全く本を読まなかった自分が、初めてこれを読んでから何年も
経ちますが、いまだに読むとページをめくるごとにどきどきします。
この本のせいではないけど未だに旅を終えることが出来ません。
マンコー
『深夜特急』よかったですね。それ以外の沢木作品はあまり好きではありませんが。特に最近の写真集などは調子に乗りすぎている感がある。沢木耕太郎も、もうとうに旅は終えてるはずなんですが・・・。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O 。
, ─ヽ
________ /,/\ヾ\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_ __((´∀`\ )< というお話だったのサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/''' )ヽ \_________
||__| | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从 | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\ / ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/ = 完 =
一号線を北上せよだっけ?読んだ?
あげ
『深夜特急』は面白かったです。
けど個人的には、『敗れざる者たち』に惹かれました。
(^^)
「血の味」を読んだ。
何とも言えず不思議な感覚の残る小説だった。
10 :
無名草子さん:03/03/15 21:40
「深夜特急」も「一瞬の夏」もあまり好きになれないが、
(どことなくナルシシズムが感じられるところがどうも・・・嫉妬かもしれないけど)
初期のノンフィクションの「地の漂流者たち」が好き。
あと、発表当時叩かれた小説の「血の味」も妙に好きだ。
最近文庫化されたね。
11 :
無名草子さん:03/03/15 21:55
「天涯」とか、最近撮影した写真の発表はどうもなぁと思う。
単に沢木耕太郎撮影っていうブランドだけで、写真そのものの質はどうかって感じだしね。
おととしやった企画展で「深夜特急」の旅のときに写した写真が
初めて発表されて展示されていたけど、あれは本当によかった。
12 :
無名草子さん:03/03/15 22:01
>>9-10 「血の味」って読んだ直後は、ハァ?になるんだけど、
あとになってじわじわ来る不思議な小説。
どうしても、沢木氏の私小説というか、実体験に基づいた話として
読んでしまうんだけど、「深夜特急」での自由闊達で快活なイメージとの
激しいギャップで、「血の味」を読むと戸惑う。
13 :
無名草子さん:03/03/15 22:06
>>3 写真集は出版社から頼まれて出すようになったものらしいよ。
ヤパーリ、今でも「沢木耕太郎」の名前で本売れるだろうし。
写真の発表は、雑誌(たしか「SWITCH」)に連載していたエッセーの
挿図代わりに入れるようになったのがきっかけ。
14 :
無名草子さん:03/03/15 22:15
もうボクシングのことは書かないのかな?
去年「アエラ」で連載していたサカーW杯のレポートは
気が抜けたもので、つまんなかった。
サカーよりもボクシングのことをもっと書いて欲しい。
(ボクヲタのつぶやき)
15 :
無名草子さん:03/03/15 23:23
>>11 > おととしやった企画展で「深夜特急」の旅のときに写した写真が
> 初めて発表されて展示されていたけど、あれは本当によかった。
その展覧会の図録、漏れが行った時はもう売り切れていたよ…ショボーン
16 :
無名草子さん:03/03/16 19:14
サイン会に行ったことあるけど、めちゃ気さくでいい人だった。
17 :
無名草子さん:03/03/17 00:54
>>14 アエラのワールドカップルポはやる気のなさがにじみ出てたね。
ここ数年は本当にダルダルな感じが否めない。
「血の味」と旅展はおっ?と思ったけど、本業のノンフィクションに全然切れがなくなった。
仕事を選ぶ人っていう印象だったけど、若い頃の沢木だったら、
こんなの絶対載せるの許さないだろうっていうのばっかりだもの。
当たり前だけど年を取ったのかな、やっぱ。
18 :
無名草子さん:03/03/19 22:50
深夜特急なつかしいな〜
始めは、TVドラマで知って感動して文庫本を買ったよ〜
もう何回読み直しただろう…
19 :
無名草子さん:03/03/20 23:08
「深夜特急」がドラマ化されたときに、
原作になかった彼女(ブサイク前の松嶋菜々子)がいきなり訪ねてきたシーンに
むかついたのは漏れだけじゃあるまい。
「深夜特急」のストイックさが魅力だったのに、急に俗っぽいトレンディドラマ(死語)に
なってしまった・・・
21 :
無名草子さん:03/03/22 01:23
先日サイン会に行ってきました。
丁寧に話しかけてくれて一人一分位は話できた。
物腰の柔らかい話し方をされる人やなーと思いますた。
「一号線を北上せよ」は久しぶりの旅物で深夜特急好きな人なら面白いと思いまつ。
22 :
無名草子さん:03/03/22 01:46
大昔、サンケイで読んでて金かき集めてインド行ったんだけど、
カルカッタで沢木が泊まったホテルがサダルで一番高価なホテル
だったの知ってなんか当時失望したなぁ。若気の至りで一方的な
思い込みだったんだけどね。
個人的には蔵前みたいな旅行が自分には性にあってる。ちょっと
沢木のは今考えると息苦しい。
23 :
無名草子さん:03/03/22 01:50
・ボクシング(内藤)
・深夜特急
・井上用水
・その他、過去の単行本のネタ
ばっかりな気がするでつ、もうずっと。
24 :
無名草子さん:03/03/22 01:58
もう枯れたんだよ。
ワールドカップの記事読んで痛烈に思った。
もう村上龍にさえなれないと・・・・・
25 :
無名草子さん:03/03/23 21:31
>19
ビデオ借りようと思ってたけどやめた
26 :
無名草子さん:03/03/23 21:33
>22
あれ読むとむしょうに旅にでたくなる
でもホントに金かきあつめてインドまで逝った
も前がうらやますぃ
私の場合は97年の年末にテレビで深夜特急を見て感動!2週間後に
タイ、ネパールを3ヶ月旅に出たなー。カトマンズの日本語の古本屋
で深夜特急の本を買いました。ネパールで読んだネパールのとこは、妙に
リアルだったなー。
沢木耕太郎の文章は最高だよね。文章の書き方がほかの人と違う!
夏目漱石のクソ文章も及ばない
>>27 >リアルだった
そうかな。
実際に行ってみてから読み返してみると個人的には感じなかったけどなぁ。
良い悪いは置いといて、ドラックがほほとんど振れられてないし。
特に東南アジア〜アフガンは避けて通れない問題なんだと思うが、
時代が時代だし。まぁ新聞連載って制約もあったのかもね。
まだ谷恒生の小説の方がリアルに感じる.
29 :
無名草子さん:03/03/28 20:22
>>28 漏れはいろいろな国を旅したけどドラッグなんてやる気のない人には興味ないことだし
売人だってなかなか寄ってこないよ。
漏れも沢木氏もドラッグよりお酒ってタイプだからってのもあるんじゃないかな。
作り事が多い話、とはよく言われてることだね。
>>29 >ドラッグなんてやる気のない人には興味ない
そんな人間も居るでしょうが彼が旅行した当時はベトナムも解決されてないし
ヒッピーの残党がまだ沢山旅行してる時期でしょ。特にカトマンズは70年初頭
にはまだハッシシの政府公認の店が何店も営業してた頃だし。
ドラッグだけでなくなんかその当時の雰囲気が余り描けてないような。
作り事の単に小説として読むには問題無いけどリアルなんて言われると
首ひねる。
32 :
無名草子さん:03/03/31 17:49
>>30 細かいところはそうかもしれないが、
少なくとも旅について書かれたものでは、
旅人の心理や感覚といったところの描写はやっぱり巧い。
たぶん長旅をしたことがないひとにはわかりづらいかもしれないが、
一年間旅してそれがすごくよくわかった。
旅をする前とは読み方がずいぶん変わった。
33 :
無名草子さん:03/04/06 05:18
禿
34 :
無名草子さん:03/04/16 21:10
氏の作品をまとめてる本が今出てるけど、あれって文庫で
でてるのを一冊にしてるだけですかね?買おうかどうか迷
ってんですが、結構高いし・・。
話は変わりますが、ドラマのDVDは結構な回転率ですよ、僕
の行くビデオ屋では。隣に置いてある「ビ-バップ・ハイス
クール」はいつも置いてあるけど。
35 :
無名草子さん:03/04/16 22:33
沢木さん自身「あの作品は事実に基づいた作り話だ」と言ってる。
事実に忠実すぎると、生々しさが目に付いて、
あまり面白くない気がするのは、僕だけかな。
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
38 :
無名草子さん:03/04/21 20:47
age
39 :
無名草子さん:03/04/26 19:50
バーボンストリートおすすめ
40 :
無名草子さん:03/04/29 12:14
>>売人だってなかなか寄ってこないよ。
男一人で歩いてるとむちゃくちゃ寄ってくるぞ。
俺はまったくやらないんだけどねえ。断るの大変だった。
日本人は男も女ももうちょっと海外で自覚持って欲しいぞ。
沢木耕太郎程の人でも,“旅芸人”から抜けられないですか.ですね.
43 :
無名草子さん:03/05/01 23:17
一瞬の夏と深夜特急が好きだな
最近、血の味読んだけど、じわじわ来る感じわかるねw
ドラマは大沢たかおが演じたから、良い味になったんじゃない?
一瞬の夏もいいが,コホーネス,ドランカーの輪島功一モノが好き。
ソフトな語り口の向こうに狂気がみえるっつーか。
最近出てる,全集は買おうかどうか迷う。
ほとんどは既に読んだものなんだが,1巻に1編ずつくらい未発表物があるんだよな。
作品としては未発表でも内容的には既出だったりして(w
…井上陽水と飲んだ時に〜…とか
46 :
無名草子さん:03/05/04 00:29
>>43 血の味、よかったね
沢木さんの初小説ということで、読むのをためらってたけど
作品の世界観にひきこまれてしまった・・・
父親についての謎がいいスパイスになってるなあ・・・
47 :
無名草子さん:03/05/04 18:53
海外に一人旅に行く先輩に深夜特急貸したら途中で返ってこない…
せっかくいい本なのに。全部まで読んで欲しい。
今度全集で出たら買おうと思ってます。でもかさばるから
持ち歩けなくなっちゃうんだよなぁ
全部まで→最後まで
でした
49 :
無名草子さん:03/05/06 21:51
深夜特急以来今まで沢木好きだったんだけど、新作の『1号線を北上せよ』には
がっかりした。ベトナムの部では外国人とツアーバスで旅行したことが
書いてあるんだけど、自分がツアーを盛り上げたおかげで、このツアー
始まって以来最高に盛り上がったと、ガイドのおじさんに言われたなんて
自画自賛してるんだもんな。深夜特急の年齢のころならともかく、今現在
の沢木がそんなこと真に受けて書くか? 自分だけ特別みたいに。
俺学生のとき同じバス乗ったけど、アメリカ人とかフランス人の若い奴らと
盛り上がって、そのあと一緒にカンボジア、タイまで一緒に旅行したぞ。
もったいないけど、もう残り読むのヤメタ。
50 :
無名草子さん:03/05/06 23:05
人の砂漠は良いよ。
51 :
無名草子さん:03/05/06 23:13
向田邦子さんの『父の詫び状』の後書きを読んで、沢木さんの文章は
やはりカコイイと思った。ナルシシズムが鼻につくけどね。
52 :
無名草子さん:03/05/07 01:40
この人、草加関係でしょ?
54 :
無名草子さん:03/05/07 08:18
55 :
無名草子さん:03/05/07 09:46
1
56 :
無名草子さん:03/05/07 17:43
57 :
無名草子さん:03/05/08 14:03
初めて深夜特急(第2巻?)読みました。
感動も何もしなかった俺はバカですか?
近藤紘一さんの本はとても面白くて全部買いましたが。
深夜特急と聞いて京急を思い浮かべる人結構いるはず。
59 :
無名草子さん:03/05/08 23:07
なんかもっと人気あるのかと思ってたけど
意外と無いんだね。以前のノンフィクションは好きだったんだけどなあ
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
61 :
無名草子さん:03/05/22 14:40
age
きらいじゃないが、間違い・思い込みが多い。
映画『ミッドナイト・エキスプレス』の監督をオリバー・ストーンと書いているが、実は『小さな恋のメロディー』等のアラン・パーカーである。
あの幼児趣味といい、『ミッドナイト 』のホモ・シーンといい、アランはかなりの変態である。
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
65 :
無名草子さん:03/06/07 13:47
一号線を北上せよ
66 :
無名草子さん:03/06/09 14:28
沢木氏のようにスポーツや旅に関わってみたいと思う。
なんだかんだ言っても、名作は名作でしょ。
俺は前半の香港からカルカッタまでの部分が大好きで、一生読み続けるだろうし
また、最も影響を受けたところだなあ。
ホント、学生時代にこの小説に出会っていれば。
今でも、仕事やめてカルカッタに行きたい病が出て困るときがある。
68 :
無名草子さん:03/06/14 23:28
もうイイ年だけど相変わらずイケメンだよなぁ>沢木氏
69 :
無名草子さん:03/06/19 08:09
十代の頃は感心して読んでたんだけど、
たとえばスポーツの試合あたりがわかりやすい例になると思うんだけど
正確に描写して伝えるってことは気にしてないみたいなんだよね
彼の主観をかっこいい文章で書いてる。
思い入れたっぷりならともかく、思い込みじゃないのかと感じて萎えた
ただインテリだし青春性があってストーリーや価値観組み立てるのが
うまかったな〜
若々しくクッキリした感じのひとだけど、そろそろ貫禄も欲しいところだ。
70 :
名無し草子さん:03/06/19 20:48
このスレで観て、血の味を読んでみたいと思っていたのだけれど
今日文庫を1・2行読んだら
以前出てすぐに読んでいたことを思い出した。
「血の味」はじめて読んだ時、ものすごく引き込まれて
何時間かで、あっという間に読み切った。
陸上とか社会に敗北してる感じとか、国籍不明の父?とか、
いいよねぇ、沢木ワールドで。
>>71 元ボクサーとの喧嘩のシーンも、
沢木ならではの描写だったね。
>>72 あれって、絶対「小説」の名を借りた「私小説」なんじゃないかと
勘繰ってしまいました。
でも、オカマに迫られたことあったのかな???
74 :
無名草子さん:03/06/24 09:09
血の味はどう解釈すればいいんだろう?たった今読み終えたんだけど、
よくわからない・・・。
NHKスペシャル出てましたね、沢木氏。
テーマはあまり好きなものじゃなかったので、
期待はしていなかったんだけど、本人が出てきてコーフン!
本人が登場するとは思わなかったので、うれしかった!
>>74 小説って、読んだ人それぞれに解釈されればいいんだと思う。
わからなければ、わからない、でいいんじゃない?
私は、大まかに言うと沢木さんの経験から来る妄想?というか想像で
作り上げた世界だなー、と思った。
だから、結論が出なくても、オチがなくても(あったか?)沢木氏の本を
読破した、ってことだけでで良かったです。
>>75 読んでないけど「いるかと墜落」の時の撮影なのかな?
78 :
無名草子さん:03/06/29 20:33
一度、仕事で沢木氏と会ったことがあるけどむっちゃいい人だった。
一匹狼のイメージがあったせいか、もっと高飛車な感じなのかと思ったけど、
ホント気さくだったよ。
「血の味」は最初読んだときはワケワカランだったけど、
なぜか何度も読み直してしまう不思議な本。
この作品については、沢木氏もまったく語っていないあたりが
さらに謎を深めるというか・・・
最近の「旅」に関してのものは、出版社が無理矢理書かせているような
印象を受けるのは気のせいだろうか?
漏れも「血の味」の読後にじわじわとくる気持ち悪さが好きだw
>>3&
>>11 沢木の名前につられて「天涯1」も「天涯2」も買った
漏れはアフォか?
ところで「天涯3」って出ないんすか?
>>78 昔、講演に行ったけど、実物も本の裏にある写真と全く同じだし、
喋り方も淡々としてるし、
いい意味でも悪い意味でも、全く意外性のない人だと思ったな。
仕事してても、あんなに淡白そうな人なの?
82 :
無名草子さん:03/07/04 01:30
「SWITCH」に書くようになってから
質、というか仕事へのモチベーションが
下がったように思えるのは気のせいだろうか。
>>81 自分も講演聞きに言ったことあるけど
沢木氏はこれまで仕事上多くのいろんな種類の人と会って話を引き出してきたから、
講演という不特定多数の人間を相手に、どうすれば全員に不快感を与えずに、
限られた時間の中で話をまとめて伝えられるか、
という技術というか癖がついているんじゃなかろうか。
それが逆に淡々とした印象を与えているのかもなとも。
サイン会では一人一人と話をちゃんとしているあたりからも
想像するとだけど。
でも、そんなに講演やる人じゃないよね。
>>82 確かにそうかも・・・
「SWITCH」で発表されたものには、あまりいいものがない。
(個人的に)
84 :
無名草子さん:03/07/04 01:59
>>81 福本伸行との対談観に行ったことある。
福本好きの2ちゃんねらとしてはツボだったw
けど、福本もカイジもよく知らない沢木ファンにとっては
ワケワカランだったかも。
85 :
無名草子さん:03/07/05 00:20
「壇」読んで泣きそうになった。
まいったな。読む際は「リツコ」と「火宅」も読んでおく事をお勧めします。
オン・ザ・ボーダー買ってきた。
墜落事故の話って初めて読んだけどけっこうやばかったんだねぇ。
≫83
講演会での淡白な印象が、いけない訳じゃない。
ただ本で好きになって、実物が喋る姿を実際に見たら
もっと熱いものを感じられると期待してたから。
サイン会って東京近郊でしかやらないデショ。
行きたくてもいけないよー。
≫84
福本伸行って誰?
福本もカイジもよく知らない沢木ファソなんで・・・。
ワケワカラン!
教えてチャン。
>>87 パソコン使ってってそんなこともワカらんようでは
死んだ方がいいよ。
一秒間に24回死ねよ。
沢木マターリスレで氏ねとか言うな!
ヴォケ!!!
沢木マターリスレでヴォケとか言うな!
氏ね!!!
91 :
無名草子さん:03/07/09 20:36
なんで怒ってんのさ
92 :
無名草子さん:03/07/09 22:39
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95 :
無名草子さん:03/07/13 22:47
パソコン使ってって
パソコン使ってって
パソコン使ってって
96 :
無名草子さん:03/07/13 23:14
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
沢木ってウェイター?
101 :
無名草子さん:03/07/20 13:24
ここの住人のオセイボはチリ紙ですが何か?
血の味文庫出版直後はちょっと盛り上がったのに
すっかり荒れたな。このスレ。
よってsage。
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
>>83 今日、講演会@池上本門寺(西馬込)に逝ってきた。
「一瞬の夏」のその後、かなり詳しく聞くことができた。
カシアス内藤はいまや弟同然らしい。
今、彼のジムを作るために奔走中らしい。
しかし話し上手な人だった。
年齢層も、(ヲタから普通の檀家さんまで)濃さもバラバラの聴衆を
いっきにつかむネタふりから、途中なんどもあった笑いのサービスまで
お見事でした。
106 :
無名草子さん:03/08/03 22:09
>>105 沢木氏は相変わらず、痩せてましたか?
青のギンガム・チェックのシャツ着てました?
>>106 相変わらず、長身痩躯でした。
背筋が伸びて姿勢がいいのも変わりません。
少し色のあせたブルージーンズに、使い込んだ革のベルト、
真っ白なコットンのシャツでした。
講演前にあったカシアス内藤のラストファイトのスライドショーで
25年前の沢木さんが、ソウルでセコンドについてる写真があった
のですが、その時に着ている服とまったく同じでした。
ご本人も「進歩がない。笑ってしまった」と。
108 :
無名草子さん:03/08/03 22:45
>>107 Thanks。
全く、同じでしたか。なんか、想像つき過ぎです。
こちとら、地方なんで、近郊、在京の方が羨ましい限りです。
>>108 池上本門寺は、幼い頃に沢木氏が幼馴染のカメラマン内藤さんと
遊んだ場所だそうです。そのゆかりで実現した講演だそう。
内容は…
ついこの間NYにミュージカルと松井を観にいった話、
その空き時間にセントラルパークで本を読んでいたら、同じベンチに
座った日本人男性に「沢木さんですよね」と声をかけられ、波乱万丈の
彼の人生を延々一時間半聞かされた話、
サッカー日本代表の話をしようと思ったけど、やっぱりカシアス内藤
の話をしたいと思う、先日「一瞬の夏」を書くきっかけになった恩のある
TBSの情報誌の編集者がなくなったから、感傷もありまして、という話、
「一瞬の夏」後日談、現在進行形のカシアス内藤の話(沢木さんにとって
非常に近しい存在みたいで、ものすごく愛情のこもった話し方でした)、
映画「トカレフ」等に主演した役者であり元ボクサーである大和武士の話、
サッカー日本代表中田英寿の話(中田とは去年、パリで会ったりしたそうです)
等々、でした。
頭の回転の早い人特有のハイパーな話の展開で、とても早い二時間でした。
>>105&109
カシアス内藤って、少し前に事件起こしてタイーホされてたよね。
そのこととかも話したの?
>>107 その服装って、私が行った講演でも同じ格好だ・・・。それも5,6年前だけど。
沢木氏って、気に入った服は何度も同じ物(または似たような物)をずーっと買い続けるタイプなのだろうか。
そうだとしたら、なんかうれしい。
>>110 それも含めて全部。
奥さんと死別したことも、娘二人を抱えてトラック運転手をしながら
「死ぬほど苦労した」ことも。
元日本チャンピオンの大和を沢木さんと内藤が二人三脚で育てた話、
銀座に沢木さんと二人で作ったジムが一年半でつぶれた話も。
…というか、カシアス内藤はその日、講演会会場にも来ていて、
沢木さんと一緒に写真展を見ていて、講演会も聞く、と言ったのを
沢木さんが恥ずかしいからヤメローと言って、帰ってもらったそうな。
「弟」らしいよ。
沢木ってどうして、ボクシングとかマイナーな土地の旅とかヘンな対談とか、
女にはウケないはずのネタばっかやってんのにどうして女のファンが多いの?
やっぱルックスがいいから?ゆるせねえな。
ルックスもそりゃまったく関係ないこともないだろうけど、
一本芯の通った仕事と生き方に惚れる女は少なくないと思う。
夢は枯野を駆け巡るのはなにも、男の専売特許じゃないしね。
>>110 事件って何したの?逮捕されて、起訴もされたの?刑は?
>>111 そんなことやってたのか。>沢木&内藤
ところで、大和って大和武士のこと?あの二人が育てたのかー。知らなかったなー。
大和が一時期ブームになってた頃に、沢木のサの字も聞いたこと無かったけどな。
115 :
無名草子さん:03/08/08 23:36
>>114 大和武士は役者として売れた時期があったからね。
一般世間では日本チャンピオンなんて知られていないし。
このスレ初めて来たけど、ものすごく自作自演が激しいな。
1人3〜4役なのミエミエ。
おそらく「Y」か「H」がやってるんだろう。もしかして二人でやってるとか???
自分たちのイエで、いいカッコするのに疲れて、ここで悪態ついて楽しんでるんだろ。
ちょっとは自分のイエを整備することに精だせよ。
117 :
無名草子さん:03/08/10 07:16
AGE
118 :
無名草子さん:03/08/10 07:38
寝言いってないで
とっとと削除依頼だしてこいよ、夏厨。
>>114 所属は、五反田の渡辺ジムだったんだけど、そもそも大和は少年院に三回入って
いた札付きで、それが服役中に図書館で「一瞬の夏」を読んで、ボクサーに
なろうと志したらしい。(沢木氏いわく、マンガみたいでしょ?)
