
無名草子さん:03/05/15 15:17
結局、今の流通制度が一番この業界にとっては効率的なんですか?
でも、ブックオフはなんでこんなに流行ってるんだろう?
227 :
洋書のていかについて:03/05/15 17:48
>>225 ちなみに値引き後の値段をかいたのではありません。定価を書いています。
でもさっきアマゾンのco.jpのページでもう一度確認したら、昨日まででてなかったのに、私の指摘したとおり、
同じタイプで$19の本がでていました。つまり、定価、$5.99と$19の2種類の同じ題名の本が売られています。
ページ数も同じなのに。。。。わけわかめ。
228 :
無名草子さん:03/05/15 21:12
230 :
無名草子さん:03/05/16 00:01
>227
日本のアマゾンの洋書でエリック・カールを見たけど、
ボードブックとハードカバーって違うものなんだね。
絵本なので、私は専門外なんで、詳しいことはわからないけど。
その高いのは豪華本か、何か特典つきとかじゃないのかな。
青虫の表紙のやつ、イギリスのペーパーバックまで出ていたよ。日本だと、同じ本でアメリカとイギリスと両方出てくる。
とにかく、値段が違えば、手にとったとき、違うものだとわかると思う。
本のタイトルを書いてくれればいいのだが。
232 :
無名草子さん:03/05/16 01:25
ちょっと待ってください。委託販売(返品制)が商慣習なら、再販制も商慣習ですよ?
独禁法の適用除外は、「再販価格維持行為をやってもいい」ということが書かれているだけで、
法律で、本は再販制にする、と書いてあるわけではないです。
>>226 フランチャイズの新規開店の初期在庫の押し売りとフランチャイズ料をガッポリとる商売だから
本部だけは儲かる仕組みなんだよ。
実際FCはかなり潰れているしね。
一等地にある直営店は買取とFC加盟希望の鴨(オーナー)に「ブクオフは儲かりますよー」
という演出をする為。
>>232 委託販売制はそれをしたからといって法律違反にはならない。
再販行為は本来、違法行為。しかし、著作物については
独禁法の適用除外で法違反を免れている。こういう関係になっているのでは?
同じ商慣習でも、同列には語れないのでは?
ところで、何で他の商慣習としてはあまり見ない「委託販売制」というのが
書店では一般的になったんだろうか、ってのも考えてみると面白いかもな。
歴史上では「そういうことをやってでも、書店に置いてもらいたがった版元(出版社)があった」
ということになっている。
MWの社員募集で宣伝があるのですが、どのような仕事内容でしょうか?
237 :
無名草子さん:03/05/16 20:30
>>227 えーとそれはミニ本のことじゃないですかね?
日本語版でも「はらぺこあおむし」なら大型絵本、ボードブック、ミニ本、巨大本と4種類出てます。
ミニ本は7cmX10cmとかそのくらいの手のひらサイズで600円、ボードブックが900円で、通常版が1200円。
エリック・カールは同じ絵本でもサイズの違うエディションが出ることが多いので、それではないかと思いますが。
絵本は洋版の方が高いことのほうが多いので、いわゆる普通サイズの上製絵本が5ドルで買えるということは考えられませんしね。
238 :
洋書のていかについて:03/05/16 23:57
ちがいます。ハードカバーです。値段見てね。「パパ、お月様とって」(papa,get the moon for me)
のハードカバーですよ。ハードで$5.99て安すぎませんか?(ってうれしいけど)、私が本屋で見たのは$19。
違いがありすぎて、どこがどうちがうのか、たぶんこれに違いはないと思うのですが・・・。
239 :
洋書のていかについて:03/05/17 00:07
238です。ごめん、いま、アマゾンみたら、下の方に、ミニチュア版と書いてありました。
それにしてもエディションはハードカバーってなっているのに、下の書籍データには英語でMiniature 版が確認できたのですが、
エディションの所にMiniature 版と書いててほしかった。もう、混乱したやんか〜。237さん、すみません。またありがとうございました。
洋書って値段がややこしいね〜。
>>235 で、その委託販売とやらがいかに書籍流通をゆがめたか、について考察するのも面白いかもな(w
>>235 >>240 委託販売制は出版業界特有の商慣習ではない。そのことを前提としつつ。
委託販売制そのものは必要なものだと思う。
たとえば、経済産業省がまとめた「出版産業に関する商慣行改善調査研究報告書」中
の電通総研・四元正弘氏の論考では、
「委託販売制は出版物の露出機会すなわち『立ち読み』機会を極大化し、結果的に
出版物に対する価値評価は高まり、さらには最終的な売上も拡大するのである。
その意味で、委託販売制は出版ビジネスにとって理想的な流通システム」
と書いている。まさにその通り。
ところが、出版不況下にあって、出版活動は自転車操業と化し、その結果、書店の
店頭では陳列しきれない商品がだぶつき、大量の返品になっているという問題が
立ち現れている。そのとき、現行の委託販売制をいかに、合理的なしくみに
軌道修正できるかということが、いま喫緊の課題になっているのだと思うのだが。
242 :
無名草子さん:03/05/18 01:42
なるほど、ミニ版なら、安いわけだわね。
絵本だから有り得ることだけど。
小説でも大判と新書サイズがあったりしますが。
あと、ハードカバーとペーパーバックの違いを単行本と文庫新書と思ってる人が多いので、一言。
ペーパーバックというのは、表紙が手で曲げられて、背表紙が糊ではってあるやつのことです。
だから、日本のソフトカバーの単行本も、大判写真集も、ペーパーバックになるのでご注意。
ハードカバーは上製本のことだけね。表紙がかたくて、背中が糊じゃないやつ。
243 :
無名草子さん:03/05/18 17:37
じゃぁ、ブックオフとかがこれからも猛威をふるっても
出版業界自体は、今の委託や再販制度を変えるつもりはないってことですか?
ということは、古本業界に圧力をかけて、利益の何%かを出版業界に還元しろ
なんて言い出すんですかね?
実際、漫画喫茶がそれで折れましたよね。
まあ、そうヒートアップするなよ。
245 :
無名草子さん:03/05/18 20:12
>>243 委託の問題点を具体的に提示してほしいんだが。
なにが問題だと思っているのかな?
>>245 243ではないのですが、委託販売の問題は過剰生産、過剰在庫になりがちだということ。
いわゆる書店バブル、なんてことも、委託を前提としたシステムと関連しているのではないでしょうか。
それから、書店に品揃えのイニシアチブがないこと、書店の仕入れリスクはフリーだから
書店の利益もその分少なくなってしまうこと。
返品条件を変えて、書店も配本に口が出せる代わりに返品もキビしくしますよ、
とか、やりかたはいろいろあるとおもう。
委託のメリットとして商品の多様性を上げる人も多いのですが、
これは大都市の大書店に限った話で、商店街の小さな書店はむしろ
委託ではなく、かつ再販の縛りもない商品のバリエが増えた方が
独自性を発揮できると思う。
>商店街の小さな書店
で再販制を支持してるとこ多いよ。
>243
>ということは、古本業界に圧力をかけて、利益の何%かを出版業界に還元しろ
>なんて言い出すんですかね?
ブックオフ社長は
作家に利益は還元すべきだと思ってる
ただ、現状ではそのシステムが無いからブックオフ単独でするわけにもいかない
と言ってますよ
レコードレンタルが問題になった時に音楽業界は素早く対応したけど
出版業界は未だに動かない
>>248 そりゃ音楽業界にはジャスラックという統一の版権窓口があるからね。
出版業界にはそういう版権代理してくれる窓口がない。
それをこれから作ろう、という動きもあるんだが。
>>247 泥船に乗っかっているのに、商店街の小書店は、どうしようもないな、
と実は思っている。
収益率が元々低い上に、大店法の改正以来、ターミナルの大型店はどんどんできちゃうし、
唯一の利益源であるコンビニと新古書店に雑誌と漫画の客を取られ、
最近では最悪なことに、消防、厨房どもに万引きをがんがんやられる。
再販制がありがたいと言っている書店経営者は今の代で終わりではないか。
商店街の書店が新しいことに挑戦できる環境にしないと、後継者がいなくなる。
書店が儲かるようにしないと。
そのためには今の制度は元から考え直すべきだと思う。
いかん、文章おかしかった
>>250 × 唯一の利益源であるコンビニと新古書店に雑誌と漫画の客を取られ、
↓
〇 唯一の利益源である雑誌と漫画の客をコンビニと新古書店に取られ、
いや実は今の日本、「商店街」的な小売は、書店を除くとほぼ全滅なんですけど。
服も米も肉も魚も酒も電気製品も、商店街なんかじゃみんな買ってないでしょ?
昔ながらの小売として残っていた、唯一に近い存在が本屋だったわけで。
>>252 でも、そういうのはもう必要無いわけで。
254 :
無名草子さん:03/05/19 23:05
>>252 ほう、本屋ってのはそんなに儲かるのか(w
じゃあ、もっと激しい競争にさらされてもらおうか。
>>254 儲かる儲からないという問題とは少し違うんだな。
儲かるもんだったら、もっと異業種が参入してます。
256 :
無名草子さん:03/05/20 00:09
国外に生産拠点を移したりしてコストダウンし、大型店舗で廉価販売
という手がつかいにくいということ?
258 :
無名草子さん:03/05/20 01:54
>>252 マクロで言えば、書店に限らず、そもそも流通業で儲かってるところなんか
ほとんどないよ(w
一部なんとかなってるスーパーとかコンビニはあるけどね。
書店だけが生き残ってるって根拠は何?
地方の老舗を含む、中小書店がものすごい勢いで潰れてるじゃない?
それで、異業種が参入しないと言うけど、JRに小田急に京王(啓文堂)に阪急ブックファーストにと
ターミナルに鉄道会社がばんばん本屋を作ってるし、
レンタルから来たTSUTAYAはどうなの? ヤマトブックサービスは? ネット書店は?
と、言い出したらきりがない。
こっちが素人だと思って、いいかげんなことを言わないよーに。
>>257 海外生産かぁ。
納期の関係で雑誌は無理だな。
書籍にしても、校正とかせにゃならんので(雑誌ほどではないにせよ)
やはりキツイ。
海外委託できる部分は校了後になるだろうから結局印刷の部分だけ。
しかも、色校正とか無視してデータやフィルムだけ中国とかに送るって感じになる。
で、そこまでして海外生産するメリットがあるかというと、実はあんましない(w
260 :
無名草子さん:03/05/20 03:16
JRの駅の中の書店て、すごく人がいるけど、はやっているのですか。
上野とか、東京都か。
でも、秋葉原デパートの書店は規模をかなり縮小。売れてなかったんですね。
>>258 >地方の老舗を含む、中小書店がものすごい勢いで潰れてるじゃない?
だから、今まで潰れてなかったのは、昔ながらの商店街では書店だけだった、ということなんだが。
今潰れてるのは、流通の変化ではなくて本そのものが売れなくなってきてるのと、
中小書店の主力商品だった雑誌・マンガなどがコンビニで買われるようになったからなのでは。
卸〜小売という流れがダイナミックに変わった他の業種と比べると、少し違う。
それから、鉄道会社が本屋作ってるというよりは、鉄道の敷地内に書店を置かせてるんだよね。
他に置かせるようなものがないからとか、一応「電車の中では本を読む」みたいな関連とかで。
ツタヤはレンタルから来たんだっけかな。書店から始めたんじゃなかったっけ。
ネット書店は隙間産業で、書店業への新規参入とも言い難いし。
262 :
無名草子さん:03/05/20 10:01
>>261 だいぶ前から中小書店は潰れているのでは?
K社のデータでは、95年からだと毎年、800〜1200店ずつ
閉店している。8年間で1万店近く!
A社のデータだと、これを上回る数の閉店がある。
新規出店は、95年以降だと、95年の900店台が最大で、
以後、300店〜900店。8年間で6000店ぐらい。
10年ぐらい前に2万5000店あった書店の
うち1万店ぐらいが閉店し、新規開店との差し引きでいま2万店
ぐらいになってしまったということ。
15年ぐらいのスパンで見れば半分の書店が入れ替わったのではないか?
売り場面積も、新規開店で増えるよりも、閉店分が多くなっているので
トータルでは漸減傾向。本屋だけは別とはいえない状況だ。
263 :
無名草子さん:03/05/20 13:59
>>261 ツタヤ系は書店がレンタル導入時に加盟するタイプと、
異業種がレンタル・書店まるごと新規にはじめるタイプがある。
不動産や鉄道会社、外食産業など比較的大型店の参入で多いよ。
FCチェーンの名前だから分かりにくいけど、ここ8年くらいで
200〜300店舗くらい増えたらしい。
まあ、書店が看板変えただけのとこもあるけど。
ちなみに名古屋の某大型店は「価格競争がないことは魅力的」とか
いって参入してきたソフト会社の経営だったりする。いやはや。
>>262 そんな感じだね。
まだ身近で生き残っている書店って多いけど、ここ最近は大型出店の
無かった、地方にも淘汰の波がきてるし。そういや全国2万店って、
他の小売業種と比べたら多いのかな?コンビには別格だけど・・。
264 :
無名草子さん:03/05/20 17:49
作家ってどうやって納税してるの?
自己申告?それとも契約してる出版社がやってるの?
弁護士を雇うっていうのも一つの手か。
>>264 なんか嗤っちゃった。
会社でなんでもやってもらえるサラリーマン(雇われ人)以外は確定申告しているだろ。
税金のことは税理士に相談すればいい。でも、税理士を「雇える」作家なんているんだろうか?
>>265 まぁ税理士だったら、自分の取り分ぐらい「ここをこうすればこんだけ節税できます」って
教えてあげたりするだけで、作家からひねり出すことぐらいは簡単にできますが。
まぁ、年収1千万越えたら検討してみてもいいんじゃなかろうか。
うーん、異業種参入はいいんだが、業界の慣習(悪習)に手こずりそうな気がする。
具体的には「何で売れ筋商品の入荷を、こっちが発注したらすぐやってくれないの?」とかね。
そりゃ、ワールドカップ終わってから、ベッカム本届くような業界だもんな。
多分一般書店の苦情もそういうの多いと思うよ。
特に最近は、出荷した商品のリバウンドがこわくって、なかなか重版しないし。
>>267 前の人が書いていたように、「異業種参入」なんて、いくらでもあるじゃないの。
大手なら、八重洲ブックセンターの鹿島建設は有名。焼鳥屋から転身した書楽
も大きな本屋をどっかで出すまでになったし。前職が公務員とか、アパレル会社
のサラリーマンだったという人もいる。デザイン事務所が余技でやっている書店
もある。マージン固定で特殊な商売だから参入がないというのはただの思い込
みでしょう。
269 :
無名草子さん:03/05/21 05:13
だから、やっぱり現在の定価しばり(再販制)とフリーの委託販売というのは
素人からするといいことはないと思えて仕方がない。
業界の人と話をしても、みんなそう言うんだよ。でも、団体になると再販制絶対護持! となっちゃう。
返品条件をもう少し厳しくして、書店は仕入れリスクを負う代わりに、より高いマージンと
仕入れと値付けのイニシアティブとある程度の自由を持つ。
このほうが、ぜったい今よりみんながハッピーになると思うんだけどなぁ。
>>269 その通りだと思うよ。
でも、業界団体で頑張っている人たちは既得権に安住したいみたいで・・・。
271 :
無名草子さん:03/05/21 19:47
もっと本が安く手に入るシステムって、出版業界は考えてないのでしょうか?
だって、今は携帯やパソコンはもちろん、情報を得る手段や娯楽だって
多種多様になって、値下げやサービスの面で激化してますよね?
出版社や書店だけがいつまでもこのままの状態を保つことって、結局は自分らに
とって辛い結末を迎えるような気がするのですが。
現状の流通システムで本の値段って自由には決められないの?
272 :
無名草子さん:03/05/21 20:45
>出版社や書店だけがいつまでもこのままの状態を保つことって、結局は自分らに
>とって辛い結末を迎えるような気がするのですが。
>
>現状の流通システムで本の値段って自由には決められないの?
実際、現状を打破するのは難しいでしょうね。
本を読む人間が減って来ているのも一因です。
そもそも、数行の文字を読むのもやっかいだ、という人もいます。
ていうか過去(ry
>>269 中小書店がもっと潰れると、だいぶ体制変わるかもね。
>>271 原価計算する限りでは、今の値段より下げるのはとても難しい。
大手出版社も中小も、本の値段があんまり変わらないのを見ても分かると思うんだが。
>>274 大手の方が若干安いね。広くまかれ読者と接する機会をつくることが
できくるのも委託販売制のおかげ。
>>271 教条的に委託販売制を悪者規定しているように聞こえるんだが、
何か対案を持っているの? オレは、再販は廃止したほうがいい
と思っているけど、実際の小売価格がいまより安くなるなんてこと
はほとんどあり得ないよ。(最終処分時の投げ売りは別)
276 :
無名草子さん:03/05/21 23:31
>>275 >教条的に委託販売制を悪者規定しているように聞こえる
271を読む限り、そういうことを言ってるのではないと思うが。
>>276 ごめん。その文面だけだと、そうだね。
以前の似たような書き込みと同一人物だと思ってしまったので。
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
279 :
無名草子さん:03/05/22 05:50
age
280 :
無名草子さん:03/05/22 19:18
出版不況で売上がここ数年下がってますが、
人件費についてはどうなっているのでしょうか?
何かの資料だと思ったのですが、出版社の人件費は、90年代以降
売上に対してずっと12%だと書いてありました。
これって高いのか、低いのか?
今後どうなるんでしょうか?
281 :
bloom:03/05/22 19:24
282 :
無名草子さん:03/05/23 08:00
書店からの返品は、仮に出版社が廃業した後でも
ずっと受け入れ続けなければならないものなんでしょうか?
>>282 出版社が倒産した場合はもう返品しても受け入れる窓口がないから無理だろうけど、
廃業の場合はどうかなぁ。
廃業した出版社って、どこかありますか?
285 :
無名草子さん:03/05/23 12:20
>>283 >>284 ムチャクチャな。
運悪く版元が廃業or倒産してしまった場合は、
書店さんのほうで引き続き販売してくれるべきだと思いません?
だってそうしないと、廃業または倒産の前には、返品の山になってしまって、
大変なことにならない?
出版社は、すでに印刷費や人件費などに経費を払ってしまっていて、
市中在庫を全て受け入れることなんて到底不可能だもの。
逆に、書店のほうでは引き続き販売を続けることが可能だものね。
286 :
無名草子さん:03/05/23 12:52
>>285 え〜っと、つっこみどころ満載ですので、
他の人の詳しいレスを待ってください(^^ゞ
倒産してしまった場合は、更正法で再生図る場合でも、良くても売掛金の一割、
倒産だったら、すずめの涙程度しか回収できない。
>>285 版元の倒産は情報をリークした書店からの大量返品が引き金になってるわけだが。
289 :
無名草子さん:03/05/23 13:44
この業界ほとんどが委託販売なんだけど、一部を除いて返品期限が設定されてる。
雑誌類は厳しく適用されることが多いが、書籍については実質無いような状態。
しかし、ひとたび版元の廃業・倒産となると、原理原則が浮上してきて、
委託期限切れの書籍は取次ぎの段階で返品を受けず、書店へ差し戻す。
書籍の委託期間は発売から3〜4ヶ月が一般的。雑誌は月刊・60日以内、
週刊・40日以内など。
なんか上手く説明し切れていないが、上記に当てはまらない「例外」も
数多く存在するので、これで全部ではないです。
書店としても「旬」を過ぎた在庫を引き受けるリスクは痛い。
たまに駅なんかでやている「バーゲンブック」なんか、あの値段でなければ
欲しいとは思わない本ばっかだし。(↑倒産した版元の本などを安値で売るやつ)
290 :
無名草子さん:03/05/23 14:49
古紙回収業者の悲鳴を扱ったドキュメントが報道されてましたが、
集英社が年間23万トン、小学館が20万トン、講談社が18万トンで
NTTが電話帳で10万トンの資源を年間に消費しているそうです。
これは富士山の860倍、地球を400週できる量と言ってましたが、
出版業界ではバブルの乱開発ならぬ、乱出版による反省ってしてるのでしょうか?
報道では、出版社はもはや文化を担うのではなく、読者を消費者とみなしてゴミを
製造しているのと一緒っと言ってました。
やはり出版業も建設や金融と同じように、後先考えずに無意味なものを作り出して
きたツケが回ってきたのでしょうか?
291 :
無名草子さん:03/05/23 14:51
ちなにみ、雑誌の返品率が2000年現在で約40%らしいです。
これって、無駄なものを刊行して、ゴミを増やしてるってことですよね?
バブルの頃の癖ですか?
>>290 その番組はどこのテレビ局でなんというタイトルでいつ放送されたの?
その回収された古紙は再利用されないまま捨てられているということなの?
読者と消費者は別ものなの?
「無意味なもの」って、どんなものを指しているの?
ということで、このスレでは文末に必ず疑問符を付けるのがルールとなりました?
>>293 事実関係を確認し、投稿者の認識を聞いたうえで、質問に答えようとしたのだが。
どうして怒っていると思ったのかな?
あるいは、
>>290-291は回答を求めない、ただのつぶやきだったのだろうか?
296 :
無名草子さん:03/05/23 18:24
まあ確かに
>>290-291の書き込み内容には同意。
自分書店員なので、毎日すごい量の返本の見てるとムダだなーと思うよ。
>282、283
倒産、廃業は年20社くらいはある
社名を挙げてもすぐに分からないようなとこだけど
取引き先の全書店に2〜3ヶ月以内に返品するよう連絡、精算します
精算期限を過ぎると返品不可、書店に戻します
新会社を設立して旧会社の返品を受け付ける事も多い
299 :
無名草子さん:03/05/23 21:37
>>297 だ・か・ら、
版元では既に出版した書籍の印刷費や人件費は払ってしまっているのよ。
廃業・倒産後に物凄い量の返品が来て、その代金を版元が支払うことは
事実上、無理でしょう。
だって売上金は既に経費として別の場所へ払ってしまっているんだから。
それならば、版元のほうでも、印刷会社や社員に対して、既に支払ってしまった
印刷費や給料を返してくれという話になるでしょう。
そうしないと、廃業・倒産時に版元の経営陣だけが全ての返品リスクを被って
自己破産しなければならないという話になる。
最初から廃業や倒産の時の話をするというのはおかしなことかもしれないけれども、
廃業・倒産のときの返品処理方法がシステムとしてしっかりと確立されていなければ
恐ろしくて出版ビジネスなんて続けられませんよ。
そうでしょう?
300 :
無名草子さん:03/05/23 21:42
>>289 数多く存在するので、これで全部ではないです。
書店としても「旬」を過ぎた在庫を引き受けるリスクは痛い。
たまに駅なんかでやている「バーゲンブック」なんか、あの値段でなければ
欲しいとは思わない本ばっかだし。(↑倒産した版元の本などを安値で売るやつ)
これはいわゆる「特価本(ゾッキ本)のことですね?
>>299 >廃業・倒産後に物凄い量の返品が来て、その代金を版元が支払うことは
事実上、無理でしょう。
書店の「委託販売」というのは、別に棚に並べた時点では、小売(書店)が版元に代金を
払っているわけじゃないからね。その段階ではまだ「棚に商品を置いてやってる」というだけ。
少し他の小売業と違っているので、概念を理解するのは難しいかも知れないが…。
302 :
無名草子さん:03/05/23 22:19
質問です。
わたしの彼氏はエロ雑誌の編集者なのですが
彼の編集する本をみたら
絡みの写真があってどうも挿入しているみたいです。
結合部分は塗りつぶされて見えませんが
本当に挿入しているのでしょうか?
実際に挿入しているのであれば
写真家の方に見られて恥ずかしくないのでしょうか?
これは浮気になるの?
誰か教えてください。
>>302 雑誌名をとりあえず言ってみてくれない?
ていうか、そういう質問はお前の彼氏にしてみてくれよ。
304 :
無名草子さん:03/05/23 22:38
仕事でやってるわけだから「浮気」にはならんでしょ。
仕事上のお付き合いのモデルさんに手を出せば、プロダクションを介している
場合には厄介なことにもなるしね。
306 :
無名草子さん:03/05/23 22:50
302です。
彼氏はあてになりません。
挿れてないっていうけれど、
どういう風に撮影しているのかは教えてくれません。
擬似チンを使うのかな?
詳しい方の意見切望します。
本当に挿れているひとがいるのか知りたいです。
>299
>廃業・倒産後に物凄い量の返品が来て
潰れる頃には発行部数も点数もかなり減ってるので
現実には“物凄い量が返品される”事はない
常備は多いけどね
>>306 あてにならないっていうなら、やはり入れてるんじゃないの?(投げやり)
あてにならない人間が浮気しようが何しようが、どうだっていいんじゃないの?(さらに投げやり)
309 :
無名草子さん:03/05/23 23:51
ネタっぽいよな。
素人が「挿れる」なんて、書くかね、ふつう(w
一般論で言うと、入れてるのをどうやってゴマかすか、ってのが
その手の雑誌なわけだが。
311 :
無名草子さん:03/05/24 00:00
AVビデオじゃ入れてるのいっぱいあるじゃん。
あれと同じでしょ。
仕事だから、浮気ではないし、売春でさえないんだよ。
映画でも入れてるのあるよ、愛染恭子が出たやつとか。
312 :
無名草子さん:03/05/24 00:10
>>309 わたしも元エロ漫画編集者だったので
挿、濡、咥、使います。
他人に挿れてるかもしれないとおもうと
悔しいです。
こんなことを悩む自分がなさけないです。
答えてくれた方々ありがとうございました。
313 :
無名草子さん:03/05/24 00:24
たまに発行日が10年前とか昭和の本が返品されてくるのだが
アレはどんなとこから出てくるのでしょうか?
314 :
無名草子さん:03/05/24 00:36
>>313 返品しわすれた店頭在庫でしょ?
倉庫に埋もれていることもあるし、
棚にひっそりと置かれていることもある。
どーでもいいが、
>>299はまず委託システムを知ってから問題点を言ってくれ。
問題点はアリアリだけども、システムを知らない人が言っては意味がない。
315 :
無名草子さん:03/05/24 00:47
>>314 返品し忘れ、期限の過ぎたものを返品しちゃイカンよ(w
基本的なビジネス上の倫理というものがなってない。
これを受け入れる版元も良くない。
だからだめなんだ、あんたたちは。
317 :
無名草子さん:03/05/24 03:12
>>315 廃業するときに、そんなものを受け入れる版元は
ないと思うが。。。
>>314 委託販売といっているが、
詳しくは「返品条件付買取契約」です。
返品期限内しか返品できない制度です。
漏れは317じゃないが
ついでに言うと常備寄託は除く。
ありゃ版元の在庫。
勿論期限はあるが。
319 :
無名草子さん:03/05/24 05:15
で、その「返品条件付買取契約」が、実質的には、再販価格維持契約をも含むわけだよ。
それで、これを結ばなければ、メジャーな出版社のメジャーな本を卸してもらえないわけだよな。
そりゃ素人さんは「すわ、それってカルテルでわ!」と思う罠。
>>319 日本の場合はな。
委託と再販はまったく別(ry
みなはん、本を開いてみて行数字詰めがぱっと見当つきますか?
