【生誕】森茉莉ってどうよ?【100年】

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934無名草子さん:03/12/14 00:17
>929
茉莉が若かった頃には西洋料理のレシピや素材は出回ってなかっただろうし
あんなもんでしょ。一応若いときにパリに行って本場の味も知ってるし。
香草入りオムレツがパセリのみ、キノコの炒め物が椎茸というのは
今じゃB級だろうけど、当時の環境を考えるとハイカラなんじゃないのかな。

むしろ、和食のほうが美味しそうと思った。全集に出てた甥の証言とか見ると。
あと集英社で最近でた、中原淳一のレシピ本見ると、森茉莉はゴテゴテした
料理って嫌いだったのね、とつくづく思う。
935無名草子さん:03/12/14 01:17
>>933
いや、せいぜいチラッと見るのが、15,6人ってところ。
936無名草子さん:03/12/14 01:37
いや、チラは50人位はいると思う。
937無名草子さん:03/12/14 12:58
ノ チラです、初カキコ。
938無名草子さん:03/12/15 00:54
>>934
パリには行ったけど、パリの一流レストランには殆ど行ってないから
本場の味、をどこまで知ってるかは正直疑問。

ごてごてしたのが嫌いなのは分かる。
939無名草子さん:03/12/15 01:11
そういえば、ワインの水割りっておいしい?
お酒苦手なので、自分では試せないんだ。
940無名草子さん:03/12/16 09:06
味を楽しむ為のものではないと思うよ。
水代わりに、気軽に呑める感じ。

構えず「気軽に」ってトコがポイントかな。
料理もそうだけど。
941日本雀観察協会会長:03/12/17 19:53
まあ、あの当時に海外に何度もいったってのはすごい。
船で3ヶ月くらい?
普通の人じゃ、まず金もなきゃ、時間もない。
それに、自由に行き来できなかったんでしょ。
942無名草子さん:03/12/17 21:52
「何度も」ではない。一度だけである。
943無名草子さん:03/12/17 23:02
>938
当時は円が強かったから、金があるのにあえて貧乏下宿を選んで
「貧乏ごっこ」してたんじゃなかったっけ?
辰野隆の評伝読むと、オペラ見たり豪華ホテル泊まったりしてるから
いいレストランにもそれなりに行ってるんじゃない?

阪急コミュニケーションズ(企画時はTBSブリタニカ)から
出る予定の本まだかな〜
944無名草子さん:03/12/17 23:41
もし今ドッキリチャンネルを書いてたら、
誰が出ただろうと想像してみたい。

例えば和田アキ男を「おアキ」露木茂を「露木屋」と呼んでいたが、
果たして今ならどうなのか?

何となくモリクミは気に入りになりそうな気がする。
いや、何となくなのだが・・。
945無名草子さん:03/12/18 01:43
ベッドの下にきのこはえてたんでしょ?
掃除くらい汁!
946無名草子さん:03/12/18 11:08
>>945
類の本読んだらお茉莉に掃除は無理かと。
947無名草子さん:03/12/18 19:43
ベスト・オブ・ドッキリチャンネル読んだけど、あんまり面白くなかった。
元のねたが古いからね。
マリタンのせいじゃなくて。
948無名草子さん:03/12/19 16:45
冬になると読みたくなる森茉莉のエッセイ
949無名草子さん:03/12/19 19:44
モリマリタンとナンシーを対決させたらどんなだっただろう。
950無名草子さん:03/12/19 20:17
ケンカしたら、ナンシーの勝ちっしょ。
張り手で、瞬殺。
951無名草子さん:03/12/19 23:52
団イクーマにも、
「カツ丼を振る舞っておきながら自分の分は九官鳥にやる」という
心理的いたぶりで負けをくらう。
952無名草子さん:03/12/20 23:40
>>948
なんで?
953無名草子さん:03/12/20 23:42
>875
すごい遅レスだが、本人や身内の場合はマスコミが「あの人にこんな
過去が!」とおどろおどろと暴かれて書き立てられる前に「こんな事が
ありましたが、それが何か?」と公表する事で逆に名を守ろうとする事が
あるから、一概にはいえない。