ある日沢木さんのところにTV局が電話してきて、「これこれしかじかの少年が
居るので、会って貰えませんか?で、そこを撮らせてください」って話だった。
が、当時の沢木氏は「とんがっていたので」TVはお断りしたと。
でも、ずーっと気になっていたので、ある冬の日にフラッと渡辺ジムに見学に
いった。そしたらいい子だった。ジムの会長もすばらしい人だった。
が、コーチがいまいちプロフェッショナルではなく、案の定、大和は負けて
しまう。控え室で泣いている大和を見ているうちに、素質は疑いなくいいので、
これで故エディ・タウンゼントさんみたいな指導者に恵まれれば…と、思い出した。
カシアス内藤と話し合ううちに、「ぼくたちの本を読んでボクサーになると
いうのなら日本チャンピオンくらいにしなきゃな」ってことになり、大和もぜひ
憧れのカシアス内藤に教わりたいという。
…えーっと、ここから延々続くので、まぁ、割愛。
とにかく不思議な縁で結ばれてる三人だ。
沢木氏は一度、チャンピオンになり遊びグセがついた大和に怒って絶縁する
んだけど、内藤さんは沢木氏曰く「優しいから」、見捨てなかったらしい。
で、アレコレあり沢木氏もある日大和を許し、今に至るそう。
>>119 へえ。そんなことあったんだ。
大和って、有名になってからしか知らないんだけど、赤井とか渡嘉敷とか以上にふざけた奴だなーって思ってた。あんなの沢木が手がけたなんて、知らない方がよかったかも。
大和武士って名前からしてふざけてるけど、誰がつけたのやら。
>120
沢木さんが言うには、大和はボクサーになりたかった、というよりも
ただ、有名になりたかった、らしい。
それをいいとか悪いとかはいえないけど…
みたいなことを言っていた。
役者になってからずーっと絶縁していたらしいよ。
でもある日、色々あって許したらしい。
122 :
無名草子さん:03/08/12 13:18
沢木が朝日新聞で連載するそうだね
123 :
無名草子さん:03/08/12 18:44
月イチで映画の紹介してるのと、別にですか?
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
126 :
無名草子さん:03/08/17 04:09
このスレ初めて来たけど、ものすごく自作自演が激しいな。
1人3〜4役なのミエミエ。
おそらく「Y」か「H」がやってるんだろう。もしかして二人でやってるとか???
自分たちのイエで、いいカッコするのに疲れて、ここで悪態ついて楽しんでるんだろ。
ちょっとは自分のイエを整備することに精だせよ。
128 :
無名草子さん:03/08/17 04:19
男優さんのチンチンにまたがりガンガンと腰を振る少女。
挿入部のアップは見応え十分ですよ。
締まりのよさそうなオマンコが男性自身をくわえ込み,
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129 :
無名草子さん:03/08/17 05:18
氏ね
「
>>1が立てたスレ」について各界の反応
総理大臣/小泉純一郎さん 「何で今さら、こんなレスが出てくるのか分からない」
自由党党首/小沢一郎さん 「(事務所を通じて)コメントする価値を見いだせない。」
東京都知事/石原慎太郎さん 「くだらないねえ。何が楽しみでこんなレスしてるのかな。連中は。」
日銀総裁/速水優さん「頭の中までデフレが浸透していると、再認識せざるを得ない。」
ソニー会長/出井伸行さん 「ブロードバンドが普及すれば、こういう削除も速くなると思う。」
白鴎大学教授/福岡政行さん 「やっぱり自公保連立政権の発足からこういうレスが増えたと思います。」
タレント/デーモン小暮さん 「わが輩が地球を征服した暁には1から処刑するぞ。グハハハハ。」
新しい教科書を作る会/西尾乾二さん 「このレスほど戦後民主主義教育の欠陥を表しているものはない。」
元グリーンベレー/柘植久慶さん「海外にはこの程度の変質者はコンビニにもいる。日本が平和すぎた。」
女優/広末涼子さん「こういう人がいる日本って、やっぱりすごすぎると思う。」
プロデューサー/テリー伊藤さん「1は本当にバナナの皮を踏んで滑ってこけそうな人だよね。」
法政大学教授/田嶋陽子さん「これだから男社会はダメなんだよ」
マルチタレント/大橋巨泉さん「俺は1みたいなやつがいるから日本にいたくないんだ」
財務大臣/塩川正十郎さん「もうよろしやろ?」
元大阪府知事/横山ノックさん「いつまでこんなコトしているんだ!」
元ホステス/福田和子さん「1みたいなんが、盗聴するんや。危ない危ない。」
前総理大臣/森喜朗さん「1のような子供を作らないために教育は私立に任せるべきです。」
元保険外交員/林真須美さん「1がおったからカレーに毒入れたんや。」
元公務員/宅間守さん「ほんまは1を殺したかったんや。」
元教祖/松本智津夫さん「1は今後も駄レスを書きこむだろうからポワしなさい。」
131 :
無名草子さん:03/08/30 05:42
いいネタかましたな。ひまじんさんよ。
|
| いいネタかましたな。ひまじんさんよ。
\__ _______
|/ ,,,,,,, _
/'''' '';::.
/二⌒"''ヽ l ≡ );;;: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〈i
>>131 `'ヾ | ≧〒≦ :;/) | ツマラン!!
|こi .iこ ヾl iー/ i ー' k.l <
>>131、おまいの話は
l / !.ヽヽ i6. l ノ‐ヘ iJ | ツマラン!!
. l,〈+ヽ ノ U乞 し ノ \_______
ヽー '/ `ー ‐
133 :
無名草子さん:03/09/17 19:37
新刊出たんだ?age
134 :
無名草子さん:03/09/18 00:18
新刊の「無名」読んだ。小説かと思ったけど、あれはエッセイというか随筆になるのかな?
「血の味」のあとがき的な感じかも。
どんな内容だったの?
136 :
無名草子さん:03/09/20 22:04
ただいまNHK教育に出演中です
富士ケイコと付き合ってた、ってのはホント?
外出かもしれんが、最近知って驚いたので。
139 :
無名草子さん:03/09/22 22:50
>>135 沢木氏の父親についての話。
エッセイを含めて、ここまでプライベートなことを書いたのははじめてのような気がする。
(とはいえ、決して下世話な内容ではないので、変な期待はしないように)
これを読んで、沢木氏に妻子がいることを知った人も案外いそう。
万年青年のイメージの上、生活の匂いがしないからなあ。
そういや、「血の味」は元々「無名」っていうタイトルだったって、
「血の味」の単行本のあとがきに書いてあったな。
>>137,188
それって唄だ光るのハハのこと?
まじ?そんな噂あった?聴いたこと無いよ!
だってあの夫婦って2度か3度結婚したり離婚したりしてるんだよね。
その間沢木にちょっかいだしてたってことなの?
詳細きぼん!
>>140 週刊誌にのってたことない?
139さんとかがくわしそうだから聞いてみれば?
俺あの人のことあんま知らないから
142 :
無名草子さん:03/09/25 11:24
テロルの決算を読んでます。
面白いです。
では、139さん沢木氏と歌だ母とのこと詳しく解説お願いします。
パソコン使ってって
パソコン使ってって
パソコン使ってって
>>141 週刊誌っていっても、そのネタ載ったの「噂の真相」だよ。
この人って横国でしょ、意外に馬鹿だね
もしかして浪人とかしてないよね
147 :
無名草子さん:03/10/03 11:29
「深夜特急」と「無名」しか読んだことないんですが、沢木耕太郎は好きです。
「無名」よかった。一気に読みました。読んでる最中頭の中には真っ白な絵の具が塗られたような感じがしてた。
読み応えあり。
148 :
無名草子さん:03/10/03 12:52
漏れ的にはテロルの決算が一番よかったんだけど、他にそういう意見ないね。
沢木臭があまりないルポらしいルポだからかな?
>>146 「横国でウマシカ」って、オメーは東大かハーバード卒なのか?
横国は個性的な有名人が多く出身しているし、いい学風と思われ。
人物の好き嫌いは別だけど。
150 :
無名草子さん:03/10/06 05:37
>>149 一応関西の旧帝なもんで・・・でも言いすぎた、悪い。
っていうか3分でレス返したな。俺。
オイ!おめーら!どいつもこいつもウラヤマシーぞ!!!
…と身悶える、国立大に落ちた漏れ。
沢木の頃の横国大は2期校だった。
1期校は3月3・4日、2期校は3月24・25日頃が試験日だった。
(東大だけは3・4で一次試験→足切りして10日頃二次試験)
旧帝大すべて、それから東工大・一橋などめぼしい大学は1期校。
ゆえに、1期校を落ちたのが2期校に入学していた。
たぶん沢木耕太郎も東大か一橋あたりを落ちたんだろうな。
あ、そうか俺大学生だから昔の事情疎いんだけど、今もかもしれないが
昔の横国って東大一橋落ちが行くとこだったって聞いたことがあるよ。
なんか今よりも断然レベルが高かったらしい。でもそれでその時の学長が
東大落ち受け入れ学校はいかがなものかといっていろいろ制度変えて今の横国は
以前よりレベル低いんだとさ。学歴の話になってすまんかった。
沢木自身も東京出身&在住なのに横浜くんだりの大学へ通うことに、「都落ち」みたいな屈辱感を持っていたことは確かでしょう。
通学の話とか、大学と周辺の描写に、如実に現れている。
だけど、その大学で例の教授に出会わなければ、現在の沢木も無いわけで…。
東大や一橋に行ってたら、どうなってたか?
>東大や一橋に行ってたら、どうなってたか?
文春とかメジャーな出版社や新聞社に行ってたんじゃないかね。
経済学部なのに卒論はカミュだったり、銀行に入行初日で
辞めるなんてエキセントリックな事をするくらいだから。
週刊文春書評ほしゅ(遅すぎ)
157 :
無名草子さん:03/10/14 13:30
158 :
無名草子さん:03/10/14 15:59
ちなみに一橋は二期校です。
>>158 これこれ、嘘ついちゃいかんよ。
一橋は一期校。
有名どころの二期校は、東京医科歯科大や東京外大。
160 :
無名草子さん:03/10/19 16:07
沢木って最近変なネタばっか書いてて、
漏れにとってはどうでもいい作家になっちゃった
161 :
無名草子さん:03/10/21 11:27
テロルの決算はいいです!
162 :
無名草子さん:03/10/21 18:38
>>140 その話、海外旅行板の沢木スレに出ていた。
1970年代後半、藤圭子のノンフィクションを本にするため
1年半密着取材しているうちに恋愛関係になったそうです。
で、沢木は妻子を捨て、一足先にNYへ逝っていた藤圭子と
結婚し、そしてニューヨーク市立大へジャーナリストとして
留学する予定だった。
しかしどういうわけかその計画を断念し、妻子とよりを戻し
平穏な生活に戻ってしまった。そして藤圭子のノンフィクション
もお蔵入りへ。
そして失意の藤圭子は、たまたまそばにいた宇多田の父親と
ヤケクソ気味で結婚。そしてヒカルが誕生した。
結局、沢木と藤は結婚しなくて良かったんだよ。
>>155 沢木は創価学会系出版社の第三文明社の元編集者。
163 :
無名草子さん :03/10/24 08:59
>>162 釣り?
沢木って結婚したの80年に入ってからじゃない?
いちおー補足すると元ネタは噂の真相だよな
165 :
無名草子さん:03/10/24 20:09
>>163 新婚ほやほやの時か、現在の夫人と結婚する直前に
藤圭子と付き合っていたのでは?(二股交際疑惑)
あと宇田多ヒカルの父と藤圭子の結婚は、1981〜82年頃
結婚だったよね?
166 :
無名草子さん:03/10/24 20:10
沢木がエキセントリックな藤を捨てたのは正解。
まぁ、散々もて遊んで捨てたらしいけど。
167 :
無名草子さん:03/10/25 15:29
ウタダの両親って何度も結婚・離婚くりかえしてるんでしょ?
それに沢木も関係してるのか???
169 :
無名草子さん:03/10/27 11:23
明朝、NHK登場
170 :
無名草子さん:03/10/27 11:50
>>167 沢木と藤の仲は完全に終わっているので、それについては何も関係してない。
171 :
無名草子さん:03/10/27 12:22
>171
おお、さんくす。見まつ。
放送時間長い番組だけど、何時ごろご降臨だろう。
ずっと張り付くのはつらい。
173 :
無名草子さん:03/10/27 20:33
沢木ってすごく自分のプライバシーを隠すひとだったのに、
よく身内のことを書いたね。びっりしたな、もう。(本名は
沢木耕太郎としているが、実はそれすら嘘なんだよね)
でも晩年になったらネタに困って、自分自身のこと書きそう
だけど。(随分う自惚れが入った自画自賛本になりそうな悪寒)
でもさ、この人は早大・慶大あたりを卒業して文芸春秋社とかに
入社していたら、もっと自惚れて(ハンサムで才能豊かな自分に
酔っている人なんだとさ)いただろうね。
>>173 >でもさ、この人は早大・慶大あたりを卒業して文芸春秋社とかに
>入社していたら、
学歴厨みたいですまんが、ここは「東大・一橋あたり」に変えてくれ。
当時は横国大の滑り止めが早大・慶大だったんだよ。
え?沢木耕太郎ってペンネームなの?
がーん!ショックー!!!
176 :
無名草子さん:03/10/28 08:40
いまNHK総合「生活ホットモーニング」に生で出てるぞ!
テレビつけれ!!
177 :
無名草子さん:03/10/28 08:47
見てるよ!!
178 :
無名草子さん:03/10/28 08:50
沢木のお父さん、日本人はなれしたお顔をしております。
彼が旅行中にその国の人と間違われることがあるといっていたのが
解った様な気がした。
深夜特急1が百円であったのでカネ捨てたつもりで買って読んだ
意外と面白かった
食わずぎらいはいかんな。
ただ、うぬぼれる前にブルース・チャトウィンくらい
世界中をとびまわって見聞しろといいたい
妙にクリアな文体も、幻想性を減じていてオレ的にはすきではない
いや、彼の思想みたいなものが記者的なのか?
>>178 「ナセルとマリリン」だったっけ?
次郎さん、ハンサムだったね。耕太郎と顔は似てないけど、いい男ですた。
ところで、出版社知って、なんで「無名」書いたのかわかった気がした。
あそこの社長が、暴露本とか告白本出すの好きな人なんだね。
>>179 100円とはウラヤマスイ。
折れなんて、定価で全部買ったぞ!
182 :
無名草子さん:03/11/05 22:39
「一瞬の夏」を読み返すと
当時しょちゅう聴いてた桑田佳裕の「孤独の太陽」が脳内で再生される
パソコン使ってって
184 :
無名草子さん:03/11/17 21:59
深夜特急(・∀・)イイ!!
185 :
無名草子さん:03/11/17 22:31
>>175 横浜国大の卒業者名簿に「沢木耕太郎」なんていう人はいないと
いうことは、以前から指摘されておりました。
でも沢木は別に学歴を偽っているわけではないのです(藁。
確かに横浜国大は卒業しているのです。つまりあの名前はペンネーム
なのです。
そういうわけで、数年前どっかの雑誌の取材で「沢木耕太郎」は
本名でないとついに認めたそうですが、未だに本名は公表して
いません。(AV女優でもないのにさぁ、なんで本名言わないん
だろう?この人)
いまから18年前に会ったことあるけど、その時は、
「テロルの決算」に続いて、池田勇人、唐牛健太郎のノンフィクションを書いて、
60年代3部作にしたいって言ってた。
既に取材してるようなこと言ってたけど、そのままオクラにしちゃったみたいで残念だな。
187 :
無名草子さん:03/11/19 22:13
>>186 いいえ。お蔵入りにはならないのでは。
池田勇人の事は、全集のなかに書き下し?として発表されるはずです。
それよりも、オイラは一時熱心に取材してた連赤関係のが読みたい。
あれはどうなったんだろうか。
>>187 俺の想像でしかないのだけれど、連赤関係のものは書けないのではないだろうか?
189 :
無名草子さん:03/11/20 18:18
>>188 ん〜。それもありうる。
永田洋子とかが、死刑執行された後、発表されそうな気もするが。
190 :
無名草子さん:03/11/20 22:23
SWITCH 特集「沢木耕太郎・旅の果て、遙かな王国」
げっとage。
>>185 それって、沢木ファソの間では有名な話なの?
最近ファンになった小生には、初耳。
ホントになんで本名明かさないのかね。気になる。
卒業名簿までチェックした人は、写真見ても沢木を確認できなかったのかな?
192 :
無名草子さん:03/11/26 13:15
一度も聞いたことがないのですが、クリスマスの夜にラジオを
やってますよね、今年もあるのでしょうか?
それとも最近はやっていない?
自分の住んでる地域では聞けないので・・
知ってる方教えて下さい。
194 :
無名草子さん:03/12/05 01:19
クリスマスの夜か。
俺は明石家サンタ見てるからなぁ。
>>19 あれはやっちゃいけない脚色だったと私も思う。
日本で待つ彼女出すなら、声だけで十分だった。
あとイランで車追いかけてるのもわざとらしかった。
イラン〜トルコ間は今陸路通れないから仕方ないにしても
怪しげなバスに揺られて闇に消える〜エルズルムの朝。でよかったのに。
>>162 それはそれで長続きのしない関係だろうけど、
見たかった気もする。
あぁどもども。ぐはは。
ごめんなさい。今、一瞬の夏よんでてすんげー感動しますた。
おもろい!
おれもタクシードライバーになろう!
んで沢木耕太郎をのせよう!がっはっは。
あのですね、沢木耕太郎と伊集院静がおもろいなーと思ったんですけど
この二人に似たような作家を教えてくれませんか?おねがいします。。。
いやーバーボンストリート読んだら、もう下手な小説はよめないっす。
すごいなーこのおっさんはー
ええなーええなー
198 :
無名草子さん:03/12/23 18:13
age
199 :
無名草子さん:03/12/23 18:24
>199
そうだろうね。最近の『スイッチ』の特集でも書くとか言ってた。
ノンフィクションというより、もう回想録の世界だな。
201 :
無名草子さん:03/12/24 01:38
>>185 いや、以前は沢木耕太郎の名で名簿に載っていたのを見たことがある。
ここ十年ぐらいは本人の希望で載せなくなったようだ。
202 :
無名草子さん:03/12/25 01:32
今、ラジオやってるぞ!
203 :
無名草子さん:03/12/25 22:01
天涯 第三購入しますた。
・フランスWCの写真はあるのに、日韓共催の韓国の写真がない(なくてもいいけど)のはなぜ?
・掲載された国や地域の数が少なくなったような気が・・
それでも写真のセンスも相変わらずいいし、旅に纏わる文章、引用も悪くはないんだけど、
作りが一、二作と殆ど変わらないため、多少マンネル感がでてるようで
その辺が気になりました。
本人も巻末でこのシリ−ズはこれで終了みたいなこと言ってるし、
潮時なのも仕方ない感も否めないのかも、と。
うがー。
いま、一瞬の夏を読み終わったぁ〜
いや〜、なんかハッピーな終わりじゃなかったけど、
うんうん、これは実話だからね〜
それに、内藤がチャンピオンになって終わるより、
リアを手に入れて普通のオジンになって終わった・・・
という落ちの方がなんか感慨深いっす。
いや〜おもろかったっす。
なんか読んでて、内藤がかわいそうになって、沢木さんに腹たってきた〜!
おめぇーはよ試合きめんかい!って。まぁ沢木さんが悪いわけじゃないん
だけどね。
うーむ、なんか沢木の自責の書って感じだったニガ。
さぁーて、次は「檀」か「テロルの決算」をヨムッペ。
やっぱ「火宅の人」を読んで「檀」はよむべきですか?
でも、「テロル」の事件も全くしらんしな〜
やっぱ下調べて読むべきっすね。
うわーははは
205 :
無名草子さん:03/12/30 23:20
>>204 「リア」は文庫化の際に収録されたもので、単行本では試合に負けてガックリのところで終わりなんだが。
俺は単行本の終わり方のほうがいいと思う。
206 :
無名草子さん:04/01/13 23:00
>>204 テロルは赤尾敏を少し調べてから読むといいかも。
誰か、プレイボーイ買いました?
家族のことも、全部語ろう、みたいな。
208 :
無名草子さん:04/01/26 22:54
↑
週刊プレイボーイに載ってるの?
209 :
無名草子さん:04/01/31 23:57
沢木さんの血液型、知ってる人いる?
沢木さんの血の味、知ってる人いる?
211 :
無名草子さん:04/02/01 15:32
新作の、『冠』『杯』って、新作書き下ろし載ってるの?
買う意味あるのかな
>>208 いや、月刊のほう。新聞広告に写真入で、
そのタイトルで載ってた。
213 :
無名草子さん:04/02/02 20:26
冠を読み終わったところ。
面白かったです。
オリンピックの見方が、次は変わるのかも。
>>213 沢木のせいで、見方の何がどうかわるのさ?
教えてよ。
215 :
無名草子さん:04/02/06 04:08
無名を今読んだ。
携帯買えよと、出版に5年も掛かるのは長すぎ!って思った。
216 :
無名草子さん:04/02/11 12:22
これからは陸上競技も見よう、とね。
>>216 わざわざ沢木の影響じゃなくても、マラソン人気(代表者選考ドタバタも含め)とか
さらに末続とか為末のおかげで、陸上ファソは増えてるわけだが・・・。
218 :
無名草子さん:04/02/12 06:16
朝原宣治のノホホン顔に一票。 な、わけだが。
219 :
無名草子さん:04/02/15 23:06
トルシエ批判、いい加減飽きた。
最後のほうはいらないよね。
台無しにしてると思った。
220 :
無名草子さん:04/02/16 01:04
>>219 沢木って、トルシエ批判派なのね?
ジーコ待望派だったのかな?
川口キャっぷは、トルシエ在任中から堂々と言ってたけど。
じゃあ、今の「弱体ジーコジャパン」について、何かひとこと言ってくりー!
221 :
無名草子さん:04/02/26 23:04
杯(カップ)読んだ。この人よほどトルシエの事が嫌いだったんだな。
あと韓国に対する複雑な感情に共感した。
222 :
無名草子さん :04/03/05 00:47
ageちゃお
深夜特急便,全6巻買って読みました。
大沢たかおで,テレビシリーズで放送され
ました。沢木耕太郎俳優に,匹敵するほど、
ハンサムえエー―ペンネームですか?
224 :
無名草子さん:04/03/28 10:53
『沢木耕太郎ノンフィクション』第6巻、まだ?
225 :
無名草子さん:04/04/08 10:34
杯には失望したな
サッカージャーナリストとは違う視点で書いてくれると思って
期待してたけど、ただの日記じゃん。どこいって、なに食ったって、そんな話
ばっかりでつまんねー。
トルシエ批判もマスコミ垂れ流し情報を元にしてるだけで
合宿を取材してるわけでもないし、なんでそこまで批判できるのか
よくわからなかった。トルコ戦の敗因を分析してるけど、サッカーのトーナメントは
結局運不運が大きいわけで、後からなんだかんだ言ってもそれは結果論でしかない。
ノンフィクション全集の6巻で『無名』を読みました。(図書館で借りれなかったんですよ)
読んで思ったんですが……このひとの娘さんって、ヲタ? 死んだ父親(娘にとっては
祖父)が「絵がうまいねえ」と言ってたり、中学生でアニメのビデオを録画してるみたいな
ことが書いてあった。
227 :
無名草子さん:04/04/08 21:10
>>225 おれもダメだった。
サッカーのW杯をどう書くのか興味あったんだけど、
あんな本を書くために貴重なプレスパス取るなよ。
深夜特急は好きだったのに。
ソウルの空港で、寝坊して予約してある飛行機の出発時刻の20分前に
カウンターについて予約が取り消され席がないことにキレてるけど
そもそも国際線なんだから、連絡もしないでいたらキャンセル待ちの客に
席を回すだろ? 深夜特急とかも含め海外旅行はいっぱいいってるんだから
常識じゃん。 もう若くないんだから、もしそんなことがあったとしても
書かないほうがいいんじゃない?