>>319 なんか思いつきでレスしているみたいで、ちょっと恥ずかしいよ。
>>317 「詳しくは」というよりは、「正確には」ということだろうと思う。
「返品条件付売買」ともいうよね。
期限を過ぎても返品okな確率はどのくらい?
なにせレアケースだから。
版元とのおつきあい次第
買いきり条件付きでも実質返品可能が多い
その都度、版元営業部長などに了解とってから返す (なし崩し的に返品OKになってしまう)
それでダメでも、ある程度たまったら版元に話をつける
「次回たくさん取りますんで、今回はひとつよろしく・・・」みたいな感じで
書店がわざわざ版元返品了解取ってるけど
実は、他のとこからはバンバン返ってきてるケースも
週刊誌の漫画ルポ「似てる」 売春周旋容疑で逮捕
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中国エステと偽って客に売春をあっせんしたとして、大阪府警は23日、大阪市中央区宗右衛門町の風俗店「China」経営者で中国籍の高揚容疑者を売春防止法違反(周旋)容疑で逮捕した。
同店に酷似した店が週刊誌の漫画に取り上げられたのがきっかけで、摘発されたという。 週刊誌のルポ漫画は、同店と同じ宗右衛門町の雑居ビル6階にある中国エステ店が舞台で、従業員が売春するという内容。
府警が4月、同店を風営適正化法に基づいて立ち入り検査し、その報告を受けた捜査員が、この漫画を思い出した。漫画に出てくる受付の女性が高容疑者に似ていたこともわかり、府警は強制捜査に踏み切った。 (5/24)
この週刊誌って何?
コピペすんならアドレスも貼れよ
328 :
無名草子さん:03/05/24 18:44
出版→取次ぎ→書店→古本(廃棄)っていう図式が崩れてるってことはないですか?
じゃなければこれほどブックオフが注目&問題にならんでしょ?
それに古紙回収業者の失業率ってかなり高いし。
>>290が言ってるように、処理しきれなくて山積みになってる古紙っていっぱいあるよ。
NHKの世紀を超えてでもゴミの問題として取り上げてたし。
今の出版不況って、結局はバブルの乱開発で一度読めばもう用は無い本ばかりを
出版したから、そのツケが回ってきてるのでは?
本よりも、重要で貴重な情報は他にもあるってことでさ。
だから、本が売れなく、返品率がどんどんと増えてるのでは?
>>328 大概の本は一度読めば用はない。
用がある本は、辞書と道路地図と実用書ぐらいだ。
非常に初歩的な質問なのですが
本の奥付にある「第○版 第○刷」の部分の
「刷」のところはなんて読むのですか?
「さつ」? 「すり」?
殺
>>331 正式には「さつ」なんだけど、それじゃ電話だと意味が通じない時もあるんで、
(「○冊」の「さつ」と同じだから)「すり・ずり」と読む。
「○月○日出来」の「出来」を「しゅったい」じゃなくて「でき」と読むようなもんです。
336 :
名無し草子さん:03/05/25 07:54
日本図書出版コードの一覧キボンヌ
337 :
無名草子さん:03/05/25 15:49
出版社はなんで株式公開しないの?
338 :
無名草子さん:03/05/25 16:15
>>337 角川書店・幻燈社などは上場しておりますが、理由を上げると株式を大
手出版社・取次ぎ・大手書店などで持ち合いしていたりして発行済み株
式の上場基準人数に満たなかったり、委託商品の特性上、決算基準日で
の利益確定作業が困難なことが理由にあげられますが、
要はわざわざ株式市場から資金調達する必要がないのでは。
出版は水ものなので、投資家もリスクが大きいと思うんじゃないのかな?
角川書店の上場時といまの株価の落差の大きいこと。
340 :
無名草子さん:03/05/25 18:00
そんなに出版社の資本って少なくて済むの?
人件費とかは高そうなのに・・・
資本は少ないが、売上が多いから社員は高給?
なんかおいしい商売のように聞こえるが、実は出版不況って
バブルの頃と比べてで、会社自体はそんなに苦しくないってこと?
>>340 バブルの時と比べて苦しくない会社は存在しない。
343 :
無名草子さん:03/05/25 18:11
>>335 「でき」って読むのはホントなの?
初めて聞きました。
344 :
無名草子さん:03/05/25 18:17
トーハンやニッパンとかの取次会社の
存在異議ってなんなの?
>340
高給なのはごくごく一部の会社ってことで。。。
347 :
無名草子さん:03/05/25 18:54
頼むから雑誌編集者板を盛り上げてくれ…
348 :
無名草子さん:03/05/25 19:16
外国語の翻訳本って普通どの位で出るもの?
雑誌板ってなんだかすさんでるね。。。。
良スレは「原稿料を晒し合う」くらいというのも悲しいところ(w
>>338-339 レスサンクス。そうか、角川なんかは上場してるのか。知らんかった。
資金調達を株主に頼る必要がないってのに納得。
編集はどうしようもない罠・・・
353 :
無名草子さん:03/05/26 13:05
354 :
無名草子さん:03/05/26 22:58
355 :
無名草子さん:03/05/26 23:21
>>354 行ってみて、あまりに馬鹿しかいなくてわろた。
2ちゃんのトップからは行けないのね。
なんなの? これ。
356 :
無名草子さん:03/05/26 23:23
>>354 漏れも行ってみたけど、雑誌板の方がまだましだな。
カチュで読めないし、行きにくい(´・ω・`)ショボーン
ファッション誌や情報誌をはじめ、雑編とは感覚が合わないもんだな。
自分が "遠い目" をしている気にさせられるよ。
雑誌編集者板はまだ試運転中。
一応、隠し板扱いにされてます。
>356
掲示板ファイルを新たに更新すれば逝けるはず。
隠し・その他フォルダに入ってますよ。
かちゅ使いじゃないからよく分からんが
cocomonarで読めるから読めるはず。
なんでまた雑誌編集者に限定したもんかねえ。
文字媒体に限って世の中いろんな編集物と
編集者がいるってのに。
行ってみたけど、ありゃあなんだ。雑誌板より、恥ずかしすぎる。
たぶん、雑誌板はモデルの糞スレが多いから、
雑誌編集者とか業界の人間から
スレを別に作ってほしいという要望があったんだと思う。
で、作ってみたらこのザマと。
362 :
無名草子さん:03/05/27 02:42
しかし漏れは354に指摘されるまで知らなんだ。
年収800万以上じゃないとご案内が来ないとか?(w
2chplus用の板であって、一般的な雑誌編集者向けじゃないとおもった。
364 :
無名草子さん:03/05/28 15:55
出版業界に勤める人は、大量に返品されたり廃棄処分されたりする
書籍を見て、どう感じますか?
365 :
無名草子さん:03/05/28 16:07
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
367 :
無名草子さん:03/05/29 00:43
新入社員のとき研修でトーニッパンの倉庫に
つれてかれて、先輩の編集した本が古紙再生業者用に
スクラップになっていくのをみた。
あ〜そんなにしなくても、って涙が出そうになりました。
>>364 もう少し読者がいる本を作らなくちゃな、と思う。
369 :
無名草子さん:03/05/29 18:23
廃棄っていうけど、
実際、どんな感じで廃棄されるんですか?
生で見ると、かなりショッキングな方法なんですか?
370 :
無名草子さん:03/05/29 19:53
印刷会社ってどれくらい激務っすか?
373 :
無名草子さん:03/05/29 20:25
>>372 営業です、とくに大手2社について知りたいです。
もし存じているならば具体的に教えて欲しいです。
平均的な帰社時間や休日出勤の割合、仕事の質的な難しさなどについてお願いします。
>>369 高速のベルトコンベア上を返品された雑誌がノンストップで
どんどん流れていき、最後は自動的にベール(押しつぶされ
た故紙のブロック状のかたまり)になり、フォークリフトで
無造作に運ばれていく。
かなりショック。
まだ見たことがないなら是非見学をお勧めする。トーハンの
東京ロジスティクスセンターなど。
>373
DTP・印刷を覗いてみたら?
やる気なくなると思うけど。。。
>>375 覗いたり書き込んだりしてますが、何がホントで何が嘘か分らないのです。
たとえば毎日午前様なんて今どきない、20時くらいだという情報もある一方で、
やはり毎日午前様でぜんぶサービス残業だとか・・・
知ってる範囲でいいので教えていただけませんか?
営業にもいろんな人やいろんな仕事量のひとがいるのは分ってますが、
いろんな人のいろんな意見を聞いて置きたいのです。お願いします。
>376
得意先によるんじゃないかな?
予定通りに進むかどうか。。。
だから、差があるんだと思うよ
378 :
無名草子さん:03/05/29 21:23
>>377 やっぱりそうですよね。
取引先、仕事の内容、本人の能力等などでバラバラなんでしょうね。
死なないように頑張ろうと思います。ありがとうございます。
379 :
動画直リン:03/05/29 21:25
>378
まぁ、ガンガレ!
>>373 印刷会社によっても、また担当の部署によってもだいぶ違うんだが…。
まぁ、若いうちは大変な部署(週刊誌とか)に回されることは覚悟しといたほうがいいです。
382 :
無名草子さん:03/05/30 02:48
この業界には詳しくないんですが
出版業界のマーケティングや経営戦略についてのお薦め書籍を教えて欲しいのですが
聞かれてみると、そういう本はあまりないかも。
出版社のPOSデータの活用法を中心にした
「データが変える出版販売」(永井祥一著、エディタースクール出版部)
なんかはお勧め。
定期刊行物では「新文化」や「文化通信」といった業界紙、出版科学研究所
の「出版月報」、書店関連ではトーハンの「書店経営」、日販の「日販通信」とか。
もう少し対象(書店・取次・書店とか)やテーマを絞ってもらえると
答えやすいかもしれません。
出版社の多くは設立時点で方向、ジャンルが定まっているように感じるんだけど。
それが業界をひとくくりにした経営本が出てこない理由なんじゃないかな。
383氏、384氏、情報提供に感謝します
>もう少し対象(書店・取次・書店とか)やテーマを絞ってもらえると
>答えやすいかもしれません。
・・・出版業界の経営本が欲しいと思ったわけは、実は、素朴な疑問からでして
「なぜ、専門書はあんなに高価なのか?」
「なぜ、普通の書店に専門書が置かれていないのか?」
「発行部数の決定方法(売上予測)」
「なぜ、地方には大規模な書店がないのか?」
などといったものです。
これらの疑問は、すべてマーケティングの疑問であるという理由からです。
(しかも、出版業界は再販制等々といった独特の商制度があるので
ビジネス書にあるようなマーケティング戦略とは違ったものだと思います)
アマゾンで調べていたら、良さげな本はあるのですが、10年近く前に出版された
ものが多かったです。
10年も前ですと、ネット書店やブックオフなどが存在していない時代ですから
今現在のマーケティングとはおのずから異質になるのと思いますので、
できうれば近年に出版されたものの中でということで・・・。
我儘・不躾ですいませんがよろしくお願いします
386 :
無名草子さん:03/05/30 15:48
海外に事務所を開いて、海外業務をしてる出版社ってありますか?
日本の小説を翻訳して海外で販売したりとか。
387 :
無名草子さん:03/05/30 15:59
講談社インタナショナルって
覆え犬三郎のノーベル賞獲得工作したことで有名だろ。
388 :
無名草子さん:03/05/30 16:24
Q.「なぜ、専門書はあんなに高価なのか?」
A.「あんまり売れないから」
Q.「なぜ、普通の書店に専門書が置かれていないのか?」
A.「あんまり売れないから」
Q.「発行部数の決定方法(売上予測)」
A.「あんまり売れなさそうな本はたくさん作らない。→高くなる」
Q.「なぜ、地方には大規模な書店がないのか?」
A.「絶対的な顧客数が無ければ、本を幅広く置けないから」
390 :
無名草子さん:03/05/30 16:26
>>385 出版に関しては、マーケティング的な発想で企画を立てると
ほぼ確実に「売れない本」が出来上がってしまいます。
売上げ予測にしても、事前にどれくらい売れそうかと言うのは
非常に把握しにくい面があります。
専門書の価格が高いのは、発行部数が少ないことが理由で、
大量に印刷しても少量印刷してもそれほど変わらないことがその理由です。
極端な話、100部しか印刷しなくても10000万部印刷しても、
印刷費はそれほど違わないとすらいえるでしょう。
後者は前者の100分の1の価格をつけても採算が合いますが、
逆に言えば前者は後者の100倍の値段をつけなければ採算が合わないことになります。
地方に大規模の書店がない理由は、「地方には都会ほど本の需要がないうから」となります。
日用品とか食品であれば地方・都会の別なく売れるのですが、
書籍は地方へ行けばいくほど売れない傾向が強いです。
地方では学問的な専門書はほぼ絶対と言うほど売れません。
漫画とか週刊誌しか売れないと言ってもいいくらいです。
>>385 > 「なぜ、地方には大規模な書店がないのか?」
地方というのをどう捉えるかによるかもしれませんが、これはけっこう思い込み
かもしれないです。700坪以上の超大型書店は全国に50ぐらいあり、
このうち東京都内は10店舗ほど。
地域的な偏りはあるものの、北海道から福岡まで全国に散らばっています。
(たとえば、田舎と思える福島や群馬、島根、香川にもある)
388氏、390氏、ご返答ありがとうございます。
>出版に関しては、マーケティング的な発想で企画を立てると
>ほぼ確実に「売れない本」が出来上がってしまいます。
・・・ということは、私が探している類の本は、皆無に等しいというわけですね
390氏のレスを見て、一つの疑問が沸いてきましたが、
ではなぜ、採算が取れないというか、一般的顧客から見ていかにも売れないような
本を出版するのでしょうか?
(専門書は一般的読者には売れないため、ターゲットを研究者層にだけ絞る。
そうすると書店にではなく、大学教授等だけに営業すると言うことも考えられる。
教授に営業すれば、テキスト・参考文献として、おのずから学生が購入する。
となると、売上予測が全くといっていいほど立たない書店に営業するより
教授に営業すれば、ある程度の売上予測が立つ。予測が立てば、発行部数・価格も
決定できる。
・・もう一つ疑問がある。
その営業をかける教授は、実は著述する側でもある。
教授が「ぜひ出版させてくれ」と頼むのか
それとも出版社側が「ぜひ、これこれこういう本を書いてくれ」と頼むのか
そこには癒着があるのか・・・)
()は単なる独り言です
もいっちょ独り言
390氏が
>日用品とか食品であれば地方・都会の別なく売れるのですが、
>書籍は地方へ行けばいくほど売れない傾向が強いです。
>地方では学問的な専門書はほぼ絶対と言うほど売れません。
>漫画とか週刊誌しか売れないと言ってもいいくらいです。
・・・ネット書店に対するマーケティングはどうなのだろうか?
例えば「新刊案内」「お薦め書籍」に積極的に掲載してもらうといったような
広告戦略は取れないのであろうか?
スレ汚し申し訳ありません
391氏、ご返答に感謝します
>地方というのをどう捉えるかによるかもしれませんが、これはけっこう思い込み
>かもしれないです。
・・・よくよく考えれば、そうかもしれません
売って儲けるための本と発表や広報目的で出版することに異義のある本と
並列で考えるのはどうかと…
一般的商品のように広告を出せば売れる、安くすれば売れるというワケでもないし
ニーズを掘り起こすという点でいうなら
>私が探している類の本は、皆無に等しいというわけですね
これはターゲットにもなり得るだろうが…
ハァハァ、ようやく「本が売れないのはなぜだ」スレを読み終わりました
395氏
>売って儲けるための本と発表や広報目的で出版することに異義のある本と
>並列で考えるのはどうかと…
・・・すいません。業界に詳しくないもんで・・
>一般的商品のように広告を出せば売れる、安くすれば売れるというワケでもないし
・・・確かにそうだと思います。
しかし、商売ですから、人に認知されなければ売れないわけで・・・
(煽るつもりはありません)
「本が売れない・・」スレを見ていると、また疑問がわいてきて
本を売るためには「売れる仕組みづくり」の構築なのか、
それとも「売れる本(良書)づくり」の構築なのか
ということになると思います。
(売れる本=良書か否かという別の問題も出てきますが)
そうすると、必然的に「売れる仕組みづくり」の構築=「マーケティング」になると思うのですが
その類の書籍が皆無のようなので、あきらめるしかないですね
度々の乱文申し訳ありません
ありきたりな手法に頼るな
他人のやらない事をやれ
卒論でも書くのか?
>>387 講談社インターナショナルは大江の本など出していないんだが…。
お前の世界と俺の世界とは次元が異なっているらしい。
裏工作をしたのは読売の某氏と、日本ペンクラブの某氏だよ。
そのくらい常識。
>>385 > アマゾンで調べていたら、良さげな本はあるのですが、10年近く前に出版された
> ものが多かったです。
どういった本がよさげでしたか? タイトルを挙げてもらえれば、その延長線上で
現在にも通用する内容の本はこれだと、このスレの住人に教えてもらえるかも
しれませんよ。
単行本は、ここ1年ぐらい出版業界ものはほとんど出ていない(就職本は除く)
ようです。
2、3年の間であれば、「出版再生」(文化通信社)、「出版大崩壊」(イーストプレス)、
「出版時評」(ポット出版)、「ブックオフと出版業界」(ぱる出版)あたりが望みの本に
近いかもしれません。少し古いですが「書籍再販と流通寡占」(アルメディア)は
基本文献といってもいいような内容です。
「だれが「本」を殺すのか」(プレジデント社)は読み物としては面白いかもしれない
ものの、経営書としては……。
参考になるか分からないけど
東洋経済から「出版動乱」ってのもあるよ(2001年刊)
400氏、ご返答に感謝します
400氏が挙げてくださった「書籍再販と流通寡占」以外は、
目次やレビューを見た限りでは、どれも読み物に近いような感じがしました
なんというか、もうちょっとアカデミックというか理論的なというかビジネス的視点で書かれた
書籍を探しています
>どういった本がよさげでしたか? タイトルを挙げてもらえれば、その延長線上で
>現在にも通用する内容の本はこれだと、このスレの住人に教えてもらえるかも
>しれませんよ。
・・・タイトルは、そのものズバリの「書籍出版のマーケティング―いかに本を売るか」
ー出版マーケティング研究会・著ーです。ですがこれは91年出版なんですね
あとは99年出版ですが「出版社と書店はいかにして消えていくか」−小田光雄・著ー
などです。
皆さん、よろしくおながいします
401氏、感謝です
というか「本が売れない・・」スレに移った方がいいかな?
>>392 大学教員の所には版元から直接見本誌を送ってきたりするからね。
場合によっちゃ頼んでもいないのに。
405 :
無名草子さん:03/05/31 01:54
382氏へ。
スレを全部読んでないので既出だったらスマソだが、
藤脇邦夫の『出版幻想論』『出版現実論』(太田出版)なんかは?
出版社営業の立場から書かれたもので、つまりビジネスとしての出版論です。
読み物といえば読み物だけどね。
あとは
ttp://www.transart.co.jp/bookguide/index01.html のリストから探すのはどうでしょ。
個人的には書籍という商品は、たしかに書籍という形態をしているから
同一ジャンルの商品に見えるけど、
ビデオカメラとかデスクトップPCとか布団とか持ち帰り弁当、
みたいなリニアな商品特性があるワケじゃないから、
一般的かつ普遍的なマーケティング「理論」は難しいんじゃないかなと思うけどね。
「デジタル時代の出版メディア」(ポット出版)はデータ重視の内容なので、
理論的な面を知るには
>>382の希望にかなうかもしれない。
>>405 「出版幻想論」「出版現実論」はまさに情念の本ですね。
お勉強向きではないけど、出版営業の一断面としてまあまあ面白い。
日経BP「ブックオフの真実」
社長が語ってる
卒論の参考文献探し?
>392
専門書版元です。
まさにおっしゃられているような営業を
しています。専門書以外に大学テキストをメインに
売り込むので需要予測がしやすく、新学期時期の
返品率はきわめて低いです。
もう一つの疑問のほうですが、
こちらからもお願いするし、持ち込みもある。
いわゆる研究書は師匠筋の先生から、
是非修士論文を出してやってくれ、なんて
以来もあります。
その場合はその先生の将来性を期待して、
先行投資として出版します。もちろんお断り
する場合も多いのですが。
皆さんの真摯なご返答に、感謝します
ここの住人は善人が多いですね
ところで、本日、大規模書店に行ってきましたが、私が探している類の本は
見つかりませんでした。
405氏が紹介してくれましたサイトは非常に有益でした。
このサイトでは
「(出版業界の書籍は)抽象論や安直なインタビューに頼ったものばかりが跋扈して、
歴史的な視点が欠落し、全く実証的でないことです。徹底的な情報開示の上に立って、
この魑魅魍魎たる“業界”を解明した本が期待されます。」と言っています
つまり、皆さんのご指摘どおり、私が探している類の本は、「やはり」ないということが
実証されました。
405氏ご紹介のサイトを見て思ったことが多々あります
・出版流通システムの改革が最重要課題であるということが10年以上も前から
叫ばれながら未だに変化していない
・外からまったく窺い知れない閉鎖的といってよい業界
・過去の栄光に未だにすがりついている
・上記をまとめれば正に「伏魔殿(死語?)」のような業界であるという認識にいたりました
どこぞの宰相じゃないですが出版業界も「構造改革なくして・・・」と思います
なんでもいいから出版に携わる仕事をしなさい
上記で閉鎖的な業界と書きました
この業界は、コンサルタントや経営陣に別業種の人間がなるといったような
異質な血が入る余地はないのでしょうか?
それほどにも閉鎖的なのでしょうか?
>経営陣に別業種の人間
入りまくり
414氏、そうですか。わかりました。
一部の大手が牛耳っているということはありますか?
ある企業が「NO]と言えば、全て決まってしまうといったような。
416 :
無名草子さん:03/05/31 18:34
子会社、系列グループ、外郭団体・・・
閉鎖的だわな
417 :
無名草子さん:03/05/31 18:49
418 :
無名草子さん:03/05/31 18:52
なあ、教えてちゃん。
あなたの聞きたいことはとっても図式的で幼稚だな。
まずバイトでいいから書店で実際働いてみな。面白いほど出版業界が
見えてくるぜ。観念的にとらえても無意味だと言っておこう。
非常に閉鎖的な世界だから、場末の書店でバイトしているだけで、業界の
現状が見えてくるよ。
419 :
無名草子さん:03/05/31 18:52
しみずのりおしね
421 :
無名草子さん:03/05/31 18:54
・書店って取り引きする取り次ぎ会社は普通一社?それとも規模の大きい書店なら
二社以上と取り引きしてるの?
・書店が取り引きしている取り次ぎ会社を簡単に知る方法ってあるの?
422 :
無名草子さん:03/05/31 18:59
取次二社と取引している店もあるよ。
手っ取り早く知るには、書店の裏とかに積まれている段ボール箱を
見ればいい。そこに取次の名前が書いてある。
>>422 やっぱ2社と取り引きしているとこもあるんだ。ありがとう。
今度ダンボール探してみます。
ダンボール探さんでも、タンザク見れば判るだろよ。
>>410 > つまり、皆さんのご指摘どおり、私が探している類の本は、「やはり」ないということが
> 実証されました。
ひとつのサイトの記述を読んだだけで「実証されました」というのもなんだかなあ。
もし熱意があるなら、このスレで紹介された本全部を読んでから判断したらどう?
>>418が指摘したように、書店でも取次でも、どこかでバイトすれば何らかの
リアリティを感じることができると思うが、そこまでやれとは言わないから。
418氏や425氏のご指摘は、つまり
「けっ!ド素人めが!実状も知らねーくせに、生意気言うんじゃねーハゲ!
そーいうことはなー、この業界に入ってから言えや、カス!」ってことですね
反省します
ただし、これに対しては反論します
>ひとつのサイトの記述を読んだだけで「実証されました」
>というのもなんだかなあ
・・・これは、私が探しているような出版業界のマーケティング的視点で書かれた
しかも、ここ数年に出版されたものがほとんどないということが
実証されたということです。
初レスする前に、アマゾンで「出版」で検索して600冊以上の書籍をくまなく調べました。
目次やレビューがないものは、出版社のHPで調べました。
このスレの過去ログも1〜3までくまなく調べました。
それを踏まえて382のレスをしました。
理論的、アカデミック的に書かれたものは、ここで挙げてくださった中では
1〜2冊でしたし、450氏紹介のサイトで、おそらく同業者の方が「ほとんどない」
といったニュアンスで発言されています。
以上を踏まえて、「実証された」と発言しました。
度々の長文・乱文申し訳ございません
また、私の幼稚な質問に真摯にご返答くださいました皆様に感謝します
では、これにて
あなたの考える「理論的」「アカデミック」「ビジネス的視点」に相当するのか
どうかはわからないが、このスレで挙がったいくつもの本は、理論的か
アカデミック的かビジネス的かのいずれかの視点で書かれていると思う。
少なくとも「ビジネス的視点」にあふれているものは幾らでもある。
ただ、出版業界全体に敷衍できるかどうかというと、出版活動・販売活動
というものが単一のビジネスモデルのもとで成り立っているのではなく、
また、あなたはないと思った「構造改革」に取り組んでるところもあるので、
1冊の単行本で分かった気になることはできないということ。
にもかかわらず、読む前に「ほとんどない」ことが「実証されました」というのは、
不遜な態度に思えた。それに、2ちゃんの受け答えやネットの記述で充足する
程度の疑問なら仕方がないが、それでも本ぐらい買って、ほんの少しでも業界
に貢献してくれればと期待した。詮無いことのようだったけど、まあ、そういうこと。
では、ごきげんよう。
428 :
無名草子さん:03/05/31 23:25
>ここ数年に出版されたものがほとんどない
右肩上がりの時代は何もやらなくても勝手に売れた
何をやっても成功したからノウハウも語る事ができるだろう
最近は何をやっても売り上げは下がる一方
理論も糞も経営術に関しては本の出しようがない
再度の登場申し訳ありません
427氏。
私の幼稚な疑問から、一体、出版業界のマーケティングは経営戦略は
流通構造どうなっているのか?を理論的に知りたかっただけです。
(出版業界は、独特の商慣行があるため、一般的マーケティング理論が
通用しないことぐらいは認識してます。というかだからこそ出版業界独特の(出版業界で一般的な)マーケティングを
知りたかったのです。また「単一のビジネスモデルで成り立っているわけではない」
「構造改革に取り組んでいるところもある」ぐらいお馬鹿な私でも分かります
というか素人だと言っているのに、なぜ「素人めが!」と馬鹿にする
理由が分かりません。期待はずれとか詮無いなんて言われても・・)
また、決してお薦め書籍を挙げてくださった皆さん、及び、その著者を貶めるつもりはありませんが
「ブックオフの真実」「出版●●」などは理論的ものではないと判断しました。
確かに貴殿のおっしゃられるように「ビジネス的視点」で書かれてはいますが
「理論的ではない」と判断したのです。
例えるなら、小倉昌男の「経営学」や稲盛和夫の「実学」は、ビジネス的視点で
書かれていますが「アカデミック・理論的」か?というと違いますよね
上記に挙げた出版界の本をそう判断したのです。
(大規模書店に行き、上記の本があったのでサックリ読みましたが、ちょっと違うと思いました)
また、「全くない」とは言っていません
「デジタル時代の出版メディア」や「書籍再販と流通寡占」
「出版社と書店はいかにして消えていくか」などは興味をそそられました
ただ、(1冊の単行本で分かった気にならないように)理論的本が少ないのは厳しいな、
せめて十数冊あってほしいなというのはありました
とにもかくにも、皆さんのご指導ご鞭撻に感謝します
では・・
430 :
無名草子さん:03/06/01 01:46
>>424 大きな書店だと、ダンボールは裏(事務室やバックヤード)から出てこないだろうから、
カウンター覗いて短冊探す方がわかりやすいな。逆に、小さい本屋は、通路に
ダンボールが転がってたり店の前に廃棄ダンボールが積まれてたりするし。
つーか、実用書などの常備品、必備品には本開けば取次の
タンザクが挟まってるだろよ。わざわざカウンター覗かんでも。
経済とは金の流れ、つまるところ人間の欲
付き合いや慣習で動く義理の部分は説明不可能
考えるな、感じろ
最近書店スレに近くなっているな。
例えばスーパーなら
市場調査と商品開発、生産ラインの確立とコストを見直すとか
人の流れ・世帯数と家族構成・競合店等の立地条件を考慮して出店計画を立てたり
動線、アイテム・ボリューム数、売り場面積と什器の配置、差別化商品などの陳列方法を考慮したり
特売の目玉商品、タイムセールスやスタンプサービスで購買欲を刺激したり
広告チラシのデザイン、配布地域と部数など
やるべき事はたくさんあるけど
書籍だと
出版側のする事は読者アンケート、流行を反映する
書店では平積みや辞書など季節モノの配置換え
広告なら中吊りの予算配分くらいじゃない?