森茉莉とは関係ないインタビュー本を読んでいたら卯月妙子という人が
自分の恋愛の理想は「甘い蜜の部屋」だというような事を語っていて驚いた。
954無名草子さん:03/12/20 23:52
卯月妙子ってあの卯月妙子?
そりゃ驚くわ…
955無名草子さん:03/12/21 00:45
>952
>948じゃないけど。
改行少ない。一つの文章が長い。画数の多い漢字が多い。
すっきり爽やかというより、重厚で濃密な文章だから
夏読むと暑いかもしれん。
956948:03/12/21 01:37
>955
そうそう。そんな感じ。
暖かい部屋で、上等のヴァニラアイスクリーム食べながら読みたい。
957無名草子さん:03/12/21 11:23
薄暗い洋室で暖炉があってソファーがあって・・・
四畳半一間にちゃぶ台じゃなくてさ。

ところで森茉莉って暖房器具何使ってたんだろ。
部屋汚いとストーブとか置きづらいし、灯油の入れ替え姿とか想像しづらい。
コタツも置かないから寒いよね。なにか使わないと。
958無名草子さん:03/12/21 16:06
熱くしたゆたんぽを布にくるんで布団にいれて暖をとっていた、と
誰かが書いていたような。その様子を想像すると可愛らしい等とも
言っていたような。室生犀星?
959なんだと!:03/12/21 20:10
こんなに、キャラの立ってる人なのに、一般の人はほとんど知らない。
やっぱ、世の中の役に立った人とか、親孝行とか、感動的なエピソードがないとだめなのかな?


>>956暖かい部屋で、上等のヴァニラアイスクリーム食べながら読みたい。

なるほど。なんとなくわかる。
960無名草子さん:03/12/22 09:38
阪急コミュニケーションズの本出たね。
帰りに本屋寄ってみよう。
961無名草子さん:03/12/22 23:06
>>960
>909の本ですか?
さっそくググって見ました。写真が綺麗ですね。
感想ヨロシコ。

著者の神野薫さんって方、寡聞にして知りませんで
初めてなので、ここで感想聞いてから買おうと思います。。。
962無名草子さん:03/12/22 23:21
>961
出版社のサイトに表紙写真出てますね。でも
今日本屋3軒ほどまわったけどまだ出てなかった。
一応今年が生誕100年だからなんとしても今年中だったんだろうねw
たぶん今週中ってことで。
963奥田英朗:03/12/22 23:39
生誕100年なのに、この盛り下がりよう。
964無名草子さん:03/12/23 18:06
>962
今日、近所の本屋に行ってきたけど、962タソの言うとおり
まだ売ってなかったよ(´・ω・`)イナカダカラナ・・・

楽天とかではもう注文受け付けてて、1〜3日で届くそうだけど
160頁で\2200と安くは無い本だから、私もここで感想聞くか
内容を見るまで購入は保留・・・。
965無名草子さん:03/12/23 18:33
>962・964
昨日行った名古屋の某書店には、既に置いてありましたよ。
夕方2軒回ったのですが1軒目で1冊のみ置いてあったのを購入し
次に行った所でも平積みで置いてあるのを見かけました。
確かに奥付には「2000年12月28日初版発行」とあったので
フライング販売だったのかも・・・(´・ω・`)カッテヨカッタノカナ?

内容は姪に贈りそびれたカップや原稿、愛用品や買い物メモの写真など。
そして料理の再現写真。お芳さんの押し寿司とかコンソメとかね。
巻末に下北沢の古地図と邪宗門について少々。
文章は白川氏と姪・五百さんの全面協力が伺えます。鼻につく感じはしないよ。

とにかく写真が充実してる、って印象の本というか森茉莉ムックでした。
私は文庫9冊・文藝別冊を所有しており図書館で全集を斜め読みした程度の
茉莉好きなのですが、「買って良かった」と思ってます。
「間に合って良かったね」という情も加味されてる事は否定できません。
こんなんで参考になるかどうかは分からないけれど、売ってますよ、という事で。
966962:03/12/23 22:03
今日比較的大きな書店にいったらアッターーーーー!! で購入。
>>965タンと同様、文庫+書簡集所持+全集斜め読み程度ですが
食べ物のエッセイを中心に、料理写真と解説とともに掲載。
料理写真とエッセイを一緒に載せるのはありがちだし、
文章は何回も出てきたやつだから、細かいエピソードいくつか
以外は新鮮味ないけど。

全集やムックに出ていないようなメモ・落書きや遺品の写真もあるので
直筆文字とかゆかりの品を見たい人にはいいと思います。
あとは倉運荘や下北沢駅付近の当時の地図が掲載されていて、
ゆかりの店や場所は印がついていて現在の写真も載ってるので
現地を訪れる人にもいいかもしれません。