この人も「深夜特急」がピークだったような気が。
最近のはあまり読んでない。
最近「深夜特急」だけ読んで、めちゃめちゃ面白かったんですけど、
この人ので他にお勧めって何があります?
>>229 『チェーンスモーキング』(新潮社、文庫版あり)
『沢木耕太郎ノンフィクションII〜IV』(文藝春秋)
がいいかも。
というか
>>229自身がどういうジャンルを好むのかがわからん。
普段は小説ばっかで、ノンフィクションはあんまりなんですけどね。
旅が好きだから、「深夜特急」みたいなのは素直にいいなぁと。
と
232 :
無名草子さん:04/05/12 16:46
>>231 おれも旅が好きで深夜特急から沢木の読んでるけど、
1号線を北上せよとかは、ダメだった
>>229 「イルカと墜落」(文藝春秋)は楽しめましたよ。
ブラジルで沢木耕太郎がある事件に遭遇します。
>>232 何がダメだったのか折角だから
>>229に教えてやってもいいんでないのw
仮にダメだったとしても、
読むことで『深夜特急』との違いとか、沢木のスタイルの変化とか感じれば、
それはそれで有用だと思うよ。
漏れは『一号線−』好きだけどね。
ベトナムの2篇と「キャパのパリ−」、
「記憶の樽」、はしがき・あとがきは
(全体の半分ぐらいしかないか?)。
漏れも旅行好きだけど、これらから感じられる
『一号線−』のコンセプトは好きだよ。
>>234 「一号線」のあとがきを読むと、
モロッコ紀行篇がリリースされるらしくて、
早く読みたいなあと思います。
沢木耕太郎も齢を重ねるごとに、旅の仕方や
文章の書き方に変化が生ずるのは
とても自然なことだと思います。
『沢木耕太郎ノンフィクション』第九巻(観戦記)の予告にある
F1グランプリは、いつ頃のレースですか?
何かで80年前後に海外で観たって読んだ記憶があるのですが
知っている方がいたら教えて下さい。
あと、今どこかで雑誌等で連載していませんか?
>>236 F1なら、雨の富士スピードウェイ(ニキ・ラウダが参戦中)
の模様を書いていたような。
『王の闇』か?
このスレ深夜特急厨ばっかだな
沢木の職業はルポライター
ルポタージュとしての出来はテロルの決算が逸脱
逆に紀行物は最近のもののほうが洗練されていていい
深夜特急は勢いで書いてしまった程度の旅日記にしかすぎん
BPのバイブルみたいなムーブメントに影響され、あまり本を読まない若者が手にとったから売れてしまっただけ
239 :
無名草子さん:04/05/25 13:48
>ルポタージュとしての出来はテロルの決算が逸脱
逸脱?どーゆー事?秀逸シュウイツって事?
あっ!いいです→いいでつ・・・いつだつ→逸脱!!バンザーイって事?
初心者で2ちゃん特有の言葉がわからないので教えて。
深夜特急から入って、枝葉を広げて色んな本を読む。何がいかんの?
ネパールかインドの安宿で自分が何故、こんな放浪の旅に出たのか、
の理由が正直に告白されてますね。
若手ルポライターと注目されながらも未来が決まってしまうことが
怖かったと。それからの逃避だったと。
凡人ならプー&転落をたどることになりかねないけど広義のモラトリアム
の可能性を追求できることは才能ある人の特権かな。
241 :
無名草子さん:04/05/26 13:33
沢木耕太郎の名からノンフィクション、ルポを連想するヤシ→ふつーのノンフィクション好きな読者
沢木耕太郎の名から深夜特急、大沢たかおを連想するヤシ→DQNなパッカー
242 :
無名草子さん:04/06/04 00:56
243 :
無名草子さん:04/06/25 22:49
1960
むらかみりゅー原作の映画公開を意識したようなタイトルだな
60年安保、「テロルの決算」の年だから1960じゃないの?
勝手な想像だが。
60でも69でも、ミーハーヴァカが混同して間違って購入するだろう分は
販売部数にカウントされてるかと。
2年前からタイトル決まっていただろ・・・とマジレスしてみる
>『1960』
248 :
無名草子さん:04/08/22 15:13
僕も最悪さんとほぼ同じです。2チャンネルは最近知ったのですが、
同じ作品に感動する人を見つけ嬉しいです。
僕は最初バーボンストリートを立ち読みして彼を知りました。
もっと前に朝日新聞に一瞬の夏を連載していたのは知っていたのですが、
こんな若い人が面白いのをかけるはず無いと連載当時は読んでいませんでした。
それにしても一瞬の夏は素晴らしかった。柳田邦夫や吉村昭も面白いけど、
ノンフィクションを文学に高めたのは沢木耕太郎以外にいないでしょう。
彼の学歴のことが、このスレの前の方にありましたが、確かに当時の
横浜国立大学は難関校で早稲田か慶応どちらかに受かっていなければ受験しても
意味が無い(落ちるに決まっている)といわれていました。横浜国大はもともと
一期校だったのを二期校の千葉大に替わってもらい、東大や京大の受験に失敗した人
を受け入れる戦略をとっていたそうです。また横浜国大出身で素晴らしい有名人
というとこの人と黒木香ぐらいだと思うので、是非彼女を彼に取材してもらい
たいと思っています。彼は横浜国大出身を一度も利用せずに生きてきたし、
彼女は有名になった時期それを利用したりしたという違いがありますが。
彼の書いたものは小説とキャパの伝記以外は全部大好きですがどのルポ
ルタージュも最高で、その筆の力で彼女にもう一度光をと夢見ています。
>>248 他の横浜国大出身の有名人に
小説家:高橋源一郎
映画監督:阪本順治、岩井俊二、松浦雅子
タレント:眞鍋かをり
連合赤軍事件関係者(多数)
らがいます。
このうち沢木氏と世代的に若干のオーバーラップがあるのは
高橋源一郎、連赤関係ですが、氏はこれらを書くことはないのではないかと思います。
黒木香についても、氏の好むような題材ではないのではないかと思いますが。
250 :
無名草子さん:04/08/22 18:30
高橋源一郎以外の人は正直言うと初耳で恥ずかしい限りです。
2チャンネル愛読者としては自分が年寄りすぎることを実感しました。
なにしろ浅間山荘事件をテレビにかじりついて見ていた世代なので。
確かに黒木香について書いてくれる可能性は無いでしょうね。
いつか、ファンとして彼に会って話せる日を夢見て駒澤大学在住の友人と
駒沢大学や三茶の居酒屋に飲みに行くのですが、
会えないものですねえ。
>>250 >2チャンネル愛読者としては自分が年寄りすぎることを実感しました。
そんなことないですよ。
何せ、私も二期校時代の横浜国大出身なものですから。
しかも2ch開設当時から見ていたりします。
沢木耕太郎氏に興味を持ったのは、かの「テロルの決算」からですが
大学時代のことを書いた文章を読むと、当時の「二期校」の雰囲気
そして学生運動の残り香が思い出されて、ほろ苦いような甘酸っぱいような
気分になります。
252 :
無名草子さん:04/08/23 22:51
僕は前にも書きましたがバーボンストリートで夢中になり、一瞬の夏で熱病になり、
彼の信者になってからテロルの決算を読みました。高橋和己が亡くなって以来
久々の感動でした。その後はコンスタントに彼の本や山田太一のドラマに楽しませて
貰いながら人生を過ごしている気がします。旅行も好きでずいぶんしてますが、
血も肉も踊るという経験もしてないし、インドは汚すぎて二度と生きたくないし
彼のような旅行はなかなかできないものですね。
253 :
無名草子さん:04/08/26 04:08
254 :
無名草子さん:04/08/26 08:09
>>253 そのことは村上龍もJMMでボロクソ言ってた。
沢木はアフォ
>村上龍がメールマガジンで、朝日新聞の沢木耕太郎のオリンピック連載エッセイを、
>猛烈な剣幕で批判している。私もこの件に関しては、村上龍にまったく同感。沢木耕
>太郎のエッセイは非常に胸が悪くなる。試合の魅力と魔力を別の何かベタベタしたい
>やらしいもので覆い、オリンピックを「感動」の場にしてしまうことに荷担している。
星野智幸も日記で批判してた
朝日新聞の五輪連載で、初めて沢木の文章読んだんですけど、
いつもこんなにヴァカなんですか?
258 :
無名草子さん:04/08/27 10:54
朝日新聞の五輪連載がそんなにひどかったか読んでないので判らないのですが、
その可能性はあるかも。
いつもこんなにヴァカなんですか?というのは、いつもは違っていて、
バーボンストリート、テロルの決算その他でたくさん賞をとっていて、
朝日に連載していた小説は、歴代最も人気のあったものの1つだそうだし、
旅行記も今やバイブルのように扱われているのですから、
いつもヴァカなんでは無いと思いますよ。
259 :
無名草子さん:04/08/27 12:27
今回の体操のレポートもひどかった。
理解できない事象をむりやり自分の次元に落として
辱める。
てめーの物語を美しく飾るために曲解、誘導尋問は当たり前。
自分一人が主役のノンフィクションならそれでもいいが、
どにかく厚顔無恥で失礼。
その分野の素人が書くなら、それなりの敬意を払って観戦して欲しい。
現場で本人に取材する意味がまったく無い。
>>253 >「レース中に高橋直子さんの顔は浮かんできませんでしたか?」なんて
>金メダル獲ったばかりの野口に聞くなんて信じられない!
って昔も瀬古がロサンゼルスで負けた直後やら、
コーチの死去後にいろいろと聞いている訳なんだが……。
無礼と言えば無礼だけど、それが彼の取材スタイルみたいなものだから、
いまさらさわいだところでしょうがない。
でもその時その場所でしか聞けないことだってあるはずだろうけどなあ。
後になったらそれなりの模範解答みたいなものを用意してしまうだろうし。
今回の野口に対する質問はとても失礼なモノに思えるし、実際俺も新聞読んだときは
「良くこんな事聞けるな」と思った。
だが、これを何年後かに読み返すと非常に意味深いモノに感じる気がする。
オリンピック前に冠(コロナ)読んでたので特にそう思う。
262 :
無名草子さん:04/09/01 20:53
>261
野口への質問は、一応、空気は読んで、質問も無問題と思ったのでは?
それより、朝日の連載で、体操選手を「異様に背の低い」と書いてたのが
嫌な気持に。沢木タンは高身長で、相手を見下ろす位置になるだろうけど、
もっと暖かい言葉で書いて欲しかった。
(ナイーヴ過ぎ?)
>>257 少なくとも、スポーツ関係はかなりヴァカ。
2002ワールドカップもひどかった。
確信犯的に朝日がこいつにスポーツを書かせている。
264 :
無名草子さん:04/09/03 05:28
男子体操の、ルーマニア、アメリカの選手が”異様に小柄”と書いてたけど、
これ、沢木さんらしくない、嫌な感じがするけど。
そうでもないですか?単に日本人と対比したかっただけ?
深夜特急で、イタリアで中距離バスに乗ってた時
前の座席の女の子達が沢木氏に興味深々で話し掛けてきたって
いうくだりがあるけど、本当なら、氏は相当かっこいい人なんだと思う。
今イタリアに住んでいるけど、イタリアの女の子は普通は東洋人の
男はほとんど素通り、というか男性として見られないという。
たまに噂になる日本人の男の子がいると、日本人から見てもかなりいい男。
たいがい長身・細身か筋肉質・すっきりした東洋の美系か、縄文ぽい顔の人。
沢木氏は東洋美系か?
266 :
無名草子さん:04/09/03 19:56
長身・細身 まさに沢木タンだと思う。
容姿がいいのも、沢木好感度に貢献してると思う。
勿論、作品がいいからだけどさ。
267 :
無名草子さん:04/09/03 23:32
声は甲高いんでしたっけ?
268 :
無名草子さん:04/09/04 00:20
さっき、9時過ぎ位かな、麻布十番の叙々苑で娘くらいのコと順番待ちしてた。
40分待ちに恐れをなして僕らはそのまま出てきたんだが・・・。
やっぱ叙々苑で「尊敬してます」とか「サインお願いします」とか、言いにくいよね。
一目でわかる、さわやか系でしたよ。
269 :
無名草子さん:04/09/06 15:44
>>221 トルシエに接した日本人で、トルシエ好きなヤシ、いたのでしょうか。
トルシエ番の女性記者に向かって「バカ10連発」事件とかあったし。
270 :
無名草子さん:04/09/06 17:57
沢木の朝日新聞へのオリンピック記事は酷かった。
というか、悲しかった。
271 :
無名草子さん:04/09/06 19:45
>270
沢木のスタイルというか流儀って、あんな感じじゃない?
観てすぐに書くというシステムに向かないっていうか、
もっと入り込んで書く方がいいよね。
まさか、シンクロやら卓球愛ちゃんを取上げるとは思わなかったよ。
272 :
無名草子さん:04/09/07 07:26
>269
トルシエ評価した人いるよ。日本人ではじめてドイツのブンデスリーガー
の監督にもなれる、最高級のコーチ資格を取った人で湯浅健二という人。
新潮文庫の「サッカー監督という仕事」に載っていた。彼はこの本でミズノ
スポーツライター賞をとっている。おもしろいのは、この本を朝日新聞は
書評欄で、湯浅健二以外のスポーツライターはみんな沢木耕太郎の
まねばかりしていて、この人だけが違うと書いていた。確かにそうかもしれない
けど、そこまでいうと金子さん達かわいそうだよね。でもその書評があまりに
辛辣でおもしろかったので読んでみた。でも僕にとっては沢木が一番で湯浅
は二番かな
「仕事は評価する。だが人間として嫌いだ」ってことじゃないだろうね?
人間として好きか嫌いかは書いていなかった。湯浅健二のホームページには
何か書いてあるかも知れないけど。
金子氏が川口と焼き鳥屋にいってどうのこうのというエピソードを
バックグランドとしてるのに対して、彼はグラウンド上の事実を中心に
して書いているので好き嫌いは匂わせてなかったと思う。
僕は年上なのでトルシエには幼さしか感じないけど、嫌いじゃない。
彼は日本人の期待以上に日本チームを勝ち進めさせ、最後にいっしょに苦労
してきた控えの選手を出させてあげて、存外優しい人なんじゃないかと思った。
まあ全くのしろうと考えだけど。
や、それじゃあ
>>269の言っていることとあまり関連ないような……。
俺はサッカーそのものが興味ないので好きも嫌いもないんだけど。
なんだかアテネ関連の記事は不評みたいだけど、
これがあとでまとめて何かの形になるときがくるといいんだけどね。
鋭いというよりも無遠慮な質問やら文章を投げつけて、
それでいて、不快に感じられにくい人というのも珍しいと思う。
ま、中には嫌っている人もいるんだろうけどさ。
>>275 いや、不快。
スポーツを見るセンス、が×。
選手の素晴らしいパフォーマンスだけで十分完結するのに、
余計な物語を加えようとしているのが嫌だ。
>>275は取材対象が不快に感じない、ってことだったんじゃないのか?
そりゃあ読み手になると裾野が広すぎて好き嫌いがあるのも当たり前だし。
278 :
無名草子さん:04/09/09 09:58
朝日のコラムは何日から何日までですか?何面に載ってますか?教えてください。
だいたい、ある競技そのものを知らない奴は外部の物語に頼るものよ。
280 :
無名草子さん:04/09/09 13:21
この人の文章ってなんていうかハンサム
281 :
無名草子さん :04/09/09 19:16
>276
五輪は、明らかに守備範囲以外のスポーツに手を出して
自己流にしてるから、???な意見もあったような。
愛ちゃんのことやら、シンクロとか、うーんって思うような
表現多かったなぁ。もっと得意な分野で冷静に愛情もってリポして欲しかった。
282 :
無名草子さん:04/09/10 01:25
おれはどっかの東南アジアの場所でアリと誰だか(あだ名が人間機関車?)
が試合やって、で、負けた方がアメリカの場末の飲み屋にいて
「ハウマッチユーペイ?」だかなんだか聞いてきた話が好きだな。
・・・うろ覚えで申し訳ないが・・・。
負けた方がコーナーから立ち上がらなかった、ていう試合を見てた話
284 :
無名草子さん:04/09/12 19:34:22
意外にアンチ多いんだね
285 :
無名草子さん:04/09/12 20:17:25
もう秋ってことで・・、今年もクリスマスのヤルンデショウカ。
俺は地方在住なんで、CSに頼るしかないんだが、噂でJ-WAVE放送停止(CS)と聞いたんだが。
286 :
無名草子さん:04/09/13 01:50:07
沢木さんって結婚してる?子供はいるのかなぁ?
「深夜特急」の特典映像を見てると、独身のように見えるけど・・・。
してる、いる。
288 :
無名草子さん:04/09/13 13:08:57
>>287 そうなんですか。なんかちょっとゲイっぽい雰囲気だったので・・・。
「深夜特急」を読む限りはノンケっぽいけど。
289 :
無名草子さん:04/09/13 23:56:52
誰も書かないからお約束で・・・
ウホッ.
「血の味」の話で申し訳です。
「あそこ」とはパレスチナ地方(現イスラエル)。
父親の死は「神は死んだ」という形で、勝手に
死んだことにされた、神の本当の死であった。
なんていう意味でも解釈してしまうのですが・・・
復活を連想させる主人公の夢や、襖に磔のようになって
死んでいった父の描写など、象徴的なシーンが
無関係だとは思えないのです。
でも解釈としてはつまらないですね。
291 :
無名草子さん:04/09/16 01:19:15
いろいろ読んだけど、ふとページを繰ってみたくなる作品としては、
「バーボンストリート」と「彼らの流儀」が好きだな。
「バーボン」1話目の「ワシ」はなかなかユーモアがあった。
なにより、「流儀」同じく1話目。一茂をちょっと見直したのはおれだけ?
292 :
無名草子さん:04/09/16 18:17:19
やっぱりボクシングものがいいな、おれ。
「一瞬の夏」で内藤とやる相手の高崎のジムまで行ったあたりの話は
いまでも思い出しちゃう。
「ここにも一人、リングに思いを残している男がいた」。とかさ。
293 :
無名草子さん:04/09/26 09:57:18
ふと、円谷幸吉のことが気になり、私は沢木耕太郎の『敗れざる者たち』を読みはじめた。
294 :
無名草子さん:04/09/26 13:07:51
>>249 他に直木賞作家の三好徹(ただし、当時は旧制横浜高商)、めざましテレビの高樹千佳子がいる。
295 :
無名草子さん:04/10/04 18:12:04
「いつか、いつか」とつぶやき続ける男たち。
296 :
無名草子さん:04/10/11 23:06:38
いつかそのときが自分にも来ると、
俺も信じているんだけどねw
297 :
無名草子さん:04/10/15 03:30:46
しかし、そのいつかはやってこない。
298 :
無名草子さん:04/10/16 21:07:41
深夜特急は1だけ読んだ。確かに面白くて続きを読みたくなるが、読み終わってみると、心に深くは残ってない気がする。
マカオの所なんて、ただ大小やってるだけだからね。
この本に影響されて旅する人はいると思うが、自分にとってはさほどプラスになる読書ではなかった。
同じ旅行記なら、まだ司馬遼太郎の「街道をゆく」シリーズのほうが勉強になるかな〜。
299 :
無名草子さん:04/10/16 21:37:21
感じ方って本当に人それぞれなんだろうね
知識を得ようとする人に、
沢木の本は向いてないかもしれない
300 :
無名草子さん:04/10/17 19:33:22
ここ数年、11〜12月に講演やら、サイン会やら露出が多かった沢木氏ですが、今年はないのかな。
301 :
無名草子さん:04/10/17 19:40:18
本人はヒマラヤに篭ってるらしいよ
いったい何を見つけてくるのやら…
五輪とかヒマラヤなんかどうでもいいから、さっさと冬の戴冠書けっての。
303 :
無名草子さん:04/10/19 05:53:32
ヒマラヤ登山?
304 :
無名草子さん:04/10/19 18:58:10
『無名』、ドラマになるんだって。
305 :
無名草子さん:04/10/19 20:11:04
NHK?
306 :
無名草子さん:04/10/19 20:42:45
TBS
307 :
無名草子さん:04/10/19 21:01:33
>306
誰が沢木役?&沢木父を?
308 :
無名草子さん:04/10/19 23:57:10
松本幸四郎かな?
台本がオークションに出てる。
309 :
無名草子さん:04/10/20 00:46:14
松本幸四郎ですか?
ありがとう。しかし本人の方がカッコいいってのも珍しいよね。
もっと適任者いなかったのかな。渋ちんすぎ。
沢木=松本幸四郎
父=大滝秀治
母=加藤治子
みたいですが、皆役者の方が、実際より年上過ぎません?
311 :
無名草子さん:04/10/21 23:17:16
うわぁ、渋い、ちょっと加齢すぎ。
312 :
無名草子さん:04/10/24 09:50:51
『深夜特急』を読んで多くの人が旅に出た、そのうち何人かはまだ帰らない。
深夜特急の表紙裏の写真で見る、若い時の沢木は、渡部篤郎に似ていると思う。
現在の沢木の様に、あの歳で精悍で若々しくてハンサムで、なんてのは
役者でもそうそういないので、ドラマの人選も困っただろうなー。
それにしても松本幸四郎は、ジジ過ぎる。
どなたか、これぞと思う希望キャストを・・・。
314 :
無名草子さん:04/10/24 20:45:15
大沢たかおじゃダメなの?
315 :
無名草子さん:04/10/24 20:54:20
大沢たかおじゃ若すぎじゃないの?
介護問題だし。
松本幸四郎って、ジジ臭い。しかも梨園ってイメージ違うなぁ。
カッコいい中年っていないものだね。
身長高くて、細身で、黒いタートルネックやデニムシャツが似合って、
Gパンがはけるほど腹出てなくて、地味めだけど凛とした顔の俳優・・・・・・っているか?
岩城滉一あたりはどうでしょうか?
ダメだよ、あの人、
文化的な香りがまるでない
それを否定するような生き方してきた人だから
じゃ渡辺裕之ではどうでしょうか?
320 :
無名草子さん:04/10/29 22:30:09
全然、ダメ
321 :
無名草子さん:04/10/30 12:21:34
いっそ、オレでどうだ?
岩城コウイチとか渡辺ヒロユキとか、ちょっと熱くて濃すぎるんだよな。
もう少し、知的さとクールさがホスイ。
歳を取らせたら、永瀬正敏っていうのもありなんだが。
沢木と同年代で、ああいうイメージの俳優って、居ないもんだね。
だから幸四郎は無難な着地店?
あ、年齢だけで思いついたんだが、大杉連ってどうよ?
江頭2:50なんかどうかなあ
325 :
無名草子さん:04/10/30 22:41:57
親父が大滝なら、岸辺一徳か・・・。
326 :
無名草子さん:04/10/30 22:52:39
深夜特急・・・そんな本があったんですね。
思えば若かりし日に、田舎を離れて世界旅行か都会に移り住むか
迷っていた時があった。結局都会での仕事についた俺。
今でも世界旅行には憧れるが、やはり仕事をやめる決断って
なかなかつかない。あぁ、こういう本があったのか・・
>>326 本気でやると批判の矢面に立たされかねない。
世知辛い世の中になったものだ。
328 :
無名草子さん:04/10/31 20:47:01
今や古典的位置で
バックパッカーものなら新しいもののほうが
面白いと思うけど。
人生で抑えておきたい本ではあるなぁ。
人に薦める時は旅行本としてじゃなくて冒険もの?