買わなくても他人や図書館で借りたり
立読みで済ます事もできるモノだから尚更難しい
435 :
無名草子さん:03/06/01 08:52
>>434 > 買わなくても他人や図書館で借りたり
> 立読みで済ます事もできるモノだから尚更難しい
御意。直前のやりとりが、そうだったみたいだね(苦笑
436 :
無名草子さん:03/06/01 11:12
一般小売り店舗の経営でさえ「理論的」オペレーションは破綻してるんだぜ。
現場をえリサーチせずに、先入観(妄想的な自前のパラダイムと言ってもいいが)
で業界の「理論」とか言っても社会科学では意味ないんだってことに気付ってことだよ。
出版流通を事実上支配している「理論」を見つけたければ、取次の契約定款でも見てれば
いいだろ。モデルを作ってどうこう、という頭でっかちな妄想が通用する状況じゃないのさ。
それはスーパーマーケットや大規模百貨店だけでなく、金融業界にだって言えることだろ。
「理論」を確立したければ、圧倒的な寡占経営体でも打ち立てて「狆は理論なり」と
宣言するしかないんだよ。書店経営の教科書をお探しなら、取次に訊ねるといいだろう。
だがそれはキミの求めている「理論」とは違うだろうな。いいかい。教科書というのは、
結果論なのよ。アプリオリに教科書の記述がるってことじゃないんだよ。歴史の記述と
同じで、記述した人の勝ちってことなんだ。そういう教科書は経営にとっては無意味
なんだよ。実際にビジネスというのは、もっとダイナミックでどろどろしていて理不尽
なの。だからせいぜい、古典的な経営学の一般的知識を手がかりに、模索するしかない
ってことさ。固定的なドグマが恋しいなら新興宗教にでも帰依すれば安心できるぞ。
437 :
無名草子さん:03/06/01 12:03
>>436 同意。
おれは版元の人間だけど、
「マーケティング的な発想」で立てた企画はほとんど売れなかった。。。
「マーケティング的な発想」とは、競合する本がどれくらいあって、潜在的な顧客がどれくらいあって、似たような
本の価格がいくらでといったことをデータ化して立てた企画のこと。
そうじゃなくて、本を買うお客さんの感情に立って企画を立てるようになってから
成果が出せるようになった。
けっきょく、企画立案もお客さんの感情抜きに立ててもろくな結果にならないと言うことだな。
いかにマーケティング論が机上の空論に満ち満ちているかということにいまさらながら気づかされたよ。
大学教授にでもなるのならともかく、現場ではほとんど役に立たない。
実用書編集だが、次のテーマ、分野の方向性を決めたりする分には役に立ってるな。
その先の、著者、レイアウトなんかはそもそもデータがない。
類書の販売実績データがあったとして、それを著者やレイアウトなんかの
データとリンクさせてみたとする。それらしい相関がみられるような気になるんだけど
だめなんだよね。何がダメかって言うと、同じ本を作ることになっちゃうんだよ(w
あるいはヌエになっちまって締りがない。
話がずれたけどさ、「現場じゃ役立たない」と言い切るのも難しいね。
商品によるんだろうな。
実際、マーケティング風な作業をしているとおれはメーカーの商品企画部
の人間になったような気がする。実用書だからそれでもいいんだが、
かすかなひっかかりを感じるときもある。給料に不満はないし、それを覆してまで
何かを求めるクリエティブ魂みたいなものもないしね。
毎度毎度すみません。まあ、2ちゃんですから
436氏。
「現場をリサーチせずに」といいますが、「理論なき計測」は愚の骨頂です
「計測なき理論」もしかりですが
また「先入観」=「理論」があってこそ、我々はさまざまな現象を
高次のレベルで理解できるのです。貴殿のレスも先入観に基づいているのです。
(その理論をどう実践に活かすかとか、教科書+経験で独自の理論・哲学を
生み出していくかはまた、別の話)
あと極端な相対主義もいかがなものかと
>437氏
>本を買うお客さんの感情に立って企画を立てるようになってから
・・・これもれっきとした「マーケティング的発想」ですよ
なにもデータマイニングだけがマーケじゃないです
荒らしてしまった責任を取り、本当に逝っときます
申し訳ありませんでした
マーケティング論なんてのはしょせん「マス」を対象にしたもんだからね。
日本で一番売れた本でも、○百万部(日本の人口の数パーセント)、
日本の人口の0.1パーセント(十万部)でも売れればまぁ「成功した商品」に
なってしまう、本・書籍というモノに関しては、別の理論が必要でしょう。
442 :
無名草子さん:03/06/01 12:39
2ちゃんねるでは本来どうでもいいことだが、
理論、理論というなら、文章の基本である句読点ぐらいきちんとつけたら?
荒らした とは思ってないよ
現場にどっぷり浸かってる方からすれば
面白い考え方のヤツが来たな、くらいで
むしろもっと語ろうぜ
無くなったら増刷、余ったら返品というやり方は
「結局は出してみなけりゃ分からない」ってとこに落ち着いた結果だと思う
445 :
無名草子さん:03/06/01 17:58
出版社、取次ぎ、または書店員の人にそれぞれ質問なんですが
昨今の出版業界全体で、何が一番問題だと思いますか?
出版社に知り合いがいるのですが、その人間がいうにはコスト意識だと言ってました。
バブルの頃は何をやっても売れたから、この意識が全然無く、今に至ってしまったと。
>>440 いやいや言葉がキツくて悪かった。ニワトリと卵みたいな話は無意味。
むろん、リサーチというのは作業仮説と現場データのすり合わせで
“弁証法的”(フィードバックといってもいいが)に発展させていくものだ。
しかしいずれにせよ、書斎的発想では現実は理解できないよ。
現場がすべてというつもりはないが、「ビジネスは現場でおきてるんだ!」ってこと。
だからやはり、半年でも一年でも現場を踏むのが絶対必要だと思うよ。
オレはほんのちょっとだけ書店の店員していたことがあるけど、短期間ながら
業界の生態がよく理解できたよ、ミクロ的にもマクロ的にも。
447 :
無名草子さん:03/06/01 19:18
ところで「ソフィーの世界」は億単位の宣伝費かけて戦争なみの
キャンペーン張ってベストセラーをデッチ上げたし、ハリポタだって
逝惨社が販促会社を利用してキャンペーン張って結果的に大成功したけれど、
大々的な宣伝を展開して大コケした例ってのはあるんだろうか?
日本映画なんかは年がら年中、宣伝費をドブに捨てて大コケしてるけど、
書籍のばあいはそうしたド派手な失敗はあまり聞かないが・・・。
ハリポタは買いきりでしょ
公団社、小額館、門川、違和波の取引条件(賞味、支払い条件)を新規取引会社と同じにしなさい。
世の不平等、不公平に対して鉄槌を下す書籍を出していながら、どうしてこの問題をずーと蔑ろにしたままなの。
他の力を借りないと改善できないのかしら。この問題は単なる不平等とかの話だけではないのですよ。
新規が取引きに当って譲歩した結果では?
>>449 取次なんて使うのやめなさいよ。どうせロクな会社じゃないんだから。
ねぇ奥さん(みのさん調)
>>440 業界紙・誌にあたられてはいかがですか。
454 :
無名草子さん:03/06/02 17:51
何?
出版業界って、カースト制度の権化なの?
>>454 質問の意味がよく分からん。
トイレの水で顔でも洗って目を覚ましてから、もう一度質問してみろ。
456 :
無名草子さん:03/06/03 03:29
>>454 以前どこかでも「出版業界って、カースト制度の権化ときいたのだが」というのを読んだことがあります。
どこからの引用ですか?
458 :
無名草子さん:03/06/03 15:28
ネットで、買いたい書籍の検索ホムペみたいなのってないんですか?
知ってたら、是非是非教えて下さい。
もうすこし分りやすく書いてくれたらレスが付くのでは?
わたしにはレスの意図が汲めません。ごめんね。
460 :
無名草子さん:03/06/03 17:11
>>459 なんか親切ごかして、やな感じだね。459さんみたいなのがレスすると
かえってレスつかないんでないの?ありがた迷惑ってやつじゃん。
ヘンなのにたかられて458さんお気の毒。
461 :
無名草子さん:03/06/03 17:19
>>458 漏れはアマゾンで検索かけて、それでも見つからないものは
国会図書館で検索かけてるけど、そういうのを一斉にやってくれる
サイトがあればたしかに便利だね。
>>460 えらい言われようですね(w。
わかるなら自分からアドバイスしてあげればいいのに。
自分で買いたい書籍を検索するという意味がわからなかったのよ。
463 :
無名草子さん:03/06/03 17:37
で、結局みなさんは、出版業界全体で何が一番問題だと思ってるのですか?
馴れ合い。
ここも馴れ合い・・・(w
ソオーッ。
なんか、ちょっと入りずらい展開になってますね。
仕事中にあわてて打ったもので、あんまり、文章になっていませんでしたね。
失礼しま「すた。」
教えてくれた方、ありがとうございました。
469 :
無名草子さん:03/06/04 03:41
>出版業界全体で何が一番問題だと思ってるのですか?
467みたいなやつばっか、ってことかな。
>>469 「やつばっか」というお前の発言の根拠を、もう少し知りたいね。
「俺がそう思うから」とかじゃ駄目だよ。
>470
自分もそうだからだろ?
実際には、出版業界にお勤めの方は少なそうですね。
473 :
無名草子さん:03/06/04 18:03
読者が問題だっていうレスがありましたが、これって出版業界に携わってる人から
見たらどうなんだろう?
本の値段を自由な競争化で決めてほしいと思うのは、荒唐無稽?
自由競争で安くなるのは歓迎するが
安い店にわざわざ買い行ったり
書店数自体がすごく減ったりして
面倒なことにならなければいいけど
>本の値段を自由な競争化で決めてほしいと
うちは専門書版元なんだけど、自由競争で
決まる本なんてほとんどないよ。
内容で競合する本が少ないから。
476 :
無名草子さん:03/06/04 20:48
自由競争はじめたら、まず駄本つくってるカドカワとか講談社、小学館あたりが
音を上げるかも。最初にコケるのは新潮社か光文社になりそう。
>>476 自由競争になったとしても、そんなに値はさがらないです。
せいぜい2〜3割ぐらいかな、売れる本(小説)で。
そのかわり、売れるか売れないか分からない新人・中堅の本は倍の値になりますな。
(いちおう)版元の人間だけど、再販制の撤廃は賛成です。
479 :
無名草子さん:03/06/05 13:43
>>474 正確には「安くなった気がする」というだけでわ?
版元は元の価格自体を値上げするから。
現在は「定価:1000円」の本が、
再販制度廃止後には、「希望小売価格3000円、5割引で1500円」に
なるだけの気がする。
480 :
無名草子さん:03/06/05 17:22
賛成。自由競争になったらそれを見越して定価つけるだけ。
おまけに読者の感覚を無視して、普通のメーカーみたく
原価から値段をつけられたら最高。
実際は、売れなそうなら安くするだろうけど。
フルカラーの本、もっと高く売れないかな〜。
481 :
動画直リン:03/06/05 17:25
482 :
無名草子さん:03/06/05 19:19
へ〜、出版業界って基本的に競争って概念がないか
成り立たないんだ・・・
なんか商売の基本なのに、不思議な業界だね。
483 :
無名草子さん:03/06/05 19:22
競争という概念がないわけではないと思うが
>>482 なぜそう思ったのか、お前の考えをもう少しくわしく語れ。
じゃないと知恵のない荒らしと同じだ。
485 :
無名草子さん:03/06/05 23:38
そうかな。
たとえ今1000円で売られている本が1500円になったとしても、
そちらのほうが好ましい価格だと思う。
それは、出版社が勝手に決める値段よりも、社会全体にとって「良い」値段だろう。
また、書店が値付けのイニシアティブをとれる世界は、
おそらく仕入れにかんしても書店が主体性を持てるということで、
その方が本屋は面白くなるし、客にとってもいい世界かもしれないよ。
486 :
無名草子さん:03/06/05 23:39
>>485 >また、書店が値付けのイニシアティブをとれる世界は、
>おそらく仕入れにかんしても書店が主体性を持てるということで、
>その方が本屋は面白くなるし、客にとってもいい世界かもしれないよ。
これは、期待したいところだね。
小売店が仕入れのイニシアティブすら取れていない、という異常な状態が30年も前から続いているんだから。
488 :
無名草子さん:03/06/06 00:38
>>482 競争がないどころか、競争激甚だよ。
なにしろ出荷した本の半分が返品されちまうんだから。
本に関しての競争は価格ではなく、返品によってなされるのです。
>>485 >>487 本の単価は安いので、版元にとっては、一軒一軒の書店を訪問していては、
人件費・交通費だけで赤字になってしまいます。
「書店が仕入れのイニシアティブを握る」といったって、具体的にはどうするおつもり
まさか、一冊一冊の本を読了してから何冊仕入れるか決めるつもり?
そんなこと時間的・肉体的に無理だし、結局は「有名人が書いた本だけを仕入れる」という傾向に
拍車がかかりそうな気がする。
本は他の商品と違って、「いい本かどうか?」なんてことは主観の問題にしか過ぎず、
書店の仕入れ担当者にとっては「いい本」でも、お客さんにとって「いい本」かどうかなんてわかりようがない。
結局は「著者が有名人かどうか」ということでしか判断できないような気がする。
百害あって一利なし。
>>488 まぁ、読者のほうも、「売れる作家・有名人が書いた本」しか読まないしねぇ。
いや、読者はそれでいいとは思うけど、書店員が仕掛けて本を売るってことしないでどうするよ。
490 :
無名草子さん:03/06/06 00:53
>>489 だからさ、そういう価値観はいいんだけど、
再販制度廃止派にもうすこし視野を広くしてもらいたいと思う点は、
「売れる作家」「有名作家」といったって、その作家たちが
「最初から有名だったの?」ということ。
再販制度を廃止すれば、有名人の書いた本しか書店に並ばなくなる。
見方を変えて言えば、今現在有名になった作家が駆け出しの頃から再販制度が存在しなかったと
仮定すれば、彼らの活躍の場すら与えられなかっただろうということ。
逆に言えば、再販制度を廃止してしまうと、将来の有名作家になるであろう作家の卵の
デビューの場すら破壊してしまうだろうということ。
今有名な作家だろうと、永久に生きていられるわけではなくて、いつかは死ぬ。
そういうことも広い視野で考えてみたらいかがと言うこと。
491 :
無名草子さん:03/06/06 01:00
>>488 これほど書店人をバカにした話もないと思うね。
書店員が仕入れのイニシアティブを持つと、
百害あって一利なし、なのか?
そこまで言うか?
怒りにふるえた。
ちょっと冷静に書けそうにないので、風呂入ってきます……。
>>488 > 書店の仕入れ担当者にとっては「いい本」でも、お客さんにとって「いい本」かどうかなんてわかりようがない。
> 結局は「著者が有名人かどうか」ということでしか判断できないような気がする。
> 百害あって一利なし。
「気がする」って……。ホントに書店のことを知っているのかあ。
客をきっちり掴まえている個性的な書店、
あるいは専門書店を知らないんじゃないの?
493 :
無名草子さん:03/06/06 01:07
>>491 現状の書店の仕入れの状況を考えると、そう言われても
仕方がないような気がする。
何しろ、初版委託でなく、書店の側から注文した書籍ですら
平気で返品し放題なのが現状だからね。
あなたがそうした行動を一度もとったことがないというのであれば
前言について謝罪いたしたい。
しかしながら、平気でそういう行動をとっていたというのであれば
謝る必要はないと思う。
書店員に仕入れのイニシアティブを握らせてしまうことは、まさに「百害あって一利なし」です。
現状では、責任を持って販売するという姿勢すら感じられず、
たとえ注文出品であっても「売れなければ返品しちまえばいい」という姿勢が明白だからね。
だから、書店員が仕入れのイニシアティブを握りたいと心から思うのであれば、
まずはあなた達からその証拠を見せていただきたいものだ。
「その証拠」とは、書店の責任で注文した商品であるのならば、責任を持って販売しなさいよということだ。
そうした姿勢がもてないのであれば、書店の側に仕入れのイニシアティブを持たせてしまうことは、
まさに「百害あって一利なし」。
とてつもなく返品が増大しまくって、取次も版元も大混乱に陥るに違いない。
自分では、いい本作ったつもりになって、
本は自然に売れていくもんだと思い込んでいる。
それでいて、売れないとなると本屋のせいにする。
ご都合主義もいいところね。
>>494 > ご都合主義もいいところね。
訂正 ご都合主義もいいところだね。
496 :
無名草子さん:03/06/06 01:16
>>494 書店の側から注文した本を平気で返品してくることにたいして
どうお考えですか?
版元が営業をかけて置いてもらった場合でなく、
書店の側から注文した場合です。
現状では注文出品も返品し放題になっている。
これでは「おれたちを信頼してくれ」と言われても無理です。
書店の側がそうした姿勢であるのであれば、書店の側に仕入れのイニシアティブを握らせてしまうのは、
まさに百害あって一利なし。
信用できません。
たしかに、委託出荷分についてはある程度返品が出てしまうのは仕方がない。
しかしながら注文出荷分は書店側から注文した分だ。
それを平気で返品してしまうと言うことは、版元としても、書店の仕入れ能力を疑わざるを得ないし、
「仕入れ能力がない」「商品を見極められない」といわれても仕方がない。
497 :
無名草子さん:03/06/06 01:17
>>493 不正返品は突き返せばいいじゃないか。
なぜそれができん?
いい本だけど、売れなかった、って場合は誰が悪いのか決めるのは難しいねぇ。
俺は本を作る側だが、あえて俺のせいだと言ってしまうよ。
売れなかった本を作ってしまってすみません、って、書店の人にね。
まぁ、いい本・悪い本という価値判断は置いておきます。
>>496 フリー入帳をやめればいい。そうすれば書店も慎重に発注してくれるんじゃないの?
それとも、再販をやめ、完全買切にして、最終処分は書店に任せる。
そうすれば、返品のことは気にしなくていいのでは。
500 :
無名草子さん:03/06/06 01:30
>>499 ●フリー入帳を止める(返品期限を厳守させる)
●再販制をやめ、完全買い切りにし、最終処分は書店にまかせる
これらが実現できるなら、こんな状況には陥っていないでしょう。
現実には、書店の側から注文した商品ですら
「入帳してくれないのなら、あんたのとこの本は二度と仕入れない」と嚇してくる
書店すらある。
こんな状況で、「仕入れを俺達に任せてくれ」「自由に仕入れさせてくれ」などという
希望が通るとお思いで?
「仕入れ能力がない」と思われても仕方がないと思うよ、ハッキリ言って。
だから、書店に仕入れの主導権を握らせてしまうこと百害あって一利なし。
取次の送りつけた本を黙って並べてなさいってこった。
現在の再販・委託制の下で、
かろうじて出版できている本が出せなくなるような仕組みは困る。
502 :
無名草子さん:03/06/06 01:42
>>500 「入帳してくれないのなら、あんたのとこの本は二度と仕入れない」
結構じゃないか。いい本作ってるんだろう? あんた?(w
そんな書店はこっちから願い下げだ、となぜ言いない?
503 :
無名草子さん:03/06/06 01:44
>「入帳してくれないのなら、あんたのとこの本は二度と仕入れない」
いやな本屋だ。
504 :
無名草子さん:03/06/06 01:47
>>499 書店が幽門に慎重になると言うことは、
めぐりめぐって版元の初版部数が減少するということにつながりますが、
これは定価を跳ね上げる直接の原因になりますよ。
理由は皆さんもご存知のように、出版物は1000部印刷しても10000部印刷しても
印刷コストはそれほど増えないことによるものです。
初版部数が半分になれば、価格も2倍に跳ね上げなければ版元が赤字になってしまいます。
だから、書籍の場合、その辺の調整が難しいよね。
●書店が返品期限を厳密に守る⇒仕入れ部数を慎重に検討する⇒初版部数の減少⇒定価の上昇⇒販売部数の減少(?)⇒以下繰り返し
●書店が自由に返品できるようにする⇒仕入れ部数を多めにする⇒初版部数の増大⇒定価が安くなる⇒販売部数増大(?)
どっちにしても一長一短がある。
505 :
無名草子さん:03/06/06 01:54
>>504刷り部数だけを考えたら、出版社の書籍在庫を非課税化しれば解決!
と素人の漏れは思うんだが、駄目かね?
>>500 十把一絡げすぎるね。お宅も取引する書店を選び、書店も取引する出版社を
選ぶ。お互いが幸福な関係になるじゃないの。
言葉は悪いが、努力をしないどうでもいい書店とはつきあわないってことで
いいだろう。同時に、出版社も選別されるわけだから、おあいこ。
>>504 現行の取引条件ならそういうシミュレーションも成り立つかもしれないが、
完全買切で書店に最終処分権があるなら、当然、書店のマージンを増やす
ことになる。それによって書店側にインセンティブが働くのだから、
単純に売れ部数が減るということにはならないだろう。
507 :
無名草子さん:03/06/06 02:16
>>506 返品無しの完全買い切りならば、
正味は定価の50%でもいいよ。
いや、40%台でもいいかも。
ただし、初版部数を全部仕入れてくれるという条件に限るけど。
で、書店は売れ残った本を値引きして売るなり、古本屋に流すなり、
格安価格で図書館に販売するなり刷ればいい。
で、改善後の正味は
版元:50%
取次:10%
書店:40%
ただし、一切返品は受け入れないという条件で。
このほうがよほど健康的だ。
>>507 取次を使うにしても、返品がないのだから取次のマージンが10%
というのは取りすぎ。せいぜいその半分。
大量に仕入れる書店とは直取引にすればいい。出版社・書店は
50・50で分配すれば、お互いハッピーになれるのでは。
509 :
風呂上がり:03/06/06 02:37
>>493 やや気分が落ち着いたので書きます。
書店が仕入れのインセンティブを持つということは、
書店が仕入れリスクを負うということです。
その覚悟をするということ。
ですから注文品を逆送するというのはもってのほかです。
注文して、返品するときはペナルティがあってしかるべきです。
もっというと新刊委託でさえ、書店側にインセンティブを持たせ、
返品するときにペナルティを課す、というふうにするべきだと思います。
基本的には、古書店だって図書館だって仕入れが命ですから
これと同じことを新刊書店がやるのは不可能ではないと思います。
大書店のPOSデータを追いかけるだけでもいいわけです。
ところが現状では、大書店で平積みになっている本は中小書店には配本されません。
ベストセラーリストさえ追いかけられない。
書店がリスクを負っていないわけですから当然です。
配本を赤ん坊の鳥のように口を開けて待っているだけです。
座して死を待つという感じです。
書店の悪口を言うのはいいですが、わたしは売りたい本が売りたい。
売りたい本を売らせて欲しい。売りたくない本は売りたくない。
そういう本屋があって、いいじゃないですか。
潰れるかもしれないが、うまくいくかもしれない。
それは仕入れが正しいかどうかを試されているわけで、自己責任です。
それでも百害あって一利無しですか。
510 :
無名草子さん:03/06/06 02:42
>>508 賛成。したがって再販制・委託販売はあぼーんしましょう。
511 :
無名草子さん:03/06/06 02:48
>>509 ですから、たしかに書店の側でも「欲しい本じゃないから返品する」という
ことがあるかもしれない。
それは、初版委託分については確かに仕方がない面も多い。
書店が欲しいとは思わない本まで送りつけてるわけだから。
でも、書店の側から注文した本まで返品し放題と言うのはいくらなんでもおかしいでしょう。
いわゆる売れ筋の本で、あなたが仕入れたいと思うような本まで、注文出荷分なのにも関わらず
返品されてしまうのですよ。
また、大手書店では売れ筋の本が平積みされているといいますが、
逆に言えば、大手書店では、小規模書店ではまず仕入れないようなマイナーな版元の売れなさそうな本でも
一定部数以上仕入れてくれているのですよ。
大手書店の書棚が全てベストセラーだけで占められているわけではないのです。
中小の書店さんではまず仕入れてくれないような中小版元の、売れなさそうな本だって
かなりの数仕入れてくれているのです。
また、いくら売れ筋の本が中小書店に入荷しにくいと言っても、1冊も入荷しないわけではないと思いますよ。
大手書店と中小書店とで、マイナーな本:売れ筋の本の比率を比べてみれば
実はそれほど違わないのではないかと思います。
>>511 何度も同じことを書いているね。堂々巡りじゃん。
そんなに書店に不信感を持っているなら、そうならない本をつくり、
取引条件を整備する。当然、再販をやめることも選択肢に入れる。
同時に、書店のマージンを増やす。それぐらいやればいいだろう。
なんだか書店に責任を押しつけるだけで、内省を欠いているのでは
ないかと思ってしまうよ。
>>511 もう一言付け加えると、なにも書店だけを流通ルートにする必要
はないんだよ。独自ルートの開拓をしてみれば?
>>509 >ところが現状では、大書店で平積みになっている本は中小書店には配本されません。
>ベストセラーリストさえ追いかけられない。
そういう本が売りたい本なの?
なんか矛盾してるというか、直截関係の無いことを無理やりくっつけて、
都合いいように理由にしている気がするよ。客からの印象では。
>>513同意。つうか取次を通さないルートきぼん。
516 :
無名草子さん:03/06/06 03:07
>>511 おい、都合の悪いレスは無視かよ。
不正な返品は受け取らなければよい。
なぜできない?