個人的にどうよ? って思うのはタイトル文字とか帯とか
表紙開けたとこの色紙がピンクピンクしてるとこかな。
中の文章や写真のデザインは比較的落ち着いてるけど、
外側は妙にファンシーで安っぽい印象は免れない。

著者の方は中公からフリーの編集になった方だそうで、
早川○子さんよりはドリーマー臭や自分語りはしていない。

私の印象はこんなです。他にも買う前に聞きたい! とかあったらドーゾ。
967( ̄ー ̄):03/12/23 23:29
全部で何ページくらい?
968962:03/12/23 23:32
>967
160ページくらい。河出のムックくらいの厚さ。
でも写真が多いから読むとこは少ないけど。
969962:03/12/23 23:39
書き忘れたこと追加。

パッパが買ってくれたドイツの首飾り写真もあります。
でも中心にあるハートの部分以外はぼやけてて、
イメージを大事にしたいのは分かるけど、はっきり撮ってほしかったよ。
970無名草子さん:03/12/24 09:55
コンソメ 5人分
食パン 2斤
大もりライス 2人分
971無名草子さん:03/12/24 11:49
写真つきで紹介されていた「にゅうとねい(牛とねぎ)」。
牛肉の「タタキ」ってことになってるが、
鴎外が言ったのは「牛を叩き肉にしたのをバターで焼く」
だから、「ハンバーグ」のことなんでは?
972無名草子さん:03/12/24 13:59
>>971
同意!病人にあのナマナマしたものは、いくらいい肉でも……ねえ。
挽肉料理の好きな茉莉のオーダーとは違うような。

鮭の白ソオスも、鮭のムニエルになってて
河出ムックの対談で茉莉が話してた
「鮭を茹でてそのゆで汁でホワイトソースをつくる」
てのとはちょっと違うようですね。アレンジされてるのかな。
あと、「玲瓏珠のごときトマト」は、
色の薄めの、頭のとんがった種類のことだと思ってました。

筍ずし、玉葱の輪を浮かせた牛肉のスウプ、
サヤエンドウの淡味煮などはイメージ通りでした。
973無名草子さん:03/12/24 14:18
確かにあれだと消化に悪そう。生もの嫌いなパッパの
ポリシーにも反するし。
1枚の肉を包丁で細かく刻んで挽肉状、じゃなくて、
「いわゆる牛肉のタタキ」と解釈したんでしょうな。
974無名草子さん:03/12/24 16:58
52頁のすき焼きも、砂糖ドッパーかかってるしな〜。
京都の割烹の人が料理担当したようだけど
編集者、打ち合わせ不足じゃないのかな。関東人にはかなり違和感のある写真。
そもそも文章に砂糖使うと書いてない。
975無名草子さん:03/12/24 17:54
この時代(明治末期〜大正)
牛のたたきはなかったはず……
976無名草子さん:03/12/24 20:19
たたきはなくても、牛肉食は広まってたから、まあ、食べれたんじゃない。
977無名草子さん:03/12/24 22:24
編集者懇意のお店だったのかな、その京都の料理担当。
パリ在住と再婚時と疎開以外は東京を離れたことのない生粋の東京人だから
料理はわざわざ京都に頼むことはなかったのにねえ。
うちは東京近郊だけど、すき焼きは家で作らないのでよくわからん。

>971
私は肉団子じゃなくて、細かくなった肉がバラバラだと思ってた。
978無名草子さん:03/12/25 10:09
>976牛肉が食べられてたのは明白で、問題はそこじゃない
「カツオのタタキ」は江戸時代からあった料理だけど
牛肉を同じ方法で調理する「牛のタタキ」ができたのは戦後の話。
当時ない料理法で「再現」してるんだから、おもいっきり考証ミス。
979無名草子さん:03/12/25 11:13
まあ、細かいことはいいじゃん。
980無名草子さん:03/12/26 00:29
そろそろ次スレ?
タイトルはこんなんでどうでしょう。

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981無名草子さん:03/12/26 01:00
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982無名草子さん:03/12/26 23:47
その本、まだ読んでないからなんとも言えないけど
そんなにいい加減な考証ミスがあるのは許せないね。
読者カードに指摘を書いて送った方がいいのでは。

983無名草子さん
阪急本、河出ムックに出てるのと同じ写真が裏焼きのようだが
どちらの本が正しいのだろう(子供のころ看護婦さん?と撮った
写真や着物の立ち姿)。