的な感覚で読んで欲しい。
沢木なら、
イラクで亡くなった青年のこと、
どう書くんだろうか
331 :
無名草子さん:04/11/06 21:58:21
>>330 今のところ「引っかかってない」ってことか。。。
黙殺ですかな
332 :
無名草子さん:04/11/07 01:19:52
核変
333 :
無名草子さん:04/11/07 01:20:15
核変333四様★
334 :
無名草子さん:04/11/12 15:39:45
確変? あんたパチンコ好きだろう
335 :
無名草子さん:04/11/13 22:26:28
香田君は沢木読んでた気がする
パチンコよりチンコの方が好きです
337 :
無名草子さん:04/11/22 19:10:05
たしか、エベレストに行っていたと聞いたけど、
メスナーの話なのかな?
山野井夫妻の話なのかな?
「ここではないどこか」関連の物語きぼんなんだけどw
もう無名のCM流してんだね
339 :
無名草子さん:04/11/23 02:18:55
名古屋TVのドラマってビデオ出てる?
340 :
無名草子さん:04/11/24 19:51:41
無名ドラマ化記念アゲ
341 :
無名草子さん:04/11/24 22:55:33
342 :
無名草子さん:04/11/25 19:05:18
沢木耕太郎は何歳ですか?
いきなり質問、すみません。
これって妙に持ち上げられてる旅行記だけど、
70年代に旅をしていた人たちの話とか聞くと、
この本に書かれてる旅は、つまらない方に入ると思った。
地球の歩き方とか出てない時代に旅してたおっさんどもの
話は、もっと破天荒でむちゃくちゃで面白いよ。
では面白い文章にまとめてくれませんか。
345 :
無名草子さん:04/11/25 21:56:20
うん、343は文章と聞いた話を同じ土俵で混同
しかも破天荒な紀行が面白い、と思ってるなら
沢木の本は君には向いてない
君にはリヤカーの人とかの方が向いてるね
346 :
無名草子さん:04/11/26 00:56:44
>>343 そう言うお前は「地球の歩き方」がないとバンコクすら行けないチキンと見た。
つうか文章にしたらマズイ話もいっぱいあるんだからさ。
そこらへんのことは考えてやってくれよ。
それにそういう昔の破天荒な話って半分は嘘で
8割方は誇張されているんだよなあ。
ちょっとしたトラブル(というか現地にとっては日常茶飯事)の経験が
いつのまにやら街中が大騒ぎになったとかになってたりするし。
348 :
無名草子さん:04/11/30 22:52:54
お誕生日おめでとう。1日遅れですが。
349 :
無名草子さん:04/12/10 16:03:12
誰かのゴーストをして、その作品が結構評判をとったようですが、
誰のゴースト。
350 :
無名草子さん:04/12/12 15:47:26
バックパッカーにありがちな
「ピラミッドってさ、警備厳しいんだけどおれ夜中登ってきたんだぜ」系の
武勇伝ばっかり期待してもねぇ・・・
351 :
無名草子さん:04/12/12 23:45:10
ゴーストは確か
女性の伝記だったとスイッチに書いてあったね
本人もかなりいい出来だったと言ってた気がする
352 :
無名草子さん:04/12/13 20:52:24
児玉隆也夫人のでしょ。
353 :
無名草子さん:04/12/14 18:22:44
手記がそうなのかな
それにしても、そういった話というはいつか漏れていくものなのかね
ところで、さいきん、
短編の「屑の世界」を読んだ
これ、けっこうな佳作だな
>>343 破天荒なだけのお馬鹿な旅行記なら6巻も読む気しないなぁ
長い旅でどんどん移り替わっていく作者の内に秘めた心情の描写が俺は面白かったけど・・
この本読んで興味のない国に興味を持てた事が良かった。
ギリシャとかボルトガルとか温かい人はどこにもいるんだな、と。
ただ、沢木さんは爽やかで、堂々としていて、物おじしないとこが自分とあまりにも違ってて、その分、自分が旅をしている気分にはちょっと
なれなかったかな。
熱にうかされる、ってのがぴったり当てはまるような本だったよ。
「一瞬の夏」もそうだけど、全速力で読みきった後に、ハッとして現実に引き戻される。
場面場面に立ち戻ったりしない。ただもう勢いで。
むか〜し 日曜日の深夜3時ごろになるとラジオ放送終わっちゃって
どっかやってないかな〜とチャンネル探ってると本を朗読する番組だけやってて
確か毎日放送だと思ったけど それで深夜特急やってた 凄くおもしろかった
だいぶ後で本も購入してしばらくはまってたっけ でもそのときまだ最終巻が
でてなかったのは意外だったな
中国に返還されてからの香港は、この本に書いてあるような輝きは
もうなくなったんだろうなぁ。
359 :
無名草子さん:04/12/23 07:46:48
期間限定でネットで日記をつけてるね
なかなか本人らしい文体で○
360 :
無名草子さん:04/12/29 14:00:19
ジュウタンカイマセンカ?
アナタナゼハナモチデスカ?
この津波で思い出した“ペナンの藤達也・親子”はどうしてるだろうか
362 :
無名草子さん:04/12/30 09:22:43
きのうチャンネルNECOでやってたよ全編一挙に
ペナンのビーチボーイ
363 :
無名草子さん:04/12/31 14:30:58
クリスマスにJ-WAVEで声を聞いたら声だけで好きになった。
深夜特急の韓国語版が出たらしいね。
364 :
無名草子さん:05/01/05 23:01:06
イヴのJ−WAVE、MDで録った奴を聞いたんだけど、後半が録れてなかった…orz
十数年前のミラージュにいまだに乗っていてっていうエピソードのくだりの途中で聞けなくなったんだけど、どんな話だったの?
それ以降の放送内容も教えて下さいな。
365 :
無名草子さん:05/01/09 13:48:47
三菱の車に乗っていたら、近所に住んでいる三菱社員にお礼を言われた。
そういうつもりはなかったので驚いた。
三菱に限らず、いま不祥事などで批判を浴びている組織は多いが、末端で
真面目に働いている多くの関係者は悔しい思いをしていることだろう。
安易に批判の尻馬に乗るよりも、自分は、そういう真面目な人たちの
ことを思っていたい。
……みたいな話の流れでした。
こういうふうにまとめると政治的というか時事的な感じがしますが、
そこは柔らかな沢木口調で、単なる私的なおしゃべりというふうな感じに
響いていました。
録音してないので、どの放送内容が「それ以降」なのかよく覚えてません。
印象に残っているのは、電話で「天文学者になりたい」と話していた
男の子、ヒマラヤ登山に行ったとき全然景色を見ていない日本人
バックパッカーに会って「もったいない」と思ったこと、などかな。
366 :
無名草子さん:05/01/09 14:06:42
Jwaveのクリスマスイブの放送を毎年欠かさずに聴いている
独り者の侘しい自分がいた。
いま2巻よんでる。
このひと割と文才あるね。
でも膨らませて書いてる。
>>367 >膨らませて書いてる
旅の後、何年もしてから書いたんだからさ。
「膨らませて」いるのではなく、
「膨らんだ」んだよ、本人の中で。
そういうもんだろ、旅ってのは。
>>365 ありがとうございます!
沢木さんは結構昔から好きでほぼ全部読んでるんだけど、「一瞬の夏」
で相当印税入ったんだろうから、カシアス内藤さんがジムを開設するに際して、全額ポケットマネーから出す位すればいいのにって思ったのは俺だけだろうか。
いや、今度出るカシアス内藤の写真集の宣伝した時、「この本の印税がサンドバッグに化けるかもしれません」とか言ってたからさ。
「ハムサン」なのかなw まあ、沢木さんなりの考えがあっての事なんだろうけど。
>全額ポケットマネーから出す位すればいいのに
そりゃないだろうよ。
深夜特急の香港の所で出てくる「孤寒」の意味は「ケチ」。読み方は「ぐーほん」。
372 :
無名草子さん:05/01/11 01:59:35
リスボンへのバスで「神を信じるか?」と話しかけてきた若者が妙に気になった。
ファナティックな表情だったらしいね、
ファナティックってなに?
fanatic
375 :
無名草子さん:05/01/12 22:32:25
「卓球さん、瀧さん、ぶっちゃけレイブってなんすか?」
376 :
376:05/01/14 11:56:32
質問
1SWITCHに沢木さんの新刊カシアスの宣伝ありましたけど この本の売り上げ向上のために
なにか最近イベントの予定ありますか?
2ウタダノママとの話は、どのくらい真実それとも完全なデマ?
3沢木耕太郎って本名でない やっぱり 本名だと 都合悪いことがるんじゃないか
名前どうやって決めたのか 山本周五郎は 世話になった質屋の店主だっだようだが
4カシアス内藤はガンわずらっているらしいけど 完治するのそれとも進行するやばい状態なのか?
5沢木さんの文章は かなりの年月熟成しないと味わいの文章にならないのでしょうか?
すぐ書くと 評判よくないのでしょうか
宜しく頼む
377 :
376:05/01/14 12:02:15
追加
近藤紘一の目撃者を沢木さんが最後に文章載せていますが
近藤さんの最初の妻は 病院でなくなっています 近藤さんは俺が
殺したと生前言っていたようですが 本当の死因はなにで どうして
なくなったのでしょうか
>>377 氏の「したたかな敗者たち」を読むと、うっすらと事情が察せられると思うが・・・。
「イルカと墜落」はすぐに書いたはずだったと思うけど、
それなりに面白かったけどねえ。なんかいつもと違う雰囲気がしたけど。
380 :
無名草子さん:05/01/16 14:09:35
>>376 2について。
宇多田ヒカルがデビューヒットで話題になっていた数年前、『噂の真相』が
これについて取り上げてました。
「宇多田ヒカルの父は沢木耕太郎だった!?」というなかなか衝撃的な
もので(笑)、思わず立ち読みしてしまいましたよ。
内容は、「宇多田ママと一時期噂があった沢木だが、そのへんの真相は?」
という切り口。編集部は沢木さんに実際電話取材したようです。
記事の内容は:
1 実際、宇多田ママの人物伝を書こうと、取材していた時期があった。
2 そのために、当時宇多田ママがいたNYに行ったこともある。
3 が、何故かその原稿(もしくは企画そのもの)はお蔵入りに。
4 「何故?」という編集部の問いに、沢木は電話口で「それは……言え
ません」と答えた。
5 「彼女に好意を持ったことは?」という問いには、「取材しようという
くらいだから、もちろん人物として興味は抱いていた」とか言ってたかな。
私としては、『噂の真相』なんかの取材に真面目に答える沢木さんへの
好感度がアップしてしまいましたよ。
記事を読んでの想像ですが、やっぱり二人の間に恋愛感情が流れたことは
あったんじゃないかなあ。沢木さんは彼女という人物に興味があったわけ
だし、沢木さんはあの通りかっこいいし。ひかれあっても当然。
その後、沢木さんがプロ意識を発揮して踏みとどまったとか。
あるいは、単に恋愛が破綻したとか。
沢木さん、当時もう結婚してたんでしたっけ? この人、家族のことは
ほとんど何も触れないですよね。
あんた、ゴシップ好きだね。
382 :
382:05/01/16 21:02:23
したたかな敗者たち など 近藤紘一のサイゴンから来た妻と娘など いろいろ
読んでみたが フランスのパリでノイローゼになって 若くて人生経験ない近藤は
妻の病状やその状態を けむたく 足を引っ張る存在でしかないようになり
東京に連れてきて入院して その後 死亡 まさか自殺か!
近藤はずーと 毎日 妻のことを思いだすと ベトナムの妻にも言っている
そのあたり 目撃者の最後の文章で沢木さんは するどく洞察している感じがする
近藤が生きていたらその将来性が惜しいとと司馬が弔辞を読んでいるんだが
サンケイ先輩、後輩の関係だったのもあるけど 近藤の最初妻に対する思いは
鬼気迫る迫力がある。
>「それは…言えません」
多分、実際は「それは言えません」って言ったんだろうけどなw
>>380 >この人、家族のことは
>ほとんど何も触れないですよね。
いつ何の本か忘れましたが、
ある海外取材のために、生後間もない娘と産後の妻を置いて、長期で離れていたという記述がありました。
その時、人から「あなたは子供の一番可愛い時期にそばに居ることを逃している」と言う主旨の苦言を呈されたとか云々。
沢木氏って、文章(話し方)と、見た目と、やってることが一致しない感じの人だから
どういうつもりで、その逸話を出したのか不明だけど。
大事な時にそばに居られなかった家族への「懺悔」なのか、
自分が家庭も顧みない「無頼」だということを表現したかったのか、文脈からもさっぱり読めなかった。
で、>376>380を読んでいて、ふとその時の「長期海外取材」が、
歌田ママの取材だったんじゃないかなーと、今ごろになって深読みしてしまいました。
385 :
384:05/01/18 09:44:06
檀で 檀一雄の妻に毎週通ってインタビューしてるから 檀一雄 無頼のイメージだよね。
沢木は 檀をものすごく意識しているよね。自分と共通する点が多いと感じてると思う。
旅好き、破天荒な生き方、女性に対して思い 体がすごく丈夫なことなど
沢木は 檀一雄みたいに 家族を含めて さらけ出す勇気はないよ。結婚するとき
妻に私のことは書かないことと約束してるから!
386 :
386:05/01/20 16:32:35
ミッドナイトエクスプレス沢木耕太郎ノンフィクション[に搭乗口という作品がある
ウタダママとの出会いは パリのオルリー空港が始めての出会いであったようだ。
1979年に赤坂のホテルで再会している。彼女はニューヨークへ引退して旅立ち
沢木さんは カシアス内藤との物語に傾注していき その後の動向は不明。
マラガのうなぎの寝床の酒場は一度行って見たい!
それより カシアス内藤の病状は非常に心配だ!時間との戦いみたいな文章を沢木さんが
書いているが、最後の男の美学をみせてほしいものだ 輪島功一との一戦は
すざましい迫力がある。 輪島からダウンを奪い 反対に何度も倒されても
起き上がってくるガッツは 心に響く。ラストファイトだ! カシアス内藤
>>385>>386 レスアンカーのつけ方を知らないのか、他人に成りすましたいのか?
自分の意見と、引用文をごっちゃにするのも読みにくいよwww
いまテレビでやってた韓国映画「友へ チング」というのを
見てまして、主人公の男が誰かに似てるなーとずっと
思っていたのだが、そうだ! 沢木さんに似ているのだ。
東アジアハンサム顔ってやつですな。
今日の日経新聞に出てた。
いのちの連鎖について書いてました。
初めて顔写真見たけどかっこいい。
390 :
無名草子さん:05/02/01 09:37:31
青山ブックセンターのサイン会行く人いる?
391 :
無名草子さん:05/02/06 01:51:28
今回は行けないけど、前にサイン会行ったときすごい感じが良い人だった。
わざわざ、「今日はお仕事はお休みなんですか?」とか丁寧に声掛けてくれて、「これからもよろしくお願いします」って立ち上がって握手してくれた。
作家のサイン会何回か行ったけど、ダントツで感じが良かった。
今、沢木耕太郎ノンフィクションのミッドナイトエクスプレス読んでます。
…こりゃ9冊全部そろえちまうな。
今年で沢木さんの母校(高校)無くなっちゃうんだよね。
394 :
無名草子さん:05/02/10 05:56:08
9冊?6冊じゃなくて?
ハードカバーで3冊持ってます。
高校時代に古本屋のおやじに頼み込んで、
半額に負けてもらった(w
398 :
無名草子さん :05/02/13 11:37:22
今夜のサンデースポーツ
特集 サンデープライム
元ボクサーのカシアス内藤さんが、先日新たなボクシングジムを開きました。
かつて世界チャンピオンを目指したカシアスさん。
それを支えた作家の沢木耕太郎さんら仲間達。
数十年後の今、再び結集して、新たな希望を紡ぎ始めようとしています。
ジム開設にかける3人の男の夢を描きます。
さっき見た
で名前だけ知ってた沢木耕太郎を猛烈検索
・・・なるほど。
面白そうだな〜ちょっと本買ってくる
おちくしょー!見逃した!。・゚・(ノд`)・゚・。
どなたか詳細きぼん
401 :
無名草子さん:05/02/24 08:17:29
オチンチン
402 :
無名草子さん:05/02/25 16:45:01
403 :
無名草子さん:05/03/05 17:02:30
J-WAVEキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
404 :
無名草子さん:05/03/05 17:06:03
405 :
無名草子さん:05/03/15 04:32:37
深夜特急初めて読みました。すいすいと読めてとても面白い
旅先での色々な人の親切心に感動してしまいました。終わり方もよし。
406 :
無名草子さん:05/03/15 22:35:11
香港のネイザンロードに「金宮招待所」を実際に探しにいったヤシ
がいると思われ。
407 :
無名草子さん:05/03/15 23:47:24
>>406 ネイザンロードに行ったとき、確かに意識したけど探しはしなかった。
沢木が行った時代からだいぶ経っているから。
でも、あまり綺麗とは言えない高層の建物を見上げながら、通りをぶらぶらしたのを思い出す。
408 :
名無し草子さん:05/03/19 23:33:00
香港に行った時に重慶マンションにも寄って両替えしたな。
沢木氏が香港にいた頃の熱気はあまり感じられなかったが
スターフェリーにも乗った。
マカオはマッタリとして良い街だった。
正面の門だけが残っている大聖堂の階段を登りながら
沢木氏の大学時代のスペイン語の教官のエピソードを思い出した。
教会後の高台に立ち、マカオ市街地を見ながら
ここから、はるばる日本に布教に来た人がいたんだなと少し感傷的になった。
409 :
無名草子さん:2005/03/24(木) 00:02:04
>>408 そうかなぁ?
沢木が行ったころの香港を全く知らんが、10年前に行ったときはかなりエネルギッシュな街の印象があったけどね。
まぁ、マカオがまったりとしているのは同意見だな。
>正面の門だけが残っている大聖堂
セント・ポール大聖堂(大三巴牌坊)ですな。オイラも行きましたよ。
>10年前
ってことは人民共和国に返還される前の話じゃないですか!
返還後、なんだかんだと雰囲気はだいぶ変わってきていると思うんだけど。
411 :
無名草子さん:2005/03/24(木) 01:17:20
>>410 う〜ん、やっぱり返還されてから変わっちゃったのかぁ。残念。
戦争に負けさえしなけりゃ……orz
412 :
無名草子さん:2005/04/12(火) 12:59:44
age
sage
>>393で言ってた高校の閉校記念誌に
沢木さんが寄稿していました。
そこの第一期生だったんですね。
この掲示板に来て一年半なんだけど
たぶん一番最初に書き込んだのがこのスレ
>>414 閉校記念誌なんてレアなモノを見てるとは。関係者?
どんなことが書いてあったかこっそり教えてください。
天涯を買おうと思う。
是非豪華版を
天涯を買おうと思う。
集英社文庫版だ。
しかしその前に、買ってまだ読んでない「路上の視野」を読まねばならない。
およそ三十年前に書かれた文章を、当時の彼と同年代の、いまの私が読む…
この小さな偶然に陶酔する事も、私には可能だった。
しかし三十年の時間の隔たりは想像以上に遠かった。途方にくれる距離と言って良い。
なんとなく手が出ないまま、「路上の視野」は放っておかれた。
そんな折に、写真集である「天涯」に興味を持ったのだ。
沢木が文章を付け、撮った異郷の写真集。
考えてみれば、今と遠く距離の隔たりがあるという点では、「天涯」もまた同じである。
「路上の視野」が時間を隔てた作品なら、「天涯」は空間を隔てた作品なのだ。
いま、ここと地続きでありながら、いま、こことは直接かかわりがない二つの作品。
距離に怖気づく必要はなかった。読む事で私はそこに行けるのだ。
それが分かった以上、「路上の視野」を開く事にもう何の気負いもない。そして「天涯」にも。
願わくば、この旅の途上で何かの道しるべの見つからん事を。
などと適当にカッコつけてみるテストw
一瞬の夏読みてえな。
一瞬の夏は夢中で読み進めたな。気付いたら徹夜してた。
小説やエッセイはじっくり読む人間だけど、
あの作品だけは最初から最後まで全力疾走で駆け抜けた感じだ。
路上の視野は無理に読まなくていいんじゃないかと個人的には思う。
俺の中ではだいぶ評価が低い作品群。
424 :
無名草子さん:2005/05/30(月) 23:33:17
マジレスするが・・・
上の方で「沢木耕太郎も慶応・早稲田に行っておけば・・・」
とあったが、
沢木はインタビューで答えてる。
「東大と慶応と横国と駿台(予備校)受けて東大以外は受かった。
で、どこ行こうかと思ったが学費が安かったんで横国に行った」と。
二期校時代の横国は早慶と同格か、学費安い分(たしか年間一万円
程度)魅力的で、その分優秀な学生が集まったんだよ。慶応=ボン
ボンという図式があった時代。
ただ、沢木耕太郎は高校入試で日比谷に落ち、大学入試で東大落ち
たんで、どこかコンプレックスはあるよ。文章の片隅に出てくる。
大学の校舎が清水丘から常盤台に変わったんで、自分の母校は
もはや無いと言ってる。
だけど彼がノンフィクションライターになったのは大学のゼミの
先生であった長洲一二(後に神奈川県知事)の口利きが大であり、
沢木も「自分のようなデビューはきわめて稀だった」と正直に
告白している。
まあ、かくいう自分も早稲田蹴りの横国卒だが・・・。
425 :
無名草子さん:2005/05/31(火) 00:54:17
著作集の1960は良かった
テロルの決算を書いた後で『危機の宰相』を文芸春秋に一挙
掲載する。このままいけばボブ・ウッドワードのような
ノンフィクションライターになったろう。
しかし沢木はその道を棄て『一瞬の夏』に向かった。
この分岐点を振り返ってのコメントが素晴らしい。
『一瞬の夏』で確かに『敗れざる者たち』のイメージを
完結させたが、その後の作品群を読むと『危機の宰相』
路線の方が地味であっても、後世に残すものがあったの
かとも思う。
いずれにせよ、才能溢れるとはうらやましいことだ。
ケイキ時代を書いた女性のルポがあちこちで書評されてるねえ。
沢木の方が早いぜ!と思ったり。
>ケイキ時代を書いた女性のルポ
って、なんでしょうか?
>>424 沢木がライターになったきっかけの恩師って、長洲さんだったのかー!
沢木ファンなら周知の事実なのかいな?
今まで読んだ作品とあとがきの中では、実名が出ていなかったので知らなかったなー。
小学生の時にナガスクジラなんて言って(失礼なw)知事の名前覚えたのがなつかすぃぃ。
429 :
無名草子さん:2005/06/03(金) 10:09:41
二宮清純、沢木のつめの垢、煎じて飲め。
431 :
424:2005/06/04(土) 04:03:21
>>428 たしか、『路上の視野』にあったと思う。
沢木が4月1日に入社式で丸の内の企業に行き、即日やめた。
(金融系ではない。恐らく三菱商事か?)