>>514 売れる本をベースにして、売りたい本を売るという書店を目指しているなら
それほど矛盾はないと思うけど。ただ、書店が売りたい本が客が買いたい
本とイコールにはなかなかならない。個性的な書店として知名度を上げれば
うにかなるかもしれないが。
個性化を進めるにはそれなりの流通マージンが必要でもあり、再販制が
桎梏になっているということも留意しておきたいところだね。
>>517 > 個性的な書店として知名度を上げれば
> うにかなるかもしれないが。
訂正
個性的な書店として知名度を上げれば
どうにかなるかもしれないが。
519 :
無名草子さん:03/06/06 03:13
>>509 小規模(専業)小売が死に体なのは流通業界どこも似てますなあ。
それにしても、返品の余地を残した提案は弱いんじゃないかな。
ペナルティ呑むから選ばせてくれといっても、既成の商習慣が
主導権を握られている書店都合で変化してくるとも思えません。
返品は結局のところ力関係の反映。売れそうな本を自分で見極めて
商人として勝負したいなら、版元と即金交渉から始めて買い取りの道を
切り開くしかないと思います。
イニシアチブを取れるかどうかはその後の展開次第になるでしょう。
イニシアチブの根源は相手に対する影響力の大きさに由来するでしょうから、
結局は最初に戻りますけど、取引量を増やすしかありません。
小模書店のままであり続けることは不可能なのでは…。
520 :
無名草子さん:03/06/06 03:20
>>514 そうですよ!!
売りたい本は売れる本です。まずこれが第一。当たり前でしょう。
書店はかすみを食べて生活しているわけではありません。
私たちはボランティアではない。
ベストセラーはのどから手が出るほど、欲しいのです。
極端な話、今日のおかずに影響するのです。
その次に、お客さんの層を考えて、それぞれのお店が品揃えを考えればいいわけです。
配本に頼るのではなく、立地とか客層が第一です。
売りたい本は、私の好きな本、というわけではありません。
それではバカです。
書店は商人です。あきんどです。文化人ヅラをしても何の意味もありません。
お客がばんばん買ってくれるということが商人の喜びです。
それでは漫画本とエロ本ばかりになるというのはウソです。
ちゃんとしたお客がいる本屋では、お客さんの嗜好で棚がつくられていきます。
それに反して頭でっかちで棚を作っても駄目なのです。
本屋の棚は客がつくるべきで、取次がつくるべきではありません。
521 :
無名草子さん:03/06/06 03:30
>そういう本屋があって、いいじゃないですか。
>潰れるかもしれないが、うまくいくかもしれない。
>それは仕入れが正しいかどうかを試されているわけで、自己責任です。
>それでも百害あって一利無しですか。
>>520を読むと利はなさそうだな。つか
>>509にだまされた。
523 :
無名草子さん:03/06/06 03:48
>>522 いや、本屋のリアリティってのはそんなものだろう。
実際、俺様書店ばっかりになってもウザイしな(w
524 :
無名草子さん:03/06/06 14:46
なんか一連のレスを読んでると、出版業界って
書店が見下されてる部分ってない?
百害あって一利無しって発言はいきすぎだけど、これが本音だとすると
出版社の意向に沿えって言ってるようなもんだもんね。
なんで出版社の社員ってこうやって書店を見下すの?
やはり給料が書店員よりも高いから?
525 :
無名草子さん:03/06/06 15:39
>524
一連のレスをよく読んでくれ。
526 :
無名草子さん:03/06/06 15:45
いや、やはり出版社の社員ってどこかで書店を見下してるよ。
俺等が売れる本を作っても、書店の奴等が売る気がない、なんてセリフを
吐かれたことあるよ。
そう思ってる社員だっているでしょうに。
527 :
無名草子さん:03/06/06 15:56
>>526 当たり前、版元はエリート。取次はオバカ集団、書店は最低職業。
特に大手版元はこうでしょう。
529 :
無名草子さん:03/06/06 17:19
公務員試験対策問題集なんて、既に腐るほどあるじゃん。
更に新刊を出すからには、他にはない特徴があるってことだね。
受験対策本は、ある意味、最も作りやすいけど、売れる本となると・・・。
公務員志望者が減ってるときに、厳しいよな。
でも、経歴や肩書きさえしっかりしてれば、その筋の出版社に持ち込めば話は早いんじゃないか。
>>526 流通小売がメーカーから軽視されるのは昔から。
作らずに流すだけ、売るだけで利ざやを取る楽な
存在とされてきたのだ。士農工商の士を消費者に、
農工を生産者に置き換えてみたときと同じ構図になる。
ただ、小売の方は販売力のある量販店が力を持
つようになり、むしろメーカーに要求する無理難題
が問題視されるにいたる。返品や割引、メーカー
従業員(営業)の店頭販売手伝い要請などだ。
中間の流通は「中抜き」と称する流通改革が進展する
につれて存在意義を見直す時期を迎えている。
生産から小売までを一本の川になぞらえれば、
生産は水源、小売は河口に相当し、これを最短距離で
結べば中間での金銭的損耗を互いに省くメリットが生ずる。
>>530 一般論としてはその通りだけど、出版流通に即して展開してほしいな。
最短距離 著者→読者
>>532 売り物にするなら「編集」は欠かせないと思うが。
>>531 出版業界というか、書店業界に限った話じゃないよってことで。
535 :
無名草子さん:03/06/06 21:07
>>529 >でも、経歴や肩書きさえしっかりしてれば、その筋の出版社に持ち込めば話は早いんじゃないか。
出版社が自腹で本を作ってくれるということですか?
537 :
無名草子さん:03/06/06 21:36
538 :
無名草子さん:03/06/06 22:36
>>533 村上なんとかだか、だれだかの著者サイトでオンデマンド受注する試みあった。
それのことだろう。
539 :
無名草子さん:03/06/06 22:58
540 :
無名草子さん:03/06/07 03:17
風呂あがりです。
今日一日鬱な気分で仕事をしました。
本屋をバカにしていると言うより、結局本屋は何もするな、営業努力なんて無駄、
と言われているような気がします。
小規模小売は仕入れにイニシアティブをとりにくいというのが一般的な現象だということはわかりますが、
小さな寿司屋だって肉屋だって独自の仕入れルートから独自の買い付けを行っているわけで、
小さいながらも主体性を持っていると言えるのではないでしょうか。
それなのに、書店業は、絶対にこれを持つことは出来ません。
日本で一番利益が少ない小売業は眼鏡店と書店だと聞いています。
書店が責任を持って売りたいと言っているにもかかわらず、
それでもイニシアティブを持つなと言われるのは非常に悲しいです。
あきんど、ということを主張したのは、その矜持を述べたまでです。
それでご飯を食べるのだから当たり前のことで、当たり前のことがしたいだけです。
また商慣行は、なかな変えることが出来ないものですが、少しずつでも抵抗しないといつまでたっても変わらないと思います。
してはいけない返品を書店がするのは悪いことですが、
版元の人もいっているように、受け取ってしまう版元も版元です。
そういうことに抵抗しないで、書店が独自の仕入れが出来るような仕組みがほしいと主張すると、
いかにも害毒のように言われるのはきわめて心外です。
>書店が独自の仕入れが出来るような仕組み
は既にあるでしょ。
543 :
無名草子さん:03/06/07 03:32
>>520 >ベストセラーはのどから手が出るほど、欲しい
>棚は客がつくる
これはどう考えても相容れないことじゃないかな。
版元と取次を目の敵にしてるようだけど、あなたは客を見下してるように感じるな。
>>540 > 日本で一番利益が少ない小売業は眼鏡店と書店だと聞いています。
経産省の統計では書店よりも低いところが1、2業種あったのでは?
眼鏡店はかなり上位の利益率だったはず。だからこそ、近年、価格破壊的な
新規参入が相次いでいるってこと。
あなたは個性的な書店を目指しているのかと思ったのに、
ベストセラーがほしいって話を読んでから、応援する気持ちが
萎えちゃった……。客の立場からは金太郎飴書店が増えても
なんにも嬉しくない。
545 :
無名草子さん:03/06/07 04:41
>書店が独自の仕入れが出来るような仕組みがほしいと主張すると、
>いかにも害毒のように言われるのはきわめて心外です。
> 独自ルートの開拓をしてみれば? (
>>513 )
> 版元と即金交渉から始めて買い取りの道を
> 切り開くしかないと思います。 (
>>519 )
> 書店が独自の仕入れが出来るような仕組み
> は既にあるでしょ。 (
>>542 )
546 :
無名草子さん:03/06/07 16:33
>>540 >小さな寿司屋だって肉屋だって独自の仕入れルートから独自の買い付けを行っているわけで、
小さいながらも主体性を持っていると言えるのではないでしょうか。
寿司屋も肉屋も、仕入れたネタや肉を、
「売れ残ったから」といって仕入れ元に「返品」したりしませんが。。。
それを書店さんは平気でしている。
仕入れに全くリスクを負っていない。。。
他の業界では当たり前のことすら書店さんは守っていない。
これでは、取次の送りつけた本を機械的に並べるだけで十分と言われても仕方がない。
>してはいけない返品を書店がするのは悪いことですが、
版元の人もいっているように、受け取ってしまう版元も版元です。
版元は悪くないでしょう。
版元としては、無理な返品であっても受け入れなければ、
書店との関係を害してしまうかもしれないということで気を遣っている。
そもそも、書店の側が期限切れの本を返品などしなければ問題は起きないのである。
547 :
無名草子さん:03/06/07 16:54
>>540 いきなり「買い切り制度」に変更するのは無理だろうけど、
●委託品の返品期限は厳密に守る
●注文出品の返品は絶対にしない
この二つからきちっと守っていきましょうよ。
私も再度、参加させていただいてもよろしいでしょうか?
>546氏
>版元としては、無理な返品であっても受け入れなければ、
>書店との関係を害してしまうかもしれないということで気を遣っている
・・・素人の見解ですが、そのような気遣いが出版社にあるというのは驚きです。
そこまで気遣われるなら、書店ごとの返品数(率)などのデータを取っておき
注文出品を受けた場合、
「貴社の過去三ヶ月の返品数(率)は●●です。ちょっと多いですね。
ですので、今回は●●冊ぐらいではいかがでしょうか?
売り切れた場合は、また注文していただければよろしいので・・・」
といった営業はできると思います。
また、貴殿の企業のカテゴリーは存じませんが、営業に行く書店の絞込みぐらいは
かなり大雑把がですができると思います。
まず、都市部と地方部に分け、次に駅周辺か郊外かに分ける。
例えば、専門書系の出版社であれば、駅もないような地方の場合、まず売れないので削除。
駅周辺の場合、その駅を利用する住民がほとんど首都へ通勤していない場合は削除。
郊外の場合、書店の近くに大学がなければ削除。
これでも、まだかなりの書店数が残る。
次に、(というか、こっちが先でもいいですが)その市町村の平均年齢と職業の割合を調べる。
例えば、自営業の方が多い場合、専門書(特に実務系)が売れるのでは、とか
リタイアされた年配者が多いから売れなさそう、といった予測ができる。
最後に、絞り込んだ(まだまだ大雑把ですが)書店に専門書の売上を訊いてみる。
というのはどーですか?
というか、この業界は、SCMが一番適用できると思うのですが
なぜ、あまり広がらないんでしょうか?
550 :
無名草子さん:03/06/07 19:02
>>549 本を例えば10000部まとめて印刷するのと、
1冊1冊印刷するのとでは、後者のほうが前者よりも10000倍以上コストが
かかります。
だからオンデマンド印刷も、自費出版などには活用できますが、
大量販売して利益を上げなければならないような商業出版では
活用しようがありません。
商業出版では、一冊一冊印刷していたのでは印刷コストがかさみすぎて
利益など出ないからです。
>「貴社の過去三ヶ月の返品数(率)は●●です。ちょっと多いですね。
ですので、今回は●●冊ぐらいではいかがでしょうか?
売り切れた場合は、また注文していただければよろしいので・・・」
書店ごとに一冊一冊の実売率を計測することは不可能です。
書籍は毎日200冊以上の新刊が発行されていて、そんなことを計測しているだけで
一日中かかってしまうでしょう。
他の業界とは、商品の多様性がケタ違いに大きく、数ヶ月から数年に一度新商品が出るような
電機・自動車業界などの慣行はとうてい適用不可能です。
551 :
無名草子さん:03/06/07 19:05
>>548 また、書店の書棚のスペースが限られていることと、
毎日200点以上の新刊が出ていることから、
新刊本を書棚に並べるためには、売れ残っている既刊本を返品する以外にないのです。
「返品率がどのくらいだから」もう少し置いておこうなどという余裕は
書店にはまずないと思う。
552 :
無名草子さん:03/06/07 19:10
>>548 また、書籍は全く同じ内容の本を出版するわけではないので、
過去の返品のデータがあったとしても、新刊の本にはさほど役に立たないと思う。
Aという本はほぼ完売したが、Bという本は半分返品、Cという本は全部返品。。。
これくらい格差があります。
全く同じ本はこの世には存在しません。
そんなことしたら著作権法違反になってしまう。
個人経営のコンビニでよくある事だが
売れ筋しか棚に並ばなくなって
『品揃えの悪い店』と思われたら客は集まらない
>>550-552氏
>本を例えば10000部まとめて印刷するのと、
>1冊1冊印刷するのとでは、後者のほうが前者よりも10000倍以上コストが
>かかります。
>商業出版では、一冊一冊印刷していたのでは印刷コストがかさみすぎて
>利益など出ないからです。
・・・では、数十冊の注文を受けた場合、コストがかかるので
数百冊印刷し配送するということですか?そうなれば、当然、返品数は増えますよね?
>書店ごとに一冊一冊の実売率を計測することは不可能です。
・・・では、何のためのPOS、ISBN導入なんでしょうか?
出版社・取次店・書店の3者が一体となって経営効率化を図るためではないのでしょうか
>また、書籍は全く同じ内容の本を出版するわけではないので、
>過去の返品のデータがあったとしても、新刊の本にはさほど役に立たないと思う。
>Aという本はほぼ完売したが、Bという本は半分返品、Cという本は全部返品。。。
>これくらい格差があります。
・・・広告との相関関係(名称は忘れました)で予測するという方法もあります。
また、書店の視点に立てば、メジャーな出版社と無名な出版社のより分けぐらいは
できると思います。というか、
>>551は書店経営者の力量如何でしょう。
コンビニの経営とて同じことです。
他スレの関連レス、その1
>構造不況にある印刷会社を親から引き継ぎました。
>昔は金融等大企業からの仕事がたくさんあって売上もよかったです。
>最近はどこも印刷物の発注を減らしています。
>そのため、大手2社がわれら中小企業の仕事までもっていってしまいます。
>今は、売上を支えるため、利益率が0に近い仕事まで引き受けています。
>どうしたらいいでしょう。
他スレの関連レス、その2
よく聞くはなしです。
5年前からすでに印刷業界の終焉は分かりきっていたことです。
汎用プリンターの普及・格安パブリッシャーのFC展開・ハードコピーの不必要性(デジタルの普及)が主要因です。
すでに、御社は市場に取り残されています。中小の印刷では、netincomeがなくても請けている企業ばかりです。つまり御社は平均的企業でしかありません。
ビジネスの基本は、1先んじて市場を独占するか、2後進で高い技術力で勝負するか、3マーケティングで成功するかです。
1はもう遅速です。2は開発費など捻出できないでしょうから現実的に無理です。したがって3の道しか残されていません。
KINKOSに負けないコストパフォーマンスを出すか、新規顧客の開拓です。しかし、これらもまた大変な困難を伴います。するとなにもすることができなくなってしまう。
つまりそういう業界なのです。これを知っていた大○本印刷、凸○印刷等大手は映画業界や商社と連携し、全く別のフィールドに展開を始めています。これはすでに10年前から始まり、新しいフィールドはもはやないといってもいいくらいです。
このように考えてくると、印刷業界の袋小路はだれにも解けません。だからコンサル業界では、印刷業界の中で解決することをしません。印刷と関連するソフト開発等少しずつ、ドメインを移行していく以外にありません。
これから更に当該業界はしぼんでいきます。おなじことが鉄鋼業界にもいえます。
ですのでアドバイスとしては、利益を出すのはほぼ不可能ですので、同業の企業と連携し新しいフィールドで勝負する以外ありません。
1.営業譲渡で新事業のキャッシュを得る
2.とんとんで事業を維持し、連携企業と新しい分野で勝負する
もう一度いいますが、印刷業界では大手がもうすでに10年かけてあらゆる努力をしています。
それでも利益を維持するモデルがみつからなかったことを覚えておいてください
557 :
無名草子さん:03/06/07 21:49
>>554 >・・・では、数十冊の注文を受けた場合、コストがかかるので
数百冊印刷し配送するということですか?そうなれば、当然、返品数は増えますよね?
返品コストの増加分を見越しても、大量印刷したほうが全体でのコストが下がるからです。
1000部一度に印刷しても、1冊しか印刷しなくても、印刷費はおよそ40〜50万円です。
後者の場合一冊の本の価格を60万円くらいにしないと採算が合いません。
前者であれば1冊800円くらいでも採算が合います。
>・・・では、何のためのPOS、ISBN導入なんでしょうか?
出版社・取次店・書店の3者が一体となって経営効率化を図るためではないのでしょうか
POSとISBNの導入は、取次が送品をスムーズにするためのもの。
それ以外の目的はないと思う。
>・・・広告との相関関係(名称は忘れました)で予測するという方法もあります。
また、書店の視点に立てば、メジャーな出版社と無名な出版社のより分けぐらいは
できると思います。というか、
>>551は書店経営者の力量如何でしょう。
コンビニの経営とて同じことです。
全国紙一面のサンヤツ(三段・八分の一)で、広告費は100万円以上します。
版元の99%は零細企業で、広告費にそれだけのお金をかけられる会社はほとんどありません。
雑誌でも40〜50万円はします。
それだけの広告費を捻出するのは不可能です。
>557
単純な質問ですが、返品された本の行方はいかに?
>POSとISBNの導入は、取次が送品をスムーズにするためのもの。
・・・極端な話、いくら売り上げようがなんだろうが、かまわないってことですか?
要するに、出版社からしてみれば、3000部も売れないんだけど、
コストの面から見るとそれだけ刷らざるを得ず、後のことは知りませんってことですか?
またネット書店の広告費はいくらぐらいですか?
すみません、質問です。
本が増刷された場合、著者がそれを知る方法は
版元からの連絡以外あり得ないんでしょうか。
もしそうだとしたら、増刷しているのに申告せず、
印税を支払わない出版社がいそうで怖いのですが。
>>559 店頭で確かめるとか(w
でも部数ごまかされてたらわからんよな。
私、零細出版社の営業です。POSデータや流通の話は大好きです。出版社
の営業の仕事ってのは返品との戦いですので、データは当然重要です。
>ど素人=382氏
>そこまで気遣われるなら、書店ごとの返品数(率)などのデータを取っておき
>注文出品を受けた場合、
>「貴社の過去三ヶ月の返品数(率)は●●です。ちょっと多いですね。
> ですので、今回は●●冊ぐらいではいかがでしょうか?
> 売り切れた場合は、また注文していただければよろしいので・・・」
>といった営業はできると思います。
それに近いことはかなり可能になってきました(もちろん100%の補足ではあり
ませんが)。SCMについては大手は当然考えています。中小零細はマネージ
メントは無理ですが、供給をコントロールする(上記のような実売などに基づい
た営業を行う)という考え方は普及しつつあります。
出版業界が>557みたいな奴ばかりではないのでご理解下さい。
>>557氏へ
以前から色んなスレで「書店はリスクがない商売だ」って主張している方です
よね。あんた、書店が悪い、取次が悪いって繰り返すだけで進歩がないねえ。
少しは返品にならないようなもん作ろうって前向きな発想はないんかね。
>>POSとISBNの導入は、取次が送品をスムーズにするためのもの。
>>それ以外の目的はないと思う。
POSやISBNについてその程度の理解しかない人間が出版の流通について語
るんじゃないよ。あんた、ど素人以下だよ。
>>全国紙一面のサンヤツ(三段・八分の一)で、広告費は100万円以上します。
新聞広告も出したことないんか? それとも朝日以外の値段は知らんってか?
自分に都合の良い情報しか出そうとしない態度は見苦しいぜ。しかも朝日も今
はその値段じゃなくても出せるよ。あんた本当に出版やってんの?
ていうか、そんなに書店も取次も嫌いなら出版なんかやめちまえ。
>>563 そんな物言いではまともな意見もまともに聞こえなくなるぞ。
書店と取次を嫌う人間が出版にいてはなぜいけないのだ。
編集が流通を気にする人間ばかりでは流通する商品も
似たものばかりになるんじゃないか?
それとさ、557とあなたが憤慨する人物とが同一であるとどうして
判断できるのだ。落ち着けよ。
>編集が流通を気にする人間ばかりでは流通する商品も
>似たものばかりになるんじゃないか?
・・・「出版は文化である」(正確にはわかりません)という意見もある。
だが、自費出版ならまだしも企業体である以上、利益を出さなければならないし・・
ここら辺のパラドックスは難しそうですね
>>564 確かに557氏が該当の人物かどうかはわかりません。自分としてはそんな輩が
複数存在するのはたまらん、という気持ちもあってそう考えてしまったようです。
その点は少し頭を冷やします。
「書店と取次を嫌う人間が出版にいてはなぜいけないのだ。」
うーむ。これも確かにその通りですね。死んじゃったヤスケンさんなんかもそう
だったような……。
編集者としてはそれで良いかもしれませんが、経営者としてはそれでは困りま
せんか? 百歩譲って嫌いなのはしょうがないとして理解していないのは問題
かと思いますが、いかがでしょうか。ヤスケンさんも編集者(評論家か?)として
は多くの仕事をなしたようですが、経営者としてはいかがでしょうか。
「557」氏の発言には書店・取次及び出版業界だけでなく、一般的な商売や流通
に関する無知・無理解を感じます。思い込みの強い編集者に多い「オレの本が売
れないのはオレ以外の奴全てが悪い」という雰囲気を感じたので条件反射的に
反応してしまいました(2ちゃんねるへの書き込み自体久しぶりです)。
ちなみに昨今は出版社が買えるPOSデータでの実売補足率は70%前後まで達し
ています。これだけの補足率であればできることは非常に多数あります。
でも、「データがどうこうではなく、オレの本が売れるかどうかが全てなのだ」という
考えは良く分かりますし、ある意味:非常にその通りだとも思います。ただ、それじゃ
省内としては成立しねえよな、とも思いますが。
>>566 なんだかわけのわからない間違いをしているので訂正します。
× 省内
↓
○ 商売
>>560>>562 どうもです。
増刷分の印税、ごまかされた例もあるんですね。
いやはや、なんともかんとも……。
こうなったらもう、版元の良心に期待するしかないですね。
といいつつ、まめに書店チェックもしてみたいと思います。
>>563 サンヤツの広告って、いくらするの?
朝日は100万、ってのはどこかで聞いたことはあるんですが。
570 :
無名草子さん:03/06/07 23:35
571 :
無名草子さん:03/06/07 23:38
>>566 あなたの意見がどうであれ、
注文品を平気で返品してくる書店は許せないね。
そういう書店に対して「リスクを負っていない」と言うことに対して
私はなんら恥を感じません。
不愉快です。そういう書店は。
「いくらでも注文して、売れなければ返品しちまえばいいだろ」という考えなのでしょう。
>>569 広告の料金は媒体と広告主との間に存在する広告代理店との関係性が重要であっ
たりするため、本のように何処でもいつでも同じ値段、というわけではないのをまず
ご理解下さい。
全国紙一面のサンヤツ(三段1/8)の値段ですが、朝日は定価100万と言われてい
ます。が、広告代理店とのお付き合いや急な空きなどの場合、それ以外の料金で
の掲載は実際にあります。
朝日以外ですと、日経は料金的にほとんど値崩れを起こしていません。弊社の場
合は広告代理店に対する押しが弱いようで50万前後です。たまに激安枠を確保し
ます。毎日は以前からかなり値崩れしているようです。10万を切った料金で掲載し
た、という噂を聞いたことがありますが、ウチはそこまで安い料金での掲載はありま
せん。読売も徐々に下がってきているようです。つい先日、通常よりかなり安い料金
での掲載がありましたが、どうやら急な空きがあったようでした。
予定した広告原稿が何らかの理由で落ちてしまう(掲載できない)といった場合、広
告枠をあけてしまうわけにもいかないため、激安で掲載可能なことがあります。そう
いう枠が発生したらすぐに教えてもらえるよう広告代理店とちゃんと付き合っておく
のは意外と重要です。
また、広告代理店自体が枠を押さえている広告企画のような場合も、通常より安く掲
載が可能なことがあります。
573 :
無名草子さん:03/06/07 23:45
>>563 おまえよ〜く考えてみろ。
おれは
「版元が営業をかけて注文をとった本でなく、書店の側から注文した本を
平気で返品してくること」に対して怒っているのだ。
注文品は本来返品できないはず。
委託品についてはある程度の返品がでるのは仕方がない。
注文品を平気な顔して返品してくる書店にたいし、
「リスクを負っていない」「注文能力がない」と言うことに対して、
私はなんら恥は感じない。
そんな書店は、「商売人としての能力がない」と言われても仕方がないと思う。
>>571 許せないのはわかりました。ではあなた自身にふりかかるそのリスクを避ける
ためにあなたはどんな工夫をされていますか?
POSデータの補足率が70%ということはかなり多くの書店の実売数が把握で
きている、ということです。その数字を基に、たとえ注文があったとしても断る
ことも可能ではないでしょうか?
また、あなたは返品は全て書店の小売努力の不足が原因であると思われま
すか?
注文品に関して言えば、多くの書店では「売れる」と思って本を注文していま
す。最初から返すつもりで仕入れている人間なんてほとんどいませんよ(金
融返品って奴は別ですが)。ですが、結果的に売れなかった場合、返品が発
生してしまうわけです。
売れなかったのは何故でしょうか? その本に市場価値がなかった、もしくは
読者からの支持を得られなかった、平たく言うと売れない本だった、という可能
性はありませんか? 内容についてまで書店はリスクを背負うべだとお考えで
すか?
返品の理由はそれだけではありません。本は店頭でお客さんから大事に扱わ
れているわけではありません。平台の上に鞄を置かれたり表紙を折られたり、
様々な事態によって商品価値を減じてしまった本について「書店の管理が悪い
からそうなるのだ」と思われますか?
575 :
無名草子さん:03/06/08 00:03
そうだそうだ。
書店はモラルがない。
日書連は偉そうな顔をするな。
だから拒否すりゃいいじゃん。
岩波とか買いきりなんでしょ。
委託じゃなきゃ書店と取引できんわけじゃないいでしょ?
577 :
無名草子さん:03/06/08 00:12
>>574 >POSデータの補足率が70%ということはかなり多くの書店の実売数が把握で
きている、ということです。その数字を基に、たとえ注文があったとしても断る
ことも可能ではないでしょうか?
注文品を断ってどうするか? 金になるのに。。。
それこそ商売人としての心得がなっていない。
>注文品に関して言えば、多くの書店では「売れる」と思って本を注文していま
す。最初から返すつもりで仕入れている人間なんてほとんどいませんよ(金
融返品って奴は別ですが)。ですが、結果的に売れなかった場合、返品が発
生してしまうわけです。
まさにそれが「仕入れリスク」でしょ?
それを踏まえたうえで仕入れるのが普通でしょう。
「注文したけど売れないかもしれない。でも、そのリスクを踏まえたうえで(=
売れなかった場合もその負担を被る覚悟で)仕入れる」
これがあるべき姿なのではないでしょうか?
逆に委託品だろうが注文品だろうが、10年たとうが、20年たとうが、
仮に版元が廃業しようが倒産しようが、返品は全て受け入れなければならない
などというメチャクチャな条件で版元が経営しなければならないとしたら、
一体全体出版ってなんなんでしょう?