そして、ゼミ教授の長洲の元に行き、沢木が
ジャーナリストか、院に行くかと言ったら、長洲が
「君はもっと自由な道がいい・・・」と返答し、
フリーライターとして、東京放送の業界紙を紹介した。
ド素人がいきなり、業界紙のライターって今では想像
できない。もっとも、カミュ論は読んでいないが、長洲が
評価するだけの筆力はあったのだろう。実際、『地の漂流者』
以降で、「若書き」と蔑視されるものはない。
432 :
無名草子さん:2005/06/04(土) 11:27:14
>>431 たしかあの人は学園紛争だかなんだかの煽りを受けて、卒業が遅れて、
6月だか7月の雨の日に初出勤したんじゃなかったんたっけ?
434 :
424:2005/06/05(日) 12:55:24
>>433 ご指摘の通りでした。『像は空に』の最後に書いてある。
学生ストの影響で卒業が三月に延びた。
初出勤では東京駅から中央郵便局を通った。雨で傘を
さしていることに違和感があったと文学的に表現。
一方で、その年に卒業するにはスト解除の時限性があった。
スト解除派に回ったが、「スト解除の理由を就職したいから」
と取られるのは不本意ともあった。それゆえ退社でケリを
つけようとも思ったと(このあたりの言い訳というか矜持は
沢木らしい)。
映画「ミリオンダラーベビー」を見たら、『一瞬の夏』を
思い出しました。
沢木さんは、この映画評やってないですかね?
>>427 調べたけどわからんかった。なんかカタカナ三文字の女性の名前。
437 :
無名草子さん:2005/06/06(月) 20:55:02
沢コウ、クリントンEもミリダラも好きそうだね。
438 :
:2005/06/07(火) 20:46:03
深夜特急は名作だよな、読み物として、
俺は一人海外旅行へ行くきっかけとなったのは
大前健とかで、沢木本と出会ったのは後だったけど。
先だったら、どうだったかなぁ、ちょっと重いから、気軽に
一人海外旅行(バックパッカーモドキ)はしなかったかもな。
>>435 ヒント:新聞
監督をさんざん持ち上げたわりに、「傑作ではない」とバッサリ
440 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 21:41:55
A新聞の映画評だっけ?
探したけど見つからない。
監督はいいけど、内容はダメなの?女性ボクサーがダメなのかね?
『深夜特急』のヨーロッパ編で、ゲーセンに入ってスペースインベーダーをプレイする
とかいう記述があったが(名指しされてはいないが「宇宙戦争」とか書いてあったので
インベーダーが念頭にあることは間違いない)、インベーダーの登場は1979年なんだ
よなー。当時ゲーセンにあったのは多分ピンボール。
『王の闇』でも、「ゲームセンターで宇宙戦争」とか書いてあったんだけど、これも77年か
78年の話。微妙に年代が合っていない。
442 :
無名草子さん:2005/06/08(水) 08:13:55
>>439 うち朝日じゃないので、どんなこと書いてたか軽くうpしていただけると嬉しいです。
自分はミリダラ面白いし、ボクシングへのリスペクトあったと思ったけど、
沢木さんは何が気に入らなかったんですかね?
>>411 名指しされてないんじゃ
「インベーベーダー」と断定して年代があってないとか言ったってしょうがない
レス番まちがえたw
沢木のノンフィクション論からすれば、年代があってなくとも問題ない。
>>429 禿同!
446 :
無名草子さん:2005/06/23(木) 11:44:28
777
だって深夜特急第三便って、実際に旅行してから十数年?経ってから発行だったよな。
448 :
吾輩は名無しである:2005/07/09(土) 11:20:08
e
実際に旅行した年から数えたら、第三便はゆうに二十年以上経ってる
なんでだよw
どんな計算してんだ俺。無駄レスしてしまった。
451 :
無名草子さん:2005/07/17(日) 14:53:33
深夜特急しか読んだことなかったので「テロルの決算」を読んでみた。この人すげえ文章上手いね。
ヒロイックを代表とする情緒的な文章から離れると、途端に堅くなる気がするが。
453 :
無名草子さん:2005/07/22(金) 14:27:45
>>441 当時のピンボールマシンには、宇宙モノを題材にしたのがゴロゴロあった。
SF全盛期だったし。
それらを括って「宇宙戦争」と言っていたとしても、別に変ではないと思う。
直接関係ないが、沢木さん、きっとインベーダーもやりこんだと思う。
当時結構暇そうだったし、いかにも好きそうだし。
454 :
118:2005/07/22(金) 19:50:36
質問なんですが、
沢木耕太郎ノンフィクションのなかに、「彼らの流儀」は入ってないんでしょうか。
もしはいっているのでしたら、どの巻に入っているのか、教えていただけますでしょうか。
お願いします。
入ってないよ。
457 :
無名草子さん:2005/08/15(月) 16:28:50
>>441 H.G.ウェルズの『宇宙戦争』をイメージしたデザインだったんじゃ無かろうか?
458 :
無名草子さん:2005/09/14(水) 07:34:09
沢木が出ると思っただろう!この一瞬の夏のぬか喜びをどうしてくれる!
う〜ん、いまだにぶっとい腕してんだな〜。
漠然と枯れきった体を想像してたよ。
しまった見事に見逃した
NHKだから再放送しそうな予感。
でもこのシリーズって再放送してたっけか?
463 :
無名草子さん:2005/09/14(水) 16:59:09
チッ…
>>463 なんだ、459氏が過去形で書いてるのを見て勝手に錯覚しちゃったよ。
466 :
無名草子さん:2005/09/27(火) 12:10:53
@
凍!
あれはノンフィクションでいいの?
468 :
k:2005/10/03(月) 05:23:49
沢木耕太郎がペンネームだったことにはショックをうけた。
それは俺もショックだ(現在形)…。
凍は読まないの?
それとも雑誌掲載で読んでたからもういいの?
それとも「壇」と「無名」買ったら後に沢木耕太郎ノンフィクションシリーズで、
二本とも併録して二千円で売ってた事に凹んだからもう買わないの?
で、本名はなんなの?
>>469 最近ファンになって集めてるけど、買おうかなと思ってた長編が
(一瞬の夏、テロルの決算、壇、無名、杯、冠)が、
ことごとく沢木耕太郎ノンフィクションになっててお得って感じです。
それにノンフィクションの、深緑に星座の装丁大好き。
472 :
無名草子さん:2005/10/14(金) 01:28:27
473 :
無名草子さん:2005/10/14(金) 03:07:38
深夜特急ってどんな内容なんですか?
>>472 ありがと。
凍は面白かったが、なんとなく物足りない思いもある。
山野井氏と、夢枕獏の「神々の山嶺」の主人公が俺の中でちょっと重なったからかな。
沢木は、父親のことを書いたんだから、次は自分の事を書いてほしい。
作家沢木耕太郎が、個人としての自分を、身の回りの人に取材して、あたかも他人のように書く。
沢木にならやれそうな気がするんだけど。
「凍」をいま読み終えました。
何か文章があっさりし過ぎて、
沢木節が聞けなかったのが残念。
これなら、主人公のモノローグで
書いたほうがよかったような気もする。
それに、なんで最後の場面で、
自分自身を登場させるのだろうか。
自分を登場させることに、
この作品を成立させる
何か意味があるのだろうか。
「壇」読んだ。十年遅いですか。そうですか。
面白かったです。読んでるうちにヨソ子さんの声(架空)で読んでた。
雪道を二人で歩いた事が、ちょっとした冒険みたいで嬉しかった。
なのに、なんでそのことをちゃんと伝えなかったんだろう。
ってくだり。泣ける。
私は「凍」面白かったよ。
ここ何年も迷走してるなーって感じだったが、
ひさびさにいい対象と出会って書いてるな、という感じ。
以前なにかのエッセイで、アルペンスキーに例えて
「ノンフィクション」という旗門を通過しつつどこまで逸脱できるかを模索している、
と書いていたけど、
それのひとつのやり方なのかな、と思った。
「凍」は、読んでいて、山の地形的な状況がよく飲み込めなかった。
特に肝心のギャチュンカについて、どこがどうなってるのか、
視覚的に把握するのが難しくてもどかしかった。
「なんかぎこちないな。上手くないな。俺が悪いのか?」と思ってたが、沢木にとって、
視覚情報の詳細を文章で説明する事が、主にスポーツ観戦記で多かったのが理由か。
スポーツは二次元で見られるが、山は主観で、三次元で、囲われたフィールドが無いし。
そもそも「凍」の場合、沢木は「見て」はいなわけだしな。本当は。
面白かったけどね。妙にカタルシスの無い淡々とした印象だったけど。それはそれで新鮮。
内容でちょっと残念なのは、
山野井夫妻が「実は何も終えてない。指を失っても終えるつもりがない」のを伝える事で、
逆にギャチュンカン登攀そのもののインパクトが最後で薄れてしまうことか。
ギャチュンカン登攀ではなく、山野井夫妻の物語とすれば、それでもいいんだけど。
いままでの沢木の本は終わりの物語ばっかりだったから、なれてないだけか。
凍が出た直後に日本人がギャチュンカンに登るなんて
計ったとしか思えんタイミングだな
481 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/28(金) 12:47:53
と言った
沢木耕太郎ノンフィクションの中に、象が空をは収録されていますか?
483 :
無名草子さん:2005/11/19(土) 01:50:35
俺は逆に、沢木耕太郎という名前は、すぐにペンネームだと思った。
あまりにも出来すぎた名前だ。
コスモポリタンという女性誌に、「凍」について沢木のインタビューが1P。
485 :
無名草子さん:2005/11/19(土) 11:40:06
今度、「徹子の〜」出るんでしょ。どうせなら、『爆問』の方に出て欲しいな。
そんな釣りにおれさまが…
―本当じゃないか
487 :
無名草子さん:2005/11/30(水) 12:25:09
488 :
無名草子さん:2005/12/01(木) 13:36:02
徹子の部屋、見ていまつ。
489 :
無名草子さん:2005/12/02(金) 22:44:31
どなたか録画された方upしていただけないでしょうか。
どうしてもみたいんです。
どうしても見たいなら何故録画予約しなかった
若干あがってたっぽい耕太郎萌え
491 :
無名草子さん:2005/12/03(土) 18:48:31
この人、大体服のパターン決まってるよね(シーズンによっても)。ハンサムだと得よね。
しかしよー喋ってたな。
徹子に喋らせなかったしw
493 :
無名草子さん:2005/12/04(日) 20:03:17
この人、喋るよ。
ラジオなんかでもちょっと早口でだんだん声が甲高くなってく。
coyote(コヨーテ)って旅の雑誌で、深夜特急の特集。
深夜特急旅立ち前夜に関する文章をはじめ、興味深い話が満載。
495 :
無名草子さん:2005/12/25(日) 00:08:57
J-WAVEキタコレ
おっと!dクス!忘れるとこだったぜ〜
497 :
無名草子さん:2005/12/29(木) 23:11:20
今になって「杯」読んだ サカーは詳しくないと言ってる通りだ
韓国の生活と韓国人の反応のところはいい
ドイツも行くだろうと書いてるけど、きっと行くんだろうなあ
06はさらに忙しそうだね
498 :
無名草子さん:2006/01/15(日) 17:51:33
あげ
今になって「杯」読んだ
博多の天神てなんじゃあ(゚Д゚)ゴルァ!!
博多は博多、天神は天神じゃ!
500 :
無名草子さん:2006/01/16(月) 11:06:42
今新潮文庫「深夜特急2」読んでるとこですが、ちょっと気になることが。
バンコクを発って長距離列車でどっか行くとき、ずーずーしいオバサンが
4人掛けの席の1人をのかして、自分の子供2人を座らせるのですが
4人掛けの席が急に6人掛けになったという記述。
4−1+2=5で、4人掛けの席が急に5人掛けになった、のが正しいのでは
ないでしょうか?
のかしたけど立たせたわけではないから
4+2=6でいいんじゃね?
502 :
無名草子さん:2006/01/17(火) 00:59:29
>>501 詰めたんじゃなくて、どかせた。どいた人はしぶしぶ他の車両に移って行った。
沢木耕太郎って簡単な算数も出来ないのかと思った。
それに編集段階で見過ごされたのも(ry
503 :
無名草子さん:2006/01/17(火) 01:02:54
あ、オバサン自身は又別の4人掛けの席に4人座ってるところへ
僅かの隙間にぐいぐい尻を突っ込んだ為、元から座ってる人が
椅子から尻が浮く状態となった。
504 :
無名草子さん:2006/01/17(火) 18:36:23
それが沢木クオリティ
505 :
無名草子さん:2006/01/19(木) 13:34:23
こういうオバサンって万国共通でいるんだよな。
徹夜仕事で朝帰りのとき、座れるように一電車遅らせて乗って
ウトウトしながら座ってたら、俺の前に立った子供が
「ママ、座りたいよ〜!」ってダダこねたら
横に居たオバサンが「待ってな、この人が譲ってくれるから」だと!!
俺がシカトしてると「どゆ神経してるんだろね?こんな小さな子供が
立ってるのに知らん顔して」ってオバサン。
小さいって言ったってもうすぐ中学生くらいの体格のいい餓鬼。
絶対譲ってやるもんかと思ったが、すっかり眠気が覚めてしまった。
506 :
無名草子さん:2006/01/19(木) 15:26:31
>>505 俺はそういう奴に、水戸黄門の印籠じゃないけど、障害者手帳見せてる。
まぁ、それでも「席譲れ」って奴はいないね。
507 :
無名草子さん:2006/01/29(日) 23:48:45
こういう旅行はせいぜい30台前半までしか出来ないだろう。
インドのところを読んで、失われた青春を思い出したような気分だ。
508 :
無名草子さん:2006/02/04(土) 12:30:44
ハシシを回し飲みしたと書いてあるが、そんなこと書いていいのか?
509 :
無名草子さん:2006/02/04(土) 18:54:26
510 :
無名草子さん:2006/02/04(土) 23:48:09
トリノにはいないのか
アメリカ行ってそう サカーで
前もポーランド?チェコ?に行ってたし
サッカーにはもうかかわらないで欲しい。
平井堅と会う用事があったって、いったいなんなんだ。
やっぱ沢木さんじつわゲイなのか。
横浜国大OBの会??なんとなく顔も似てない???
516 :
無名草子さん:2006/02/16(木) 09:08:58
横浜国大OBには黒木瞳がいる
517 :
無名草子さん:2006/02/16(木) 11:28:21
黒木香でなくて?
瞳はヅカでしょ。
518 :
無名草子さん:2006/02/16(木) 15:18:23
しかも、黒木香は中退だしw
平井堅は横浜市立大学らしいが。
横国大OBの作家といえば高橋源一郎。
中退だけど。
520 :
無名草子さん:2006/02/18(土) 20:49:08
まなべん
いなばん
521 :
無名草子さん:2006/02/26(日) 11:39:54
wbcは行くのかな サkkアーかな
522 :
無名草子さん:2006/02/26(日) 19:35:16
523 :
無名草子さん:2006/03/01(水) 18:05:07
イラクで亡くなった香田君は絶対この本を読んでる
沢木さんって、右側の思想?
>>524 左右どちらにも通ずるものを持っている感じがする。
少なくとも韓国に対してかなりの嫌悪感はあるな。
>>526 そーお?2002W杯の取材の時は韓国マンセー
日本はダメダメって感じがしたけど。
あれは朝日が仕向けたってことなのかな?
このスレに右とか左とか、ましてや嫌韓厨までいるとは…
基本的にちゃねらは兼官自民ウヨ萌系アニヲタピザデブです
530 :
無名草子さん:2006/03/14(火) 12:02:29
安達日童子さんご逝去…(-人-)ナムナム
市川団十郎や小澤征治も体調を崩し河野洋平は息子から肝移植。
「若き実力者たち」も隔世の感がありますね。
531 :
無名草子さん:2006/03/22(水) 00:52:37
WBCは行ってたのかな 作家アッーはお休みだし
532 :
無名草子さん:2006/04/08(土) 09:00:06
ほしゅ
危機の宰相
単行本化記念sage
書評で原りょうの「そして夜は甦る」を貶しているのを読んでからは
この男の書評は信用しない事にしている。
書評に「信用」なんて観念を適用しようとしてたお前がどうかしてる。
「原りょう」と書くような奴に何を書かれても全く問題ないと思う。
むしろそういう奴には褒められたくもないだろう。
「オリンピア」と「冠」購入記念カキコ
538 :
無名草子さん:2006/05/01(月) 11:26:42
91年頃、雑誌スイッチでやってた日記の連載、単行本になった?
深夜特急オモロイ!一気に全部読んでしまったよ。
他にお勧めの紀行があったら教えてください。
オリンピアの続巻はどうなったぁぁっ
541 :
無名草子さん:2006/05/03(水) 08:32:08
紀行の最高峰はブルースチャトウィンということになっている
まぁ、途中で放り投げたくなるが
542 :
無名草子さん :2006/05/09(火) 22:12:58
深夜特急第5巻の「絹と酒」の章がすごくいい。
文章うまいね。
もっと若かったら泣いてたわ。
どんな話だっけ?
544 :
無名草子さん:2006/05/09(火) 23:48:20
中田ヒデが最近「深夜特急」にハマってんだってさ。
でも、彼のセレブリティな旅とは真反対な旅だよな、BP旅行って。
どこに共感してんだろ・・・その辺、知りたいわ。
どこに共感って…。
どんな人生送ってようが、普遍的な魅力ある作品だろ。深夜特急は。
546 :
無名草子さん:2006/05/10(水) 21:29:40
英は沢木の「テロルの〜」2回は読んだらしいよ。
沢木がそう云ってた、講演で。
547 :
無名草子さん:2006/05/10(水) 21:40:33
沢木さんはスポーツを題材にしているけれど
サッカーはいまいちな印象を受ける。
ボクシングや野球、オリンピック競技に比べると面白くない。
548 :
無名草子さん :2006/05/14(日) 21:58:29
サンデースポーツでるかな?
549 :
無名草子さん:2006/05/14(日) 23:09:25
でなかった。
で、カシアスさんの癌は完治したのかな。
したら奇跡だよ。
前回の日カンW杯直前の「最強日本 待ってろ世界」という特番の中で
沢木さんの構成・文のドキュメントが最高によかった。
今回はやらないかな?
やらないんじゃない?
2chでまでサッカーイマイチとか言われてるくらいじゃ
553 :
無名草子さん:2006/05/17(水) 22:06:46
今更ながら、徹子の部屋に出たのか。見たかったなあ。
ここ数年、沢木さんの本は読んでないが、やはり気になる人だ。
近藤紘一の「仏陀を買う」をやっとこさ手に入れて読了。
先に沢木の解説を読んでいたので、どうも先入観が先にたってしまって困った。
556 :
無名草子さん:2006/05/25(木) 08:16:17
一号線を北上せよ
を読んだが、なかなか楽しかった。
紀行物は描写が巧いね。ちとクサイけど。
557 :
無名草子さん:2006/05/25(木) 20:25:52
深夜特急はドラマ化されたよね。
ドラマが上質な出来だったから原作も相乗効果で好印象。
558 :
無名草子さん:2006/05/25(木) 22:56:31
この人の旅物は、素直に面白いと思うよ。
559 :
無名草子さん:2006/05/27(土) 01:53:14
>>539 外出かもわからんが日比野宏のアジア亜細亜・無限回廊、がハマると思われ。
講談社文庫から出てる。
560 :
無名草子さん:2006/05/27(土) 11:28:24
>>559 これいいよね。何故か寂しさと悲しさを感じる。
561 :
無名草子さん:2006/05/27(土) 13:59:55
いいのか。 早速読んでみよう。
マリファナ青春旅行って奴も面白かったな。
DQNな題名に凄くひいたが、おバカな旅もここまで行くと楽しいもんだ。
しまった。
一号線を北上せよって、全部コレクションに入ってるんじゃないか?
高峰秀子との対談以外全部読んでるよ。
買う前にリサーチしとくべきだった。
563 :
556:2006/05/29(月) 14:55:55
一号線を北上せよに続き、
村上春樹の辺境・近境を読みだしたが、
こいつのルポは批判的なのでつまらん。
だったら旅すんなと思える。
やっぱ旅物は沢木に限る。
564 :
高峰秀子:2006/05/29(月) 17:55:57
沢木さん ドイツからココ見てますか?
日本代表が背負ってるものって何ですか?
感じ、見つけたらどっかに書いてください
即レス すごいな ID無いから自演と思われるじゃないか
565はNHKのW杯ドキュメント見て書きました
26才の沢木を見たい。さぞカッコよかったことだろう。
どっかにないか?
モロ団塊の世代の彼は来年還暦なんだね。
569 :
無名草子さん:2006/05/31(水) 03:02:09
太平洋の島国を旅する旅物の小説ってある?
天国にいちばん近い島以外で。
570 :
無名草子さん:2006/05/31(水) 19:13:23
>>568 coyoteにそれらしい写真が載ってたよ。
571 :
568:2006/05/31(水) 21:55:11
572 :
無名草子さん:2006/06/08(木) 13:25:01
凍読んだ。面白かった。で、このスレを見つけて読んだんだけど、
あのゴミ拾いに戻るときについていった人って沢木だったのね。
で、イヤらしい話になるんだけど、こういう本の印税って山野井氏にも
すこし渡るのかな?それとも話しを聞くたんびに謝礼という形で終わるのかな?
まったくお金を払わないってないよね。 忙しい時間を割いて話してるわけだから。
573 :
無名草子さん:2006/06/08(木) 13:51:08
で、ちょうど読み終わったところに今度の日曜日の情熱大陸に
山野井氏が出るのが。タイミング良いぞ。
沢木氏はなんて書くのかな
575 :
無名草子さん:2006/06/14(水) 21:43:23
無名を今読んでるんだけど、親御さんとは敬語で話していたのかな?
coyoteに深夜特急ドラマ版の裏話を書いてた。猿岩石の話(なつかしい)もあって、なかなか面白かった。
577 :
無名草子さん:2006/06/16(金) 17:40:48
やはりドイツに行かれてるようですね。
でも、前回同様もうサッカーについて書かないほうがいいような・・・
WBCとの比較やボクシングに喩えたりと、なんかずれてる様な。
自立と自律を称えたかと思えばリーダーシップをとる者がいないとか、
矛盾してやいませんか。
そうですね。
サッカーに物凄く詳しくて文才も天才的なあなたが書くほうが
沢木のような知ったか駄文馬鹿がしゃしゃり出てくるよりよっぽど良いですよね
サッカーの事、書く人腐るほどいるからね。
わざわざ沢木氏が書かなくても。とおもいます。
580 :
無名草子さん:2006/06/19(月) 20:56:21
沢木氏、ヒカルの父だったのね?
無名を読むと、沢木氏って経済的にはあんまり恵まれた
感じじゃなかったんだなぁ。と思った。
結構、裕福な家庭に育ったのかな?と思ったけど。
で、姉夫婦には子供いなくて、妹さん独身でとか
姉は学校に行けなかったとかやっぱり、どこもそういう
話題があるのですね。時代と言えばそれまでだけど。
お孫さんは沢木氏のムスメさん一人なのね。
「象が空を」というエッセイ集に、明らかに小林麻○のことを書いている
ものがある。知り合ったきっかけは写真を撮らせて欲しいと言われたこととか。
確かに20年位前、小林麻○が写真撮ってたことがあって、写真集も
出してたな。彼女に申し込まれるとは、やっぱり沢木はいい男なのだ。
自分と彼女は生まれ育った場所も近いし(大崎あたりだったか)同じような
種類の人間だと感じると書いている。誕生日も11月29日で同じなんだって。
うちの主人と一日違いだわ。沢木とうちのとじゃ全然違うな。
共通するのは明るく前向きで、ばかみたいに体力があるところか。。
何で伏字にするのか
TBSの糞アナだろ
そう思わせるための伏字なのか?
違うよ。そういうアナがいるのも知らないし。
「ピエタ」、日本語では「悲しみの聖母」と訳されるらしいが、
バチカンのサンピエトロ大聖堂にあるミケランジェロ作の「ピエタ」
のことが「深夜特急」にでてくるね。
ミサ曲でも同じ主題で何人もの作曲家が作曲しているが、
この前NHKの深夜にやってた名曲セレクションだったか、そこで
紹介されてたのはパレストリーナ作のものだった。
映像は大聖堂の内部とそれから最後に「ピエタ」の像。
音楽とあいまって、きれいでとても引き付けられた。
若き日の沢木氏が
「あたかも、ひとりの男にとっての、母であり、恋人であり、
妹であり、娘であるという、女性としてのすべての要素を抱え込んで
いるかのようだ。私は今までにこれほど美しい女性の姿をみたことが
ないように思った」
と書いてしまうのがわかるような気がした。
587 :
無名草子さん:2006/06/29(木) 03:48:22
沢木さん、村上春樹バカにしてんのかな?
腐すような文章あったけど・・・
588 :
無名草子さん:2006/06/29(木) 07:17:05
小林麻美の写真集っていうか麻美が撮った写真集めたものにコウタローの
写真もあった。でもそれほど出来はよくなかったように思う。
こうゆう不倫って家庭がドロドロするのでいやですね。
麻美の亭主は元スパイダースのリーダーで現在タモリなどを抱える事務所の
社長。
589 :
無名草子さん:2006/06/29(木) 18:18:18
>>582 何てゆう題のコラムですかね?
文庫本三冊あるからわかんないや
590 :
589:2006/06/29(木) 18:21:40
あ、わかりました。すいません
期待はしてなかったけど、今回W杯nikkeiの連載には失望しました。
もうこんなことしか書けなくなっちゃったんですね。
こちらこそ。
あなたが読者でなくなってくれて嬉しいです。
593 :
無名草子さん:2006/06/30(金) 21:28:24
もっと賛否両論あっていいじゃねーか。w
礼賛ばっかじゃ面白くないしね。
サッカー物は微妙。
>>589 亀さんですが、「象が空を」Uの「不思議の果実」です。
あと大崎じゃなくて、大森でした。
大森といえば大森貝塚しか思い浮かばないわー
>>588 不倫に発展したのー?
596 :
無名草子さん:2006/07/03(月) 02:53:05
中田英寿がテロルの決算面白いって言ってるのを聞いて沢木耕太郎の本読み始めたが
その沢木の本にヒデが書かれるようになるとはなあー
サッカーと沢木が好きな人は以前から
沢木にサッカーのこと書いて欲しいって少なからず期待しませんでした?
僕もその一人ですが、観戦記に関してはいまいちだったけど
日韓W杯の後、ニュースステーションに沢木が呼ばれた際、日本敗退の原因のおそらくは突然スタメンを変えたことで選手達のイメージが崩れた
みたいなことを言ってたのには
なるほど、と思いました。
597 :
ちなみに:2006/07/03(月) 02:57:49
ガンバ大阪の西野監督を見るたびに沢木耕太郎の顔が浮かびます
西野監督も現役時代は男前で女性ファンにさぞかし人気があったそうです
>>597 さぞかし人気があったそうです
って日本語おかしいよ。眠かったの?
599 :
無名草子さん:2006/07/03(月) 10:45:56
〉〉598
まあね…
600 :
無名草子さん:2006/07/03(月) 10:46:49
アンカーが上手く打てん
601 :
無名草子さん:2006/07/03(月) 13:55:19
日垣隆。
602 :
無名草子さん:2006/07/04(火) 01:32:57
人生とは旅であり、旅とは人生である。
中田英の引退メッセージを読んで、
沢木さんの文章を思い浮かべたのは自分だけかな?
603 :
無名草子さん:2006/07/04(火) 07:13:27
以前から、将来は旅人になりたいって言ってましたもんね
604 :
無名草子さん:2006/07/04(火) 08:51:09
旅人か。ルー大柴になりたいのか。
605 :
無名草子さん :2006/07/04(火) 11:59:36
新聞に全文載っていたけど、沢木の文章を彷彿させた。
なかなか読ませる。
でも個人的にはスポーツ選手で、こういうナル全開って
いうのは苦手だな。ブラジルの負けて10分もねっ転がってた
時も、何やってるんだよ、早く起きろと思った。
ナルも結構だけど、周りに無駄に気を遣わせるなと。
>沢木の文章を彷彿させた。
やめてくれ。
「俺〜」ではじまり「〜だ。」で終わる素人の文章の痛ましさを
だれか彼に教えてやれ。
607 :
無名草子さん:2006/07/04(火) 22:02:43
>>606 ナカータは文筆業じゃないだろ。素人文章でもいいじゃないか。
608 :
無名草子さん:2006/07/04(火) 22:43:52
でも、中田って村上龍と大の仲良しですよね
沢木耕太郎と村上龍は仲悪そうですが
609 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 01:56:30
610 :
無名草子さん :2006/07/05(水) 11:53:58
>>609 読んだ。
なんか聞くところによると、龍氏は大会前に本人から引退を知らされてたらしいけど、
ひょっとして沢木氏も知ってたんじゃないかな、なんて思ってしまった。
青い帆、緑の海へだっけ?
あれ見たいけど録画しなかったんだよなあ。
再放送してくれんかのう
612 :
無名草子さん:2006/07/06(木) 06:15:21
いい文章だった
609さんありがとう!
>>606 素人文で読めるのは円谷幸吉と上原良治だな。
614 :
無名草子さん:2006/07/11(火) 00:36:52
上げとくか
日経のサッカー観戦記は素人くさいけど面白かった
616 :
無名草子さん:2006/07/11(火) 02:03:13
素人文w
そんで日経のサッカー観戦記の内容はどうなの。
ピント合ってる?
安心して読めたのは6月30日のかな。
上の方でもうサッカーは書かないほうがいいとか
言ってた輩はどうした?
618 :
無名草子さん:2006/07/13(木) 12:22:55
上げとくか
619 :
無名草子さん:2006/07/13(木) 17:39:38
今テロルの決算読んでる、野心作って感じ。
620 :
無名草子さん:2006/07/13(木) 23:16:38
テロルの決算は面白かったが、僕がもっとも感動したのは著者の後書きだったな。
621 :
無名草子さん:2006/07/13(木) 23:46:54
しかし、20代半ばでアンナ文章書けるんだなぁ。
あまたはいいし、スポーツも出来そうだし。羨ましいなぁ。
なにも手に入れることが出来ないオレ・・・。
大丈夫だ。沢木は徐々に頭髪を失いつつあるから。
623 :
無名草子さん:2006/07/14(金) 09:57:15
おれは30代でノック状態に近づいてるよ・・・。
あの人もう60近いんでしょ。
年取ってもかっこいいねえ
背も高いし
「テロルの決算」って素材が堅いのに
さすが沢木だ、すんなり読ませる。
これが某ノンフィクション作家だったら
私、1ページで挫折しただろうと思うのだた。
落合さんの悪口言わないでください
627 :
無名草子さん:2006/07/14(金) 13:33:49
628 :
625 :2006/07/14(金) 14:37:49
629 :
無名草子さん:2006/07/15(土) 16:36:02
「捨てられた女たちのユートピア」もなかなかでした。
630 :
無名草子さん:2006/07/15(土) 16:58:57
「人の砂漠」
いいと思います。
「危機の宰相」
いまわざわざ単行本として出すようなものか
632 :
619:2006/07/15(土) 23:21:00
漢字が読めないぜ!!
あと学がないからむずいぜ!!
633 :
無名草子さん:2006/07/16(日) 18:25:16
いつかNHKでジョージ・フォアマンが王座を奪回するまでを沢木氏が取材して放送されていた。(10年位前?)家族がビデオ消してしまい。あのシーンを感じ取りたい
ですが、発売されている本でその部分があるところありましたっけ?誰かと引き分けシーンはあったけど?
「あのシーン」とか「その部分」とか何を指してるのか全く分からんよ
635 :
無名草子さん:2006/07/17(月) 00:25:32
「無名」はどうですか?
636 :
無名草子さん:2006/07/18(火) 09:18:17
おれは面白かった。
沢木もいろいろ辛いことがあったんだなぁと
思った。それまでは金持ちの家の人という気がしてたんだけど。
沢木の家族・兄弟のこともいろいろかかれていたし。
なきがらの ひげそるへやに ゆきよふれ
これにグッときた。
638 :
無名草子さん:2006/07/18(火) 10:18:08
あ、おれは 句は忘れたけど、
年末にいいことと悪いこと差し引きしたら、すこしだけいいことが多かったと
いう句にぐっときた。
沢木父の俳句集が読みたい・・・
けどこれ限定版なんだよね?
白い表装だそうだが。
640 :
無名草子さん:2006/07/20(木) 01:21:14
病院に勤めてる俺は家族の苦労なんかがわかって勉強になった
限定版って言うか私家版だから
再び「テロルの決算」
二矢がやってしまった後、二矢のお母さんが「こんな事件を起こして
しまったのだから死んでくれたらいい」とつぶやいていたが、
いざ息子の自殺という現実を前にすると「あんなことを言わなければ
よかった。あんなことを思ったから二矢は死んでしまったのだ」と悔やんで
泣いていたところで泣けた。
『一瞬の夏』を中学生の時に読んでカシアス内藤という存在を知った。
最後の夢を打ち砕いた当時19歳の朴 鍾八はその後世界王座を10度も防衛した。
内藤が3度も負けた柳 済斗も元世界王者。
結局不運の現役生活だった、としか言えないけれど、故エディ・タウンゼントは、亡くなる直前に
井岡弘樹(後に2階級制覇)という偉大な忘れ形見を置いていった。
沢木さんはその後押しも押されぬノンフィクション作家になり、内藤は・・・?
今、カシアス内藤は癌と闘いながらボクシングジムを経営し、後進の指導にあたっているそうだ。
沢木さんと内藤の言っていた『いつか』は今なんじゃないか?と思っている自分がいる。
あの夏から20年以上経った今、短編集の中にでも良いから『それから』を知りたいと思う。
沢木スレの住人は何にも知らないと思われてるみたいだな。
>>644 そんなことないと思うけど。
知ってることもあるし、知らないこともある、そうでしょ?
何かスゴイこと知ってるなら教えてね。
すごい事は知らなくても、
643が陶酔気味に説明してる事ぐらいは、
沢木の読者ならだいたい知ってるわな
血の味、後味悪いね
この感じが血の味って事なのかね
「血の味」は、沢木耕太郎作じゃなきゃ出版されてないよな。
不思議な感じ。
650 :
無名草子さん:2006/08/03(木) 22:29:26
沢木氏が取りあげたボクサーは、よかった。
カシアス内藤。輪島。大場。みんな、輝いて
いた。燃えるような大場の試合。
今のボクサー見ていると、燃えないな・・・・?
651 :
無名草子さん:2006/08/03(木) 23:21:11
その輪島も今や暗黒面に落ちた
>>651 元プロボクサーの輪島巧一氏は「おれは話すよ。奥歯にモノがはさまった言い方
はしない」と前置きして、「試合が終わったときは、亀田の勝ちはないと思った。
私の周りのボクシング関係者も亀田は2−3ポイントの負け」と断言した。
一方で、輪島氏は日本ボクシング界が亀田に頼らざるを得ない事情を明かす。
日本に世界王者は6人いるが、顔と名前が一致するのは亀田だけ。ここ最近は
総合格闘技に人気を奪われ、世界王者になっても「食っていけない」現実がある。
東日本協会長を務めている輪島氏は、「私がやる前までは協会に一銭もなかった。
でも、6年かけて、なんとか1億4000万円まで資金を確保した。それをボクシング
界のために使っていく」。そのためにも亀田の敗戦は許されなかったのだという。
ジャッジはともかく、結果については「勝ってくれてありがとう。亀田君を東京に
連れてきてくれたことを感謝している。協栄ジムの金平会長にも、ありがとうと
いいたいんだ」と輪島氏。
亀田の判定の件で、沢木さんはコメント出すかな。
多分、コメントをいろいろなところから求められていそうだ。
昔、沢木さんは「ショー的な要素があるプロレスは好まない」というようなことを
言っていたから、亀田がらみのことは一切黙秘するかもしれないけど。
654 :
無名草子さん:2006/08/04(金) 22:07:29
沢木氏が20年以上前に武田鉄也との対談で
ボクシングは、いつか、なくなる競技てコメント
していた様な気がしたけど・・・・
今日の悲惨な状況を予測していたんだろうか?
今日も何も、日本のボクシングはずーっと悲惨だし、絶滅危惧種だよ。
その時々のスターの輝きに照らされて、
ボクシングそのものが輝いてるかのような錯覚を起こさせた時期もあったけど、
ボクシングという競技自身がもてはやされていたことなど一度もない。
興行と競技スポーツの中間といういかがわしさ。
プロレスのような勧善懲悪的大衆好みの健全さは、
殴り合いの殺伐からは生まれ得ないし、
チャンピオンになってもたいした金も稼げないとなれば、
大衆の夢にもなりえない。
どう転んでも「正しい戦後」にはそぐわなかったんだよ。
出てきたスターもみんな、
ボクシングやってなきゃどこでの垂れ死んでたかわからない
元ゴロツキばっかりだしな。あーあ。
656 :
無名草子さん:2006/08/05(土) 17:00:27
突然すいませんが、どなたか深夜特急の最後で打つ電報の番号、教えて頂けませんか?
大和武士が来て去ってった話はいつかくんだ?
カシアスが元気なうちに発表してもらいたいんだけど。
一瞬の夏はあのスピード感そのままに
徹夜するほど熱中して読んだ
背伸びしたい年頃だった
当時は、内藤の部屋に「人間革命」の本がある
という描写の意味が分からず
だから何? と思いながら読んでいた
エー。
読売新聞で恋愛小説連載開始。
なぜ?
本職(ノンフィクション)やってくれよ…
661 :
無名草子さん:2006/08/11(金) 23:55:02
読売朝刊の連載小説は8月19日からだったと思う。
タイトルは「声をたずねて、君に」。沢木さん初の恋愛小説とのこと。
「旅」を軸に話が展開するようなので、楽しみです。
662 :
無名草子さん:2006/08/12(土) 01:38:39
>>658 人間革命って、流行った本だからおかしいことではないんじゃない?
創価学会に入信したのかね
本には「洗礼を受けた、クリスチャンになったんです」みたいなセリフあったような
663 :
無名草子さん:2006/08/12(土) 02:35:22
そういうことでもないんじゃないかと
664 :
無名草子さん:2006/08/12(土) 02:37:32
↑658が言いたいのはね
665 :
無名草子さん:2006/08/12(土) 14:26:37
沢木さんの両親が学会の信者で、青年時代に葛藤があったらしい。
沢木さんの育った城南地区は学会の牙城の一つ。
666 :
660:2006/08/12(土) 19:06:30
>>661 ありがとう。
うち、朝日なんだよね。読売に変えようかな。
667 :
無名草子さん :2006/08/15(火) 21:41:14
668 :
無名草子さん:2006/08/15(火) 23:54:22
日テレの「澤田美喜物語」というドラマを見ていたら、カシアス内藤が
出ていた。
カシアスの顔って知らなかったので、「誰や、この俳優。重要な役どころ
やのに下手やなあ。日本語が下手なハーフの役者かな」と思っていたら、
最後のクレジットでカシアスと分かった。
澤田美喜というのは、戦後すぐに混血の孤児のための孤児院
エリザベス・サンダー・ホームを開いた慈善家です。
松坂慶子が好演していた。
文芸評論みたいなのもおもしろいよ。
エッセイ集にカポーティについて書いてたものが
あったけど、興味深かった。
新潮文庫で絶版になってたカポーティの「冷血」が最近、何て言うの再販?
え〜と違うような・・とにかくまた出たので買ってみた。
あと、ある雑誌に掲載されていた、卒業論文の「カミュ論」を読んでみた。
カミュと言えば「異邦人」しか知らない私にも、文章の熱さが
迫ってくる感じで、大事に読みたいと思った。
とにかく熱かった。そしてプロになってからと同じように、文章に魅力が
あった。
才能ある奴は22、3歳でこういうの書けるんだな。
カミュ論は…年齢なりの卒論だと思ったけど。
沢木さんの卒論ってカミュ論なんだ!
経済学部だったよねえ? 経済学への興味は失っていたんだろうか?
経済学もなにも東大に落ちて横国に進み、大学の学問なんかどうでもよく
モラトリアムを満喫したんじゃなかったか。
で、いざ卒業就職ってときにさらにその期間を延長して今日に至ったと。
ある意味うらやましいが。
そういう感じのこと言ってたね。徹子の部屋でも。
卒論も一日退社も世の中舐めてるといえなくもないが、
才能があればこそだよね。凡人が真似すりゃ間違いなくニート下層スパイラル。
675 :
671:2006/08/17(木) 21:47:26
>>672 一応、多少は経済に興味があった、というようなことをどこかで
読んだ気がするんだけど。「深夜特急」だったかな。
でも沢木さんの頃は、学生運動が盛んで勉強どころじゃなかったというのも
どこかで読んだような。
とくに、横国は極左の連中の牙城だったんだよね。
あの年代の人って学生運動で大学生活うやむやになったって例多いよな。
「資本論」は読んだようですね。「深夜特急」によると。
あの世代の都会の大学生はみんな読んでるよ。
読んで理解してるかどうかは別として。
沢木さんの新連載。
連載を読むのは初めてだけど、いつもながら文章が頭にすーっと入る。
五十も半ばのオサーンが
三十九歳の一人称で、
二十九歳の話を書いてると思うと、妙な気分だ。
681 :
無名草子さん:2006/08/20(日) 21:43:19
小説ってそんなものだろ?
人を殺した事がない奴が小説の中では人を殺しまくったり。
【盗作3バカ】のスレに
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
新聞連載小説読む習慣なんてないから、
気が付いたら見逃してるな
684 :
無名草子さん:2006/08/27(日) 00:00:35
沢木は若い頃平均以上に知識が豊富だったな。ニュルンベルク裁判なんて普通の大学生は知らないよ。
ケマル・アタチュルクだって普通知らないだろ。
フィクションだし。
世界史で習うだろ ケマルなんか写真付だぞ
ケマルって今日初めて聞いた。世界史やったんだけどなあ。
共通一次は政経と日本史だったけど。
ニュルンベルク裁判はともかく、
俺もケマルなんて知らんわ
習ってないのか覚えてないのか
689 :
無名草子さん:2006/08/30(水) 23:26:05
歴史が好きなら判る。
歴史好きと言っても色々あらあな。おお?
691 :
無名草子さん:2006/08/31(木) 11:29:53
歴史好きと旅行好きもあるな。中東とかトルコ行ったり通過したりすると
ガイドブックとか紀行本には大抵でてくる
692 :
無名草子さん:2006/08/31(木) 12:08:01
ドキュメンタリー番組などを好んでよく観るのですが、この人の『人の砂漠』ってどうですか?
唐突で申し訳ありません(><)
>>684 昔の学生なら知ってるよ
トルコは日本と同じく西洋化を志した国だから親近感があった
ケマル・アタチェルクは日本の志士のようなイメージ
694 :
無名草子さん:2006/09/01(金) 07:22:03
知らない奴は馬鹿だからだろ。
子どもの世界史の教科書見たら、ほんとにケマルが写真付きで
載っていてびっくりした。
でも私の頃はなかったぞ絶対。
>>682 そのスレ面白い。盗作で500万円詐欺した佐藤亜紀てのが
「赤裸々告白」してる。 盗作本「バルタザールの遍歴
↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原
本人後輪中。盗作犯人同士がバトル?!
>>684 子供向けの偉人伝か東洋史でも読んでたんじゃないの。
講談社なんたら賞ノンフィクション部門受賞おめ
699 :
無名草子さん:2006/09/09(土) 23:52:45
アタテュルクについて知りたいのなら、「灰色の狼」って本があるな。
結構怖い奴だが、トルコ語のローマ字表記を広める下りは微笑ましくもある。
トルコでの人気が気になって伝記を読んでみたのです。
やたらゼロの多かったトルコリラもデノミされ、俺のパッカー旅行も今は昔な
感じがします。
とほほ。
700 :
無名草子さん:2006/09/10(日) 03:34:30
サッカーの本読んだけど全くだめだな
組織を捉えることが全くできてない
歌謡曲分析も自衛隊アンケートも中学生レベルの出来
個人(自分含む)を取材対象にして抒情をべっとり貼り付ける手法以外はできないとみた
今更だけど、若い頃は死への憧れ、夭折者への憧れが強かったみたいだね。
「深夜特急」では
旅の途中で死んでいった若者と自分との差異はないのだ、たまたま自分は
縁が薄かっただけ。いややはり差異はあるのだ。そして自分はついに機会を
失ってしまった。
というようなことを書いてるし、「テロルの決算」では
17歳で死ねた、という書き方をしている。
でもさ、こう言ったら実も蓋もないけど、死なない奴は死なない。
んでまた今更だけど、DVDの特典映像で初めて声を聞いた。
意外と女性的な声だなと思った。もう少し低い声かと思ったんだけど。
でもたたずまいや話し方は、やっぱりかっこいいわ。
村上春樹の声に似てる。
704 :
無名草子さん:2006/09/11(月) 15:17:31
705 :
たっくん:2006/09/11(月) 15:32:01
706 :
無名草子さん:2006/09/11(月) 19:55:31
海外旅行板の深夜特急スレ、見るも無惨な糞スレに成下がったなw
こっちもヲタが出入りし出すと荒れそうだな。
707 :
702:2006/09/11(月) 20:29:23
書き込みが少ないから、ちょっと考えて書き込んでるだけ。
大した意味はないんだよ。
と挑発してみるか。
708 :
無名草子さん:2006/09/11(月) 22:11:29
やっぱ香港だな。
行ったことないが、ここに海外の魅力が全て詰まってるのは、紛れもない事実だろ。
深夜特急読めば、それくらい理解できる。
十回は行ったが、いいょ 俺はマカオのほうが好きだけど。
高倉健はハワイ、沢木氏は香港と言ってたな−
何? ここも脳内に汚染?
沢木が行った頃は香港というと非常に通俗的な印象があったから
沢木も驚いたはず
1980年代頃から香港再評価というか、面白いって感じにはなってきたけどね
712 :
無名草子さん:2006/09/12(火) 07:45:29
おまえら元の巣(旅行板)に帰れよ。
作品を評価するのであって、旅先を評価するスレじゃねーぞ。
713 :
無名草子さん:2006/09/19(火) 21:01:33
「声をたずねて、君に」昨日ぶんまで読んだ。
ちょっと謎めいた展開もあって、だんだん面白くなってきた。
それにしてもマッタリしてるね。テロルの決算と同じ人の文章とは思えない。
714 :
無名草子さん:2006/09/19(火) 21:11:25
沢木さんの本は何冊か読んだ。
『無名』を読んだ。
実家に電話した。
10月の連休に帰省しようと思った
716 :
無名草子さん:2006/09/22(金) 22:26:58
海外放浪・紀行作品「深夜特急」の小話を
他の作品にもちょくちょく書いているね。
「一号線を北上せよ」「像が空を」「地図を燃やす」は良作と思った。
裏話を具体的に書いているので、これはこれで面白い。
香港、スペイン、ポルトガル、フランスがお気に入りみたいだね。
若い頃の沢木氏の文章は、本当に才能溢れるルポライターと思える。
若者の心理、細かい心の描写をあそこまで文章に出来る人も
そうそう居ない、表現方法センスのイイ文章家と思った。
深夜特急の旅の経験を今もひきづっているのかな?