出版のリスクを全て版元が被らなければならないのであれば、正味は
版元98%
取次1%
書店1%
でいいと思う。取次と書店は商売を営んでいるのではなく、単に「貯金」してるだけなのと
同じことです。
都市銀行の利率もそれくらいではないでしょうか?
578 :
無名草子さん:03/06/08 00:13
>>574 >売れなかったのは何故でしょうか? その本に市場価値がなかった、もしくは
読者からの支持を得られなかった、平たく言うと売れない本だった、という可能
性はありませんか? 内容についてまで書店はリスクを背負うべだとお考えで
すか?
だから、そうしたリスクを踏まえて仕入れるか仕入れないかを決めるのが
書店さんでしょう。
>返品の理由はそれだけではありません。本は店頭でお客さんから大事に扱わ
れているわけではありません。平台の上に鞄を置かれたり表紙を折られたり、
様々な事態によって商品価値を減じてしまった本について「書店の管理が悪い
からそうなるのだ」と思われますか?
これは書店の責任ではないけど、全体からみればレアケースでは?
しかし、日書連から抜ける本屋も増えてるからなぁ。
>日書連の組合店数、8000店割る
>4月1日現在で前年より450店減少の7838店(減少率5.4%)。
>昨年4月1日から今年3月31日までの1年間に脱退した組合書
>店は511店で、新規加入は61店となった。
>>577 私にはあなたは多くのスレで同様の発言を繰り返している方のように思えて
しょうがありませんが、それは置いておきます。
>出版のリスクを全て版元が被らなければならないのであれば、正味は
>版元98%
>取次1%
>書店1%
>でいいと思う。取次と書店は商売を営んでいるのではなく、単に「貯金」してるだけなのと
>同じことです。
そうですか。私はあなたと意見が全く合わないようですのでこれ以上の発言は
控えさせていただきます。失礼いたしました。
581 :
無名草子さん:03/06/08 00:20
>>574 大丈夫?頭かな〜り緩いですよ、ア・ナ・タ。
582 :
無名草子さん:03/06/08 00:22
やはり再販制と委託販売が業界を腐らせたのだと思うね。
リスクをとるという概念さえ理解していないのではないか。
やっぱりきっちり商品を卸した時点で所有権は移転する、
つまり書店の財産になる、ショタレ本も書店の管理下にある、
売れ残りは書店が自分で処分する、
こうならないと駄目なんじゃないの?
そうなると誰も本を置いてくれなくなる、と必ず版元は言うのだが、
それなら違反の返品を受け付けるなど矛盾した態度をとるのは良くないだろう。
なぁなぁを助長させるだけ。
583 :
無名草子さん:03/06/08 00:27
>>580 取次と書店は本を版元に返品すれば
カネは全額返ってくる。
しかし、版元にとってはどうですか?
「売れなかったから」といって印刷費を返してもらえるのですか?
社員に「本が売れなかったから給料返せ」といえるのですか?
よく考えていただきたい。
>>577>>583 >逆に委託品だろうが注文品だろうが、10年たとうが、20年たとうが、
>仮に版元が廃業しようが倒産しようが、返品は全て受け入れなければならない
>などというメチャクチャな条件で版元が経営しなければならないとしたら、
>一体全体出版ってなんなんでしょう?
まあ、気持ちは分からないでもないけど、本は、最終的にはそれを読む
お客さんに売るつもりで作ってるからなぁ。
本屋に売りつけてどうするよ、という。
本が流通経路に残った場合、それは版元の見通しが甘かった、と思っち
ゃうがなぁ。ウチなんかの場合。
585 :
無名草子さん:03/06/08 00:32
>>583 そうだそうだー。
取次と本屋は再販制度に寄生して商売している腐れ業者だー。
586 :
無名草子さん:03/06/08 00:32
カバーを掛け直して、ヤスリをかけて、きれいに仕立て直して梱包。
今度は買ってもらってこいよ。と心で呟きながらトラックを見送る。
そんな私は製本屋。
再販については出版社が本に「非再販商品」と明記すれば済むだけの事。
委託も最初から買いきりでだすか、注文分は非委託であることの明記と受け取り
拒否すれば済む事。
自社の商品に自信があるならそれでいいでしょ。
>>583 ていうか、「売れなかった」らやっぱりメーカーとしては駄目なのでは?
589 :
無名草子さん:03/06/08 00:34
>>584 だからそれをつきつめていくと、私は
夜も眠れなくなるのです。
「返品を全て受け入れなければならない」のであれば、
版元が廃業しようとするときには、(そういう噂は書店にあっという間に広がるでしょう)
今まで出版した本がみんな返品されてきて、
版元の経営陣はみんな個人破産ですよ。
これでは恐ろしくて版元なんてやれませんよ。
>>583 印刷費はともかく、重版できたら後金払いますってのはたまに聞く話(w
>出版のリスクを全て版元が被らなければならないのであれば、正味は
>版元98%
>取次1%
>書店1%
>でいいと思う。取次と書店は商売を営んでいるのではなく、単に「貯金」
>してるだけなのと同じことです。
>「返品を全て受け入れなければならない」のであれば、版元が廃業しよ
>うとするときには、(そういう噂は書店にあっという間に広がるでしょう)
>今まで出版した本がみんな返品されてきて、…
つまり、「読者のいない本を作っている」という自覚のある版元の不安、と
いうことなのだろうか。
ていうか、とても版元の考えとは思えない。もしかして、「釣り」?
>>576 岩波は日販やトーハン等の取次を通した場合は買い切りです。
他の取次を通した場合は返品可の場合もあります。
まぁ、版元に返るわけではないとは思いますが。
>>594 鈴木のときはそうだったが……。西村? 明文?
>>595 不退がそうらしいとゆー話を聞いた事がある。
597 :
<ヽ`○○´> ニダーマン:03/06/08 01:50
東京人の、あるいは都会人の書籍購入費と、地方人のそれとでは
かなり差があるらしいが、
田舎の連中は遊ぶところもなくてヒマなくせに、なぜもっと本を
読まないんだろうね。
こいつらにもっと本を買わせる方法はないだろうか?
なんか来たよ。どーする?
たたかう
>にげる
じゅもん
どうぐ
名無し一号、達者か?
>>601 定期的に見てるし、時々は書いてるんでご安心を。
ここ何日かは、ただ見てるだけです。
603 :
無名草子さん:03/06/08 17:55
結局さ、作ればなんでも売れると思ってるバブル出版社社員が問題なんじゃないの?
俺たちはいいもの作ってる、でも売り場が努力しないから売れない。
アホかって。
小売がいくら努力しても、結局は本の質が悪ければ、一過性で売れてもリピーターを
作ることはできないのよ。
結局返品されるのは駄本なんだよね。
そこんとこ、出版社の社員のみなさんはどう思ってるの?
エリート然として、取次ぎや書店員を見下すだけかい?
じゃ、出版社の人に質問
自身が出版に関わった本の出来に100%満足してますか?
100%じゃないとしたら原因はありますか?
>>603 良本・駄本は、人それぞれだと思います。
本というのは、唯一無二であるからこそ難しい部分がありますね。特に流通に関しては。
ある程度の編集技術は必要だとは思いますが、
「ここをこうして、こうすれば、ベストセラーの出来上がり」ってわけにはいきませんしね。
というか、売れない要因が「内容が悪いから」と一概には言えないからこそ
(私観ですが、これは大きな要因ではないと思います)
流通が大事になってくるわけで。
そうすると、必然的に広告宣伝をしなければいけないわけで。
ネット書店の広告に関しては、どなたからも返答がないのは非常に残念です。
ここで、幼稚ではありますが、もう一ネット書店に対する流通戦略の提案があります。
それは、書評を活用せよ、ということです。
例えば、ネット書店での書評をブック・●ヴュー社や評論家に頼むとか
新聞及び新聞社HPの書評コーナーに掲載してもらう、といったことで
認知度、ひいては良質度(つまり、こんなに良い本でっせ)が上げられ
販売数も上がると思います。
私事で恐縮ですが、専門書系の書籍を購入する場合は、
ネット書店や個人HPの書評如何で、購入するか否かを大部分決定しています。
最初に書いたことと矛盾しますが、「★1つ」とか「最低」といった評価の本を
誰も買いたいとは思わないですしね。
毎回の乱文、スマソ
>>605 書評での評価がそのまま売行きを左右するわけではないと思いますが、オン
ライン書店での読者評や売行ランクなどは多くの出版社・書店が参考にして
います。
過去に新聞や雑誌の書評が果たしていたいたのと同様の役割をネット上で実
現しようという試みも多くなされていますが、多分ご存じないと思います。つまり、
あまり上手くいってはいません。
実はオンライン書店の読者評やランキングについても既に多くの出版社が「こっ
そり」実施しています。ネットでの口コミの特徴として、著名な人より無名な人、
とでもいうような傾向があるようで、それを踏まえて「こっそり」実施しているわけ
です。
上手く行った例も多数ありますが、やらせ的要素がミエミエになり過ぎて、オ
ンラインでの好評価が内容的な面や実際の売行きに反映されていない例も
多々見受けられます(アマゾンあたりだと結構簡単にわかります)。
結論めいた事を言うつもりはありません。あくまで私見です。
結局、頼んだり仕掛けたりしてこちらから付与した評価ではなく、本当の読者に
よる書き込みを多く獲得できるような仕組みづくりが課題なのではないかと考え
ています。
>>603 本が売れるか売れないか、ってのは「質」とは関係ないよ。
>>606 貴重なご意見に感謝します。
>本当の読者による書き込みを多く獲得できるような仕組みづくりが
>課題なのではないかと考えています。
・・・確かにそうですね。
ですが、これはかなり難しいと思います。
誰でも気軽に書き込めるようにしようとすれば、参考にならないほど質が下がる。
かといって、質の高い書評(私的にはbk1のような書評)ばかりだと
一般的読者が書き込みにくい。
まるで2chのようですね。
609 :
新人書店員:03/06/08 23:03
新潮社営業部と受注センターの電話番号知ってる方
教えて下さい(T_T)
610 :
無名草子さん:03/06/08 23:23
過去ログからのコピーです。
http://natto.2ch.net/mass/kako/974/974478132.html 489 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/04/11(水) 17:25
一般人なのに盗聴される、じゃなくて、「一般人だから盗聴される」んじゃないのかな?
基本的にネタ集めのためにやってんなら、有名人のネタを盗むと、有名人は告発できるし、
そんなことされても当たり前だと思われるので告発しても信じてもらえる。
そうでない人は、ここの途中の書き込みにもあったように「電波」扱いされるだけ。
ただで、ネタを仕入れるんなら、一般人に限るでしょう。
マスコミは自分らの無能さを恥じてほしいです。
ちなみに私が盗聴されはじめたのは、芸能人にストーカーされ始めてからでした。
そこからマスコミに広がって行った。
だから余計「妄想」とか思われそう。
友人に話したら完全に病気扱いされた。ストーカーって言葉がない時代だったしね。
書いておいておいた小説のネタが、他人の原作でドラマ化されたときにはきれまくっ
たなあ。(一度や二度のことじゃないけど)
あくまで個人的な感想だが
30代の編集者の多くは本・出版が好きで仕事に就いたんだろうかと思う。
当時のマスコミ関係というある種のブランドに憧れて入ったように感じてしまう。
雑誌は読むが、本は買ってない読んでないとのたまう人にはビクリした。
あと本なんてもうダメでしょと言い切る人、馬鹿にする人にもビクリした。
本屋さんには極たまにしか入らないという人も。
勿論全員じゃないし、この人本当に本・出版が好きなんだなぁと思える人もいる。
だからといって売れる売れないは別なんだろうけど。
615 :
無名草子さん:03/06/09 02:35
スーパーでも百貨店でもホームセンターでもメガネ屋でも
肉屋でも魚屋でもそうだが、
「売れ残ったから返品します」などということが通用するハズがない。
書店がいかに甘やかされているかが理解できる。
初版委託分はしかたがないとしても、注文出品分は返品できないという決まりなのに、
自分達で注文した本すら平気で返品して何も感じていない。
●売れると思って注文したが売れ残ってしまった
●お客さんの扱いが乱暴で、売り物にならなくなってしまった
これらは他の小売でも全く同じです。
そうしたリスクを踏まえたうえで、売れなかった場合のリスクやお客さんに乱暴に扱われたりする
リスクを分かった上で注文するのが他の業界では当たり前の話で、書店業界は甘えていると思う。
書店業界は、
●売れると思って注文したが売れ残ってしまった→その本の商品力が問題であって、注文した側には責任はない
●お客さんの扱いが乱暴で、売り物にならなくなってしまった→お客さんが悪いのであって書店は悪くない
↓
だから注文品だろうがなんだろうが返品する権利がある、と考える。
はっきり言ってこんなに甘えている小売業界は他にない。
例えばスーパーで、「売れると思って肉を仕入れたが、売れ残ったので返品します」といって
通用するだろうか?
「お客さんの扱いが悪くて売り物にならなくなったので、腐った肉だけど返品する」などという主張が
通るだろうか?
616 :
肉屋の主張:03/06/09 02:42
売れなかったのは何故でしょうか? その豚肉に市場価値がなかった、もしくは
消費者からの支持を得られなかった、平たく言うと売れない豚肉だった、という可能
性はありませんか? 商品力についてまで肉やはリスクを背負うべだとお考えで
すか?
返品の理由はそれだけではありません。豚肉は店頭でお客さんから大事に扱わ
れているわけではありません。台の上に鞄を置かれたりラップ紙を破られたり、
様々な事態によって商品価値を減じてしまった豚肉について「肉屋の管理が悪い
からそうなるのだ」と思われますか?
617 :
肉屋の主張:03/06/09 02:43
POSデータの補足率が70%ということはかなり多くの肉屋の実売数が把握で
きている、ということです。その数字を基に、たとえ注文があったとしても断る
ことも可能ではないでしょうか?
また、あなたは返品は全て肉屋の小売努力の不足が原因であると思われま
すか?
注文品に関して言えば、多くの肉屋では「売れる」と思って豚肉を注文していま
す。最初から返すつもりで仕入れている人間なんてほとんどいませんよ(金
融返品って奴は別ですが)。ですが、結果的に売れなかった場合、返品が発
生してしまうわけです。
618 :
無名草子さん:03/06/09 02:50
>>616 >>617 を読んで、クレーマーか総会屋かなんかの主張のように感じられるのは
私だけでしょうかね?
619 :
無名草子さん:03/06/09 03:27
amazon.co.jpの評判とか、労働環境とか諸々、御存じの方いたら
ちょこっとちくってみてほしい。
>>615 分かりやすく「買切出版」って名前に改名したら(w
返品条件を付けるか否かは出版社の判断。
買い切り条件の変わりに掛け率を下げる等の柔軟な商売をしない
怠慢出版社の責任転嫁しか聞こえんな。
でも出版社じゃない気もするな>615
頭悪杉。
621 :
無名草子さん:03/06/09 04:16
>>620 615ですが、
返品条件をつけようがつけまいが、
平気で返品してくるのが書店ですが。
商品としての本の特殊性ってのは、いくら面白い本でもたいていの人は
「一冊買ったら二冊は買わない」という点なんかもあるんだ。
そこらへんが肉屋さんと違って難しいところなんだよね。
あと、商品の数が(それゆえに)多すぎるという点。
要するに、どうしても「多品種少量販売」にならざるを得ない。
そこらへんのリスクを考慮したうえでの、委託販売になってるわけなんだが…。
>>622 コストが安くて値入率が非常に高い点でも肉屋さんとは異なるわけだが。
根っ子のところに博打的要素があるから、リスクという発想自体が
本来的には相容れないかもよ。
>>615=621
で、君は会社で何をしておるの編集、営業?
具体的にどういった本をだしているの?
出版業界にいないのでわからないのですが、
返本時における版元・取次・書店、それぞれのデメリットってなんでしょう?
また、取次・書店で扱っている返品できる書籍は、
勘定でいう「在庫扱い」になるのでしょうか?それとも「預かり資産」になるのでしょうか?
> 返本時における版元・取次・書店、それぞれのデメリットってなんでしょう?
くたびれもうけ。
あるいは徒労のポロロッカ現象とでもいいましょうか…
629 :
無名草子さん:03/06/09 18:04
なんか結局、バブルの頃の思い出が未だ抜けないのが
この業界の最大の癌なんじゃないの?
そもそも出版業界の市場ってもっと狭く、その狭い市場が、さらにいろんな種類に
細分化されてる世界でしょ?
バブルはそういったことを崩して、ごみを大量に量産したわけよ。
垣根なんか関係なく、いろんな御託を並べてね。
出せば売れるからね。
なんでもいいのさ。
高い給料を得るためなら。
その状況下で仕事をしてた人間や入社した人間が、相変わらず本を作ってるんだもん。
そりゃ大量の廃棄処分が出るわな。
結局は、自分の首を自分で絞めてるのよ。
だからブックオフが儲かるわけ。
だって彼らは大量に廃棄されて行き場のなくなったゴミを処分してるんだもん。
21世紀のゴミ処分場ってやつだね。
630 :
無名草子さん:03/06/09 18:10
外国の作品が一番多く出ているのはどこの文庫?
ハヤカワ
632 :
無名草子さん:03/06/09 18:15
>>630 文庫リストをエクセルにでも貼り付けて、著者の名前で並べかえて、カタカナのセル数を
勘定すれば、手間をかけずにおおよそ見当つくんじゃない?
633 :
無名草子さん:03/06/09 18:37
重箱の隅的ツッコミ入れとくと
バブル崩壊(90年)のあと数年、売り上げは増え続けてた
ピークは95年(漫画)97年(雑誌) その後、現在まで下がり続けてる
>廃棄されて行き場のなくなったゴミ
一度は客に買われた、売れた本です
売れる事もなくゴミになった本は多い事に変わりないが
635 :
無名草子さん:03/06/09 20:15
ところで主要な大手出版社の経営者は未だに経営者一族が世襲で牛耳ってるケースが多いようですが、そのことに関してみなさんはどうお考えでしょうか?
私から見ればすごく時代錯誤の気がしますが。
636 :
無名草子さん:03/06/09 20:19
>>635 講談社とか小学館とか新潮社がその代表格だね。
637 :
無名草子さん:03/06/09 20:25
しかも株式を公開してないし・・・
638 :
無名草子さん:03/06/09 20:36
>>637 そういう論法なら読売や朝日や毎日や産経や日経はどうなる?
639 :
無名草子さん:03/06/09 20:40
>>638 読朝毎産や日経は経営者は世襲じゃないからまだまともな方。
出版社は文春以外は世襲経営者じゃないか?
講談社は野間一族新潮社は佐藤一族とか・・・。
出版界の病理は深刻だと思うぞ。
640 :
無名草子さん:03/06/09 21:25
大原社主は最近活躍しているのか?
641 :
無名草子さん:03/06/09 21:53
>>635 あなたは同族経営の何がいけないとお考えですか?
イギリスでもフランスでもイタリアでもドイツでも
アメリカでも、国家資本が入っていない限り、どんな大手企業であっても
「私企業」とみなすのが普通です。
会社に対して、「公共的な存在である」などと考えるのは日本だけの悪弊です。
これまた芳しいですな…
643 :
無名草子さん:03/06/09 23:12
>>641 中央公論の嶋中ジュニアのようにあれこれ手を突っ込んで赤字を垂れ流した挙句読売に身売りになったケースもあるからね。
出版社なんて、大手と言っても中小企業なんで同族経営でも仕方ないのでは。
>>641 そりゃフォードとかも同族経営だけどさ。
でも、1つの業種の中でしかも大手の大半が同族経営
ってのは結構特殊なものだと思うよ。
その他の業種だと石油とかかな?
>>550 いまさらだが、PCから直に出力するオンデマンド印刷は、
オフセットとはかなり印刷工程が違うから、単純な比較はできないぞ。
647 :
無名草子さん:03/06/10 00:21
>>643 そりゃあその会社の方針だから、
外部からどうこう言う権利はないし、
ましてや雇われているに過ぎない従業員が
どうこう言う権利はないでしょう。
なぜ、雇え荒れているに過ぎない従業員が会社の経営方針に対して
どうこう言えるのです?
このへんが日本のサラリーマンのおかしなところで、
雇われているに過ぎない従業員が、あたかも経営者にでもなったようなつもりで
会社の方針をあれこれ論じていたりする。
欧米だと、会社が潰れようが別の会社を探せばいいと気楽な考えですが。
>>643 要するに会社は株主のものだから、
経営が悪くなった→他人に株式を売却した→会社の所有者が変わった
これだけのことですよ。
それがどうしたというのです?
従業員は会社の大株主なんですか? 株式の過半数を握っているのですか?
何か根本的な思い違いをしていませんか?
出版の企画とか事業ってのはかなりバクチ的要素が強いんで、
それを支えるためには同族経営のほうが都合がいい、みたいなこともあったみたいですな。
株式会社だと、すぐに成果を出すみたいなことを株主から要求されちゃうでしょ。
困ったちゃん登場。レスするのも馬鹿馬鹿しい。それとも釣りか(w
652 :
無名草子さん:03/06/10 02:16
今月号の「創」にもう女性誌は終わりとまで書かれてたな。
はっきり言ってつまらないからね最近の女性誌は。
3大女性誌(週女・自身・セブン)もいずれ廃刊か?
653 :
親切を装う人:03/06/10 02:46
出版社が株式公開&上場しないのは、そんな大量の資金調達が必要ないから。
投下資本の小さい業種の典型だからね。
公開したとたんに攻撃的に買収されちゃうかもしれないし。
米国のFOXテレビ(これは放送業界だけど)なんかをみても、
買収されて一気にブッシュドクトリン・マンセーみたいになっちゃっうこともあるわけで、
株式公開がいいことか悪いことか一概には言えんのよ。
日本を代表する大企業だって、ついこのあいだまで同族経営が多かった。
同族経営って言うより創業者がずっと君臨していたということね。
今の出版社だってせいぜい3代目くらいまでじゃないかなぁ?
世界的に見ても、特段不思議な現象じゃないのよね。
会社は株主のもの、というのもつい最近の概念で、別に正しいかどうかわかんないんだよね。
アングロサクソンはそうかもしれないが、「古い欧州」やアジア企業はそうでもなかったりするし。
どうもこう出版業界って色眼鏡というかそういう目で見られちゃうね。
やっぱ嫌われてるんだよな(w
654 :
無名草子さん:03/06/10 04:35
結局、現状に甘んじて変革を拒む人たちがうだうだやってるだけか。
657 :
無名草子さん:03/06/10 18:50
この人の一貫した主張として、近代の出版流通システムの崩壊と
何より、テクノロジーの発展によって、いろんなルートで情報が
得ることが可能になったから、読者も多種多様になってしまったって
ことだね。
出版→取次ぎ→書店→廃品回収業者、という図式が持たなくなって
その間隙をぬって、ブックオフが台頭してきたっていう主張も面白い。
結局は、出版業界全体が、世の中の流れについていけないのだろうね。
やはり、上でもレスが付いていたが、バブルの頃の成功体験がネックになってるの?
サントリーは未だに株式非公開だっけ?
659 :
無名草子さん:03/06/10 19:47
>>653 講談社は数年以内に社長交代のようです。
でも野間一族の世襲。
正直新聞社の方がまだマシに見える。
>569
息子か?
おそらく、出版界の皆さんは、流通システムの変革が課題なのは
痛感していると思います。
しかしながら、出版界も
>>556(他人のコピペ)の最後の2行と同じ状態らしいですね。
>657
>何より、テクノロジーの発展によって、いろんなルートで情報が
>得ることが可能になったから、読者も多種多様になってしまった
ネット、携帯等の普及でエンターテイメントと金の使い道が多種多様になった、
の方が分かり易いと思う 時間も金も無限じゃないし
ブックオフの台頭は、とにかく価格破壊が大きいでしょう
新品とさほど変わりない本が安い
楽しみにしてる本は発売日にちゃんと新書で買うけど
ブックオフの100円コーナー見て、それから半額コーナー見て、
それでもなかったらもう一軒くらいブックオフに行って
最後はあきらめて書店で買う、って行動パターン取ったことない?
664 :
無名草子さん:03/06/10 23:32
>>660 週刊現代とかは偉そうに新聞やテレビを批判してるけどお前らの会社の体質はどうなってんだと問い詰めたくなるわな。
経営者の世襲なんて前近代的じゃないか?
社主と言う形で引っ込んでる新聞社の方がまだマシだ。
>>664 他メディアを「世襲」だからって批判した記事の例を見せてもらえないかな。
政治の世襲批判は記憶にあるんだが…。
世襲が問題なんじゃなくて、バカ息子が問題ってことはあるみたいですけどね。
666 :
無名草子さん:03/06/11 02:08
あー、でも本屋さんでポイント制度をやってくれたら、
まじで嬉しいな。
>>670 啓文堂の件だけどさ、こういうことをこそこそやるのは
世論に問えば「ポイントカードくらい当たり前だ!」と
大逆風に晒されるのが目に見えているからか?
最後のところ、グループポイントカードは街の書店の
死活問題云々と書いているあたりは笑っちゃう。中小
は中小を知るってか?おためごかし臭いよな。個人
書店が生き残りのためにポイントカードでも入れよう
ものなら、有無を言わさず配本止めちゃうんじゃないの?
ところでこの流体協とやらの文章、まるで労組の闘争
資料みたい文体だな(w とにかく偉そう。
会員一覧見た。
うち加入してなかった。ほ。。。
こういう中小の版元って、もともと出してる本がキワものに近かったり
専門的だったりするわけでしょ?
再版廃止されてもあんまり影響なさそうな気がするんだけど間違ってる?
値引き販売解禁と引き換えに、買取原則を確立するにしても
そのとき本屋はどうする?今以上に仕入れを吟味する罠。
売れ筋以外は置かなくなる。一見売れ筋の雑誌にしたところで
返品していた分がすべて手前の不良在庫になるとすれば仕入れ数が減る。
本屋はホンの種類も数もうんと少なくなり、
雑誌はほどなくほとんどすべてが予約購読制を敷くようになる。
週刊誌は駅売りが主体になり、本屋は月刊誌主体になる。
書籍は受注生産が増え、本屋ではカバーを巻いた抜き刷りが
レンタルビデオよろしく並ぶようになり、
版元のホームページ(ないところは論外)でも「立ち読みコーナー」を
作らざるを得なくなる。
総じて出版屋は自社刊行本の告知に費用をかけなければならなくなるが、
その反面、どんぶり勘定の妄想生産が減る。
近代的経営がようやく芽吹き始める。
これによって広告屋、IT屋は需要が増え、
紙屋、断裁屋、印刷屋、製本屋は仕事が減る。
取次屋の仕事は受注生産化の煽りを受けて運送主体の業務へと縮小傾向を強め、
本屋は人が減ってコストダウンになり、店舗に現物が減るから
万引き対策も容易になる。
また、予約購読と受注生産が増えることでいずれは取り次ぎが不要になり、
宅配業者に置き換えられ、最後は本屋業務も宅配業者が兼務するようになる。
ホンの販売は駅売り、コンビニ、宅配業者経営の新型書店全盛の時代を迎える。
悪いといえるほどのことはないかもしれないな。
概ね同意
>また、予約購読と受注生産が増えることでいずれは取り次ぎが不要になり、
>宅配業者に置き換えられ、最後は本屋業務も宅配業者が兼務するようになる。
間に入るのが取次から宅配業者にかわるって事?