717 :
無名草子さん:2006/09/24(日) 10:15:57
深夜特急のあとに出した1,2作までが限界と思われる。
それまでは如何なく才能を発揮!
その後は平凡な中年ライター?作家?で止まっている。
「像が空を」は逸作。
>>696 みて来た。本人後輪スレ。
盗作で500万円詐欺佐藤亜紀(盗作本バルタザールの遍歴)が
田口ランディに叩きつぶされ涙のAA荒らし…ORZ
,ここ ↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原
本人後輪スレ!。盗作同士が激バトル!?!
719 :
無名草子さん:2006/09/26(火) 16:37:23
若いときに「深夜〜」から入ったけど、
おれ的には「一瞬の夏」がピークに感じるな
沢木耕太郎個人としての最高傑作に思える。
ひとつの物語が始まり、終わる。
そんな単純な誰にでも起きるリアルなノンフィクションを
熱すぎもせず冷めすぎもせず、見事なバランスで書いてると思う。
バランスのよさ、って沢木の真骨頂じゃない?
と、同意を求めてもしょうがないのだが
沢木は文才有り過ぎるのが逆にノンフィクションライターとしてどうかって気持ちもする
721 :
無名草子さん:2006/09/27(水) 01:47:00
もともと、ノンフィクションというより私小説に近い
もうそのへんにしとかないか
沢木作品は小説を含めて好きだけど、サッカー関係の仕事はマジに勘弁して・・・・・・・
724 :
無名草子さん:2006/10/05(木) 02:27:00
あと、「天涯」みたいな写真もちょっと・・・
昔、世田谷文学館でやった企画展で、「深夜特急」の旅のときカメラに収めた写真が公開されてたけど
あれをむしろ写真集にしてほしい。
725 :
無名草子さん:2006/10/05(木) 03:16:34
727 :
無名草子さん:2006/10/05(木) 20:52:11
連合赤軍につて書くとか言って、ちっとも書かないじゃないの。
書くと言って書いてないネタなんかいっぱいある。座して待て。
オレはもう新聞連載精読するの止めた。斜め読みしてる。ノンフィクション読みてえ。
729 :
無名草子さん:2006/10/06(金) 15:10:20
おう、オレには八本の触腕があってそのうちの一本は交接腕…
って誰が軟体動物だ。
>>730 おまえスゲーつまらん
おやじは引っ込んどれ
カタコトでなにいってんの?
もうこのネット時代、ノンフィクションははやらないと思うな
ネット時代になる前から、ノンフィクションなんてはやってないよ
この人いろんなこと知ってる(歴史)んだなって思ってたけど、「無名」読んでお父さんの影響もあったんだろうなと推測。
おすすめは?
737 :
無名草子さん:2006/10/28(土) 01:39:47
>>736 「人の砂漠」が好き。その中の「屑の世界」(・∀・)イイ
年齢的なものもあるんだけど、初期の頃のようなノンフィクションはもうかけないのかなあと
思ってしまうよ(´・ω・`) ショボーン
読売の連載小説読んでいるけど、やっぱ、ぎこちない感じだなぁ。
「血の味」は最初読んだときははぁ?って感じで後味の悪さだけが残ったけど、
しばらくして何度か読み直したら、じわりじわりと来るものがある。
738 :
無名草子さん:2006/10/28(土) 01:50:10
>>724 > 昔、世田谷文学館でやった企画展で、「深夜特急」の旅のときカメラに収めた写真が公開されてたけど
> あれをむしろ写真集にしてほしい。
あれ、よかったね。
「深夜特急」の引用文も付けられてて、ああ、こういう光景を沢木さんは目にして
旅をしてたんだと感慨深かった。
あの旅で撮った写真は実際はもっとあったんだろうか。写真と引用文のチョイスが秀逸だった。
「天なんたら」って写真集とはまた違うの?
すまん、天涯か。
しかもおもいきり既出だった(*_*)
741 :
無名草子さん:2006/10/28(土) 02:06:19
>>739 実際に沢木さんが20代のとき「深夜特急」の旅をしながら撮影した写真。
5年ぐらい前に世田谷文学館で企画展やったときに、存在が明らかになって
写真が初公開されて、それ以来は公開されてない。
最近の写真作品を収録した「天涯」にも未収録。刊行物にもなってない。
企画展にあわせ長らくお蔵入りしてたフィルムを写真に焼いた状態にして
それを沢木さん本人も初めて見たとか、そのとき雑誌のインタビューで言ってた。
世田谷の企画展のときに、薄い図録が出されたけど、それっきりじゃないかな。
742 :
無名草子さん:2006/10/29(日) 01:48:45
杯を読んだが、最高につまらなかった。
「無名」よかったよ。
読売の連載がつまらなすぎるんですけど。
どーでもいい描写ばかりで話がすすまない。料理やら映画やら。
またバスに乗り出したし。
連載当初のヨーロッパ旅行の話はこの後の話につながるのか?
この頃は面白いそうと思って読んでたのに。
747 :
無名草子さん:2006/10/31(火) 22:51:23
とっくに旬を越えた作家だからな。
深夜特急で固定ファン抱えてるから、近年の駄作群もそこそこの売り上げが出てるし。
「旬を越えた」w
「旬を越えた」なんていう奴に批判されても
沢木自身は何とも思わないだろうな。
なんでもいいが、もうちょっと食いつきたくなるような餌くれよ。
釣り師のつもりなら。
752 :
無名草子さん:2006/11/03(金) 22:47:06
恋愛小説はあまり向かない気がするなあ。
特に女性の感情の機微の描写が上手くない。
「血の味」は最初読んだあとは、べったりした気持ち悪さが残ったけど、
読み返すとじわりじわりと来るものがある。
753 :
無名草子さん:2006/11/03(金) 22:56:32
>>738 同意。
俺はあのときの世田谷文学館での企画展図録を持ってるけど、
もっともっと分量が欲しかった。
単なる写真だけを並べた写真集じゃなくて、20代の深夜特急の旅で
沢木さんが実際目の当たりにした光景と、文章の一節とを組み合わせた構成がよかった。
もう一度、深夜特急読み直したよ。
深夜特急読み直してるよ。まだ香港・マカオだけどね。
>>752 女性の機微もなにも男の一人称だし。
こっちはまだ始まったばかりだし。
しかしそもそも恋愛小説がどうこうの問題じゃないだろ。
小説としては血の味も出来そこないでしかない。好き嫌いはともかく。
山口瞳が、「私は随筆を書くように小説を書き、小説を書くように随筆を書く」
と言ったが、
小説を書くようにノンフィクションを書くことを考えてきた沢木が、
そのまま小説を書いたところで、やはり別物って事だな。
756 :
無名草子さん:2006/11/05(日) 19:30:43
沢木の深夜特急を人に貸したが帰ってこず
10年ぶりぐらいに全部再購入して読み返しているが
全然内容を覚えてない&やっぱり面白いて事を確認できた
一瞬の夏も敗れざる者たちも面白かったが
氏がマイクタイソンにインタビューしにいって
タイソンの本を書くかと思って待っていたが未だに出ない
飛光よ、飛光よ
758 :
無名草子さん:2006/11/08(水) 01:44:04
コヨーテの文章は、講演録をまとめたもの?
だとしたら、ちゃんと注釈をつけるべき。
書き下ろしの文にしてはあまりにgdgdすぎ。
759 :
無名草子さん:2006/11/08(水) 23:16:55
だからこいつは深特だけで食い繋いでるだけの作家
狂ったヲタどもが熱狂的に支持してるだけ
沢木のアマチュアレベルの写真にもマンセーだしなwww
760 :
無名草子さん:2006/11/09(木) 11:22:07
私がテレビにでたら、安い文筆の仕事に疲れ、金に目がくらんだと考えてもらって構わない
とゆー文章を古本で読んだ日に、ニュースステーションに沢木がでてた
761 :
無名草子さん:2006/11/09(木) 23:31:19
ただのカッコつけにしか聞こえないね。
762 :
無名草子さん:2006/11/12(日) 13:13:27
>>760 そんな事言ってた(書いてた)の?
もともと、そこまでテレビを拒否する人じゃなかったと思ったが。
763 :
無名草子さん:2006/11/14(火) 13:37:46
恋愛ものでも檀は好きだよ。
火宅の人と檀ふみのエッセーと合わせて読んだら泣けた。
764 :
無名草子さん:2006/11/14(火) 15:55:05
>>762 書いてた書いてた
「テレビの仕事したら、金がよくてびっくりした
テレビにでることに慣れると、安い文筆の仕事がバカらしくてやってられなくなる危険がある
志があるうちはテレビにはでないことにした」
みたいな感じ
765 :
無名草子さん:2006/11/14(火) 17:55:54
なんだ、意味がぜんぜん変わってくるじゃないかw
まぁ、沢木に対する心情によって
見方が変わるということかもしれんが
766 :
無名草子さん:2006/11/14(火) 18:29:32
この人には
もう少しスポーツノンフィクでいいもの書いてほしかったなぁ。
一瞬の夏 敗れざる者たち 王の闇 なんかは、
スポーツライターとしての視点が他のライターと違って面白かったな。
(文芸批評はやめたほうがいいが…)
いま、若きころの沢木みたいなスポーツライターがいなくてつまらん。
あと何かのエッセイで読んだけど、
一時期、沢木は一日中テレビをつけっぱなしにしとくくらい
テレビに興味があったらしい。
>>766 TVは、ただ点けっ放しにしているだけで向こうから色んな映像や情報が勝手に飛び込んで
くる媒体で、しばしば時間の無駄にはなるがある意味ではあんなに「面白い」ものはそんなにない。
沢木もそうしたメディア論的な視点でTVが好きだったのではないだろうか?
文筆家などには、専念視聴ではなく仕事や他のことをしながらTVをずっと点けている人
が結構いるみたい。荒俣宏などもそうらしいね(最近は自分でも出ることが多いけど)
故手塚治虫なども仕事場ではずっとTVを点けていた。
768 :
無名草子さん:2006/11/14(火) 23:59:39
路上の視野だったかな?
井上陽水のテレビ好きを語ったあと、自分も好きだと書いてた。
サッチャー首相が記者をやり込めたシーンの話があったね。
印象的なシーンを期待して、いつ果てるともなく見続けてしまうとか。
なんか分かるなあ。
>>768 陽水や沢木は今でもまだTVが好きなのだろうか。今は地上波外のチャンネルも出てきたので、
そっちも見られるようになるともう際限はなくなりますけどね。
映画監督だと市川崑あたりもTVでタレントを見た印象からキャスティングを決
めると聞いたことがある。黒澤もTVで所ジョージのファンだったので「まあだだよ」に配役。
官庁や報道機関等の職場ではよく無音にしたTVを点けっ放しにしている光景がありますが、
点けておくだけでリアルタイムで膨大な量の情報が流れてくるので、情報を扱ったり創作的な仕事をしている
人にとっては「ながら」で点けておく習慣を持っている人が多いみたい。
おお。天涯6は飛行機事故の写真がのってんのか。
771 :
無名草子さん:2006/11/24(金) 21:31:02
「杯」は俺の中では史上最低のサッカー本
でもワールドカップ期間中ってまじ忙しいらしいね
その中で〆切に追われながら
書いていたことを思えば、
ちょっとかわいそうかもって思った
ただ、中途半端に仕事受けるな、とは思う
ちなみに『敗れざる者たち』
はスポーツノンフィクションの最高傑作だと思います
ただ『王の闇』は微妙
あれなら沢木さん以外でも書ける
>>771 どんなところが史上最低だと思うんだ?
アオリとかじゃなくて、純粋に興味で聞いてるんだけどね。
もういいから無視してろって。
「杯」を「サッカー本」wっつってる時点でどっちが最低か分かるだろ。
774 :
無名草子さん:2006/11/27(月) 13:48:57
最後ロンドンから本当に魚の運搬のアルバイトをしたのか、帰りはどこからどうやって帰ったのか色々気になる。日本に帰るまでを書いて欲しかった。だれか詳細を知ってる人いますか?
775 :
無名草子さん:2006/11/27(月) 19:01:32
776 :
無名草子さん:2006/11/27(月) 21:19:44
今年はクリスマス企画あるんだろうかねぇ?
771じゃないが
「杯」が最低とゆーか、そもそも沢木が個人以外を書いて面白かったことなどあるのかと
サッカー、自衛隊、歌謡曲等、作品の長さに関わらずひどいものばかりじゃん
自分の体験や、対象となる個人なんかに感情移入させることに長けている一方で、
分析能力はないのは明らかでしょ
サッカーは22人の選手が絶えず動きまわるので
・試合の内容に対する感想が超つまらん
これはやむを得ないとしても
・韓国人のナショナリズム/反日
に対してえらい適当な分析なのは困る
そもそもなんでサッカー扱うのか自体がわからんかった
W杯じゃない時に韓国行ってきてもさして違いはないんじゃないのかね
age忘れてるよ。ま、そんなんじゃだれも釣れんだろうがw
779 :
無名草子さん:2006/11/28(火) 09:55:18
深夜特急を描いた沢木ネ申に駄作がある訳ないだろ
おまえら生きる価値なし
杯も数あるサッカー関係の中でも最高傑作だ
780 :
無名草子さん:2006/11/28(火) 16:46:32
杯を読んでないので
それについてはなんとも言えんが、
すべての作品が傑作ぞろいってことはないと思うし、
作家本人もそう思ってるはず。
分析ジャーナリズム信奉者には
すべてが駄作に思える可能性もあるんだろうねぇ
おれはボクシングが好きではなかったけど
クレイになれなかった・・・や
一瞬の夏は
非凡なテーマで読む者に迫ってきたけどね
や、沢木はなんですごい不得意な分野に首突っ込むんだ?ってこと
沢木の感情移入しやすい物語を生み出す技術はすごい評価してるよ
「杯」は朝日新聞かどっかが、「スポーツもんなら沢木かな」と安易な依頼をして、
取材費+原稿料に沢木が乗ったって印象を受ける
「サッカーの素人だから、しばらく目を養ったのだ」と書いてるんだから、
プレー考察の拙さを見過ごす気にもなれん
個人に焦点をしぼったまともな仕事しろよ、と
なんでお前印象批評で大威張りしてんの?笑わせようとしてるのか?
>>781 「杯」はサッカー評論じゃない。
ワールドカップを見た沢木のドキュメントだ。
プレーの考察なんぞどこででもしていない。ちょっと落ち着け。
784 :
無名草子さん:2006/12/04(月) 00:56:55
遅ればせながら「無名」を読んでいる。
沢木さんの父親って、ある意味ではダメ親父だったんだね。
仕事とか、働くって事に意欲がないっていう意味で。
時々こういうパターンあるよね。
ガッツ石松なんかも「親父は働く気力のない人だった」って言ってた。
いや、昔はけっこうこういう人多かったと思うよ
人生に勝ち負けなんて概念はなかったころだからね
おれは田舎育ちだけど
昭和40年代くらいまではこういう人、
けっこういたような記憶がある
沢木のこういう視点はおれは一番好きかも知れないなぁ
有名人や成功した人間の話よりおもしろい
王国を追放された・・・という系統ね
786 :
無名草子さん:2006/12/06(水) 22:15:17
「防人のブルース」とか、川崎の街の人々を描いたやつとか、良かったね。
無名の人々に対する視線。
でも有名人を見るときも、生身の体を見つめてるって感じがいいと思う。
無名の人を見る時と同じ視線で見てるようだ。
787 :
無名草子さん:2006/12/06(水) 23:11:15
今年もミッドナイトエクスpレスやるみたい
詳細はJ-WAVEへ
788 :
784:2006/12/09(土) 22:39:32
うーむ、「無名」はけっこう面白いな。少なくとも「血の味」よりは
面白い気がする。
沢木さんの少年時代、青年時代の逸話なんかも面白い。
父親がどんな青春を送ってきた人なのか、何も知らないまま、
いつの間にか父は老い、その日を迎えてしまう。
これってかなり普遍的テーマだと思う。
俺の親父も老いてきてるし、でも照れ屋だから決して話さないだろう
と思う。共感するよ。
「血の味」よりはって…。「血の味」と比べたら「無名」が気の毒(?)だ。
そもそも、「血の味」はフィクション(私小説っぽいが)
「無名」はノンフィクションで、ジャンルが違う
791 :
無名草子さん:2006/12/12(火) 21:40:51
あなた方,全然見えていませんね。
沢木の闇が。
君にしか見えないような闇なら見えなくて結構。
793 :
無名草子さん:2006/12/14(木) 00:46:37
はい…。すみませんでした。
794 :
無名草子さん:2006/12/15(金) 00:57:13
>>790 ジャンルが違っていても、面白いかどうかという基準で比較することに
何の問題もないでしょ。
795 :
無名草子さん:2006/12/16(土) 03:13:31
沢木氏が、無名時代のマドンナと会って会話したとかいう
エッセイを読んだ記憶あります
もっとすごいのは、今はなき森瑤子氏の外人の夫が若い頃
ドイツのハンブルクで、無名時代のビートルズと知り合いになって
いっしょにケンカ相手をたたきのめしたとかいうお話、森瑤子氏の
エッセイで読んだことあります
796 :
無名草子さん:2006/12/16(土) 14:01:16
深夜特急にあこがれてバックパッカーを夢見たけど
結局いけなかった意気地なしがやって来ますた。
797 :
無名草子さん:2006/12/16(土) 14:26:15
深夜特急は嘘ばっかし。
実は世界中で女買い倒してますよ。
ぐへっへ
798 :
無名草子さん:2006/12/16(土) 14:28:38
>>795 まあ、書くだけなら俺でも書けるけどね。
昔、無名時代のスターロンとバーで酒飲んだ。一時、ウーピーゴールドバーグの若いツバメやってた。
エミネムは俺が仕込んだ。
>>795 マジレスするが、沢木氏ではない。
マンハッタンで私立探偵をしている日本人から聞いた話。
その日本人の話も「彼らの流儀」に収められている。
800 :
無名草子さん:2006/12/18(月) 20:59:48
今年もJ-WAVEのラジオ番組があるみたい。
354 名前:323[sage] 投稿日:2006/12/25(月) 22:34:35 ID:51l1Ehxy0
天涯へ うpしました
?7mjz2mhqgvl
去年まったく上げる人いなかったので一念発起して初めて録りました。
多々アラがありますがご容赦を
mediafireにあがってるのか?
>>755 >山口瞳が、「私は随筆を書くように小説を書き、小説を書くように随筆を書く」
と言った
『バーボン・ストリート』や『深夜特急』の文章はかなり山口の影響が強く見られるよ。
どっちも「逡巡」してるっていうか...
2003信也特休 ?5mm1tj2zmtl
あ
806 :
無名草子さん:2007/01/16(火) 01:23:55
香田証生君は深夜特急よんでたのかな
え
808 :
無名草子さん:2007/01/21(日) 16:06:52
西欧人のバックパッカーが書いた本てありますか?
809 :
無名草子さん:2007/01/21(日) 22:19:13
深夜特急って、帰国後20年くらい経ってから書かれてるけど、
ほんとにノンフィクションか?
詳細な日記でも付けてたんだろうか?
>>809 旅から執筆までの間は、役10年。
旅のときにノートをつけていたのと、旅先から日本の知人にあてた手紙が
たくさん残っていたのを元にして書かれた。
2001年に世田谷文学館でやった企画展で実物が公開されてたよ。
手元にそのときの図録があるけど、ノートは日記というよりお小遣い帳みたいで、
いつどこで何を買ったか、みたいなものだった。
811 :
810:2007/01/22(月) 00:37:46
↑
役10年、じゃなくて約10年でした、、、スマソ。
当時旅先で撮った写真も初公開されていた。フィルムのまま焼かずにずっと眠っていたものだったらしい。
これは写真集にして出して欲しいんだけどな〜。正直、「天涯」の写真よりずっと良い。
インドのアシュラムの生活のスケジュール表とか、イランのバザールで購入した懐中時計とかもあった。
>>811 >ずにずっと眠っていた
ってことは、撮った写真は誰にも送ってあげなかったんだな?
トルコで車と一緒に撮った人たちとか、ギリシャで子供の誕生日を祝った人たちとか。
813 :
無名草子さん:2007/01/25(木) 12:54:11
深夜特急は単行本になる前にサンケイ新聞(当時;現産経新聞)の
夕刊に連載されていた。確か1986年頃だった。
第三部まで進んだかどうかは忘れたが、原形はといえば帰国後4〜5年
で執筆されている。
___ ┃
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/ / /┃ 善 ┃ i 、、 | ヽヽ |\ ┃ \
/ / \ \┃糞 ┃__∧ ド ド |ヽ |\ | ┃
/ / \ ┃食 ┃゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
/ / ヽ┃決 ┃ ⌒\
/ ┃算 ┃/ /
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/ / ̄ \ キタ━━━━━━ !!!!!
― / ん、 \ \
―― (__ ( > )
⌒ヽ ’ ・`し' / /
人, ’ ’, ( ̄ /
Y⌒ヽ)⌒ヽ、 ) |
\_つ
http://www.asahi.com/national/update/0119/TKY200701190385.html
>>812 いわゆる「記念写真」というよりは、本当に一風景を切り取ったスナップ写真みたいだった。
ただ、今はもう決して見ることのない、アフガンの砂漠での写真とかあった。
インドのアシュラムの子供たちの写真が多かったかな。
ゆきずりの外国人にわざわざ名前聞いて、日本帰ったら焼きましてエアメールで送る、なんてことは
流石にやったとは思えない。
記念写真を撮るために、沢木氏はあの旅にカメラ持っていったわけじゃなかったようだし。
一応、こんなサイトが残ってたので参考まで
http://www.five-d.co.jp/tuku2/diary/01-3-21.html
>ゆきずりの外国人にわざわざ
ってゆうか、本にはいかにも送るみたくかいてたぜ?
しかも撮ってあげた人の中には親切してもらった人とかもいるわけだし、
ふつうおくるだろ。
ずっと同じネタで飽きずにレスできるな
この本に憧れる奴って、ほとんどが海外一人旅した事ない奴だろうな
深夜特急は好きだけど、別にあんな旅をしたいとは思わない。
あのストイックな文章を味わうために読んでるようなもの。
沢木みたいなタイプの旅行者は痛い
ストイックな文章を語るより、沢木氏の写真や旅を語るレスの多い事
一般書籍板だからある程度は仕方ない。
文学板の方は即死したし...
個人的には団塊世代の「文章家」ではトップクラスだと思うが。
少なくとも三田誠広とか橋本治なんかよりずっと上。
822 :
無名草子さん:2007/02/11(日) 00:15:30
またアララット山かよ
「危機の宰相」おもしろかった
都留重人とか旧社会党とかとほほだな
>>821 「個人的に」なら、それは「好き嫌い」であって、
「質の良し悪し」ではないよな。
エクスキューズを入れるぐらいなら、
「トップクラス」なんてふわふわした言葉は使わないほうが良い。
ま、こんなとこで沢木の欠点なんて言いたかないが、
トップクラスの人の文章が、仮にも、
いまだに70年代のハードボイルド体の自己陶酔から抜け出せてないなんて、
お話にならんだろ。
クサくて苦笑するしかない文章が、90年代以降の作品にすら散見されるんだから、
これでトップクラスなら残念というほかない。
佐高信は なんで、この人に食ってかかるんだろ。
サタカがくってかかるのは沢木だけじゃないし
>>824 セロニアス・モンクやデ・キリコが「自己模倣」と言われ続けたのと同じこと。
あまりにも強力な「スタイル」を完成させてしまった分、それを打ち壊すのは大変なんだろう。
一文一文は無愛想なほど簡素な表現なのに、テキスト全体の流れで読者を引きこむスタイルは
たぶん山本周五郎(あるいは山本を尊敬していた山口瞳)譲りなのだと思う。
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839 :
無名草子さん:2007/04/24(火) 04:48:34
アタチュルクあげ
840 :
無名草子さん:2007/04/28(土) 23:02:16
スカパーの日本映画専門チャンネルで「深夜特急」やるね
大沢たかお好きだわぁ
00:30 劇的紀行 深夜特急 第一便・熱風アジア編 〔全3話〕 大沢たかお
松嶋菜々子(第2便、3便にゲスト出演) 98分★ 1996年
02:15 劇的紀行 深夜特急 第二便・西へ!ユーラシア編 〔全3話〕 大沢たかお
松嶋菜々子(第2便、3便にゲスト出演) 96分★ 1997年
04:00 劇的紀行 深夜特急 第三便・飛光よ!ヨーロッパ編 〔全3話〕 大沢たかお
松嶋菜々子(第2便、3便にゲスト出演) 94分★ 1998年
842 :
無名草子さん:2007/05/06(日) 01:43:50
若き実力者たち文庫の井上陽水の解説は秀逸だな
海老沢泰久も井上陽水の本を書いてるし、
陽水は何故かニュージャーナリズムとの関わりが深い...
844 :
無名草子さん:2007/05/09(水) 14:46:35
若き実力者たちの解説は確かに秀逸だな。本の内容も沢木氏独特な観察眼と人物への愛情が溢れていていい作品だと思った。その中でも特にカシアス内藤の章が良かった。
845 :
無名草子さん:2007/05/09(水) 15:21:32
この人の作品を読むと誠実だなという印象が強い
そんな人に殺人を依頼するなんてな
846 :
無名草子さん:2007/05/10(木) 00:07:52
844だがカシアス内藤は敗れざる者たちだった…。最近この二冊再読した後の為、混同してしまったよ。すまん。845さんに同意だが沢木氏に殺人を依頼するっていう視点が井上陽水らしいとも言えるよね。
847 :
無名草子さん:2007/05/10(木) 00:37:11
>>846 沢木は殺人に関してはthe last personな印象だよね
だからこそうまいと感じてしまったよ
848 :
無名草子さん:2007/05/10(木) 23:01:52
大学3年の時に深夜特急読んで衝撃を受け1年休学し当時車を買うために貯めていた金と祖母から借りた金、合計150万くらいで沢木さんとほぼ同じルートを旅した。結局1年では間に合わず1年半休学する羽目になったが本当に行ってよかったと思う。
849 :
無名草子さん:2007/05/10(木) 23:18:51
850 :
無名草子さん:2007/05/11(金) 07:30:08
大学、卒業して10年後位に深夜特急、読んで
こんな旅があったとは愕然とした。
もし、学生在学中に読んでたら、同じ旅を、
したのにと思った・・・・・・
851 :
無名草子さん:2007/05/11(金) 21:06:27
848です。レス遅れてすまん。あの旅の感想は沢山の事がありすぎて一言では言えないが全ての経験が俺の背骨になってる事は確かだな。今でも深夜特急全巻ベッドの横の本棚の一番近い所に並べてる。
『深夜特急』は紀行文学史上に残ると思うけど、
単純な「紀行」というよりは「紀行」をダシにした「内面語り」だって気がする。
まあこの人の作品すべてに言えることだろうが...
853 :
無名草子さん:2007/05/12(土) 14:37:56
「深夜特急」が好きな人は当然金子光晴の「どくろ杯」「ねむれ巴里」「西ひがし」は当然読んでるよね?
谷譲次の「踊る地平線」もついでに読んでおこうぜ。
読んでないけど挑戦してみる。
もっとも自分は山口瞳経由で沢木を読むようになったので、
あくまでも「文章」目当てで題材はどうでもいいといえばいいんだけど...
深夜特急が好きだからって紀行文が好きと短絡されてもな
おれも文体フェチなんで題材どうでもい。
856 :
無名草子さん:2007/05/13(日) 00:46:47
848だ。うざいよね すまん。今日会社の古株の女が結婚することになって職場のささやかな祝賀会の帰りだ。何だか途方もなく虚しい。俺はもう一度旅に出るべきだと最近感じる事が多い。あの頃の俺は若すぎた。今27だが遅すぎるかな。それより何より完全にスレ違いだ。ごめんな
このスレの住人の大半が題材派なのも事実なんだけどね...
858 :
無名草子さん:2007/05/20(日) 17:36:54
血の味を読んだ。何故か今まで読むのを避けてたんだが興味深い箇所が多く、あっという間に読了した。みんなが言ってる通り複雑な読後感があるね。
859 :
無名草子さん:2007/05/22(火) 00:33:32
読売新聞連載を読むと、
沢木も終わった感がするのは、俺だけだろうか?
>>859 母のみならず自分にも関係を迫ってきたDQN継父から逃れるため
家を出ようとした女子高生が
妹に「一緒に逃げよう」と声を掛けて、その妹が断った理由が
既に継父のお手付きだったからっていうのが・・・
ノンフィクションの作家としてはそれなりの地位と名声を得たが、
元々小説家志望だったから、六十を前にして若い頃の夢に再チャレンジってとこなんだろうか?
というより、もう若いギラギラしたようなノンフィクションが書けない年齢だってことじゃないのか。
図書館に「ラストファイト」が置いてあって早速借りた
「彼らの流儀」と「246」は重複する話が多い
このスレは『檀』あまり人気無いのか?
バーボンストリートや深夜特急が(ある意味)異様に気合が入ってて
読むのにちょっと心の準備が必要だった(つまらないという意味ではない)のに、
檀は(内容がそこそこ深刻なわりには)わりと気軽に読める。
沢木自身、あまり肩に力を入れなくてもリズムを持続させることができるようになった感じ。
まあ『血の味』でそのへんがどうなってるかは未読だから分からないけど...
まあ「異様に気合いの入っている」沢木も嫌いじゃないけど。
山口瞳『迷惑紀行』新潮文庫版で「山口瞳総論」とも言うべき
長大な解説を書いてしまったりとか。
檀や凍も好きですよ
『凍』も面白そうですね。
『檀』みたいな読みやすい文体のノンフィクションっていうのも悪くないかも。
深夜特急(ちょっと中だるみした)や血の味・檀もよかったけど今の所凍が一番好きだな〜
深夜特急はマカオ編の異様なハイテンション→タイ・マレー半島での脱力だからな...
盛り返すはずのインド編は一部冒頭部分に奪われてるし...
早く声が出るようになって終わってくれないかなぁ
深夜特急、初めて読んだ時は忙しくて余裕がなくて、内容よく覚えて
なかったけど、マカオの大小賭博だけは印象に残った。
ハイテンションだったもんね。沢木さんは博打弱そうですね。
246 ってどうなん?
874 :
無名草子さん:2007/07/03(火) 07:53:48
1号線を北上せよを読んだ
フォーの相場40円を80円と言われ
怒るシーンや
ホテルに届いたFAX料金に抗議するシーンに
辟易したな。
あんた金持ちですやん ベトナムのおばちゃんに
40円高くお金はらってやってもいいですやん
ケチか
>>873 いいよ。ここ数年の最新作とか読むより良い。
一番油ののってるころのもんだから。
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(l||l´д`):::
/⌒ 丶' ⌒):::nopuroburemu
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878 :
無名草子さん:2007/07/04(水) 00:49:14
また夏の100冊に深夜特急入ってたよ。いい加減しろよ。もう読んだよ。新潮はあれか?一家に一冊深夜特急でも目指してんのか?ホテルの聖書じゃねえんだからよ。いい加減にしろよ。マジで。
(なんで怒ってんだろう、こいつ・・・・w)
>>878 / ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) <何わかった風な事ほざいてんだこら
. | (__人__)____
| ` ⌒/ ─' 'ー\
. | /( ○) (○)\
. ヽ / ⌒(n_人__)⌒ \ そういう問題じゃないだうぐぐぐ むふっ むふっ
ヽ |、 ( ヨ |
/ `ー─− 厂 /
| 、 _ __,,/ \
882 :
874:2007/07/05(木) 00:13:16
だって俺、わかってんだもん。しょうがねーじゃん。
883 :
878:2007/07/05(木) 00:14:18
まちがえた、878な。
>>875 873です。
さんきゅ。ちょっと買ってみようっと。
>>872 あまりやらないだけで、博才自体はかなりあると思う。
知り合いの編集者に買ってもらった(よく分からないはずの)地方競馬で万馬券当てたり...
>(よく分からないはずの)地方競馬で万馬券当てたり
そういうのは普通ビギナーズラックという。
∧_∧:::
(l||l´д`)::: dousiyo
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他にもパチンコで煙草をたくさんゲットして
同僚に売りつけたりとか(バーボンストリートより)。
889 :
無名草子さん:2007/07/15(日) 22:44:57
沢木ケチ太郎でいいのにな ペンネーム。
「吝嗇」日本語をこの人の本読んではじめて知った
>>872 香港からきた姉妹が店員の言いなりにかけて大勝しただけで
「あの二人はプロだったのか、水商売か」って
自分が負けたのが余程悔しかったのかなとは思った。
>>890 私も。
>>848 学生が一番その後のダメージ少ないな。
帰ってきた途端就職バブルが終わってたとかいえばダメージだけど。
>>856 今の生活を失っても構わないんなら行けばいい。
深夜特急といい、一瞬の夏といい、「先行投資」をここまでするライターは
もう現れないだろうな...
>>894 >>「先行投資」をここまでするライターは
もう現れないだろうな...
お前馬鹿じゃねーのかw
遊んでただけじゃんww
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897 :
無名草子さん:2007/07/16(月) 22:15:59
沢木ケチ太郎
>>894 >>「先行投資」をここまでするライターは
もう現れないだろうな...
お前馬鹿じゃねーのかw
遊んでただけじゃんww
「沢木耕太郎が好きな奴は信用出来る」と言っていた人がいたが、俺はかなり人格的に問題がある
ので非常に申し訳なく思ってしまう。
「沢木耕太郎が好きな奴は信用出来る」って言う人のほうがどうかと思うが。
動物好きは善人レベルじゃん。
あんな独特すぎる文章が書けるなら人格なんてどうでもいい。
同じく独特すぎる音楽を作ったセロニアス・モンクが善人だったとは思えないし。
↑きみはもう少し読解力を養え。
「沢木の」人格の話じゃないから。
でも、「人格的に問題にある人間」に好かれる人間っていうのも
(本人の責任じゃないとしても)あまり良い感じじゃないし。
だから何の話をして(ry
ワロタw
>>894 >>「先行投資」をここまでするライターは
もう現れないだろうな...
お前馬鹿じゃねーのかw
遊んでただけじゃんww
907 :
無名草子さん:2007/07/18(水) 22:14:45
沢木ケチ太郎
908 :
無名草子さん:2007/07/19(木) 03:36:58
>>894 あれって月刊誌?かなんかと契約してあった旅だったはすだよ。
遊んでただけじゃんwwと書いてる馬鹿にも呆れるが…
一瞬の夏もか?
たかが取材対象の為にによくあそこまで尽力できるよ。
深夜特急の旅が契約?
昔、出版社でバイトしてたとき、沢木さんに原稿貰いに行った事がある。
俺みたいな当時若造のアルバイト相手でも、とても丁寧に接してくれて感激した記憶がある。
でも、沢木さんのサイン会で並ぶファンの一部には、ちとクレージーな人がちらほらいるのは確かかも・・・
本人は(作家という職業の割には)非常にまともな人だった。
>>908 「深夜特急」は旅から執筆まで約10年のブランクがある。
旅のときにつけていたノートや行った先でもらったものや日本にいる友達にあてた手紙から
当時の旅のことを思い出して書いたそうだけど。ちなみに、「産経新聞」での連載。
旅先で写真は撮っていたものの現像はされてないで長らく放置していたが、
2001年だったかに世田谷での企画展で初めて公開された。
913 :
無名草子さん:2007/07/25(水) 10:20:45
今の若者にこれ薦めたら楽しめるかな?
今度息子(19)に成人祝いにプレゼントしようかと思ってるんだけど
そういう話じゃないと思うんだけど。
916 :
無名草子さん:2007/07/26(木) 02:47:03
しかし沢木ヲタは本当に気色悪いな
917 :
無名草子さん:2007/07/26(木) 08:55:01
ヲタってより信者だよな
918 :
無名草子さん:2007/07/26(木) 09:48:07
>>912 原型、パイロット版みたいなものはあんなに長い旅じゃないから。
ヲタ共は沢木作品が好きなのではなく、深夜特急しか興味のない奴らだからね
旅しか取り柄のないキモい旅ヲタ
920 :
無名草子さん:2007/07/26(木) 13:21:14
旅が出来ないくせに愚痴るんじゃないわよ
文章がわからないくせに愚痴るんじゃないわよ
922 :
無名草子さん:2007/07/27(金) 16:28:25
文字ヲタ、文学ヲタのポテンシャルの低さを垣間見たw
文字ヲタって何?
沢木さんって総合格闘技なんかについてはどう思ってるのかなあ。うろ覚えだけど、深夜特急でタイに行ってムエタイ観た時、ボクシングに
比べて偶然の入る余地が多いとかなんとか書いてた気がするから、あんまり興味ないのかなあ。
昨日深夜特急のDVD 初めて見たら本編終了後に沢木さんのインタビューが収録されてた。確かビデオにはなかったと思うんだが。得した気分だった。
926 :
無名草子さん:2007/08/01(水) 11:28:43
DVDっていくら?普通にHMVとかに行けばあるかな?
927 :
246:2007/08/01(水) 15:10:48
『一号線を北上せよ』は講談社の活字がねぇ…。やっぱ新潮社から出してほしかったな
にわか丸出しのこだわり乙w
926さん 深夜特急のDVDはGEOに置いてあったよ。TSUTAYAとかでわりとビデオはあるけどDVDは初めてみた。買ったらいくらなのかは悪いけどわからないわ。
高校の頃から沢木さんの本読んでいるけれど
こんなスレがあったなんて気づかなかった・・・。
まあ別に盛り上がってもないし。
新聞連載もつまんないし。
>>931 確かにつまんないときもある。
一人の台詞が2ヶ月間もかかるとうんざりするよね。
933 :
無名草子さん:2007/08/09(木) 22:41:19
嫌いじゃないがちょっとカッコつけすぎ
>>931 新聞連載を読んだわけではないが、
あの無茶苦茶息の長い文章は「連載」には向いていないのではないかと。
ブルックナーやマーラーの交響曲を数分単位で細切れにしても面白くないのと同じこと。
>>924 ショー的な要素が濃いプロレスをあまり好まなかったから、総合格闘技は言わずもがな、かも。
でも相撲は嫌いじゃないみたいだね。
バーボンストリートの貴ノ花のエピソードなんていつ思い出しても笑ってしまう。
それも先代だからなあ。
注釈なきゃ相撲知らない人はわかんないぞ。
横綱の方は「貴乃花」だから。
総合格闘技とかK−1とかってボクシングみたいに一戦一戦に人生が係ってるカンジじゃないからね。
プロレスと格闘技のいいとこどりっていうか。
興行システムはプロレス、で、試合自体は真剣勝負の格闘技。
>>938 だからそんなの相撲知らなきゃわかんないってw
わかったわかった
この人の娘さんアニメ雑誌のフリーライターやっているんだってね
俺の中では娘さんが小学校6年生って情報でストップしてたから驚いたw
945 :
無名草子さん:2007/08/19(日) 01:05:16
ttp://www.tbs.co.jp/radio/topics/200708/002001080700.html 沢木耕太郎〜真夏の夜の夢 一夜かぎりのスペシャル・プログラム!
放送日:2007年8月19日(日)放送時間:深夜1時00分〜4時00分
TBSラジオが贈る2007年夏の、一夜かぎりのスペシャル・プログラム
8月19日(日)深夜1時からお送りするスペシャル生番組、「沢木耕太郎〜真夏の夜の夢」.
作家・沢木耕太郎が真夏の深夜に生放送で登場します。
「熱い真夏の夜、一夜かぎりの特別な時間を届けたい」という
沢木氏の想いから、この番組とタイトルが生まれました。
「真夏の夜に、僕は人生について大いに語ろうと思う」と沢木氏。
今回、沢木氏は、人生という旅について、個人的な想いを語り尽くします。
また、今回はさらに特別に、2人の「沢木氏の友」が登場します。
瀬戸内寂聴氏と、井上陽水氏。
3時間の生番組の中に特別にインサートされる、
「沢木耕太郎vs瀬戸内寂聴」「沢木耕太郎vs井上陽水」というスペシャル対談。
どんな雑誌でもテレビでも実現不可能なこの豪華な顔合わせが、今回実現。
音楽好きな沢木氏。その軽妙なトークのバックを奏でる多彩な音楽も、この番組の個性のひとつです。
1960年代のロックから21世紀のエレクトロニカまで、スタンダードなジャズから歌謡曲まで。
クール、かつ、ポップ、とんがっていて、ピースフル、そんな3時間のサウンド・ジャーニー。
DJ沢木耕太郎による3時間の「言葉と音楽の旅」。さぁ、その旅へ、ご一緒に!
番組へのメッセージをお待ちしています。メールかファックスで気軽にどうぞ!
◆メールアドレス・・・
[email protected] ◆ファックス 03-5562-9540
nice
テヘランだったかな?懐中時計買ったのは。
さぞかし美しい時計なんだろうなぁ。見てみたいよ。
948 :
無名草子さん:2007/08/20(月) 23:30:46
あの懐中時計はあの骨董屋のおじいちゃんが若いときに奥さんにプレゼントしたもので、
奥さんが死んで、生きる希望を無くしたおじいちゃんがこれはと認めた人物にだけ売ろうと思って置いていたものだと予想。
>>945 その割りに沢木が音楽について語ってるのはあまり読んで無いようなが気がする。
>>947 数年前に世田谷で開かれた企画展では、あの懐中時計が展示されてたよ。
秒針がはずれてたものの、本当に綺麗なものだった。
現物を目の当たりにしたときに、すごく不思議な気持ちなったよ。
まだなくさずに沢木さんは持ってると思うけど。
953 :
無名草子さん:2007/08/23(木) 00:01:45
>>951 GJありがとうございます
今井上陽水との対談きいてるんだけど沢木さん、これホモじゃないかな
あーすごくホモっぽい。
尾崎豊と同じ誕生日なんだな。。。
951さんありがとうございます!
瀬戸内はどうでもよかった。なんか、こう、瀬戸内の「私は特別」感が嫌いだw
画家の未亡人から、「ベニスへ行きなさい」と言われて結局スルーした
けど、本心は、ホモじゃないんだから美しい少年なんて興味ねえよ!
みたいな感じで最初から行く気なかったんじゃないのかな?w
いやぁ、ホモじゃないかな。マジで。
960 :
無名草子さん:2007/08/29(水) 21:30:11
ここでレスするバックパッカーどもがキモい
死ねよ
まあ「題材」にしか興味の無い人間は理解できないな。
自分は正直「ユーラシアを股にかけた貧乏旅行」とか
「落ちぶれた元チャンピオンが復活に向けて悪戦苦闘」とか
そんな題材は沢木以外の誰が書いても読まなかったと思う。
表現の一つ一つは結構情念過多でこってりしてるのに
テキスト全体は異常に流れが良いあの文体を読むべき作家なんだから...
バックパッカーどもは文章を楽しむではなく、沢木の存在そのものを祭り上げて崇拝してるからなぁ
確かにキモいな
そうそう、それが言いたかった。
あの連中は沢木が私淑してた山口瞳や山本周五郎、向田邦子なんか一生読まないだろうな。
まあそういうアホどもを「顧客」にするのもなかなか上手い商業戦略だとは思うけどな。
似たような位置にある海老沢泰久が直木賞とってもイマイチマイナーなことを考えれば...
>似たような位置にある海老沢泰久
下手な「純文学作家」を寄せ付けない強力な文体の持ち主なのに、
ノンフィクション畑だから低く見られているという意味で。
966 :
無名草子さん:2007/08/30(木) 21:44:25
まぁバックバカーの沢木崇拝はいいのだが、このスレで信仰するなって事
チラシの裏にでも書いてろ
967 :
無名草子さん:2007/08/31(金) 00:10:30
あーん、ラジオやってたの?知らなかったよ。
このスレ定期的に見とくべきだった。
どんな放送だったの?親切な人、教えてお願い!
968 :
無名草子さん:2007/08/31(金) 00:27:20
劇的紀行深夜特急の大沢たかお、沢木氏のイメージにピッタリだね
自分もアジア横断した時、彼に憧れ同じ行動したなぁ
この本の中によく出る、パンにハムとチーズ、ワイン、林檎、こんな
お金を節約する為の粗末と言ってもいい食事が何故だか物凄く美味しそうに感じた。旅に出てる訳でもないのに真似をして食べたくなったw
970 :
無名草子さん:2007/08/31(金) 20:27:01
俺は「一瞬の夏」「深夜特急」の沢木より
「テロルの決算」「危機の宰相」の道を歩んでほしかった。
日本版ボブ・ウッドワードが生まれたのにと思う。
確かに「一瞬」も「深夜」もいい。しかしその路線での
以後の作品はこの二つを超えられない。
確かに「テロル」も「危機」もいい。しかしその路線での
以後の作品はこの二つを超えられない。
って展開になってるだけだよ。
ていうか、「一瞬の夏」「深夜特急」の道も、特に歩んでないと思うが。
最近はまた別の世界に行ってるしね。
973 :
970:2007/09/01(土) 15:56:32
>>971 「テロル」「危機」の路線は年取っても書けるから、
見込みあると思うのですが。
「深夜」の道は「墜落」や「一号線」で無残を
さらしている。「一瞬」は後のカシアス内藤の写真
集でがっくしした。カテゴリーとしては「無名」も
ここに入るかと。
「246」を見ると「血の味」はずいぶん前から取組んで
いたことがわかる。「血の味」や読売新聞連載あたり
が作家本人の志向なんだろうが、自分はそんな沢木は
魅力的に見えない。
974 :
無名草子さん:2007/09/02(日) 18:21:27
編集者の新井氏が時々持ち上げてるように
彼は「ここではないどこか」を探し続けてる人なんでしょう
いい商売だよな、まったく
975 :
無名草子さん:2007/09/03(月) 12:43:54 BE:1071306959-2BP(0)
なつかしいな・・・
元彼がこれ読んでた
>>973 元々は小説を書きたかったけど、無名だった若いころはそれでやっていける自信がなかったから
「仕方ないから」ノンフィクションを書くようになったんじゃなかろうか。
ある程度地位が安定して年を取って、本来やりたかったことをやっている希ガス。
それが読者に受ける受けない、売れる売れない別にして。
喫茶店で彼女?と喋ってたら近くの席のオッサンの声が大きいのに内容が面白くて
会話に集中できなくなって、どこのどいつだと思ってそのオッサンの顔をみたら
「和田誠の描く似顔絵にそっくりなところの丸谷才一だった」ってネタにはかなり笑ったが、
丸谷がそれをすぐさまエッセイのネタにしたのにはもっと笑った。
他に、「奇妙なワシ」も丸谷がネタにしてる。
よく考えたら講談社エッセイ賞の選考委員の一人が丸谷だったんだよな。
推薦したのは山口瞳だけど。