それに宅配じゃなく、民間郵政業者が安価に配達すれば書店すら不要になるって事?
676 :
無名草子さん:03/06/11 14:14
結局、出版業界自体の市場ってバブルの頃に膨れ上がっただけで
元の姿に戻る過渡期なのかもね。
なんか好きな分野にどんどん細分化されて、一部のマニア同士が集まる
感じで市場が落ち着くのでは?
小説は小説、学術書は学術書で。
問題は、雑誌なんだが、現在雑誌の売れ行きって同なの?
677 :
無名草子さん:03/06/11 15:50
そもそも出版社の人間は、自分が優れた書物を作り出してるって
本気で思ってるのだろうか?
それとも、ひたすら売れる(と思う)ものだけを作り出すことに割り切ってるの?
どっちにしても、なんつうか出版社の社員のマスターベーションでしかないんだよね。
だって、出版社の人間が思ってるほど一般の人は本に頼らなくなったから。
または娯楽のプライオリティが限り無く下の方になったからね。
679 :
無名草子さん:03/06/11 16:27
お &&&&&
前 @@@@@
ガ ( O 凸 O )凸
ナ
|
「ガーナ出身のガナー君:決めセリフは、FUCK YOU&お前ガナー 」
注.モナーのパクリじゃ無いよ、それからガナー君をヨロシクね
680 :
文芸誌もやっているので:03/06/11 18:04
●●マスコミの「盗聴、盗撮」は許されるのか?その8●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/1011/10115/1011522150.html 64 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 02/02/13 13:08 ID:8IjuyxoA
263続き
マスコミ外郭の正規の取引のある調査会社などを間に置くことによって
情報ロンダリングとでもいうべき工作をしっかりと凝らし、
それが無名の一般人からの非合法な盗聴・盗撮であると知った上で情報の提供を受けて、
その自宅の様子などをもう数年にわたって覗きつづけているというのです。
盗聴、盗撮といえばそれがその”仮想敵”とマスコミに見做しをされている
当事者である一般人に無断でなされつづけているのはいうまでもないでしょう。
そしてそういった盗聴・盗撮行為によって発案を得た物造りがなされても
本人にしか知り得ない在宅中の行為や発言や無断で調べを入れている
個人情報からの盗用なので、決してそれが世の中にそう言ったものであると
認知されることはありません。
すべて実話です。
一見結構な話の様に思えるが、
本一冊の単価はどうなるのよ。部数減らせば単価が上がるよ。確実に。
それでも買うかな?
中小の出版社の平均初版刷数知ってる?それが現在の価格。
ましてブラッと書店に寄っても本が少ないなんて。
只でさえ本読まないヤシが増えてるのに、よけい売れんわ。
宣伝告知情報だってマニア相手ならともかく、一般層は・・・ねぇ。
恐らくコミック以外死滅状態になるだろうね。
値引き販売はやって欲しい。
ブックフェアや神保町の古本祭りみたいな、在庫処分値引き販売するイベントを
出版社は協力して全国でもっとやるべきだと思う。
読者層を増やす、開拓する為にも。
あとCDやゲームのように
一年間とか半年間は古本としての販売を認めないようにして欲しい。
発売日の次の日、へたすりゃその日に古本として売ってるのでは
まともに買ってられません。
出版は協会みたいなモノが元から無いのですか?それとも機能してないの?
てか、大手チェーン店とかはポイントカードやるならいつでもやるぜ
っちゅー感じなんでねえの。
中小がぐずってるのに上手く乗っかって様子見しつつ
虎視眈々と準備してる様な気がする。
単純な質問ですが、M&Aは積極的に行われているのでしょうか?
有効なビジネスモデルが構築されておらず、さらに今後もその見込みがないのであれば、
残された道はM&Aしかないと思うのです。
>>674 再販制のないアメリカではどんぶり勘定で大量に作った本を委託制で書店に卸しているよ。
売れない商品は返品かペイバックで値引き販売。
ただし専門書等は高額商品として予約注文販売がメイン。
アマゾンと大型の値引き販売書店が増えた為個性的な品揃えが売りの独立系書店が
潰れていったのは言うまでもなしいけどね。
それと印猿屋に占める出版物の割合は2割程度の物。
それと早く君が何をしていて、どんな本を出している出版社か教えてよ。
>>684 同じような質問が前にもあったなあ。読み返してみたら。
アシェット婦人画報社(HACHETTE FILIPACCHI MEDIAS)、
中央公論新社(読売新聞社)、角川書店の6社提携(だだしご破算)
>>674 もう一つ
>本屋はホンの種類も数もうんと少なくなり、
本を出版した人はいっぱいいる、それこそ金を払っても出したいって香具師がね。
出版される本が減らなきゃ君の妄想は叶えようがないんだけど、どうやって減らすの?
すまん
本を出版した人→本を出版したい人
>682
>在庫処分値引き販売するイベント
その在庫が 値段さえ安くなれば売れる本 ならいいのだが・・・
安易な価格引き下げは慎重にすべきだと思う
なにより書店が自分の首を絞めかねないから
読者は知ったこっちゃねぇだろうが
>>682 だから、値引きできるほど書店の素のマージンが多くないんだってば。
>>682 >あとCDやゲームのように
一年間とか半年間は古本としての販売を認めないようにして欲しい。
あちらの協会がそんなことしてるなんて初耳だ。
レンタルを書き違えたのかも
でも、まず本を読む人を増やした方が良いと思うのですが。
不景気で本を買えるお金が減っていってる状況で
本を読まなくなる、読まなくても平気になっていく事に拍車がかかりそうな気がする。
イベントを一般の人も来やすい所で年に数回開催すれば
出版社も少しでも在庫がはける
続きやその著者の関連の本が読みたくなり本屋に購入しに行くかもしれない。
楽観的かも知れませんが、このままの状況より良いような気がするのですが。
>>690 あのイベントは出版社の名前でブースを出して販売してますが、
書店を通してやってるのですか?
>>694 イベントはあくまでイベント、小売をして採算が取るってモノじゃないでしょ。
取次も小売も通さずに商売をするのも会社の選択肢の一つだ。
もっとも直販オンリーじゃ値引きなんて考えは介在しないけどね。
>>692 レンタル禁止(というか自主規制)期間は、最近はCDの場合で3週間程度だと
思ったんだが。
>>694 例外的に直販でやらせてもらってる筈。
ま、お祭りですからね。
>>671 そうだよね。なんかこう、権威主義と教条主義のにおいがする。
まぁ、ジェネレーションの違いもあるかと思う。
書いてる人、たぶん団塊世代だよ、これ。
再販制絶対護持っていうのと、憲法九条絶対護持、というのは
メンタリティとして重なると思うよ。
もっと言うとスターリン主義化している(言い過ぎ?w)
>>673 間違ってないと思う。
現行の出版流通の仕組みは、大量に作った本を大量にばらまくためにはそこそこ適している。
ヒロミ・ゴーの『ダディ』とかハリーポッターとかね。
しかし、少部数で、専門性が高いとか、趣味性が高い本なら別の戦略のほうが実はいいと思う。
小出版社の人に聞くと、意外と再販制なんてなくなって結構という人いるんだよね。
ただ、こういう後発の小出版社は、大手出版社に比べて劣悪な取引条件を
取次に強いられていることは、一般にもっと知られる方がいい。
「出版文化を守れ」などといいながら、実は汚い取引条件を押しつけている。
業界人って、こういう恥部を隠して、えらそうなことだけ言うんだよな。
>>699 そーゆー注目度抜群の本の値段は下がるよ。
ただ、平均すると高くなるって話。
>>687 >本を出版した人はいっぱいいる、それこそ金を払っても出したいって香具師がね。
出版される本が減らなきゃ君の妄想は叶えようがないんだけど、どうやって減らすの?
あのな、確かに文字さえ書ければ体裁だけはご立派な「本」を作ることは、
金さえかければだれだって出来るよ。
だけど、それを消費者がお金を出して買ってくれるかどうかとは別問題。
著述業はそのあたりが誤解を受けやすいところだな。
「文章を書ける」ということと「お金を出して買ってもらえる文章を書ける」ということの
間には、深い深い谷が存在します。
商業出版が、いわゆる一部の「職業作家」に偏っていると言うことと、いわゆる「協力出版本」が
ほとんど売れないと言うことには密接な関係があるのです。
つまり、単に「文章を書ける」というだけの人ならいくらでもいるが、
「売り物になる文章を書ける」という人はほんの一握りしかいないと言うことです。
>>700 ハリポタモナー(w
ダミアンの妄想も分からんでもないが再販か、委託か論点をはっきり汁。
それと質問にはちゃんと答えろ。
君が何をしていて、どんな本を出している出版社か教えてよ。
>>701 分かってるよ。
ちょっと極端な例を出しただけ。
今、どんな人(出版関係者)でも思っているのは出版物大杉って事。
委託制が常態になっているのも商品の過剰供給が理由の一つなのは分かっているよね。
再販制は法改正で何とかなるかも知れんが、委託制は出版物が減らない限り無理。
それとも委託制を禁止する規制でも作るのか?>666
一度でいいから見てみたい、とーにっぱんがこけるとこ。
あと大手版元もなー。
弊社は細く長くいかせてもらいます。
「一度この目で見てみたい」だな、正しくは。って何が。
>>698 >小出版社の人に聞くと、意外と再販制なんてなくなって結構という人いるんだよね。
出版社は非再販の商品を発行を禁ずなんてて規制は存在しません。
その小出版社の人になんで非再販で出版しないのか聞いてみろ>666
707 :
無名草子さん:03/06/12 07:40
最近の本は、定価はカバーにしか表示してないね。
発行年月日もカバーにしか表示してないのもある。
これって、大量の返品を食らったとき、カバーだけ印刷しなおして
再び新刊として突っ込むためでしょ。
>>699 今の日本の制度で同じ本出したら、最初から「本体20ドル」という値をつけたと思うよ。
>>703 供給過剰とは言っても、過剰な状態を減らす方向だけ考えたら
小説の場合は「今までに売れた作家の本」しか出しにくくなっちゃうんだけど。
銀行の「貸し剥がし」と同じようなもんで、活気がなくなっちゃうよ。
出版社というのは、作家の将来性にも融資したいわけだし。
読者のほうはどうなんでしょうね。
>>704 取次はどうも今年の決算は増収増益らしい。
小学館は2年連続赤字だそうです。
>>707 定価をカバー以外に入れない、ってのは、最近どころか、20年以上も前からそうなんだが…。
多分、オイルショックの時にそうなったんじゃなかろうか。
発行年月日をカバーにしか入れない本というのは、二見書房の文庫以外あまり見ない。
理由は不明です。
712 :
無名草子さん:03/06/12 10:31
>>699 >>708 一ドル120円として
28ドル=3360円
20ドル=2400円
やっぱりアメリカのほうが本の価格は高いね。
日本で同種の本ならだいたい1200円〜1600円くらいだと思う。
再販制度のおかげで安い本が買えて良かったね、日本人は。
>>712 再販制度の有無と関係あるかどうかは不明だが、
ハリー・ポッターの例などから考えて、100万部の本だったら日本の価格設定は
2000円以下には出来るだろうね。1800円ぐらいか。
アメリカ、定価の本が高すぎ。
でもって、日本は安すぎかも。
714 :
出版社もやってます:03/06/12 11:24
●●●マスコミの「盗聴/盗撮」は許されるの? その9●●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/1016/10165/1016527634.html 144 名前: SF7 投稿日: 02/03/24 04:15 ID:jNAU1QmR
商業主義の盗聴を告発するサイトは、アメリカにもある。
AlterNet - WIRETAPの中にWe're Not For Saleというページがあり、ZapMe!という
企業のweb盗聴が批判されている。ZapMe!は専用の閲覧ソフトとパソコンをたく
さんの学校に無料で貸して、企業からの広告出稿料金で儲けている。問題なのは、
学生の購買動向のマーケティングをweb盗聴でやり、学生の個人情報も集めてい
ることだ。ページの最後に、I am not for sale(わたしは売り物じゃない)と抗議
の言葉が書いてある。日本のネット企業もZapMe!と似たことをやっているのは、ご
存じの通り。たとえば、Yahooの無料メールはYahooのスタッフに筒抜けだ。
715 :
ものづくり君:03/06/12 19:19
>アメリカの定価
値下げを前提に高めにつけているのではと知ったかぶり。
あるいは僻地は定価、都市部は端から大値引きとか。
一物一価とは。
717 :
無名草子さん:03/06/12 20:01
アメリカの方が本の定価が高いとは意外だったね。
だって、アメリカの方が人口が倍だから、それだけ市場も大きいわけで、
その分、発行部数が大きくなれば、定価も下げられると思ってたけど。
それに、英語の書籍は、市場は全世界だから、日本語の本とは桁違いのはずだよね。
アメリカは、本を読む人が日本より少ないのか。
718 :
文学業界の化けの皮を剥ぎましょう:03/06/12 20:18
●●●マスコミの 「盗聴/盗撮」 は許されるの?その9●●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/1016/10165/1016527634.html 59 名前: かおる ◆31hpx6to 投稿日: 02/03/22 04:50 ID:SNZoz4gQ
>>56 僕が、一般人から大規模につけ回されるようになったのは、6年ほど前から
で、携帯やPHSが首都圏に普及し始めた頃と重なります。電話回線を通じて
の情報交換は、彼らの主要な連絡手段で、メールなんかは無言で送信できる
から、目の前で報告してても防ぎようがないんですよ。
61 名前: かおる ◆31hpx6to 投稿日: 02/03/22 05:06 ID:SNZoz4gQ
>>58 時代背景も、あると思う。
バブル崩壊で行き詰まっていた世間は、打開策を欲していたが、創造性に
乏しい日本社会は、IT化と称して通信設備に投資するくらいしかできな
かった。やがて情報がステータスに影響することに気が付いた一部の人間
は、不正手段を使ってでも情報で優位に走ろうとする。
盗聴情報が文化を創り、文化が経済を刺激し、バブル崩壊の傷を癒す。
盗聴機は、情報黄金時代を裏で支える安価なスコップなのだろう。
719 :
無名草子さん:03/06/13 15:34
今まで読んでてちょっと不思議に思ったんだけど、
出版社勤務の人間と書店員の給料ってそんなに違うの?
もしそうなら、なんでここまでそういった差がついたの?
これって昔から、出版業界の現象だったの?
サイマルもベルリッツもベネッセになってたとは知らんかったよ
版元は印刷からも製本からも著者からも搾取して、連合して利益守って来たからね。
>>719 版元・・・ホワイトカラー
書店・・・ブルーカラー
だからです。
所詮書店員はヴァカしかいないし。
722 :
無名草子さん:03/06/13 17:56
>>665 出版業界には「初代が会社を興し、2代目が手を広げ、3代目が傾かせ、4代目が潰す」と言うジンクスがあるそうですが。
大手出版社は軒並み3代目か4代目が仕切ってるけど、悪評粉々みたいね。
小学館や新潮社はジュニア社長が現場にいろいろ口を出して大混乱みたいだし。
こんな北朝鮮張りの世襲体制が続くようだといずれ会社が潰れるぞ。
723 :
文学業界って凄いですね。:03/06/13 20:00
●●●マスコミの 「盗聴/盗撮」 は許されるの?その9●●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/1016/10165/1016527634.html 378 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 02/04/02 15:00 ID:TBJ6ZR3f
>>367 >田口ランディが「アンテナ」と「モザイク」で無断引用。
複数のネタもとからのコピー&ペーストで出来ているという意味では、
盗聴ネタを使ってもっと酷いことをしている同業者がたくさんいますよね。
盗聴者間で広まっている被盗聴者についての様々な個人情報やそこから
派生している風説から得たインスピレーションを、敢えて既存の作品の
イメージの型枠にはめ込んでしまうことで、中身が盗聴ネタであることを
ぼやかし偽装した制作が数多く行なわれている。
その意味では、この小説家の件の作品は盗聴ネタを使用した制作者と
パクリの手法が瓜二つなのですが、盗聴情報を無断使用した制作は
当人にしか知り得ない在宅中の行為、発言、更には悪辣な追い込みを
けしかけながら引き出している個人情報からのサイテー最悪な
盗用なので、一般にそういったものであると認知させることは難しい。
そのことを確信犯的に抜け道として、盗聴ネタを利用した制作は
肥大化の一途を辿ってきている。
自らの利得と引き換えに被盗聴者の時間と生命そのものの無断使用を
平然と続けているマスメディアこそが、もはや盗聴・盗撮をして
監視でもされるようにならなければ危険なくらいの現状なのです。
724 :
無名草子さん:03/06/13 20:25
>>720 >版元は印刷からも製本からも著者からも搾取して、連合して利益守って来たからね。
そんな単純なものではない。
版元としては返品をいつまでも受け入れなければならず、「売上げが確定することはない」ということで、
印刷して引き渡してさあおしまいと言う印刷会社は羨ましい。
また、著者としても確定的な金額を受け取れるのは羨ましいね。
印刷会社が、印刷終了後に「売れなかったからその分の印刷代を返してくれ」とか
著者が「売れなかったから印税を返してくれ」などといわれないだろうが、
版元は別。
売れなければ売上げは入ってこない。
大手版元と中小印刷会社を比較してどうする。
また、大手版元と中小書店を比較しても意味がない。
比較するなら、大手どうしでなければな。
小学館と大日本印刷を比較してどうこう、集英社と紀伊国屋書店を比較してどうこうでなければな。
中小の版元の給料なんて悲惨なもんよ。
>>724 > 版元としては返品をいつまでも受け入れなければならず、「売上げが確定することはない」ということで、
売れないものから代金は取りようがないし、売れない限り在庫を引き受ける責任がどこにあるかは明白じゃないかな。
> 印刷して引き渡してさあおしまいと言う印刷会社は羨ましい。
まじめに言っているなら、隣接業界の給与水準や労働実態に関心を払うたほうがよいかもしれないです。
> また、著者としても確定的な金額を受け取れるのは羨ましいね。
> 印刷会社が、印刷終了後に「売れなかったからその分の印刷代を返してくれ」とか
> 著者が「売れなかったから印税を返してくれ」などといわれないだろうが、
> 版元は別。
> 売れなければ売上げは入ってこない。
出版社も交渉と契約に基づいて、販売量や広告の量に応じた収入を得ているでしょう?
それとも売っていないものから売上げを確保する方法なんていうものがあるのでしょうか。
著者は原稿を、印刷会社は印字した紙を、それぞれあなたたちに「売った」のではないですか?
版元は別とはどういう意味でしょう。版元も同じ、ですよね。
ちょっと疑問に感じたもので。
726 :
無名草子さん:03/06/13 21:14
>>725 そう思うのであれば、
720の
「版元は印刷からも製本からも著者からも搾取して、連合して利益守って来たからね。」も
否定しなければならない。
727 :
無名草子さん:03/06/13 21:17
>>725 >まじめに言っているなら、隣接業界の給与水準や労働実態に関心を払うたほうがよいかもしれないです
あなたは版元社員が「楽して高給を稼いでいる」「印刷会社を搾取して高給を稼いでいる」と
お思いか?
はっきり言ってケンカふっかけてきたのは720だよ。
「版元は印刷からも製本からも著者からも搾取して」の「搾取して」ってどういうこと?
利益が上がらないような見積り額ならば、そもそも仕事を引き受けなければいいではないか?
728 :
無名草子さん:03/06/13 21:34
>>724 概ね同意。
前の話題を繰り返すようだけど、出版社としては返品をいつまでも受け入れなければならないので
「利益の確定」が非常に困難なお仕事なのですよ。
(建前は新刊は6ヶ月間委託、注文は買い切りなど其々期限などを設けてはいますが、事実上は期
限なしの実態)
だから株式を上場する場合の上場基準である決算基準日での利益を確定することが困難なわけで
上場している出版社が少ない一因になっているのです。
(株主数が少ないとか、いつか全集を出版するためとかで、他社に取られないようにするために、意
図的にいつまでも品切れの状態にして版権を塩漬けにしておくなどは、株式市場から見た会社の財務
状況は非常に悪いものになります、資産が回転しないからね。財務体質そのものが株式上場にそぐわ
ないのかもね。洋酒(ウィスキー・ブランデー)などのように10年・20年持つことで在庫の価値
が上がるのと似ているのかもしれません。)
また、確かに取次ぎにおける中小出版社の取引条件が悪いのは事実ですし、本来取次ぎが果たすべき
役割である。出版社に対しては書店の倒産などの資金回収リスクの軽減。書店に対しての小口注文・
手形・小切手などの支払方法のの多様化・リスクの引き受けなどの役割をこの業界は十分に果たして
いるとも思えないしね。
私見を言えば、新古書店に読者が売った時は著者が引き取り料金を支払うなどの印税のマイナス要素
を取り入れて、反対に読者が買ったら、モチロン著者に印税を支払う。
著者・出版社・取次・書店が其々に、もっとリスクを取って利益も取るような新たな仕組みが求めら
れているのでは?
今の現状の力関係は頂点が出版社で書店が底辺のピラミッド型でお客様が不在の歪な関係を見直して
お客様を頂点に据えて書店・取り次ぎ・出版社・著者の関係を再構築するのが望ましいし、その手段
としての再販制度撤廃なら大歓迎ですが。
>>727 印刷が出版並みか以上だと考える労働関係者は少ないと思われ。
>>719 まず、「出版社勤務の人間」と「書店員」の給料が違うわけではない。
違うのは、「一部出版社(特に大手)勤務の人間」と「書店員」の給料。
なんでそうなったかというと、いろいろな説があるんだけど、
俺は「給料高くしておかないと悪いことをしちゃうから
(マス・メディアを利用した恐喝・詐欺など)」という説を取りたい。
まぁ、高くしても悪いことをする奴はするんだが…。
>>722 そんなジンクスは聞いたことがない。
というよりそもそも、お前は「ジンクス」の意味を知っているのか?
>>731 ジンクスは悪縁起だからいいだろ。ちゃうんかい?
>利益が上がらないような見積り額ならば、そもそも仕事を引き受けなければいいではないか?
はぁ、おれも搾取とは言わんけどさ、かなり叩かれ下げさせられてるのは事実だよね。
製作に回ってみな、本当に印刷も製本も悲痛だよ。
それでも期日までに頑張ってるし、どんな言っても作ってくれてるんだからさ、
それは言っちゃいけないよ。
レスの中心になっている出版社サイドの人が、
自分たちはちょっといろいろ事情が普通の産業と違うんだよなあ、
と思いすぎているような。
>>733が指摘したその一文はあまりにひどい。
それでもなぜ引き受けるのかという想像力が欠如している。
マリーアントワネット級だよ…
735 :
無名草子さん:03/06/14 00:46
>>733 >>734 版元だって苦しいんだよ。
あなたたちは、単純に制作した本の定価総額と制作原価を比較して
そんなこと言ってるんでないの?
つまり、定価が1500円の本で、一切あたりの印刷単価が2〇〇円だとしたら、
版元は設けすぎだから、もう少し印刷単価を上げてくれと。。。
それは余りにも視野が狭いんでないかい?
版元の編集費用とか人件費、印税、返品リスクなどを考慮してないんじゃないの?
1500円の本といっても、半分返品がくれば実質750円と同じ。
印税は定価の10%程度だから150円
1冊あたりの編集費(人件費含む)を仮に2〇〇円としたって、返品コストを考慮した利益は
利益=750−2〇〇(印刷費)−150(印税)−2〇〇(編集費用)
=200円
こんなもんですよ。
完売すればもっと利益は上がるだろうと言ったって、そんな簡単に完売するはずはない。
いわゆる「ベストセラー」だって、完売しているわけではない。半分くらいは返品。
しかもそんなものは、普通の版元には縁がない。
733も734もかなりの確率で版元の人間だな(w
>>735 おまえ落ち着けよ。儲けすぎなんて一言も書いてねぇよ。
そんな計算知ってるよ。おまえの所は印刷製本単価下げてないの?
みんな辛いんだから>そもそも仕事を引き受けなければいいではないか
なんて書くなっていうこと。
おまえは印刷製本の人達を下に見てるのかも知れないが、
おれはそう思ってないんでね。
750円で200円の試算なら粗利率何%になりますか?
半分売れ残っても二桁の粗利益率が見込めますと自分で言っていますよ。
商売にはリスクはあるのですから、自分のリスクばかり強調して、
強調したつもりがその結果、高利益率を強調してしまうのでは
墓穴ではないでしょうか。
しかも750円とは言いますけど、返品の半数がまったく売れないわけじゃありません。
(そりゃ断裁にいたることもあるでしょうけど)
レスの中身を推測すると、コストは印税を除いて全制作費を一冊割りで計算しています。
返品が売れれば企画ベースの利益率はさらに上がるじゃないですか。
あ、違うか。レス読み損なってました。
人件費を含んでいるのか。それじゃあ粗利ベースですらありませんね。
企画単体の経常利益率に近いですよね。それが半分売れ残っても二桁ある。
これはすごいと思います。苦しいといいつつこれです。
もちろん、その他の販管費、刊行点数と部数の話は別ですけど。
739 :
無名草子さん:03/06/14 01:27
>>738 こんな水掛け論しても意味がないと思うが、一応聞いておきましょう。
印刷会社の平均粗利はいくらですか?
紙とインクなんて1000部刷っても5万円かそこらだと思うが。。
あと、仮に版元が利益出たとして、それが一体なんなの? 何がいいたいのでしょう。
契約するかどうかはあくまでも交渉ごとですが。
まさか、「あんんたたち儲けているんだから、単価上げてくれ」とでも言いたいわけ?
絶対に上げません。
こりゃあ印刷会社の人も大変だな・・・
>>739 >紙とインクなんて1000部刷っても5万円かそこらだと
そんな訳ないじゃん。版元でも無さそうだし、何の仕事してるの?
>>741 もういいですよ。わたしは印刷ではなくて739と同業です。
一言だけいうなら、印刷には出版には(あまり)ない、設備投資と
その償却負担があるはずです。印刷業はそういう業種だと
いえばそれまでですが、それならそれで中小出版(大雑把ですけど)
も同じことです。
お隣の業界に対して言葉の選びようというものがあるとは思います。匿名でも。
>>735は、あえて大雑把に書いたのだと解釈してたんだけど違ってたんだね。
745 :
無名草子さん:03/06/14 02:52
>印刷して引き渡してさあおしまいと言う印刷会社は羨ましい。
それなら、版元の人には、卸したい本はすべて買い切りにすればいいでしょうと言いたいです。
それなら、引き渡しておしまいではないですか。
746 :
無名草子さん:03/06/14 02:58
724には「書店が商品仕入れの主体性を持つことは百害あって一利なし」という
尊大な態度と同じ匂いを感じます。
書店はとりあえず関係ないだろ。
>>738 お前は製造側の原価計算というものをしたことがないらしいな。
荒れかかっているな。みんな刺々しいよ。
天気もいいことだし、縁側でまあ茶でも飲め。
旦~
旦~ 旦~
ヽ )ノ
旦~ ⌒(゚д゚)ノ 旦~
/. ( ヽ
旦~ 旦~
旦~
天気はその後悪化しました。失礼しまスタ。
751 :
無名草子さん:03/06/15 14:51
質問です。
書籍に掲載する写真なんですが、他の書籍から使用させてもらう
場合、皆さんどうされてますか?やはり、一点一点版元に連絡
して許可とられてますか? それとも引用本を転記して断らず
使用されてますか?
どういたらいいもんか迷ってます。
よろしくお願いします。
752 :
無名草子さん:03/06/15 16:59
>>751 写真を「引用」って言うかねぇ。
マンガなら「引用」が文脈によっては認められつつあるような気がするけど(たとえば批評・書評など)。
本の内容や、被写体によるから一概には言えないけど、
基本はちゃんと断るべきでしょ。
ぼくら著作権で喰ってるわけだから。
埋め。
754 :
文学業界は常習的にやってますよ。:03/06/15 17:48
●●●マスコミの「盗聴、盗撮」は許されるのか?その1●●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/974/974478132.html 539 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/04/14(土) 02:44
間接的にはスポンサーも金の流れの一部だと思うが、マスコミの盗聴は
マスコミ業界固有の問題としてあつかった方がいい。さすがに産業スパイの
世界は、オレにはわからない。
540 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/04/14(土) 02:54
推測だが、特定の組織(調査会社かな?)が代表して電話回線の途中に
盗聴機器(パソコンやデジタル盗聴器)を電話回線に接続して会話やメール
の盗聴をやっているみたい。会話は、たぶん、過去数年分を録音してど
こかに保存してある。だから、忘れた頃の電話の会話がネタとして朝の
連続テレビ小説に使われる。ひとつの盗聴テープが沢山のマスコミ企業
の間で流通しているみたいだね。もうかりそうだな。
755 :
無名草子さん:03/06/15 17:56
>>752 本の後ろに参考書一覧がでていることありますよね。
あれ全部断っていると考えていいでしょうか。
それと、こういうことは編集者がするのですか?
写真は引用とは言わないし、
参考書はあくまで参考であって引用ではない。
で、許諾を編集者がやらずに著者にやらせるか?
普通に考えてみなさい。
P.S 写真評の書籍なら引用で通るかもしれん。
>>756 論文・レポートを書くときの経験しかないものですみません。
事業として行われる場合には編集者が庶務的事項も
代行してくれるのですね。ありがとうございました。
758 :
無名草子さん:03/06/15 18:20
>>757 欧米は学校レベルの作文やレポートでも剽窃が重大な問題
になるので、レポートの書き方を教える際にしっかり
著作権マナーも教え込む。著作権の知識は編集者だけでなく
学生その他、レポートを書く人にも必須なんだから、ちゃんと
入門書を買ってひととおりのことを知っておいたほうがいいよ。
いずれ必ず役に立つから。
>>757 これなんか読んでおけば充分だと思われ。
----------------------------------------------------
クリエーター・編集者のための引用ハンド ブック
ユニ知的所有権ブックス
谷井 精之助 (Author), その他 Tankobon Softcover (1998/11) 太田出版
>>757 文から察するにどうやら著者のかたのようですな。
752では編集者だとばかり思っていたので、変な書き方になり、すみません。
編集者は「集めて」「編む」から編集者なのであって、すべての素材をどうあつかうか、責任を持ってやっているわけです(一応)。
ただ、既存の出版物などにある写真とか図表だけでなく、素材によっては商標権とか、
著作権法および関連法で保護される権利とか、あるいは肖像権とかを有している場合がありますので、
最終的な商品にまとめるにあたっての責任者である編集者がこのへんは全部クリアにする必要があると思います。
それで、場合によっては、その素材を使用するのに金がかかったりしますから、
そうか、それなら載っけるのよそうか。とか編集と相談すればいいわけです。
うん、私もてっきり編集者だと思ってた。
757さんにちょっとあぜん。
写真を使わせていただく場合、
具体的例として、ケースはいろいろだと思うのですが、
その写真使ってもいいと電話だけでOKでたり、
使用依頼書みたいなものを出してOKになるとか、
絶対ダメとかあると思いますが、具体例ちょっと
お話しいただければ助かるのですが、よろしくお願いします。
>>763 勘違いされているようなのですが、757≠751ですのでご了承ください。
>>763 具体例を出すと、自分がどんな本を作ったかを晒すことになるしなぁ…。
>>682 >あとCDやゲームのように一年間とか半年間は古本としての販売を認めないようにして欲しい。
ゲームは知らんが、CDは発売してからすぐに中古に並ぶよ。
>>693 日本の人口はそろそろ減少に転じる。
市場の増大は見込めないと思われ。
私も大きく勘違いでしたね(笑)。すみません。
>>751=763さんへ。
私は出版業界のことには通じておりません。
本を作る予定も計画もございません。そのこ
とは,レスの経過で他の方にもある程度はお
組取りいただけているようです。
お話を読ませていただいた流れで気になった
ことを質問させていただいただけでした。
「お汲み取り」に訂正いたします。
写真の転載について、うち(零細学術出版)の場合は一応紙で申請を
送ってもらって、元の掲載書名の明示を条件にすべて許可してる。
テレビに写るときなんかも同様。
無断掲載を発見したらどうすんだろ。
とりあえず社長から嫌みの電話が行くことは間違いないけれど、
その後はケースバイケースのような。
771 :
無名草子さん:03/06/16 00:34
>770
回答ありがとうございました。
雰囲気がわかりました。
こういう写真の問題、いちいちうるさくいわないで
写真そのものを売るのでなければ皆使っていいとか、
ISBNコード持ってる会社同志は、借りた本の書名、出版社名
を巻末に記載してOKにするとかならないでしょうかね。
763に添って自分の具体例を示してくれるのかなあと期待しただけっす。スマソ。
>>775 これから各所に依頼するので
変わったことでもあったらまた書き込みます。
777 :
無名草子さん:03/06/16 17:14
現在、本の廃品量ってどのくらいの規模になっているんですか?
古本屋がどんどんつぶれていくと、結局ごみとしてしか処分されなくなりますよね?
昨今の不況でその勢いが加速してると思うのですが。
778 :
無名草子さん:03/06/16 17:55
>>777 古紙にリサイクルされてるでしょー
どのくらいかはわからないけど。
779 :
無名草子さん:03/06/17 01:48
プレゼントで頂いた本が乱丁だったのですが
出版社に送付したら交換してもらえますか?
買った書店名がわからないし、物がプレゼントなだけに
どこで買った or 乱丁だったとも言えず困ってます…
>古本屋がどんどんつぶれていくと、結局ごみとしてしか処分されなくなりますよね?
違います。
>>779 交換してくれるよ。
でも送付する前に出版社に電話しましょう。本の奥付に電話番号が出てるはず。
プレゼント品でも問題無いです。
しかし乱丁か・・・うわあぁぁぁ!
一掴み以下で済めばいいが・・・胃が痛い・・・。
782 :
無名草子さん:03/06/17 18:47
>>780 何がどう違うんだい?
ちゃんと説明してくり。
古本屋が吸収している本の量はそれほど多くない予感。
エロ本なら外につんどけば、近所の少年達が吸収してくれるな
以前から、「認知されなければ売れない」と偉そうに言ってきました。
ここで、また偉そうな&幼稚なことを言います。
専門書を読んでいて、はたと気づいたのですが
マイナーな出版社になればなるほど、巻末の自社出版書の広告が
ほとんどないということです。
この広告戦略は意外と重要ではないかと思います。
例えば、哲学系の本を読了した。これはいい本だと思った。
この著者の他の作品が欲しくなるのはもちろんのこと、
同じ出版社で、同じ系統の本も欲しくなると思います。
また、意外と巻末の広告(あらすじ)をキッカケに購入する場合もあると思います。
巻末の広告宣伝をしないことにより、これらの機会を損失していると思います。
そうして、やがてはこの出版社の本は良書が多い&ハズレ無しという認知となり、
(他にも多数 要素がありますが)
ブランドとなっていくと思います。
PS:あと一つ思うのは、特にビジネス系ですが、マイナーな出版社ほど
タイトルで買わせようとする本や論文の寄せ集め的な本が多いですね。
長文スマソ
>783
日本は、古本屋の数が欧米諸国に比べてかなり多い。
そん代わり、図書館の数は比較的少ない。
古本屋が図書館の果たすべき機能の一部を代替しているといえる。
788 :
無名草子さん:03/06/18 00:13
>>787 その通りで、私見だけど、
1古書店市場を縮小させる(新古書店も含む)
2図書館の予算を多くする(館数も収蔵図書数も増やす)
3ただし貸与権を認める
というのが全体にとってはいいと思うんだな。
どう?
>>786 書物の内容が専門的になればなるほど、「類書」は少なくなっていくはず。
端から見れば同じ「哲学」の本でも、コアな読者から見れば似た内容とは言えないかもしれない。
また、小版元だけに、同じ著者や内容の本を揃えていないかもしれない。
出版物の大まかな傾向は似ていても、細かい品揃えは多様化しないとリスクが高い(?)。
さらに、専門書を読むような人なら、参考文献等から自分の読みたい本を探すスキルを身に付けているだろう。
しかし、上記の条件を考慮しても、それが自社出版物の広告を出さない積極的な理由とはなり得ない。
>1 方法とその根拠は?
>2 財源は?
>3 財源は?
最近の話題つまらんな。
792 :
無名草子さん:03/06/18 00:21
>>788 全体にとって、というより、著作権者にとってはいいかもしれないけど、
出版社 or 読者にとって利益はあるのか?
図書館に貸与権認めるの?
794 :
無名草子さん:03/06/18 00:33
出版社の人に質問でーす。
もうかりまっかー。
. ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(;´Д`)< スンマセン、直ぐに片付けます
-=≡ / ヽ \_______
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>>794 -= / /⌒\.\ || || ↓
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し' (_つ ̄(_)) ̄ (.)) ̄ (_)) ̄(.))
話の腰を揉む
>789氏
>出版物の大まかな傾向は似ていても、細かい品揃えは多様化しないとリスクが高い(?)。
・・・大変失礼かと思いますが、この考え方は「下手な鉄砲・・」的です。
自社はどういったカテゴリーに強いのか(或いは弱いのか)を見極め
その強みを活かしていく方が良いのではないかと思います。
そのことが、ブランド形成に繋がると思います。
また、あまり多様化しすぎると、新規分野の質は低下します。
それが、波及してブランド力が低下していく結果となります。
>しかし、上記の条件を考慮しても、それが自社出版物の広告を出さない
>積極的な理由とはなり得ない。
・・・本当の理由は、何だと思われますか?
>>797 専門書ってどんなジャンル?
学者先生は同じジャンルの研究者であるほど仲が悪かったりする罠。
>>783 2000年の資料だけど新古書店大手4社で300億円強。
市場全体なら10倍か20倍かどの程度の規模なのかは分からない。
>>797 >>786 自社出版所の広告は重要です。例え傾向が違ったとしても、なんらかの形
で出版物のタイトルなりを読者の目に触れさせるためにも、自社広告は最
大限に活用すべきだと思います。
この点、
>>786氏のご指摘の通りです。この広告戦略は重要です。
で、何故やらない出版社が多いかと言うと、私には良く分かりません。ただ、
以前、それをやっていない出版社の方に理由を聞いたことがありますが、
「そんなことして、いったい何冊売上が増えるわけ? それを証明してくれる
ならやってもかまわないけど、それができないなら意味ないからやらない」
と言われたことがあります。
ブランドの形成、という点について言えば、出版物は他の消費財などと比べ、
ブランドの訴求力が弱いのが今までの常でした(例外はありますが)。
ブランドの訴求力が高いと思われる消費財との最大の違いは、同じものを何
度も購入するという行為がほとんど発生しないことです。
また、書店の店頭で中身を確認してから買う、という行為も、他の商品との違
いのように思います。使い込まずとも(もしくは実際に使用しなくても)良し悪し
が判断できるパッケージなわけです。
よく、他の商品と置き換えることが不可能な商品である、と言われますが、古
典などは複数の出版社から発売されており、置き換えは(厳密な意味では難
しいかもしれませんが)一般的には可能です。ですので、非代替性というのは
言い切れない気がします。
しかし、最近になって「オンライン書店」での本の購買・選択が大きなウェイトを
占めはじめてきました(特に専門書)。その際、出版社名というのは本を選択す
るための重要な要素になり始めています。
出版社のブランド形成はオンライン書店から波及してくるように考えております。
>>794 ぼちぼちでんなー。
(それ以外は「あきまへんな〜」です)
>>800 広告戦略的に言うと、小出版社で「ある種読者が限定されている本」を
出しているようなところは、「マス」の広告媒体よりも、
特定個人に対するダイレクト・メールのほうが対費用効果があると思う。
一度そのような出版社の中に入っているハガキ(愛読者の声を聞きたい、という例の奴)に
返事を出してみるといいよ。マメなところは10年ぐらい、自社刊行物の案内を送ってくれる。
(新刊案内から年一回出してる「解説目録」のようなものまで)
803 :
無名草子さん:03/06/18 13:10
ところで、ハリーポッターはどうしてあんなに売れるのでしょうか?
その秘密を教えてください。
>>802 大手でも、高額本や全集でやってます。効果高しだそうです。
>>787 遅レスでスマンが、図書館の数は確かに欧米(特に欧州に比べて)少ない。
ただ、総蔵書数を図書館の数で割ってやると、欧州とかは蔵書1万冊以下
の図書館も数に入ってるみたい。
図書館と聞いて日本の図書館のような規模を思い浮かべるとちょっと違う鴨。
出版広告というのは存在表明的な自己満足だろ?
ただし、売れ出した本を宣伝するときは別。
広告効果が数字になってでてくる。
ベストセラーを出したことのある出版社なら、
こういった場合の商品の動き方はよくわかっているんじゃないの?
「ど素人」の書き込みはウザイので、レス無用。
807 :
無名草子さん:03/06/18 18:30
これからブックオフのような新古書店って流行ると思いますか?
また流行った場合、出版業界全体にどんな影響があるとお考えですか?
なんでも、ブックオフの社長は、ライバルは書店や同業者ではなく
ドラッグストアや携帯に流れる料金だと言ってますが、出版業界には
何か興味が無いみたいなんですよね。
携帯ゲーム機"プレイステーションポータブル(PSP)
このPSPは、新規格UMD(ユニバーサルメディアディスク)というディスクを利用しており、そのサイズは直径6cmととても小さい(CDの半分程度)。 容量は1.8GBとなっている。
画面は4.5インチのTFT液晶で、480px x 272px(16:9)。MPEG4の再生やポリゴンも表示可能。外部端子として、USB2.0とメモリースティックコネクタが用意されているという。
この際、スク・エニもGBAからPSPに乗り換えたらどうでしょう。スク・エニの場合、PSPの方が実力を出しやすいような気がするんですが。
任天堂が携帯ゲーム機で圧倒的なシェアをもってるなら、スク・エニがそれを崩してみるのもおもしろいですし。かつて、PS人気の引き金となったFF7のように。
↑で、これをどーしろと?
ただのコピペです
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>>808 -= / /⌒\.\ || || ↓
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>>807 だいたい、新刊の1〜2割程度が流通するぐらいで、もう成長は頭打ち状態なんじゃないかな。
新古書店的販売ではなくて、ちゃんと値づけをする形の「ニュータイプ古書店」なら
可能性はあると思うが、それも上限見えてるし。
新刊書店の人間の意見を聞いても、下げ止まり感はありますな。
( ̄д ̄)フウゥ・・・ニパーン ニ返品シトイテクリ!
シツモソ。
雑誌板のモデルスレッドに書き込んでいるのは
女性が多いのでしょうか。
815 :
無名草子さん:03/06/21 16:44
最近、メルマガ→出版、ってパターンもあるようだけど、
どんなメルマガが出版に向いてるんだ?
816 :
無名草子さん:03/06/21 16:47
メルマガ→出版
デジタル化、電子化の流れに逆行してるんじゃないのか?
>>816 そりゃあれだ。パソコンやワープロが普及し始める頃、
これで書類が電子化されて紙の使用量が減るだろうとか言われたけど
結局それをプリントした紙でオフィスがあふれかえったと
・・・・・・・・ここまで書いといてなんだけど、微妙に違うな。
14 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/10/14 13:06
このほかに、部屋番号をはがしたあとがあって使ってない2階の部屋と
6階の上(屋上の出入り口のそば)にもう一部屋あるらしいけど・・・。
この2部屋は今は使ってないみたいなのでよくわからないです。
霊感がないので残念ながら幽霊体験はないです。怖くない話でごめんなさい。
819 :
無名草子さん:03/06/22 10:16
出版編集者は、メルマガの中に企画ネタを探してるようですね。
俺もメルマガを出してるけど、時々、「出版しないか」ってオファーが来る。
初めは、自費出版か共同出版の売り込みかと警戒したけど、本当に商業出版の企画を探してるらしい。
編集者も新しい企画をどんどん出してかないと首がつながらないんだろうねぇ。
でも、メルマガで十分な内容をわざわざ書籍化するメリットがあるのか?
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821 :
無名草子さん:03/06/23 07:07
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822 :
無名草子さん:03/06/23 20:34
2001年九月から始まった新潮文庫のYonda?clubの応募マークは青色しかだめですか?ピンク色の応募マークは無効ですか?
雑誌を一冊作る費用ってどのくらいかかるんですか?
紙代とか製本とかそういった費用以外の話なんですけど。
女性誌、新聞社週刊誌ではぜんぜん違うのでしょうけど。
どーでもいいが、8頭身が大忙しなのが笑える。
>>822 それは直接新潮文庫の編集部に聞いたほうがいいと思います。
答が分かったらここで教えてね。
>>823 どんな雑誌か、によって違いすぎるので答えようがありません。
ノンノの編集費は約2000万と聞いたが、ずいぶん前のことなのであまり参考にならない。
>>823 印刷代、ライターギャラ、カメラマンギャラ、デザイナーギャラものぞいた
きんがくでもよろしいか。
ところで東京書籍以外の教科書の出版社ってやばめのところが
多いのでしょうか。
K原書店はどうですか?
829 :
無名草子さん:03/06/25 16:06
みなさん、転職って考えたことはありますか?
実際、転職して人ってどういった職種に就いてますか?
コピーライター(印刷会社)→
販促チラシ・記事広告編集(印刷会社より出向)
女性誌編集(編プロ)→
書籍編集(版元)
魚屋 → エレベーターのメンテナンス(メーカー系)→
インド系S/Wコンサル会社 → ぷー → 自営 →
版元システム管理 → InDesignオペ (あがり)
832 :
無名草子さん:03/06/28 01:47
早稲田の暴行事件に関して小学館系列の雑誌は完全黙殺してますね。
こっちに唖然としてます。
834 :
無名草子さん:03/06/28 21:22
>>833 明後日発売のポストではきちんと記事にしてるね。
でも何か既出のネタを継ぎはぎした感じだが。
あと他スレで小学館社員の中にスーフリのメンバーがいる疑惑が出てる。
いつも偉そうにマスコミ批判をしてる以上きちんと説明する責任があると思うぞ。
835 :
無名草子さん:03/06/28 21:39
>>834 あの週刊ポストや女性セブンが自分の社員の疑惑に対してきちんと説明するとは思えないね。
新聞社やテレビ局や企業や公務員や政治家の不祥事には「説明責任を果たせ」だけど自分達の不祥事や疑惑に対しては知らん振り。
この点では出版業界はけっこう閉鎖的だよ。
特に小学館なんか社内で結構ゴタゴタが起こってることが月刊誌にいろいろと書かれてるしね。
836 :
無名草子さん:03/06/28 21:41
835続き
最近ではこの間の体操選手のヌード騒動。
あれは週刊新潮にヤラセだと書かれたけど知らん振りを通してる。
ここまで来ると救いようが無いね。
>>823 月刊誌の場合、300〜500くらいが多いかな。
もちろん編集費のみね。制作費は別途。
コンビニ置き10万部程度場合だけど。
839 :
無名草子さん:03/06/29 11:38
ところで月刊誌って発売何日前までに編集するの?
これ一番気になってた。
>>839 配本の型によって違うですな。
そういう難しいこと以前にお前は「編集」と「入稿」「校了」のそれぞれの違いがまず分かってるのか?
唐突に
原稿依頼してはいけない著者を晒せ。
(ホントはスレ立てたいけど、できない。。。)
>>839 全国誌の場合は、発売日から数えて、
入稿が発売日から14〜20日前、
校了が10〜14日前ってのが基本です。
しかし、日程は印刷屋の能力次第で激しく変化しますし、
ほぼ確実にブッチします。
私の最高記録は配本2日前原責。
今年のセリーグで横浜が優勝したようなもんですな。
AD〆ハヤー( ゚д゚)ノ
うちもこのくらいで締めてくれればなぁ。
845 :
無名草子さん:03/06/30 03:11
BSH 基本件名標目表(Basic Subject Headings)の
電子データのWeb公開ってやっぱやってないの?
いまどき紙媒体だけかよ、、
しかもバカ高いよ、、
ヨーロッパは公開してるのにな、、
ECSH 欧州共同体シソーラス(EUROVOC)
ttp://europa.eu.int/celex/eurovoc/ 社団法人 日本図書館協会
[email protected] にメールだして問い合わせたけど
返事かえってこないから誰か教えて
知ってるなら
ちゃんとシソーラスとして階層をもってるやつね
>>841 ネタとしては面白いけど、このスレでは少し違う。
>>845 6700円ならそんなに高いとは思わないが、確かにネットにないのは不便だね。
>>832 スーフリの事件に関しては、どうも「週刊現代」のほうが「完全黙殺」しているようだが
(今朝の新聞の広告によると)
そのことに関する
>>832の意見が聞きたい。
849 :
無名草子さん:03/06/30 17:58
教えてください。
少し古い書籍を手に入れたいのですが、可能でしょうか?
1998年度の本で パソコンのバージョンの古いモノなのですが、在庫って残ってるのでしょうか?
ネットショッピングなどで見ても 見当たらないです。
おわかりになるかた 教えてください
850 :
無名草子さん:03/06/30 18:00
>>848 先週号で記事にしてますた。
ところでポストはネットのアイコラを堂々と掲載するマヌケなことをやったと聞いていますがどうなのよ?
お聞きしたいんですが、本の巻末にある発行月日って、
どうやって決めるんでしょうか?
雑誌の世界でも、6月に本屋で発売されてるのに、
7月1日発行の8月号とかありますよね。
あれって何か取り決めとかあるんでしょうか?
>>852 まず、雑誌と書籍で違います。
雑誌については規定あり(「雑誌制作上の留意事項」とかいう小冊子)。
雑誌の発行日は発売日から40日以内(月が31日の場合は41日以内)。
つまり、6月21日発売の雑誌は8月1日発行の8月号という表記が可能。
雑誌は発売日協定やら付録やらなんやら色々と規定がある。
書籍については特に規定なし。
ただし、慣例として、発行日は取次搬入日の2週間以内程度が目安。
ちなみに本来は書店は「発行日以前に返品」することはできない(実際に
はそういうこともあるが)。
それを利用しようとして発行日を搬入日よりはるか先に設定しようとしたバ
カモノがいたが、次回以降取次に相手にしてもらえなくなるので注意。
書籍はコード(JAN・バーコード)の記載に関する点を除くと、あまり規定が
ない。
雑誌は大部数を全国に同日に配送するのが原則なので、どうしても物流
の都合が規定となっていったようだ。
852が書いている「6月売り7月1日発行の8月号」というのはおかしい気がす
るが、雑誌の現場を離れて久しいので現役の方の回答を期待。
>>849 「1998年度の本」といっても、書籍なのかムックなのか、はたまた雑誌の別冊
などなのかによって状況が変わります。
質問から判断すると特定機種について取り上げたモノ(例:一冊丸ごと○○の
本)ではないかと思われるが、それは書籍ではなく、ムックや別冊の可能性が
高い。
出版社が分かっているなら出版社に問い合わせた方が良い。分からないなら
書泉ブックドーム・書泉ブックタワー・書泉グランデのどこかに問い合わせてみ
るのを薦める。このグループにはパソコン関連本に強い担当者がいる。
もし恥ずかしくなかったら具体的な機種名・バージョンなどさらしてください。
その手の本を出している出版社はそう多くないので、ある程度絞り込めると思
います。
>>850 マヌケだよね。
まぁ、他の週刊誌から指摘があったり、ポストがお詫びしたりで問題解決するでしょ。
読者レベルでは数年ぐらいはお笑いのネタにしますが。
>>853 詳しい説明、ありがとうございます。勉強になりますた。
ご指摘の「6月売り7月1日発行の8月号」は私の勘違いで、
おっしゃる通り「8月1日発行の8月号」でした。どうもすみません。
857 :
無名草子さん:03/07/01 15:28
エロの表現に関してなのですが、出版社勤務の人間は
自分たちが、セックスやモラルの面で社会的に堕落したって感じる事はないのでしょうか?
なんか広告や記事の見出しを見ると、とても大人が人生の一部を捧げて携わる仕事とは
思えないのですが…
口座貸し出版社から
発行元への売上金支払い状況ってどうでしょうか?
かなり遅いものなのでしょうか?
ちょっと心配になってきたので。
860 :
無名草子さん:03/07/01 19:30
ところで数年以内に講談社の社長が交代するって本当?
取締役をやってる野間省伸が社長になると言う話があるが。
なんかの会合で社長がひっくり返った事があった。
健康に不安があるんじゃないか?
862 :
無名草子さん:03/07/01 23:38
>>860 噂の真相によれば数年以内に野間佐和子社長がjrに禅譲するそうだ。
あとフライデーの休刊説も出てるみたいね。
部数も低迷してるみたいだから。
野間社長って何歳なのかな?
>>857 そんなに「エロ」だけで本が売れるわけでもない、ということが分かるということもあります。
一番売れるのは、やはり大きな事件とか、有名人のスキャンダルなんだよね。
ただ、そういうものは恒常的にあるわけじゃないんで。
>>860 確かにそろそろ代わり時ではありますな。
しかし今の講談社、社内事業部制が強すぎて、幕末の「諸藩」みたいだとか。
866 :
無名草子さん:03/07/02 04:11
書店員ですが、まえにも言ったとおり、
またこれを読んでもらえばわかるように、書店には売りたい本がきません。
↓
www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=5959
>>866 パターン配本が効率を出しはじめる過渡期なのかもしれないですな。
まぁ、それがうまく起動し始める前に潰れる中小書店も多いかもですが。
>818
そりゃ、そんなにそうそうある話じゃないよ。
本を出したいやつは、いっぱいいる。
けれど、下手の横好きだったり、作家先生になりたいだけで書きもしなかったり、
そのくせプライドばかり高かったり、現実知らずに無茶を言ったり。
書くのが好きで出版にこだわらずメルマガ出してるヤツの方が、面白いこと書いたりする。
いや、大半はカスだが。
自分の文才に自信もてや。
アメリカの本が高いって話があったけど、あっというまに中古市場で、
2割程度の値段で買えるようになる。
新刊がどうしても欲しい人間にだけ売るための高価格設定らしい。
>>869 「あっというま」には無理だなぁ。
もっとも、ベストセラー本は出版社のほうでもダンピングするから、安くなるのは早いかも。
中古市場も含めて、市場から消えるのも、また消えた本がプレミア価格になるのも早い。
(マニアックな本や専門書に関しては)
871 :
無名草子さん:03/07/02 18:47
>>854 どうもありがとうございます。ご丁寧なレスをいただいてたのに返事が遅れてすいません
書籍名 「フォトショップ教室5.0」
発行 「エムディエヌコーポレーション」
発売 「インプレス販売」
価格 「3800円」
お手数をおかけいたしますがよろしくお願いしたします。
872 :
無名草子さん:03/07/02 18:56
週刊少年マガジン副編集長の大麻事件以来の大不祥事になるなこりゃ。
小学館はどう対応する?
839 :匿名希望さん :03/07/02 12:35
東京スポーツに瓜生の記事が出たyo!
スーフリ歴代会員の顔写真ネット流出 一流企業内でおびえるOB
かつて和田容疑者を含む「3悪トリオ」の1人とされ、テレビにも出ていたC
は昨年、大手出版社に途中入社したが…。
「色黒のチャラチャラした感じで、『500人斬り』とか『風俗店も経営してい
た』とか昔の自慢は聞きました。ただ根性はない奴で、最初に配属された週刊誌
を2〜3か月で出社拒否ですよ。ノイローゼ気味だったみたい。今は情報誌を
やってますけど」(出版関係者)
873 :
無名草子さん:03/07/02 19:08
>>872 出版業界の採用基準はどうなってるんだか。
普通ここまでヤバイのは採用せんだろ。
874 :
無名草子さん:03/07/02 19:23
出版社の人間って、所詮はサラリーマンだと思ってけど
もしかして、自分たちはエリートだと思ってるのか?
なんか、ここのスレの言動見てると、そんな感じがしてきた・・・
これって偏見?
それとも当たってる?
875 :
無名草子さん:03/07/02 19:46
>>874 中小の出版社はともかく大手の連中はとにかく態度のデカイのが多い。
特にB社とかS社とか。
878 :
無名草子さん:03/07/02 23:55
879 :
無名草子さん:03/07/03 00:07
>>878 ただ、アメリカの新聞・雑誌の広告の多さは「日本の2〜3割増し」というのが
実感なんで、ここらへんが安く作れる原因なのかな、と思いますね。
書籍の場合は、紙質かな? ハードカバーでも本文は「中国製かよ!」と
思うようなの使ってたりするし。
881 :
無名草子さん:03/07/03 18:55
一生を賭けるに値する仕事だと思いますか?
またそう思うなら、どういった点がそう思わせるのでしょうか?
882 :
無名草子さん:03/07/03 20:23
新潮社が副業として不動産業をやってるって本当か?
>>881 まぁ本というか活字が好きだから、半生ぐらいは賭けてもいいけど、
年取って本を読むのがつらくなったら引退するだろうね。
>>882 やってないところのほうが少ない。
ただし「副業」と言う規模ではなくて、まぁ有効な資産運用レベルですけどね。
小学館はちゃんと「小学館不動産」という子会社もありますが。
>>857 簡単に堕落と言ってしまえる単純さがうらやましい。
886 :
無名草子さん:03/07/04 17:06
ところで光文社が新しいノンフィクション小説をカバーする為の雑誌を創るなんて話があったけどあれどうなった?
887 :
無名草子さん:03/07/04 18:38
なんかさ、読者無視の内向きの職場になってるから売れないのでは?
出版社のリサーチって、どんなことをしてるのかな?
代わりに外向きのリサーチとやらをしてあげなさい
きっと目から鱗の結果が得られるでしょうね (微笑み)
ウザがられているようですが、レスさせていただきます。
>887&888氏
出版業界で、特に役立ちそうなマーケティングリサーチ方法があります。
それは「コンジョイント分析」というものです。
このコンジョイント分析に用いるアンケートは、皆さんも一度は経験されて
いると思いますが、所謂、二者択一方式(もしくはYES,NO方式)です。
例えば、A商品(PC)は、大容量、DVDシステムコンボ、液晶17インチモニタ付で価格は25万円
B商品は、中容量、CDシステムコンボ、普通のモニタ付で価格が6万円。
貴方ならどちらを選びますか?というものです。
また、YES,NOで矢印をたどり、自分の属性などを見つける方式もそうだと思われます。
このコンジョイント分析を行うことにより、客層と各客層の支払い限度額が
わかるようになり、最終的に最適価格(つまり最大利益が出る価格)がわかるようになります。
続きます
皆さんも常々疑問に感じていらっしゃるとは思いますが、専門書は非常に高価です。
特にマニアックなものは、200nにも満たないのに3000円以上します。
なぜ、ここまで高価かというと、恐らく価格決定の大半がコスト・プラス方式
(原価に利益率分を乗せる)であるからだろうと思われます。
この方式でいくと、あまりにも高価のため顧客を逃がす恐れがあります。
そこで、コンジョイント分析を有効活用して、最適価格を決定し、
値上げ(値下げ)をしていけばいいと思います。
あくまでも私見ですが、専門書の場合、2つの客層に分かれると思います。
一つは、私のような通ぶりたい人(知識をひけらかしたい人)、または似非研究者。
もう一つは、初心者&初心者に限りなく近い人です。
専門&研究者は、恐らく出版社から無料で配布されるか、すでにその論文は持っているので
購入する必要がないので、売上貢献はしていないと思います。
価格のことでいうと、初心者は内容云々よりも価格重視(つまり安ければ安いほどいい)です。
もう一方の知識ひけらかし層は、著者と出版社の名声度、n数、から判断しています。
(私は、n数×10円>価格で判断しています。300nで3000円以下だったら
考慮の対象になります)
毎度のように長文レスをしてしまい、またうまくまとめられず、真意が伝わったかどうか
わかりませんが、ご容赦ください。
891 :
どなたか↓のスレたてお願い:03/07/05 05:54
【健康本】食品の虚偽誇大広告、本も広告とみなし規制【厚労省】
----------------------------------------------------------------
★食品の虚偽・誇大広告、本も広告とみなし規制 厚労省案
科学的根拠に乏しいのに「医者に行かずともガンが治る!」などと特定の食品の購入意欲を
誘う本や雑誌なども場合によっては違反広告とみなす――。8月末に施行される食品に関連した
虚偽、誇大広告を禁止する改正健康増進法で、厚生労働省は4日までに、書籍も規制対象に
なりうるとの監視指導の指針案をまとめた。同省は「言論の自由に最大限配慮し、限定的に
運用する」としているが、広告の在り方をめぐり論議を呼びそうだ。
健康増進法は旧栄養改善法を引き継ぎ5月に施行された。改正法は昨年の中国製「やせ薬」
問題などを受け5月に成立。食品関連の「広告その他の表示」について「健康の保持増進の効果」
を「著しく事実に相違」「著しく人を誤認させる」表示を禁止し、改善を求める行政指導、勧告に
従わない場合は厚労相が措置命令を出す。それに応じなければ6カ月以下の懲役か100万円以下
の罰金になる。
指針案は「広告ではない」との規制逃れを想定し、(1)顧客を誘引する意図が明確にある
(2)特定食品の商品名等が明らかにされている(3)一般の人が商品名や効果などを認識できる
状――と広告の条件を定めた。本や雑誌も(1)〜(3)に該当し、販売業者の連絡先を記載する
など、内容により規制対象になる、としている。
同省は、食品広告の違反例として、治療を受けなくても治癒可能との誤解を与える▽ダイエット
食品体験談で運動もしていたのに不都合な部分を掲載しない▽類似食品の学会発表と混同させ
「効果が学会で発表」とする▽テレビ司会者の誇大なコメントを引用する、などを示している。
医薬品のような形態をとり、効能、効果をうたう場合は薬事法、明らかな虚偽広告は景品表示法の
処罰対象になり、いずれも悪質な場合は刑事罰がある。
●朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0705/004.html
>>890 マスを対象にしたマーケティングは、実は専門書的なレベルの部数の本には通用しないんだ。
10万売れたらヒット、100万売れたら大ヒット、という商品に相応しいような
マーケティング・リサーチとそれを生かす方法、なんてないですかね。
DVDとかCDも、最近はマーケティングで広く一般大衆に売るような方向ではなく
コアだがそれなりに需要のある商品を作っているようだし。。。
893 :
無名草子さん:03/07/05 17:57
実際、出版不況と言われてますが、出版業界の人はその不況の
本当の原因をちゃんと探っているのでしょうか?
それとも、解らないから不況不況と言ってるだけなんでしょうか?
・不況で購買力が弱くなっている
・携帯、インターネットの普及で書籍の購買に回す金と時間が減っている
・新古書店、漫画喫茶の台頭
・で、読書なんて今日流行らねぇんだと・・・
>892氏
コンジョイント分析は、マス対応のみではありません。
ミクロも対応できます。
>10万売れたらヒット、100万売れたら大ヒット、という商品に相応しいような
>マーケティング・リサーチとそれを生かす方法、なんてないですかね。
・・・専門書は数千部(2000〜3000部)でヒット、10,000部売れればかなりのヒットと
どこかで聞いたことがあるのですが・・。
(メルマガとほぼ同じ数字ですよね。自分のメルマガをどうヒットされるか
という方法にヒントがありそうな気がします。)
10万部を100万部にする方法は様々な意味で困難ですが、
1,000部を10,000部にする方法は、既存の流通チャネルや広告戦略を有効活用すれば
それほど難しくはないと思われます。
リサーチ方法等に関しましては、稚拙ながら
>>548やPOSデータの活用があげられます。
また、価格戦略に関しましては、一般的商品のプライシングが適用できません。
(例えば、お試し価格、抱き合わせ、時間経過に伴う値下げ等、
所謂、商品のライフサイクルに応じたプライシング)
かといって、コスト・プラス方式でプライシングし続けていても
道は開けないと思われます。
>>890 購入者を三つにセグメント化していますが、それは専門書だけでなく、実用書の読者にも
当てはまりそうです。
少し言い直してみます。
a.専門&研究者(著者など)=数が少なく、売上には貢献しない。
b.通ぶりたい人=ここが読者対象。価格の幅は広い。売上に貢献。
c.初心者(価格で購入する層)=100円ショップで充分、売上には貢献しない。
実際、普段の宣伝活動は全くの初心者ではないが専門家でもなく、かつ、まだ欲求が顕
在化していない層(まあ、上の分類に無理やり当てはめれば「潜在的読者層」とでも言い
ましょうか)を対象に行っています。つまり上記の分類には納得は出来ます。
うんうん。
>>896 1,000部を1万にするのは難しいですよ。なぜなら1,000部の本は上記a層を読者の対象に
作られているわけですから。
コンジョイント分析って面白そうですね。出版物の企画だけでなく価格決定にどう活用す
ればよいのか、よろしければもう少し詳しく教えてください。
>897氏
うまくまとめていただき、感謝します。
>実際、普段の宣伝活動は全くの初心者ではないが専門家でもなく、かつ、まだ欲求が
>顕在化していない層(まあ、上の分類に無理やり当てはめれば「潜在的読者層」とでも
>言いましょうか)を対象に行っています。
・・・私見ですが、これに当てはまる広告戦略があります。それは「帯」です。
帯に「●●の決定版」「全米ベストセラー」「●●氏が絶賛」等とあると購買意欲が沸いてきます。
うまく戦略に乗せられているわけですねw
>1,000部を1万にするのは難しいですよ。なぜなら1,000部の本は上記a層を読者の対象に
>作られているわけですから。
・・・稚拙な考えでした。
専門家を対象に作る理由は、専門家(所謂、大学教授)を対象にすれば、教授自身が購入しなくても
授業で使用すれば、自ずとその学生達が購入するという図式になり、
そうなれば、確実な売上予測ができるからではないでしょうか?(
>>392,及び、
>>409を参照)
ただ、どの業界でも一緒だなと思うところは、製造部門が考えている顧客層と
営業販売部門が考えている顧客層が違うということです。
>コンジョイント分析って面白そうですね。出版物の企画だけでなく価格決定にどう活用す
>ればよいのか、よろしければもう少し詳しく教えてください
・・・いやー、私は前述のとおり、ただの通ぶりたい人間で、コンサルでも何でもありません。
プライシングにおける参考文献としては、「価格戦略論」
コンジョイント分析の参考文献としては、「SPSSによるコンジョイント分析」
(「SPSSによる・・」は一読した限りでは、あまりお勧めではありません。
アマゾンで検索すれば わかりますが「コンジョイント分析」は3件しかヒットしません。
恐らくSPSS関連の本に収録されていると思います。)
抜けてました。
詳細な分析技術やアンケートの質問内容は、正直、わかりません。
何を今さら
>899は、あまりにも無責任な発言でした。
詳細につきましては、近日中にレスします。
了解。
904 :
無名草子さん:03/07/07 01:03
久しぶりに角川文庫の本を買ったら、社長が福田峰夫に代わってたんですが、
どういう経緯でこの人事異動が行われたのですか?
また、角川家に後継者はいないのですか?
906 :
無名草子さん:03/07/07 02:00
>>905 レスどうも。継ぐ非庫については調べて知ったんですが、
福田がリクルートから呼ばれた理由とか、なぜ福田なのかとか、
不思議に思ってしまって。
907 :
無名草子さん:03/07/07 02:26
カドカワはすでにリクルートの財政支援がないと立ち行かなくなってます。
それで経営トップにリクルートのお方を据えたのでした。
社内では福田体制を「GHQ」と呼んでいるらしい。
もちろんマッカーサーは■■で、ヒロヒトは■■です。
しかし角川・学研ともに業績は急激によくなってるけどね。
まぁ、不採算部門を整理したんでしょう。
先行投資優先でやっている小学館(おかげで赤字)とかの、数年後の違いが
どうなるか興味深い。
909 :
無名草子さん:03/07/07 12:18
>>908 小学館もそうだが漏れ的には新潮社が数年後どうなってるかが気になる。
新潮社は週刊新潮以外全部赤字じゃん。
ところで今週も週刊ポストは「早大レイプ事件」を扱っているわけだが、
>>832の人は何か言うことはないんだろうか。
911 :
無名草子さん:03/07/07 21:07
>>907 なるほどー、そういうことだったのですか。
ありがとうございます。
913 :
無名草子さん:03/07/08 03:19
今以て新潮は層化に散々叩かれてるもんなぁ〜…
異常とも思えるほどに
914 :
無名草子さん:03/07/08 10:56
>>910 自分の会社の社員が和田並の犯罪行為を働いていたことに関してはどうおもっているのかね?
>>914 お前は「サイバッチ」しか情報源がないのか(w
916 :
無名草子さん:03/07/08 12:50
>>916 俺も個人ネンチャクな奴の人間的背後関係が知りたいが…
要するに「週刊ポスト」や小学館の話をしたいんじゃなくて、特定個人の話をしたいわけね?
それなら、スレ違いなんでどこか別のところでどうぞ。
918 :
無名草子さん:03/07/08 14:47
>>909 新潮社の佐藤ジュニアは自分のところの不動産を売るような事態だけは何としても避けたいようなのでナベツネに買収の話を持ちかけたそうな。
919 :
無名草子さん:03/07/08 15:01
>>908 やはり経営者の世襲だと会社の経営が硬直してしまうということの現われだろうね。
優秀な人材を側近に置くならまだしもイエスマンばかり置くから経営が悪化してしまう。
他の出版社にも同じ事が言えるだろうね。
920 :
無名草子さん:03/07/08 17:06
そもそも講談社の野間一族ってそんなに影響力が大きいの?
現在の社長が、テレビ朝日の社外役員みたいな地位にいるみたいだけど
誰も意見できない雰囲気があるのか?
なんか外に向かって情報を発信する出版社が、内向きの権力に目が向いている
ってのもなんだかな〜。
ここらへんの問題って、どう考えてます?
921 :
無名草子さん:03/07/08 18:12
>>920 そのテレ朝の社長は世襲ではないが親会社の朝日新聞社からの天下りだからね。
テレビの仕事を知らない香具師が社長や役員なんかに天下るからテレ朝が万年4位なのかも。
出版社は基本的に「リスク」と「リターン」のバランスが、普通の企業の経営感覚では
うまくなりたたないほど狂ってる。
要するに、「投資とそれに見合う利益の回収」を考えるには、
バクチの胴元みたいな個人経営主が必要かも、ということですね。
おまけにその会社の規模そのものも、個人で支えきれないほどの規模ではないし。
だいたい、アメリカの映画会社だって元はそうだったわけで、
「興行」による収益は、儲かるときは儲かるが、そこに至るまでの過程は
銀行家や世間一般の投資家をうんざりさせるほど訳の分からない出費も多いんだ。
もっとも、ハリウッド映画やアメリカ出版業界を見ていると
「企業」的リスク・リターン計算によるシステムが、コングロマリット化によって
かなり進んでいるが、
中・長期的に見るとどうなっちゃうか疑問ですけどね。
例えば、本だったら「売れてる作家にしか原稿を依頼しなくなる」とか、
映画だと「過去のヒット作のリメイク、あるいはパート2みたいなのしか企画が通らない」
みたいになるわけです。
>>919 まぁ、世襲が「イエスマン」ばかり自分の周辺に置くかどうかは、
その人の経営能力と関係あることで、世襲だから駄目ということもない。
成り上がり経営者だって、自分の派閥の人間ばかりを重用することもあるわけだしね。
要するにこれも「会社の規模(大きさ)」の問題でしょうか。
924 :
無名草子さん:03/07/10 19:17
講談社と新潮社が世襲っていうのは出版業界に勤めてない人でも
知ってるんじゃないかな?
特に、講談社は創業者一族が戦前から現在まで半世紀以上も世襲してるしね。
小学館とか集英社はどうなんだろう?
世襲が無いぶん、学閥があるのかな?
925 :
無名草子さん:03/07/10 19:30
>>924 小学館も世襲だよ集英社は知らんが。
今の世襲で誕生した社長はミーハ−で小泉首相並の気分屋が多い。
しかも現場にあれこれ口をだして混乱させている。
新潮社の「ウィナーズ」なるスポーツ年鑑が出されたのも社長のミーハーぶりが原因。
>925
社長というよりも社長の弟さんだね。
でもすぐ撤退したんだからいいじゃない。
>小学館とか集英社はどうなんだろう?
世襲が無いぶん、学閥があるのかな?
集英社は「部(編集部)閥」があるみたいですな。
人間が3人集まれば派閥が出来る。
>>924 >特に、講談社は創業者一族が戦前から現在まで半世紀以上も世襲してるしね。
そりゃそうだけど、あそこは立憲君主制みたいなもんだからな。
リブロの株式90%、日販取得。子会社化
931 :
無名草子さん:03/07/11 14:32
質問があるのですが、とてもジャーナリストとは呼べない物書きを
ジャーナリストとして起用し、文章書かせるのって流行っているのでしょうか?
例えば、旧日本赤軍の重信房子の娘とか、イエローキャブなんていう捏造用語を
用いてセックス描写だけを売り物にしてる作家とか。
こういったことって、やはり話題性があって売れるかも知れないっていう先入観が
あるから起用するんですか?
それとも、何か人脈や圧力があってこうならざるを得ないのでしょうか?
932 :
無名草子さん:03/07/11 18:23
>>926 あのトンデモ企画で新潮社の社員は大パニックになったそうな。
一人当たり何冊とかのノルマを課せられたとかで(w
933 :
無名草子さん:03/07/11 19:16
新潮社って佐藤某って人だっけ?
角川はまぁ、名前どおりで、講談社はのま。
小学館は?
あぼーん
936 :
無名草子さん:03/07/11 21:09
>>931 そういうのは個別の事情があるので、そういうライターを起用している編集部にでも訊いてみるがいい。
一般論として言うのなら、「話題性」だろうね。
939 :
無名草子さん:03/07/12 17:50
大手がつぶれる可能性ってあるんですかね?
岩波だってなんだかんだ言われても生き残ってるし。
何か生き残るからくりでもあるのか?大手のみに。
>>939 出版社をつぶしても債権者(銀行)にメリットがないからね。
資産とか持ってないし。
生かしておいて、経営サイド(役員)に銀行の年寄りを送りつけたほうが
メリットがある。
まぁここらへんは過去ログでも読んでみろ。
ここは見るたびに同じような奴が同じような会社を叩いているな。
さて、今度の月曜日に発売予定の「週刊ポスト」にも、
スーフリ&早大レイプ事件の記事は載るようだが、
このことについてしつこく「小学館」叩き方面で
言及していた
>>832、及びそれと同一人物と
思われる発言者は、何か言うことはないのか?
まぁ、もう少し、「サイバッチ」よりましな情報源を探してみろ、ということだ。
多分もうそろそろニュースとして早大レイプ事件は古くなって来たんで、
新展開がない限りポストもネタとして扱うのは終わりだろうし、
このスレッドもほぼ終わりなので、
>>832叩き(というより、ネタとして笑うこと)も
一応おしまいだ。
よかったな、
>>832。
もう終わった話をわざわざ蒸し返すことはないと思われ。
944 :
無名草子さん:03/07/13 23:31
>>926 というより元々新潮社は「女コドモは相手にしない」をモットーに今までやってきた会社だからね。
そんな会社がいきなり漫画雑誌や車に手を突っ込んでもノウハウが無いんだから成功する訳が無い。
で、「サイバッチ」のメールだが、こんなのが来ていた。
>●やられた!! ポスト、岸本英之の独占インタビューに成功
明日発売の「週刊ポスト」がスーフリ黒幕のKこと、岸本英之の独占取
材に成功したようだ。まだ、記事を読んでいないので詳細はわからないが、
「やられた」としか言いようがない。
実を言うと、本誌は岸本の知人数名と綿密な連絡を取り合っており、最
近の動向や発言内容も完全にキャッチしていた。少なくとも一時は完全に
リードしていたのである!!
で、岸本は、といえば、「和田が輪姦をしているは知っていたが、自分
は絶対にやっていない」「事情聴取も受けていない」と繰り返すばかり。
残念ながら、決定的な証言は出てこなかった。
詳細は【日刊プチバッチ!】でご説明するが、諸事情から、これまで
掴んでいる情報を書けなかったのだ。
ちくしょー。今回ばかりは惨敗である。ポストが先に出すというのは、
敗北を素直に認めるしかないだろう。
ここの
>>832=
>>943も、素直に敗北を認めたらどうか。
それとも
>>832=
>>943は、「サイバッチ」の中の人か?
>944
ノウハウが無い、で切っちゃったら新しいことは
何も出来ないよ。「ニコラ」は大もうけはしてない
かもしれないけど、小学校高学年女子にお金を
使わせることに成功したし。
新しい事を試みることはいい事だよ、ダメだと思ったときに
撤退できればね。
947 :
無名草子さん:03/07/14 11:10
最近の週刊誌はいわゆるパブ記事が多くなった気がするな。
ブルータスのころかな?
パブ記事の氾濫が起こってきたのは?
948 :
無名草子さん:03/07/14 17:16
実際、大手で赤字のところってまだないでしょ?
新潮社は別にしても。
949 :
無名草子さん:03/07/14 17:41
>>948 小学館や講談社は赤字になってるよ。
でも新潮社ほど酷くは無い。
人材もいるしね。
新潮社が経営危機といわれるのは斎藤ワンマン時代に人材を育ててこなかったツケだよ。
>>948 角川も学研も、本業大赤字でスレ立ったぐらいだが。
漫画でもってる、いわゆる「大手」も、どうなるか分からんよ。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
なんでブックオフの粗利益って80%近くまで行くんですか?
他の出版社や書店のそれなんて10%行けばいいほうなのに・・・
あと売り場面積も5万坪って・・・
文教堂が2万5千と考えると相当の勢いで拡張してますね。
先日、ブックオフに売りに行った。
買い取ってもらったのは28冊中25冊。
買い取ってもらった中で2冊の新書以外はすべて分厚い専門書。
1冊平均で2,700〜800円ぐらい。状態は、ほとんどサラ。
買取金額は1850円。1冊平均74円。
んで、新品の半値の1,400〜500円で売ってるんだから、それぐらいいくっしょ
>>953 坪当たりの売上げ金額を出さないとあまり意味がないんだが…。
956 :
無名草子さん:03/07/17 09:17
ブクオフは、再販制度さまさまだな。
新刊書店が、いっさい値引きしないから、ブクオフは膨大なアラリを確保できる。
957 :
無名草子さん:03/07/17 09:45
ブクオフ買取査定表
A - B - C - D
大人漫画 100-60-40-10
少年漫画 70-50-30-10
少女漫画 50-30-20-10
文庫本 50-30-20-10
新書本 70-40-20-10
単行本 150-100-50-10
958 :
無名草子さん:03/07/17 10:41
ほうほう
959 :
無名草子さん:03/07/17 17:53
再販制度があるからブックオフが儲かってるっていうけど、
じゃぁ、その再販制度が撤廃されたらブックオフも衰退するのか?
っていうか、再販制度がなければ出版業界自体が立ち行かない現実でもあるの?
ブックオフが存在する以上、何か手はあると思うけど、やはりこの制度での既得権益
を持つ人間が嫌がるのかな?
960 :
無名草子さん:03/07/17 19:32
直木賞・芥川賞が決まったけど、このところの受賞者ってなんだかな
>>959 もう今現在、ブックオフって衰退してるんだが。
(正確には「伸びが止まって、売上げ減少傾向」というところか)
要するに、どうでもいい本は「1冊100円」でも買われない、ということですな。
再販制度については、規制緩和が潮流なんで、別に議論してもしなくても
数年以内にはなくなる。
で、なくなった後の読者(購買者)にとってのメリットは、
メリットがあると思っている人ほどにはないと思うよ、多分。
ベストセラーが定価の2〜3割引きで買えるようになるとは思うが、
そんなものはブックオフだと半額で買えるだろうし、
多分その頃の「正価」は、今の実売価格より高い設定になってるだろう。
962 :
無名草子さん:03/07/18 12:03
963 :
無名草子さん:03/07/18 15:54
出版社の営業ってどんなことやってるの?
持ち回りの書店をルートとして回ってるだけ?
>>962 寡聞にして知りませぬが、海外だとそういうことに力を入れているところがあるんですか?
966 :
無名草子さん:03/07/21 00:56
966
967 :
無名草子さん:03/07/29 23:59
PHP研究所ってアヤスィ-んですが実際どうなんですか?
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
969 :
無名草子さん:03/08/03 14:18
文教堂の雑誌ランキングに入れない。
オレダケナノカー?
970 :
無名草子さん:03/08/16 00:08
あげろよ
972 :
無名草子さん:03/08/20 20:15
あげろよ
973 :
無名草子さん:03/09/21 08:52
>>967 別にあやしくないよ。至って普通の出版社。
月間の発刊数80冊程度だから、ある意味で超大手。
給料等はメチャクチャいいらしい。
それから聖文社と聖文新社って違う会社ですか?
それとも系列会社ですか?
内部事情に詳しい人教えてください。
975 :
無名草子さん:03/10/17 22:41
>>967 怪しい宗教系とでも勘違いされているのでは?
元々、松下幸之助の教えを広める為に作った会社ですよ。
>>975 そういう意味では怪しい出版社なんだが。
977 :
無名草子さん:03/10/23 18:47
少年少女系の漫画について質問なんですが、
過激な暴力描写や性描写って、やはり今でも
規制が厳しいんでしょうか?
今は見てると、かなり規制がゆるくってるように
個人的には感じるのですが。
マンガ板で聞くと詳しい人が多そうだが
979 :
無名草子さん:03/10/26 09:27
作家がゴースト使う時って、出版社側は了承しているのですか?
それも含めて依頼があるのでしょうか?
このあたりのことを教えてください。
980 :
無名草子さん:03/10/28 02:13
書店くじがまたはじまったんだけど、やってるとことやってないとこがあるのは何ででしょう?